1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
やってよ
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/29(日) 16:46:01 ID:lBFieEtM
2
3 :
勃起バサラ:2005/05/29(日) 17:56:17 ID:RMAn4MKY
('A`)
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/29(日) 18:45:23 ID:UEDVZp3n
意味わかんねー
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/29(日) 20:18:02 ID:lBFieEtM
男子1番江口哲史 女子1番麻田玲子
男子2番小野考太郎 女子2番安生有希
男子3番笠井淳 女子3番飯島弥生
男子4番金丸博明 女子4番稲葉舞子
男子5番狩野伸太郎 女子5番大胡あすか
男子6番倉田直明 女子6番小川比呂
男子7番小塚崇史 女子7番小村飛鳥
男子8番島健一郎 女子8番清水信子
男子9番鈴木康二郎 女子9番杉田幸恵
男子10番園上征幸 女子10番田中奈穂佳
男子11番高木隼人 女子11番坪井典子
男子12番富山量太 女子12番中木原智美
男子13番中村真佐人 女子13番中澤雅子
男子14番長坂和晃 女子14番西尾浩美
男子15番丸山しゅう 女子15番姫野麻子
第7シリーズでいきます。だれかつくって
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/30(月) 21:00:15 ID:hTO8rqCc
しゅう むしーーーーーーむしーーーーーーーーわぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ1!!!
!!!!!!!!!!!
坂持金髪?だったけ?
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/30(月) 21:12:01 ID:hTO8rqCc
坂持金発でしょ
うらーーー!!!そこ私語すんじゃなーーい!!!!!
グサッ
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/31(火) 17:13:57 ID:8b/+6qNV
ーーーーーー終了ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、しょっぱなに死んだのは誰よ
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/01(水) 16:24:58 ID:gMsxaBA2
こうじろう
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/01(水) 16:33:29 ID:gMsxaBA2
だれかかけよ
13 :
しあ:2005/06/02(木) 22:48:42 ID:oOU4Jd1y
直最高だた
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/04(土) 13:58:40 ID:EHErF5KB
この作品ってモロ金八先生をパクりだね。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 18:23:37 ID:T9kMg1sb
丸山しゅう(桜中学3年B組15番)は教室のような場所で目を覚ました。
周りを見ると3Bでいつも同じ教室にいるクラスメイト達が眠っている様子だった。
しかし、みんなの首にはいつもの教室では絶対付けてはいないような首輪?の
ようなものがのぞけている。
しゅう「おい、舞子、おきろ!!」
しゅうは幼なじみの稲葉舞子(桜中学3年B組女子3番)を起こした。
舞子「う〜ん・・しゅう?ここどこ?」
舞子もここにいる理由はわからないらしい
そうしているとみんながぞろぞろおきだしてきた。
「う〜ん。。ここどこ〜?」
「何してたんだっけ??」
「ここ3Bの教室じゃないよねぇ?」
と、みんなが起きだした所に教室のドアがあいた。
ガラガラガラ
??「は〜い!!みなさん。よく眠れましたか〜」
せ、先生!?
みんなが一斉に騒ぎ始めた。そう、そこにいたのは自分達の担任坂本金八だった!
金八「は〜い。今日はみんなにちょっと殺し合いをしてもらいま〜す」
だれかがうっとうめいた。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 18:56:20 ID:MkjOQUNU
金八「みなさんは、今年のプログラムの対象クラスにえらばれました〜」
一同「は??」
哲史「先生、冗談はやめてください」
真佐人「せんせーーい!!いいから返してよーー。みたいテレビあんのに」
みんながざわざわしはじめた。
幸恵「この首輪何ですか?」
金八「はーい静にしなさーい。その首輪あんまりいじったら爆発するよ。」
首輪をいっじってた何人かはさっと手をどけて金八のほうを見た。
逆に首輪をさわったり、ほかの人の首輪を観察したり、みんなそれぞれだ。
男子5番の狩野伸太郎はいつもおちゃらけているが、なぜか今日は静かに金八
の話を聞いていた。
康二郎「いいよ、もう帰ろう。みんな。先生の冗談にはつきあえないよ」
康二郎にいわれて3Bsのみんなはドアに向かって歩き出し、外にでようとした。
金八「康二郎、本当に冗談ですまされると思うのか?」
康二郎「あーもういいよ。先生、バイバーーイ」
康二郎がドアに手を掛けた瞬間、パァンという音と共に康二郎の体がしゅっと、
床を滑るようにおちていった。
康二郎の頭に穴がポカンと開き、そこから血と一緒によくわからない液体がドロドロと
流れた。
その瞬間、みんなが一斉にドアに向かい逃げだそうとした。
金八がニヤリと笑った。
男子9番鈴木康二郎 死亡 (残り29人)
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 19:14:56 ID:MkjOQUNU
原作のキャラでいったらだれか
しゅう→七原
舞子→典子
サッチー→学級委員(内海幸枝)
哲史→元渕
真佐人→豊
伸太郎→桐山(あえて
玲子→光子
麻子→恵
和晃&孝太郎→優一郎&忠勝
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 19:55:39 ID:yLBDvzVl
金八と一緒に入ってきた兵士がドアに向かって銃を撃った。
しゅうは舞子を守るように舞子を銃からかばった。何人かは手や足にかすったが
だれも死ぬほどのきずはおってはいなかった。みんなは大人しく教室の中央に集まり
泣いている人もいれば、金八をじっとらんでいる人もいた。
金八「康二郎みたいに、あんまり反抗したら即あの世逝きだから、きをつけてくださ〜
い。な、やよ!」
いつも教室でニコニコしているやよも恐怖で顔が引きつっていた。
やよはさっと幸恵の後ろに隠れ、幸恵は金八をキッとにらんだ。
金八「まぁ、いいや。さ、説明続けま〜す」
金八「さっきもいったように、今日はこの場所でみんなに殺し合いをしてもらいま〜
す。ここは日本のどこかの島で、周囲は10キロくらいで、住民にはでていってもらってます」
以下省略
金八「さぁ、それでは、出発だ!男子1番からいきま〜す。1番は、哲史だなぁ、
哲史、準備は出来たか?」
哲史「は、はい」
金八「じゃあ、デイバックとりにきてくださ〜い」
哲史ははしってでていった。
しゅうは考えていた。殺し合いをするものなんかこのクラスにいるのだろうか。
もしいたとしたら、舞子を守る。
そうこうしているうちに、舞子の出発になった。
しゅうは舞子に西の神社で待ってる。とだけ伝えた。本当に舞子は自分を信じてじて
きてくれるのだろうか。
舞子はウン、とうなずいて静かにでていった。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 20:04:29 ID:yLBDvzVl
しゅうは、最後の男子としてでていった。
この島はどこなんだろう、などと考えていると、目の前の林がざわざわし、だれかが
飛び出してきた!
しゅうは、突然のことでびっくりしていると、飛び出してきた相手は笠井淳(男子3番)だった。
淳は、しゅうを見るなり、うわぁーーーーーといってどこかに逃げていった。
しゅうは、淳がいた林を見てみた。
なんと、そこにはちびあすがたおれていた。ゆすってもおきない。
しゅうは、目が開いていたちびあすの目をしめると、早々とあるきだした。
やる気になっている奴は、少なからず、一人はいるのだ。はやく舞子の所にいかなくては。
しゅうは、舞子の元へ急ぐように走っていった。
女子7番 小村飛鳥死亡 (残り28人)
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 20:26:13 ID:yLBDvzVl
女子9番杉田幸恵(学級委員)はデイバックの中身を確認していた。
「武器ってこれ?」
幸恵の武器はただのなんの変哲もないテニスボールだった。
「これで戦えっていうの?分け分かんない!!」
その時、後ろで人の影がした。
「だれ?出てきて。お願い。殺したりなんかしないわ!!」
「サッチー?」
「その声は、やよ?やよなの?」
「さーっちーー!!」
女子3番の飯島弥生だった。弥生は軽度の知的障害だ。いつもクラスで幸恵が世話を
していた。
「やよ、一緒にいってくれるよね」
「ウン。先生怖かった。」
「大丈夫、絶対このゲームから逃げ出してやるんだから、」
「まず、仲間を集めないと。」
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 20:57:47 ID:yLBDvzVl
ママイアヒー♪マイアフー♪マイアヒーマイアハァッハ♪
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/19(日) 13:27:56 ID:jkr+jnhB
おもしれーな
本気で続きが読みたい
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/29(水) 02:13:04 ID:fwyy/IHD
全然レスないね
だれか続きかけよ
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 16:54:57 ID:JecAkVCO
男子10番園上征幸は、耳の不自由な弟のことが気がかりだった。「こんな
ことしてる暇はない。弟の所へいかなくては。でもどうやってここから脱出
すればいいんだ・・・」征幸が右往左往していると、突然、頭に衝撃が走っ
た。振り向く間もなく、征幸は倒れた。「フッ。残念だな。弟の所へいけな
くて。3B'sと一緒にいればよかったものを。こういう時は単独行動は危険
だぜ。な、和晃。」征幸を殺したのは男子3番、小野孝太郎だった。男子14
番長坂和晃も一緒だった。二人にとってこれはれっきとしたゲーム。二人はそ
れを存分に楽しむつもりだった。その第一の標的とされた征幸は、孝太郎の武
器である金属バットによって、頭をかち割られたのであった。「孝太郎、次の
ターゲットを探しに行こう」孝太郎と和晃は新たな獲物を探しに歩き出した。
男子10番園上征幸死亡(残り27人)
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 18:47:42 ID:2W+h1zj2
女子6番小川比呂は、頭が混乱していた。「なんでこんな事になるのよ!」
さっきちびあすの死体をみてしまった。だれが殺ったなんてわからないけど、やる気に
なっている奴はいる!!比呂は仲良しの有希と智美をさがすことにした。
比呂は、30分ほど歩いたところの民家に隠れた。
「ふぅ。とりあえず殺したりはしないけど、武器を確認しよう」
比呂がバックに手をのばした瞬間、民家のドアが開いた!
ギィィ
(やばい!!だれ?だれよ?)
「そこにいるのは、比呂?」
れ、れいこ!
入ってきたのは麻田玲子だった。玲子とはあまりしゃべらないが、玲子はいつもツンとして
いてキツイイメージがある。信じられる人間ではないと、比呂は判別した。
「比呂、一緒に居てもイイ?」
あ、大丈夫・・。いいよ」
比呂はとっさに入れてしまった。しかし、それが間違いであった。
残り27人
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:03:34 ID:SUOvKo6Q
一方、女子10番田中奈穂佳は仲の良い祥恵と弥生を探していた。すると、茂み
の中に人影が見える。「誰?そこにいるのは誰なの?」奈穂佳は恐る恐る近づく。
その時だ。「来ないで!!」突然の大きな声と同時に、出刃包丁を持った女子
13番中澤雄子が飛び出してきた。普段は冗談をいってみんなを笑わす雄子だが
本来は気の小さい性格だった。「来ないで!来ると刺すわよ!」動転した雄子は
奈穂佳に包丁を向ける。「ウガ、落ち着いて!私殺したりしないよ!」奈穂佳の
声は、雄子には届かない。雄子は奈穂佳に飛び掛り、二人は包丁をお互いに掴んだ
ままもみ合いになり、そのまま地面へ倒れた。ブスッ!!二人が倒れた瞬間、鈍い
音がした。もみ合って倒れた際、不覚にも包丁は雄子の腹に刺さってしまったのだ。
「ウガ!しっかりして!」奈穂佳が必死で呼び起こすが、雄子は動かなかった。奈
穂佳はその場で泣き出してしまった。すると、背後から聞き覚えのある声がする。
「奈穂佳・・・」そこにいたのは祥恵と弥生だった。「サッチー、私、争ってるうち
に、ウガを刺しちゃった。そんなつもりなかったのに。どうしよう・・・」奈穂佳は
祥恵にしがみつき号泣していた。「奈穂佳、わかったよ。でもここにいたら危ないか
ら、私とヤヨと一緒に行こう」そういうと祥恵は奈穂佳と弥生を連れ、安全な場所を
目指してその場を去った。もう動かない雄子に後ろ髪を引かれながら・・・
13番中澤雄子死亡(残り26人)
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:25:38 ID:5SBWGKqe
一方、男子出席番号1番の江口哲史は一人で森の中を歩いていた。
普段がり勉とよばれる彼でさえ余裕でいられるはずが無かった。そ
こへ睡眠薬を持った7番の崇史が現れた。哲史は動揺しながらもい
った。「崇史、お前なら俺を殺さないよな?ここまで受験勉強して
きて全てが無駄になるのは死んでも死に切れないってことが分かる
だろ?」「それはどうかな。今の俺たちには他にもっとしなきゃな
らないことがあるとおもうけど。」崇史がそう言って哲史に睡眠薬
を飲ませようとした…その時!バーン!!という音とともに崇史が
倒れた。なんと、哲史は銃を持っていたのだ。
男子7番小塚崇史死亡(残り25人)
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:26:01 ID:xN+PHg8v
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:26:46 ID:xN+PHg8v
人死ぬのはやいyo
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:35:16 ID:xN+PHg8v
>>26の続き
「ねぇ、比呂の武器はなに?」
比呂はどきっとしたが、玲子の質問に答えるため、バックの中を確認した。
「こ、これみたい」
比呂の武器はおもちゃの様なちっちゃな銃だった。
玲子「これって、本物?」
「そ、そうじゃないかな?」
「ちょっとかしてよ比呂」
玲子は比呂から奪い取るような形で銃を取った
「あ、玲子!!」
玲子「これっておもちゃかもね、ちょっと試していい??」
「レ、玲子なにいってるのよ!!!!!!!」
「わたしは絶対生き残る!」
バァン
女子6番小川比呂死亡 残り24人
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:38:15 ID:xN+PHg8v
男子1番江口哲史 女子1番麻田玲子
男子2番小野考太郎 女子2番安生有希
男子3番笠井淳 女子3番飯島弥生
男子4番金丸博明 女子4番稲葉舞子
男子5番狩野伸太郎 女子5番大胡あすか
男子6番倉田直明 女子6番小川比呂×
男子7番小塚崇史× 女子7番小村飛鳥 ×
男子8番島健一郎 女子8番清水信子
男子9番鈴木康二郎× 女子9番杉田幸恵
男子10番園上征幸× 女子10番田中奈穂佳
男子11番高木隼人 女子11番坪井典子
男子12番富山量太 女子12番中木原智美
男子13番中村真佐人 女子13番中澤雅子×
男子14番長坂和晃 女子14番西尾浩美
男子15番丸山しゅう 女子15番姫野麻子
死亡者6人 残り24人です
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 21:53:43 ID:5SBWGKqe
横たわる比呂を尻目に玲子は一人で歩き出した。自分の武器と化した
比呂の銃を片手に…そこへ有希と智美が歩いてきた。
「あ、玲子!ねえ〜比呂探してんだけど知らない?」
ここは何としてでも隠し通さねばと思った玲子は嘘をついた。
「し…しらないわよ!!」
しかしあまりの動揺ぶりに不審に思ったギャル2人は更に玲子を
問い詰めた。
「本当に?何かものすごい顔色悪いよ?」
「知らないっていってるでしょ!…あっ!」
玲子は息を呑んだ。2人が民家に入っていったのだ!
「そっちには!」
もう玲子がそういったときには遅かった。
「玲子…あんた…」
玲子が逃げ出そうとした瞬間!!
−シュッ−
有希が放った手裏剣が玲子の首に刺さり、玲子はその場に倒れた。
女子1番麻田玲子死亡 残り23人
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 22:22:40 ID:xN+PHg8v
玲子は最後まで生き残るキャラだろ。。もったいない
やり直し!!!!!
他所でやれよ
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 22:30:54 ID:xN+PHg8v
横たわる比呂を尻目に玲子は一人で歩き出した。自分の武器と化した
比呂の銃を片手に…そこへ有希と智美が歩いてきた。
「あ、玲子!ねえ〜比呂探してんだけど知らない?」
ここは何としてでも隠し通さねばと思った玲子は嘘をついた。
「し…しらないわよ!!」
しかしあまりの動揺ぶりに不審に思ったギャル2人は更に玲子を
問い詰めた。
「本当に?何かものすごい顔色悪いよ?」
「知らないっていってるでしょ!…あっ!」
玲子は息を呑んだ。2人が民家に入っていったのだ!
「そっちには!」
もう玲子がそういったときには遅かった。
「玲子…あんた…」
「私が生き残るためなの、ゆるしてね二人とも」
玲子は智美を撃った
とっさに有希は玲子の弾が当たらない林の中に走った玲子は追いかけて何発も有希
めがけて撃ったが有希は走って逃げていった。
「いいわ。そのうちあんたも殺してあげる。」
女子12番中木原智美死亡 残り23人
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 22:39:20 ID:xN+PHg8v
午前6時 第1回放送
金八「あさの6時になりました〜。殺し合いは休憩して、みんな朝ご飯たべろよ〜
では、禁止エリアをいいま〜す。7時から、Hの5、8時からBの7、朝はこんだけだ〜。
それでは、昨日の夜から死んだ人を発表しま〜す。まず男子9番鈴木康二郎、女子
7番小村飛鳥、女子13番中澤雄子、男子10番園上政幸、男子7番小塚崇史、女子
12番中木原智美、いじょうで〜す。みんな友達が死んで悲しいかもしれないけど
元気だしてがんばれよ〜じゃまた12時に放送するからな〜ッブチ・・・」
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 23:55:45 ID:xN+PHg8v
もりあげてage
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/01(金) 03:56:10 ID:m/6MU3Td
書き直しされちゃったよ…何か全否定された気分…
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/01(金) 10:03:39 ID:6rob5mwy
女子4番稲葉舞子は、男子15番丸山しゅうに言われたとおり、西の神社にいた。
舞子は恐怖と不安でしゃがみこんでしまっている。そこへ、しゅうがやって来た。
「しゅう!来てくれたのね」舞子はしゅうに歩み寄るが、しゅうは表情が暗い。
「しゅう、どうしたの?」
「ここに来る途中、ちびあすが死んでた。後から淳が出てきたから、多分淳に・・・」
「そ、そんな・・・ちびあすが・・・」
舞子は仲の良かったちびあすの死を知り、顔を覆って泣き出した。「舞子、気持ちは
わかるけど、仕方ないんだ。でも僕は舞子を守るから。とりあず、隠れよう」そうい
うと二人は、神社の奥へ入っていった。
残り23人
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/01(金) 10:20:42 ID:1y5KqYBM
しゅうの睨んだとおり、ちびあすを殺したのは男子3番笠井淳だった。淳の武
器は、一本のロープだった。これで首をしめたのだ。「ごめん、でも玲子さん
を守るためなんだ」淳は玲子のもとへ急いだ。普段玲子のそばにいる淳にとって、
玲子の行きそうな場所は大体検討がついていた。
淳の予想通り、玲子は人気のない林のわき道にいた。「玲子さん・・・」淳が
玲子に歩み寄ろうとすると、突然、玲子に向かって矢が放たれた。「きゃっ!」
間一髪、矢ははずれた。矢を放ったのは、女子2番、女子2番安生有希だった。
比呂と智美の敵をとろうと、玲子の命を狙っていたのだ。「玲子さん!危ない!
さがって!」淳は玲子の前に飛び出した。「淳!どうしてここに?」玲子は驚き
を隠せない。「いいから、逃げましょう。銃を持っていても、この距離じゃ命中
率が悪すぎます!」確かに、距離が離れていれば銃より矢の方が命中しやすい。
するとまた、もう一本の矢が二人目掛けて飛んでくる。「玲子さん!早く逃げて」
淳は体で玲子をかばった。矢は無残にも、淳の左胸に突き刺さってしまった。そ
れを見た有希は、林の奥へと逃げていった。危険を感じたのと、恨みもない淳を
殺してしまった罪悪感からだろうか。「淳、私のために・・・」「いいから、早く
逃げてください・・・僕は・・・もういいから・・・」淳はそれ以上、話すことは
なかった。玲子は思い立ったように、有希の逃げていった林の奥に向かった。「淳
あなたの気持ちは、無駄にしない!」
男子3番笠井淳死亡(残り22人)
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/01(金) 17:48:32 ID:+jeiryO7
男子13番中村真佐人は、林のなかで隠れていた。真佐人に支給された武器はフォーク
一本だった。「だれかこないかなぁ、だれでもいいから俺を殺そうなんて思わない奴
こないかなぁ・・」
真佐人は普段は3Bのなかでもお調子者で、普段は明るいが、元々気は小さい。
そんな事を考えていると、後ろから真佐人の肩をたたく者が後ろに現れた!
(っわ!だれだ!まさか俺を殺そうと!)
真佐人が声を挙げようとすると、暗闇で見えないだれかが真佐人の口に手をおおい、
声を出させなくした。
「っし、俺だよ!俺!」
真佐人は聞き覚えがある声を聴いた」
そう、そこに居たのは男子6番倉田直明だった!背がたかくて、3Bの陰のリーダーでも
ある。同じ3Bsで仲もいい。
「直明じゃねえか!」
「あんまり大きい声だすなよ、おい真佐人、一緒に来るか?」
「ぇ、どこに行くの?」
「3Bsを探して、それからほかのみんなを説得して、ここを脱出する!」
「でもどうやって?この首輪だって・・・」
「それはこれから考えればいい」
「う・・うん」
じゃあ探しに行ここう!
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/01(金) 22:35:42 ID:tJDA3y2z
女子5番大胡あすか(でかあす)は、親友のちびあすが殺され、怒りに満ちていた。
「もうどうでもいい。誰でもいいから、私の手で・・・!」でかあすの武器は38口
径の拳銃だった。その時、でかあすは、ある人影を見つけた。男子12番富山量太
だ。量太は普段一緒にいる車掌こと男子4番金丸博明、男子5番狩野伸太郎とはぐれ
てしまい、道に迷っていた。量太は普段から、背のことででかあすをからかっていた。
ので、迷いはなかった。でかあすは量太にそっと近づき、銃を発射した。弾は量太の
背中に命中したようだ。量太はその場に崩れ落ちる。でかあすは量太が倒れたのを確
認、踏みつけながら「いつもデカイデカイ言いやがって。これで懲りたでしょ」と呟
き、後ろを向き立ち去ろうとした。
その時だ。ゴン!という音がでかあすの頭に響いた。でかあすは倒れ、再び起き上がる
ことはなかった。量太は生きていたのだ。でかあすが油断して後ろを向いたスキを見て、
そばにあった大きな石で後頭部を殴ったのだ。「危なかった。でかあすが本気で俺を殺
そうとするなんて。これも正当防衛だ。許せよ、でかあす」量太のもらった武器は、防
弾チョッキだった。量太はでかあすの武器の拳銃を手に、車掌と伸太郎を再び探しにで
た。
女子5番大胡あすか死亡(残り21人)
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 09:15:29 ID:0rqHwiGy
「あっちゃー、これから俺らどうすりゃいいんだ」男子5番、狩野伸太郎は
頭を抱えていた。「あ、とりあえず量太を探しましょう」男子4番金丸博明
も一緒だった。伸太郎の武器はライフル銃。彼は「当り」を引いたと言える。
車掌の武器はバイク用のヘルメットだった。車掌はいつものように、手には
ハンドマイクをもっているが、強力な武器と呼ぶにはほど遠い。「伸ちゃん、
俺を殺さないよな?友達だもんな」車掌は正直、心配だった。「当たり前の
ことを聞くな。それより量太だ。とりあえず、はぐれたら東の川原に行くよう
に言ってあるから、川原に向かうぞ。しっかし担任のヤツ、一体何考えてるん
だ?」二人は川原へと急いだ。
残り21人
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 09:54:39 ID:jS0Xa5Gy
ここは東の灯台。ここには女子8番清水信子、14番西尾浩美、11番坪井典子、
15番姫野麻子が立てこもっていた。
「ねぇ、さっきの放送で、ちびあすとウガがしんじゃったって・・そのほかにも・・」
「そのほかにも?」さっきの放送をきいてない浩美がきいた
「あとは・・政幸と智美と・あと・・崇史・・・」
「崇史が!」
浩美は崇史の事がすきだった・・
「そんな・・崇史・・死んじゃったなんて・・」
信子「浩美、崇史が死んでつらいと思うけど・がんばろうよ私たちは・・崇史のためにも
いきのこらないと」
「なにがわかんのよ!あんた達に!もういい!私崇史を殺した奴をさがして、そいつ
を殺してやる!」
タッタタタ
「あ、浩美どこいくの!」
浩美は支給された武器のマシンガンをもって、灯台を降りていった
「浩美ーーーーー!!!」
みんながよんだが浩美はきいてなかった。
「絶対殺してやる!崇史を殺ったやつを!!」
浩美が出ていったあと、幸恵、奈穂佳、ヤヨが灯台にきた。
灯台のそばを幸恵達が通った時、麻子が見つけてよんだのだ。
灯台は6人が立てこもることになった。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 12:44:45 ID:bVJ12HF6
このゲームに夢中になった孝太郎と和晃は、次なる標的を探していた。「いいな
和晃。二人で協力して、このゲームクリアするぞ。絶対生き残ってやる。そのた
めには犠牲になる奴がいなくちゃな」この二人の危険な会話を、草陰でじっと聞く
者がいた。学級委員、男子8番島健一郎だった。「このままじゃ、危ない。みん
なを止めなきゃ。やる気になってるのは、奴らだけじゃないはずだ」シマケンは
学級委員としての責任感から、もうこれ以上被害がでないよう、何とかしようと
考えていた。だが、いい案は浮かばない。「そうだ、サッチーだ。まずはサッチー
を探そう。学級委員二人いれば、きっといい案が浮かぶはずだ」シマケンはそう決
意すると、彼女の行きそうな場所を手当たり次第探すことにした。「サッチーは多分
ヤヨと一緒だ。だったら多分、身を隠せそうな場所に隠れてるだろう」しかしこうし
ている間にも、孝太郎と和晃は獲物を求め移動している・・・
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 13:25:27 ID:jS0Xa5Gy
有希は玲子の魔の手からうまくにげきっていた。
「ちくしょー玲子め!!!」
ガザガサ
「だれ?」
「おまえこそだれだよ」林の奥から声が聞こえた
その声は、哲史?
「おまえは、有希だな?いいよ!おまえもころしてやる!おれはもう崇史を殺し
たんだ」
「こっちももう一人は殺してるんだ。あんたなんか屁でもないから」
「おまえいつも後ろからおれを馬鹿にしやがって!ここでころしてやる!」
哲史は自分の銃を有希に向けた。
有希も自分の支給された武器のサバイバルナイフを構えた。
「おらぁぁああああああ」
「ひいぃ」
有希が哲史に向かって走ってきたので、哲史はびびって銃を落とした。
有希は哲史が落とした銃にむかってスライディングした。
「銃げっと!」
「返せよ、俺の銃!ふざけんなおまえ!!」
「あんたが私を殺そうとするなら、こっちも手加減してらんない」
有希が哲史に銃を向けた瞬間、林からなにかがとんできて、哲史の頭に当たって
哲史の頭から血が流れた!銃に撃たれたようだった。
「だれ!」
「有希、やっとみいつけた。あんな大きい声で喋ってたらだれでもわかるわよ。ふふ」
そこにいたのは玲子だった
「玲子!」
その時、遠くから人の声が聞こえた。
「やめろーーーー!!殺し合いなんてやめるんだ!!」
有希が声のする方をむいた瞬間、玲子は容赦なく有希を撃った!
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 13:28:31 ID:jS0Xa5Gy
その声は伸太郎だった。車掌もいた。
「うるさい、あんたになにがわかるの!」
玲子は伸太郎達にむけて銃をうった。
伸太郎達は逃げていった
「みんな殺して、絶対あたしが生き残ってやる!絶対に」
男子1番江口哲史 女子1番安生有希死亡 残り19人
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 13:33:42 ID:jS0Xa5Gy
女子2番安生有希でした
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 13:49:18 ID:jS0Xa5Gy
女子1番麻田玲子
男子2番小野考太郎
女子3番飯島弥生
男子4番金丸博明 女子4番稲葉舞子
男子5番狩野伸太郎
男子6番倉田直明
男子8番島健一郎 女子8番清水信子
女子9番杉田幸恵
女子10番田中奈穂佳
男子11番高木隼人 女子11番坪井典子
男子12番富山量太
男子13番中村真佐人
男子14番長坂和晃 女子14番西尾浩美
男子15番丸山しゅう 女子15番姫野麻子
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 13:51:03 ID:jS0Xa5Gy
灯台にいる女子がおおいのでさっちー、やよ、なおかは灯台にたてこもってないこと
にします
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 13:56:44 ID:jS0Xa5Gy
12時 第2回放送
「は〜い、みなさんおひるになりました〜。これまでしんだ生徒をいいま〜す。番号順
な〜。男子1番江口哲史。3番笠井淳、女子2番安生有希、5番大胡あすか、だ。」
そのあと金八は禁止エリアをイイ、ほうそうはおわった。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 14:36:02 ID:IyUXUP7e
男子11番高木隼人は、一人土手を歩いていた。
「ちくしょう。殺されてたまるか。殺されるくらいなら、俺が先に・・・」
隼人が支給された武器は、複数の手裏剣だった。忍者好きの隼人にとっては
好都合だ。隼人が土手を折り始めると、ちょうど下から3B'sの仲間である
直明と真佐人が登ってきた。
「あっ!隼人!」真佐人は隼人の方へ走っていく。しかし、真佐人は手にフォ
ークを持っている。隼人は真佐人が襲ってきたと勘違いしてしまった。
「真佐人!戻れ!」
直明が叫ぶが、遅かった。
「ウワァ!!来るな!!」
隼人は真佐人目掛けて手裏剣を投げ、見事に真佐人の首に命中した。
「わぁぁぁ!痛いぃぃぃ!!!!」ふきだす血を見て、真佐人は転げまわる。
それを見た隼人は、逃げるようにして土手の反対方向へ走り去ってしまった。
「真佐人!真佐人!」呼び起こすが、既に真佐人は息を引き取っていた。
「何てことだ、俺の目の前で・・・」直明は悔しさで唇をかみ締め、しばら
く真佐人の前で座り込み、ひたすら地面を叩き続けた。
男子13番中村真佐人死亡(残り18人)
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 16:59:13 ID:jS0Xa5Gy
一方、しゅうと舞子は隼人が真佐人を殺した土手の近くにいた。
「舞子、絶対二人でここを脱出するから、僕にまかせて。君に何かあったら守るから」
「しゅう、ありがとう・・」
その時、隼人がはしって逃げてきて舞子にぶつかった。
「きゃぁあ」
しゅう「隼人、なにやってるんだ!」
「しゅう、俺、おれ、なにやってるんだろう。3Bsや他の3B達みんなすきだった
のに、信じれなかった」
「隼人、どうしたんだ・・」
隼人はそういうと、すぐそこに見える崖にはしていった。
「隼人!やめろ!」
しゅうがおいかけていったがまにあわなかった」
ヒュウウウウ、ボッチャーン
「隼人ーーーーー!!!!」
男子11番高木隼人死亡 残り17人
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 17:10:19 ID:jS0Xa5Gy
しゅうと舞子が呆然としていると、直明がきた。
「直明、おまえはやる気になってるのか?」
「ちがう、しゅう。信じてくれ。それより隼人がこなかったか?あいつはやるきだ」
「隼人は・・・ここからいきなりきてこの崖に飛んでいった。。とめることができな
かったんだ、俺・・」
「隼人・・3Bsは残り俺と浩美だけか・・」
直明は真佐人の事をしゅうには言わなかった。
「直明、いっしょにいくか?」
「いや、俺は探さないといけない奴がいる」
「だれだ?」
「一人は浩美、後一人は奈穂佳だ。」
舞子「どうして?浩美はわかるけど、奈穂佳は・・?」
「俺、奈穂佳が好きなんだ。あいつを他の奴から守りたい」
「わかった。がんばれよ。」
舞子「生きて会いましょう」
「おう、それじゃあ」
そういうと、直明ははしっていった。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 23:13:19 ID:7sfvY0fC
だれかかいて
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/02(土) 23:21:59 ID:EFkgoObG
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 11:41:02 ID:eNXxAJ3z
信子「私たちこのままどうなるのかな」
典子「それより私、お腹すいちゃったよ」
麻子「典子ったら、こんな時に・・・」
3人がそんな会話をしていたとき、そこへ和晃が現われた。
「3人とも無事か、良かった」
「和晃、あなた孝太郎と一緒じゃないの?」
「う、うん。はぐれちゃってさ。それでここにたどり着いたんだ。
それより、お腹すいてるんだろ。さっきパンを見つけたんだ。
俺も食べたけど、古くなかったし、大丈夫だったよ。
ちょうどあと3つ残ってるから、これは3人で分けなよ。じゃあ俺は行くね」
そういうと和晃は外へ出て行った。
信子「普段あまり話さないけど、案外いい人だね。和晃って」
麻子「孝太郎の影に隠れてるからね。いつも。本当は優しいんだよきっと」
そういいながら、3人はパンを食べだした。しかし、異変はすぐに起きた。
信子「ウッ!!」
麻子「く、苦しい・・・」突然、信子と麻子が苦しみだし、その場に倒れた。
典子「ちょっと二人も、どうしたの?」
のんびりやの典子は、まだパンを口にしていなかった。
信子と麻子の顔色はどんどん悪くなる。
信子「典子・・・食べちゃだめ・・・・毒が・・・・」
麻子「早く・・・・逃げ・・・」
二人はその言葉が最後だった。典子は慌ててパンを投げ捨てた。
典子「そんな!嫌だよ、起きてよ信子!麻子!」
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 11:41:44 ID:eNXxAJ3z
灯台の中から、誰かの声がするのを聞いた和晃は、支給された毒薬を倉庫に
あったパンにしくみ、信子たちにわたしたのだった。
和晃が外に出ると、孝太郎が待っていた。
「良くやったな、和晃。まさかこんな簡単なワナにはまるなんてな」
「でも、典子は生き残ってるよ」
「まぁいい。典子一人じゃ、何もできまい。次いくぞ」
二人は去っていった。典子は倒れた信子と麻子のそばから離れられず、ずっと
名前を呼び続けていた。「信子・・・麻子・・・私、どうすればいいの?」
女子8番清水信子死亡、女子15番姫野麻子死亡(残り15人)
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 13:41:50 ID:MEYc7Fft
「は〜い。6時になりました〜。これまで死んだ人をいいま〜す。まず、男子13番
中村真佐人、男子11番高木隼人、女子8番清水信子、15番姫野麻子。以上で〜す
ちょっとペースが落ちてるぞ〜。みんなガンバって殺し合えよ〜。生き残れるのは
一人なんだからだれも信じちゃ駄目だぞ〜。」禁止エリアをいって第3回放送は終わった。
しゅうは、この放送を聴きながら、クラスメイトが次々に減っている現実を受け止めた。
「必ずここから脱出してやる。舞子と一緒に」
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 14:04:00 ID:MEYc7Fft
伸太郎と博明は、北の海岸にいた。
「伸ちゃん、俺達これからどうなちゃうのかな?死ぬのかな?」
「ばか!そんな暗いこというなよ。最後まで望みは捨てちゃいけないぜ車掌!」
「う、うん」
その時、海岸の端からだれかが向かってくるのが見えた。
「伸ちゃん、だれか来る!」
伸太郎は自分の支給された武器のマグナム銃をとった。
「お〜い、そこにいるのは伸太郎と車掌!島健だよ〜いまいく〜」
「あぁなんだ〜。島健だよ。伸ちゃん。」
その時、島健の後ろにだれかが現れた。
「島健!逃げろ!!!!」
伸太郎が叫んだがおそかった。
「ぇ??どうした・・・うわぁぁぁあああああ!!」
ドン!ドン!ドン!!!
島健の学生服の後ろに穴がぽっかり空いた。島健はバタッと倒れた。
「しまけーーーーん!!!ちきしょう!だれだ!」
島健をおそっただれかは、島健を撃った後走って逃げていった。
伸太郎と車掌は島健の元へはしった。島健は死んでいなかった
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 14:10:04 ID:MEYc7Fft
島健を襲ったのは玲子だった。
「島健!死ぬな!お前なら大丈夫だよ!島健!」
「いや、僕はここまでみたいだよ・・自分で死ぬってわかるんだ」
「二人は、絶対、、、、、いきのこっ・・」島健は絶命した。
しまけーーーーーーん!!
二人は、そこでずっと泣いた。島健の形見として、島健に支給された武器の手榴弾
を持っておくことにした。
島健のためにもいきのこらないと・・
男子8番島健一郎 死亡 残り14人
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 14:20:03 ID:MEYc7Fft
女子14番西尾浩美は、森の中を走っていた。もう崇史を殺した者を見つけるのは
無理だと思い、この際全員殺すことに決めた。そう、浩美はやる気になってしまった。
すべての殺人を崇史の復讐だと思うことにした。
早速、標的として、サッチー、ヤヨ、奈穂佳をみつけた。
浩美は、茂みから奈穂佳を撃った。
奈穂佳は予想通り倒れて、ヤヨ、サッチーは泣いていた。浩美はこの殺人に快楽を
おぼえてしまったのだ!
ヤヨ、さっちーではどうせなにもできない。殺すのは後の楽しみにとっておく事にした。
浩美は狂ってしまっていた。
女子10番田中奈穂佳 死亡 残り13人
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 15:40:44 ID:3CRrF/nX
「伸太郎!車掌!」
量太はようやく、伸太郎と車掌と再会した。しかし、二人ともシマケンの死
にショックを隠せなかった。
量太「そうか、シマケンが・・・」
車掌「僕たちの目の前で、撃たれて」
伸太郎「クソッ!何でこんな目に!!」
伸太郎は足元の小石を思い切り蹴飛ばした。
そして、涙しながら量太、車掌に話し出した。
(BGM私をたどる物語)
「なぁ量太、車掌。俺たちなんでこんなことしなきゃいけねぇんだろ。
一人しか生き残れないっていってもさ、ダチを殺すなんてできっこねーよ。
シマケンは、3Bのためにいつも頑張ってたのによ。
あいつはいい奴だ。そりゃぁ、時々頼りねーななんて事もいったけどよ、
あいつは俺らの大切な仲間だったんだぜ。でも、もう会えなくなっちまった。
こんなことして何になるんだよ一体。なぁ、俺ら3人、シマケンのためにも
生き延びようぜ。死ぬ方法よりも、何か生きる方法、考えようぜ」
車掌「伸ちゃん・・・」
量太「でも、やる気になってる奴もいるんだろ。こうしている間にも・・・」
伸太郎「そうだけどよ、でも必死で逃げてる奴もいるんだ。そんな奴らも、助け
なきゃって思うんだ。でも俺、頭悪いからな。俺だけじゃ、いい方法思いつかねーや。
お前らも何かいい案、考えてくれ。これ以上、3Bを壊したくねぇ」
車掌「(マイクで)あ了解致しました!」
3人は改めて、友情を決心するのであった。しかし、ゲームに夢中の連中は、歯止めを
知らない・・・
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 18:56:52 ID:2+sxosmu
灯台で二人の友達を失った典子は灯台を後にした。
「どうして・・みんな・・私どうすればいいの・・」
典子はショックで無防備に住宅街をさまよっていた。
「典子??」後ろから声がした。その声は直明であった。
「直明・・」直明はいった「浩美と、奈穂佳知らないか?」
「浩美は、一緒に居たけど、途中で別れちゃって・・」
「そうか。俺、その二人を捜しているんだ。見つけたらおれが探してたっていってくれ」
「わかった、」と典子が言ったとき、二人の前に浩美があらわれた。
「浩美!!!探したんだ!・・3Bsは・・」
ドン
浩美は直明を容赦なく撃った。
典子「きゃぁぁぁあ」
直明「浩美、、おまえ、、」 浩美「私は生き残りたいの!許して直明・・」
「典子!!逃げろ!!俺に構わず!速く!!!!」
「でも。。直明・・」「速く!ここは俺に任せろ!」
浩美は二人に向かってマシンガンを乱射した!!
「キャァあぁあ!」典子は血まみれになって倒れた
直明は血まみれになりながらもまだ生きていた。
「くそおおおぉぉおおお!!」直明は最後の力を振り絞って、支給武器の手榴弾を
浩美に投げつけた。。
「きゃぁぁぁあああああああ!!」こうして、3人が相打ちになった。
意味もない殺し合いで。。。
男子6番倉田直明 女子11番坪田典子 14番西尾浩美 死亡 残り10人!
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:04:28 ID:2+sxosmu
女子1番麻田玲子
男子2番小野考太郎
女子3番飯島弥生
男子4番金丸博明
女子4番稲葉舞子
女子9番杉田幸恵
男子12番富山量太
男子14番長坂和晃
男子15番丸山しゅう
残り10人
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:05:14 ID:2+sxosmu
女子1番麻田玲子
男子2番小野考太郎
女子3番飯島弥生
男子4番金丸博明
女子4番稲葉舞子
女子9番杉田幸恵
男子12番富山量太
男子14番長坂和晃
男子15番丸山しゅう
残り10人
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:05:36 ID:3cdHu6Kf
BGM Pure
祥恵と弥生は、まだ奈穂佳のそばにいた。
「なおか、なおか、ねえ起きて」
弥生が呼ぶが、奈穂佳は目を閉じたまま、動かない。
その様子を見て、祥恵は涙を流した。
「ヤヨ、行こう。ここにいたら、またいつ誰が襲ってくるかわからないよ」
祥恵は着ていたジャケットを奈穂佳にそっとかけ、弥生の手をとる。
が、弥生は動こうとしない。
「いや。なおか、起こさなきゃ」
「ヤヨ・・・奈穂佳はね、もう起きないんだよ。遠くへ逃げよう」
「みんなと一緒・・・みんなと一緒・・・・」
弥生は、パニックになってしまった。祥恵は、弥生の片をさすり、落ち着かせる。
「ヤヨ、大丈夫。落ち着いて。ヤヨが元気だせば、奈穂佳喜ぶよ。だから行こうね」
「ウ・・・ウン、わかった。やよ、だいじょうぶ」
二人は手をしっかり繋ぎ、安全を目指し、再び歩き始めた。
「私がヤヨを守らなきゃ。絶対に」祥恵はそう決意していた。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:05:43 ID:2+sxosmu
狩野伸太郎↑入れ忘れ
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:37:38 ID:2+sxosmu
金八の放送で、みんなは残りが10人ということを知った。
伸太郎達
車掌「残り、10人・・か・・」
伸太郎「直明も死んだのか。。まだ玲子は生きているはずだ!気をつけないと。。
その頃、しゅうたちもその放送をきいていた。
舞子「のこり10人。。わたしたちどうなっちゃうの??」
しゅう「。。。」
雨が降り出していた・・
その時、後ろからだれかが歩いてきた
「レ、玲子・・!」玲子だった。
しゅうは、自然に舞子を後ろにかばった。
玲子「へぇ、舞子。しゅうに守ってもらってるんだ。お姫様ジャン。」
舞子「そ、そんなことないよ。。」
しゅう「玲子、お前はやる気なのか?」
玲子「だったらどうする?私を殺しにかかる?」
しゅうは支給された武器のボウガンをとった。
玲子「死んでよ」玲子は二人に向かって構えた。
しゅう「舞子、にげて!!」
舞子は心配しながらも茂みに逃げていった。
舞子(しゅうなら大丈夫!きっと死んだりしない)
玲子「舞子くらいあとで殺ればいいわ。」
玲子はしゅうに銃を撃ってきた。
しゅうは素早くさけたので、間一髪あたらなかった。
玲子はもう一発しゅうに向かって引き金をひいた。
しゅうは、死んだ!とおもって目をつぶったが、弾は飛んでこなかった。
カチッカチ
玲子の銃の弾がもうないようだった
玲子「どうして、どうして弾が出ないのよ!なんなのよーー!!!!」
しゅうは玲子の肩にボウガンを撃った。
玲子「きゃぁぁ」
玲子は後ろに倒れた、肩にあたったので命に別状はないようだ。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:42:12 ID:2+sxosmu
玲子「速くとどめを刺せばいいじゃない。私はいっぱい殺してきたのよ」
しゅうは玲子にボウガンを向けたが、殺すことは出来なかった。
しゅうは黙ってボウガンをおろして、舞子が走っていった方に走っていった。
玲子は地面に倒れたまま、呆然としていた。
玲子「私、なにしてんだろ。。」
玲子は肩の痛みと自分の愚かさに涙した。
残り10人
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 19:31:49 ID:bkN1OHvU
だれかかいて
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 19:35:09 ID:8jA2sYzV
奈穂佳には生き残ってほしかった・・・。これが実際ならば自分は奈穂佳を死ぬ気で守るがな!可愛さなら奈穂佳は絶対生き残るな。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 19:55:06 ID:78srxSDH
残った10人の武器おさらい
玲子 拳銃
孝太郎 金属バット
ヤヨ ?
サッチー テニスボール
伸太郎 拳銃
車掌 ヘルメット
量太 防弾チョッキ
和晃 毒薬
舞子 ?
しゅう ボウガン
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 21:16:45 ID:bkN1OHvU
なんでかわいさで生き残るんだよw
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 21:49:27 ID:bkN1OHvU
伸太郎達は孝太郎達に奇襲をかけられ、車掌が撃たれて死んでしまい、伸太郎は
和晃を撃ったが、命に別状はない傷だった。
伸太郎と量太は戦う覚悟をして、孝太郎達の方を向いたとき、孝太郎達の後ろに
玲子がいた!!
男子4番金丸博明死亡 残り9人
この次の展開だれか書いて!!
人はけっこう少なくなってもいいと思う
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 22:28:44 ID:uOKHki2B
つまんねー
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 23:56:32 ID:78srxSDH
孝太郎の武器→金属バット
和晃の武器→毒薬
だから車掌が"撃たれる"ってことはないかと・・・ということで
伸太郎、車掌、量太は、弥生たちをさがしていた。
「ん?あそこに誰かいるぞ!」伸太郎の視線の先にいたのは、孝太郎と和晃だった。
「よう。お前らお揃いで何やってんだ」孝太郎はほくそえみ、バットを構える。
車掌は支給されたヘルメットを頭にかぶり、震えている。
「孝太郎。無駄なことはやめろ。これ以上仲間を殺してどうなる。それにこっちは
銃があるんだ。お前達の武器も、飛び道具にはかなわないだろ」
確かに、金属バットや毒薬では、銃に勝ち目はない。
「フフフ、それで勝ったつもりかよ。撃てるもんなら、撃ってみやがれ」
孝太郎は伸太郎を挑発する。
「俺は殺しはしない。だが、お前らがみんなをやるってなら、話は別だぞ」
しかし、伸太郎の声は震えていた。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 23:57:17 ID:78srxSDH
その時、一瞬の隙をみて和晃が伸太郎を押さえつけた!そして、銃を奪おうと争いに
なった。「離せ!和晃!目を覚ますんだ!」量太と車掌が、伸太郎を助けにいく。し
かし、二人の前には孝太郎が立ちふさがる。伸太郎VS和晃、量太&車掌VS孝太郎のデ
ットヒートが繰り広げられる!
「へっ、車掌。そんなヘルメットで、このバットから頭を守れると思うか?」
孝太郎は車掌に襲い掛かる。量太がかばおうとしたが、孝太郎の腕力に突き飛ばされ
地面に転がり落ちた。
「死ね!」孝太郎は車掌の頭をバットで殴打した。車掌のヘルメットは、頑丈ではなかった。
車掌は頭から血を流し、その場に倒れた。
「次は量太、お前の番だ」孝太郎が量太に襲い掛かろうとしたその時だ!
一発の銃声が鳴った。伸太郎は争ううち、和晃を撃ってしまったのだ。
孝太郎の目の前で、和晃は崩れ落ちた。
「伸太郎・・・お前よくも和晃を!」
「お前こそ、車掌をよくもやってくれたな。こっちには、銃があるんだぞ!」
「・・・ち、ちくしょう!覚えてやがれ!」孝太郎は逃げていった。
「待て!この野郎!!」量太は孝太郎を追おうとするが、伸太郎に腕を掴まれた。
「車掌の手当てが先だ!」二人は車掌に詰め寄るが、もはや虫の息だった。和晃に
いたっては、即死である。
「し、伸ちゃん、量太・・・俺はもういいから、残りのヤヨたち、守ってやって」
「馬鹿野郎!おれたち生き残るって約束しただろ!しっかりしろ車掌」
「え・・・・まもなく、終点・・・・です・・・」車掌は力尽きた。
伸太郎と量太は、雄たけびをあげた。うなるように、大声で泣いた。
車掌・・・お前まで・・・俺たち、お前の分まで、絶対生きる!!
伸太郎と量太は、弥生たちを探しにいくことにした。孝太郎は、必ず弥生たち
の命を狙っている!車掌のためにも、助けなければ!二人は、車掌に敬礼する
と、孝太郎の走っていったほうへ、続いて向かっていった。
男子4番金丸博明、男子14番長坂和晃死亡(残り8人)
これいいね、武田鉄也はホントは変態とか気狂いとかが似合うんだよね。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 19:34:27 ID:EjH+qkUN
実際に変態だよ武田さんは
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 20:20:52 ID:lPtMZA0m
奈穂佳が生き残れないなんてありえない!
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 21:12:31 ID:EjH+qkUN
奈穂佳ヲタuze-
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 22:08:20 ID:EjH+qkUN
これおわったら6か5の書こうよ
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 02:04:37 ID:kNbOlTJi
しょーもなー
時間の無駄
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 11:33:54 ID:1a/gx90O
玲子の襲撃を逃れたしゅうと舞子は、森の中をさまよっていた。二人とも歩き
疲れて、クタクタだった。と、しゅうは足元にある何かにつまずいた。それは
しゅうの親友である、小塚崇史の亡骸だった。
「た、崇史・・・」
放送で知ったとはいえ、目の前にある親友の変わり果てた姿を見て、しゅうは
ショックを隠せなかった。
「しゅう、このままじゃ私たちも殺されちゃうよ。もうどうすればいいか分からない!」
舞子もショックでパニック寸前だ。
「僕も同じだよ。どうしたらいいか分からない。でも、僕は死にたくないし舞子にも死んでほしくない」
しゅうは崇史を見つめて涙ぐみ、力ない声で言った。
舞子も、いつも一緒にいたデカあすやチビあす、ウガといった友達がみんないなくなってしまった
現実を、受け止められない状態だ。
「とにかく、出口を探そう。いけるか分からないけど、ここで立ち止まってるわけにはいかないよ」
しゅうはそう言うと、再び歩き出した。舞子も小さく頷き、しゅうの後を追って歩き出した。
金八先生で「みんな死ねばいいのに」って
ホリのネタじゃないかよ。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 21:41:23 ID:URLms+Vu
伸太郎と量太は、武器の確認をしていた。伸太郎は拳銃ひとつ、そしてシマケン
の肩身として持ってきた手榴弾。量太は防弾チョッキとデカあすから奪った拳銃
を持参していた。
伸太郎「なんだ、量太、拳銃持ってたのか」
量太「うん。でもさっき気が動転してて、持ってるってこと忘れてた。俺なにやって
んだろ。俺がもっとちゃんとしてれば、車掌は死ななくてすんだのに・・・」
伸太郎「まぁそう言うな。嘆いたって、車掌は喜ばねぇよ。それにシマケンもな」
量太「二人とも、いい奴だったのに・・・」
伸太郎「とにかく、孝太郎や玲子はやる気になってる。ヤヨとサッチーが一番狙われ
やすいからな。俺たちが守ってやらねぇと!」
量太「ヤヨ、大丈夫かな。あいつパニックになってなきゃいいけど・・・」
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 21:53:26 ID:URLms+Vu
一方、祥恵と弥生は、ずっと二人で行動を共にしてきた。二人の絆は、より
いっそう深まっていた。祥恵は弥生をかばうように、一歩一歩慎重に進んで
いった。
「ヤヨ、もうすぐ、お家帰れるからね。頑張ろうね」
祥恵が弥生を励まし、前を向いたその瞬間、祥恵の表情が凍りついた。向こう
に、孝太郎の姿があったのだ。まだこちらには気づいていない。二人は慌てて
茂みの中に隠れた。
孝太郎は、完全にやる気だった。和晃がいなくなったからには、自分がこのゲー
ムの勝利者にならなくては気がすまないという考えだった。孝太郎は金属バットを
手に、祥恵と弥生の隠れた茂みに近づいてくる・・・
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 21:57:04 ID:1/2D8Q5d
これ考えてる人、一人?
