>>46つづき
細身で身体も丈夫な方ではない彼が、ケガの多い選手だということは、よく知られている。
2012年、初めての世界選手権では、直前の公式練習で右足首を捻挫し、猛烈な痛みを堪えながら滑って、3位に。
2013年、オリンピック出場枠がかかった世界選手権でも、現地入り前のテレビの撮影で無理をし、膝を負傷。
ショートプログラムで2つのジャンプミスをするなど苦戦しつつ、総合4位に入る健闘を見せている。
肝心な試合で、いつもケガをする……そんなふうに揶揄された彼が、万全の調子でのぞめたオリンピックシーズンは、
グランプリファイナル、ソチ五輪、世界選手権で優勝。ケガをしなければ無敵じゃないか! などと、賞賛の声があがった一年だった。
しかし今回、フィンランディア杯欠場の要因となった腰の痛みは、ソチの頃からずっと彼を悩ませ続けていたものだった。
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