まさに山口二郎氏のような「政治学の立場からの批判の矢」が、朝日新聞をはじめとするリベラルな
マスコミをも巻き込んで多くの国民を、とにかく極悪非道の官僚を叩いて政治主導のカイカクをやっ
ているんだから正しいに違いないという気分にもっていったのではないかと私は思うわけです。
ちなみに、この対談にはこういう注目すべき発言もあります。
>竹中 法律の問題もあるのですが、労働監督が現場で機能していないというのも大きいんですよね。
ここがしっかりしていれば、サービス残業なんて許されないはずなのに。
山口 監督署が人手不足に陥っているという実態もあります。レフェリーが絶対的に足りない。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c012.html