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 22:02:26 ID:URLms+Vu
弥生は恐怖で今にも泣き出しそうだ。祥恵が必死に励ますが、弥生は落ち着く
どころかさらにパニックになってしまい、ついに大声で叫んでしまった。
「キャーーーーーー!」
孝太郎に、その声が聞こえないはずがなかった。
「そんなところに隠れてたのか。女子を殺すのは抵抗があるが、それも生き残る
ためだ。恨むなら、このゲームを俺らに強制した担任を恨むんだな」
祥恵は弥生の手をつかみ、走って逃げ出した。しかし、体力の差は違いすぎた。
「くらえ!」孝太郎が二人に金属バットを振り下ろす!間一髪、はずれたが、孝
太郎はまたすぐにバットを構える。
「誰か!誰か、助けて!!!」
祥恵が大声で助けを求める。その声は、伸太郎たちに届いた。
「量太!サッチーの声だ!あっちから聞こえたぞ!」
伸太郎と量太は、声のした方へ大急ぎで走っていった。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 22:12:28 ID:URLms+Vu
伸太郎と量太がたどり着くと、孝太郎の姿が見えた。バットは赤く染まっている。
「孝太郎!!!」
「なんだお前ら。邪魔すんな!」
孝太郎の足元には、祥恵が倒れていた。祥恵は弥生をかばい、殴られてしまった。
孝太郎は、さらに震える弥生にバットを振りかざそうとする。
「やめろぉぉぉぉ!!!!」
量太が叫び、孝太郎に向かって拳銃を撃った。弾は孝太郎のバットを持った腕に
命中し、孝太郎はバットを落とし、倒れこんだ。怒りが収まらない量太は、さらに
孝太郎を撃った。孝太郎も、動かなくなった。
「ヤヨ!大丈夫か!?」
「ウン・・・でもサッチーが」
祥恵はもう目を閉じて、静かに眠りについていた。
「ちくしょう。あと少し早く来てれば・・・・」
伸太郎と量太は、またしてもクラスメートを守れなかった悔しさで唇を噛み締めた。
「ヤヨ、俺たちと一緒に行こう。もう怖い思いはさせない。絶対に!」
伸太郎と量太は、弥生をかこみ、守りながらその場を後にした。
弥生は祥恵の方をずっと見つめていた。大粒の涙で顔は濡れていた。
女子女子9番杉田幸恵 男子2番小野孝太郎死亡(残り6人)
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/06(水) 22:13:43 ID:3ktheBzg
いいねいいねー
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 21:49:04 ID:WpH+SpBQ
「はーい、残り6人になりました。もう残ってる方の名前言った
ほうが速いねー。みんなそれぞれの武器を最大限利用してがんばるように!!」
ガチャ!第4回の放送も終わった。そして禁止エリアはさらに狭くなった・・・
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 23:09:46 ID:h5uWjeAg
なにが楽しいの?
異常だよ。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 23:12:06 ID:lnhqApdz
そしてレイプ
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 23:36:27 ID:QEPzSPIn
これ書いている人うまいね。一気に全部読んでしまった
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 23:54:47 ID:O0UDEbvB
俺も。早く続き読みたい。俺には、才能ないから、みんな頼みます。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 02:14:02 ID:iDVVnQbE
異常だという自覚もない哀れな奴
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 03:09:23 ID:ucbfTzNK
ヤヨはいつのまにか伸太郎たちから離れて一人になってパニック状態で泣いていた。「なおか・・・さっちー・・・ヤヨも殺されるのかなぁ。」草むらにしゃがんでいたらそこにしゅうと舞子が疲れながら来た。
ヤヨはパニックになって草むらでざわざわしていた。もちろんしゅうたちにばれたがしゅうはあまりの疲れさにヤヨだと気が付かなくて誰でもいいと思いヤヨにむけて撃ってしまった。しゅうは体力がもうなかったので的中しなかった。銃の音に気付き伸太郎と量太が来た。
伸太郎「ヤヨ!無事だったんだね!しゅう、お前ヤヨをやるなんて。ヤヨがまだ生きているからいいけどしゅうがやった行為はゆるせないぞ!」伸太郎は何もなかったようにしゅうを撃って殺してしまった。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 03:11:12 ID:ucbfTzNK
舞子は恐くて近くの小屋に行ってしゅうがやられる光景を泣きながら見ていた。
舞子「しゅう・・・!泣」ヤヨ「しんたろう、ヤヨもうやだ。しんたろうならヤヨを殺さないよね?」
伸太郎「あちゃ〜当たり前だろ。ヤヨなんか殺せるわけねぇだろ!安心しろな!」
量太「ヤヨは俺たちが絶対守る!
ヤヨ「しんたろう、りょうたやさしい♪ヤヨ二人とも好きw」
出席番号15番 丸山しゅう 死亡 残り4人!(伸太郎、量太、舞子、ヤヨ)
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 09:35:13 ID:kKkLs9GC
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 16:41:09 ID:nmIm+wnm
あちゃ〜しゅう死んじゃったよ
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 19:29:23 ID:aOuZmAuC
しゅうは最後まで生き残るキャラだろ。しかももし殺されそうになっても
舞子が真っ先にかばうと思う。よってしゅうは復活。残り6人。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 19:47:30 ID:OJiKbF0y
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 19:57:40 ID:hU3DsX1l
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 20:02:37 ID:xkY3OqFR
禿同。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 20:07:13 ID:OJiKbF0y
それじゃそれで行きましょうか。
一度は改心した玲子だったが、金八の放送で再び自分は生き残る、という気持ち
が芽生えてしまった。そのためには誰かを殺さねば・・・玲子は残ったクラスメ
ートを探し、歩き出した。しばらくいくと、大きな広場に出た。その広場は、さ
っき祥恵、孝太郎が倒れた森からつながる場所だった。
「確かさっき、こっちで銃声が聞こえた。ここにいれば、誰かくるかも・・・」
玲子はそう予想し、岩の陰に隠れて待つことにした。一度はなくなった銃の弾を
補給しながら・・・
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 20:11:47 ID:hU3DsX1l
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 20:30:42 ID:RULbZa+X
玲子の勘は当った。しばらくすると、森から伸太郎、量太、弥生が出てきた。
弥生は伸太郎と量太にかこまれ、守られているようだ。
「なにあの3人。協力しちゃって」
玲子はそう呟くと、岩場の陰から3人に向けて銃を構えた。しかし、量太が岩場
の陰から、玲子の手と銃が除いているのを発見。
「危ない!!!」
量太は反射的に、伸太郎とヤヨの前に飛び出した。量太の出るのと同時に、銃は
発射された。凄まじい銃声が響き、弾は量太の頭に命中した。
「りょ、量太!?」
突然のことに、伸太郎も弥生もただ叫ぶだけだった。防弾チョッキを着ていたとは
いえ、頭に弾があたったのでは助かるはずもない。量太はそのまま崩れ落ちた。量
太の目はうつろになって、顔色も悪くなっていく。
「誰だ!撃ったのは!」
伸太郎は自分の銃を岩場に向けて構えた。その気迫に、玲子はひるみ、続けて発砲
できなくなった。
「りょうた!りょうた!」
弥生が必死で量太を呼ぶが、救いようがなかった。辛うじて、まだ息がある量太は、
自分の着ていた防弾チョッキをぬぎ、それを弥生に渡した。
「ヤヨ・・・これを着るんだ。ずっとこれを着てるんだ。あとは、伸太郎のいう事、よく
聞いて、生きるんだぞ・・・ヤヨ、俺、お前を守れたこと、光栄に思うよ。ヤヨ・・大好き
だ・・ぞ・・・・」その言葉が、量太の最後の言葉だった。
「いや、量太、おきて!」弥生の声は、もう届かなかった。
「量太・・・ヤヨ、これを着るんだ。早く。量太の残してくれた、プレゼントだぞ!」
伸太郎は防弾チョッキを、弥生に着せた。玲子は既にその場から逃げていた。伸太郎が
強力な敵だと察したためだろう。
「量太、お前まで何で死んじまうんだよ。何で俺らをかばったんだよ。量太・・・!」
伸太郎はシマケンや車掌の死も目の前で見てきた。そして量太まで・・・意を
決した伸太郎は、弥生を連れて歩き出した。玲子が逃げていったのと同じ方向へ。
男子12番富山量太死亡(残り5人)
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 21:02:05 ID:ufZC+TMg
(・∀・)イイ!!
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 21:02:54 ID:ufZC+TMg
続きマーダ??
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 23:02:29 ID:nmIm+wnm
残ったのはやはりドラマの主役級だな
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 23:12:29 ID:jS6YXIxs
ウフフ(*゚Д゚*)
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 14:22:21 ID:Lk9ZhRK1
期待上げ
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 17:41:02 ID:cZDpwhH6
伸太郎と弥生は、進んでいくうちに山の入り口にある小さな洞窟を見つけた。
「ヤヨ、ここに隠れよう」
伸太郎が中へ入ろうとすると、中には玲子の姿が!玲子は伸太郎と目があった
瞬間、表情を強ばらせた。
「伸太郎!私を殺しにきたのね・・・!」
玲子は伸太郎達に向かって、再び銃を構える。
「隠れろ!ヤヨ」
二人は慌てて、そばにあった大木の影に隠れた。
玲子は大木に向かって銃を放った。
「やめろ!玲子!」伸太郎は自分の銃を構えつつ、玲子を説得しようとした。
しかし、玲子の興奮は収まらない。
「私に指図しないで!私は絶対生き残るの!」
「お前・・・量太を撃ったのはお前なのか!?」
「そうよ。量太だけじゃないわ。私はもう何人も殺してるの。今更後戻りできない!」
そしてまた、玲子は銃を放ち続ける。伸太郎も対抗して撃つが、弥生をかばいながら
の体制ではきつい。弥生は怖さで震えている。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 17:51:33 ID:cZDpwhH6
しばらく、撃ちあいが続いた。先に、伸太郎の銃の弾がきれた。
「ちくしょう!弾切れかよ!」
「フフフ。やっぱり勝利の女神は、私に微笑んだのね」
玲子は隠れていた洞窟から銃を構えながら、伸太郎たちの方へ歩み寄ってきた。
その時だ。弥生のパニックは限界に達し、大木の陰から悲鳴を上げて飛び出して
しまった。
「ヤヨ!戻れ!戻るんだ!」
玲子は弥生に向けて銃を放つ。弾は弥生の背中に命中した。
「ヤヨ・・・」伸太郎は、もうヤヨが死んだと思った。しかし、弥生は生きていた。
量太の肩身のである防弾チョッキが、弥生を守ったのだ。
「何で?何で生きてるのよ!」弥生が防弾チョッキを着ていたことを知らない玲子
は、再び弥生に向けて銃を構えた。助かったとはいえ、弥生のパニックは治まらな
かった。
「ヤヨ!早く逃げろ!!」伸太郎が叫ぶが、弥生は腰を抜かし、座り込んでいる。
玲子が弥生を撃とうとした瞬間、弥生は叫び声をあげ、ふところから手榴弾を取り
出し、玲子に向かって投げた。
ズドーーーーーーーーーン!!
玲子は爆風とともに吹き飛ばされた。距離が離れていたため、弥生自身に飛び火は
なかった。
「ヤヨー!」伸太郎は弥生のもとへ駆けつける。弥生はまだしゃがみこんで震えた
ままだ。
「ヤヨ。助かってよかったな・・・」伸太郎は涙をこぼした。
手榴弾は、さっき伸太郎が弥生に渡していた。そして、誰かに襲われたらそれを相手
に向かって投げろ、と言われていた。
「わたし、いわれたとおり、投げたよ。玲子、死んじゃったよ・・・」
「いいんだ、ヤヨ。玲子はお前を殺そうとした。ヤヨは悪くないんだ」
ヤヨは悲しげな表情をしながら、一回だけウン、と頷いた。
「いくぞ、ヤヨ。出口はきっとある!」
「ウン。玲子。ごめんね。ごめんね・・・」
弥生はそう呟きながら、伸太郎と共にその場を後にした。
女子1番麻田玲子死亡(残り4人)
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 18:24:09 ID:Lk9ZhRK1
ここからどう展開してくか難しい所だな
個人的には玲子対舞子とかいいと思ったんだが
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 19:37:25 ID:Lk9ZhRK1
しゅうと舞子は、幸い誰とも出会うことなく、森の中を歩いていた。
先ほどの放送で、残っているのが自分達を含めて4人だと知り、2人は黙り込んだまま歩き続けていた。
突然、しゅうが思い立ったように舞子に口を開いた。
「舞子、俺はまだ誰一人殺していない。出来る事なら、最後まで殺したくない」
「しゅう・・・・・・私も。クラスのみんなを殺す事なんて出来ない」
「でももう俺たち以外に残っているのは2人だけだ。最終的には、そいつらと俺たちが
殺しあう事になるんだ」
「しゅう・・・そんなのイヤ!!みんな大切な仲間じゃない・・・・」
「・・・・・・・。」
「どうして!?どうしてみんなが殺しあわなきゃいけないの!?みんな、みんなあんなに仲良かったのに
文化祭だって、みんながいたから出来たんじゃない。崇史が飛び降りた時も、しゅうの裁判のときも、
みんなで励ましあって乗り越えてきたんだよ!それなのに、それなのに・・・・・」
舞子はそう言うと、その場に泣き崩れてしまった。
「舞子・・・・・」しゅうだって、みんなへの恩を忘れたわけではない。やり場のない気持ちでただ舞子を
見つめる事しかできなかった。すると突然、舞子が自分の武器を捨てた。
「舞子!」「しゅう・・・・私もう誰も死んで欲しくないの。こんなのがあるから、みんな殺しあうんじゃない
たとえ残るのが誰だとしても、きっと分かってくれるはずよ。私はそう信じてる」
舞子は思い切ったように立ち上がると、何も持たずに歩き始めた。しゅうも気持ちは舞子と一緒であったが、
舞子にもしもの事を考えると、ボーガンを捨てる事は出来なかった。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 20:17:09 ID:Lk9ZhRK1
玲子を殺してしまった事にひどくショックを受けている弥生を励ましながら、
伸太郎はあてもなく森の方へ進んでいった。
「最終的に生き残れるのは一人だけだ・・・・もし俺たちが生き残ったとしたら、
俺は自分の手でヤヨを撃たなければいけないのか・・・・?いやそんなことできるわけない!!!
そんなことするぐらいなら・・・いっそのこと俺は―――――
クソッ!車掌、シマケン、量太・・・・・俺はどうしたらいいんだ・・・・」
伸太郎のひどく思いつめた様子に、心配した弥生が尋ねた。
「しんたろう・・・・だいじょうぶ?」
「ヤヨ・・・大丈夫。俺たちは絶対生き残ろうな!」
「うん!」弥生の顔に笑顔が戻る。
しばらく森の中を進んでいくと、突然弥生が何かを見つけた
「しんたろう、あれ、なに?」
「ん?」
弥生が見つけたのは、舞子が捨てていった武器だった。
「まさか・・・ここで誰かが殺し合いを?」伸太郎はあわてて辺りを見回したが、
幸いそこにクラスメートの死体はなかった。
「それにしてもどうしてこんな所に・・・・・誰かが捨てたのか?」
伸太郎はそれを拾おうとした時、武器の周りに足跡が残っている事に気付いた。
足跡はまだ真新しく、森の奥へ続いていた。
「残っているのは・・・・・しゅうと舞子か」
そう呟くと、伸太郎は弥生を連れて足跡が続くほうへ歩き始めた。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 23:21:54 ID:A+nHb4wn
ぉおお!!!楽しみぃ!!!!はやくかいてくださああい
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 23:24:56 ID:A+nHb4wn
てか展開どうすんの??夢おち?夢落ちしかないんじゃね?
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 23:25:16 ID:A+nHb4wn
てか展開どうすんの??夢おち?夢落ちしかないんじゃね?
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 23:34:51 ID:Lk9ZhRK1
俺バトルロワイヤルのストーリー知らないんで最後は誰か書いてください
俺的には玲子は爆風のショックで気絶しただけで実は生きていて、
最後に伸太郎達にからむって展開がいいと思うんですけど
あ、玲子木っ端微塵になったって設定ならいいですけど、それはちょっとムゴイ
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 23:53:51 ID:A+nHb4wn
バトルロワイアルの最後は転校生が首輪の外し方しっててそれで3人逃げるって
展開だけど、外し方知ってるのってこの5人にはいないわな・・
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 23:56:44 ID:A+nHb4wn
わかった!ヤヨがお母さんからバトルロワイアルに巻き込まれたときのためにヤヨに教えて
首輪の外し方しってて、ヤヨが「これ、簡単にはずせる」とかいいだして、
ヤヨがミンナの首輪はずしてみんなでにげる。ってのは?ごめん。。しょぼくて・・
玲子と舞子はキャットファイト(ビンタ合戦)の末に
どちらかの首の骨が折れて死ぬのがよかったな。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 00:00:20 ID:qFGYpXUq
しゅうと舞子って、まだ生きてたっけ?そうだったら、生き残ってほしい。孝太郎?が玲子殺して、信太郎が孝太郎と相打ち位は?
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 00:25:05 ID:1h0zuuFH
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 00:46:44 ID:pUJ9QpkZ
125です
あの後俺なりにラスト考えたんですけど書いていいですか?
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 00:48:04 ID:pUJ9QpkZ
間違えました
124です
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 00:53:55 ID:1h0zuuFH
かいてください!!
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 00:54:12 ID:1h0zuuFH
お願いします!
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 01:18:38 ID:gohSkZeb
誰でもいいから、がんばれ。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 12:12:54 ID:1h0zuuFH
書いてはやくうううう
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 14:31:54 ID:+obTijp1
早空ううう
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 19:03:06 ID:X0tPzEj7
しゅう達の足跡を追って歩く伸太郎と弥生。伸太郎は、銃に新しい弾をこめなが
ら歩いている。しゅうも舞子も、殺しをするとは思えない。が、万が一のためだ。
しかし、弾の数には限りがあった。そこで、伸太郎は弥生の武器も知っておこうと
思い、弥生に訪ねた。
「なぁヤヨ。ヤヨは何の武器もらったんだ?バッグの中に入ってるだろ?」
弥生はバッグの中をゴソゴソと探し、一本の果物ナイフを取り出した。
「これ、りんご食べるとき使うの。りんご、おいしいよね」
弥生の笑顔と癒しのある口調に、伸太郎の張り詰めた心はほぐれていった。
「そうか。ヤヨ、でも今は危ないから閉まっておきな。もし誰かが襲ってきたら使うんだ」
「うん。わかった」弥生はナイフをポケットにしまい、伸太郎の後に続いて歩き出した。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 19:11:36 ID:X0tPzEj7
一方、しゅうと舞子は伸太郎達よりも数百メートル先を歩いていた。舞子は
残った弥生のことが気がかりだった。
「ヤヨ、まだ生きてるって。でも大丈夫かな。サッチーも奈穂佳も、もういない
から・・・私、心配だよ・・・」
「大丈夫だよ。ヤヨにはきっと伸太郎がついてる」
「でも・・・」
舞子は特別、普段から弥生の面倒を見ていた訳ではないが、舞子の優しさからで
あろう、弥生のことが心配でたまらなかった。
「ねぇ、しゅう、ヤヨたち探さない?伸太郎一人じゃ、心配だよ」
「え?でも舞子・・・あっ!」
しゅうの言葉を待たずに、舞子は引き返していった。
「4人で生き残る方法、考えよう!」
「ま、舞子・・・」
しゅうはしぶしぶ、舞子の後を追っていった。
残り4人
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 19:20:42 ID:cYmyjUdL
続きマダー??
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 20:54:29 ID:Q4NRIisf
「しっかし〜しゅう達ホントにこの先にいんのかねぇ」
伸太郎は半信半疑になりながらも終わることのない足跡を追い続けていた。
するとしばらくして前方から足音が!そう、舞子が引き返してきたのだ。
「おいヤヨ!隠れるぞ!」伸太郎と弥生は一旦近くの茂みに隠れた。
「おい、あれは舞子だぞ!しゅうもいる!やっぱりあいつらだったんだ・・・・」
「しゅ・・・・」「待てヤヨ!」飛び出そうとした弥生を慌てて伸太郎が引き止める。
「いいかヤヨ。あいつらは俺たちの仲間だ。俺はそう信じてる。だけどいきなり飛び出すと
あいつらも警戒するかもしれない。まず俺が2人と話してくるから、お前はここに隠れてろ」
そういうと、伸太郎は持っていた銃を弥生に渡した。
「もし、もしあいつらが俺を襲ってきたら、お前はこれを持って逃げろ。いいか、絶対に生きるんだぞ」
「いや!みんなともだち・・・・」
「ああ、そうだ。だから大丈夫。じゃあいってくる」
いやがる弥生を茂みに残して、伸太郎は2人の方へ向かっていった。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 21:00:47 ID:cYmyjUdL
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 21:23:57 ID:Q4NRIisf
「しゅう!舞子!」
いきなり背後から聞こえた声に驚いたしゅうはとっさにボーガンを構えた。
「しゅう、俺だよ。伸太郎だ」
「伸太郎・・・・・」「しゅう、俺はお前たちと殺し合いをするつもりはない。
なんとか一緒に脱出できないかって考えてる。しゅう、お前は俺を殺すつもりか・・・?」
伸太郎は両手を挙げて必死に訴えた。その様子にしゅうも警戒心を解き、ボーガンを下ろした。
「伸太郎・・・・ヤヨは、ヤヨは一緒じゃないの・・・?」舞子が不安げに尋ねた。
「舞子、心配するな。ヤヨは俺と一緒だ」
「しゅう、まいこ」伸太郎の合図に弥生が姿を現した。
「ヤヨ・・・・・よかった」ようやく舞子に安堵の表情が戻った。
「残っているのは俺たちだけだ。車掌も量太もみんな死んじまった・・・・スマン、俺あいつら助けられなかった・・」
伸太郎はうつむいて唇をかんだ。
「伸太郎。伸太郎のせいじゃないよ。それより生きていてよかった。これから4人で生き残る方法、考えよう」
「しゅう・・・・ああ、そうだな。もう仲間が死ぬのはたくさんだ。あいつらの分まで俺たちが生き残らないとな」
伸太郎、しゅう、舞子、弥生の4人は決意新たに森の中を歩き始めた。
残り4人
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 21:31:14 ID:ok5sLkve
最強メンバーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 22:19:03 ID:Q4NRIisf
「この首輪さえ外せれば・・・・」しゅうはふいに首輪に手を掛けた。
「そういえば、これ下手に触ると爆発するって言ってたよな・・・・おいしゅう、気をつけろよ」
伸太郎もしゅうも疲れ果てていた。4人が生き残る事を信じてずっとその方法を探してきたが
一向に良い考えが浮かばない。俺たちもこのまま死んでしまうのか、その恐怖感が4人を襲い始めていた。
「ハハハハハハ」突然金八から放送がかかった。
「せ・・先生?」「君達いろいろ頭を悩ませているようだねえ〜だけど無駄ですよ〜
はじめに言ったように最後まで生き残れるのは一人だけですから。さあ、早く4人で殺し合いなさい」
「ちきしょお・・おい担任!俺たちをこの島から出せ!!!」伸太郎が叫ぶも金八からの返事はない。
「私達、このまま死んでしまうの・・・・・?」舞子がポツリと呟いた。
「おいみんな!元気出せよ!まだ死ぬって決まったわけじゃないだろ!やっと4人揃ったのに、ここで死んでたまるかよ・・・
俺だって死にたくねえよ・・・・車掌や量太と約束したんだ。俺たち絶対生き残るって、俺がヤヨを守るって・・・・・」
「伸太郎・・・・・」「・・・・・・・」
しばらく沈黙が続いた。伸太郎もうつむいたまましゃがみこんでいる。お互い掛ける言葉もなく絶望的な空気の中で
時間だけが淡々と流れていった。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 22:45:20 ID:cYmyjUdL
続きハヤクー
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 22:53:08 ID:Q4NRIisf
「しんたろう・・・」沈黙を破ったのは弥生だった。
伸太郎が顔を上げると、弥生は持っていた銃を自らの頭に押し付けた。それは、伸太郎が
弥生に持たせたものだった。
「おいヤヨ・・・・・・何やってんだよ・・・・」
なんと弥生は自ら引き金を引こうとしていたのだ。
「お、おいヤヨ!止めろ!!よせ!!」
「しんたろう。やよ、みんな死ぬのイヤ。みんなともだち。みんなともだち・・・」
「お・・おお、そうだ。ヤヨ、みんな友達だ!みんなで生き残るんだ!!」
弥生は正当防衛とはいえ洞窟で玲子を殺してしまった事を心のどこかで悔やんでいた。
弥生にとっては、玲子も大切な仲間だ。その仲間を自らの手で殺してしまった事は
やはり計り知れないショックになっていたのだ。
「やよ、みんなが死ぬのイヤ。しんたろう、死なないで」
「俺は死なないよ!!ヤヨ、お前と一緒に生き残るんだ!!」
しかし弥生は知っていた。生き残れるのは一人だけだと。自分が生きていれば、みんなは生き残れない。
大好きなみんなが死ぬぐらいなら自分が犠牲になったほうがいいという必死の決断だった。
「ヤヨ・・・・やめて・・・」舞子の訴えも弥生には届かない。
「しんたろう。しゅう。まいこ。死なないで
ヤヨ、さっちーとなおかがいるよ。大丈夫だよ・・・・」
「ヤヨ、やめろ!やめてくれ・・・」
「しんたろう。ありがとう」
「ヤ・・・・・・
「バンッ」
女子3番飯島弥生死亡(残り3人)
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/11(月) 00:15:19 ID:CvP5shra
バトロアって最後転校生の男って死んだっけ?
死ぬね。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/11(月) 22:29:16 ID:XgG7rfY4
ええーどうなんのこれー
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 03:30:59 ID:VOGqUkY8
>>148-149 キッズリターン見てからBR見るといいよ
桐山役の安藤くんが「キタノの連れてきた刺客」の意味がわかるから
え〜まだ続きやんないの〜?
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 14:16:40 ID:oJ0sc0zn
弥生の死は、伸太郎に多大なダメージを与えた。量太や車掌との約束を、守れ
なかった自分を責め、膝をついて地面を何度も叩き続けた。
「ちくしょう!俺がヤヨに拳銃なんか渡さなけりゃこんなことには!」
伸太郎は顔を赤くして泣き続けた。舞子も弥生を抱きしめ、頭を優しく撫でながら
「ごめんね、ごめんね、ヤヨ。痛かったね・・・」と何度も誤り、泣いた。
そんな中、しゅうだけは落ち着いていた。しゅうは伸太郎の片をたたき、
「伸太郎は悪くない。ここで泣いてても仕方ないから、僕たち3人は絶対生きよう」
と励ました。だが、弥生の死のショックに逆上した伸太郎は、しゅうのむなぐらを掴み
怒鳴り散らした。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 14:23:01 ID:oJ0sc0zn
「何が仕方ないだよ!ヤヨは・・・ヤヨはもう戻らねぇんだぞ!何でお前は涙一つ見せねぇんだよ!」
しゅうは黙って下を向いたまま、何も言わなかった。言えなかった。
「おい、しゅう!お前ヤヨが死んだのに何ともねーのかよ!何とか言えよ!」
伸太郎はさらにしゅうを怒鳴り続ける。見かねた舞子が止めに入る。
「やめてよ二人とも!喧嘩してる場合じゃないでしょ!」
伸太郎はしゅうを離したが、まだ涙目である。しゅうもやりきれない表情だ。
「もう残ってるのは私たちだけなのよ。ヤヨのためにも、もう誰も死んじゃだめなの!
喧嘩なんかしたら、ヤヨが悲しむじゃない!」
舞子の説得に、しゅうは落ち着きを取り戻した。しかし、やはり伸太郎はショックが
収まらないのであろう、また地面にしゃがみこみ、頭を抱えて泣き出した。伸太郎の脳裏
には、今まで目の前で死んでいった仲間のことがクローズアップされていた。
シマケンが銃弾に倒れた場面、車掌が頭を殴られた場面、量太が自分達をかばい、死んだ
場面、そして弥生の自殺・・・これだけ仲間の死をみれば、ショックを受けないはずはない。
普段はおちゃらけた性格の伸太郎ですら、こんな場面では無気力になってしまうのだ。
その様子をしゅうも舞子も、ただ見つめることしかできなかった。舞子も徐々に不安で限界
になってゆく。
「本当に私たち、どうなっちゃうの?」
残り3人
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 15:57:18 ID:IdVdT83l
最後はやはりしゅうか?
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 18:26:09 ID:15WyWp8a
その場に佇む3人
伸太郎は落ち着きを取り戻しつつあるが、いまだしゃがみこんだままだ。
舞子は途方にくれたまま、涙も出ないほど憔悴している。
そのとき、しゅうはあることを考えながら、地面をほじくり返していた。
「一人しか生き残れないこのゲーム・・3人で生き残る方法は・・」
「やっぱり1つしかない」
突然、しゅうは明るい声で喋り始めた
「なんかさ〜、もう馬鹿らしくなってきたよねえ」
「俺、もともと一人でいるのが好きだしさ、ずっと舞子と一緒で正直疲れたんだよね」
「しゅう・・!?」
舞子は驚いた表情でしゅうを見上げた。
伸太郎は顔をあげ、しゅうをにらんでいる。
「もうさ、3人生き残るのは無理じゃん? ここらで仕切りなおししない?
もう一回、一から3人で殺し合いしようよ
みんなバラバラになってさ」
「えっ・・しゅう今なんて・・?」
舞子は耳を疑った。
「・・おい、しゅう・・。もう一回言ってみろや。今何つった? 何つったんだこらあっ!!!」
伸太郎は立ち上がると同時にものすごい勢いでしゅうの胸ぐらをつかみ、しゅうを睨んだ。
その瞬間だった。
伸太郎は、しゅうの目線がやけに下を向いているのに気づき、思わず地面を見た。
そこには文章が書かれていた
「このクビワのせいで、会話はすべて聞かれてる。
僕に考えがある。先生のいる場所をシュウゲキしよう
3人生き残るにはそれしかない。 先生をたおすんだ。
とりあえず、今は、ナカマワレしているのを装うんだ
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 18:51:04 ID:K6RvRgbc
なんだこのスレwww
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 19:39:29 ID:kIpf+oe/
おもしろくなってきた
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 20:59:31 ID:2kDJEJHn
なんでしゅうは盗聴マイクがわかったんだ?
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:02:43 ID:99xaEDUl
原作に同じような展開になってきて、よく出来てるね。
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:07:07 ID:99xaEDUl
この話し、ドラマ版の金八先生でもやってほしいな
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:31:15 ID:+yNEZ/at
さらに地面の文字は続いていた。
「明日の午前0時、先生のいる建物付近、大きな木の近くの岩陰に集合
ありったけの武器を持って」
伸太郎は文字をすべて読み微かに笑った。そして
「てめえっ!!ここまできてなんで殺しあわなきゃならねーんだっ!!
大体、最初からお前は信用できなかったんだよ!!」
「・・伸太郎の守りたかったヤヨも守れなかったしね・・
伸太郎さ、もう生きてる意味ないじゃん♪」
「しゅう・・俺ぁもう切れたぞ・・わかった。
ここでお別れだ。次会ったときは殺す・・」
そして伸太郎は目一杯の不格好なウインクをし、どこかへ消えていった。
その後、舞子にも事情は伝わり、3人は明日の決行に希望を見出し、それぞれ別れて行った
しかし・・
伸太郎が文字を読む間に生じたわずかな会話の空白時間に、金八が気づいていたことを
このときの3人は知る由もなかった・・
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:48:18 ID:Rjz81jts
てか祥恵の字が違うのが痛い。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:49:09 ID:gooX0Tll
俺的に玲子をもう一回登場させてほしい
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:51:21 ID:7vbb+rbf
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 21:53:34 ID:Rjz81jts
少しぐらい原作をパクってくれ。
玲子=千草(だっけ?)
崇史=へたれ杉村
Wあすか=名前知らんがメガホンの二人。
祥恵、ギャル3人、ウガ=灯台チーム
しゅう(黒)=桐山
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:08:06 ID:gooX0Tll
俺が考えてたシナリオって言うのは、玲子は実は死んでなくて、
洞窟から這い出した後伸太郎達を追って森に入って、自殺した弥生から拳銃を取って、
伸太郎達を襲撃する。んでまず最初に舞子を殺そうとするんだけど、これ以上仲間同士の
殺し合いを見たくない舞子はなんの抵抗もしないで玲子に向かう。弥生の死で興奮していた
伸太郎はたまらず玲子を抑えようと飛び掛る。そして玲子が発砲する瞬間、しゅうも舞子を
守るためにボーガンを打ち、玲子を殺す。その時に玲子が打った玉が伸太郎に当たって伸太郎も死ぬ。
そして最期にしゅうと舞子が残って、そこからまた話しが展開されるみたいな
まあもうどうでもいいけど
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:14:04 ID:Rjz81jts
もれシナリオのラストはしゅうも舞子も
最後は全員死ぬ。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:26:14 ID:99xaEDUl
原作どうり、しゅうと舞子は助からないと
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:28:36 ID:Rjz81jts
助かるばかりじゃつまらん。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:31:53 ID:gooX0Tll
でも助かっても後味悪くないか?
今までしゅうと舞子は他のクラスメートとほとんど絡んでないのに
最期だけ助かるってのも・…
俺も全員死ぬ方向で考えてた。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:37:46 ID:Rjz81jts
漏れシナリオはとりあえず最後はしゅうと舞子が残る。
やくが切れて半狂乱で暴れまわるしゅうを必死にとめようとする舞子。
そこで銃が暴発。舞子が弾を腹部にくらい死亡。
舞子の死に怯えるしゅうは最後の一人になった中で自殺する・・・。
てきかな。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:40:56 ID:gooX0Tll
俺の考えたシナリオも具体的に書いていいかな?
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:41:31 ID:Rjz81jts
書け書け!
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 22:52:16 ID:gooX0Tll
俺は、とりあえず
>>167の後しゅうと舞子が残る
そこで金八から最期の放送がかかり、島のほとんどが禁止エリアになって、
2人はもうその場で殺し合いをせざるをえない状況になる。
舞子はしゅうのために死のうとするんだけど、しゅうも舞子をかばう。
そしてお互いの気持ちを言い合った後、とうとう2人で心中を決意する。
(俺のシナリオではこの時の場所が海に面した崖の上なんだよ。つまり島のほとんどが
禁止エリアになったってことは、ここで殺し合うか、海に落ちるかどっちかしか
ないってこと)
そして案の定ふたりは飛び降りて心中を図る。(ここで2人の意識が途切れる)
でも
>>15見ると、しゅう が主役っぽいから、やはり舞子とふたりで…。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:03:22 ID:Rjz81jts
>>176 別にこの小説の続きとか考えてるわけじゃないから。
178 :
続き:2005/07/12(火) 23:06:03 ID:gooX0Tll
しゅうに呼ばれて舞子が目を覚ますと、病院のベッドの上にいる。
「あのあと舞子は海岸に打ち上げられて助かったんだ。おめでとう」
「しゅうも助かったの?」「当たり前さ。お前を1人にはしないよ」←ちょっとクサイ台詞を言う
「よかった…・」
「じゃあ、俺ちょっと崇史のとこ行ってくる」→この台詞で舞子はしゅうが死んでいることを悟る。
「えっ…しゅう、ちょっと待ってしゅう、しゅう――――――――
―――――――舞子〜稲葉舞子〜」
ここで舞子目が冷める。そこはいつもと変わらない教室。みんなもいる。
「どうした舞子?お前が寝るなんて珍しいな〜じゃあ、これ読んでください」
そこにいたのはいつもの先生。舞子はふと、しゅうの席を見る。
しかし、そこにしゅうの姿はない。(このへんドラマとリンクしている)
「舞子、あんたなんの夢見てたのよ?あんな寝言っちゃって・・…」
「オイ舞子、お前俺の名前呼んでたぞ?俺の夢みてたのか?」みたいなかんじで玲子と伸太郎が絡む。
「ううん。なんでもない」そう言った後、舞子は心の中でつぶやく。
「しゅう、ありがとう。」
結局舞子の夢落ちなんですけど、これが俺の考えたラストです。
あらためてしゅうと舞子の愛の深さを感じるみたいな感じです。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:09:46 ID:+yNEZ/at
そして・・運命の午前0時に近づいてきた・・
伸太郎は30分も早く約束の地に着いていた。
これから自分たちがしようとすることへの意気込みや不安、
緊張のために、はやる気持ちを抑えられなかった。
「担任さんよ〜、みんなの恨み食らわせてやるよ」
そのときだった
パララララララララ・・
伸太郎のいる茂みに数発の実弾が飛んできた。
「うおおああっ! うぐあっ・・だ、誰だ?!」
「伸太郎〜 駄目じゃないか。上手く隠れないと・・」
暗闇から足音が聞こえてきた。
「先生、さぼってる生徒は許しませんよ」
「なっ・・たっ、担任・・!!?」
そこには護兵を引き連れた坂本金八が立っていた。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:10:49 ID:7vbb+rbf
eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeえええええええええええええええええeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありえなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃにゃにゃにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:14:03 ID:Rjz81jts
なんだよそれ。
原作でそんなこと絶対無いぞ。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:16:04 ID:gooX0Tll
別に原作と同じにする必要はないと思うけど
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:18:24 ID:Rjz81jts
だからってルール変えるなよ。
いくらなんでもこれは許せないぞ。
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:21:02 ID:gooX0Tll
まあまあこれ書いた人には書いた人なりの考えがあるんだろうから
もうちょっと様子見たほうがイインジャネーノ?
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:21:39 ID:Rjz81jts
なら様子を見よう。
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 23:26:08 ID:gooX0Tll
とりあえず続きキボン
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 00:00:10 ID:lJ7Oo96Y
各自勝手にトリップつけて
俺ストーリーを貼ればいいだろ
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 00:05:12 ID:G2D8Akr7
もともと書いてるやつがそこまで上手くない。
改行とか覚えろや。
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 00:06:56 ID:vcQJG2JU
じゃあてめえが続きかけよ
てかここまで来たんだから最期までストーリー統一しようぜ
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 00:10:32 ID:G2D8Akr7
続き書くぐらいなら最初からはじめるっつーの。
191 :
鶴こう:2005/07/13(水) 19:36:26 ID:3lgJLL0V
おもろなーいない おーもろないー♪
おもろないないないない おーもろないー♪
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 19:50:53 ID:zr47qDHj
>>162続きから
運命の時間が近づいていた。約束の午前0時前、しゅうは少し早めに現場に
到着した。見つからないよう、岩陰に隠れながら伸太郎と舞子を待った。しゅ
うの手には、ボウガンがしっかり握られていた。しばらくすると、舞子もやっ
て来た。舞子は一度は捨てた自分の武器であるナタと、弥生の武器だった果物
ナイフを備えていた。あとは伸太郎を待つだけだが、なかなか来ない。
「遅いな、伸太郎」心の中でしゅうも舞子もそう思っていた。
そのときだ。二人が隠れていた岩陰に突如ライトの光が当てられた。振り向くと
そこには3人の兵隊の姿が!そして、放送が流れた。
「君たちの作戦はすべてお見通しです。残念だったね、しゅう。そこにいる兵隊
さん達に殺されたくなければ、自分たちだけで殺しあうんだね。そうしないと自分
も含め全員死ぬことになりますよ。さぁ、どうするね!?」
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 19:57:38 ID:vcQJG2JU
なんかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 20:04:37 ID:zr47qDHj
しゅうも舞子も黙り込んでしまった。さらに担任からの放送は続く。
「早くしなさい。兵隊さんたち気が短いからね。早くしないと、二人とも蜂の巣
になっちゃうよ」
「・・・・・」しゅうも舞子も何も言えなかった。そして兵隊たちが銃を撃とうと
したその時だった。「パンパンパン!!!」という音と共に、三人の兵隊が倒れた。
伸太郎だ。伸太郎は自分の持っていた拳銃で、素早く兵隊たちを撃ったのだ。
「し、伸太郎!」
「早くここから逃げるんだ!早く!」
3人は森の奥へ大急ぎで走り出した。しかしその時、倒れたはずの兵隊がピクリと
動き、銃を発射した。
パァーン!!
弾は、逃げ送れた伸太郎に命中してしまった。伸太郎はその場に崩れた。
「うぐ・・・ちくしょう・・・」
「伸太郎!大丈夫か!?はやく僕につかまって!」
しゅうは倒れた伸太郎をおぶって、舞子と共に再び走り出した。兵隊はそれ以上
撃たず、絶命していた。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 20:12:41 ID:bQ8dQF/O
その時、崇史が物陰から現れおぶっていた伸太郎を蹴落とし
崇史はしゅう飛び掛り素早くベルトに手をかけズボンを脱がし下半身があらわになった。
その瞬間しゅうはアナルに激痛が走った
「うっ。。。。なに?」
崇史のペニスがしゅうのアナルに挿入されていたのだ
「!?」
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 20:16:33 ID:zr47qDHj
しゅう達は森の奥の方まで逃げてきた。撃たれた伸太郎は、苦しそうな表情
だ。背中からは血が流れ続けている。
「伸太郎!しっかりしろ!」しゅはタオルで伸太郎の被弾した部分を抑え、
必死で励ました。舞子もそれを見つめている。しかし、傷は思った以上に
重傷だった。
「ワリィな、しゅう。俺をここまでおぶってくれて。でも俺、もうダメだ」
「伸太郎!何言ってるんだよ!これからまた新しい作戦考えるとこだろ!」
「伸太郎・・・死なないで」
「ご、ごめんな二人とも・・・何か最後まで、約束全然守れなかったな。
あっちゃー、これじゃあの世でみんなに笑われちまうな。しゅう!俺の
銃、あと一発だけ弾が残ってる。これで絶対、舞子を守れよ・・・絶対だぞ・・・」
その言葉を最後に、伸太郎は息耐えた・・・しゅうも舞子も号泣した。悲しさや悔し
さ、そして恐怖と不安の気持ちが、いっぺんに二人を襲っていた。しゅうは伸太郎の
拳銃をそっと手に取り、気持ちを新たにした。絶対、生き残る。伸太郎の、いやほかの
3Bのみんなの死は、決して無駄にしない、と。
男子5番狩野伸太郎死亡(残り2人)
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 20:27:50 ID:q1RF1kMh
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 21:39:39 ID:vcQJG2JU
なんかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
なんにもコナイー━━━━(‐∀‐)━━━━ッ!!
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 21:48:47 ID:q1RF1kMh
視聴者ですが200ゲトさせていただきます
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 21:51:08 ID:vcQJG2JU
レス番1〜100までの間に26人死んで
100〜200までの間に死んだのは2人か
ずいぶんペースダウンしたんだな
202 :
1:2005/07/13(水) 23:32:10 ID:oe2xi7Zg
1だけどこんなのびるとおもわんかた
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 23:33:51 ID:vcQJG2JU
書いてる人が生徒のキャラを良く知ってるよ。
実際にやりそうだもん
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 23:36:29 ID:G2D8Akr7
>>203 だがバトロワをちゃんと見たことが無い。
±0
205 :
1:2005/07/13(水) 23:46:29 ID:oe2xi7Zg
これおわったら6か5ね
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 23:51:31 ID:vcQJG2JU
これちゃんとおわんのかなあ
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 00:03:12 ID:BI3jxQaV
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 01:23:09 ID:zXBq+stS
>>205 6だったらミッチーが桐山和夫みたいになりそう…。
で直が川田のような役回りで。
主役はハセケンとあかね?
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 16:08:23 ID:BI3jxQaV
ハセケンとあかねって・・・。
成迫と繭子だろ。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 17:55:32 ID:eXQDmy75
ヽ:r‐'、 __
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ヽ_λ:i. ' `'゙`'‐'i゙ '.,、,、、..,_ /i =―
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、 \ \ ! | l ', ',
ヽ \ \ | | ', ', . _
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ヽ .: / }´ l ,., \. │ | ',.l l / /' .〃 /
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211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 19:04:40 ID:n3pamW9P
続きMadaー
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 21:05:48 ID:zXBq+stS
>>209 いやっ、直と直接関係があるのはハセケンとあかねだから…。
成迫と繭子は杉村と琴弾あたりの役でいいんじゃないの?
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 21:09:12 ID:AcNwWIV4
5だったら健次郎がいっぱい殺しそう
幸作もいっしょにばとろわする
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:06:55 ID:BI3jxQaV
5,6はそこまで盛り上がるとは思えない。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:12:24 ID:xXLVtVZW
漏れは5が印象強いから誰か書いてくれー
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:12:35 ID:AcNwWIV4
じゃあ4か2
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:34:36 ID:yGc7cSc2
その前に誰か7を完結させてくれ〜
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:40:16 ID:BI3jxQaV
てか完結させられるとは思えない。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:48:49 ID:zXBq+stS
>>214 いやっ、ミッチーを使えばかなり盛り上がると思うぞ。6シリーズ・バトロワ
特に教室で、直と乱闘した時に見せたあの狂いっぷりを見たか?
直をレイプしようなんて考えていた奴だ。
手始めにミッチーは仲間であるシンバ、江里子、香織を銃で一掃する…。
そのあとにミッチーys美紀でバトル開始!
で、勝つのはもちろんミッチー。
ミッチー「オ〜〜ホホホホ!」
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:55:53 ID:AcNwWIV4
でもミッチー使えても、他の生徒が6はしょぼい。。
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:58:43 ID:2qIINkog
しゅうと舞子の疲労は限界だった。肉体的にも、精神的にも疲れ果てていた。
二人で生き残る方法を考えてはいるが、思いつかない。担任を襲撃しようにも
兵隊達の返り討ちにあうのがオチだ。かといって、首輪をはずす方法は知らな
い。もう、殺しあうしかないのだろうか・・・二人がそう考えていると、またし
ても金八からの放送が入った。
「もう残っているのは君たち二人だけだ。どちらかが死なないと、このゲームは
終わらないんだよ。二人で生き残ろうって考えてるみたいだがね、そんなこと考
えても時間の無駄です。さぁ、早く殺しなさい。早くしないと、兵隊さんをそっ
ちに向かわせますよ」
その放送に、二人は呆然とした。もう、逃げられない・・・絶望感が二人を襲う。
その時、しゅうが動いた。
「舞子、お前は生き残れ」しゅうは伸太郎の拳銃を頭に突きつけた。
「しゅう!やめて!」舞子はしゅうの持った拳銃に飛び掛った。
「放してくれ!俺、舞子を殺すくらいなら、自分が死ぬ!」
しかし、一瞬のスキをつき、舞子はしゅうの手から拳銃を抜き取り、向こう
の崖に向かって投げた。拳銃は谷底へ落ちていった。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:04:11 ID:yGc7cSc2
>>218 なんでだよ
残りは舞子としゅうだけじゃないか
お互いの情けのために殺し合いが出来なければ心中でも何でも出来るだろうが
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:04:53 ID:yGc7cSc2
何かキターーーーーーーーーーーーーー
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:18:07 ID:2qIINkog
「しゅうの馬鹿!自殺なんて・・・みんなはどうなるの?ヤヨは。伸太郎は。
私たちのために、みんな死んだのよ!みんなとの約束、破る気なの!?」
舞子は涙で説得する。舞子は二人で生き残ることしか頭にないのだ。
「でも、もう駄目なんだよ!どっちかが死ななきゃ、二人ともやられる!」
「諦めないで!しゅう、お願いだから!」
ザッザッザッ・・・・・・・
兵隊達が、二人の元へと近づいてくる。発信機があるため、どこへ隠れても
意味はなかった。
しゅうは今度はボウガンを手にした。しかし、舞子がすぐに奪い取り、それも
谷底へ捨てようと、崖の方へ投げた。ボウガンは、崖の手前に落ちた。しゅう
は慌てて拾いにいく。それを、舞子が追いかける。
「しゅうやめて!」
ふたりはボウガンを掴み、取り合いになった。
「舞子は生き残るんだ!そのためには俺が死ぬしかないんだ!放して!」
「イヤ!放さない!絶対一緒に生き残るの!ボウガンをこっちに渡しなさい!」
そうしている間にも、兵隊達はどんどん距離を縮めてくる・・・
「兵隊がくる!舞子、はやく逃げろ!俺が死ねば舞子は殺されない!」
「しゅう!お願いだから、もうやめて!!」
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:18:35 ID:2qIINkog
その時、舞子が一瞬、強くしゅうを押した。その瞬間だった。勢いあまった
しゅうは足を踏み外し、崖から滑り落ちた。
「しゅう!!」舞子は慌ててしゅうの手を掴み、引き上げようとした。しかし
いくらしゅうが軽量とはいえ、舞子の力では引き上げるのは困難だった。それに
しゅうも気づいていたのだろう。
「ま、舞子・・・早くしないと、兵隊が殺しに来る。その手、放すんだ」
「いや!いやよ!絶対にいや!」
「舞子、今までありがとうな。3B29人の分を、舞子が生きろ」
「しゅう!そんなの駄目!」
「さよなら・・」
しゅうは舞子の手を振り解いた。そして、さっき落ちていった拳銃の後を
追うように、しゅうの身体も谷底へ消えていった・・・・・・・・・・・
その瞬間、兵隊達は引き返していった。
「しゅうーーーーーーーーーー!!!」舞子はしゅうが消えていった谷底
に向かって叫んだ。だが、こだまが空しく返ってくるだけであった。
男子15番丸山しゅう死亡(残り1人)
この瞬間、舞子の勝利が決定した。
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:19:38 ID:xXLVtVZW
・・・なんかビミョー
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:23:50 ID:BI3jxQaV
いくらなんでもしゅうが喋りすぎ・・・。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:39:08 ID:AcNwWIV4
よし!完結!
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 23:53:06 ID:sXUBRt5n
なんかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 00:06:56 ID:bYewXBeD
5シリーズ
男子1番市村篤 女子1番阿部カオル
2番入船力也 2番市川雅子
3番小野寺良輔 3番太田アスミ
4番兼末健次郎 4番落合加奈恵
5番塩沢好太 5番加藤バーバラ
6番田口三郎 6番小松由佳
7番戸田幹洋 7番佐伯蘭子
8番中込祥夫 8番桜田友子
9番日野敬太 9番鈴木サオリ
10番比留間和憲 10番関恵美
11番深川明彦 11番平吹有里子
12番茂木照考 12番松岡敏江
13番森山慶貴 13番室岡美佳子
14番山岡修三 14番安井ちはる
15番山田邦平 15番米田真規子
16番坂本幸作(特別参加)
名簿ほら、これでいいだろ
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 00:11:37 ID:Qkz2sVXa
桜田友子の父親って、6になったら、校長になってたよね。5だと良いパパなのに。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 00:17:51 ID:3rWh2WmX
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 10:11:58 ID:qp8Qv/G4
ちょっと待て!!!第7シリーズあれで終わり?
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 10:22:18 ID:tACHi6cv
じゃん?
