■■■ 刑事ドラマ脚本家・監督列伝 PART2 ■■■
948 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:17:27 ID:AYeTNYJl
アメリカみたいに製作と放送を完全分離できないものかな、日本には合わないのか?
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 23:39:24 ID:23IuUVN4
10月期はNHKを除く各局 刑事ドラマの嵐だな
「相棒」に便乗して、安易に企画出してるとかし思えない
やっぱり相棒だけが高視聴率維持な気がする
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 22:15:55 ID:M6SekeBD
>>948 日本では、「局制」や権利買取にしておけばTV局が番販・二次利用の権利も取れることが全てでしょ?
総務省や経産省も動いているけど難しいみたいだね。
ドラマやアニメだと制作会社や製作委員会が権利を取れるんだから(ドラマは「局制」も多いが)、
こういう慣習を全ての番組に拡大することも出来そうな気はするけどね。
肝心の制作会社側が権利を主張して干されるのが怖いからいまいち乗り気ではないんだよ。
制作会社なんか下には威張り散らし上にはペコペコする奴ばかり。
>>949 マジでつか?
951 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 12:34:11 ID:MqdENfY5
10月開始の「おいしいごはん」のブログみると
吉田啓一郎が監督してるけど、ホームドラマは初?
村川透や長谷部安春もこの新作撮る予定とかあるのかな。
西部警察03連ドラが事故であんなになった分
朝日はあのスタッフにもう一度をチャンスをやったのか
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 03:00:08 ID:bIfD1Go1
アメリカの場合は映画産業がテレビ局に圧力を掛けてテレビ局に作らせなかった。
ニッポンは映画会社がどこもテレビに消極的で出し渋って。結果的にテレビ局が制作力持ってね。
VTRスタジオ撮影のテレビドラマってジャンルが出来たの。
>>952 アメリカでも1950年代まではスタジオドラマってあったらしいけどね。60年代
頃にはほぼTV映画になったみたい。
日本は映画会社のTV対応が失敗したせいで、かえってTV局が制作力を持つことになった。そ
れが現在のキー局の強大な権力(財力)にも繋がっている。
制作会社も干されるのが怖いから団結しない。局と下請けの年収格差は2〜3倍は
開くわ、権利は取られるわ、散々な目に遭っている。もっとも今は就職超難関の局・有名制作会社以外は
全然人が来ないので、いずれ(5〜6年以内?)通常番組の制作すら困難になる日が来るだろうと
言われているが、局に危機感は皆無。安手のバラエティでも視聴率が取れる現実がある以上、
危機感など持ちようがないのも事実なのかもしれない。
>VTRスタジオ撮影のテレビドラマってジャンルが出来たの。
これってアジア圏独特のものなんだよね。アメリカやイギリスは帯ドラにしかそういう制作形態はないようだ。
>>953 アメリカでは今でもVTRの2時間物あるけどね
ちなみにサム・ペキンパーも60年代後半にテレフィーチャーで
「ヌーン・ワイン」という作品をやってるんだけどこれもVTR作品です
スタジオドラマの老舗関西テレビはドラマの局制作止めて長いんでない?
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/04(木) 03:56:14 ID:yRY1uGY1
>>954 >アメリカでは今でもVTRの2時間物あるけどね
でも日本国内には輸入されないですね。
>>955 フジ系の関西テレビ制作ものにはたまに「局制」はあるよ。スタジオは東京だけどね。
いま「局制」で東京以外でドラマを作っているのは毎日放送(大阪)と中部日本放送(名古屋)、
NHK大阪・名古屋ぐらいか?
