>>653-
>>655 原作は「名作」というより「話題作」くらいじゃない?週刊誌連載で話題になり、単行本で一応ベスト
セラーになったのかな?(賞は何も取ってないと思ったが)。その後も映像化のたびに、本は売れるとい
う感じ。毎年コンスタントに売れる「龍馬が行く」や「坂の上の雲」とは売れ方の質が違うな。
>>654 向こうの人間ってアメリカの話だろう。そりゃ昭和の初めに戊辰戦争を会津家側から描いたような小説
だから、アメリカ人にとっては、セーセーショナルだし、バカ売れしたはず。(ちなみに南北戦争と戊
辰戦争はほぼ同時期ね)。ピューッツアー賞だったと思うがかなり権威のある賞も取っているしね。し
かし、欧州大陸の人間にも「風と共に去りぬ」という映画は有名だが、原作や著者は知られてないよ。
ちなみに「誰がために鐘が鳴る」も名作映画だが、こちらは日本でも原作の小説は、それなりに読まれ
ていたね。ヘミングウェーの小説の中では「中の下」位の評価だが。逆にヘミングウェーの小説として
評価の高い「キリマンジャロの雪」も映画化され上映当時はかなり評価の高い映画だったが、今ではあ
まり有名な映画でなくなってしまったし。
>>658 田宮は五社協定を破っているよ。一年後、東映と専属契約を結ぶから壊してはいないが。確かに五社協定
を壊したのは石原裕次郎だろうな。三船敏郎に関しては、五社協定をタテに「黒部の太陽」への出演を一
旦、裕次郎に断っているから何ともいえない。三船に断られた裕次郎は自暴自棄になって神戸へ出奔し、
唯一連絡のついた参議院議員石原慎太郎が同僚の平泉渉参議院議員(確か黒四ダムの工事にも関わってい
た鹿島建設の社長の娘婿)を通じて建設業界に根回しして「電力業界&建設業界主催による全国公共施設で
の自主上映計画」を持って東宝幹部にねじ込み、三船敏郎の出演を認めさせたという経緯があるし。
から。