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名無し草:
大野さんのダンスのセクシーは・・・違うのよ。
真っ赤な口紅を塗った女の、あからさまな誘いではなく
近松の世界に描かれる道行の男女のような・・・艶と色気。そして情念。
「この世のなごり 夜もなごり 死にに行く身をたとふれば、
あだしが原の道の霜 一足づつに消えて行く 夢の夢こそあはれなれ」
このひとのダンスは、削ぎ落とした美。
私は、大野さんのダンスに「和」の世界観を感じるんです。
彼のダンスが、海外でどんな評価を得るのか、実は興味があります。
今日も孤高の表情で、完璧に踊っていましたけれど。
「Hit the floor」
どんな世界を魅せてくれるのでしょう。
サラッと踊るような気もするし。
「TOP SECRET」のような腰使いも?
大野 智の世界を、堪能する。
それが、最高の贅沢・・・。