◇◆◇◆有閑倶楽部を妄想で語ろう28◇◆◇◆

1 ：名無し草：2007/06/06(水) 18:47:48

ここは一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」が好きな人のためのスレッドです。
前スレ　
◇◆◇◆有閑倶楽部を妄想で語ろう27◇◆◇◆ (dat落ち)
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1170116147/

お約束
　■sage推奨　～メール欄に半角文字で「sage」と入力～
　■妄想意欲に水を差すような発言は控えましょう
＊作品への感想は大歓迎です。作家さんたちの原動力になり、スレも華やぎます。

関連サイト、お約束詳細などは>>2-6の辺りにありますので、ご覧ください。
特に初心者さんは熟読のこと！

2 ：名無し草：2007/06/06(水) 18:49:31

◆関連スレ・関連サイト

「有閑倶楽部　妄想同好会」 http://houka5.com/yuukan/
　ここで出た話が、ネタ別にまとまっているところ。過去スレのログもあり。
　＊本スレで「嵐さんのところ」などと言う時はココを指す(管理人が嵐さん)

「妄想同好会ＢＢＳ」 http://jbbs.livedoor.jp/movie/1322/
　上記サイトの専用ＢＢＳ。本スレに作品をＵＰしにくい時のＵＰ用のスレあり。
　＊本スレで「したらば」と言う時はココを指す

「有閑倶楽部アンケートスレッド」
　http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1322/1077556851/
　上記ＢＢＳ内のスレッド。ゲストブック代わりにﾄﾞｿﾞｰ。

3 ：名無し草：2007/06/06(水) 18:50:36

◆作品ＵＰについてのお約束詳細（よく読んだ上で参加のこと！）

＜原作者及び出版元とは全く関係ありません＞

・初めから判っている場合は、初回ＵＰ時に長b編／短編の区分を書いてください。

・名前欄には「題名」「通しNo.」「カップリング(ネタばれになる場合を除く)」を。

・性的内容を含むものは「18禁」又は「Ｒ」と明記してください。

・連載物は、2回目以降、最初のレスに「>○○(全て半角文字)」という形で
　前作へのリンクを貼ってください。

・リレー小説で次の人に連載をバトンタッチしたい場合は、その旨明記を。

・作品ＵＰする時は、直前に更新ボタンを押して、他の作品がＵＰ中でないか
　確かめましょう。重なってしまった場合は、先の書き込みを優先で。

・作品の大量ＵＰは大歓迎です！

4 ：名無し草：2007/06/06(水) 18:52:09

◆その他のお約束詳細

・萌えないカップリング話やキャラ話であっても、妄想意欲に水を差す発言は
　控えましょう。議論もＮＧ(必要な議論なら、早めに別スレへ誘導)。

・作家さんが他の作品の感想を書く時は、名無しの人たちも参加しやすいように、
　なるべく名無し(作家であることが分からないような書き方)でお願いします。

・あとは常識的マナーの範囲で、萌え話・小ネタ発表・雑談など自由です。

・950を踏んだ人は新スレを立ててください。
　ただし、その前に容量が500KBを越えると投稿できなくなるため、
　この場合は450KBを越えたあたりから準備をし、485KB位で新スレを。
　他スレの迷惑にならないよう、新スレの1は10行以内でお願いします。

5 ：名無し草：2007/06/06(水) 18:53:23

◆初心者さんへ

○２ちゃんねるには独特のルール・用語があるので、予習してください。
　「２ちゃんねる用語解説」http://www.skipup.com/~niwatori/yougo/

○もっと詳しく知りたい時
　「2典Plus」http://www.media-k.co.jp/jiten/
　「２ちゃんねるガイド」http://www.2ch.net/guide/faq.html

○荒らし・煽りについて
・「レスせずスルー」が鉄則です。指差し確認(＊)も無しでお願いします。
　＊「△△はアオラーだからスルーしましょう」などの確認レスをつけること

・荒らし・アオラーは常に誰かの反応を待っています。
　反撃は最も喜びますので、やらないようにしてください。
　また、放置されると、煽りや自作自演でレスを誘い出す可能性があります。
　これらに乗せられてレスしたら、「その時点であなたの負け」です。

○誘い受けについて
・有閑スレでは、同情をひくことを期待しているように見えるレスのことを
　誘い受けレスとして嫌う傾向にありますので、ご注意を

6 ：名無し草：2007/06/06(水) 18:54:27

◆「ＳＳスレッドのガイドライン」の有閑スレバージョン

＜作家さんと読者の良い関係を築く為の、読者サイドの鉄則＞
・作家さんが現れたら、まずはとりあえず誉める。どこが良かったとかの
　感想も付け加えてみよう。
・上手くいけば作家さんは次回も気分良くウプ、住人も作品が読めて双方ハッピー。
・それを見て自分も、と思う新米作家さんが現れたら、スレ繁栄の良循環。
・投稿がしばらく途絶えた時は、妄想雑談などをして気長に保守。
・住民同士の争いは作家さんの意欲を減退させるので、ﾏﾀｰﾘを大切に。

＜これから作家(職人)になろうと思う人達へ＞
・まずは過去ログをチェック、現行スレを一通り読んでおくのは基本中の基本。
・最低限、スレ冒頭の「作品ＵＰについてのお約束詳細」は押さえておこう。
・下手に慣れ合いを求めず、ある程度のネタを用意してからウプしてみよう。
・感想レスが無いと継続意欲が沸かないかもしれないが、宣伝や構って臭を
　嫌う人も多いのであくまでも控え目に。
・作家なら作品で勝負。言い訳や言い逃れを書く暇があれば、自分の腕を磨こう。
・扇りはあまり気にしない。ただし自分の振る舞いに無頓着になるのは厳禁。
　レスする時は一語一句まで気を配ろう。
・あくまでも謙虚に。叩かれ難いし、叩かれた時の擁護も多くなる。
・煽られても、興奮してレスしたり自演したりｗする前に、お茶でも飲んで頭を
　冷やしてスレを読み返してみよう。
　扇りだと思っていたのが、実は粗く書かれた感想だったりするかもしれない。
・そして自分の過ちだと思ったら、素直に謝ろう。それで何を損する事がある？
　目指すのは神職人・神スレであって、議論厨・糞スレでは無いのだろう？

7 ：名無し草：2007/06/06(水) 19:00:10

ﾃﾝﾌﾟﾚは以上です。
前ｽﾚは、狼が壊れたことに伴う難民への狼住人大量流入→新ｽﾚﾗｯｼｭのため、
落ちた模様です。
狼板が復活し、難民も落ち着きを取り戻しつつありますので、新ｽﾚ立てました。
本ｽﾚでも、作品たくさん読めますように。。

8 ：名無し草：2007/06/06(水) 22:24:58

>1
乙です！！
連載の続きや新作が、どんどんきますように...

9 ：名無し草：2007/06/07(木) 11:04:25

>1
乙です。
迷子になってた住民さんも戻ってきますように。

10 ：名無し草：2007/06/08(金) 04:51:34

>1
乙です！
とりあえずせっせとﾎｼｭしときます。

11 ：名無し草：2007/06/08(金) 21:15:28

>1
ありがとうです！
続いて保守。

魅×可も好きですが、何気のこの頃清×可にはまっていたりします…
多分倶楽部内カポーの中でも一番エロいと思うのだけれどなぁ。
あんまり需要はないようですが★みなさん如何ですか？
やっぱり清四郎ちゃんには悠理になっちゃうのかしらん？
（それはそれで好きなのですが）

要は雑種ということですね。なんかネタ考えてきまーす(^^)/

12 ：名無し草：2007/06/08(金) 22:42:42

>11
清×可は、私も一番大人の色気があると思う。
このスレに来るまで想像できなかったｶﾎﾟｰだけど、意外としっくり来た。
私もすっかり雑食ですわ。

ところで、だんだん暑くなってきたけど、夏の恋だと誰が一番はまるかなぁ。
海辺だと悠理？避暑地だと野梨子？
可憐は場所は問わなさそうだよね。

13 ：名無し草：2007/06/09(土) 00:17:52

>12

夏の恋は魅録かなぁ？原作の南の島のイメージが強いのかもしれません。
あとは夏だからということもあってか（!?）、健全な青少年として
体力的にも激しくなりそう。

>11
確かに清×可は卑猥な感じがするよねぇ。
魅×可とは別の意味で激しそうなイメージ。どうも可が幸薄い感じがして
なかなか清×可だとHappy endingで終わらなさそうな気がしてしまうのですが
原作で男を見る目がないだけに、幸せになってほしいものですね。

14 ：名無し草：2007/06/09(土) 20:52:27

清×可は倶楽部の父母コンビなだけに大人っぽい雰囲気はイケる。

知り合った最初は可憐のことを軽く見下し気味だった清四郎が
少しずつ可憐の内面を知るにつれて徐々にに惹かれていく...なんて展開が好き。
本編でも意外とツーショットが多いので妄想の余地は多いね。
クイズの話の時なんか美童が各地の女とデートしている間は二人きりだったはずだし。
まぁ、私はどのｶﾎﾟｰでも妄想してしまうのだけれど。

夏の恋は魅禄のイメージが強いなあ。野梨子や悠理なんかも良さげだけど、
美童だけはあんまり夏っぽくない気が。彼の恋は季節を超越しているのでw

15 ：名無し草：2007/06/10(日) 03:53:53

悠理も夏っぽいイメージ。
魅×悠だったら夏だなぁ。。。

清×悠だと結構どの季節もイケそうな気がする。
美×悠だと冬かなぁ。美童ってクリスマスが倶楽部内で一番似合う
イメージがする。かなり勝手な解釈で申し訳ないのですが。

やっぱり出身が北欧なだけに雪とか冬とかになるのか、もしくは
年中行事（イベント事）が似合う男なのか。

何気に美×悠って好きなんだよねぇ。
昼間は悠理がイニシアチブ取って、夜は美童が悠理を引導…
っくー萌える。雑食な私。

16 ：名無し草：2007/06/12(火) 01:50:20

なんだか反応薄いね★
すぐにこのスレ落ちちゃうのでは？？

ということで

17 ：名無し草：2007/06/12(火) 03:14:37

どの組み合わせでも美味しく頂けるのが有閑のすごい所。

今日雨がしとしと降ってるのを見て、
可憐がアンニュイな表情で窓際から雨粒を眺めてたら絵になるだろうなあと思った。
悠理なら眩しい日差しの下芝生に寝そべってお昼寝、
野梨子なら柔らかな日差しの下で文庫本片手にうとうとしてたら萌える

18 ：名無し草：2007/06/12(火) 10:22:48

あ、新スレ立ってる。

私にとっては野梨子が雨っぽいイメージだなぁ。
悠理が太陽の下で、可憐は冬っぽい

19 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け：2007/06/12(火) 10:49:52

中篇投下します。
魅×悠で、ほんのちょっとだけ清悠っぽい要素があります。
全部で３０レスぐらいで、２回に分けてアップします。

20 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１）：2007/06/12(火) 10:52:06

　――仰げば尊し我師の恩。
「終わってしまったな」
　蕾は膨らんでいるがまだ咲かない桜の枝を見つめながら、清四郎が言う。
　今しがたまで、彼はファンを自称する生徒達にもみくちゃにされていた。
この寒空の下、制服の上着を奪われ、強引に鞄を交換させられ、強引に頬へ
キスされ、鉄壁の元生徒会長さまも今日に限っては形無しだった。
　可憐と野梨子、それに美童はどこに行ったのだろうか。
　それぞれのファンから逃げているうちに散り散りになってしまった。
「本当にあっという間」
　呟きに感傷の名残はあったものの、清四郎の表情は存外さばさばとして
おり、えぐえぐといつまでも泣いている悠理とは対照的だった。
「ああもう、いつまでも泣くなよ！」
　悠理の柔らかな猫っ毛を魅録がわしゃわしゃと掻き混ぜる。ぐっと詰まった
彼女は一度涙を引っ込めようと目を瞑ったが、結局すぐに頬をしとどに濡
らせることとなった。口を開けば言葉は嗚咽に飲み込まれた。
「ヒック、だ、だって。ヒック、も゛も゛もうながなが会え゛」
「はいはい、何言ってるか分かんねぇから」
　魅録は分かっているのだろうか。
　仕方がねえなぁと言わんばかりの優しいため息に、一層涙が溢れるのだと
いうことを。
「この世の終わりみたいな顔すんなよ」
　魅録は京都の大学に進む。やりたいことがありすぎて進路を決めかねて
いた魅録は、最後の最後まで悩み倒した挙句、一応、という但し書きが付
くものの電子工学の道を歩むこととなった。

21 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２）：2007/06/12(火) 10:55:07

