454 :
名無し草:
風呂から上がった俺を待ち構えていたのは、俺の服に身を包み、俺のカメラを抱え、
俺のベッドに寝転がった年上の男だった。
「おかえり、ばぁちょんv」
もちろん、恋人では、ない。
「今すぐ帰ってもらっていいですか」
「え、マサってこういう感じじゃねえの?せっかく優しい桐山さんが徹くんのために
恋人のマネをしてやったのに」
「ちげーよ!つか似てねえし!キモいし!!」
マジないわ。鳥肌立った。
「はいはい悪うございました。で、何。わざわざ呼んだからには何かあんだろ?」
「あー、まあ…」
「どうせマサのことだろ?」
「まあ、そうなんですけど」