【ピュー】愛の嵐 華の嵐 夏の嵐 【ピュー】 2

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1名無しさん@お腹いっぱい。
過去にフジテレビ系列で放送されていたグランド・ロマンの
傑作 いわゆる『嵐』シリーズについて語りあいましょう。

『愛の嵐』は、DVD全14巻も現在、好評発売中

前スレ
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1019576935/
2名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/09 14:08 ID:IMEWx9LZ
新スレご苦労様です。
3名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/09 14:54 ID:AGAKUVcp
 新スレッドを立ち上げて頂き,ありがとうございます。
 すでにDVD・レンタルビデオ化され,内容解釈の段階にある「愛」だけ
でなく,CS(ファミリー劇場)やテレビ大阪での再放送が続く「華」,
その後の「夏」のコアな話もみたいです。
 そして各種掲示板では,賛否両論が根強い「新・愛」も,DVD・レンタル
ビデオが出始めたので,本スレッドでの新旧比較も楽しみです。
4名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/09 18:59 ID:NbmknTYi
アリガト>>1
5名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/09 19:04 ID:UZg2vmqw
夏と華はめっちゃおもしろい 
愛は駄作
6名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/09 19:12 ID:JKbG11Jf
http://bbs.1oku.com/bbs/bbs.phtml?id=rantyan
★その目で確認すべし!!★超おすすめ★
7名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/09 21:11 ID:Fg06YNrp
>1
スレッド立て有難うございます\(^o^)/
8名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 14:18 ID:BIaS2pYq
新スレットが立って良かった。リメイクとの比較?みなさんがどう思ってるのか
楽しみです。私はあれはタイトルの似た別物と思っています。
特に戦後編はホラーみたいで
9名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 15:09 ID:hE0zph1M
月〜木の楽しみは、「華の嵐」の再放送を見ること!
私はこのドラマで、高木美保さんと早瀬優香子さんのファンになったのよ。
個人的には、嵐三部作の中で一番好きかな。
10名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 15:17 ID:vGLKVs20
新・愛の嵐のほうがすき。 古いほうは映像が汚いし、全部古すぎて…
11名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 16:34 ID:UV/sYUgk
>>9
>月〜木の楽しみは、「華の嵐」の再放送を見ること!
 テレビ大阪で視聴されているのでしょうか。今回初めて通しでみましたが,
「愛」とは対照的に,復讐をキーに激しさが全面に出ているストーリー
のようですね。一也を張り飛ばす柳子の鬼気迫る態度が印象的でした。


12名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 16:52 ID:uKo7uKCG
>>11
そうです。テレビ大阪で見ています。
一足先にファミリー劇場で「華の嵐」の放送が始まることを知った時に、
早まって(?)CATV加入しなくてよかったです。
高木さんはこの作品に女優生命(ってのも大げさだけど)賭けてたみたいだから、
演技にも熱がこもってますね。
13名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 16:58 ID:13Kuxc0k
リメイクの「愛の嵐」ラブシーンが?沢山あって
キスしたり抱きついたり「愛してる」って言ったりしてるけど、
きれいなラブシーンってないと思った。
こういうセリフを簡単に言ったりするのがの現代的っていうのかもしれないけど、
ちっともロマンチックに見えないしエロさも感じない。
旧の猛と秀子の影絵のラブシーンはきれいだったしエロさも感じたけど。
リメイクは子供向けで旧は大人向けかなあ?
配役にもよるのかもしれないけど、旧に比べて何か薄っぺらな感じがした。
14名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 17:50 ID:AIe7Cuaj
>>13
私もそう思います。
両方ともリアルタイムで見たけれど、
旧のほうがやっぱりよかったなぁ・・・。
15名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 17:54 ID:NhpBDhES
華の嵐は10年以上前に見たっきりだから、記憶が曖昧で細かく語れないよ。
華やかで激しい、花に例えれば真紅の薔薇って印象かな。
新・愛の嵐はわざわざビデオに録ってまで見てたんだけど
語る気力がわかないっていうか。
小ネタを楽しみに見る今時の昼ドラって感じだったね。
16名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 23:24 ID:UV/sYUgk
「愛」の場合,以前のスレッドに書かれていたように,脇役のひとり
として和尚の存在は重要でしたね。
 戦後編で絹とひかるが,猛が勇作と同様に金の亡者となっていたこと
を知り,前途を悲観して自殺しようと考えた矢先に,和尚が三枝家に泥
酔状態で上がり込み,踊りまで披露して寝込むシーンがありました。表
面だけをみていると,和尚はただの闖入者と変わらないのですが,絹と
ひかるは,厳しい顔をしながらも和尚の訪問が心中を思い留める助けだ
ったと好意的にとらえ,ひかるが「昔は昔,今は今。運命になんか負け
たくありません」と絹に決意を語るところは,本当にしみじみとしたも
のでしたね。和尚を絡めながら,絹・ひかるの心理を巧みに描く優れた
サイドストーリーだったと思います。
17名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/11 10:17 ID:sP2r4s8U
戦後の絹の心理はまことに上手に描かれていた。猛が生きて帰ることだけを支え
に、そいて帰って来た猛が金の亡者になっていて落胆し、ひかると心中まで
しようとする。
猛への誤解が解けてからの猛を思いやる態度、猛がひかるを苦しめていることを
知っていてもけして口や態度には出さない。
しかし「私は猛を信じている」ということが何も言わないのに伝わってくる。
猛が東京へ行く時も「気を付けて行くのですよ」とまるで子供に言うように言う
そして必死で鬼になろうとしている猛も絹に対しての気遣いは戦前と
変わらない優しい1面を見せている。
人間1人1人の心理描写が詳細に描かれているという点では秀逸。
あまり多くないセリフもそれを効果的にしていると思う。
18名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/11 16:13 ID:enY2dl+Q
>>17

>人間1人1人の心理描写が詳細に描かれているという点では秀逸。
>あまり多くないセリフもそれを効果的にしていると思う。
「コアすぎる話」のホームページによると,こうした演出はアナログな
趣だからこそできたのでは,と評していますね。「愛」の場合,台詞の
行間を読む面白さが多様な解釈の可能性を生んでいるのかも知れません。
 今,テレビ大阪で「華」を見だしています。細かい説明まではできま
せんが,「愛」と同じ時代背景の恋愛ものでも出演者の動きが何かしら
ダイナミックであり,当時,「愛」とは対照的な企画として成功したの
も何となくわかるような気がします。
19名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/11 17:12 ID:HjB8Rjp/
猛が戦後に初めて三枝家に帰ってきた時、
絹はまるで旦那様を迎えるように「お帰りなさいませ」って
三つ指ついて出迎えるんだよね。
ちょっと驚いたけど、絹の猛に対する信頼感みたいなのが
感じられてジーンとした。
20ひかるっち:03/03/12 00:03 ID:vYBHrbTt
前スレの975です。新スレでは初レスです。
新スレを機に、「ひかるっち」という名前でいきますのでよろしく。

>>17-19

(A)「猛とひかる」
(B)「猛と傳右衛門」
(C)「猛と勇作」
(D)「猛と秀子」
(E)「猛と絹」

猛を軸とした人間関係を見ていきたいと思います。


まず(A)「猛とひかる」は、
「猛→(障害)←ひかる」が基本構図です。

 戦前編 「猛→(障害:三枝家=傳右衛門)←ひかる」 【身分の差】
     「猛→(障害:φ)←ひかる」 【結婚の許し】
     「猛→(障害:勇作)←ひかる」 【駆け落ち失敗】
 戦後編 「猛→(障害:勇作)←ひかる」

ただし戦前編は一貫して「猛←ひかる」の構図だったのに対し、
戦後編は「猛→ひかる」の構図に変わります。
戦争で猛が変わったことを、きちんと構図に織り込んであるわけです。
21ひかるっち:03/03/12 00:03 ID:vYBHrbTt
(B)「猛と傳右衛門」は、「傳右衛門=父」というのが基本形のような気がします。
もちろんこの父は、現在よくある弱い父親ではなく、
「父(Our Father)=神(God)」と考えた方が良い。

戦後は「神は死んだ」状態ですから、
猛の行動には歯止めがなかったことの説明が付きます。

なお、駆け落ちは失敗に終わりましたが、
「父殺し(patricide)」の試みだと考えられます。
傳右衛門の自害により、猛は再度父殺しにチャレンジする機会を失います。
つまり自立する機会を失い、戦後、都会を彷徨うことにつながります。

やや強引になりますが、戦後新宿「赤と黒」で文彦と再会します。
「文彦 = 傳右衛門の子 = 神の子 = 神の声(call)を告げに来た者」
なんてことまで、つい考えてしまいました。

ついでに強引な解釈をもう一つ。
勇作は「神」の座を奪った「いつわりの神(false divinity)」。
ひかるは「生け贄(immolation)」。
もちろん猛は「英雄伝説(saga)の主人公(hero)」。
22ひかるっち:03/03/12 00:04 ID:vYBHrbTt
(C)「猛と勇作」 「猛→[壁](勇作)→ひかる」
(D)「猛と秀子」 「猛←(秀子)[関]←ひかる」

「猛」「ひかる」の間に入って、それぞれ三角関係を構成しています。
大河原兄妹という設定は、もちろんかなり意図的なわけです。
戦後編では「猛→ひかる」という働きかけが中心ですが、
これにひかるがすぐさま応えてしまったら、
つまり猛とひかるが駆け落ちをしてしまうようでは、ストーリーが破錠します。
ひかるの関所として「秀子」の存在が必要になりました。
もちろん「入り鉄砲出女」の「出女」を監視する関所です。

従って関所の役目を終えた「秀子」は、
むしろ「猛←ひかる」を加速させる立場、応援する立場に変容しました。
もちろん関所というのは、自ら門を開けたことを意識したメタファーです。

それに対して勇作は文字通り「障壁」。「城壁」と言っても良いかも。
ひかるを「大河原城」に囲って人質にしたわけです。
猛によって城壁・外堀・内堀と少しずつ攻め込まれ、
ついには天守閣「炎上」によって城を明け渡したことになります。

なおこの炎上の後、勇作にはまだゲリラ戦を行う余地が残されていましたが、
それをきっぱり止めたことで、後味が良かったのは言うまでもありません。
「最後の壁」は「勇作の魔法」によって作られていた壁だったが、
勇作が自らその「魔法の壁」を溶かしたわけです。
魔王勇作によって歪められた世界が元に戻り、本来の世界に戻ったわけです。
23ひかるっち:03/03/12 00:04 ID:vYBHrbTt
(E)「猛と絹」というか、絹から見た猛像を時系列順に並べてみました。

(1)「三枝家妻の座を脅かす存在としての猛」【大きな誤解】
(2)「息子文彦の座を奪う者としての猛」【親馬鹿】
(3)「娘ひかるを奪う者としての猛」【親心】
(4)「三枝家を支える者としての猛」【諒解】
-----------戦争---------------------------------
(5)「三枝家を救う者としての猛」【英雄待望】
(6)「三枝家を救う資格を失った猛」【誤解】
(7)「三枝家を救う者としての猛」【誤解の氷解】
(8)「三枝家の一員として認めた猛」【本当の意味での和解】
(9)「三枝家を救ってくれた者としての猛」【感謝】
(10)「ひかるを幸せにしてくれる者としての猛」【臨終の言葉】
24ひかるっち:03/03/12 00:05 ID:vYBHrbTt
(1)(2)(3)は猛に対してマイナス評価です。
しかしその理由がだんだん真っ当なものになっていきます。
(1)は琴子の子供、つまり傳右衛門の隠し子ではないかという疑惑から出ています。
もちろん「正妻である自分の立場」を揺るがすものという不安があった訳です。
(2)は度を逸したこともありましたが、良くある話だし、
(3)にいたっては娘を持つ女親ならごく自然な話です。
しかも(2)(3)では、猛と面と向かって自分の気持ちを語って聞かせてるので、
猛はもちろん視聴者側でも、絹を理不尽とは思わない仕組みになってます。

(4)前後は、本編自体目まぐるしく展開するあたりですが、
ようやく「猛・ひかる」の仲を絹が認めた時です。
なお、既に(3)→(4)の間で、「人間としての猛」は認めていたことになります。

(6)でいったん猛に幻滅しますが、これは(5)の期待が大きすぎたことの裏返し。
金時計の一件で(7)になるわけです。
(8)が重要で、(7)までは絹が猛より「絶対的に上の立場」で常にあったのが、
はじめて「猛の前で脆さ・弱さを晒け出した」時です。
ここで本当の意味で猛と絹が打ち解けあったと考えられます。

「傳右衛門と猛」の関係が、ある意味最初から堅い信頼関係にあったのとは
対照的に、「猛と絹」の関係は、少しずつ少しずつ信頼を深めあい進展していきます。
「傳右衛門」が最初から猛にとって「父」だったのに対して、
「絹」は(8)(9)(10)になってようやく「母」になりました。
猛が危ないことに手を出していても「支え見守る母」になった訳です。
25名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/12 07:07 ID:+uSxvUz8
>>20−24

「愛の嵐」のストーリー解釈ありがとうございます。
ひとつの連続ドラマを,ここまで検証される姿勢に恐れ入ります。
考えれば,これだけのプロットがないと,連続ドラマとして人気を
得ることができないのもよくわかります。なぜ今になっても伝説の
昼ドラマとして語られるのか,後の「華」「夏」「新・愛」にもつ
ながったのかを考える上では,貴重なコメントかと思います。
 それにしても,私自身,こうした真剣な解釈ができるドラマのフ
ァンだったのは嬉しいです。コメントをみると,ますますDVDで振り
返りたくなるものです。
26名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/12 20:44 ID:+uSxvUz8
 解釈で気に入ったところをコメントします。
>>21
>やや強引になりますが、戦後新宿「赤と黒」で文彦と再会します。
>「文彦 = 傳右衛門の子 = 神の子 = 神の声(call)を告げに来た者」
>なんてことまで、つい考えてしまいました。
 台風で三枝家へ帰れなくなったひかるを救出するために,番小屋へ出かけた
猛がそこでひかると一夜を過ごした際の会話でありましたね。「赤と黒」での
文彦との出会いは偶然だったかもしれませんが,猛が成金のキャラクターへ変
わったことを示す上でも効果的な演出でした。
 サイドストーリーですが,戦後編での文彦の崩れようについても分析の余地
がありそうです。
>>22
>それに対して勇作は文字通り「障壁」。「城壁」と言っても良いかも。
>ひかるを「大河原城」に囲って人質にしたわけです。
>猛によって城壁・外堀・内堀と少しずつ攻め込まれ、
>ついには天守閣「炎上」によって城を明け渡したことになります。
 書き込みをみて,なぜ大河原旅館の焼失が勇作の敗北を導いたのか
という例えがよくわかりました。また,ひかるが「大河原城」の中で,
勇作以外にも姑・静子のいびりという内なる敵に苦しめられながら,
義父・政之助(最後には秀子も)のサポートで堪え忍んだという展開
も,以前のコメントでも書いたように重要です。
 「新・愛」にはこのようなプロットはあったのでしょうか。
27名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/13 01:20 ID:LCvyqhBe
ここまでの解釈をされることは凄い、ファンとしては嬉しい。
猛とひかるの関係は「守る」「守られる」の関係で、
それが幼い頃からずっと2人の愛の形だったと思います。
猛の前では何でも言えるし甘えられる。猛は何でも言うことを聞いてくれる。
それが戦後崩れてしまった。山小屋でホンネをぶつけ合うシーンはそれを象徴していると
思います。秀子との関係を問うひかるに「あなただって好きでも無い大河原に抱かれたじゃないですか」
は戦前から猛がずっと引きずっていた悔しい思いの爆発だと思います。
「新・愛」にはこのようなプロットはありませんでした。
行間を楽しむドラマでないし、何よりもストーリーが右や左にゆれてばかりで
繋がらないのです。前にも書きましたがあれはタイトルの似た別物です。
「コアな話」に書いてありましたが「新・愛」の2人にはためらいがないのです。
だから「愛してる」の連発とキスシーンの連発で(笑)
28まむし男爵:03/03/13 01:29 ID:SEwLHeLo
お久しぶりです。
(阪神・神戸在住で愛の嵐ファンの方限定の情報です。)
13日(木)の19:30から、私が前スレ824
で紹介した「ひとさらい」が再放送されます。
あのひかるとあの勇作の共演が見られます。
ごめんなさい、放送はサンテレビです。
29山崎渉:03/03/13 15:07 ID:yxHeEhNJ
(^^)
30平沼:03/03/14 02:05 ID:SzBHTdb7
琴子さまのセーラー服姿…ハァハァ
31名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/14 18:01 ID:GqlHTkwU
「ひとさらい」見られる人が羨ましい。
でも多分見られたとしたら「勇作」「ひかる」として見てしまうと思う。
昨日古いビデオで犬塚弘が出ているのを見たけれどどうしても「勇作のオヤジさん」
に見えてしまった。
それくらい「愛の嵐」の印象が強烈。
32ななし:03/03/14 19:23 ID:Abxp56un
>>28

 サンテレビの受信可能地域に住んでいるのでみたかったのですが,家の都
合で録画・視聴することができませんでした。このスレッドで議論している
うちに,「愛」以外での田中さんの演技もみたいと思うようになりました。
 今,振り返ると「愛」での田中さんの演技は,女優としての成長もかいま
見ることができますね。最初はあどけなさが残るお嬢様が,戦中・戦後の激
変と厳しい環境下で耐える大人の女性へと変わるようすがわかります。
33名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/15 13:26 ID:UkrSUUW/
ひかるがまむしに噛まれたシーン、
スカートをまくりあげてあの細い足にガブリと噛みつく猛
ちらっと見えるズロース、顔を歪めながら猛のシャツにしがみついている
ひかるの顔。まむしに噛まれたというアクシデントだからだろうが、何の抵抗もなく
されるままのひかる。まことに上質のエロさ。
こんな上質のエロサはリメイクにはなかった。
34名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/15 13:53 ID:0GS0g9un
>>33
>ひかるがまむしに噛まれたシーン、
>スカートをまくりあげてあの細い足にガブリと噛みつく猛
 DVDでも名場面集のひとつとなっていますね。かつて再放送の最終回
でどんな流れで出たのかをみたかったもののひとつです。
>まむしに噛まれたというアクシデントだからだろうが、何の抵抗もなく
>されるままのひかる。
 意識が次第に朦朧となっていったのではないでしょうか。それでも猛
の「死ぬなよ」という叫びだけは聞いており,猛の応急措置の手早さ,
的確さとも相まって命拾いにつながったエピソードも自然でした。表面
的には,確かに「きわどい」シーンですが,前後の流れはしっかりして
います。
 「新・愛」では逆に猛がマムシにかまれたという設定になっていたよ
うですが,どういう流れだったのでしょうか。
35ひかるっち:03/03/15 20:49 ID:FAMRVjVH
>>33
> ひかるがまむしに噛まれたシーン、

劇中の猛が「ひかるを救う」ことだけしか考えていないこと、
劇中のひかるは「意識を失っている」ことは、
視聴者側は理解しているわけです。

「pureな猛」「pureなひかる」の「platonicな愛」が
きちんと演出されているからこそ、
逆説的ですが、視聴者が「eroticism」を感じてしまうわけですね。

ただし単に猛が「おくて」なだけでは、ドラマとして面白くありません。
10代の猛は「性衝動」を抑え付けようと必死であったことは
本編でもさんざん触れられてます。
こういう丁寧さが愛の嵐の良いところです。

なお前スレで書いたことがあるのですが、
「猛がひかるを背負う」というのは、繰り返し描かれています。
「背負う」という行為を意識的にさせていたことは間違いありません。
36名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/15 23:32 ID:/csAEoVZ
DVDボックス出してクレ
頼むから
37名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/16 00:09 ID:+3iebklY
ひとみ可愛いよひとみ
38まむし男爵:03/03/16 01:29 ID:3klYIfTH
>>31
>>32
見ましたよ。見ましたよ。
 田中さんと長塚さんの共演シーンがかなり多く、どうみても
 「旧・愛の嵐」ファンにとっては、ストーリーなんて、どうでも
 よくても、おふたりの共演が感激ものでした。
 この「ひとさらい」は田中さんの子供が誘拐され、刑事の長塚さんが
 それをフォローしていく内容。かなり、ヒステリックな田中さんの演技
 と、冷静沈着に田中さんを落ち着かせる長塚さんの芝居は、まさに
 「愛の嵐」の終盤とまったく逆、そう
 「ひかる、行かないでくれぇっ」と田中さんの足首にしがみつく勇作
 「あなた、やめてください。」冷静に言い放つひかる。
 あのときとシチュエーションは完全に逆でした。ただ、この役の設定もあった
 と思いましたが、”ひかる”は少し、歳をとってしまった感じでした。
 田中さんは、今後、女優復帰されるのですよね。ぜひ、そのときは、長塚さん
 とのもう一度の共演を期待したいですね。
39名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/16 07:29 ID:TMNiy1U5
>>35
>「pureな猛」「pureなひかる」の「platonicな愛」が
>きちんと演出されているからこそ、
>逆説的ですが、視聴者が「eroticism」を感じてしまうわけですね。
 この前後の回で猛とひかるが面と向かい合うシーンが2人の愛を
うまく描いていますね。例えば,喫茶店で不良にからまれたひかる
を救う猛,そして傷の手当をする時のひかる,日舞の発表会を前に
ひかるが演舞をみてほしいと猛にせがむ姿を思い出します。MES20
の「猛←ひかる」はメインにあっても,猛がひかるの演舞シーンを
思い出す箇所も猛の心理がうまくあらわしていました。本放送であの
シーンをみていた当時,戦後編で2人がドロドロした関係になるとは
思いもよらなかったのでは,と言いたくなります(私はDVDで初めて
みたが)。
>>38
>あのときとシチュエーションは完全に逆でした。ただ、この役の設定もあった
>と思いましたが、”ひかる”は少し、歳をとってしまった感じでした。
 最近,ある雑誌で田中さんがキャラクターとなっているソーセージの
広告をみたことがありましたが,確かに「愛」当時のイメージからすれ
ば,というのは否めませんね。とはいえ,
>田中さんは、今後、女優復帰されるのですよね。
 私も,いかなる形で出演されるのかには期待したいです。


 

40名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/16 12:59 ID:VDXtgId3
新では猛がまむしに噛まれたんだけれど、あまり良く覚えていない。
ひかるが毒を吸い出したことくらいかな。
旧でまむしのシーンって猛がひかるを守るというすごく重要なシーン
だったけれど、新ではそんなに重要ではなかった。むしろ新の歯の浮くような
セリフ「お嬢さまは変わった」その理由が「きれいになったから」
聞いているこちらが浮いてしまいそうなので覚えている。
マムシのシーンで猛が「ひかるちゃん死ぬな」と叫びながら山道を走ってゆき
あとでひかるは「あの言葉で救われた」とポツリという。
たったそれだけの言葉だが凄くジーンと来る。
「愛してる」なんてことばよりも何倍も。

41名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/16 13:06 ID:+Q4Aj468
42名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/16 22:59 ID:Rf3sve6b
少女の頃、ひかるが信治さんに襲われかけたことがあった。
その前に信治さんの言葉に「おぶってあげるって言っても聞かないんだから」
というのがあった。足が折れてないかと触られる場面もあった。
足に触られた時多分ひかるは良い感じはしてなかったと思う。
同じ事を猛がしたのならひかるは全く平気な気持ちだったろう。
だから自分から「おぶって連れて帰って」と猛に言えた。
あの頃からふかるにとって猛は他の男の人とは違う、安心して甘えられる人
だったのだろう。
猛も「ひかるを守るためなら」と言う気持ちがあり、「守る」「守られる」
の関係はあの頃からお互いの中に自然に芽生えたのだろう。
猛に背負われているひかるは無邪気で可愛かったし、黙って歩いていく猛
はまさに「お嬢様を守っている」という姿そのもの。
あのシーンすごく良かった。
43ななし:03/03/17 16:06 ID:s9Qg/7/P
 「愛の嵐」の再放送ですが,KBS京都が終わったと思えば,同じ
独立UHF局のとちぎテレビで,2月頃から週1回,日曜日の朝7時
30分から30分間流れているようです。しかし,すでに全巻のDVD
が発売されている現在,この再放送は結果的に,「気に入ればDVD
を買う」というお試しのようなものかもしれませんね。

#「愛」はかつて,早朝5時台に再放送されていた局もあったようです。

 そういえば,テレビ大阪で「華」をみていましたが,渡辺さん演
じる天堂一也を訊問する憲兵役のひとり,吉原正皓さんは,「愛」
ファンならお馴染みの勇作と黒い関係にあった佃組の組長役ですね。
長塚さん,佐藤さんもそうですが,「嵐」シリーズは,共通する出演者,
スタッフが多いのも特徴です。
44ひかるっち:03/03/17 16:09 ID:z0gASM5m
>>27
> 猛とひかるの関係は「守る」「守られる」の関係で、
> それが幼い頃からずっと2人の愛の形だったと思います。

私は少し違った見方をしてみたいです。

確かに、猛「守る人」:ひかる「守られる人」というエピソードも多いです。
しかしその逆のケースも実は多いです。

 ・ 海に連れて行ったことを叱られようとするのをかばうひかる
 ・ 幼少期の気に吊された猛をけなげにも助けようとがんばるひかる
 ・ 通信簿を文彦が燃やしたことを傳右衛門に言うひかる
 ・ りんどうの件で高熱を出した猛に卵を届けるひかる
 ・ いねの一件で濡れ衣を着せられた猛を救うひかる
 ・ 刺された猛を夜を徹して看病するひかる
などなど

確かに「猛→ひかる」のactiveな行動による守る・守られると比べて、
「ひかる→猛」の方は地味です。
しかし、これは男性・女性のジェンダー差と考えた方が良いような気がします。
45名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/17 17:23 ID:Lh1o8W4P
>44 それも一つの見かたとして面白いと思います。
子供の頃は猛が悪くないことを訴えて、猛が叱られるのをやめさせたい
木に吊るされているのを助けるのは、猛が辛い目にあっているのを助けなくては
思春期は使用人の立場で自由にものの言えない立場の猛を助けなくてはならない。
「自分の他に猛を助けられる人はいない」「何とか自分が猛を助けたい」
ひかるの大好きな猛に向ける愛情なのでしょう。
このひかるお嬢様って、ツンツンしてないし、お嬢様らしからぬ行動の多い
ところが何とも可愛い。番小屋で藁に隠れて猛とおはなの行動見たいとか
46ななし:03/03/17 21:00 ID:s9Qg/7/P
>>44,45
 猛とひかるの行動をジェンダーから捉えるというのも斬新な視点ですね。
こういう解釈は興味をひきます。
>このひかるお嬢様って、ツンツンしてないし、お嬢様らしからぬ行動の多い
>ところが何とも可愛い。
 ひかるのお嬢様らしからぬ行動といえば,戦後編で三枝家へ帰ったとき,裏
山へきのこ採りに出かけようとしたところからもわかりますね。
 以前も書かれていましたが,ひかるは理不尽なことをされても,それで相手
に八つ当たりをすることがなく,むしろ相手の立場を何とかくみ取ろうとする
女性として描かれていたように思います。例えば,
1.ひかるが上京中,勇作が友子を抱いたことがわかり,怒った文彦が泥
酔して三枝家へ上がり込み,ひかるに八つ当たりしようとした時には,文
彦が寝込んだのを待って,文彦が友子を支えにしていたのでは,と推測し,
絹に文彦と友子の結婚を認めるよう進言する
#余談ながら,このシーンで「文彦!いい加減になさい!!」と文彦を
厳しく叱りとばす絹には,母としての毅然たる態度が出ていました。
2.いびられていた姑の静子に対する接し方では,仮病を決め込み,食
事を取ろうとしない中でも,静子が自ら漬けた梅干を引き合いに出して
気をひこうとしたり,大河原旅館の失火でも自分だけ逃げるのではなく,
静子を助け出そうと必死だった点も見逃せません
 これに限らず,メインストーリー以外のところでも登場人物の性格を
うまくあらわした演出が随所にあった点も「愛の嵐」の特徴です。
47名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/17 21:01 ID:SUdQvcYn
オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
http://hkwr.com/
http://hkwr.com/bbs
48ひかるっち:03/03/18 02:22 ID:9YLFL2/x
>>45
> このひかるお嬢様って、ツンツンしてないし、
> お嬢様らしからぬ行動の多いところが何とも可愛い。

現在の眼で見るとつい見過ごしがちだけど、
ひかるって、女学校にチャリ通したり、映画に行ったりとかなりのお転婆。
セーラー服の採寸中のズロース姿を見られたのにはしゃいだりってのもあった。

劇中ではあっさり描かれてたけど、
傳右衛門と衝突して家飛び出したりってのもあった。
これなんか当時のお嬢様としてはありえない行動力。

 # 華の嵐の朝倉家クラスに比べて、
 # 地方の大地主クラスの方が、かえって身持ちにはうるさかったはず。
49名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/18 06:31 ID:zmmB2Urb
華の嵐のテーマ曲を入手する方法を教えてください。
50名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/18 06:34 ID:R3f+513b
51名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/18 16:33 ID:/HkGB8Wh
戦後「赤と黒」で猛が文彦に「俺を呼び捨てにするな」と怒るシーンがあった。
このドラマの中でたった1度猛が文彦にホンネを吐いたシーンと思う。
山梨へ戻るきっかけが新宿の店で情けない文彦の姿を見て、三枝家復興を蘇らせたという。
ホンネは三枝家復興でなく勇作への復讐とひかるへの愛情を蘇らせたのだろう。
猛にとって文彦の堕落は三枝家の没落そのもの。みっともない姿を何度か咎めているが
ホンネはどうだっのか?酔っ払った文彦や金の出所をあそこまでなぜ気にするのか?
戦後の猛は結構複雑に思える。文彦との関係も含めて
52名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/18 17:12 ID:BhOM8NSE
文彦があんな自堕落な人間になってしまったのは、
自分が三枝家に来たせいかもしれないって
気持ちもあったと思う>猛
53ななし:03/03/18 23:53 ID:guBBB96X
>>51,52
 文彦のサイドストーリーについて考えます。
 このシーンが出ていた回では,文彦の自堕落ぶりを詳細に描いていた
点でも興味深かったですね。友子との同棲生活がどのようなものであるのか
を示しながら,友子の文彦に対する献身ぶりもよくわかりました。
 しかし,文彦は甲府へ帰郷後も不遇でしたね。猛の生存情報を伝えつ
つ勇作の一味に入りかけたものの,友子を抱いたことがきっかけで勇作
を「色きちがい!」(DVDには消されていなかった)と非難した上で,
勇作から絹への送金を横領したり,金時計を質入れするなど,明らかに
長男のわがままを超えた自暴自棄の行為に走っていました。それが猛の
怒り(あわや木刀制裁),絹の心労,ひかるの叱咤激励を契機に,よう
やく目が覚める過程も丁寧に追いかけていました。
 しかし,勇作がなぜ友子を抱こうとしたのか,単に「魔が差した」
だけとは考えにくい行為ですね。
54名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/19 12:07 ID:AUcA9tQy
愛の荒らしはもういいって
55名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/19 22:53 ID:kwcWWf6v
友子を抱く前に勇作は銀馬車で友子を変な目つきで見てましたね。
そこに運悪くもひかるが戻っていないとの電話があり、と繋がって
ゆくんですよね。友子もまあああいう商売してるからというところも
あるので唐突ではない。ということと思います。
猛は文彦がああなったのは「自分のせいもあるか」とも思ったとは思いますが
何よりも文彦の自堕落ぶりと伝右衛門とを繋げて考えていたと思います。
目が覚めて三枝家に戻った文彦が猛に頭を下げて礼を言う場面で絹が涙を拭いて
いましたが、長い間の絹の心労がやっと消えたということでしょう。
56名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/21 19:29 ID:jTv/dEU9
きょう家にあった古いビデオで田中美佐子と所ジョージが出ている「私は貝になりたい」
を見ました。田中美佐子は地味でしたけれど、戦時中と着物姿と髪型が
「愛の嵐」を思い出させました。
「愛の嵐」から8年後くらいと思います。すごく落ち着いて見えました。
田中美佐子の出ている他の番組もみたいなあ。
57ななし:03/03/21 20:59 ID:7kUMFpWB
>>56
>田中美佐子は地味でしたけれど、戦時中と着物姿と髪型が
>「愛の嵐」を思い出させました。
 第39話(戦中編最終話)ですね。猛がサイパン島で戦死した
というのをラジオで聴いて泣き崩れたひかるを思い出します。
猛の仮墓標(実はひかるはそれを建てることに反対していた)
の前で佇むひかるのモンペ姿にも時代を感じさせました。
 「愛の嵐」での田中さんは地味だけれども,たまに見せる
笑顔が可愛かったですね(特に初期)。
>>55
>友子を抱く前に勇作は銀馬車で友子を変な目つきで見てましたね。
>そこに運悪くもひかるが戻っていないとの電話があり、と繋がって
>ゆくんですよね。友子もまあああいう商売してるからというところも
>あるので唐突ではない。ということと思います。
 勇作が芸者を抱いていたシーンもありましたね。秀子の策略でひかる
がそのシーンを目の当たりにし,思わずしかめっ面にならざるを得なか
ったところは見ていてつらそうでした。
58名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/21 22:38 ID:IFaspnFz
ひかるが嫁に行った大河原の家はあまりにもひかると正反対な人の集まる家だった。
何かの時に「汚い想像やめて下さい」というセリフがあったけれど、三枝の家では
とても聞くことのないような下品な言葉が飛び交う家だった。
やきもちと姑、小姑のいびりに耐え、これでは唇を噛みしめているしかない。
絹の葬儀の席での静子のひどい言葉は猛が「もうあの家に帰らないで」と呆れる
ほどのもの。
そんな中で猛と向き合う時は敵どおしの時も表情が違っていた。
本当にたまに見せる笑顔はとても可愛かった。
特に最後の手を繋ぐシーンの笑顔は可愛かった。




59名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/22 09:32 ID:uY689kvO
猛の成金スタイルの金のネックレス あの大きな体に全然似合わない。
レイバンのサングラスは似合っていたけれど良くハンカチで拭いていた。
あのピンホールのワイシャツもお洒落
かなり服装を意識していたところが戦前の猛と違っていたところのひとつ。
秀子と一夜を過ごした時のタバコの箱はラッキーストライク
どれをとってもヤミ成金 ただその一夜で笑ったのはあのトランクス
あのお洒落な服装してたらビキニでもはくかと思ったら何とぶかぶかトランクス。
下着までは成金趣味も及ばなかったのだろう。
あとホテルで靴のまま寝てたけれど、あれおかしかった。いくら大事な靴でも
寝るときは脱げと言いたくなった。
60名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/22 14:53 ID:qV3D/2D5
>>58
>絹の葬儀の席での静子のひどい言葉は猛が「もうあの家に帰らないで」と呆れる
>ほどのもの。
 伝右衛門,絹の葬式のシーンこそ,三枝家と大河原家の関係が険悪なもの
であることを端的に示していますね。あの光景をみて,三枝家の小作人,そ
して親族はどう思ったのか,などと想像したものです。
 また,大河原家が三枝家を誹謗中傷したことで猛の心理を大きく動かす
イベントであった点も見逃せません。
1.伝右衛門の葬儀
 勇作が三枝家の管理に乗り出すことを宣言し,猛が日本刀を持ち出して
勇作を襲おうとするものの,勇作の財力には叶わないことを悟る。このこ
とが,戦後,猛がヤミ成金と化して勇作への復讐を図る伏線となる。当然,
力関係では大河原が三枝をしのいでいます。
2.絹の葬儀
 新興宗教にはまった静子が「伝右衛門のたたり」とひかるを名指しで
非難する。それを目の当たりにした猛が大河原家を見限った。この時点で
財力を失った大河原家は支離滅裂の状態になっており,力関係は逆転して
いる。
 ちなみに,この話では単なるドロドロした争いだけではなく,悲しみの
極限状態の中でひかるが,母への鎮魂というべきピアノ演奏をし,それを
聞いた文彦が母の愛を知り,泣き崩れるというサイドストーリーも完成さ
れていました。
61名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/22 23:26 ID:gXPvLPz6
絹の葬儀でひかるが弾く夜想曲を聞きながら文彦は親不幸のきわみだった自分に
泣き崩れている。
その肩に和尚がやさしく手を乗せて慰めている。
このシーンの和尚の役割は大きいと思う。和尚は最後まで登場するが、このドラマは
和尚が節目節目に登場してドラマを引き締めている。内田朝雄はまことに適役、名演技
リメイクのキンキン和尚とは全く違う。
62名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/23 15:10 ID:MTBDQQ83
>>60
>このシーンの和尚の役割は大きいと思う。和尚は最後まで登場するが、このドラマは
>和尚が節目節目に登場してドラマを引き締めている。
 前スレッドでの解釈では,和尚の存在はいわゆる中立的な立場と捉えられ
ていましたね。ある意味で三枝家を陰のように支える存在だったと思います。
 しかし,不思議だったのは,猛と秀子の結婚式に和尚を立ち会わせたとは
いえ,その式がなぜかキリスト教式だったということでしょうか。 
 悔やまれるのは最終話で和尚が「もう10年も来ればお迎えが来るわ」と言
っていたのが本当になった(内田さんが亡くなった)ことですね。
 ところで,「新」で愛川さんが演じていた山海和尚はいかなる役割でしたか。
63名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/23 18:36 ID:G0C78DUM
「新」の愛川さんの和尚は殆ど存在感のない和尚だったと思います。
ひかるが木に吊るされた猛の縄を解くところも和尚は見ていない。
旧では何かあるたびに三枝家の人間は和尚のところに相談に行っていたが
「新」では殆ど相談に行っていない。若い頃琴子のことで家出した絹が和尚の所に
行ったのは旧と同じでした。
鬼になると宣言した猛に「おまえは鬼にはなれぬ」と言ったことと鬼になった猛に
「猛が鬼になって帰って来た」のセリフくらいしか記憶にありません。
そしていつの間にか出て来なくなりました。(笑)
確かにあの結婚式キリスト教式でびっくりしました。和尚のことだけでなく時代的にも
あれも猛のアメリカノノイズの影響かなあと思いました。
64名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/24 14:59 ID:iYIYTJlP
>>63
>あれも猛のアメリカノノイズの影響かなあと思いました。
 確かにキリスト教式の結婚は,これまでの議論に出ていたバーボン,ラッ
キーストライク,LPレコード,英会話などと並んで猛が進駐軍の影響を受け
ていたことを示していますね。
 もうひとつ,猛と進駐軍の関わりといえば,タイプライターの存在も見逃
せません。進駐軍向けの書類作成に利用していたのは言うまでもありませんが。
タイプライターに向かっている猛は,ひかるの入室を拒もうとしていました。
>>58
>そんな中で猛と向き合う時は敵どおしの時も表情が違っていた。
 ひかるが猛を誘い,絹と食事を取るシーン,そして口論をしても,ひか
るが絹と一緒に食事を取ってくれたことへ感謝する言葉を猛にかけるシー
ンは,三枝家をめぐるホームドラマとして丁寧に作られていたと思います。
65名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/24 19:09 ID:Qz5OAiG4
明日から福岡TVQで愛の嵐放送開始です。12:30-
DVDは買っていないので、ビデオをがんばって録画しようと思います。
age
66名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/24 23:08 ID:iYIYTJlP
>>65
>明日から福岡TVQで愛の嵐放送開始です。12:30-
 この時間帯のテレビ東京系はローカル編成ですが,テレビ大阪が
「華の嵐」,テレビ北海道が「続・あかんたれ」となぜか,かつての
東海テレビ制作の名作ドラマを再放送していますね。もっとも,以前
書いたとちぎテレビのように,「愛の嵐」と「あかんたれ」を放送し
ているという局もありますが。福岡だと「あかんたれ」(九州朝日放
送)と「愛の嵐」(個別あるいはCATV経由でファミリー劇場が受信で
きる者なら「華の嵐」も)両方を見るファンがいるでしょうね。両作品
は東海テレビ制作の昼ドラマを語る上では欠かすことができません。
 「愛の嵐」は,DVDが出てどうなるか,と思いましたが,地上波での
再放送が続いているのには驚きました(ちなみに関西では,関西テレビ
で「真珠夫人」が再放送されています)。

67v:03/03/24 23:10 ID:xROBzICu
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68名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/25 06:08 ID:cDw24Hsc
>>66
前に九州朝日で放送があったのですが気がついたら第三部に入っていまして・・・。
あれからずっと待っていたのです。
ちなみにTVQでは初回放送です。(ここで放送されていないのは「夏の嵐」だけとなりました)
「あかんたれ」は九州朝日で放送されるのは何回目でしょう??と言うぐらい再放送しています。
これが終われば続〜の方も放送するのでしょうね。
九州朝日の場合は1日1時間ですから進行も早いですし。
(TVQは30分)
69名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/26 00:03 ID:Lr1tmM1H
>>68
>前に九州朝日で放送があったのですが気がついたら第三部に入っていまして・・・。
>あれからずっと待っていたのです。
 このようなファンは多いかも知れませんね。私のように,記憶の彼方から
呼び戻されたようにはまった者もいます。
 DVDはあまり宣伝されていなかった(私もネットで知った)ので,今回の再放
送を録画する人も多いと思います。福岡のファンによる懐かしい目線での感想
をみたいですね。
>九州朝日の場合は1日1時間ですから進行も早いですし。
>(TVQは30分)
 「愛の嵐」は,本放送回数が69回なので1時間(2本)にすると,中途
半端になります。昨年末,KBS京都で流れた再放送では,初回分のみ1話
(30分),2回目からは2本分を放送していましたが,15年前の関西テレビ
ではその逆パターンでした。
 ちなみに,テレビ大阪での「華の嵐」の再放送も,木曜日辺りでファミリー
劇場に追い抜かれるようです。同じ30分放送でも,テレビ大阪の場合,金曜日
は再放送されていないのです。


70名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/26 19:36 ID:MVAeOL26
再放送のある地域は羨ましい。「愛の嵐」の他の嵐シリーズも見たいですね。
「愛の嵐」ってすごく丁寧に作られているって前のレスにもありましたが、
昔の日本映画見てるみたいだと思いました。昔の日本映画ってありふれた日常を
これでもかというくらい丁寧に描いていました。ついでに昔の私小説もそうでした
(今は流行らないみたいだけれど)
それにしてもあのラストの手を繋ぐシーンいいですよね。
あのドラマはあのラストシーンのためにあったというくらい。
もう何度もみましたけど
71名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/26 23:09 ID:Lr1tmM1H
>>70
>「愛の嵐」の他の嵐シリーズも見たいですね。
 大阪では「華の嵐」をやっていますが,今日は出征を前にした
天堂一也(渡辺裕之)が,朝倉柳子(高木美保)と2人だけでつ
かの間のひとときを過ごすという展開でした。「愛」でいえば,
河原での水掛に匹敵するような前半のクライマックスシーンか
と思います(「華」は初めて見るので内容解釈ができない)。
 「華」だとCSのファミリー劇場で4月まで放送されますから,
CATV(サービスインされていれば)あるいはスカパーの個別受
信という手段もあります。「夏」が再放送されている地域はあ
りますか。
>それにしてもあのラストの手を繋ぐシーンいいですよね。
>あのドラマはあのラストシーンのためにあったというくらい。
>もう何度もみましたけど
 神奈川県湯河原の城願寺にあるビャクシンの大木をみると,
このシーン,そして主題歌「Mrs.メランコリー」を思い出しそ
うです。猛とひかるが水掛に興じた河原にも足を運びたいです。


72名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/27 10:21 ID:hnEmG7gQ
「華の嵐」レヴュー
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/4970/
日本国内最強と思われる「華の嵐」のファンサイト。
73名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/27 15:35 ID:B4cYLk9Y
リメイクは全くタイトルの似た別物と思っている。
登場人物全員の性格がまるで違う。特にひかると猛は全く違っている。
「身分差を越えた愛」というなら簡単にキスシーンなんてないはず。
あれでは純愛ではない。あの時代の女性があんなに「好きよ」を言うのか?
それを受け入れる猛も身分なんて考えていないみたい。
勇作も恐ろしさがない。蝶ネクタイとネグリジェでごまかしてるみたい。
最後に貝殻に変身しちゃったのも不思議。
旧作のラストがあまりに良かったので比べ物にならないけれど。
自分の愛した人が実は貝殻だったなんてオチはおかしい。
子供でも喜ばないよねそれじゃあ でもDVD売れてるのかなあ
旧とどちらが売れるだろうか?旧作のファンとしては旧が売れて欲しいけど
74名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/27 15:48 ID:CXxwFUyR
>>72
 私もこのサイトをみました。他のグランドロマンシリーズ,それ以外の
関連シリーズについても詳しいですね。
 このサイトと「愛」のファンサイト(http://www.hi-ho.ne.jp/hi_chan/
は,本スレッドの最初に関連リンクで紹介してもよかったかもしれません。
「華」のサイトはストーリー紹介をみると,明らかに「ネタばれ」なのです
が,それでもテキスト代わりに再放送の前後にみる人は多いと思います。活
字で書かれていても,「百聞は一見に如かず」で実際にみて確認するのも
あっていいかな,と思いますね。両ページがグランドロマンシリーズのファ
ンサイトとして,相互リンクしてくれるのを期待します。
 こうしたコアな情報が目の当たりにできる(以前なら同人誌かペンフレン
ドの世界?)のもインターネット時代の利点ですね。
 そういえば,今日はテレビ大阪で,「華」の後,昼1時から田中さん出演
のサスペンスが再放送されていましたね。田中さんは病院の看護主任という
役でした。
 

75名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 04:37 ID:EPkcj67d
りゅうこ(高木美保)のお母さん役の稲垣美穂子って役者あってない。
気持ち悪いブリっこぎみで。
76名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 19:07 ID:ZzhXzXFU
そうか?
例えば誰だったらいいと思う?
77名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 20:33 ID:e/FEjf8P
>>76
大山のぶ代。
78名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 20:36 ID:e/FEjf8P
高木美保ってなんか目つき悪いね。
79名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/29 02:09 ID:xz8kmM4M
>>78
三白眼だね。黒目ちっちゃい
80名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/29 06:41 ID:nRvgZkh3
>>75
>りゅうこ(高木美保)のお母さん役の稲垣美穂子って役者あってない。
>気持ち悪いブリっこぎみで。
 逆に,「華」のファンサイトでは,稲垣さんの演技力を評価している書
き込みがありました。「華族の女」を強く演じているがゆえか,上記の印
象をもつのかもしれません。
 今更ながら,「愛」「華」は,共通して戦前から戦後にかけての恋愛が基本
テーマであるものの,ストレートな恋愛ドラマの「華」と,恋愛+ホームドラ
マ+甲府近郊農村の人とくらしを複合的に捉えた「愛」は本当に好対照であり,
未だに人気が高いのもわかります。ただ,個人的には,主人公の移動が多く,
農村(白部村)と都市(甲府市)の対比など地理的センスが随所に出ている
「愛」が好きですが。
81名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 00:23 ID:/p/IGJIG
「愛の嵐」って純粋な恋愛ドラマっていうより人情ドラマの部分が結構多いと思う
難しくひねっていないから誰でも入ってゆける、それと次ぎが楽しみな部分をうまく使っている。
ストレートな恋愛ドラマを好むか人情を絡めた方を好むかと勝手に思っています。
内容にしても子供の教育問題、夫婦のけんかなど身近な問題を上手く取り入れて
見るものをひきつけるというところはなかなか上手い作りかたと思います。
82名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 13:27 ID:jDVYfFot
DVD買おうかなあ
でも高いねえ・・・・・
関西だと初代愛の嵐は再放送しないかなあ
83名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/31 20:18 ID:FAmOpGW9
>>81
>「愛の嵐」って純粋な恋愛ドラマっていうより人情ドラマの部分が結構多いと思う
>難しくひねっていないから誰でも入ってゆける、それと次ぎが楽しみな部分をうまく使っている。
 「華」が1988年1〜3月の放送であるのに対し,「愛」は1986年6〜9月と
いわゆる「夏休みシフト」の編成ですから,親子での視聴を制作段階で考慮さ
れていたのではないか,と推測します。
>内容にしても子供の教育問題、夫婦のけんかなど身近な問題を上手く取り入れて
 戦後編で大河原商会が苦境に立たされるシーンは,バブル期だった本放送時
よりも現在の方がよりリアリティあるように思います。

>>82
>DVD買おうかなあ
>でも高いねえ・・・・・
>関西だと初代愛の嵐は再放送しないかなあ
 KBS京都で昨年末に再放送されましたからね。
 余談ながら,私は本日,出張先の東京でDVDの3〜5巻を買いました。
今まで渡辺・田中両氏出演の話に終始してきましたが,私にとって初出
のところも多い思春期編についても解釈ができれば,と思います。

84名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 09:16 ID:Vv1j7/uw
私はあの思春期編が大好きです。
はなも含めた3人の「性のめざめ」心の葛藤が実に詳細に上手く描かれて
いると思います。その中での猛とひかるのやりとりはある時はユーモラスに
ある時は切なくて 吾一の母が死んだあとの「おまえは一人ぼっちなんかじゃないわ」
のシーンは何度みても泣けます。小川範子の鼻水啜りながらの名演技。
他の方の思春期編解釈をぜひ読んでみたいと思います。
85関東在住の華族でない女:03/04/01 13:52 ID:2CHi6EBy
TV大阪の「華の嵐」って今どの辺ですか?
ファミリー劇場は今日は33〜34話です。
もう追い抜かしちゃったのでしょうか?
86名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 17:31 ID:gA8JqCNQ
>>84
>私はあの思春期編が大好きです。
>はなも含めた3人の「性のめざめ」心の葛藤が実に詳細に上手く描かれて
>いると思います。
 「はな」がなぜ猛に好意を抱くようになったのか,という経緯に納得しま
した。これはひいては,三枝家への恩義にもつながり,戦後も唯一の使用人
として三枝家に残る要因になったのではと思います。
#しかし,「はな」さんは,千野さんのイメージが強すぎたので,10代編の
佐賀さんをみているとややギャップを感じましたね(猛役の吉村さんと渡辺
さんのそれも同感です)。
 もうひとつは,猛の向学心とその才能を見抜いた人の存在ですね。潅漑工
事の現場責任者を任されるほど土木および測量技術を身につけていた点も見
逃せません。土木技師の存在は,戦後編の最後に出た軍隊時代の上司である
平野と相通じるところがあります。
 猛は,文系だった文彦からお古の教科書を借りて,理系の知識を身に
つけていたのも興味深いところです。
 まだまだ興味深い解釈のポイントはあるかもしれません。
>>85
>TV大阪の「華の嵐」って今どの辺ですか?
>ファミリー劇場は今日は33〜34話です。
>もう追い抜かしちゃったのでしょうか?
 今日のテレビ大阪の放送が第32話ですからファミリー劇場が
テレビ大阪を追い越しましたね。
87名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 11:36 ID:m34o3L0z
思春期編の猛と戦後編の猛を繋げて見ると人間が成長したらこんなに変わるか
と思わせるものがあります。特に性の問題はまるで違う人間かと思う程です。
秀子のセリフに「今のあの人からは考えられないわね」というのがありまし
たけれど、人間いつまでも昔のままではもちろんないのですが、性の問題にしても
金銭のことにしても戦後の猛のすることはまるで別人、しかし根本的に流れているものは
変わっていないことはところどころで分かります。
その中には少年時代と同じ「努力と愛情と頭の良さ」があったと思います。
勝手な解釈ですがもしかしたら猛を捨てた親というのは単なる貧乏だけではなく
非常に頭の良い人だったのかも知れません。
88名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 15:09 ID:t76ECa5a
北海道、今日からテレ東系で華の嵐再放送開始です
89名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 16:08 ID:lzx8dn1J
>>87
>思春期編の猛と戦後編の猛を繋げて見ると人間が成長したらこんなに変わるか
>と思わせるものがあります。特に性の問題はまるで違う人間かと思う程です。
 思春期編をみましたが,渡辺さんのイメージが強かっただけに,吉村さんが
演じた猛の控えめな態度は対照的であり,興味深かったです。また,文彦がか
なりのプレイボーイだった,というのも驚きでした。三枝家の中で繰り広げら
れる事件が人の動きと同じく巧妙に描かれていました。この辺りは初見だった
ので,新鮮にみることができました。
 小川(谷本)さんのひかるも,時には号泣しながらも,活発な思春期の女性
をうまく演じていました。メインテーマに入る前の話ですが,この段階からし
っかりした筋立てになっているので,当時なぜ人気を集めたドラマだったのか
がわかりますね。
 本当に「愛の嵐」はDVDにしてよかった作品ですね。渡辺さんがインタ
ビューでおっしゃられていたように,後世に語り継がれ,資産となりうる
作品であるのは間違いありません。
90名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 19:53 ID:rOE56nKX
「新」の女給役の水沢涼?ってかわいいよな、他に出てないのかな?
91名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 00:55 ID:VZ3YrIf6
 今更ながらの感が強いのですが,「愛」のDVDを発売したユニコンは渡辺
さんの所属事務所ですね。また,販売元のGPミュージアムも,渡辺さんが
出演されたVシネマの制作会社です。ということは,「愛」のDVDは,昼ドラ
マでも屈指の人気だった同番組を何とか生かしたい東海テレビと,渡辺さん
の熱意が一致した結果,誕生したと推測できますね。前スレッドで,特典映
像のインタビューが渡辺さんだけだったのが寂しい,というのがありました
が,これは致し方ないかなと思うようになりました。
 この勢いがあれば,「華」「夏」のDVD化もそう遠くないのではないでしょ
うか。
92名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 04:33 ID:ux8mKlIJ
ふぁみりぃ劇場で今やってる。
渡辺裕之がかっこいいでつ (;´Д`)
93名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 04:37 ID:1qt5zs21
こんな時間に見てる奴
94名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 17:51 ID:VZ3YrIf6
 MES89の内容をもう少し具体的にみると,猛の伝右衛門に対する
忠誠心の強さがはっきり出ていましたね。夜這いに行ったと,濡れ
衣を着せられ,叱責を受けても,ぐっとこられるしかなかった猛の
つらい表情も思い出します。
 もうひとつのサイドストーリーは,MES83にあった子供の教育で
すね。特に,文彦の放蕩ぶりとそれに振り回される伝右衛門・絹の
苦悩も描かれていました。また,当時の光明寺は,三枝家の駆け込
み寺として役割に加えて,文彦に対する更生の場であった点も見逃
せません。
 しかし,ひかるのピアノ指導に来たという信治が,ひかるのみな
らず絹にも歯の浮いたような台詞を吐いていたのは面白かったです
ね。この点についても,信治には姉や妹がいなかったという家庭環境
をしっかりフォローしていたのにも,「愛」の丁寧さがうかがえます。
 ちなみに,渡辺さんの公式ホームページをたどると,「愛」「華」
「夏」の一部映像があります。各地,あるいはCSの再放送がないため
か,内容があまりわからない「夏」もいつかみたいですね。 
95名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 21:19 ID:cPzAWTrz
思春期編で伝衛門が差配を辞めたいという猛を説得するシーンがあった。
血の繋がった親子でもこのように説得できないと思わせる程のシーンだった。
このシーンだけを見ても伝衛門が猛をいかに高く評価していたかがわかるし、
猛も伝衛門を実の父と同じかそれ以上に信頼していたかが分かる。
そして伝衛門の厳しい教育は戦後の猛の一部を作りあげたとも言えると思う。

96名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 23:55 ID:VZ3YrIf6
>>95
>伝衛門の厳しい教育
 「愛」の思春期編で思い出されるのは,ご指摘のように,厳父として
の伝右衛門でしたね。特に,文彦に対する鉄拳制裁と厳しい勘当(光明寺,
そして旧制高校を休学させてまでの比叡山修行)も辞さないところが厳父
のイメージを植え付けていたと思います。文彦,そしてひかるに対する鉄
拳制裁のシーンは,中尾さんの熱演に圧倒されました。
 ところで,いねに対する夜這いの騒動で,猛の身体的特徴といねの証言
のズレを巧みについて猛の無実を証明させたひかるの洞察力と毅然たる態度
も記憶に残ります。小川(谷本)さんの演技力もさることながら,そこまで
の演出・構成のうまさにも感服です。
97名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 08:03 ID:gfkwcijU
>88
ありがと。さっそく昨日見た。2話だった。
ファミ劇で2時から見てそのあと3時から。
朝4時のやつも、起きてるときは見る。華の嵐づくめです。
98名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 09:03 ID:P8y+osYG
昔のドラマなんでこんなにおもろいんだ。
柳子が百姓のところへ米をもらいに行くシーン