　考えることが面倒になった魅録が戯れに「いっそのこと聖プレジデント
の大学部に進もうか」と言ったとき、「お前はやりたいことをやれっ」と
怒鳴りつけたのは悠理自身だ。
「美童はスウェーデンに帰っちまうけど、悠理ならすぐ会いに行ける
だろう。俺も京都の大学だけど同じ日本国内だし。たかだか学校が変わる
だけじゃねえか。な？」
　そんなの嘘だ、と悠理は内心で思う。
　確かに大学在学中はすぐに会えるかもしれない。しかしそれぞれ進路が
分かれ、四年後にはみんな社会に出るだろう。
　――きっと何もかもが変わってしまう。大人になるってことはそういう
ことだって、あたい馬鹿だけど知ってるぞ。
　しかし浮かんだ言葉を彼女はそのまま飲み込んだ。
「ん、そうだな」
　未だ自分の頭上にある魅録の手からさりげなく逃れると、悠理は割り
切れぬ思いを隠して、彼のために笑って見せた。
「今日はパーっと騒ごうぜっ」
「そうこないと。――そろそろ可憐たちを探しに行こうか」
　ようやく笑顔を見せた悠理にほっとした魅録が、ばんばんと彼女の背中
を叩き、肩を並べて連れ立った。
「痛てぇな」
　相変わらず笑いながらそう文句を言いつつ、悠理は後ろを振り返った。
「清四郎も行こうぜ」
「ええ」
　それまで沈黙を保っていた清四郎が気遣わしげな眼差しを送っている
ことに悠理は気づきながら、しかしついと視線を逸らした。
　――今こそわかれめ、いざ、さらば。
　悠理の青春時代はそんなふうに幕を閉じた。

22 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（３）：2007/06/12(火) 10:56:29

　＊　

　いっそ叫びたい。

　＊

「はんっ。大枚はたいて小猿をめかしこませてもお里が知れるだけだわねっ」
　突如浴びせ掛けられた罵声によって、現実逃避気味に過去へ飛ばせていた
思考が引き戻された。
　取りあえずここで自分が何か口にしたら事態が悪化することは確実だった
ので、母親の方に眼差しを遣る。
「小猿で結構！　瓢箪のようなぼんくら顔をしたあなたの息子に比べれば
うちの悠理はまだしも上等でしょうよ」
（母ちゃんもよくやるよなー）
　悠理はぼんやりと目の前で繰り広げられる狐と狸の化かしあいを眺めて
いた。
　いつのなったら帰れるんだろーか。
　まるで塗りこめるようにはたかれたファンデーションが皮膚呼吸を妨げる。
　やたらにつるつるとして、身体のラインがぴったりと出るドレスが居心
地悪く、悠理は裾を掴んで弄ぶ。
　そして何より、ビュッフェ形式であり目の前に美味しそうなご馳走が
沢山並んでいるというのに、百合子の目が光っているうちはお皿を取ること
さえ出来やしない。
（うう、どうでもいいからとっとと決着つけてくれよなー）
　剣菱夫人は現在、社交界で目下仇敵とみなす女性と交戦中であった。
　当初はそれなりに体裁を取り繕いながら嫌味の応酬をしていたのだが、
だんだんヒートアップしてきたらしい。百合子がこめかみを引きつらせなが
ら白鳥麗子も真っ青の哄笑をあげたかと思うと、相手の女性はヒステリック
に百合子の夫・万作の悪口を喚きたてる。

23 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（４）：2007/06/12(火) 10:59:04

　目を白黒させているのは本日のホストを務めた大手都市銀の頭取を父親に
持つ青年だけで、後の参加者たちは苦笑しながら喧嘩の行く末を予想しあっ
た。
　お馴染みの光景であった。
　剣菱百合子の周囲にはいつも喧騒が絶えなかったが、それにしても場を
弁える彼女をここまで興奮させることの出来る人間というのも珍しい。
百合子の逆鱗に触れた人間は、大抵の場合において再起不能なまでに叩き
のめされるのみで、こうやって低レベルな口喧嘩に発展するものではない
のだ。
　よくもそれだけ毎回毎回争いのネタがあるものだと思うが、今回に限って
原因は自分らしかった。
　そもそも目の前の女性のひとことにはじまったのだ。
『流石、金を持っているだけの下品きわまりない男と、女中上がりの女
が生んだ子供だこと。良家の子女が聞いて恥ずかしい』
　天皇家が主催する恒例の茶会の席でのことだった。
　熱心に話し掛けてくる娘がいるなぁと思っていたら、それは皇族の血を引
く令嬢だったらしい。高等部時代のノリで、他愛無くまた可愛らしい少女の
相手をしていたところ、それを見ていた女性がそう呟いたのだ。
　どうやら息子の嫁候補に考えていた令嬢が、気に食わない剣菱百合子の
娘に夢中であるのが許せなかったらしい。

24 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（５）：2007/06/12(火) 11:00:33

　人の口に戸は立てられない。果たして、その呟きは剣菱百合子の耳に入っ
た。
　それならば、ということで今、悠理は過剰なまでに飾り立てられて、人形
よろしく無言で微笑んでいるのだった。そろそろ分厚く重ねられたファンデー
ションが笑顔の形にひびわれそうだ。
「あ、あの」
　死んだ魚のように虚ろな目をして、心なしか口呼吸まではじめた悠理の
手を引く人間がいた。
　なんだぁ？　と機械的に視線を遣ると、そこにいたのは三十代に入った
ばかりであろうかと思われる青年であった。なぜかオドオドと視線をさ迷わ
せている。気弱に背中を丸めているせいか、ブラックタイが絶望的に似合わ
ない。　
「なんだ……ですか」
「えっと、あの、俺……じゃなくて私と一緒にお話しませんか？」
　悠理は胡散臭そうに目を細めた。
　着飾った自分は、我ながら色っぽいんでない？　と思わせる出来だった
ものの、地に落ちまくっている自分の風評がそんなことで無かったことに
出来るものだとは思えない。自分でも全く取り繕おうという気持ちがない
からなおさらだ。
　ちらりと視線をさ迷わせると、誰もが百合子たちの諍いに注目する中、
一組だけ食い入るように自分たちを見つめる男女の姿があった。
（まあ、そんなことだろーと思ったけど）
　剣菱なんてそんなに魅力的なんだろーかと思いながら、悠理はあえて
にっこりと微笑んでみた。
　参考資料は笑顔で男を刺す黒髪の親友である。

25 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（６）：2007/06/12(火) 11:01:45

　笑顔の裏に隠されたものに気づかない青年は、ほっとしたような表情を
浮かべた。きっと彼の胸中では、剣菱を牛耳るといっためくるめく夢が
広がっているのだろう。
　なんて馬鹿な奴。
　――兄である豊作は、悠理が高校在学中に結婚した。保育園の保母を
していた一般の女性との電撃結婚は、政財界ではしばらく失笑の的だった
ようだ。
　口さがない人々は、万作が後継者を悠理の未来の夫に定めたのでは
ないかと噂している。
（本当に馬鹿ばっか）
　ねっとりと自分に絡みつく気味の悪い視線に悠理は辟易としていた。
　悠理にとって幸いなことは、家族が何も言わないことだった。もちろん
百合子は気紛れにいろいろな縁談を悠理に持ってくることはあったが、
真剣に抵抗すれば許してくれるだろう。多分。きっと。……だ、大丈夫。
「悠理さん？」
「あ、悪ぃ。聞いてなかった」
　急に素へ戻った悠理に青年は目を見開く。
「んじゃ、あたいはこれで」
　急にいろいろ面倒になった悠理は、人形のふりをやめてあっさりと
青年に背を向けた。視界の端に、屈辱にハンカチを噛み締めるナニガシ
夫人の姿が映ったからでもあった。どうやら百合子は言い争いに勝った
らしい。

26 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（７）：2007/06/12(火) 11:02:56

「ちょ、ゆ、悠理さんっ」
「あとあたいと結婚したいなら、取りあえず履歴書でも書いて五代に
でも送っといて。この場で自己紹介されても覚えられないからな」
　戯れにそんなことを言い置いたところ、数日後、本当に執事の五代
のもとに彼の履歴書が届いたのはまた別の話。

　帰りの車の中、パンプスを脱いだ悠理はようやくほっと一息をついた。
踝はすっかり赤くなっている。
「靴は気合よ」
　そんな娘の姿を見て百合子は大真面目にそんなことをアドバイスする。
悠理にとってこんな華奢な靴は拷問具でしかなかったが、訓練次第で
履けるようになるのだという。本当だろうか。
　近頃百合子は、悠理がそれほど抗わずに百合子の用意する服を着て
くれることが嬉しくて仕方がないようだった。
『ああ、やっと女の子を産んだような気分だわよ』
　嬉々ととして、上流階級の奥様方の会合に悠理をつれまわしている。
女の子らしいのは服装だけで、言動は相変わらずな点はあまり気に
ならないらしい。
　車内からぼんやりと流れていく景色を眺めていると、ふと百合子がそっと
肩を抱いてきた。

27 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（８）：2007/06/12(火) 11:04:18

「母ちゃん？」
「ねえ悠理ちゃん。正直に応えてちょうだい」
　滅多に聞かない甘い声で、ちゃん付けときた。
　不気味に思った悠理は思わず身構えるが、続いた台詞は予想外のもの
だった。
「あなた、好いた人でもいるの」
「―――はぁ？」
　唖然とした顔をした悠理に、自分が先走ったことを悟った百合子は
表情を元に戻した。
「何だ違うの。あなた最近すっかりしおらしいから、てっきりそうなの
かと思ったわ」
「はぁ」
「ままいいわ。いい機会だから言っておきます。好きな男が出来たんなら、
うちのことなんて気にせず捕まえなさい」
「か、母ちゃん？」
「私は男を産んだつもりもないけど、そんな覇気のない娘を育てたつもり
もありませんからね」
　きっぱりと言い放つ母の怜悧な横顔を見つめながら、悠理は溜息のよう
に細く息を吐き出した。
（父ちゃんや兄ちゃんは怖くなかったのかな）
（母ちゃんは後悔しなかったのかな）
　近頃悠理は、そんなことばかり考えている。

続く

28 ：名無し草：2007/06/12(火) 20:06:42

新スレ気付かなかった・・・遅ればせながら>>1乙！

そして＞祝福～
おお、新連載！めちゃ嬉しいです。新スレの門出を祝うようだｗ
流麗な文章、素晴らしい！続きをお待ちしております。

29 ：名無し草：2007/06/12(火) 22:18:50

おお！ New storyが…♪
ありがとうございます!!!

母ちゃん、じゃなかった百合子さん素敵すぎ。

>私は男を産んだつもりもないけど～
の台詞が百合子さんのイメージにピッタリです。

続きを楽しみにしています。

30 ：名無し草：2007/06/12(火) 22:25:47

>祝福～
早速、新作ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!
卒業式の情景が目に浮かぶようです。
もみくちゃの清四郎にちょっと萌えました。
悠理の脱力感はいつまで続くのか、心配です。
続き楽しみにしています。

31 ：名無し草：2007/06/12(火) 23:22:29

お、新連載だ～
これからどう魅悠になるんだろう。

32 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（９）：2007/06/12(火) 23:46:21

　　　　　　＊

　ときおり無性に叫びだしたくなる瞬間があたいにはあった。

　　　　　　＊

　瀟洒な町並みが続く石畳を上りきったところにエール邸はある。
　けっして便利な場所とは言えないものの、運転手による送迎を常とする
上流層の人間には利便性など問題にならないのだろう。
　中に通されると、すでにかつての有閑倶楽部の面々は揃っていた。
「久しぶり～」
　美童が軽い笑みを浮かべる。この友人は年々浮薄を装うのが巧くなって
いく。なんか屈折してんなぁと悠理は常々思うのだが、彼を理解する人間が
周囲にはたくさんいるから問題ないのだろう。美童の隣には隙なく和服を
着こなした野梨子がいる。うん、大丈夫だ。
「来てくれて嬉しいわ、剣菱さん」
　洒脱な笑みを浮かべながらも、紅茶を淹れるミセスエールの手つきは
芯の通った硬質の美しさがある。香りたつスコーンに、笑い声。暖炉を模
したストーブで燃える火は目にも温かである。和やかな様子の茶席に悠理
はうきうきして足を踏み入れた。
　趣味のよい部屋にはテラスがついている。真冬だというのに今日の日差
しはひどく柔らかく、室内を優しく照らしていた。寒さに紅潮した頬が
解けていき、悠理はにこにこしてスコーンを頬張る。
　高台に建つ屋敷の中でも特に見晴らしのよいこの部屋からは、白金の異国
めいた町並みが一望できた。北欧の豪邸をそのまま買い取って日本のこの地
に移築したというエール邸は、どこか悠理たちが通った聖プレジデントの
校舎を想起させる。

33 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１０）：2007/06/12(火) 23:47:55

