【ソース】皇室の中の人【キボンヌ】Part3

このエントリーをはてなブックマークに追加
488名無し草
死海の水をなめたかった---ヨルダン訪問の折、同行記者団と
   (昭和51年6月10日:駐ヨルダン日本大使公邸)
記者:死海はどうでしたか。
皇太子:死海では水際に行けなかったが、塩からいといわれる水をなめてみたかった。
記者:ヨルダン渓谷の印象は。
皇太子:水のあるところでは緑なのに、水が途切れると、にわかに砂漠になる。
   勉強はしてきたものの、やはり実際に見てみないとわからないものですね。
記者:ヨルダンの食べ物では何がおいしかったですか。
皇太子:よく覚えていません。
編者脚注:侍従によると、夫妻は訪問地の食べ物に大変興味を持ち、おなかをこわすの
   ではないかと周りが心配するほどよく食べたという。

アラビアに行けるとは夢のよう---サウジ・スリランカ訪問を前に
   (昭和56年2月24日:東宮御所檜の間)
記者:公式訪問されるサウジアラビアについて、期待、抱負を。
皇太子:ハリド国王にお会いするのは初めてで、楽しみにしています。
ファハド皇太子とは20数年ぶりの再会なので、これも非常にうれしいことです。
美智子妃:結婚まもなくの頃、皇太子様がよく「砂漠の王者」という本を読んでいて、アラ
   ビアの話をして下さったのを覚えています。
この国に行けるとは夢のようです。
記者:スリランカについてはいかがですか。
皇太子:初めて訪問する国だけに楽しみにしています。
美智子妃:子どもの頃に、ムーンストーンという美しい石を見て、スリランカとは優しい、
   美しい国というイメージがあります。

「新天皇家の自画像 記者会見全記録」薗部英一:編