百姓「腕時計なんか3つもあるから腕があがらんわ」

こんな香具師ほんまにいたんか?w
99名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 09:05 ID:P8y+osYG
早瀬優香子は当時アーティストのイメージしかなかったので
ドラマ出演にはちょっとびっくりしますた。
100名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 11:21 ID:Q5KuO1y1
>>98
>昔のドラマなんでこんなにおもろいんだ。
>柳子が百姓のところへ米をもらいに行くシーン
>百姓「腕時計なんか3つもあるから腕があがらんわ」
 「華」の戦後編第1話ですが,華族に対する農民の敵意を
リアルに表現していました。挙げ句の果てに,柳子はくだん
の農民に肩もみを強要され,悔しさのあまり号泣するという
のもありましたね。華族のお嬢様にとってこれほど屈辱的な
ものはないというのを伝えていました。
 前のスレッドで「愛」の戦後編第1話の話をしましたが,
「華」も主人公,そして家族の置かれた立場の激変(使用人
の激減,何不自由ない生活から貧窮な生活への転換)をうま
く演出に盛り込んでいるなと思いました。
101名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 14:06 ID:jZ5Wjc8e
蝮男爵に夜叉夫人
102名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 14:31 ID:jZ5Wjc8e
帰ってきた天堂って、何年も捕虜収容所に入れられたり、シベリアをさまよったりしたわりに
ずいぶん、ふっくらしてるなぁ。フツー、骨と皮状態だぞ。
103名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 15:33 ID:K62vR9AO
今日は邸に怜人まで呼び付けてたね。激変ぶりがすごい。

このドラマ、昔から諸悪の根元はあの母親だって
思ってたけど、きょうもやっぱり見てムカついた。
自分勝手っつーか。
104超真剣です!!!マジで聞いてください!!!:03/04/04 15:36 ID:JCXy9F8V
ほんとの話です!!!!
女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人)
膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。
女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!
殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。
「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。
そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i
専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。
         
「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
(俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!)
l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。)
dfhgdげrげ
105名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/05 02:10 ID:OtH0apPw
戦後の猛は何事にも自信まんまんという感じ。おどろおどろしていた少年時代
とは別人のよう。もしも伝衛門が生きていたら戦後の猛を見てどう
思ったのかなあなどと想像してしまう。「立派になった」と誉めるか?「金、金というな」と叱るか?
そんな猛に対して絹はすっかり母親のように接していた。東京へ行く時も
「気をつけて」というし、「無理なことをしてるのでは」とも言った
猛も絹に対してはやさしい気遣いをしていた。絹の中で猛は我が子同様に大事な
存在だったことが分かるし、精神的にもかなり頼りにしていた。
単なる復讐劇に終わらずそのような人間関係を絡めていたことがこのドラマを
成功させた要素でもあると思う。

106名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/05 19:24 ID:gaUsFnpH
 渡辺さんの公式ホームページにある「愛」「華」「夏」
の一部映像をみていると,渡辺さんのこのシリーズへの
思い入れの強さが改めてわかりますね。
 ちなみに,まだ放送を見ていない「夏」のオープニング
映像は,天狗か般若の面が炎と重ね合ったものです。一瞬,
「大江戸捜査網」里見浩太朗編のオープニングを思い出し
ました。
 グランドロマンシリーズの渡辺さんは,新旧を通じて
出演され,シリーズを支える存在だったという点で,
「大江戸捜査網」の瑳川哲朗さんのようなものだ,と想
像します。
107名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/06 10:43 ID:PZtg5PQ7
>昔のドラマってこんなにおもしろいんだ。
以前熱心にドラマのビデオ撮っていた時代があったんだけど、今見ると結構
面白いのがある。とんでもないところに、今人気俳優になっている人が出ていたり
筋立てもしっかりしている。表現も割合自由だし。
「愛の嵐」も「大河原勇作は色きちがい」というのがあったけれど、再放送では消えて
いたという。(DVDにはあった)時間がゆっくり進むので理解しやすいのかなあ
「華、夏」も再放送地域かたはずれているのでDVDになるといいなあ。
108名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/06 14:48 ID:3rpOV78I
>>107
>筋立てもしっかりしている。表現も割合自由だし。
>「愛の嵐」も「大河原勇作は色きちがい」というのがあったけれど、再放送では消えて
>いたという。(DVDにはあった)
「愛」だと思春期編で,はなが実家で子供が生まれたという筋で,「立派なチ
ンチンがついていましたから男の子です」と堂々と語るところもありましたね。
また,「華」では,戦後編の配役テロップで「パンパン」が出ていたのには驚
きました。
>「華、夏」も再放送地域かたはずれているのでDVDになるといいなあ。
 「愛」同様,渡辺さんの所属事務所ユニコンとGPミュージアムでやってほしい
ですね。「愛」のDVD化を知ったとき,地上波の再放送だけでも大喜びなのに,
まさか昼ドラマがDVDになるとは,と驚いたのも事実です。DVDになったからこそ,
作品のコアな部分を振り返ることができました。
109名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/06 20:24 ID:bPibFhdo
色気づいたリア厨のころ愛の嵐楽しみに見てたなあ
DVD買おうかな
110名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/07 00:13 ID:7JHC3O1F
 今年の「信玄公まつり」では,渡辺さんが武田信玄に扮していた
ようですね。「愛」「新・愛」を通じて甲府に縁が深い渡辺さんを
象徴しています。「山梨ありての『愛の嵐』」を再認識させます。
>>96
 伝右衛門の鉄拳を細かくみると,文彦に対しては,まさに,文彦の
放蕩ぶりや人を見下した言動が基にあり,ゆがんだ性格を叩き直すと
いう明確な目的がありました。これに対し,ひかるへの鉄拳は伝右衛
門の行為が不条理(イネが受けた夜這いに対する示談や,ひかるを苦
しめようとしている勇作からの融資を受けるなど)な点をひかるに軽
蔑された中,厳父の威厳を保つために殴らざるを得なかったのが対照
的でした。
 
111名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/07 04:16 ID:0j6C4MUp
先週、ドラマ板の愛の嵐スレで聞いてみたんだけど、
スレが過疎すぎてレスがないからこっちに…。

以下コピペ
先週聞こうと思って忘れてたんだけど、
うち、DVDは5.1chの環境で見れるようになってるんだけど、
他にも新・愛の嵐のDVDを5.1ch環境で見た人いる?
3巻のどのシーンなのかは忘れたけど、
確か猛とひかるで番小屋かどこかで会話してる
静かでシリアスなシーンだったと思うんだけど、
5.1ch環境で見てるとバックでスタッフの声が聞こえるんだよね。
かなり冷める。
他にも気付いた人いない?
普通にテレビのスピーカーで見てないから
普通の環境だと聞こえるかどうかはわかんないけど、
テレビの設定でサラウンドONにしてボリューム大きめで聞けばわかるかも。
112名無しさん@お腹いっぱい:03/04/07 11:39 ID:67pt2THW
大阪で再放送の華の嵐見てます 高木美保さん美しい!!恋する女そのもので、演技に見えないわ すごい!!画面に見入ってしまいます
琴子役の女優さんも素敵ですね 最近は芸能活動してないようですが。途中から見たので、天堂一也がたかさんの家に住んでた理由が分からない
誰か教えて下さい
113名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/08 23:57 ID:c4HCaZtW
>>112
>琴子役の女優さんも素敵ですね 最近は芸能活動してないようですが。
>途中から見たので、天堂一也がたかさんの家に住んでた理由が分からない
>誰か教えて下さい
 「華」に関しては,以前にも触れましたが,
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/4970/index2.html
 のサイトが相当詳しくまとめていますので,参照されてはいかがでし
ょうか。高木さんも戦中編と戦後編では,ルックスが大きく変わり,
まさに眼光鋭い女性をうまく演じていました。ひたすら耐える女を演じ
た「愛」の田中さんとはきわめて対照的です。
 ファミリー劇場の「華」では,入札工作の話がありましたが,この
部分は,「愛」のそれとも共通しますね。細かいシーンですが,朝倉
家でくつろぐ琴子が,ハーシーズの板チョコをかじっているところも
また,朝倉家と進駐軍の関係を垣間見る演出です。
 余談ながら,ファミリー劇場の「華」放送直前に,このスレッドで
も話題になった渡辺さんが出演している布団のテレショップが流れて
いました。
114名無しさん@お腹いっぱい:03/04/09 01:49 ID:WlmjUKN7
華の嵐はDVDにならないのでしょうか 途中まで見たことがあって、今再放送で見てます 一也が戦地へ出発するときに、柳子があなたーーー!!
と叫ぶシーンには泣いてしまいます 
愛の嵐は、新愛の嵐しか見たことない そっちもいいけど華の嵐が好き 高木美保さん素敵ですね
115名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/09 21:33 ID:ONnBJqyF
>114 ハゲド
小さいとき観てて、これほどの美人が世にいようか、と思ってたよ。
116名無しさん@お腹いっぱい:03/04/10 00:43 ID:STXZSQPv
最近テレビで見た、高木美保さんは、メガネかけてる かけないほうがいいね
117名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 00:38 ID:QvxVXiV2
今,ファミリー劇場で流れている「華」は,新橋の地上げ絡み
の話です。戦後の混乱期という時代設定をメインにしつつも,
バブル経済期だった本放送当時の風潮も考慮しているようにも
みえますね。
 「華」の戦後編で一也の上司となる飛田をみていると,何か
しら「愛」の最後で猛の軍隊時代の上官として出てくる平野を
思い出しました。
118名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 02:16 ID:JeRW2ldd
ファミ劇の再放送、最近早瀬優香子の出番が多いのでうれしい。
119奥さまは名無しさん:03/04/12 03:09 ID:zcNGi5Af
>>117
マイト黒沢カコイイ
120名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 21:21 ID:QvxVXiV2
>>35
>「猛がひかるを背負う」というのは、繰り返し描かれています。
>「背負う」という行為を意識的にさせていたことは間違いありません。
 再び,「愛」でよくみかけたシーンの解釈ですが,今まであまり触れられ
なかった「番小屋」の役割はどういうものだったのでしょうか。単なる作業
小屋としてではなく,猛とひかるの愛を語るスペースとして重要な場所だっ
たと思います。「華」でこれに匹敵する場所といえば,キリスト教教会でし
ょうか。
 「ひかるっち」さんのような熱心なファンによる鋭い解釈を再びみたい
ですね。
121名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 00:35 ID:As1BXc5O
天堂さんが戦争に行く前に一緒に仕事してたセクハラおじさん、
どうなったの?
122名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 21:01 ID:8ZIRpo9R
「番小屋」というと最後の方のシーンで猛がひかるに「ここも古くなりましたね」
というシーンがありました。そして帰ろうとするひかるの手を握る。
愛を語るスペースでもありますけれど、2人には青春の思い出の場所でもあると
思い」ます。「あなたを想う時なぜか足が向く」というような。
その手を握るシーン切なくて、別れてからお互いに胸のあたりに手をやるんですよね。
屋敷を取り戻したあとひかるが戻ってこなくてふくれっつらの猛、このあたりから
今まで押さえていた猛のホンネが出る。そこへ番小屋を持って来てあの手を握る
シーンへと繋がるのは上手い設定と思います。
ところでフランスから2人が戻るのは何年後でしょうか?
その時もし番小屋があったなら2人で訪れるかな?
123まむし男爵:03/04/13 22:03 ID:Pz1ao8/J
>>116

  最近の高木さん、もう朝倉柳子のイメージはないけれど、やっぱ
 十分、キレイですよね。
124名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 08:43 ID:xVBUL1Gg
>>122
>愛を語るスペースでもありますけれど、2人には青春の思い出の場所でもあると
>思います
 「愛」での番小屋は,光明寺にあるビャクシンの大木と並んで,有力な舞
台装置のひとつと位置づけられるでしょう。
 やはり,番小屋は愛を語る空間としてのイメージが強いですね。戦中編の
駆け落ち,戦後編でのキノコ狩りに出たひかるを探す猛という2シーンは豪
雨の中,番小屋で長時間滞在せざるを得ないという設定で共通します。その
結果,対話を通じて2人の本音が出てくるのもすぐれた演出でした。
 「愛」を長くみてきたファンなら,猛とひかるが番小屋を訪れ,その中を
のぞくシーンを想像しながら,過去の名場面を「Mrs.メランコリー」のフル
演奏と共に振り返ると面白いかも知れませんね。
125ひかるっち:03/04/15 02:44 ID:MivmJtlG
>>「番小屋」の役割はどういうものだったのでしょうか。

忙しかったので久しぶりです。
「番小屋」について、第一印象だけちょっと書いてみます。

猛とひかるの身分差を「>」で表してみます。

「三枝家」: 猛 >>>>>>>> ひかる  建前を守る世界。
  ↓
「屋根裏」: 猛 >>>>> ひかる  
  ↓
「番小屋」: 猛 > ひかる  
  ↓
「 海 」: 猛 = ひかる  ユートピア ただしなかなか行けない場所

三枝家との物理的距離と、猛ひかるの心理的距離はきれいに反比例しています。

「屋根裏」は、家人の目も気になるせいか、「ひそひそ隠れる」イメージが、
特にひかるに強く感じます。そのためお互いに本音を言いきれず、
ささいな口論になることも多かったように思います。
絹が階段下で階上の様子を密かに伺うシーンが印象的です。

「番小屋」は、何らかの事情でたまたま二人っきりになったシーンも多かった。
このときは後ろめたさがないせいか、本音を言い合うことが多かった。
三枝家と物理的距離があるため、「疑似ユートピア」の感もある。
126名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 07:01 ID:c/E5pniL
>>125
 わざわざ貴重なコメントを頂き,ありがとうございます。
>三枝家との物理的距離と、猛ひかるの心理的距離はきれいに反比例しています。
 この視点が一番興味をもちました。海の話まで出ていましたが,なぜ「愛の
嵐」の舞台が,海のない山梨県に設定されたのか,を推測する手がかりにもな
りそうですね。空間的な問題もさることながら,「ユートピア=桃源郷=ロケ地
の旧白根町(現・南アルプス市)=オープニングにある桃の花の映像=白部村
のイメージ」も勝手にこじつけてみました。
 一見すると,猛とひかるが気軽に立ち寄っているように思える番小屋と三枝
家の物理的距離の大きさについては,ひかるがまむしに噛まれたシーンでおぼろ
げながらも想像がつきそうです。この点は,ロケを多用した「愛」のオリジナリ
ティを示しているといえるでしょう。 
127山崎渉:03/04/17 11:17 ID:7OsZXB9b
(^^)
128名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 14:03 ID:ZhEqaOIK
福岡の「愛の嵐」の再放送で
猛がムラムラ来て風呂覗きにいってる
ところが健全な男子だ!と思いワラタ
129名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 16:45 ID:GLjez677
俺も華族になりたい
130名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 17:29 ID:6SmU4t9c
>>128
>福岡の「愛の嵐」の再放送で
>猛がムラムラ来て風呂覗きにいってる
>ところが健全な男子だ!と思いワラタ

 思春期編ですね。この時の猛が性の衝動に駆られているところを
うまく表現していたと思います。この他にも,ひかるを思い出して
何も手が付けられないというのもありました。こうした主役の心理
を巧みに描いた点も「愛」の良さですね。
 遅ればせながら,DVD1・2巻を買い,渡辺さんのインタビューを
みました。「愛」に対する渡辺さんの妥協なき姿勢が感じられました。
でも,もう少し掘り下げて田中さん,江波さん,中尾さん,長塚さん,
佐藤さんら他のメインキャストによる「愛」の思い出も知りたかった
ですね。
 「愛」は,何度見ても解釈の余地があるほど奥が深く,飽きないド
ラマです。現在放送されている福岡の視聴者からの意見も読んでみた
いですね。

131名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 23:01 ID:6NMGbg/v
久しぶりに見たいがDVD買う決心がつかない
貧乏はつらい・・・・・・・
132佐々木健介:03/04/17 23:02 ID:Mx5OHklD
     ______
    /_      |
    /. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
  /  /  ― ― |
  |  /    -  - |
  ||| (5      > |
 | | |     ┏━┓|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | |     ┃─┃|  < こんなサイトを見つけた
|| | | |  \ ┃  ┃/    \  正直、スマンカッタ
| || | |    ̄         \_________
http://freeweb2.kakiko.com/tama/
133名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 07:11 ID:HE88UhTA
>>131
>久しぶりに見たいがDVD買う決心がつかない
>貧乏はつらい・・・・・・・
 確かに14巻もあるだけに,一気に買うとコストがかかりますね。
私は少しづつ買いました。本スレッドのログを読んでいると,町
のCD・レコード店ではなかなかみかけないために,通販で購入した
方が多かったようです。ただ,大都市の大手パソコン店あるいは
書店のDVDコーナーに行けば割引販売をしているところもみかけます。
134名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 17:11 ID:Sur20BHU
>>131
レンタルすれば?
135名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 23:40 ID:h2090m1R
「愛の嵐」のDVDはお金をかけても損はないと思う。
じっくり見て見れば見るほどはまってゆく。
さすが渡辺裕之の出世作、迫真の演技と思う。
田中美佐子も長塚京三も同じように迫真の演技。
136名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 00:51 ID:Y9N64UTg
>>135
>「愛の嵐」のDVDはお金をかけても損はないと思う。
>じっくり見て見れば見るほどはまってゆく。
 2ヶ月かけてようやくDVDの全巻を揃えました。
 本当に「愛の嵐」は,何度みても飽きませんね。逆に細かくみると,
新しい解釈(ツボ探し?)ができるのでは,と思うほどです。

>さすが渡辺裕之の出世作、迫真の演技と思う。
>田中美佐子も長塚京三も同じように迫真の演技。
 この点は渡辺さんも特典映像で述懐されていましたね。「愛の嵐」は,
主役・脇役,そして子役とすべての出演者が持てる力をフルに出し
ていました。東海テレビを初めとする制作サイドも,今までの「よろ
めき」ドラマとは違う昼ドラマとして,「愛の嵐」に賭けていたと思
います。
 いつか,どこかで制作担当者が「愛の嵐」を語る記事を読みたいです。
137名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 01:17 ID:96esq/yr
リアルタイムの時は高校生だった
予約録画をして一週間まとめて
週末に見てた記憶がある
138名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 16:09 ID:CLYKyk0k
少年少女時代のDVDを衝動買いしますた
とりあえず途中まで見ると
笑福亭笑瓶が出てた
何だか夢が壊された・・・・・・
139☆   清水一寛   ☆:03/04/19 16:37 ID:e33PFfGR
 高木美保もサイコー!
140名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 17:10 ID:w6WtuGXv
ムチムチはなの夜這い
(;´Д`)ハァハァ・・・・・・・・
141名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 17:19 ID:w6WtuGXv
しかし13歳のひかるを犯ろうとする信治は・・・・・・・

(;´Д`)ハァハァシーンしか印象に残ってない
142名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 19:28 ID:71WLLxVn
小川範子の子供時代の仕事想像してもっと(;´Д`)ハァハァ汁
143名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 21:02 ID:B+GpRrVz
リア厨のころ夏休みに見てたが
今改めて見直してみると小川範子はホントに可憐だなあ
144名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 21:26 ID:B+GpRrVz
あと中尾彬はいかにも厳父という感じで良いです
145山崎渉:03/04/19 23:54 ID:gNB0QTgE
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
146名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 00:57 ID:f7+ZYJKj
>>141
>しかし13歳のひかるを犯ろうとする信治は・・・・・・・
 この信治は,なぜか絹にもお世辞を並べて好意を寄せているところ
がありましたね。男兄弟の家庭だったからというのもしっかりとフォ
ローしていました。
>>144
>あと中尾彬はいかにも厳父という感じで良いです
 DVD1・2巻を改めてみると,見ている方が震え上がる程でした。
曲がったことに対しては,衆人環視の下で鉄拳制裁も辞さない伝右衛門の
姿勢には本当に迫力がありました。
 猛を軽蔑する文彦に対して,「人間の価値はみんな同じじゃ!」と張り
飛ばした上で一喝するシーンは,伝右衛門という演技の範囲を超えて,中尾
さんによる当事者の子役そのものに対する愛のメッセージにも聞こえました。

  
147名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 00:58 ID:dtE9HGGR
猛に夜這いかけたときのはなは非処女ですか
148名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 11:52 ID:5h5d5io8
江波杏子の母親はDVD1,2巻では猛を快く思っていなかった。
それがドラマが進むにつれて猛という人間を理解してゆく。
吾一の母親が無くなったあとのひかると猛の会話を階段の下で聞き、涙を拭って
いたがあの「おまえはひとりぼっちなんかじゃないわ」一連のシーンは
名場面と思う。
戦後の絹は猛を実の子供以上に頼りにし、実の母親のような優しい言葉を
掛けたりしている。例えば東京に行く時に「気を付けて行くのですよ」
ドラマの中で「伝右衛門を実の父と思って」の言葉はあったが、「絹を実の母」
というのはなかった。猛にとって絹はあくまでも「奥様」だったのだろう。
伝衛門を父と慕っても絹を母とは慕わなかったというのも興味深いところと思う


149名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 13:01 ID:AaoHkRZT
はなやイネに手当たり次第嫉妬しまくるひかるが
可愛いというか性格悪いというか・・・・・・・
微妙です
150名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 14:06 ID:f7+ZYJKj
>>148
>江波杏子の母親はDVD1,2巻では猛を快く思っていなかった。
 この時,絹は使用人のうめと共に猛に厳しく当たっていました。
他方で文彦には優しかったです。特に第9話辺りで猛を叱責する絹
の態度は,いびっているのでは,と言いたくなる程で,「あかんたれ」
で成田屋のご寮さん(小山明子)が,丁稚の秀松(志垣太郎)につらく
当たるシーンを思い出しました。
>ひかると猛の会話を階段の下で聞き、涙を拭って
 以前も書いたのですが,戦後編だと,ひかるが「お母さんと一
緒に食事を取ってあげて」と猛に語りかけたシーンで似たような場面
がありました。「三枝家の階段下」もまた,「愛」のストーリー展開
で欠かせなかったといえるでしょう。
>伝衛門を父と慕っても絹を母とは慕わなかったというのも興味深いところと思う
 この点は同感ですが,他のファンからの深いコメントを伺いたいです。

151名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 18:07 ID:S8JF1ezh
愛の嵐DVD、中古屋で3〜5巻を見かけたので即買った
非常に懐かしい
厨房の頃夏休みに欠かさず見てたのを思い出した
オープニングなんぞ感涙もの
152名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 22:02 ID:auHoWw7V
>150弟9話辺りで猛を叱責する絹、猛が戦後初めて三枝家に帰って来た
シーンでしょうか?あのシーンでの会話はまさに上下の関係を強く現している
と思いました。
まだまだ身分のことが絹の頭を離れなかったのだろうと思います。
「何でも自分のいうことを聞く使用人」と思っていたのが思いもかけず
立派になっていて自分に施しをするようなとんでもない人間になって
いたことがあのような叱責になったのでしょう。
ひかるも昔の猛を求め、母娘が自殺まで仕掛けることもありましたが
そのへんは田舎の世間知らずの母娘を上手く描いていたと思います。
絹の中での猛もひかるの中での猛も戦後になっても自分と対等な立場では
なかったことを良く現しているシーンだと思います。
「赤と黒」で猛が文彦に「俺を呼び捨てにするな、昔とは違うんだ」と怒鳴る
シーンがありましたが、猛のホンネと思います。
さすがに絹の前ではホンネは出しませんでしたが、文彦のいうところの
「あいつはずるいがしこいからホンネはなかなか出さない」というのは猛の性格を
良く現していたと思います。
この身分の関係が本当に崩れたのは屋敷を取り戻して絹が猛に頭を下げてからでは
ないかと思います。

153名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 22:32 ID:KJp09e1f
DVD見ると文彦のどうしようもなさが
少年時から遺憾なく発揮されてますな
伝右衛門が猛と事あるごとに比べるから歪んじゃったんでしょうか
成績を比べられたので、猛が中学に行かないと聞いてほっとしたと
本人に言ってましたし
154名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/21 00:51 ID:LBAN6PeN
>>152
>猛を叱責する絹、猛が戦後初めて三枝家に帰って来た
>シーンでしょうか?
この箇所は,DVDの第9巻ではなく,本編の第9話(DVDの第2巻)について
コメントしたものです。ここでは,三枝家での猛が弱い立場にあることをうまく
描いていました。文彦とその友達にせっかく伝右衛門からもらった学帽を壊され
るエピソードもありました。猛が可哀想に思える唯一の回ですね。
>>153
>伝右衛門が猛と事あるごとに比べるから歪んじゃったんでしょうか
 文彦のコンプレックスは,伝右衛門,絹との衝突でよく出ていましたね。 
 ちなみに,文彦との成績競争に勝った猛は,中学には行かなかったものの,
その後のストーリーからは,文武両道の人間として描かれていました。
1.思春期編
 地理・歴史・物理・数学→潅漑工事の差配を任される原動力
 美術→観音像の彫刻(戦中編まで)
2.戦中編
 救急術→まむしに噛まれたひかるに対する応急措置
3.戦後編
 英会話→捕虜収容所で米兵から教わった(?)。GHQとのパイプ
     を生かし,勇作への復讐を図るツールとなった
  音楽→いち早くLPレコードを手に入れて「赤と黒」でひかるに
     聴かせたり,英会話と同様に米軍とのつきあいでバンド
     にも関心をもった
 護身術→「赤と黒」のオーナーとして新宿にいたとき,裏社会で生命の危
     険と隣り合っていたのを示す
 化学・フランス語→ワイン醸造への関心とボルドーへの留学
 もちろん,各時期を通じて木刀を振るうシーンがあった点や,筋骨隆々
の上半身を見せていたことも「武」に長けた猛を象徴づけていました。

155名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/21 21:49 ID:LKhOuUw1
25話を見て・・・・・・・・
夜這いに来たのが猛じゃなくて文彦だと最初から分かってたイネ逝ってよし
こんなやつに慰謝料払う必要無し!!!!
156名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/21 23:02 ID:rXSN5hu4
>155 あの場合イネも可愛そうだと思った。
小作の身分だから「文彦」と言えなかったのだろう。猛もイネも弱い立場
ということを良く描いていると思った。
1度は猛を追い出してと言ったひかるも本心は違っていたのだろうから
猛の無実を証明した。あの「みんな同じ人間」とい発言はあの時代と立場
ではとても言えるものではないだろう、ひかるの芯の強さを現している。
良く言ったと思うが、伝衛門の立場からするとそんな発言をしたひかるを
叩くしかなかったのだろう。
この時も猛は恨み言一つ言わなかった。立場上言えなかったのだろう
このドラマは「身分の違い」がテーマになっているがこの事件はそれを良く
現しているように思う。
子供の頃のわんぱくな猛をここまで仕込んだ伝衛門は相当厳しい教育を
したのだろう。それに従った猛も立派だったと思う。
157名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/22 13:14 ID:H80SYiir
>>155,156
>1度は猛を追い出してと言ったひかるも本心は違っていたのだろうから
>猛の無実を証明した。
 以前にも書きましたが,「猛の背中がきれいだった」というイネの言動
から,ひかるをかばってできた背中の傷をもつ猛の無実を証明する展開は
うまかったですね。イネが弱い立場というコメントはあまり考えていなか
ったのでなるほどと思いました。
>あの「みんな同じ人間」とい発言はあの時代と立場
>ではとても言えるものではないだろう、ひかるの芯の強さを現している。
 本掲示板MES48「ひかるっち」さんのコメントでも同じ指摘がありますが,
思春期におけるひかるのキャラクターは,昭和初期の時代背景を尊重しながら
も,中学・高校生も視聴者に取り込む関係から,多少は現代的な考えも併せも
つ女性として位置づけられていたのでしょうね。だからといって,ストーリー
全体が現代風にアレンジされていないのは,猛が堪え忍ばねばならなかった点
からもいえます。
>子供の頃のわんぱくな猛をここまで仕込んだ伝衛門は相当厳しい教育を
>したのだろう。それに従った猛も立派だったと思う。
 幼年期から思春期までの間に,伝右衛門が「おまんのその口の利き方は何だ!
家の者に対する礼儀というのを知らんのか!」と劇中に描かれなかったものの,
三枝家の土間で,三枝家の家族および使用人の面前であっても鉄拳制裁も辞さ
ない猛への厳しい叱責シーンがあったのでは,と想像したくなります。
 もっとも猛の人格形成には,伝右衛門のほか内田朝雄さんが演じた光明寺
の新海和尚の影響も大きいでしょう。それは,あのビャクシンの大木に猛が
吊されるシーンからもわかります。

158名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/22 22:03 ID:mVo/5i3L
しかしひかる役の小川範子さんは演技も上手いし可憐ですな
ホントはまり役だと思う
159名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/23 00:53 ID:0Qssmp2c
>157猛の人格形成には和尚の影響も大きい 子供の頃の猛の言動は
少しずつ変わって行くのがわかる。例えばひかると海に行って帰って来た時
「帰りました」と言っている。少し前ならそんな言い方はしなかっただろう。
世渡りの上手く頭の良い子供だから(文彦風に悪く言えばずるがしこい)
ちゃんと損得も計算できた但し子供らしさはあまりない。
私はあのどうしようもないわんぱくな猛が好きだ。和尚も確かそう言っていた。
しかし成長するに従い、腕白時代とがらりと変わり、頭の良さを発揮してゆく
猛をみて伝衛門は教育のしがいがあり、さぞ嬉しかっただろう。
特に実の子供が情けないのでなおさら猛を可愛がり頼りにして行ったのだろう。
差配を辞めたいと言った時猛をさとすシーンは実の父親でも言えないほど愛情が
こもっていた。

160名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/23 23:53 ID:8iixivT5
>>159
>差配を辞めたいと言った時猛をさとすシーンは実の父親でも言えないほど愛情が
>こもっていた。
 戦中編で移民船事業に乗り出すことを伝右衛門が決めたとき,財務状況の
逼迫ぶりを知っている猛は一度は反対するものの,伝右衛門は甲州商人の例え
を用いて,猛に賛同を迫るシーンもありましたね。結果は,勇作の罠にはまって
自殺へと追い込まれるのですが,猛と二人三脚で三枝家を支えようとしていた
のを示すエピソードとして印象に残ります。
 そういえば,伝右衛門は自殺前日,猛に金庫の鍵を渡した後,何か言おう
としていたのですが,何を言いたかったのでしょうか。

>私はあのどうしようもないわんぱくな猛が好きだ。和尚も確かそう言っていた。
「ワシは,猛のへそのごまの数まで知っておる」,という台詞もまた,猛をずっと
見守ってきた和尚の姿勢がよく出ています。和尚は伝右衛門の自殺後,伝右衛門に
代わる猛の助言者としての役割も果たしていました。 
 光明寺は,三枝家の菩提寺であるとともに,悩み相談室,そして矯正施設として
の役割を果たしており,本当の駆け込み寺としてうまい設定だったと思います。
161名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 07:23 ID:apvt97X+
絹の前での猛、裏社会の顔の猛、戦後の猛は2つをたくみに使い分けている。
そして最後には絹の前での猛、昔のやさしい顔に戻っている。
その過程を上手く面白くこのドラマは描いている。
この先ひかると愛に生きると墓前で誓っているからもう裏の顔は使わない
だろうなあ そう願う。
162名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 12:00 ID:JBXPBoV/
>>161
>この先ひかると愛に生きると墓前で誓っているからもう裏の顔は使わない
>だろうなあ そう願う。
 熱心な「愛」ファンなら,光明寺を去る映像の後,テーマソングが流れるオ
ープニング映像へ戻したくなります。
 東京で渡仏準備に追われたある日,突然,幼い日を思い出し,もうフランス
で着ることがないからと,和装姿になったひかるは猛を誘って横浜の海岸へ行
く。果樹園を駆け回り,川辺で笹舟を流すシーンが出るオープニング映像は,
まさに白部村の叙情であり,純粋な恋を思い出すには最適です。回想話をする
うちに,猛とひかるは,テーマソング2番にある「いつもの顔にかえ」った,
というべき笑顔をみせる。もう互いに戦後にみせた「裏の顔」ではありません。
 しかし,波を眺めているうちに,猛が再び険しい顔になる。一見すると,ヤミ
成金の頃を思い起こす。しかし,台詞はその時と大きく異なる。
猛:「白部村では,お旦那様や奥様,和尚ら周りに助けてくれる人がいた。でも,
今度行くボルドーは日本の白部村とは言葉をはじめ,何もかも違うところだぞ。
白部村を日本のボルドーにするという夢を,お嬢様と一緒に叶えたい」
ひかる:「ええ,猛。おまんのその気持ち,よくわかるわ」
 そして猛とひかるは,砂浜を歩きながら愛に生きる決意を固め,海を眺める
のだった(これこそ真のエンディング)。
 オープニングが,実はエンディングと深く関わる映像に思えそうな仕掛けに
なっていたのも「愛の嵐」の良さですね。視聴者に劇中,あるいは台詞にはな
いシーンが多くの想像や解釈の余地を残していたのも,今なお高い評価を受け
るひとつの要因でしょう。
 




163名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 14:31 ID:TfJadIeW
今、「華の嵐」の最終回見てる。
ここ数回、見てて気になってしょうがないことがあった。
子供達よ〜頼むから高木さんのことを「おばさん」って呼ぶなよ!
高木さんも当時まだ25〜6のはずだし、年齢設定もそのくらいだろ?
いくらドラマの中のこととは言え、高木さんは心の中で絶対叫んでたはずだ。
「私はおばさんじゃなくて、お姉さんよ!」と、、、
164名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 16:23 ID:OVxpONtj
琴子さんは「おねえさん」なのにね。(「おねえちゃん」だったか?)

しかし、柳子さんてお嬢様なのに
ミシン使ってちゃちゃっと服をリフォームできるってすげーな。
165名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 16:26 ID:JBXPBoV/
>>163
>いくらドラマの中のこととは言え、高木さんは心の中で絶対叫んでたはずだ。
>「私はおばさんじゃなくて、お姉さんよ!」と、、、
 どこかの番組で,「華」を述懐するところがあれば,高木さんなら口にして
いそうな話ですね。
 「愛」との比較で「華」を初めてみましたが,「華」は長塚さんが最後
まで野望を果たすために,周りを顧みなくなるプロセスがリアルでしたね。
以前のスレッドでもありましたが,「華」は「愛」の後半部にある復讐劇
をより深く描くことで成功したのでしょう。こちらも「愛」に負けず劣らず
流行歌や戦災孤児の存在をフォローしているなど時代考証も丁寧でした
(ただ,新橋の地上げネタは,以前も書いたように地価高騰期という
本放送当時の世相にも相通じるものだったと思います)。
 次は「夏」をみたいですね。KBS京都での「愛」の再放送にはまり,そ
の勢いでDVDを全巻購入しながら「華」もテレビ大阪,そしてファミリー
劇場で視聴できて良かったです。
166女豹小島恵美子:03/04/26 02:16 ID:Jo+LRiQr
>>163
  あなたの気持ち、わからないでもないけれど、
 話中で「おばちゃん」と言われるからにゃ、おばちゃん的な年齢になっている
 はずなんだと思うよ。ゴメン、ちょっとここで劇中の年齢をはじき出せないのが
 申し訳ないんだけど……
  
  それと高木さんにとっては不快では、決してなかったと思うよ。
  よく、美人女優さんがちょっとブスの役やったりするけれど、
 あれはある意味、自分の演技の幅でかえって嬉しいと思うよ。
  実年齢の25〜6の高木さんが「おばちゃん」といわれるのは、
 むしろ高木さんが「あぁ、私も長い朝倉柳子の波乱の人生」を演じ終えたのだわ
 という感覚に浸れたんでは……

 まぁ、何書いているのっていわれそうだけど……
 島田紳助が何かの番組で言ってた。
 「牛丼しか食べられなくて、牛丼食べるのはつらいけれど。
 お金に余裕があるのにあえて牛丼を食べるのは快感」だと

 つまり、おばちゃんじゃない、高木さんが劇中で「おばさん」と言われる
 のは苦じゃないと思う。あなたの目には違和感があったかもしれないけど
167名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 06:54 ID:PeksHOW0
>>166
>ちょっとここで劇中の年齢をはじき出せないのが申し訳ないんだけど……
以前,本スレッドでも出た「華の嵐レビュー」というファンサイト
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/4970/index2.html
 によると,高木さん演じる柳子は,最終回時点(昭和24年)で29歳と
いう設定です。
168名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 10:21 ID:KvzHD90h
>162 私はあのオープニンク映像が大好きです。
ドラマを見る前はあの海を見るシーンが本編に出てくるものと思っていました。
全部見終わって、あの映像はなかったけれど、ドラマの続きだと思いました。
あの向き合うシーンが一番好きです。何かの決意、「これから2人で生きて行く
ための」そんな気もちにさせてくれます。
ところでもし絹が生きていたらフランスへ行ったかなあ?
もちろん2人の幸せを心から願っていたから反対はしなかっただろうなあ
それにしても、絹と言う人物は戦後の猛を心から頼り、信頼し、母親のように
接していたように思う。何よりも猛が復讐のことでひかるを苦しめていることを
知りながら何も口に出さずに最後まで猛を信じていたのは凄い。
猛もそれに答えられる人間だったということだが。
その変の描き方一つでドタバタになるところを上手に作られていた。
現に新はその辺の展開がドタバタになっていたので濃さがなくなっていた。
まさに上質のドラマ だから今見ても何度見ても感動する。
色々なDVD見たけれど、やっぱりこれに勝るものは出てこない
169名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 16:34 ID:gbpzrYCM
「華」最終回見た。
あんなに「華族の誇り」って言ってたのに
あっさりコンバートしちゃってつまんないね。
もっと夜叉夫人に踏ん張ってほしかったっすよ。
170名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 16:56 ID:jsagA/pj
>>166
> 実年齢の25〜6の高木さんが「おばちゃん」といわれるのは、
>むしろ高木さんが「あぁ、私も長い朝倉柳子の波乱の人生」を演じ終えたのだわ
>という感覚に浸れたんでは……

ガキどもが出て来る度に、「オバちゃん、オバちゃん」と連呼され、
あげくの果てには、天堂までも「みんな、やめろ。オバちゃんは
忙しいんだ」とオバちゃん呼ばわり。
ここ数回、なんか柳子が哀れだった・・・・・。
171女豹小島恵美子:03/04/26 21:49 ID:gNRdNmmA
>>167 >>170
  えっ、29歳だったんですか……
  確かに29歳なら、「おばちゃん」呼ばわりは微妙だなぁ
  (私は35、36歳を想像してました。)
  まぁ、こじつけるならば、あの可憐な”柳子お嬢様”も歳をとって
 丸くなった、という感覚を出したかったのかな。
  (新 愛嵐でも最終回、藤谷美紀ちゃんは おばちゃんと自称していた。)

  確かに、みなさんから見て、「違和感」あったのは認めますわ。
  あなたがたのおつしゃる通り!!
  でも、高木のおばちゃんのことを本当に心配しているのなら、
  それは大丈夫だよ(笑)

  ところで、本当におばちゃんの歳になった現在の高木さんだが、まだ
  見た目キレイだし、若いね。
 (私は今、放送されている「華」を見ていませんが、過去にビデオ等
  で7回ぐらい見たので、話題についていけると思います。よろしく。) 
172女豹小島恵美子:03/04/26 21:56 ID:gNRdNmmA
>>169

 このドラマの最大の見せ場は、柳子が従来のヒロインのイメージを
 覆し、「夜叉夫人」に変貌、当時はまだ悪役クラスでしかなかった長塚先生と
 ラブラブになつちゃう展開には驚き、シビレました。

  確かに60話ぐらいまで、「夜叉」だった柳子が最後の10話ぐらいで急に
 腰砕けていくのは、ちょっとビックリでしたね。
  あと、10話でどうやってハッピーエンドになんねん?と本放送時ほんまに
 心配しましたもん。

  夜叉のときの高木美保、あれは確かによかったよ。
173動画直リン:03/04/26 21:57 ID:CIw9dO26
174名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/27 00:49 ID:H6qa8j1/
>>168
>ドラマを見る前はあの海を見るシーンが本編に出てくるものと思っていました。
>全部見終わって、あの映像はなかったけれど、ドラマの続きだと思いました。
>あの向き合うシーンが一番好きです。何かの決意、「これから2人で生きて行く
>ための」そんな気もちにさせてくれます。
 あの解釈は一例ですが,一通りの放送終了後にこのように思わせる仕掛けを
当時のスタッフが考えていたとしたら本当に立派です。本当にそのように思え
るのです。
>>172
>確かに60話ぐらいまで、「夜叉」だった柳子が最後の10話ぐらいで急に
>腰砕けていくのは、ちょっとビックリでしたね。
 私が「華」の再放送を面白いと思うようになったのは,戦後編で一也が飛田
組と出会ったところでしょうか。残念ながら,「愛」のようにディープな解釈
ができませんが,一也と圭吾の対決は,「愛」の猛対勇作以上に迫力がありま
した。ただ,ご指摘の通り,圭吾の無法ぶりについていけなくなった柳子が態
度を変え,一也への接触を強めるとともに,一也が「鐘の鳴る丘」という孤児
院建設に向けて一途になるところは,「愛」とは違う展開で面白かったです。
柳子も最初は一也を張り飛ばすなど,「怖そうな女性」に映ったのですが,最
後には本来の優しい女性へと変わるプロセスが丁寧に描かれていました。
 ただ,あえて「華」最終回の印象を言わせてもらうならば,事件が解決して
いたゆえか,フィギィアスケートでいう「エキシビジョン」という感じだった
のは否めませんね。「愛」が最終回の前半までドロドロした展開だったのとは
あまりにも対照的でした。
 とはいえ,「愛」も「華」もグランドロマンシリーズとして,東海テレビの
昼ドラマでも伝説のシリーズであったのは事実です。これからも,本掲示板を
通じて,あまり取り上げられない「夏」「新・愛」も含めてグランドロマンシ
リーズの再検証がなされることを希望します。

175まむし男爵:03/04/27 22:51 ID:FPadNqVU
>>174
  お人違いだったら、ごめんなさい。
  まむし男爵 かえって参りました。(女豹は仮の名です。)
  テレビ大阪で、愛が再放送をされていた頃、たまにカキコをさせて
 もらっていた者です。
  さすがに、このスレを盛り上げられているだけ、あって奥が深い
 解説、感心させていただいております。

  「華」はあまり、ご覧になっておられなかったのでしょうか。
 おっしゃる通り「長塚VS渡辺VS佐藤」の第二ラウンドは、愛嵐のとき
 より、より一層憎悪に満ちたものとなります。

  また、ひかると違い、柳子は圭吾に完全に心をつないでいます。
 (これは、深い部分では微妙なのですが、表面的には柳子は
 まむし男爵の妻であり続けました。このあたり、ひかるの単に耐えている
 姿勢と違う気がします。)

  よって、今回の戦いは、長塚さんも前作に比べ、渡辺に対して強気に
 なってたと思います。(笑)
176名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 00:16 ID:fas8JkMh
>>175
>まむし男爵 かえって参りました。(女豹は仮の名です。)
>テレビ大阪で、愛が再放送をされていた頃、たまにカキコをさせて
>もらっていた者です。
 お久しぶりです。MES171の末尾で前スレッドの800番台の書き込み
を思い出しました。
>「華」はあまり、ご覧になっておられなかったのでしょうか。
 今回のテレビ大阪とファミリー劇場の再放送が初見です。何度か
取り上げた「華の嵐レビュー」のストーリー紹介をみながら内容に
入りました。
>おっしゃる通り「長塚VS渡辺VS佐藤」の第二ラウンドは、愛嵐のとき
>より、より一層憎悪に満ちたものとなります。
(中略)
>よって、今回の戦いは、長塚さんも前作に比べ、渡辺に対して強気に
>なってたと思います。(笑)
 命を賭けた闘い(実際に,タカや片岡という犠牲者を出している)が加わ
った点でわかります。決して,一也と圭吾は和解することがなく,終始敵対
関係にあった点も,火事場での命を賭けた猛による救出劇を目の当たりにし
てひかるを諦めた勇作とは対照的でした。
 共通するシーン(マムシにかまれるシーン,男性主人公の出征→戦死扱い
→実際には生還,不正入札)があるものの,舞台として甲府と近郊農村をま
たいでいた「愛」と,あくまでも東京都心部(麻布・新橋・日比谷・銀座)
に絞り込まれた「華」という比較もできそうです。

 
177名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 05:24 ID:aETvtwu4
愛の嵐は、DVDを買った。華の嵐は、DVD_-RAMにやいた。でも、夏の嵐は、昔の記憶しかない。再放送求む!
178名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 07:39 ID:fas8JkMh
>>177
>愛の嵐は、DVDを買った。華の嵐は、DVD_-RAMにやいた。
>でも、夏の嵐は、昔の記憶しかない。再放送求む!
 前スレッドが出た頃,「夏」はサンテレビで再放送されていた
ようですが(私は気づかなかった),今は地上波・CSのいずれも
再放送されていないようですね。渡辺さんの公式ホームページで
「夏」のオープニング映像がサンプルで出ていますが,「大江戸
捜査網」の里見浩太朗編を思い起こさせる般若の面+炎の映像,
噂になっているGクレフのテーマ音楽とはどんなものでしょうか。
 ちなみに,「愛」のDVD販売元・GPミュージアムは,「愛」
が初めて手がけるテレビドラマDVDだそうです。それだけに,「華」
「夏」も今後リリースすれば,同社の知名度も飛躍的に高まるでし
ょう。
 
179名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 11:31 ID:DCo43HuB
高木美保さん、「華の嵐」は撮影スケジュールがきつく、
現場ではいつもいらいらしていたとか。
そのいらいら感を「夜叉婦人」として発散させていたのかもしれない。
180名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/29 18:12 ID:80IQyLMX
>>156
>このドラマは「身分の違い」がテーマになっているがこの事件はそれを良く
>現しているように思う。
 再び,「愛」のメインテーマに戻します。先ほど,第8話(第2巻)
をみました。横浜から猛とひかるを三枝家へ連れ帰った琴子が巻き起こす
騒動の話です。ここでは,絹への嫉妬から伝右衛門の背中を流そうとする
ところから始まるのですが,絹同様に文彦も猛を「妾の子」と邪推するよ
うになり,「あかんたれ」を思わせる猛いびりにつながります。また,絹
と琴子による意地の張り合いに翻弄され,小作人の喜助が思わぬとばっち
りを喰らう(伝右衛門が喜助に不機嫌な態度を取る)など,コンパクトに
三枝家で拡がった「愛の嵐」の一端を表現しています。もちろん,後半の
猛・ひかる・勇作によるそれとは性格が大きく異なりますが,猛・ひかる
の幼年期編では最大の見せ場であり,1時間ドラマ並のボリュームがあり
ました。
 また,この話では上述のメインストーリーだけではなく,サブストーリ
ーでも,食卓の団欒で「ホテル」を「ほたる」と聞き間違えて家人の笑い
を誘うひかるの微笑ましさや,当時は交換手を通じて初めて電話をかける
ことができる点をさりげなく紹介するなど,視聴者を飽きさせない構成上
の工夫が随所にみえました。
 これに限らず,「愛」は1回の放送で登場人物が置かれた心理ならびに
行動を克明に捉えているのがいいですね。第8話ほど複線的でないにせよ,
ひかるが流産に追い込む要因となった心労を描いた第61話も名ストーリー
です。

181まむし男爵:03/04/29 22:01 ID:GEFQlYZX
<<179
「いつ見ても波瀾万丈」で言ってましたね。
 でも、できればあういう発言は避けてほしかった。
 ファンの「柳子像」を壊すから……
 どういう意図で言ったか知りませんが……
182まむし男爵:03/04/29 22:07 ID:GEFQlYZX
>>177 >>178
ヒンシュク覚悟で言わせてもらいます。
 「夏」という作品は、もうひとつインパクトに欠けた気がします。

 それは、「愛」や「華」があまりにも完成度の高い作品であり、
 これを上回るのは容易ではなかったし、比較するとどうしても
 見劣った感がします。

 また、「華」にいた、早瀬優香子・黒沢年男・高松英郎・岩井友見
 佐藤仁哉など脇を固める実に魅力的な面々が、「夏」にはいなかった。
 この人たちのストーリー分、つまらなくなってしまってました。

 ごめんなさい。「夏」がどうこうより、「華」がすごすぎたという事
 です。
183まむし男爵:03/04/29 22:11 ID:GEFQlYZX
>>176
 嬉しい、お言葉ありがとうございます。
 ぜひ、「華」についても、鋭い論評を下さい。
 確かにだいぶ「世界観」は違うでしょうが……
184名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/29 22:12 ID:As8iWfxl
あれっ!昨日頼んだのにもう来てる本当に安かったのでびっくりしました

http://www.net-de-dvd.com/
185名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/29 23:11 ID:80IQyLMX
>>183
>ぜひ、「華」についても、鋭い論評を下さい。
>確かにだいぶ「世界観」は違うでしょうが……
 こちらこそ貴重なコメントを頂き,ありがとうございました。
 「華」は最初のうちは,「愛」との「世界観」の違いからあまりみ
ていなかったのです。戦中編の朝倉男爵と一也の対立や,男爵が反戦
主義者として捕らえられ,柳子もとばっちりを受けるところは覚えて
いるのですが,「愛」のように話の奥に何がある,とかどこでつなが
るのかとは,言えないのですね。この点は,将来的にDVDが出れば分析
したいです。
 ただ,気になったのは,朝倉家は仏壇があり,典型的な仏教徒なの
に対して,柳子はクリスチャンだったのか教会へよく足を運んでいた
点ですね。どこかで洗礼でも受けたのでしょうか。「華」に出る聖ミ
ハイル教会と「愛」の三枝家番小屋は,以前書き込んだように,2人
だけの思いを語れる点で共通していたように思います。
186名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 11:15 ID:nk7vZj2z
私は「愛」しか見ていないけれど、「華」についてここでみなさんの
話を聞いたり、「華」のサイトを読んだりして興味は湧き、DVDが出たら欲しい
と思っている。そんな表面からしか「華」を知ることができないけれど、なぜか
「愛」の方が取りつきやすいと感じる。それは「愛」の方が教育問題、思春期の
悩み、夫婦喧嘩などより日常的なストーリーで構成されているからだと思う。
あとは好みの問題だろうけれど。
番小屋のシーンで私が一番印象的だったのは、終盤猛が屋敷を取り戻したあと
ひかるが来ないことにふくれっつらをした後訪れた番小屋で再開するシーン
「ここも古くなりましたね」と言ったあと、去ろうとするひかるの手を握る
あそこはセリフは少ないが名場面だと思っている。
「愛」の特徴はセリフの少なさにもあると思う。そこを演技でカバーしている。
あの向き合ってお互いの目を見詰めあい、どちらかが目をそらす。
終盤はそんなシーンが多かったように思う。
「華」はどうだったのだろう、セリフは多かったのだろうか
187名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 22:46 ID:M9BrGSRK
田舎者の私は、なんといっても「華」のケレン味たっぷりの
華やかさがすき。
「華」のサントラ出してほしい。
188名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 01:02 ID:udH+lGSl
>>186
>「愛」の方が取りつきやすいと感じる。それは「愛」の方が教育問題、思春期の
>悩み、夫婦喧嘩などより日常的なストーリーで構成されているからだと思う。
>あとは好みの問題だろうけれど。
 「華」は,「愛」の後半部にある復讐劇を全面に置き,柳子・一也・圭吾
の三角関係を中心にストーリー展開をしていた点にオリジナリティがある
でしょう。あの内容では,「愛」のように脇役の内面まで捉えたサイドスト
ーリーは必ずしも必要ありません。結果的に激しい恋愛ドラマとして,東海
テレビの昼ドラマで最大の人気作になったのは侮れません。
 でも,「愛」の導入部は本当に,日常生活の側面から入り,どのシーンも
うまくつなげていた点は感服します。青年編を見た後に,幼年・思春期編を
みると,かえって新鮮でした。「華」が一回の演技で魅了させたのに対して,
「愛」は何回かを積み重ねてみることでその良さがわかる点でも対照的です。
「愛」と「夏」は,ほぼスタッフが同じでしたが,似たような設定を随所に
置きながらも,何をすればシリーズとして視聴者を飽きさせないのか,という
工夫ができていたように思います。
 「華」は早瀬さんが演じる朝倉琴子が戦後編でみせる動きが脇役ながらも光
っていますね。朝倉家を飛び出し,どうしてもお嬢様育ちのクセが抜けないも
のの,それを何とか克服しようとする努力家の一面も見逃せませんでした。
189名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 03:02 ID:AavqvyFC
「愛」と「華」のどっちが好きかは、ホントに好みの問題だね。
春と秋とどっちが好きかってのと同じ感じ。
私は元々オーソドックスな初恋純愛物語大好きなので「愛」かな。
子供の頃から愛を育んでいた2人が、色々な障害を乗り越えた末に
結ばれるっていう、定番中の定番ストーリーに弱い私。
「華」もドキドキしながら楽しく見てたけど。
190名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 14:20 ID:n7OmI2qf
わたしは「華」の方が好き。
「失礼な野蛮人!vs仇の娘」がお互い命の恩人になって、
誤解が解けたあとはラブラーブになって、
死に別れて、生きてたと分かったら商売敵になって、
この笑えるほどの波瀾万丈さがたまらん。展開も速くて飽きんし。
191名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 15:42 ID:pDukBg1G
「生きてたと分かったら敵になってた」のパターンは「愛」も同じだね。
幼馴染が恋になって行く過程を「愛」は丁寧に描いて行った。
このパターンは良くあるパターンだけど、「愛」は脇役が本当に光っていた。
特に終盤太鼓を叩いて踊っていた白装束の静子さんは名演技だったと思う。
勇作と母親の会話も結構楽しかった。
「華」は見ていないんだけれど、「愛」は展開がゆっくりでその分楽しめた
と思う。
192bloom:03/05/01 15:42 ID:vTLGHmlS
193m:03/05/01 15:49 ID:unA3+FYo
194名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 23:01 ID:udH+lGSl
>>190
>「失礼な野蛮人!vs仇の娘」がお互い命の恩人になって、
>誤解が解けたあとはラブラーブになって、
>死に別れて、生きてたと分かったら商売敵になって、
>この笑えるほどの波瀾万丈さがたまらん。
 「華」の展開を端的にあらわしていますね。ご指摘のように「愛」よりも
ドラスティックなところがありました。夜叉夫人とまむし男爵なるネーミン
グも,今回のテレビ大阪ならびにファミリー劇場の再放送でわかりました。
>>191
>幼馴染が恋になって行く過程を「愛」は丁寧に描いて行った。
>このパターンは良くあるパターンだけど、「愛」は脇役が本当に光っていた。
(中略)
>「愛」は展開がゆっくりでその分楽しめたと思う。
 NHKの連続テレビ小説+大河ドラマをミックスしたものが「愛」だった
といえるでしょうね。サイドストーリーが多いものの,話のメインは確実
に押さえていた点では優れた構成です。
 私の場合,どうしてもDVDがあり,繰り返し視聴していた「愛」に思い入
れがありますが,実際には甲乙が付けがたいのではないでしょうか。
195名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 16:26 ID:c+RpjhHz
>>191
>「生きてたと分かったら敵になってた」のパターンは「愛」も同じだね。
 ただし,「愛」と「華」では,GHQを味方にしたのが渡辺さんか長塚さんか
という違いはありますね。「華」では,圭吾率いる朝倉産業は,GHQの軍人向
けアパート建設などで飛田組と対立関係にあり,新橋の地上げを行う悪の
存在でした。逆に,「愛」では猛が英会話を学び,GHQと太いパイプを結んだ
上でヤミ成金と化し,山梨県庁を頼りとする勇作よりも強い力関係をもちなが
ら,勇作の財務状況ならびに交友関係の弱点をつかんで立ち向かっていました。
この辺りも対照的に描かれていました。
 ただ,圭吾が自暴自棄になってからの柳子は,何かしら「愛」のひかるを思
わせる耐える女だったのは見逃せません(流産した時の感情などは,やはりひ
かるとは対照的に激しいものでしたが)。
 
196名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 12:27 ID:dhz8XAOj
昔のパターンのドラマってこんなに濃くてワクワクするものかと思う。
「華」は見ていないけれど、あらすじとかカキコ見てると興味がわく
今まで生理のことをこんなに説明するドラマってなかったと思うし、
日常をうまくとりいれたという点ではハナマルだと思う。
ひかるもただ耐える女だけでなく、だんだん強くなってゆくところが
面白かったし、猛がだんだんホンネを出してくるのも上手く描いていた。
「華」は華族社会を描いていたようだけど、これもぜひ覗いてみたいドラマ
DVD出るといいなあ。
197名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 14:27 ID:9bQZbyNi
「愛」は間を楽しむドラマ
「華」は勢いを楽しむドラマ
198名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 14:54 ID:D5SruCq7
>>197
>「愛」は間を楽しむドラマ
>「華」は勢いを楽しむドラマ
 両作品の違いをうまく表現していると思います。「夏」も
「華」の流れを受け継いでいると考えてよろしいのでしょうか。
批判もありますが,「百聞は一見にしかず」で「夏」の再放送あ
るいはDVD化を期待したいものです。
 今回,「華」をみるようになったのは,本掲示板での議論も影
響しています。大雑把ながらも内容がつかめただけでも大きな収
穫です。
>>196
>今まで生理のことをこんなに説明するドラマってなかったと思うし、
>日常をうまくとりいれたという点ではハナマルだと思う。
 「愛」の思春期編ですね。今ほど性教育が進んでいるとは思えない
昭和初期にここまで言い切れるのだろうか,とも思ったものです。
とはいえ,性教育に限らず,「愛」の幼年・思春期編は,主婦層だけ
のものと思われがちだった昼のメロドラマに,夏休みに入ったばかり
の中高生(男女問わず)にも視聴者層が広がった点でも貴重です。
「ビデオもあまり普及していない時代にはやった」と渡辺さんが
「愛」のDVDで語っておられました。掲示板の書き込みを読んでいる
と,ビデオがなかった家では,親にストーリーを聞いていたとか,
ラジカセで録音してラジオドラマのように音だけで楽しんだ人がい
るなど,当時から隠れた人気のドラマだったのだ,と驚いています。