「んで、今、悠理は何してんの」
　可憐が綺麗に整えられた指先でティースプーンを行儀悪く弄びながら
聞いてきた。途端に記憶は十年以上も前に飛ぶ。生徒会室でのティータイム
は、きまって彼女が口火を切った。
「なんもしてないよ。ぷーたろー？　ニート？」
「まあ、それが上流階級の子女のならいってやつかもね」
　可憐の言葉には全く嫌味がない。
　実際のところ悠理はただ無為に怠惰な毎日を送っているわけではない。
　母親の百合子に付き合って、いろいろな家の奥様やらお嬢様やらとの会合
に顔を出したり、独身の豊作のパートナー役を勤めたりとそれなりのことは
している。
　しかしながら、それら剣菱という家には必要なことであったが、必ずしも
企業としての剣菱に必要なことかといえば不明瞭なところであり、悠理自身
もそれを仕事だとは思っていなかった。倶楽部の面々もそんな悠理の状況を
知っており、あえてコメントを差し控えている。
　悠理自身の天真爛漫な特性だけでなく、剣菱に生まれた以上、通常の就職
は不可能だろう。
「可憐の方こそどうなんだよ」
「ふふん。この年になって学校なんてものにまた通うことになったのよ」
「前言ってたデザインだかなんだかの学校？」
「それがどっこい、ビジネススクールよ」
「はぁ？」
　まったく可憐に重ならない選択である。
「宝石デザインには興味があるけど、ママを助けるにはそういうのより経済
の勉強かなと。あたしの嫌いな数字と格闘するのかと思うと、うんざりなんだ
けどね」
「ビジネスの勉強は、経理の勉強とはまた違いますよ」

34 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１１）：2007/06/12(火) 23:50:58

　清四郎がにわかに興味を示して身を乗り出した。この男はそういうことに
首を突っ込むのが大好きなんだ、と悠理は苦笑する。
　彼は結局医者にはならなかった。今は大企業に就職し、ビジネスのことを
勉強中である。
　最近、清四郎は悠理の兄である豊作と親交を深めているらしい。剣菱の
後継者として悩み深き豊作にとって、破天荒な父親の経営美学よりは、
清四郎の言の方が参考になるようだ。
　一般家庭で生まれ育った妻を、ひいては剣菱を守るため、兄がいろいろ
無理をしていることを悠理は知っている。
「そうだといいんだけどねー」
　可憐はこれから始まる勉強の日々にはやくもうんざりとした顔を見せた。
いくら自分で決めたこととはいえ、やはり憂鬱なのだろう。可憐の気持ちが
よく分かる悠理は、尊敬の眼差しで彼女を見た。
「そういや魅録は？」
　何時まで立っても姿を現さない親友のひとりのことを野梨子が気にかけた。
自然と視線が悠理に集まる。いつまでたっても「にこいち」で扱われるもの
らしい。忙しい魅録とはなかなか連絡を取れない昨今、そのことが悠理には
不思議だった。魅録と遊ぶよりは、可憐や野梨子とお茶する回数の方が圧倒
的に多いにも関わらず、だ。
「知んない。最近連絡とってないもん」
「松竹梅さんは今日お仕事らしいのよ」
　残念そうにミセスエールがそう告げる。そっか、仕事じゃ仕方ないよなと
頷きながらも、倶楽部の面々はあからさまに落胆した。
　現在、もっとも仕事が充実している――有体に言えば多忙を極めている
のが魅録だった。
「……今度は松竹梅さんと一緒に来て頂戴。あなたたちが仲良くしている姿は、
お婆ちゃんになった私にはとっても眩しいものなのよ」
　お婆ちゃんと称するにはあまりにチャーミングなウィンクをしてミセスエール
がそう言うと、途端に雰囲気が和やかなものになった。

35 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１２）：2007/06/12(火) 23:54:07

　夕刻が迫り、一人二人と帰っていく。
　最後に残った清四郎と悠理が揃って席を立つと、ミセスエールは玄関先まで
見送りに出た。
　お抱えの運転手を呼んで帰ろうと思っていた悠理だったが、清四郎が剣菱家
へ送ってくれるらしい。豊作や万作に用事があるのだという。清四郎が愛車を
取りに駐車場へ向かっている間、悠理とミセスエールは向かい合っていた。
　なぜかミセスエールは無言だった。それがなんだか居心地悪く、悠理はそわ
そわしはじめた。無理やりにでも話題を出そうとした矢先、出し抜けのように
ミセスエールは言葉を紡いだ。
「あなたたちのような子にとって楽園であるように、学園を作ったのよ」
　ミセスエールの硝子球のように透き通った蒼い瞳は、鮮やかに入り射す茜に
染まり、今は紫色である。
　突然の発言をどう受け取ってよいのか分からず、悠理は首をかしげた。
　あるいは、悠理にではなく自分に言い聞かせるものだったのかもしれない。
ミセスエールの言葉はどこか述懐めいていた。
「でもね、剣菱さん。気が付きさえすれば、楽園は今ここにでもあるのよ」
　手を握られる。念入りに手入れをされてはいるが、年相応の皺のあるミセス
エールの指。気が付けば、彼女の瞳は空ではなく悠理に向けられていた。
（なんでそんなに、痛くって堪らないって顔をすんの）
　いつまでも茶目っ気たっぷりの年の離れた友人。人生の先輩に対する一定の
敬愛を持ちつつも、有閑倶楽部とはそんな風な関係を結んできたミセスエール。
しかし今彼女は、教師の顔をして悠理に温かで厳しい眼差しを注いでいる。
　悠理には、彼女が何を言いたいのか分からなかった。しかし反駁を許さぬ
空気がそこにあった。
「自分の幸せに自覚的になりなさい。あなたに諦めは似合わない」
　気がつけば、早い冬の日没が過ぎ、あたりは暗くなっている。悠理は自分
の表情がミエスエールに見えないことに、ほんの少しだけ安堵した。

36 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１３）：2007/06/12(火) 23:56:09

　間をおかず清四郎が車を回してきたので、ミセスエールはさりげなく握った
手をはずした。悠理もまた何食わぬ顔で助手席に乗り込む。
　しかし彼女の様子がおかしいことに清四郎は気づいたに違いなかった。
　彼はウィンドウの中から理由を問うようにミセスエールを眇め見たが、彼女
は微笑を浮かべるだけである。
　何かを察したのだろうか。言いたいことがあるだろうにも関わらず、清四郎
は言葉を飲み込んで車を発進させる。
　いつからか、そんなふうに清四郎に守られていることを悠理は知っていた。
それはあくまで友情の範囲内であったが、ただの友情というには過剰すぎる気遣
いだった。
「父ちゃんに何の用があんの」
　気不味さを振り払うように問うと、世界的な経済学者を紹介してもらうよう
万作に頼むつもりなのだという。清四郎があげたのは、万作の酒飲み友達として
何度か聞いたことがある名前だった。
　卒業前よりも増して、清四郎は頻繁に剣菱邸を訪れた。用件はいくらでもあった。
剣菱邸にあるスーパーコンピューターや、経営者としての万作や豊作との会話、
美味い酒。今回のように万作の広い人脈も清四郎には魅力的である。
　しかし今日に限って、用事云々は口実でしかなく、悠理自身もそのことを
なんとなく承知していた。
　とうとう来たか、といった気持ちだった。
　もしかして清四郎自身も迷っていたのかもしれない。その引き金を引いた
のがほかならぬ自分自身であることを悠理は疑わなかった。
　しばらく他愛もない話をしながら清四郎は車を走らせたが、まっすぐ剣菱の
家に向かうことはなかった。途中にある小さな公園に車を止めて、少しばかり
真面目な顔をして悠理に向き直った。

37 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１４）：2007/06/12(火) 23:58:03

　しらばっくれても良かった。「なんでこんなところに停めるんだ？」って
そ知らぬ顔で聞いてみれば、清四郎は悠理の気持ちを汲み取って、その言葉は
口にしなかっただろう。
　しかし悠理は何も言わなかった。何もかも承知しているという顔をして、
清四郎の視線を受け止めた。
　自分と自分の家族を包むやんわりとしたその眼差しに、全てを預けてもいいか
と思えるだけのものが清四郎にはあった。　
「結婚しよう」
　――なんて優しい言葉だったのだろう。後からこのときのことを思い返す度、
悠理は堪らない気持ちになる。それは思いやりに満ちた声であり眼差しだった。
　一度だけキスをした。
　清四郎が悠理の背後に手をかけると、ふたり分の体重にシートが軽く軋む。
　香水だとか煙草だとか、余計なものがなんにもない、パリっとした清四郎の
匂い。
　瞳を閉じる。
　誰かに自分の全てを預けるというのは、こんなに不安なことなんだろうか。
　初めての口吻けだった。清四郎はどうだろうか。女の噂は聞かないけれど、
この年で童貞であることを清四郎が自分に許すとは思えないから、そこそこ
経験あるのかもしれない。
　清四郎は大切なものを扱うように、悠理に触れた。

　――もし結婚することがあるのなら、相手はきっと清四郎だと思っていた。

38 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１５）：2007/06/13(水) 00:03:27

　別に悠理と清四郎は恋だ愛だのという友情を逸脱した関係であったわけでは
ない。高等部時代に結婚騒動が持ち上がったこともあったが、そこに恋愛
感情が絡むことはなかった。
　しかし大学部を卒業した頃より、悠理の脳裏にその考えはちらつくように
なったのだった。具体的に清四郎との将来を思い描いていたわけではなかった
が、可能性はいつも頭の隅にあった。
　ゆっくりと重なった唇が解ける。
　悠理が瞼を開く寸前、清四郎が溜息のような微苦笑を浮かべたのが分かった。
　――きっと自分もまた、同じ顔をしている。
　胸が引き絞られるような、痛みが走った。
　お互いにいろいろ考えていたのに、たったキスひとつ。それだけで、ああ駄目
だなとふたりは分かったのだ。
「結婚するなら悠理だと思っていたんですよ」
　悠理がずっと考えていたことと同じことを清四郎は言った。ちょっと間の
抜けた、困ったような顔をして。
　そしてやはり、過去形だった。

続く

39 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け：2007/06/13(水) 00:05:10

スレ占拠すみません。
あと、２回のｕｐっていうのが嘘になってすみません。
（計３０レスぐらいなのには変わりありません）

40 ：名無し草：2007/06/13(水) 06:50:29

>祝福～

何回に分けてもＯＫっすよー。
素敵な作品投下ありがとうです。

悠理も清四郎も過去形なのかー。
そーか、そーか、魅録ちゃんなのねん。。。と、勝手に萌えています。
早起きしたかいがありましたー★
今日も一日頑張ろうっと♪

41 ：名無し草：2007/06/13(水) 07:37:39

>祝福
素早いうｐ嬉しいです！
キスひとつでダメだな、とわかるあたりの描写に引き込まれました。
続きが待ち遠しいです。

42 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１６）：2007/06/13(水) 22:23:58

　――清四郎の求婚の後、悠理たちは何事もなかったかのように一緒に剣菱の
家に帰り、両親と晩飯をとった。
　静かに歩み寄り、静かに後ずさった。何事もなかったように友人の距離に
戻ることに戸惑いはなかったが、それでも暇を告げた清四郎を見送る気には
なれず、自室の窓から悠理は去っていくテールランプを見つめた。
　唇が重なる瞬間、悠理によぎったのはミセスエールの言葉だった。
　優しい未来。手を差し伸べてくれた清四郎。あたいはどうしてその手を取れ
なかったのだろう。
　思い浮かべていた未来が真っ白になり、少しだけ自由になったような、
不安なような、不確かでふわふわとした感じだけが悠理に残った。それは深夜に
なっても続き、ベッドに横になっても眠れそうにはなかった。ミセスエールと
清四郎の眼差しが重なる。どうしてそんな瞳で見つめられるのか分からない。
悠理はいつだって、楽しく生きてきたつもりだった。
（すっきりしない）
　寝台の中で何度目かの寝返りを打ったときだった。
　燃えよドラゴンのテーマ。
　はっとしてベッドサイドの携帯電話をとる。表示を見なくとも、相手は分
かる。　
　松竹梅魅録。
　今、誰よりも会いたくて、誰よりも会いたくない男。
　数秒の逡巡ののち、結局悠理は通話ボタンを押した。

43 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１７）：2007/06/13(水) 22:26:21