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 15:17:53 ID:G1ZFDZj3
ぐだぐたうっせ−な!
あれはもうおわりでいいだろ!くそ粘着ども!
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 19:13:54 ID:QvdkQ/2x
しゅう、舞子は死んだら駄目でしょう。
やり直し
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 19:28:51 ID:60PyaP9R
<バトルロワイアル 〜金八編〜>
■ストーリー■
桜中学近辺では、2005年から麻薬が急激に広まっており、改善の策がまったく整っていないままだった。
性の乱れも激しくなっており、援助交際はもはや朝飯前。混沌とした最悪の状態になりつつあった。
そんな中、数々の問題児を救ってきた伝説の教師坂本金八は定年を迎えるが、
授業中に生徒たちに袋たたきに遭い、ナイフで刺されてしまう。
そのクラスは臨時として若手教師が担任を受け持つことになったが、
まもなくBR法の対象校に選出され、彼は卒業遠足前夜に殺される。
卒業遠足当日。バスに乗り込む生徒たち。その向かう先がBRの舞台であるというのは言うまでもない。
島に到着し分校に入る。睡眠ガスの効力がきれた生徒たちは動揺を隠せない。
と、そこに軍人と共に1人の中年男が現れる。
金八「えー、今から君たちに殺し合いをしてもらいます。
その前に、せっかくだから少し授業をしましょう。<殺人>という単語は・・」
坂本金八の教師人生とは一体何だったのか。
中継を目にした教え子の優、健次郎らは、島に向かうのであった。
■ルール■
・期間は3日。最後の1人になるまで殺し合いを行う。
・禁止エリアの滞在、島からの脱出は認められない(首輪が爆発する)。
■CAST■
○現役3年B組の生徒たち
非公開
○坂本家
坂本金八 坂本幸作 坂本乙女
○教師
乾(教頭) 北(校長) 安西(臨時担任) 中野(元教師) 他
○教え子
加藤優 兼末健次郎 鶴本直 丸山しゅう 他
○その他の人物
BRスタッフ 軍人 他
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 19:44:09 ID:60PyaP9R
金八は拳銃を右手に持ち、
「君たちに出会えて本当に嬉しかった。私の教え子はみんな初々しく、とても輝いていた。」
とモニターの前でつぶやき自殺した。
分校にたどり着いた兼末健次郎は金八の死体を見て泣き叫ぶが、
ハンターコール対象となっていた死刑囚、丸山しゅうに絞め殺される。
島全土に最後の放送が流れる。
「生き残っている諸君、直ちに分校の校庭に集合せよ。来なければ射殺する。」
しばらく経過し、分校に現役3B生徒らは全員集合した。
そして校庭で、強制終了プログラムが実行された。
軍人「バトルロワイアルはこれで終わりだ」
この発言と同時に、生徒たちが装着している首輪の電子音が鳴り響き始めた。
バーンという爆音と共に、あっという間に生徒たちの首が吹き飛んだ。
指揮官「で、例の奴らはどうなった」
部下「はい、射殺しました。全員坂本の教え子だったようです」
END
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 01:30:34 ID:w+P3b/nG
金八映画スレのコピペかよ
つまんねー
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 13:14:03 ID:WC2aeiyU
闘い終えて
康二郎「何で俺が一番最初なんだよ!マジ訳わかんねーよ!」
崇史「僕だって。ドラマでは結構活躍してたのに。何であんな早くやられなきゃならないんですか!」
しゅう「演技力の問題だろ。だから俺は生き残った」
伸太郎「あっちゃー。お前が言うか」
チビあす「私なんて一言もセリフなかったのよ!」
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 13:58:21 ID:seWQpG15
5シリーズマダー??
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 15:50:03 ID:9YDtzL/r
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 16:57:14 ID:4FVZ+ugv
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 18:48:35 ID:017W9h0H
お前何も書いてもいないくせにツマンネとか言うな
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 18:57:40 ID:4FVZ+ugv
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) はいはい、わろすわろす
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 23:07:12 ID:4FVZ+ugv
あげとこ
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/17(日) 13:43:36 ID:6WaV4GiS
いいともに武田さんでてたあげ
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/18(月) 12:37:49 ID:8eSY2X4R
規制くらって携帯からみにきてるのに−だれもかいてない_| ̄|〇
このスレキモい
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/18(月) 23:56:44 ID:8eSY2X4R
お前のカオがきもいWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
Wじゃなくてwだから
( ´,_ゝ`)プッ
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 17:07:32 ID:PhnbtRAG
次作書いていい?
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 18:35:03 ID:vpFNY7iF
いいよ。
第5か6シリーズのキボン
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/20(水) 23:56:25 ID:UMbXw4uV
はやくかけよぼけぇ
笠井準 武器 縄
麻田玲子武器 鞭
これでおk
なんか原作っぽくて嫌だなぁ
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/22(金) 22:09:17 ID:T8AiAJdw
誰も次シリーズ書こうとしないので、まずは前回のおさらいを
7期生編 バトルロワイヤル・成績表
殺した人数
1位.麻田玲子 6人(小川比呂、中木原智美、江口哲史、安生有希、島健一郎、富山量太)
2位.小野孝太郎 3人(園上征幸、金丸博明、杉田幸恵)
2位.西尾浩美 3人(田中奈穂佳、倉田直明、坪田典子)
3位.長坂和晃 2人(清水信子、姫野麻子)
3位.富山量太 2人(大胡あすか、小野孝太郎)
4位.笠井淳 1人(小村飛鳥)
4位.田中奈穂佳 1人(中澤雄子)
4位.江口哲史 1人(小塚崇史)
4位.安生有希 1人(笠井淳)
4位.高木隼人 1人(中村真佐人)
4位.倉田直明 1人(西尾浩美)
4位.狩野伸太郎 1人(長坂和晃)
4位.飯島弥生 1人(麻田玲子)
自殺者3人.(高木隼人、飯島弥生、丸山しゅう)
兵隊に2人.(鈴木康二郎、狩野伸太郎)
優勝・稲葉舞子
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/22(金) 23:23:45 ID:A0ckMNEw
死亡の順番
康二郎
チビあす
ソン
ウガ
崇史
比呂
智美
淳
デカあす
哲史
有紀
真佐人
隼人
信子
麻子
シマケン
奈緒佳
直明
典子
浩美
車掌
和晃
サッチー
孝太郎
量太
玲子
ヤヨ
伸太郎
しゅう
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/22(金) 23:26:20 ID:T8AiAJdw
↑坪田典子×
坪井典子
A
麻田玲子、小野孝太郎、狩野伸太郎、富山量太、丸山しゅう、稲葉舞子
B
長坂和晃、西尾浩美、安生有希、倉田直明、金丸博明、杉田幸恵、飯島弥生
C
中澤雄子、小塚崇史、笠井淳、大胡あすか、江口哲史、高木隼人、田中奈穂佳
D
鈴木康二郎、小村飛鳥、園上征幸、小川比呂、中木原智美、中村真佐人
清水信子、姫野麻子、島健一郎、坪井典子
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/22(金) 23:30:36 ID:T8AiAJdw
7期生3年B組の成績を独断で
決めました。
目覚めるとそこは見覚えのない場所だった。
どこかの学校?
周りでは皆がまだ寝ていた。
何があったか記憶をたどる・・・。
修学旅行のバス・・・皆が口々に喋っていたり騒いでいた・・・。
急に眠くなった・・・・。
首に何かがついていることに気がついた。
自分の目線からはどうしても見えないが首輪のようなものだった。
硬く冷たい・・・。
周りの皆が少しずつ目覚めだす・・・・。
―始まりの場合―
"ガラッ"
教室のドアが勢い良く開いた。
そこには見覚えのある担任の姿。
「みんな、おはよう!」
担任の顔はいつものように笑顔だった。
だが様子がおかしい。担任の後ろには数人の大人の姿があった。
軍服を着、手には大きな銃を持っている。
「せ、先生、なんなんですか?」
祥恵がこわごわ手を上げて言った。
「うん?今の状況のことか?これから説明しますから少し聞いていなさい。」
担任の顔はいつものように笑顔。
「さて、今の状況がどんな状況だかわかる人はいますか?」
担任の問いには誰も反応しな。
「そうかぁ。誰もわからないか。まぁ、当たり前か。」
いつもの笑顔。
次の瞬間、担任の口から信じられない言葉が聞こえた。
「君たちにはこれから殺し合いをしてもらいます!」
いつもの笑顔・・・。
皆、唖然として声が出ない。
「おい!担任よ!冗談きついよ!」
伸太郎が笑いながら言う。一瞬、いつもの教室の風景に戻る。
「伸太郎、冗談じゃないぞ〜。」
・・・・。
やっと状況を把握した。
周りがざわつき始める。
しゅうや玲子は静かな目で担任を見ていた。
ヤヨは状況がわからないらしく笑顔。
「はい、静かに!ではこれから君たちには殺し合いをしてもらいます!」
なぜ担任はこんなに笑顔なのだろうか・・・。
プログラム。正式名称は「戦闘実験プログラム」。
第1回は1947年で、毎年、全国の中学3年生の50クラスを任意に選んで実施、各種の統計を重ねている。
その実験の内容は単純なもので、各学級内で生徒同士を戦わせ、最後の一人を優勝者とする。その際に各種のデータを取り、取られたデータは後(のち)の対外国戦略プログラムの基礎となる。
ちなみに、優勝者には総統閣下直筆の色紙と生涯の生活保障が与えられるということだ。
「説明は以上だ!」
担任は説明が一通り終わると教壇に両手をついた。
担任の説明をまとめるとこうだ
まずは、睡眠ガスで眠らされているうちに付けられたらしい爆弾入り首輪の存在。
このコンピューター管理された首輪にはセンサーがついており、生徒の位置、心臓パルスを元にした生徒の生死を読み取ることができる。
そして、禁止エリア。
プログラム開始(午前0時)の7時間後から、2時間ごとに増える禁止エリアに足を踏み込んだ生徒の首輪は自動的に爆破される仕組みだ。
しかも、ご丁寧に各生徒たちには「武器」が一つずつ支給される(他の支給品は、食料、簡易医療セット、島の地図、コンパス、懐中電灯,、腕時計など)。
当たり外れもあるようだが、銃器や刀剣類といった殺傷能力が高いものも多いらしい。
24時間誰も死なない場合、3日たっても優勝者が決まらない場合は、生き残り全ての首輪が爆破される仕組み。
また、禁止エリアが時間ごとに増えていくので一所(ひとところ)に隠れ潜むことが出来にくく、移動せざるを得ない。
移動すればするだけやる気になった選手(担任は説明の間、ずっと「隣のは友達は、もうやる気になっているぞー」と脅してきた)とかち合う可能性が高くなる。
不審な行動を取った者の首輪は政府側が遠隔操作で爆破できるし、役人達が詰めている分校は、すべての生徒がスタートしたらすぐに禁止エリアに指定されるらしい。
「生き残るためには、クラスメイトを殺さなくてはいけない」
そう思わせる誘発剤が随所に散りばめられているのだ。
実際、担任の説明の途中から教室の雰囲気が変わってきた。
錯綜する視線と視線。
こいつは、あいつは、ゲームに乗るんじゃないのか? みんな、仲間を殺そうとしているんじゃないのか?
それぞれの視線に隠された、それぞれの疑心。
「何か質問はあるか〜?」
いつもの口調で担任は訊いてくる。いつもの笑顔が怖い・・・。
誰も答えない。
「おっと、忘れるところだったー」
担任は一枚の大きな模造紙を黒板に貼った。
模造紙には、島らしきものが中心に据えられた地図が描かれていた。
そこには碁盤の目のような線が縦横に走っており、その網の端にアルファベットと数字が並んでいる。
あわせて読むと、地図の左上からAの1、Aの2、Aの3……、という具合だ。
「このひとマスを、エリア、というー。さっき説明した禁止エリアのエリアとは、このひとマスのことだからなー。みんな、覚えたかぁ?」
もちろん、誰も答えない。
「そろそろ時間だな!じゃあ始めるか!出席番号順で出発してもらうからな〜。
出発したら、すぐにこの建物からは離れろよー。校舎内でウロウロしている連中は、容赦なく撃ち殺すぞ!」
これから殺し合いが始まる・・・。
今まで一緒にいた友達との・・・・。
今教室にいる皆がもしかしたら自分を殺すかもしれない。自分が殺すかもしれない。
まわりの皆の顔は青ざめていたり、中には落ち着いた顔もあった・・・。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:08:01 ID:Z6zrds83
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
また7やるんですか??本格的だからゆるす!
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:09:26 ID:x5lk353+
―玲子の場合―
「では、1番!麻田玲子!」
担任が玲子の名を呼ぶ。
玲子は立とうとしない。
「どうした?玲子?怖いのか?ここで死ぬか?」
残酷なことを言っているのになぜ笑顔なのかわからない・・・。
玲子は静かに担任をにらんでいた。
「じゃあ、仕切りなおしだ!1番!麻田玲子!」
もう一度、玲子の名を呼ぶ。
玲子は静かに立ち上がった。
艶のある黒髪が静かに揺れた・・・。
「じゃあ好きなバッグを一つ持っていきなさい。」
玲子は自分に一番近くにあるバッグを手に取った。
「さて、じゃあ皆に何か言いたいことはないか?もう会えないかもしれないからな。」
担任は笑顔で玲子に訊いた。
玲子は皆の顔を見た。
崇史、淳、舞子、皆青ざめていた。
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:10:24 ID:x5lk353+
そして静かに口を開いた。
「私は・・・。」
玲子の顔に血の気が戻ってきた。何かを決心したような顔だった。
「私は絶対に生き残る・・・。」
そう言って玲子は教室を足早に去った。
校舎から外へ出ると冷たい風が頬に当たった。
その場に立ち止まり支給されたバッグをゆっくり開ける。
一人目の生徒がいなくなった教室ではやはり皆青ざめていた。
玲子は"生き残る"と言った。
その意味を皆考えた・・・。
"パンッ"
その音に教室にいる全員が耳を澄ませた。
まだ一人しか出発していないはず・・・。
「はははっ!」
担任の笑い声。
「玲子に支給された武器は銃のようだなぁ。はははっ。」
玲子は銃を手に暗闇に足をすすめた・・・。
麻田玲子出発。
支給武器:ベレッタM92F
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:18:25 ID:x5lk353+
飽きた(´д`;)
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:32:06 ID:x5lk353+
―有希の場合―
なんでこんな事になってんの・・・。
昨日まで楽しく修学旅行の話をしていたのに・・・・。
有希は怖かった。
殺すことが。殺されることが。
玲子の静かな本気の顔も、銃声も・・・。
「2番!安生有希!」
自分の名前が呼ばれた。
怖い・・・。行きたくない・・・。
でも行かなければ殺される・・・。
有希は震えながら立ち上がった。
「好きなバッグを取りなさい。」
何で先生は笑ってられるの?
自分の生徒が殺し合いするのがそんなに楽しいの?
有希は手近なバッグを掴み走った。
廊下を走りぬけ昇降口を抜け校門を抜けた。
バッグの中から武器を取り出し闇に消えた。
安生有希出発。
支給武器:ヌンチャク
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:41:19 ID:Z6zrds83
生徒全員やるのー( ´Д`)
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:45:02 ID:x5lk353+
>>274 そんなんめんどくせ。
それより問題は長くなりそう。
そして月曜から金曜まで書けないorz
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:47:51 ID:x5lk353+
―ヤヨの場合―
ヤヨの顔からもさすがに笑顔が消えていた。
先生の説明を聞いているうちに状況が把握できてきた。
となりでは祥恵が足を震わせている。
自分自身も怖がっている。
「3番!飯島弥生!」
体が震えた。
「ヤヨ、怖がらなくていいんだよ。」
先生が笑っている。
席を立つと後から祥恵の声が聞こえた。
「気をつけてね・・・。」
「さ、自分のバッグを持っていきなさい。」
バッグを手に取ると教室を出た。
飯島弥生出発。
支給武器:コルト・ハイウェイパトロールマン(リボルバー)
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:52:46 ID:Z6zrds83
じゃあ今日でおわらせてー( ´Д`)
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 01:58:29 ID:x5lk353+
何言ってんだお前(´д`;)
―舞子の場合―
舞子は自分の荷物を肩にかけて外へ向かった。
バッグの中には刃渡り15cm程度のナイフが一本入っていた。
教室で振り返ったときのしゅうの静かな顔が気になった。
そして先生の笑み・・・。
月の光が明るかった。
左右には林が、闇が広がっていた。
正面には明るい道が続いている。
舞子はその道を進み始めた。
皆の顔を思い出した。
もう彼らの顔を見ることはないのかもしれない。
そう思うと体が震えだした。
しゅうも、崇史、康二郎、玲子、伸太郎、ほかの皆とも・・・もう会えないかもしれない。
誰がやる気になっていて誰に殺されるかわからない・・・。
目に涙があふれた。
泣きたい・・・。大きな声で泣き叫びたい・・・。
うしろに人がいることにしばらく気がつかなかった。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 02:06:59 ID:Z6zrds83
どこまでかくのー?( ´Д`)
―遭遇の場合―
舞子が振り向いたときにはもう遅かった。
背後の人物が額に銃を向けている。
月明かりに照らされたその姿には黒髪が映えていた。
「あんたを最初に殺すことになるなんてね・・・。」
舞子は覚悟を決めた。
撃たれると思い目を閉じた。
「けっこうあんたの事、好きだったわ。」
玲子は引鉄に指をかけた。
"ガサッ"
"パンッ"
かわいた銃声があたりに響いた。
自分はもう生きていない。死んだ。それなのにどこも痛くない・・・。
舞子は目を開いた。
どこも撃たれてはいない。
じゃあ、今の銃声は?玲子は何を撃ったの?
玲子の体に血がついていた。
そして玲子の向こうで哲史が倒れている。
―哲史の場合―
何でこんな事に・・・。死んでたまるか!
哲史は学校を出るとすぐに武器を調べた。
ポンプ式ショットガン
手にズシリと重みが伝わった。
ショットガンを構えながら走った。
絶対に生き残る!全員殺してやる!
哲史はそんな衝動に駆られた。
道をまっすぐ、明るく続く道をまっすぐ進む。
そして5分もしないうちに人影が見えてきた。
2人。どちらも女子。
哲史はわき道に入り様子を見ながら近寄る。
そのうち2人の姿がはっきりしてきた。
舞子と自分が思いを寄せる玲子。
玲子の姿を見るといつもの日常のように声をかけたくなった。
今の状況を忘れて・・・。
意を決してわき道から飛び出す哲史。
"パンッ"
飛び出すと同時に銃声が響く。
玲子の銃が自分に向けられていた。
目の前が、視界が血に染まる・・・。
哲史の精神は途絶えた。
江口哲史死亡
一人殺すのにここまでかかるとは・・・。
最後まで書き終える自身ねぇ(´д`;)
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 02:28:33 ID:Z6zrds83
ガンガレ( ´Д`)
―最初の死人の場合―
「哲史・・?哲史!?」
哲史に駆け寄る舞子。夥しい量の血がそこに溜まっていた。
銃弾はちょうど心臓を貫いていた。
「な、なんでこんなことしたの!?」
「こういうゲームでしょ?こうしなきゃ勝てないわ。」
舞子の問いに冷たい答えが返ってくる。
「でも、それでも友達だったのに!!」
「そんなこと言ってたらこのゲームには勝ち残れないのよ!!私がやらなくちゃ私たちがやられてたわ!」
玲子は哲史のショットガンを拾い上げそう言い放った。
舞子はショックで言葉が出なかった・・・。自分が死んでたかもしれない・・・。
「今の内は見逃すわ。」
「えっ・・?」
「はじめからあんたを撃つつもりなんか無かったわ。早く行きなさい・・・。」
「でも・・・。」
「早く行きなさい!その代わり次に会ったときは・・・・容赦しない・・・。」
そう言うと玲子はわき道に入っていった。
舞子は哲史の死体をきれいに整えその場を去った・・・。
今日は寝る。
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 05:22:18 ID:RlrGNSMj
おもろいからガンガレ
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 15:29:53 ID:x5lk353+
―大胡あすかの場合―
(何でこんな事になってるのよ・・・。)
あすかは廊下を歩いていた。
手には教室で手に取ったバッグ。
ズシリと重いわけでもなく、そこまで軽いというわけでもなかった。
昇降口を出た。
(誰かいないかなぁ・・・。)
殺したいというわけではない。死にたいというわけでもない。
とにかく誰かと一緒にいたい。
(チビあす、舞子・・・。)
何かを思いついた。
(舞子はもう探せないけど、チビあすなら待ってればくる・・・!)
あすかは昇降口の脇の茂みで息を潜めた。
確かめるようにバッグを開けると短刀が入っていた。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 15:46:48 ID:x5lk353+
―小川比呂の場合―
比呂は学校を出ると居住区に向かった。
(どこかに隠れてしばらく過ごしていれば・・・。)
そういう考えだった。
地図には居住区の場所も書いてあった。
(Iの5。そこまで行って身を潜めてよ・・・。)
そして農道のような道を走っていた。
急ぐ足を止めた。
自分の武器は何なのか。それが気になった。
バッグを開ける。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 15:48:08 ID:x5lk353+
(鎌・・??)
稲刈りに使うような普通の鎌だった。
この武器は当たりなのかはずれなのか・・・。
それでも無いよりはましだった。
鎌を手にまた足を速めた。
速く、もっと速く。
そのとき焦って手に持っていた鎌を落とした。
すぐに気づき後ろを振り返り鎌を拾おうとする。
だが誰かが鎌を先に拾った。
誰かの手が自分の武器を振り上げた。
「誰!?」
声を上げた瞬間、喉に鎌が刺さった。
視界が真っ赤になる。
靡く黒髪が最後に見え、そして意識が途絶えた。
小川比呂死亡。
残り28人
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 16:23:19 ID:Z6zrds83
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
―孝太郎の場合―
孝太郎は納屋に潜んでいた。
そしてその中でゲームをしていた。
最近手に入れたばかり(和晃の家からくすねた)のゲームだった。
それをクリアするまではどうしても死ねない。
小さな野望に燃えていた。
脇にはブーメラン。
これが孝太郎の支給武器だった。
こんなもんの役に立つとは思えない。ハズレ武器だ・・・。
孝太郎はゲームに夢中だった。
―教室の場合―
教室にはもう誰もいなかった。
皆、殺し合いに出発した。
誰に殺されるか、誰を殺すか、誰が生き残るかわからない。
そんなゲームに・・・。
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 16:57:39 ID:x5lk353+
―麻子の場合―
麻子は自分のいる場所を地図とコンパスで調べた。
ずっと無我夢中で走っていてここが何処だかわからない。
とにかく川原ということ。
支給武器はコルト・ガバメント
自分が当たり武器ということには安心できた。
だがこれはできるだけ使いたくなかった。
自分のいる場所はEの4だった。
結構、学校から離れていた(学校はGの7)。
もう足が疲れていた。
眠くなってきても眠ることができない。
いつ誰に狙われているかわからない・・・。
その背後には誰かが近づいていた。
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 17:15:19 ID:x5lk353+
―しゅうの場合―
しゅうは最後に教室を出た。
誰もいない教室を。
何処に行く当ても無かった。
とにかく舞子を見つけたかった。
舞子を見つけて・・・どうするのか・・・。
川に出た。
周りに橋のようなものは無い。そもそも山の中だった。
あきらめて川を下流のほうへ向かった。
腕時計を見ると午前2時半だった。
腕時計から目を離し頭を上げると少し川原の広がった場所に出た。
そこには人影があった。
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 17:20:25 ID:Z6zrds83
ガンガレ
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 17:26:15 ID:x5lk353+
―川原の場合―
麻子は何者かの足音に気づき後ろを振り向いた。
しゅうは人影に気づいた。
2人の目線は空中でぶつかった。
「しゅう・・・?」
「麻子・・・?」
麻子は自分の銃を構えた。
「やめろ、殺す気は無い・・・。」
しゅうは静かに言い放った。
「えっ・・?」
「人を殺す気は無い。ただ人を探してるだけだ・・・。」
「ほんとに・・・?」
「あぁ・・・。」
2人の会話はしばらくお互いを行き交った。
突然、麻子の足がふらついた。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 17:33:46 ID:x5lk353+
「麻子・・・!?」
しゅうは麻子に近寄った。
麻子を抱き上げる。
「麻子?麻子っ!?」
なんど揺り動かしても目は開かなかった。
誰かに撃たれた?
だが銃声が無ければ麻子に外傷は無かった。
周りは静かだった。
そしてしゅうは気づいた。麻子は寝息を立てていた。
(寝てる・・・。)
しゅうは麻子のバッグから毛布を取り出しそれを麻子にかけた・・・。
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 17:47:51 ID:x5lk353+
―飛鳥の場合―
飛鳥が校舎を出るときれいな月が見えた。
この月を見るのももう最後なのかもしれない・・・。
そう思うとさびしかった。
(デカあすたちにももう会えないのかな・・・。)
飛鳥が校門を出ようとすると近くの茂みから物音がした。
「だれっ!?」
支給武器の文化包丁をとっさに構えた。
茂みから顔を出したのは見覚えのある人物だった。
「デカあすっ!!」
「チビあすっ!」
二人は互いの手を掴んだ。
「こんなとこで何やってたの?」
「チビあすのこと待ってた!」
デカあすは笑顔で答えた。
「ほんとに・・・?」
「もちろん!」
二人は互いに手を繋いで駆け出した。
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 18:14:16 ID:x5lk353+
―隼人の場合―
隼人が学校から出発して1時間が経とうとしていた。
隼人は崖にいた。崖の下には大きく広がる海。
「はぁ・・・。」
(忍者夢見てるからってこりゃねぇよな・・・。)
支給された武器を眺めていた。
手裏剣。
いくら忍者を夢見ていても本物を投げたことなど無かった。
(こんなの使えねぇよっ!)
隼人は手裏剣を思い切り投げ捨てた。
投げた手裏剣は何にかに刺さった。
本人は気づいていなかったが。
(いつまでもこんな所にいるわけにもいかないな!)
海に向かって大きく伸びをする。
瞬間、自分の体は宙にあった。崖下に向かって落ちていた。
海に綺麗に血が舞った。
高木隼人死亡。
残り27人
302 :
sage:2005/07/23(土) 18:17:31 ID:BNzIFclu
にちゃんのやつはみんなキツいな。
>>302 sageかたも知らんやつがなにいってんだ(´∀`)
>>301 読みやすくていいよー
チカラをいれて力まないでがんばって〜
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 18:23:26 ID:Z6zrds83
なにがきついの?
―信子の場合―
信子は林の中に隠れていた。
とても体が震え怯えていた。
(何で私がこんな事に巻き込まれなくちゃいけないのよ!)
体の震えはとまらない。
極限状態に追い込まれた。
その時、"がさっ"と音が鳴り腿に激痛がはしった。
(なにっ!?)
腿には何かが刺さっていた。
(手裏剣・・・?)
投げたほうを見ると隼人が海に向かって立っていた。
こんな近くにいたなんて・・・。
私は殺されかけた・・・。
信子は腿に刺さった手裏剣を引き抜くとそっと隼人に近づいた。
隼人が崖ぎりぎりで伸びをしている。
背中を思いっきり押す。
隼人は空を切って落ちていった。
"ドボン"と音が鳴り、落ちた場所は赤く染まった。
「私を殺そうとするからこうなるのよ!!ざまぁみろ!!
人を殺すなんて簡単じゃないの!!!キャハハハハッ!」
信子の精神は崩壊しつつあった。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 18:57:46 ID:x5lk353+
あげとこ。
今日は25時間テレビだし1日中かいてるかな。
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 19:05:30 ID:x5lk353+
―真佐人の場合―
真佐人は住宅街の真ん中にいた。
その体には不釣合いな大きな武器を構えていた。
ウージー九ミリサブマシンガン
真佐人はこんなものが自分に扱えるとは思えなかった。
その上いつも回りにいる3B'zはいない。
こんなに不安になったことが人生の中で他にあるだろうか・・・。
早く皆に会いたい。
会えばこの不安も和らぐ、と思う。
(とにかくまずどこかで寝て皆を探そう!話はそれからだ!)
そう思い足を進め始めた。
しばらく進むと町役場なるものが見えてきた。
この中なら少しは隠れられる場所もあるだろう。
そこで少しだけ睡眠が取れれば・・・。
真佐人が見つけたのは小さな部屋だった。
待合室か何かだろう。
ここなら・・・。そう思い部屋のドアを開けた。
ドアから自分の額に向けた銃と手が出てきた。
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 19:10:32 ID:znt1wA1h
これ本人が見たらどうなるのかな?
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 19:13:11 ID:x5lk353+
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 19:35:22 ID:x5lk353+
―直明の場合―
誰かと会いたい。
誰かと会ってこのゲームをどうにかしてこの島から脱出しよう・・・。
とりあえず仲間を集めなくちゃ。
とにかく動き回って少しでも人に会う機会を増やそう。
だがもしかしたら戦闘になるかも知れない・・・。
支給武器はデリンジャー。
大柄な自分には似合わないほど小さな銃だった。
こんな武器で戦闘になったら勝てる見込みは少ないだろう・・・。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 19:36:28 ID:x5lk353+
歩いていると大きな建物が見えてきた。
たぶん裏口だろう。
裏口の鍵が壊れていた。
(中に誰かいるのか・・・?)
直明は恐る恐る建物の中に足を踏み入れた。
大きな建物のようだ。たぶん町役場のようなものだろう。
ひとつひとつ部屋を調べる。
誰もいる気配は無かった。どの部屋も空だった。
小さな待合室に入る。中を調べるがやはり誰もいない。
廊下のほうから小さな音が聞こえてきた。
"コツ、コツ"
(足音・・・?)
今自分のいる部屋に近づいている。
息を潜める直明。
何者かがドアを開け始める。
その何者かに銃を向けた。
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 21:08:58 ID:Z6zrds83
しんたろうキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 21:14:00 ID:x5lk353+
―仲間の場合―
直明の向けた銃の先には何者かの頭があった。
「う、撃たないで・・・。」
聞き覚えのある声だった。
「真佐人か・・・?」
「えっ・・?」
真佐人はゆっくりと瞑っていた目を開いた。
「直明!」
「真佐人!」
2人はお互いを確認すると相手を思い切り抱きしめた。
「真佐人、泣くなよ。」
「だってぇ〜、怖かったんだもん・・・。」
「よしよし。」
直明はまるで保護者かのように真佐人の頭を撫でた。
「やっと仲間にも会えたし・・・えぐっ・・・。」
「大丈夫か?少し寝たほうが良いんじゃないのか?」
「うん・・・。眠たいや・・・。少し寝かせて・・・。」
そういうと真佐人は部屋にあったソファに頭を落とした。
2人が出会ったときすでに日が昇り始めていた。
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 21:40:15 ID:x5lk353+
―典子の場合―
典子は地図上ではCの2にある神社にいた。
これから自分はゲームに乗るべきか乗らぬべきか。
(死ぬのもいや・・・。でも・・皆を殺せない・・・。)
支給武器はワルサーPPK。
持つとズッシリと重く手に圧し掛かる。
このまま自殺してしまおうかとも考えた。
だが、その度胸も自分にはなかった。自分には何もできない・・・。
麻子や信子は無事なんだろうか・・・。
もう一度、会いたい・・・。
死ぬならもう一度、会ってお喋りしてから・・・それでも死にたくはない・・・。
(きっと悪い夢だ。眠れば多分、修学旅行のバスの中・・・。)
典子は神社の境内で目を瞑り横になった。
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 22:25:40 ID:x5lk353+
―車掌の場合―
車掌は山道を歩いていた。
農道からわき道に入ったらいつの間にか山道に入っていた。
支給武器は・・・・電子メガホン。
いつも学校で使っているのとあまり変わりが無かった。
「洒落にならんでしょ、これは・・。」
車掌はメガホンを眺めながら独り言をつぶやいた。
「どうやってこんなので人殺せと・・・。」
これならもう死んでもいいかなぁとそう考えた。
それなら死ぬ前にもう一度・・・典子の顔を見たい・・・。
何か古い建物の裏に出た。
地図で場所を確かめる。Cの2、神社にいる。
(ここで少し休むか・・・。)
そう思い表に回る。そこには女子が一人、寝息を立てていた。
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 23:03:35 ID:x5lk353+
―襲われる場合―
車掌は眠っている典子に近づいた。
(ほんとに寝てるのか・・?)
ゆっくり近づきながら本当に眠っているかを確かめた。
(どうせ死ぬなら最後に・・・。)
車掌は不敵な笑みを浮かべながら典子の顔を覗き込む。
典子が寝返りをうった。
突然のことに車掌は一歩足を引いた。
その引いた足で木の枝を思い切り踏んでしまった
「!」
典子が身を起こした。
「やっぱり夢じゃなかった・・・。!」
車掌の存在に気づくと典子は立ち上がり持っていた銃を向けた。
「ち、近寄らないで・・・!」
「無理だよ。どうせ皆、死んじゃうんだからさ。最後にこれぐらいしたって良いじゃん。」
「い、いやよ!こ、こんなの!」
「そんなこと言わないでさぁ・・。」
車掌はじりじりと近づいてきた。
典子は足元の石でバランスを崩した。
車掌が圧し掛かろうとして身を屈めてきた。
「キャーーーーーーーーッ!!」
典子は声の出る限り叫んだ。
車掌の後ろで誰かが何かを構えているのが見えた。
―淳の場合―
(はやく玲子さんを見つけなくちゃ・・・。)
淳は住宅街から少し離れ農家が横に見える農道を走っていた。
はやく玲子を見つけ自分の手で殺し合いをやめさせなくてはいけない。
そう思っていた。
最後に玲子の残した一言がとても気になった・・・。
"私は絶対に生き残る・・・。"
玲子は必ず人殺しをする。もしかしたらもうしているかもしれない。
そう考えた。
農道の脇に長い石段があった。
地図で確かめるとその上は神社がある。
(行ってみるか・・・。)
淳は一歩ずつ昇り始めた。
昇りきると同時に耳を劈くような叫び声が聞こえた。
「キャーーーーーーーーッ!!」
淳は自分のバッグの中から支給された武器、特殊警防を取り出し構えた。
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/23(土) 23:36:24 ID:x5lk353+
なげぇ(´д`;)
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 00:15:07 ID:BTnbe6T+
―逃げるの場合―
淳は叫び声のした方に女子と男子がいることにすぐ気がついた。
「助けてっ!」
典子の声だった。典子の上の男子は(車掌・・・?)
淳は警防を握る手に力を入れ車掌の後頭部目掛け振り上げた。
"バタッ"
車掌は典子のすぐ横に倒れた。
「淳・・・!」
「何があったの・・・?」
「車掌が!車掌が・・・・!」
典子の目は涙で濡れていた。
「はやく!ここから離れよ!」
「えっ・・?でも車掌は・・?」
「もうこんな奴嫌よ!早く逃げよ!」
「わかった・・・。」
淳は典子の手を掴み走り始めた。
2人は淳の来た石段を駆け下りた・・・。
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 00:16:18 ID:BTnbe6T+
―矢の場合―
しばらくして車掌は意識を取り戻した。
「くそっ!誰だ!邪魔したのは!!」
だがもう典子も邪魔した人物の姿も無かった。
変わりに栗色の長髪の女子が背後に立っていた。
「ごめんね、車掌。」
奈穂佳の言葉と同時に後頭部に痛みを感じ意識が途切れた。
ボウガンの矢が刺さっていた。
金丸博明死亡。
残り26人
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 00:34:26 ID:BTnbe6T+
―崇史の場合―
崇史は住宅街の中の民家で息を潜めていた。
明るくなってから行動しよと。
そしてそれまで策を練ろうとそう決めていた。
しゅうや玲子、舞子とどうしても合流したかった。
しゅうを舞子ならどうにかして脱出しようと考えているはず。
問題は玲子だ。
最後に見たときどう聞いてもゲームに乗るような発言を残して去った。
彼女は死なせたくなかった。
だから絶対に説得しなくてはならない。
崇史は民家に会った目覚まし時計のアラームをセットし眠りについた。
応援してるからガンガレ
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 00:36:03 ID:BTnbe6T+
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 00:52:30 ID:BTnbe6T+
―最初の夜明けの場合―
麻子は急に覚醒した。
最後に見た風景からだいぶ周りが明るくなっている。
(わたし、どうなったんだっけ・・・。)
横でしゅうが焚き火を焚いていた。
「しゅう・・・?」
「なに?」
「殺さなかったの・・・?」
自分が寝ている間なら殺すチャンスはいくらでもあるはず。
麻子はそう思った意外な答えが返ってきた。
「殺して何の意味があるのさ・・・。」
「えっ?」
「殺したってさ・・・無意味じゃん。俺は・・・このゲームを終わらせたいんだ・・・。」
「・・・。」
しゅうがビスケットを一袋投げてよこした。
「麻子、あれからいきなり倒れてさ、寝息立ててね。」
(そうかっ!私寝ちゃったんだ・・・!)
「あの、しゅう・・・。」
「ん?」
「ありがと・・・。」
「うん。でもこんな状況だし助け合うのが普通でしょ。」
「うん・・。そう・・だよね・・!」
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 00:56:37 ID:BTnbe6T+
チビあすとデカあすは山の頂上の展望台で目を覚ました。
あれからしばらく歩き続け誰とも会わずに何とか登った。
「結構、眠れたね。」
「うん。」
だいぶ眠っていたようだが精神的な疲れはまだあまり取れていなかった。
「もうこんなの嫌だよ・・・。」
「チビあす・・・大丈夫!元気出せ!」
「うん・・・。」
典子は淳の隣で目を開けた。
農家の倉庫の中だった。
淳はまだ隣で寝ている。車掌から助けてくれた淳がどこか凛々しく見えた。
淳に起きないように小声で「ありがとう」と言ってそっと頬にキスをした。
直明はいつの間にか眠っていた。
「!」
起き上がるとソファで寝ているはずの真佐人の姿が無かった。
「真佐人・・?真佐人!?」
「んん・・何ぃ?朝?」
真佐人はソファの下から顔を出した。
「何だよ、驚かすなよ・・・。」
「何のこと?」
「いやなんでもない。」
深夜だけど応援
ガンガレ
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 16:06:24 ID:ocBv/1yC
>>321 車掌・・・前作じゃ〜瀬戸豊なみの活躍っぷりだったのに、
今シリーズの役割は赤松&新井田かい!
典子をレイプって・・・
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 18:57:01 ID:BTnbe6T+
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 19:04:20 ID:l5zWkhwo
続き頑張れ
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 20:24:20 ID:BTnbe6T+
てか明日から部活の合宿でしばらく書けね(´д`;)
今日うpした後の続きはしばらく待ってね
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 21:01:26 ID:BTnbe6T+
―最初の放送の場合―
"ブツッ"
放送のスイッチが入った。
午前6時。最初の放送の時間。
"はぁい、みんなお早う。"
聞き覚えのある担任の声が島中に響いた。
島のどこにいてもこの声は聞こえるだろう。
"うんうん、だいぶ順調に進んだなぁ。
もう4人も死んでるぞぉ。じゃあ死んだお友達の名前を呼ぶぞぉ。"
全員の耳が聴くことに集中された
"はぁい、まず5番、江口哲史〜。それから7番、小川比呂〜。"
比呂の死の知らせは有希にも智美の耳にも届いた。
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 21:02:20 ID:BTnbe6T+
"次は・・・10番、金丸博明〜。"
「うそっ・・・車掌が・・・?」
淳と典子の耳に届いた。
「まさか、僕のせいで・・・・。」
"最後は、20番、高木隼人!"
「えっ・・・・。」
「うそだろ・・・・。」
真佐人と直明は声を失った。
"死者が出たってことはこのゲームに乗ってる奴がいるってことだなぁ。
じゃあ次は禁止エリアの発表だ。まずは2ヶ所だ。いいかぁ?よく、きいとけよぉ。
1ヶ所目はFの3!"そしてもうひとつはCの9!"
みなが即座に自分のいるエリアの確認をした。
"よし!今言ったエリアが禁止エリアになるまであと1時間だ。エリア内にいる生徒は早く移動しろよぉ。
じゃあ、頑張れよぉ!"
最初の放送は終わった。
皆が死んだ生徒のことを考え、そして行動を始めた・・・。
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 21:17:02 ID:BTnbe6T+
「嘘でしょ?隼人が死んだなんて・・・。」
真佐人も直明もまだ隼人の死の知らせを受け入れられなかった。
「あぁ、嘘だ・・・。絶対・・・。あいつが死ぬなんて考えられない・・・。」
「でもさ・・・もし本当だったら・・・。」
直明も真佐人も俯いた。
「隼人にはもう会えない・・・。」
「そういうこと考えるな・・・。」
「うん・・・。それとさ、」
「なんだ?」
「俺の武器さ、直明に使ってほしいんだよね。なんか大き過ぎるからさ。」
真佐人は自分のウージー九ミリサブマシンガンを直明に差し出した。
「まだ一発も撃ってないし弾も残ってるよ。」
「えっ・・・?」
「ん?なんか変なこと言った?」
「まだ一発も撃ってないって言ったか?」
「うん。俺じゃこんなの使えないよ。それがどうかした?」
直明の入ってきた裏口。
その鍵は壊れていた。いや、壊されていた。
そしてその側に薬莢が落ちていたことを直明は覚えていた。
「気をつけろよ、真佐人・・・。」
「えっ?」
「この建物の中、もしかしたら俺たちだけじゃないかもしれない・・・。」
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 21:31:27 ID:BTnbe6T+
「車掌が死んじゃったなんて・・・。」
「典子・・・。」
いくらあんなことをされたとは言えさっきまで車掌は元気すぎるほど元気だった。
「典子・・・。殺したのは僕だ・・・。」
「・・・。」
「あの時は無我夢中だったから手加減がわからなかった・・・。」
「淳は悪くないよ・・。私を助けてくれたもん。」
「でも僕は・・・・。」
「大丈夫・・・。」
典子は淳の手を握り締めた。
「もう4人もか・・・。」
「みんな昨日まで一緒だったのに・・・。」
麻子もしゅうも死者が出ていることには驚きを隠しきれなかった。
「でもさ、信子も典子も死んでなくて良かった・・・。こんなときに言うのもなんだけど・・・。それに舞子も。」
「うん・・・。」
しゅうは舞子の死を聞きたくなかった。
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 21:42:00 ID:BTnbe6T+
―伸太郎の場合―
(くそっ!もう4人も死んでんのかよ・・・!)
伸太郎は浜辺で悔しさに打ちひしがれていた。
(くそっ!くそっ!)
担任とこのゲームに対しての怒りを拳にしてずっと砂を殴っていた。
その怒りが枯れることは無かった。
手に血が滲んできた。痛みでもう殴ることができなかった。
(何とかしてこの糞ゲームを終わらせねぇと・・・・!)
支給武器のナタを握り締め立ち上がった。
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 22:58:21 ID:BTnbe6T+
―祥恵の場合―
(ほんとに殺し合いしてるんだ・・・。)
祥恵は小さな公園のベンチに座っていた。
もう数人がこのゲームで死んでいる。その現実が怖かった。
脇には新品のフライパン。
自分の支給武器がハズレであることは確かだった。
(こんなのが役に立つとは思えないし・・・どうやってヤヨを探そう・・・。)
ヤヨを探すにもどこをどう探していいのかもわからない。
いつもの教室での自信が出ない。
(とにかく動こう。じっとしててもヤヨは見つからないし。)
そして足を踏み出そうとしたそのとき。
"パキッ"
背後で小さな音がした。声だの折れるような乾いた音。
すぐフライパンを構え振り向いた。
「だれっ!?」
茂みの中には玲子が立っていた。
「玲・・子・・?」
「やっと人に会えたわ。」
玲子の顔は寂しげだった。
「どういうこと?」
「ずっと一人で寂しかったの・・・。」
「わ、わたしも・・!」
玲子に駆け寄ろうとした。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 23:00:12 ID:BTnbe6T+
が、あることに気がついた。
玲子の制服、そして玲子の手が真っ赤だった。
そして、教室で玲子が言い残した言葉・・・。
「なにやったの・・・!?」
「何が?」
「その血・・・。」
「あぁ、これ?哲史を殺したのよ・・・。」
玲子の手に銃があった。銃身が自分に向いている。
「そんなのが役に立つの?」
自分の持っているフライパンを見て玲子が言った。
「な、舐めないで!」
とっさに構えが覚えのある姿勢になった。
祥恵は3年間、テニス部に所属していた。
フライパンをラケットを持つように持ち構えるように構えた。
相手の目線を見れば球がどこから飛んでくるのかわかる。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/24(日) 23:01:12 ID:BTnbe6T+
"ドンッ"
反射的にフライパンを思い切り振った。テニスをしているときを思い出して。
"カンッ"
金属同士がぶつかり合う音がした。
「うそっ・・・!」
フライパンが少し凹んでいた。
「撥ね返せた・・?」
「・・・。」
"ドンッ"
また発砲音が響いた。
"カンッ"
また金属同士がぶつかった。
祥恵は玲子の撃った弾を撃ち返すと足元の砂をひとつかみ掴んだ。
そしてそれを玲子の顔目掛けて投げつけた。
玲子の目に入ったのか、怯んだ隙に自分の荷物を持って走り出した。
いくら弾を撥ね返せたとは言え勝てるとは到底思えない。
ここは逃げるが勝ちだった。
玲子の視界が戻るころには祥恵は姿を消していた。
「ちっ・・・。」
今日は終了。
次に書くのは金曜か土曜になるんで
じゃ!ノシ
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/25(月) 01:53:00 ID:K2Cmldbn
しゅう&麻子
淳&典子
って・・・ドラマではなかった組み合わせだね。
玲子は前作でも新作でも悪役か(´д`;)
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/25(月) 21:36:14 ID:P+TOwlpQ
新作書いてる人って、前作も何度か書いてたのかな?
続きはまだか
面白かった
続き待ってます
345 :
山根さん:2005/07/28(木) 23:59:30 ID:0wMppsL1
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/29(金) 00:23:31 ID:ruh7CoNt
ヤーレンソーランヨー 都会の隅で
ヤーレンソーランヨー 今夜も酒を
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/29(金) 10:25:50 ID:t28+C4iu
書いてる人週末あたりに帰って来るらしいから、
そろそろかな?
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/29(金) 17:52:02 ID:sLXx7Kc8
おもろすぎっ!!!
あげとこw
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 00:00:54 ID:ACGRgNHf
期待age
作者さんはどこにいったんだ・・・
>>350 スマソ
帰ってきたばかりで疲れたので明日(というか今日)うpします
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 00:06:05 ID:rd8VM+QS
>>341 まぁ組み合わせはただ単にだから(´∀`;)
麻子は最初のうちに殺してしまおうかと予定してたんですがw
>>350 どこへと言われると合宿で長野へ
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 13:33:44 ID:zWF/5Z1o
_,,..,,,,_
/ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 14:02:57 ID:GHsL2Bry
男子1番市村篤 女子1番阿部カオル
2番入船力也 2番市川雅子
3番小野寺良輔 3番太田アスミ
4番兼末健次郎 4番落合加奈恵
5番塩沢好太 5番加藤バーバラ
6番田口三郎 6番小松由佳
7番戸田幹洋 7番佐伯蘭子
8番中込祥夫 8番桜田友子
9番日野敬太 9番鈴木サオリ
10番比留間和憲 10番関恵美
11番深川明彦 11番平吹有里子
12番茂木照考 12番松岡敏江
13番森山慶貴 13番室岡美佳子
14番山岡修三 14番安井ちはる
15番山田邦平 15番米田真規子
16番坂本幸作(特別参加)
5シリーズ名簿これでやれ
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 18:32:53 ID:VpMmhakb
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 20:26:09 ID:kiQ9KdXu
わぁ〜い。じゃあ7シリーズマダー??
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 22:21:11 ID:z3/IvhUD
―シマケンの場合―
(ど、どうする・・・。)
シマケンは島の東にある山の中で迷っていた。
(何とかしてこのゲームを終わらせなくちゃ・・・。)
学級委員なのに優柔不断、そんなシマケン。
いつも誰かの意見がなくては物事を決められない。
そして今は一人・・・。誰の意見も聞けない。
(こんな時どうすればぁ・・・。)
"ダァン"
またどこかで銃声が響いた。
(また・・・。)
そしてシマケン何かを思いついたように立ち上がった。
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 22:58:35 ID:kiQ9KdXu
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/30(土) 23:44:55 ID:z3/IvhUD
―智美の場合―
(比呂が死んじゃったのか・・・。)
智美は最初の放送を聞いたときからずっと落ち込んでいた。
親友である比呂の死。
今、智美のいるところはもうすぐ禁止エリアになるFの3の森の中。
あと30分の間にそこから出なければ自分の首が吹っ飛んでしまう。
だが歩く気にも走る気にもなれない。
比呂が死んだから。
(私ももうすぐ死んじゃうのか・・・。すぐに比呂のところにいける。)
だが、残された有希は?
自分も死んでしまったら一人残る有希はどうなる?
(有希を探そう・・・。)
死ぬなら最後に有希の顔を見てからでも遅くはない。
(あと30分の間にここを出なくちゃ・・・!)
智美は走り始めた。
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 00:18:58 ID:9Wb1VBvi
―憩いの場合―
デカあすとチビあすはまだ山の展望台にいた。
「これからどうしよっか・・・。」チビあすがデカあすに尋ねた。
「わかんない・・。でもどうにかしてこんなこと止めなくちゃ!」
「そう・・・だよね・・・。」
「もうチビあす!元気出せってば!」
「康二郎、元気にしてるかなぁ・・・。」
いきなり話を変えるチビあすにデカあすはあっけをとられた。
「いきなり何・・?」
「康二郎とまた会いたいなぁと思って。」
「そっかぁ・・・。まぁ、会えるでしょ。」
デカあすはそう言いながら笑った。
「デカあすは好きな人とかいるの?」
「えっ・・・。」
「ねぇ、いるの?」
「いなくはないけどさぁ・・・。」
「だれ?」
「内緒〜!」
「ひど〜い、人の好きな人知ってるくせに〜!」
チビあすはデカあすを軽く叩いた。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 01:30:25 ID:9Wb1VBvi
―1人になった場合―
2人はしばらく雑談していた。
いつも教室でもどこでも2人一緒だった。
中学に入ってから同じ名前ということで仲良くなって
2人でいつも一緒に遊んでていつも一緒に登下校を繰り返した。
結局、デカあすは好きな人を打ち明けなかった。
「じゃあそろそろ行こうか。康二郎にも会いたいんでしょ。」
「うん!」
チビあすはどこかうれしそうだった。
二人は手を繋ぐ。
そのとき、"ドスッ"という音とともにチビあすが前のめりに倒れた。
「・・・・!?」
デカあすは倒れるチビあすを抱き上げる。
「チビあす!?チビあすっ!?」
チビあすの脇腹のあたりに矢が刺さっていた。
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 01:31:11 ID:9Wb1VBvi
「・・・ヵあす・・デカあす・・・?」
消え入るような声だった。
「大丈夫!?チビあす!?」
「私・・・・どうなったの・・・?」
「わかんない!わかんないけど・・・!」
「そっか・・・私、死んじゃうんだ・・・。」
「死んじゃだめ!康二郎に会うんでしょ!」
「康二郎に会ったらさ・・・好きだったって・・・伝えて・・・。」
「だめ!自分で伝えなきゃ!」
「ごめんね・・・眠くなってきた・・・。」
「だめだよ・・・死んじゃだめだよ・・・。」
チビあすはそのまま目を閉じた。
そしてそれからもう目を開けることは無かった。
さっきまで一緒だったのに。
チビあすの体はどんどん冷たくなっていった。
それとは逆にデカあすの心の中の炎はどんどんと燃え上がった。
復讐の炎。チビあすを殺した奴への復讐の。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 03:04:06 ID:9Wb1VBvi
デカあすはチビあすの支給武器の出刃包丁と自分の短刀を手に持った。
チビあすの体に刺さった矢をゆっくり抜いた。
顔が真っ白で体は冷たくて。
これが親友のなれの果て。
こんなゲームに巻き込まれたせいで・・・。
(絶対に殺した相手を私が殺してあげるからね・・・。)
デカあすは心に誓った。
チビあすをきれいに寝かせると短刀を持っている手に力を加えた。
小村飛鳥死亡。
残り25人
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 17:44:41 ID:9Wb1VBvi
age
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 22:16:19 ID:9Wb1VBvi
自ら晒しage
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 22:28:33 ID:vBrDmKO7
おもしろ杉!!続きまだですかぁ(*´Д`)
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 22:32:09 ID:92y0Ao1V
確かにおもろい
(`зζ)
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 22:32:33 ID:9Wb1VBvi
これからどうするか考察中w
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 22:52:59 ID:9Wb1VBvi
―浩美の場合―
浩美は目覚めた。
日が昇っているのが窓から見える。
ここはどこか大きな建物の中。
自分の腕時計を見る。
(うそ!?もう6時40分じゃん!一回目の放送聞き逃した!?)
