1 :
ベストヒット名無しさん :
2010/10/17(日) 03:31:58 ID:9qDFxBba ロックンロール誕生以前の古き良き時代の歌、名だたるソングライターたちによる想像力に溢れた、気品ある歌について語ります。
アービング・バーリン、ジェローム・カーン、ガーシュイン兄弟、コール・ポーター、ロジャース=ハート、デューク・エリントン、ホーギー・カーマイケル…。 まだまだいます。俺のアイドルたち。今も愛してるよー。
3 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/19(火) 01:08:15 ID:4WG1EvNP
Shine on harvest moon 秋の歌です。 かなり古い歌で、作者も知りませんがキレてます。前半、別のキーで入ります。へんてこになりそうで少しもへんてこじゃない。名歌ですね。 ローズマリー・クルーニーでしか聴いたことないです。残念。
4 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/20(水) 04:15:05 ID:DqXB3soM
こ、これは。。。。 良スレの予感!!!
5 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/21(木) 01:35:12 ID:WhlevbhY
コンポーザーが多すぎ ヘッドのアービング・バーリンだけで、スレが多いのに・・・・ ユダヤ人のアービング・ベルリンの作曲といえば、 数ある中で、あのホワイト・クリスマスは不滅 ロイドメガネが合っているコンポーザー
6 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/21(木) 12:38:10 ID:c5A1kSoT
White Christmas 暖かく、清楚、少し宗教色も感じられますね。バーリンは作詞も自分でやります。 名曲には違いないが、この歌が史上最高と言われるほどレコードが売れたのには、戦争が関係してるような気がします。1942年ですね。
7 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/22(金) 12:27:31 ID:GV5oeC0F
You're getting to be a habit with me なんとまあ可愛らしい歌なんでしょう、という感じのハリー・ウォーレン=アル・デュービンによる作品です。名曲ぶってないところが好きだな。作者はトーキー初期の映画で活躍したチーム。 ペギー・リーの歌唱に頬が緩みます。
10 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/26(火) 07:07:31 ID:nm9mAZWY
ペギーリーはベニーグッドマン時代のがいいよ このCDがおすすめ Peggy Lee & Benny Goodman: The Complete Recordings 1941-1947
“The Complete”なんてすごそうだなと思たら、38曲なんですね。良さ気だ。 AmazonとYouTubeで環境は各段に良くなりましたね。「ウソだろw」と思うような古い音源や映像にふれることができるようになりました。
12 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/26(火) 20:36:19 ID:lh/46C33
えらい直球勝負ですね。 妙にジャズっぽくせず、あくまで自分流にしてて潔い。 最初のは自作曲でしょうか。3曲目ははじまり耳を疑ったw
15 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/27(水) 16:42:06 ID:9NuRmcdM
この時代って歌も演奏もまじで上手いよね。 ロックが音楽産業にアマチュアリズムを持ち込む前の ほんとうにプロフェッショナルな時代。シャイン・オン〜は名曲だね。 おれはテキサスのブルースマン、マンス・リプスコムの演奏で知った。 古いカントリー・ソングとの解説があったと思う。もうこういった曲を 書ける人はいないだろう。ポーターだとI concentrate on you, Lets face the music and dance なんかが好きだな。
>>14 ほう…。やるな…。
>>15 Let's face はコールの作品ではないです。アービング・バーリンがアステア=ロジャース映画のために書いたものです。作者など関係なく良いものは良いのでどうでもいいっちゃいいことです。
「携帯電話では見れません」(T_T) 最後のだけ関連動画で聴けました。カントリー風なんですね。ロック系の人がやるとカラッとした感じになります。水気が少なくなるというか。 ジョージについてはほとんど知らないんですが、むかしニーナ・シモンのHere comes the sunを聴いたとき「おい! ビートルズより良いじゃねえか」と思ったものです。
24 :
ベストヒット名無しさん :2010/10/31(日) 18:52:12 ID:thtRFDR5
みんなかなり本気なんですね。 再評価は結構なことなんですが、本来創才のある人がこの種の企画をやるときは「ブレイクタイム」の意味合いが多少はあると思います。 なかには会社から「こういうのが流行りだからやってくれ。創作の苦しみもいらないし」 と言われて嫌々やった、なんてのもあるかも知れないですね。
Wait till you see her リチャード・ロジャース(曲)とロレンツ・ハート(詞)の名チームによる作品です。
「彼女を見るまで、笑い声を聞くまで待ってくれよ…」
と夢中になっている彼女の素晴らしさを友人に聞かせる歌です。純粋で、無邪気で、愚かで…ほろりときます。