>>948 分離したところで完成作品が局の意向に合わなければ
買い取ってもらえないからある意味ズルズルな関係の日本以上に厳しいよ
日本の場合はさらに製作会社のプロットの使い回しとかが昔からあるからね
分離しても作品の質という点では向上はし難いね
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/06(土) 23:23:13 ID:w6JJ6hXx
どっちにしろ日本のTVムービー衰退は避けられなかったと…
959 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/09(火) 02:03:41 ID:OkBPiMKz
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/13(土) 16:49:54 ID:0acQHS6s
・・・・・
テレビ映画助監督出身の打海文三さん死去
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/28(日) 02:00:51 ID:BkFLTIEb
964 :
大映ファン:2007/11/07(水) 23:30:51 ID:uUqCmB6E
今年も池広監督の新作が作られ、結構結構
965 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 18:28:50 ID:j27Zqom4
『昭和千本のドラマたち』
高瀬昌弘著書
テレビドラマ「青春とはなんだ」への出発
千葉泰樹さん、岡田晋吉さんとの出会い
「青春とはなんだ」の最初の2本の作品
「青春とはなんだ」の諸作品―煌めいていた青春
「これが青春だ」への旅立ち―海に輝く青春
「太陽にほえろ!」との初めての出会い
丹波「鬼平」と“江戸”シリーズの誕生
京都での「映像京都」の仕事―「江戸の用心棒」
「時代劇スペシャル」とテレビドラマの本質
萬屋「鬼平」との出会い、そして中村プロとの仕事、空白の時
ボス(石原裕次郎)とツユ【露口茂)と竹林進さんのこと
四度目の「鬼平犯科帳」―吉右衛門平蔵との仕事
「鬼平」を支えた数々の人たち
2年目の「鬼平」、京都でのいろいろな仕事
3年目の「鬼平」と12時間ドラマ「徳川御三家の激闘」
8年続いた吉右衛門の「鬼平」
2本の「剣客商売」のこと
テレビ時代を生きた4人の監督たち
―竹林進、児玉進。山本迪夫と私のこと
濃厚な一冊です
>>965 読んだけどいい本だったよ
日テレ青春ドラマシリーズは現場もスタッフも全員本当に青春してたというのが
凄い伝わってくる
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 23:25:25 ID:GnLPnaO9
高瀬氏は佐分利信の助監督を務めた経験(「愛情の決算」1956)から
助監未経験の異業種監督をかなり手厳しい目で見ているようだ。
助監経験を積む場もなくなり、もはやTVディレクターと異業種しか
いなくなった邦画の現状をどう思っているだろうな。
>>968 >助監経験を積む場もなくなり
今の本編にもフリーの職能助監督なら沢山いる(本編はコネ社会なので現場に入るのが難しい&
キツいので入っても辞める人が多いけど) 助監督経験のある社員監督というと
松竹の阿部勉・本木克英・朝原雄三、東映の橋本一ぐらいだけどね。
>もはやTVディレクターと異業種しかいなくなった邦画の現状
そういう人でも映像の演出家としては実績のある人が大半でズブの素人は少ない。そ
ういう業界で成功するだけでも大変。本編のプロデューサーもTVドラマ・CM・PVで
あれ習作を撮っている人に頼みたいから異業種が増える面がある。
自主上がりの人を使うのは自分の言うことを聞く奴に撮らせたいから。職能助監督で
習熟すると逆に監督になるチャンスを逸するのは、習作があるでもなくまたなまじ
現場のことを知ってしまった人を使う意味が余りないため。
どうしても監督になりたい人は脚本を書いてそっちで認めてもらおうとするけど。
タレントや作家で1本で懲りた人はもう撮らなくなるから放っとけばいいんじゃね?
高瀬さんも本編が撮れずにTV映画に移った人だし、当時も大半の助監督は
TV映画さえ撮れずに終わっている。60年代までの社員助監督は給料をもらいながら
監督になる機会を伺える恵まれた立場だったけど(就職は今のキー局よりも難しかったが)、
世界的に見てそうした徒弟制と社員制を兼ねた昇進システム自体が珍しかったのも事実。
映画監督といっても今やスタッフがお膳立てをして飾り物みたいな人もいるんだろう?
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/29(木) 18:32:56 ID:yN3yT/C6
長谷部安春監督が「相棒6」の8と9話 年内締め分担当
日活アクション無頼帖という本に長谷部の映画テレビを通しての
神かかった代表作は恐怖劇場アンバランスの「死体置場の殺人者」だと
著者は語ってる。
この本読んで長谷部監督が早稲田のミステリー研究会にも属してたこと
はじめて知った。ワイルド7あぶない刑事西部警察のアクションものより
ミステリー分野撮るほうが長けている監督なのかもしれない。
今の相棒でもそうした回を多く担当してるようにみえる
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/29(木) 18:34:45 ID:yN3yT/C6
西部警察の「大激走スーパーマシン」の演出はワイルド7のノリかw
973 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/30(金) 05:24:14 ID:bu8DC+GW
「太陽にほえろ!」「特捜最前線」、時代劇、2時間ドラマ、アニメ「ミスター味っ子」などを書いている亜槍文代は誰かのペンネームですか?