一回目の放送の時間からもう40分という時間が過ぎようとしていた。
ここが禁止エリアになる場所かもしれない。
もしそうだとしたら早く逃げないといけない。
だがもし逃げたエリアが禁止エリアになる場所だったら?
(放送聞き逃すなんてありえない!どうしよう・・・。)
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 22:53:48 ID:9Wb1VBvi
浩美の支給武器はスミスアンドウエスン。ぞくに言う銃のひとつ。
これを使ってこの建物の裏口の鍵を壊し中に入った。
そして疲れがたまっていつの間にか眠っていた。
(と、とにかく移動しよう・・・!)
浩美は移動することを決意し自分の荷物をもって走り始めた。
急ぎ足で階段を駆け下りる。
2階に差し掛かったとき一瞬、廊下の奥で何か動くものが見えた。
(なに・・・?誰かいる・・・?)
浩美は銃を構えた。
もしかしたら自分を殺すかもしれない。自分に武器を向けてくるかも知れない。
だが浩美は勇気を出して
「だ、だれ!?」
と一言叫んだ。
相手は二人いるようだった。
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 23:11:49 ID:9Wb1VBvi
―足音の場合―
「俺たちだけじゃないかもって・・・どういうこと・・・?」
真佐人は直明の妙な言葉に疑問を抱いた。
「お前はまだ銃を一回も撃ってないって言ったな。」
「うん。」
「俺が入ってきた裏口の鍵は誰かに壊されてた。つまり誰かが俺たちより先にこの建物の中に入ってきてる・・・。」
「じゃ、じゃあ・・・。」
「気をつけろよ・・・。」
"カンカンカンカン"
何か物音が聞こえた。
「なに・・・?」
「足音か・・・?」
2人はドアの方をじっと見つめた。
ドアの向こうで人影が動いていた。
そして人影は立ち止まった。
「だ、だれ!?」
人影の人物の声はよく聞き覚えのある声だった。
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 00:18:11 ID:Zm13D9mU
―また仲間の場合―
「ね、ねぇ今の声って・・・。」
「あ、あぁ・・・!」
直明はドアを思い切り開けた。
浩美は思い切り開いたドアに驚き引き金に指をかけた。
"ドンッ"
銃弾が直明の髪の毛をかすめる。
いきなりの発砲に2人は腰を抜かした。
「あっ・・・真佐人、直明・・・。」
真佐人は今にも泣き出しそうだった。
「ご、ごめん・・・。」
浩美も腰を抜かした。目に涙が浮かぶ。
「ほ、ほんと、ごめん・・・。怖くなっちゃって・・・。」
「ま、まぁ良かったけど、こ、これからはちゃんと確認してくれよ・・・。」
「ごめん・・・。」
3人はしばらくそのまま腰を抜かしていた。
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 00:20:04 ID:Zm13D9mU
「大丈夫、ここは禁止エリアには入ってない。」
ひとまず直明たちのいた部屋に戻り3人は朝食をとり始めた。
「よかったぁ・・。放送聞き逃しちゃって焦ってたんだぁ。」
「放送・・・聞いてないのか・・・。」
「え・・?うん。それがどうかした?」
「な、なんでもないよね、直明!」
「あ、あぁ!」
「なんかあったんでしょ・・・。」
「えっ・・・!?」
「誰か死んだの・・・・?」
「・・・。」
「ねぇ!誰が死んだの!?」
直明は隼人や他のみんなの死を浩美に伝えた。
それはとても辛く苦しかった。
「嘘でしょ・・・!?ねぇ、嘘なんでしょ!?」
「嘘じゃねぇ・・・。ちゃんと放送で名前を言ったんだ・・・。」
「じゃ、じゃあ隼人にはもう・・・。」
「会えないだろうな・・・。」
沈黙がしばらく続いた。
真佐人も浩美も涙を流していた。
直明も泣きたかった。でも泣いてはいけない気がした。
誰も泣くことを止めてるわけではないのに。
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 00:21:01 ID:Zm13D9mU
「ねぇ・・・これからどうする?」
真佐人が最初に口を開いた。
「どうするって・・・。」
浩美の目は真っ赤だった。
「どうするの?直明。」
「・・・。」
「直明?」
「俺たちがこれからしなくちゃいけないことは・・・」
「・・・・?」
「このゲームを終わらせることだ。隼人たちのような死者を・・・これ以上出さないことだ!」
「で、でもどうやって・・・?」
「みんなを止める。殺し合いをしようとしてるみんなを。そして政府を叩き潰す!」
直明は机を思い切りたたいた。
「無理して俺についてくることはない。嫌ならどこかに隠れていてくれ。」
「・・・。」
直明の決心に二人は黙り込んだ。
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 00:22:15 ID:Zm13D9mU
「お、おれ・・・!」
真佐人がまた最初に口を開いた。
「直明についてく!」
「真佐人・・・。無理することはないんだぞ。」
「無理なんかしてない!もうこんなのこりごりだから!」
「・・・・わかった。浩美はどうする・・・?」
「わたしは・・・。」
「・・・・。」
「こんなこともう止めたい・・・!」
「じゃ、じゃあ・・・・。」
「もちろん直明についてく!」
「浩美・・・。」
「これから、ソンとか康二郎探してさ!みんなで一緒にこんな島から脱出しよ!」
「そうだよ!脱出しようぜ直明!」
「2人とも・・・。わかった・・・。行こう・・・。」
そして3人は動き始めた。
ゲームを、殺し合いを止めるために。島を脱出するために。
376 :
1:2005/08/01(月) 00:54:43 ID:mfobGnFB
1です。毎度ありがとう
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 01:26:10 ID:kvy+d6FW
その隼人を殺した犯人=信子が、
「私を殺そうとするからこうなるのよ!!ざまぁみろ!!
人を殺すなんて簡単じゃないの!!!キャハハハハッ!」
って、バトロワに出てた南佳織みたいになっちゃうのが、想像出来ないんですけど・・・
面白いよ
直明好きだからこの調子で生き残って欲しいな
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 18:08:03 ID:3ku3ifCN
あげぇぇ!!!!!
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:02:11 ID:aV2IceAU
おまえらキモイよ??なにがおもしろいの??絶対いるのは引きこもりだけだろうな
( ´,_ゝ`)プッ氏ね
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) はいはいわろすわろす
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:21:37 ID:aV2IceAU
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) はいはいうんこうんこ
`ヽ_っ⌒/⌒c
ずれてますよ。コピペ厨さん
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:23:08 ID:aV2IceAU
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) はいはいせっくすせっくす
ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:24:00 ID:aV2IceAU
認めろよ。犯罪者予備軍
何を認めろと?
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:26:01 ID:aV2IceAU
ぶwwwっw釣られすぎwwwwwwださwwwwww
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) はいはいわろすわろす
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:31:19 ID:aV2IceAU
つーか今書いてる奴自演しててキモスwww他の板にここ晒して今書いてる奴
うまいよねーとかいってたwwwださwwwっw
今、恥を晒してるのはあなただ!
あ、あなた今書いてる人?( ´,_ゝ`)プッ
やっとsageの仕方を学習したんだね
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 19:43:38 ID:aV2IceAU
あげ
厨は無視で
作者さんガンガレよ
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 22:24:11 ID:aV2IceAU
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
―心配の場合―
「そろそろ移動しよう。」
しゅうは小さくなった焚き火を足で踏み消した。
「うん。」
麻子は毛布をたたみ立ち上がった。
2人は移動の準備をし始めた。
「いつまでもこんなところにいても周りから丸見えだしな。」
まだ2人は川原にいた。
川と林に囲まれていて周りを見通しやすい場所だった。
つまり相手からも見えやすい。
「舞子のこと心配?」
「えっ・・・?」
「はやく舞子見つけなくちゃね。あ、もちろん崇史たちもだけど・・・。」
麻子は笑いながら後の言葉をつけたした。
しゅうは確かに舞子のことが心配だった。
だが他にも心配なことがあった・・・。
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 22:54:50 ID:rJMEceGE
作者さん、乙!!毎日楽しみにしてます!!頑張って下さいね(*´∀`)
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 23:14:40 ID:Zm13D9mU
さてこれからどうしたもんかorz
エロもいれて
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 23:24:44 ID:Zm13D9mU
(´д`;)
頭イカレタ信子を露出凶にして
・・・いやなんでもいいどっかにエロ入れて
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 23:28:41 ID:Zm13D9mU
まぁ、努力してみる
トンクス(´д`;)
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 14:55:35 ID:3TR1wFpk
がんがってください( ´Д`)
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 17:59:30 ID:OcDAWPw5
―笑い声の場合―
「・・・・淳?」
淳はとても悩んでいた。
(車掌を殺したのは自分だ・・・。自分は人殺しだ・・・。)
まだ手には車掌を殴ったときの感触が残っていた。
「淳!」
「・・・えっ?」
突然、自分の名前を呼ばれ我に返った。
「な、なに?典子。」
「淳、さっきからずっと暗い!」
「う、うん・・・。」
「もう、車掌のことは忘れようよ・・・。」
「うん・・・・。」
納屋の壁からは日の光が漏れていた。
1回目の放送のときよりだいぶ外は明るくなっていた。
「とりあえずさ、朝ご飯食べようよ!ねっ?」
典子がビスケットを差し出していた。
ビスケットを手に取り一かけら、口に入れた。
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 18:00:14 ID:OcDAWPw5
「これからどうしようか・・・。」
典子が壁にもたれた。
「僕は・・・。」
「?」
「僕は玲子さんを探す。」
「玲子?」
「うん。あの学校で最後に行った言葉、絶対何かするつもりなんだ。」
「・・・。」
「玲子さんが何をしようとしてるかわからない。でもそれを止めようと思う・・・。」
「そっか・・・。」
「典子はどうするの?」
「どうしよっかな・・・。」
「信子とか麻子とか探さないの?」
「それもそうだけどさ、一人じゃ不安だし・・・。」
「じゃあ、どうするの?」
「淳について行こっかな・・・。」
「えっ・・・?」
「淳なら私守ってくれるでしょ?」
典子は無邪気そうに微笑んだ。
「まぁ、自信ないけど・・・。」
淳はほんとに自信なく笑った。
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 18:00:46 ID:OcDAWPw5
壁からもれる光を何かが遮った。
「「!」」
何かの影が動いている。
「何・・?」
「わからない・・・。」
2人とも小声になった。
淳は壁にあいている隙間からそっと外を見た。
誰かがいる。
誰かはよく見る制服だった。
「女子だ・・・。」
「ほんと・・!?」
「うん・・・。」
誰かの手にはアイスピック、そして本物ははじめて見るであろう手裏剣を持っていた。
そして腿には何かが刺さった痕。
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 18:02:16 ID:OcDAWPw5
「怪我してる・・・。」
「ほんと・・・?なら手当てしなくちゃ!」
「待って・・・。笑ってる・・・?」
「キャハハハ、誰か刺したいなぁ、キャハハ。」
おかしい。気が狂ってる。
そう思われてもおかしくない事を口にしていた。
「どうしたの?」
「笑ってるんだ・・・。誰か刺したいって・・・。」
「じゃ、じゃあ・・・。」
「ゲームに乗ってる奴の誰か・・・。静かにしてたほうが良い・・。」
「まさか、玲子って事は・・・。」
「いや、それはないと思う。靴が玲子さんとは違ってた・・・。」
「そう・・・なら良いけど・・・。」
笑い声は遠ざかっていった。
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 20:06:49 ID:XEgsrsyf
別にこのドラマを否定しているわけじゃないけど、やっぱり想像できないわ・・・信子が
「キャハハハ、誰か刺したいなぁ、キャハハ。」
なんて騒いでいる姿は・・・
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 21:27:00 ID:T2vuOh2I
気がフれてるからな〜
413 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 23:24:28 ID:OcDAWPw5
―ソンの場合―
「もう9時か・・・。」
いつの間にか日はだいぶ高くなっていた。
腕時計の短針は9を刺していた。
ソンは一人、崖に程近い小さな小道を歩いていた。
支給武器は小さな爆弾。俗に言う手榴弾が二つだった。
(こんなの間違ったら俺も死ぬじゃん・・・。)
そう思い町にあった小さな工場から鉄パイプを持ってきた。
隼人の死は早くに受け入れできるだけ考えないことにしている。
それでも時々、涙が流れた。
(あの灯台まで行ったら休もう・・・。)
小道から見える岬の灯台に向かった。
だいぶ灯台に近づいたとき、灯台の入り口のところに人影が見えた。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/02(火) 23:59:34 ID:T2vuOh2I
つづききたー!
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:00:28 ID:OcDAWPw5
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:02:11 ID:KIhvzChN
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:05:07 ID:OcDAWPw5
―灯台の下の場合―
灯台の下にいたのは女子だった。
体育座りで灯台の壁にもたれて海のほうを見ている。
様子を見ながら少しずつ近づいた。
荷物を傍らに置き足元に支給武器であろう刃物が置いてあった。
「デカあす・・・?」
声をかけると、あすかは足元の出刃包丁を手に取り構えた。
「お、おい、やめろよ・・・。」
「やめない・・・!」
あすかの目は真っ赤だった。
「お、俺は別に何もしない・・・!」
そう言ってソンは手に持っていた鉄パイプと肩にかけていた荷物を脇に置いた。
「が、学ランも!」
「わかったよ・・・。」
学ランのボタンを一つずつ外し荷物の上に置いた。
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:07:21 ID:3g0PipzZ
「何もしないって・・・。」
「しないってば・・・!俺は人を殺すなんて勘弁だ!」
「信じていいの?」
「あぁ!もちろん!」
あすかは急に泣き崩れるようにしゃがみ込んだ。
「お、おい!」
とりあえずあすかを灯台の中に運び込んだ。
中には小さな部屋が一つだけあった。
「大丈夫か?」
「・・・・うん・・・。」
「何かあったのか?話なら聞くぞ。」
「そ、その前にソンの武器は何?」
「えっ?俺のか?手榴弾が二つに鉄パイプが一本だけだけど。それがどうかしたか?」
「ほんとにそれだけ?」
「あぁ、それがどうかしたのか?」
「どうもこうもない・・・・!」
あすかはチビあすのことを話し始めた。
ソンは静かにその話に聞き入った。
「ってことは矢の関係する武器を持ってる奴が・・・。」
「チビあすを・・・。だから私はそいつを探し出す・・・!」
「探し出してどうするつもりだよ・・・。」
「もちろん私の手でチビあすと同じようにしてやる!!」
あすかの目は血走っていた。まるで憎悪の炎のように。
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:09:00 ID:3g0PipzZ
「やめとけ・・と言いたいところだけど俺も隼人の復讐をしたい・・・。」
「・・・。」
「話は変わるけど・・・。」
「なに・・・?」
「矢なら俺も見た。」
「どこで・・・!?」
「車掌が死んでることは知ってるよな。」
「うん・・・。」
「車掌の死体を見たんだ。頭に矢が刺さってた・・・。後頭部から刺さって口から先っちょが出てた。
ビビってすぐ死体から離れたけど、矢ってことは確かだ。」
「じゃ、じゃあ車掌を殺したのも・・・!」
「同一人物の可能性が高いな・・・。そしてそいつはゲームに乗ってる・・・。」
「・・・。」
2人はしばらく黙っていたがソンが先に口を開いた。
「なぁ、少し休んでいいか?歩き回ってて寝てないんだ。」
「わかった・・・。見張りはしとくから寝ていいよ・・・。」
「俺が寝てる間になんか・・・。」
「しないってば。約束・・・。」
あすかは右手の小指を出した。
ソンは目を瞑り2、3分もしないうちに睡魔に負けた。
その姿をみてあすかも少し安心したように微笑んだ。
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:11:04 ID:3g0PipzZ
なんか自分で書いてて2人組みが多いような気がしてきたorz
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:40:03 ID:Ihy6NQQV
つ〜か人死ぬの遅いね!今回のバトロワ
まだテツ、青、比呂、車掌、チビあすの5人しか死んでない。
こりゃ〜かなりの長編になりそうだな・・・。
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:42:30 ID:3g0PipzZ
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:43:23 ID:3g0PipzZ
長編になるのは自分的にもつらい・・・。
夏休み中には・・・(長っ・・・orz
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 00:50:41 ID:9PT31A6w
終わりはどういう風にするか考えてるのかな
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 01:18:16 ID:Ihy6NQQV
みんなの現在の状況を整理して見ると・・・
灯台の中〜デカあす&ソン
農家の倉庫〜淳&典子
川原〜麻子&しゅう
町役場〜直明&真佐人&浩美
浜辺〜伸太郎
森の中?〜智美、奈穂佳、信子、シマケン、サッチー、玲子、舞子
家の中?〜崇史、孝太郎
死んじゃった人〜テツ、隼人、比呂、車掌、チビあす
行方がわからん人〜和晃、有希、ヤヨ、ウガ、量太、康二郎
まだメインになっていない人〜和晃、ウガ、量太、康二郎
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 02:30:55 ID:Ihy6NQQV
全員の武器
×男子1番江口哲史=ポンプ式ショットガン(今は持っていない)
○男子2番小野考太郎=ブーメラン
○男子3番笠井淳=特殊警防
×男子4番金丸博明=電子メガホン
○男子5番狩野伸太郎=ナタ
○男子6番倉田直明=デリンジャー、ウージー九ミリサブマシンガン(真佐人の)
○男子7番小塚崇史=?
○男子8番島健一郎=?
○男子9番鈴木康二郎=?
○男子10番園上征幸=手榴弾、鉄パイプ(小さな工場から拝借)
×男子11番高木隼人=手裏剣(今は持っていない)
○男子12番富山量太=?
○男子13番中村真佐人=ウージー九ミリサブマシンガン(今は持っていない)
○男子14番長坂和晃=?
○男子15番丸山しゅう=?
○女子1番麻田玲子=ベレッタM92F、ポンプ式ショットガン(哲史の)
○女子2番安生有希=ヌンチャク
○女子3番飯島弥生=コルト・ハイウェイパトロールマン
○女子4番稲葉舞子=ナイフ
○女子5番大胡あすか=短刀、出刃包丁(チビあすの)
×女子6番小川比呂=鎌(今は持っていない)
×女子7番小村飛鳥=出刃包丁(今は持っていない)
○女子8番清水信子=アイスピック、手裏剣(隼人の)
○女子9番杉田幸恵=フライパン
○女子10番田中奈穂佳=ボーガン
○女子11番坪井典子=ワルサーPPK
○女子12番中木原智美=?
○女子13番中澤雅子=?
○女子14番西尾浩美=スミスアンドウエスン
○女子15番姫野麻子=コルト・ガバメント
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 02:31:54 ID:Ihy6NQQV
今のところやる気になっている奴は玲子、奈穂佳、信子の3人か。
玲子がテツ
信子が隼人
奈穂佳が車掌とちびあす・・・ならば比呂を殺した犯人っていったい誰なんだろう?
怪しいのはやはりまだメインになっていない和晃、ウガ、量太、康二郎の4人かな・・・。
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 10:47:37 ID:3g0PipzZ
>>427 まぁ、ヒントというか答えはちゃんと書いてありますよ。
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 10:49:26 ID:3g0PipzZ
>>424 終わりはもうちゃんと決まってますよ(´ー`)
ID:Ihy6NQQV氏
まとめどうもです。
連レススマソ
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 12:28:10 ID:Ihy6NQQV
死んだのにあまりクラスメイトから話題にされないテツって一体・・・?
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 12:29:17 ID:3g0PipzZ
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 14:44:17 ID:I5cshL6H
あげときます
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 23:28:54 ID:3g0PipzZ
―和晃の場合―
10時を回っている。
携帯ゲーム機の時計機能を見る限りそのはずだ。
このごろのゲーム機はほんと便利だ。なんでもできる。
だがこのゲーム機は自分のものではなかった。
「手作り時限爆弾と火炎瓶の作成法」
支給武器の説明書にはそう書いてあった。
そして箱には「手作り火器キットとライター」。
大人の考えてることはよくわからない。どこか遊び半分だ。
多分、このゲームは爆弾のタイマーかなんかに使うんだろう。
和晃はそう考えていた。
和晃は火炎瓶に必要とされるビンを探しに廃ビルの厨房にいた。
バブル時代に観光用に建設されていたのであろう巨大な廃ビル。
元はホテルか何か。周りは草が生えていて、壁には鉄骨がむき出しの部分も見えた。
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 23:31:02 ID:3g0PipzZ
(お酒か・・・。何かに使えないかな・・・。)
棚の中にあった各種のビン。お酒や調味料などたくさんあった。
手ごろなビンをいくつか手に取り中身を捨て早速火炎瓶を作り始めた。
(もう10時・・・。)
携帯ゲーム機の画面が静かに光っていた。
10時10分を回るころには2つ出来上がった。
慣れれば簡単な作業で2つ目は簡単に出来た。
(一つ試してみるか・・・。)
そう思い窓に近づく。窓と言ってもガラスは嵌っていなかった。
ここは1階ですぐ外は背の高い草むらが広がっていた。
火炎瓶に火をつける。
そしてすぐに放り投げた。
ガラスの割れたような音とともに草むらが燃え上がった。
火の海の中から笑い声が聞こえた気がした。
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 23:47:22 ID:Ihy6NQQV
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/03(水) 23:51:55 ID:3g0PipzZ
―刺される場合―
「なんだっ・・・!?」
笑い声に驚きもう1つの火炎瓶、そしてライターを手にした。
火の海の中に誰かいる?
「キャハハッ、あんたも私を殺す気?」
笑い声の主は急に火の海の中から飛び出してきた。
信子は何かを持っていた。
和晃はそれをよけた。
(何だ?キリか?)
「あんたも私を殺す気?」
信子は不思議そうに首をかしげた。笑ってはいる。
「べ、別にそんなつもりは無かったんだ!」
「殺す気なんでしょ!?」
信子の一突きを必死によける。
火炎瓶に火を点けようとする。
だがそこにまた一突きがくる。
それをまたよける。
が、いつのまにかライターが手の中に無かった。
(ど、どこいった!?)
ライターは信子の足元にあった。
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 00:07:08 ID:j8d8CDBj
「殺す気なんでしょ?」
「くっ・・・・!」
和晃は走った。逃げるために。
周りにある手に取るものを信子に向かって投げた。
だが信子も意外にすばしっこかった。
いつも教室では目立たない信子。
最低でも和晃はそう見ていた。
(何でこんなに素早いんだ・・・!)
窓から逃げようにも外は火の海。
(どこか出口・・・!)
周りを見るとドアが2,3つあった。
右側にあるドアに向かって走った。
ドアノブを掴むがノブは回らなかった。
(くそっ!何で開かないんだよ!)
必死に開けようとするが鍵が壊れているらしい。
振り向くともう信子がいた。
「殺してあげる。」
笑顔の信子はどう考えていても気がふれているようだった。
(そっ、そうだライター!)
落としたライターはどこにも見当たらなかった。
「これ?」
信子は笑顔でライターを持っていた。
(・・・うそっ!)
和晃は目を瞑った。
突然、左肩に激痛が走った。
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
和晃は激痛で叫んだ。
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 00:39:12 ID:j8d8CDBj
―康二郎の場合―
康二郎は開けた空き地を歩いていた。そこからは近くに大きなビルが見えていた
「はぁ・・・。」
口から出るのはずっとため息ばかりだった。
隼人が死んだと言うことや殺し合いに参加していることに対してだった。
支給武器は煙幕玉と書かれた導火線の出ている花火のような球。
そして市販の100円ライターに多分、自分が煙を防ぐための催涙マスク。
何か頼りなかった。
空き地から見えていたビルに身を潜めようと向かった。
だが近づくと何かに気づいた。ビルの下の辺りからモクモクと煙が出ている。
(なんだ・・・?)
殺し合いが行われているのかもしれない。
(俺が止めなくちゃ・・・!)
近づくにつれ背の高い草が行く手を阻んだ。
そしてビルがだいぶ錆びれていることに気づいた。
煙の出ていたところはあたり一面火の海だった。
草の焦げる臭いと煙があたりを満たしていた。
(な、なんだよこれ・・・!)
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
「!」
ビルの中から叫び声が聞こえた。
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 00:43:19 ID:j8d8CDBj
訂正
催涙マスク⇒ガスマスク
本文中に間違いがあったことを
訂正させていただきます。
すいませんorz
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 01:31:14 ID:j8d8CDBj
―煙の場合―
康二郎はガスマスクを装備し煙幕球に火を点けた。
和晃は激痛に耐えられずしゃがみ込んだ。
信子は躊躇せずにアイスピックを引き抜いた。
「うわぁぁぁっ!」
引き抜かれるときにもまた激痛が走った。
「今度は外さないからね。」
信子は笑顔でもう一度アイスピックを振り上げた。
"ドンッ"
棚に何かがぶつかった。
信子はその音に気をとられた。
その隙を見て和晃は何とか立ち上がった。
棚にぶつかった球からは勢い良く煙が出ていた。
(煙・・・?)
信子はアイスピックを振り上げたまま煙に呆気を取られていた。
「今のうちに走れっ!」
煙の向こう側から声が聞こえた。
和晃は走った。
激痛に耐えながら燃え盛る窓のほうに向かった。
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 01:32:42 ID:j8d8CDBj
だが充満した煙が和晃の呼吸とともに体の中に入り込んだ。
「ゲホッ!ゲホッ!」
思い切り吸い込んでしまった。
すかさず背後で信子がまたアイスピックを振り上げた。
「走れっ!」
マスクで顔の見えない誰かが信子にぶつかった。
和晃はとにかく走った。
煙のせいでフラフラする。
「これ付けろ!」
背後から現れた康二郎がガスマスクを差し出した。
「早くっ!」
和晃はすぐにガスマスクを付けまた走った。
火の海を前に足が止まった。
「この中を突き抜けるぞ!」
「えっ!?」
「大丈夫!だいぶ小さくなってるからすぐだ!」
「そんなこと言っても・・・!」
「せーので行くぞ!」
もうやるしかなかった。
「せーのっ!」の声で火の海の中に飛び込んだ。
熱い。とても熱い。
だがその熱さもすぐに抜けた。
二人はだいぶ走った。4分も走っただろうか。
浜辺に出た。
「ここまで来れば大丈夫か・・・。」
和晃はガスマスクを外すと深呼吸した。
とても新鮮で冷たい空気が体を埋めた。
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 01:34:27 ID:j8d8CDBj
康二郎は周りを警戒しながら和晃の応急処置をした。
「あれっ?」
「どうした?」
「荷物がないっ!」
和晃は自分の荷物が無いことに気がついた。
「置いてきたのか?」
「多分・・・。」
「だけど戻るのも危険だ・・・。」
「わかってる・・・。」
処置も終わりしばらく経った。
「和晃はこれからどうする?」
「・・・・・孝太郎を探すよ・・・。」
「そうか・・・。」
「康二郎は?」
「俺も仲間を探すよ。だからさ、一緒に行かないか?」
「えっ?」
「だから2人で一緒に行動しようぜ。」
「・・・・いや、僕は一人で行くよ。」
「ちょっと待ってな。」
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 01:35:55 ID:j8d8CDBj
康二郎は自分の荷物を半分に分け小さいほうのバッグに詰め込んだ。
「これ持ってけよ。」
「えっ?でもっ・・・!」
「いいから持ってけ。困ったときはお互い様だ。」
「・・・。」
「それと煙幕があと2つあるから1つ渡しておく。」
康二郎は煙幕球と和晃のライターを渡した。
「僕のライター・・・。」
「あいつから取り戻しといた。この導火線に火をつけてしばらくすれば煙が出るからいざって時に使え。」
煙幕球の説明をしながら康二郎はニカッと笑った。
「ありがと・・・。」
「どうってこと無いさ。それよりも気をつけていけよ。」
「あぁ・・・。」
二人はお互い握手するとそれぞれ反対方向に歩き出した。
そのころ廃ビルの外の火はだいぶ消えていた。
ビルの中では響く笑い声と残されたバッグ。
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 01:46:25 ID:+7YmrRwn
信子、いいかんじのコワれ方だw
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 02:16:56 ID:j8d8CDBj
隼人の死に方といいチビあす死んでデカあすキレるとか前作と被ってる
なんで読んでもいないのに・・・orz
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 02:17:39 ID:H63YfPmE
和晃・・・
前回のシリーズだったらこの時点で信子にやられてゲーム退場だろうな。
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 02:20:44 ID:j8d8CDBj
>>446 まだ2回目の放送もしてないのにそんなに人数殺せないさ(´д`;)
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 02:33:50 ID:H63YfPmE
まだ出てこないのはウガと量太だな。
この2人のうち、どちらかはゲームに乗っているんだろうか?
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 02:37:04 ID:j8d8CDBj
>>448 まぁ、出てきてからのお楽しみ(´∀`)
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 03:00:28 ID:H63YfPmE
>>447 そんなに人数 というほど人死んでない気が・・・
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 10:20:07 ID:ueRvLNh3
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 10:49:56 ID:H63YfPmE
>>451 新作を考えていた時は読んでいなかったってことだろ?
跡になって読んでみたらストーリーが被っていることに気づいたと・・・
直明がサンビーズを集めて島を脱出しようと考える所とかも前作とかぶっている。
前作の直明は相打ちというカタチで浩美とともに死んでしまったが・・・
今度の直明は三村ぐらいの活躍は見せて欲しいものだな。
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 11:54:48 ID:ueRvLNh3
どっちにしろ書いてる奴はうさんくさいな
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 13:05:04 ID:j8d8CDBj
OTL
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/04(木) 13:53:42 ID:F2IoUVgo
イキロ
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 00:34:35 ID:HaGyF4Ax
―ぬいぐるみの場合―
崇史は小さな公園にいた。
(ここで何かあったのか・・・。)
誰かと誰かが戦闘をしていた形跡があった。
足跡と弾痕。
血も死体も無いため少なくともここでは誰も死んでいないだろう。
崇史の支給武器は手にしている金属バットでも学ランの内ポケットに潜めているカッターナイフでもなかった。
今はバッグの中にしまってはあるが一体の熊のぬいぐるみ、いわゆるテディベアだった。
朝までいた民家の中でそれが何かをずっと悩んでいた。
(まさかこれが支給武器・・・?そんなわけ無いと思うけど・・・。)
とバッグの中身を探してみたがほかに武器らしいものは入っていなかった。
ふとぬいぐるみのほかに説明書が入っていることに気づいた。
"呪いのぬいぐるみ 〜あなたの念は通じます〜"
そんな胡散臭いことが書いてあった。
読み進めていくうちにこのぬいぐるみの使用方法がわかった。
このぬいぐるみに向かって殺したい相手の名前を言うとその相手が死ぬと言うことだった。
つまり、このぬいぐるみの中にはマイクやいろいろな機械が入っていて殺したい相手の名前をいうと
名前に反応し相手の首輪が爆発する――。
(ほんとに呪いのぬいぐるみってわけか・・・。)
そのぬいぐるみを使う気にはなれずバッグの奥にしまいこんだ。
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 00:36:19 ID:yL+uyf3j
最強武器きたー!!
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 02:45:33 ID:nlisw1+l
∴∵∴∵∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
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∵∴∵∴/ ○\∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵
∵∴∵./三 | 三ヽ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
∵∴∵|. __|__ │∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵ ∵∴∵∴∵∴∵∴∵
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∴∵∴∵∴∵∴∵ ∵∴∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵ ∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵ ∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴・・・ tanasinn
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 12:39:55 ID:2LsMhKXh
崇史ずっと隠れてて最後に残った相手の名前をぬいぐるみに
言えば優勝じゃん
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 12:46:17 ID:74DYeeL4
ずっと隠れてるのが難しいんじゃん
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 15:22:48 ID:HaGyF4Ax
―量太の場合―
自転車で進むと風が気持ちよかった。
量太は民家に会った自転車に乗っていた。
鍵がかかっていたもののそんなものを壊すのは簡単。
壊すときに支給武器を使えば。
支給武器はブローニング。
簡単に言う銃で当たり武器だろう。
鍵を壊すときに一発撃った以外はまだ使用していなかった。
自転車で走り回っているのには理由があった。
ヤヨを探すためだ。
ヤヨを探し出しヤヨを守る。
そして最後の2人になったら自分が死ぬ覚悟があった。
そのためにも早くヤヨを見つけなくてはならなかった。
(くそっ!ヤヨどこ行ったんだよ!)
探しはじめてからかれこれ11時間が経とうとしていた。
(やっぱり山に入ったのかなぁ・・・。それともどっか民家の中?)
そしてまたペダルを踏み込んだ。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 15:46:44 ID:HaGyF4Ax
―ウガの場合―
水面がしずかに揺れていた。
港にあった碇を降ろしてある船の中でウガは休んでいた。
この中ならしばらく隠れていられるはず。
中のベッドで横になっていた。そして枕元に小さな薬箱。
支給武器の説明書にはお薬セットと書かれていた。
注射器や消毒薬、毒薬に解毒剤、そして"打つと楽になる薬"とラベルに書かれているなぞの薬。
そんなものまで入っていた。
(毒打って死んじゃおうかなぁ・・・。)
そんなことも考えた。
だがいざ打とうとするとそれが怖くてできなかった。
そしてそのままベッドに横になった。
(まぁ、なるようになるか・・・。)
ウガは寝返りをうち目を瞑った。
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 16:22:55 ID:aGG/2PG9
これで全員登場か。
この先どうなるのかな?
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 17:01:49 ID:HaGyF4Ax
―放送直前の状況の場合―
Jの2 ―灯台―
「・・・・んっ・・・。」
「起きた?」
ソンが目を覚ますとあすかは優しそうな目でこっちを見ていた。
その目はまだ真っ赤ではあった。
「今、何時・・・?」
「11時57分・・・・そろそろ2回目の放送の時間のはず。」
「そっか・・・。」
Fの9 ―東の住宅街―
孝太郎の手にはまだ携帯ゲーム機が握り締められていた。
場所は朝いた納屋からは移動し住宅街にあるアパートに潜んでいた。
孝太郎のゲームはだいぶ進んでいた。
Fの7 ―農家―
直明が腕時計を見た。
「そろそろ2回目の放送の時間だな・・・・。」
「うん・・・。」
「康二郎たち・・・死んでないよね?」
「真佐人!馬鹿なこと言わないでよ!あいつらが死んでるわけ無いでしょ!」
「ご、ごめん・・・。」
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 17:03:17 ID:HaGyF4Ax
Cの8 ―納屋―
淳と典子は簡単に昼の食事を済ませていた。
「そろそろだね・・・。」
「えっ?」
「放送・・・。」
「あぁ・・・うん。」
「誰も死んでないよね・・・。」
「うん・・・。」
典子は淳の手を軽く握った。
淳は典子の手が震えているような気がした。
Eの1 ―河口―
しゅうと麻子は移動中だった。
地図に載ってる灯台に向かっていた。
そこなら立てこもりやすいと考えたのだ。
「とりあえず河口まではなんとも無かったね。」
「あぁ。まだ歩くと思うけど大丈夫。」
「うん。大丈夫。これでもテニス部で鍛えてるからね。」
麻子は得意そうに笑った。
Dの5 ―林―
崇史は公園から続く足跡の片方を追ってきた。
足跡はずいぶん前にわからなくなっていた直線上をまっすぐ行くと山が見えた。
相変わらずぬいぐるみはバッグの奥深くにあった。
Hの9 ―神社―
舞子は車掌の死体を前に手を合わせていた。
そばに落ちていた電子メガホンをちゃんと持たせたし刺さっていた矢も抜いた。
死体を前にしてもちっとも怖い気がしない。
舞子の心の中は悲しみでいっぱいで自然とほほに涙が伝った。
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 17:04:24 ID:HaGyF4Ax
Gの3 ―南の山の頂上―
康二郎は山の頂上の大きな岩の上に立っていた。
そこからは島全体が良く見える。
正面を見ると北のほうにも大きな山があり、背後には和晃と別れた砂浜と海が広がっている。
東のほうには大きな灯台が見えた。
康二郎はちょうど北東の方角に向かって歩き始めた。
Eの10 ―島の東の端―
「し、伸太郎・・・?」
「シマケン・・・?」
「やる気か・・・?」
「んなわけねぇだろ・・・。おまえは?」
「もちろんそんな気ない・・・。」
2人はお互いを確かめ合うと抱きしめあった。
「ほ、ほんとに生きてるんだな!?」
「おう!」
シマケンは泣いていた。
Gの8 ―東の住宅街―
量太は住宅街の中心を通る大きな道路を自転車で走っていた。
地図によるとこの道をまっすぐ行けば最初の学校に戻ってしまう。
量太はわき道に入った。
Jの4 ―漁港―
どうしても眠れない。
ウガはベッドの上でまだ横になっていた。
(もしこのまま寝ててここが禁止エリアになれば楽に死ねるのに・・・。)
薬箱の中に睡眠薬が無いか探した。
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 17:05:34 ID:HaGyF4Ax
Fの4 ―南の林の端―
智美は林が目の前にはもう無いことに気づいた。
大きな道に出たのだ。
地図を見るとこの道をどちらに行っても禁止エリアに入る。
右に行けば学校に出るし左に行けば最初に禁止エリアになったFの3にぶつかる。
あきらめて道路を横断しわき道に入った。
Bの5 ―北の住宅街の端―
ついに海に出た。
ヤヨは結局見つからなかった。
祥恵は浜の見えるベンチに腰掛けた。
Dの4 ―小さな公園―
有希はブランコに乗っていた。
もう何もする気になれなかった。
智美もいつになっても見つからない。
(いっそのことここが禁止エリアになればなぁ・・・。)
Eの9 ―町役場―
「ヤヨぉ・・・。いないのぉ・・・?」
奈穂佳は建物の中を隈なく見回っていた。
もちろん手にはボウガン。矢もセットされている。
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 17:07:06 ID:HaGyF4Ax
Fの1 ―島の西の端―
和晃は康二郎と別れてからあまり移動していなかった。
まだ横目に砂浜が見える場所だった。
康二郎に分けてもらった荷物を眺めながらため息をついた。
Iの3 ―廃ビル―
外の炎も消えた。
信子は残された和晃のバッグの中身を確かめるように漁り
そこからビスケットを見つけ一枚口に入れた。
Cの7 ―北の山の展望台―
玲子は静かに座っていた。
わきには飛鳥の死体と自分の銃。
誰が飛鳥を殺したのか、誰が死体をきれいに整えたのかはわからない。
ただそれを静かに眺めているだけだった。
Gの7 ―学校近く―
学校から少し離れた場所に小さな野球場があった。
そこの管理小屋の中にヤヨはいた。
だが精神的な疲れに絶えられず眠っていた・・・。
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 18:02:57 ID:HaGyF4Ax
―2回目の放送―
"プツッ"
放送のスイッチが入った。
真昼の12時。太陽はすでに真上にあった。
そして担任の声が島中に響いた。
"はぁい、みんな元気してるかぁ〜?
ここにきてなんだかペースが下がったようだなぁ〜。
最初の放送からまだ一人しか死んでないぞぉ。"
担任の声は久しぶりに聞くようで何年も聞いていないかのようだった。
"じゃあ、死亡者を発表するぞぉ〜!
はぁい、14番!小村飛鳥!"
皆に飛鳥の死が知らされた。
飛鳥の名前が呼ばれたとき、灯台ではあすかが小さく震えていた。
「大丈夫か・・・?」
ソンが声をかけると背中を向けた。
「うん・・・。」
涙を流しているらしかった・・・。
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 18:04:28 ID:HaGyF4Ax
(あの時邪魔が入らなければデカあすも・・・。)
町役場の奈穂佳。
飛鳥を殺した時、あすかも一緒に殺そうとした。
だが誰かに石を投げられ妨害された。
"次は1時間後に禁止エリアになるエリアの発表だ!
今回は3ヶ所なるからなぁ。よぉく聞いとけよぉ。
じゃあ、まず1ヶ所目!Eの10!
そして2ヶ所目!Cの8!
最後の3ヶ所目はFの9!
以上だぁ!聞き逃しはないかぁ?先生2度も言わないからなぁ。
はい、じゃあ皆、頑張ってくれよぉ!"
"プツッ"
2回目の放送が終わった。
「今ここって・・・。」
「Eの10だ・・・!」
抱き合っていたままの伸太郎とシマケンは自分たちのいるエリアが禁止エリアになると言う放送を聴き
一目散に走り始めた。
「淳・・・!」
「わかってる。早く移動しよう。」
二人は荷物をまとめ始めた。
Fの9の孝太郎。
まだゲームに熱中していた。
禁止エリアになるまでまだ1時間あるんだ。
ゆっくりゲームをしよう・・・。
それぞれがまた移動を始めた。
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:04:53 ID:aGG/2PG9
おいおい孝太郎!
のんびりゲームなんてやってないで早く移動しろよ。
急がないと首がぶっ飛んでアボ〜ンだぞ。
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:10:15 ID:84V8WI9w
舞子のところ矛盾してないか?何で死体を目の前にして冷静にしてられるのに
心の中は悲しみでいっぱいなんだよ
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:13:32 ID:HaGyF4Ax
>>472 冷静なんじゃなくて怖い気がしないのね。
ハァ(・ω・`;) 漏れ文才ねぇな・・・。
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:17:18 ID:lrIqiWHq
書いてる人ゥマイヨ!!何歳なの??
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:18:24 ID:84V8WI9w
>>473 いや、いずれにしてもおかしいぞよ。
普通は死体に刺さってる矢を抜ける人が心の中が悲しみでいっぱいに
なるわけない。まあいちいち細かいこと気にしてても仕方ないけど。
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:20:29 ID:HaGyF4Ax
>>474 漏れのこと(・ω・`;) ?
15歳だがそれが何か・・・?
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:27:22 ID:aGG/2PG9
>>475 文章間違えたね。こりゃ〜
書き直した方がいいんじゃねぇ?
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:31:52 ID:+kYpFNjA
15でこんな文がかけるんだったらぅまいんじゃない?
479 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 19:34:40 ID:HaGyF4Ax
意見が多いので
>>465を訂正させていただきたく参上シマスタ
Hの9 ―神社―
舞子は車掌の死体を前に手を合わせていた。
そばに落ちていた電子メガホンをちゃんと持たせた。
だが頭部に刺さった矢を抜くのはどうしても気持ちが引ける。
車掌が死んでいる現実を前にしても何故か涙が流れない。
舞子の心の中は悲しみと怖さとでいっぱいだった・・・。
これでどうだ!!!・・・・・orz
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/05(金) 20:17:56 ID:aGG/2PG9
479
OK!!
明日か来週のウルトラマンマックスで金八7の生徒がちょい役ででるらしい。
誰がでるかまではわからないけど
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/06(土) 03:15:52 ID:YAYwayoQ
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/06(土) 09:32:05 ID:NLputYj4
結局ウルトラマンに誰が出たの?
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 01:32:18 ID:2lKRZuMN
―探すの場合―
Fの1 ―島の西端―
「チビあす・・・。」
「・・・。」
しゅうと麻子は島の中心のほうに向かって手を合わせた。
また二人は歩き始めた。
「チビあすも誰かに・・・。」
「そういうことは考えないほうがいい。癖になるといざというとき・・・。」
「しゅう・・・。」
「もう忘れたほうが・・・。」
「そうじゃなくて!あれ・・・。」
「えっ?」
麻子が指を指したほうを見ると誰かが座り込んでいる。
2人は警戒しながら近づいた。
「和晃・・・?」
和晃は振り向いた。
「しゅう・・・麻子・・・。」
「大丈夫?」
「うん・・・。そっちは?」
「大丈夫。」
「お昼ご飯食べた?」
「まだ・・・。」
3人は自分たちの荷物を広げた。
缶詰をあけビスケットを頬張った。
しゅうと麻子は廃ビルで起こったことを聞いた。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 01:33:46 ID:2lKRZuMN
「じゃ、じゃあ信子は・・・。」
「やる気になってる・・・。」
「いや、やる気になってるって言うよりは・・・狂ってる・・・。ずっと笑ってた・・・。」
麻子の頬に涙が伝った。
親友が狂っているとは言えやる気になっている。
そう思うと涙がどんどん流れた。
「孝太郎とは一緒じゃないのか?」
「あぁ、うん。」
「探さないのか?」
「探してるよ・・・。」
「なら一緒に来ないか?」
「遠慮しておく。僕一人の力でやる。一人で孝太郎を探し出すよ。」
「そうか・・・。じゃあここでお別れだな。」
「うん。」
「麻子、歩ける?」
「・・・うん、なんとか・・・。」
麻子の声は震えていた。
2人は和晃に別れを告げ歩き始めた。和晃も歩き出した。
「しゅう!」
20メートルも離れていないだろう。また和晃の声がした。
しゅうは振り返った。
「しゅうは誰か探してるのか?」
「あぁ・・・。」
「そうか。じゃあ元気で!」
「あぁ。」
和晃は手を振りまた歩き始めた。
そして2人は灯台を目指した。
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 04:03:58 ID:mFuDZ+vS
>>485 誰にも頼らない!
1人で孝太郎を捜す和晃はかっこいいなぁ〜。
前作の和晃は本来は孝太郎を止める役なのに
孝太郎と一緒になってゲームにノリノリだったもんなぁ〜
麻子だって和晃に殺されちゃったし・・・
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 22:52:38 ID:2lKRZuMN
―相談の場合―
Eの9 ―東の住宅地北端・町役場付近―
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・。」
「も、もう、大丈夫だよな・・・。」
「あぁ・・・。大丈夫・・・。」
伸太郎とシマケンはだいぶ走りなんとかEの10を抜け出した。
二人は一息ついてもう一度口を開いた。
「相談だけどさ・・・これからどうする?」
「決まってんだろ!仲間集めて!ゲーム終わらせて!
あの担任の顔をぶん殴る!!」
伸太郎は拳を前に突き出した。
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 22:53:51 ID:2lKRZuMN
「でも仲間って言ったって誰を仲間にすんのさ。車掌は死んじゃったし・・・。」
「車掌のことはもう言うな!信用できそうなのはまず量太だろ・・。
それからサッチー、奈穂佳、ヤヨ・・・。それとしゅうや舞子だ!」
伸太郎は指折り信用できそうな人物の名前を上げた。
「でも本当に信用できると思うか・・・?」
「今言った奴らは信用できるはずだ!」
「・・・。」
伸太郎の勢いにはどこかついていけなかった。
「で、これから探すのか?」
「当たり前だ!」
"バスッ"
いきなり何かが伸太郎の髪をかすり地面に刺さった。
「「えっ・・・?」」
2人は矢の飛んできたほうを振り返った。
栗色の長髪の女子がボウガンを構えて立っている。
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 23:29:57 ID:2lKRZuMN
―不信の場合―
Eの9 ―東の住宅地北端・町役場付近―
「な、奈穂佳・・・!」
「おい!撃つなって!」
2人は奈穂佳と言うことを確認すると声をかけた。
"バスッ"
また矢が地面に刺さった。
「お、おい・・・!」
「撃つなって言うのは無理よ・・・。」
「な、なんで・・・!」
「私にはやらなくちゃいけない事があるから。」
「だ、だからって何で俺たちを撃つんだよ!」
「どうせ伸太郎たちも誰かを殺す気があるんでしょ?」
「そんな訳ねぇだろ!」
「そ、そうだ・・・!俺たちは何もしない・・・!」
それでも奈穂佳はボウガンを降ろす気配は無かった。
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/07(日) 23:30:31 ID:2lKRZuMN
「し、伸太郎・・・。」
「何・・・?」
「逃げよう・・・。」
伸太郎は黙って頷いた。
「いっせぇのせで振り返って走ろう・・・。」
「よっしゃ・・・。」
「いっせぇのせ!」
2人は振り返ると後ろを振り向くことなく全力で走った。
何本かの矢が自分たちのすぐ横を飛んでいたようだが気にしてはいられなかった。
「ま、まいたか・・・?」
「た、多分・・・。」
近くの民家にとりあえず逃げ込んだ。
「やっぱり・・・。」
「えっ・・・?」
「やっぱり信用できる奴なんて・・・。」
伸太郎は遣る瀬無い気持ちで胸がいっぱいになった。
「どうすりゃいいんだよ・・・。」
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/08(月) 11:27:58 ID:u+ikBlg1
はぁん
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/08(月) 12:47:07 ID:9QjnyjtV
>>489 しゅうって信用できる人物かな?