199名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 16:48 ID:uiVryHS6
渡辺さんのホームページで『夏の嵐』のDVD化を希望する人を募っています。
DVD、最低1000セット売れないといけないとかで、希望者が1000人に達したら
メーカーと交渉するとか。
http://www.unicorn-net.com/message/index.html
200名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 17:08 ID:/HoW+ERc
200
201名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 20:23 ID:zgFtd3J1
さっそく希望出しておきました。DVD化になるといいですね。
「夏」ってサイト検索してもないようだし、「華」も私の地域では再放送
やってないし、「愛」は思春期編が一番好き、小さな恋の物語がふくらんで、
心のすれ違いとか成長の過程実に良く描いてる。
何よりもひかるが猛のすべてを信じきっているところと猛が一途なところが
良く描かれている。
戦後の秀子を誘惑して嵐を巻き起こす猛と比較すると、笑える「あんな可愛いところも
あったのになあと」
202名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 23:23 ID:D5SruCq7
>>199
 「新・愛」の本放送に続いて,「愛」のDVD化と一部の地上波局で続く再放
送,「華」の地上波・CS(ファミリー劇場)での再放送,「新・愛」のDVD化
と「嵐」シリーズが再び注目される中,「華」「夏」のDVD化は実現して
ほしいです。「華」「夏」は本掲示板でのやりとりで興味をもちました。
>>201
>「愛」は思春期編が一番好き、小さな恋の物語がふくらんで、
>心のすれ違いとか成長の過程実に良く描いてる。
 猛とひかるが映画館に出かけたものの,運悪く警察に補導された日の夜,
ひかるが布団に大粒の涙を流すシーンも切なさを感じましたね。また,猛
が潅漑工事の差配を任され,一心不乱に土木技術を学ぶ姿は,向学心の強
さという点で,幼年期の文彦との成績競争や,戦後編での英会話などとも
つながっています。

203名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 06:48 ID:JwDCQXb4
そっか。「華」は
柳子さんがいきなりハタチぐらいのとこから始まってるのね、そーいえば。
天堂さんの子供のときのシーンはちょっとあったけど、柳子さんのは全然なかったっけ。
子供時代は描くまでもない、何不自由なく気位高く育てられた華族の
お嬢様ってだけだったのよねきっと。
204名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 15:47 ID:T360+gdD
私は、『華の嵐』が一番すき。ドラマチックでなのがよい。。
205名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 15:57 ID:2vSlswAi
 「愛」のDVDをみて気づいたことですが,長編故か辻褄があわない
ところも若干あります。
1.猛・ひかる・文彦の年齢差
 「愛」の登場人物で生年がはっきりわかるのは,1922年4月生まれの
ひかるだけです。ひかるとの年齢差でいえば,猛が3歳上(1919年生まれ),
文彦が5歳上(1917年生まれ)となるはずです。しかし,戦後編になると
1950年の時点でひかるが28歳になっているにもかかわらず,文彦は35歳
(第53話から),猛は30歳(最終話の語りから)とややズレが生じていま
す。この辺りは作品をみていてやや気になったところです。
2.三枝家とその周辺
 ロケ地(旧白根町)と架空の白部村を強引に結びつけるのはどうかと
思いますが,番小屋の周辺を流れる川を「釜無川」とすると,「夜叉神
峠のりんどう」をめぐるエピソード(第15話)と絡めた場合,実際の流域
との間でかなりズレが生じます。むしろ支流の御勅使川とした方がすっ
きりしたかもしれません。また,駆け落ちシーン(第36話)で猛は逃走
ルートとして,「北へ2時間ほどでアカネ村」と言っていますが,まと
もに考えると,迂回して韮崎方面から中央線に乗ろうとしたのか,など
と想像しました。また,第43話で勇作から三枝家へ送られる現金書留の
宛先が「甲府市白部村」には驚きました。第1話で「甲州西郡・白部村」
と前置きしているのなら,せめて西郡の正式な行政区分である「中巨摩
郡」とやってほしかったです。
 このように,ミクロにみると若干の問題点はあるものの,全体的に「愛」
は,甲府とその周辺をうまく説明していたと思います。例えば,絹は石和
の出身であることや,昇仙峡,武田神社,笛吹川,湯村温泉などの地名が
随所に出ていました。特に前半はロケが多かった分,白部村の想像を十分
かき立ててくれました。
206名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 20:15 ID:IFEgYGtd
>>205
猛とひかるの年齢差は、私も気になってた。
戦前は数え年齢、戦後は満年齢ってのが関係あるのかな。
猛の誕生日っていつになってたんでしょうね。
207名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 21:46 ID:2vSlswAi
>>206
 MES205の自己レスです。
 次のホームページによると,1950年に年齢の唱え方に関する新たな
法律が制定されて,数え年齢から満年齢に変更されたとのことです。
それをふまえて戦後編の解釈をした方がいいのかもしれません。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwhy1010/hp-3.htm
 年齢の唱え方は,見過ごされがちなところであり,本当に勉強になり
ました(ちなみに「華」は昭和24年で終わっている)。隠れた昭和史の
一面ですね。
208名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/06 06:35 ID:psIKzeO9
 「愛」と「華」を振り返ると,導入部分で当時の世相について,
時間をかけて説明しているのがいいですね。
「愛」の場合は,戦前・戦中編が気に入っています。冒頭で当時の
新聞記事や写真資料,そして流行歌を挿入しながら本題に入ってい
ます。戦中編の最後で,ラジオで猛がいたとされるサイパン島の玉
砕を知り,泣き崩れるひかるの姿をみたかと思うと,その新聞記事
が出てくるのもリアリティがあります。戦中編はこの他にも,移民
船を送り出す話の最後に流れた当時の童謡(?)も頭にこびりつき
ます。
「華」だと,以前にも出ましたが,戦後編の冒頭が元華族であって
も農村へ買い出しをしなければ食料が手に入らず,農民に意地悪さ
れて,強気だった柳子が悔し泣きするシーンがインパクトあります。
 いずれにせよ,民放の昼ドラマでここまで念入りな時代考証をし
たものは珍しいでしょう。
209名無しさん@お腹いっぱい:03/05/07 00:57 ID:J88tfDR2
今 再放送の華の嵐見てるけど、柳子、見てて腹立つんですけど。
天堂夫婦は素晴らしい夫婦愛で結ばれている。でも、たかさん 死んじゃうらしいね。
で、柳子と結局結ばれるらしいけど、なんだかな〜
悪徳なことばっかりやってて、良心を取り戻したにしても・・・たかさんと天堂さん、ずっと添い遂げる夫婦のままでいい。
たかさん かわいそう
210名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 01:52 ID:+9RmjrER
>>209
>今 再放送の華の嵐見てるけど、柳子、見てて腹立つんですけど
 ファミリー劇場の集中放送ですね。途中までみていました。
半年前にも放送され,そして今も集中放送がなされるという
ことは,「華」はかなりの人気番組だったのですね。来年の
今頃は,この勢いでDVD化されているとありがたいのですが。
211名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 02:07 ID:G8GuTIst
>>199さん、早速私も、『華の嵐』と『夏の嵐』のリクエストしてきました。情報ありがとう!
212名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 02:20 ID:K29Qmg19
正直、ヒーローが下宿のおばさんと結婚かよっって思った>たかさん
いい人だってのはよくわかるし、男爵令嬢の柳子と対比させる演出だってのも
よくよくわかるんだけど。ま、私の偏見だわね。
213名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 11:42 ID:+9RmjrER
>>186
>「愛」の特徴はセリフの少なさにもあると思う。そこを演技でカバーしている。
>あの向き合ってお互いの目を見詰めあい、どちらかが目をそらす。
>終盤はそんなシーンが多かったように思う。
>「華」はどうだったのだろう、セリフは多かったのだろうか
 ファミリー劇場の集中放送で戦後の一也・柳子が再会するシーンが
ありました。「愛」の猛とひかるの再会とは正反対ですね。柳子が自
ら置かれているスタンスをきっぱりと語る姿に圧倒されました。
 とはいえ,「華」の廃墟と化した教会,「愛」の光明寺と宗教施設を
舞台にしている点で共通するのは興味深いです。


214名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 23:24 ID:mcqaXYCs
このドラマではひかるも猛も感情を押さえている。
思春期編ではひかるが感情をムキだしにしていたが猛はひたすら押さえていた。
それは青年期でも変わらなかった。この猛の「ひかるちゃんはお嬢様なんだ」
というためらいがドラマを引き立てていたように思う。
戦後編で番小屋でホンネをぶつけ合うシーンがあったが、ホンネの感情の
ぶつけ合いはあれくらいと思う。
猛のことばに「戦争のことはもう話したくありません」は短いが重たく当時の
復員兵の気持ちを良く現していると思う。
リメイクでは反対に激しく感情をぶつけ合い「愛してる」ということばも多かった
何かしっくり来ないものを感じた。
現代的と言えばそうなのかとも思うが、「身分違い」が一つのテーマとしたら
なじめない。猛のイメージは私には「感情を押さえた猛」と思っているから

215名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 00:10 ID:My9aXibD
>>214
>戦後編で番小屋でホンネをぶつけ合うシーンがあったが、ホンネの感情の
>ぶつけ合いはあれくらいと思う。
 ただ,猛が内に秘めた怒りをぶつけるシーンは,東京で勇作への復讐
を意図した「資金集め」が終わり,甲府へ戻る第60話以降でよくみかけ
ます。ひかるに対しては,「勇作の赤ん坊なんて生まなければいいんだ
!」と怒鳴り,自宅では一人「負けるものか,負けるものか」と叫び
に似たつぶやきをするシーンを思い出します。戦中編で和尚に「お前
は鬼になれん!」と言われた猛が,正真正銘の「鬼」になった時でし
た。
 そして,章次が刺された時には,なぜか隠し持っていたピストル
を持ち出して佃組への報復を思いつく(これは秀子に「お葬式など
出したくない」と強く止められた)など,復讐劇ゆえの本音は出て
いました。
>猛のことばに「戦争のことはもう話したくありません」は短いが重たく当時の
>復員兵の気持ちを良く現していると思う。
 これも心に響く言葉でした。動けない戦友をやむなく撃ち殺すシーン
の回想もこの言葉を視覚的に表現しています。
216名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 00:57 ID:/IRUACUc
>>214
>猛の「ひかるちゃんはお嬢様なんだ」というためらいがドラマを引き立てて
>いたように思う。
 例の河原での水掛シーンを思い起こすとよくわかりますね。このシーンは,
「愛」で屈指の名場面だったと思います。「言いなさい!」と叫びながら,
水掛に興じる田中さんの笑顔をみて,「こんな綺麗な女優さんはみたことが
ない」と思いながら,「愛」にはまりました。無名に近かった渡辺さん・田
中さんの人気はこのシーンから出たと思います。
 水掛シーンで気になったのですが,ロケで利用されている川はさほど
増水していないのにも関わらず,何かしら濁っているようにみえました。
あのロケ地は,おそらく旧白根町と旧芦安村の境界近くにある御勅使川
の河川敷でしょう。地図をみていると,採石場が周囲にあるので,ひょ
っとしたらそれが影響しているのかもしれませんね。

217名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 02:05 ID:sFbohwMy
このロケ地は御勅使川なのでしょうか?
このGWに白根町まで行って御勅使川でそれらしき橋を探したのですが
見つかりませんでした。(めぼしをつけた橋は割と新しいつり橋風でした)
その他にあのお寺とかも探したのですが、、発見できませんでした。

どなたか知っている方、教えてくださーい。


218名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 11:05 ID:/IRUACUc
>>217

>その他にあのお寺とかも探したのですが、、発見できませんでした。
 例の巨木がある寺は,神奈川県湯河原町の城願寺ではないでしょうか。
樹齢800年といわれるビャクシンの大木で有名です。
http://www28.tok2.com/home/ap/11-wood/yuga-jogan.html
 そういえば,内田さんが演じる光明寺の新海和尚は,比叡山で修行を受け
た天台宗の僧侶という設定でした。
 本放送から17年,初期でよくロケに利用されていたという旧白根町も
ホームページを見る限りでは,かなり変容しているようですね。
 いずれにせよ,「愛」は,幼年期編でかなりロケをしていましたね。現在
制作されているドラマよりもはるかに制作費はかかっているはずです。幼年
編では,伝右衛門が猛と散歩しながら,高台へ連れて行き,「これが甲斐の
国じゃ」と故郷への思いを語っていました。猛が伝右衛門を慕うきっかけに
なったシーンとして重要です。
 さすがにストーリーでは触れていませんでしたが,ロケ地だった旧白根町
は戦前期,果樹園よりもむしろ桑畑が多かったようです。


219名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 22:24 ID:aE5jXc27
>>218

情報ありがとうございます。白根じゃなかったのですね。
機会があれば行ってみようと思います。

220名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 00:07 ID:mFReIqsI
>>219
>情報ありがとうございます。白根じゃなかったのですね。
>機会があれば行ってみようと思います。
 最近まで旧・白根町あるいは甲府市にあるとばかり思っていました。
 私も行ってみたいところです。主題歌を口ずさみたくなりそうです。
 猛とひかるにとって,光明寺のビャクシンは,番小屋と並んで思い出
の地でした。幼年期の木に吊された猛,そして戦後編での再会シーン,
番小屋に比べて舞台となる回数は少なかったのですが,最終回で墓参と
絡めて巨木を見上げながら,初めての出会いから23年にわたる長い愛の
軌跡を振り返る演出は本当に秀逸でした。その続きと信じたいオープニ
ング映像(MES162参照)も併せて,猛とひかるは,どのような思い出話
に花を咲かせていたのでしょうか。
 そういえば,幼年期の猛をDVDで細かく見ていると,「あばれはっちゃ
く」に出てきそうなやんちゃ坊主でありながらも,感極まると涙ぐんで
いましたね。さすがに,猛はそれをひかるにみせまいと必死でしたが。

 
221名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 13:13 ID:kvCGJuUr
スレ分けた方が良さそうな。
222名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 16:43 ID:aNwYUj3E
「愛」も「華」も初回当時も再放送も見た。どっちも好きです。
けど、華の方がワクワクする。やっぱ女性陣綺麗。華やか。
柳子さんは画面に吸い込まれそうなほど美しいし、琴子さんの
お嬢ファッションはセンスイイ! お母様の華族様っぷりも気持
ちいいくらいだし。
「夏」も出てる人同じようでも、なんか地味だった。
無条件に「わぁ、綺麗・・・」てのは結構ポイント高かったと
思う。  話の仕立ては結構ゴツかったんだけどね。
223名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 21:34 ID:WW9KVWOx
ミセスメランコリーってカラオケにないよね?
224名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 23:43 ID:mFReIqsI
>>223
>ミセスメランコリーってカラオケにないよね?
そもそも,この曲はなぜかCD化されていないのが不思議ですね。
 「新・愛」の放送に始まり,「愛」のDVD,各地での再放送,
「華」の再放送など,「嵐」シリーズの再検証が進んでいる現在,
「嵐」シリーズの挿入曲CD集が出ればいいのに,と思いますね。


225名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 01:32 ID:vKahVLz/
このスレは愛>>>華>>>>>>>>>>>>>>夏って感じなのかな?
まぁ人はともかく、俺なら夏が一番。
南部忠彦が実に(・∀・)イイ!!
華のまむし男爵も好きだけど、やはり海軍の軍服着てBGMにワーグナーが流れながら、「日本は腐りきっている!」とか演説する「極右」長塚が最高。
226名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 08:10 ID:5UAiqNTW
>>225
>このスレは愛>>>華>>>>>>>>>>>>>>夏って感じなのかな?
>まぁ人はともかく、俺なら夏が一番。
 どうしても,「愛」「華」は,DVDの発売や熱心なファンによるストーリ
ーサイト,CS・地上波局での再放送があるために,実際に作品を振り返りや
すいのに対して,「夏」の再放送が少ないのが影響しているのでしょう。
>華のまむし男爵も好きだけど、やはり海軍の軍服着てBGMにワーグナーが流
>れながら、「日本は腐りきっている!」とか演説する「極右」長塚が最高。
 これだけでも,長塚さんの悪役ぶりを想像したくなります。渡辺さんが
ホームページでファンに呼びかけているDVD化の実現が待たれます。

227まむし男爵:03/05/12 22:14 ID:/vYElD4c
>>225
 あなたの意見とか、長塚賛歌はもの凄い嬉しいけれど
 オレは
 長塚さんの魅力ってのは、結構せせこましくて嫉妬深くて、
 計算高くて、心配症で成金でみたいなのっても魅力だと思うんですよね。
 
 「華」でケンプトンに土下座させられるシーンとかスキ

 よく考えると、
  勇作<圭吾<忠彦って感じで役的にも、大きく居丈高になったし
 長塚さんの存在自体も大きくなっていった(キャストのクレジットの
 位置もだんだんアップしていったね。)

 高木嬢が「いつ見ても波瀾万丈」でガッカリのコメントしちゃったけれど
 長塚さんは「嵐」シリーズの時の思い出なんか、どっかで語ってくれな
 いのかな……
 まさか、俳優生活の中で「汚点」と思っているわけでもないだろうし??

 自慢ではありませんが、私の気に入った人は私が注目してかなりしてから、
 ブレイクする傾向にあります。
 
長塚さんしかり、綾小路きみまろしかり
228名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 22:32 ID:XUQuJ74f
汚点はむしろセーラー服通りの教頭役では
229まむし男爵:03/05/12 22:43 ID:/vYElD4c
セーラー服通り
 痛快ロックンロール通り
このあたり辛かったよな……

中途半端で

「ねぇ、お兄さま、いったいどうしちゃったのっ」
って言いたかったよ。
230名無しさん@お腹いっぱい:03/05/12 23:23 ID:UFTsvqaV
>>227 高木嬢が「いつ見ても波瀾万丈」でガッカリのコメントしちゃったけれど

 見なかったんですけど、スケジュールがきつくてイライラした とか って言ってたらしいですね
 他はどんな話してたんですか?教えて下さい
231名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 23:56 ID:5UAiqNTW
>>227
>長塚さんは「嵐」シリーズの時の思い出なんか、どっかで語ってくれな
> いのかな……
> まさか、俳優生活の中で「汚点」と思っているわけでもないだろうし??

 「愛」のDVD特典に含まれている渡辺さんのインタビューによると,長
塚さんは渡辺さん・田中さん・佐藤さんを自宅に呼んで演技のあり方を
語られたそうですから,「嵐」シリーズへの思い入れは並々ならぬものが
あったはずです。こうした熱の入れようがあって,初めて「嵐」シリーズ
が三部作として語られるようになったのでしょう。
 私も「嵐」シリーズのメインキャストによる思い出をどこかのムック
本か昼ドラマの歴史的な書物で語ってほしいと思っています。「嵐」シ
リーズは,「あかんたれ」に代表される花登さんの根性シリーズと並ん
で東海テレビの昼ドラマに大きな歴史を残した作品ですから,ストーリ
ーの裏側も貴重な記録として残してほしいです。
232名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 18:22 ID:SwjUwLsj
書き込みを読みながら「華」「夏」が見たいと思いました。
(再放送のない地方に住んでいます)それとロケ地がわかるのならぜひ行って
みたいと思います。
「愛」の長塚は本当に怖かった。特にひかると結婚する直前の高笑い。
名演と思います。そして戦後立場が猛と逆転していき落ちぶれていく様子も
うまいですよね。DVD特典に長塚さん、他の人のコメントも欲しかったです。
233名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 18:56 ID:cXYVt9LZ
>>227
今注目している人は誰ですか?
234名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 22:28 ID:gnMsjHpl
スカパーの華が終わった。
明日は最終回か。
クラシック音楽の中で破滅的な演技をする高木ねえさんが死ぬ程美しい。
235名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 22:36 ID:21R9GslH
236名無しさん@お腹いっぱい:03/05/13 22:38 ID:2ooV70YI
本当、神々しいまでの美しさ!!高木美保さまに比べると、松嶋奈々子とか今売れてる女優とか大したことないし・・
237名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 22:41 ID:7qE3+GyU
>>234
>スカパーの華が終わった。
>明日は最終回か。
 最終回は来週ですね。確か,テレビ大阪の「華」再放送も
来週が最終回を迎えるはずです。

238名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 23:27 ID:7qE3+GyU
>>232
>「愛」の長塚は本当に怖かった。特にひかると結婚する直前の高笑い。
>名演と思います。
 結納の打ち合わせに三枝家へ来た仲人の高笑いを聞いたひかるが,
勇作を思い出してしかめっ面になるシーンもありましたね。三枝家
の事情から好きでもない勇作と結婚せざるを得なくなったひかるが,
可憐な地主のお嬢様から耐える女へ変わった瞬間だったといえます。
 長塚さんの役どころは,横柄でかつ相手が自らの敵とつきあって
いたことがわかると嫉妬深くやりこめ,それに真っ向から反抗する
と容赦なく張り飛ばす,という本当に怖いものでしたね。殴られた
女性は涙を流しながらも,必死に我を張り通そうとする姿も迫真の
演技でした。「愛」と「華」を比較視聴すると,その凄さが一層強
まったのがわかります。
239まむし男爵:03/05/14 01:48 ID:mPJ5+wVR
なんか全般的に話題が長塚さんよりになってきて、
元祖「長塚ファン」としては、嬉しいかぎりです。

>>230
 ご指摘の点ですが、「波瀾万丈」の中においては、華の嵐について
 語られたのは、このイライラしていたというエピソードのみで、その
 部分でも、余計 高木嬢に失望しました。

 ただ、ファミリー劇場の「ファミリー探検隊」にゲスト出演したときは
 30分間「華」について、高木さんが語っていました。
 このときは、当然番組の性格上、あまり否定するようなことは言って
 ませんでした。だから、「波瀾万丈」のこういう言い方が、少しカチン
 と来ました。

 高木さんって、演じた役と役者自身はこんなに違うんですよ、というのを
 表現した結構代表的な存在のような感じですね。
240まむし男爵:03/05/14 01:55 ID:mPJ5+wVR
>>231
 それは存じませんでした。
「愛」のときの長塚さんは、まだマイナーってイメージの人でしたから、
 こんなみんなを自宅に呼んで、語っていたというのはビックリしました。
 実際のところは、出演者の中でも、結構リーダー的な役割を担っていたのか
 もしれませんよね。

 ただ、長塚さんの著書の中や、「徹子の部屋」に出られた時も一言も「嵐」
 について、触れられなかったのが残念です。
241まむし男爵:03/05/14 02:04 ID:mPJ5+wVR
>>233
  あなたは「トリック」というドラマはお好きですか。
 「トリック」に出てくるようなインチキのような私の自慢でしたね。

 このコメントを好意で書かれたのか、皮肉で書かれたのかわかり
 ませんが、あなたの発言はある意味鋭いです。

 別に自慢をするわけではなかったのですが、これは「結果論」
 ですよね。だから、何も私が将来売れる人を当てられる予知能力
 があるわけでもないのです。(笑)

 でも、本当に長塚さんは大好きでしたので、こんなにブレイクした
 ときはビックリしましたし、
 きみまろは8年くらい前の「タモリ倶楽部」にゲスト出演したときにあまりにも
 インパクトがあり、ビデオにとって何回も見てました。 
 
 ゴメンなさい。スレネタと関係なかったですね。

 今、注目している人 う〜〜ん誰でしょうか。
 絶句です。
242まむし男爵:03/05/14 02:14 ID:mPJ5+wVR
結構、明快な悪役だった勇作に比べ、
 圭吾の位置づけは微妙にかわりましたよね、

 特に41話でしたっけ、農家に米をもらいに行くときのあたり
 なんてカッコよかった
 「柳ちゃん、ごめんね。僕がしっかりしていないばかりに
 あんな目にあわせてしまって、でも今に見てろよ。今に見てろよ。」

 そのとき、柳子は圭吾の胸の中で思い切り泣くのでした。

 ついに「ひかる」の時にはなかった、ヒロインから心底頼りに
 される長塚さんがそこにいましたね。
 (でも、これがまた恋愛感情かというと微妙??)
243まむし男爵:03/05/14 02:17 ID:mPJ5+wVR
>>241
 ごめんなさい 41話じゃないわ。36話ですね。
244名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 09:02 ID:zoF25UtW
>>239
なぜ貴方様が高木さんのあの発言に失望を覚えられたのか、
よくわかりません。
私はあの発言をよくそのような精神状態の中で、切羽詰った
スケジュールの中で、あのような傑作が生まれたと感心はせよ、
失望はしませんが…??
245名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 21:33 ID:3+Na9bkG
スカパー見てる。
美しい!美保ねえさま美しい!美しい!美しい!
246名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 22:34 ID:3+Na9bkG
おタカさん、二重あごのブスだけどいい人!いい人!いい人ぉぉぉっぉ!!!!!
247名無しさん@お腹いっぱい:03/05/15 00:25 ID:fd/g2sW9
大阪で再放送の華の嵐見ております だんだん最終回に近づいてますね 圭吾は更正するのかなぁ
まだ最後まで見たことがないので、毎日楽しみにしております 高木美保さん美しい!!素敵すぎます!!早瀬優香子さんもいいですね
248名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 09:04 ID:9WdXmn9/
>>247
>大阪で再放送の華の嵐見ております だんだん最終回に近づいてますね
 昨日のテレビ大阪放送分では,タカの刺殺という最大の見せ場でした。
悲しみにくれるなか,一也が包丁をもち,仕返しをしようとして飛田に
殴られて止められるシーンも目が離せませんでした。
 このような流れは,「愛」で章次(命はとりとめるものの,再起不能
に陥る)が刺されたときの話とよく似ているな,と思いながらも,前後
の展開が違うので興味深いです。
>早瀬優香子さんもいいですね
 早瀬さん演じる琴子は,柳子・一也・圭吾で繰り広げられる三角関係
を傍観する女性として最適でしたね。キャラクターはかなり地味ですが,
華族のお嬢様だった彼女が,柳子・圭吾の考えに不満を抱いて家出し,
朝倉家と対照的な飛田の下で手伝いをするまでの過程は,「華」のサイ
ドストーリーとしてよく練られていたと思います。
249名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 19:56 ID:uFblUIZY
数日前の深夜、教育テレビで「日本 映像の20世紀」の
山梨県の再放送をやっていた。
ブドウ畑・ブドウ酒工場・中央線の開通などの話題を見て、
「愛の嵐」のことが連想されて仕方ありませんでした。
250まむし男爵:03/05/15 23:30 ID:AP12+Fid
>>244
 ご意見ありがとうございます。
 せっぱ詰まった中で作られた名作というのはよいのですが、
 「波乱」のときの彼女の発言のニュアンスは作品に対するリスペクト
 の感じられない風な発言に私は感じられました。
 (高木さんの本心は別だったとしても……)

 あなたと同じで、この作品が大好きで、柳子に夢中になった自分
 だからこそ、残念に思ったのです。

 また、いろいろこの作品について語りましょ。
251名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 23:43 ID:M8QRuQ1t
美保ねえさま自身が、
柳子を超えられない自分を感じていて、
柳子に嫌悪感を持ってしまうのかもしれない。
252244:03/05/16 00:25 ID:nXs+S8U6
>250
喧嘩を売るような感じの私の書き方にご返答、ありがとうございます。

なるほど。
私は、高木美保さんの(「脱お嬢様」の現在の)キャラからして、
ああいう発言もOKだと思ったんですけどね。

かくいう私、再放送もスカパーも見られない環境で、
「華」は10年くらい前の地上波の再放送を見ただけなのです
(その当時中学生)。
ですから、ストーリーの細部はよく覚えていません。
ただ、美保さん演じる柳子の美しさと夜叉婦人の狂気、
そして奥慶一氏のテーマ曲が強烈に印象に残っています。
DVDになって、今一度朝倉柳子の美しさにやられたい。
253名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 00:42 ID:IwT1pwGF
>>249
>ブドウ畑・ブドウ酒工場・中央線の開通などの話題を見て、
>「愛の嵐」のことが連想されて仕方ありませんでした。
 「愛」のロケ地であった旧・白根町は,ブドウよりもむしろ桃の産
地で有名ですね。オープニング映像では,撮影時期の関係があるかも
しれませんが,桃畑がクローズアップされていました。にも関わらず,
劇中で「白部村を日本のボルドーにしてみせます」とブドウが唐突に
出るのは,山梨の地域イメージとの関わりでしょうか。
 したがって,「愛」では中央線のインパクトが強いですね。伝右衛
門・猛・ひかるによる甲府〜新宿あるいは横浜への移動はストーリー
を動かす上でも重要でした。これ以外に「愛」で鉄道の移動をめぐる
話といえば,第39話にある猛の出征があげられます。ここでは,猛が
豊橋の部隊へ招集されることになっていました。
254まむし男爵:03/05/16 01:35 ID:q4G7hg6y
>>252  こちらこそ、ありがとうございます。
 あなたはお若い方なんですねぇ。男の方? 女の方?
 私はもうオッサンで、本放送を見たころはちょうど
 高3の頃、そりゃハマりましたよ。ハマりましたよ。
 その頃は、家にビデオも持ってない頃で本当に電気屋に
 かけこんだり、アルバイトの時間サボって、放送を見たものです。
 その後、ビデオや再放送で7回ぐらい見ました。
 なので、今やっているのは見てないのですが、もうセリフも暗記
 してるぐらいです。
 あなたの場合、最近の高木さんのイメージから行くとあの発言も違和感
 なかったもしれませんね。確かに……
 藤岡弘という人、知ってますよね。仮面ライダーやってた人です。
 でも、藤岡さんはある年代まで、仮面ライダーをやってたなんて
 ことはまったくにおわせない役者さんだったんですよ。(今でこそ
 イケメンライダーばやりですが……)
 でも、最近になって藤岡さんは本郷猛だったということを急に
 前面に押し出すようになりました。
 こういうのって、役者さんって難しいみたいですよ。
 強烈な役やっちゃうと、そのイメージがこびりついてしまって、だから
 あまりその事には触れたくなくなるみたいなとこってあるんですって
 でも、ある程度たつと、やはりその役があっての自分ということで
 原点に返ってくるようです。(スケバン刑事の南野陽子さんが番組で
 言ってました。)
 高木さんにとっての、朝倉柳子はどんな存在なんでしょうね??
 本当のところ。
 高木さんのイメージはすっかり変わってしまったけれど??、
 今でも(40歳かなぁ??)お綺麗ですよね。
 あなたに「華」のビデオかDVD、ぜひ見てもらいたいです。
255愛ヒットの余波。:03/05/16 10:23 ID:TQ95Ddx5
田中が愛で大ブレイク!で後釜にありつけた感のある高木。美人度で田中を圧倒してた高木だが結果は…当時は美人過ぎたとか役柄から高慢女と思われたとか…高木はツイテナイ
256名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 13:22 ID:IwT1pwGF
>>254
>でも、ある程度たつと、やはりその役があっての自分ということで
>原点に返ってくるようです
 渡辺さんが「愛」のDVD特典映像や東海テレビの昼ドラマ放送開始
10,000回記念の記者懇談会の記事などで「嵐」シリーズこそ代表作だと
述懐されていたのを思い出します。渡辺さんは,その勢いで「華」「夏」
のDVD化リクエストをファンに呼びかけていますね(MES199参照)。
>あなたに「華」のビデオかDVD、ぜひ見てもらいたいです。
 テレビ大阪やファミリー劇場の再放送でみましたが,「華」のDVDが出
たら購入すると思います。来年の今頃に出回っているといいのですが。

 
257_:03/05/16 13:24 ID:uMhEa9Vn
258まむし男爵:03/05/16 22:22 ID:Pzews4dx
>>256
旧嵐 3作にとどまらず、新愛嵐にも出演された渡辺さん
 まさに「KING OF ARASHI」ですね。

 新愛嵐 旧愛嵐 の両方を見た私にとっては、感慨深いです。
259名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/17 00:26 ID:YdCCTJfa
>>259
>旧嵐 3作にとどまらず、新愛嵐にも出演された渡辺さん
> まさに「KING OF ARASHI」ですね。
 この点で渡辺さんと似ているのは,「大江戸捜査網」の瑳川哲朗さん
ですね。瑳川さんは,平成バージョン(橋爪淳編)こそ出演されていま
せんが,昭和時代の旧3作(杉良太郎・里見浩太朗・松方弘樹各編)で,
隠密同心・井坂十蔵を演じていたのに対し,新作(並樹史朗編)では,
隠密支配・日向主水正になっていました。つまり,旧作では主役をもり
立てる二番手であるのに対し,新作では,年を取ってもう一段高いとこ
ろから主役らを陰で見守る役を演じきった点で,渡辺さんと瑳川さんの
スタンスは共通していると思います。 
260まむし男爵:03/05/17 12:09 ID:Em41M05o
>>259
  いやぁ〜〜 いいお話を聞かせていただきました。
  でも、まさか嵯川哲朗さんのお名前が”ここ”で出てくるとは驚きです。(笑)

  259さんは、大江戸捜査網ファンでいらっしゃるんですか??
261名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/17 20:17 ID:fIZmz5wL
渡辺裕之は猛の印象が今だ強烈で他の役で出ても「猛」を思い出す。
中尾彬はバラエテイに出ても伝衛門を思い出す。
それほど「愛の嵐」のインパクトは強かった。
これを超えられるドラマは今後出るだろうか?
ちなみに「新嵐」はどうってことなかった。リメイクってそんなものなんだろう
262名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/18 01:13 ID:o5iUE/tZ
>>260
 たまたま「愛の嵐」以外でストーリー・出演者・音楽のすべてにはまった
のが,「大江戸捜査網」だけだったのです。そのせいか,以前にも書いたよう
に渡辺さんのホームページで「夏」のオープニングにあるお面と炎を重ねた映
像をみた瞬間,「大江戸」の里見浩太朗編を思い出しました。
>>261
>それほど「愛の嵐」のインパクトは強かった。
>これを超えられるドラマは今後出るだろうか?
>ちなみに「新嵐」はどうってことなかった。リメイクってそんなものなんだろう
 テレビ視聴者の好みが多様化している現在,例え東海テレビの昼ドラマが
常に話題性をもっていたとしても,「愛」「華」のような練られた作品はなか
なか出にくいかもしれませんね。
263名無しさん@お腹いっぱい。 :03/05/18 01:17 ID:nfOFonKM
>>262
たしかにそうかもしれないね。でもおれは『真珠夫人に』にはまったぞ。
ビデオ録りして全部見た。東海テレビの昼メロには今後も期待したい。
264まむし男爵:03/05/18 02:42 ID:1X7LdZSj
>>262
  262さんは、「大江戸」が全般的に好きなんですか??
  あれって、相当長く放送されてて、いろんな人出てますよね。

  死して、屍、拾う者なし。
265まむし男爵:03/05/18 02:44 ID:1X7LdZSj
>>262
,「愛」「華」のような練られた作品はなか
なか出にくいかもしれませんね。
→→禿同感、キャストというのも重要でなかなかあんなけ
 揃わない。昔の西武ライオンズのようなもの??

 
266田中は何処へ:03/05/18 03:48 ID:cJAgb8cZ
嵐三作で田中、長塚は昼ドラからゴールデン枠俳優に昇格。長塚は再びチョイ役からのスタートとなるが今やゴールデン枠の名脇役。しかも善人役!今は知る人も少ないが長塚のクズ男の演技は神業。
267名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/18 06:44 ID:EjD7eC5R
美保さんファンの方々、テレビ東京系日曜18時30分放映
「世の中ガブッと!」は必見!!
268名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/18 22:57 ID:o5iUE/tZ
>>266
「田中は何処へ」ですが,昨年出産されていますから,現在は休業中
といったところでしょうか。とはいえ,ヤクルトの最新CMには出てい
ますね。ちなみに,今日はKBS京都で夜7時から1時間,田中さん主演
の単発ドラマが再放送されていました(朝刊のテレビ欄で初めて知った)。
269名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/18 23:07 ID:iW2I3aiY
>>266
>今は知る人も少ないが長塚のクズ男の演技は神業。
最近になるまで、私は「善人の長塚さん」しか知らず、
「愛の嵐」の再放送を見て、長塚さんの「悪人」(本当の悪人ではなく、
肝っ玉は小さいくて弱いものを徹底していたぶる「悪人」ね)に、
「長塚さんって紳士専門の俳優さんと思っていたのに…」と
衝撃を受けました。
270まむし男爵:03/05/19 01:31 ID:nvYhE3B4
>>269
  嵐の頃の長塚さんを知らない方は最近の「理想の上司」
 や「理解ある中年おじさん」のイメージしかないでしょうね。

 でも、私なんかやはり長塚さんと言えば、大河原勇作なんですよね。
 本当にいつもヒロインに最後は突き放される哀れな結末
 (それが松嶋菜々子の相手役ですもんねぇ!!)

 でも、「華」のときの長塚さんは今にも通じる、気品さも一部兼ね
 備えた人物でした。
 特に「遺書」のシーンは泣けましたよ。
271名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/19 05:57 ID:TB5awGBa
>>270
>でも、私なんかやはり長塚さんと言えば、大河原勇作なんですよね。
> 本当にいつもヒロインに最後は突き放される哀れな結末
 私もこのイメージに同感です。最後はかなりの自暴自棄に陥るパタ
ーンもできていました。「愛」では火事場での猛によるひかるの救出
劇であきらめるものの,「華」では,対照的に,犯罪行為に走ったと
しても,顧問弁護士の忠告を無視し,あれほど仲睦まじかった柳子を
張り飛ばしてまでも野望の達成を目指す執拗さが描かれていました。
 長塚さんの強烈な演技といえば,「愛」で伝右衛門が「一世一代の
大ばくち」と称した移民船の沈没後,債務の返済猶予交渉で勇作の事
務所を訪れた伝右衛門・猛の前で,勇作がひかるとの結婚を債務弁済
の猶予条件として提示するくだりを思い出します。当然,伝右衛門・
猛は申し入れを拒否して退席するのですが,その後の勇作の悔し泣き
をしたかと思えば,強烈な高笑いをするシーンは圧巻でした。その後,
勇作は,裁判所を通じて三枝家および小作人の家財差押という強硬手
段に出ます。小作人が農具を差し押さえられたことを伝右衛門に打ち
明けるのを見たひかるが目に涙を浮かべるシーンは,見ていてつらか
ったですね。
272名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/19 10:52 ID:ucV2htVi
>269 私が神業と思うのは、大河原役に大抜擢される前の長塚です。大河原のような感情豊かな人間味ある演技ではなくて…人間性の欠片もないタダのクズ男役!底が浅く弱者を徹底的に凌辱する点は変わりませんが。
273名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/19 11:23 ID:rGBR5c8I
>268 どうもです。それにしても田中さんここ数年で露出減りましたね。年令的にも難しい時期に差し掛かり…今後は2時間ドラマ主体で復帰ですかね。
274名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/19 20:46 ID:TB5awGBa
>>268,273
 そういえば,田中さんが出ていたヤクルトの広告が今日の全国紙朝刊を飾
っていましたね。
 ちなみに,田中さんのファンサイトとして,以下のHPを見つけました。ここ
には,「愛」のキャプチャ映像(定期的に更新されている)と「Mrs.メランコ
リー」のMIDIがあります。
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~okimatu/html/kinkyo.html
275たかし:03/05/19 21:14 ID:X8iU2QH0
中尾彬イイ味出てるし。新人だった、はぐれ刑事の妹の人も出てるよね
昼ドラにしてはイイ役者出てますよね!犬塚弘。中尾彬。江波杏子とか
276まむし男爵:03/05/19 23:11 ID:LdbFXDhX
>>275
 たかしさん、なんかネット慣れしていない純朴な書き方
 (はぐれ刑事の妹とか……)、ほのぼのとさせていただきました。

>>274
 たしかに田中美佐子 ヤクルト出てましたね。新聞に!!
277まむし男爵:03/05/19 23:21 ID:LdbFXDhX
>>271
 いつもながら、鋭い論評痛み入ります。

 私も、勇作のあの高笑いのシーンは秀逸と思います。
 勇作は伝右衛門と猛の前では、そんなにザマーミロ 的態度は
 確かとらないのですよね。それが、二人が帰ったあとで一人部屋でイス
 に座って、例の高笑いでエンディングになるんだったと記憶しています。

 それは勇作の恐ろしさ、三枝家の没落ぶりを見事に描いたシーンで
 後の猛の復讐劇が描かれる際のカタルシス的な要素も含ませてありますよね。
 
 まさに、長塚京三、ここにありでした。

 そして、ドラマであのあたりの部分は本当に泣けますね。
 特に伝右衛門の「白部丸」転覆判明時の嗚咽は、印象的なシーンで私も一緒に
 テレビの前で嗚咽いたしました。 

 
278名無しさん@お腹いっぱい:03/05/20 00:04 ID:MfH68A0t
小川範子が好きだったので、愛の嵐みてました。
まだ、谷本重美という名前で出ていたと思いますが、、、。
279名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 00:55 ID:P2QhSOHo
>>278
>特に伝右衛門の「白部丸」転覆判明時の嗚咽は、印象的なシーンで私も一緒に
> テレビの前で嗚咽いたしました。
 三枝家の経済基盤が揺らぎつつあった中で,伝右衛門が恐れていた懸念
が現実になった時の感情をダイレクトに表現していましたね。他方,こう
した状況を見抜いた勇作が,大河原商会の社長室で部下の石川を呼んで勝
ち誇った表情を見せる点も実に対照的でした。
 ハイリスク・ハイリターンともいえる移民船事業をせざるを得なかった
伝右衛門の苦悩は,事業の見直しを求める猛の忠告に対して行商活動の例
え(話の舞台である甲州西郡は甲州商人の発祥地)でなだめたり,勇作か
らの借入を軽蔑したひかるには,可哀想ながらも無言で張り飛ばすという
形で出ていました。
 戦中期における三枝家,そして戦後編では猛の復讐による大河原家の
没落プロセスは,劇中で「不良債権」という言葉が出ることからもわかる
ように,バブル経済の真っ盛りだった本放送時よりも,不況下の現在こそ
よりリアルに映ります。
280名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 06:53 ID:+yG6bYP5
中尾、江波、小川…ときて長塚が何故選ばれたのかは謎?当初は視聴者からの非難もあったが終盤には…。彼を起用した?とチャンスを生かした長塚に脱帽!わらしべ長者?
281名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 12:33 ID:SW5SzFid
「愛の嵐」は昼ドラとしては設定が細部まで描かれた力作。役者も特に丁寧に演じたと思う。昼ドラなど見ない中高生の間でも話題に揚がった程。年令・性別関係なく愛された、メロドラマの異色作は、今も色褪せない…
282名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 22:25 ID:P2QhSOHo
>>281
>昼ドラなど見ない中高生の間でも話題に揚がった程。年令・性別関係なく愛
>された、メロドラマの異色作
 出演者,演出,脚本のクオリティのみならず夏休み期間中の放送というのも
大きいでしょうね。8月に見せ場となるシーンを集中的に流し,それにはまっ
た中高生の視聴者層をしっかり確保した点は見逃せません。
 今にして思うと,「愛の嵐」は単なるドロドロした恋愛ドラマではなく,
「三枝家物語」というタイトルでも十分通用する三枝家のホームドラマでもあ
りました。また,ロケ地の映像や随所に出る山梨の地名を見聞きするにつけ,
「山梨(甲府)ってどんなところだろうか」と地理的なセンスで想像をかき立
ててくれた点でも異色の作品でした。
283まむし男爵:03/05/20 23:04 ID:a2OtJxAT
>>280
 長塚が本当の意味でチャンスを生かしたのは、その後の
 中学教師のような役をやった映画だと記憶している。
 これで、完全に表舞台へブレイクした。

>>282
たしかに、「愛」「華」とも、私にとっては学校が休みのタイミングで
 放送されたことが出会いの発端です。
 もし、あれが違う時期なら、十数年もたった今、こんなところで
 カキコをしていなかっだろう。なんたる幸運。
284まむし男爵:03/05/20 23:09 ID:a2OtJxAT
>>278
美少女という言葉がぴったりの愛くるしいルックスと勝ち気で
 高慢なお嬢様気質、女優・小川範子のピークはまさにあのひかる
 を演じていたときだったと思います。

 はぐれ刑事の娘、ユカも見てますが、なんか毒がなくなったと
 言うか、炭酸の抜けたサイダーみたいになっちゃった範子さん
 ひかるのころを知る者からしたら、少々寂しいです。
285まむし男爵:03/05/20 23:13 ID:a2OtJxAT
>>279
気の利いたコメントはできませんが、長塚さんの
 「イシカワ!!」と叫ぶ声、耳に残っています……
 「三枝様」に対してはヘリ下り、「イシカワ!!」とがなって自分の
 権勢を間接的に誇示してましたよね。 

 あと、「バカタレが!!」とか 勇作の流行語でした。
286名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 23:37 ID:k8Vt4QGu
「バカタレが」が勇作なら猛の戦後の口癖は「こいつは驚いた」
この2人は本当に良いコンビ?だったと思う。
(「愛」しか見ていないけれど)
田中美佐子は可憐なお嬢様が良く似合っていた。
勇作と結婚後のいつも唇をかみ締めている姿は綺麗なだけに悲しかった。
特に勇作との初夜は可愛そうで見ていて涙が出た。
287まむし男爵:03/05/21 01:10 ID:CLzOvitZ
<<286
 田中美佐子=ひかるは可憐で本当によかったですね。
 長塚さんともう一度、夫婦役やってほしいですね。

 ところで286さん、以前同じカキコでお会いしてませんか?
 「バカタレが」「こいつは驚いた」
 このネタ? 以前に記憶あります。
288陰消えたねー:03/05/21 01:29 ID:PJxUthhY
>283 私もその映画は観ています。教職者と父親の両立に挫折し葛藤する難しい役。嵐作品の長塚の集大成を思わせる熱演!それにクズ役時代の排他的な視線…中学教師こそ長塚の最高傑作では…
289名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 02:55 ID:FpzRUyvl
>>286
>田中美佐子は可憐なお嬢様が良く似合っていた。
>勇作と結婚後のいつも唇をかみ締めている姿は綺麗なだけに悲しかった。
>特に勇作との初夜は可愛そうで見ていて涙が出た。
 結婚前の挨拶がてらに訪れた大河原旅館でいきなり勇作にキスをされた
ひかるが,精神的ショックから新海和尚の下へ駆け込んで号泣するシーン
もありましたね(第36話)。
 これに限らず第39話までの戦中編は,勇作との不本意な結婚を余儀なく
されたひかるが大河原家でいかに弱い立場にあったのかをうまく描いてい
ました。それは,ひかるの里帰りすら許されなかった点でよくわかります。
猛の出征をはなから聞かされ,せめて挨拶だけでもと,こっそり外出しよ
うとするのを勇作に見つかった時,ひかるは「お花の先生が出征なさるので」
と必死の言い訳をし,勇作に見破られると「お願いです!行かせてください」
と半泣きで懇願する表情に,当時「ひかるが可哀想」と涙した視聴者も多かっ
たと推察します。
290名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 00:04 ID:0Kz/BuH1
>>264
 本スレッドとはややずれますが,「大江戸」は大好きでした。特に
テーマ音楽と杉良編がお気に入りです。「愛」の本放送と同時期に「大
江戸」の再放送にはまっていました(当時の関西だと杉良編しかなかった)。
 ちなみに,杉良太郎,田中美佐子の両氏は,テレビデビューから5年,
26歳で「大江戸」「愛」の主役に抜擢され,そこでの人気を得てから大
ブレイクした点で共通していますね。ついでに,「大江戸」と「愛」は
旧作のインパクトが強すぎて,新作が厳しい評価を受けた点も見逃せま
せん。
 余談ながら,「天罰屋くれない」で浪人役を演じる渡辺さんは,瑳川
さんの井坂十蔵に風貌が似ていましたね。

291名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 00:21 ID:0Kz/BuH1
 21日,ファミリー劇場での「華」の集中放送が終わりました。
テレビ大阪の「華」も来週火曜日で終了です。ただ,残念なのは
後番組が「夏」ではなく,東海テレビの昼ドラマでは,「嵐」シ
リーズとは全く対照的な路線で成功した「はるちゃん」だったこ
とでしょうか。KBS京都の「愛」再放送に気づいてから5ヶ月,
本掲示板の盛り上がりも相まって,漠然としていた「嵐」シリーズ
を振り返る機会が得られたのですが,その勢いで「夏」も見たかっ
たです。
 「夏」は,ファミリー劇場での再放送に期待したいですが,理
想は,渡辺さんも熱望されているDVD化に尽きます。
292名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 02:53 ID:PaHyltg3
age
293名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 09:29 ID:ArZw0N26
本当DVD化になるといいですね。今どのくらい希望者が来てるのかなあ?
この板がすごく盛り上がっているから期待しても?と思うけど
もし今度DVD化になったら長塚さんのコメントもつけて欲しい。
294ぬきぬき部屋:03/05/22 09:37 ID:cLsfrNfO
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295名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 19:17 ID:rg2PpFGF
芸能板の高木美保さんのスレに、以下のようなことが書いてあった。

うーん。どんな場合にせよ、誰が言ったにせよ、そういう発言はいただけないなぁ。
小川範子も少年猛のこと、のちにあまりよく言っていなかったんでしょ?
なんだかねぇ。


127 :通行人さん@無名タレント :03/05/22 10:32 ID:ci6HRNdp
渡部裕之のこと、「いつも時間さえあればスタジオのすみで筋トレをしていて、
気持ち悪い」っていったんだよなこのヤシ

128 :通行人さん@無名タレント :03/05/22 10:38 ID:VNrynu64
>>127
それ言ったの、田中美佐子じゃなかったっけ。
ちなみに渡辺のようなマッチョ系は美佐子の趣味ではないと思うw
296名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 20:52 ID:+7aCme1l
噂板いけば?
297まむし男爵:03/05/22 21:48 ID:REeoL8qS
>>295
私が以前書いた「波乱万丈」での高木の発言に対する
 印象とカブるね。
 いろいろ内情はそりゃあるのかもしれないけど、ファンの夢壊しちゃうね。
 こういう発言は……

 もちろんその言ったニュアンスとかにもよるのだけど

 範子さんが少年猛のことを言っていたのは、相当昔ですよね。
 今の範子さんなら、逆に言いそうにないですね、
 昔みたいに、トンがってないから
298名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 22:04 ID:aI0vS3/m
夢壊してるのは「わざわざコピペする方」だと思いますが。
299名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 22:58 ID:OXGgWQ/8
高校の時にハマった「華の嵐」。
15年振りくらいかファミリー劇場で見た。
当時はあれほど憎たらしかった朝倉圭吾の気持ちが
突き刺さって痛いほど分かるようになってた。おれもそんな年なのか…。

さらに15年後に見たらオヤカタあたりの気持ちが痛いほど分かるかも。
うーん、深いドラマだ。
300まむし男爵:03/05/23 00:41 ID:F2647jB0
300GET

>>298  たしかにあなたの意見も一理あります。
     ただここは、この作品に関連するネタだから、そういうお話も出て
     くるのは仕方ないんじゃないでしょうか。

>>299  オレは高校生(本放送)で見てたころから、”圭吾ファン”だったよ。
     柳子と結ばれた時はやったやったと思いました。 
301名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/23 07:08 ID:87ne9Uj4
>>300
>ただここは、この作品に関連するネタだから、そういうお話も出て
>くるのは仕方ないんじゃないでしょうか。
 そういえば,本スレッドのPART1では,「愛」で幼年期のひかるを
演じた方が書き込みに参加して盛り上がったことがありましたね。
撮影所の雰囲気などを書き込まれていたのを覚えています。
 本スレッドでよかったのは,本放送からかなり長い年月が経っている
にも関わらず,「愛」「華」を中心とする熱心なファンの存在に気づい
たことです。「愛」のDVDにはまりながら書き込みをさせて頂きましたが,
自由な雰囲気で劇中のドロドロした「嵐」を振り返ることはあっても,
いわゆる「荒らし」に走ることは少なかったのがよかったですね。MES299
の意見同様,従来,恋愛ドラマに興味がなかった(暇つぶし同然)の視聴者
も引き込んだ点で,このシリーズは奥深いドラマだったと思います。


302名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 00:21 ID:nj3MGQli

>>299
圭吾が追いつめられて自殺するまでの過程を振り返ると、「誇り」とは
何か、でかなり苦悩していたのがわかりますね。「誤りに気づいたからで
す」と非を認める柳子に見放され、すっかり意気消沈した圭吾の姿が何か
しら寂しげでしたね。同じ敗北でもすっかりあきらめがついた「愛」の
勇作とは異なる圭吾、それを長塚さんはうまく演じていました。
 長塚さんファンの「まむし男爵」さんはどう解釈されるでしょうか。
303名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 01:20 ID:KceasG20
真剣に考え過ぎて突っ走ってると気が付けば隣に誰もいなくなってた、
なんてことは職場なんかでもよくあること。
優しさを捨てなきゃ負けてしまいそうなことがあるからなあ。
おれも圭吾の敗北宣言の無念が痛いほど分かる。
ただ身近な人に対してまで最低限の優しさすら失ったのはどうかと思うが。


「柳子、いつ間違ってしまったんだろうね、どこで違ってしまったんだろう。
気がつくと、君は隣にいない。私は一人ぼっちだ、とても孤独だ。」
うう、あまりに切ない。

「私はね、君と力を合わせてその醜悪を叩き潰したかった。
それこそが華族の使命だと信じたからだ。
そして、私は敗北した。」
うう、狂うほど無念。

「今日、茜色に輝く美しい雲を見た。私の生涯で見た恐らくもっとも美しい雲だったよ。
そして、ふいに雲ばかりを追い掛けていたあの頃を思い出した。
その雲間に君と過ごした美しい時間が見え隠れした。
はあ、雲は美しいね。流れて行く雲は自由で誇らしげだ。誇りか・・・。
そうだ、私も雲になる、雲になって真の誇りを探してみよう。」
うう、おれも死にたい。

304名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 13:43 ID:nj3MGQli
>>273,274
 「田中は何処へ」ですが、現在放送中のヤクルトのCMに加えて、来月6日の
日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」にゲスト出演されるようです。です
から、以前のようにテレビ出演する回数が次第に増えるかもしれません。
 しかし、「愛」で知名度が高まったものの、結果的に「愛」の本放送当時
は中高生だった青年層の人気を得て現在に至る田中さんは、昼ドラマ出身の
女優では珍しい存在でしょう。確かに今までみたことがないルックスの女優
だったとはいえ、ここまでの人気女優になるとは本放送当時、考えてもいま
せんでした。振り返ると、かなりインパクトの強いドラマをみていたのですね。
305まむし男爵:03/05/24 22:06 ID:ud25jZyE
>>301
,「愛」で幼年期のひかるを
 演じた方が書き込みに参加して盛り上がったことがありましたね。
 撮影所の雰囲気などを書き込まれていたのを覚えています。

→→驚愕!! そのようなことがあったのですが!!
   知らなかった。今は、芸能のお仕事をもうされていないんでしょうか。
   我々ファンにとっては、大感激ですね。
   「嵐」では必ず幼少時代の回想シーンがインサートされますので、
   本当にかわいらしい方でしたよね。

劇中のドロドロした「嵐」を振り返ることはあっても,
いわゆる「荒らし」に走ることは少なかったのがよかったですね。
→→(掛言葉)うまい!! そういう姿勢で今後も楽しく語り合っていきた
   いですね。
306名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 22:22 ID:ud25jZyE
>>303
  私はどんなドラマでも、最終回の1回前の回が一番好きで
  山場だと思います。
  このセリフ(遺書)、私も大好きでジーンと来ました。
  画面に長塚さんの昔の回想(柳子との屈辱のシーン)
  と山中の自殺前のイメージが挿入されますよね。
  そのときの圭吾さんの顔は、もう「嵐」や「嫉妬」から解放された
  すかすがしいお顔でした。
  柳子との愛が破れ、崩壊した圭吾が最期、ほんとうに綺麗に
  描かれていて、圭吾ファンとしては救われました。

  「君にプレゼントがある 柳子、机の引き出しに入っているよ。
  (バックに流れる、おなじみのBGM)
  これで今日から、君は自由だ、柳子。
  どうか君も、誇りを持って生きて欲しい。
  ごきげんよう。」
  柳子の涙がポトリと落ち、離婚届の文字が滲む。
  「さようなら、あなた。」