　魅録の用件は、深夜ドライブへの招待だった。
『悪いな、こんな時間に』
　申し訳なさそうな、しかし有無を言わさぬ声音だった。――考えるでも
なく、清四郎に何か言われたのだろう。
「いや構わない。あたいも久しぶりに走りたかったし」
　それに、と悠理は思う。
　風に身を任せたら、少しはこの胸のもやもやも、すっきりするかもしれない。
　ぼんやりしているうちに小一時間は経過していたらしい。携帯電話が鳴った
ので、悠理はあわてて上着を掴んだ。家族を起こさないようにそっと外に出る
と、やたら広い前庭を正門に向かって一直線に走る。
　ようやく見えた門の前で、バイクに跨ったままの魅録が煙草を吸っている。
ちょっと疲れたようにハンドルへもたれ掛かる背中がなぜか近寄りがたかった。
なんでだろう。自然に立ち止まろうとする自分の足を無理に動かし、悠理は
小走りで駆け寄った。街灯に照らし出しされる魅録の顔はもうすっかり大人の
顔だった。
　――大人だなんて。当たり前だ。自分たちをいくつだと思ってんの。
　悠理は自分を笑った。あまり良くない笑い方だと自分でも気づいていた。
「よ」
　軽く挨拶をしたのちに、背広ではないもののそれなりに落ち着いた格好を
している魅録の背中に、悠理はしがみ付いた。悠理自身はまるで高校生のよう
な服装であるのが気になる。
　魅録のダウンからは油の匂いがした。犬が鼻先を擦りつけるみたいにした
悠理に魅録は苦笑して、「今日は現場行ったからな」と言った。

44 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１８）：2007/06/13(水) 22:28:28

「仕事、楽しい？」
「ん。充実してる」
「……そっか」
　会話はそれだけで、あとは無言で魅録はバイクを走らせた。
　冬の夜はしっかり防寒しているのもかかわらず痛いくらいに冷たい。フル
フェイスのメットじゃなければ根を上げていただろう。
　町並みを楽しむ余裕もなく、悠理はただ夜の気配と身を切る風だけに身を
任せた。ほとんど目も閉じていたかもしれない。
　夜の首都高を走り、到着したのは横浜の湾岸だった。
　バイクから降りて、黒い海をぼんやり眺めていた悠理の側に、魅録は黙って
立っていた。ざわざわと波の音が煩い。
　頬をはたく髪が邪魔で、悠理は亜麻色の髪をかきあげた。なんとなく伸びるに
任せていた髪は、いまや肩に届くほどになっている。そういえば、近頃あまり
じゃじゃ馬と言われなくなった。年相応であるということに、なんとなく悔しい
気持ちになる。
「清四郎が言ったんだ。お前に会いに行けって」
「……うん」
「今日、俺は理事長のところに行けなかったけど、なんかあった？」
　優しい声音に、ふと言うつもりのなかった言葉がぽろりと出た。
「清四郎に結婚しようって言われた」
　背後で魅録が息を呑んだのが分かった。そりゃ吃驚するよなと悠理は自分で
自分に呆れるような気持ちになる。
　何考えてたんだか。あたいも、清四郎も。

45 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（１９）：2007/06/13(水) 22:29:32

　高等部時代には考えもつかないことだった。自分たちが結婚だなんて。それ
だけの月日が経ってしまったのだろう。清四郎にその言葉を言わせたのが自分の
弱さだというのなら残酷だ。
　悠理は八つ当たりのように歳月を呪った。もう自分は、十代のときのように
強くはあれない。
「お、おま、それで」
　どもる魅録に悠理はわざと軽く笑った。
「断ったよ。ん？　違った。あれは断られたのか？」
　少なくとも振った、振られたの愛憎劇じゃなかったのは間違いない。そんな
ものは自分たちの中に存在しなかった。自分はただ弱かっただけで、清四郎は
ただ優しかっただけだ。そこにあったのは純然たる友情に過ぎなかった。
　――なんだか寒いな。
　冬の夜に長時間バイクの後ろに座ってたのだ。寒くて当然だったが、自分の
身体を冷やしているのが外気だけでないことを悠理は知っていた。
　清四郎の腕はきっと温かかっただろう。だからといって選ぶことは出来なかっ
たが、悠理は少しだけその体温を惜しんだ。
　……あたいには、叫びだしたくなる瞬間がある。怒りたいんだか泣き喚きたい
のかよく分からず、ぐちゃぐちゃと混ぜ合わさった感情をもてあましている。
　獣のように大声を出したい。
　悠理はそんなことを考えながら、相も変わらず海を見ていた。月の光が黒い
海に反射して、銀色に輝いていた。風と波とひっきりなしに側を走る車の音が、
轟々と耳のうちに篭る。まるで自分自身の胸中を写したように。
　どうしてあたいはこんなところにいるんだろう。
　清四郎とは静かに離れた。なんにもはじまらず、なんにも終わらなかった。
なのにどうしてこんなに身体は冷えていくんだろう。
　自分で自分を抱きしめようとした、ちょうどそのときだった。後ろから回っ
てきた長い腕にぎゅっと身体が締め付けられた。――魅録。
「好きだ」

46 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２０）：2007/06/13(水) 22:30:33

　え、今そういうタイミングだっけ。
　愛の告白を受けた筈なのに、悠理はそんなとんちんかんなことを考えた。
　だって意味が分からない。
　なんでそういうことになるんだ。
「どうして」
　呟いてみたものの、何に対する疑問か自分でも分からなかった。
　だって知っていた。魅録の気持ちなんてとっくの昔に。
「分からない。ただ今言わないと絶対後悔すると思ったから」
　高校時代と変わらぬまっすぐさで――何よりも悠理が好きだったそのとき
のままの強さで、魅録は言った。
（……そのままでいて）
「ありがとう」
　上手く笑えているだろうか。
　どうすれば、その腕に縋り付きたくなる自分を隠したままで、この恋を終わ
らせることが出来るのだろうか。
「っ……！　そんな、顔して」
　何かを言おうとして、しかし激情のあまり言葉を詰まらせる魅録に、悠理は
自分が失敗したことを悟った。
　一旦悠理を開放すると、肩を抱いて自分の正面に向かせる。
「卒業してから、ずっとお前はしんどそうだった。でも俺にはお前にそんな顔
をさせている原因が分からない。言ってくれないと分からない」
　――知らなくていい。
　お前には何も知らせないまま、笑って生きてやるんだ。

47 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２１）：2007/06/13(水) 22:31:36

「なんか心配かけたみたいでごめん。でもあたい大丈夫だからさ」
　平静であろうとした苦労も実らず、言葉は戦慄いた。
「そんなこと言ってるんじゃない――俺はそんなに頼りにならないか」
「違う」
「じゃあどうして。清四郎には縋れるのに、どうして俺じゃ駄目なんだ」
「……だってあたいはっ」
　たまらず、悠理は魅録の襟元をつかみ、顔を隠すように埋めた。
　涙は出てこなかったが、きっと今の自分は見るに耐えない表情をしている。
　――このまま縋ってしまえるのなら、良かったのに。
　魅録にはいつでも自由でいてほしかった。魅録にはいろいろな可能性があり、
彼自身にも未来を決めかねて葛藤していることを知っている。あれこれ手を
出して、道を模索している脇をつくように、剣菱が彼を飲み込むことを悠理は
恐れた。
　――雑踏の中にひとり。
　世の中に弾かれてしまったような、そんな錯覚に襲われる瞬間が悠理にはある。
　小さな子供のときは種粒ほどでしかなかったそれが、今や大きな根を張って
悠理を縛り付けた。
　こんなに大切な家族と仲間たちがいるのに。寂しさとは無縁の筈なのに。
　ああ、あたいは剣菱悠理なんだって。
　訳もなくときおり叫びだしたいような気持ちになる。
　青春の過渡期にある少年少女でもあるまいしと、嘲笑おうとして失敗した。
「なんだよ、言えよ。言ってくれよ」
「――あたいは、お前だけには自由に生きてほしいんだ」
　ああ、とうとう言ってしまった。
　察しのよい魅録のことだ。これでもう、何もかも知ってしまうだろう。
（あたいの気持ちも、あたいが恐れていたことも）

48 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２２）：2007/06/13(水) 22:33:13

「……何考えてんだ」
　ぽつりとこぼれ落ちた声は、濡れていた。
　ほとんど驚愕に近い気持ちで悠理は顔を上げた。
　あの、魅録が。
「何考えてんだ。なんでこの俺の前でお前は」
（……泣いている）
　硬直したまましばらく魅録を凝視していると、次の瞬間、骨も折れよと
抱きしめられた。　　
「何が自由だ。夢を追い求めるのがそんなに偉いのか。お前がそんな顔して
るなんて、俺は堪らない」
　無防備になった悠理に雨のように甘い言葉が降ってくる。
「だったら俺の夢は、お前と剣菱の中で生きていくことだ」
　たかだか言葉がこんなに胸を苦しめることを彼女は初めて知った。
　ねえ、そんな簡単にこれから先のこと決めちゃっていいの。
　そう聞かないとと思いはするが、口には出せなかった。この段階になって
自分から拒むことはもう出来ない。明るい光をたたえる未来への扉がもう
そこに見えているのに。
「結婚しよう」
　ああ今日はなんて日だろう。
　呆然としたままの悠理に、魅録がゆっくりと顔を近づけてくる。
　白み始めた冬の空に、白い月がぼんやりと浮かんでいた。冴え冴えとした
空気。唇越しに体温が移り、悠理を暖めた。
　頬に零れ落ちる雫が沁みていく。あたいに魅録が沁みていく。
　――楽園はここに。

49 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２３）：2007/06/13(水) 22:34:59

　僅かに触れた肩の近くで、健やかな寝息が漏れ始めた。
　心地よい倦怠感のまま長椅子にもたれ掛かっていた悠理は、隣をちらりと
眇め見る。
　先ほどまで取り留めのない会話をしていた魅録が、今は瞼を閉じて、穏やか
な寝顔を晒している。ふたり一緒に座っている猫足の長椅子は適度な弾力の
あるクッションを布張りしたもので、なるほど昼寝には最適だろうと思われた。
ここ数ヶ月、多忙を極めていた彼ならば尚更のこと。
　白いタキシードのまま長椅子に身を任せ、微動だにもしない。唯一ゆっくり
と上下する胸の動きをなんとはなしに見つめていると、自然と笑みがこぼれた。
「気持ちよさそうに寝てら」
　染めたての柔らかな茶髪の上で、窓越しに入り射す光が遊ぶ。初夏特有の
強い陽光が彼の眠りを妨げないよう、悠理は立ち上がるとそっとレースの
カーテンを閉じた。繊細な網目越しに、ガーデンウェディングの後片付けを
しているスタッフの姿が透ける。
　つい数十分前、仲間たちが見せた弾けるような笑顔を悠理は思い出した。
身体の中に優しい記憶を閉じ込めようとするかのように、彼女は自然と息を
止めた。そして余韻が去るのを惜しみながら、ゆっくりと吐き出す。
　彼女たちの結婚式は、剣菱邸の庭で行われた。
　当初、結婚式は執事である五代に全権を託す予定だった。剣菱の令嬢である
自分が結婚するということの影響を悠理は彼女なりに理解している。下手な采配
を振るよりも、彼らに任せれば間違いがない。そもそも悠理は結婚式という
ものにさほど思い入れはなく、更には結婚に伴う雑事に鬱屈していた。とても
ではないが自らすすんで式の準備をする気にはなれなかったのだ。
　互いの実家が総力をつくし、粛々と結婚式の準備が行われる中、しかし花婿
だけが異論を唱えた。

50 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２４）：2007/06/13(水) 22:37:05

　――披露宴が企業戦略的な意味を多分に含んだものになるのは致し方ない。
しかし結婚式は自分たちのためだけのものにしたい。
　とうとう両親たちを説得してしまった将来の夫に対し、悠理の内心は、
「うぜー」の一言に尽きた。
「形式にこだわらなくってもさぁ」や「お前って結構女っぽいこと考えるんだな」
などと散々文句を垂れる花嫁と、それを宥める花婿。　世間一般とは逆転した立場
のふたりの姿は周囲の苦笑を誘った。
（――でも。）
　舞い落ちる花びらとライスシャワー。美童が抱く幼な子の振袖は鮮やかな牡丹。
泣くかと思った父が威厳に満ちた態度で自分をヴァージンロードに導き、強き母が
肩を振るわせる。可憐の薔薇色の頬。兄の柔い笑顔。
　暖かな、温かな。
　窓から離れて、悠理は再び長椅子に座った。
　静かな寝息を吐く男の頬に手を伸ばし、触れる直前で躊躇う。皮膚と皮膚を
妨げる白絹の手袋が邪魔だった。
　結婚式は終了したとはいえ、夕方から二次会がある。今日の予定を全て消化する
まで絶対脱いじゃだめ！　と可憐にきつく言い含められていた。悠理は少しだけ
迷ったものの、手袋ぐらいだったらいいよなと自分に言い聞かせる。
　丁寧に左の指輪を外すと手袋を脱いだ。すると左の薬指が寂しいような感じが
して、また指輪だけ身につける。
　永遠の約束。――それもまた、悠理が不要だと思っていたもののひとつであった。
　しかしもうこれは悠理の皮膚の一部だ。シンプルで、どこにも引っかからない
丸みを帯びた指輪。
　つるりと右手で撫でてから、悠理は魅録に向き直り、今度こそ遠慮なくその頬を
手の平に包んだ。

