ガラスの仮面ネタバレスレ6

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3名無し草
ネタバレ

真澄(信じられない…なぜマヤがあんな事を。
   俺らしくもないついカッとなってあんな事を言ってしまった。)
水城「聞きましたわよマヤの事。
  詩織さんのウエディングドレスをジュースで汚して指輪を盗んだのですって?
  信じられない話ですわね。でも現場をご覧になったのですから、信じないわけにはいきませんわね。
  問題はマヤがなぜそんな事をしたかですわね。理由は何なのでございましょう。
  詩織さまがマヤに恨まれるような事は?」
真澄「ありえない。」
水城「では今度の件はあなたをターゲットに嫌がらせ…という事でしょうか?
   まあ今までの事を考えれば憎まれても当然でしょうけれどただ…
   あの子らしくありませんわね。
   あの子は単純と言っていい程素直で真っ直ぐな子ですわ。
   憎しみを他の人にぶつけるなど考えられませんわ。ましては詩織さんの指輪を盗むなど」
真澄「ああ…わかっている」
水城「何か裏がありそうですわね。女の直感ですが…。まあこんな時間、そろそろ失礼しなくては
   あ…最後に一言真澄さま。詩織さまを愛してらっしゃいますの?」
真澄「! なぜそんな事を聞く」
水城「クス…。どうやらその表情がお答えのようですわね。
   失礼あなたが少しも幸せそうに見えなかったものですから。
   では私はこれで。失礼します。速水社長。」
4名無し草:2009/11/23(月) 17:14:00
歩道橋で泣いてるマヤ
(初めてだった…あんな速水さん。心が凍りつきそうだった。
 婚約者…愛してるんだ詩織さんの事ものすごく。
 当たり前だよね婚約者なんだもの。分かっているのに心が痛い。
 どうしてこんな事になっちゃったんだろ。
 どうして詩織さんの婚約指輪が私のバッグの中に入っていたの…?
 詩織さんのウエディングドレスの染みわざとじゃないのに。
 きらわれた…きっと本当にきらわれた…
 どんな言い訳したってもう聞いて貰えない。どうすればいいんだろ…?あたし…
 速水さん 紫のバラのひと…!
 あなたに嫌われることがこんなにも切なくて辛くて悲しいことだったなんて…!)

鷹宮邸に水城が真澄の届け物を持っていく。
鷹宮邸では月に一度花屋に家中の花を生け変えて貰っていた。
詩織「素敵な紫のバラね…」
花屋「ええ特に美しいものをお入れしました」
詩織は生け花から紫のバラだけ抜き出しハサミで花を切り落とし始めた。
詩織「覚えておいてくださる…?わたくし紫のバラが大嫌い…!」
呆然とする花屋。ぶちぶちバラを切り続ける詩織。影から見ている水城。
水城(詩織さま…!?なんなの?これは一体…!?)
詩織「もう二度と持ってこないで?」
花屋「は…はい!」
水城(紫のバラが大嫌い…?なぜ…?なぜそこまで?信じられない…詩織さま…)
5名無し草:2009/11/23(月) 17:15:06
姫宮邸
亜弓(部屋の中が暗い。今日は曇っているの?日差しが温かい。
   ああこの感じ…晴れてるきっと眩しい程に明るい。はっきり見えたり見えなかったり…
   いつも視界が不安定。でも日差しの温もりで晴天がわかる。
   気づかなかったわ今まで…この皮膚の感覚…日差しを覚えてた)
お茶を手元が狂ってテーブルから落とす亜弓。ばあやが心配しても一人で歩いて稽古に出かける。
亜弓「ついてこないで!一人で歩きたいの。それにねばあや。舞台の上では私はいつも一人。
   ばあやにお供なんかして貰えないわ」
   (そうよ…わたしはひとり…いつだってひとり…いつだって舞台の上ではひとりで闘っている。
    まただわ。ふいに霞がかかったようにぼんやりとなる…別の世界になるようだわ…
    目を閉じれば人の会話に
    車の音…音の洪水。人の動く気配 通り過ぎていく人の匂い。近づいてくる音遠ざかっていく音…
    目を閉じていても距離感はわかる…空気の音に人の気配…音…大丈夫…!私はやれるわ…!)

劇団オンディーヌ新東京スタジオ
「さあさ皆の衆、大神様のシルシを受けてくだされ。頂いたものは無病息災、長寿延命、福徳円満」
「シルシを!シルシを!紅を!紅を!」
シルシを求め集まってくる人が霞んで見える亜弓。
亜弓(どうしよう…手元が狂ったらきっと目の事を気づかれてしまう…息遣い…?ではきっと…ここ)
震える手で額を指し何とかやり過ごす。
   (大丈夫…!芝居をやれるわ…!)
休憩に入り床に落ちてる台本を気づかずに踏んでいく亜弓を見てハミルが驚く。
   (やるわ…何としてもやってみせる…!「紅天女」!私の阿古夜…!)
6名無し草:2009/11/23(月) 17:16:12
「阿古夜何度言ったらわかる!人間など信用できぬ!あの男はきっと我らを滅ぼす」
「誰もあの方を追い出す事はできませぬ。毒草でも死にませぬ」
(できる…芝居ができるわ。少し見えにくくても耳があるわ。声を聞けば距離感が掴める動きも分かる。)
「おお…これはどうしたことじゃ…急に風が」「なんと…水が川を上っていく」!
(このあと私は回転しながら奥まで行き、後ろに飛び上がって岩の上に立つ…回転しながら…
 周りがよく見えない…前より闇が濃くなっている…!
 回転しながら奥へ…後ろ向きに飛び上がって岩の上に立つ
 そこで阿古夜から精霊の女神への変身…女神としての演技が始まる…
 いわばこの場面は紅姫が女神へと変身していく変化の演技…
 その為に体育倉庫を使ってあれ程稽古をしていたのに!
 どうすればいい?もしこれが本番だったら…これが本番だったら…!?)
身動き取れない亜弓を見てざわめく周囲。

深夜午前0時。誰も居ないスタジオで亜弓が明かりをつける。
(昼間は少し疲れてるといって休ませて貰ったけれど、
 あれが本番だと思うと死んだ方がマシだわ!
 私の眼何とか試演まで持って欲しい!でも少しずつ悪くなってる気がする。
 このままで今まで通りの芝居なんか出来ない!)
明かりを消す亜弓
「見えないってきっとこんな感じね。どこに何があるかもわからない。」
(でも覚えているわ…部屋の大きさ道具の配置…やってみよう闇の中で。
 わたしの阿古夜…!わたしの紅姫…!そしてわたしの紅天女…!
 演ってみよう…!闇の中で…!)

来月へつづく