  (柳子は決して、圭吾を憎んでいなかったことがわかる。)
  「華」の中でも、超珠玉のシーンでした。
>>302さん
  まったく答えになってないかもしれません。
  でも、このシーンは本当に印象深いです。
   勇作の「ま・け・た。<中略>
      いつか、取り返しに来るかもしれませんよ。」
  よりは、断然印象的です。
 ※セリフは正確ではありません。ご了承下さい。

 
307名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 22:47 ID:KceasG20
天堂の存在自体が圭吾をいつも追い詰めていた、と思うと切ない。
天堂がいなかったら圭吾もあれほど狂うことはなかっただろう。
圭吾が自殺してしまうのは、柳子以上に天堂の存在が大きかったからだろうか。
柳子への愛より、天堂に対する敗北感が大きかった。
天堂に対する嫉妬もかなりあったんだろうなあ。
なんか感情移入してしまう人だったなあ圭吾。

ところで天堂と圭吾が友達になれたらすごく上手くいく気がするのはおれだけか。
いつも天堂が圭吾に説教してそうだけど。
308まむし男爵:03/05/24 22:53 ID:QC+a+aVw
>>307
「いつも天堂が圭吾に説教してそうだけど。」
ここだけは少し???だけど、

まったくすべて、あなたのおっしゃる通りですね。

そう天堂さえいなければ……

実際のセリフでもあったよね、圭吾が
 「天堂、キサマのせいで何もかもすべて失った」って
(ピストルを天堂に向けるんだけど、撃てなかった。
 あれ撃ってたら、北原奈々子になっちゃうとこだったね。)
309名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 23:16 ID:DSDzib41
愛最終回、ひかるを抱えて火の中から出てきた
猛を見る芦川さんの表情がスキです。
310名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 23:16 ID:XHiIttwd
ここはどうよ?→ http://net011.h.fc2.com
311名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 23:18 ID:KceasG20
>>308
だって、
細かいこと気にしてすぐ深刻になる実は劣等感が強そうなタイプの圭吾と
じっくりゆったり構えて人を思いやる余裕や一喝する迫力がある天堂だと、
兄貴分は天堂になりそうじゃん。

圭吾「この工事大丈夫かねぇ…。難しい工事をあんなチンピラみたいな連中に任せて。」
天堂「大丈夫だって。それにあいつらはチンピラじゃなくて立派なその道のプロだよ。」
圭吾「うーん。わたしは不安でならない。明日現場に行こう。よし、行こう。」
天堂「やめとけって。泥まみれになる現場ではあんたじゃ役に立たん。邪魔者扱いされちまうぞ。」
圭吾「泥まみれ…。で、で、わたしは何をすればいい。」
天堂「費用の計算してろよ。あんたはそっちのプロなんだからさ。」
圭吾「プロ?プロか。ははは、プロだなわたしは。よし、この工事で東京復興。それにしっかり儲けるぞぉ。」

みたいな。って、なぜか天堂と圭吾が飛田のところで働いてるわけだが。
312名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 14:17 ID:FbO/gKAq
>>309
>愛最終回、ひかるを抱えて火の中から出てきた
>猛を見る芦川さんの表情がスキです。
 このシーンは今まで勇作の諦観ぶりがクローズアップされていましたが、
秀子の表情への着目には恐れ入ります。
 第69話の最後、猛は離婚が決定的なひかるを一旦、大河原家へ帰したこと
を後悔し、平野の前で苛立ちを隠せない表情をとります。その時、消防の鐘
が鳴り、「何か聞こえたか」と猛がつぶやいて終わります。もっとも、大河
原旅館と三枝家の間にはかなりの距離があるはずなので、この鐘は別のとこ
ろで起こった火事と考えるのが自然ですが、猛が抱く不吉な予感を暗示させ
る演出としては優れていたと思います。
 その後、劇中には触れられていませんでしたが、秀子が大河原旅館の火事
を猛にどのように伝えたのか、を想像したくなります。今までにない悲痛な
声で、「家の人がみんないるのよ!!兄貴も!ひかるさんもよ!!」と泣き
叫ぶ姿が思い浮かびます。
#「愛」の秀子は、感情的になりやすい点で「華」の柳子と似ている。

 MES311にある「華」の裏解釈もそうですが、登場人物の性格がわかると、
劇中にないシーンを補って解釈するのも面白いと思います。










313名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 14:18 ID:FbO/gKAq
>>312
第69話→第68話の誤りです。
314名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 21:22 ID:N9PVh91g
秀子が変わってゆく過程は興味深い。
男によって女は変わるということを良く現している。
秀子はひかるに対しても父親に対しても接する態度が変わった。
つまり人に対してやさしくなった。人の気持ちが全くわからなかった
自分勝手な女が人を愛したことによりいい女になった。
何よりもひかるという人間をわかってゆけるようになったことはこのドラマ
の重要なてんと思う。
リメイクの秀子はそれがなくただただ感情的に猛を愛し、ひかるを憎みで何の
進歩のない女だったが 「愛」の秀子は猛を愛することにより人間的に成長して
ゆく もし次ぎに誰かを愛しても今度は幸せになって欲しいと思ったりした。
315名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 21:33 ID:qOkOQsps
今、日テレの「行列のできる法律相談所」に高木美保さんが出ているよ!
新助は「華の嵐」で高木さんに憧れたんだって。
316名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 21:48 ID:UaIOtCXa
>>314
「愛」の最終回は、ひかるや猛の三枝家だけでなく
敵役である勇作や秀子の大河原一家も、彼らなりに人生をやり直し
頑張って生きていくんだろうと思えるほのぼの系ラストだったね。
秀子はいい人だから幸せになってほしい。
317_:03/05/25 21:49 ID:2/8OEeLq
318まむし男爵:03/05/25 22:42 ID:AxMTZico
「旧・愛」で猛がひかるを抱いて、燃えた家から出てきたとき、
 勇作と秀子の方を見て、意味ありげにニヤリ。(←敵に見せる笑みではなかった。)
 そして、バタっと倒れるって感じでしたよね。

 旧・秀子には、猛に利用され、最後破局しながらも、なにか心を通じ
 合わせたような感じを抱きました。
 
319名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/26 00:14 ID:NwGyhqn/
猛と秀子が別れる原因となった、猛が酔っ払って「許してくれ…ひかる・・・」
と言ったシーンは、秀子の悲痛さが伝わってきて、泣けてしまう。
320名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/26 00:44 ID:otO2Lrz8
MES312の書き込みをふまえ、確認を兼ねてDVDの最終巻をみていました。
その後で関連コメントを読ませて頂きました。
 秀子のストレートな感情を表現したシーンが思い出されます。特に、猛が
好きになったと大河原家を出て行くとき、勇作に張り飛ばされたものの、父の
政之助に後押しされた時にみせた涙が印象的です。またあのシーンは、口論の
端々に大河原家サイドの考えが強く出ており、各人による迫真の演技が心に
強く残りました。
>>318
 ひょっとしたら、秀子は猛・ひかるが渡仏してから何度か猛にエアメール
で近況を報告しながら、「猛に教えられるところが多かった」と書き添えて
いたのでは、と想像するのも一興です。


321名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/26 00:53 ID:s7UhCIAv
>>315
高木美保のデビュー作は「華の嵐」ではなく、「少女に何が起こったか」じゃねーか!と
紳助に突っ込みたくなりますた。
しかし、華の時の高木美保はホントに美しかった。今も御年40には見えないほどキレイ。
見かけとギャップがあるところもステキだよね。
322まむし男爵:03/05/26 22:08 ID:4VkAAcr0
>>321
禿同。異論なし。

>>320
 間の抜けた発言ですが、芦川よしみさんって本当にキレイな方
 でしたよね。今でも、おキレイですけど……。

 芦川さんと長塚さんと田中さんと渡辺さん、
 みんなご活躍中ですよね。
 このなかの、どの組み合わせでも実現すればすぐにでも、その
 ドラマ見るのに……
 あの頃の記憶ををダブらせて。
323名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/26 23:53 ID:otO2Lrz8
>>322
 この4人は、「愛」の本放送で「皆 あしたへ急ぐ旅人」のごとく、さらな
る飛躍を目指して迫真の演技を重ねることで視聴者を釘付けにしました。そし
て、現在の活躍ぶりを拝見しながらDVD(あるいは地上波局での再放送)で
「愛」を振り返ると、「歩みを止めれば 過去は鮮やか」にみえるのです。だ
からこそ、本放送から17年が経過しても根強い人気が続いているのではないで
しょうか。
 かつて、長塚−田中の組み合わせについては、TBSの単発ドラマ「ひとさら
い」についてここで書き込まれたのを思い出します。それ以外に芦川−佐藤
仁哉の共演が、「愛」が放送される数年前に、杉良太郎主演の「新五捕物帳」
でやっていた記憶があります(テレビ大阪での再放送で知った)。
>>319
 秀子の苦悩ぶりは、その前にも、大河原商会への融資が打ち切られ、母・静
子が秀子の下を訪れて猛を説得するように泣きつかれた時でも垣間見ることが
できました。「ローズハウス」で猛が大河原商会への融資を打ち切った銀行の
幹部を接待している光景をみるや否や、わざとふざけた態度を取り、猛の怒り
を買ったシーンはいかがでしょうか。「わからない」と自己嫌悪に陥る秀子に
対する猛の冷淡なまなざしは忘れられません。
324 :03/05/27 01:04 ID:K+UceJ2n
>>225
思い出しワラタ。
ワグナーを愛聴する国粋主義者ゆうのがいかにもオーソドックスで。
当方も長塚さんのキャラなら夏が一番。よく観たのは、華>夏の順だね。
ただ、愛は本放送の直後に一回観たくらいかな。(一応、最近になって録ったのだが)

そういや、ちょっと前にGークレフのCDをハケーンできたのでたまに聴いてまつよ。
やっぱ、お約束戦後隆盛期のお屋敷ファーストシーンでは彼らは欠かせないね(w

>>321
今も覚えてるのが「夏」直後の「さんまのまんま」。「過ぎし日のセレナーデ」の
番宣も兼ねて来てたようで、たしかこんなようなやりとりだった。

さんま「(夏の台本を見ながら…しつこく繰り返す)いやーしかし高木さん、
     見るからに御上品でいらして‥峰子お嬢さまそのものですねぇ」
美保 「だーかーらぁー、違うんだってばっ!(真顔でキッパリ)」
さんま「……(しばし唖然)」

それからというもの自ら破壊していったのは誠に残念。しかし、あのまま
賀来千賀子のようなイメージだったならどうなっていただろうか。少なくとも、
「あなただけ見えない」みたいな対極な役はふさわしからぬと思えたからね。
325名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/27 02:34 ID:X11HQ1oO
高木美保は活動の幅を広げバラエティ番組等に出るようになったことが裏目に出たと思う。
私は厨房の時に夏の嵐を見てファンになったのですが、イメージとのあまりの違いに
失望したファンも多いと思う
326 :03/05/27 03:25 ID:K+UceJ2n
EXテレビで紳助のネタにされてた頃からだよね。その後は
同番組にも、根本りつ子の後釜みたいな感じでよく登場してた。

「過ぎし日のセレナーデ」だったら、むしろ泉谷しげるの妻役の
ほうが妥当でしょうね。で、芦川のが古谷一行の愛人役として
ハマってたように思う。石黒ケイが途中降板した為、急遽芦川
にお鉢がまわって来たのだから仕方のないことなんだけど。
327名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/27 11:03 ID:9+JfKpLL
「愛」の戦後編はそれぞれがそれぞれの嵐をみんな必死で生きていることが
上手に描かれている。私は「赤と黒」のセットが好きだ。
あの時代にしては実にアメリカ的な雰囲気なのは進駐軍の影響なのだろう。
あの秀子があんなに性格が変わるとは思わなかった。最後に父親と病院の廊下
を歩いている姿綺麗だった。カドのなくなった顔 でもあのあと猛の見舞に
行ったのかな?でも2人がフランスへ行くと聞いた時はきっと心から祝福したと
思う。
328名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/27 12:00 ID:BHml2nkS
>>327
>私は「赤と黒」のセットが好きだ。
 猛とひかるが一緒になり、猛が当時としては物珍しいLPレコード
をかけ、バーボンを振る舞うシーンがいいですね。ひかるがバーボンを
口にした時に出た「初めてよ、こんなおいしいお酒」という台詞と微か
な笑顔は、一瞬だけとはいえ、8年間開いていた距離を埋め合わせよう
とするひかるの気持ちがよく現れていました。
>カドのなくなった(秀子の)顔
 「ローズハウス」(旧「銀馬車」)が大河原商会の連結外(独立経営)
というのがツボで、秀子は年老いた両親を支えるためにも、同店のママ
として働き続け、東京の洋裁専門学校(いわゆるドレメ)出身を生かして、
ホステスのファッションセンスにも気を遣いながら、甲府でも有数のキャ
バレーになっていたと信じたいです。
 ただ、現金300万円を猛から受け取った勇作はどうなったのでしょうか。
329まむし男爵:03/05/27 23:12 ID:6PcXDe9k
>>324 325
 「あなただけ見えない」
 キョンキョンのお姉さんの役でしたよね。
 はっきり思い出した。確かになんかスゴいシーンがありました。

 高木さん、「私は芸能界にむかない。」とか言いつつも、
 田舎暮らしをネタに、なんだかんだ結構テレビ出てますよね。(笑)
 まぁ、高木さんの人気ぶりを現すことでもあるから、それは
 それでいいのですが……

 確かに、柳子のときのイメージはなくなりつつありますな。

 関西の「クイズ紳助くん」では数年前、
 高木美保&藤原紀香という、超豪華組み合わせも実現していた!!
330まむし男爵:03/05/27 23:19 ID:LQwMOQr/
>>323
  書かれているように、佐藤仁哉氏も「嵐」には欠かせない名優
 でしたよね。文彦の堕落ぶりも良かったけれど、「華」の片岡の
 本当のワルぶりも良かったです。
 (逮捕されたと思った、片岡が速攻保釈されたのを知ったときの
 圭吾の呆然ぶりは忘れられない。)

 「歩みを止めれば 過去は鮮やか」
 →→
  なんて素敵なフレーズなんでしょうか。
  実は私、あの唄、大好きなんですよ。
  CDとかって、売ってないんですかね。
  前にも書かれていましたが、劇中でこの唄に合わせて、回想シーンなんか
  入ると最高でした。

  歌詞のある、主題歌というのは「愛」だけでしたもんねぇ。
331ごきげんよう:03/05/27 23:51 ID:u/8+9CJL
華の嵐、DVDにならないかな。

あの番組を見て、日本にかつて、貴族制度があったことを知りました。

公爵とか伯爵とかね。
332名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 00:09 ID:Gik2mfWK
>>330
 いつもながら、貴重なコメントを頂き、ありがとうございます。

>書かれているように、佐藤仁哉氏も「嵐」には欠かせない名優
>でしたよね。文彦の堕落ぶりも良かったけれど、「華」の片岡の
>本当のワルぶりも良かったです
 片岡のボディーガードに扮した大男のいかつさも忘れられません。
また、柳子の代理で来た琴子を犯したシーンには、「えげつなさ」を
感じたものです。「愛」の文彦とは対照的に強気な態度で朝倉家を利
用する悪役をうまく演じていました。

> 「歩みを止めれば 過去は鮮やか」
>→→
>  なんて素敵なフレーズなんでしょうか。

 フォローしておくと、過去が鮮やかすぎて「一発屋」に終わったの
ではなく、「愛」を登竜門として成長した点が見逃せないのです。特に、
田中さんの活躍には目を見張ります。某ファンサイトにあるデータベース
をみると、「こんなにテレビに出ていたのか」と驚きました。 

>CDとかって、売ってないんですかね。
>前にも書かれていましたが、劇中でこの唄に合わせて、回想シーンなんか
>入ると最高でした。
 「愛」と並ぶ東海テレビの名作昼ドラマだった「あかんたれ」の主題
歌(鶴岡雅義と東京ロマンチカ・三條正人)は、最新のアルバムに収録
されている(http://www.onsei.co.jp/romantica/)だけに、その次は
下成さんの「Mrs.メランコリー」も、と言いたくなります。特に、戦中
編・戦後編の最終話で流れたロングバージョンは、「愛」ファンなら
喜んで買うでしょう。私にとって、「Mrs.メランコリー」は、戦後編
最終話での挿入とダイジェスト映像を1月のKBS京都での再放送で
みて、「愛」のDVD購入を決めた点できわめて思い出深い曲です。
333名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 00:13 ID:QhlyxIZj
「あなただけ見えない」スレ住人です。
高木美保さんは下着姿になったりしながら
体を張って熱演してましたよ。
同性ながら、その美しさにウットリしたものです。
334名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 00:25 ID:fjjHb3PN
田中さんと高木さん共演したことあるんですよ。
司会が田中さんでゲストが高木さん。4〜5年前かな。
嵐シリーズの話題が出なくて残念でしたけど。
335名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 00:53 ID:baXMKS0R
>>324
「さんまのまんま」では高木美保姐さん、「私は処女です!」と言い切ってたね。
さんまが「ウソいいなはれ!」と突っ込んだら「ホントなんだってば!!」と力説してた。
どっかにビデオに保存してあるはずだけど、捜すのが面倒だ…。

>>330
下成佐登子「Mrs.メランコリー」はCD化されたことはないと思うよ。
実はシングル持ってますけど、レコードプレーヤーがないから聴けません。
CD屋で下成佐登子のベストCDを見つけて「やった〜!」と思って曲を見たら、
「Mrs.メランコリー」は入って無くてガッカリしますた。
336324:03/05/28 01:50 ID:B5u6Ax2P
少し訂正させて下さい。
資料を再検証したところ、「さんまのまんま」出演回は9月以前でした。
従って本放送の真っ最中だった訳でして。つまるとこ、男爵朝倉影清の
訓えの如く、自分の心に正直に立ち振る舞ったことになりますね(w

いうまでもなく、芸能界は表裏の激しいとこなのでバラエティの彼女を
観てると、まるで役者時代の仇かのように奔放に自分を表現してらして。
まあ、こういった潔い発想がアリでもいいんじゃないかな…とも。

>>335
是非見つけ出して、該当箇所の詳細な逸話を披露してくだされ♥
337まむし男爵:03/05/28 01:50 ID:aHlgvuBr
>>335
 下成さんのベストに「Mrs メランコリー」が入っていない。
 そりゃ、ガッカリ来ますよね。結構、こういうパターンって、ありますが……

>>334
そりゃ、知らなかったな!!
 これこそ、まさに夢の共演ですよ。
 トーク番組かなんかですか??

 このスレの住人にとっては、そういう組み合わせはタマらないんですよね。
 自分の中で、イメージが膨らんでいってしまって……

 今からでも遅くないから、ふたりで長塚さんについてでも語って(笑)
338まむし男爵:03/05/28 01:53 ID:aHlgvuBr
>>333
 河相我聞も出てましたよね。
 高木さんが、体張ってたの確かに記憶してます
339名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 01:57 ID:baXMKS0R
>>336
はぁ、時間がかかりますが捜してうぷします…。
340まむし男爵:03/05/28 02:03 ID:aHlgvuBr
>>332
 いつもながら、貴重なコメントを頂き、ありがとうございます
 →→こちらこそ、発想が貧弱でいいレスが返せなくてすみません。

片岡のボディーガードに扮した大男のいかつさも忘れられません。
また、柳子の代理で来た琴子を犯したシーンには、「えげつなさ」を
感じたものです。
→→大男、覚えてますよ。
 それと終盤、タカの店をメチャクチャにしますよね。
 天堂さんが手が出せないことをいいことに。

 「愛」の佐藤仁哉は、三枝家の長男の小ずるいイヤ味な部分が多く、
 人間のスケールとしては、猛にはいい意味でも、悪い意味でも勝てなかった
 し、勇作には結局利用されただけのような存在だったのに、

 「華」の佐藤仁哉は、天堂の弱点を見事についたり、ある意味、成り上がり
 の朝倉圭吾を子供扱いしてしまうほどの「巨悪」で、まさに役者的に見ると
 「佐藤仁哉の復讐」とも言える存在でしたね。
 琴子のおつかいも印象的な事件で姉妹亀裂のターニングポイントになりましたね。
341まむし男爵:03/05/28 02:12 ID:aHlgvuBr
>>332
下成さんの「Mrs.メランコリー」も、と言いたくなります。特に、戦中
編・戦後編の最終話で流れたロングバージョンは、「愛」ファンなら
喜んで買うでしょう
→→ 禿同です。
 ロングバージョンいいですね。

 ハッキリ覚えてないのですが、

 ♪♪なんとかの靴音、空に響けと〜〜
  あなたは少女の顔にもどる〜だろ〜う

 この部分、大好きです。
 (最終回の石段を二人で降りるところで流れたのだと思いますが。)

田中さんの活躍には目を見張ります。某ファンサイトにあるデータベース
をみると、「こんなにテレビに出ていたのか」と驚きました。 
→→今でこそ、第一線を退いた感のある田中美佐子ですが、
 間違いなく、日本を代表するトップ女優の一人的な存在だと思います。
 ある意味、大活躍の黒木瞳以上に、田中美佐子は若く見えるなぁ、今でも……
342名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 02:20 ID:B5u6Ax2P
>>331
華…津川(伯爵)、片岡(男爵)、北大路(公‘侯?’爵)、伊能(子爵?)etcダタッケ?

男爵ゆうのは財界で國に貢献した者に冠せられる称号、という風に昔学習
した記憶がある。すると朝倉産業や片岡財閥は判り易いのだが、南部雅春
は何故に海軍中将の身でありながら爵位が「男」なのだろうか?という疑問。
つーわけでクグってみますた。

ttp://wolfpac.press.ne.jp/index.html

…華族の司令官がカナーリ多い。さすがはワシントン条約で辛い保有艦制限を呑ま
された、鬼畜米英脅威のエリート集団ですね。でもって、男爵位は維新後華族に
列した家系なんだそう。喜久子が「朝倉家は室町時代から代々続く由緒ある…」
と云ってたとこからみて、影清公が先代より特異な華族だったことが伺い知れる。

伯爵の叙爵基準いうことになると…
  公家>大納言まで宣任の例多き旧堂上
  諸侯>徳川旧三卿、5万石以上15万石未満の旧藩主

喜久子や圭吾のプライドがタカ杉なのもこれで納得できました(w

このページはなかなか興味深いでつYo。
343名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 04:14 ID:+6zthCsf
>>341
ドラマの主題歌では2番が使われているんでつ。
取りあえず、歌詞掲載。

Mrs. メランコリー 頬杖を付いて遠い瞳(め)で何を見てるの?
Mrs. メランコリー 窓越しの空のスクリーンに写るのは誰?
幸せの香りをまとうあなたの 心に吹く風誰も知らない
実らずに別れた愛のまぶしさ 悲しいめまいはきっと罪の色

Mrs. メランコリー あの男(ひと)はいつも少年のような眼差し
Mrs. メランコリー 繰り返す恋はあなたを忘れないせい
人はみな明日へ急ぐ旅人 歩みを止めれば過去は鮮やか
女には最初の恋がふるさと 戻ってゆけない道が燃えている

幸せの香りをまとうあなたの 心に吹く風誰も知らない
聞き慣れた靴音ドアにひびけば あなたはいつもの顔に帰るはず
344あぼーん:あぼーん
あぼーん
345名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 14:05 ID:Gik2mfWK
 大阪では、昨日で「華」の再放送が終わり、寂しさを隠せませんが、
本スレッドは放送の有無に関わらず、様々な議論が出るといいですね。
>>340
 勇作に利用されたというのは、文彦のみならず内縁の妻・友子も該当
します。勇作に気に入られ、「銀馬車」をみて「新宿でもこんな店みた
ことがない」と喜んでいた友子を待ちかまえていたのは、勇作の毒牙で
した。進駐軍放出食料の分配をめぐって、ひかるが上京したのをいいこと
に勇作に抱かれ、「銀馬車」のレジ手伝いだけのはずが、いつの間にかホ
ステス兼ストリッパーにもさせられた友子。いくら踊り子出身の経歴をも
っていても不愉快な思いをしていたのは容易に想像がつきます。
 となると、文彦と友子が東京で再会した時の光景は、最初こそ文彦の愚痴
と罵倒があったものの、友子も勇作から受けた傷を打ち明け、いつしか本当
の愛を育むようになったと解釈するといいかもしれません(劇中にない想像
です)。
>>343
 いつか知りたいと思っていた「Mrs.メランコリー」の歌詞には驚きました。
このように出されると、同曲がひかるの心境をうまく表していると思えてな
りません。印象に残るのは、1番の冒頭です。これがよく似合うシーンは、
第45話の最後で甲府から新宿行きの列車に乗っている猛が窓際の席に座り、
車窓に映る自分の顔がみえたかと思うと、大河原旅館の玄関で戸締まりをす
るひかるに画面が変わるところではないでしょうか。実際にこのシーンでは、
同曲のアレンジバージョンが挿入されています。
 「Mrs.メランコリー」は本放送当時、一過性の昼ドラマ主題歌(時が経てば
忘れられそうな歌)という扱いだったかもしれません。しかし、再放送を繰り
返すうちに、作品が高い評価を受け、DVDやリメイクが制作されるほど語られる
ようになった現在、もう一度聴きたくなる曲であるのは否めません。「華」
「夏」のテーマ曲と併せて「嵐」シリーズのサントラCDは是非とも出てほしい
ですね。「Mrs.メランコリー」は、下成さんにとっても思い入れのある曲であ
るはずですが。
346名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/28 14:29 ID:r8MElJ7s
>>343

×Mrs. メランコリー あの男(ひと)はいつも少年のような眼差し
○Mrs. メランコリー あの男(ひと)は今も少年のような眼差し

347342:03/05/28 23:58 ID:B5u6Ax2P
×…華族の司令官が→○…男爵位の司令官が
×影清→○景清 (でいいのかな?)

に訂正致します。


江波杏子、(ゲスト出演のみ→中尾彬、赤座美代子、内田朝雄、佐藤仁哉、長塚京三)
ttp://tv.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1019456504/

辰巳琢郎、江波杏子、中丸新将、「華」‘ウドの大木’?(辰巳の部下役に似てたような)
ttp://tv.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1019058516/

黒沢年男、石浜朗
ttp://tv.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1025181317/

ジョージ&ひかる&夜叉婦人の主役級を除き、覚えてる範囲で挙げてみました。
ご覧の通り、なぜか「愛」の皆さんが揃いも揃ってGメンに出演されてましたね。
まぁ、キャスティングの要素で考えるならば、愛が最強なのは動かし難いでしょう。
今更ながら(おそらく既出意見だろからw)、あれだけのメンツがよく集められたなと…

あとは、遠藤憲一や三上剛仙(でよかったかな?華で佐野役の)なんか関心がある
かな。他にも思いついた作品、もしくは漏れ等などがありましたらご教示下さい。
348まむし男爵:03/05/29 01:02 ID:AJBWvSGX
>>343
 私が341で書いた歌詞は、まったくのデタラメだつたんですね。
  最初から、自信はなかったですが……

>>345
 もう一度聴きたくなる曲であるのは否めません。「華」
「夏」のテーマ曲と併せて「嵐」シリーズのサントラCDは是非とも出てほしい
ですね。「Mrs.メランコリー」は、下成さんにとっても思い入れのある曲であ
るはずですが。
→→仰せの通りですね。本当にCDで何回もエンドレスで聞きたいですよ。

>>347
そうですよね、遠藤憲一さんまで出てたんですよね。
 遠藤さんって、結構、最近ビッグネームなんですよね。
 役名は杉山だったかな。

 三上剛仙は、柳子に思い切り ビンタ食らうのが鮮烈。
 夜叉夫人ぶりを印象づけたシーン。でも、ありゃ、佐野の自業自得だよ。
 奥さんが自殺したのは可愛そうだったね。
349名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/29 07:05 ID:KtnATR9L
>>347
>ご覧の通り、なぜか「愛」の皆さんが揃いも揃ってGメンに出演されてましたね。
>まぁ、キャスティングの要素で考えるならば、愛が最強なのは動かし難いでしょう。
 このほか、「Gメン」かどうかはわかりませんが、犬塚さんも脇役スターと
してよくテレビに出ていたはずですが。
 いずれにせよ、昼ドラマにしては豪華な脇役の存在が、テレビでは新人同然
(?)の田中・渡辺両氏を支え、人気スターに育てましたね。これらの脇役が
いなかったら、田中・渡辺両氏もここまで有名になっていたでしょうか。その
点では、伝説の昼ドラマといえるかもしれません。
350名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/29 10:41 ID:JSATnIMb
戦後の猛は自分でも「俺変わったでしょう」と言っていたくらい変わっていた。
これは戦争の影響もあるがかなり意識的に変わったのではと思う。
戦後の猛は何度も「俺はヤクザじゃない」と言っていたのが印象的でこのことば
はかなり重い。変わらずにいたなら復讐はできないと考えたのだろう?
しかし絹に対するやさしさなや文彦を心配するなどは変わっていないところを
見ると心底鬼ではなく勇作に対しての鬼だったのだろう。
平野に問われて「秀子を1度も可愛いとか大切にしようとか思ったことはない」
と言い切ったのにはちょっと驚いた。和尚に「おまえは意地っ張りで」と言われていたが
この性格は良くも悪くも猛の性格を良く現していると思う。
ところでハナはあのあとどうなっただろう。幸せな結婚できただろうか?
文彦夫婦じゃハナを雇えないだろうから 
351名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/29 12:16 ID:KtnATR9L
>>350
>心底鬼ではなく勇作に対しての鬼だったのだろう。

 以前にも書きましたが、財力をもつ勇作によってひかるを奪われた猛の
悔しさは、勇作とひかるの結婚直後に和尚の下を訪れた時に出る「俺は金
をためて鬼になるんだ」という言葉からも出ています。猛は出征し、サイ
パン島で死線をさまよった後に米軍の捕虜となりますが、常に勇作への復
讐を念頭に置いた猛の賢さは、米軍をバックにつけることで山梨県庁レベ
ルの実力しかない勇作との間で力関係を逆転させようとしたことにあるで
しょう。復員後、ヤミ成金といわしめた川端カンパニーの多角経営、独学
による英会話のマスターが経済面、コミュニケーションで米軍とのパイプ
作りに役立ったのは言うまでもありません。その上で、ドラムやLPレコ
ードなどにはまったのは、文化面でもアメリカナイズされた猛の変貌を知
る上でも見逃せません。相手に応じて態度を変えるのも、明らかに戦略的
な行動です。
>ところでハナはあのあとどうなっただろう。幸せな結婚できただろうか?
>文彦夫婦じゃハナを雇えないだろうから
 そういえば、はなは戦後編の最初では、大河原旅館へ女中のパート社員
として働きに出ていましたが、最後では専ら三枝家で絹の手伝いをしてい
ました。大河原旅館の業績が悪化してリストラされたのか、あるいは猛か
ら資金援助を受けていたのかなどと深読みしたものですが。
 前スレッドでは、平野と結婚して新たな生活を切り開くといいのでは、
という書き込みもありました。たとえば、平野が川端カンパニーの事業
を継承しながら、甲府ではなと夫婦生活を送る一方、猛とひかるがフランス
から戻り、白部村でワイナリーを開くようになると、それをサポートする
存在になればいいのに、などと想像したくなります。
 

352名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/30 04:23 ID:kHLCX72Q
>>311
亀で悪いが大変ワラータ。
ちなみに何回くらい視聴したのかな?数をこなしてるか、それとも
相当な洞察力をお持ちなのか… なかなか的を得たアドリブだなー。

>>349
Gメンの演歴者といえば、奈良富士子って愛ではモロに出演されてた
模様ですね。厨な質問ですが、どういった絡み(猛やひかるとの)の
ある役でしたっけ?おぼろげながら見事に失念してました(シ干

そういえば↓で「文彦」登場。メインゲストでカナーリ台詞も多いでつ。

#62「深夜放送ジャック」(1976.7.24放送)

ファミ劇では6月一旦休止なんだけど、翌月の再開一発目に放送される予定。
(今までの時間帯と同じならば日曜23:00〜、はっきりとした日付はわかりません)
http://www.fami-geki.com/  お暇がありましたら是非ともご覧ください。
353名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/30 06:40 ID:v7wTy7Nx
>>352
>Gメンの演歴者といえば、奈良富士子って愛ではモロに出演されてた
>模様ですね。厨な質問ですが、どういった絡み(猛やひかるとの)の
>ある役でしたっけ?おぼろげながら見事に失念してました(シ干
奈良さんが「愛」に出ていたのは、猛とひかるの幼年期です。奈良さんは
横浜の芸者・神崎琴子を演じています。「愛」の冒頭、伝右衛門は、横浜
へ頻繁に行き来しており、琴子を妾にするという設定です。ある日、伝右衛門
が琴子の自宅を訪れ、帰るとき荷物を盗もうとしたひとりの孤児と出会います。
伝右衛門はその孤児を引き取り、白部村へ連れ帰るとともに夭折した次男の
面影と重ねて猛と命名します。
 琴子の存在がクローズアップされるのは、三枝家になじんだ猛が、「海をみ
たい」というひかるの願いに応えるために、甲府から横浜まで無賃乗車をした
時です。孤児院を脱走した猛にとって横浜で思いつくところといえば、琴子の
自宅しかありませんでした。結果的に琴子は猛・ひかるを保護し、三枝家へ連
れて行き、絹と初めて対面します。この三枝家での琴子の振る舞いは、伝右衛
門の背中を流そうとしたり、文彦にいじめられている猛の味方をする(当時、
絹は実の長男である文彦をかわいがっていた)など絹の反感を買うものでした。
絹は伝右衛門に愛想を尽かして家出し、光明寺へ駆け込む一方、琴子も横浜へ
帰ろうとするのですが、伝右衛門は後を追いかけ、甲府の小旅館でひとときを
過ごします。しかし、琴子はこれ以上の迷惑はかけられない、と涙を流しながら
伝右衛門と別れるのです。
 伝右衛門と絹、琴子の三角関係は、全体的にはサイドストーリーに属するの
ですが、幼年期の猛とひかるでみられる小さな恋と並んでシリーズ冒頭では最大
の見所でした。メインストーリーでは、子供の目線に下げながらも、大人の次元
では、東海テレビの昼ドラマお得意のドロドロした展開をあわせて描いた点でも
ユニークな作品だったと思います。琴子を演じた奈良さんは、戦後編の芦川さん
と並んで「愛」でも名脇役のひとりといえます。
354名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/30 11:24 ID:xFeJmqyE
横レスごめんなさい。
高木さんは、少女に何が起こったかより以前に、
映画「Wの悲劇」に出てませんでしたっけ?
というより、出てたことは確実なんだけど、どっちが先だったっけ・・・
355名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/30 11:47 ID:6ECgk3qL
名脇役といえば大河原静子役の福田公子さん まさに迫真の演技。
あの白装束で踊りながら太鼓を叩く姿に笑いました。
まさに貫禄充分 いびり方も凄いけどあの目つきは凄かった。
猛とにらみ合っても負けない目つき 葬式の場面で大河原一家がぞろぞろと入って
来る時も「何かやるなと」感じさせるものがあった 確かクビからお経の道具みたいなの
さげていた。名脇役揃えたというより、みんなが主役みたいにそれぞれ個性があった
と思う。贅沢なドラマだった 未だにこんなにファンがいるのは不思議なくらい
自分も含めて 
356名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/30 13:52 ID:v7wTy7Nx
>>355
 福田さんの存在も忘れられませんね。勇作がひかるに一目惚れした
当初は、「三枝のお嬢様なんて」と言っていた静子は、結婚後、猛との
駆け落ちを知るや否や、手のひらを返したようにひかるへのいびりに
終始します。勇作には前妻がいたという設定でしたが、おそらくは静子
のいびりで逃げ出したのだろう、と思われるものでした。流産の画策に
失敗し、祈祷師を呼んでひかるを極限状態に追い込む姿はみていて怖かった
です。
 絹の葬儀シーンは、まさに伝右衛門のみならず絹まで攻撃しているような
もので、ご指摘の通り、猛に対しても「この真男とつきあって・・」と攻撃
の手をゆるめない、本当に迫真の演技でした。もちろん、それを受けるひか
るの悲痛な叫びと、辱めを受けた極限の心理も描かれているので、このシー
ンがいっそう際だつのですね。その中でもひかるが鎮魂のピアノ演奏をして
いたのは本当に気丈でした。
 静子を振り返ると、旅籠にすぎなかった大河原旅館を甲府でも有数の旅館
にしたという点では功績があったものの、勇作の成金につられて狂ったとい
ってもいいでしょう。割烹旅館として腕の良い板前を擁していたにもかかわ
らず、料理の質を落とし、お座敷ホステス(ストリッパー)のサービスを思
いつくなど目先のことだけしか考えない女将の側面を垣間見ました。
 その上で、姑とはいえ、目先にある敵同然だった静子に対して、ひかるは
決して声を荒げることなく(悔しさのあまり布団で涙していたと推察できる
が)、何とか大河原家の一員になるべく奮闘していました。最終話での火事場
でひかるが静子を救おうとするシーン、仮病でごまかされているにも関わらず、
静子の気をひこうと必死になるシーン、いずれも心打たれました。

357名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/30 22:25 ID:ZECWk6W/
>>353
352です。ご高説ありがとうございました。やはり幼少期のエピでしたか。

復讐鬼の頃の渡辺&野蛮な彼を生理的に嫌い認めようとしない長塚

といった構図が、私的には見応え有りなんですよ。食事中の箸が止まるような
衝突シーンでの。まあ、男性側の視点から観てるいうこともあるでしょうけどね。
愛ではお二方の闘いが番組後期からという括りになってたところが残念でした。

>>354
Wの悲劇はたしか85年の正月向け映画じゃなかったかな?でもって少女に…
が85年の1〜3月期放送だから、ほぼ同時期と考えて構わないでしょうね。
厳密にいえば映画のクランクインや封切りのが早かったことは推測できるけど。

なんてね。
358名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/31 00:20 ID:ENpwQQeA
皆さん 熱く語ってますね 私もこの嵐シリーズの大ファンですが、文才なくて皆さんのように書けません
359名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/31 05:34 ID:HZyFQHHP
>>357
>復讐鬼の頃の渡辺&野蛮な彼を生理的に嫌い認めようとしない長塚
>といった構図が、私的には見応え有りなんですよ。
(中略)
>まあ、男性側の視点から観てるいうこともあるでしょうけどね。
>愛ではお二方の闘いが番組後期からという括りになってたところが残念でした。
 確かに,「嵐」シリーズを連想させる復讐をまじえた三角関係は,「愛」
の戦後編から描かれていますからね。「愛」はドロドロした恋愛ドラマだけで
はなく,半分は三枝家のホームドラマだと考えた方がいいかもしれません。
 私も男性ですが,元々「愛」が好きで,「華」は「愛」のDVDが出て,本
スレッドに参加するようになってからファミリー劇場とテレビ大阪の再放送
でみるようになりました。「華」にはまったのは,遅ればせながら戦後編から
です。
 この手の議論は好みの問題もあるのですが,当初からテーマがはっきりし
ており,アクション性の強さを求める方が「華」,テーマからすれば回りく
どいが,主役を取り巻く人々や舞台となる地域の特性を確実に押さえ,
「しみじみ」とした内容を好む方なら「愛」なのかもしれません。
 ただ,手堅い作りの「愛」があったからこそ,「華」が「愛」に負けず劣
らずの大作となったと思います。
360まむし男爵:03/05/31 21:58 ID:T9T4b1nn
>>358

359さんの文才には、本当に誰もかないません。
361名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/01 23:35 ID:SkBJs15T
 「愛」思春期編のDVDをみると、文彦が両親をだまして酒と女遊びにはまる
様子がよく描かれています。その中でも、印象的なのは、朝食時に文彦が親
をだましてお金をもらおうとする口実に、「植物学者の牧野富太郎先生の話
を聴きに東京の大隈講堂へ行くんだ」というものです。一度聴いただけでは、
もっともそうなのですが、文学を志そうとしていた文彦がなぜ畑違いの講演
会に行くという嘘をついたのかな、と一瞬思いましたね。結局、この下手な
言い訳は、文彦が女遊びをしていた湯村温泉の旅館に伝右衛門・絹が居合わ
せていたことでばれ、伝右衛門の鉄拳制裁と勘当という厳しいペナルティー
が課されました。「文彦!」と怒鳴る伝右衛門に対して、何とか文彦をかば
おうとする絹の対比もまた面白かったですね。
「愛」の思春期編は、文彦のずるがしこさも随所に出ていました。
362名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/02 17:07 ID:ljpyXJ9v
愛の思春期編面白かったですね。文彦と猛のできの違いがはっきりしています。
親として伝右衛門と絹はどんなに情けなかったでしょう。
吾一の言葉にも「金の力で入学したって村の者は噂してる」とあるように小作人
にも評判悪かったようですね。反対に猛は評判良かったようです。
自分がこんなになったのは「猛がいたから」と言っているけれど猛がいなくても
文彦はできの悪いおぼっちゃまだったように思います。
そのあたりは「愛」の中のホームドラマの部分なのでしょう。
そこにひかると猛の思春期の問題を絡めて、猛が風呂を覗くシーンなどはあの顔だからこそ
笑えるんだと思いますし、猛も普通の人間だったと。
そしてそれが戦後編の猛とあまりに違うことがこのドラマをいっそう面白くしている。
「愛」はどの編もそれぞれの見所があり、どれを見てもそれぞれ楽しい。
363名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/02 20:58 ID:r3KPNvi9
>>362
 文彦と猛の比較ですが、やはりその伏線となったのは幼年編最終話にあった
成績競争かもしれませんね。猛を快く思わなかった使用人うめのいびりに逢い、
勉強をするのにはきわめて不利な条件ながらも、まさしく「蛍雪の功」で全科
目にわたり甲をとった猛と、母・絹に勉強をみてもらい恵まれた環境にはあっ
たものの、能力上の限界か理科と体育で乙を取り、猛に負けた文彦。自ら仕掛
けた勝負に負けた悔しさが、猛の通知表を焼くという暴挙に現れていました。
>自分がこんなになったのは「猛がいたから」と言っているけれど猛がいなくても
>文彦はできの悪いおぼっちゃまだったように思います。
 成績競争の最初は、単に文彦に負けたくないという一新だった猛が、新海和
尚の戒めを素直に受け入れ、親代わりの伝右衛門・絹、そして文彦へも感謝の
意を示している点も見逃せません。対する文彦は上述した通知表を焼却すると
いうわがままな行為でしか太刀打ちできませんでした。これがそのまま思春期編
以降で描かれる両者の人間像の違いにつながるのです。
>「愛」はどの編もそれぞれの見所があり、どれを見てもそれぞれ楽しい。
 連続ドラマとして、涙を誘ったであろう本筋を振り返るとともに、サイドス
トーリーとして小ネタをいつでも楽しめるのもいいところです。これはDVDの
良さでもあります。「華」「夏」でもDVDが出れば同じノリで作品を振り返り
たいです。
364名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 01:33 ID:tqY7eHDN
 「愛」の脇役として、使用人のひとりであるはなの存在も見逃せません。
白部村の貧乏小作の娘として、あわや八王子の色街に売られそうだったところ
を猛・ひかるに救われ、その恩義を忘れることなく最後まで三枝家での奉公
を続けていました。思春期編では猛を愛し、ひかる、そして後に来た使用人の
イネとともに小さな愛の嵐を展開する貴重な存在でした。戦中編以降は、専ら
三枝家の使用人としてけなげに働き、戦後編では三枝家の経済状況が厳しくな
ると大河原旅館でのパートタイマーもこなしていました。
 個人的には、千野さんが演じた戦中編以降のイメージが強いですね。伝右衛門・
絹とは違う側面から猛・ひかるを見つめるまなざしはどのようなものだったの
でしょうか。ひかるが、大河原家から戻ってくると「お嬢様」と優しく迎えつつ、
絹への気遣いを常に忘れない姿が忘れられません。猛に対しても同様の心遣いを
もちながらも、時には猛に涙を流しながらも厳しい言葉を投げかけるところもあり
ました。戦後の復讐劇を三枝家サイドから中立的な立場として常にみてきた役どこ
ろもまた重要です。
 はなのほか、戦前編のうめもそうですが、「愛」における三枝家の使用人は、
様々な人が猛・ひかるの動きに深く関わったストーリーを支えていたと思います。
「新・愛」では、はなのような使用人はどのようにストーリーに関わっていましたか。
365名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 09:53 ID:P0fB7xXM
「新・愛」での使用人は「旧・愛」ほどストーリーにかかわりがなかった。
ハナが売られるところを助けられることと、猛を好きなことと文彦が夜這い
はあったもののハナはいつの間にか出て来なくなった。
村の人たちとのふれあいも殆どなくサイドストーリーはないに等しかったと思う。
戦後は以前誰か書いていたと思うが「2人の嵐」に過ぎなかったように思う。
「旧」が良かったところはサイドストーリーが重要な部分で、孤児の猛の成長を
村の者も含めてみんなが見守り育てて行ったところではないか?

ケチをつけるわけではないけれど「何なのこれは」とがっかりした記憶がある。
ついでに和尚の役割も旧ほど重要ではなかった。「猛が鬼になって帰って来た」
というセりフがあるものの和尚と面と向かい話し合う場面はなかった。
366名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 13:07 ID:tqY7eHDN
>>365
>「旧」が良かったところはサイドストーリーが重要な部分で、孤児の猛の成長を
>村の者も含めてみんなが見守り育てて行ったところではないか?
 幼年編でしたが、小作の代表(?)ともいえる喜助、そして銀次の存在
も重要でしたね。猛の野放図ぶりに対して喜助が、「こら!謝らんか」と
一喝するシーンがありましたね。また、銀次も猛が満州に売られるかもしれない
と危惧を抱いて、命からがら伝右衛門に報告するところや、猛が番小屋で
負傷した時、ひかるの知らせで新海和尚と一緒に出かけて猛を救うところ
も思い出します。
 ただ、こうした三枝家を陰で支えた喜助は移民船事業の犠牲になり、
銀次も伝右衛門の葬儀と同時期に夕張への勤労動員を余儀なくされ、
白部村を後にしなければならなくなりました。この点も、戦争をスト
ーリーに織り込む「愛」の丁寧さが現れていたと思います。
367名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 19:12 ID:5V7VgiFa
良スレですねぇ、読んでてすっごいおもしろい。

では、嵐シリーズ初心者の素朴な笑い話をひとつ。
愛の嵐はDVDで初見の母が華の嵐も見たいというので
ビデオに録っておいたものを一緒に見ました。
そしたら、柳子が「絹!絹っ!」と呼んだ場面で
母は江波杏子が出てくると思ったらしく、
混乱して「絹って誰?」と聞いてきました(w
そして柳子ママが「琴子さん」と呼びかけた場面で
芸者の神埼琴子が出てくるのかと思ったらしく(以下略
同じ名前だから仕方ないけど。

絹とか琴子って、当時の流行の名前だったんでしょうね。
368名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 01:06 ID:bY0Yxjg4
>>367
 MES367のお母さんは、「愛」が相当お気に入りだったのですね。
「華」のきぬは使用人ですが、「愛」のはなとは異なり、あくまでも使用人
としてのスタンスがはっきりしていましたね。でも、地味ながらも朝倉家に
仕える姿勢が良く出ていました。その一方で、戦中編で柳子にいつも怒鳴ら
れていた平沼はどうしたのだろうか、などと考えていました。
 余談ながら、田中さんの私設ファンサイトである
http://www2u.biglobe.ne.jp/~okimatu/html/kinkyo.html
 のトップ画像は、「愛」ファンなら必見です。先ほど拝見したところでは、
なんと当時の番組宣伝ポスターがアップされていました。当時、東海テレビ
の制作担当者は、どういうねらいで番組を売り込もうとしていたのか、を想
像するのも一興です。
369名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:16 ID:yMRbFaCL
>>368

 飲食店に例えると、東海テレビの昼ドラマは、名古屋のオーナーが3ヶ
月限定で開業した定食屋のようなものです。「愛」の場合、看板(広
告)は今までと変わらないものの、店内に入り、日替わりランチのメニュー
(ストーリー)が夏休みという季節性を考慮しながらも、かなりボリューム
あったといえます。全体的にはこってり(ドロドロ)した味のメニューが
多いものの、合間には甘いもの(純愛)や、かなり辛いスパイス(伝右衛門の
叱責)、山椒のようなちょっぴり辛い味(和尚)などがバランスよく出され、
評判を聞いた客が日増しに増えてにぎわい(視聴率が上がる)、惜しまれなが
ら閉店(最終回)を迎えます。しかしその後も、日替わりランチの味は忘れら
れず、不定期ながらも各地で店開き(再放送)が繰り返され、とうとうその5
日分が懐かしさを込めたパッケージ(DVD)になって全国で販売されるように
なったというものでしょう。主題歌の「Mrs.メランコリー」は、店内に入って
最初に出てくるお茶みたいなものと考えたいです。
 要するに、偶然テレビをつけた視聴者を釘付けにさせるパワーが「愛」
にはかなりあったといえるのではないでしょうか。DVDをみて気づいたのですが、
私が初めてみた「愛」は、第5話で伝右衛門が幼年期の猛の背中をステッキで叩
く厳しいシーンで、「ずいぶん、おっかないな」と思ったものです。
370名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 23:59 ID:yMRbFaCL
 一昨日、日本テレビ系の「ぐるナイ」で久々に田中さんを拝見しました。
「愛」のひかるとは対照的に、ユーモアたっぷりの表情で、これならテレビ
での出演機会が次第に増えても大丈夫だと確信しました。ドラマに比して時
間的拘束が緩いバラエティかトーク番組で、田中さんを拝見できるといいで
すね。そして、いずれは「愛」出演時の裏話が出るとこの上ないのですが。















371名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 10:43 ID:VOe6bJ4k
久しぶりに「愛」の子供編見ました。本当に周りみんなで猛を
育てているというホームドラマ。そして戦後に繋がるだろう猛の勝ち気な性格が良く
現れている。
金時計の事件の高笑いでは猛のズルイ作戦に思わず笑ったし山鳥の手当てでは
やさしさが良く出ていた。文彦のダメぶりはこの時からしっかりと出ていた。
子供編は景色がすごくきれい。特にあの笹船のシーンはメルヘン的
ちょっとしたシーンだが絹が家を出る時、猛とひかるが縄とびをしている、あそこは
家を出る絹の心をうまく現している
今こんなに景色のきれいなドラマって見られないですよね。
まるで子供の絵本の童話みているみたい。
372名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 13:11 ID:UIc63fi0
>>371
>金時計の事件の高笑いでは猛のズルイ作戦に思わず笑ったし山鳥の手当てでは
>やさしさが良く出ていた。文彦のダメぶりはこの時からしっかりと出ていた。
 前も書きましたが、子供らしさを残した猛の喜怒哀楽はいまだに心に残ります。
尋常小学校へ通うことが許されて伝右衛門から学帽をもらったときや、木に吊さ
れた時にひかるが縄をほどき、新海和尚の戒めに思わず涙する姿がそれに該当し
ます。人に愛されることを知った喜びを隠しきれなかったのですね。
 他方、文彦は自分ではまともに太刀打ちできないから、友達を使って猛をいじ
めていた点も、彼の性格をうまく描いています。
>今こんなに景色のきれいなドラマって見られないですよね。
 旧白根町(現・南アルプス市)の協力を得た本格的なロケ効果は大きく、今
でもどのような地域変容を遂げたのかをこの目で確認したくなります。伝右衛
門が猛を連れて高台を訪れたときに、「これが甲斐国じゃ」と力説するシーン
を思い出します。
>まるで子供の絵本の童話みているみたい。
 大人の世界では、東海テレビの昼ドラマの定番というべきドロドロした愛憎
劇が伝右衛門、絹、琴子の間で展開されていました。まさか15年後、猛とひか
るがこうした「愛の嵐」の傍観者から当事者へ転換するとは思わなかったでし
ょう。また、絹が家出し、不機嫌になった伝右衛門が、当時の三枝家の番頭だ
った喜助に八つ当たりするところは、話のオチがあるような感じがしました。


373名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 06:20 ID:sYlBMYvU
>>348
「きけ、わだつみの声」っていう95年公開の映画観たことありますか?
タカ派的なイメージが強い遠藤氏の魅力が存分に発揮されてました。
華に例えると、戦中編で登場したスキンヘッドの憲兵小野田(だったかな?)と
かなり似通ってた仇役でしたか。また最近気付いたのですが、片岡の手下
にいた愚連隊上がりのようなチンピラ、あれってかの寺島進だったんですね。

さすがにネームバリューでは愛に譲るとしても、個性的な役者を揃える
ことが出来たという点では、華のキャスティングも愛のそれと比べて遜色
ないといえますね。どうりで嵐三作は主婦層以外の支持も得られた訳で。
最近、ああいった巧い役者さんはまた映画の方に流れてますからね。
たまにはTVにも出演してもらいたいな…と。
374名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 07:25 ID:sYlBMYvU
>>359
当方は東海地区で観てました。再放送は、三作それぞれ本放送の
約一年後に一回、「華」だけが92〜93年及び97年と併せて計三回放映
されていたと記憶してます。「愛」、「夏」に関しては、どうしても若かりし
時分の記憶、感性で捉えてしまいがちなのでその点はご容赦ください。

テーマ性についてですが、「愛」の続編という位置付けとしては95年秋に
放映された「愛と罪と」の方が共通する部分が多いように思えるんですよ。
渡辺裕之と中尾彬の関係はいわずもがなですが、いずれも幼少期編あり
の群像劇でしたから。もちろん、両者それぞれに時代背景は異なりますが。
そうしてみると嵐三部作といった括りは、シナリオよりかキャスティングに
主眼を置いたものかもしれませんね。

関西のU局ではここ最近、「夏」も放映されていたようですね。過去の名作を
どんどん放映してくれるのはよいことです。今の世評に置き換えた上での
批評も可能ですからね。


遅レスで申し訳ないです。
375名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 08:12 ID:aGllx2je
>>374
>テーマ性についてですが、「愛」の続編という位置付けとしては95年秋に
>放映された「愛と罪と」の方が共通する部分が多いように思えるんですよ。
>渡辺裕之と中尾彬の関係はいわずもがなですが、いずれも幼少期編あり
>の群像劇でしたから。
 渡辺さんが出演されていたのは知っていましたが、ストーリー展開に
ついては初見でした。コメントありがとうございます。再放送があれば
是非とも拝見したいです。
>過去の名作をどんどん放映してくれるのはよいことです。今の世評に置
>き換えた上での批評も可能ですからね。
 「愛」「華」の戦後編では、不動産ネタが復讐劇と深く関わるのですが、
長塚さんが演じる勇作、圭吾いずれもそれに失敗する姿は、むしろ今みた
方が迫力あります。また、「愛」もよくみていると、昭和25年当時、あれほ
どの観光需要があったのだろうか、という疑問はありますね。むしろ、あの
手の話は、高度経済成長期以降ではないか、とも思いました。また、「華」
でみた新橋の地上げは、まさに放送当時の世相と絡めたものでしょう。
視聴者をひきつけるための素材として、不動産ネタは「嵐」シリーズでうまく
活用されていたと思います。
 本スレッドで書き込みをするようになってから、単なる作品の感想、出演者
の善し悪しだけではなく、その背景を探る面白さも知りました。それだけ、
「愛」を中心に嵐シリーズにはまっていたのですね。
376もろもろ :03/06/09 08:14 ID:bvGc4NAL
               ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              ( ´∀`)/< 先生もろDVDはどこですか?
           _ / /   /   \___________
          \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
           ||\        \
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           ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||         ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
              .||          ||         (´Д` )  <  http://www.dvd01.hamstar.jp だ!
                              /   \   \___________
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                       || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  ||
                       ||    教卓         ||  ||
                       ||                ||

377maxell:03/06/09 22:34 ID:x7Hii6zx
上の絵
オレ、このタイプの絵見ると、虫酸が走る。
378maxell:03/06/10 00:40 ID:SgM8if3h
           ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ●●●●●●●●・ ´∀`)/< 先生もろDVDはどこですか?
            / ●  \___________
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              .|| ●       ●●●●●●●  ||         (´Д` )  <  http://www.dvd01.hamstar.jp だ!
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                       ||    教卓         ||  ||
                       ||                ||