51 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２５）：2007/06/13(水) 22:38:51

　今、彼にこうして触れている自分が不思議であった。
（まあ、あたいが結婚なんかしたこと事態が一番笑える話なんだけどさ）
　精悍でシャープな頬のライン。
「悠理？」
　悠理の手の中、魅録は瞼を震わせた。
「まだ時間ある。寝てろよ」
　悠理が囁くような小さい声でそう言うと、幼子のような仕草で魅録は頷き、
もう一度瞳を閉じた。
　悠理は頬にやっていた手を、今は茶色となった髪に移動する。
　トレードマークであった鮮やかなピンクが今は茶色になっている。魅録は悠理と
結婚するためにいくつかのものを捨てた。この髪の色はそのうちのひとつだ。
　少し傷んだその感触に胸が詰まる。悲しみからではない。幸せで胸が詰まるよう
なことがある。
　魅録が魅録らしくあること、自分が自分らしくあること。今まではそれが一番
大切なことだと思っていた。今は少し違う。
　悠理はにやりと笑みを浮かべた。
（今はこんなふうにしていたって、魅録はまちがいなくファンキーでイカれた
ジジイになるに決まってんだ）
　魅録の額にこっそりキスをすると、それがきっかけになったように悠理にも
眠気が襲ってきた。
　可憐と野梨子が一緒に考えてくれたウエディングドレスにはペチコートがない。
まるでナイトガウンのように柔らかく、最高級でありながら皺になりにくい素材
だった。

52 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２６）：2007/06/13(水) 22:41:07

『どーせあんたは走り回るでしょ』
　苦笑しながら言った可憐は正しい。形式を極端に嫌がった悠理は面倒なお色直
しもやらなかった。
　おかげで遠慮なく昼寝が出来ることを感謝しながら、悠理も目を閉じた。
　眠りに落ちる瞬間、少しだけ清四郎のことを思った。
　――結婚式の後、太陽の下で清四郎は悠理を見て目を細めた。これでもかと
ばかりに光を反射する純白のウェディングドレスが眩しかっただろうが、ほんの
少しは自分に見惚れていた筈だと自惚れてもいいかもしれない。『綺麗ですよ』
と珍しく素直に誉めてきたから。
　いつもの皮肉はなりを潜め、清四郎はただただ優しかった。あんまり柔らか
過ぎて、ほんの少し不気味なくらいだった。
　幸せになれという清四郎に、当たり前だろと悠理は胸を張ってみせた。
『あたいは幸せになるために魅録とくっついたんだから』
　自分の弱さが人を傷つけた。だから自分は晴れやかに笑っていればいい。

　もう夕方といって良い時間だったが、晩春の空はまだまだ明るい。
　ほんの一滴だけ朱墨が落とされた空を確認し、悠理は魅録を起こした。
「そろそろ準備しよう」
　魅録はしょぼしょぼとする瞳を擦り、こっくりと頷く。

53 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け（２７）：2007/06/13(水) 22:43:10

　これからこのままの姿で二次会の予定となっている。溢れんばかりの祝福の
嵐は悠理をお腹いっぱいにさせたが、今日ばかりはされるがままでいても
いいかな、と悠理は思う。
　明日からはじっくりと幸せを噛み締めることはできる。
　午睡の後の気だるさをなんとか追い払い、魅録はようやく起き上がった。
そのまま花嫁用に設置されたドレッサーの前に立つと、髪を整え始めた。身
なりを整える彼の後姿を見つめながら、悠理はなんだか泣きたくなった。
その勢いのまま、背中越しに抱きついた。

『その健やかなるときも、病めるときも』
　――ヴァージンロードで万作から託された悠理の手を引く魅録。数時間前に
演奏された結婚行進曲は、今もまだ悠理の耳の奥で鳴り響いている。

『喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも』　
　魅録は笑って、後ろから回された悠理の腕に手を添える。そしてそのまま
ふたりは手を繋いで部屋を出た。

　――記憶の中の荘厳なパイプオルガンの調べは、華やかな未来の扉を静かに
開いた。途端に打ち鳴らされた鐘の音。
　その扉の先では、仲間たちがたくさんの祝福を抱えて待っているだろう。
　幸せすぎて切ないほどの白い光の中に、そうして悠理は足を踏み入れる。

終わり

54 ：祝福の鐘よ、いま鳴り響け：2007/06/13(水) 22:47:08

sage忘れてすみません。
お付き合いくださり、ありがとうございました。

55 ：名無し草：2007/06/13(水) 23:17:51

>祝福～
大量UP乙でした。
一気に読めて、嬉しい！
ちょっとだけ大人になった魅録に萌え。
未来を少しだけ覗き見したような気分になりました。
悠理の抱える葛藤が新鮮でした。

56 ：名無し草：2007/06/14(木) 08:13:10

>祝福
素敵なお話をありがとう！
さくさくうｐで嬉しかったです。
大人になった悠理の視野が広がって
色々と悩んだりするあたり、とてもリアルでした。

57 ：名無し草：2007/06/15(金) 18:44:28

ﾐ・д・ﾐﾎｯｼｭﾎｯｼｭ

58 ：名無し草：2007/06/15(金) 21:41:12

>祝福
怒涛のUPありがとうでした！
一気に読めて嬉しかったです。

大人な魅×悠。（精神的に、という意味で）
これからも二人で、そして仲間達と共に成長してくのだろうな、と
思わせる展開が素敵。

このストーリーの別メンバー側の展開とかあったらもっと素敵（うっとり）
と、何気にリクエストしてみたりして。

清四郎側から見つめる悠理。
そんな清四郎を見ている可憐…になるのかな？
（美童の隣に野梨子、って書いてあったので）
そんな4人を見守りつつ、別で盛り上がっている美童×野梨子、みたいな。

どうしてもみんなHappy endにしたくなる癖が。。。

59 ：名無し草：2007/06/15(金) 22:56:06

>祝福～
一気にこんな素敵なお話が読めるなんて、ありがとうございます。
いろんなしがらみに悩み葛藤して我慢している悠理が
なんだかとっても切なかったけど、終わりの素敵なことと言ったら！

>このストーリーの別メンバー側の展開とかあったらもっと素敵（うっとり）
と、何気にリクエストしてみたりして。
激しく同意いたします。

正方関係様や愛の形様も続き楽しみにしております。

60 ：名無し草：2007/06/16(土) 11:42:48

＞祝福の鐘よ、いま鳴り響け

素敵な作品ありがとうございましたーー！！！
久々の作品、しかも魅悠ｖｖｖｖ
大人になりたくないのに大人になっていく悠理の歯がゆい気持ちに共感です。
そして優しくて大人な魅録に惚れました!!!

＞「――あたいは、お前だけには自由に生きてほしいんだ」
悠理のこの言葉に、何よりも魅録への愛がこめられてるなぁと感動しました。
ハッピーエンドが最高です～。

また作品お待ちしておりますー！

61 ：名無し草：2007/06/16(土) 12:52:31

祝福の鐘よ、いま鳴り響けってタイトルが最高に素敵。

62 ：名無し草：2007/06/16(土) 22:44:09

＞祝福
魅×悠スイッチ入りました。
＞今はこんなふうにしていたって、魅録はまちがいなくファンキーでイカれた
ジジイになるに決まってんだ

この一文に涙が止まらなかったです。

63 ：名無し草：2007/06/17(日) 07:46:14

＞祝福の鐘よ、いま鳴り響け
ほんとに素敵な作品でしたーーー！！！
作品全体はもちろん、ところどころにキラリと光る名セリフがあって
胸がきゅんってなってました。

>今はこんなふうにしていたって、魅録はまちがいなくファンキーでイカれた
ジジイになるに決まってんだ
私もこの一文にやられました～
これが魅悠の愛のカタチだなぁと。

魅悠、大好きでしたがもっと好きになりました。

64 ：名無し草：2007/06/18(月) 19:13:01

＞祝福
悠理がオトナで素敵でした～

65 ：名無し草：2007/06/18(月) 22:34:12

＞祝福
み、魅録がかっこいい！！！こんなダンナ欲しいｗ
「何考えてんだ。なんでこの俺の前でお前は」　　
「何が自由だ。夢を追い求めるのがそんなに偉いのか。お前がそんな顔して
るなんて、俺は堪らない」
「だったら俺の夢は、お前と剣菱の中で生きていくことだ」
ぜんぶぜんぶツボでしたーーー

結婚式の悠理の胸いっぱいの幸せな心境、じんわりと胸にしみました。
思わず魅録に抱きついちゃう悠理がかわいいです。

清四郎が、いい役どころでしたね!!!優しいなぁ。

とっても素敵な作品、ありがとうございました！！

66 ：名無し草：2007/06/19(火) 23:06:19

とりあえず保守しとく

67 ：名無し草：2007/06/20(水) 00:27:35

ホッシュ

68 ：名無し草：2007/06/20(水) 21:37:42

土屋アンナのカラオケのＣＭ見ると悠理だぁって思っちゃう。
実写版でドラマやってほしい。映画でもいい。

69 ：名無し草：2007/06/20(水) 22:34:48

私はさくらんの時に野梨子に似てると思った。
でもカラオケのCMは確かに悠理っぽいね
可憐は沢尻エリカのイメージ

70 ：名無し草：2007/06/21(木) 00:06:27

清四郎は玉木宏でどう？

71 ：名無し草：2007/06/21(木) 18:54:36

悠理＝土屋アンナは超ナットク！
可憐＝杉本彩か青田典子を若くした感じかな…

72 ：名無し草：2007/06/21(木) 20:40:23

可憐は今いる若い女優では思い浮かばない。
二十歳前後であの色気と大人っぽさを出せる女優はおらんかの。

73 ：名無し草：2007/06/22(金) 00:41:03

今の若いタレントは可愛さ・ロリっぽさ・バカっぽさという要素がもてはやされる
傾向にあるからねー。
可憐は色気はもちろんなんだけど、美貌に関する自分への厳しさとか、社交性とか、
勉強はできないけど人の心の機微を読む知性とか、かなり深い魅力があることに
大人になって気づかされた。
まあ、野梨子のような生来の上品さを備えたお嬢様とか、悠理の人間離れした
体力・食欲を備えたタレントもあまりいない気がするがｗ

74 ：名無し草：2007/06/22(金) 01:04:56

野梨子は今の現実世界にはなかなかいないねー。性格的にも見た目的にも。
あと、美堂はやっぱ外タレになるのか？
個人的に、魅録はEXILEのAKIRAをイメージしてますｗ

75 ：名無し草：2007/06/22(金) 02:28:44

悠理ってギャルそね並みに食べるのかな。

76 ：名無し草：2007/06/22(金) 18:27:51

初期のころ（香港）の悠理は食べすぎでぐったりしてたのにね。
いつのまにか底なしの大食いになっちゃったね。

77 ：名無し草：2007/06/22(金) 22:24:55

あ～、ギャル曽根もあんなに食べるのに細っいよね。
おんなじ体質だ（＾＾）

78 ：名無し草：2007/06/23(土) 00:56:21

>>68　>>70　>>72　>>77
＞お約束
＞　■sage推奨　～メール欄に半角文字で「sage」と入力～

テンプレも読めないようなヤツは半年ロムってから出直せ。

79 ：名無し草：2007/06/24(日) 02:03:38

ほしゅ

80 ：名無し草：2007/06/25(月) 01:21:16

保守

81 ：名無し草：2007/06/26(火) 00:35:37

ホシュ

82 ：これ、いただくわ　７５：2007/06/26(火) 21:26:08

ttp://houka5.com/yuukan/thre/t26.html

「こちら地下班、応答ねがいます。応答してくださいなッ、魅録！」
なんど呼びかけてみても返ってくるのはノイズだけ。怯えた仔犬のような目で
のぞき込んでくる美童に野梨子は力なく首を振ってみせた。
「救難信号が届いているといいのですけれど」
驚愕の時は過ぎ去り、今はどうにか冷静さをとり戻した野梨子である。通信
機を操作するゆび先も、もう震えてはいない。
けれど、あの時は生きた心地もしなかった。正体不明の四輪駆動車が
猛スピード迫ってきたあの瞬間、ふたりの五体は凍りついたかのように全機
能を停止してしまったのだった―――。
（ちッ…地下道は使われていないハズでは…ッ！？）
突然の出来事に、身を庇うどころか瞬きさえままならない。そんな野梨子たち
の脳裡に走馬灯のように浮かび上がってきたのはひとりの男の面影だった。
木漏れ日を浴び、その男は薄く笑っていた―――魅録だ。
『お前らに危険なことを頼むと思うか？』
彼はたしかにそう言った。
『……ほんとうに？』
『ああ。俺を信じろって』
不敵に目をほそめ、自信たっぷりに請け合ったではないか。
なのにこの状況はなんだ？
（魅録の嘘つきィィーッ！）