他の生徒とはあまり交流がないし、あまり信用出来ない人物だと思うが・・・
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/08(月) 14:04:31 ID:8xKWAYLf
(・ω・`;)
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 00:58:08 ID:1kWmrOS7
―夢の場合―
Jの2 ―灯台―
「ほんとに大丈夫か・・・?」
あすかはずっと壁を向きっぱなしだ。
「おい・・・!」
ソンはあすかの肩に触れた。
急にあすかの体が床に倒れた。
「お、おい!」
ソンがあすかを抱き上げると寝息を立てていた。
だがその体はとても熱い。
あすかは一人で土手を歩いていた。
学校の帰り道。いつもの帰り道。
だが隣に飛鳥の姿が無い。
「チビあす・・・?チビあす?」
どこにもいない。
「どうかした?」
後ろを振り向くと飛鳥が笑顔で立っていた。
「チビあす・・!よかった・・・。こんなところにいたんだ・・・。」
あすかも笑い返した。
「ううん。私はもういないよ。」
あすかが首を振った。
「えっ・・・?」
「私はもうどこにもいないの。それだけはわかって。」
「で、でもここに・・・!」
あすかは手を伸ばした。
だがどうしてもあすかの体に触れられない。
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 01:04:58 ID:1kWmrOS7
「な、なんで・・・!」
「私はもういないの。だからって変なことは考えないで・・・。」
「変なこと?」
「デカあすと会えて良かったよ。」
飛鳥は笑顔で手を振った。
そして飛鳥の体が消え始めた。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
だがどうしてもその体を触れなかった。
「私を一人にしないで・・・!」
「デカあすはまだ一人じゃないよ・・・。」
あすかの目が覚めた。
「大丈夫か?」
ソンが自分を覗き込んでいた。
「わ、私・・・。」
「じっとしてろ。熱がある。多分風邪ひいてるんだろ。」
ソンの差し出した風邪薬を飲み横になった。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 01:05:29 ID:1kWmrOS7
「あのね・・・。」
「ん?」
「夢見たの・・・。」
「あんな少しの間にか。」
「うん・・・。」
「それで?」
「それでね、夢の中で私、いつもの土手にいて・・・チビあすがいた。」
「・・・・。」
「『デカあすはまだ一人じゃないよ・・・。』だってさ。もう一人なのにね・・・。」
しばらく沈黙が続いた。
「デカあすはまだ・・・一人じゃないだろ。」
「えっ・・・?」
「チビあすはまだここにいるだろ。」
ソンはあすかを指差した。
「ちょっとくさい台詞だけどな。一度言ってみたかったんだこういうこと。
それに俺が付いてるしな。」
ソンが照れくさそうに笑った。
あすかは体が急に熱くなるような気がした。
風邪の熱さとは違うなにかほかの熱さを。
「しばらくは禁止エリアにもならないだろうし休んでな。」
「うん・・・。」
あすかは横になり目を瞑った。
また夢を見たがチビあすは出てこなかった。
ソンの夢を見た気がする・・・。
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 11:35:53 ID:Ay0H/oja
おもしいぞ!がんばれ
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 11:57:01 ID:1kWmrOS7
―展望台での場合―
Cの7 ―北の山―
「はぁはぁ・・・。」
「大丈夫?」
淳は典子に手を差し伸べた。
ずっといた納屋が禁止エリアになり二人は北の山を登っていた。
「頂上まで行けば展望台があるからそこで休もう。もう一頑張りだから。さぁ。」
「うん・・・!」
典子はまた歩き始めた。
しばらくすると展望台が見えてきた。
納屋にいたときから大分、日が傾いていた。
淳は左手で典子の手を掴み右手で展望台の手すりに手を掛けた。
「よしっ!」
と声を上げると同時に二人の女子の姿が見えた。
「どうかした?」
典子も手すりに手を掛けた。
「れ、玲子さん・・・。」
「玲子・・・。」
玲子は静かにこちらを見上げていた。
そして玲子の横には飛鳥、いや飛鳥の死体・・・。
500 :
記念すべき500げt:2005/08/09(火) 11:57:43 ID:1kWmrOS7
「こ、これって・・・。」
玲子はゆっくり立ち上がると脇においていた銃を手に取り2人に向けた。
が、すぐに降ろし背を向けた。
「もう会わない方がいいわ。次会った時、私は何をするかわからないから・・・。」
そういい残すと玲子は走り出した。
「玲子さん・・・!」
淳は手すりを乗り越え玲子を追いかけようとした。
「待ってよ!淳!」
典子は淳の手を掴み淳を止めた。
「離してくれ!今追いかけないと玲子さんが・・・!」
「一人にしないでよ・・・!」
典子は今にも泣きそうだった。
淳は足を止めた。
2人は飛鳥を前にしゃがみこむと手を合わせた。
典子が飛鳥の顔に触れるととても冷たかった。
「誰がこんなこと・・・。」
「玲子さん・・・。」
「えっ?」
「玲子さんがやったんだ・・・。」
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 12:05:39 ID:TsXqR0wv
だ〜らだ〜らで〜れだ〜りらん チャカチャカチャカチャカチャカ
だ〜らた〜らで〜れだ〜りらん チャカチャカチャカチャカチャカ
で〜れで〜れだ〜らだ〜ららん チャカチャカチャカチャカチャカ
で〜れで〜れだ〜らだ〜らだん チャカチャカチャカチャカチャカ
チャララ チャララ チャララ チャララ チャララ チャララ んばーばっ
チャララ チャララ チャララ チャララ チャララ チャララ んばーばっ
チャリラリチャリラリチャリラリチャリラリ ジャラララララララ どんどんどん
ピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキ んぱーぱっ
ピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキ んぱーぱっ
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 14:19:27 ID:1kWmrOS7
―禁止エリアの場合―
Fの9 ―東の住宅街―
(そろそろ行くか・・・。)
腕時計を見ると12時45分になった。
孝太郎は荷物をまとめ立ち上がりアパートのドアを開けた。
そしてアパートの階段を降り北東に向かって歩き始めた。
学ランのポケットからゲーム機を取り出しまたやり始めた。
ゲームは大分終盤を迎えていて最後のボスに困っていた。
歩いているうちにも幾度かそのボスに負けた。
何度も何度もてこずった。
いつも和晃と一緒にゲームをやっていた。
学校でも家でも帰り道の土手でも。
和晃と仲良くなったのもゲームがきっかけだった。
友達ができなくて学校の屋上でゲームをしていたとき
声をかけてくれたのが和晃だった。
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 14:22:10 ID:1kWmrOS7
最後のボスに改心の一撃を加えた。
(よしっ!)
11時59分になった。
もうこのエリアと次の隣の境界線だ。
最後のボスに止めを刺した。
12時。
右足がFの9を出た。
(よしっ!!俺の勝ちだ!)
"ピピピピピピ・・・・"
首輪から音が鳴った。
(えっ・・・?)
"ドンッ"
孝太郎は首の辺りに激しい痛みを感じ
そしてそのまま意識が途切れた。
孝太郎の進んだ道はEの10、つまりちょうど禁止エリアになるエリアに続いていた。
そしてちょうどそこに足を踏み入れたのだ。
孝太郎の首から上の部分が地面に落ち胴体が倒れた。
ゲーム機は画面に『GAME END』と表示しエンディングに入っていた。
小野孝太郎死亡
残り24人
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 16:58:23 ID:IFJZ2Hgu
>>503 あらら
ゲームに夢中になっていてうっかり道、間違えちゃったんだな。
孝太郎にアホウ・・・
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 17:11:11 ID:h/ZB50gN
孝太郎悲惨だな・・・
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 17:15:28 ID:1kWmrOS7
―目覚めの場合―
Gの7 ―学校近く―
ヤヨは野球場の管理小屋の中で目覚めた。
外は大分明るくなってるようで小さい小屋の小さい窓から日が差し込んでいた。
長い時間夢を見ていた。
いつもの教室で祥恵や奈穂佳と一緒にいて。
ウガは変な顔をして笑わせてくれて。
周りでは伸太郎と量太が騒いでシマケンが叩かれていて。
3B'zは廊下で踊っていて。
典子と信子と麻子は窓際で仲良くしていて。
車掌が典子を眺めていて。
比呂、智美、有希は渋谷の話で盛り上がっていて。
孝太郎と和晃は教室のうしろでゲームをしていて。
哲史と崇史は自分の席で勉強をしていて。
玲子は淳を従えながら自分の席で崇史を見つめていて。
デカあすとチビあすは舞子と一緒にしゃべっていて。
舞子は横目でしゅうを眺めていて。
しゅうは自分の後ろの席で静かに眠っていて。
先生が黒板の前で困った顔で笑っていた。
いつもの風景が鮮明に思い出され、
いつもの風景がとても懐かしく感じる。
ヤヨは小屋のドアを開け外に出た。
久々に見る日の光がとても眩しい。
ヤヨは荷物を肩に掛け歩き始めた。
その荷物が肩に重く圧し掛かった。
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 17:26:23 ID:1kWmrOS7
―灯台の場合―
Jの2 ―灯台―
「ねぇ!あれが灯台じゃない?」
麻子は灯台を見つけるとしゅうに声をかけた。
「うん。あれだ。」
しゅうは地図とコンパスを手に持ち灯台のほうを見上げた。
灯台の真下で上を見上げると思っていたより大きかった。
「大きいねぇ・・・。」
「うん・・・。」
麻子が灯台の扉を開けた。
(・・・?)
扉のまわりの土が大分荒れてることにしゅうは気づいた。
「うわぁ・・・。」
中には長い螺旋階段があった。
「上まで行くのにけっこうかかるね・・・。」
2人は一段ずつ慎重に登った。
もしかしたら何か罠が仕掛けてあるかもしれない。
だが何ごとも無く小さな扉の前に来た。
「何の部屋かな・・・。」
「さぁ・・・。」
「開けてみようか。」
「待って。誰かいるかもしれない。」
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 17:44:17 ID:1kWmrOS7
「・・・ん?」
何か聞こえる。
あすかはまだぐっすり眠っていた。
熱がいつになっても引かないので水を染み込ませたタオルを額に乗せておいた。
"ガン・・ガン・・ガン・・"
灯台の中は音がとても響いた。
音はゆっくりで慎重的なことがわかる。
誰かが螺旋階段を登ってきている。
ソンは脇にあった鉄パイプ持ちあすかの短刀を腰に差した。
音は少しずつ大きくなってきた。
そして音が止まった。
扉のすぐ外にいる。
話し声が聞こえた。
「何・・・な・・・。」
「さ・・・・。」
「・・て・・うか。」
「・・て。・・・るか・・れな・。」
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 18:19:20 ID:1kWmrOS7
しゅうはゆっくっり扉を開けた。
外で誰かが扉を開けている。ゆっくりと。
ソンは鉄パイプを握る手に力を加えた。
「だれだ!?」
「そっちこそ誰だ・・・?」
「その声・・・しゅうか?」
しゅうの声は扉の影から聞こえた。
「殺すつもりか・・?」
「そんなつもりは無い・・・。そっちは?」
「そっちに攻撃の意思が無いなら武器を下ろす。」
「もちろんそんなもの無い・・・。」
「わかった。」
ソンは鉄パイプを床に置いた。
"カラン"と音が鳴った。
しゅうがゆっくりと扉の影から顔を出した。
「ソン・・・。」
「しゅう・・・。」
「「はぁ・・・。」」
二人は安堵のため息を吐いた。
ソンはすぐにしゅうの後から顔を出した麻子に気づいた。
「麻子・・・?」
「何?」
麻子は笑顔だった。
ソンは二人を中に入れた。
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 18:20:53 ID:1kWmrOS7
「そこで寝てるの誰・・・?」
背を向けて横たわっている何者かを見つめながら麻子が聞いた。
「あぁ、デカあすだよ。風邪ひいてんだ。」
「話しかけても大丈夫?」
「いや、デカあす?起きてるか?」
ソンはあすかに近寄り顔を覗き込んだ。
と同時に、あすかの目が虚ろに開いた。
「どうかした・・・?」
「いや、お客さんだ。」
あすかが飛び起きると麻子がにっこり笑って見つめていた。
「ほら、薬。それとちょっとは食っとけ。」
「ありがと・・・。」
ソンが薬と水、開けたばかりの缶詰をあすかに差し出した。
あすかは真っ赤な顔がさらに赤くなった気がした。
「ところで、二人とも武器は何?」
「えっ・・・?」
「武器は何?」
あすかはとても真剣な顔だった。
「私はこれだけど・・・。」
麻子はバッグの中からコルト・ガバメントを取り出した。
「しゅうは?」
「これ・・・。」
しゅうも同じくバッグの中から取り出した。
大分深くしまっていたらしい。
イングラムM10サブマシンガン。
「まだ1発も撃ってない。」
「それだけ?」
2人とも首を縦に振った。
「なにかあった・・・?」
麻子は恐る恐るあすかに聞いた。
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 18:26:13 ID:1kWmrOS7
あすかはまた体が震え始めた。
「お前は話さなくていい。俺が話す。」
ソンがあすかの頭を撫でた。
ソンは飛鳥のことについて話し始めた。
しゅうは静かに、麻子は涙目で聞いていた。
あすかはずっと震えていた。
「矢か・・・。」
「どこかで見なかったか・・・?」
ソンがあすかの変わりに聞いた。
「残念ながら・・・。」
しゅうは首を横に振った。
「私、動けるようになったらすぐここから出て行くから・・・。」
あすかが口を開いた。
「皆に迷惑かけられないし、どうしても矢の奴を探し出したいし・・・。」
「な、ならさ!それまで何か話しようよ!」
麻子が涙を拭いながら言った。
「楽しい話とかさ・・・!」
「うん・・・。」
あすかに笑顔が戻った。
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 19:01:07 ID:6iknBONx
孝太郎の死に全米が泣いた
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 19:46:55 ID:1kWmrOS7
んなオーバーな(´д`;)
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 20:28:15 ID:bZo8pdu0
やる気をだしてるのってなおかと信子と玲子だけ?男子は?
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 20:43:11 ID:IFJZ2Hgu
いないみたいだね。
まだよくわかんないけど・・・
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 20:49:50 ID:6iknBONx
デカアスもある意味やる気になってないか?矢関係の武器持ってたら誰でも殺しそう
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 21:14:15 ID:uD16Tw8y
幸太郎はてっきり桐山キャラになると思ったのに
あっさり死んじゃったな
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 21:38:39 ID:IFJZ2Hgu
>>516 支給武器がわかんないのは残るはシマケンと智美だが・・・
しかし比呂を殺した犯人って誰?
あと奈穂佳に石ぶつけた奴も・・・
まさか31人目の生徒が・・・?
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 22:00:22 ID:1kWmrOS7
>>518 >しかし比呂を殺した犯人って誰?
ちゃんとヒントは書いてありますよ(´∀`)
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 22:14:40 ID:A6sD7SU2
石ぶつけられてくらいで奈穂佳がここまでやる気マンマンな訳がいまいちわからない
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 22:16:32 ID:1kWmrOS7
>>520 石ぶつけられたからじゃないよ(´∀`;)
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 23:33:37 ID:1kWmrOS7
―見つけた場合―
Hの8 ―住宅地を繋ぐ大きな道路―
"ガタンッ"
「えっ?うわっ!!」
量太の乗っていた自転車が急にパンクした。
「くそっ!」
量太は自転車ごと思いっきり転んだ。
路上に寝転がると青空が見えた。
久しぶりに見た気がする。
いつも伸太郎や車掌、シマケンたちと一緒に土手に寝転がって空を見ていた気がする。
「ふわぁ・・・。」
自然と欠伸が出た。
視界の中で何かが動いていた。
量太はすぐ起き上がり周りを見た。
誰かが歩いている。
反対車線をゆっくりと。
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 23:35:07 ID:1kWmrOS7
(ヤヨ・・・?)
紛れも無く弥生だ。
なぜこんな近くを歩いていたのに気づかなかったのだろう。
そして疑問と同時に声をかけなくてはいけないことを思い出した。
「ヤ、ヤヨ!!」
弥生は量太の声に気づいたのかすぐに振り向いた。
「りょうた。」
量太に気づくと笑顔で手を振ってきた。
「ず、ずっと一人だったのか?」
「ううん。ヤヨ、ずっと眠ってた。」
「眠ってたっていったいどこで?」
「学校の近く。」
弥生は学校の方向を指差した。
「そ、そりゃ見つからないわけだ・・・。」
量太は腰が砕ける様にその場にしゃがみ込んだ。
「だいじょうぶ?」
「お、おう!これからは俺が守ってやるからな!」
「うん。」
ヤヨは笑顔で頷いた。
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 01:11:24 ID:iXf8EsEL
ヤヨの夢の中に
「しゅうは自分の後ろの席で静かに眠っていて」
というのがあったがその光景は以前、ドラッグに溺れるしゅうの
「ねむぃなぁ〜〜〜〜!」
の話が連想される。
まさか薬が切れたしゅうが突然暴れ出して
一緒にいた麻子を襲う・・・なんて展開にはならないよな?
その展開もハァハァ
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 11:32:59 ID:5HZ0X2TU
全員の武器
×男子1番江口哲史=ポンプ式ショットガン(玲子へ)
×男子2番小野考太郎=ブーメラン
○男子3番笠井淳=特殊警防
×男子4番金丸博明=電子メガホン
○男子5番狩野伸太郎=ナタ
○男子6番倉田直明=デリンジャー、
ウージー九ミリサブマシンガン(真佐人の)
○男子7番小塚崇史=呪いの(熊の)ぬいぐるみ
金属バット、カッターナイフ(どちらも民家で拝借)
○男子8番島健一郎=?
○男子9番鈴木康二郎=煙幕玉1個(3個あったが一つは廃ビルで使用、もう一つは和晃に)
市販の100円ライター、ガスマスク
○男子10番園上征幸=手榴弾2個、
鉄パイプ(工場から拝借)
×男子11番高木隼人=手裏剣(信子へ)
○男子12番富山量太=ブローニング
○男子13番中村真佐人=ウージー九ミリサブマシンガン(直明へ)
○男子14番長坂和晃=手作り火器キットとライター(信子へ?)
煙幕玉(康二郎の煙幕玉の内の一つ)
○男子15番丸山しゅう=イングラムM10サブマシンガン
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 11:33:54 ID:5HZ0X2TU
○女子1番麻田玲子=ベレッタM92F、
ポンプ式ショットガン(哲史の)
○女子2番安生有希=ヌンチャク
○女子3番飯島弥生=コルト・ハイウェイパトロールマン
○女子4番稲葉舞子=ナイフ(刃渡り15cm程度)
○女子5番大胡あすか=短刀、
出刃包丁(チビあすの)
×女子6番小川比呂=鎌(行方不明)
×女子7番小村飛鳥=出刃包丁(デカあすへ)
○女子8番清水信子=アイスピック
手裏剣(隼人の)
手作り火器キットとライター(和晃の)
○女子9番杉田祥恵=フライパン
○女子10番田中奈穂佳=ボーガン
○女子11番坪井典子=ワルサーPPK
○女子12番中木原智美=?
○女子13番中澤雄子=お薬セット(毒薬などいろいろ)
○女子14番西尾浩美=スミスアンドウエスン
○女子15番姫野麻子=コルト・ガバメント
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 11:39:17 ID:5HZ0X2TU
死亡リスト
・江口哲史(玲子に撃たれる。)
・小川比呂(誰かに自分の鎌で喉を刺される。誰かはいまだ不明。)
・高木隼人(信子に崖から突き落とされる。)
・金丸博明(奈穂佳にボウガンで後頭部を撃たれる。)
・小村飛鳥(奈穂佳にボウガンで腹部を撃たれる。)
・小野孝太郎(禁止エリアに足を踏み入れる。)
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 11:41:15 ID:5HZ0X2TU
と作者自らまとめ。
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:10:29 ID:5HZ0X2TU
―爆発の場合―
Iの3 ―廃ビル―
「でっかいねぇ・・・。」
「こんな島にこんな建物があるとは思わなかった・・・。」
「錆びれてるけどね・・・。」
「うわっ!こっちすごいことになってるよ!」
「うわ・・・。火事でもあったのかな・・・。」
直明、真佐人、浩美はすいぶん歩いて島の端に出た。
浩美の腕時計は2時4分を指していた。
「中に誰かいると思う?」
浩美が聞いた。
「さぁ・・・。」
「真佐人。」
「ん?」
「これ持ってな。」
直明は自分のデリンジャーを差し出した。
「護身用だ。」
「う、うん・・・。」
「ねぇ、中入る前にお昼にしない?ずっと歩いてたからお腹すいちゃって・・・。」
浩美が困ったような笑顔で笑った。
「それもそうだな。飯にするか!」
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:11:28 ID:5HZ0X2TU
3人は荷物を広げ食事にした。
缶詰やビスケットで大分お腹が満たされた。
3人はゲームのことをできるだけ忘れよう。
そう思った。
「もう一度、皆でダンス踊りたいねぇ・・・。」
「えっ?」
「だからもう一度皆そろってダンス踊りたいなぁって。
あ、ソーラン節でも良いかな。」
浩美は笑った。
「食った食った・・・。」
「じゃ、そろそろ入ろうか!」
荷物を片付け浩美が立ち上がった。。
「ちょっと待った・・・。」
「なに?どうしたの?」
「ちょ、ちょっとトイレ・・・。」
「俺も・・・。」
直明と真佐人は自分の銃だけ持って茂みのほうに行ってしまった。
「もう!先に一人で入ってるわよ!」
そう言うと浩美は自分の銃を片手に廃ビルの中に入った。
「ねぇ、直明って浩美のこと好きなの?」
「はぁ?何だよいきなり。」
「えぇ、違うのぉ?ずっとそうだと思ってたけど・・・。」
「どうでも・・・。」
直明が言いかけたそのとき大きな音がした。
"ズドーンッ"
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:22:37 ID:nzfveT+h
比呂は玲子にやられたんじゃない?
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:23:58 ID:5HZ0X2TU
「「!?」」
二人が振り向くとさっきまでいた辺りから黒煙が立ち上っていた。
「お、おい・・・!」
直明はズボンのチャックを上げるとすぐ走り出した。
「あぁ、待ってよぉ・・・!」
「な、何だよこれ・・・・。」
さっきまでいたところは大きく地面がえぐれていた。
廃ビルの1階部分も大分吹き飛んでいた。
「ど、どうなってんのこれ・・・。」
真佐人がやっと追いついた。
「そ、そうだ!浩美は!?」
周りを見渡す限り浩美の姿は無かった。
「浩美ぃ!?浩美!!」
いくら叫んでも返事が無い。
「な、直明あれ!」
真佐人が指を指した方向を見ると地面から腕が突き出していた。
2人は突き出している腕に駆け寄った。
その手は銃を握り締めたままだった。
「こ、この腕時計って浩美のだよね・・・。」
「あ、あぁ・・・。」
直明が腕を引っ張った。
が、すぐに抜けた。
その腕にはひじから先の部分が無かった。
二人はただただ驚くだけだった。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:31:56 ID:5HZ0X2TU
535 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:42:14 ID:5HZ0X2TU
「なんだ死ななかったんだ・・・。」
背後から声がした。
振り向くとそこには信子が立っていた。
信子は首を傾げて笑っている。
右手にはアイスピックを持っていた。
「浩美が死んじゃったの?」
「の、信子がやったのか・・・?」
「うん。そうだよ。私が作った爆弾が爆発したのよ。
でも2人とも死ななかったんだね。3人とも殺してあげようと思ったのに。」
「な、何でこんなこと・・・。」
「なんか楽しくなってきちゃって。」
信子は首をまっすぐにしてまた笑った。
「た、楽しいって何が・・・?」
真佐人が恐る恐る聞いた。
「人を殺すのが。」
信子は躊躇せず答えた。
瞬間、直明が銃を乱射した。
"ダダダダダダッ"
「あんな奴に・・・あんな奴に浩美が殺されるなんて!!!」
だが信子には一発も当たらない。
「キャハハハハ」
信子は笑いながら逃げ出した。
「待て!!!」
直明が追いかける。
が、信子は異様にすばしっこい。
いくら撃っても銃はあたらない。
「キャハハ・・・。」
信子は森の中に消えていってしまった。
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 14:47:32 ID:5HZ0X2TU
―お墓の場合―
Iの3 ―廃ビル―
戻ると真佐人が一人泣いていた。
「真佐人・・・。」
「の、信子は・・・?」
「逃げられた・・・。」
直明は浩美の腕を拾い上げると握っている銃を外した。
直明は無言で穴を掘り始めた。
「直明・・・?何やってんの?」
「墓を作るんだよ・・・。浩美の・・・。」
程なくして浩美の体のほかの部分も発見された。
瓦礫の下に埋まっていたが腕以外は全てくっついていた。
多分、頭を強く打ったのであろう。
直明の掘った穴に浩美を入れる。
腕をもともとあった位置に置いた。
そして二人は土をかけ始めた。
完全に埋めるとそこに近くで拾った大きな石を置いた。
「これが浩美のお墓なんだね・・・。」
「あぁ・・・。」
二人はお墓を前に手を合わせた。
直明はその場に泣き崩れた。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 15:29:37 ID:5HZ0X2TU
西尾浩美死亡
残り23人
忘れてた(´∀`;)
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 15:44:33 ID:iXf8EsEL
信子は和晃の忘れた手作り火器キットで爆弾を作ったのかな?
気が狂っている割によくやるね・・・。
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 15:46:11 ID:iXf8EsEL
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 15:48:34 ID:iXf8EsEL
>>535 まさか信子が桐山キャラになるとは思わんかった・・・。
この分だとあと5人くらいは人殺しそうだな。
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 15:54:48 ID:5HZ0X2TU
>>540 まぁ、まんま孝太郎とかが桐山キャラじゃつまらんしね
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 17:13:26 ID:5HZ0X2TU
―やっと会えた場合―
Dの4 ―小さな公園―
智美はやっと林を抜けた。
抜けたところには小さな道があって
道を挟んだ反対側に公園があった。
道を渡り公園に入った。
滑り台にシーソー、砂場、鉄棒、ブランコ。
小さいながらも結構な遊具がそろっていた。
そしてブランコには誰か座っていた。
「有希・・・?」
有希がブランコに腰を下ろしていた。
「有希!?」
「えっ・・・?」
有希は頭を上げこっちを見た。
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 17:14:40 ID:5HZ0X2TU
「智美・・・?」
「有希!」
「智美・・・!」
二人はお互いを確認し抱き合った。
「よかったぁ・・・。やっと会えた・・・。」
「うん・・・。」
二人とも涙が伝った。
だが有希は突然、首を何かで絞められた。
「ごめんね、有希・・・。比呂も死んじゃったしさ。
どうせこのゲームで生き残れるのも一人だしさ、一緒に死んじゃお・・・。」
智美の支給武器は3mのロープだった。
首がどんどん締め付けられる。
抵抗しようとしたが手に力が入らない。
そして意識がフッと途切れ有希は地面に崩れ落ちた。
「ごめんね・・・。」
そう言うと今度はロープをブランコの支柱に結び輪を作った。
そして智美はブランコの柵の上に上がりそこでロープの輪に首を入れた。
ロープはピンと張り智美も意識を失った。
中木原智美
安生有希 死亡
残り21人
信子恐すぎ ガクガクブルブル
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 17:43:29 ID:iXf8EsEL
>>543 ありゃま
有希と智美が一緒に片付けられちゃったよ。
何で?
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 17:58:08 ID:08hlqL1G
信子つえー
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 19:40:48 ID:EHgxWx3j
私も信子に殺されたい
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 19:43:34 ID:5HZ0X2TU
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 20:01:16 ID:DYerIpej
これ終わったら他のシリーズも書くんですか??
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 20:05:45 ID:5HZ0X2TU
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 20:07:00 ID:DYerIpej
そうですかーがんばってね
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 20:22:21 ID:08hlqL1G
信子もそのうち、機関銃乱射したり拳法マスターしたりして
ますます最強になりそうだね
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/10(水) 20:25:56 ID:iXf8EsEL
拳法まではマスターしないだろ
香ばしいスレですね
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 09:33:29 ID:Xkt8eUHO
自ら晒しageます
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 10:26:04 ID:SKeBsC0c
何このスレっwwwwっww夏厨wwwっwうぇwっwえw
557 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 10:27:18 ID:gydeGQ8P
しゅうと一緒に行動できるのなら死んでもいい
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 10:28:20 ID:Xkt8eUHO
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 10:51:57 ID:/Ix9dWZo
荒らしてんよ。なにいってんの
キモスレ晒しage
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 16:30:02 ID:Xkt8eUHO
―疑惑の場合―
Cの7 ―北の山―
崇史は林をまっすぐに行きそして北の山を登り始めた。
大分登りつめると上のほうに展望台が見えてきた。
日は傾いていて腕時計は3時前ぐらいだろう。
展望台に近づくと話し声が聞こえてきた。
そして近づくにつれその話し声は大きくなってきた。
(誰かいるのか・・・?)
確実に誰かいる。しかも2人以上。
崇史は息を潜め慎重に近づいた。
展望台の柵越しに2つ頭が見えた。
一つは大きく一つは小さかった。
「玲子が・・・。」
「いや・・・。」
今確かに話し声の片方が玲子と言った。
玲子が何かやったのか?
足音を立てないように近づき頭越しに覗き込んだ。
誰かが倒れている。
いや、死んでいる。
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 16:45:09 ID:Xkt8eUHO
崇史はその死体を見て足が後ろに下がった。
"パキッ"
小枝を踏んでしまった。
「誰だ!?」
何者かの頭がこっちを振り向いた。
「崇史・・・?」
もう一つの頭も振り向いてこっちを確認した。
「淳・・・典子・・・。」
崇史は飛鳥の死体を前に唖然とした。
本当に死人が出ている。
「こんなこと・・・。」
崇史はその場に崩れた。
「それともう一つ・・・。」
典子が口を開いた。
「えっ・・・?」
「私たちがここに来たときね・・・ちょうどチビあすの前に玲子がいたの・・・・。」
「じゃ、じゃあ・・・レイは今どこに・・・?」
「わかんない・・・。走ってどこか行っちゃった・・・。」
「ど、どっち行った!?」
「えっ・・・?あっちだけど・・・。」
典子は北のほうを指さした。
「わかった!ありがと!」
そういうと崇史は自分の荷物を肩に掛け北に向かって走り出した。
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/11(木) 18:46:52 ID:qJU18WQO
崇史は杉村キャラなのかな?それにしては弱そうだし、
逆に玲子に守ってもらえそう。
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/12(金) 20:56:44 ID:Lq2YQy1b
つづきまだ〜
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/12(金) 21:08:46 ID:vIlBMfNh
―友達の場合―
Cの4 ―北の住宅地―
和晃は孝太郎を探すために住宅地に来ていた。
(孝太郎なら・・・!)
孝太郎なら多分、どこかの家の中でゲームをやっている可能性が高い。
そう思って家の多い住宅地に来ていた。
孝太郎ともう一度一緒にゲームをしたかった。
孝太郎は初めての友達だった。
小さいときから体が弱くよく病気になった。
そのため小学生のときは休みがちで友達もできずいじめられることもあった。
中学に入っても小学校のときから友達がいるわけもなく
いつも一人で屋上でゲームをしていた。
そしてそこで孝太郎とあった。
孝太郎もいつもゲームをやっていて話があった。
家がゲームショップをやっていると言うと家にも来るようになった。
初めての友達。
そんな友達と最後のときまで一緒にすごしたい。
もう一度会いたい。
もう一度一緒にゲームがしたい・・・。
和晃は次の家に入った。
565 :
千葉市:2005/08/12(金) 23:08:35 ID:Lq2YQy1b
おもしろい!がんばれ作者!
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 19:02:43 ID:I/8f12Q3
―守るの場合―
Hの9 ―神社―
「これからどうするの?」
弥生の不意の質問に量太は振り向いた。
「どうするってそりゃぁ・・・。」
「ヤヨ、お腹すいた・・・。」
と弥生が言ったとき量太のお腹がなった。
「じゃ、じゃあ少し遅いけど昼飯にするか!」
「うん。」
「っていってももう3時だからおやつかな。」
弥生も量太も無邪気そうに笑った。
「ねぇ、これからどうなるの?殺し合い・・・するの?」
弥生は殺し合いの意味をわかってるようだった。
「いや。」
「じゃあ、どうなるの?」
「安心しろ!俺がちゃんと守ってやるから!」
「誰から守るの?」
「そりゃ皆から!」
「・・・・。」
弥生はそれ以上何も言わなかった。
遅いお昼ご飯も食べ終わり量太は荷物をまとめた。
「約束・・・。」
弥生の声に振り向くと、弥生が右手の小指を前に出していた。
「守ってくれるって・・・約束。」
「おぅ!」
量太は自分の右手小指を出し指切りをした。
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 22:55:48 ID:I/8f12Q3
―住宅地の場合―
Eの9 ―東の住宅地―
「もう4時か・・・。」
「さすがに奈穂佳の奴いないよなぁ・・・。」
「あれから4時間は経ったしね。さすがに諦めてるよ。」
「もう3時半か・・・。」
伸太郎とシマケンは奈穂佳から逃げてからずっと民家の中に隠れていた。
「ちょっと外出てみるか・・・。」
「うん・・・。」
2人はそっとドアを開けた。
「どうだ?いるか?」
「いや。っていうかもうさすがにいないって。」
「それもそうだな!」
そういうと伸太郎は外に出て周りを確認した。
「よしっ!いない!」
「ほんと・・・?」
「お前がもういないつったんだろ。いないって。」
「だ、だよな。」
そういってシマケンは警戒しつつも外に出てきた。
「俺、伸太郎が友達で良かったよ。」
シマケンが笑った。
「何だよいきなり!」
「いや、なんかそんな気分になってさ。」
シマケンがまた笑った。
「じゃあ行くか!」
「まぁ、どこ行くか知らないけど行くか!」
2人は歩き始めた。
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 22:57:06 ID:I/8f12Q3
"パシュッ"
「うっ・・・。」
「シマケン!?」
シマケンが前のめりに倒れかけた。
伸太郎がうまくシマケンを抱きかかえた。
「おい!大丈夫か!?」
「だ、大丈夫・・・。でも足が・・・。」
シマケンの足を見ると・・・矢が刺さっていた。
「!?」
「ぐっ・・・!」
「奈穂佳がどこかに嫌がるのか!?お、おい!立てるか!?」
「なんとか・・・!」
シマケンは立ち上がり何とか歩いた。
「ぐわっ!」
「だ、大丈夫かよ・・・。」
「だ、大丈夫・・・。ただ・・・一歩ごとに足が・・・!」
「そういうの大丈夫とは言わねぇんだよ!とにかく急ぐぞ!」
「そんな足でそう急げるとは思えないけど。」
背後で声がした。
振り向くと奈穂佳が立っていた。
「て、てめぇ!何でこんなこと!」
「目的?そんなの簡単よ。あんたたちヤヨを狙ってるんでしょ?」
「は?」
「ヤヨが弱いからすぐに殺せる。そういう魂胆でしょ。」
「違うに決まってんだろ!」
「そんなこと信じられない。ヤヨは弱いから私が守るんだ。」
「お、お前・・・狂ってる・・・。」
「私は正気よ。」
奈穂佳がボウガンを向けた。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 22:59:24 ID:I/8f12Q3
「伸太郎・・・。」
シマケンが口を開いた。
「あ・・・?」
「逃げるんだ・・・。」
「なに・・・?」
「俺をおいて逃げるんだ・・・。」
「な、何言ってんだ!そんなことできる訳ないだろ!」
「いや、置いてくんだ。このまま俺がいても足手まといになる。
それに伸太郎のナタじゃいくらなんでもボウガンには勝てない。
俺が少しでも時間を稼ぐから逃げるんだ・・・!」
「何言ってん・・・。」
「早く行け!」
「で、でもよぉ・・・!」
「それとこれ持っていってくれ。」
シマケンは自分のバッグを差し出した。
「なかに俺の支給武器の探知機が入ってる。生きてる人間の首輪に反応する。少しは役に立つはずだ!」
「シマケン・・・。」
「さぁ、早く・・・。」
伸太郎はシマケンのバッグを受け取った。
「ほんと、友達でよかった・・・。」
シマケンが笑った。
「シマケン・・・ごめん・・・!」
「いいよ。じゃあな。」
伸太郎は走り出した。
「一人で死ぬなんてね・・・。」
「馬鹿言うな。俺はお前を殺す。」
「武器も無いくせに?」
「武器ならお前がくれたじゃないか・・・!」
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 23:01:00 ID:I/8f12Q3
シマケンは足に刺さった矢を・・・抜き始めた。
「ぐっ・・・うわっ・・・・!」
とても痛い。それでも伸太郎のためなら。
「さぁ、来い!」
「馬鹿ね・・・。」
伸太郎はシマケンのバッグから探知機を取り出した。
まるでゲーム機のようだった。
スイッチをつけると光りだした。
さっきいたところに2つの光を見つけた。
片方は奈穂佳、片方はシマケンのはず。
「ほんと馬鹿ね・・・。」
シマケンは胸を射抜かれた。
「う・・・。」
「死にぞこないは黙ってて・・・。」
奈穂佳はボウガンに矢をセットしシマケンの頭に向けた。
「じゃあね・・・。」
"パシュッ"
探知機から片方の光が消えた。
「!?」
(シ、シマケン・・・・!!)
「くそぉっ!!!!」
伸太郎の頬に涙が伝った。
島健一郎死亡
残り20人
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 23:18:42 ID:+N1zDp8J
どんな理由があっても、伸太郎がシマケン置き去りに
しちゃうのは嫌かもだけど「ヤヨを守れ!」とか
せめて伸太郎が逃げる理由がほしい。
あ、でもいつも楽しみにしてるんですよ。
シマケンの死に俺と嫁が泣いた
ところでシマケンはなんで探知機で奈穂佳の所在を確認しなかったんだろう
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/14(日) 01:30:56 ID:QXpLbh+M
>>573 どうでもいい事ツッコむな馬鹿。しかもアゲてるし
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/14(日) 20:36:27 ID:SRjGfo6o
奈穂佳がヤル気になるとはな。ドラマの役から考えたら想像つかないね。
ヤヨを守ると言ってもこのままじゃ仲の良かったサッチーやヤヨも殺さ
れかねないかもな。あと信子も恐い・・・。
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/14(日) 21:56:36 ID:J3fNyJMF
ヤヨはいいなーいっぱい守ってくれる人がいて。
優勝候補の一角だね
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/14(日) 23:55:57 ID:J7/O0yuv
―絶対の場合―
Iの3 ―廃ビル―
「直明・・・?」
真佐人が話しかけた。
直明はずっと浩美のお墓の前に座っていた。
涙は枯れ、目は乾き充血していた。
喉も渇いていたが水を飲む気にも何をする気にもなれなかった。
直明は浩美のことが好きだった。
いつも元気でいつも笑顔で
可愛らしくて・・・。
浩美に好きな人がいるのはちゃんとわかっていた。
でも浩美がよければ自分はどうでも良かった。
浩美が幸せなら・・・。
その浩美ももういない。
好きだった人は自分の前にはいない。
殺された・・・。
でも復讐する気にはなれなかった。
「直明・・・!」
後ろで真佐人が叫んだ。
「あ・・・?」
直明が振り向いた。
真佐人は自分の手渡した銃を持っていた。
「浩美の復讐をしようよ!」
「なんで・・・?」
「浩美が殺されたんだよ!信子に復讐するんだ!」
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 00:09:07 ID:TkyGJr16
「だから・・・?」
「だからって・・・直明は悔しくないの!?」
「悔しいよ・・・。でも信子は殺さない・・・。」
「な、何でさ!!」
「何ででもだ。信子は絶対に殺さない。いや、信子だけじゃなく皆・・・。」
「な、なら、一人でもやってやる!」
「勝手にやれ・・・。だがお前がどうなろうと知らん。」
「直明・・・。」
直明は何も言わなかった。
真佐人は自分の荷物をまとめはじめた。
それでも直明は引きとめようともしない。
ただペットボトルの水を飲み、また墓の前に座った。
「ぼ、僕行くからね!」
直明は振り向かなかった。
「じゃ、じゃあね。」
「あぁ・・・。」
直明は振り向かないまま返事をした。
「ぼ、僕は信子に復讐するまでここには戻ってこないから・・・。」
「あぁ・・・。でも・・・。」
「なに?」
「絶対に殺すなよ・・・。」
真佐人はよく意味がわからなかった。
復讐するのに殺すな。矛盾してる。
直明はそれ以上何も言わなかった。
真佐人も振り返り信子の消えた森のほうに歩き始めた。
「俺はここを絶対動かないからな・・・浩美・・・。」
579 :
4時なのに3時半とは何事か・・・。:2005/08/15(月) 00:27:06 ID:TkyGJr16
>>567訂正
―住宅地の場合―
Eの9 ―東の住宅地―
「もう4時か・・・。」
「さすがに奈穂佳の奴いないよなぁ・・・。」
「あれから4時間は経ったしね。さすがに諦めてるよ。」
伸太郎とシマケンは奈穂佳から逃げてからずっと民家の中に隠れていた。
「ちょっと外出てみるか・・・。」
「うん・・・。」
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 01:18:09 ID:TkyGJr16
―海の場合―
Bの5 ―北の住宅街の端―
(5時・・・。)
祥恵はお昼からずっとベンチに座っていた。
そのベンチは浜が見え海がよく見えた。
真っ青な綺麗な海だった。
それもいまや夕日で真っ赤だ。
まるで血の色のような・・・。
(ヤヨはいまごろ何してるんだろ・・・。)
弥生のことだけがただ気になった。
今どこにいるのか。誰かといるかもしれない。
もしかしたら・・・死んでいるかも・・・。
その考えがずっと頭の中で回っていた。
弥生を探すにも全然見つからない。
あるのは限られた物資とフライパンだけ。
もちろんフライパンで弥生を探し出せるわけじゃない。
いっそのこと死んでしまおうか・・・。
海は夕日で綺麗に輝いていた。
それを見ているうちに不思議な気持ちにとらわれた。
(もう・・・死んでもいいや・・・。
私が死ねば・・・みんなの生き残る確率が上がる・・・。)
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 01:20:16 ID:TkyGJr16
祥恵は一歩ずつ海に足を進めた。
砂浜にはゴミもなく、ただ蟹が歩いていた。
海に右足が入った。そして左足。
海水が靴の中に浸入してくる。
一歩ずつ足を進めるごとに体が海水に沈んでいった。
ひざの高さになり腰の高さまできて
ついに胸が水に浸った。
それでも祥恵は足を止めなかった。
「やめろ!!」
背後で声がした。
祥恵は振り向くことなく足を進めた。
「やめろって!!」
康二郎は自分の荷物を置き学ランを脱ぎ捨て、海に向かって走り始めた。
水が服に染み込んだ。が、そんなことは気にしてられない。
康二郎は必死に泳いだ。服がとてつもなく重い。
あと2、3メートルというとき、祥恵の頭が沈んだ。
「おっ、おい!」
また必死に泳ぎ今、祥恵の頭があったところで海に潜った。
水の中はボヤッとしていて視界がはっきり定まらない。
それでもなんとか祥恵の手を引っつかみ引き上げた。
頭が水面に出た。
「おいっ!」
祥恵は意識を失っていた。
(意識失うの早いなぁ・・・。)
そんなことを考えながらも康二郎は水泳の授業で習った方法で浜まで祥恵を運んだ。
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 01:26:11 ID:TkyGJr16
「おい!おいっ!!」
祥恵の頬を軽く引っ叩いたが何も反応がない。
(とにかくどこか屋内に・・・。)
周りを見ると民家が一軒あった。
(うぅっ・・・やっぱりやんなくちゃヤバいよな・・・でもなぁ・・・。)
康二郎は人工呼吸をするかどうかで迷っていた。
(だめだ!今は変なこと考えてる場合じゃない!やるんだ!)
やっと決心し顔を近づけた。
「ゴクッ・・・。」
康二郎は生唾を飲んだ。
大分顔が近寄った。が、そのとき祥恵の目がうっすら開いた。
「!?」
「ん・・・・。」
祥恵はまだ意識がはっきりしていないようだった。
「おい!大丈夫か!?」
「うん・・・大丈夫・・・。」
祥恵は頭を右手で抑えながら上半身だけ起き上がった。
「私・・・自殺しようとして・・・。」
「俺が助けた。」
「そう・・・。で、ここは?」
「近くにあった民家。とりあえずそのままの格好じゃ寒いだろ。これ着ろよ。」
康二郎は全身びしょ濡れの祥恵に自分の学ランを差し出した。
「う、うん・・・。ちょっと部屋出てもらえない・・・?」
作者さん色々と一人一人ストーリー作って大変ですけど頑張ってください。いつも続きが書き込まれるのを楽しみに待ってます。
面白い!作者さん頑張って!応援してるから。微妙にドラマじゃ絡みがない人同士が絡んでるのがいいね!
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 01:39:08 ID:TkyGJr16
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 01:45:17 ID:TkyGJr16
「もういいよ。」
康二郎はふすまを開け部屋に入った。
祥恵は民家の中にあった服と康二郎の学ランを着ていた。
「で、なんで私を助けたの?」
部屋に入って早々祥恵が聞いた。
「何でってそりゃ見殺しにできるか!」
「そっか・・・。それより康二郎も大丈夫なの?その格好。」
「えっ?」
康二郎は自分もびしょ濡れなことを今思い出した。
「あ、まぁ、俺は大丈夫、大丈夫。」
「風邪引いても知らないからね。」
「死のうとしてた奴に心配されるとはね。」
「ははは。」
祥恵が笑った。
「それで?何で死のうとした?」
「何でって・・・なんか全部どうでも良くなったって言うか・・・。」
「どうでもって・・・おいおい・・・。」
「ごめん・・・。」
「俺に謝られても困るんだけどな。」
「そうだね・・・。そうだ!ヤヨ見なかった?」
「ヤヨ?いや、悪いけど見てない・・・。」
「そう・・・。」
「ヤヨのこと心配なのか・・・。」
「当たり前でしょ!ヤヨは・・・ヤヨは・・・。」
祥恵が俯いた。
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 01:46:01 ID:TkyGJr16
「ヤヨならきっと大丈夫だ。絶対誰かと一緒にいる。」
「何でそんなことがわかるのよ!もしかしたら・・・もう死んでるかもしれないのに・・・。」
「生きてるかもしれないだろ。」
康二郎の顔が急に暗くなった。
「なにか・・・あった?」
「俺の好きな人はもう死んでる・・・。それだけだ・・・。」
「・・・・・ごめん・・・。」
「別に俺に謝らなくても。」
康二郎は笑顔だったが、その笑顔が作り笑いな事に祥恵は気づいた。
「それより少し眠ったら?」
康二郎が口を開いた。
「私は大丈夫・・・。」
「そうは思えないけどな。目の周りが隈だらけだ。
海の中で早く意識失ったのも眠かったからだと俺は思うけど、どう?」
全てお見通しだった。
祥恵は確かに弥生を探すことばかりで今まであまり眠っていない。
「じゃあお言葉に甘えて・・・。」
「あぁ、お休み。」
「お休み。でも、変なことしないでよ!」
「変なことって?」
「人工呼吸でもされたら溜まったもんじゃない・・・。」
康二郎はギクリとした。
「じゃ、お休み。」
康二郎は部屋を出た。
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 07:33:52 ID:T2MbxDUi
>>587 康二郎の好きな人って誰ですか?初耳!!
比呂か?それともちびあす?
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 09:47:03 ID:TkyGJr16
>>588 設定はいろいろこっちで勝手に考えちゃったりしてるから(´∀`;)
591 :
あろは〜ん:2005/08/15(月) 11:11:15 ID:LGxKe6Ve
\
<⌒/ヽ-、___ マイヤヒー
/<_/____/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
… \
<⌒/ヽ-、___ マイヤフー
/<_/____/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
( ゚∀゚) マイヤホー?
_| ⊃/(___
/ └-(____/
∧ ∧
ヽ(゜∀゜)ノ マイヤハッハー マイヤハッハー
へ )
く
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 18:05:30 ID:TkyGJr16
―3度目の場合―
Jの2 ―灯台―
「デカあす・・・?」
麻子が覗き込むとあすかはぐっすり眠っていた。
「デカあす、どうだ?」
ソンが聞いた。
「うん、ぐっすり眠ってる。」
「もう少し寝かせてやるか。まぁ、禁止エリアにならなかったらだけど。しゅう?」
ソンが部屋の隅のしゅうに声をかけた。
「何してんだ?」
「いや、そろそろ暗くなるからランプの用意をな。」
しゅうは部屋の中にあったランプに明かりをともしていた。
"プツッ"
「!?」
「放送か・・・。」
島中が静まり返った。
皆が放送に耳を傾けた。
"は〜い!みんな元気かぁ〜?
やっとペースが上がってきたかぁ?
今回、呼ばなくちゃいけない名前はなんと5人だぁ〜。"
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 18:06:29 ID:TkyGJr16
皆、心の準備はできてるかぁ?
じゃあ、発表しまぁす!
まず、2番!安生有希!
続いて、8番!小野孝太郎!"
Cの4 ―北の住宅地―
「嘘だっ・・・!!」
和晃は孝太郎の名前が呼ばれたことに思わず声を上げてしまった。
"次は、15番!島健一郎!"
Fの8 ―住宅地を結ぶ大きな道路―
「くそっ!!!」
(何で俺はあそこで逃げちまったんだ・・・!!あそこで俺がシマケンを守れたはずだ・・・!!!)
伸太郎はコンクリートを何度も殴った。
"それから・・・24番!中木原智美!"
「智美たち、3人とも死んじゃったんだ・・・。」
麻子が重い口を開いた。
"そして最後!28番!西尾浩美!"
「!?」
ソンが浩美の名前に反応した。
Iの3 ―廃ビル―
直明はお墓を見つめたままだった。
お墓越しに見える海は夕日で真っ赤に染まっていた。
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 20:36:36 ID:NJjaXr5y
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 21:18:48 ID:G0Gw1H3a
"次に禁止エリアの発表だ!
まずは、Dの5!
そして、Iの7!
最後は、Eの2!
今言った3つのエリアが一時間後に禁止エリアになるからなぁ。
気をつけろよぉ〜。
じゃあ、そろそろ放送は終わりだけど皆がんばってくれよぉ〜"
"プツッ"と言って放送が終わった。
ソンがショックを受け床に崩れ落ちた。
「嘘だろ・・・浩美が・・・死んだ!?」
「・・・・。」
しゅうと麻子はまた島の中心側に向かって手を合わせた。
「ん・・・・。」
しばらくしてあすかが目覚めた。
「デカあす、調子はどう?」
麻子が聞きながらあすかの額に手を当てた。
「まぁ、大丈夫っちゃ大丈夫・・・。」
「でもまだ熱あるみたい。じっとしてて・・・。」
「ソンどうかしたの・・・?」
部屋の壁にもたれてうつむいてるソンを見つけてあすかが聞いた。
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 21:20:23 ID:G0Gw1H3a
「さっき・・・3回目の放送でね・・・。」
「誰が・・・死んだの・・・?」
「孝太郎とシマケン、比呂と智美、それと・・・・・浩美・・・。」
「そう・・・。」
浩美が死んだと言うことを聞いてあすかはソンの心情を把握した。
「ソン・・・大丈夫・・・?」
あすかはソンに近寄った。
「あぁ・・・。お前こそ大丈夫なのか・・・?」
「うん、まぁね。」
「浩美も・・・死んじまった・・・。」
「うん・・・。」
「なんかもう、全てが嫌になってきた・・・。」
「大丈夫・・・。」
あすかがソンの手を握った。
「ご飯出来たよぉ。」
部屋の中の小さな台所で麻子が晩御飯を作り上げた。
「さ、ご飯食べて元気だそ。」
あすかが立ち上がった。
「ね?」
「あぁ・・・・。」
ソンも立ち上がった。
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 00:17:21 ID:u18xtPl1
このドラマだと、舞子とか伸太郎ってちょっと出番が少ないよね。
伸太郎もこのシリーズだとなんかイマイチ役にたたないし・・・
最後まで生き延びれるのかな?
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 00:22:16 ID:/59zGFl4
>>597 別にドラマで目立ってたから出番があるわけじゃないのさ(゜∀゜)
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 01:01:00 ID:/59zGFl4
―親友の死の場合―
Cの4 ―北の住宅地―
"8番!小野孝太郎!"
親友の死の知らせが和晃の頭の中でまだ響いていた。
(孝太郎が死んだ・・・。)
もう何も目的はなくなった。
探している孝太郎ももういない。
あとは何を・・・。
(もう死んでもいいかな・・・。)
と言っても自殺をする度胸もなかった。
何もかもが、全てが怖くなってきた。
孝太郎の死の知らせを聞くまでは
孝太郎を探すことがなにか楽しくて
孝太郎が希望のようだった。
希望はもう無い。
光は消えた。
和晃は朦朧と歩くしかなかった・・・。
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 01:06:28 ID:yklIrm6A
_
/〜ヽ
(。・-・) プリン
゚し-J゚
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 01:47:35 ID:ZuxqNxxK
なんか和晃の気持ちすごくわかるな
和晃かわいそう。孝太郎生き返って!
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 14:53:00 ID:/59zGFl4
全員の武器
男子3番笠井淳=特殊警防
男子5番狩野伸太郎=ナタ
探知機(シマケンの)
男子6番倉田直明=ウージー九ミリサブマシンガン(真佐人の)
スミスアンドウエスン(浩美の)
男子7番小塚崇史=呪いの(熊の)ぬいぐるみ
金属バット、カッターナイフ(どちらも民家で拝借)
男子9番鈴木康二郎=煙幕玉1個(3個あったが一つは廃ビルで使用、もう一つは和晃に)
市販の100円ライター、ガスマスク
男子10番園上征幸=手榴弾2個、
鉄パイプ(工場から拝借)
男子12番富山量太=ブローニング
男子13番中村真佐人=ウージー九ミリサブマシンガン(直明へ)
男子14番長坂和晃=手作り火器キットとライター(信子へ?)
