ACT.734

このエントリーをはてなブックマークに追加
376名無し草
「あ、はあぁ…っば、ちょ…ぉん…っあぁ…こすれ、っ…て…あぁ、きもち、いー…っ」
「んっ…ふぁ…っあ、あ、…こす、あぁっ…まさ、…ぁ…っまさ…っ」

小さな粒も腹を打つ欲望も擦りつけ合って、二人は快楽に蕩けた声をあげる。涎が口の端を伝い、どちらともなく唇を貪ったせいで飲み込みきれなくなったそれが、顎から鎖骨に落ちた。
玉のような汗と混じり、中河内は唇を離し舌でその行方を追っていく。子虫の這うようなくすぐったさも今の馬場には確かな快感で、引き攣るような声で視線を虚ろに彷徨わせる。

「あー…あぁぁ…」

白い肌は上気して桃色に染まり、中河内の唾液と自らの涎に濡れた唇が震えた。頭の中にもやがかかやったように思考のピントが合わず、気持ちいい、それだけしか考えられなくなる。
マサ、と擦れる声で恋人の名を呼ぼうとしたとき、強い刺激が胸の粒を襲った。

「あぁ!あっ…あ、マサ…っあ…なぁ…か、噛む、な…っ!」
「ふぁ…あ、はぁ…ん、す、きぃ…っば、ちょ…すき…は…」