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 00:12:04 ID:3JHClKvu
976 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 16:50:37 ID:p39eKPEV
超越神秘神ドラマ
「相棒」
978 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/04(金) 23:07:10 ID:U1KUgfCn
>>974 大山のぶ代、畑峰明、杉村のぼるなどと兄弟弟子なのか
話は変わるが年末に田中徳三監督が逝去されました
ご冥福をお祈りします
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/05(土) 08:54:58 ID:Z/kLKP8J
のぶ代は単なるゲストライターだろ
980 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 19:13:28 ID:wEx2lAKi
市川崑監督が死去
やっぱり「木枯らし紋次郎」「犬神家の一族」
思い浮かべる方は圧倒的に多いでしょうね
「刑事追う!」のオープニングとED映像もお忘れなく
テレビ作品の遺作は「dramaW 娘の結婚」(2003)
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 23:32:25 ID:GmFMVZd0
大映専属時代から積極的に映画以外も挑戦していた人、TVも黎明の生ドラマの頃から
WOWOWのハイビジョンドラマまで手がけた。
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 20:59:55 ID:zmPg0Ai6
火曜サスペンス、土曜ワイドで一本も撮らなかったのが意外だ
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 21:11:11 ID:8EW16WRD
ご存命の映画監督(70歳以上)
新藤兼人(95歳)、西河克己(90歳)、松林宗恵(87歳)、鈴木清順(84歳)、斎藤武市(83歳)、
松山善三(82歳)、舛田利雄(80歳)、森崎 東(80歳)、羽仁 進(79歳)、松尾昭典(79歳)、
斎藤耕一(79歳)、山田洋次(76歳)、大島 渚(75歳)、吉田喜重(75歳)、長谷部安春(75歳)、
斎藤光正(75歳)、鈴木則文(74歳)、若松孝二(71歳)、村川 透(70歳)
村山新治(85歳)
瀬川昌治(82歳)
鷹森立一(82歳)
小野田嘉幹(80歳)
野村孝(80歳)
土井茂(79歳)
池広一夫(78歳)
井上昭(78歳)
千野皓司(77歳)
木下亮(76歳)
貞永方久(76歳)
江崎実生(75歳)
出目昌伸(75歳)
小澤啓一(74歳)
澤田幸弘(74歳)
天野利彦(74歳)
中島貞夫(73歳)
小谷承靖(72歳)
吉川一義(72歳)
山根成之(71歳)
内藤誠(71歳)
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 23:08:37 ID:k8Y/RxvH
>>985 山根成之はだいぶ前に亡くなった。葬式で大島渚が号泣したそうだ。
>986
70才には見えないな。
土ワイ用だと思うが、村川透が柴田恭兵主演の単発刑事ドラマを撮ったそうだ。
放送日未定。
2006年に新作を撮った監督
松尾昭典(土曜ワイド)
小谷承靖(土曜ワイド)
瀬川昌治(水曜ミステリー)
鷹森立一(土曜ワイド)
三村晴彦(ドラマスペシャル信長の棺)
小平裕(土曜ワイド)
2007年に新作を撮った監督
池広一夫(土曜ワイド)
井上昭(水曜ミステリー)
長谷部安春(相棒)
江崎実生(水曜ミステリー)
村川透(土曜ワイド)
関本郁夫(水曜ミステリー)
齋藤光正(テレ朝時代劇)
石原興(必殺スペシャル)
990 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 21:53:09 ID:x3fwOYGD
次スレは?
992 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/17(日) 20:48:33 ID:pnlz7F1r
NHK教育で今夜11時から
市川崑さんをしのんで 「映像美の巨匠」
13日に亡くなった映画監督、市川崑さんをしのび1999年に放送したドキュメンタリーを送る。
「どら平太」の撮影現場に密着するとともに、それまでの作品を通して
監督としての市川さんの姿を余すところなく紹介する。
彼は、映画にならないものはないという信念の下、メロドラマや戦争悲劇、文芸大作、ドキュメンタリーなど
幅広いジャンルの映画に次々とチャレンジし続けた。
市川さんに作品への思いを聞いたインタビューを送るほか、
作品に出演した俳優らが撮影現場の舞台裏や市川さんの魅力を語る。
出演は吉永小百合、岸恵子、役所広司ら。ナレーションは浅丘ルリ子
監督と役所広司が最初に組んだ仕事は
テレ東の「刑事追う」だったのかな
OP/ED映像の演出 最終回「再会」 その後「どら平太」で
しかし、どうあれ巨匠・名匠の名を恣にし、90代まで作品、それも
大作映画をまかせられ撮り続けられたというのが凄い。
われわれマニアはどうしても不遇な天才の方に肩入れしたくなるが
映画を撮りたくても撮れない現今の状況下で、なぜ市川崑のみが
映画会社やスポンサーにかほどまでに信頼されていたか、それを研究する
価値はあるだろう。
思うところ、ひとつには、助監督たちに
「どんな汚い手を使っても監督になれ。この世界では監督に
ならないとゼロでしかない」
と言い切り、また、新感覚の鬼才としてもてはやされた自分の評価
に対し、
「鬼才なんて評価はメシにつながらない。賞をとって評価されなくちゃ
意味がない」
と言って『ビルマの竪琴』『野火』などの文芸作品で見事国際的な
賞を受賞した、という、プロとしての冷静かつ現実的な自己判断が
あるだろう。
ttp://www.tobunken.com/diary/diary20080213142052.html
994 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/18(月) 05:25:56 ID:ap8kKbNz
村川透氏、このままじゃ監督キャリアの3分の2は駄作凡作濫作マッスィーン・・
996 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/19(火) 22:24:53 ID:zcH7mwz2
監督としては十年以上前にお亡くなりになった人だよな
997 :
名無しさん@お腹いっぱい。: