236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
荒らしについては
>>115-117だそうです。
粘着な人がいて自分でやらずに荒らし要請しにいってるみたいですね。
10月2日(157回)
春樹はひとり、東京へ戻り、蘭子の店を訪れた。修三も来ている。店の借金も何とかなりそうだという話をしている。
そこへ、綾が、たくさんの荷物を背負った担ぎ屋の女たちを引き連れて、やってくる。一個50円で荷物を置かせてほしいというのだ。
その女たちのたくましさに、驚く修三と春樹。春樹は、志摩で美村礼二を見かけたと修三に話す。ついたての裏で、その話が耳に入る綾。
役所の広報室。勝則が部下たちと忙しそうに働いている。印刷所がストライキをしている、ということで、騒然となった広報室の者たちは、
勝則も含めて全員が出かけて広報室には誰もいない。そこへ、二時に勝則と会う約束をしていた春樹がやってくる。
春樹は、広報室で勝則を待つ。・・・時刻は五時四十分、春樹はひとり、広報室で夕焼けを眺めている。勝則が帰ってくる。
この広報誌は自分の自信作だと見せる勝則。「君にはこういうものがあるか?」
自分は地位も、実績も、真知子も失いたくない、真知子は君に渡さない、という勝則。
真知子さんは、あなたの人生を彩る勲章じゃない、彼女の幸せを願う気持ちは誰にも負けない、という春樹。
蘭子の店の前。「泊まっていけばいいのに・・・」帰ろうとする綾に蘭子が声をかける。
「離れっぱなしの影法師、見つけたら会いにいく?」蘭子に聞く綾。
「どうもしないわ。あなたなら?」綾に聞く蘭子。
「会いに行ってみようかな。今度こそ、しっかり捕まえて。・・・冗談よ」そういって帰っていく綾。
157回終わり。
10月3日(158回)
春樹と修三が、雑炊屋に来ている。名古屋での就職を考えていると言う春樹。
修三は志摩へ、美村礼二のことを確かめに行ってくるという。
そのころ、志摩では、真知子が一人きれいな自然の景色の中を歩いていた。そこへ、分教場の子供たちと先生がスケッチに来る。
おなかの大きい女教師は、来月が出産予定だという。真知子の足元に、女の子の帽子が飛んでくる。それを拾って手渡す真知子。
その女の子は、貝殻のネックレスをしている。真知子がネックレスに触れようとすると、振り払う女の子。
その顔は・・・視聴者にはおなじみの蘭子の娘、千枝子。しかし、真知子は千枝子を知らない。千枝子は、「里子」と呼ばれているらしい。
さて、別の子供が転んで泣き出し、真知子が負ぶって分教場までつれて帰ることになる。
分教場の教室に入り、オルガンを弾き始める真知子。入り口で、そっとのぞいている少女、里子。真知子が気づくと、逃げていく。
教員室で、表に出ようとしない悠起枝のことで、草薙校長に相談する真知子。
悠起枝の気持ちの傷は、自分で治すしかない、誰にも代わってやることはできないのだ、と真知子に言う草薙校長。
翌日、磯島医院の悠起枝の病室にやってきた、草薙校長。「意地の張り方間違えると、苦労が増える。気をつけんと」と、諭される悠起枝。
真知子が「みなとや」商店に来ていると、松葉杖をついた悠起枝が、やってくる。「少しずつ鍛えないとね」明るい表情になった悠起枝。
分教場のオルガンの上に置いてあったという、大きな貝殻を手渡す悠起枝。それは、里子から真知子への贈り物だった。
158回終わり
10月4日(159回)
就職を求めて名古屋にやってきた春樹。浪漫タイムス出版社をやめていく従業員の男と、編集長にかち合う。
捨て台詞を吐いて、去っていく男。向かいの食堂できしめんを食べながら、天馬編集長に雇ってほしいと、頼む春樹。
今夜、7時までにひとつ広告を取ってきたら雇ってやろうという編集長。
見知らぬ土地で、春樹の話を聞いてくれる者はなく、困り果てていると、食堂の主人が那古野旅館の女将に頼んでみたら、と言ってくれる。
那古野旅館の女将は、心当たりを紹介してくれる。「六時。時間も遅れたらあかんよ」
食堂。編集長が、春樹を待っている。約束の時間が近づいているのに、春樹が戻ってこない。
そこへ、那古野旅館の女将が血相を変えて飛び込んでくる。ものすごく怒っている様子。紹介した所に時間になっても、春樹が現れない、というのだ。
やっと、戻ってくる春樹。何の言い訳もせず、「申し訳ございませんでした。道に迷ってしまって・・・」お辞儀をして、出て行く春樹。
食堂の裏から、那古野旅館の遊び人亭主が、女将が来ていることを知らずにこっそりやってくる。賭博をして、身ぐるみはがれて逃げ出してきたと、ばつが悪そうに言う。
たまたま通りかかった春樹を拝み倒して、一緒に逃げてもらった、と。
浪漫タイムス編集室に、春樹が「ご迷惑をおかけしました」と、荷物を手に出て行く。
「じゃあ、元気でな。また、どこかで出会うこともあるだろ」と、編集長。春樹が、浪漫タイムスを出て、廊下に出ると、天馬書房のドアを開けて編集長が顔を出す。
「こっちの試験はまだ済んどらん」
159回終わり
10月5日(160回)
志摩。悠起枝が外出しているときに、長島の使いの者が、悠起枝への見舞いだといって、風呂敷に包んだ札束を持ってきた。
真知子は、それをどうしたものかと相談するため、謙吾の役場にやってくる。折りしも修三も、美村礼二の消息を尋ねて、役場に来た。
修三は、自分がその札束を長島に返しに行くという。
名古屋。那古野旅館の向かいの質屋から、オカマの店主が出てきて、春樹がいつまで編集長のところで仕事を続けられるか賭けをしようと女将に言う。
食堂「尾張屋」では、春樹の就職を祝って、那古野旅館の女将のオゴリで、編集長たちがきしめんを食べている。
「あの女将は、性根の方は文句なしの天下一品だ」と、編集長。
那古野旅館の春樹の部屋。女将が春樹に「編集長のことをよろしゅうお願いします」と、手をついて頭を下げる。
「僕は、天馬さんという人に惹かれて、ここへきました。これからよろしくお願いします」春樹もまた、頭を下げる。
志摩。夜になって、修三が、長島を訪ねる。一膳飯屋で花札をしている長島。
「悠起枝さんがいただいたもの、お返しに上がりました」それから、美村礼二の消息を長島に尋ねる修三。しかし、知らないという長島。
突然、ドアを開けて真知子が入ってくる。「加瀬田さんが心配で・・・」
あわてて、真知子の手を引き、走って帰っていく修三。
磯島医院。診察室のベッドの上で寝ている真知子。修三のところへ来るときに、勇気づけに薬用アルコールを飲んだらしい。
「このお嬢さんは、時々、目の離せんことをするで・・・」と呆れ顔の医者。
「春樹君が好きになる気持ち、わかるような気がする・・・」大声で笑い出す修三。
160回終わり
あ、今日はもう時間がありません。どなたか、6日7日書ける方がいらしたらお願いします。
いらっしゃらないときは、また後日、書けたら書きます。(確約は出来ませんので、あしからず)
>>237-241 お疲れ様でした。申し訳ありませんがどなたか今日のあらすじを書いていただけませんか?