映画観たけどドラマとは全く別物だった。全く感動しなかったよ。
映画ではリアリティ出そうとして逆にリアル感を喪失しているというか。
あと希和子の逃走シーンにスリルがないよね。
尺の長さが違うかも知れないけど、映画は蛇足な部分が多いから言い訳にならない。
劇団ひとりとのラブシーンだとか希和子の大阪のラブホテルでの
授乳シーンとか。写真館もホラーっぽい演出でなんじゃそりゃ、と思った。
エンジェルの家での薫の成長ぶりが描かれてないから時間軸の把握
が困難。
小豆島ではそうめん工場の技術指導のシーンとか歌舞伎とかどうでもいい場面が多すぎ。
ドラマ版ではいつも傍に薫がいて母娘の仲睦まじさを端的に表現してるのに。
天使の散歩道とか、母娘でお風呂入って「お猿のかごや」を歌ってたり、寝る前に本読んであげたり。
映画版は脚本がブレてるんだよな。主役が希和子なのか恵理菜なのかハッキリしない。
その証拠に本来は助演なのに主演女優賞を永作が受賞したりしてるのでもわかる。
小豆島の美しい光景もドラマ版の圧勝。映画版に期待した私が馬鹿だった。