煙幕玉(康二郎の煙幕玉の内の一つ)
男子15番丸山しゅう=イングラムM10サブマシンガン
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 14:54:22 ID:/59zGFl4
女子1番麻田玲子=ベレッタM92F、
ポンプ式ショットガン(哲史の)
女子3番飯島弥生=コルト・ハイウェイパトロールマン
女子4番稲葉舞子=ナイフ(刃渡り15cm程度)
女子5番大胡あすか=短刀、
出刃包丁(チビあすの)
女子8番清水信子=アイスピック
手裏剣(隼人の)
手作り火器キットとライター(和晃の)
女子9番杉田祥恵=フライパン
女子10番田中奈穂佳=ボーガン
女子11番坪井典子=ワルサーPPK
女子13番中澤雄子=お薬セット(毒薬などいろいろ)
女子15番姫野麻子=コルト・ガバメント
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 16:55:28 ID:u18xtPl1
10人死亡か。
金八の言うとおりやっとペースが出てきた感じだな。
605 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 22:30:11 ID:1TZJgTI5
―食事の場合―
Bの5 ―北の住宅街の端・民家内―
「康二郎・・・?」
祥恵が目を覚まし1階に降りてきた。
康二郎は台所にいた。
鍋を前に俯いていた。
「康二郎?」
「うっ、えっ?何?」
康二郎はハッとするように振り返った。
「カレー?」
「あ、あぁ!俺の手作り!」
「焦げるよ・・・。」
「えっ!?」
「少し焦げたけど俺の特製カレー。」
康二郎は自信満々そうにご飯を皿によそった。
「ねぇ、3回目の放送あったんでしょ・・・。」
「ん?まぁな・・・。」
康二郎の顔が急に暗くなった。
「誰が・・・死んだの・・・?」
「えぇと・・・確か・・・孝太郎、智美、有希、それとシマケンと・・・・浩美。」
「そう・・・。」
「暗い顔するなって!さ、飯にしようぜ!」
「暗い顔してたのは康二郎じゃん・・・。」
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/16(火) 22:31:16 ID:1TZJgTI5
Dの7 ―北の山・麓―
「淳!そろそろ出きるよ!」
淳と典子は山を降り麓にあった農家にいた。
「うん・・・。」
「また何か考えてるの・・・・?」
「いや、別に。で、ご飯何?」
「肉じゃが!」
典子は肉じゃがの入った器をテーブルにゴトッと置いた。
「それとお味噌汁とご飯!」
「おいしそ・・・。」
「じゃあ食べよっか。」
「待って!その前に・・・。」
淳が肉じゃがを前に手を合わせた。
「今日死んだ皆に・・・。」
典子も手を合わせた。
Bの6 ―島の北端・崖―
玲子は一人で崖のふちに腰を下ろしていた。
ビスケットの袋を一つ開け口に入れた。
下の岩場に死体のようなものが引っ掛かっていた。
Fの10 ―東の住宅地―
アパートの一室で舞子は一人で食事を作っていた。
(しゅう、今頃何してるんだろ・・・。)
ただただしゅうが心配だった。
空には星が輝き始めた。
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/17(水) 22:36:50 ID:lvG7s1iW
趣味悪いねwwこのスレ
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/17(水) 23:07:42 ID:lL2U3blK
>>607 とか言って上げてる。
m9(^Д^)プギャ―-ッ
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 00:22:51 ID:2/ixH9D2
さらしage( ´,_ゝ`)プッ
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 02:12:30 ID:2/ixH9D2
何このスレ。痛すぎて目あけらんない><
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 10:31:08 ID:1VBr9kZY
そうかな?俺は面白いけど
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 16:01:10 ID:W3iX3tdo
つづきどうかたのむ
614 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 16:39:36 ID:X8t0I03H
私も続き気になります
お願いします。
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 19:55:25 ID:2/ixH9D2
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 21:48:15 ID:W3iX3tdo
>>615 目をつぶっても問題はなくならない
目を開けたときにもっと状況が酷くなってるだけ
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 23:00:38 ID:RUZQKx8o
―血まみれの場合―
Eの9 ―東の住宅地―
空は暗くなり島の数少ない電灯に灯が灯った。
奈穂佳は住宅地の道を町役場に向かっていた。
その手にはボウガン。
もちろん矢もセットしてある。
シマケンに撃った2本の矢も回収した。
車掌のときはさすがに頭に刺さっている矢を抜くのは躊躇していたが
そんなことにも慣れた。
奈穂佳の制服は黒ずんでいた。
シマケンの頭から矢を引き抜くとき血が噴出し自分にかかった。
死体から噴き出た血は真っ赤だった。
その真っ赤だった血は時間が経ち黒ずんだ。
決して人を殺すのが楽しいわけじゃない。
ただヤヨを守りたい。
守るために人を殺す・・・。
自分の心が黒ずみ始めた気がする・・・・。
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/18(木) 23:16:21 ID:2/ixH9D2
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 04:16:02 ID:L5ZZyNlZ
このスレもういらないんじゃない?作者逃げ出しちゃってるしさーさっさと削除
依頼だしてこいよ
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 04:21:37 ID:LsyzSm3O
. + ,,r''~;;;;ノ";;;;;ヽ
,i';;;;;;;;,r"~~ゞ、;;ヽ
,l;;;;;;;,r"__〜_,,,,'i;;ヽ
,l;;;;;l "''"_,、 _、,'l;;;i +
i;;;;;;l ' ̄ノ ヽ ゞ;l
ゞ;;;,, r `__"_ヽ ,|;/
ヽ;;;iヽ、~`'''''" /;;ヾ
ゞ/`r、_-,,,,,,r"ノ''
/ \ `ー- '"ヽ`ヽ、
,-'"~ i ヽ /,,\|| ` ::
;;,, フ ヽ. 〈/ヽ, | ::''
'';;,, \ ヽ | ヽ |,,::''
'';;,,\ ヽ|,,;;;;;::::'''
''::::::;;;;;;;;;;;:::::::::
みんな死ねばいいのに!!
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 05:08:53 ID:y9ILQrrQ
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 09:02:31 ID:2BbLHYiE
奈穂佳カワイソス。やる気になってるヤシで本気で黒いのは玲子だけか
623 :
作者:2005/08/20(土) 09:13:41 ID:MDuGEenk
>>621 すんませんorz(土下座
昨日一昨日と部活の大会だったもんで書けませんでした。
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 09:20:33 ID:ZaRPzOi3
>>623 作者さんも忙しくて大変だね、頑張ってください
625 :
作者:2005/08/20(土) 09:29:17 ID:MDuGEenk
>>624 ありがとうございますorz(また土下座
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 15:45:58 ID:/a2nA6ZL
夏厨がまた(ry
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 23:33:44 ID:MDuGEenk
―船の場合―
Jの4 ―漁港―
「どこか休める場所ないのかな。」
「もう疲れた・・・。」
「あ、あとちょっとだからさ・・・。」
弥生と量太は海沿いの道を歩いて漁港まで来ていた。
日はもう沈み空は真っ暗で星が輝いていた。
彼是は4時間は歩いたはずだ。
「リョータ、あれ。」
弥生が海のほうを指差した。
「なに?」
量太が見ると海のうえに小さいが灯りが漏れていた。
2人が近づくと灯りの漏れていた場所には船が停まっていた。
「誰か中にいるのかな・・・?」
量太が船を覗き込むように見た。
「見てみる?」
「そ、それもそうだな・・・。」
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 23:36:06 ID:MDuGEenk
2人は足音を立てないように船に乗り込んだ。
が、思ったよりも波が強く船が揺れた。
「大丈夫?」
「お、おうよ!」
中に入ると階段がありそこを一段ずつ慎重に降りた。
小さな部屋があった。どうやら灯りはそこから漏れていたらしい。
部屋のベッドでは誰かが寝ていた。
「ウガ?」
「ん?」
「ほんとにここで休んでもいいのか?」
「うん。そのかわり・・・私を殺してほしいの。」
いきなりの発言に2人は何がなんだかわからなくなった。
「は・・・?」
「だから、私を殺してほしいの。もうこんなゲーム嫌だから・・・。」
「私もこんなこと嫌・・・。」
弥生が泣きそうな顔で言った。
「俺も嫌だけどよ・・・お前は殺せない。」
「じゃあここから出てってよ。」
「そうか、ならヤヨ行こう。」
「うん・・・。」
「待って!」
階段を上ろうとする2人の後ろで雄子が声をかけた。
「やっぱり朝までならいいよ。」
「ほ、ほんとかっ!?」
「うん。」
「良かったね、リョータ。」
「あぁ!」
それからすぐに弥生はベッドの上で眠りについた。
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/21(日) 00:16:03 ID:KIzgRIxZ
作者さんいつも乙です
(・∀・)頑張れ!
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/21(日) 02:32:56 ID:fvb4ZIRV
このスレ通報しますた!
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/21(日) 05:42:55 ID:HF3z+QrF
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/21(日) 17:20:41 ID:XV20tbYU
フライパンで銃弾跳ね返すのはありえない。あれが非現実的過ぎてちょっと萎えた。あと登場人物の行動の心理描写がうまく書かれてないから唐突に行動してるように見える。でもおもしろい。
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/21(日) 17:28:35 ID:BwTH6x8P
板違いだろ!他でやれよゴミ共が
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/21(日) 17:44:00 ID:8Kuxpzdu
>>632 スマソ。
こういうのは初めてだから勘弁してくださいorz(土下座
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/22(月) 00:45:54 ID:nexPtxL5
―追跡の場合―
Bの6 ―島の北端・崖―
玲子はしばらくの間、崖のふちに腰をかけたままだった。
岩場に引っ掛かっている死体をずっと眺めていた。
もう周りは暗くて死体の主が誰だか全然検討もつかなかった。
"カサッ"
うしろでものすごく小さいが物音が聞こえた。
玲子はすぐに荷物を手に取りすぐ近くの茂みに身を隠した。
崇史は今しがた人影の見えた場所までたどり着いた。
林を抜けたその場所はすぐに崖と海が広がっていた。
周りを見渡しても人影はない。
足元にビスケットの袋が落ちていた。
手に取るとかじりかけのビスケットが一枚入っていた。
(まさか・・・・。)
崇史は崖下を覗いた。
何かが岩場に引っ掛かっていた。
バッグから懐中電灯を取り出し岩場を照らした。
誰かの死体。
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/22(月) 00:47:38 ID:nexPtxL5
(落ちた・・・のか・・・?)
だが本当に落ちたのなら少なくとも何か音を立てるはずだ。
(いま落ちたんじゃない・・・。と言うことは・・・。)
崇史は懐中電灯を上げ周りを照らした。
誰もいる気配はない。
「誰かいるのか!?」
何も反応は返ってこなかった。
崇史はしばらく懐中電灯で足元を照らした。
ふと気がつくと足元の草に血が付いていた。
血は大分固まっている。
いくつもの血痕は南西に続くようにポツポツと続いていた。
(この血の主が崖下の死体を・・・?)
崇史は血痕を追った。
崇史が居なくなったのを確認した玲子は茂みの中でため息を吐いた。
崇史と会いたい。崇史と話したい。
(ごめんね、崇史・・・。今は会えないから・・・。
あなたは一番最後だから・・・。)
玲子はいつの間にか睡魔と疲れに負けて目を閉じていた。
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/22(月) 01:44:15 ID:DplagVfs
玲子が見ていた死体って、もしかして青レンジャー?
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 00:20:44 ID:REgY2lms
―何かの場合―
Jの2 ―灯台―
もう午後10時半を過ぎていた。
あすかは晩御飯を食べてからすぐにまた眠りについていた。
まだ熱は下がってはいなかったが食事をしたせいか大分楽そうだった。
麻子も疲れていたのか早いうちにソファで眠ってしまった。
「なぁ・・・。」
「ん?」
「俺もそろそろ寝てもいいか・・・?」
ソンが眠そうな声で聞いた。
「あぁ、寝れば。俺が見張りしておくから。」
「そ・・・そ・・そうか、悪いな・・・。」
大きな欠伸をするとソンは目を瞑った。
ソンは静かに寝息を立てている。
ほかの2人も寝ていることを確認するとしゅうは自分のバッグに手を伸ばした。
あすかはぼんやりした中で目を開けた。体はまだ少し熱い。
周りがぼんやりと明るかった。
部屋の隅のほうで誰かが何かをしていた。
目が慣れてくると周りが少し見えるようになった。
ソンは自分のすぐ横で眠っていた。
麻子はソファの上。
(・・・・しゅう・・・?)
もう一度よく見ようとしたがまた睡魔が襲ってきた。
視界がまたぼやけてきてあすかは眠りに付いた。
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 01:15:39 ID:Ad3LC82o
休んでばっかだなwwwwバトロワにはほど遠いな
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 01:29:01 ID:REgY2lms
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 02:07:12 ID:REgY2lms
―2日目の始まりの場合―
Jの2 ―灯台―
あすかが目を覚ますと自分に何かがかかっているのに気づいた。
(学ラン・・・?)
「おぅ、起きた?」
「これ、ソンの?」
「あぁ。なんか被ってないと風邪がひどくなるかと思ったからさ。」
「そっか・・・。」
あすかは昨夜のことを思い出した。
「しゅうは・・・?」
「あぁ、そこで寝てる。」
ソンの指を指した方でしゅうが体育座りの格好で寝ていた。
あすかが腕時計を見ると5時半だった。
「そろそろ放送か・・・。」
「あぁ・・・。」
「夜中に放送ってあったの?」
「いや、0時ごろにしゅうと一回、見張りの交代したけど放送はなかった。」
「そっか。あ、これ返すよ。」
あすかがソンの学ランを差し出した。
「いいよ。しばらく着てな。寒いだろ。」
「う、うん・・・。」
「ん・・・。」
「あ、麻子、おはよ。」
「ん・・・おはよ・・・。」
麻子がむっくりとソファの上で上半身を起こした。
しゅうはまだ眠り続けていた。
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 02:41:11 ID:REgY2lms
Bの6 ―島の北端・崖―
玲子は茂みの中で目を覚ました。
(いつの間にか寝てたんだ・・・。)
昨夜、すぐそばに崇史がいた。
自分が崇史と一番話したいのはわかっている。
今は会えない。自分は血みどろだから。
(でも・・・。)
玲子は崖下を除いた。
死体は今も岩場に引っ掛かっていた。
夜中はよく見えなかったが今は青いTシャツがよく見える。
「ご愁傷様・・・。」
そう言うと玲子は血の続くほうへと歩き始めた。
Dの7 ―北の山・麓―
「起きた?」
典子が目を開けると淳の顔。
「うん・・・。お早う・・・。」
「おはよ。」
「ずっと起きてたの?」
淳の目の下にはクマができていた。
「まぁね。見張りとかもしなくちゃ。」
「なら、私が変わるから淳、今のうちに寝ちゃいなよ。」
「え?でも・・・。」
「いいからいいから。」
淳は横になるとすぐに眠ってしまった。
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 02:56:38 ID:REgY2lms
"プツッ"
放送のスイッチが入った。
Eの9 ―東の住宅地・町役場―
奈穂佳はちょうど目を覚ましたところだった。
すぐにバッグから地図を取り出し放送に聞き入った。
"はぁい、皆お早う〜。よく眠れたかなぁ〜?
さて、このゲームも2日目の始まりだぁ〜。
夜中には放送がなかった分、今回は禁止エリアを4つ増やすぞぉ〜。
その前に死亡者だが・・・・今回の放送では0だ。
皆、もっと夜中もがんばらなくちゃだめだぞぉ〜。"
Bの5 ―北の住宅街の端・民家内―
「誰も死んでないのか・・・。よかった・・・。」
康二郎と祥恵はホッと胸をなでおろした。
"はぁい、禁止エリアの発表行くぞぉ〜。
最初は・・・Hの1!
次は・・・Fの5!
それからぁ・・・Bの3!
最後は・・・Jの6!
これから1時間後に禁止エリアになるからなぁ〜。
じゃあ、皆、頑張って殺しあってくれよぉ〜。"
"プツッ"
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 12:36:26 ID:3qhzf/zU
>>642 やっぱり青レンジャーだったのか・・・。
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 19:13:11 ID:REgY2lms
―嫌悪の場合―
Gの9 ―東の住宅地の端―
放送が終わった。
(誰も死んでない・・・。)
舞子は誰も死んでいないことに安心していた。
舞子はアパートを出た。
何としてでもしゅうを探し出す決意をしていた。
昨日は全然歩いていない。
(歩き回れば会えるかもしれない・・・!)
だがそれは会える確率が上がる反面、殺される確率も上がる。
それでも良かった。しゅうと会えるなら・・・。
20分も歩いただろうかT字路に出た。
(どっちに行こう・・・。)
舞子が左右を確認すると
嫌でも左の道に誰かがいるのに気づかないわけにはいかなかった。
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 19:52:35 ID:REgY2lms
誰かが塀にもたれかかるように座っていた。
(死んでる・・・?)
舞子は恐る恐る近づいた。
と、誰かが顔を上げた。
目の周りに涙の痕とクマができていた。
「し、伸太郎・・・?」
「舞子・・・か・・・。」
伸太郎の声は擦れていて小さかった。
いつもの伸太郎からは考えられないような姿だった。
「何かあったの・・・?」
「まぁな・・・。」
舞子は伸太郎の隣に腰掛けた。
「そう・・・。シマケンが・・・。」
「なんで・・・なんで・・・俺はあの時逃げちまったんだ・・・。
あいつは俺のこと親友って言ってくれたのに、俺はあいつを見捨てちまった・・・。」
舞子は何も言わなかった。
それが伸太郎のためになると思った。
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 20:02:52 ID:REgY2lms
「しゅうと会ったか・・・?」
伸太郎が口を開いた。
「ううん・・・。」
「俺があわせてやるよ・・・。」
ゆっくり立ち上がった。
伸太郎の中で何かが吹っ切れたらしい。
「でも、どうやって?」
「シマケンの支給武器、なんだと思う?」
「何・・・?」
「探知機。これで人のいる場所はわかる。」
伸太郎がポケットからゲーム機のような機械を取り出した。
「問題は・・・人がいる場所はわかってもそれが誰かはわからない・・・。」
「じゃ、じゃあ・・・。」
「会う奴によっては殺されるかもしれない・・・。」
「・・・・・。」
「まぁ、しゅうのことだ。一人で行動してるだろうな。一人の奴を当たっていこう。」
「でも・・・2,3人いる方が安全なんじゃない?」
「安心しろ・・・。シマケンの分、俺がお前を守ってやる・・・。」
「う、うん・・・。大丈夫・・・?」
「・・・あぁ・・・。」
伸太郎が言うには一番近くに一人でいるのは奈穂佳かもしれないらしい。
北西の方に一人でいる人物がいるようだった。
2人はその人物目指して歩き始めた。
アンチは気にするな。俺は応援してるぞ
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 02:51:28 ID:sFZDrBgo
―分かれ道の場合―
Bの5 ―北の住宅街の端・民家内―
「やっぱり私、ヤヨを探しに行こうと思うんだけど・・・。」
祥恵が突然言い出した。
「昨日探して見つからなかったんじゃないの?」
「うん・・・。でも昨日は探し方が甘かったと思うの・・・。
もっと歩き回って探そうと思う!」
「けどどうしてまた・・・?」
「やっぱり・・・やっぱりヤヨを守りたいから!
でも・・・。」
「でも?」
「一人で行きたいの・・・。」
祥恵の言葉に康二郎は和晃を思い出した。
和晃も同じ事を言っていた。
孝太郎が死んだ今、何をやってるのか見当も付かなかった。
「何で・・・?」
「私は・・・私はヤヨを置いて勝手に死のうとした・・・。
だから、だから・・・その償いに・・・!」
「・・・なんか理由がよくわからないけどさ・・・サッチーがそうしたいならそれで良いんじゃない?」
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 02:53:35 ID:sFZDrBgo
2人は民家の中で武器になりそうなものを掻き集めた。
カッター、果物ナイフ、包丁、のこぎり、錐、金槌など
探せば意外とあるものだった。
集めた武器を2人で分けた。
「じゃ、俺も途中まで行くよ。俺もそろそろ直明とか探したいし。」
「わかった・・・。」
民家を出てしばらくが経った。
道を歩いて分かれ道に出たらそこで別れようと約束した。
「どっち行く?」
分かれ道は西に進む道と南東に進む道に分かれていた。
「どっちでも・・・。」
「じゃあ俺こっち行くよ。」
康二郎は西に行く道を選んだ。
「じゃあ、私はこっちだね。」
祥恵は南東に行く道。
「じゃ、ここで・・・。」
「うん。いろいろとありがとね。」
「あれぐらいどってこと無いって。じゃ!」
康二郎は手を振ると道を進み始めた。
「康二郎ー!」
祥恵の声がした。
「カレーごちそうさま!」
「あぁ!おそまつさま!」
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 12:06:22 ID:sFZDrBgo
―出発の場合―
Jの2 ―灯台―
「熱、下がったね。」
麻子があすかの額に手を当てながら言った。
「うん・・・。」
いつの間にかしゅうも起きていた。
何事もなかったような顔をしてソファに座っている。
(何やってたんだろ・・・。)
それとも自分の見た夢だろうか・・・。
「もう大丈夫か・・・?とりあえず飲んどけよ。」
ソンが水と薬を差し出しながら言った。
「うん。ありがと・・・。」
熱も下がった。具合も大分良い。
そろそろ行こう・・・。
「あ、あのね皆・・・!」
3人ともこちらを振り返った。
「私・・・私そろそろ・・・。」
「行くのか。」
「えっ・・・?」
ソンだった。
「矢の奴を探しに行くんだろ?」
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 12:27:46 ID:sFZDrBgo
「そうなの?デカあす。」
「う、うん・・・。」
「そっか・・・。」
「デカあす、これ持ってって・・・。」
麻子が銃を差し出した。
「でも、これ・・・。」
「いいから持ってって。」
「じゃ、じゃあ私の代わりに持ってて。」
あすかも自分の短刀を差し出した。
「わかった。」
麻子はニッコリと笑った。
それから数十分で用意と食事を済ませた。
「じゃ、行くね・・・。」
「気をつけろよ。」
「うん。」
あまり言葉を交わさないうちにあすかは出発した。
「ソン、いいの?」
「なにが・・・?」
「デカあすのこと心配なんでしょ?」
「まぁな・・・。」
「今からなら間に合うんじゃない?」
「・・・・。」
「行ってこいよ。」
しゅうがやっと口を開いた。
ソンは少し考えてから、頷いた。
すぐに荷物をまとめ戸口に向かった。
ドラマにはない組み合わせがおもしろいですね
応援してます
作者さんのペースで良いので どうか最後まで続けて下さいね
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 13:16:48 ID:EM/NLmf6
しゅう、麻子、デカあす、ソン
この4人が一緒にいるなんてドラマじゃなかったからね。
でも・・・・・・
ほかの2人も寝ていることを確認するとしゅうは自分のバッグに手を伸ばした。
いつの間にかしゅうも起きていた。
何事もなかったような顔をしてソファに座っている。
(何やってたんだろ・・・。)
それとも自分の見た夢だろうか・・・。
これまさかしゅう→しゃぶ中だった!→薬が切れて一緒にいた麻子を・・・なんていう話への伏線じゃないだろうな?
バッグから取り出したのは覚せい剤だったとか!?
とりあえず水差しに毒が盛られてなくて安心した
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 17:10:06 ID:ObrCe4iT
なんか男女二組がおおくない?リアリティなさすぎて萎える
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 00:21:54 ID:D0VcY5HW
―悔いの場合―
Hの3 ―南の山のふもと―
灯台を出るとしばらく細い道を進んだ。
もう死ぬ覚悟は十分できている。
なのに心残りがあるような気がした。
なにか悔いが残っているような気がした。
そのうちにあすかの足が止まった。
ソンの学ランは大きくて・・・暖かかった。
(またソンに会いたい・・・。)
「あすか・・・!」
周りに声が響いた。
「えっ・・・?」
「追いついた・・・。」
ソンが息を切らしていた。
「な、なんで・・・!?」
「いや、なんか心配だったんだ・・・。」
ソンが笑顔で言った。
「べ、別に私の心配なんか・・・。これから人殺しになるかもしれないのに・・・。」
「それでも心配なもんは心配なんだ・・・。」
あすかの目に涙が溢れ、悔い無くなった・・・。
658 :
訂正::2005/08/25(木) 00:22:48 ID:D0VcY5HW
>>657 あすかの目に涙が溢れ、悔いは無くなった・・・。
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 09:02:04 ID:dEH9hrjk
新しい恋の予感?!
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 13:34:57 ID:PdUAx/gm
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 13:44:08 ID:fkfWoBm/
ネバダのスレはここですか
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 13:55:01 ID:D0VcY5HW
―農道での場合―
Eの7 ―農家横・農道―
左に農家、右に山の見える農道を一人奈穂佳は歩いていた。
手にはボウガン、もちろん服は血まみれだった。
昨夜はよく眠れた。
眠れたと言うよりもいつの間にか眠ったいた。
(疲れてたんだろうな・・・。)
だが、眠っても精神的疲労は取れなかった。
死体から噴き出る血しぶきはまだ頭から離れなかった。
農道の周りはほとんど何もない。
視界は広く広がっていた。
ただ農道の向こうから誰かが歩いてきていた。
フラフラと千鳥足だった。
奈穂佳はボウガンを握る手に力を入れた。
どう見ても弥生よりは髪が長い。
(信子・・・?)
確かに信子のようだったがどこか様子がおかしい。
「アハハハ・・・。」
(笑ってる・・・?)
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 14:24:20 ID:D0VcY5HW
「奈穂佳・・・。」
「信子・・・。」
もう2人の間は2,3mぐらいになった。
奈穂佳は信子に向けてボウガンを構えた。
(は、早くボウガンを撃つんだ・・・!)
だがなぜか様子のおかしい信子相手に手が震えた。
「撃たないなら火ぃ点けちゃうよ。」
口の開いたバッグからビン、制服のポケットからライターを取り出した。
「えっ・・・?」
信子はライターで火炎瓶に火をつけた。
「アハハ!」
奈穂佳は驚いて目を瞑った。
"パシュッ"
思わずボウガンの引き金を引いてしまった。
「うっ・・・!」
矢は信子の方に刺さった。
「なんだ・・・。奈穂佳も人殺しなんだ・・・。」
信子は少しも痛がらずに自分の肩に刺さっている矢を触っていた。
(うそっ・・・・。)
奈穂佳はこのゲームで初めて恐怖を感じた。
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 14:26:02 ID:D0VcY5HW
「アハハハ!」
信子は火のついた火炎瓶を足元に落とした。
「キャアッ!!」
足元が火の海になり制服に火がうつった。
すぐに火の海から飛び出し制服に点いた火をバッグで叩いた。
「くそっ!!」
ボウガンの引き金を引く。が、矢がセットされていない。
「キャハハ!」
信子はアイスピックを持っていた。
矢は肩に刺さったままだ。
奈穂佳は後ろを振り向き走った。
5分も走ったところでさっきまでいた場所を見た。
どうやら信子は追ってきてはいない。
(なんなのよあれ・・・。)
いつもクラスでは地味で目立たなかった信子。
その信子がなんであんなことを。
制服はこげて小さい穴が開いていた。
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 16:01:49 ID:qO4NZ99j
654、8割方覚醒剤だろう
666 :
みぃ:2005/08/25(木) 16:02:20 ID:T0U22YtK
このスレ始めから最後まで読んじゃいました・・・疲れた><
でも、夢中になって読んじゃったのも、この物語が魅力的だからだと思います!
作者さん、マイペースに頑張ってくださいね!
続きが読みたいv金八大好きですが、こういう物語もおもしろいもんですね♪
それでゎww
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 18:20:20 ID:Vm65Z3tn
前作のバトロワはしゅう&舞子の
出来レースって感じだったけど、今回は誰が最後まで生き残るか・・・わからないね!!
優勝候補だった孝太郎は自分のミスからあっさり死んじゃったし・・・しゅうも麻薬ネタがあるということは
すんなりと七原キャラにはなれそうもない!
大穴な所で康二郎や崇史あたりが生き残りそう・・・。
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 18:23:16 ID:D0VcY5HW
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 19:50:34 ID:ltK5zWsa
キモスレ晒しage
ていうかこんなの見て喜ん出る奴とかまじ頭おかしくない??
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 21:02:19 ID:e/aMk8Pd
>>669 じゃあ自分の事普通だと思ってるんだよな?そっちのが十分アレだぞww
信子は自分の足元に火炎瓶を落としたんじゃないのか
信子は燃えてないもんな
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/26(金) 01:57:19 ID:IkyGuI1k
―探す人の場合―
Eの5 ―川原―
崇史は川をどんどん下っていた。
もっと川の上流の方で血痕は途切れていた。
だが、血痕は大分長く続いていて地の主の傷は結構なもののはずだ。
崖の下の死体を玲子がやったとは限らない。
もちろん誰かが殺したとも言えない。もしかしたら自殺かもしれない。
それに血痕も・・・。
だが今は少しでも、小さくてもいいから探す手がかりに縋りたかった。
"ガサッ"
川の脇の茂みから誰かが飛び出してきた。
崇史は足を一歩引いて手に持った金属バットを構えた。
小さな体が小さな銃をこっちに向けていた。
「真佐人・・・?」
「こ、殺す気はある・・・?」
「いや、ない。ないから銃を降ろせ・・・。俺も降ろすから。」
崇史はバットをうしろに放り投げた。
「わ、わかった・・・。」
真佐人も銃を降ろした。
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/26(金) 01:58:44 ID:IkyGuI1k
「信子見なかった?」
「信子?いや、見てないけど・・・何かあったのか?」
「信子が・・・。」
真佐人は廃ビルでおきたことを語った。
信子が狂っていること、浩美が死んだこと。直明が自信喪失したこと。
「そう・・・。そんなことが・・・。」
「だから・・・信子に復讐するんだ・・・!!」
「・・・・僕には止める権利はないかもしれない・・・。
でも・・・本当に殺すのか・・・?」
「だって、だって浩美を殺したんだ!復讐しなきゃいけないんだ!!」
「そうか・・・。じゃあ僕はもう行くよ・・・。」
「えっ?もう行くの?」
「僕も人を探してるんだ・・・。」
「玲子・・・?」
「うん・・・。玲子はもしかしたら人殺しをしてるかもしれない・・・。だからそれを止めなくちゃ・・・。」
崇史は少し俯いた。
「僕は殺されたみんなの復讐をしたいから探すんじゃない・・・。
これ以上、玲子が人を殺すのを止めるために探すんだ・・・。」
「で、でも玲子は人を殺してないかもしれないんでしょ?」
「それならそれで良いじゃないか。」
真佐人をその場に残して崇史はまた川を下り始めた。
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/26(金) 17:14:41 ID:y+Znfzsm
自治厨死ねよ
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 00:26:19 ID:6HWeoceI
―煙の中での場合―
Cの5 ―北の住宅地―
康二郎が祥恵と分かれてから1時間が経った。
いつのまにか住宅地に入りこんでいた。
民家ですこしでも武器になりそうなカッターやのこぎりを持ってきてよかった。
さすがに煙幕が一つだけでは頼りない。
住宅地の中に商店街があった。
地裁商店街だったがいろいろなお店が並んでいて結構広い。
人はいないのにどの店のシャッターも開けっ放しだった。
(すごい臭いだな・・・。)
魚屋の魚も肉屋の肉も腐り始めているのか結構な臭いを発していた。
人のいない商店街は妙な気味の悪さに包まれていた。
"パァン"
いきなり銃声がした。
魚屋の腐敗した魚の一つが周りに飛び散った。
(な、なんだ!?)
康二郎は夢中で八百屋の中に逃げ込んだ。
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 00:52:00 ID:6HWeoceI
「いるのはわかってるわ。出てきなさい。」
聞き覚えのある声だった。
(くそ!玲子か・・・!)
「康二郎でしょ?」
「だったら何だ!!」
「殺す前に聞くわ。崇史に会わなかった?」
「教えなければ殺さないのか!?」
「ふざけないで!」
"パァン"
すぐ頭の横にあったスイカが粉々になった。
「会ったの?会ってないの?」
(くそ、あっちは銃か・・・。こんなんじゃ煙幕も何もねぇな・・・。)
康二郎はどこか逃げ道がないかと周りを見渡した。
「どうなの?」
(くっ!煙幕使うしかねぇか・・・!)
学ランのポケットの中の煙幕を手で触った。
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 01:01:34 ID:6HWeoceI
和晃は商店街の魚屋の中にいた。
孝太郎の死を聞いて朦朧と歩いてからずっとここにいた。
外で銃声が響いたのでそっと外をのぞいた。
(康二郎・・・。)
向かいの八百屋に康二郎が隠れていた。
銃声の主ではないようだ。
今の視界からでは銃声の主は見えない。
とっさに康二郎を助けようと思う気持ちに駆られた。
康二郎には命を助けられた。
彼を救うためなら・・・。
康二郎にもらった煙幕を握り締めた。
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 01:03:59 ID:6HWeoceI
"プシューッ"
急に煙がまわりに噴出した。
「じっとしてて・・・。」
(えっ・・・?)
誰かもう一人、別の人間の声が聞こえた。
康二郎はまだ煙幕に火を点けていない。
「煙幕なんてこざかしいわねっ!!」
玲子の声が響いた。
"パァンパァン"
銃声が2回響いた。
康二郎は煙の中で誰かの人影を見た。
玲子ではない。
ほかに誰かがもう一人ここにいる・・・。
(煙幕って・・・まさか・・・!)
"パァン"
また銃声が響いた。
(くそっ・・・!)
煙が晴れてきた。
玲子はもういなくなっていた。
そして八百屋の前に大きな血溜まりと誰かの体があった。
玲子はこの誰かを自分と勘違いしたらしい。
誰かを抱き上げると腕がだらんと垂れた。
(死んでる・・・。)
顔を見るとメガネと・・・額には銃で撃たれたような穴・・・。
康二郎は和晃の死体を地面に置き目を背けた。
(ご、ごめん、和晃・・・。)
和晃が自分を守ってくれた。そして死んでしまった。
康二郎はやるせない気持ちと涙が溢れた。
煙幕張ってるのに額を撃ち抜かれるなんてカワイソス
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 15:10:23 ID:6HWeoceI
長坂和晃死亡
残り19人
また忘れてたよ
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 15:52:06 ID:4bR6KzVZ
ネバダがいっぱいいますね^^
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 21:25:33 ID:kQOqzWs+
まだ、半分以上死んでないんだ
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:16:57 ID:Ouz84QqR
>>683 やっと3分の1の生徒が死んだという感じです。
まぁ人の命を軽視しないという点は好感が持てるんだけど・・・。
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 02:27:47 ID:3WLXDd0e
―出航の場合―
Jの4 ―漁港―
「ねぇ、そろそろ出て行ってよ・・・。」
「まだいいじゃねぇか。」
弥生と量太は朝になってもまだ船を出ていなかった。
「リョータ、これなに?」
弥生がベッドの下で何かを見つけた。
「何だ?鍵か?」
「あっ!それってまさか船の鍵!これで運転できる。」
「えっ?ウガ、船運転できるのか?」
「うん、まぁね。」
雄子は自慢げに言った。
「前に一回だけお父さんにねだってね。
エンジンのかけ方と基本的なことだけだけど・・・。」
「へぇ〜。ウガにそんな特技がねぇ〜・・・。」
「特技ってほどじゃないけどね。」
「ねぇ、リョータ。」
「ん?」
「この船で逃げられない?」
「無理だと思う。この島の外は禁止エリアと同じみたいだし・・・。」
量太が地図を眺めながら言った。
「たぶん・・・・死ぬ・・・。」
「そっか・・・。」
686 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 02:53:32 ID:3WLXDd0e
「それだ!」
「「えっ」」
「船で行けば死ねるんだ!」
「は!?」
「きゃっ!」
雄子が弥生から鍵を引っ手繰った。
その反動で弥生が尻餅をついた。
「おっ、おい!」
雄子が階段を駆け上って行った。
「大丈夫?」
「うん。」
量太は弥生をしっかりと立たせる雄子を追った。
量太と弥生が階段を駆け上り運転室にはいるとちょうどエンジンがかかった。
「お、おい!やめろって!!」
雄子は機械をいじっていた。
「よしっ。」
「えっ・・・。」
船が動き出した。
「これでこのまま行けば!」
「おい!今すぐ止めろ!何でそんなに死にたいんだ!」
「当たり前じゃない!こんなゲーム怖いからよ!逃げたいのよ!」
「ならなんでもっと早く死ななかったんだよ!」
「一気に死ねる死に方を探してたのよ。あんたたちが見つけてくれたけどね。」
「くそっ!」
量太は自分の銃を取り出した。
「それで撃つの?ならちょうどいいじゃん。殺しなさいよ。」
弥生が2人の間に割り込んだ。
「リョータ、だめ!」
「そろそろエリアを出ちゃうんじゃない?」
雄子が楽しそうに言った。
「くそっ!ヤヨ!行くぞ!」
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 02:54:35 ID:3WLXDd0e
下の部屋に降りて自分たちの荷物を持ってきた。
「お前なんかと道連れにされて溜まるか!」
右手でヤヨの左手を掴み、左手で荷物を海に投げた。
「しっかり息吸えよ!」
量太と弥生は海に向かって思い切り走り飛び込んだ。
"ドボンッ"
「プハッ!」
2人は水面に顔を出した。
「ヤヨ、大丈夫か!?」
「うん・・・。」
「そっか・・・。よかった・・・。」
"ドンッ"
海の上を走っていく船で大きな音がした。
「・・・・もう少し遅かったら・・・やばかったな・・・。」
「・・・・。」
「ヤヨ・・・泳げる?」
「少しなら・・・。」
「じゃあ、泳ぐか・・・。」
船は走り続けて見えなくなった。
中澤雄子死亡
残り18人
なんで島の外に出てるのに爆発しないんだ?わけわかんね
689 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 13:22:56 ID:j7VI9Hx3
>>688 量太たちが飛び込んだ場所が
禁止エリアギリギリの所だったんじゃな〜い?
それよりもさっきの話
ケガとか何かの理由で、量太がその場から動けなくなっちゃって
それで、動けるヤヨ1人だけでも何とか逃がそうと
量太は嫌がるヤヨを無理やり海に突き落とす
↓
で量太、ウガと共にアボ〜ン
↓
ヤヨ、浜辺で倒れていた所を偶然その近くにいたサッチーに助けられる。
↓
ヤヨ、サッチーに量太のことを話す。
この方が盛り上がるんじゃないか?
いや、なんとなく読んでてそう思ったんだけど・・・だめか?
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 15:06:38 ID:MGaJgDeE
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 15:20:36 ID:3WLXDd0e
>>689 じゃあ後は頑張って。
トカイッテミル(゜∀゜)
692 :
千葉市:2005/08/28(日) 17:30:54 ID:Pl8saiDv
いや作者の方が今後に期待がもてる。応援してるぞ!
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 17:40:33 ID:3WLXDd0e
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 18:32:33 ID:MGaJgDeE
コテしねよ
/:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ 彡
//, -‐―、:::::::::::::::::::::三 ギ そ 三
___ 巛/ \::::::::::::::::三. ャ れ 三
_-=三三三ミミ、.//! l、:::::::::::::三 グ は 三
==三= ̄ 《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三 で 三
/ |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三 言 ひ 三
! | / 三 っ ょ 三
|‐-、:::、∠三"` | ヽ= U 三. て っ 三
|"''》 ''"└┴` | ゝ―- 三 る と 三
| / ヽ "" ,. 三 の し 三
| ヽ= 、 U lヽ、___,,,...-‐''" 三 か て 三
. | ゝ―-'′ | |::::::::::::_,,,...-‐'"三 !? 三
ヽ "" ,. | | ̄ ̄ ̄ 彡 ミ
ヽ、___,,,...-‐''" ,,..-'''~ 彡川川川ミ
厂| 厂‐'''~ 〇
| ̄\| /
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 01:37:35 ID:7OVJ0TBY
―匿うの場合―
Dの7 ―北の山・麓―
奈穂佳は何とか走った。
どこをどう走ったのかよくわからなかった。
とにかく信子が恐ろしかった。
(なんなのよあれ・・・・。)
足に火傷の後が多かった。
「淳、ここにずっと隠れてるの?」
「うん。その方がいいと思う。」
淳と典子はまだ農家内にいた。
「でもこれからどうするの・・・?」
「それは・・・わからない・・・。」
「そっか・・・。」
典子は部屋の窓から外を眺めた。
「あっ・・・。」
「ん?」
農家の前に長く続く農道の向こうに人影が見えた。
(ここで休もう・・・。)
奈穂佳は農家の前で足を止めた。
農家の引き戸を開いた。
だが、引き戸の奥からは銃を持つ手が現れた。
「できるだけ撃ちたくはない。目的がなんだか知らないけど武器を下に置け。」
淳が銃口を額に向けていた。
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 01:38:23 ID:7OVJ0TBY
「わ、わかったから撃つのはやめて・・・。」
「なら武器と荷物をそこに置け。」
奈穂佳は言うとおりにボウガンと荷物を足元に置いた。
「典子、何かほかに持ってないか調べて。」
「うん。わかった。」
淳の後ろから典子がヒョコッと顔を出した。
「ごめんね、奈穂佳。」
そういって典子は奈穂佳の服を調べ始めた。
「悪いけどこれは預かるよ。」
淳はボウガンと荷物を手に取った。
「大丈夫みたいだよ。それ以外には何も持ってない。」
「わかった。」
「私をどうする気?」
「殺しはしないよ。奈穂佳にその気がなければだけど。それよりそれどうしたの?」
淳は血まみれの制服を指差した。
「これは・・・ちょっとね・・・。」
「それよりそれ手当てしなくちゃ!」
典子が火傷だらけの足を気にした。
「奈穂佳、ほんとに何があったの?」
「・・・・。」
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 01:40:55 ID:7OVJ0TBY
奈穂佳は信子のことを話した。
信子が狂ってる。本当におかしい。
だが自分に殺意があったことは話さなかった。
「それでいま信子から逃げてきたのよ・・・。」
「うそ・・・。信子が・・・そんな!!」
「嘘じゃない・・・。信子はおかしくなったのよ・・・。このゲームはそういうものよ・・・。」
「・・・・・。」
「しょうがない。奈穂佳を匿おう。」
「ほんとに・・・?」
「うん。」
淳は前に聞いた笑い声の主が信子だったのだろうとわかった。
だが制服の血がなぜ付いてるのかがいまだにわからない。
奈穂佳は足の火傷以外には怪我を負っている様子はない。
(ならなんで血が・・・?)
淳は奈穂佳を不信な目で見た。
本編で一番活躍できなかった信子がここでは一番活躍してる…
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 13:03:00 ID:J+Skwrec
>>699 信子役をやってる寺島咲にも
いつか本当にこういう演技が見られたらいいね(^。^)
なんか作者の書くペースが遅くなってきてねぇか?忙しいんか?
なんか展開が同じでいつまでもだらだらしてるのむかつく。さっさとおわらせろぼけ
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 21:07:29 ID:U+I3to7L
ガンバレ作者
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 21:21:06 ID:7OVJ0TBY
>>701 まぁ、いろいろとね^^;
絶対に最後でおわらせるよ。
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 22:34:34 ID:7OVJ0TBY
「はい、手当て終わったよ・・・。」
「ありがと。」
典子が奈穂佳の足に薬を塗り終わった。
典子は信子が狂ったと言う話しをまだ信じきれずにいた。
いつも一緒にいた親友がなんで・・・。
「信子の話って・・・嘘じゃないんだよね・・・。」
「うん。大分おかしくなってる・・・。」
「そっか・・・。」
典子は立ち上がると薬をもとあった場所に戻すため2階に行った。
「それで?」
すぐそばのソファに淳が座っていた。
その向こうの机に自分の荷物とボウガンが乗っていた。
「なんで制服が血まみれなのさ。」
「なんでって信子が・・・!」
「ちがう。奈穂佳は足の火傷以外に傷はない。」
「だから信子に矢が刺さって・・・!信子は刺さっても抜かないで平気そうに」
「矢が刺さったままなら血は出ないよ。
何人殺したの?」
「私は誰も殺してなんかない!」
「でも撃ちはしたんだろ?」
(くっ!淳のくせに・・・・!)
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 22:44:58 ID:7OVJ0TBY
"ガシャーンッ"
窓ガラスに思い切り何かがぶつかり割れた。
「!?」
一気に部屋の中に炎が広がった。
「信子・・・。」
「えっ?」
「信子が来たのよ・・・。」
「キャーっ!」
「典子!?」
典子は2階から降りてきたところだった。
「典子!どこか逃げる場所を探すんだ!」
「う、うん・・・!」
後ろを振り向くと奈穂佳がボウガンと荷物を持っていた。
「お、おい!」
「うるさい!敵が近くにいるのに無防備でいられる分けないでしょ!」
「淳!だめどこにも出られそうな場所ないよ!」
典子がまた階段を降りてきた。
「窓からは!?」
「だめ、高すぎる・・・!」
"ガシャーンッ"
またガラスの割れる音がした。
割れた窓の外に信子がいた。
「くっ!淳、信子は私がどうにかするから典子を助けて!」
「あ、あぁ!」
淳は学ランで炎を叩きながら進んだ。
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 22:51:03 ID:7OVJ0TBY
信子がガラスのない窓から入ってきた。
「しつこいわね!」
「アハハハ」
「淳早くしてよ!」
「典子!」
淳も典子も手を伸ばしてお互いの手を掴んだ。
「掴んだ!」
「なら早くそこの窓から出て!」
奈穂佳は自分の直ぐ脇にある窓を指した。
「わかった!典子いける?」
「うん・・・。」
淳は炎の中から自分たちの荷物を拾い典子と一緒に窓から外へ出た。
「奈穂佳も早く!」
「わかってる!」
そう言うと奈穂佳は矢を一発、信子目掛けて撃った。
あたったかどうかはわからない。
だがとにかく一目散で外に出た。
「走って!」
「あ、あぁ!」
だが淳のすぐ脇で典子が倒れた。
「の、典子!?」
「酸欠ね・・・。おぶって!今はここから離れないと!」
淳はなんとか典子を背負い自分たちの荷物も持った。
2人は一目散に燃え盛る農家から離れた。
>>703 文句じゃないぞ?思った事を書いただけ。以後反論はしない
710 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 01:40:09 ID:fVlidzo8
―呼吸の場合―
Eの7 ―畑―
2人は走りに走った。
淳は典子を背負っているし荷物も持っているのに身軽そうに走った。
荷物を運ぶことにはそれなりに慣れている。
「あそこの裏に隠れましょ。」
奈穂佳が小屋を指差した。
小屋の裏に来ると淳は荷物と典子を降ろした。
「顔色が悪いわね・・・。人工呼吸しなくちゃ。」
「えっ!?」
「私は見張ってるから早くして。」
「う、うん・・・。」
淳は授業で習ったとおりに手早く済ませた。
典子を救うためだ。変なことは気にしてられない。
「ケホッ、ケホッ!」
「典子!大丈夫!?」
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 11:04:13 ID:fVlidzo8
典子はセキをするとまたコトンと頭を落とした。
「典子!?典子!」
「淳、大丈夫。顔色良くなってるから。揺らしちゃだめ!」
「あ、あぁ、ごめん・・・。」
典子は寝息を立て始めた。
「じゃ、私は行くわ。」
「えっ・・・。」
「淳たちには借りがあるから見逃す。」
「どういうこと・・・?」
「私は人殺しだから・・・気が変わらないうちにね。」
奈穂佳がバッグから矢を取り出した。
「矢も少なくなってきたし。」
「だれを・・・殺したんだ・・・。」
「最初は車掌、それからチビあすとシマケン・・・。」
「チビあす・・・?」
「えぇ、そう。」
「もう・・・もうやめてくれよ・・・。」
「保障はできないわね。じゃ、私は行くから。」
奈穂佳は歩き始めてその姿が見えなくなった。
(そっか・・・玲子さんが殺したんじゃないんだ・・・。)
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 20:36:30 ID:fVlidzo8
―炎の中からの場合―
Dの7 ―北の山・麓―
(煙・・・。)
真佐人がいる農道からモクモクと黒い煙が立ち昇るのが見えた。
煙の昇っている場所では家が燃えていた。
真佐人がその場に着くと同時に誰かが走り去っていった。
大きな荷物を背負った男子ともう一人女子。
最低でも真佐人にはそう見えた。
燃え上がる家の中から今去って行った二人を追うように誰かが飛び出してきた。
制服は焼け焦げだらけだ。
「アハハハ」
どこかで聞いた笑い声だった。
「信子・・・!」
信子はすぐにこっちに気づいたらしい。
こっちを向いてまた笑った。
「アハハハ、真佐人じゃない。」
「信子!お前を殺してやる!」
真佐人は自分の銃を信子に向けた。
「直明は一緒じゃないんだ。」
「直明は関係ない!僕一人でお前を殺すんだ!」
「できるな?アハハ。」
「くそっ!」
真佐人は銃の引き金を引いた。
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 20:37:37 ID:fVlidzo8
"バンッ"
が、撃つ瞬間目を瞑ってしまった。
(当たった・・・?)
真佐人はゆっくり目を開けた。
信子の姿がなかった。
(えっ!?)
そのとき、背中に激痛と何かが突き刺さる感覚が走った。
「うっ・・・!!」
真佐人は押された衝撃で地面に倒れこんだ。
「ど〜ぉ?痛い〜?」
信子の声が背中の上で聞こえた。
「あっ・・・!!」
声が出ない。
体中に感覚がなくなった。いや、激痛のせいでそんな気がする。
手にも足にも力が入らなかった。
「銃なんか使っちゃだめだよ。」
信子が手に掴んでる銃を無理やり奪った。
だが真佐人は抵抗ができない。
「じゃあね〜。」
信子が真佐人のこめかみに銃口を押し当てた。
「うっ・・・・!!」
"バンッ"
音と共に真佐人の意識は吹き飛んだ。
「この銃はもらってくねぇ〜。」
中村真佐人死亡
残り17人
714 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 22:12:07 ID:p4j5Ktht
信子強い、プライド出たらヒョードルにも勝つんじゃね
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 23:14:31 ID:cRqhwRdG
信子はバトロワの南さんみたいになるかと思ったら
いつの間にか女版桐山になっている・・・。
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 23:57:00 ID:ug3sR7ej
本当やめれば?こんなの。はたからみたらきもいよ?見なければいいっていうけど
板違いすぎて浮いてるのわからないの??
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/31(水) 09:02:07 ID:9432LDp0
作者さん、漏れは楽しみにしてるぞ
ガンガレ!!
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/31(水) 11:33:01 ID:1kSHQfxF
>>716 浮いてて結構、楽しみにしている人がいるんだから、
興味ない奴はガタガタ言うな、文句あるなら見るな。
ガンバレ作者。
719 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/31(水) 14:42:41 ID:dJZ4Wva7
真佐人さ・・・、
直明の
「絶対に殺すなよ・・・。」
とか、崇史の
「僕は殺されたみんなの復讐をしたいから探すんじゃない・・・。
これ以上、玲子が人を殺すのを止めるために探すんだ・・・。」
の意味がよくわかんないまま死んじゃったんだけど、いいのかい?
