>>301 いまさら社会主義はあり得ない。
が、そう思われてしまうと実は既存の構図で既得権益を貪る側の「思う壺」でもある。
実際、日本で戦後社会主義というのはそれ以前からあり得ない選択だった。
しかし、「ひょっとしたらあり得る」と思わせるのもテだったんだ。
問題は、細かな政策や手法はそれを担当する政治家に任せるしかない国民としては
いかにして「おまえら、少しは我々の為に働かないとひどいことになるぞ」と政治家に
思わせることだ。
実際、政権政党の人間は「日本が社会主義国家なんてことになったら日本は滅びる」
という危機感はもっていたはずだ。
その危機感こそが、日本の舵取りを真剣にさせる「歴史上の秘訣」だったんだ。
それがなくなってしまった今、政権政党の人間に本気にさせる要素はない。
これは政治家の能力の問題ではない。優れた政治家など、それ以前もそうはいない。
それは、このままでは困る立場の国民が仕掛けなければならない要素だ。