379名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 17:41 ID:xJ3oGi3/
>>355
>名脇役といえば大河原静子役の福田公子さん まさに迫真の演技。
>あの白装束で踊りながら太鼓を叩く姿に笑いました。
 よくみれば、あの太鼓には「南無妙法蓮華経」と書かれていたにも
関わらず、実際に静子が唱えているのは「般若心経」でしたね。猛と
離婚し、帰ってきた秀子に「お母さんも病気ね!」とあきれられた
シーンも思い出します。こうした静子の一本気な性格が勇作の人格形
成につながったのでは、と想像したくなります。
 今、第68話のDVDをみていると、意地になってひかるを猛の下へ
引き渡さない勇作、ひかるを忌み嫌う静子の錯乱状態を一歩引いて
見つめる政之助、そして勇作、静子の板挟みで本当の極限状況にあ
るひかる、と末路にある大河原家の人々が置かれた状況をよく描いて
いるのがよくわかります。
380無料動画直リン:03/06/10 17:42 ID:gO+8jN3a
381名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 22:54 ID:JXdWkzEA
あるDVDを見ていたら特典映像にロケ地の説明がついていた。
「愛の嵐」のDVDにもそれがあったら良かったのにとつくづく思った。
とにかく景色のきれいなドラマだから、
382名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 00:39 ID:/iC4EMag
>>381
 本当に「愛」のロケ地はどこだろうと、地形図を眺めながら想像したく
なりますね。本当は実際に足を運んで確認したいのですが。
1.猛とひかるが水掛シーンをした河原
  →御勅使川上流の日入倉橋付近か(旧白根町と旧芦安村の境界近く)。
   左岸が山と崖になっていることや、細い流路が合流するところが
   みえる。これより下流では、堰堤があるのでロケには向かなかった
   はず。ともかく河原の幅が広い。
2.光明寺→何度か書いたが、神奈川県湯河原町の城願寺。ビャクシンの大木
      (樹齢800年)が有名。劇中ですだれがみえるのは、「天然記念物」
      と書かれた看板を隠すため(?)。山門にある「萬年山」の文字は
      劇中でもそのまま利用されていた。
383名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 02:22 ID:GCZrrPyn
愛の嵐きらいじゃないけど、私はやはり華の嵐のほうがいい。愛の嵐の話ばかり多くて、悲しい。
384まむし男爵:03/06/12 02:53 ID:l6E4NCCS
>>383
 悲しむことないでしょ。
 あなたがどんどん、「華」の話題を提供して、ここを盛り上げてくれ
 たらいい。ついていきますよ。
385名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 08:50 ID:/iC4EMag
>>383、384
 申し訳ありませんでした。「華」については、「愛」のようにビデオやDV
Dで保存しておらず、どうしても「華の嵐レビュー」の記載内容と、最近の視
聴体験で振り返る程度です。したがって、まむし男爵さんのような熱心な「華」
ファンのフォローが議論を深めるには不可欠です(以前、本スレッドに来られた
「ひかるっち」さんの解釈には心打たれた)。私も本スレッドで「華」の
面白さを知ったものです。でも、探せば興味深いポイントはあると思っています。
 そんな拙い中で「華」を振り返ると、戦後編の最後では一也への憎悪だけが
思い浮かぶ圭吾が写真好きであった一面は見逃せませんね。やはり、当時の華
族には趣味を楽しむ心のゆとりがあったのでしょうか。単なる成金だった「愛」
の勇作との違いがわかりました。また、戦後編で昔を思い出したかのように、
圭吾が朝倉家の家族写真を撮ろうとした時、琴子が朝倉家に反旗を翻したくだ
りは、彼女の複雑な心理をうまく絡めたシーンだったと思います。
 圭吾の一也へ対する憎悪がどのようにエスカレートしたのか。これは、「愛」
のように、「華」がDVD化されたら是非とも検証したいです。
386名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 16:32 ID:4Fs7GToQ
「華」は、予想外の展開になろうとも、柳子さんの迫力ある魅力で
押し切っちゃうようなストレートなドラマだったから
行間から心情を想像して、あれこれ語るってのが難しいよ…
387名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 16:52 ID:1MnGqmjk
「華の嵐」は現在北海道地方で再放送中です。
今、柳子さんがお兄様にせまられているところです。
388名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 14:34 ID:GRZF7Eey
>>386
>行間から心情を想像して、あれこれ語るってのが難しいよ…
 確かに「華」はそうかもしれませんね。もし、DVDが出たとしても、短
期間に何度も繰り返して、というよりは、一定のインターバルを置いてみて
いるかもしれません。それだけ、一回みた時のインパクトが強いといえるで
しょう。
 「愛」は少ない台詞ながらも、切なさ、悲しさを思い起こさせる音楽とアッ
プの表情で登場人物の立場を読みとらんかという演出・カメラワークがなされ
ていました。その点では、DVDでのリピート視聴に向いた作品だったと思い
ます。
389まむし男爵:03/06/13 23:21 ID:lYpqsayx
>>387
 「柳ちゃん、僕のこと考えてくれたかな。
  いやぁっ、今すぐとは言わない。今すぐとは言わない。」
  「お兄さま、私。。。少し時間を下さい。」
 (セリフ、うろ覚えですみません。)

 二人が一番、甘酸っぱかったころなんですよね。
 あの頃に戻りたいっていう。
 二人が祝言をあげる、第38話は本当に印象深い回ですよ。
390名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 13:21 ID:DVhLTnws
>>389
 「華」は、この話以降をよくみていたのですが、柳子と圭吾が手を組み、
夜叉夫人とまむし男爵として、相手を顧みることなくひたすら突っ走る姿
がありましたね。そして、一也が戻り、飛田組で働きながら、夜叉夫人と
化した柳子の目を覚まそうと必死になる姿、「愛」とは対照的な世界観が
よくわかる箇所でした。
391まむし男爵:03/06/15 02:12 ID:KnBQ3F3E
>>390
第39話の冒頭では、すでに豹変した柳子=メイクを変えた
 高木さんが出てきて、私たちに絶大なるインパクトを与えてくれたのでした。

 本放送時、38話が見れなかったので、どういう経緯で
 一瞬にして、夜叉になったのか、38話の内容に異常な幻想をいだきま
 した。
392名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 22:58 ID:lTRPjYqc
「愛」をみていると、立場は違えども、猛とひかるが絹に迷惑をかけまい、
という強い気持ちを共通して持っていたのがわかります。
 思春期編では、ひかるが「おまえはひとりぼっちじゃないわ」と号泣した
時、猛が「奥様(絹)に迷惑をかけないでください」とひかるに声をかける
シーンを思い出します。猛によるこの呼びかけが生きてくるのは、戦後編で
ひかるが大河原商会の社長代行として三枝家へ来た時、敵同士であるのを承
知で猛を誘い、自分と絹を交えて食事を取るシーンをセッティングした点で
しょうね(第50話)。ひかるは、屋根裏の猛の居室で郵便局跡地の入札をめ
ぐって猛と口論しながらも、最後には絹と食事をとってくれたことに感謝の
言葉をかける優しさを忘れませんでした。いずれのシーンも階段下で絹はや
りとりを耳にしていました。だからこそ、絹が「ふたり仲良く手を取り合っ
て・・」と猛・ひかるの幸せを願いながら亡くなるシーンが印象に残りまし
た。侮れないサイドストーリーのひとつでしょうね。
393名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 00:46 ID:cYVjKWzR
猛にとって伝衛門は「父」であったが絹は「母」ではなくあくまでも「奥様」
だった。戦後の猛は絹に気をつかい、絹も猛を信頼しきっていた。
猛が戦地から生きて帰ることが生きる支えにまでなっていた。
思春期編では「もしも猛がひかるに何か」という危惧もありもうひとつ猛を
信頼できないところがあったがそれが次第に変わっていくのが戦中編?
猛という人間を絹が理解し、ひかるとの結婚まで許そうとする。
このホームドラマ的な流れ方が大衆受けしたのだろう。
394名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 18:20 ID:NeMgHMs2
>>393
>猛にとって伝衛門は「父」であったが絹は「母」ではなくあくまでも「奥様」
>だった。
 この点をうまく描いていたのは、第23話ですね。吾一の母の臨終シーンに
立ち会ったことをひかるに伝える猛が、自ら考えている母親像は吾一の母み
たいなものだ、と述べていました。自分を捨てた母に対して、猛は悔しい思
いをするものの、観音像を彫ることでそれを少しでも払拭しようとするとこ
ろに胸打たれます。その後、猛による観音像の彫刻は、母親に対する思いと
いう説明こそないものの、戦中編ではその作業を続ける姿が随所にみられます。
戦後編では、三枝家で猛の居室だったところに完成された像が置かれ、底に
「ひかる」と彫刻されていたものもあったのを偶然、ひかるが目の当たりに
するというのもありました。そして、それは猛が再び三枝家に戻った時も
しばらく置かれていましたね。観音像をみながらバーボンをあおる猛の姿が
思い浮かびます。
 猛にとって観音像は、まだ見ぬ母への思いのほかにいかなる意味があったの
でしょうか。いずれにせよ、観音像は「愛」で貴重なアイテムのひとつでした。
395名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 11:35 ID:6+nIg+1y
>>364,365
 田中美佐子の私設ファンサイトであるokimatuさんのホームページでも、
ひかるを初めとする三枝家をサポートしていたはなと新海和尚の名脇役ぶ
りが評されていますね。
 はなが三枝家の使用人となる経緯をまとめた第11話(思春期編第1話)
をみていると、はなが猛・ひかるへの恩義に強く感謝するシーンがよく
出ています。11人の子供がいて、父が日露戦争で負傷しながらも、酒浸り
で貧困にあえぐ家庭事情も説明されています。ひかるが作った白米のおに
ぎりを口にした時にはなが号泣するシーンは、「おしん」を思わせました。
また、ひかるは家人の前で「私が貧しかったら売りますか!」と半泣きに
なりながら、はなを救おうと必死に懇願し、伝右衛門・絹の心を動かしま
した。あの時代では、地主の娘とはいえ、ここまではなかなか言いにくかっ
た(勇気のある言動)はずです。
 こうした経緯を知っていると、戦後編で小作人が不要になり、勇作の管理
下にある三枝家は経済的に苦しい立場にあっても、はながなぜ三枝家での奉
公を続けたのかがよくわかります。でも、はなの兄弟・姉妹はどうなったの
でしょうか。
 また、和尚とひかるのやりとりでは、勇作との結婚が本決まりになったひ
かるが前途を悲観して、「死にたい」と弱音を吐くと、和尚が「そんなこと
は絶対に言っちゃいかんぞ」と厳しくたしなめる言葉にも心動かされました。
396名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 14:46 ID:UdEGO15N
>>343
 「愛」の主題歌「Mrs.メランコリー」を歌っていた下成佐登子さんは、
1週間前に東京でライブを行い、「Mrs.メランコリー」も歌っていたよう
です。次のページを参照ください(http://homepage1.nifty.com/QQQ/)。
 しかし、「Mrs.メランコリー」もこれだけ「愛」がDVDになって脚光を
浴びたのだから、CD化を実現してほしいです。私なら喜んで買いますが。
397まむし男爵:03/06/22 01:29 ID:BMMbSRu/
>>396
下成さんって、今おいくつなのですか……
 いまだに歌っているってスゴイですね。
 
 私もCD買いたいです。!!
398名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 15:55 ID:lsds37s7
>>397
 下成佐登子さんについては、以下のページが詳しいですね。
http://www.sopia.or.jp/masa/simunari/simunari.html
 もともとは、アニメソングの歌手として有名だったようです。
「愛」の挿入曲+「華」のオープニングテーマ曲もサントラCDで聞きた
いです。
399名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 12:58 ID:HulZKa7s
 先ほど、TVQ九州放送(福岡のテレビ東京系)のホームページを拝見
していると、同局で平日の昼12時30分から再放送されていた「愛」が
7月3日で終わり、4日から「夏」をやるようです。福岡の「嵐」シリーズ
ファンがうらやましいです。テレビ大阪も「華」が終わって、「はるちゃん」
を再放送するくらいなら、「夏」をやってほしかったですね(「夏」は渡辺さ
んが最もDVD化したい作品のようなので、DVD化されると信じたいですが)。
400名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 16:47 ID:NqCenHo8
新愛の嵐と愛の嵐は、作品の完成度を言ったら比べるべくもないが(愛の嵐の方が数段上)
子役に関してのみ、新の方が良かったんじゃないかと思う。
新の猛の子役の演技力は子役離れしてると思うし、少年時代の猛は旧よりずっとハンサム。
あと、文彦の子役が何気に良い味出してると思う。あそこまで嫌味そうなガキを演じて見せた子役はえらい!
401名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 17:33 ID:u8vs6dxE
新の子役と旧の子役の違いは時代の流れを感じさせます。
新の子役は今風の顔と演技も確かに上手い。 
しかし旧の子役は文彦のお古の丈の短い着物を来た子供の猛も、
決してハンサムでない少年猛も田舎の味を充分感じさせてくれる。
旧のいかにもコナマイキな子供の文彦の坊ちゃん刈りの頭と悪ガキ猛のボサボサ頭
対照的。木に吊るされた時そう思いました。

402名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 18:31 ID:HulZKa7s
>>400、401
 私は「新・愛」をみていないのですが、こうした子役の視点から
の比較も結構面白いなと思って読んでいました。
>旧のいかにもコナマイキな子供の文彦の坊ちゃん刈りの頭と悪ガキ猛のボサボサ頭
 旧だけの知識で申し訳ありませんが、幼年期編では孤児である猛
への敵意をむき出しにした文彦の態度が強く出ていましたね。猛が
ひかるをかばって背中にできた傷も、その基をたどると、文彦が番
小屋で猛めがけて棚にあった農具を故意に落とす行為にありました。
そして、極めつけが尋常小学校への入学早々に、猛が伝右衛門から
もらった学帽を刃物でぐちゃぐちゃにされるところですね。文彦は自
分からはせず、友達にやらせているのがいかにも卑怯というか、見
ていて腹立たしさすら感じたものです。ただ、文彦が友人に悪事を
指図する時に出た「けちけちするな」という台詞は、ややぎこちな
かったかもしれません。
 「田中美佐子さんをこよなく愛して」ホームページにある「愛」
の画像アップ(週1ペースで更新予定)と並んで、本掲示板が再び
盛り上がってほしいです。MES399にも書いたように、7月からは福
岡で「夏」の再放送が始まるだけに、新たな参加者の話題提供に期
待しています。
403名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 22:33 ID:L+VCFdfQ
男は嵐、女は華
404名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 22:37 ID:L+VCFdfQ
柳子「キヌ、キヌ!」
キヌ「はい、お嬢様」
(乗馬用の鞭を差し出して)
柳子「これを捨てて頂戴」
キヌ「お嬢様、これはこの間お買いあそばされたばかりなのに・・・」
柳子「いいから、言う通りになさい!」
405名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/25 21:11 ID:TRvtF569
「愛の嵐」のハッピーエンドが好きになれないのは私だけなのかな。
私は、ひかるは途中で死ぬんだと信じて期待して(?)見てたんだけど…
ひかるが死んだ後、猛の孤独とか復讐が無意味なものと感じるところとか、
そういうのを期待してました。
あとは、何と言っても、幽霊!!

幽霊が出てこなきゃーー!
406名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/25 21:57 ID:fiNNoal3
ごきげんよう!
407華の嵐:03/06/25 21:58 ID:eOGdLo96
白坂「朝倉様のご先祖は野武士でいらっしゃいますものねぇ。お気の強さも当然ね」
408名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 00:29 ID:5o9OX9MD
>>404
 柳子の場合、使用人の平沼に対しても同じように用件を頼むとき、
怒鳴りつけていましたね。「平沼!」と叫ぶ声を覚えています。
>>405
 「愛」を「嵐が丘」そのものの雰囲気で捉えるとこのような見解も
出るのでしょうね。ただ、「愛」がドラマとして成功したのは、「嵐
が丘」の内容に縛られず、あくまでも日本の社会に照らし合わせて丁寧
に作られた点にあるのでは、と思います。かつてここで書かれていた日本
映画を彷彿とさせる、というのも頷けます。
409華の嵐:03/06/26 00:41 ID:jCEnRSWk
柳子「朝倉家は、10億くらいの損失ではびくともいたしませんわ!」(うろ覚え)
410名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 01:15 ID:a64lQaC4
東海地区では七月から新愛の再放送が始まるそうですね。
411名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 03:41 ID:YW/b5Ws8
>>410さん、ハイこちら東海テレビ地区です。7月2日からです。真珠夫人のあとです、。番宣ながれました。
412410:03/06/26 03:43 ID:YW/b5Ws8
愛ののハッピーエンドは私は感激したけど。>>405さん、新愛の嵐のラストは納得できず。登場人物の行動があまりに不自然すぎ
413411:03/06/26 03:45 ID:YW/b5Ws8
間違えました411でした^_^;
414名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 13:13 ID:5o9OX9MD
 大阪では、今日朝10時30分からよみうりテレビのローカルバラエティ
「あらリラ!」に渡辺さんがゲスト出演していました。「愛」など「嵐」
シリーズについての言及はあまりありませんでしたが、紹介映像では
「愛」の場面(「銀馬車」で猛が秀子にキスをしようとしたところを
ひかるにみられるシーン)も流れていました。

#ちなみに、「愛」は昼ドラマの中でも「真珠夫人」の原型になったと紹介
されていました。

 また、少年期のエピソードでボーイスカウトの入隊時にヘビやカエル
を食べていたというサバイバル指向の一面が強かった話があり、「愛」
でひかるがまむしにかまれた時の応急措置のシーンを思い出しました。
その他では、原日出子さんとの子連れ再婚や自宅の写真などが紹介さ
れていました。まさに「いつみても波瀾万丈」の関西ローカルバージ
ョンといった感じで面白かったです。
415名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 13:15 ID:5o9OX9MD
>>414
番組のタイトルですが、「あさリラ!」でした。
 しかし、渡辺さんは「愛」をはじめとする「嵐」シリーズと
リポビタンDのCMで人気俳優のひとりに成長されたのですね。
416405:03/06/26 17:22 ID:XicKOHgL
>>412
私も「新愛の嵐」のラストは問題外だと思います。
あれと嵐が丘のラストは、まるで違いますよぉ。
個人的には、嵐が丘のラストは最高のハッピーエンドだと思っているので。

愛の嵐は、ふたりがくっついてそれで万事収まるというのが不自然かなと、ちょっと思ってたんです。
大河原も突然のように物分りがよくなるし、秀子はかわいそうだし…
と、そんなふうに思ったわけですが、でもメロドラマの基本はハッピーエンドですからね。
417名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 18:53 ID:ZywELuFZ
愛の嵐のハッピーエンドが最高と思うのはラストまでの経過の
作り方が上手いからと思う。確かに大河原兄妹が急に良い人になるなど不自然なところもあるが
あまり気にならずに見られる。
新の戦後編は「ちょっと」と思うのは不自然過ぎたしラストで猛が貝殻になるのも
納得できない。貝殻というアイテム自体が無理だったのかな?
418名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/26 22:15 ID:5o9OX9MD
>>416、417
 「愛」の大河原兄妹が、どのような行動をとってきたのかを時系列的に
検証した解釈については、前スレッドのMES943〜945をご覧ください。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1019576935/
 ところで、先日、東海テレビの開局30年史(1989年刊)を図書館でみて
いたのですが、まだ元号が昭和の時点からも「愛」の反響は大きく、東海テ
レビには、再放送リクエストなどのお便りが約15,000通来ていたそうで
す。「華」「夏」が後に出てきたことを考えると、平成に入ってから
もこの勢いは止まらなかったはずです。「愛」が、「あかんたれ」「ぬ
かるみの女」などの花登筐シリーズと並ぶ名作であることを再認識して
くれました(本当は花登シリーズもみたいのですが)。


419名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/27 11:07 ID:/i5BZYm9
愛のひかるが大河原に嫁いで可憐なお嬢さまからは考えられない程強くなって行く
のが興味深い。猛も戦前とは別人のように逞しくなって行く。
しかし心の底にあるものは変わっていない。番小屋で帰ろうとするひかるの手を
猛が握るシーンは最終回の笑顔で手を握るシーンに結びつく。
愛はこのように上手くシーンを繋げている。子供時代の背負うも何度か出る背負うシーンに
結びついている。この流れが何とも日本人の好みに合っている。
幽霊はこのドラマには似合わない。最も新では貝殻に変身してあれも幽霊的発想なのかも
420名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/27 13:08 ID:C1i++plQ
>>419
>愛のひかるが大河原に嫁いで可憐なお嬢さまからは考えられない程強くなって行く
>のが興味深い。
 戦争をはさんで時代が大きく変わる中、ひかる・猛の自立を巧みに描いて
いたといってもいいですね。特に、ひかるの場合、もともと伝右衛門に張り
飛ばされるのを覚悟で我の強いところがありました。戦後のひかるは、勇作
の妻として、それこそ時にはいびりや理不尽な言動で涙を流しながらも必死
に振る舞おうとする一方で、三枝家へ戻ると病弱がちの絹を支える姿があり
ました。意気消沈した絹に対して、ひかるが「昔は昔、今は今。運命に負け
たくありません」と説きながら激励の言葉をかけるシーンに心打たれます。
「愛」が日本人好みの人情ドラマに仕上がったというのはこの点からもわか
ります。
>幽霊はこのドラマには似合わない。
 「愛」で幽霊絡みといえば、やはり伝右衛門の自殺後、猛の前に突然、
伝右衛門の霊が現れて、無念さを伝えるシーンと、新興宗教にはまった
静子が「伝右衛門のたたり」を口にしたシーンでしょうか。これらのシー
ンもホラー的要素が強いですね。ただ、それが強調されすぎて現実離れす
るような展開にならなかったのが「愛」のいいところでした。
421名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/29 09:25 ID:9WQ/To11
「愛」の中で秀子が人間として女として成長して行く過程はみごと。
猛とひかるがフランスから戻って来てもきっと良い友人でいられるだろう
と想像したくなるし、他の男性を愛しても今度は上手くゆくだろう。
秀子の幸せを願いたくなる。
422名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/29 14:50 ID:hEHdS6MP
>>421
 秀子らしさが良く出たシーンを振り返ります。
1.閉店後の「銀馬車」−サイコロのツボ振りに興じる猛をみて−(51話)
猛:「あんたが負けたら」秀子:「肉体よ、私の体」
猛:「自惚れるな!あんたの体にいくらの価値がある?タダだよ!!」
 この時点で秀子は、今まで愛してきた男性と猛の違いをうすうす感じていた
でしょうね。猛とひかるのラブシーンがあまりにも切なく、ひっそりしたもの
であるのに対して、猛と秀子のラブシーンは派手かつ現代的でした。
2.覚悟の家出(54話)
 秀子の独り立ちをうまく描いたシーン。勇作に張り飛ばされ、母・静子に
も反対されるものの、父・政之助の激励で家出を決意する秀子の涙は、今ま
で小馬鹿にしてきた父に対する新たな尊敬の念を抱いたものだったと思いま
す。また、このシーンでは政之助・静子の夫婦げんかも面白かったです。
3.毅然とした態度(65・66話)
 猛が秀子よりもひかるを愛しているのを知り、別れる決心をしたとき。猛
は、慰謝料代わりに小切手を渡すが、秀子はそれを破り捨てる。無念さもあ
りながらも何かしらさばさばしたようにも見えました。そして、金策に走る
勇作が「ローズハウス(旧・銀馬車)」を担保にする話を持ちかけたとき、
秀子がきっぱりと断り、ひかるとの離婚を迫る態度。これも迫力ありました。
 秀子のような男勝りの強気な態度をとるキャラクターは、「華」では高木
さん演じる柳子に受け継がれた思います。

423名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/30 22:41 ID:ycY1xD3W
>422 猛と秀子のラブシーンは派手かつ現代的でした。
あの影絵のラブシーンきれいでしたよね。あのあとのシーンがなくても充分エロさが出てました。
ラブシーンだけでなく猛のひかるに対する態度に比べて秀子に対する態度のすべてが
まるで違っていましたね。
424名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/30 23:20 ID:YMVysb4j
>>423
>あの影絵のラブシーンきれいでしたよね。あのあとのシーンがなくても充分エロさが出てました。
 その後で、背中の傷をみた秀子に対して、猛が突然怒り出したのは
猛の複雑な心境を表現していました。後の「華」でみられる柳子と一也
のラブシーンは、このパターンを発展させたものかもしれません。
 そういえば、17年前の今日は「愛」の放送開始日でした。幼年期の
猛がまだ「孤児」という役どころでしたね。渡辺裕之と田中美佐子、
長塚京三を人気スターに育て、かつ「華」「夏」「新・愛」(「真珠
夫人」も?)に継承されるグランドロマンシリーズの骨格を作り上げ
た「愛」のインパクトは今なお強く心に焼き付きます。
425名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/01 15:34 ID:Z3YKnriu
愛の嵐の第二部を見ていると、
旧の方は、猛のダサいのと演技の大根なのにがっくりして、
新を見ると、ひかるの性格の悪そうな様子がうっとおしくなる。

ひかると猛の両方が良いのは、田中美佐子さんと渡辺裕之のカップルですね。
426名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/01 17:12 ID:UVBMPN1R
>>425
>ひかると猛の両方が良いのは、田中美佐子さんと渡辺裕之のカップルですね。
 私も「愛」のDVDでは、両者が出る第6巻(26話)以降を繰り返し視聴する
ことが多いです。田中・渡辺コンビが演じたひかると猛の関係をまとめると、
戦中編の前半でみかけるほのぼのとした純愛、後半で勇作の策略による愛の挫
折、そして戦後編では忍耐の一語に尽きるひかると、あの手この手で勇作への
復讐を企む猛となります。戦中編と戦後編では置かれた立場の違いを反映して
ひかると猛は全くの別人になったかのような振る舞いをとるのですが、何かに
つけてひかるが猛と会うときの笑みは、「本当は猛しかいないんだ」という思
いが伝わりました。
 余談ながら、「愛」では、長い時代の隔たりをつなぐさまざまなアイテム
(木刀・猛の背中にできた傷・りんどう・観音像)があるのは本スレッドでも
よく取り上げられてきました。しかし、唯一つながらなかったのは、ひかるが
猛に編んだセーターでしょうか。これは、設定時がどうしても夏中心になった
ためにやむを得ないのですが。
427名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/01 23:02 ID:Q1XaMD2z
私もあのチョッキどうしたのかな?と思ってました。
夏にチョッキ編むのも不思議な気がしました。戦後の猛は服装もまるで変わっていたから
チョッキを着るようなことはないと思ったし?
あと思春期編で突然消えた信治さん 戦後病院のシーンが出た時に信治さんの病院かな?と思ったりしました。
そんな繋がらない設定もありましたけど、ストーリー的にあまり気になりませんでした。
戦後まるで別人のような2人が向き合う時必ずお互いの目を見詰め合い、自然とどちらかが目をそらす。
切なさが出てましたよね。
すごく丁寧な演技と思いました。
428名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/02 10:29 ID:DSv2xum0
>>427
>私もあのチョッキどうしたのかな?と思ってました。
>夏にチョッキ編むのも不思議な気がしました。
 おそらく、あのシーンはつなげたかったけれども、ストーリーを
進める過程で、何らかの理由からつなげられなかったのかもしれませんね。
>あと思春期編で突然消えた信治さん 戦後病院のシーンが出た時に信治さんの病院かな?と思ったりしました。
 ここまではさすがに思いつきませんでした。
 戦中と戦後の隔たりを捉えた場合、あの大河原旅館のセットに大きな変化
がなかった点も興味深いですね。甲府も空襲に巻き込まれていたはずですが、
戦災から免れたのか、それとも金にものを言わせて戦災後も戦前と同じ建物
を復元したのか、など想像するのも面白いです。また、大河原商会のオフィ
ス(社長室)の装飾は、戦後編で「銀馬車」が「ローズハウス」に変わった
時辺りで大きく変わっているのも見逃せません。勇作が秀子と絶縁宣言をし
た時、愛想を尽かして「銀馬車」に併設されていたオフィスを引き払い、別
の場所に移転したのでしょうか。
 こうした小道具・大道具系のネタは、前スレッドにもありましたが、三枝家
の中でも電話機、水道、玄関の扉などがうまく変わっている点を読みとると
よくわかるでしょう(特に電話機)。「愛」は、演技と並んで道具についても
細部にわたる気配りがなされていた点で忘れられないドラマです。
429名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/02 22:50 ID:ctdeOgde
子供の頃の猛 新はワイルドな孤児でサバを盗んで食べていたし生肉かじってた。
旧はやんちゃだけど可愛らしさがあった。笹船のシーンは凄く子供らしくてきれい。
ひかるの「ホタルって旅館のことか」も可愛い。
新より年齢設定が低いこともあるが何をしても2人は可愛い。
戦後秀子が「兄弟みたいに育って来てどうしたら愛し合えるようになれるの」
と言っていたけれどまさに子供編は「赤い糸」の始まり
手を繋いで屋敷のところを走ってゆくシーン すごくきれい 

430名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/02 23:50 ID:DSv2xum0
>>430
>旧はやんちゃだけど可愛らしさがあった。笹船のシーンは凄く子供らしくてきれい。
>ひかるの「ホタルって旅館のことか」も可愛い。
 このシーンの前後に出る会話を聞いていると、家族で長期休暇に諏訪湖へ
出かけたなど当時の行楽がどのようなものであったのかが伺えるのも面白い
です。生活の臭いがしみつく「愛」の脚本の良さがあります。
 あと、旧「愛」・幼年期の猛はかなりませたところもありましたね。無賃
乗車をしてまで横浜へ出かけ、無神経にも琴子の自宅へ来て食事を頂いた
時、「この人はおじさん(伝右衛門の)・・・」とあわや「妾」と言う直前に
琴子に痛い口止めをされるシーンは笑えました。ひょっとしたら、オープニ
ング映像(実質的なエンディングシーン?)の真ん中で猛が思わず笑みを
浮かべるのは、これら昔の思い出を振り返る過程に出てきた照れくさいもの
だったかもしれません。
431まむし男爵:03/07/03 01:37 ID:m2uQJZUW
新 愛嵐放送よりちょうど1年ですね。
去年はすごかった。旧 愛嵐も見れたし、
1年に2度の「嵐」

今年は寂しい年だな。もう嵐も吹かないし、
ワールドカップもないし(笑)……
432名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/03 07:01 ID:VXVbaJ1E
>>431
>去年はすごかった。旧 愛嵐も見れたし、
>1年に2度の「嵐」
 思いもよらなかった「愛」の再放送・DVD化が私の心を動かしました。
そして「華」のテレビ大阪、ファミリー劇場の再放送でその輪郭を
おぼろげながらつかめたのも大きな収穫でした。
 以前も書きましたが、福岡のTVQでは今日で旧「愛」の再放送が終わり、
明日から「夏」の再放送をするようです。年内に「夏」をファミリー劇場
などのCSで再放送するか、あるいは渡辺さんが呼びかけているDVD化が実現
するかが鍵ですね。
433名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/04 23:13 ID:uWT1Sc2t
広島なんだけど、今「夏の嵐」放送中。
初めて今日から見たんだけど、今日のって3話みたいなんだよね。
ドロドロしそうだから期待してるんだけど、「夏の嵐」面白いよね?
知ってる人、教えて欲しいな。
434名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/04 23:46 ID:WCiqh1FU
>>433
 先ほど、Yahoo!TVの広島版を拝見していると、広島ホームテレビ
でも「夏」をやっていたのですね。今日からは、福岡のTVQ九州放送
も「夏」が始まったようですが、誰か「夏の嵐」レビューを本掲示版
でして頂けるとありがたいのですが(当方は大阪在住)。「夏」は
「愛」「華」に比べて知らない人が多いと思います。
435名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/05 02:36 ID:aXQmpbNv
>>433
「夏」は若かりし頃の和久井映見が出てるのがツボ。
個別で考えれば「夏」もおもしろいんだけど
「愛」「華」と比べちゃうとね…
436名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/05 09:17 ID:zZYQKIui
「夏」には辰巳卓郎や吉川十和子も出ていたんですよね?
437名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/05 14:47 ID:blQ9L32m
出てました。詳しく覚えてないけど、
辰巳は高木美保の婚約者(「華」の鳥彦に相当?)
吉川は高木の学友(「華」の彩子に相当?)

でした。うう、漏れも見たいよー、広島と福岡に住んでいないので見れん。
438名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/05 15:01 ID:aHTa+BBC
一馬と氏家の剣道対決はまだなのかな?
渡辺の裏返った声が最高なんだけど。
439名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/05 17:38 ID:ECETJXqT
 「愛」の戦後編を振り返ると、ヤミ成金と化した猛をうまく支えていた
のが富田章次ですね。猛とは軍隊で知り合い、捕虜収容所で自分を助けて
くれた恩義から猛と行動をともにし、「赤と黒」のマスターとなる一方、
猛が勇作への復讐を図るべくGHQを動かす時には手となり、足となってい
ました。章次は、医学生くずれでありながら、ボクシングをやっていたと
いう経歴も、良きボディーガードとして猛にとっては頼りになったのでし
ょう。ただ、猛への献身ぶりが裏目に出て、勇作が債権取り立てに利用し
ていた佃組のチンピラに半殺しにされて、猛の下から姿を消したのは残念
でした。一度だけ、秀子との結婚を決めた猛に対して、わざと反抗する態
度を取って猛と大げんかしたシーンも忘れられません(しかし、翌日には
仲直りしているが)。猛と章次の関わりも、「愛」の登場人物を捉える上
では重要なサイドストーリーです。
 猛が経営していた川端カンパニーとはどういう会社だったのでしょうか。
思わず、章次、ウォーリー軍曹、ロバート大佐、平野との関わりを含めて
振り返りたくなります。
440名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/05 22:58 ID:gjkrDdtE
「川端カンパニー」の看板ってすごくきれいで現代風でしたね。
あの三枝家の建物にああいう看板つけるなんて凄いと思いました。
戦後は猛の頭の良さが反映されてましたね。ついでにずるさも。
伝右衛門が戦後の猛の行動を見たらどう思っただろうなどと想像するのも
楽しいです。それから小作だった人たちが戦後の猛を見たらとか?


441433:03/07/06 00:43 ID:IXvFfrg5
若かりし頃の和久井映見が出てるんですか・・・これから期待して見ます!
海軍のお話みたいですね。
442名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/06 16:45 ID:7EEx2l9v
>>441
 私もみたいですね。渡辺さんのホームページでイメージ映像が出ていました
が、般若の面と炎のオープニング、そして「愛」「華」との共通点、相違点は
この目で確認したいです。後、「夏」では、和久井さんのほかにも、芦川さん
も出ているようですね。面白いツボが出たら、また書き込んでください。
>>440
>それから小作だった人たちが戦後の猛を見たらとか?
 少年期の猛は差配を任されていましたから、小作からの支持がかなり高かった
のは容易に想像がつきます。その名残を示すシーンとして、戦中編第1話で、
小作が伝右衛門に相談を持ちかけた時、猛を窓口にしていたのを思い出しま
した。あの「三枝家」の半纏、同じ東海テレビ昼ドラマの「あかんたれ」の
「成田屋」のそれと並んで忘れられません。
443まむし男爵:03/07/08 00:20 ID:lLuftW+H
今日のTBSサスペンスでなんと、

 大河原政之助??(犬塚弘)が若造にカラまれている秀子(芦川よしみ)
 をたすけるシーンがあった。
 あれから、何年ぶりじゃ?? 大感激!!

 なのに、二人の間になぜか会話なし。(残念)
 ここで「もう父さんったら……」ってセリフじゃないの、芦川さん。

 でも、芦川さんて今でもキレイですね。
444名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/08 02:29 ID:AbkZEmyu
>>443
>今日のTBSサスペンスでなんと、

> 大河原政之助??(犬塚弘)が若造にカラまれている秀子(芦川よしみ)
> をたすけるシーンがあった。
> あれから、何年ぶりじゃ?? 大感激!!

 部分的でしたが、犬塚さんと芦川さんの共演ということでみていました。
不動産屋の女社長役だった芦川さんの吐き捨てるような言い方は、まさに
「愛」の秀子を思わせるもので、懐かしさすら感じたものです。他方、犬塚
さんはアパートの管理人役ですが、「愛」に出ていた時よりも老けは隠せま
せんでした。
>でも、芦川さんて今でもキレイですね。
 久しぶりにテレビで拝見しましたが、芦川さんは今なお脇役で活躍されて
いるようですね。
 滅多にないかも知れませんが、「愛」出演者の再共演は個人的にももっと
みたいですね。
445名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/08 09:01 ID:45j879Zh
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446名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/08 20:20 ID:d0t5Etu9
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447名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/08 21:05 ID:AbkZEmyu
 今、「愛」のDVDで第60話以降をみていると、勇作への復讐を決意
した後の猛がいかに冷酷な態度をとって迫っているのかがわかります
ね。その迫力は、勇作がひかるに「俺は猛が怖いんだよ」と泣きつい
たり、絹に「人相が変わりましたね」と言われることからも明らかで
した。川端カンパニー経由での大河原旅館への食料供給の一方的停止
はもとより、迷惑施設というレッテルを貼られるリスクを承知で大河
原デパート建設予定地の隣で養豚場建設を企む猛の野望は留まること
を知りませんでした。あの時の猛が一番怖くみえました。この前後で
みせる猛と勇作との対決シーンこそ、渡辺さんがDVDの特典映像で述
懐された「(長塚さんと)あえて朝から一言も口を利いたり、挨拶す
らせずに本番までのボルテージを高めた」演技が際だっていたのでし
ょう。また、猛と勇作の対立、そして大河原家では姑・静子による父
・伝右衛門への中傷を前提とした祈祷行為を受けて追いつめられたひ
かるが流産に至る過程もリアルに描かれていました。祈祷師や静子に
父を罵倒され、般若心経の読経が続く中、「やめて!!」というひか
るの悲痛な叫びは今なお忘れられません。
448まむし男爵:03/07/08 22:49 ID:df5VwBWW
>>444
 部分的でしたが、犬塚さんと芦川さんの共演ということでみていました。
 →逆に私はその共演シーンのみしか見てませんでした(笑)。

犬塚さんはアパートの管理人役ですが、「愛」に出ていた時よりも老けは隠せま
せんでした。
 →老けは隠せませんでしたというのは少々酷ではないでしょうか(笑)?
   だつて、猛が伝右衛門をやるぐらい年が経ってますからね。

 滅多にないかも知れませんが、「愛」出演者の再共演は個人的にももっと
みたいですね。
→→前にも書きましたが、多くの方がまだ一線で活躍しています。
   今後も(共演)ますます期待したいですね。
   長塚さんと美佐子さんはいつになっても、ぜひ見てみたい!!
449名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/09 06:36 ID:ucWaqfqU
>>448
>老けは隠せませんでしたというのは少々酷ではないでしょうか(笑)?
>だつて、猛が伝右衛門をやるぐらい年が経ってますからね。
 大変失礼いたしました。「愛」が本放送されて17年が経ちましたね。
初めてみた時の印象は、「昼からすごい時代ものをやっているな」と
いう程度で、渡辺さん、田中さんは知るよしもなかったのです。今に
して思えば、昼ドラマにしてはかなりレベルの高いドラマをみていた
ことになるのですが。
>長塚さんと美佐子さんはいつになっても、ぜひ見てみたい!!
 これについてですが、以前にも書いた田中さんの私設ファンサイト
http://www2u.biglobe.ne.jp/~okimatu/html/kinkyo.html
 は、定期的に「愛」の画像を紹介しており、長塚さんとのツーショット
シーンもあります。
450名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/10 17:34 ID:QGX9cxYz
 今になって気になったのですが、「愛」で章次と入れ替わりに猛の勇作に
対する復讐に加担する平野は、劇中では単に軍隊時代の上司という位置づけに
留まっていました。しかし、法学部卒という設定から考えると、川端カンパニ
ーの顧問弁護士あるいは、東京駐在の法務担当者という位置づけだったのでし
ょうか。平野の初登場シーンは、佃組の手先(?)が勇作のスキャンダルを書
いた記者を襲撃しようとした時に、うまく立ち回って記者を助けるものだった
のが衝撃的でした。暴走しようとした猛に対して、「馬鹿野郎!!」と叱る厳
しさをもちながら、勇作から三枝屋敷の買い戻しを導き、ひかるとの離婚を承
諾しない勇作への「最後の現金取引」を画策する点に平野の知略家ぶりが伺え
ました。「新・愛」の猛には、平野のようなブレーンはいましたか。
451名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/10 18:59 ID:xLdET0r+
>450「新・愛」は復讐劇自体が全く違ったので猛にブレーンはいませんでした。
子分が一人いましたけれどたいした役割はしていませんでした。
「愛」は猛も勇作もそれぞれのブレーンが重要な役割でしたね。
それと復讐がすごく具体的に進んでゆきました。「新」にはその具体さがなかったと思いました。
猛は伝右衛門に拾われたことをはじめ、村人たちとも仲良くやり戦地でも良い上官に恵まれ
人柄と頭の良さと努力もあるのでしょうが、運は良い方だと思います。

452名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/10 22:44 ID:QGX9cxYz
>>451
>「愛」は猛も勇作もそれぞれのブレーンが重要な役割でしたね。
 猛のブレーンであった平野は、MES450で記したように法学部卒という
設定で、リーガルな立場から勇作潰しのとどめを刺すにふさわしいもの
でした。対照的に勇作は、自尊心がきわめて強い人ですから、平野のよう
なまともなブレーンは最初からつくわけがありません。事業が順調であれ
ば問題ないのですが、資金繰りが困ると苦し紛れに暴力団・佃組と手を組
んで、まさにイリーガルな立場から猛への抵抗を試み、身代わりに章次を
半殺しにする残酷さがありましたね。「愛」DVD終盤のメインストーリー
は、猛と勇作、それぞれが抱えるブレーンの性質から再考しても良いでし
ょう。平野と佃、という対照的な立場もうまい道具立てだったといえます。
453まむし男爵:03/07/10 22:45 ID:sCcfGdBz
>>449
  サイト情報、ありがとうございます。
  これが噂の「天城越え」だったのですね。
 このサイトを作っている人はシャレのセンスありますねぇ。

 私はドラマなんかで役者さん間の人間関係が真反対に入れ替わるとかって
 のは、もの凄い好きなシチュエーションなのです。
 (意外な例で行くと、ドラえもんとヤッターマンシリーズ
 のび太の声の方はドロンジョで
 ジャイアンの声はド゜ンズラーの人です。
 私は子供の頃から、この”主従立場逆転現象が好きでした。
 ちょっとヘンかな??”)

 だから、「愛の嵐」なんかは最高のドラマなのです。
 だって、復讐劇だから完全に立場が入れ替わるでしょ。
 猛VS勇作はだから、大好きでした。

 ところで、渡辺氏と長塚氏って、もしかしたら本当にあんまり
 性格が合わなかったなんてことはなかったのでしょうかね??
 その後、ほとんど共演することもないんですけれど……
454名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/12 18:35 ID:1+CUuYan
>>453
>だから、「愛の嵐」なんかは最高のドラマなのです。
> だって、復讐劇だから完全に立場が入れ替わるでしょ。
> 猛VS勇作はだから、大好きでした。
猛と勇作の力が入れ替わるシーンのクライマックスといえば、ひかるの離婚
を認めず、軟禁状態にしている勇作に対して、現金300万円を持ち込んで、
「最後の取引」を求める猛の言動(第68話)がありますね。
「あの時(猛からひかるを奪って結婚した8年前)のあんたは結構迫力が
あって、手も足も出なかった」
 明らかに戦中編でみた伝右衛門の使用人であった頃の猛とは声色すら
違います。そして、極めつけは、
勇作:「お前は全財産を投げ出す気があるか」
猛:「ある!」
 まなざしそのものが違っていました。川端カンパニーを設立した猛の
目的が良く出ていたといえます。東京での「資金集め」とはこういうもの
だったのか、と推察するに十分足ります。
>ところで、渡辺氏と長塚氏って、もしかしたら本当にあんまり
> 性格が合わなかったなんてことはなかったのでしょうかね??
>その後、ほとんど共演することもないんですけれど……
 TBSのサスペンスドラマでみせた犬塚、芦川両氏のように思わぬところでの
共演はみたいですね。



455まむし男爵:03/07/12 22:58 ID:/S/QtjiV
>>454
  いやぁ、おっしゃる通りでございます。
 最初の頃、勇作が三枝家にひかるを狙いにやってきたとき
 勇作は猛のことを、
  「お前ごときに用はない。」
  「あぁ、また使用人か。ジャマだ。」
 なんて、石ころのようにあしらっていたんですよね。

 それだけに、終盤の勇作(長塚)の猛の復讐に対する怯え方や憎悪は、
 見ている者にカタルシスを感じさせました。

 ちなみに「新・愛の嵐」では、もっと鮮明で、
 終盤、猛が勇作に逆に土下座させたり、
  昔、放たれた侮蔑の言葉をそのままお返し
 (「口約束を信じるようなやつに商売をする資格はない!!」)
  するなど、より対比が鮮明でした。
 ちなみに
 猛……  要 潤
 勇作……石原良純 ね。

 渡辺さんかと長塚さん、ホントに見たいよ。
 本当にドラマ史上、屈指の敵対関係だから(笑)

 
456まむし男爵:03/07/12 23:02 ID:/S/QtjiV
>>455
渡辺さんかと長塚さん、ホントに見たいよ。

上のは、書き方が雑でした。

 ”渡辺さんと長塚さんの共演、本当に見てみたいです。”
 
  が正しい。
457名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/13 00:23 ID:sVF/KhIx
激太りの琴子タン・・・
458名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/13 07:10 ID:GO5zLp+S
>>455、456
>それだけに、終盤の勇作(長塚)の猛の復讐に対する怯え方や憎悪は、
> 見ている者にカタルシスを感じさせました。
 ひかるの目前で、「俺は猛が本当に怖いんだよ・・・」と本音を言う
箇所がありましたね。その反面、ひかるに対しては、「猛に会ってきた
のか」「猛が好きなのか」と言いがかり同然の邪推をする勇作。大河原
旅館では、静子にもいびられていたひかるはまさに板挟み状態でした。

> ”渡辺さんと長塚さんの共演、本当に見てみたいです。”
 「愛」「華」「夏」を通じて、このシリーズを象徴する共演でしたね。
新人同然の渡辺さんの「何でも吸収しよう」というチャレンジ精神と、
演劇歴を積み重ねた長塚さんの技、これがかみあったから後に高い評価を
受けたのではないでしょうか。特に、渡辺さんは、進退をかけて「愛」に
取り組んでいましたのは見逃せないですね。

459名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/13 11:47 ID:kVU1WE5Z
新・愛の嵐リアルタイムで見て、今は再放送を見てるんだけど、幼少時代の猛役の子が演技がうまくてかわいいと思った。中学くらいのひかる役の女の子もかわいかった。旧の方も見てみたくなりました。
46074年うまれ:03/07/13 12:55 ID:g092JM96
今東海地方再放送しているね。
私は個人的に旧愛の嵐の、谷本重美の話が一番好きです。
文彦に憧れたな。伸治さん、2時間ドラマでたまにみます。
新の落合君、藤原さんもいいですね。
小6の時の夏休みにはまって、小4の妹と、小2の弟3人でみた。
あれから、だいぶ経つけど、早いね。小川範子は10代が一番輝いている。
461_:03/07/13 12:57 ID:dVq5COlA
462名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/13 15:03 ID:GO5zLp+S
>>460
>私は個人的に旧愛の嵐の、谷本重美の話が一番好きです。
>小川範子は10代が一番輝いている。
 DVDになってからみたのですが、ひかるが吾一の死を悲しみ、まだ見ぬ
母親像を求めて観音像を彫る猛に対して、号泣しながら声をかけるシーン
は屈指の名場面ですね。また、猛のイネに対する夜這い疑惑を解き明かした
ものの、それをめぐる処分に納得いかないひかるは、父・伝右衛門に抗議す
るシーンも印象的でしたね。結局、ひかるは、伝右衛門に張り飛ばされるの
ですが、シンが強く、言うべきことはしっかり言うお嬢様を演じきった小川
さんのパワーを感じ取ることができました。ひかるになりきっていたのがわ
かりました。
>小6の時の夏休みにはまって、小4の妹と、小2の弟3人でみた
 小学生からみた「愛」はいかがでしたか。もっとも「愛」は、東海テレビ
お得意の主婦向けドロドロドラマに、幼年・思春期編では子供向けの内容
もしっかり盛り込んだ結果、まさに各回放送の最後の映像に現れた富士山の
裾野を思わせる幅広い年齢層にうまく浸透したといえますね。
463459:03/07/13 15:58 ID:mbS75PQC
>460 旧愛の嵐はビデオとか出てるんですかね?見てみたい! 落合くんと藤原ひとみ?ちゃんは今どーしてるのかなぁ。こっちも気になる!!
464名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/13 16:17 ID:d5+WjH1P

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465名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/13 17:04 ID:GO5zLp+S
>>463
 旧「愛」は、全69話が14巻のDVDになって、ジーピー・ミュージアム
から発売されています。ここでの書き込みで内容をめぐる解釈をする
ようになったのは、DVDの影響も大きいですね(VHSテープよりも内容を
容易に振り返ることができるため)。昼ドラマ、しかも人気作とはいえ、
17年前の作品がDVDでいつでも視聴できるとは・・・・。本当にいい時
代になりました(数年前ならどこかの地上波やスカパー!で再放送される
というだけで御の字だったのですが)。
http://www.gp-museum.com/index.htm
466高木美保タンに:03/07/13 17:31 ID:sdQjtREF
美保たん!
(;´Д`)ハァハァ
467名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/15 01:20 ID:UZK3dkJX
>465
ありがとうございます!DVD。。ほんとにイイ時代になりましたね〜
468山崎 渉:03/07/15 11:25 ID:M4nhbWWg

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
469名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/15 14:13 ID:cKt2kYsF
>>467
 「愛」のDVDが出ているのを初めて知ったのは、私の場合、今年の1月
でした。「新・愛」が出たことも影響していたのかもしれませんが、2ヶ月
かけて本掲示版での議論を重ねながら全巻を購入した時は嬉しかったです。
2〜4月頃、本掲示版が盛り上がっていました。ドラマを解釈、研究するか
のごとくみるのも面白かったです。
 後は、「華」「夏」のDVDを待ちたいです(福岡、広島の「夏」はどの
辺りまで進みましたか)。
470名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/15 20:16 ID:cKt2kYsF
>>469
「愛」、DVDの話を書き込みながら思い出したのですが、「愛」の名場面
特典映像の青年編は、実質的には戦中編で終わります。本当は、戦後編
も名場面(猛とひかるの光明寺での再会、嵐の夜の本音暴露、火事場
での救出劇)揃いなのですが・・・。せめて最終巻で入れてほしかったな、
と今になって思いますね。
 というわけで、私はDVDの特典映像にはなかった戦後編の名場面やラスト
シーンを中心に、「驚速DVDレコーダー」を使ってパソコンに取り込んで
います。もちろん、著作権の絡みがあり、同ソフトの場合、取り込んだパ
ソコン以外での再生ができないのですが、取り込んでみたくなるツボが多い
のも「愛」の特徴ですね。「華」も早くDVDになって、高木さんの怖いけれど
も迫力ある台詞を取り込んでみたいです。
471433:03/07/15 23:20 ID:uAFe0NGN
>>469
広島の人です。(笑)
「夏の嵐」は、今日の放送が10話でした。
ストーリーは、氏家と一馬が帰って来て、一馬が忠彦の部下になった辺りでしょうか・・・
これから峰子と一馬が、どうなるのかがとても楽しみです。
オープニングの高木美保さん、赤いドレス姿がすごく素敵ですね。

472まむし男爵:03/07/16 01:13 ID:tP3k6HQD
>458
「猛に会ってきたのか」
長塚さんのお決まりのセリフですね(笑)。
 いいんですよね。男の嫉妬心と自信のなさがにじみ出ていて……

 華の嵐でも、
  「天堂に逢ったな!! キサマっ」と柳子をブン殴るシーン
 は朝倉家崩壊の印象的なシーンでした。
473名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/16 06:16 ID:I01OqQht
>>472
>「猛に会ってきたのか」
(中略)
>華の嵐でも、
>「天堂に逢ったな!! キサマっ」と柳子をブン殴るシーン
>は朝倉家崩壊の印象的なシーンでした。

 長塚さんの敵対者に対する行動も「愛」と「華」では違っていました。
まだ、「愛」の場合は嫌みを吐くだけで、ひかるを張り飛ばすまではいか
なかった(秀子を張り飛ばすシーンはあった)のですが、「華」はご指摘
の通り、柳子を張り飛ばしていました。勇作よりも圭吾、ひかるよりも柳子
が感情をあらわにするキャラクターとして描かれていたからかもしれません。
その分、対立シーンのインパクトが強かったと思います。
 ちなみに、「愛」戦後編でひかるが一度だけ、寝室で鏡に向かって涙を
流すシーンがありましたね。「こぼれ落ちる涙をぬぐおうとしませんでした」
という中西さんの語りが響くのですが、大河原家でつらい日々を過ごしていた
ひかるは、ひっそりと涙を流して耐えていたのを想像させます。
474名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/16 08:15 ID:6RsoLRB0
猛がひかるを「奥さん」と呼ぶシーン ひかるが猛を「川端さん」と呼ぶシーン
それだけで8年間の距離を感じる。
「愛」はセリフの一つ一つが丁寧に作られているので言葉の裏を読めるし想像できる
「夏」「華」もDVDになるといいですね。私は見てないので
渡辺さんのHPによると調子良いそうで期待できそうですね。
475名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/16 14:41 ID:I01OqQht
>>474
>猛がひかるを「奥さん」と呼ぶシーン ひかるが猛を「川端さん」と呼ぶシーン
>それだけで8年間の距離を感じる。
 主題歌「Mrs.メランコリー」の生演奏が聞こえてきそうなシーンですが、
ご指摘の通り、時代の隔たりを感じさせる台詞だったかもしれませんね。
これに関連して、猛とひかるが光明寺で再会した時の台詞も重みあります。
猛:「あそこ(光明寺)にお墓が建っていたように、私はもう白部村では
   死んだ人間なんです」
ひかる:「ここ(白部村)が故郷だ、と言っていたではありませんか」
猛:「そのように思ったこともありました。でも、私は帰るところもない
   野良犬同然なのです」
 猛の墓を建てることに強く反対し、「本当は死んではいないのではない
かしら」と思わず絹につぶやくほど、猛のことを思っていたひかるの喜び
とは対照的に冷淡な男へと変わった猛のコントラストもまた、視聴者の心
を魅了したはずです。
476まむし男爵:03/07/17 00:54 ID:Ur5J9iQR
>473
ちなみに、「愛」戦後編でひかるが一度だけ、寝室で鏡に向かって涙を
流すシーンがありましたね。「こぼれ落ちる涙をぬぐおうとしませんでした」
という中西さんの語りが響くのですが、大河原家でつらい日々を過ごしていた
ひかるは、ひっそりと涙を流して耐えていたのを想像させます。
→→さすがによく見ていらっしゃる。ひかるは言葉に出して、勇作への不満
 や猛の思いを吐露することはありませんでした。というのか、そのように極力
  努めていたのですよね。

  しかし「嵐」シリーズのカゲの功労者は中西妙子さんですね。
 そう、中西さんの数々のナレーションも私の脳裏に今でも焼き付いています。

 余談ですが、きょうの「はぐれ刑事」で華嵐 きぬ役の町田博子女史が
 出演されていたようです。こんなちょっとしたことでも、嵐シリーズと
 結びつけてしまいます!!
477名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/17 13:14 ID:vmhCEm6c
>>477
 コメントありがとうございます。
>ひかるは言葉に出して、勇作への不満や猛の思いを吐露することはありませ
>んでした。というのか、そのように極力努めていたのですよね。
 さすがに、いつも耐えてばかりだと、ドラマとして成立しませんから、何か
をきっかけにして、ひかるが「キレた」箇所もありました。実は、そこに重み
があったと考えたいのです。以下の項目は、台詞の正確さに欠けるかも知れま
せんが、その例をあげてみました。
1.「私は人形ではありません。心を持った人間なのです」
 旅館の女将に専念したいのに、いつの間にか「銀馬車」のホステスをさせ
られていることへの不満(第41話)。
2.「あなたにとってこの8年間は何だったのですか!私は大河原ひかると
して必死になろうとしてきたのに・・・」
 東京で猛と進駐軍放出食糧の供給をめぐる商談時に、猛が暴漢に襲われ、
その看病をしていたことがわかり、勇作の逆鱗に触れた中で出た台詞(第
47話)。
3.「仕事の話?暴力団雇うのがあなたの仕事ですか!」
 猛のサポーターであった章次が襲われたのは、勇作が債権取り立てに利用
していた佃組の犯行ではと推察するひかるが、佃組組長と電話でやりとりす
る場を聞いた時に出た言葉。ひかるは、ショックの極みで流産する(第61話)。
 こらえきれず、本音を打ち明けるひかるに、本放送当時、涙した視聴者も
多かったでしょうね。ひかるは、大河原家の一員になろうと必死になり、何
とか迷惑をかけずにやっていこうとした姿勢も心打たれました。勇作のネク
タイを締め直す姿(出征直前の猛がこっそりみていた)や、割烹旅館として
の大河原旅館を立て直すために、せっかく手に入れた進駐軍放出食糧を利用
した「洋風懐石」レシピの提案シーンにあらわれていました。微妙かもしれ
ませんが、大河原家におけるひかるのポジションは、DVDを繰り返しみる
ことで再認識できます。
478名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/18 23:18 ID:CramsKu8
「愛の嵐」が凄いのはこんなに熱心な書き込みがいっぱいあること
ここに来るまで、こんなに「愛の嵐」のファンがいるとは思わなかった。
(DVDの影響もあるだろうけれど)何か嬉しい。
大河原家でたった一人のひかるの味方のおとうさん「犬塚弘」いい味出してた
このおとうさんとのツーショットシーンはホットする。
結局最後もひかるを助け出す事に協力してこのおとうさんのお陰でひかるも
猛も救われたと思う。
479名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/19 06:02 ID:p2uMvwX2
>>478
>ここに来るまで、こんなに「愛の嵐」のファンがいるとは思わなかった。
>(DVDの影響もあるだろうけれど)何か嬉しい。
 DVDあっての「愛」ですね。それ以前から「愛」の関心は高かったせいか、
昨年「新・愛」が企画され、「真珠夫人」の相乗効果も手伝って「愛」のDVD
化も実現しました。東海テレビにとってはかなりの大英断だったでしょうね。
昼ドラマのDVD化を実現させたことに本当に感謝したいです。
 「愛」はテレビドラマをみているというよりは、小説を読んでいるかの感覚
ですね。だから、DVDにすると本のような感じがするのです。また、坂田晃一さ
ん作曲の挿入曲も地味ながら各シーンに彩りを添えていました。個人的には、
「華」の奥慶一さん作曲のテーマ曲と合わせて「グランドロマンシリーズCD
集」にしてほしいほどです。また、この勢いで「華」「夏」もDVD化されれば、
違う角度からのコアな話を聞きたいし、私もそれについていきたいです。
>大河原家でたった一人のひかるの味方のおとうさん「犬塚弘」いい味出してた
 三枝家の小作出身で、大河原家へ婿養子で入ったという設定から、まさに
三枝家へ足を向けて寝られないスタンスは一貫していました。妻・静子に
馬鹿にされながらも、絹を気遣って土産物や骨董品を持参したり、なぜか
障子の張り替えを手伝ってまで三枝家を陰で応援していました。これらの
シーンは、戦後編のストーリー全体がドロドロしたものになる中で、一服
の清涼剤と言ってもいいほどで、視聴者を疲れさせない演出だったと思い
ます。
480名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/19 15:27 ID:qrTgQ0yo
20年くらい前の2時間サスペンスドラマで
主演の田中美佐子が義父にレイプされて男性不信になって
しまい、義父を殺してしまう。そして逮捕されてから列車
のトイレで自殺してしまうというもの。