殺すのがちと早かったような気がする・・・。
720 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/31(水) 16:55:42 ID:DCUEA0lH
―伝言の場合―
Fの4 ―住宅地を繋ぐ道路―
「はぁ・・・。」
康二郎は道路の真ん中をトボトボと歩きながらため息をついた。
(和晃の奴・・・なんで俺なんか助けたんだよ・・・。)
和晃が自分を助けて死んだ。
そのことに対して自己嫌悪に陥っていた。
玲子が和晃を撃った。
(なら敵を討つか・・・?そんなの無理だ。相手は銃だ。)
結局、自分は何をすることもできない。
「康二郎・・・?」
「えっ?」
ずっと考えていて人が近づいてるのに気づかなかった。
赤いシャツと背の高い女子。
「ソン・・・デカあす・・・。」
「よかった・・生きてたのか康二郎・・・。」
「ハハ、まあな・・・。」
康二郎は力なく笑った。
「待って。康二郎の武器は何?」
「えっ?」
「武器を見せて。」
721 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/31(水) 16:57:15 ID:DCUEA0lH
康二郎は自分の武器を道路の上に並べた。
「これだけだ。」
「矢とかは持ってない?」
「いや、もってないけど・・・。なんで?」
あすかが俯いた。
「俺が話すよ。チビあすが死んだのは知ってると思うけど・・・誰かに殺されたんだ。」
「誰に!?」
「わからない。けど誰か・・・矢を持ってる奴だ。」
あすかが口を開いた。
「それでさ・・・チビあすが伝えてほしいって・・・。康二郎のこと好きだったって・・・・。」
目には涙が溜まっていた。
「そっか・・・。」
康二郎は道路に崩れ落ちた。
「俺もさ・・・俺も・・・あいつのことけっこう好きだったんだ・・・。」
「どうする?ソンは・・・康二郎といる?」
あすかがソンに聞いた。
「行けよ・・・。今は一人になりたい・・・。」
「あぁ。俺は・・・デカあすに付いてるつもりだから。」
「矢の奴を探すのか?」
「うん・・・。」
「康二郎、一人になりたいんだろうけど何かあったらあそこに行け。」
ソンは北の方を指差した。
「あそこの灯台にしゅうと麻子がいる。絶対に助けになってくれるはずだから。」
「わかった・・・。じゃ、俺の分も復讐してくれ・・・。」
「う、うん・・・。」
ソンもあすかも行ってしまった。
これからどうすることもない。
さっきは一人になりたいと言ったが、それとは反面に寂しさも湧き上がってきた。
(灯台にでも行ってみるか・・・。
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/31(水) 23:03:29 ID:1kSHQfxF
>>722 おまえこそ、興味無いのならいちいち来るなよ。
好きな人だけ見ればいいことなんじゃない?
気持ち悪いなら見なければいいし、ただそれだけのことでしょ
簡単なことじゃない。
簡単なことじゃない。
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/01(木) 00:15:29 ID:U/Lw9yw3
―合掌の場合―
Dの7 ―北の山・麓―
「光が・・・消えた・・・。」
探知機を確認していた伸太郎がつぶやいた。
「えっ?」
「光が消えたんだ。俺たちが追ってる奴は・・・・死んだってことだ。
「場所は?近いの?」
「あのあたりだ・・・。」
伸太郎は煙の立ち上る場所を指差した。
「行ってみよ・・・。」
「えっ?」
舞子が駆け出した。
そこでは家が炎に包まれていた。
「誰か近くにいる?」
「いや・・・誰もいない。さっき消えた光はここら辺のはずだけど・・・。」
2人は燃え盛る家の周りを見渡した。
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/01(木) 00:16:45 ID:U/Lw9yw3
「あそこ・・・。」
舞子が誰かが倒れているのを見つけた。
もちろん死体のはずだ。
「うわ・・・。」
舞子は死体から目を背けた。
その死体の頭からは大量の血と何かが飛び散っていた。
「こいつ、真佐人だな・・・。」
「・・・・。」
舞子は何も言えなかった。
真佐人が死んだ悲しみと、しゅうじゃなくて良かったという安堵が感情で押し合っていた。
2人は真佐人の死体の前で手を合わせた。
「もう行こう・・・。」
2人はその場を離れた。
だいぶ離れたところで、舞子はため息を吐いた。
「どうした?」
「真佐人には悪いけど・・・しゅうじゃなくて良かったって思って・・・。」
「あぁ・・・。まぁ・・そう思うのも無理はないな・・・。」
「ごめんね真佐人・・・。」
舞子はまた今来た方向に手を合わせた。
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 01:16:29 ID:ybcfvtbV
―放送中にの場合―
Iの3 ―廃ビル―
直明は未だに浩美の墓の前に座っていた。
腕時計を見るともう12時になろうとしていた。
"プツッ"
放送が入った。
と、同時に背後で誰かの足音がした。
「誰だ・・・?」
直明は振り向かずに言った。
「こんなとこで何やってんの?」
「その声は・・・玲子か・・・。」
"はぁい、みんな!元気かぁ?
2日目のお昼の放送だぁ。ゲームも半分に来たぞぉ。
う〜む、それなのにまだ半分も死んでないんだよなぁ・・・。"
「戦う気はないの?」
「俺は・・・何もする気になれないよ・・・。」
「何かあった?」
「ここ・・・。」
直明は浩美の墓を指差した。
「浩美の墓だよ・・・。作ったんだ。」
「そう・・・。」
「あいつが死んじまってさ・・・何もやる気になれないんだよ・・・。」
"皆もっと頑張んなくちゃなぁ〜。
じゃあ死亡者の発表するぞぉ〜。"
727 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 01:17:17 ID:ybcfvtbV
「好きだったのね・・・。」
「あぁ・・・。よければ頼みがあるんだ・・・。」
「頼み?」
"じゃあ、まず一人目〜!
25番、中澤雄子〜!"
「俺を・・・ここで殺してくれ・・・。」
「は?」
「考えたんだけどな・・・死ねばあいつに会えるかなってさ。」
「いいの?」
"2人目〜!
26番、中村真佐人〜!"
「あぁ。真佐人も死んじまったようだし・・・。」
「ならやるわよ。」
「あぁ。一発で仕留めてくれ。」
「あんたらしくないわね・・・。」
"3人目〜!
27番、長坂和晃〜!"
「ハハハ、そうだな。そこに武器があるからほしけりゃ持ってけ。」
直明は自分の荷物を指差した。
「いくわよ。」
「あぁ・・・。」
728 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 01:18:50 ID:ybcfvtbV
"もっと皆気合を入れてやらなくちゃだめだぞぉ〜。
まだ半分以上生き残ってるんだからなぁ〜。"
"バンッ"
銃声が響いた。
直明はそこに崩れ落ちた。
「お幸せに・・・。」
"えっ?死んだ?誰が?あぁ〜、今また死人が出たようだぁ〜。
発表します。
12番、倉田直明〜!"
玲子は直明の武器を手にした。
(マシンガンってやつ?いいプレゼントじゃない・・・。)
"じゃあ、次は禁止エリアの発表だぁ〜。
今回は3ヶ所だぞぉ〜。よく聞いてろよぉ。
まず最初は・・・Iの3!
次は・・・Gの5!
最後は・・・Cの1!
ちゃんと覚えたかぁ〜?
じゃあゲームの方もちゃんとがんばれよぉ〜。"
"プツッ"
(禁止エリアか・・・。じゃあね。直明、浩美・・・。)
浩美の墓の上の直明の死体を一度見て玲子は歩き出した。
倉田直明死亡
残り16人
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 07:13:27 ID:ZHjpMXWr
直明は三村みたいな感じになるかと思ったけど、
浩美の死で何もかもが崩れていった感じだな・・・。
これで残ったサンビーズのメンバーは康二郎と征幸だけになっちゃったけど
今の放送を聞いて2人とも何を思うんだろ?
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 13:27:23 ID:yQsLvG6o
もう あ き た
731 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 13:58:40 ID:4lsX3kPW
>>729 別にフィクションなんだから何ともおもわんだろ
732 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/02(金) 17:59:09 ID:ZHjpMXWr
>>731 いやこっちの世界の3Bは、一応殺し合いをしているんだから・・・
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 01:21:17 ID:KocKkbfi
―漂着の場合―
Jの4 ―漁港―
「ハァ・・ハァ・・・。ヤヨ・・・。」
量太は手を差し出した。
なんとか弥生をコンクリートの上に上げると水面に浮かぶ荷物を持ち上げた。
2人は何とか荷物を浮きにして陸まで泳ぎ着いた。
「あぁ・・・もうだめ・・・。足が動かない・・・。」
「ハァ・・・ハァ・・・。」
弥生は息をつくのに精一杯だった。
「ヤヨ、このままじゃ風邪ひくからさ・・・どこか・・・探そう・・・。」
「うん・・・。」
弥生に手を差し伸べ立ち上がらせ量太は周りを見回した。
「あそこだな・・・。」
量太は直ぐ近くの小屋を指差した。
734 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 01:22:31 ID:KocKkbfi
2人は小屋に入った。
「このストーブ点くかな・・・。」
量太がストーブを見つけて火を点けようとした。
"カチッ"
「おっ・・・点いた。ヤヨ、火に当たってな。」
「うん。」
弥生はストーブの前に座った。
「リョータも。」
「えっ?」
「こっち。」
弥生は自分の隣を少しあけた。
「風邪ひくよ。」
ニッコリ笑った。
「じゃ、お言葉に甘えて。」
どなたかBR2かいてくれる神はいないものか。
アジトにいるW7リーダー七原を殺せば勝ち。
首輪は同じ出席番号と連動してる。
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 13:23:50 ID:41AexNtn
>>735 とりあえず今のBRが終わったら文才のある人に、
書いてもらいましょう。
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 20:03:08 ID:uU7heWGb
今、生き残っているのが
男子3番笠井淳=特殊警防、ワルサーPPK(典子の)
男子5番狩野伸太郎=ナタ、探知機(シマケンの)
男子7番小塚崇史=呪いのぬいぐるみ 、
金属バット、カッターナイフ(どちらも民家で拝借)
男子9番鈴木康二郎=煙幕玉1個、ライター、ガスマスク
民家から拝借した武器(刃物類など)
男子10番園上征幸=手榴弾2個、鉄パイプ(工場から拝借)
男子12番富山量太=ブローニング
男子15番丸山しゅう=イングラムM10サブマシンガン
女子1番麻田玲子=ベレッタM92F
ポンプ式ショットガン(哲史の)
ウージー九ミリサブマシンガン(真佐人の)
女子3番飯島弥生=コルト・ハイウェイパトロールマン
女子4番稲葉舞子=刃渡り15cm程度のナイフ
女子5番大胡あすか=出刃包丁(チビあすの)、
コルト・ガバメント(麻子の)
女子8番清水信子=アイスピック
手裏剣(隼人の)
手作り火器キットとライター(和晃の)
デリンジャー(直明の)
女子9番杉田祥恵=フライパン、民家から拝借した武器(刃物類など)
女子10番田中奈穂佳=ボーガン
女子11番坪井典子=何も持っていない?
女子15番姫野麻子=短刀(でかあすの)
だいぶ人数は減ったようだけど、金八の言うとおりまだまだゲーム終了までには遠いな〜。
こりゃBR2の開始はず〜〜っと先だな。
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 20:45:53 ID:T4/C3atH
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 23:02:32 ID:uU7heWGb
>>738 ところで浩美の銃はどこ行ったんだ?
信子の爆弾が飛んできた時に、どっかへすっ飛んでいっちゃったのか?
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 00:18:13 ID:7joo+Oee
―到着の場合―
Jの2 ―灯台―
(直明も死んじまったか・・・・・。)
康二郎は灯台の扉の前に立った。
(もう3B'sもソンと俺の二人だけか・・・。)
それでも飛鳥の殺されたことのショックが強かった。
直明もみんな死んだんだ・・・。
扉を開けると螺旋階段が上の方に続いていた。
一段一段踏みしめた。
ソンたちが言うにはこの上にしゅうと麻子がいる。
だがもしかしたらもういないかもしれない。
階段を上りきると扉があった。
(ここか・・・。)
"ガンッガンッ"
扉を2回叩いた。
741 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 00:19:20 ID:7joo+Oee
「だれ・・・?」
中から声がした。
「麻子か?」
「・・・・。」
「俺だ。康二郎だ。ソンとデカあすに聞いて来た。」
"ギィィ"
「康二郎・・・。」
部屋の中に通された。
「おいおい、簡単に入れてくれるとは無用心だな・・・。」
「なんで?」
「俺にもしも殺意があったらいまごろ死んでるぞ。」
「大丈夫だと思ったから。康二郎だし。」
「・・・・。」
麻子はニッコリ笑った。
「しゅうは?」
「あぁ、そこにいるよ。」
部屋の隅にある小さなソファを指差した。
「疲れてるのかな・・・。よく眠ってる。」
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 00:34:22 ID:Oo4nDAkn
>>741 怪しいなぁ〜・・・やっぱり怪しいぞ、しゅう!!
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 16:45:26 ID:bNj2t+5T
もし1000いって次スレ必要ならちがう板に立てましょう
ここじゃ板違いっていわれるからね・・
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 18:33:24 ID:xzK+LbSw
―情報交換の場合―
Eの7 ―畑―
「すぐ近くに誰か居る・・・。」
「えっ?」
伸太郎が探知機を見ながらつぶやいた。
「2人だ・・・。」
「どうするの・・・?」
「会ってみるか。情報収集に。」
「で、でももしかしたら・・・。」
「俺の理屈で悪いけど、2人で組んで人を殺すのはないと思う。
最後には仲間割れするしかないからな。」
舞子は少し考えた。
「わかった・・・。伸太郎を信じる。」
「淳・・・?」
探査機ですぐに居場所は探し出せた。
小屋の裏にいた。
「舞子・・・伸太郎・・・。」
「それ、誰だ?」
伸太郎が淳の膝の上で寝る少女を指差した。
「典子。さっきいろいろあってさ、気を失ってる。」
「そう・・・。」
「なぁ、淳、俺達と情報交換しないか?」
「情報・・・交換?」
「俺達の知ってることとお前の知ってることを互いに教えあうだけさ。」
「それなら別にいいけど。」
「よし!交渉成立だ。」
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 18:34:42 ID:xzK+LbSw
「信子が狂ってる?」
「うん。ケラケラ笑いながら攻撃してきた。それを奈穂佳が助けてくれた。」
「奈穂佳の奴、何考えてんだ・・・。」
「しゅうは見なかった・・・?」
「いや、見てない。そっちは?玲子さん見なかった?」
「俺は見てない。」
「私、会ったよ・・・。」
「いつ!?」
「学校を出てすぐにね・・・。そのとき哲史を・・・。」
「えっ・・・?」
「玲子が哲史を撃ったの・・・。それで・・私も撃とうとした・・・。」
「玲子さんが・・・撃った!?」
「うん・・・。でも"今の内は見逃すわ"ってどこか行っちゃった・・・。」
それからしばらく無言が続いた。
「よし!そろそろ俺達は行くわ!」
「もう行くの?」
「おう。しゅうを探すんだろ?」
「う、うん。」
「じゃあな、淳。」
「・・・・・・。」
「淳に玲子のこと、言わないほうが良かったかな・・・。」
「かもな。」
「う、うぅ〜ん・・・・。」
典子がゆっくりと目を開けた。
「淳?どうかした・・・?」
「ううん・・・なんでもない・・・。」
「でも・・・泣いてる・・・。」
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 20:24:56 ID:Oo4nDAkn
テツって確か最初ゲームに乗っていたよな?
それなのに誰も殺すことはなく、しかも真っ先に打たれちゃうなんて・・・。
せめてバトロワの元渕並みの活躍は見せて欲しかった。
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 23:33:01 ID:2mmwBBa5
マップ(大分省略
■=禁止エリア
★=学校
海=海(禁止エリアにならない
\12345678910
A海海海海海海□□□海
B海□■□□□□□□□
C■□□□□□□■■□
D□□□□■□□□□□
E□■□□□□□□□■
F□□■□■□□□■□
G□□□□■□★□□□
H■□□□□□□□□海
I□□■□□□■□□海
J海□□□□■□海海海
749 :
いちおう作者:2005/09/04(日) 23:33:36 ID:2mmwBBa5
ずれたorz
750 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/05(月) 00:14:16 ID:ncQ1Bpof
―目前の場合―
Jの4 ―漁港―
「ヤヨ、そろそろ行くか。」
「うん。」
ストーブに当たって2人の服も乾いてた。
量太の腕時計は午後3時を過ぎていた。
「暗くなる前にちゃんと隠れられる場所を探さないとな。」
漁港から20分も歩かないうちに南の住宅地に入った。
「この住宅地の中で探すか・・・。」
「うん。」
地図を見るとそこはIの5エリアだった。
Hの5 ―南の住宅地―
「はぁ・・・。」
(全然、見つからないなぁ・・・。)
祥恵は康二郎と別れてからずいぶん歩き回った。
弥生の姿どころか誰の姿も見なかった。
(疲れたなぁ・・・。)
連なる民家を前に祥恵の足が止まった。
今日はもう探すのをやめようと思った。
その時だった。ふと人影が視界に入った。
人影は二つ。そこから5,60m先の曲がり角を曲がった。
祥恵は走って人影を追いかけた。
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/05(月) 00:14:57 ID:ncQ1Bpof
人影の見えた角を曲がった。
人影が誰か確認できるだけの距離まで近づいていた。
ヤヨと量太だ。
(いたっ!)
祥恵は歓喜が溢れた。
まだ二人はこっちに気づいていない。
「お・・・!」
(お〜いっ!)と言ったつもりだった。
"バンッ"
(えっ・・・・?)
「!?」
「リョータ・・・・。」
「銃声だ・・・。逃げるぞヤヨ!」
「う、うん。」
リョータは弥生の手を掴むと走り始めた。
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/05(月) 00:16:44 ID:ncQ1Bpof
「待って・・・。」
(待ってよ・・・。量太、ヤヨ・・・。)
声が出ない。
いつの間にか地面に倒れていた。
腹部の辺りで血が止まらなく出ていた。
「ハァ・・・ハァ・・・。」
(なんで、なんでよ・・・。あとちょっとなのに・・・。)
「アハハ、銃ってこんなに面白いんだぁ〜。」
(誰・・・?)
だが祥恵には誰か確認する気力も残っていなかった。
急激に眠くなってきた。
(そっか、私・・・死んじゃうのか・・・。)
祥恵は目を閉じた。
血の海が顔をも汚し始めた。
(ごめんね・・・ヤヨ・・・。)
祥恵の目覚めることのない眠りについた。
杉田祥恵死亡
残り15人
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/05(月) 07:14:13 ID:t3nQWQ2u
う〜むこれで残ったのは
男女カップルが5組と
ジャニが2人
ゲームに乗ってる女子が3人ということになるけれど・・・
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/05(月) 16:58:10 ID:HTWgeRiV
キモスレage
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/05(月) 17:32:02 ID:t3nQWQ2u
サッチー可哀想・・・
756 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 03:01:49 ID:Bj4kT4yI
―血闘の場合―
Eの5 ―森―
「デカあす?大丈夫か?さっきから全然進んでないけど。」
「あぁ、うん。大丈夫。」
あすかは先ほどからずっと立ち止まり気味だった。
「また熱が上がってきたか?」
ソンがあすかの額に手を当てた。
「だ、大丈夫だってば!」
「そうか?すこし熱いっぽいけど。」
「そ、そんなことないってば!それより・・・ソンほうこそ大丈夫なの?」
「なにが?」
「直明と真佐人のこと・・・。」
「それは・・・あまり気にしたくないんだ・・・。
まぁ、お前みたいに直明達を殺した相手のヒントがあるなら復讐するところだけどな・・・。」
「ごめん・・・。」
「なんでお前が謝るんだよ。」
「だって気にしたくないって・・・。」
「あぁ・・・。」
二人は黙りこくった。
"バスッ"
「「えっ?」」
2人の声が重なった。
あすかの足元に矢が刺さっていた。
(矢!?)
あすかは周りを見廻した。
「デカあす・・・これ!」
「わかってる!」
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 03:10:57 ID:Bj4kT4yI
「外れちゃったか・・・。」
冷たい声がした。
「誰!?出てきなさいよ!」
「はいはい・・・。」
木の陰から奈穂佳が現れた。
手には矢のセットされたボウガン。
「奈穂佳・・・あんたが・・・!」
あすかは麻子の銃を持ち構えた。
「あら、物騒なもの持ってるわね・・・。」
「あんたがチビあすを殺したの!?」
「あぁ、あのこと。そうよ。私よ。あの時一緒にデカあすも殺そうと思ったんだけどねぇ・・・。」
「くそぉっ!!」
"バンッ"
あすかは銃の引き金を引いた。
だが奈穂佳は俊敏な動きでそれをよけた。
"バスッ"
矢があすかのうしろの木にまっすぐに刺さった。
「デカあす!下がってろ!」
ソンは鉄パイプを持つ手に力をいれた。
「喰らえ!!」
鉄パイプが奈穂佳のポニーテールをかすった。
「くそっ!!」
「ちっ・・・!」
奈穂佳は鉄パイプをよけるのに精一杯で矢のセットができない。
その時、奈穂佳は気の根に足をとられその場に倒れた。
「追い詰めたぞ・・・!」
ソンは鉄パイプの先を奈穂佳の顔のギリギリのところにやった。
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 03:14:55 ID:Bj4kT4yI
「デカあす、殺るならいまだ。」
ソンはあすかの方を振り返った。
「う、うん。」
あすかは2人の方に歩み寄った。
「油断禁物・・・。」
「えっ・・・?」
"ドンッ"
ソンがもう一度奈穂佳を見ると自分の懐に入っていた。
「矢はボウガンで撃つだけじゃないわよ・・・。」
奈穂佳が離れた。
自分の左脇腹に矢が刺さっている。
「えっ・・・。」
「ソン!!」
「ゲホッ!!」
口から夥しい量の血を吐いた。
そしてソンはその場に崩れ落ちた。
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 03:16:13 ID:Bj4kT4yI
「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・。ほんと油断はするもんじゃないわね・・・。」
「・・・・・。」
あすかは倒れたソンを見て足が震えた。
(ソ、ソンまで・・・。)
「今度こそ・・・確実に殺すわよ・・・。」
奈穂佳が歩み寄ってきた。
「山であんたを殺そうとしたときは誰かに邪魔されちゃってね。」
奈穂佳はボウガンに矢をセットした。
「うわぁぁっ!!!」
"バンッ、バンッ、バンッ"
あすかは銃を乱射した。
だが当たらない。
「心が乱れてるとね・・・当たらないの・・・。
殺すときは・・・全ての感情を捨てなくちゃ・・・!」
奈穂佳があすかにボウガンを向けた。
"ドンッ"
760 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 18:24:42 ID:V8qFjJ3R
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 20:15:56 ID:Lu77z145
あーあ糞つまんね、展開全部同じじゃねぇか
762 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 20:49:02 ID:Bj4kT4yI
「ほんと・・・・油断大敵だな・・・!!!」
ソンは血だらけになりながら自分に刺さっていた矢を奈穂佳の背中に突き立てた。
「・・・・!!」
「ソ、ソン・・・・。」
「奈穂佳・・・悪いな・・・・。」
ソンは奈穂佳に刺した矢を思いっきり引き抜いた。
「ゴホッ!」
奈穂佳は血を吐くとソンと同じようにその場に倒れた。
「山で・・・誰かが誰かを殺そうとしてるのを・・・邪魔したけど・・・お前だったとはな・・・。」
ソンは虫の息の奈穂佳に向かって言った。
真っ赤で血だらけのソンはまた崩れ落ちた。
「ソ、ソン!」
あすかはソンに駆け寄り抱き上げた。
「ご・・・ごめんな・・・。俺・・・もう・・・だめだ・・・。」
「ソ、ソン・・・!」
「な、奈穂佳に・・・脈があるか確かめてくれ・・・。」
「わかった・・・!」
あすかは血の海の中に横たわる奈穂佳の脈を探した。
首の辺りも手首の当たりも脈はなかった。
「し、死んでる・・・。」
「そっか・・・。」
ソンの声がどんどん小さくなってきた。
「ソ、ソン!?」
「泣くなよ・・・。ごめん・・・なんか・・・眠くなってきた・・・・。」
「だ、だめ!眠っちゃ・・・だめ!」
「お前一人残して・・・悪いな・・・。」
「そう思うなら一人にしないでよ!」
「ハハ・・・。」
ソンは力なく笑った。
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 20:53:15 ID:Bj4kT4yI
「あすか・・・。」
「何・・・?」
「最後に・・・一言言って・・・おきたいから・・・。」
ソンは目を閉じた。
「お前のこと・・・ずっと・・・好き・・・だった。」
「えっ?」
握っていたソンの手がカクンと落ちた。
「ソン・・・?ソン!?」
ソンは口も目も開かなかった。
血の気の引いた顔はだんだんと冷たくなっていった。
「私も・・・私も・・・好きだったよ・・・。」
ソンの顔に涙が落ちた。
"バンッ"
あすかはソンの死体に覆いかぶさった。
その時点であすかの意識はもうなかった。
「一人はほんとに辛いからね・・・。」
あすかの背後で銃を構えながら玲子が言った。
大胡あすか
園上征幸
田中奈穂佳死亡
残り12人
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/06(火) 21:37:02 ID:mmkwzMKe
あらら、いっきに3名死亡か。
これであと残っているのは・・・
男女カップル4組
ジャニ2人
ゲームに乗ってる女子が2人か。
最初はどうなるかと思ったけれど、いよいよゲームも後半戦だな。
あと、奈穂佳は結局ヤヨにもサッチーにも会えんまま死んじゃったな・・・。
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/07(水) 20:30:19 ID:xa8z8xQR
うわっ思いっきりバトロワのぱくりじゃねぇか。
つまんねー
766 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/07(水) 21:15:29 ID:I2o8vyvk
>>765 そりゃまぁバトロワを元にしてるんだからな。
767 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/07(水) 23:26:20 ID:xa8z8xQR
ちげぇよ原作にそっくりじゃねっぇかよう
768 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/07(水) 23:42:12 ID:Wkwzq5KV
どこがですか???
バトロワを再現してるのは設定の部分だけでしょ・・・
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/07(水) 23:45:28 ID:I2o8vyvk
そっくりか?
てか「じゃねっぇか」ってどう発音するんだ?
770 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/08(木) 01:41:33 ID:JA+Yk0vg
―2日目の夕日の場合―
Eの7 ―畑―
「淳、何か食べた方がいいよ・・・。」
典子は落ち込んでいる淳にビスケットを一袋差し出した。
「食欲無い・・・。」
悲しそうな顔の淳を典子は見ていられなかった。
淳をうしろからそっと抱きしめた。
「典子・・・?」
「淳の悲しい顔・・・あまり見たくないから・・・。」
Hの8 ―農道―
伸太郎と舞子は淳たちを別れてから南の住宅地を目指していた。
「どこか隠れられる場所あったらそこで休むか。」
「うん・・・。」
「あんまくらい顔すんなよ・・・。」
Iの6 ―南の住宅地―
銃声が聞こえてすぐに量太と弥生は民家の中に隠れた。
「もう大丈夫かな・・・。」
ふと気づくと自分のひざの上で弥生は眠っていた
「ふぅ・・・。」
量太はため息をついた。
(少しだけだぞ・・・。)
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/08(木) 01:42:05 ID:JA+Yk0vg
「誰かいませんかぁ〜?」
信子は祥恵が殺されたときに見えた人影の正体を探していた。
「銃、撃ちたいんだけどなぁ〜・・・。」
Gの10 ―東の住宅地―
疲れの溜まっていた崇史はいつの間にか眠っていた。
そこは小さい家のソファの上。
テディベアはバッグの奥にしまいこまれたままだった。
Eの5 ―森―
玲子は死んだソンたちの荷物をあさっていた。
食事は簡単にその場で済ませた。
手榴弾2個、ボウガンと矢が2本、そしてあすかの持っていた銃。
(重たい・・・。)
玲子のバッグは大分荷物で埋まっていた。
Jの2 ―灯台―
「ん・・・。」
「あっ、しゅう!起きた?」
「あ、うん・・・。」
しゅうはすぐに康二郎の姿を見つけた。
「いつ来たの?」
「しゅうが寝てる間に。」
康二郎はとりあえずと右手で握手を求めた。
島は夕日が当たって赤に染まっていた。
772 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 00:06:40 ID:0XIVJYRZ
こーじろーたかししゅうまいこの幼馴染カルテットは生き残ってるのか、つえー
773 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 00:22:10 ID:hE7DHlC/
のりこまこのぶこの金八癒し系?トリオも残っている、やるな。
774 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 16:26:24 ID:cKY0AaP0
>>768杉村とかの所ににてるって言ってるんじゃない??
別に似てると思ってないけど
775 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 17:04:41 ID:DWgRPvBb
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 19:30:21 ID:GCi8lCnQ
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 20:43:24 ID:hE7DHlC/
>>775 あさこだったっけ?
まこって呼ばれていたような気がするけど・・・
気のせいかな?
778 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 21:26:11 ID:mNxARSjk
まこのテニスウェアきぼん
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/10(土) 00:50:20 ID:pikrzv47
Hの7 ―南の住宅地―
「近い・・・。」
伸太郎がつぶやいた。
「えっ?」
「近くに誰かいるんだ。3人・・・。」
「3人も・・?」
「いや、3人て言っても1人は別に動いてる。2人は動きがない。」
「どういうこと・・?」
「多分・・・追われてて隠れてる・・・ってとこか・・・。」
「大変!助けなくちゃ!」
「あぁ、わかってる・・・。」
(もしかしたら殺されるかもしれないって言うのに・・・。)
量太は自分のひざの上で眠る弥生の髪を触った。
民家の窓からは夕日の赤い光が差し込んでいた。
"ガタッ"
「!?」
量太が立ち上がろうとした弾みに弥生の頭が床の上に落ちた。
「あっ、ヤヨ、ごめん・・・誰だ!?」
量太は自分の銃を構えた。
「その声・・・量太か・・?」
「えっ・・・?」
「う〜ん・・・。」
弥生も頭を押さえながら声のするほうを見た。
「俺だ、伸太郎だ。」
「し、しんたろうか!?」
「あぁ。舞子もいる。」
「と、とりあえず顔見せろよ。」
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/10(土) 01:04:49 ID:pikrzv47
「そこまで長く話はできない。」
量太たちの部屋に顔を出した伸太郎が言った。
「どういうことだよ・・・。」
「もうすぐ誰かがすぐ近くにいる。もしかしたらそいつがお前らを狙ってんじゃないかって思って。」
「そ、そうなんだ!さっきこの近くで銃声がした!多分、それが・・・!」
"プツッ"
「・・・?」
弥生が窓の外を見た。
「なんだ・・・?」
「伸太郎・・・。」
舞子が民家の時計を見ながらつぶやいた。
「6時・・・。」
"はぁ〜い、みんな元気にしてるかぁ〜?
2日目ももうそろそろ夜になるぞぉ。夜の間もちゃんと行動しろよぉ。
じゃあ、この時間までに死んじゃった皆を発表するぞぉ〜。
まず6番!大胡あすか!
2人目は・・・17番!杉田祥恵!"
弥生の目が見開いた。
"3人目、19番!園上征幸!
そして4人目、21番!田中奈穂佳!"
3人が窓の外を見る弥生の顔を見ると頬に涙が伝うところだった。
782 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/10(土) 01:09:34 ID:pikrzv47
"続いて禁止エリアの発表だぁ〜!
最初は・・・Bの9!
次は、Dの4!
最後は、Fの7!
じゃあ、さっきも言ったけど夜の間もしっかりと行動しろよぉ〜。
そして明日もがんばるんだぞぉ〜!"
"プツッ"
「サッチーたちが・・・。」
「ヤヨ・・・?大丈夫・・・?」
舞子が弥生の手を握った。
その手は小刻みに震えていた。
"ガシャーンッ"
窓ガラスが思いっきり飛び散った。
「見ぃつけた。」
信子が窓の外で銃をこちらに向けている。
「このっ!」
量太は窓の外に向かって銃を撃った。
"バンッ バンッ"
「くそっ!放送に聞き入りすぎちまった!」
「ヤヨ!」
舞子は放心状態の弥生を立ち上がらせた。
「量太!逃げるぞ!」
「おうっ!」
"バンッ"
量太はまた窓の外に向かって銃を撃ち自分の荷物を手に取った。
4人は民家の裏口から外に出た。
783 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/10(土) 05:47:13 ID:hNTzQ/2u
男子3番笠井淳=特殊警防、ワルサーPPK(典子の)
男子5番狩野伸太郎=ナタ、探知機(シマケンの)
男子7番小塚崇史=呪いのぬいぐるみ 、
金属バット、カッターナイフ(どちらも民家で拝借)
男子9番鈴木康二郎=煙幕玉1個、ライター、ガスマスク
民家から拝借した武器(刃物類など)
男子12番富山量太=ブローニング
男子15番丸山しゅう=イングラムM10サブマシンガン
女子1番麻田玲子=ベレッタM92F
ポンプ式ショットガン(哲史の)
ウージー九ミリサブマシンガン(真佐人の)
コルト・ガバメント(麻子の)
手榴弾2個(ソンの)
ボーガン(奈穂佳)
女子3番飯島弥生=コルト・ハイウェイパトロールマン
女子4番稲葉舞子=刃渡り15cm程度のナイフ
女子8番清水信子=アイスピック
裏剣(隼人の)
手作り火器キットとライター(和晃の)
デリンジャー(直明の)
女子11番坪井典子=何も持っていない?
女子15番姫野麻子=短刀(でかあすの)
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/10(土) 05:59:17 ID:hNTzQ/2u
現在の居場所
南の住宅地に
ヤヨ、量太、伸太郎、舞子VS信子
灯台に
しゅう、麻子、康二郎
畑に
淳、典子
森に
玲子
東の住宅地に
崇史
玲子の武器が桐山なみに充実してるな
やる気度合いもNO.1
786 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:28:23 ID:8X9y4chW
記者「結局、民主党は、どうやって構造改革をやっていくのでしょうか?」
岡田「私たちは、まず公務員数の削減。これを第一に考えていきます」
記者「具体的数値も掲げるのですか?」
岡田「もちろんです。我々が政権を取った場合、3年で2割削減します」
記者「しかし、公務員は勝手に解雇できませんよね? それでどうやって削減を?」
岡田「(少し考え込んだあと)・・・解雇以外に色々方法があります」
記者「例えば、どういう方法が?」
岡田「例えば、今回、郵便局を公社化することによって、既に削減が達成されていますよね」
記者「それって、小泉さんがやったことですよね。しかも、民主党は公社化にも反対票を入れていた」
岡田「次の質問ございますか?」
787 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:39:35 ID:+C3eWPCq
記者「結局、民主党は、どうやって構造改革をやっていくのでしょうか?」
岡田「私たちは、まず公務員数の削減。これを第一に考えていきます」
記者「具体的数値も掲げるのですか?」
岡田「もちろんです。我々が政権を取った場合、3年で2割削減します」
記者「しかし、公務員は勝手に解雇できませんよね? それでどうやって削減を?」
岡田「(少し考え込んだあと)・・・解雇以外に色々方法があります」
記者「例えば、どういう方法が?」
岡田「例えば、今回、郵便局を公社化することによって、既に削減が達成されていますよね」
記者「それって、小泉さんがやったことですよね。しかも、民主党は公社化にも反対票を入れていた」
岡田「次の質問ございますか?」
788 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:41:02 ID:+C3eWPCq
記者「結局、民主党は、どうやって構造改革をやっていくのでしょうか?」
岡田「私たちは、まず公務員数の削減。これを第一に考えていきます」
記者「具体的数値も掲げるのですか?」
岡田「もちろんです。我々が政権を取った場合、3年で2割削減します」
記者「しかし、公務員は勝手に解雇できませんよね? それでどうやって削減を?」
岡田「(少し考え込んだあと)・・・解雇以外に色々方法があります」
記者「例えば、どういう方法が?」
岡田「例えば、今回、郵便局を公社化することによって、既に削減が達成されていますよね」
記者「それって、小泉さんがやったことですよね。しかも、民主党は公社化にも反対票を入れていた」
岡田「次の質問ございますか?」
789 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:45:12 ID:+C3eWPCq
790 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:46:05 ID:+C3eWPCq
791 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:46:35 ID:+C3eWPCq
792 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:47:20 ID:+C3eWPCq
793 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:48:37 ID:+C3eWPCq
794 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:49:10 ID:+C3eWPCq
795 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:49:47 ID:+C3eWPCq
796 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:50:40 ID:+C3eWPCq
797 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:21:37 ID:+C3eWPCq
798 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:05:02 ID:sKbk65qq
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799 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:05:44 ID:sKbk65qq
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名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:06:21 ID:FAsEyPXq
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801 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:07:43 ID:FAsEyPXq
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802 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:08:24 ID:sKbk65qq
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803 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:10:10 ID:sKbk65qq
さっさと引っ越しもせんと 近所の奥さん盗撮して夜な夜な見んのか!?ん!?ぃ!あ?
引っ越し!引っ越し!!さっさと引っ越し!!!しばくぞ!!
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804 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:41:30 ID:zGwcHUwI
805 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:41:32 ID:sKbk65qq
>>804ま〜た近所の奥さん盗撮しとるよ〜〜近所のみなさ〜ん!!!
>>804が近所の奥さんにまた嫌がらせしとるよ〜〜!!!引っ越し!引っ越し!!
さっさと引っ越し!!
>>804ま〜た近所の奥さん盗撮しとるよ〜〜近所のみなさ〜ん!!!
>>804が近所の奥さんにまた嫌がらせしとるよ〜〜!!!引っ越し!引っ越し!!
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>>804ま〜た近所の奥さん盗撮しとるよ〜〜近所のみなさ〜ん!!!
>>804が近所の奥さんにまた嫌がらせしとるよ〜〜!!!引っ越し!引っ越し!!
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>>804ま〜た近所の奥さん盗撮しとるよ〜〜近所のみなさ〜ん!!!
>>804が近所の奥さんにまた嫌がらせしとるよ〜〜!!!引っ越し!引っ越し!!
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806 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:43:24 ID:sKbk65qq
>>804ま〜た近所の奥さん盗撮しとるよ〜〜近所のみなさ〜ん!!!
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807 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:10:26 ID:gJnEXT+r
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ゝ イ! Y !‐人 |│ ./ Y
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// ̄ ヽ く !.! ト、 , '´ヘヽ ! .イ!´|ヽ,'\
i' \\l」,」_/ ヽ/ / .リ ヽ ヽ
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|リ ヘ } | | ) | \ ヽ
(c) avex/わた
808 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:11:11 ID:gJnEXT+r
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|∵ | __|__ | ヽ,ハ ,.-'/
\| \_/ / r' 二.} !
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// ̄ ヽ く !.! ト、 , '´ヘヽ ! .イ!´|ヽ,'\
i' \\l」,」_/ ヽ/ / .リ ヽ ヽ
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|リ ヘ } | | ) | \ ヽ
(c) avex/わた
809 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:13:29 ID:gJnEXT+r
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|∵ | __|__ | ヽ,ハ ,.-'/
\| \_/ / r' 二.} !
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// ̄ ヽ く !.! ト、 , '´ヘヽ ! .イ!´|ヽ,'\
i' \\l」,」_/ ヽ/ / .リ ヽ ヽ
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|リ ヘ } | | ) | \ ヽ
(c) avex/わた
810 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:22:23 ID:gJnEXT+r
._,,,,,,。,,、 广'x、 ,,、._ 」'゙''i、
,,,,,_.,,,,、广゚┐ .,,,v―冖"~゛ ゙'i、 .ト ,|,_ riゃ .} .,i´ '冖i、
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入、rУ ,iレ-v,,,、 .,r°."'''l゙ ,|√゙゚'i、 匸 ._ .y・'゙゚,,,v―-, .:゚ーa .√ ._,rll_ :}
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811 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:23:18 ID:gJnEXT+r
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812 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:25:39 ID:gJnEXT+r
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813 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:26:50 ID:gJnEXT+r
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814 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:33:17 ID:gJnEXT+r
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ | でも、友達にはよくムーミンに似てるって言われるんですよw
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
815 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:34:10 ID:gJnEXT+r
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) |
/ | でも、友達にはよくムーミンに似てるって言われるんですよw
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
816 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:36:06 ID:gJnEXT+r
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) |
/ | でも、友達にはよくムーミンに似てるって言われるんですよw
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
817 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:37:26 ID:gJnEXT+r
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) |
/ |
/ | 糞スレさん
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| へ へ | ふふ、呼んでみただけ♪
/ |
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
818 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:38:19 ID:gJnEXT+r
__ __ __ __ __ __ __
∠__∠__∠__∠_.∠_../ | __∠__∠__∠l__
∠__∠__∠__∠__∠__/| | ∠__∠__∠__∠__/.|_
. ∠__∠__∠__∠_.∠_./| |/| ∠__∠__∠__/ /| |/|
. / / ./ / / /! |/| | | / / /| ̄ ̄| |/| |
| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |/ |/| |_| ̄ ̄| ̄ ̄| |__|/| |/|
__ _| |__|__|__|__|/| ̄ ̄| | ∠__|__|__l/ /| |/| |
. / / | ̄ ̄| |_|/| | | |__|/| | | | | ̄ ̄| |/| |/
| ̄ ̄| ̄ .| |/| | | |__|/| | | |__|__|__|__|/| |/|
. ___|__|__.| ̄ ̄| |_|/ | | |__|/ | | | | | |/| |
. / / / | |/|. |__|/| .|__|__|__|__|/| |/
| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |. | | | .|_| | | |__|/
|__|__|__|__|/ |__|/ |__|__|/
819 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:39:29 ID:gJnEXT+r
__ __ __ __ __ __ __
∠__∠__∠__∠_.∠_../ | __∠__∠__∠l__
∠__∠__∠__∠__∠__/| | ∠__∠__∠__∠__/.|_
. ∠__∠__∠__∠_.∠_./| |/| ∠__∠__∠__/ /| |/|
. / / ./ / / /! |/| | | / / /| ̄ ̄| |/| |
| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |/ |/| |_| ̄ ̄| ̄ ̄| |__|/| |/|
__ _| |__|__|__|__|/| ̄ ̄| | ∠__|__|__l/ /| |/| |
. / / | ̄ ̄| |_|/| | | |__|/| | | | | ̄ ̄| |/| |/
| ̄ ̄| ̄ .| |/| | | |__|/| | | |__|__|__|__|/| |/|
. ___|__|__.| ̄ ̄| |_|/ | | |__|/ | | | | | |/| |
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820 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:44:28 ID:gJnEXT+r
,, -‐''" ̄ ̄`゙ ヽ、
/ \
/ i ミ☆
ノ _/ ̄ ̄ヽ
(____,,--‐‐'''/'::::~`r_/ヽ <キメッ!
. |( ●) 、( ●)、:|川 \ \
| ,,ノ(、_, )ヽ、,,・.::::|リリ川 ヽ ヾ 加速させーろ♪
. | `,,=ニ=‐-' .:::: |((_ノ /
彡\ `ニニ´ 「 ̄ ̄ /
/~ `ー‐----| /
r' ----z__
ヽ___|_ ̄ニ=
 ̄
821 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:45:05 ID:gJnEXT+r
,, -‐''" ̄ ̄`゙ ヽ、
/ \
/ i ミ☆
ノ _/ ̄ ̄ヽ
(____,,--‐‐'''/'::::~`r_/ヽ <キメッ!
. |( へ) 、( へ)、:|川 \ \
| ,,ノ(、_, )ヽ、,,・.::::|リリ川 ヽ ヾ 加速させーろ♪
. | `,,=ニ=‐-' .:::: |((_ノ /
彡\ `ニニ´ 「 ̄ ̄ /
/~ `ー‐----| /
r' ----z__
ヽ___|_ ̄ニ=
 ̄
822 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:45:38 ID:gJnEXT+r
,, -‐''" ̄ ̄`゙ ヽ、
/ \
/ i ミ☆
ノ _/ ̄ ̄ヽ
(____,,--‐‐'''/'::::~`r_/ヽ <キメッ!
. |( ●) 、( く)、:|川 \ \
| ,,ノ(、_, )ヽ、,,・.::::|リリ川 ヽ ヾ 加速させーろ♪
. | `,,=ニ=‐-' .:::: |((_ノ /
彡\ `ニニ´ 「 ̄ ̄ /
/~ `ー‐----| /
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ヽ___|_ ̄ニ=
 ̄
823 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:50:19 ID:zGwcHUwI
おいおいこのスレが荒らされているぞ。
作者も急いで頑張って続きを作らないと!!
824 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:12:25 ID:gJnEXT+r
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) |
/ | おいおいこのスレが荒らされてるぞ。
/ | 作者も急いで頑張って続きをつくらないと!!
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
825 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:15:07 ID:gJnEXT+r
826 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:17:52 ID:gJnEXT+r
∧_∧
? ∧∧ (・∀・ ) 〆ちまえ
(>>糞スレ)/ ̄⊂ )
〜( x) | | |
U U (_(__)
| ひどぃょぅ…
| ゃめτょぅ…
λ|∧
(>>糞スレ) ∧_∧
〜(~~~) (V)(・∀・ ) どうしてくれよう
U U Uと )
| | |
.(_(__)
ぃたぃょぅ・・・
| ∧_∧
| (V)(・∀・ ) 耳チョンパっと
| Uと つ∧
γ⌒λ,,,;; | | | ´
〜(;;;;;::u(>>糞スレ) (_(_)
>>糞スレ君も調子に乗りすぎると殺すよ・・・
827 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:21:02 ID:gJnEXT+r
' ";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
,,.;;;::;:;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!i`ヽ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!!!!!!!!!''""":::;!!!!ノヾ;:;:\
/;:;:;:;:;:;:;:;:;::!!''" !;:;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;:;:;:;:!'" ヽ;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 新党結成
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ みんな応援よろしくな
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
828 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:21:47 ID:gJnEXT+r
'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
,,.;;;::;:;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!i`ヽ
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|;:;:;:;:;:;:;:!'" ヽ;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ アヒャヒャヒャヒャヒャ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
829 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:25:16 ID:gJnEXT+r
'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
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|;:;:;:;:;:;:;:!'" ヽ;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 新事実ヲ発表します
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::| 今まで荒らしてたのは
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::| 私コト、そうこの板ヲ立てた
>>1デス
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
830 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:26:03 ID:gJnEXT+r
'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
,,.;;;::;:;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!i`ヽ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!!!!!!!!!''""":::;!!!!ノヾ;:;:\
/;:;:;:;:;:;:;:;:;::!!''" !;:;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;:;:;:;:!'" ヽ;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 板ジャナイ
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::| スレのことです
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::| 間違えました
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
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名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:26:59 ID:gJnEXT+r
'";:;:; ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
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i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :| 氏ね氏ね
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
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\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
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名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:30:37 ID:gJnEXT+r
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i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
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| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
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`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
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ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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だれかあらし報告だしてよ
834 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:27:56 ID:5armZYYm
スレを荒らしてる奴氏ね
空気読めゴミが
835 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:48:39 ID:fV1nbs40
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〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 必 死 だ な
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
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836 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:50:17 ID:fV1nbs40
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〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 実は自分・・
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::| 今までバトロワ書いてた
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :| ものです。書くのが嫌になって
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、 荒らしました。もう続きは期待
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" | するな死ね
| `>ー‐< /
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837 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:51:59 ID:fV1nbs40
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〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 糞スレ祭りじゃー
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :| 糞スレ祭りだわっしょい!わっしょい
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
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838 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:54:29 ID:fV1nbs40
'" ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
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|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ 文句あるならこここいや豚ニートども
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
http://pr2.cgiboy.com/S/2865670 | | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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839 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:56:12 ID:fV1nbs40
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〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 選挙行かなきゃ
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840 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:59:28 ID:fV1nbs40
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841 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:00:13 ID:fV1nbs40
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842 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:01:01 ID:fV1nbs40
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i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
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843 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:01:33 ID:fV1nbs40
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844 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:49:02 ID:nblbbugC
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i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
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| | ヽ、__,.-i i 、 : :| 続きを期待してるの??そんなのむりww
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_ かいてる俺が投げ出してるからwww
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845 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:50:23 ID:nblbbugC
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i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::| 超おもしれぇwwww
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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846 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:50:53 ID:zGwcHUwI
847 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:52:05 ID:5armZYYm
848 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:58:05 ID:nblbbugC
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〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
>>846釣られ乙
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
>>847作者乙
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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849 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:06:02 ID:nblbbugC
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|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ おまえらの存在自体ネタだよね
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :| >
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
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ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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850 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:07:50 ID:nblbbugC
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|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ いっとくけど最初の荒らしは自分
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::| じゃねぇぞ
| | ヽ、__,.-i i 、 : :| >
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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! / ,.'"\ !
851 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:52:35 ID:nHSl9+La
「走れ!」
量太は自分の、伸太郎は弥生の銃を手に持った。
舞子は放心状態の弥生の肩を抱いてできるだけ早く走った。
「淳たちから聞いてたけど本気でやばそうだな・・・。」
「あれ本当に信子なのか?」
「こっちが聞きてぇよ・・・!」
"バンッ"
銃弾が電柱に当たりコンクリートの欠片が周りにとんだ。
「舞子!ヤヨ!早く走れ!」
「うん!」
だが弥生はトボトボと進むだけだった。
「ヤヨ!早く走って!」
「ナオカも・・・。」
弥生が静かに口を開いた。
「えっ?」
「サッチーも・・・。」
弥生が立ち止まった。
「な、何で止まるんだよ!」
「ヤヨが・・・。」
「ナオカも・・・サッチーも・・・死んじゃったの?」
「・・・・。」
3人とも何も答えられない。
852 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:04:26 ID:KzgpJGxV
おぉ再開したね、がんばれ作者
853 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:13:59 ID:YD8qP3iM
私も応援してます。
854 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:15:25 ID:nHSl9+La
スマソ(´д`;)
このごろ文化祭とかで忙しくて・・・orz
855 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:15:47 ID:5armZYYm
荒らしなんかに負けるな作者よ
応援してるぞ
856 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:20:40 ID:nHSl9+La
「サッチー?サッチーなら私が殺したよ。」
信子が4人に追いついた。
自分の銃に弾を込めている。
「なんつった・・・!?」
「だ・か・ら、サッチーはさっき私は殺したんだって。この近くでこの銃でね。」
信子がニッコリと笑った。
「まさか・・・さっきの銃声って!」
「奈穂佳は知らないけどね。」
「伸太郎・・・ヤヨと舞子連れて先に行ってくれ・・・。」
量太が伸太郎だけに聞こえるぐらいの声で言った。
「えっ・・・?」
「俺は大丈夫だから。俺は信子に聞きたいことがある。ヤヨには聞かせたくない・・・。」
「・・・・わかった・・・。だけどこれ持ってろ。」
伸太郎は量太に探知機を手渡した。
「すぐに追いつく。俺が合図したら一気に走れ・・・。」
「わかった・・・。」
「さっきから何こそこそ話してんの?」
「いぃや、別に・・・何も・・・!」
"バンッ"
量太は地面に向かって発砲した。
途端に砂埃やコンクリート片が周りに飛び信子が怯んだ。
「走れ!」
伸太郎は舞子とヤヨを押すようにして走りすぐそばの角を曲がった。
857 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:45:11 ID:nHSl9+La
砂埃のたつ中で量太は信子に近づいた。
「くっ・・・!」
「悪いな・・・信子。ちょっと2人で話がしたくてな。」
量太は信子の首の辺りを押さえつけて跪かせた。
「銃は預かるぜ。」
量太は信子の頭に銃口を向けつつ信子の銃を奪った。
「それで?なんで・・・サッチーを殺した・・・!?」
「あはは。」
「答えろ。」
「なんで?そんなの簡単よ!楽しいから!楽しいと思ったから殺したのよ!」
「なにが・・・何がそんなに楽しいんだよ・・・!」
銃を握る手に力が入った。
「さぁね・・・。この楽しさは口には表せないわ。」
「で、なんでお前はそんなに狂っちまった・・?」
「狂った?馬鹿いわないでよ。そんなの最初のうちだけよ。
たしかに隼人を殺したときも浩美を殺したときも正気じゃなかったかもしれない。
でも・・・今は正気よ。」
量太は信子の行ったことに唖然とするしかなかった。
正気なのか正気じゃないのか、とにかくわけがわからない。
858 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:06:36 ID:nHSl9+La
「それにしても・・・そんなに殺してるのか・・・。」
「あはは、結構殺したかもね。」
「どういう風に?」
「どういう風にって?教えて欲しい?