83 ：これ、いただくわ　７６：2007/06/26(火) 21:27:59

心は叫べど、体はピクリとも動かない。迫りくる鉄の塊りをただ見つめるし
かないのだ。
もう観念するしかないのか。しかし諦めたが最後、不法侵入の汚名を着せら
れてブタ箱行きだ。いやそんな事よりも、このままでは轢死体となって
あの世へ逝くことになる―――さきに呪縛を断ち切ったのは美童であった。
「まずいよッ！」
茫然と立ちすくむ野梨子の腕をガシッとつかみ、引きたおすように壁ぎわへ
転がった美童。それに触発され野梨子もまた、我から美童の胸へ飛び込んで
力いっぱいしがみ付いた。
（わたくしたち、見つかってしまいましたのッ！？）
（僕たち、捕まっちゃうのッ！？）
きつく抱き合って転がったまま、心の声で不安をぶつけ合うふたり。
けれどそんな心配をよそに、車が速度をゆるめる気配はない。ゆるめるどこ
ろかますます加速し、地鳴りがごときエンジン音をまき散らしながらあっと
言う間もなく二人の真横スレスレを走りぬけていった。
モウモウと舞い立つ土埃に噎せつつ恐る恐る顔を上げれば、テールランプの
明かりが彼方に見えた。血のように赤いその明かりは見る間に遠ざかり、最後
は人魂のように揺らめいたかと思うと次のカーブへと吸い込まれていった。
あとに残されたものはただ、先刻までと変わらぬ闇と静寂……否、かすかな
音があった。キュラキュラと何かがこすれるような金属音が断続的に聞こえて
いた。その音を聞くともなしに聞きながら、どれほどの時間を抱きあって転が
っていただろう。
やがて落ち着きを取りもどした野梨子は、思いがけず身体を密着させてしま
った事態に真っ赤に頬を染めながら、
「じ…状況を確認しつつ、一時撤退しますわよ…」

84 ：これ、いただくわ　７７：2007/06/26(火) 21:30:04

努めて事務的な口調でそう言って立ち上がった。落としたライトを拾い上げ、
そそくさと退却にかかる野梨子。しかし、そんな彼女の前に照らし出された
ものは、
「……なんですの、これは？」
そそり立つ防護壁。
「でッ…出られませんわよッ！」
耳鳴りのように聞こえていた金属音は、これがせり上がる音だったのだ。
すぐに気付いていれば…と後悔の念がウズを巻いたがもう遅い。いそいで救難
信号を発信した直後、ガヅンと大きな音をたてて壁は天井に到達したのだった。
「魅録、応答してくださいな！」
「みろく、聞こえないの？　ねえ返事してよお！」
わめこうが叫ぼうが答えは返らない。圧倒的な闇に支配された奈落のような
地下道で、ふたりはただただ途方に暮れるしかなかった。

85 ：これ、いただくわ　７８：2007/06/26(火) 21:31:07

柱のでっぱりに身をかくした悠理は、むこうの小部屋から聞こえるてくる音
に耳を澄ませていた。
ここは４０階の東に位置する、とある通路である。エレベーターを降りた後、
丸メガネを追ってここまで来たのだ。
拉致されたのは兄ではない。それはわかったのだが、古文書をさがす前に
丸メガネやこの階にいる警備員たちの動向を確かめておこうと考えたのだ。
扉のひらく音。人の出入りする気配。それらにつづいて聞こえてきたのは、
エレベーターの中でさんざん聞かされた丸メガネの声だった。
「――なあ、教えてくれてもいいだろう？　今ごろあんたの兄さんは契約書
にサインしてるんだから、今さら隠したってムダだよぅ？」
先刻までと違い、鳥肌の立つような猫なで声である。
「だからワタシは知りません」
答えているのは女の声。どこか聞きおぼえのある、やわらかい声だ。
「お姫さまのあんたが知らないわけないじゃないか、え？」
「なんど聞かれても、知らないものは知りません」
「たのむから教えてくれよ。でないと俺の立場がないんだよ」
「アナタの立場など、モット知りません」
お姫さまと呼ばれた、どことなくたどたどしい喋り声。その声は言い争いの
最中でさえ爽やかな響きを保っていた。
まるでとおい海の彼方から水面を掠めてわたってくる薫風のような。
聞く者を名も知らぬ異国の汀へといざなう調べのような。
たしかにどこかで聞いた憶えのある声だった。悠理は女の声に導かれるよう
に遠い記憶を手繰った。しかし手繰るほどに、胸がしめつけられるのはどう
した訳だろう。この声の主はいったい…
（―――あ、チチの声だッ！）

86 ：これ、いただくわ　７９：2007/06/26(火) 21:32:29

「たとえ知っていても、アナタになど教えません。ゼッタイに」
「人が下手に出てりゃこのアマッ」
次の瞬間、ビタンと肉を打つ音が聞こえてきた。頬でも張られたのだろう。
「ちッ…喋る気になるまで外へは出さないからなっ」
たいしてドスの利かない捨て台詞を吐いて部屋から出てきた丸メガネ。見張
りの男に不遜な一瞥をくれると頬をさすりながら通路の奥へと消えていった。
（…でも、なんでチチが？）
どうしたものかと迷ったけれど、捨て置くわけにもいくまい。そう思うや否や、
悠理はクラウチングスタートから弾丸のごとく飛び出していた。
タンと軽やかに床を蹴る。しなやかな体がふわりと宙を舞う。
直後、見張りの男を襲った延髄斬りは、落下の勢いも手伝って相当な破壊力
であったろう。呻き声ひとつ上げずに昏倒した見張りから鍵をうばい取り、
悠理は流れるような身ごなしで扉を押し開いた。すると、
「ぃ…いやああああぁぁぁあッ、か、顔がッ、顔が浮いてるーッ！！」
「あ、ちょッちがうって。あたいだよ、悠理だってばっ！」
飛びつくように近づいて全身を見せてやると、チチの悲鳴はようやく治まった。
「…あ。本当にユーリ。オバケかと思ってびっくりしました」
「びっくりしたのはこっちだよ。ってそんな事より、逃げるぞ」
とびらの隙間から様子をうかがうと、慌しく接近してくる複数の足音が聞こえて
きた。今の悲鳴が聞こえてしまったのだろう。
「こっちだ」
チチを伴い、足音とは反対の方角へ悠理は走った。しかしいくらも進まぬうちに
前方からも殺気立った足音が聞こえ始めた。
「ちっ…」
すばやく四方に目を走らせる。と、ほんの目と鼻の先に打ってつけの金網を
見つけて、悠理は一目散にダクトの中へと逃げ込んだ。間をおかず騒がしく
なったフロア。
「まだこの辺りにいるはずだ、さがせッ」

87 ：これ、いただくわ　８０：2007/06/26(火) 21:33:54

号令を合図に足音は四方に散らばった。しかし、幸いにもダクトを覗き込も
うとする者はない。足音が遠退くのを待って、ふたりは前進を開始した。
「ちょっと窮屈だけど、もう少し行けば広いとこに出ると思うから」
やがて言葉通り、少しばかり開けた地点に差し掛かった。ひと回り太いダク
トが縦横に交差している。そこに腰を落ち着けて互いのいきさつを伝え合った
のだが、チチが話し終えたとき悠理は心底うんざりした顔つきになっていた。
「――なるほどな。どっかで見たことあると思ったんだよ、あのヒゲ男。
あれがコルバの息子か。うん似てる。腹黒そうなとこなんかソックリ！」
チチは口惜しそうに唇を引き結んだ。
「ジュニアが日本に来ているとは知りませんでした…」
いったいどこから情報が漏れたのか。今はそれを知る由もないが、ジュニア
等はまんまと到着早々のチチをさらったのだ。
自分がマイタイを離れさえすれば、王である兄の煩いもすこしは減るだろう
と思っていたのに返って心配を掛ける事態になってしまった。チチはそれが、
口惜しい。
「…マイタイ、そんなひどい事になってんの？」
遠慮がちな問い掛けに、悲しげに睫毛を伏せたチチ。
事が事だけに安易な慰めを口にするのは憚られ、悠理は「そっか」と相槌を
打つにとどめたのだけれども、そんな心境を察したチチは、しかし大袈裟な
物言いになることもなくこう言った。
「でもダイジョウブです。こうしてユーリがワタシを助けてくれたように、
マイタイもきっと神が守ってくれます」
暗い思いを振り切るように、チチは健気な微笑みを浮かべてみせる。
しかし、悠理の笑みはぎこちないものに成らざるを得なかった。なぜなら、
まだ安全を確保してやれたわけではないからだ。

88 ：これ、いただくわ　８１：2007/06/26(火) 21:35:28

こうして出会えたことを喜んでくれるのは嬉しいが、ここは敵地の真っ只中。
外部との連絡も断たれて二人きりでは、どうにも心細さは否めない。悠理は
己自身を鼓舞するためにも、仲間の存在を口にせずにはいられなかった。
「大丈夫、心配すんなよ。きっと今ごろ清四郎とか、それから魅録なんかも
ここへ…」
そう言いかけた時、チチの面上にふっとあらわれた小さな変化を悠理は見逃
さなかった。
すぐに笑顔の中へ隠れてしまったけれども、たしかにチチの表情には、悠理
には量り知れない何ものかが浮かんでいたのだった。
（そうだよな、チチは魅録のこと……）
―――唐突に。
妙な感傷がむくむくと湧き上がって悠理は狼狽えた。チチは何事かを熱心に
話し始めたようだけれどもまったく耳に入らない。そのくせ視界だけはイヤ
に冴え、彼女の隅ずみまでが鮮明に網膜に映し出されてきた。
（やっぱ……可愛いな）
潤んだ瞳に愛らしいくちびる。年がら年じゅう花の咲き乱れる南洋で育てば、
その香りが体に染みつくのだろうか。彼女がちいさな身動きをするたびに何
やら甘くいい匂いがする。
それに、ぬめるような褐色の肌はまるでミルクチョコレートを固めて作った
かのようだ。思わずむしゃぶりつきたくなってしまうのは、今の悠理の場合
ひとえに空腹のせいだけれども、異性の目から見れば違った意味でそうした
くもなるだろう。そう、たとえば、
（……みろく？）
ぽっと浮かんだ艶っぽい連想に、悠理の顔はボォッと燃えあがった。
けれど燃え上がったのは顔だけで、胸の中は氷の塊でも投げ込まれたかのよ
うに冷え始めた。
（あああッ、もお！）
ぶんぶんと頭をふる。しかし振り方が足りなかったようで、
（魅録はどんなふうにむしゃぶ……）

89 ：これ、いただくわ　８２：2007/06/26(火) 21:38:25

すぐに又くだらない考えが浮かんできて、こんどこそ首が千切れるほど頭を
ふった悠理。
（どうかしてるよ、まったく……）
「…ーリ……ユーリ？」
妙な連想に振り回されている間にチチは何度も呼びかけていたらしく、心配
そうに覗き込んできた。
「ああ、ごめん。なんでもないよ」
「では、いいですね？」
訳もわからぬままとりあえずウンと応える。すると次の瞬間、チチはガバッと
身をひるがえして猛然と這いずり始めた。
「ど、どこ行く気だよ？」
「ですから探しにゆくのです」
「さがしにって…」
「宝物ですよ。ユーリはワタシをあの部屋から助けてくれました。今度は
ワタシがお手伝いをする番です。さあ、お兄様の宝物を一緒に探しに行きま
しょう……と、さっきからずーっと言っていたのに、ユーリは聞いていなかった
のですか？」
「……全然聞いていませんでした」
ぷくっと膨れたチチをまあまあと宥めながら悠理もすぐさま四つん這いにな
った。
つまらぬ考えに囚われてしまうのは、必要以上に休息をとってしまったせい
なのだ。うごけば気持ちも晴れてくれるだろう。ますます腹も減るだろうが。
「ほんとにこのまま逃げなくていいのか？」
念を押すと、チチはまっすぐな眼差しで肯いた。その瞳の透明さに、またし
ても不合理な感傷を呼び覚まされてしまいそうで、悠理はきつく拳を握りし
めると、まるで己に言い聞かせるかのように宣言したのだった。
「よし。作戦続行だ。行くぞッ」

　　　　　　　　　　　つづきます。

90 ：名無し草：2007/06/26(火) 21:44:36

>>これ、いただくわ

再開ｋｔｋｒ！嬉しいです。
リアルタイム遭遇ラッキーでした。
息をつかせぬ展開、インディジョーンズのような
アドベンチャー映画を見てるようで、一気に読んでしまいました。
続きを是非また、お願いします！