田中美佐子がベッドにドカッと座り、パンティを脱ぎ捨て
大股開きになって、義父に「私をオンナにしてよっ!」と
怒鳴りつけ、義父が美佐子のオマ○コを舐めるというもの。

もう二度とあんな演技やらないだろうなぁ・・・
田中美佐子の大股開き、勢いがあった。

481名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/19 15:27 ID:P+TesSIA
★クリックで救えるオマ○コがあるらしい★
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
482名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/19 23:06 ID:p2uMvwX2
>>478
 先ほど、okimatuさんによる田中美佐子さんの私設ファンサイトをみている
と、大河原家の一員の画像がアップされており、そこにはひかるに優しかった
義父・政之助も取り上げられていました。そして、その下には、まむし男爵さ
んがお気に入りだった「ひとさらい」の映像もありました。以前から思うので
すが、このホームページは、実に「愛」ファンのツボをついていますね。
483名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/21 14:26 ID:60gPgVAm
age
484名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/21 21:18 ID:FXapDC0T
>476私も中西さんのナレーション効果的だったと思います。
特に印象的だったのは伝右衛門の自害の時「三枝伝衛門の生涯は終わりました」
のナレーション。そして石仏が映る
今あんなに効果的なナレーションのドラマってないね。
 
485名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/21 23:35 ID:uqDBl53t
>>484
>特に印象的だったのは伝右衛門の自害の時「三枝伝衛門の生涯は終わりました」
>のナレーション。そして石仏が映る
 「愛」の伝右衛門自害シーンは衝撃的でしたね。自害を食い止められなかった
猛の慟哭は、まさに自分をここまで育ててくれた父同然の存在を失ったこと
への衝撃を表現していました。また、自害シーンの後の映像をみると、思わず
茶碗を割ってしまうひかる(おそらく、絹かはなが大河原旅館へ伝右衛門の自害
を電話連絡した直後か)、「あなた」とつぶやく絹(光明寺から無言の帰宅をし
た伝右衛門をみたときか)は、悲しみを巧みに表現していると思いました。
 自害直前のシーンもさまざまな解釈ができそうですが、その中でも新海和尚
が「今、白部村はおまんを必要としているんだ」と、伝右衛門を激励していた
シーンが心に残ります。追いつめられた伝右衛門にとって、この言葉をどう受
け取ったのでしょうか。
 余談ですが、先ほどNHKのBS2で「しあわせのレシピ」という視聴者からの
心温まるエピソードの紹介番組がありました。ここには、田中さんがゲスト出
演されており、エピソードの朗読もこなしていましたね。
486なまえをいれてください:03/07/22 12:51 ID:YtCEBO37
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
487名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/23 22:27 ID:LI9IVOBI
愛の嵐DVDで渡辺さんは「これにかけていた」というようなことを語っていた。
田中さんとともにまさに熱演だったと思う。
本当は田中さんのコメントも聞きたかった。
戦前のさわやかな雰囲気から一転した戦後の猛、最初に映った「赤と黒」の猛は
全く違う人物に見えた。「これからこの人物は何をするのか」と思うくらい見事
な変身ぶりに驚いた。英語、ドラムと彼の特技を活かし、大河原の前でドラムを
叩くまさに戦闘開始は圧巻 そして復讐のなかでも絹に対する思いやりと気遣い
だけは昔のままの猛でホッとするものがあった。
このホッとするところをうまく使っているところもこのドラマのツボだったと思う
488名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/24 00:43 ID:ozNx5HNi
>>487
>愛の嵐DVDで渡辺さんは「これにかけていた」というようなことを語っていた。
 もう少し付け足すと、渡辺さんは、「東海テレビの昼ドラマ=花登筺シリー
ズ」のイメージを強く持っていたために、まさか「嵐が丘」の翻案をやるとは
思っていなかったようですね。
 その上で、スタッフと大喧嘩してまでも、自分にとって納得いく川端 猛像
を作り上げたのが「愛」の成功、そして「華」「夏」につながったのでしょう。
ひかるを演じた田中さんも、せっかくつかんだ主役の座であっただけに、並々
ならぬ意気込みがあったはずです。私も田中さんが「愛」をどのように捉えて
いたのかを知りたいです。
#余談ながら、東海テレビの昼ドラマで花登筺シリーズは、「あかんたれ」
「ぬかるみの女」など7作・1,138本が放送されており、「嵐」シリーズの前
の代表シリーズでした。
>英語、ドラムと彼の特技を活かし、大河原の前でドラムを叩くまさに戦闘開始は圧巻
 渡辺さんの場合、ボーイスカウト出身でアウトドアにも関心を持っていた
そうです。したがって、猛がマムシにかまれたひかるを救い出すシーンも、
特技に近い側面を演じているのでリアリティがあります(「華」でも似た
シーンがありましたが)。
 「銀馬車」での対決シーン以降、猛は勇作への復讐を強く意識するためか、
口調がかなり悪くなります。対決を不安そうに見守るひかる・秀子に対して
も激しく怒鳴るシーンもありました。絹に対する気遣いは変わらないとは
いえ、その表情は絹に「目つきが変わりましたね」と言わしめるほどの迫力
がありました。「華」では、むしろ長塚さんが演じる圭吾にその傾向があっ
たように思います。
489まむし男爵:03/07/24 01:55 ID:xbxJen5p
>482
 わたしごときの名前を出していただいて恐縮です。
>484
 伝右衛門の死は本当に泣けます。
 中尾彬という人を見直すキッカケを与えてくれます(笑)。
490名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/25 21:17 ID:+SKf8+Vv
中尾彬と江波杏子の夫婦はまさに地主夫婦の貫禄がありましたね。
幼児期のやんちゃな猛が第2部で、伝右衛門と絹に対してまるで
別人のように接するのに驚きました。
「三枝家に一員」と1部では言っていたのに、結局使用人になってしまった。
しかし三枝家での苦労、辛抱があったこともサイパンで生き残れた要因の一つと
思う。文彦の言った「おまえが簡単に死ぬとは思わなかった」そのとおり

491_:03/07/25 21:19 ID:Vm+I5w5K
492名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/26 00:07 ID:LrcqBWS5
>>490
>「三枝家に一員」と1部では言っていたのに、結局使用人になってしまった。
 猛は能力はありながらも、中学へ進学しなかった点も象徴的ですね。
また、使用人としての立場を貫く一方で、ひかるのことを思い続けるシーン
もありました。ひかるが舌を出すシーンを夢想し、何も手がつかなくなる
猛もずいぶん可愛いと思ったものです。
>しかし三枝家での苦労、辛抱があったこともサイパンで生き残れた要因の一つと
>思う。
 ひかるを奪った勇作への復讐を思い続けていたのでしょうね。そのための
戦略が、捕虜収容所での英会話、そして進駐軍キャンプでの「クルーパー」
の教えを受けた上でのドラム習得といえます。アメリカナイズしながらヤミ
成金へのし上がり、財力で勇作と肩を並べた猛の気概も読みとれますね。

493名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/27 07:53 ID:ol6XzFq4
「愛」の隠れたアイテムとして、酒も欠かせませんね。特に、猛のひかる
への思いは、酒絡みの話として出ていたように思います。例えば、戦中編
だと、和尚と光明寺で飲んだときには、「お嬢様はお嬢様なんだ」と泣き
崩れるところはいかがでしょうか。また、戦後編ではすっかりアメリカナ
イズされた猛はバーボンをあおりますが、「赤と黒」でひかるをもてなし、
LPを聴かせたかと思うと、いきなり厳しい顔になり、情で放出食糧の分配
交渉に折れると思っていたひかるの考えを打ち砕くシーンもありました。
そして、「銀馬車(ローズハウス)」では、秀子を抱いたところをひかる
に見つかり自己嫌悪に陥ったり、ドラムを叩きながら泥酔して思わずひかる
の名前を口にしたために、秀子が猛との離婚を決意するなど、猛の複雑な心
理を描くアイテムだったと思います。もっとも、猛は酒好きであった一方、
例の「赤と黒」で「酔えば錯覚」と酒を飲んだときの行動を自覚する発言を
しているのも見逃せません。
 その一方で、「赤と黒」で猛にバーボンを勧められたときのひかるは本当
に嬉しそうでしたね。「今まで苦いとしか思わなかった」という台詞は、
「銀馬車」で接待していた時のお酒とはどんなものかを想像されるもの
だったのかもしれません。「お父さんの子だもの」という台詞も、父・伝右
衛門が酒好きだったことを思い出させるものでした。
494名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/27 23:12 ID:elJpmLuR
>493  なるほど酒もアイテムだったのですね。
「赤と黒」のシーンは本当に8年の歳月、2人の隔たりを良く現した
シーンでしたね。それでもヤクザに刺されそうになった猛を必死で守ろうとする
ひかると、ひかるを守ろうとする猛 それだけは昔と変わらない。
ひかるが猛を看病して口移しに水を飲ませるシーンは唯一のラブシーン。
それにしてもラブシーンのほとんどないドラマでしたね。
だからよけいに切なくなるのですよね。
495名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/28 03:02 ID:utMvccsZ
>>494
>「赤と黒」のシーンは本当に8年の歳月、2人の隔たりを良く現した
>シーンでしたね。それでもヤクザに刺されそうになった猛を必死で守ろうとする
>ひかると、ひかるを守ろうとする猛 それだけは昔と変わらない。
 猛の背中にできた傷をみせていることが過去をつないでいる上で効果的でし
た。ここでも、中西さんの語りにある「遠い日、自分をかばってできた傷」が
しみじみとしたものでしたね。
>それにしてもラブシーンのほとんどないドラマでしたね。
 ラブシーンになりそうでならなかったのは、嵐の夜に本音を打ち明けるシー
ンが思い出されます。猛が番小屋にいたひかるを助けた時、ひかるは猛に
抱きつき、猛がそれに応えようとするのですが、なぜかひかるが躊躇し、
猛に一発張り手をするシーンはどうでしょう。その日、秀子が大河原を出た
こともあって、複雑な心境を反映していたのかもしれません。
 ちなみに、「華」で酒絡みの話は、戦後編でバーで一也と飛田が殴り合
いの喧嘩をしながら意気投合し、一也が飛田組に入ったというのが思い出
されます。建設業である飛田組はまさに、日本酒がよく似合う男の職場で
した。
496名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/29 19:11 ID:xjz04T2Y
>>489
>伝右衛門の死は本当に泣けます。
> 中尾彬という人を見直すキッカケを与えてくれます(笑)。
 伝右衛門のイメージと言えば、地主といっても決して小作人に対して、
権威を傘に大いばりすることはなかったことと、面倒見がよかったこと
ですね。貧しい生活を送っていた猛やはなを三枝家で住まわせるところ
にそれが出ています。
 他方で、嘘をつくことと名を汚すことに対しては、かなり厳しい態度
をとっていました。特に、長男である文彦に対する鉄拳制裁は、幼年編
・思春期編では見逃せないシーンでした。幼年編で伝右衛門が文彦を張
り飛ばし、文彦が泣くシーンは、実の父が子供を叱りとばしているかの
雰囲気すら感じたものです。ただ、同じ殴るシーンでもひかるに対する
それは違う性質をもっていました。つまり、イネの夜這い騒動を示談で
解決させようとしたり、金策に困って勇作からの借入に応じたところを
ひかるに見抜かれたために、後ろめたさと父親としての威厳の谷間で仕
方なく張り飛ばしたという点で、伝右衛門にとっても痛いものだったは
ずです。
497名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/29 20:21 ID:NnCVxAXl
>496 伝右衛門は本当に面倒見の良い人間、弱い者に対するやさしさを持った
人間だった。
猛を「将来文彦を補佐する人間に育てる」ということで相当厳しい教育をした
と思える。
猛はそれに答えて立派な人間となり、伝右衛門の片腕にまでなり
伝右衛門は相当嬉しかったと思う。
だからよけいに血の繋がった文彦の情けなさは身にこたえていただろう。
自害する直前に「おまんとは血は繋がっていないが本当の子と思って来た」
の言葉はかなり深い意味があると思った。

498名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/29 21:09 ID:xjz04T2Y
>>496
>実の父が子供を叱りとばしているかの雰囲気すら感じたものです。
 自己レスですが、この部分は中尾さんが演技の範疇を越えて、
本当に実の父親のように、子役の子供を叱りとばしているような
印象という意味です。以前にも書いた「人間の価値はみんな同じ
じゃ!」は、演技以上に身にしみる台詞です。
>>497
>猛を「将来文彦を補佐する人間に育てる」ということで相当厳しい教育をした
>と思える。
 当初、伝右衛門は、文彦を本家、そして猛とひかるを分家させる形で
三枝家を引き継ごうと考えていたところもありましたね。「三本の矢」
のたとえ話が出ていたのを思い出します。
>だからよけいに血の繋がった文彦の情けなさは身にこたえていただろう。
 文彦が白部村へ帰郷したかと思うと、家を継ぐ、継がないで伝右衛門
と大もめするシーンがありましたが、これを廊下で聞いた猛は文彦をど
う思っていたのでしょうか。


499名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/01 16:11 ID:yNnZxgzL
>>497
>猛を「将来文彦を補佐する人間に育てる」ということで相当厳しい教育をした
>と思える。
>猛はそれに答えて立派な人間となり、伝右衛門の片腕にまでなり
>伝右衛門は相当嬉しかったと思う。
 思春期編における潅漑工事の差配では、独学で土木技術を学んだことが
東京から来た技師・鈴木に認められ、伝右衛門の期待も受けながら、猛の
本領が発揮されていたと思います。
 ただ、青年編前半で移民船事業をサポートする時の猛は、当初、事業その
ものに懸念を示した点は見逃しませんね。結局は、伝右衛門が甲州商人のロ
マンを語る中で、猛も言いくるめられたところがあるのですが、銀次に「武
家の商法」と言われ、文彦の懸念もあっただけに、口出しすることもできず、
伝右衛門への忠誠心をもたざるを得なかった猛も複雑な心境だったでしょう
ね。移民船事業の話は、三枝家の行方を左右するターニングポイントでした。
「新・愛」では、伝右衛門、猛の信頼関係はどう描かれていたのでしょうか。
500名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/01 21:17 ID:V/El4T3Y
「新・愛」での伝衛門と猛の信頼関係、終了して1年近く過ぎて、正直あまり
印象に残っていません。
「旧・愛」は全体的に話が具体的だったので、「こういう場面が信頼関係を
現している」といえるのですが「旧愛」ほど具体的な場面はなかったように思います。
501あぼーん:あぼーん
あぼーん
502名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/02 15:50 ID:1bdtw7EJ
>>500
>「旧・愛」は全体的に話が具体的だった
 今、移民船事業の失敗から三枝家の没落の過程を振り返っていますが、本当
に内容が手に取るようにわかりますね。さすがに、勇作が戦時中に、戦後の
レジャーブームを見越すという発想は、食べるのに必死な時代からすればや
やずれているようにもみえますが、小作人と地主とのやりとりを一族がみんな
聞かなければならないシーンは、時代を反映していました。移民船の沈没を
知り、急遽横浜の大山貿易へ向かう準備をする際、猛が自室で男泣きした
シーンも伝右衛門と同じく、無念さをうまく表現していました。
 もし、この話が高度経済成長期かバブル経済期だったら、勇作は「この
山梨には高速道路やリニアが通るんだ。だったら、あの三枝の裏山はゴル
フ場かホテルにしてみせる」と考えるでしょう。
 さて、広島・福岡の「夏」はどの辺りまで進んだのでしょうか。
503名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/03 00:33 ID:9DG5sHJ5
広島です。
「夏の嵐」は、日本が戦争に負け、兄の忠彦がそのせいで荒れて、父親が無事帰って来たところです。
これが、金曜日の放送分でした。
504名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/04 18:37 ID:83VVLMY8
>>480
>20年くらい前の2時間サスペンスドラマで
>主演の田中美佐子が義父にレイプされて男性不信になって
>しまい、義父を殺してしまう。そして逮捕されてから列車
>のトイレで自殺してしまうというもの。
 次の作品のようです。
 TBS「ザ・サスペンス」の「回転ドアの女−女の歓びを失った私、18歳の夜
が怖い!−」(1984年3/24放送)
共演は、中村敦夫、池波志乃、河原崎長一郎、長門勇
 ところで、以下のサイトも「愛」のストーリーを詳しく紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/Basara/
 渡辺さんのサイトによると、「夏」もDVD化に向けて動き出しつつある
ようです。ということは、ホームページで呼びかけた1,000人以上のリク
エストはあったのでしょうね。「愛」「新・愛」のDVD化、「華」「夏」
の再放送が影響していたと思います。
505名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/05 22:04 ID:8KR9b0MS
「愛の嵐」で良く出てくるシーンは「立ち聞き」絹も猛もはなもそれをしている。
話が「立ち聞き」から展開して行くことが多い。
それから戦後の猛は戦前より凄く体が大きく見える。
だからあの屋根裏の部屋が戦前よりも狭く見える。
506名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/05 23:08 ID:AP5taaAh
>>505
 屋根裏の立ち聞きもさることながら、とりわけ印象的だったのは、
郵便局跡地の入札で猛が負けた時、事務所代わりに使った土間で、
不満をぶちまける章次と、サバサバした猛の対照的な表情をみていた
絹ですね。映像にはなかったものの、ひかるが猛の入札データを盗み見
しようとして、猛に「信じられない、まるでだだっ子だ!」と怒鳴られ
たのを聞いていたのか、と思わせるほどのアップ画面でした。
 屋根裏部屋をよくみると、多くの本がありましたね。これも、猛が向
学心旺盛な人であったことを示す小道具といえるでしょう。また、戦後
編では、猛とGHQとの関わりがわかる道具としてタイプライターがあ
ったのも忘れられません。
 「新・愛」では、屋根裏部屋、そして立ち聞きはストーリーにどう反
映されていましたか。
507名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/06 19:29 ID:VYaX9dP6
残念でした。「新・愛」では屋根裏部屋はストーリーに反映されていた
とは思えません。
「新・愛」での屋根裏部屋は猛の出征後は物置部屋同然になっており、
デカイ仏壇が置いてありひかるがそこに猛の位牌を
置いていました。立ち聞きシーンはなかったと思います。
「新・愛」と「旧・愛」は比較の対称にはならないと私は思っています。
508名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/06 21:04 ID:+lqOjvmr
>>507
>「新・愛」での屋根裏部屋は猛の出征後は物置部屋同然になっており、
>デカイ仏壇が置いてありひかるがそこに猛の位牌を
>置いていました。立ち聞きシーンはなかったと思います。
 コメントありがとうございます。早速、「愛」で猛が光明寺でひかると再会
した後で、三枝家へ帰ってきたシーンをチェックしました。ここでは、出征前
と変わらない屋根裏部屋でしたね。電灯、机、そして伝右衛門から頂いた木刀
がそのまま残されていました。特に、久々に木刀を手にした猛は、そこに亡き
伝右衛門への思いを感じ取っていたのかも知れません。これらのシーンは台詞
がないのですが、その分、このように猛の心理を推測できるのがいいですね。
 「愛」のひかるは、猛の戦死報道をラジオで聞いてすすり泣いても、絹と共
に猛の生存を信じていたのが随所に出ていましたね。例えば、墓標の建立に反
対したり、「本当は生きているんじゃないかしら」という台詞を口にするとこ
ろからもわかります。また、絹がラジオの「復員だより」を毎日聴いていたと
いうエピソードも印象的です。出征前夜に絹が猛に言った「必ず生きて帰って
くるんですよ」も非常に重みがあります。

 

509名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/07 10:53 ID:gemZ8a0J
すいません。このスレの中に静岡県民の方はいらっしゃいますか?
愛の嵐を観たくてしょうがないのですが妻子ある身の為DVDを買えるほど
お金を持っていません。どこかのビデオレンタルに置いてないでしょうか?
もし置いてある店があるのなら是非教えてください。お願いします。
510名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/08 23:25 ID:Ns3dal5n
立ち聞きといえば、郵便局跡地のことでひかるが勝ったあと和尚さんのところに
行った時外に猛がいた。
ひかるも和尚さんも気がつかなかったけれど、2人の話を聞いて猛はどう思った
だろう?ひかるがいなかったら和尚さんと猛はどんな話をしただろう?
511名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/09 00:18 ID:/CRAbs9C
>>510
>立ち聞きといえば、郵便局跡地のことでひかるが勝ったあと和尚さんのところに
>行った時外に猛がいた。
 このシーンはうまくできているな、と思いましたが、猛・ひかるの
中立的な立場にある和尚のお言葉が実に印象的ですね。「あの不動
明王様も怒りをバネにしておるんじゃ」。
 「愛」の和尚の言葉でもうひとつ記憶に残るのは、戦中編で不本意
な勇作との結婚を余儀なくされたひかるが、和尚の下へ出かけて号泣
するところです。たまらずひかるが「いっそ死んでしまえば」と口にした
時、和尚は一瞬驚きながらも、「そんなことは決して口にしてはいかん
ぞ!」と励ますところですね。このように人間の情感を愚直に伝えて
きた点も「愛」の人気を支えた要因でしょう。
512名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/09 22:26 ID:neuiSDDL
少女時代のひかるはお嬢様のわがままを猛にぶつけていた。
自分のわがままを聞いて貰うことで猛の自分への愛を確認していた。
猛も伝右衛門への忠誠を誓いながらも時には暴走するお嬢様への愛に答えていた。
何とも可愛らしいお嬢様といつもそれに振り回されている家来の様子に思わず
笑ってしまった。
戦後猛がひかるに「いつまでも気高くいて欲しい、美しくいてほしい」という
場面があったが、猛は気高く美しい人が好きなようだ。
それにしてもあんなにわがままなお嬢様育ちが大河原の暮らしに良く耐えたと思う。
(いつも唇をかみしめていた)まさに(ミセスメランコリー)そのもの
「もうお嬢様と呼ばないで」というひかるに「はいわかりました」とあっさり答える猛。
呼び方このことが2人の距離をまた遠くしてしまう、お互いの複雑な気持ちを良く
現している。このへんが実にうまいドラマ。
513名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/10 15:07 ID:2gbpzQ5R
>>512
>少女時代のひかるはお嬢様のわがままを猛にぶつけていた。
>自分のわがままを聞いて貰うことで猛の自分への愛を確認していた。
 やはり、ひかるのわがままで一番強烈だったのは、「夜叉神峠のりんどう
を採ってきて」でしたね。猛は豪雨の中でりんどうを探すのですが、もし
昭和初期に三枝屋敷から夜叉神峠まで本当に出かけていたら、猛は相当な
韋駄天ではないか、とも思ったものです。
 意に反した応対をした時のひかるの強気な態度は、小川さんのほか、田中
さんに代わってからも、勇作の毒牙にはまる前までは続いていましたね。
「せいぜい奉公しておくといいわ!」というのも随分厳しい言い方です。そ
の後、逆境に追い込まれたひかるが、猛の下へ向かい、猛の体を叩いてだだを
こねるシーンも懐かしいです。
>猛は気高く美しい人が好きなようだ。
 他方で、利用する企みをもって接した秀子に対するラブシーンは、そのイメージ
には合わないですね。
>それにしてもあんなにわがままなお嬢様育ちが大河原の暮らしに良く耐えたと思う。
>(いつも唇をかみしめていた)まさに(ミセスメランコリー)そのもの
 確かにひかるは、わがままなイメージが強いですが、本心はどうであれ、妥
協すべきところでは妥協していたように思います。他人の心を思いやるように
伝右衛門・絹から厳しい教育を受けていたことが想像されます。
514名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/11 08:42 ID:WU8Nij7C
猛16歳、ひかる34歳のある日の事でした。
515名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/11 16:55 ID:TznbwIjP
広島ですが、休みなのでテレビを見ていたら今日初めて「夏の嵐」を見ました。
戦後の華族の没落ぶりがわかる構成で、戦前から続いていればずっと見ていればおもしろいだろう
と思いました。
今まで知らなかったことは仕方ないので、せめて「夏の嵐」のあらすじだけでも知りたく思います。
あらすじがわかるサイトをご存知の方がおられましたら教えていただけませんでしょうか。
516名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/11 20:13 ID:OF/oAgLP
ひかるお嬢様はわがままで随分猛を困らせていたけれども本当はやさしい心の持ち主
で困らせると同時に随分猛をかばって助けていた。
文彦のいらなくなった教科書を貸したり、自分のせいで猛が叱られた時も絹に
は反発してまで「悪いのは自分なのに」と言っていた。
猛とひかるの関係はやっぱり子供の時から守ったり守られたりなんだろう。
そこには誰にも入り込めない世界があって、お互いに猛一筋、ひかる一筋
それが分かって去って行った秀子のいさぎ良さは大したものと思う。
はじめはただ派手で嫌な女と思ったけれど人を愛することで成長し、
すごくいい女になった。
「新・愛」の秀子とはえらい違い、秀子が2人の愛を応援する側に回ったことは
このドラマの中で大きな位置を締めていると思う
517名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/11 20:51 ID:oXV0FAuL
>>515
>今まで知らなかったことは仕方ないので、せめて「夏の嵐」のあらすじだけでも知りたく思います。
>あらすじがわかるサイトをご存知の方がおられましたら教えていただけませんでしょうか。
「華」には「華の嵐レビュー」というサイトがあるだけに、私も「夏」
については知りたいですが、現時点ではみあたりませんでした。
 こうなれば、渡辺さんがホームページで唱えているDVD化の実現
に期待したいです。
>>516
>猛とひかるの関係はやっぱり子供の時から守ったり守られたりなんだろう。
 MES516にあるエピソードは、まさにDVDで内容をレビューしてよく
わかった箇所でしたね。何度か議論に出ましたが、屋根裏および番小屋
は、猛とひかるの愛を確認する上で最大の舞台装置でした。
>はじめはただ派手で嫌な女と思ったけれど人を愛することで成長し、
>すごくいい女になった。
 よくみると、最初の秀子は勇作との間で仲良い兄妹を演じています。
大河原家でどのように育てられたのかを暗示させるものでした。しかし、
猛との恋に走るとそれは一転し、勇作と冷え切った関係になるところは
よく描かれていました。やはり、人間性からみた秀子の転換点は、猛と
の交際がわかり、勇作に張り飛ばされた時に、父・政之助が秀子をかば
ってくれたところでしょう。あのシーンからは、秀子が今まで小馬鹿に
していた父・政之助へ感謝するとともに、「小作人根性」と馬鹿にされ
ながらも、実直な性格であった政之助の人となりをうかがい知ることが
できます。


518名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/12 15:14 ID:JNuXvypl
うちの地方では愛の嵐(新)がお昼の2時から3時まで
やっているのですが、現在ひかるが猛と別れ大河原家にもどり
大河原の妹の退院の世話をしているあたりで終わったのですが
後何話ぐらいで終わるのでしょうか?今回が最終話(ハッピーエンドで)
だと思っていたのですが・・(終わる2分ぐらい前まで・・・)
519名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/13 12:46 ID:VUyaz4YI
>>518
>後何話ぐらいで終わるのでしょうか?今回が最終話(ハッピーエンドで)
>だと思っていたのですが・・(終わる2分ぐらい前まで・・・)
 今、「新・愛」をご覧になっているということは、東海テレビの視聴者ですね。
 Yahoo!TVのサイトで確認したところ、東海テレビの「新・愛」再放送は、8
月18日で最終回ですね。翌日からは「華」をやるようです。関連掲示板をみてい
ると、制作局である東海テレビでの「華」再放送は、6年ぶりのようです。
 再び、「愛」の思い出しネタですが、文彦は幼年期の時点で「武」に弱か
ったのがわかりますね。第1回放送をみていると、小学校の体育の授業で跳
び箱を踏み外し、先生に背負われて泣きながら帰宅したシーンを思い出しま
す。文彦を甘やかそうとする絹と使用人・うめに対して、「こんなもんは傷
のうちに入らん!」と一喝する伝右衛門。猛が来るまでは、かなり厳しく文
彦に接していたのが伺えます。結局、文彦は猛との通知表競争でも体育で甲
が取れなかったのですが、やはり、うめも承知していたようで、「体育と理
科はどうでもいい科目・・・」と言われていました。
 通知表競争の伏線となる剣道での対決をするとき、文彦は伝右衛門から
剣道の手ほどきをうけたとありましたが、果たして素直にやっていたのか、
泣きながら仕方なくやっていたのか、というのが気になりましたね。
 文彦のキャラクターが際だったシーンをもうひとつ思い出しました。
戦後編で東京で酒浸りの生活を送っていた文彦が原稿を突き返された腹
いせに、友子がせっかく用意した尾頭付きの鯛を放り投げ、怒りをぶちま
けて号泣するシーンがあります。これは佐藤さんによる迫真の演技でした。



520名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/13 19:20 ID:RWMduG0+
521名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/13 20:56 ID:XMhRdW3H
子役の女の子がかわいかったー。(←芸名不明)レンタルビデオ借りたいけど、
どこ探してもないんだよなあ。
522520:03/08/13 22:11 ID:RWMduG0+
>>521
新と旧、両方ともレンタルであるよ!がんばってさがし!
523名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/13 22:13 ID:8Tfy7QcE
「愛の嵐」の中での文彦はどう見てもすべて猛よりおとりますよね。
戦後猛が文彦に「おれを呼び捨てにするな」と怒鳴る場面は猛がホ初めて文彦を怒鳴った
場面でした。しかしそういいながらもお金を渡しているし、銀馬車では情けない姿にとても
気を使っている。猛の頭からは「三枝家(特にひかる)とだんなさま」が離れたことはないと想像します。
「5年間白部村のこともひかるのこともれていた。」と言っているが、おはなの言うとおり
本当は忘れていなかったのではないか?無理に忘れようとしていたとすれば空白の
5年間はかなり複雑な気持ちだったのだろう。
屋敷が戻り、文彦が猛に礼をいうのを見て絹が涙を拭っていたのは印象的でした。
「猛がいなかったらこの家はとっくに潰れていた」調子の良い文彦のセリフに笑って
しまいました。

524520:03/08/13 22:27 ID:RWMduG0+
で、新と旧の比較してみますた

新・猛(小)>>>>>旧・猛(小)
新・猛(中)>>>>>旧・猛(中)
新・猛(大)<<<<<旧・猛(大)

新・ひかる(小)>>>>>旧・ひかる(小)
新・ひかる(中)<<<<<旧・ひかる(中)
新・ひかる(大)<<<<<旧・ひかる(大)

小川範子と田中美佐子は今見てもカワイイ(・∀・)

新・文彦(大)>>>>>旧・文彦(大)

新・大河原<<<<<旧・大河原

でも、最終回の意外性は「新」のほうが好きかな、、、

このお盆休み、全部レンタルしてきてはまってます。
525名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/13 23:04 ID:b0XUZecS
>524
確かに意外性という面では上かもしれませんが
「新」の最終回は納得いきませんよ。
あれじゃ何を今までがんばってきたんだ〜って感じで。
526名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/14 06:40 ID:ceHuc6+b
>>523
>「5年間白部村のこともひかるのこともれていた。」と言っているが、おはなの言うとおり
>本当は忘れていなかったのではないか?無理に忘れようとしていたとすれば空白の
>5年間はかなり複雑な気持ちだったのだろう。
 戦後の猛を支えていたのは、勇作にひかるを奪われ、出征前に和尚に思わず口
にした「俺は金を得たいんだ」という悔しさでしょう。なぜ猛がアメリカナイズ
したのかを考えると、時代が変わる中で、目的を実現させるために採られた戦略
的な行動だったともいえますね。それは、軍隊時代の上司である平野が甲府へ来
たとき、「(猛は)時代を読む目がある」と秀子に話したことからもわかります。
 こうした猛の行動力、実務能力の良さは、潅漑工事の補佐をはじめ、伝右衛門
の補佐を続けていたことと、持ち前の向学心で培われたといえるでしょう。
527告知:03/08/14 14:54 ID:PmLC5AnH
東海テレビで再放送中の「新・愛の嵐」終了後、
8/19から「華の嵐」が始まります。

やっと華が観られそうです。 (゚д゚)ウマー
528名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/14 22:58 ID:X2E3YFLH
ひかるの嫌いな言葉「おれは生まれついてのノラ犬」
「裸1貫の復員兵がここまで来るのに人殺し以外はたいていやりました」
この言葉を猛が言うと「やめておまえはそんな人間じゃない」と叫んでいた。
わがままでお嬢様育ちの身分で使用人に恋したひかるにとってその身分よ
りも人間としての猛を愛したゆえの叫びであり「本当の猛は変わってなんかいない
昔のままの猛なんだ」と言いたかったのだろう。
少女時代から猛にはかなり心を許していた。信治とピクニックに行った時も
信治にはおぶって貰う事を拒否しても猛におぶわれることは抵抗もなく自分
から望んでいる。それだけに戦後の猛の変わってしまった姿、態度は相当な
衝撃だったと思う。
529名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/15 00:46 ID:XuK0kd8z
>>528
>ひかるの嫌いな言葉「おれは生まれついてのノラ犬」
(中略)
>わがままでお嬢様育ちの身分で使用人に恋したひかるにとってその身分よ
>りも人間としての猛を愛したゆえの叫びであり「本当の猛は変わってなんかいない
>昔のままの猛なんだ」と言いたかったのだろう。
 猛の変貌ぶりに対するひかるの衝撃が最も際だっていたのは、キノコ取り
に出かけたものの台風に遭い、番小屋でビバークせざるを得なくなったとき
ではないでしょうか。猛は風雨の中、やっとの思いで番小屋にたどり着くと
ひかるは当初、それを喜んで猛に抱きつくものの、自らそれをふりほどき、
思わず猛を張り飛ばすシーンはいかがでしょうか。このシーンだけを切り取
ると、ひかるの行動には戸惑いもあるのですが、秀子が猛に利用されている
のを承知で大河原家を出たという伏線がこの話の前半にあるだけに、ひかる
の精神的ショックが計り知れなかったといえます。もし、DVDで戦後編の名
場面集があれば、必ず収録されていたはずの名シーンです。幼年・少年編
の回想シーンが挿入されているのもひかるの思いを読みとる上では効果的
でした。
530名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/15 19:12 ID:IXqLkBhX
ビデオって14巻までですか?
531名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/15 19:34 ID:CC0i4jTK
猛VSジョン・ボーナム
532名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/15 19:39 ID:CC0i4jTK
                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   < ひかるタンまだーーーーーーー!!?>
   ☆      ドムドム |_ _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
533あぼーん:あぼーん
あぼーん
534名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/15 22:33 ID:+WoshCZF
今「三枝伝衛門の生涯は終わりました」まで見終わりました。
535名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/15 23:38 ID:xkS/3K6R
夏の嵐だけど、黒岩はお世話になった恩を忘れない良い人だと思っていたけど、
今日の放送でその新設は偽善で何か裏がありそうに思いました。
黒岩は何を企んでいるのでしょうか?
536まむし男爵:03/08/16 01:10 ID:luXjBLq1
>>535
黒岩(ラッパのマークの正露丸の人)って、確か
 あんまり良くない人だったと記憶しています。
 これ以上はネタバレなので言いません
537名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/16 01:41 ID:W/z7dbPm
華の嵐が再放送なので、東海テレビエリアの私は楽しみです。予告も流れてますし、新聞にまで載りました。
538名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/16 01:44 ID:NJzdOmru
>>536
ネタバレしてもいいよ。
どうせ来週からは仕事でみれないのだから、ストーリーを知りたいよ。
539名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/16 19:30 ID:C/YPdBne
 以前、この書き込みで「愛」のアイテムとしてつながらなかったもの
として、ひかるが猛のために編んだチョッキをあげました。しかし、
DVDをみていると、そのチョッキを着ている箇所が1つだけありました。
それは猛が出征前に伝右衛門の墓場を訪れるシーンです。伝右衛門に戦地
へ行かなければならないことを報告する猛の前に、和尚があらわれ、思い
出話をするところです。「Mrs.メランコリー」を流しながら、海へのノス
タルジーと日舞の披露を絡めて猛との思いを綴るエンディングがひかるの
視点とすれば、このシーンは、和尚が見聞きした猛とひかるの愛の軌跡を
振り返っています。いずれも、展開が異なる戦後編を見通して、ストーリ
ーの小結を端的に表した点では、実に効果的な演出であったと解釈できま
す。
 また、この第39回放送で象徴的であったのは、和尚、絹双方が出征直前
の猛に対して、「お国のために戦ってこい」ではなく、「必ず生きて帰っ
てくるのですよ」と言った点ですね。孤児であった猛を親代わりにみてき
た和尚、絹の思いが伝わってきます。
540名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/16 20:59 ID:RncwRig5
古い日本映画を見ていたらひかるが踊りのわからない猛に「見せてあげる」
と舞踊を見せていたのと同じようなシーンがありました。
「わからなくても見ていればいいの」というセリフに思わず「愛の嵐」を
思い出しました。
丁寧で誰にでも理解できる古い日本映画の作り方と愛の嵐の作り方は良く
似ていると思いました。
>539 確かにこのドラマの中で「お国のために頑張るのですよ」と誰も
言いませんでしたね。特に出征の時は猛の実の母親のようでした。
「できるだけのことをしてこの家から送り出したい」と言っています。
「必ず生きて帰って来るのですよ」は伝右衛門の亡きあとの絹の胸の
うちを良く現していて胸に迫るものがありました。
541名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/17 09:27 ID:cxIAgi1w
>>540
>丁寧で誰にでも理解できる古い日本映画の作り方と愛の嵐の作り方は良く
>似ていると思いました。
 どうしても、「愛」をはじめとするグランドロマンシリーズは、時代に
翻弄されながらの恋愛ドラマという見方が一般的ですが、「愛」が際だつ
のは、本筋に関係しないところも丁寧に描いていた点でしょうね。だから
こそ、サイドストーリーも議論の対象になりうるのだと思います。
>伝右衛門の亡きあとの絹の胸のうち
 戦後編第1話(第40回)でも、主がいなくなった三枝家で「鍬ひとつ持
ったことがなかった」慣れない手つきで農作業をする絹が、荒れた手をみ
つめながら、三枝家の前で遊ぶ幼児をみて、猛とひかるの幼少時を思い出
すシーンも歳月を感じさせます。この話では、絹が伝右衛門との思い出の
品である着物を売りに出すほど三枝家が経済的に苦しくなっているのに、
東京にいる文彦が借金苦にあえぎ、絹に金の無心をするシーンもあり、
「ああ、情けない」という絹のあきれた表情も思い浮かびます。このシー
ンを境に、絹の文彦に対する態度が変わるのが読みとれます。そして、
それは友子に愛想を尽かされ泥酔して三枝家に戻ってきた文彦に対して、
「いい加減になさい!」と涙を流して激怒する形でより明瞭になりました。
542名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/17 21:31 ID:txuMU9S8
渡辺さんのHPによると夏の嵐のDVD希望メールは8月16日現在21件だそうです
ちょっとがっかり(泣)私は「夏の嵐」見てないし、住んでる地域では再放送もないので
是非見たい。「夏の嵐」のストーリーの書いてあるサイトってないですよね。
543名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/17 22:53 ID:cxIAgi1w
>>542
>渡辺さんのHPによると夏の嵐のDVD希望メールは8月16日現在21件だそうです
>ちょっとがっかり(泣)
 渡辺さんのホームページを拝見しましたが、意外でしたね。とはいえ、渡辺
さんが自らDVDによる作品の永久保存を働きかけようとする姿勢には、頭が下が
る思いです。人気ドラマのDVD化について、視聴者が「たのみこむ」のサイトで
呼びかけるのはよくみかけますが、出演者がこうした形で動いてくださるのは
初耳です。「愛」のDVDを繰り返し視聴し、「華」もCS・地上波の再放送でみた
ものとして、次は「夏」をみたいと思いますが・・。「夏」も福岡・広島以外
でも再放送をしてほしいです(可能ならば、「華」を昨年9月・今年3月の2
度再放送したファミリー劇場でやってほしい)。
544名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/18 20:28 ID:PfPnxfcJ
 本筋とは関係ないかも知れませんが、「愛」の第48話は丁寧にみると、
「甘やかした長男に対する親の嘆き」がひとつのサブテーマとして描かれて
いました。つまり、MES541で記した通り、後半部では泥酔して三枝家に上が
り込んだ文彦に対する絹の厳しい叱責がありました。対して前半部では、ひ
かるを追い出した勇作に代わって政之助が三枝家を訪れ、障子の張り替えを
しながら絹・ひかるに勇作の無礼をわびていました。あの時代にしては珍し
い温厚な父であった政之助が土下座をしているのをみたひかるが「お父様、
おやめになって」と半泣きになって止めようとする姿は、2人の性格が良く
出ていました。また、政之助が来る直前、障子の張り替えを通じて久々に親
子のコミュニケーションをとる絹とひかるの姿は、「愛」の戦後編では珍し
い心温まるものであったのも見逃せません。
545名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/18 21:06 ID:DXn5hN0W
「愛」の戦後編では政之助は重要な役割でしたね。特にラスト近くの
勇作とひかるの別れる別れないの折りの政之助の猛への電話連絡はひかる
を救い出すための大きな役割でした(政之助のおかげで2人が結ばれたと
言っても良いほど)家族からはバカにされているようでもひかるや絹に気をつかい
このおとうさんとひかるのツーショットはほっとするものがありましたね。
546名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/19 15:24 ID:HkkZjXVB
今日から東海テレビで始まった「華の嵐」1・2話観ますた!
リアルで観ていた当時がなつかすい!
547名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/19 16:16 ID:2Hk/hlrO
>>545
>「愛」の戦後編では政之助は重要な役割でしたね。特にラスト近くの
>勇作とひかるの別れる別れないの折りの政之助の猛への電話連絡はひかる
>を救い出すための大きな役割でした
 何としてもひかるを大河原から奪い返したいと思い苛立つ猛と、それ
を制止する平野とのやりとりを思い出します。勇作の怖さを知っている
猛の警戒心と、ある程度、猛からの情報で勇作のことを知っていても、
「常識にかからない男」とは思っていない平野とのスタンスが異なるこ
とをよく示すシーンでもありました。
 大河原旅館の焼失では、実際の建物を使って焼失のようすをリアルに
映していましたね。
 また、「愛」の旅館ネタといえば、幼年編で猛が孤児院の院長に騙さ
れて満州へ連れ去られそうになった時や、伝右衛門と琴子の愛に終止符
が打たれた場となった甲府(?)の小旅館も思い出します。蒸気機関車
の効果音がいかにも駅頭旅館の面影を感じさせますし、大河原旅館を知
ってからだと、あの旅館の近くで静子と勇作が大河原旅館の規模拡大に
向けて取り組んでいたのか、など劇中にはない裏のシーンを想像するの
も面白いです。
548名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/20 20:41 ID:qHNE5J+U
汽車の音と言えば、猛と秀子の生活していた部屋にも汽車の音が聞こえていましたね。
そして回想シーンにも汽車は登場、猛が出征する時の汽車も重要な役割
「愛」の中では汽車は良く登場しましたね。
あと良く登場したのが「酒」伝右衛門は酒好きでしたね。
戦後の猛はバーボンをあおっていました。「楽しい酒なんて1度もありません」
と言いながら。
平野さんの口癖は「まあ一杯飲もう」そして和尚も酒好き 、勇作も酒好き
そんな小道具の使い方がドラマの中で生きてましたね。
549名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/20 21:38 ID:NVNhb86R
>546
ワタスも見ますた!今日も見ますた!
す、凄すぎる・・・。
絶対2チャンで何か言ってると思って探したら、あったーー!

今見ても色褪せない、渡辺・高木ペアー&出演者の強烈さ。
美保様の美しさはこのドラマの為にある!とオモタ。
550まむし男爵:03/08/21 00:53 ID:H/J3GkNd
>>538
  しらねーぞ。
 峰子に恋心を抱いた、黒岩は何者かのナゾの銃弾で射殺
 される。その銃弾を放ったのはなんと……
551名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 09:33 ID:l32XlWCz
>>548
>そして回想シーンにも汽車は登場、猛が出征する時の汽車も重要な役割
>「愛」の中では汽車は良く登場しましたね。
 確かに「愛」は、人の移動がストーリーに深く関わっていたと思いますね。
 ここで「愛」における出演者の移動を整理しました。
1.東京・横浜から甲府
 前半では、貿易商・大山と仲の良かった伝右衛門が影響。琴子との不倫、
そして貿易事業での取引・沈没事故後の処理があげられます。後半ではいう
までもなく、猛が絡んでおり、進駐軍放出物資の分配をめぐるひかるとの交渉、
平野、章次、ウォーリー軍曹など川端カンパニーを影で支えた人の往来ですね。
勇作の金融事業を調査した銀次の動きもありました。これらは業務絡みの移動
とまとめられます。
2.甲府と白部村
 戦後編での大河原家と三枝家の往来が中心だが、何か大きな用事があると、
白部村から甲府へ出かけることはありました。もちろん、少年・少女編でひ
かるが甲府の女学校へ通ったり、映画を見に行ったのもあります。日常生活
およびわずかに娯楽目的での移動でしょう。
3.白部村内
 これは前半部でよくみかけるもので、地主としての伝右衛門が桃畑で小作
の仕事ぶりを視察するシーンが代表。三枝家と光明寺、そして番小屋もここ
では見逃せません。少年・少女編になると、そのスケールはより狭くなり、
三枝家と番小屋、あるいは三枝家の中がストーリーを動かす舞台となります。
4.余暇行動
 これはレアな話ですが、幼年編で三枝家が諏訪湖へ行ったことがあるという
くだりや、勇作が三枝家の気を引くために食料を持ってきたとき、駿河湾で
海水浴をしてきた、というのもありました。文彦の放蕩ぶりがばれた湯村温泉
(甲府市内の温泉)もこの中に含まれるでしょう。
552名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 20:17 ID:ceYHLG/r
とらばーゆの表紙が猛だぞー
553名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 20:37 ID:xiy4oUH9
愛よりも華!
554名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 20:41 ID:2urSGp5D
今日の東海テレビの華の嵐見逃した〜。
第7話と8話。
555名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 20:49 ID:ceYHLG/r
華の嵐ってビデオかDVD出てますか?
556名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 22:15 ID:VnXCVJuy
「愛の嵐」の中で大好きなシーンはたくさんありますけれど、子供時代の
「笹船」のシーン、大好きです。
傷ついた山鳥をひかるが見つけて、「あれ見て」というシーン
やさしく山鳥をなでる猛とそれを見ているひかる。
小さな恋のはじまりはあの「禁じられた遊び」のミッシエルとポーレットを
思わせます。
ひかると猛の恋はこの辺りから始まったのでしょう。すごくきれいなシーンです。
557名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/21 22:16 ID:xiy4oUH9
女は華、男は嵐!二人の運命は・・・って、第7話。
ワクワク。
558名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/22 21:20 ID:f/Wz1CGa
>>556
>「笹船」のシーン、大好きです。
>傷ついた山鳥をひかるが見つけて、「あれ見て」というシーン
>やさしく山鳥をなでる猛とそれを見ているひかる。
(中略)
>ひかると猛の恋はこの辺りから始まったのでしょう。すごくきれいなシーンです。
 この頃の猛は、怖いものなしといった感じのやんちゃ坊主でしたね。また
絹や「うめ」から嫌われてたり、伝右衛門にステッキで叩かれても泣き言ひ
とつ言わず、薄ら笑いまで浮かべてあっけらからんとしていたのを覚えてい
ます。その後で猛が薄ら笑いを浮かべたのは、戦後編で勇作と銀馬車で口論
した時でしたね。
 また、ひかるが猛を恋していた箇所は、猛が横浜へ一旦戻される時に、泣き
じゃくったところでわかります。それをみた銀次が思わずつぶやいた「あいつ
(猛)は罪作りな奴だ」も印象的です。
 それにしても、この場面から文彦のわがままぶりは目につきましたね。友達
と兵隊将棋に興じて自分に不利な状況となった時に、おやつの大福餅が出たと
たん、遊びを切り上げるところや、猛憎さから「猛を交番へ突き出せ!」と伝
右衛門に言って張り飛ばされるシーンから、文彦の性格が読みとれます。
559名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 16:11 ID:c87NG4y3
>>554
 先ほど、東海テレビのホームページをみていると、「華」の再放送情報
がありました。あらすじの紹介や掲示板まであり、番組宣伝はまさに本放送
と変わらないものでした。本放送は1988年1〜3月であったにもかかわらず、
名古屋で平均視聴率16.2%をあげた同番組のパワーは未だ衰えていませんね。
制作局でも再放送でここまで力を入れるところはあまりないように思いますが。
http://www.tokai-tv.com/drama/hananoarashi/index.html
 ここまでするのなら、「華」「夏」のDVD化は言うまでもなく、「愛」の
主題歌「Mrs.メランコリー」も含めた「嵐」シリーズのサントラCDもどこか
で企画してほしいです。
560名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 20:24 ID:GFSZTrRJ
「華の嵐」の再放送にかける東海テレビの勢いって凄いですね。
しかし自分の地域では放送されないので残念。
それにしてもあのHPの高木美保さん きれい 渡辺さんはもちろん若いけどいい男
渡辺さんのHPのDVD希望者が少ないのは残念だし不思議です。

561名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 20:27 ID:o4y8QXEn
猛はドラム上手いね
562名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 21:22 ID:GFSZTrRJ
女を知らなかった頃の純情な猛を思い出すと戦後の秀子とのラブシーン見てても
何だか笑っちゃう。
ひかるが初めて勇作に抱かれるシーンは可愛そうで「何もかも諦めてしかたない」
と思っても見ていて辛かった。
563名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 22:10 ID:c87NG4y3
>>562
 勇作に抱かれたときにみるひかるのためらいは随所に描かれてい
ましたね。このシーンが際だつのは、銀馬車で山梨県庁の西野と踊
っていたことを嫉妬する勇作に対して、ひかるが「人形ではありま
せん」と言ったかと思うと、抱きつこうとする勇作を突き飛ばした
ところですね。勇作が「西野の方が好きなのか!それとも猛か!!」
と言い放って大河原商会を後にするのも忘れられません。かと思うと、
勇作は寝室でひかるの足をつかんだり、抱きつきながら、「もう疑っ
たりはしないよ」と泣きついていたのをみると、寂しがり屋の一面も
のぞかしていたといえます。
564名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 22:16 ID:aUoRibaM
東海テレビエリアです。ページ教えてくださってありがとうございます。さっそく投稿してきました。
565名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 20:32 ID:7xAOe0q7
>>564
 「華の嵐レビュー」の掲示板も再び盛り上がりつつありますね。むしろ、
DVD化は「夏」よりも「華」を先にした方が喜ばれるのかも知れませんね。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/4970/
 そういえば、旅行ムック「るるぶ」の山梨編を読んでいると、南アルプス
市の旧白根町にある「白根桃源郷」の写真がありました。それは、南アルプ
ス山麓の扇状地に広がる果樹園一円に咲き誇る桃の写真で、まさに「愛」
のオープニングを思い出させるものでした。白根町や南アルプス市と聞くと、
なぜか「愛の嵐」が頭に思い浮かびます。それだけロケ地のインパクトが強
かったのですね。
566名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 21:19 ID:PJDsyw1a
華の荒らしは小3の時に夏休みに毎日見ていた記憶がある。
夏休み終了後もビデオに予約してみていた。
567名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 23:12 ID:YGusYOMU
夏の嵐で南部邸を抵当にしれて借りた300万円で地上げをしてますが、
その地上げは成功するのですか?
568564:03/08/26 12:07 ID:AGYWQDlo
採用基準がよくわかりませんが載ってました。DVD化希望だしておきましたよ。次は、夏の嵐だといいな。
569名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/26 18:10 ID:pORF19Fv
>>566
>華の荒らしは小3の時に夏休みに毎日見ていた記憶がある。
>夏休み終了後もビデオに予約してみていた。
「華」の本放送は、1988年の1〜3月ですから、再放送でしょうか。「愛」
「夏」なら本放送が夏休みと重なるのですが。
>>564
>採用基準がよくわかりませんが載ってました。DVD化希望だしておきましたよ。
 良かったですね。「華」は、「愛」のKBS京都での再放送直後の2〜5月に
テレビ大阪とファミリー劇場の双方でみましたが、ここへ来てDVDのような
永久保存でみたくなりました。昨年は、「新・愛」の放送直前にサンテレビで
「夏」の再放送をしていたようですが、「嵐」シリーズが記憶の彼方にあった
ので今にして思えば残念でしたね。
570名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/27 07:26 ID:JfMRFQ+p
ごきげんよう
571名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/27 20:53 ID:pG9q48fn
嵐シリーズがこれだけ人気があることが嬉しい。
テレビドラマが不振で打ち切りの話題がある現在、何年も昔のドラマを覚えている人
これから見たい人、是非とも嵐シリーズのDVD化を実現したいですね。
572名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/27 21:39 ID:NdOoR1rp
>>571
>是非とも嵐シリーズのDVD化を実現したいですね。
 「嵐」シリーズのDVD化を渡辺さんが自ら望んでいるのが心強い
ですね。また、東海テレビが再放送では異例の「華」公式ホーム
ページを設けたねらいも知りたいです。「新・愛」の影響もあって、
「嵐」シリーズを「これから見たい人」も多いと思います。「華」
「夏」がDVDになれば、「愛」同様に作品を資料として楽しむことが
できますね。ヒロインの人間像、ストーリーの背景、復讐劇の程度な
ど比較したくなるポイントがあるような気がします。




 
573名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/28 18:12 ID:0a1DXYsj
 東海テレビの「華」公式ホームページの掲示板も少しずつ意見が増えていま
すね。もし、本放送時にインターネットがあったら、もっと盛り上がっていた
でしょう。
 さて、久々に「愛」の思い出しネタですが、ひかるの妊娠に対して、大河原
家では「おめでとう」と一言も言わなかったのが印象的です。流産を画策し、
「鬼姑」と化した静子、ひかるがつわりを催した時、気遣っているようにみえ
て「自信がないんだよ」と遠回しにひかるの妊娠を嫌がる勇作、「猛とそっく
りだったら殺してやる」と過激な言動を吐いた秀子、どれもひかるの敵でした。
劇中にはなかったものの、大河原家では義父・政之助だけが喜んだと思います
が。もっとも、三枝家側では病弱で元気がなかった絹には嬉しい知らせとなり、
はなに武田神社への安産祈願を頼んでいたところが実に対照的でした。
 ちなみに、ひかるの妊娠をめぐる話が収録されたDVD発売(KBS京都の再
放送も)は、田中さんが実生活で出産された時期でしたね。早々と育児書を買
って嬉しそうに、「これからは女の時代」と語るひかるに、田中さんそのもの
を重ね合わせたファンもいたでしょう。
574名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/28 19:04 ID:c7aNcb/j
ひかるの妊娠で荒れる猛「俺には関係ない」と言いながら心はどうにも
なら無いほど複雑な気持ちだったのでしょう。
戦前の猛は何があっても我慢の子でしたが戦後の猛は自分に正直に生きる
人間に変わったと思いました。
ひかるに対してもホンネをぶつけていましたよね。「勇作の子がそんなに可愛いのか」
と暴言に近いことばさえ言っていましたし、大酒を飲んでは秀子に介抱されていましたね
フランスへ行ったら猛はどんなふうに変わるのか?想像したくなります
575名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/30 12:48 ID:yCfMDLhS
>>573
 自己レスですが、ひかるの妊娠について、政之助は大河原家で唯一喜んで
いましたね。「あんな婆さん(静子)のことは信じるな」と、ひかるをかば
っていたのに気づきました。
>戦前の猛は何があっても我慢の子でしたが戦後の猛は自分に正直に生きる
>人間に変わったと思いました。
 財力をつけ、自信をつけてからの猛の怖さは随所に出ていました。
「お前は黙っていろ!」と秀子を怒鳴りつけるところが印象的です。
 そういえば、猛が一番嫌がっていたのは、ひかる以外に背中の傷を詮索
されることでしたね。特に、秀子が猛と一夜を過ごした時、何も知らない
秀子が背中の傷をみて、「この傷、アメリカ兵にやられたの・・」と言うや
否や、ワイシャツに着替えて「帰る」と怒り出す猛を思い出します。

576名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/30 13:23 ID:yzdW55be
新・愛の嵐のひかるはかなり理解できない性格だったけど、田中さんの時の
ひかるはどうだったんですか?
577名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/30 16:50 ID:oOLXJ7/0
>575 田中さんのひかるは新・愛のひかるとは全然違います。
戦後のストーリー自体も違っていますから。
比較の対称にはならないと思いますけれど。
578名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/30 18:59 ID:yCfMDLhS
>>576、577
 田中さんが演じたひかるですが、勇作との結婚以降、まさに逆境に耐える
女という役割がはっきりしていましたね。大河原家で耐えた分、病弱がちに
なった母・絹に「運命に負けたくありません」と決意を語ったり、自堕落同
然の兄・文彦に対しても姉であるかのような檄を飛ばすところがありました。
絶対に嘘やごまかしをすることなく、何とかして大河原の一員になろうと必死
だった姿は一貫していました。
 ともかく、「愛」はストーリー自体が具体的・客観的に描かれており、それ
が幅広い世代の視聴者に受け入れられた要因のひとつでしょう。
579名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/30 19:06 ID:xU6IrBqd
>>576
田中さんのひかるは、子供の頃からずっと猛の事が好きで
大河原と結婚しても、戦死したと聞かされても
猛の事がどうしても忘れられないひかるでした。
新の戦後のひかるとは、同じ役とは思えないよ。
580名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/31 22:31 ID:HMny3Brm
うんうん!>577、578、579
田中さんのひかるは「一途」だった。すごく健気で守ってあげたかった。
新・ひかるは、その場その場で自分の居心地のいい所に居てた気がした。

リメイク版は(゚Д゚)ハァ? と思うことばかりで
最後まで見てしまった自分に自己嫌悪したくらい。
勇作が途中で「いいひと」になったり、友子が「耐え忍ぶ地味な女」だったり
和尚がキンキンだったり、文彦が木梨似だったり…あー!もうイヤ!
秀子も、芦川さんが醸し出していた、安っぽさ、意地悪さ、哀愁がなくガカーリ。
でも一番イヤだったのは、絹がどう見ても「女中頭」だったこと。
何の威厳も貫禄もなく…(渡辺の旦那様にも言えることだが)

やっぱ名作はリメイクしちゃイカン!