隼人の時は崖から突き飛ばして落とした。落ちたら血がすっごい飛び散ったわ。
浩美は、爆弾で一気に建物の半分と一緒に吹き飛ばした。
真佐人とサッチーは銃で撃って殺した。血がすごい噴き出て面白いの。」
「おもしろいか・・・。ならサッチーたち味わった苦しみ、味わうか!」
量太は二つの銃の引き金に指をかけた。
「無理よ・・・。」
「えっ・・・・?」
「だって・・・武器はそれだけじゃないもの!」
信子が制服のポケットから取り出したアイスピックで量太の足を突いた。
「っ!!」
量太の手から銃が両方とも落ちた。
その瞬間、信子はそれを拾い上げ量太に向けた。
「形勢逆転・・・!」
信子はニヤリと笑った。
「私も一つ質問するわ。」
「・・・・。」
「なんでそんなに人を殺すことを否定するの?このゲームは殺さないといけないのに。」
「・・・・・から・・・。」
「は?」
「ヤヨの・・・ヤヨの悲しい顔を見たくないからな・・・!」
859 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:07:07 ID:nHSl9+La
「そう。でももうヤヨの顔も見れないなんてね。」
信子が引き金に指をかけた。
「くっ・・・・!!」
量太は自分の足に刺さったアイスピックを思いっきり抜いた。
「うわぁぁぁぁっ!!!!」
信子めがけて振り上げた。
"バンッ"
量太の体から血が噴出し上半身が横に倒れた。
「アハハ、今のは本当に危なかったかもね・・・。」
「何これ?」
量太の制服にポケットからゲーム機のようなものを取り出した。
「まぁ、いいや。これとその銃もらっておくわね。」
"バンッ"
信子は量太の頭にもう一発、銃弾を打ち込んだ。
富山量太死亡
残り11人
信子つぇぇぇぇ
量太カコヨカッタ、、やよを守る会全滅?
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/12(月) 01:58:35 ID:DfzeSIiC
こんなのを書いてる奴ってマジ頭オカシイ奴なんだよね
ネバダと同じ思考回路
犯罪者予備軍にもう入ってるんだろうな
862 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/12(月) 17:33:14 ID:TR+jMFeq
861
ところでネバダって何のこと?
863 :
昨日の荒らし:2005/09/12(月) 19:00:57 ID:gHlH6j4G
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/12(月) 19:02:47 ID:gHlH6j4G
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ |
>>862は一生童貞ですよ
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
865 :
荒らしタソ:2005/09/12(月) 19:03:31 ID:gHlH6j4G
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ | ムーミン超かわぃくねぇ??
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
866 :
荒らしタソ:2005/09/12(月) 19:04:37 ID:gHlH6j4G
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ | マリリソマソソソ
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
867 :
荒らしタソ:2005/09/12(月) 19:05:14 ID:gHlH6j4G
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ | あらら・・耳がずれちゃったよ
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
868 :
荒らしタソ:2005/09/12(月) 19:07:35 ID:gHlH6j4G
'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
,,.;;;::;:;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!i`ヽ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!!!!!!!!!''""":::;!!!!ノヾ;:;:\
/;:;:;:;:;:;:;:;:;::!!''" !;:;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;:;:;:;:!'" ヽ;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | おすぎです!
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
869 :
荒らしタソ:2005/09/12(月) 19:08:35 ID:gHlH6j4G
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ | おすぎです
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
870 :
荒らしタソ:2005/09/12(月) 19:09:29 ID:gHlH6j4G
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●)
/ | 俺はおすぎじゃねぇよばかやろう
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
871 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 00:58:14 ID:sTD5JXRc
―戻るの場合―
Hの7 ―南の住宅地―
「し、伸太郎っ!量太が付いてきてない!」
走りながら後ろを振り向いて舞子が言った。
「わかってる!あいつがそうしてくれって言ったんだ!」
「な、何で!?」
「さぁな!」
「シンタロ。」
2人に背中を押されながら走っていた弥生が足を止めた。
「どうした!?」
「リョータのとこ戻る!」
「だめだっ!」
「なんでっ!?」
「何ででもだっ!!」
弥生がもと来た道を走り出そうとしたが伸太郎がその手を掴んだ。
「絶対にあいつは追いついてくる!今は離れるんだ!舞子手伝ってくれ!」
「う、うん!」
舞子は弥生の背中に手を置いた。
「ヤヨ、量太なら絶対に戻ってくるから・・・。いまは行こう。」
そう言うと踏ん張っていた弥生の足から力が抜けた、
「ヤヨ?ねっ。」
「うん・・・。」
「こっちの方かな〜?」
信子は探知機を片手に3つの光が点滅する場所に向かって歩いた。
コイツマジやばいやつなんじゃね?カッターとか持ち歩いてんじゃね?
こんなの書いて憂さはらしてるつもりだけど
実際にやりたくなって無差別殺人を犯してしまいそうで恐い
つかまってニュースで掲示板にこんなのを載せていたとか報道だれたりして・・・
ニュースに後にニュースに映るかもしれないから
記念ぱぴこ
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 01:52:22 ID:eYuUOVzl
>>872 そうか?
最近はバンバン死んでるような気がするけど、
始まった頃はキャラの死ぬペースがすごく遅かった。
もしそういうことを本当に考えている奴だったら
序盤からバンバンキャラを殺していくと思うが・・・。
でも確かに
>>872って、よく聞く話だよな。
874 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 01:57:57 ID:sTD5JXRc
勝手に人を犯罪者にするなよ。
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 02:03:03 ID:eYuUOVzl
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 10:21:26 ID:izfjbBl4
感受性豊かな人な気がするよ。
想像力あって、それを文章にできるのもすごいと
思うよ。
でも至って普通の人だと思うよ。
がんばれ!!
878 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 14:39:29 ID:oX18MxLy
この金八・バトルロワイヤルが
電車男みたいに有名になったらスゴス・・・
879 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 16:43:19 ID:ZRXQIzRq
ってか「○○でバトルロワイヤル」なんてどこの板でもやってるんですけど・・・
犯罪者とか言ってる奴は2ちゃん初心者ですか??
作者さんは、雑音を気にせず頑張ってくださいね。
このスレ某所で晒されてる・・・
>>878 夢見すぎだよ・・・
>>879 レベルが違うから・・・
私もついでだから「記念カキコ」させていただきました。
やるんなら伏字か架空の名前使ってやれや
金八に居る生徒の名前をそのまま使ってる時点でアウト
その生徒を殺す所を想像してニヤニヤしながら書いてからここに貼ってんだろ
殺すとか殺し合いとか死んだとかそれがおまえの性癖ですか?
感受性豊かな人???どこがじゃボケ!BRのパクリだろ
ただ金八の生徒の殺し合いを妄想して書いてるだけだろが
全く関係ないのない名前でやってみろよ誰も見向きしないと思うよ
883 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 21:42:04 ID:y2MFGSUE
>>882 何そんなにムキになってるの?傍から見たらあなたの方が
おかしいよ。
おおげさに考えないで、面白い人は楽しんで見ればいいんだし、見て
イライラするなら見なきゃいいし、
ただそれだけのことでしょ単純なことじゃん。
作者ガンバッテネ、俺は応援してるよ
884 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 22:09:50 ID:eYuUOVzl
変な奴だな・・・
>>882 つ〜かそんな事を言うのだったらさ。
このスレ立てた人の立場はどうなるんだ?
あと最近このスレを荒らしていた犯人ってあんたか?・・・
>>882
885 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 22:15:28 ID:ZRXQIzRq
>>882 他の実在キャラでは良いのに、
何故金八の生徒でやってはいけないのかが意味不明。
結局自分が目障りなだけだろ。
ってかそんなに嫌ならスレ開かなきゃいいのに。
886 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 22:33:48 ID:eYuUOVzl
>>882 これを見て、作者がやる気をなくしてしまったんじゃ
ないかと思うと心配だ・・・。
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 22:38:55 ID:sTD5JXRc
自分は大丈夫。
みんなアリガトね・゚・(ノД`)・゚・
888 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 22:43:28 ID:izfjbBl4
頑張ってね!!
889 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 22:47:02 ID:sTD5JXRc
―夜の場合―
Gの10 ―東の住宅地―
「!」
崇史の目はパッチリと開き上半身が起き上がった。
服は汗で濡れていて冷たかった。
嫌な夢を見た。
玲子が皆を殺す夢。淳も舞子も皆。
そして最後に自分が殺される・・・。
外は真っ暗だった。
腕時計を見ると7時半を過ぎている。
(うそだろ・・・。放送聞き逃した・・・?)
だが7時を過ぎているし自分は生きている。
つまり今いるエリアは禁止エリアではない。
そしてこのエリアからは簡単に動けないことをあらわしている。
誰かがこのエリアに来ない限りどのエリアが禁止エリアになったのかわからない。
動くに動けないなら行動も起こしにくい。
(これからどうするか・・・。)
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 23:10:33 ID:sTD5JXRc
―思い出の場合―
Jの2 ―灯台―
「晩御飯、できたよ・・・・。」
麻子が二人に呼びかけた。
「康二郎・・・平気・・・?」
「あぁ・・・。」
ソファに座る康二郎は顔を上げた。
その目は充血していて涙の痕がかすかに残っている。
「ソンも・・・皆、死んじまった・・・。」
「うん・・・。」
麻子は康二郎の隣にゆっくり腰を下ろした。
「あいつら、ほんといい奴だった・・・。」
康二郎はまた俯いた。
「直明は、皆まとめてくれてさ、悩みも聞いてくれた・・・。
浩美は女子なのに男子の中に混じって上手くやってた・・・。
真佐人はさ小さいくせに一番元気で一番やる気があった・・・。
隼人の奴はいつも笑わせてくれて楽しかった・・・。
ソンは本当に兄貴みたいでカッコよかった・・・。」
康二郎の目には涙がどんどんと溢れた。
891 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/13(火) 23:12:29 ID:sTD5JXRc
「俺・・・あいつらが本当に・・・本当に好きだった・・・。」
「うん・・・。」
麻子は康二郎の髪を撫でた。
「なんで俺なんかが最後まで生き残ってんだろ・・・。」
「誰が生きてても、同じこと考えると思うけどなぁ・・・。
それに、康二郎が生きてるなら・・・皆の分も、皆の思い出の分も生きないと・・・。」
「・・・・・。」
康二郎は何も言わなかった。
「さ、そろそろご飯食べよ。冷めちゃうよ。ね!」
「・・・・うん。」
康二郎は顔をまた上げた。
「しゅうもいつまでも寝てないで、ご飯だよ!」
麻子は部屋の隅で居眠りしているしゅうに向かって言った。
「・・・・ん・・・。」
しゅうは目を擦りながら起きた。
「もう少し寝かせて・・・。」
892 :
荒らしタソ:2005/09/13(火) 23:15:49 ID:J7DC0VKr
うわーアンチが増えててうれしいニャン★どこで晒されてるかおしえてくれぇ
そして荒らし再開
893 :
荒らしタソ:2005/09/13(火) 23:18:22 ID:J7DC0VKr
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|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ私が噂のAA厨で〜す☆★
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
894 :
荒らしタソ:2005/09/13(火) 23:19:59 ID:J7DC0VKr
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〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
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ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
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_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
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! / ,.'"\ !
895 :
荒らしタソ:2005/09/13(火) 23:21:08 ID:J7DC0VKr
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|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|作者絶対ネオ麦みたいなるだろうねw
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ 伝説のスレになるのかここww
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
896 :
荒らしタソ:2005/09/13(火) 23:22:15 ID:J7DC0VKr
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i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::| ぃえーいずばっと★
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
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ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
897 :
荒らしタソ:2005/09/13(火) 23:23:00 ID:J7DC0VKr
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|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::| 荒らすのめんどい他の人あらしといて
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、 あと作者きしょい
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;) . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
〜 粘着的な私怨晒し行為を続ける人の「心の闇」 〜
一般的に厨房(ちゅうぼう)と呼ばれ嫌われている人間のうち、
九割もの人々が学生時代に「いじめられ経験」があり、そのうち更に八割強が
「極端な醜形」「肥満」「低身長」「なんとなく臭う」「死んだ魚の目をしている」
等の「身体的ハンデ」を負っているという。(粘着気質は後天的に形成されたと思われる)
このコンプレックスと、匿名性によって得られる「疑似幼児的万能感」ゆえに
現実社会で得られない関係性を「自分に向けられる嫌悪感」として得ようとするのであろう。
彼らの「構って欲しい!気を引きたい!」という切実な心の叫び。これに応えるのは簡単だ。
しかし、彼らに必要なものは「適切な治療」であり、罵倒やマジレスではないのだ
一般的なスレの流れ
1:スレが立つ
2:様々なネタが投下され、うけて繁栄する
3:職人がいなくなると期待ageやネタキボンヌな単発レスが目立つ。
4:そのうち煽りスレなどで荒れて、スレが荒らされる
5:保守ageなどが目立ち、そのままレスが付かないままdat落ち。
このスレの場合、
4:そのうち煽りスレなどで→煽りスレすらネタに利用する
があるので荒れる心配がない。
これはある意味2chらしからぬ特殊な流れである。だが、
それは人間の三大欲求という大いなる力が引き起こす奇跡の力なのかもしれない
900 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/16(金) 19:46:26 ID:ewoaWTFk
久々にキモスレ発見見たとき吐き気した
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/16(金) 20:21:58 ID:ewoaWTFk
アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画
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文化祭の準備で忙しいのは分かるけど・・・
続き待ってるヨン
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 10:23:17 ID:E5AyIJxe
このスレあるところで晒されてるよ。それにしても
キモ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!イッカイシネ
―夜空の場合―
Eの7 ―畑―
「星・・・綺麗だね。」
「うん・・・。」
淳と典子は毛布に包まって夜空を見上げていた。
「こんな空・・・見るの、最後になるかもしれないんだよね・・・。」
「そういうこと・・・考えるなよ・・・。」
「あ、ごめん・・・。」
「でも、ほんとに綺麗だ・・・。都会じゃこんなの見れない。」
「うん。」
「本当に綺麗ね。」
2人以外の声がした。冷たい声。
淳はすぐに声に反応し立ち上がった。
「誰だ!?」
声のした方に銃を構えた。
小屋の影から誰かが姿を現した。
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 12:18:21 ID:uSnhp99N
夜風に靡く黒髪が月の光に映えた。
「また、会ったわね。」
「玲子さん・・・。」
「また、会ったわね。」
「典子、下がって!」
「う、うん・・・!」
典子は淳の後ろに廻った。
玲子は一歩一歩と近づいてきた。
「れ、玲子さん・・・!」
「何?」
「哲史を・・・殺したんですか!?」
玲子は足を止めた。
「そうね。殺したわ。」
「な、なんで!?」
「さぁね・・・。そんなことより・・・。」
玲子は制服の内ポケットから銃を取り出した。
「"次会った時、私は何をするかわからない"」
引き金に指をかけた。
"バンッ"
銃声と同時に淳の体が倒れた。
907 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 12:33:54 ID:jTsOfVtz
うわっはじまった気持ち悪いからやめれw
908 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 13:11:25 ID:meIP39Cd
>>907 はじまったじゃねえよ。気持ち悪いならこのスレ見なきゃいいことだろうが
真性のヴァカか?
909 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 13:14:38 ID:uSnhp99N
(う、撃たれた・・・?)
だがどこも痛くはない。
ただ、体の上に何かが乗っていて重い。
「えっ・・・?」
倒れた自分の上に典子が乗っていた。
淳は起きて典子を抱き上げた。
「の、典子・・・?典子!?」
胸の辺りが血だらけだった。
「じゅ・・・ん・・・。」
「典子!?」
「ご・・・めん・・・ね。」
「喋っちゃだめだ!典子!」
典子が目を瞑った。
かと思うと首がカクンと落ちた。
「典子・・・?嘘だろ!典子!?何がごめんなんだよ!」
「人って簡単に死んじゃうものなのよ・・・。」
玲子が銃を降ろした。
廊下の突きあたりに浴室がある。
脱衣場との仕切は、以前はガラス戸だったが、開け閉めの度にうるさい音がするので取り外してしまった。
今では細竹で編んだアコーディオン式のカーテンだけになっている。
藤沢誠一と息子の裕也、男ふたりの暮らしではそれで十分だった。
竹編みのカーテンには隙間がかなりあるので、廊下から脱衣場の一部がよく見えた。
暗がりに立っているのは、裕也の友人で高校3年の、タツオである。
一人息子の裕也は一足先に風呂から上がり、自室に引き上げていた。
裕也の父親の姿が、竹編みの向こうに垣間見えると、タツオは息を殺してカーテンの前まで進んで行った。
服を脱いでいる気配がする。
藤沢の大きな尻が、浴室へと消えるのがカーテンの隙間から見えた。
タツオが藤沢の入浴を盗み見るのは、これが二度目である。
初めは、3年に進級して裕也と同じクラスになり、互いに目標の受験校が同じ事もあって、
急速に親交が始まった頃で、3ヶ月ほど前になる。
受験勉強と称して、裕也の家に泊まっていくこともしばしばだった。
911 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 15:59:31 ID:uSnhp99N
「今だって典子が突き飛ばさなかったらあんたが死んでたわ。」
「ほんとに・・・ほんとに撃ったのか・・・?」
「えぇ・・・。」
「殺したってことか!?」
「そういうことになるわね・・・。」
なんで今までこんな人のことを。
こんな奴のことを心配していたのだろう。
人を簡単に殺す奴のことを・・・。
こんな奴・・・!
「うわぁぁぁぁっ!!!!」
淳は銃を右手に持ち構えなおした。
"バンッ"
玲子の後ろの小屋に当たった。
「あんた、撃ち慣れてないんでしょ。銃は片手じゃ当たらないわ。」
玲子は両手で銃を構えた。
912 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 16:06:14 ID:uSnhp99N
"バンッ"
弾は淳の右肩に当たった。
「ぐっ・・・!」
右手に力が入らない。銃は地面に落ちた。
左手で銃を拾った。
"バンッ、バンッ、バンッ"
一発も当たらない。
「だから、そんなんじゃ当たらないってば。」
銃を淳に向けて玲子は言った。
"バンッ"
腹部に激痛が走った。
「ごふっ!」
口から多量の血が噴き出た。
お腹からも血が出ている。
「淳、ごめんね・・・。」
淳の手から銃を取り上げながら玲子が言った。
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 16:06:46 ID:uSnhp99N
(えっ・・・?)
「ゲホッ」
声を出したつもりなのに出ない。
とにかく血しか出てこない。
「じゃあね・・・。」
玲子が自分に止めを刺すのかと思い目を瞑った。
だが銃声などはせず足音が聞こえた。
(えっ・・・?)
玲子は自分に止めを刺さずに去ってしまった。
(星が綺麗だな・・・。)
夜空を見上げた。
出血は止まらない。意識が薄れてくる。
(最後に・・・こんな夜空が見れて良かったかも・・・。)
淳は目を瞑った。
笠井淳
坪井典子死亡
残り9人
914 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/17(土) 16:30:42 ID:jAtInmT9
なんで今までこんな人のことを。
こんな奴のことを心配していたのだろう。
玲子の前でこんな台詞、淳に言ってほしくはなかった・・・。
ちょっとショック。
裕也の父、藤沢誠一はその当時48歳、中学の教頭だった。
裕也に「うちの親父だよ」と紹介された。
目の前の大柄な中年を見て、ときめきを覚えた。挨拶をするにもしどろもどろになった。
「まあ、しっかり勉強して、頑張りなさい」
ぽんっ!と肩を叩かれ、タツオの胸に熱いものがふきあがった。
血が騒ぐようなその高まりが何なのか、タツオ自身にもわからなかった。
初対面の友人の父親には、自分の父とは全く違う「理想の父親像」を感じ取っていた。
タツオの実の父親に対する失望が、藤沢によって漠とした憧れに変わっていたのかも知れない。
藤沢はいつ訪れても悠然とした態度でタツオを迎え入れてくれていた。
そんな藤沢をタツオは「小父さん」とやや照れながら呼んでいたが、藤沢もまた、二人の息子を持ったような感じで、
遠慮なく時には裕也に注意を与えるのと同じように怒鳴ったりもしていた。
冒険だったが、タツオは、カーテンレールの滑車に手をかけて、身を入れるのに必要な幅だけ開いた。
916 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 00:26:55 ID:MO+ITQ6B
―虫の場合―
Jの2 ―灯台―
「しゅうの奴なんかおかしくないか・・・?」
「えっ?」
康二郎は麻子に小声で話しかけた。
「俺がここに来てから眠ってる気がすんだけど・・・。」
「結構、疲れが溜まってるんだよ。きっと。」
「そ、そうか・・・」
康二郎はソファで眠るしゅうを見つめた。
しゅうがムクリと上半身を起こした。
「あっ、しゅう。おはよ。と言っても夜だけど。」
麻子が言った。
「ん・・・。」
「おっ、おい、しゅう、ちょっと話が・・・。」
「水・・・。」
「えっ?」
「水。」
しゅうがペットボトルの置いてある机に手を伸ばした
手にとるとすぐに蓋を開け一気に飲み干した。
917 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 00:30:18 ID:MO+ITQ6B
(・・・・。)
康二郎が後退した。
"ゴッ"
「えっ・・・?」
足元にバッグがあった。しゅうのものだ。
口が開いている。
しゅうは水を飲むのに気をとられている。
康二郎はそっとしゃがみ込みバッグの中に手を入れた。
しゅうの支給武器のサブマシンガンとマガジン。
その奥に透明のビニール袋を見つけた。
(・・・!)
ビニール袋の中には何か液体の入った小瓶と・・・注射器。
「あっ・・・!」
ただ唖然とするしかなかった。
「なにしてんだ・・・。」
しゅうがこっちを見ている。
「それは・・・こっちの台詞だ・・・!」
立ち上がり振り返った。
「なんだよこれ!」
康二郎はしゅうに向けて注射器を突き出した。
しゅうは大きく口を開けていた。
驚いている。
「なんなんだよ、これは!!」
「虫・・・。」
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 00:31:25 ID:MO+ITQ6B
「虫・・・!?」
(な、何言ってんだこいつ・・・!)
「あ、麻子、下がって。」
麻子は状況がまだ飲めていないようだった。
「う、うわぁぁっ!!!」
しゅうは麻子があすかから預かった短刀を手に取った。
短刀の鞘を抜くとそれをいきなり振り回した。
「や、やめろ、しゅう!!」
「む、虫め・・・!殺してやる・・・!!!」
しゅうの振り下ろした短刀が髪の毛を掠った。
「麻子、逃げろ!!」
「えっ・・・!?」
「早くドアを開けろ!!」
「で、でも荷物は!?」
「今はそんなこと言ってらんねぇよ!!」
康二郎はサブマシンガンをしゅうに向けた。
麻子は扉を開け階段の踊り場に出た。
「康二郎も早く!!」
「おう!」
康二郎は天井に向けて威嚇乱射をした。
"パララララッ"
天井にいくつもの穴が開いた。
しゅうが怯んだ。
「麻子、行くぞ!!」
「う、うん・・・!」
麻子は状況の飲めないままチラリとしゅうを見て走り始めた。
脱衣場に入る。その奥が浴室だが、さすがにそこはガラス戸がついている。
足音を立てないように注意しながら近づくと、幸いにもガラス戸が少し開いていた。
中を覗き込む。
広い背中がまず、目に飛び込んできた。
藤沢は今、腰掛台に座り身体を洗っている。
視線をずらすと、浴室の壁の鏡の中に、「小父さん」の裸体が見えた。
スポンジを持った「小父さん」の手の動きを追って、タツオの熱い視線が移動する。
心臓が破裂しそうなくらい、高鳴っている。耳も頭もガンガンしていた。
「小父さん」の猪首に視線を移していく。
想像していた以上に、巨躯である。幅広い肩、逞しく盛り上がった両腕、迫り出した腹部。
どれもが熟した男の魅力に溢れている。
眺めているだけで、タツオのペニスは勃起した。
スポンジが下腹部を洗い上げる。
その下の草群に潜むものを見たい、
とタツオがさらに身を乗り出すようにして、熱い視線を浴室に向けたその時。
……! ぎょっ、となった。
不意に、藤沢が立ち上がったのだ。
裸体を覆っていた石鹸をシャワーで流している。鏡の中に「小父さん」の股間が見えた。
921 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 00:37:26 ID:C7zEJdiY
953 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2005/09/17(土) 12:34:39 ID:loi4uDij
金八先生でバトルロワイアルってスレ頭おかしいんじゃねぇの?
954 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2005/09/17(土) 12:56:06 ID:+0STkN+U
>>953 なにそれ。
955 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2005/09/17(土) 13:36:00 ID:nJYmu7hW
>>953 あそこの連中は頭おかしいから
関わりあいになっちゃダメ
( ´,_ゝ`)プッ
922 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 00:40:15 ID:C7zEJdiY
あそこの連中は頭おかしいから
関わりあいになっちゃダメ
あそこの連中は頭おかしいから
関わりあいになっちゃダメ
あそこの連中は頭おかしいから
関わりあいになっちゃダメ
あそこの連中は頭おかしいから
関わりあいになっちゃダメ
あそこの連中は頭おかしいから
関わりあいになっちゃダメ
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 02:42:36 ID:G30MGaaT
麻薬ネタキターーーーーーー!!
924 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/18(日) 11:21:21 ID:NUF4o8sP
;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ、
,,.;;;::;:;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!i`ヽ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!!!!!!!!!''""":::;!!!!ノヾ;:;:\
/;:;:;:;:;:;:;:;:;::!!''" !;:;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;:;:;:;:!'" ヽ;:;:;:;ヽ
|;:;:;:;i''" i!;:;:;:;|
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽさっさと引っ越し
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' |
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! : | ノ
i | ノ ヾ、___ノ ::|
| | ヽ、__,.-i i 、 : :|
| | : : '" `〜ー〜'" ヽ : : ::|
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
ヾ: : . ` " " " ,./ `ー-、
,,,--'\: : ,. ,.イ
_,.-‐'" |`ヾ;:;:ヽ....、 : : : / !
_,.--‐'" | `ー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.-''" |
| `>ー‐< /
! / ,.'"\ !
抜け毛というか、一年前くらいのときは、
シャンプーの時:洗う前に抜ける。ごしごしやると、手に5本確実に抜けてる。それを何回もやると倍、いやその倍。
風呂の栓を最後に抜いた時には、風呂釜が真っ黒。まじです。たぶん計100本
日常:髪の毛が気になって、手くし入れると確実に5,6本。たぶん計100本
そして、極めつけは枕周辺:シャンプーめちゃくちゃしっかりやっても、朝起きると100本抜けてる。
合計:300と言いたいところだが、気づかないもの合わせて400です。
正直ドフサだったので、完全なる鬱になりました。部屋から動けなくなりました。
飯も食えない、便所にも鏡があるので行けない。便所は夜にまとめてやりました。
正直禿げは人それぞれだと思いますが、人生に相当のダメージを受けるものだと思います。
今は落ち着いてるけど、枕には10本は抜けてます。これは前と比べては最高にいい状態なので
何も感じなくなりました。それだけです。
↑誤爆です。スルーお願いします。
927 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/19(月) 00:12:37 ID:eNxaKKc6
―岩の場合―
Jの3 ―海岸―
「しゅ、しゅう、どうなってるの!?」
麻子が走りながら康二郎に聞いた。
「説明は後だ!今は逃げることに集中しろ。」
「うぅ・・・!!殺してやるっ!!虫め!」
しゅうは目を血走らせて追ってくる。
大分離れているとは言え叫び声が響く。
「!」
麻子の腕をが引っ張られる。
「きゃっ・・・!!」
「しっ。静かに。」
康二郎は麻子の口に手を当てた。
2人は隙を見て大きな岩の陰に隠れた。
928 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/19(月) 00:15:43 ID:eNxaKKc6
「どこ行った!?」
しゅうは辺りを見回しながら走り去っていった。
「ふぅ・・・。」
「ねぇ、どうなってるの!しゅう!」
「あいつ・・・薬やってやがる・・・。」
「えっ・・・?」
「こいつだ。」
康二郎は制服のポケットからさっき見つけたばかりの注射器と小瓶を取り出した。
「わ、わかんないよ・・・!」
「つまり、あいつは狂ってるってことだよっ!!!」
康二郎は注射器と小瓶を思い切り岩にぶつけた。
"ガシャーンッ"
ビニール袋の中はガラスの破片でいっぱいになった。
「とりあえず朝までここで休もう。」
「う、うん・・・。」
929 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/19(月) 00:49:59 ID:cG9dOErg
のび太「ママ〜SEXって何〜?」
ママ「…………………花火のことよ」
のび太「へ〜、じゃあしずかちゃんとSEXしてくる!」
ママ「ちょ、ちょ……のび太まちなさい!」
>>のび太自宅出発
のび太「ジャ…ジャイアンだ」
たけし「きさま何している」
のび太「これからしずかちゃんとSEXするんだ!」
たけし「のび太………これ持ってけ」
のび太「何これ?」
たけし「コンドーム」
のび太「あぁ?」
たけし「まぁ頑張れ、さよなら〜」
930 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 01:16:17 ID:j/JQfxGH
―同じことの場合―
Gの8 ―住宅地の外れ―
「だ、大丈夫かな・・・。」
「量太の奴なら大丈夫だ・・・。絶対・・・!」
3人はちょうど町の外れまで逃げていた。
今いるところは土の道で凸凹している。
「ヤヨ、大丈夫・・・?」
「うん・・・。」
弥生は舞子の腕の中で震えていた。
「まだ逃げるの?」
信子の声がした。
「!?」
3人が声の方を振り向く。
「これがあればすぐ追いつくよ。」
信子は探知機をポケットから出して3人に見せ付けた。
「あっ・・・!?なんでそれを・・・。」
「量太君を殺しちゃったからで〜す。」
信子がニヤリと笑った。
弥生を抱きしめる舞子は震えが強くなるのを感じた。
「く、くそっ!!」
「これはもういらないわ。」
信子が探知機を投げた。
931 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 01:16:51 ID:j/JQfxGH
「追いつければこっちのもの・・・。」
信子は銃口を3人に向けた。
「3人相手にそんなこと言えるか・・・?」
「3人中、まともに動けそうなのは1人だけだからね。」
「な、なら俺が相手になってやるよ・・・!」
伸太郎も銃を構えた。
「だ、だめ伸太郎!」
「舞子、お前はしゅうを探すんだ。」
「い、今はそんなこと・・・!」
「俺が合図したらヤヨを連れて探知機拾って突っ走れ。」
伸太郎が小さい声で言った。
「えっ・・・?」
「量太と同じ作戦だけどな・・・俺は絶対に死なないから・・・!」
「で、でも・・・!」
「いいから!」
「銃を下に置きなさい。そうすれば2人の命は考えてあげる。」
「しょうがねぇなぁ・・・。」
伸太郎は地面の上に銃を置こうとした。
が、地面に置くと同時に土を一掴み手に取り信子に向かって投げた。
信子が怯む。
ここまでは量太のときと同じ。
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 01:17:44 ID:j/JQfxGH
「くっ・・・!」
伸太郎は信子に向かってタックルした。
「今だ!」
「う、うん!」
舞子は走り出した。途中、落ちている探知機を拾い弥生を抱きしめながら。
「このやろっ!!」
伸太郎は信子の銃を奪い取り民家の茂みに投げ込んだ。
「ふん!これで俺の方が勝つかもな・・・!」
「あんたも量太と考えること一緒ね・・・。まったく同じことをやるとはね。」
「へっ!」
伸太郎はにやりと笑った。
笑うと伸太郎は後ろを振り向いて走り出した。
「俺は逃げさせてもらうけどなっ!」
「くっ・・・・!」
信子は伸太郎につられ走り出した。
「大丈夫、大丈夫!」
舞子は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
探知機を見る限り伸太郎はうまく逃げたようだ。
このまま北東に進めば誰かがいる。
その人に協力を要請して伸太郎を助ける・・・!
それがどんな人間かはわからない。
一種の賭けだ。
933 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 03:16:17 ID:IISVW2Py
残り9人
男子5番狩野伸太郎=ナタ
コルト・ハイウェイパトロールマン(ヤヨの)
男子7番小塚崇史=呪いのぬいぐるみ 、
金属バット、カッターナイフ(どちらも民家で拝借)
男子9番鈴木康二郎=煙幕玉1個、ライター、ガスマスク
イングラムM10サブマシンガン(しゅうの)
民家から拝借した武器(刃物類など)
男子15番丸山しゅう=短刀(でかあすの)
女子1番麻田玲子=ベレッタM92F
ポンプ式ショットガン(哲史の)
ウージー九ミリサブマシンガン(真佐人の)
コルト・ガバメント(麻子の)
手榴弾2個(ソンの)
ボーガン(奈穂佳)
ワルサーPPK(典子の)
女子3番飯島弥生=何も持っていない?
女子4番稲葉舞子=刃渡り15cm程度のナイフ
探知機(シマケンの)
女子8番清水信子=アイスピック
手裏剣(隼人の)
手作り火器キットとライター(和晃の)
デリンジャー(直明の)
ブローニング(量太の)
女子15番姫野麻子=何も持っていない?
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 03:17:32 ID:IISVW2Py
>>933 最初は誰が死んで誰が生き残るかと思ったけど・・・
あれれ?
気がついたら信子、麻子以外で生き残ってるのは、ほとんど主役救だね。
しゅう、舞子、伸太郎、ヤヨ、玲子は前作で最後まで生き残った5人だし、メンバー同じやん。
あと、もうすぐ次スレだな。
次ドコで立てるって言ってたんだっけ?
脇役にもスポットあててほしかった
937 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 19:21:12 ID:FeXF5Kim
スレ違いだからさっさと移動すれやボケェ
ついでに読ませてもらったが作者うまいな
っていったらうれしいか??
頭おかしいんじゃねぇのこんなの書いてる奴
938 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 20:59:53 ID:956d0esw
939 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/20(火) 21:12:52 ID:IISVW2Py
>>938 もう相手にするな。こんな荒らし・・・。
940 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/21(水) 02:36:31 ID:ItJRMuoz
>>934>>936 禿げ童。だからこそ信子麻子がんばってほしい。
二人は出会えるのかな?エロシーンまだ?
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/21(水) 22:16:48 ID:OYRWLdrn
―助けの場合―
Gの10 ―東の住宅地―
「ヤヨ、大丈夫・・・?」
「・・・・・。」
弥生は精神面でも身体面でもつかれきっていた。
探知機ではこの近くに誰かが潜んでいる。
その誰かに頼むしかない。
伸太郎を助けないといけない。
例え潜んでいるのが誰でも・・・。
「もう、この近くなんだけど・・・。誰か!誰かいない!?」
舞子は近くにいる誰かに呼びかけた。
「誰か!助けてほしいの!」
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/21(水) 22:21:47 ID:OYRWLdrn
外から声が聞こえる。
(誰だ・・・?)
崇史は窓の外をそーっと除いた。
ちょうど街灯の光の当たっているあたりに誰かがいる。
女子が2人。だが顔がよく見えない。
一人はポニーテール。
崇史はそのポニーテールと聞こえる声に覚えがある。
崇史は外に出た。
「舞子・・・?」
舞子がこちらを振り向いた。
「崇史!?」
「そっちは・・・ヤヨ?」
2人が駆け寄ってきた。
「た、助けてほしいの・・・!伸太郎が・・・!」
「ちょっと待って。最初から説明してよ。」
「説明してる暇はないの!早く!」
「わ、わかった。」
「着いてきて!」
943 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 00:15:30 ID:+WrCg8aO
結局、小川比呂を殺した人ってわからないの?
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 00:21:21 ID:+iYl85nz
>>943 わかりませんね〜〜。
ナオカに石ぶつけた犯人はソン!
ってことは、まぁわかったけれど・・・本当誰なんだろ?
書いた本人もわからなくなってる余寒
946 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 03:43:06 ID:+WrCg8aO
>>291からのヒントらしいヒントは黒髪ってことくらい…
やっぱ一番有力なのは玲子かな?
信子は狂ったのがその後だからないっしょ
あとまだ生きてる人で怪しいと思うのは康二郎とヤヨ!
死んじゃった中だと奈穂佳とか智美とか車掌とかもちょっと怪しいけど…たぶん違うでしょ
ま、俺の予想はあえてヤヨということで。
947 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 12:47:03 ID:QQH9TdzZ
これかいてるやつって前の奴は糞とかいってっけど
自分が書いてるのはうまいとおもってるのかな??
948 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 13:12:54 ID:qGmARntt
>>291比呂死亡
比呂は鎌で首を切られて死んだ。
>>338玲子と祥恵
玲子は手と服を血だらけにしていた。
から、比呂を殺したのは玲子だと思う。
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:30:20 ID:y47NRSyM
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 21:14:15 ID:mx1LUe+s
>>948 それは哲史をやったときについたやつじゃない?
でも比呂をやったのは玲子っぽいね
951 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 21:19:46 ID:mx1LUe+s
>>948 それって哲史をやったときについたやつじゃん?
でも比呂をやった玲子だと思う
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 21:47:00 ID:OgNrzjQH
「それで、何があったのさ・・・。」
崇史は走るのが遅い弥生を背中に担ぎながら走った。
崇史の荷物は舞子が持った。
が、崇史のバッグは以上に軽い。
「伸太郎が・・・信子から私達を逃がしてくれて・・・。」
「信子・・・?」
「信子、おかしくなってるのよ!」
「そう・・・。」
Jの3 ―海岸―
「そろそろ・・・行ったかな・・・。」
康二郎は岩の陰から周りを見た。
「ここにいてくれ。ちょっと様子を見てくる。」
「で、でも・・・。」
「これ、預かっててくれ。」
麻子にただ一つ灯台から持ってきた銃を預けた。
953 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 21:47:38 ID:OgNrzjQH
「ま、待って・・・!」
康二郎は走ってどこかへ行った。
暗くて周りは何も見えない・・・。
(康二郎・・・。)
麻子は渡された重たい銃を握った。
それから2、3分あたりが静まり返った。
「ぐっ・・・!」
声が聞こえた。
今のは康二郎の声だ。
「こ、康二郎・・・!?」
「麻子!それ持って早く逃げろ!!」
「で、でも康二郎が!」
「それだけはしゅうに渡せない!早く行け!」
「う、うん・・・。」
麻子は闇の中で何が起きているのかもわからずに夢中で走った。
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 22:04:24 ID:OgNrzjQH
「ま、待って・・・!」
麻子の声を後ろに康二郎は歩き出した。
様子を見てくるとは言ったがこう暗くては何も見えない。
ただ月明かりだけが頼りだった。
2、3分ほど周りをすこし歩いた。
何も見当たらない。
(麻子んとこ、戻るか・・・。)
"タッタッタ・・・"
(足音・・・?)
誰かが走って近づいてきている。
「!」
"ドンッ"
気づいたときにはもう遅かった。
「ぐっ・・・!」
背後から刺された。
しゅうが短刀を握り締めているのが月明かりでうっすらと見えた。
「虫・・・。」
しゅうが小さな声で呟いた。
955 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 22:21:20 ID:OgNrzjQH
「こ、康二郎・・・!?」
麻子の声がした。
「麻子!それ持って早く逃げろ!!」
「で、でも康二郎が!」
麻子の姿は見えない。
「それだけはしゅうに渡せない!早く行け!」
「う、うん・・・。」
"タッタッタ・・・"
また足音がした。
しゅうが康二郎から短刀を抜いた。
「うっ!!」
激痛が脇腹に走る。
「こ、このやろぉっ!!」
しゅうに殴りかかろうとするが腕に力が入らない。
腕どころか足も震えている。
「くっ・・・!」
脇腹の血が止まらない。
「くそっ!!」
月明かりの当たる中でしゅうのお腹に一発、パンチが入った。
(どうだっ・・・!)
しかし、しゅうには効いていないようだった。
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 22:22:55 ID:OgNrzjQH
康二郎は膝をついた。
(も、もうだめか・・・・。麻子を逃がす時間稼ぎにもならねぇ・・・。)
「虫・・・。」
「しゅ、しゅう・・・少しでも理性が残ってんなら・・・やめろ・・!」
いまさら命乞いをしても無駄だろう。
目の前が霞んできた。
しゅうが短刀を振り上げた。
(もう終わりか・・・。)
これで3B'sの皆や飛鳥のところにいける。
康二郎は目を瞑った。
麻子は・・・?
いましゅうをどうにかしなくては麻子が危ない。
麻子がしゅうに殺されるかもしれない。
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 22:24:56 ID:OgNrzjQH
康二郎は目を開けた。
「!!」
しゅうにタックルをした。
「絶対に・・・お前を逃がさねぇぞ!!」
しゅうの上に馬乗りになるように乗っかった。
だがしゅうはまだ短刀を持っている。
短刀が腹部に刺さる。
「このやろうっ!!」
康二郎は渾身の力を込めてしゅうの顔に一発加えた。
そのまましゅうの上で気を失った。
しゅうは康二郎をどかし短刀を抜き喉に向かって振り下ろした。
「一匹目・・・!」
噴き出る血を浴びながらしゅうは呟いた。
そして麻子の声のした方を向き立ち上がった。
鈴木康二郎死亡
残り8人
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 23:41:56 ID:ghjxYHS8
ついに殺っちまったか・・・しゅう。
これでしゅうは前作のような七原キャラに
なれなくなっちまったな。
959 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/24(土) 04:23:59 ID:kM25Fc39
で次スレの方はどうしますか。
960 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/24(土) 18:30:56 ID:kM25Fc39
ageとこ
↓スレ立てヨロ
962 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 01:21:45 ID:Ksl0lSeo
―もう一つの場合―
Hの6 ―南の住宅地―
「どこに行ったのかなぁ〜?」
伸太郎は民家の庭に隠れていた。
庭木の影から信子の影が見える。
こっちは銃を持っている。
向こうは銃を持っていない、はず。
まともにやり合えば勝てる。
だが、できるだけ撃ちたくはなかった。
信子が視界から消えた。
(今だ・・・!)と伸太郎は走り出した。
「見っけた!」
走る途中に背後で信子の声がした。
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 01:23:35 ID:Ksl0lSeo
"ドンッ"
「えっ?」
伸太郎の足が止まった。
振り向くと信子が銃を持っている。
「まさか銃が一つとでも思ってた?それがもう一つあったんだな〜。」
信子は可笑しそうに笑った。
「くっ・・・!」
"ドンッ"
伸太郎は信子から少し離れたあたりに向かって銃を撃った。
撃つと同時にまた走った。
(やられてたまるかよっ!!)
後ろで銃声が響く。
自分のすぐ横の電柱に当たり砕けた。
伸太郎が曲がり角を曲がると開けた場所に出た。
964 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 15:51:35 ID:L8X2mRXh
伸太郎がやられたら嫌だよう!!
965 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 18:11:17 ID:zj/vl961
つかこれリレー小説じゃねえの?
966 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 22:01:48 ID:+uc0N21a
てゆーか、最初にやられるのはどう見ても金八だろ。
「キミたちは腐ったミカンなんかじゃ...」
バーン(銃殺)!
上戸が銃を持ってフッと煙を吹き消しながら。
「うるせーんだよ、クソオヤジ」。
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 22:13:25 ID:5u0a+jz/
つーかいいかげん作者うざくない??
―残りの全員の場合―
Hの5 ―南の住宅地・広場―
そこは南の山がすぐ目の前に見える広場だった。
奥の方には山から続く斜面と木々が鬱蒼と生い茂っている。
住宅地からいきなり出たような場所だとは思えなかった。
(何だよ、ここ・・・。)
伸太郎は広場を見渡した。
恥の方にはショベルカーと砂山が見えた。
(工事現場・・・?)
広場の入り口に看板が立てかけてあった。
高層ホテルの建設予定地らしい。
「あら、こんなところがあったんだ。」
信子が住宅地から出てきた。
玲子は林の出口を見つけた。
淳と典子を殺してすぐに林に入り込んだのだ。
月光のあたるその場に誰かが立っているのが見える。
麻子がやっと住宅地を抜けると広場に出た。
重たい銃を抱えて走るのは結構つらかった。
広場の真ん中には2人の人間が立っている。
「虫・・・。」
しゅうは本能だけで麻子を追いかけてきた。
握っている短刀で虫にとどめをさす・・・。
虫はもう目の前にいた。
「もうこのすぐ近く!」
舞子と崇史、弥生は住宅地の中を走っていた。
「いる・・・!」
「えっ?」
「全員いる!」
「どういうこと・・・?」
「今生き残ってる全員が・・・ここに集まってるのよ!」
舞子は持っている探知機を崇史に見せた。
確かに一つ一つの光が一点に集中している。
「ならここに・・・!」
(しゅうがいる・・・!)
(玲子がいる・・・!)
3人は住宅地を抜けた。
970 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 00:44:01 ID:irqCiGFU
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 10:12:05 ID:huT/CbUl
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 01:10:20 ID:maW/0y1F
「伸太郎っ!」
舞子が広場のちょうど真ん中に立つ伸太郎に向かって叫んだ。
「舞子、ヤヨ・・・崇史・・・!」
「あらら、来ちゃった。」
信子があきれたような表情で舞子たちを見た。
「み、皆いる・・・。」
麻子は広場に出てすぐのところで立ちすくんでいた。
「虫・・・。」
「!」
後ろを見るとしゅうが短刀を握り締めてたっている。
「しゅ、しゅう・・・!」
短刀に血がついている。
「ま、まさか・・・。」
康二郎は殺されたのかもしれない。
今のしゅうはおかしすぎる。
幼馴染を殺してしまうなんて・・・。
「しゅう!近くにいるんでしょ!?」
舞子の声。
「いるなら、いるなら出てきてよ!」
「よそ見したら危ないわよ。」
信子が銃口を舞子に向けた。
973 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 01:10:51 ID:maW/0y1F
「む、虫が・・・たくさん・・・!!!」
麻子が見ているとしゅうの顔が見る見るうちに真っ青になっていった。
"ドンッ"
銃声が響いた。
信子の足元で砂埃が舞った。
「くっ、誰よ!?」
(今のって・・・林の方から?)
崇史は銃声の聞こえた方を見つめた。
舞子が言うには全員がこの近くにいるらしい。
「しゅう!」
舞子はまた姿の見えないしゅうに呼びかけた。
「虫・・・殺す・・・!!」
「!」
しゅうが歩き出した。
麻子の姿が見えているのかどうかはわからないがすぐ横を通り過ぎるしゅう。
974 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 01:12:55 ID:maW/0y1F
「くそっ!」
信子がまた舞子に銃口を向けた。
「邪魔すんなっ!!」
伸太郎が信子に体当たりをする。
「しゅう!」
舞子の目にしゅうが見えた。
ゆっくりとこっちに歩み寄ってきている。
「しゅう・・・。」
舞子はしゅうに駆け寄ろうとした。
"パララララッ"
麻子は上空めがけて持っていた銃の引き金を引いた。
「きゃっ!」
銃の反動でしりもちをつく。
「ま、舞子!だめ!今しゅうに近づいちゃ、だめっ!!」
「えっ・・・?」
しゅうを挟んで向かい側に麻子がいるのが見えた。
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 01:26:34 ID:maW/0y1F
「このやろっ!!」
伸太郎は信子の鳩尾に思いっきり一発殴った。
「うっ・・・!」
信子は一瞬目を見開くとその場に崩れ落ちた。
「ざまぁみろ・・・!!」
「伸太郎!」
「た、崇史・・・。」
「ちょっとヤヨを頼む。」
崇史は背負っていた弥生をその場に下ろすと銃声の響いた方に走り出した。
「お、おい!」
月光でしゅうの服の黒ずみがよく見えた。
「しゅ・・・しゅう・・・?な、何があったの?」
「だめぇ!!逃げて!」
麻子が叫ぶ。
「虫・・・!」
「えっ・・・?」
しゅうが短刀を構えた。
976 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 20:05:24 ID:0vZreNSu
一気に全部かけよ
977 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 21:54:07 ID:YcQMvpWQ
しねよこのパクリ野ろう!
978 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/28(水) 22:30:01 ID:dS/xPBjF
つまらん。金八が射殺されるところだけやってほしい。
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/29(木) 19:57:27 ID:ZQ8cCFv0
批判されまくりップ
ギブ
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/30(金) 02:49:07 ID:uF+a3WYB
「ヤヨ、大丈夫か・・・?」
「うん・・・。」
伸太郎は力の入らない腕で何とか弥生を抱きかかえていた。
伸太郎の背後に倒れている信子の手がかすかに動いたように弥生は見えた。
「シ、シンタロ・・・。」
「あ・・・?」
崇史は林の手前の斜面を駆け上った。
確かにこの近くから銃声が聞こえた。
「玲!」
崇史は姿の見えない相手に呼びかけた。
「舞子、早く逃げて!」
「しゅ、しゅう・・・。」
どう見てもいつも見ていたしゅうとは違う。
自分の知っていたしゅうとはかけ離れて見えた。
なのになぜか足が動かない。
しゅうが短刀を振り上げた。
「だめぇっ!!!」
麻子が走り出した。
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/30(金) 02:50:13 ID:uF+a3WYB
「しゅ、しゅうの奴・・・何やってんだ・・・?」
3人から離れていた伸太郎には状況が理解できなかった。
弥生をその場において立ち上がり足を踏み出した。
"ドンッ"
銃弾が伸太郎を貫いた。
「シンタロッ!」
しゅうは振り下ろす短刀と舞子の間に麻子が入り込んだ。
麻子は手を思い切り広げて舞子をかばった。
舞子の目の前でしゅうが麻子を斬った。
麻子の右肩から左腿に目掛けて斜めに刀が入った。
「麻子っ!!」
しゅうの顔に血飛沫が飛び散った。
「崇史・・・。」
林の木の陰から玲子がゆっくりと姿を現した。
「玲・・・!」
玲子の手には銃、そして服には血の飛び散ったような染みがあった。
「いったい・・・いったい何人殺したんだ!」
「さぁ・・・。たくさん殺したのは確かだけど・・・。」
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
伸太郎は胸から出てくる大量の血を見つめた。
(なんだよ、これ・・・。)
そしてその場に倒れた。
「シンタロ・・・?」
弥生がゆっくりと近づいた。
伸太郎の周りには血が水溜りのようになっている。
「シンタロ・・・!シンタロッ!!」
いくら呼びかけても伸太郎から反応は帰ってこない。
「アハハ、死んじゃったかな?」
信子が立ち上がった。
「ざまぁみろね・・・。」
「麻子!麻子!」
舞子は麻子を抱き上げた。
麻子の顔はどんどん青ざめていく。
「舞子・・・。」
「麻子!大丈夫!?」
麻子は顔を横に振った。
「私は・・・いいから・・・早く・・・逃げて・・・。」
「で、でも!」
「早くっ・・・!」
舞子が顔を上げるとしゅうが冷たい目で見下していた。
「キャーッ!!」
舞子は悲鳴を上げた。
なぜだかしゅうが人間には見えなかった。