91 ：名無し草：2007/06/26(火) 22:37:29

>これ、いただくわ
きた－！！うれし－！
思わず雄叫びをあげてしまった。
すごく続きお待ちしてました！
これまたどんどん引き込まれる展開がたまらない。
そしてこんな良いところで・・・
続きまた楽しみに待ってます！

92 ：名無し草：2007/06/27(水) 09:28:14

>これ、いただくわ
お待ちしてました(*´Д｀)
毎回動きがあって、ワクワクさせられます。
妄想悠理がｶﾜﾕｽ。
続き、楽しみにしています。

93 ：名無し草：2007/06/27(水) 22:18:08

>これ、いただくわ
チチが殴られた？！と思わせて実は丸メガネがはたかれてるw
細かいところにそれぞれの「らしさ」がよくでててほんとｽﾊﾞﾗｼｲ！
魅録がどんなふうにむしゃぶりつくか・・・・
ついうっかり悠理といっしょで妄想しちゃいそうですw
続き楽しみにしてます！

94 ：名無し草：2007/06/28(木) 22:04:55

>これ、いただくわ
お待ちしておりましたー！！
このテンポの良さが、いかにも有閑！って感じで楽しいです。
美童＆野梨子コンビはかわいくていいですね。思わず抱き合っちゃうところがｗ
魅録への思いに無自覚(?)な悠理、応援したくなります！がんばれっ
チチ＆悠理コンビは新鮮ですね。三角関係はどうなるんだろう。
続きが楽しみです。

95 ：名無し草：2007/06/29(金) 03:01:02

野梨子は若い頃の奥菜恵

96 ：名無し草：2007/06/30(土) 02:11:17

ホシュ

97 ：名無し草：2007/06/30(土) 23:29:09

保守

98 ：名無し草：2007/07/01(日) 22:13:16

今夜も保守ですわ

99 ：名無し草：2007/07/02(月) 22:42:26

あたいも保守するぜ

ここで悠理＝土屋アンナ説を見て以来、アンナが悠理に見えるｗ

100 ：名無し草：2007/07/03(火) 21:43:14

おや？今夜も保守ですか？
しかたありませんね。

101 ：名無し草：2007/07/04(水) 00:25:45

保守なんかより、僕といい夢（妄想？）見ようよ。

102 ：名無し草：2007/07/04(水) 01:10:22

土屋アンナの話題はもうやめれ
あの顔思い出すと吐き気がする
それを悠理だなんて・・・ショックだ

103 ：名無し草：2007/07/04(水) 01:28:40

吐き気がするってのは毒の吐きすぎでは？
……まあ、かくいう私も実写ネタはいまいちピンとこないんだけど。

104 ：名無し草：2007/07/04(水) 15:45:26

実写キャストの好みは人それぞれだもんねぇ
私には昨日のドラマの香里菜さんが可憐ぽく見えたよ

105 ：名無し草：2007/07/04(水) 23:50:27

ここは有閑に関することを何でもレスしていいんでしょ。
だったら実写ネタもＯＫで、誰がどう思ってレスしようがいいのでは。
その話題が嫌ならスルーすればいいし、他の話題を振ればいいのだし、
その話題をやめろとか、吐き気がするとか、ちょっとひどい。

106 ：名無し草：2007/07/05(木) 00:22:16

何でもレスしていいっていうか、妄想を語るところで、
でもその妄想が、現実の誰かをあてはめるってのは
やっぱり意見がわかれやすいし、
実写ネタはやめたほうがいいと思う。

107 ：名無し草：2007/07/05(木) 07:41:09

まぁ時々出る話題だし、自分なんかは普段あまり俳優に興味ないから、
その都度挙がる名前で、こういう人が居るんだ、なんて勉強になって面白いけどね。
100レスも200レスも続くんで無ければいいんじゃないかと思うけどなぁ。
過疎気味で話題だって乏しいし。

108 ：名無し草：2007/07/05(木) 13:12:29

だいたいいつも反対派の人が結構な割合でいる話題は
すっぱりやめたほうがいいように思うけどね。

109 ：名無し草：2007/07/05(木) 20:40:35

空気嫁は時々思うことあるけど、
自分が苦手だからって罵詈雑言はｲｸﾅｲ。
苦手ならスルーすんのが基本でしょ。

110 ：名無し草：2007/07/05(木) 21:14:26

あれくらいで罵言って　馬鹿じゃね？
どんなぬるい環境で生きてんだか
他スレでやってけねーぞ？

111 ：名無し草：2007/07/05(木) 22:47:35

別にイイじゃん他スレでやっていけなくたって。
このスレはこの環境なんだから。
他スレに合わす必要もないっしょw

112 ：名無し草：2007/07/06(金) 00:27:15

>>110
>どんなぬるい環境で生きてんだか

あなたは普段から「誰々って吐き気がする」とか言ってるor言われてるの？
そりゃきっつい環境だw
だいたいここで他スレがどうのって無意味だよ。
ところで罵言って何よ。

私は>>107に同意。ほかに話題がなくてなんとなく出た話にそんなに噛み付かなくても
いいのでは。

113 ：112：2007/07/06(金) 00:48:24

自己レス。
罵言って普通に使う言葉だったのね・・物知らずですんません>110。
恥ずかしすぎる。土屋アンナに蹴られに逝ってきます・・・。

114 ：名無し草：2007/07/06(金) 20:40:45

【芸能】元・モーニング娘。リーダーの飯田圭織が結婚　現在妊娠１０週目
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1183714102/

もしかしてまたヤバい？
一応保守

115 ：名無し草：2007/07/07(土) 19:49:48

何がやばいの？
ハロプロヲタの難民占拠されること？

116 ：名無し草：2007/07/07(土) 20:43:53

新スレ立ちまくって、過疎的スレが全部落とされること？がやばいとか…？

117 ：名無し草：2007/07/07(土) 22:09:42

うん、あっちからの難民が押し寄せて、スレ乱立でここが落ちたりしないかと思ったの。
思い過ごしだったみたいだね、良かった。

118 ：名無し草：2007/07/08(日) 22:03:50

でも、一応保守っとくわ。

119 ：名無し草：2007/07/09(月) 18:17:01

久しぶりに読み返したんだけど、なんか野梨子が清四郎見上げてるところになんか萌えた。
本当に信頼してるんだなあ・・・・と。

120 ：名無し草：2007/07/09(月) 19:22:21

どのシーンかわからないけど、あの二人の身長差は萌える。

121 ：名無し草：2007/07/10(火) 01:07:53

空港で薬中に野梨子がつかまっちゃうところ？

122 ：名無し草：2007/07/10(火) 09:09:10

私は、以前作者が何かのエッセイで、
キスするちょうどいい身長差は１５センチ、と言っていて、
１９巻に載っていた悠理と清四郎の身長がぴったり
１５センチだったのに萌えたよ。

123 ：名無し草：2007/07/10(火) 22:26:54

野梨子と清四郎の身長差だと、キスするときには
かなり清四郎がかがんだり膝を曲げたりしないと無理だよね。
ビジュアル的にイマイチ。

124 ：名無し草：2007/07/10(火) 22:47:27

座った状態で膝だっこすればいいんじゃね？

125 ：名無し草：2007/07/10(火) 23:19:38

野梨子は裕也とのおでこチューのイメージが強いなあ。
朝っぱらから夕方までどんなデートコースだったのか非常に気になる。

126 ：名無し草：2007/07/10(火) 23:34:13

でこチュー可愛かったよね。
コートを着せてもらうと、ぶかぶかで踝まで隠れてしまうのにも萌えた。
誰が相手でも、野梨子の場合だと身長差がかなりあるよね。
並んでてふと悪戯心で髪にキスしても野梨子は気付かないとかいうシチュもいいかも。
でもそんなこと普段からしそうな相手は美童くらいかw

127 ：名無し草：2007/07/10(火) 23:41:20

野梨子が目一杯背伸びしてたら萌える。
野梨子からせがむキスみたいで希少価値アップ。

128 ：名無し草：2007/07/11(水) 00:30:54

悠理も自分からは照れてしなさそうだよね。
不意打ちキスされて真っ赤になりそう。
うぶでかわいいなあ、この二人。
あ、可憐ももちろん素敵ですが。

129 ：名無し草：2007/07/11(水) 20:54:24

可憐にはむしろ不意打ちキスして欲しい。
ちょっと照れながらだと更に萌える。

130 ：名無し草：2007/07/11(水) 22:35:16

はいはい、魅録にしてほしーい。

131 ：名無し草：2007/07/11(水) 23:04:46

↑あ、可憐から魅録にってことでえす。

132 ：名無し草：2007/07/12(木) 00:21:52

魅録って、そういうのに思いっきり照れそうで可愛い。
でも「可愛い」と思うこと自体、自分が年をとった証拠かorz
りぼん時代は、うんと年上のお兄さんお姉さんだと思ってたんだけどな。。
でも、大人になって再読しても面白いのは流石だと思う。

133 ：名無し草：2007/07/12(木) 13:36:24

りぼんを読んでた小学生当時は、有閑はホラー系の話が
怖すぎて苦手だったんだけど、大人になってからのほうが
色々よさがわかっていいなぁと思っている

134 ：名無し草：2007/07/13(金) 23:29:42

ホラー系の話がぴったりの季節になりましたね。
そんな話を書いてくれる作家さん降臨キボン。

135 ：名無し草：2007/07/15(日) 00:11:10

「秋の手触り」「これ、いただくわ」「檻」の続き、
お待ちしております！！！

久しぶりに読み返したら、かなりはまってしまいました。

136 ：名無し草：2007/07/18(水) 13:14:17

ゲーム板でこんなの見つけたので保守がわりに。
野梨子と時宗は似てるが、美童ひどすぎ…

ttp://hp.jpdo.com/cc009/1/joyful.cgi?page=0

自分も「どうぶつの森」で、魅録と野梨子似のキャラ作って
マイデザでプレジデント学園の制服着せて遊んでたから、
写真撮っておけばよかった。

137 ：名無し草：2007/07/18(水) 19:36:16

美童…泣いた

138 ：名無し草：2007/07/18(水) 19:43:03

誰だかわかんなかったよｗ＞美童
時宗ちゃんはそっくりだ。

139 ：名無し草：2007/07/20(金) 13:47:08

保守

140 ：名無し草：2007/07/21(土) 23:25:10

いろんな連載の続きを期待して保守

141 ：名無し草：2007/07/23(月) 00:10:31

きぬばあちゃんは本当に怖かったよね。

142 ：名無し草：2007/07/24(火) 15:07:46

あげるか。
月曜ドラマランドの国生（悠理）はけっこうハマってた気がする

143 ：名無し草：2007/07/25(水) 23:37:06

あー、あっさりした清×悠話が読みたいなー。
あんまりアツアツより、そっけないぐらいのほうがあの二人には合ってる気がする。

144 ：名無し草：2007/07/26(木) 01:38:49

あっさりねぇ。確かに。

そんじゃー、それの対として（？）ねっとりコテコテブラックの清×可が読みたいなぁ。
清×悠でねっとりコテコテよりはあっさりむしろそっけないぐらい、
でもお互い信頼は厚い、みたいなのが似合ってるかも。

145 ：名無し草：2007/07/26(木) 15:27:01

そう、それですよ＞でもお互い信頼は厚い
ほとんど男同士？ぐらいのあっさりで、でもお互い相手を異性として
意識しだした感じに萌え。こう書くと魅×悠っぽいけど、あえて清×悠で。
清×可はマジねっとりが似合いすぎで悲愴になりそうで・・・。

146 ：名無し草：2007/07/26(木) 17:05:23

ベタベタのラブコメになりそうなのが魅×野、魅×可辺り？
美×野は少女漫画のようなイメージ、美×可は小説っぽい感じかな
魅録が絡むと少年漫画のラブコメのようなイメージが…
清×可は昼ドラｗ

147 ：名無し草：2007/07/26(木) 18:54:31

清×野だと、幼馴染のさわやか少女漫画風か、
和な世界観でのドロドロ情念の世界か、極端になりそう。
清×可だと昼ドラもだけど、９時台ちょっと重めドラマでもイケそう。
腹の探り合いみたいな駆け引きが似合う。

148 ：名無し草：2007/07/26(木) 21:17:09

パロディ路線でいくなら、野梨子ブラックでw
相手は3人の誰でもいけるネタだよね。

清×可はどろどろコテコテでも、途中悲壮になっても、駆け引きばっかりでも
最後は6人揃って幸せになって欲しい。感情障害的な清四郎でも、まだ純情な
ところが残っていて、可憐にアタック（死語）でも良し、想像通りブラックで
体だけの関係からスタートしても、悠理にふられて（？）やけから始まった
としても、最後は落ち着いて欲しいものです。