自分の意見ばかりでスマソ。
581名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/31 22:53 ID:pGVztSkx
>>580
>やっぱ名作はリメイクしちゃイカン!
 どうしても前作のオリジナリティが高すぎると、期待が高まる分、「あら
探し」をするかの比較をするのでリメイクは難しいかも知れません。
>田中さんのひかるは「一途」だった。すごく健気で守ってあげたかった
 ひかるに限らず、「愛」はキャラクターを大切にしていました。ひかる・
猛のように、時代に翻弄される中で変わるものもあれば、特に、大河原家
サイド(勇作・政之助・静子)は言動でキャラクターがよくわかるもの、
そして秀子のように、猛への恋愛から大きく変わるものなど、キャラクター
設定が本当に多様でした。
 地味だけど健気だった田中さん、派手な言動ながらも恋愛の姿勢がはっきり
していた高木さん、「嵐」シリーズは本当に「一途」が売りのドラマでした。
582名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/31 23:41 ID:4rHCgGPz
愛の嵐?(去年の今頃やってたやつ)の最終回を見逃したのですが、
結末を誰か教えてください。戦後編はほとんど見た者です。
583名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 07:54 ID:umgkRh7C
去年の愛の嵐の猛は秀子にピストルで撃たれて死んでしまいました。
死んだあと貝殻になってしまうというちょっと分けのわからない最後でした。
>581さんのいうようにリメイクはオリジナルを越えられませんね。
584582:03/09/01 09:16 ID:4J5j0lNP
>>583
ありがとう。
私は話の流れから言って、ひかると猛が結婚してめでたしめでたし、
なのかと思ってました。
そういえば挿入歌のところでひかるが貝殻を耳にあてるシーンが
ありましたよね。そういう意味だったのかな。
585名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 16:03 ID:kSzCtwMA
続編の噂もあったけど、やっぱないよねぇ。要潤が公式サイトで「続編をお楽しみ
に」っつってたんだけど、ないんだったらヒーローがでたらめ言うなって感じだ。
586名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 17:12 ID:w3ylq258
「嵐」シリーズは景気のいい時の作品だから
ロケいっぱいで、セットも衣装もお金かけてて豪華。
今、華の嵐がリメイクされたら、ちゃちなセットで
使い回しの衣装の柳子さんになりそう。
587名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 19:44 ID:eMZsZGvq
確かに嵐シリーズは景気の良い時の作品でお金がかかっている。
出演者も一流どころだ。しかしそれだけではなく脚本も演技もしっかりしている。
これだけの芸人と演技と脚本だから何年たっても色あせないのだろう。
新のアイテムが「貝殻」は弱すぎるし幼稚と思う。最後の仏壇に貝殻は笑った。
588名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 20:48 ID:yv/FO3NE
>>583、584、587
 フジテレビホームページで「新・愛」のプロデューサーに対する
インタビュー記事があったのですが、それを読んでいると、「新・愛」
のオープニングでの甘いシーンは、オープニングだけだと藤谷・要の
両氏に話したそうです。確かにオープニング映像を必ずしもストー
リーに結びつける必要はないのですが、「愛」のオープニングが
後になって(放送終了段階で)最終回、猛とひかるが光明寺を後に
したシーンの続編かと思わせるものであったのを知っている(MES162
参照)だけに、このコメントはやや残念に思いました。リメイクの
難しさをうかがい知ることができますね。
589名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/03 14:32 ID:s3Dalo/V
東海テレビの再放送「華の嵐」、とうとう鳥彦さんが死んでしまった……

リアルタイムで見ていた頃、天堂より鳥彦が好きだったのを思い出した。
590名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/03 20:19 ID:5Qtv0plJ
和尚の内田さんも、猛の才能を見出した鈴木さん役の趙方豪さんも今は亡き人
2人とも完璧に名優だったので残念。
中でも技師の鈴木さんは猛の才能を高く評価し、差配を任されたのもこの人の
おかげと言ってもおかしくない。猛は自分の努力もあるけれどまわりにも良い人たち
に恵まれていた。
(この辺もリメイクとはまるで違っている)
想像だが全く知る人のいない異国「フランス」に行っても良い人たちに恵まれるのだろう
そしてまた今度はひかると2人で努力してきっとワインの勉強うまくいくだろう

591名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/03 21:22 ID:LCjmRE6j
>>590
 猛の才能を見抜いた人は、このほかに軍隊時代の上司である平野もあげら
れますね。そして、周りのサポートといえば、江藤 漢さんが演じていた
喜助も、やんちゃ坊主だった猛を叱りとばしていました。喜助は、猛が来る
までの三枝家の番頭みたいな存在であり、小作の上層に位置していたことが
推察されます。「愛」は、こうした主役の成長プロセスを脇役のポジション
も考慮しながら丹念に描いていたのも見逃せません。孤児同然だった猛
は、白部村で周囲の暖かい励ましをうけながら人格が形成されたといっても
過言ではありません。
>猛の才能を見出した鈴木さん役の趙方豪さん
 趙さんは、田中さんの映画デビュー作「ダイアモンドは傷つかない」(1982年)
にも出ていましたね。同作品はDVD化されています。
592名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/08 18:54 ID:gf/Kc+PH

593名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/10 12:40 ID:T3TCIN92
私は「華の嵐」が一番好きです。
あのころの高木美保はすごく華麗だった・・・

日本版「風と共に去りぬ」って感じでよかった
594名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/10 16:24 ID:t+RRn1Yh
「愛の嵐」は「嵐が丘」、「華の嵐」は「風と共に去りぬ」を
モチーフに制作されたそうな。
595●のテストカキコ中:03/09/10 16:27 ID:PMqi4yYU
http://ula2ch.muvc.net/ (このカキコは削除しても良いです)
596名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/11 23:21 ID:EnRzbi8M
「愛の嵐」の三枝家では「身分」に対しては厳しいが使用人に対しては
思いやりがある。女中たちも明るい。だから家の中も明るい。
伝衛門も絹も使用人を怒鳴りつけたりしないし、猛に厳しかったのはただの使用人
とは違っていたからだろう。
597名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/12 14:33 ID:tLFxe/dI
>>593
未だに高木美保というと、朝倉柳子を思い浮かべてしまう。

東海テレビで再放送だそうだけど、どの辺りまで進んでるんだろう。
598名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/12 17:31 ID:1f0GrfzP
>>594
「愛」「華」が成功したのは、これらの外国文学の翻訳に留まらず、日本の
戦前から戦後混乱期にうまく設定を置き換えながら、渡辺さん、田中さん、
高木さんらによる迫真の演技をしたからだと思います。その上で、バブル期
だから受け入れられたネタ(「愛」だと観光開発、「華」だと地上げ)も
ありましたね。今にして思えば、戦後混乱期にここまでの地上げがあったのか、
と思うところはありましたが。
>>596
 「愛」の女中ネタはあまり振り返ることがありませんでしたが、最も年配
であるうめの存在が見逃せませんね。猛には非常に冷淡な態度を取っていま
したが、若い年頃の女中であったコマに、満蒙開拓団にいる男性との見合い
話を持ってくるなど、面倒見の良い女中として描かれていました。「○○
ずら」という方言もまた懐かしいです。
>>597
>東海テレビで再放送だそうだけど、どの辺りまで進んでるんだろう。
 東海テレビのホームページに再放送ながらも公式ページがあるのでご参照下
さい。

599名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/13 11:00 ID:MGITprdt
>597

ちょうど半分はど終わりました。
いま、柳子さんは華族の誇りを失わないよう
ガンバってます。でもそれも・・・
600名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/13 13:52 ID:AVSE+S4o
>>597
東海テレビでは、いよいよ戦後編に突入です。
華族制度が廃止され……という辺り。
一日に二話放送です。

>>599
この先どうなるかわかっていても
それでもはらはらしてしまいますよね。
601名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/13 15:17 ID:JUlas4Yp
ここは再放送スレではありませんので、再放送の話題はご遠慮下さい。ここは語る為のスレです。
602あこ:03/09/13 15:55 ID:Bm5hw6NC
あたしは「華の嵐」などに出てくる使用人の「きぬ」さんが好きです。
あの人が一番冷静だったし、どこまでも忠実でした。
おもいやりがある。
603名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/13 17:42 ID:0ekTsqsS
>>601
「愛」を中心に作品のツボ話を続けてきましたが、この書き込みには違和感
を覚えました。「華」の再放送は、現在の本スレッドを支える内容に値する
と思います。もっとも、再放送の話題自体については、「華の嵐レビュー」
もあるだけに、それとの棲み分けが必要では、と捉えることもできます。
本スレッドは幸いなことに、荒れることがほとんどありませんでした。今後
も、荒れない範囲でさまざまな視点からの意見が自由に飛び交えばいいと思
います。再放送をきっかけにコアな話題へつながることもあるはずです。
>>602
「華」のきぬは、「愛」のはなほどストーリーに深く関わっていませんが、
第三者的立場のキャラクターとして描かれていたと思います。「華」は「愛」
ほど深く見ていないのでうまく言えませんが、「夏」を含めて各シリーズの
キャラクター像を比較するのも面白いかと思います。
604名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/13 21:21 ID:AVSE+S4o
>>603
ここで再放送を見て色々書き込む、というのは別にいいと思いますよ。
605名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/15 11:57 ID:jwzo4hna
>>604
 MES603について、フォローして頂き、ありがとうございました。確かに再放
送の思い出しネタから作品を語ることが多かったので、ホッとしました。「華
の嵐レビュー」でも、「華」の再放送に連動するかのように、ツボ話が出てい
ます。
 さて、再び「愛」の思い出しネタから。第25話で、イネとの夜這い疑惑で
ひかるが猛の無実を証明させた話は、そこに至るプロセスの丁寧さに感心させ
られました。しかし、その後ひかるは伝右衛門に謝罪要求をするも、逆に張り
飛ばされ、たまらず悔しさをにじませながら家出をします。白部村あげての大
捜査も空しくひかるは見つからないと思った次の場面で、猛が横浜の海でひか
るをみつけ、防波堤で抱き合うエンディングになります。
 この映像をみていると、どのようにして猛がひかるをみつけたのか、がわか
りにくいですね。番小屋に置き手紙があったために、それをみて、あえて無賃
乗車をしてまでも駆けだしたのか、三枝家にひかるから「ごめんなさい」と泣
きながら横浜にいることを知らせる連絡が入り、猛が伝右衛門から迎えに行け、
という指示を受けて横浜へ向かったのか、それまでの流れからしてどちらに解
釈してもおかしくなさそうです。このシーンこそまさに視聴者に想像の余地を
与えてくれる場面でしたね。
 
606名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/15 16:33 ID:ZB8N9Zy8
>605 あの場面の私流の解釈は 猛が汽車の音を聞いて横浜を思い出したという
ところでしょうか、手紙とか連絡とか現実的なものでなく、猛とひかるだけに通じる想い
があったのでしょう。迎えに来た猛に「やっぱり来てくれた」とひかるのセリフ
がありました。猛に比べてひかるはおませですよね。そのおませでちょっとナマイキなお嬢様を小川範子さんが実に
名演でした。あの可愛さでは猛が悩むのも無理ないですよね
607名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/16 11:44 ID:mci0scY7
>>606
>あの場面の私流の解釈は 猛が汽車の音を聞いて横浜を思い出したという
>ところでしょうか、手紙とか連絡とか現実的なものでなく、猛とひかるだ
>けに通じる想いがあったのでしょう。
 「愛」の場合、白部村が架空とはいえ、かなり現実の空間を意識して作ら
れていたと思っていますが、ここだけは別世界なのでしょうね。もっとも、
「汽車の音」については、その場ではなく、むしろその音が空耳のように
聞こえて思い出した、という解釈の方がスムーズではないでしょうか。
>そのおませでちょっとナマイキなお嬢様を小川範子さんが実に名演でした
 先に触れたひかるが伝右衛門に張り飛ばされるシーンは、本当にリアリティ
ありました。筋を通して言うべきことをきっぱり言いたいひかると、「この歳
になって、いつまでおまんはわがままを言ったら気が済むんだ!」と次第に堪
忍袋の緒が切れる様子がわかる伝右衛門の表情が読みとれました。中尾さん、
小川さんが本気でぶつかりあった名演技は、何度みても重みが伝わります。

608名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/16 22:00 ID:d+xoFyEq
>>601
おまえの書き込みが一番邪魔なんだよボケ
609名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/17 13:14 ID:JIDcIeR6
スレッド全般をみわたしてみると、
圧倒的に愛の嵐についての書き込みが多いから、(ちなみに、わたしは
愛の嵐は見てませんが華の嵐大好き人間。再放送もみています)
愛の嵐だけスレッド別にたてたらどうかとおもうのですが。

ここは、嵐シリーズ総合ということで行けばいいとおもうけどな。

>>601 
再放送をきっかけにみて、ファンになるひとだっているはず。
そういう一見さん排除のような書き込みは、ちょっと。

610名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/17 13:44 ID:Le0FUPQu
「華」再放送中か。いいなあ。
私はおタカさんが好きだった。
611名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/17 18:36 ID:ww1+Nc0p
柳子が悪女になった
612名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/17 19:09 ID:8CYpBfUD
>>609
>再放送をきっかけにみて、ファンになるひとだっているはず。
 以前、「華の嵐レビュー」や東海テレビの「華」公式ホームページの
掲示板を読んでいると、本放送時には幼少時で明らかに再放送世代に
属する人の書き込みがあったのを覚えています。「愛」がDVD化され、
「華」「夏」も再放送が増えつつある現在、個人的には「新・愛」に
はまった20歳代の人が、旧の三部作をどう捉えているのかを是非とも知り
たいです。私も「華」に関しては、このスレッドと同時に始まった再放送
で知ったものです。
 やはり「愛」は、「華」に比べて登場人物、ストーリーが重層的なのに
加えて、作品のレビューという点からすれば、DVDの影響が大きいですね。
とはいえ、MES611にあるように、「華」戦後編で柳子が「夜叉夫人」として、
強烈な存在感を示す過程はもう一度映像で振り返りたいです。


  

 
613名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/18 07:22 ID:AMkrDdgg
お願いだから誰か夏の嵐についてカキコしてよ。
614名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/18 07:34 ID:RoX/tacL
ていうか、ここはもう事実上の「愛」スレなんだから、
華と夏について語りたければそれらのスレを立てればいいじゃん。
>>612さんが今まで愛の嵐について深く語ってくれてるんだから、邪魔しないで欲しいんだけどな。
615名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/18 10:05 ID:RZOUjh3/
何で華の嵐レビューの名を出すの?あそこがあるんだからあそこで語れ、ここで華は語るなということ?
616名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/18 15:06 ID:/YQKhTIZ
>>615
 ここは荒れない限り、匿名だからこそ、自由な立場でさまざまな議論ができ
ればいいと思っています。
 「華の嵐レビュー」を出したのは、熱心なファンサイトがあることを示した
に過ぎません。むしろ、私の場合、知らないところが多い「華」「夏」のディ
ープな話がもっとここでもあったらいい、と思っています。実際に、春に「華」
が再放送されたときの書き込みは、本掲示版でやっていました。ここの書き込
みもまた、「華」に関心をもつきっかけになりました。
>>614
 お気持ちは大変よくわかります。私のように1シリーズに特化した視聴者だ
けでなく、全体を見続けてきた視聴者もいるわけで、なかなか難しいかもしれ
ませんが、各シリーズに対するさまざまな思いが書き込みに出るとありがたい
ですね。特に「夏」は作品を全く見ていないのですが、いずれ再放送やDVDが出
れば、本掲示版での書き込みが視聴時の参考になると思います。

 
617名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/18 20:12 ID:l7OTUTL1
本日、「華」の最終回でした@北海道
ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
618名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/18 21:59 ID:gv+mkolI
>>617
東海テレビはまだ41回
黒沢年男が出てきたところ
圭吾、てっきり一文無しになってるのかと思ったけど、まだ金持ってたんだな
619名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 01:23 ID:SSj3D+RQ
華の嵐・夏の嵐で高木美保のベッドシーンは何話目にありまつか?
620名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 10:38 ID:o9m7XF+v
東海テレビは来週から早朝4時20分すぎに放送時間が変わるので注意
621名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 13:08 ID:Mh9a+2GO
>>620
そんな時間に放映して誰が見るのだよ?
622名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 13:52 ID:pmkunbqq
>>620、621
 確かになぜこんな早朝に、という戸惑いはありますね。もっとも、
ファミリー劇場の再放送でも、朝4時からのリピートはありました。
とはいえ、昼下がりに再放送をするから話題性があったのに残念で
すね。
 16年前(1987年)、関西テレビで「愛」の再放送をしていた時も、
昼2時からの放送だったのがはまるきっかけだったのですが。
623名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 15:39 ID:y+HdMJ+T
私はダンゼン「華の嵐」派。次が「夏の嵐」
「愛・・」見たけど、ヒロインは高木美保の方が
カンロクあると個人的に思う。
田中では、なんかゾクゾクしない。
愛マンセーの方たちにはスマソですが、
愛専門の別スレ立てた方がいいのではないか?
624名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 17:22 ID:NoHAlGGZ
「華」は戦後編が好きだな。
飛田の親方も出てくるし、琴子も動き始めるし。

皆がソファに座っている中、
一人暖炉前の椅子に座る琴子がなぜか印象に残っている。
それにしても、朝4時台か……録画するの忘れてしまいそうだな。早起きするか。
625名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 20:20 ID:YE85tRjV
ここはずっと愛について盛り上がってるんだから、華ファンこそ別スレを立ててそちらに移るべきでしょ。
626名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 21:28 ID:pmkunbqq
>>623、625
 ここでスレッドを移す、移さないともめてほしくはないです。
本スレッドは、私が作成したわけではなく、別の方が前スレッドのパー
ト2としてそのまま引き継いでくれたのです。確かに一部のレスを期待
して、「愛」のディープな話(思い出しネタですが)を何気なく書いて
きました。一方で、視聴経験が乏しいものの「華」に関してもMES624の
>「華」は戦後編が好きだな。
>飛田の親方も出てくるし、琴子も動き始めるし。
 をみると、飛田と「愛」の最後で猛を補佐してきた平野と比較するとどう
なのかに興味をもちます。また、琴子に関しては、柳子に見切りをつけて家
出し、飛田の下で慣れない庶民生活に四苦八苦しながら自立しようとするサ
イドストーリーも好きです。「愛」と「華」を比較するとどこが面白いのか、
各作品のオリジナリティは、など各作品のファンがもつ価値観を生かしながら、
(これがきわめて重要です)、議論が飛び交う方がいいですね。
627名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/19 22:47 ID:HQGxpODo
「愛」の話題が多くなるのは、「愛」のファンに
こまめにレスするタイプの人が多いからでしょ。
「華」や「夏」の話題が少ないと不満の人は
まずは自分がどんどんと感想なりを書き込めばいいんだよ。
628名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 07:38 ID:XnfHNFLz
私は華は好きじゃないから、正直言って別スレでやって欲しいんだけど。ここは事実上、愛スレなんだから空気を読んで欲しい。
629名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 09:44 ID:58wRnhBO
このスレではマイナーで書き込みもないので忠告通り「夏の嵐」を独立分離したスレを立てました。

【渡辺裕之】夏の嵐【高木美保】【長塚京三】
http://bubble.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1064018538/
630名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 11:17 ID:jWAGpL58
愛についてのみ語りたいなら専用スレ立てろよ
愛ヲタって排他的で自己中でうざい
自分が他は好きじゃないからっておまえの掲示板じゃないだろ
631名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 12:39 ID:SxXYv+Oa
>>628に同感。華も独立スレを立ててここは愛スレにすればいい。
というか、もうそうなってるでしょ。愛についてはここで深く語られてるんだから、
愛優先になるのは仕方ないと思うんだけどな。
632名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 13:47 ID:7xxZv3dG
>>628−631
 「愛」をディープに書き込む一方で、一貫してさまざまな議論が
出ると面白いと思い続けて、本スレッドに参加していたですが・・。
結果的に、匿名掲示板で一番恐れていた、「ひいきの引き倒し」的な
フレーミングが続いたのは残念です。
 私の場合、確かに「愛」をみてまもなく、「華」の再放送が始まり、
最初の頃は「これは違うぞ」とやや排他的な見方をしていました。
しかし、ここの議論やファンサイトをみて、比較するとどうなるのか、
と考えると、かえって興味をもってみることができました。本スレッド
だと、「嵐」シリーズの全般をみてきた「まむし男爵」さんのコメント
が的を得ており、面白かったです。
 個人的な思い入れは別にしても、「愛」の場合、以前にも書いたよう
に、DVD・レンタルビデオを通じて作品自体の検証が容易なことが深く語
られやすい最大の要因のひとつではないでしょうか。対して、DVD化され
ていない「華」「夏」の場合は、地域によって再放送があるかどうか(あ
るいはCSでの放送だと、スカパー!・CATVでの受信が可能か)が、議論を
進める上で、どうしてもネックになりますね。こうした前提条件の違いも
をふまえながら、ディープな書き込みと並んで、思い出話、一見関係なさ
そうだが出演者の近況報告も含めた話題が出れば、本スレッドの役割は十
分果たしていると思います。
 正直なところ、ドロドロした「嵐」の話はドラマの世界だけで十分で
す。書き込みに対して、さまざまな受け止め方があるのは参考になりま
したが、どうか排他的な議論だけは避けてほしいものです。
633名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 14:31 ID:ZdHJLZA+
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634名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 18:28 ID:+Ix6dz5+
私は嵐シリーズ全部見たし、それぞれに好きだから
総合スレでちょうど良かったんだけど、シリーズとはいえ
作品のカラーが違うから別れた方がいいかもしれないね。
自分の見てない作品、それほど好きじゃない作品についての話題が
嫌だって気持ちもわかるし。
「愛」の話題はコアでマニアックになりがちだったから
見てない人にとっては不親切で閉鎖的であったとは思うけど
自分が「華」や「夏」の話題を出して盛り上げもしなかったのに
「愛」ばっかりで嫌だと文句を言うのは、我侭で攻撃的すぎるよ。
635名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 21:37 ID:7xxZv3dG
>>634
 貴重なコメントありがとうございます。
 確かに総合スレッドでありながら、「愛」のディープな話が続いて、ご迷惑
をおかけした点は申し訳なく思います。MES632では、総合スレッドの継続を考
えたのですが、新スレッドの内容および流れをみると、スレッドの分割も仕方
ないですね。MES634のような全体を通して語れる人が入れば、ひょっとしたら
スレッドの雰囲気も変わったかも知れません(ないものねだりですが・・・)。
>自分が「華」や「夏」の話題を出して盛り上げもしなかったのに
>「愛」ばっかりで嫌だと文句を言うのは、我侭で攻撃的すぎるよ。
 MES632で記したように、現時点で「華」「夏」の話題は、各地の再放送事情
に強く影響されると思われますが、別スレッドで今まで言えなかったと思われ
る「華」「夏」の話題が拡がることを願います。その上で、「愛」との比較も
できる自由な雰囲気づくりもして頂きたいです。本当はシリーズとして振り返
りたいので、「華」「夏」もDVD化されることを願っています。
636名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 22:03 ID:SxXYv+Oa
>>634
だよね。同感。自分達は黙っているばっかりで
華や夏のこと語らないくせに文句ばっかり。
本当に華ファンと夏ファンはわがままだと思う。
早く華ファンも出て行け!!!
637名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 23:32 ID:FszSDk4s
↑あふぉでっか?
638名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/20 23:47 ID:DEG7+o+R
愛ヲタはイタイね
愛ばかりでないと嫌だと自分達が言ってるだけなのを
愛ばかりで嫌だと文句をつけてると自分らに都合のい
いように言い換えてるんだから
639名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/21 00:40 ID:PjuCQvZM
>>638
「愛」ばかりでないと嫌等のレスがあったのは、ここ数日のことでしょう。
「愛」の話題ばかりだから、別スレを作れっていうレスがあってから
子供の喧嘩みたいに売り言葉買い言葉になっちゃって。
これまで何度か「華」の話題が少なくて寂しいとかの書きこみがあったけど
「別スレつくれ」とか「愛じゃないと嫌」なんてレスはなかったよ。
「話題をふってくれれば、話にのるよ」ってレスがついても
その後「華」の話題をふってくれる人がいなくて、結局「愛」の話題に戻ってしまう。
寂しいんなら自分が率先して書き込めばいいのに…って思ってた。
638は今までどれだけ「華」や「夏」の話題をふってきたの?
640名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/21 01:27 ID:8dJTZc5R
>>638,639
残念ながら、このスレッドの「嵐」というべき、フレーミングも収拾がつか
ないようですね。
「愛」の書き込みをしながらも、「華」の再放送や渡辺さんがホームページで
呼びかけている「夏」のDVDにも関心を寄せていたのに、一部の読み手が
曲解して「華は嫌いだから」とか、「空気を読みとれ」など排他的な書き込み
をして荒らされたのが悔しいです。書き込み量から「愛」中心になったのは
結果的に申し訳なかったにせよ、いきなり別の方から「ひいきの引き倒し」
というべき発言で、他シリーズのファンまで批判してほしくなかったです。
 「丁寧なつくりの「愛」があったからこそ、「華」も力作になったのでは」
(MES359)など,私は,全体をみていない中でも,「愛」と「華」をつなげ
るべく,感想めいたフォローをしたつもりです.ディープな書き込み自体が、
盛り上がるどころか、感情的な対立を招く要因のひとつになったのなら、深
くお詫びします。ボタンの掛け違いだったのでしょうか。
ここは,元々「愛」の思い入れが強かった私に「華」,そしてまだ見ぬ「夏」
への関心をもたせてくれたスレッドであっただけに裏切られた思いです.こ
こ数日,感情的な罵倒調の書き込みをみるのがつらいです.スレッドの分割
にしても,レスで何とか好意的に解釈しようとしたつもりですが.ますます
泥沼にはまっているようにみえます.そして,このレスをつけるのにも慎
重にならざるを得ません.
 ほとぼりが醒めるまで,書き込みを控えさせて頂きます。
641名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/21 03:03 ID:Za9Zl8t2
つうかさ、俺みたいに全シリーズか愛と華とか観た人間のための
スレだと思うけど他のシリーズ制覇者の意見はどう?
俺が愛の嵐が一番イイと思ってるのを前提で言うけどさ、愛の嵐ばっか
マンセーしてる香具師って新旧の愛の嵐しか3部作の中で観た事ないっしょ?
友達同士の話の輪に入っていけなくて機嫌を悪くしてる女子高生みたいで
みっともないから愛の嵐限定ヤローこそ専用スレに逃げてくれないかな?
愛と華の似てる部分とか比較する楽しみがあるはずのスレで限定厨は不要。
642名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/21 13:28 ID:uWqvlU1/
>601の再放送がどうのの書き込みの辺りから、不穏な空気になってきたけど
批判するレスが多くて落ち着いてきた頃に、丁寧な口調ながらも
このスレから出て行けと言ってるようにも受け取れる>609の
愛の嵐は別スレをつくれば?のレスがあって、>613で煽り調のレス
>614で>609に対する反発レス、>615で>612に対する反発レス
>623で別スレ作れレス、>625で反発レス、>628で煽り調のレス
>630で煽り調の反発レスと現在まで延々と続いてるわけだ。
嵐シリーズ見てたんなら、もういい年の大人ばっかりだろうに
これだけ煽りあってたら修復不可能かもね。
保守が大変だけど「愛」「華」「夏」の個別スレと
総合のシリーズスレに分けるのもありでしょう。
643まむし男爵:03/09/21 21:47 ID:OcXXPlY6
昨日、スカパーにて「痛快ロックンロール通り」の再放送
がありました
確か、本放送時は「華の嵐」が放送された後だった。
「華」フリークだった私は、あんなに柳子のお兄さまで
素敵だった、長塚大先生が沢口靖子やゴクミから、一介の
「エロ教師」扱いを受けるだけの役柄は耐えるに忍びないもので
したが、昨日感じたのは今や連ドラの大御所となられた長塚先生。
今、見てみるとやはりあの国際クラス異端美少女ゴクミと渡り合えたの
は長塚先生なればこそ。
むしろ、長塚先生の「お宝ドラマ」的な感覚を持って、見ることができました。

(当時はエロ教師であっても、ゴールデンの連ドラに出てくれるだけで
 本当は嬉しかったんてすけどね……)
644名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/21 22:52 ID:VaBOSR4l
長塚さんって「華の嵐」の制作話が来た時に「どんな内容の話ですか」と聞いたら
「かぞくの話です」と言われて、「家族の話」だと思っちゃったらしい。
で、実際は「華族の話」だったのでびっくり。
そりゃ「かぞく」と聞いたら「家族」を連想するのが普通で
「華族」とは思わないよね。
645名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/22 05:17 ID:VXCsPuDg
どうりで愛の嵐厨は視野が狭いわけか。
646名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/22 06:48 ID:lfLYgtjm
だから、華と夏は別スレでやれって言ってるじゃん。バカ?
647名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/22 08:45 ID:G82CHIeI
 一晩、ほとぼりを冷ましてこちらに来ました。
MES643,644で長塚さんの話題が出ていました。一見関係なさそうでも
作品の周辺をめぐる話題として面白く読ませて頂きました。以前のスレ
ッドなら、ここで「愛」「華」「夏」の話題につながりました。
 しかし、それに水を差すかのようなMES645,646の排他的発言には
あきれました。どちらも本当の「嵐」ファンとは思えません。このフレ
ーミングを読んでも、登場人物やストーリーの話がないので説得力が全
くないのです。
 もし、「愛」以外は嫌というのなら、ストーリー、キャラクターなど
具体的な例(断片でも構わない)を挙げて作品の批判・コメントをした
上で議論して頂きたかったです。そのプロセスを経た上で、やはり「愛」
と「華」「夏」はヒロインや、展開そのものが大きく違うし、より深く
議論するならスレッドの分割が必要だ、という意見があれば納得できた
はずです(田中美佐子や高木美保のファンとして「嵐」シリーズをみた
人なら、こうした見方もあるはず)。なのに、単なる喧嘩別れという形
でスレッド分割に走ったのは残念です。
 前のスレッドから「愛」の話をしてきましたが、自分の発言が一人歩
きすることの恐ろしさを痛感しました。正直なところ、手順をふまえず
に「華」「夏」のファンを見下し、「愛」のファンを視野が狭い、と人
格にまで否定するかの印象を持つ乱入調の書き込みは、ありがた迷惑で
す。
 

648名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/22 09:17 ID:lfLYgtjm
>>647
あなたは気にしなくていいよ。
今まで通り、愛について深い考察を続けて欲しい。
楽しみにしていますから。
649名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/22 17:13 ID:XDqKYJbz
私は嵐3部作全部見たし、新・愛の嵐も見て
どの作品の話題の時でも普通にレスしてきたから
「愛」は別スレでやってほしいと思ってる人や
「愛」以外の話が嫌な人がいるなんて、正直考えてなかった。
そんな風に考えてた人がいたのかと驚きました。
ドラマの話よりも、>>645>>646のように
煽り荒らしに必死になってる人の気持ちも理解出来ない。
だから「華と夏は別スレでやれって言ってるじゃん。バカ?」なんて
レスにして、すっかり荒らしになってる人に従う気にはなれないよ。
650名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/22 20:54 ID:2KguCB2j
25歳。
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651名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/23 00:07 ID:TrXDLtHH
>>647
おまえみたいな香ばしい長文馬鹿が一番荒れる原因になるんだよ
652名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/23 18:45 ID:RyJIum8E
なんかいつの間にかすごい事になってる…。

みなさん、いいお年なんでしょう?
落ち着きましょうよ。
653まむし男爵:03/09/23 22:48 ID:ZgT1fpEb
>>644

前にもここで書かれたのですが、長塚さんは後に「嵐」についての
 エピソードを公に語ってくれたことがほとんどありません。
 ここは渡辺さんなどと対照的です。
 このエピソードの出元がどこかを教えていただければ幸いです。
654名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/24 00:11 ID:hlYOeKkZ
>>648、649
 お心遣いありがとうございます。全体を見てくださった方がおられて
心強いです。「愛」で政之助が口にした台詞ではありませんが、
「どうして同じシリーズのドラマをこよなく愛しているもの同士が、犬と猿
みたいにいがみあわなきゃいかんのだ?」というのが実感ですね。
655名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/24 20:48 ID:FOOjpycw
気持ち悪い長文ばっかのせいで近寄りがたいスレだよね
656名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/25 11:31 ID:OYsfiH7O
内容のないレスはsageでどうぞ
657名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/25 17:08 ID:yTSFOx3X
>>653
長塚さんのエピソードはずいぶん前の事なので、うろ覚えで申し訳ないのですが
10年くらい前、深夜に長塚さんの特集番組(独立した番組だったのか、何かの番組の
特集コーナーだったのか不明)の中での発言だったと思います。
ソルボンヌ大卒などの経歴、これまでの芸歴、舞台の様子?等が紹介されてて
恐らく他にもいろいろ発言されてたんだと思うのですが、よく覚えていないのです。
ただ「華の嵐」を家族モノのホームドラマと勘違いのくだりが意外で
印象に残っていて、>>643の書き込みを見て、そう言えば、長塚さんって…と思い出し
書き込んだ次第です。
「ナースのお仕事」以前で、サントリーのCMで話題になってた頃かも?
曖昧な話ばかりで、お役に立てずにすみません。
658名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/25 19:20 ID:KAx8vhUg
 「愛」と「華」の比較を兼ねて、渡辺・長塚・佐藤の各氏を除いて、両方に出
ていた役者をまとめてみました。
1.久遠利三
 「愛」では、伝右衛門と仲の良かった横浜の貿易商・大山。伝右衛門に移民
船事業をもちかけたが、移民船は沈没し、三枝家没落につながる。他方、「華」
では朝倉産業に資金援助をする銀行の頭取・大川を演じた。しかし、こちらも
圭吾が逮捕されると、手のひらを返したように融資を打ち切った。金持ちの経
営者役がはまっていた。
2.吉原正皓
 「愛」では、戦後編で勇作と手を組んで債権取り立てを行う暴力団・佃組の
組長。子分を使って、猛の片腕である章次を半殺しにさせる。「華」では、憲
兵・桜井として、一也を捕らえ、厳しい尋問を行う役。いわゆる悪役キャラ。
3.斉川一夫
 「愛」では、白部村の一小作を演じ、娘のイネが三枝家の使用人になっていた。
イネがストーリーに出なくなった後も、小作人として三枝家を頼りにしていた。
勇作に農具・家財道具を差し押さえられたときの懇願が印象的(イネはどうした
のか?)。ただ、「華」ではタカが暴漢に刺された時に駆けつけた医師役であっ
たが、「愛」ほどの存在感はなかった。
4.加藤幸子
 明らかに端役であるが、「愛」ではひかるの女学校入学準備で、制服の採寸
をする「お針子」。「華」では、戦後の朝倉家の使用人・初枝を演じた。スト
ーリーに関わることはなかったが、朝倉家の盛衰をいかなる眼差しで見つめて
いたのだろうかと役柄から想像したくなる。

659名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/26 14:53 ID:LPjKM9zC
妹役の早瀬優香子が下品な根元は黒い金髪になっていてちょっとショック
660名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/26 16:01 ID:E72bOzUw
琴子は戦後編になってからが良かったね。
661ntsitm004028.sitm.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp:03/09/26 19:40 ID:8465mTDI
>658 嵐シリーズ全体で重なる俳優ってこんなにいるって
気がつきませんでした。
「愛」しか見ていないので是非他シリーズのDVD化して欲しいですね。
そしたら全体で書き込みできますよね
662ntsitm004028.sitm.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp:03/09/26 19:45 ID:8465mTDI
a
663名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/26 19:46 ID:8465mTDI
a
664名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/26 22:03 ID:R+/HFlTK
>>661
>「愛」しか見ていないので是非他シリーズのDVD化して欲しいですね。
>そしたら全体で書き込みできますよね
 本スレッドでも何度か紹介しているように、渡辺さんが自らのホームページ
で「夏」DVDを呼びかけているのが心強いです。来年が東海テレビの昼ドラ
マが開始されてから40年になるので、これを節目にDVD化を実現させてほし
いですね。「夏」はみていないので、「愛」−「夏」の共通出演者の比較もあ
げほしいです。
#昨年の今頃が、「愛」DVDの第1回発売でしたね。あの時、「新・愛」
も見ながら楽しみにしていたファンも多かったと推察されます。

 
665まむし男爵:03/09/27 01:35 ID:Hz9bEFfl
>657
 レス、ありがとうございます。
  以前「徹子の部屋」に長塚さんが出た時(ある程度一般的に売れ出した頃)、期待した
 のですが、まったく「嵐」の話題には触れずじまい。
  長塚さんにとって、「嵐」は触れたくない過去なのかなと、うがった
 考えまでしてしまいました。

 その番組では、ご本人がその「嵐」エピソードを語られていたということ
 で少し嬉しくなりました。
666名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/28 01:14 ID:VHomvz8f
旧愛の嵐は素晴らしい愛を見せてもらいました!!!という感じで
新愛の嵐はあーあ、猛もやっかいな女に関わったせいで人生滅茶苦茶という感じ
667名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/28 01:44 ID:U+okFgrF
>>666
> 新愛の嵐はあーあ、猛もやっかいな女に関わったせいで人生滅茶苦茶という感じ

自分は、例のアイアラシのせいで、メチャクチャっぷりが倍増しました。
668名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/28 02:28 ID:vnrIqIbf
東海テレビHPの「華の嵐」のサイトに掲示板があるんだけど、
「読む」の更新がプッツリと途絶えてる。
20日前後は早朝への時間帯変更についての批判意見をきちんと載せていたけど、
それ以降も批判があまりにも多いからとうとう検閲を始めたか?
669名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/28 16:39 ID:/hyOcoRU
「新愛」は最後に猛が貝殻になっちゃって、信じられない終り方、
あまりにも簡単に死んでしまって(笑)嵐はおさまっていない
最後はハッピーになった「旧愛」ちゃんと嵐はおさまった。
変な女も良い女になっていたし


670名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/28 16:39 ID:rYYcvrP9
 久々に「愛」の思い出しネタから。
猛が伝右衛門から厳しい教育を受けながらも、伝右衛門を「お旦那様」と慕う
ほど、忠誠心をもつようになったのは、横浜の孤児院の院長が人買いと結託して、
猛を身売りしようとしたのを伝右衛門が果敢に立ち向かって食い止めた点にあっ
たでしょうね。それまでの猛は、伝右衛門にステッキで殴られても不適な笑みを
浮かべる不良少年だったのが、この事件を契機に一転するようすがよくわかりま
す。白部村の神社で「この村が好きだ!」と伝右衛門に語ったときの猛の表情、
心のふるさとを見つけた喜びを表現しており、少ない台詞ながら重みがありました。
671名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/28 19:41 ID:P1oQM0+D
久しぶりに回想ネタですね。でも「旧愛」ってセリフは少ないけれど演技バッチリ
ストーリーもしっかり組み立てられていましたね。
セットも綺麗だったし、特に銀馬車のセットは本格的でしたね。衣装も綺麗だったし
672名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 00:31 ID:aRGtGFxL
うわ。びっくり。実在したんだ〜(w

tp://isw3.aist-nara.ac.jp/IS/Bio-Info-Unit/gogroup/takawaba/index-ja.html
673名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 00:32 ID:aRGtGFxL
こっちにも(w

tp://kyweb1.gad.meisei-u.ac.jp/syllabus/2000/profeccer/contents/p043.html
674名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 01:10 ID:c6R9bQ7A
>>671
セット、衣装、小道具とも本格的で凝ってたよね>嵐シリーズ
銀馬車も生バンドが演奏してたし。
あの豪華さを知ってるから、今のドラマのセットがチープに感じてしまうよ…
675名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 04:02 ID:yCO7py1/
>>668
そもそも昼に観られなくなったと騒いでる馬鹿主婦に問題ありだな。
昼に観たければ録画しておいて昼に観ればいいのにな。
俺も放送中の地域だけど新聞にもばっちり時間も書いてあって録画に
困ることもないし。やはり主婦は旦那に相手にされなくてストレスの
はけ口があれくらいしかなんだろうな。
676名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 05:34 ID:TseYGHPo
>675

だが、この時間はすべて時刻が表示されるわな。
一応まだ録画してるが・・・、DVD化希望。
677名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 07:21 ID:ZqS4NsdC
>>675、676
 こうした感情論的な見方だけではなく、「新・愛」に続いて「華」を再放送
し、公式ホームページまで作成していた東海テレビがなぜ、という戸惑いが
あるのではないでしょうか。編成に何があったのか、とは思いますね。まだ、
「愛」の後に「夏」を再放送したTVQの方がいいか、とも考えることもあり
ます。
678名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 07:39 ID:t4MfWvKe
華スレ立てていい?邪魔だから出て行って欲しいし。
679名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 08:38 ID:O0ZruQIq
>>678
よく分からないんだけど、スレタイに入ってるから華の話が出てもよいんじゃない?
680名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/29 20:58 ID:ZqS4NsdC
>>671、674
>セットも綺麗だったし、特に銀馬車のセットは本格的でしたね。衣装も綺麗だったし
 あの時代に豪華な衣装ができたのは、ドレメ出身の秀子が自分で縫製加工
をしていたからではないか、と思ったものです。
 でも、勇作が銀馬車を立ち上げると決めたとき、大河原家の団らん場(兼
ドロドロした舞台)であったちゃぶ台を囲んで、政之助、静子、秀子、ひか
るはどのような反応をとったのかを想像したくなります。
681名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/30 20:20 ID:M7YdCdBC
>>670
 猛が白部村を実の郷土と思うようになるのは、やはり潅漑工事の差配を
任された思春期でしょうね。あまり今まで議論されていなかったですが、
差配の仕事に没頭する猛は小作とふれあい、技師・鈴木の助言をうけながら
その才覚を発揮します。その中で、鈴木が一度だけ、光明寺で和尚の目前で
猛に満州行きを薦める箇所があります。猛はそれについて即答を避け、和尚
も自分で考えろ、と突き放して終わります。気持ちはありがたいけれども、
伝右衛門、そして愛するひかるがいる手前、それはお断りしたいというのが
本音だったと推察されます。
 差配としての猛の奮闘ぶりは、管理能力を身につけたという点で、作品で
の言及こそなかったものの、戦後の川端カンパニー設立にもつながったので
はないか、と考えたいです。
682名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/02 10:00 ID:ebspF+a3
今朝の放送の録画が失敗していた・・・
華の嵐が砂の嵐になっていた
あらすじをうpしてくださる方いらっしゃいませんか?
昨日は圭吾さんが天堂さんとおたかさんに御祝儀を
渡す所でおわりました。
683名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/02 10:14 ID:5NWAjgcg
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684名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/02 10:29 ID:nyg9EYcS
>>682
なすびの土地を地主に金を使って買収しようとする話。
跡地に朝倉第一ビルという香ばしいビルを建設したいらしい。
予想以上に夜叉がテンドウの結婚に動揺してたから、かなり私怨が
入ってる模様。母上に夜叉と呼ばれてることもバレて終了。
685名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/02 12:06 ID:xWAgflrv
>>684
 「華」戦後編での地上げネタですね。「華」で盛り上がったところ
なので、読んでいて懐かしかったです。しかし、冷静に考えると、
戦後の混乱期、食べることに精一杯な時期に地上げがどこまであった
のかには疑問の余地もあるのですが、バブル期の時代背景を巧みに
入れた「嵐」シリーズらしさが読めるところでした。「愛」でも勇作
が白部村の三枝屋敷とその周辺をレジャーランド(とりわけ、ヘルス
センター)開発を目的に買収したいという話とも相通じます。
686名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/02 14:11 ID:oRAmpSKD
684さま、ありがとう!
こんなに早くレスがつくなんて2ちゃんやっててよかったぁ
そうかぁ朝倉ビルかぁ・・・

香ばしいかほりがいたしてまいりました。
687まむし男爵:03/10/02 22:47 ID:GJotMpr3
>687

華を見ている みなさ〜〜ん
 今日の「徹子の部屋」に高木さん、出てましたよ。

 徹子に何度も、「あなたキレイだから……」を連発されていました。
 ホントに今でも、キレイだった。
688名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 05:45 ID:lp7W5cw3
華の嵐第51回
 圭吾は地主を買収して、タカの店のある土地をまんまと手に入れた。強制立ち退きに反対する天堂は、その土地に残っている二十一軒全員の反対署名を集めて朝倉家に乗り込んだ。
 が、柳子と圭吾は天堂やその土地に住む人々を徹底的に侮辱し、必ずその土地に朝倉のビルを建ててみせると傲慢な態度を変えなかった。
 天堂は住民たちと一致団結して朝倉と闘う覚悟を決めた。飛田組も応援に駆けつけ、夜回りなどに協力してくれる。
 姉夫婦の悪どいやり方を知るにつけ、琴子は辛い思いをかみしめていた。飛田はそんな琴子が哀れで・・・・・・・・・。
689名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 05:46 ID:lp7W5cw3
第52回
 天堂らの結束を切り崩そうと、圭吾は住人の一人、佐野の買収にかかった。佐野は朝倉産業に破産にまで追い込まれた男だったが、病弱の妻のことをもちだされると・・・・・・・・・。
 それからまもなく、住人たちが突然一軒、また一軒と引っ越していった。動揺する一同。佐野の仕業だった。
 圭吾が飛田組の事務所にやってきた。進駐軍の力を借りて、立ち退きが避けられないことを天堂に言い渡す。琴子は怒りに震え、圭吾らと闘うことをきっぱり宣言する。
 数日後、何者かの手によって事務所が放火され、飛田が棒で額を割られた。
690名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 05:46 ID:lp7W5cw3
第53回
 飛田を殴って逃げていく男を、琴子が目撃した。見覚えのある男だった。朝倉が雇っている杉山だった。
 飛田はまもなく意識をとり戻し、生命には別状ないとの診断だった。琴子はほっとし、飛田を一生懸命看病した。
 その頃、圭吾は杉山の起こした暴力沙汰のもみ消しに躍起になっていた。事件は杉山が勝手に暴走したのだった。
 天堂は杉山を警察へ連行するため、朝倉家に押しかけた。亡き男爵の名誉のため、朝倉家から犯罪人を出したくないと譲歩する天堂に、圭吾らは知らぬ存ぜぬの一点張りだった。天堂はもはや二人とは話し合いの余地はないと知る。
691名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 05:47 ID:lp7W5cw3
第54回
 柳子と圭吾に人間らしい心など残っていないーー天堂はつくづく思い知らされた。天堂の胸に、久しく忘れていた闘争心が燃え上がった。無法者の暴力と命を賭けて闘おう、それが男の真の誇りなのだと。
 飛田もとことん朝倉と戦争をするつもりだった。そのために琴子を傷つけたくないので、家に帰るよう飛田は琴子に忠告した。
 が、琴子は嫌がり、それなら朝倉の家と縁を切るとまで言い張った。
 その言葉どおり、琴子は朝倉の家に行き、朝倉の姓を捨てたいと貴久子に申し出た。貴久子は呆然として声も出なかった。
692名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 05:47 ID:lp7W5cw3
第55回
 腐り切った朝倉家の一人として生きてゆくより、貧しくても誇り高い人々と生きてゆきたいーー琴子は自分の決意を述べ、朝倉の籍を抜いてほしいと訴えた。貴久子は逆上し、圭吾らは天堂に騙されているのだと相手にしなかった。
 琴子は飛田のところに戻り、自分の意志を家族に告げてきたことを報告した。飛田はうろたえるが、天堂、タカは大賛成。飛田と琴子が互いに好意をもちはじめていることに夫婦は気づいていた。
 その夜、佐野の妻が自殺。自分のために夫が仲間を裏切ったのが耐えられなかったのだ。
 その頃、朝倉家は喜びに満ちあふれていた。柳子がついに妊娠したのだ。
693名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 05:52 ID:q6ZaGdK+
694名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 20:04 ID:s4KiCP0S
>>687
 高木さんのトークですが、部分的にみていました。野菜のみならず、
豆腐や納豆まで作り、自給自足の生活を過ごしている話しがありましたね。
しかし、この裏番組が「嵐」シリーズばりのドロドロスタイルのドラマ
「真実一路」ということで、はしご視聴していた人も多いでしょうね。
695名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/04 00:50 ID:pyucGBV3
「真実一路」見ているけど、「華の嵐」を意識しているなあって
思うのは私だけ?
696名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/04 02:49 ID:ENOvYRYU
>>695
見てないからよくわからないけど、柳子系のヒロインなのかな?
でも高岡早紀のお嬢様ってどうなんだろう…
697名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/04 16:55 ID:GbJ34Lv8
>>695
 私も「真実一路」をみていて、「華」をもう少し激しくしたような展開
という印象をもちました。今の視聴者は、「真珠」「新・愛」との比較で
みているようですね。激しい展開をベースにした恋愛ドラマというのがグ
ランドロマンの定番といえばそれまでですが、「愛」でグランドロマンも
のを知ったものからすれば、改めてストーリー・登場人物が複線的な「愛」
が異色の存在だったのか、と思いましたね。今の東海テレビ昼ドラマは、
話題性が先行しすぎているのかもしれません。
>>696
 高岡さん演じるむつ子は、第一印象では「愛」のひかるをもう少し老けさ
せたようなところですね。第1週が終わったところですが、こればかりは
未知数です。軍服姿の暴漢が男性に襲いかかるシーンは、「愛」でも似たと
ころがあったな、と思ってみていました。この辺りはテレビドラマ板のコメ
ントをみたいですね。
698まむし男爵:03/10/04 18:55 ID:TcldSaU6
>>695

 「嵐」に 似たような話を作れば、作るほど、
 「元祖」との役者の違いや、格式の違いにガッカリという
 こともあったりしますよね。

 「真実……」を見てないので、軽はずみことを言ってはダメ
 ですが……
 
 やっばり「華嵐」のキャストは豪華すぎました。
 
699名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/04 23:30 ID:GbJ34Lv8
>>698
>やっばり「華嵐」のキャストは豪華すぎました。
 こうなると、なぜ「嵐」シリーズがゴールデンタイムのドラマ、そして
テレビ小説としてはNHKのそれにも負けず劣らずの力作になったのか、が
この掲示板でもう少し語られてもいいですね。「華」に関しては、「愛」
(とりわけ戦後編)で成功した戦争をはさんだ恋愛+復讐劇に高木・渡辺・
長塚の三氏の演技力がうまくかみ合っていたことや、そうした筋書き自体
が恋愛ドラマの中でも斬新だったのが成功の一要因でしょう。対して、
「愛」は恋愛のプロセスを丹念に追いかけながら、山梨の地域性や当事者
以外の人間にもスポットを当てた奥深さがオリジナリティかと思います。
 
700名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/05 21:19 ID:6eWjgnBK
 「愛」では、猛がマネジメント能力を身につける過程もしっかり描かれて
いました。印象的なのは、潅漑工事の差配をしていた思春期編です。白部村
の村長が工事を視察した際に、たまたま小作のひとりが実家での出産に立ち
会わなければならない、という事態に出くわし、猛はその小作の早退を許し
ます。しかし、村長は繁忙期を理由に、猛のとった措置を厳しく批判し、猛
がたまらず伝右衛門に差配をやめたいと申し出ます。伝右衛門は厳しい口調
ながらも猛を諭し、差配を続けさせます。その後、くだんの小作があらわれ、
もし早退がなければ実家での出産に立ち会えなかったと逆に猛に感謝するシ
ーンがありました。小作人に対しては、作業、そして番小屋での食事をとり
ながらコミュニケーションを大事にしながら、夜を徹して製図と作業の段取
りを進める猛のまなざしは、本当に責任感ある青年として描かれていました。
前のスレッドでも書かれていましたが、なぜ猛が陸軍在籍時に上官の平野、
そして戦友だった章次に慕われたのか。猛が潅漑工事の差配を勤めたエピソ
ードは、この点に関する答えが隠されているように思います。

701まむし男爵:03/10/06 01:35 ID:/7bLWNdY
>700
 先生に700ゲットしてもらえてよかったです。!!
702名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/07 21:57 ID:9omGWHNW
>>700
 もう少し補足すると、「愛」戦後編の猛は川端カンパニーの代表として、
戦略的なマネジメント能力をもつ青年として描かれています。甲府では、
新聞記者や探偵をうまく利用しつつ、「銀馬車」にホステス・朱美を派遣
して情報収集に余念がない一方、東京では平野・ロバート大佐・ウォーリ
ー軍曹が、両地点を往来する章次とともに勇作潰しを念頭に置いた事業展
開のサポートを行っていたといえます。
 劇中ではあまり言及されていませんが、猛による勇作への復讐は、英会
話を話し、ドラムを操るなどの形で自らをアメリカナイズさせつつ、幅広
い人脈を築いた結果、初めて実を結んだものでしょう。平野が秀子に「時
代を読む目がある」と猛を評したのもうなづけます。
703名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 17:19 ID:VbvR3DJG
>>695
>「真実一路」見ているけど、「華の嵐」を意識しているなあって
>思うのは私だけ?
 今日放送分をみていると、駆け落ちを試みるも、失敗して連れ戻される
筋は、「愛」を参考にしているな、と思いましたね。東海テレビ・泉放送
制作が担当すると、どうしてもグランドロマン特有のプロットになるよう
です。それだけ「嵐」シリーズの影響力は未だに強いのかもしれませんが。
704名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 17:42 ID:QRN4wArT
>>703
自分も今日の放送を見て「愛」と同じじゃんって思ったよ。
「華」の方が一般的らしいから、華と同じと受けとる人の方が多いと思われます。
705名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 20:00 ID:3xPbReWj
リメイクしようがマネしようが「愛の嵐」を超えることはできないよ。
それだけ「愛の嵐」のインパクト強かったと思う。
ところで「川端カンパニー」の看板あの当時としては凄く洒落てる。
それがあのど田舎の古い家にバーンとあるから笑ったね。
706名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 22:01 ID:VbvR3DJG
>>704、705
 あと、今日の「真実」だと、丸山とむつ子が2人でひっそりあえる空間
として神社をあげているくだりがありましたね。これも、「愛」の三枝家
番小屋、「華」の聖ミハイル教会に相当すると思います。
 もうひとつ、焦点を絞り込んだ感がする「真実」が「華」を意識している
ように思えるのも同感です。他方で、「真実」をみるにつれて、「愛」が単
なる恋愛ドラマに留まらず、幅広い視点で描いたドラマだったな、と改めて
思いましたね。最初は、「あかんたれ」を思わせる雰囲気から、「華」「夏」
そして「真実」に受け継がれる(?)ドロドロドラマを形作った「愛」のプ
ロセスは、今でも十分通用します。
707名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 15:27 ID:4dZduXRA
>>705
>ところで「川端カンパニー」の看板あの当時としては凄く洒落てる。
>それがあのど田舎の古い家にバーンとあるから笑ったね。
 三枝家の屋敷をオフィスにしたのは、猛が車を所有していたから
できたのでしょうね。猛が章次と食事をするためにわざわざ車で遠出
するという説明もありました。
 勇作から屋敷を取り戻す過程で、東京から不動産会社の人が三枝家
を下見するシーンがありましたが、本当に甲府経由ではるばると思っ
たものです。
708名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 02:04 ID:utAMS5/r
久しぶりにのぞいてみました。
part1のときに少し参加させていただきましたが、旧愛の嵐で幼少期のひかるをやらせて
いただいたものです。
本当に『嵐』シリーズのファンの方はたくさんいらっしゃるんですね。
新愛の嵐と旧愛の嵐の比較がよくされているようですが、
私自信のことですと、本当に新の小ひかるちゃんは、台詞も演技も
上手でしたよね!! 7・8歳とのことでしたが、CMなどでも活躍していて・・・。
私はあの時4歳で、猛ちゃんが中学1年生だったかな?
それだけでも、新と旧の雰囲気はだいぶ違うかもしれないですね。

それと、このスレには関係なくて申し訳ないのですが、長塚さんのお話で
『痛快ロックンロール』がありましたよね? 実はそのときの三浦洋一さんの
娘役も私だったんですよ。気づきました??

