65 :
昔の名無しで出ています:
この決戦大会で準優勝のピンクは当初全く期待されず、数ヵ月後の8月という
中途半端な時期にばたばたとデビューさせられた。にもかかわらずインパクト
のある振リ付けが話題になりレコードセールスにも火がついて、年末にはまさか
の新人賞受賞。その後あれよあれよという間に日本中をブームに巻き込んだ。
それに比べて20社近いスカウトマンのプラカードageを受けて優勝の清水は
デビューに向けて何度も何度も作戦会議が開かれ、一年近くかけて入念な準備が
なされた後鳴り物入りでデビューするも、世間は既にピンクレディーブームの真
っ只中。新人としては健闘したものの程なく歌手としては伸び悩み、期待された
レコ大の新人賞も僅差で逃すことに。
「もう少し彼女を雑に扱って、少なくともピンクレディー旋風に吹き飛ばされる
前にデビューさせていたら・・デビュー曲はもっと売れたはず」とは阿久悠の言葉。
「スカウトして下さった事務所やスタッフの方々に申し訳なかった」とは後年の彼女の言葉。
人生ってわかんないね。