皇室の伝統を守る国会議員の会、1年ぶり再開
2007.12.12 19:02
超党派の「皇室の伝統を守る国会議員の会」(島村宜伸会長)の勉強会が12日、宮内庁の風岡典之次長らを招いて第3回勉強会を開き、活動を約1年ぶりに再開した。
勉強会では、皇太子ご夫妻の長女で皇位継承権を持たない愛子さまと、秋篠宮ご夫妻の長男で、継承権3位の悠仁さまの養育体制について議論。東宮侍医団が控える愛子さまに比べ、
悠仁さまには侍医がいないなど体制が不十分なのではないかとの指摘に対し、宮内庁側が「表向きは差があるように見えるが、内容的には遜色(そんしよく)のないよう十分配慮しているつもりだ」と説明した。
同会は今後、皇族が一般国民と同様の住民税や相続税を払わなければならない現行法制の見直しなどについてテーマごとに検討する。また、平成21年の天皇陛下ご即位20年奉祝事業などを民間団体ともに計画する。