皆さんみたいに深い知識もないのに、いきなり参加してしまってすみません!
709名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 02:20 ID:bsR8rR2Y
>>708
> 新愛の嵐と旧愛の嵐の比較がよくされているようですが、

いいえ、最近では全くされていません。
結果論ですが、比較するようなものでは無いからです。
710名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 11:54 ID:vKkDUxpV
>>708
約一年振りのご参加ありがとうございます。
本当に心待ちにしておりました。

一年前は色々な質問にお答えいただき
あのひかるちゃんの役をしていた人と実際に
やり取りしていた事に対し感動しておりました。

また時間があれば覗いてください。
そして当時の裏話などがありましたらよろしくお願いします。
711名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 14:07 ID:sUCw7cQK
痛快ロックンロールみていましたよ、86年ぐらいかな。
ひかるちゃんでていたの、知っていましたよ。
猛ちゃん中一だったんですか。
私は当時小六だったので、同世代ですね。年下と思っていました。
小川範子ちゃんと同級生なのですね。
712名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 20:12 ID:UAhpxcB+
小さなひかるちゃん登場嬉しい。猛ちゃんが中学1年とは思いませんでした。
もっと小さいかと思ってました。今はどうしているのでしょうかね?
役者は辞めてしまったのでしょうか?
文彦のお古の着物がつんつるてんでそれが三枝家での猛の位置を良くあらわして
いると思いました。

713名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 23:44 ID:H1N0OVDr
>>708
 初めまして 本スレッドではPART1の800台から書き込みに参加し、「愛」の
ディープなツボ話を書いております。
 やはり、幼少期の猛を演じた皆川鉄也さんが中学1年生であったのは、本当
に意外でした。私も皆川さんは、小柄だったためか小学校5年生ぐらいかなと
思っていました。「愛」幼年編はDVDで初めて見たのですが、子供の目線と親
サイドのドロドロ話がうまく組み合わさっていました。
 貴重なコメントありがとうございました。「愛」に魅せられた一ファンと
して嬉しいです。
 
 
714名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/13 08:21 ID:s4aEwD35
>>712
>文彦のお古の着物がつんつるてんでそれが三枝家での猛の位置を良くあらわして
いると思いました
伝右衛門がまだななしだった猛を白部村へ連れて帰ったとき、文彦が猛に
着物を渡さなかったということで、文彦を張り飛ばした上で仏間へ連れて行き、
反省させるシーンがありました。「おまんは着物を何枚持っているんだ」と
説教しながら地主の息子としての気概を説く伝右衛門の人柄が読めましたね。
また、幼少期の「愛」でみた微妙な演出として、伝右衛門が文彦、猛を叱責し、
制裁を加えるシーンで、ひかるは乳母のうめに連れられてその場をなるべく
みせない、というのもありましたね。実際に幼少期のひかるはあの厳しいシーン
をどう捉えていたのでしょうか。
715まむし男爵:03/10/13 13:43 ID:P81YyReE
<<708

 何気なく書かれておられますが、あなたのような
 方がカキコんでいただいてるなんて、スゴイことです。

 非常に光栄でございます。
716名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/13 15:51 ID:YyW6+0J+
しのぶ
愛の嵐
愛伝説

愛のシリーズ三部作。
717名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/13 16:00 ID:Jw2BfS6B
しのぶという字は心にやいば・・・
誰の胸にも人に言えない悲しい昔があるもの・・・・。
718名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/13 20:14 ID:FxAQ32QX
愛無情(榎本孝明主演)は?
719名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/13 21:29 ID:oWpBDtt9
>>718
どちらかと言えば、しのぶより、そちらかな?
不確かだけど、しのぶは年代的に少し前だった?
720名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 10:30 ID:7OOESDQx
682でつ
今日も砂の嵐に・・・ウワヮァァァン(><)
あらすじを写してくださる神様いらっしゃいませんか?

721名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 11:47 ID:HeCucvMA
サイトいって読めよ
722名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 15:14 ID:fhgKsi31
720です
サイト読んできました
723名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 22:18 ID:xGAA6IOK
 幼少期のひかるを演じた方がおられたので、再び「愛」の思い出しネタを。
 「愛」に大きな役割をもつ空間のひとつとして、三枝家の土間はいかがで
しょうか。「愛」の前半では、小作と地主とのコミュニケーションを図る場
であると同時に、家族内での事件もここが舞台になることが多かったですね。
嫌なことでも家族・使用人が全員居あわせないといけない環境は、現在では
考えられないですが、あれをみているだけで昔の大地主一家の大変さがよく
わかりました。そして、後半では猛が勇作への復讐に向けた前線本部として
土間を利用しているのがはっきりしています。母屋の隣にある蔵や井戸も旧
家がいかなるものであるのかを想像させるのに十分足るものだったといえます。
 しかし、「愛」をまともにみると、単なる恋愛ドラマとは言い切れない
空間の面白さが読めますね。
724名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 01:04 ID:SZlOT02R
>>708
>本当に新の小ひかるちゃんは、台詞も演技も上手でしたよね!! 

今見ても4歳にしてはかなり上手だったと思います。
確かに年齢の差があるので新の方はそれなりに上手かも知れませんが
私は当時、猛が木に吊るされているのを必死に助けている
ひかるちゃんを見て完全に愛の嵐にハマりました。
というよりひかるちゃんにハマったかも?

当然「愛伝説」や「痛快OL通り」も見ていました。
725名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 01:07 ID:SZlOT02R
>>724
の訂正

「今見ても・・・」の前に「旧のひかるちゃんは」
を入れて読んで下さい。
ゴメンなさい。
726仲村スレ番長:03/10/15 22:59 ID:ZRt5KJVb
それって、小泉朋子さん??
727名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/19 18:58 ID:Tq4tnksz
>>724
>私は当時、猛が木に吊るされているのを必死に助けている
>ひかるちゃんを見て完全に愛の嵐にハマりました。
 このシーンは、「愛」で光明寺のビャクシンの大木が出た時に回想シーン
として何度も出ていましたね。猛とひかるの波瀾万丈の恋愛ストーリーの原点
ともいうべきものでした。また、一見厳しい仕置きをした和尚もその光景を
目の当たりにして2人を暖かく見つめ、猛を諭すシーンも印象的でした。
その時、猛はよほど嬉しかったのか、うっすらと涙を浮かべていました。
 幼年期における猛とひかるのやりとりで面白かったのは、第2話の最初ですね。
猛が「行き当たりばったり、草枕よ」と国定忠治の台詞をキザに言うと、
ひかるがきょとんとした顔で「何、それ」と驚いたところですね。ややませた感じ
の猛と、本当の子供らしさをもったひかるが対照的でした。


728名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/19 23:14 ID:a9esDX2W
小さなひかるちゃんの出るシーンどれも可愛らしかったですよね。
中でも列車の中をチョロチョロ動くシーンは名演技でしたね。
おにぎりに塩がついてないと言いながら「でもおいしいわ」
この頃から猛が大好きでまさに小さな恋の始まりでした。
木に吊るされたシーンは回想で何度も出ますが、猛の心の成長も含めて何度見ても
いいシーンと思います。




729名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 23:02 ID:fsi2xySf
 「愛」と同じく泉放送制作が携わったドラマとして、「真実一路」もみる
ようになりました。今日の放送をみていると、ヒロインのむつ子は、嫌々結婚
を余儀なくされた守川義平の家に入っても、本当に愛していた丸山圭吾の写真
を肌身離さずもっていたシーンがありました。それからふと、「愛」を思い出
すと、不思議なことに写真がないのに気づきました。もし、ひかるが猛の写真
をもっていたらどうなっていたでしょうか。劇中の流れからすれば、猛が出征
してから8年間、ひかるは頭の中で猛を思い続けていたことになりますが、こ
のことがかえって切なさと忍びやかな愛を表現していたのかもしれません。

#もし、ひかるが猛の写真をもっていたら、「何持っているんだ。貴様、まだ
猛のことを愛しているのか」と、勇作の逆鱗に触れるのは想像がつきますが。

 ひかるが流産し、入院先の病院で安静にしているとき、河原の水掛シーンが
夢に現れ、思わず猛の名をつぶやくシーンがありました。勇作から一旦離れて
ホッとした中、ひかるがもつ猛に対する思いの根強さを改めて強調していたと
いえます。
730名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 19:59 ID:+JHnl4p6
もしも猛の写真をひかるが持っていたら?
このドラマの内容、時代背景から言って写真は邪道と思います。
古い映画など見ても写真は殆ど出て来ませんね。その代わり思い出と思い出の品物
が良く登場していますね。「愛」はりんどうと、猛との幸せだった頃の思い出
それで充分と思っています。
戦後猛がはじめて思い出の寺を訪れた時に感慨深げに子供の頃吊るされた木を見上げる
シーンがありましたが、「白部村のあの頃の猛は死んだのです」と口では言いながら
思い出には執着していたようです。ひかるへの「愛」までは捨てきれていなかったことを
良くあらわしていると思いました。
731名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 21:38 ID:5cog0lD/
>>730
>もしも猛の写真をひかるが持っていたら?
>このドラマの内容、時代背景から言って写真は邪道と思います。
>古い映画など見ても写真は殆ど出て来ませんね。
 貴重なコメントありがとうございます。どこかのホームページで「愛」
の制作スタッフは映画出身者のベテランが多かったと書かれていたのを
思い出しました。確かに思い出や台詞がない場面から様々なシーンを読み
とる面白さはありました。
>「白部村のあの頃の猛は死んだのです」と口では言いながら思い出には
>執着していたようです。
 これこそ、猛が川端カンパニーの事業展開を媒介に展開される勇作への
復讐プロセスの原点であったといえますね。対面接触に不便なのを承知で
あえて猛が白部村の三枝屋敷を活動拠点に選んだ点からは、三枝家に対す
る思いの強さが読みとれました。
732名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/29 02:21 ID:gCmzH7hQ
あーあ東海テレビのテンション下がりすぎ・・・
深夜に時間変更→一日1話に変更→週5日から4日に減少
こんだけテンション下がってるということは新・愛の嵐→華の嵐
と煽っておいて夏の嵐はやらないんだろうな。
733東海 華の嵐:03/10/30 09:53 ID:Ufn5I9T8
でも録画して見てるよ (そんな早朝起きられん)
734名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/31 19:29 ID:GGwnFnLd
 今、東海テレビの昼ドラマでは、「真実」が放送されていますが、話の進
め方、演出手法がやはり「愛」に似ていますね。制作会社からしてもはや、
「真実」は「嵐」という名前こそありませんが、「愛」「華」「夏」「新・
愛」と並ぶ「嵐」シリーズといってもいいでしょう。
 「真実」で加勢さんが演じる丸山圭吾が復員後、場末のバーで客への暴
力も厭わないすさんだ生活を送るシーンをみていると、「愛」で猛がひか
るに「人殺し以外のことは何でもしました」と打ち明けた話の具体例をみ
ているように感じました(もっとも時代はややずれますが)。こうした観
点で、「真実」と昔の「愛」を比較視聴している方も多いのではないでし
ょうか(各種掲示板をみていると、「新・愛」との比較に関する意見はあ
りました)。とはいえ、現時点では奥深さで「愛」が優れていますが。
 ちなみに、一昨日、フジテレビで昼ドラマの名場面が放送されており、
「愛」も紹介されていたようです(私はみなかった)。かつて、よみうり
テレビの番組で渡辺さんがゲスト出演された時、「愛」がドロドロした
展開から「真珠夫人」の原型と紹介されていたのを思い出しました。
735名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/06 22:45 ID:kjPm6wRw
 久々に「愛」の小ネタから。
 秀子が戦争の影響で東京から甲府の大河原旅館へ戻った時、母・静子との
やりとりから。秀子が洋裁の専門学校のことをあえて、「『ドレメ』って言
ってよ」と言い返したシーンがなぜか思い出されます。ちなみに、秀子が
口にした「ドレメ」は、今の杉野学院の洋裁学校を指し、文化学院と並ぶ
洋裁の二大勢力だったそうです。



736名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/08 20:03 ID:8r6A+pJy
大河原の成金お嬢様 秀子さんは当時の最先端の「ドレメ」に通っていた。
三枝家のひかるお嬢様はお嬢様ゆえに東京など遠いところには親が
ださなかったのでしょう。
ここでも両家の大きな違いがあると思います。
それは母子の関係でも同じで。秀子と静子の関係は騒々しく品など感じられません。
ひかると絹に関係はことばは多くはないけれどもお互いを思いやる関係でした。
737名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/08 23:44 ID:/yDVf6bX
>>736
>大河原の成金お嬢様 秀子さんは当時の最先端の「ドレメ」に通っていた。
>三枝家のひかるお嬢様はお嬢様ゆえに東京など遠いところには親が
>ださなかったのでしょう。
 「新・愛」だと、ひかるが東京の学校を卒業してから帰郷してアトリエを
開き、秀子は上海から帰国したという設定だったようですね。「新・愛」は
みなかったので実感があまりわかないのですが、やはり「愛」の設定が時代
環境からすれば自然なようにみえます。
 「愛」で絹・ひかる母子が東京へ出かけたことを示す台詞は第28話にあり
ました。勇作が挨拶と称して三枝家を初めて訪問し、「物品攻撃」の始まり
ともいえる帯留めを置いて帰った後、2人でその帯留めが東京の百貨店でみ
た時、あまりの高価さに驚いたと語っていました。
 確かに「愛」は、伝右衛門や猛、そして銀次ら男性は甲府を離れて東京・
横浜との往来を繰り返していたために、「移動」が話のキーになっていたと
思います。これに対して、絹・ひかるら女性は甲府から出る機会が少なく、
むしろ男性の動きを甲府(白部村も含む)で見守るというストーリーの基本
形があったといえるでしょう。
 
738名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/09 13:51 ID:PEzhlzW/
「愛」の時代はまだ男と女の役割がはっきりしていた時代と思います。
「女は黙って男に従う」みたいに。それに女の方から「愛してる」なんて言う事は
無い時代でしょうね。 だから「愛」はセリフは少ない分演技で見せ場を作っていたと
思います。
「新愛」も見ましたが自分の方から「猛愛してる」というひかるお嬢様はあの時代の
お嬢様のセリフとは思えなくて 戦後の猛とひかるは立場ぼ違いからくいちがうシーン
が何度もありましたがいつも目を見詰め合っていましたね。
そしてどちらかが自然に目をそらす。あれってことばのない「ラブシーン」
「猛愛してる」よりも奥が深いと思います
739名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/10 10:03 ID:8Ce+R1mZ
このスレは基地外がオナニー長文を書きまくるから寄り付きにくい
740名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/10 23:32 ID:30z7810I
>>738
>「愛」の時代はまだ男と女の役割がはっきりしていた時代と思います。
>「女は黙って男に従う」みたいに。
 今、流れている「真実一路」では、第一部の戦中編からヒロインのむつ子
が「愛している」と叫ぶシーンがありますが、今のグランドロマンものだと、
時代物でもこうした激しい展開が受けるのでしょうね。
 MES738の指摘ですが、猛・ひかるの幼年・少年少女編で伝右衛門と絹が
寝室で口論するシーンを思い出しました。酔いも手伝って、伝右衛門があ
まりに横暴な態度をとった結果、絹が「また殴るのですか」と叫ぶ台詞。
ここからでも、三枝家の亭主関白ぶりが読めました。一方、大河原家では
勇作−ひかるが亭主関白であったのに対し、政之助−静子はかかあ天下、
夫婦のキャラクターは対比関係にありました。
741名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/11 21:30 ID:+7zTPS8I
同じ文芸路線でも、昔の作品はストーリー重視
最近の作品はキャラクター重視って感じなのかな。
742名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/11 22:25 ID:eu7d8ToD
741> キャラクター重視っていうか 演技よりも俳優の人気度重視みたいなところが
あると思う。
内容よりも「その俳優見たさ」ってあるみたい。テレビ局も視聴率稼ぎに人気俳優出させる
みたいだし もう「愛」のような濃いドラマって見られないのかな?
743名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/13 01:36 ID:EnR+KVib
>>742
>キャラクター重視っていうか 演技よりも俳優の人気度重視みたいなところが
>あると思う。
 「嵐」シリーズの場合、渡辺さん、田中さん、高木さんと主役が無名に近か
ったのに対し、脇役に有名俳優を据えてフォローしていたのが良かったのかも
しれません。特に、渡辺さんは「愛」がダメなら俳優をやめるという背水の陣
でスタッフと体当たりで取り組んでいたそうです。自分たちでシリーズを作る
というハングリー精神が出演者・スタッフにあったのかもしれません。
>もう「愛」のような濃いドラマって見られないのかな?
 東海テレビの昼ドラマの中でも、「愛の嵐」と「あかんたれ」が昭和の二大
大作であったと信じております。
 
 
 
 
744名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/18 14:53 ID:EAvV/vVu
すみません。
愛の嵐のビデオってレンタルビデオ屋さんにありますか?
関東はなかなか再放送してくれないので、
ビデオで見ようと思って、TUS○AYAで聞いてみたら、
販売はしているけど、レンタルはまだしてないって言われてしまった。
レンタル出来るレンタルビデオチェーン店ご存知の方教えて下さい。
お願いします。まだ一度も見たことないんでぜひ見たいんです。
745まむし男爵:03/11/18 23:13 ID:OO13ZHBv
 突然ですが、旧 愛の嵐で最後、猛のことをサポートした、役名は
忘れた男の人と大河原秀子との共演のシーンはあったでしょうかね??
 知ってたら、教えて。
746名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 00:23 ID:rJ5aZF3r
>>745
> 突然ですが、旧 愛の嵐で最後、猛のことをサポートした、役名は
>忘れた男の人と大河原秀子との共演のシーンはあったでしょうかね??
 内田勝正さんが演じた平野のことでしょうか。平野が初登場したのは、
第62話です。猛との待ち合わせに「銀馬車」改め「ローズハウス」を訪
れた平野に秀子が話しかけるシーンがありました。その後、秀子は勇作
の悪事を追いかける新聞記者・井上が来たために一端席を外します。
その井上が運悪く勇作と結託している佃組のチンピラと肩が当たり殴ら
れるのをみた平野は、刃物をもつチンピラに素手で立ち上がり、払い腰
をかけてチンピラを退散させたと入れ替わりに猛と会う流れです。次の
カットでは猛と秀子が暮らすアパートで歓談し、平野は秀子に猛の印象
を語っています。
 平野は、法学部卒業のインテリで猛の軍隊時代の上司(陸軍中尉)で
すが、復員後に新宿の闇市で猛と再会し、川端カンパニーを陰で支えた
存在だったと推測されます。平野は猛の依頼を受けて甲府に来たのです
が、ご承知の通り、三枝屋敷の買い戻し、勇作・ひかるの離婚と段階を
踏んで猛をサポートします。また平野は、猛と負けず劣らずの文武両道
のキャラクターとして描かれていました。
747名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 00:25 ID:rJ5aZF3r
>>744
 この場合のビデオというのは、VHSテープのことと思いますが、
「愛」の場合はVHSがレンタル、DVDがセルだったはずです。なお、
「愛」のレンタルビデオですが、私は滋賀県草津市のJR南草津駅前
のビデオ店でみかけました。
748名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 03:37 ID:KAlajPf8
>>747
うちの近所では両方レンタルしてるけど?
749名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 07:17 ID:3tp6Y6Jg
埼玉県春日部のTSUTAYAは両方ありまっせ
お近くだと良いんですけどね
750744:03/11/19 08:06 ID:9x9WGeli
>>747-749
>この場合のビデオというのは、VHSテープのことと思いますが、
そうです。VHSテープのことです。きちんと書かなくてすみません。

>埼玉県春日部のTSUTAYAは両方ありまっせ
>お近くだと良いんですけどね
ありがとうございます。
近所ではないのですが、借りに行ける距離です。
早速行ってみます。

教えて頂いた皆様ありがとうございました。
このスレを読んでいて、ぜひ実物を見たくなってしまって。

751まむし男爵:03/11/20 22:22 ID:4dmBCS03
>>746さん
 そうです。ありがとうございます。平野さんのことです。
 やはり、二人のカラミありましたよね。
 なぜ、突然にこんなことを聞いたかというと??
 先日、水戸黄門を見ていました。内田勝正氏が悪代官のような
 役で、芦川よしみさんがおかみさんのような役で出ており、
 ほんのわずかでしたが、芦川さんと内田さんの対決がありました。
 (こんな観点でこの日の水戸黄門を見たのは日本で何人いたのかな?)
 ちなみに主役は山田花子でした。
 芦川さんは前から書いていますが、今でもキレイですよね。
 この黄門では秀子のときの毒(悪女というのか妖艶というのか)が感じられず、
 ほんとうにいいおかみさん役でした。
 普段悪役の多い内田勝正氏の愛の嵐での意外なダンディぶりも印象的でした。
 内田と言えば、和尚の内田朝雄氏も悪役で名を馳せていた方でしたね。

 そうそう水戸黄門の前の「東京フレンドパーク」ではかとうかずこ(新愛嵐)
 と石丸謙二郎(夏嵐出演)
 マニアにしかわからない、「嵐づくめ」のこの日のTBSでした。
752名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/20 22:54 ID:Bp3XtvoS
>>751
>先日、水戸黄門を見ていました。内田勝正氏が悪代官のような役で、芦川よしみさんがおかみさんのような役で出ており、
> ほんのわずかでしたが、芦川さんと内田さんの対決がありました。
>(こんな観点でこの日の水戸黄門を見たのは日本で何人いたのかな?)
 ひょっとしたら、まむし男爵さんは、「嵐」シリーズの共演者探しをされて
いるのですか。ここまではまれるのも大したものです。と言う私も以前に書い
た通り、犬塚、芦川両氏の絡み目当てでドラマをみたことがありますが。
>内田と言えば、和尚の内田朝雄氏も悪役で名を馳せていた方でしたね。
 内田朝雄氏も確かに大ベテランでした。ただ、以前にも書いたように、
「愛」最終回で猛とひかるが白部村を離れて渡仏することを決めた時、
冗談めかして「もう10年も経てばお迎えじゃ」が、本当になったのが
悔やまれます。渡辺さんはDVDでの特典映像にあるインタビューで
内田さんから芸の考え方を叩き込まれたと述懐されていました。
>そうそう水戸黄門の前の「東京フレンドパーク」ではかとうかずこ(新愛嵐)
>と石丸謙二郎(夏嵐出演)
 ちなみに、明日21日の日本テレビ「ぐるナイ」では、久々に田中さんが
テレビ出演されますね。田中さんは「ぐるナイ」を出産後のテレビ復帰第
一作に選んだほどのファンらしいです。
 
753名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/24 03:40 ID:LkoU2/M2
はまったなオレも。田中美佐子に。
高校3年の頃だったかな。

でもあまりの話の展開の早さに
昼メロって…感じだったね。
754まむし男爵:03/11/24 15:50 ID:gzLc20P0
>>752
 ひょっとしたら、まむし男爵さんは、「嵐」シリーズの共演者探しをされて
いるのですか。ここまではまれるのも大したものです。
 →→共演者探しをしているというわけではないのですが、自然とそういう
   ことに目が行ってしまうのは、やはり自分のなかで「嵐」という作品
   の存在が大きかったかということなのかもしれません。

 渡辺さんはDVDでの特典映像にあるインタビューで
内田さんから芸の考え方を叩き込まれたと述懐されていました。
 →→昼ドラマというのは、そのファンからすれば大作品なのですが、
 やはり業界の掟で行くと、ドラマの中ではマイナーな方に入ります
 よね。
  だから、メジャードラマなどで悪役や端役・脇役でしか出ない方たち
 が重厚かつ存在感のある演技を魅せてくれるのが、「嵐」の特徴でも
 あったかと思われます。
  前に書いた、長塚氏・中尾氏のように「嵐」をやっていた頃に、民放ドラマ
 でなんか扱いの悪い役をやられたり、悪役で出た時は、嵐ファンにしては非常に「悲しい」
 ような切ないような、ただ出演してくれるのはある意味「嬉しい」ようなカンジがしたものです。

 ただ、それにしても「愛嵐」の役者さんたちは素晴らしい方たちばかり
 でした。今なお現在でも、みなさんそれぞれ活躍されているというのも素晴らしい……

755744:03/11/24 22:29 ID:FYni+pQJ
早速ビデオを借りてきて見ている744ですが、
みなさまのおっしゃるとおり、
夜のドラマで悪役のイメージが強い方々が、
心優しい人間味のある役をやられてるのは
興味深いし嬉しいです。

特に、満州に売られそうになった少年時代の猛を
助けに行く中尾伝右衛門、かっこよすぎる。
756名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/25 14:29 ID:sPEOO8/0
>>754
>昼ドラマというのは、そのファンからすれば大作品なのですが、
>やはり業界の掟で行くと、ドラマの中ではマイナーな方に入ります
>よね。
 確かにゴールデンタイムのドラマに比べるとマイナーかもしれませんが、
「嵐」シリーズは花登シリーズと並んで東海テレビの昼ドラマでは、ゴール
デンタイムのドラマと肩を並べる力作ですね。とりわけ、「愛」は「夏休み
シフト」というべき編成で、今まで主婦が中心であった視聴者層の幅を中高
生にまで広げた功績が大きいです。
>ただ、それにしても「愛嵐」の役者さんたちは素晴らしい方たちばかり
>でした。今なお現在でも、みなさんそれぞれ活躍されているというのも素晴らしい……
 最大の出世頭は、後にトレンディドラマとバラエティによく出るようになっ
た田中さんですね。「華」「夏」の高木さんもドラマ出演はしなくなったもの
の、知名度はきわめて高くなりました。そう考えると、「嵐」シリーズは、ベ
テラン俳優の重厚な演技で若手・中堅俳優ならびに女優がメジャーになった
という点で登竜門的な存在だったのかもしれません。
757名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/25 14:42 ID:sPEOO8/0
>>755
>特に、満州に売られそうになった少年時代の猛を
>助けに行く中尾伝右衛門、かっこよすぎる。
 中尾さんの演技もさることながら、人身売買の歴史的エピソードを丁
寧にストーリーに盛り込んでいるのが「愛」の優れた道具立てのひとつ
です。人身売買話は、「はな」が三枝家の使用人になった経緯でも説明
できます。また、猛の救出劇をしたのが駅頭旅館というのも、人身売買
の危機を際だたせる舞台設定としては最適でした。
 ストーリー自体から振り返ると、この救出劇が無鉄砲ないたずら坊主
だった猛を改心させるきっかけになった点も見逃せません。次のシーン
で伝右衛門がふるさと自慢をするや否や、猛が口にした「この村が好
きだ」は、孤児院生活を過ごした横浜とは対照的な農村である白部村で
ようやく自分の居場所をみつけた喜びを素直に表現した台詞だったので
はないでしょうか。
758まむし男爵:03/11/30 21:52 ID:HX8/aKVN
>>755
最近のバラエティでイロモノ的なキャラで出ている
 中尾先生ですが、愛嵐のときの伝右衛門役は屈指の名演技・
 中尾先生の役者としての底力を感じさせました。

 昨年「いいとも」で要潤が「新愛嵐」の番宣で出た時、
 中尾氏が
  「オレ、旧の方に出ていたんだよ〜〜」と例の口調でおっしゃっていました。
  なんかたったこんな一言でも、私にとってはうれしかったです。
759名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/30 23:14 ID:XfUVeSkb
>>758

>中尾先生ですが、愛嵐のときの伝右衛門役は屈指の名演技・
> 中尾先生の役者としての底力を感じさせました。
 17年前、何気なく「愛」の本放送を初めてみたとき、中尾さん演じる伝
右衛門がステッキで猛を叩くシーンが流れていました。このインパクトは
未だに強いです。
760名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/30 23:21 ID:XfUVeSkb
 伝右衛門絡みで補足します。
 「愛」の前半部は、伝右衛門の眼差しからみた三枝家の盛衰も重要な
ポイントでした。わざわざ横浜まで出かけて琴子を妾にしながら豪遊し
たり、友人・大山のルートを通じてひかるにピアノを購入する羽振りの
良さがあった戦前期と、潅漑工事での多大な費用負担で債務超過に陥り、
起死回生を狙って手がけた移民船事業で勇作の毒牙にひっかかり、自害
に追い込まれるまでのプロセスもかなり具体的でした。
 個人的には、伝右衛門・絹の夫婦関係もツボでしたね。伝右衛門に勢
いがある頃は、夫婦喧嘩や別居までするほど冷え切った関係になった
こともあったのに対し、伝右衛門が苦境に立たされた時には「今にきっ
と良くなります」と伝右衛門を励ます絹の表情には胸に迫るものがあり
ました。

761名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/16 15:36 ID:Zys2xeJu
 かつて本掲示版でも取り上げられた「華」の熱心なファンサイト「華の嵐
レビュー」(http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/4970/
 で、「華」「愛」「夏」の比較が始まりました。「嵐」シリーズの総合的
な議論ができるかもしれません。
 昨年の今頃は、KBS京都で「愛」の再放送がなされていましたね。
762名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/21 01:02 ID:PbSIovWd
今日、突然 愛の嵐のビデオを見る夢を見てしまった。

その夢の中では、
新の少年猛(勝地涼)と、旧の少女ひかる(小川範子)の共演だったんですよ。
もう夢の共演??って感じ。
あ〜、このふたりで旧の脚本だったら、少年時代はすっごく楽しめただろうな。

少年時代編は、旧だと猛のへたれっぷりにがっくりするし、
新だとひかるの性格のきっつい様子にうんざりしてしまう。

夢の中とはいえ、良かった。
763名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/30 19:32 ID:sQq38mz3
保守
764名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 10:03 ID:SIQuX5Fh
>>762
>今日、突然 愛の嵐のビデオを見る夢を見てしまった。
 夢にまで見る人がいるほど根強いファンが今なおいるのですね。
>少年時代編は、旧だと猛のへたれっぷりにがっくりするし
 確かに猛=渡辺さんのイメージが強いとそう感じられるかもしれません
が、旧の場合は周りが猛をうまくフォローする展開になっていたように
思います。また、潅漑工事の差配を任され、学歴のなさをフォローするか
のごとく勉強する姿、まだ見ぬ母への思いを観音像の彫刻で表現しようと
する様など、後になってよくわかる奥深さは感じましたね。


765名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 19:52 ID:3+tszVxU
>>764
いや、脚本のよさは認めるけど、
そうじゃなくて、猛役の役者はやばかったよ。やっぱりね。
容姿は言うまでもなく、演技がいっちゃ難だが下手くそですた。
766名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 15:25 ID:wXtOtN2N
確かに2代目猛のヘタレにはビックリした。でもあれが逆のイイオトコで演技のうまい
猛だったらツマンナクなったかも知れん。いかにも使用人って顔でおどろおどろしいのが
脚本にあってたんだよね。ひかるの可愛さと比べてまさに「美女と野獣」

767名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 21:24 ID:GiM29Lud
>>766
>でもあれが逆のイイオトコで演技のうまい猛だったらツマンナクなった
>かも知れん。
 渡辺さんの代で恐縮ですが、「愛」のDVDにある渡辺さんへのインタビュ
ーによると、制作サイドは当初、渡辺さんの猛を色白な男性というイメージ
にしていたようです。ところが、渡辺さんが色黒なキャラクター像を築き、
これが結果的に受け入れられたと述懐されていました。
>ひかるの可愛さと比べてまさに「美女と野獣」
 この辺りも田中・渡辺両氏になると具体的になりますね。特に、戦中編
でひかるが猛にすがりつく時、猛は薪割りの作業で汗を流していたのが
印象的です。これは半袖シャツのシーンもあれば、上半身裸で幼少時に
できた傷がわかるようになっていたのもありました。マムシにかまれた
ひかるに対して猛が応急措置を施し、渓谷から三枝屋敷へおぶって連れ
帰るシーンもその流れでしょうね。
768フェラチ王:04/01/04 22:31 ID:4lYpPTac
白石病院ってどっちだったけ?コラ
769名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/07 01:49 ID:M4HcSI5u
「天国への階段」っていうドラマ(原作は小説)が、
愛の嵐によく似ているね。

40代前半の主人公の相手役を田中美佐子さんが演じてくれたら良かったのに。
とドラマを見て思いました。
古手川祐子さんじゃ、いまいち薄幸の人妻って感じがしないんだよね。
770名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 04:11 ID:iqj0MvGw
旧愛のDVDを見終わった。
続きが気になり一気に見てしまった。

それにしても、ともこさん(文彦の妻)は、なぜあんなに変わってしまったのか?
考えると眠れない・・・
771名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/21 01:56 ID:0+1RBd2s
>>770
関係ないけど、親戚に文彦みたいな奴がいるんだよね。
愛の嵐では最後に文彦は真面目になるけど、
現実には、ああいう人は一生身内に迷惑かけ続けるよ。
772名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 02:21 ID:kTTM3ecY
文彦夫婦は、同棲も含めるとかなり長い間一緒に生活してるんだよね。
その間、一度も子供できなかったのか気になる。
773名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 09:04 ID:x1Jruz1P
長塚京三って、今では好感度の高い俳優さんだけど、
愛の嵐シリーズの嫌味な役の方が素晴らしいな。
774名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 18:32 ID:rdpQqBn8
>>772
んなことを言ったら
8年間も夫婦生活をしていて、全く子供が出来なかったひかるの方がおかしい。
周囲は「猛の子じゃないか?」と疑っていたけど、
全く妊娠の気配が無かった妻が昔の恋人と再会したとたんに懐妊するなんて、
疑われても無理はないと思う。
775名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 23:41 ID:LXUGmg9S
ひかるお嬢様は勇作が好きじゃないから夜もイヤイヤおつきあいしてました。
だから子供はできなかったのです。でもふとしたはずみでできてしまったのです。
猛とそんな関係なんてみなさんどうして下品な想像ばかりするのかしら。
猛はあちこちで遊んでいるから本命のお嬢様には手も足も出さないのです。
皆さんどうか下品な想像はしないで下さい。
776名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 02:45 ID:o/ekKnTb
>>775
イヤイヤ抱かれていても膣粘膜の奥深くに、
大量の精液を夜な夜な浴びせられたら妊娠するよ。

777名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 03:50 ID:Oh8cN6fe
>>773私も悪役の長塚京三がいい.
778名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 17:08 ID:Pzfn0gxL
8年間子供が出来なかったのに突然妊娠の件は
猛が戻ってきて嬉しくて、精神的にハイになって
排卵を促す女性ホルモンの分泌がよくなって妊娠したと解釈してるんだけど。
779名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 20:34 ID:NLAp3PHg
「華の嵐」は関東やCSで何度も再放送しているのに、
なぜ「愛の嵐」はろくに再放送しないのだろう?
780名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 21:22 ID:dwUNzcDT
>>775
君の発想の方が下品。
781名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 21:40 ID:WEO3MN4a
>>779
 現在「愛」の再放送は、とちぎテレビで日曜日の朝7時30分から
していますね。ただ、「愛」はDVD化されたので、再放送自体が少なく
なるのでは、と思います。むしろ、再放送を望んでいるのは、「夏」
ですね。
>>770
>それにしても、ともこさん(文彦の妻)は、なぜあんなに変わってしまったのか?
>考えると眠れない
 文彦が東京での不遇な生活に耐えきれず、山梨へ友子を連れて帰郷
した時に、絹にとった態度を思い出します。情けない文彦に冷淡な
言葉を投げかける絹に対して、「こんなお化け屋敷みたいな家!」と
暴言を吐いていました。
 とはいえ、友子も銀馬車のレジ係で雇われたはずが、いつの間にか
大河原旅館のなりふり構わぬサービスともいえる「お座敷ホステス」
=ストリッパーまでさせられ、ひかるがいない時に勇作に抱かれた挙
げ句、再び帰京したのも見逃せませんね。あれが水商売系から足を洗
う契機になったのだろうか、などと解釈したくなりますが。
782名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 21:52 ID:lvj9Re6Q
>>781
なんか渡辺裕之のサイトで「夏の嵐」のDVD化賛同者募集とかやっているけど、
「夏の嵐」って「華の嵐」の2番せんじの感が強すぎて、イマイチ。
「愛の嵐」→「華の嵐」とは明らかに違う。
783名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 20:08 ID:IdEoc6r8
>>782
 渡辺さんは、「愛」で人気がでなかったら俳優をやめると考えていたほど
背水の陣で取り組んでいただけに、「嵐」シリーズへの思い入れがかなり
強いですね。ただ、来週から東海テレビの裏番組であるMBSの昼ドラマに出演
しますが。
 昨年の今頃、大阪で「愛」(KBS京都)、「華」(テレビ大阪)を連続で
再放送を視聴する機会があったのに対して、「夏」はみていないので、「嵐」
シリーズとはどんなものか、を知るために「夏」をみたいと思うのです。
 ちなみに、「嵐」シリーズの設定比較については、「華の嵐レビュー」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/4970/
 の「Tea Time」で取り上げられています。
784名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 20:31 ID:F5oLaNpR
「夏の嵐」も単体で考えれば、おもしろい作品なんだけど
>782の指摘するように「華の嵐」に似すぎてるんだよね。
どうしても「華の嵐」と比べてしまった。
シリーズ3作のなかで、「夏の嵐」を一番最初に見てたら
先入観なしで楽しめたのかな。
785名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 12:24 ID:a4zrWqai
「愛の嵐」「白い巨塔」「子連れ狼」昔のドラマはみな丁寧に作られて面白い
出演者も豪華 だからDVDも売れるのだろう。
「カネを払っても見たい」その払ったカネが惜しいと思わなかった。
「愛の嵐」やっぱりいいよね
 
786名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 18:46 ID:USePViVO
新・愛の嵐の若猛の役をやっていた勝地くんが今NHKのドラマに出てるね!
毎回見るたびに「猛〜」と思ってしまう。
787名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 20:00 ID:Y75Flz1i
>>785
>昔のドラマはみな丁寧に作られて面白い
>出演者も豪華
 「嵐」シリーズの場合は、スタッフ、そして脇役のベテラン俳優が田中さん、
高木さん、渡辺さんを引き立て、一から育てあげたといえるでしょう。またバ
ブル期であったためか、制作にカネをかけることができたのも大きいです。
>「カネを払っても見たい」その払ったカネが惜しいと思わなかった。
 近い将来、「華」もDVDになるといいのですが・・・。
788名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 23:13 ID:Ix9zQ6+W
愛の・・しか見てないけど、中尾彬・江波杏子・長塚・犬塚弘・田中美佐子・
渡辺・内田朝雄にしろ豪華すぎ!今の昼ドラじゃ考えられない!
789名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/28 00:35 ID:ZnmqJbL+
>>788
つーか、当時の評価を考えれば、まぁ普通よりちょっと良いくらいでしょ。
790名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/28 17:14 ID:ZKCnULUE
>>788、799
 TV情報誌『TVブロス』の今週号には、東海テレビ昼ドラマの特集が
あり、佐藤さんのインタビューをはじめ、「愛」「華」のスチール写真が
出ていました。「嵐」シリーズに限らず、一作でも東海テレビ昼ドラマに
はまったファンなら保存ものかもしれません。
791名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/28 17:55 ID:vKJTmW3H
「愛の嵐」で成人の文彦役だった人が
現在の昼メロ「牡丹と薔薇」に祖父役で出演していて
白髪交じりだけど、もうそんな歳だっけ?
792名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/28 20:05 ID:ZKCnULUE
>>791
 『TVブロス』にある佐藤さんへのインタビュー記事によると、佐藤
さんは1952年生まれで、昼ドラマのデビューは1970年とありましたね。
「愛」の戦中編で佐藤さん演じる文彦は、文学を志す学生という設定で
あったために、冠婚葬祭で詰め襟の学生服を着ていたのを思い出します。
793名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/30 13:15 ID:mGDPH3cE
美佐子タンがつい最近まで若奥様役が多かったせいか
兄・文彦もまだまだ若いと思ってました。
794名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/30 22:18 ID:8Fnaw19U
>>791
つーか、役柄上で孫がいるんだから
ちょっと考えれば分かりそうだけど・・・。
795教えてください:04/01/31 06:53 ID:8i+CB8jA
この3作は続き物?それとも独立した話で全く関連はないの?
796名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/31 12:18 ID:spu8srnV
>>795
出演者、時代設定は似通ってるけど、3作とも独立した話で
話自体の関連性は全くないよ。
797名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 20:37 ID:ph3+jy/r
1/31発売の長坂氏自伝的エッセイ集「長坂秀佳 術」(辰巳出版 2,500円)の
P240〜245に「華の嵐」の立ち上げ裏話や高木美保のオーディションの事が
書かれているよ。みつけたら、立ち読みしてみてちょ。
798名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 13:27 ID:AvjE3w8A
先週の木か金の「牡丹と薔薇」に、「愛の嵐」(旧作のほう)
のともこさんが出ていたと思うんですか。合ってますでしょうか?
年とっちゃったね。
799名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 22:03 ID:mDnjavLJ
愛の嵐は、嵐が丘の(途中までの)プロットを使ってますが、
猛とひかるの恋愛関係は「春琴抄」によく似ていますよね。
少女時代のひかるのわがままな様子とか、猛の従順な愛とか、
春琴抄に影響を受けているのではないかと思いました。

というわけで、山口百恵&三浦友和の「春琴抄」を鑑賞しながら、
愛の嵐に思いをはせています。
800名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/06 17:00 ID:71O7kChK
確かに春琴抄に近いところはあると思いました。
でも違うところはあのSMに近い愛でなくもっと純粋な愛を貫いたと思います。
猛の立場からいくとひかるのわがままをきかなければあの家にいられなかっ
ただろうし それを楽しんでいたひかるは可愛かった。
それでこの愛は終わらずに大人になっても変わらなかったのだから
春琴抄に近いけれどもっと楽しい愛ですよね
801名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/06 18:27 ID:1Ok5Afu6
>>799,800
 私は「春琴抄」を知りませんが,それゆえに文学作品や日本映画との比較で
「愛」を解釈しようとするコメントは,議論に深みが出る点で嬉しいです。
>猛の立場からいくとひかるのわがままをきかなければあの家にいられなかっ
>ただろうし それを楽しんでいたひかるは可愛かった。
 ひかるのわがままの極みといえば,やはり「夜叉神峠のリンドウ」ですね。
風邪を引くリスクを負ったものの,必死になってリンドウをひかるに渡した
猛の思いが甦ります。他方で,吾一の母の死では,猛が孤児であることを
思い知らされるのですが,共に悲しみながら「お前はひとりぼっちじゃない
わ」と猛を励まそうとするひかるの姿もありましたね。本当にすすり泣きを
していたひかる役の小川さんを今なお思い出します。
802名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/06 21:17 ID:1CeQQWeI
「春琴抄」は相手を虐めるという愛情と虐められることが快感 
つまり今でいうSM 異常な愛がバックボーンになっています。
それを文学なのできれいに作ったというものです。
2部の猛とひかるの愛はマジメな猛と可愛いお嬢様の思春期の心の動きが
良く出ていると思います。
私は2部が一番好きです。
803名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 00:26 ID:G7MMk+NW
愛の嵐は、文芸作品の中の異常性の高い(?)恋愛を、
良い意味で俗っぽく、ソフトなメロドラマに作り変えていますよね。
春琴抄や嵐が丘のテイストが親しみやすく生かされていると思います。
804名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 12:44 ID:pw6e88vP
>>803
>愛の嵐は、文芸作品の中の異常性の高い(?)恋愛を、
>良い意味で俗っぽく、ソフトなメロドラマに作り変えていますよね。
 「愛」が「嵐が丘」の単なる翻案ドラマではないのは,ストーリー展開
の背景が,戦前から戦後にかけて(一部は本放送時のバブル期を意識した
ものもあるが)の農村と都市の人とくらし,社会経済の事情を盛り込んで
おり,山梨県の地域性と絡めて巧みに描いた点に尽きるでしょう。これが
出演者の熱演,普段以上に多くの視聴者が見込まれる夏休み期間をはさん
だ本放送と相まって,文芸作品に縁のない人でも楽しめた要因のひとつか
と思います。
805まむし男爵:04/02/11 09:36 ID:Y324a24O
>>797

少し高いけれど、買ってもいいかもな。
 長坂の作品はほとんど見ているから……
806静子@最高:04/02/14 22:17 ID:qfQoiuH5
愛の嵐の中で最高に面白いのは静子の踊り狂う姿 演技も最高に上手い
ひかるは可愛そうだったけれど葬式の場面での静子の顔はもう笑うしかない。
踊りの嵐だものね。あの大河原の人がはいって来た時に静子の首を見て何か
やるなあと思ったらやっぱりだった。
今リメイクの「白い巨塔」が話題になってるけれど、昔のドラマは凄い俳優
が凄い演技して脚本も丁寧に作られていて今見てもちっとも古くない。
「愛の嵐」も永遠に残るドラマと思っている。
DVD買って本当に良かった。
807名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 23:21 ID:TROumqUT
>>806
 大河原家のちゃぶ台で繰り広げられる家族会議のシーンをみていると,
家族のキャラクターが良く読めましたね.また,旅館の女将としての静
子は,板場のやりくりの苦悩を訴える料理長に「お黙り!」と怒鳴りつ
けるなど,相当なワンマンであった点も随所でみることができました.
 他方で,静子は大河原旅館が旅籠から成長する過程では,他の旅館へ
女中をしていたほどの苦労人だったのですが,勇作が稼ぐカネに目がく
らんだ結果,自滅したのかも知れません.静子が崩れるまでのプロセス
も振り返りたいです.
しれません.
 
808名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/15 14:23 ID:iSPIb4bI
>>797,805
 長坂秀佳さんの自伝本を買い,「華」の立ち上げ秘話を読みました.
ネタバレはしたくないのですが,長坂さんと東海テレビ・泉放送制作の出原
さん,松村さんとのバトルがあったのでしょうね.結果的に長坂さんが降り,
「華」は「愛」で培ったグランドロマンシリーズ独特の演出で成功しましたが,
その過程を考えると複雑です.もし,長坂さんのシナリオで「華」が続いた
らどうなっていたでしょうか.
809まむし男爵:04/02/15 21:06 ID:DfAhV18L
>>808

あの本を買われたことに、敬意を表します。
 「快傑ズバット」「特捜最前線」「華の嵐」
 私はどの作品も大好きでした。
 一見、まったく何の因果関係もないように見える
 これらも、やはり長坂先生の血が流れていることで
 共通点があったのでしょうか。

 「橋田ファミリー」や「三谷幸喜ファミリー」ってありますが、
 「長坂ファミリー」なんて役者さんがいても良かったのにと
 思います。
810797:04/02/15 23:31 ID:C8W0a6Op
>>808
え〜、買っちゃったんですか?
立ち読みで十分じゃないですか。
私は「特捜最前線」ファンだったので買いましたが、
それでも読んでいて自意識過剰な文章(わざとやっているのか?)に
何度も吹き出しちゃいましたよ。
なんてゆーか、長坂って大人げない奴だなと思いました。
だから、「華の嵐」も降板してしまうんでしょう。

でも、「華の嵐」の裏話は興味深かった。
今度は「華の嵐」に限らず、プロデュウサーや別の脚本家たちの口から
「愛の嵐」の裏話をつづった本も読みたいものです。
811名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/16 00:12 ID:jkXOoub/
>>810
>え〜、買っちゃったんですか?
>立ち読みで十分じゃないですか。
 長坂さんのことを知らないものでも,テレビ制作の現実と理想の
ギャップを垣間見ることができて面白かったです(長坂さんの理想が
あまりに高すぎたともいえますが).
>今度は「華の嵐」に限らず、プロデュウサーや別の脚本家たちの口から
>「愛の嵐」の裏話をつづった本も読みたいものです。
 私も同感です.東海テレビの昼ドラマが始まって今年で40年.そろ
そろ全体の変遷をたどった本を読みたいです.「愛」のように,派手な
宣伝をしなくても,堅実な内容で視聴者を魅了した番組はなかなかない
ですね.ただ,脚本家のひとりである白井更生さん(勇作があらわれ,
カネで三枝家を苦境のどん底に陥れる戦中編を担当)はもう故人である
のが残念です.
812名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/17 20:49 ID:c1xWrMyQ
>>811
東海テレビの昼ドラマのムックが出たとしたら、
最近話題になった「真珠夫人」「新・愛の嵐」「牡丹と薔薇」などが前面に出て、
その後に「愛の嵐」「華の嵐」「はるちゃん」シリーズなどが扱われる構成になりそうですな。
それでもいいから出してほし〜。

>脚本家のひとりである白井更生さん(勇作があらわれ,
>カネで三枝家を苦境のどん底に陥れる戦中編を担当)はもう故人である
?のが残念です.

白井更生さんがお亡くなりになっていたとは・・・・。
あまり目立ったお仕事をする方ではありませんでしたが、残念です。
今度、白井さんの作品「チェッカーズ SONG FOR U・S・A」を借りて見てみます。
合掌。
813名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/17 21:30 ID:rQgwMSH9
>>812
>東海テレビの昼ドラマのムックが出たとしたら、
>最近話題になった「真珠夫人」「新・愛の嵐」「牡丹と薔薇」などが前面に出て、
>その後に「愛の嵐」「華の嵐」「はるちゃん」シリーズなどが扱われる構成になりそうですな。
 私は,それ以前の花登筺シリーズ(「あかんたれ」「ぬかるみの女」
など)もないと物足りないと思います.やはり,花登さんは全7作・
1,138本を書いた点で,「嵐」シリーズが出る前の東海テレビ昼ドラマ
に多大な貢献をされた方だからです.
 ちなみに,前回紹介した先月のTVブロスにあった東海テレビ昼ドラマ
特集では,花登筺夫人の星由里子さん,「華」のプロデューサーであっ
た井村次雄さん,そして出原弘之さんに代わる制作総指揮者の鶴啓二郎
さんのインタビュー記事がありました.『実録テレビ時代劇史』を出し
た東京新聞出版局か宝島社辺りからムック本を出してほしいです.

>白井更生さんがお亡くなりになっていたとは・・・・。
>あまり目立ったお仕事をする方ではありませんでしたが、残念です。
「愛」のDVD9巻特典のスタッフ紹介で確認しました.
 長坂秀佳さんが「特捜最前線」なら,白井更生さんは,杉良太郎さん
主演の時代劇・現代劇で杉良が正義感に燃える男(逆に非道な行為を
働いた人へはなぶり殺しにする)を演じる脚本を書いていた記憶が
強いです.
814名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/17 22:22 ID:AemtZQDV
>>813
>以前の花登筺シリーズ

TVブロスの切り抜きによると、花登氏の昼帯ドラマ初参加は1976年の「あかんたれ」。
40代以上の方しかわかりませんがな〜。せいぜい30代半ばで「愛の嵐」、
あるいは約2年後の「華の嵐」(この作品から昼帯ドラマにはまった者は多いと聞く)が
わかるぐらいでしょうか?
815まむし男爵:04/03/03 21:45 ID:MlT6HG4s
 「夏の嵐」のメイン・テーマが、な、な、なんと
 4月から始まる「銭形平次」のテーマ曲に使われるような
 イヤな予感

 あれって、「夏の嵐」のために作ったテーマじゃなかったのか!!
 
816名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 21:49 ID:dLO1Lfxn
>>815
現在テレ朝で放映中の「紳助の子供に教えては行けない!?∴フ人伝」の
森鴎外のコーナーで、何度も「夏の嵐」のオープニングテーマがかかった。
いったい、どこから持ってきたのかな? これってCD化されてるの?
817名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/01 20:02 ID:piZSFSS2
「嵐の技ありっ!」
フジテレビ2004年4月3日 12:00〜12:55
高木美保と行く房総小旅行絶品海鮮鍋
第1回目の4月3日放送では、ロケゲストに女優の高木美保を迎え、
相葉雅紀と櫻井翔が、千葉で「熟成!大人な味の旅」を行う。
スタジオでは、嵐のメンバーと、嵐のお目付け役のきたろうが
ロケVTRを見ながら、楽しいトークを展開する。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/arashiwaza/

嵐だから「華の嵐」「夏の嵐」つながりで高木美保?
818名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 16:42 ID:C24lu8xl
このスレの1です。ひさしぶりに覗いたけど最近あまりもりあがってないのね。

今は「永遠の君へ」という東海テレビドラマをみてますよ。
結構丁寧なつくりで、今の所は期待半分、不安半分でみてます。

それにしても、嵐シリーズはつくりがかなり豪華だったねぇ。
(最近はほんとうにセットでの撮影ばかり。しかたないかもしれないけど)
嵐シリーズすべてDVDになる事を夢見てるんだけど、難しいのかな。
819名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 07:03 ID:/WUreCsu
>>818
 かつて,「愛」ネタで本スレッドを盛り上げていたものです。こちらこそ
お久しぶりです。

>それにしても、嵐シリーズはつくりがかなり豪華だったねぇ。
>(最近はほんとうにセットでの撮影ばかり。しかたないかもしれないけど)

 特に,「愛」はストーリーとロケの舞台がうまくあっていた点で,恋愛ドラマ
に付加価値がついていたと思います。この点で,思い入れが他のドラマとは
違っているのかも知れません。また,「華の嵐レビュー」のホームページで
「嵐」シリーズの比較がありましたが,戦中戦後の話でありながらも,バブル
期だから通じる不動産ネタもツボでした。無名だった田中美佐子,渡辺裕之,
高木美保の知名度を高めたパワーも忘れられません。
 もうすぐ桃の花が咲くシーズンですが,桃の花をみると「愛」のオープニン
グを思い出します。あれから18年,「こんな昔の話なんだ」と思います。
>嵐シリーズすべてDVDになる事を夢見てるんだけど、難しいのかな。
 東海テレビの昼ドラマが今年で40周年を迎えるだけに,「華」「夏」も
そろそろDVDになってほしいですね。昨年の今頃は,KBS京都の「愛」,
テレビ大阪・ファミリー劇場の「華」と一気に作品を振り返る機会があった
のが個人的には良かったですね。勢いで「愛」のツボ探しをしていたのが懐
かしいです。
820名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 22:59 ID:BpTgdF3K
>>816
「夏の嵐」のテーマ曲は、以下のCDに収録されていますよ。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G6WS/qid=1081691891/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/250-0160794-6745050
821名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 15:24 ID:JKXO1kKy
 とちぎテレビで日曜日朝7時30分から再放送していた「愛」が5月16日
で終了し,翌週の23日からは「夏」をやるようです(とちぎテレビホーム
ページによる)。
822816:04/04/22 17:12 ID:S+LjqnBR
>>820
うぉぉおお、サンクスです!
823まむし男爵:04/04/25 21:19 ID:c1BXqLvy
>>816

Gクレフというグループが演奏してましたよね。
824名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/27 13:25 ID:kBncKq4o
どなたか、とちぎTVの「夏の嵐」見た方いますか?
825名無しさん@お腹いっぱい:04/06/06 00:31 ID:f14Nzz00
天堂、おたか!
826名無しさん@お腹いっぱい。
aiarashi 復活age