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10名無し草
もしかしたらこのスレの趣旨と異なるかもしれないが、俺の体験した怖い話を聞いてくれ。
不快だったら途中で止める。
それと、文章力が無いから誤字などがあるかもしれないけど、そこは大目に見てほしい。
十年以上前の話なんだけど、俺が朝犬の散歩をしていたときの話だ。
俺の散歩コースは、中学校の前を通って、しばらく道なりに行って、また元きた道を
戻るってコースなんだが、その日もいつものコースを散歩していた。
さて、そろそろ家に帰か、と元来た道を歩いていると、遠くに一台の黒い車が見えた。
その黒い車は中学校の正門の前に乗り上げるように停車していたから、すごく記憶に残ってる。
兎に角とても不審だったんだ。まだ時刻は朝の五時前だったし、その時間は学校の正門なんて
開いてないからだ。そんな時間に正門前に乗り上げるように停車していたんだよ。
中から中年の男が出てきて、正門前に何かを置いた後、その車は去って行った。
その男は多分俺の姿に気付いてなかったと思う。そこそこ距離は離れていたし、車の進行方向の
逆側から俺は歩いていたからだ。
俺がその正門前に辿り着くと、そこには人間の首が置いてあった。もっとも、この時の俺はこれが
本物の首とは思わなかった。タチの悪い悪戯だと思っていたから、そのままスルーして家に帰ったんだ。
ここで重要なのは、その首が正門の前に置かれていたことだ。
続く。