ロジャース=ハートの作品には、どこかしら寂しさとか切なさが漂っている感じがします。
ハートの破滅的な人生を重ねると余計純情な気持ちになるな…。
http://www.youtube.com/watch?v=i1HkZfNMNng&sns=em
26 :
ベストヒット名無しさん :2010/11/02(火) 01:45:57 ID:wyfLv/VW
コールの初期作品です。 可愛いけども完璧という感じの歌。 最後のThat nobody else could do が効いてますね。 シナトラ人気ありますね。良いもの残してます。私はもう少しミッド・テンポのほうが好きかな。
30 :
ベストヒット名無しさん :2010/11/03(水) 15:14:00 ID:l1IJtMme
ホーギー・カーマイケルとジョニー・マーサーの作品ですね。 空飛ぶひばりにどこか美しいところに連れて行ってくださいという牧歌的な歌です。私も好きです。 聴けないんです。携帯だめ。マキシン・サリバンて最近知りました。くせのない軽やかな声、歌ですぐ気に入りました。品がありますね。 レコードなんかマニアに高値で取り引きされてそう。
Hit me with a hot note デューク・エリントンの作品です。作詞ドン・ジョージ。
彼はティン・パン・アレイやブロードウェイのソングライターとは違います。ジャズ・バンドのリーダー、ピアニストです。
彼がバンドのオリジナル・ナンバーとして作った曲のメロディーがあまりにも素晴らしかったため、その多くに後から歌詞が付けられました。素晴らしいメロディーは歌詞をつけて歌いたくなるのが人情です。
これは私の大好きだった歌ですね。アルバム持ってたんですけど実演がみれるとは。
この黒い光沢のあるメロディー…たまんないですわ。
http://www.youtube.com/watch?v=7h-0Pr_J3DI&sns=em
Sleepy time gal 4人が作家としてクレジットされていますが、なかでもリチャード・A・ホワイティングという人はキレます。
転調して少し歌いにくい音程になっている Before each silvery starのくだりは彼のやり口です。
20年代的な軽さ。「昼を夜に変えてしまう」遊び女に、男が覚めた感じのお茶目な言い回しでいさめます。
歌手マーガレット・ホワイティングは作家の娘さんです。
http://www.youtube.com/watch?v=PCqRKUIf5Ys&sns=em
いや「夜を昼に変えてしまう」んでした。間違い。
>>20 トット・テイラーはモロだけど他にはプリファブ・スプラウト、スミス、なんかも
この時代の影響を受けている。
40 :
ベストヒット名無しさん :2011/01/30(日) 10:26:47 ID:Z0qikPSX
日本だと細野さんだよね
晴臣だね
42 :
ベストヒット名無しさん :2012/08/26(日) 07:27:51.14 ID:bRmMcZfD
ポーターの代表曲「ビギン・ザ・ビギン」は20世紀を代表する名曲の一つだと思う。 「マイ・フェア・レディ」の中の「君住む街で」は、この曲にインスパイアされたのでは と思っている。(もちろん盗作ではない) また、日本の曲でも橋幸夫の「雨の中の二人」は、イントロのフレーズがこの曲のイントロに 似ている。編曲者は明らかにヒントを得ていると思う。 名曲の陰に「ビギン・ザ・ビギン」ありということ。 真の名曲は常に後続の音楽家に影響を与えてしまうのだ。
43 :
ベストヒット名無しさん :2012/08/26(日) 07:50:24.23 ID:bRmMcZfD
>>15 >ロックが音楽産業にアマチュアリズムを持ち込む前のほんとうにプロフェッショナルな時代
その結果として、今の音楽業界の惨状がある。だが、そろそろ時代は反転しそうな気がする。
ビートルズの圧倒的な成功は、作詞・作曲・演奏・歌唱のすべてを自己完結的に行ったからで、
このビジネスモデルを真似て音楽業界は盛り上がったが、もう30年くらい大スターが生まれ
ていないし、作品もゴミだらけw
1964年以前に戻って、昔のように分業体制に戻った方がいいだろう。
また、作品に「メッセージ」とか「コンセプト」などという「言語表現に過度に依存する」傾向が
生まれたのも、セールスの中心がシングルからアルバムに変わったことによる弊害だった。
今やインターネットの時代になって、作品を単発で購入する方向にきているのだから、言語表現
より音楽自体の魅力で聴かせる方向に変えるべきだろう。
音楽の神髄は言葉を越えたところにある。「嫌いと言っているけど本当は好きなんだろ?」と誰にも
感じ取らせることができるのが本当の音楽。この意味で、「言語表現にほぼ99%依存する」ラップは、
音楽ではなく、「演芸」の一種だろう。
「お前が嫌いだ!」と絶叫し続けて、「コイツ、本当は好きなんだな」と思わせるラップが
出現したら、ラップを音楽と認めてやってもいい。しかし、橋田寿賀子と同じで、過剰に「説明」すること
しかできないのがラップなので、それはあり得ないwww
ラップの出現は、「音楽が『反音楽』にまで堕落したことの証明」だった。
こういう馬鹿な懐古厨のせいでスレが廃れたな 音楽の現状を呪詛しなくたってコール・ポーターを楽しめるはずなのに
45 :
ベストヒット名無しさん :2015/02/21(土) 14:56:41.24 ID:tGKiUjju
最近、車のCMでフリオのビギンザビギンが流れてて懐かしいなと思い youtube行って改めて見たら、あの時代ババア共があんなに熱狂してたのは ラテンのスケベ丸出しのフリオが男前だったからなんだな、声もいいのかも知らんけどw で、作曲者見たらジャズのスタンダードで度々お目にかかるこの人。 あーあの曲もこの曲もこの人だったのかと
46 :
ベストヒット名無しさん :
2015/02/21(土) 15:11:44.29 ID:tGKiUjju