肴6400

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500名無し草
久し振りにしばらく離れていたからか。とにかく、2時間前、スタジオに程近い安ホテルで
落ち合った俺達は、夕飯も食わずに、まだ師走の夕日も沈みきらぬ時間にこうして
快楽をむさぼっている。
「ココがか?」
 半ばまで抜き、一気に突き上げると、仲村は嬌声をあげた。
「んっ…ぁあ!――そ…こっっ、……ぁあっ…!」
 大きく揺さぶられながらこくこくと頷く。ローションで適度に潤った仲村のそこが、
俺を包み込み、絡み付くように愛撫する。
 俺にしがみ付いていた腕の力が抜けた。人形のようにがくがくと揺れる仲村の身体を、
俺が代わりに抱いて支えてやる。
 より深く繋がる姿勢に、再び仲村の腕が伸びてきた。熱に潤んだ目で見上げてくる。
「――ともかず…は――気持ち、いーか・・・?」
「ああ・・・・・・イきたいのか?」
 仲村がこう訊いてくるのは限界の意思表示だ。
 頷く仲村に、「やっぱり、まだ俺は気持ちよくねぇ」あるいは「はっきり言え」と
意地悪をしようかとも思ったが、きつく俺を包み、言葉以上に素直に俺を求めてくる仲村の
身体に促されて、俺は絶頂をめざした。