魅録だとどうしてもブラック重めなイメージが想像しにくいかも。
ある意味彼が一番王道な少女漫画キャラなのかもね。
悠理にもあの単純明快さと仲間を思いやるような（？）ところを
貫いて欲しいような気がするからブラックは想像が難しいなあ。
でもでも逆に難しいから、面白かったりして★

美童ブラックも結構いけそうだよね。ただ、野梨子相手になると、どうも
野梨子のブラック度の方が高いような気がしてwww
そう考えると野梨子って今更ながらキャラ立ちが一際濃いのだなとしみじみ
思う。

149 ：名無し草：2007/07/27(金) 02:20:59

悠理はブラックにはなりきれない気がする。
嫉妬したり憎んだりしても、そんな自分を一番嫌いになってしまいそう。
初々しい清×悠が個人的には一番好き。

150 ：名無し草：2007/07/29(日) 01:56:40

ほしゅ

151 ：名無し草：2007/07/30(月) 01:45:55

久しぶりに嵐さんのところに行ってお話を読んできたけど、
作家さんたちのタイトルみんな素敵だね。
淑やかな擬態
あなたと私のロンド
恋をしに、と彼女は言った
とかが特に好き。

152 ：名無し草：2007/07/30(月) 01:57:26

>149
ぜったいブラックにはなりそうにない悠理を、
納得いく形でブラックにしてくれたら神だと思う。

>151
原作だと
白鹿野梨子にささげる愛とか、
パラノイアパーティ
とかのタイトルがすき。

153 ：名無し草：2007/07/30(月) 15:16:23

いつかこのスレに作家として書き込む日まで保守

154 ：名無し草：2007/07/30(月) 21:03:07

>>153
楽しみにお待ちしてます。
いつかといわず、短編でも小ネタでも良いので、是非近いうちに+（0ﾟ・∀・） +

155 ：名無し草：2007/08/01(水) 02:45:49

保守ついでに…
今日、化粧品カウンターに行って思ったのだが、
可憐ならどのメーカーを使いそうかな？
シャネル・ランコム等の外資系か
資生堂・カネボウ等の国産系か
MAC・RMK等のアーティスト系か…

やっぱ派手好きだから、Diorかな…？

156 ：名無し草：2007/08/01(水) 03:48:19

派手で上品なシャネルやYSLのイメージがあったけど
可憐なら一通り制覇してそう
下手な美容部員より詳しそうだｗ

野梨子は資生堂の基礎化粧品とかコスメデコルテ、クリニークのイメージ

悠理は母経由でロクシタンなんかを使ってそう

157 ：名無し草：2007/08/01(水) 23:43:43

久しぶりにここきてｻｲﾄ巡りしたら
清×悠ばっかりでﾋﾞｸｰﾘした
他ｶﾌﾟは盛り上がりがないんだね
いろいろみてみたかったのでちょっとｶﾅｼｽ
野梨子や可憐が愛される話はあんまりないんだろうか

158 ：名無し草：2007/08/02(木) 00:44:20

>156
母経由でロクシタン　あり得る～

可憐はメイク中の姿も美しそう。

159 ：名無し草：2007/08/02(木) 03:11:25

>可憐はメイク中の姿も美しそう。

可憐の口紅を塗る魅録が浮かんだ
そこはかとなくエロス…

160 ：名無し草：2007/08/02(木) 07:27:19

可憐の口紅をこっそり自分に塗ってる魅録、まで想像した

161 ：名無し草：2007/08/02(木) 07:52:25

美童も一緒にメイク談義して華を咲かせてそう

清四郎もそれを聞いて、こっそり研究のためにリサーチとかｗ

162 ：名無し草：2007/08/02(木) 08:37:23

>>160
女装の回は関節キスでドキドキ、まで妄想した

163 ：名無し草：2007/08/02(木) 20:31:31

ゴールドのネイルを塗る可憐に魅録が突然、
「それ、貸して」
と、手を差し出す。
可憐は、(魅録があたしに塗ってくれるの…？)と、
ドキドキしながらマニキュアを渡す。

魅録はマニキュアを受け取り、可憐の手を…
ではなく、ラジコンヘリを手に取り、塗装の剥げた部分に
マニキュアを塗った。

それを見て、むちゃくちゃキレる可憐。
…まで妄想した

164 ：名無し草：2007/08/02(木) 20:45:08

>>163
ありそうｗｗｗｗ

165 ：名無し草：2007/08/02(木) 21:12:39

>>163
ﾁｮﾄ萌えた。
プラモが趣味の彼はポリッシュを塗るのが上手、というネイルスレの書き込みを
思い出して連想妄想。

三角座りで窮屈そうに身を屈め、ペディキュアを施す可憐。
「俺がやってやるよ」
魅録はポリッシュを受け取り、手際良く塗っていく。
（新人ネイリストなんかより、ずっと上手いじゃない…。）
驚きながら、可憐はいつしか魅録の手元に見とれていた。
「ほら、いっちょあがりっと。コイツはどこに付ける？」
ストーンを指差す魅録に、可憐は更に目を丸くしたが、好奇心も手伝って指示を出した。
魅録は的確に指示通りストーンを配置し、見事なアートが完成した。
「上手いじゃない、魅録」
感謝と尊敬を込めて微笑む可憐の頬は、心なしか上気していた。
「まぁな」
魅録は照れ臭そうに呟き、それでも嬉しそうに言葉を続けた。
「プラモの塗装と似たようなもんだしさ。次もやってやろうか？」
「プラモ～！？」
可憐の表情はひきつった。
「結構よっ！」
何故怒られたのか理解できず、魅録は部屋を後にした。
可憐は仕上げにトップコートを塗りながら、アートの見事さに見惚れ、ひとりごちた。
「ちょっと惜しいことをしたかしらね…」

長々とｽﾏｿ。

166 ：名無し草：2007/08/02(木) 23:39:11

>>165
ニブい魅録って、らしいなぁと思ったｗ
あと、魅録の指や指の動きが（意外にも）セクシーで、柄にもなくドギマギして
しまう可憐・・・というのもいいかも。

（あの指先が肌をツツツとなぞっていったら……いやね、あたしったら魅録相手に
何を考えてるのかしら）

167 ：名無し草：2007/08/03(金) 01:27:01

>>165
ペディキュアを塗ってあげるってコトは、
当然だが可憐の足にも魅録の手が触れるってコトだよね。
…なんか、イイ！

168 ：名無し草：2007/08/03(金) 12:24:31

可憐の脚は爪先までキレイそうだ。
魅録も塗りながらドキドキしたりして
（こんなの塗らなくてもキレイなのになあ…）
とか思ってるといい

169 ：名無し草：2007/08/03(金) 12:28:01

なんか美しい絵面が浮かんでくるよー
美しいというか艶っぽいというか…

170 ：名無し草：2007/08/03(金) 20:15:22

ペディキュア塗ってる途中の絵面は「女王様と召使」のようだｗ
でもそれがいい…

171 ：名無し草：2007/08/03(金) 22:07:20

そのまま脚を舐(ry

172 ：名無し草：2007/08/03(金) 22:32:56

>>171
女だけど、可憐の足なら舐められる。
>>168の言う通り、爪先まで完全に美しそうだ。
そういう意味では美童も大丈夫。
逆に、洗った直後でも勘弁して欲しいのは清四郎。
いや、好きなんだけどね。。

173 ：名無し草：2007/08/03(金) 23:16:43

清四郎の足は…
武道とかする人は足の裏の皮が分厚いよね。
野梨子も真っ白で美しいだろうな。
悠理はいい感じに焼けてそうだね

174 ：名無し草：2007/08/06(月) 02:14:08

悠理って、イラスト見てると夏は真っ黒になるよね。

イメージ的に、
野梨子：日焼けしても黒くならずに赤くなって（軽い火傷症状起こして）戻る
悠理：日焼けしたらこんがりしてきて、夏の終わりにはまだらになる？
可憐：完全武装で絶対焼かない
肌の丈夫さは、悠理>>（超えられない壁）>>可憐>=野梨子くらいかな？

175 ：名無し草：2007/08/06(月) 03:19:03

悠理の肌は相当丈夫だろうね。ニキビや肌荒れのイメージが全くない。
敏感そうだなあと思うのは美童かな。
魅録にはＤ●Ｃのメンズとかを使って欲しいｗ
ＡＸ●なんかも試してそうだｗ
清四郎はお肌の手入れをしているイメージがあんまりないかも。
私のイメージでは　清四郎＞魅録＞＞＞美童かな

176 ：名無し草：2007/08/06(月) 07:38:20

清四郎、お手入れするとしても、ヘチマ水なんかをバシバシ
叩き込んでいそうだ。

177 ：名無し草：2007/08/06(月) 09:06:25

でも、野梨子の日焼けの治療をしてあげたり、
可憐の使う日焼け止めクリームの成分に興味を示しそう

178 ：名無し草：2007/08/06(月) 23:11:52

魅録は、自分では肌の手入れをしているつもりは全く無いが
洗面所や風呂に置いてある石鹸等全てが千秋さんの厳選品なため、
知らない間に肌トラブルとは無縁になってるっぽい。
清四郎は正しい食事、睡眠、運動をすることで、内側からトラブル回避。
美童は女性用の高級クリームとか持ってそうだなぁ…

179 ：名無し草：2007/08/07(火) 00:21:56

美童はシャンプーにもこだわってそうだな～
可憐と情報交換してたり…

180 ：名無し草：2007/08/07(火) 05:30:17

外人さんに日本のシャンプーって合うのかな。美童はちゃんと外資系のを使ってそうだけど。
昔外国で何気なくシャンプー買ったら髪バリバリになった覚えがある
可憐はサロンの専売品だろうな。週１でトリートメントしてそう

181 ：名無し草：2007/08/07(火) 09:32:55

どこの国かにもよるとは思うけれど、基本的に日本人は欧米系の肌、髪質と
比べると弱いからね。海外のシャンプーとかはきついんだよね。
あと水質もあると思うし。

そう考えると美童にとっては、サラサラキューティクルな髪の毛維持と肌理細やかな
肌でいるには日本の水と製品は合っているかもしれない。
原作女性限定スパ話のときは寝化粧まで拘っていたぐらいだから、きっと女性用
ナイトケア用品を厳選して使用しているのだろうなあ。

182 ：これ、いただくわ　８３：2007/08/07(火) 22:40:01

>>89

地下の警備員控え室では三人の男がパイプ椅子にすわり、そのうち二人が
灰皿をはさんで顔をつき合わせていた。片方は先刻、地下道を駆け抜けて
いった車の運転席に座っていた男だ。まるで食あたりでもおこしたような顔で
縮こまっている。
「どうしたよ、顔色わるいぞ？」
心配した同僚が声を掛けても頑なに俯いたまま。男は石のように身を固くし
ていたが、やがてのっそりと頭をもたげるとこう言った。
「…おれ、見ちまった」
茶菓子に伸ばしかけていた同僚の手がハタと止まる。ゴクリと唾を飲み込ん
だ同僚は蚊の鳴くような小声で問い返した。
「それってアレか？　ここがその昔、首塚だったっていう…」
「…ああ」
男は湿った声で喋り出した。
「第三ルートのカーブんとこにフワフワ浮いてやがった。ありゃきっと伴天連
だ、金髪だったからな。そいつがオカッパの、まだちいせぇガキの首と一緒に」
「か、かくれ切支丹か…」

183 ：これ、いただくわ　８４：2007/08/07(火) 22:41:10

「そいつらがカァッと目ぇ開けてこっち見てんだよ。けど戻る訳にもいかねぇし、
だからフルスロットルで突っ込んだんだ。そしたら急に首がストンと……通り
過ぎてからバックミラーのぞいたら、まだ恨めしそうに睨んでやがった。地面
に転がったまんまでぇ…」
「お、俺もうぜってぇ地下道とおらねぇ…」
「地下道だけじゃねえぞ。この土地全部に染み付いてんだよ、打首にされた
奴らの怨念が。上の階でもとつぜん電気が消えたりするって話だぜ」
「それは電圧が低いだけじゃ…」
「バッカ、今どきそんなビルあるかよ。あれは霊の仕業だよ。実際このビル
建てた時にもいろいろあったって話だしな」
「あんまり脅かすなよぅ。俺そろそろ見回りの時間なんだけど……あっそうだ、
おい新入りッ。オイッたら」
会話に加わることなく、ひとり黙々と求人誌をめくっていた男がうるさそうに
顔をあげた。
「…なんスか？」
まったく気のない返事。けれどもちょっといい男だ。刃物でこそげたような
輪郭にキリリと鋭い両のまなこ。およそ新入りの名には似つかわしからぬ
面構えである。
「お前、巡回行ってこいよ」
「俺の番じゃないっすけど」
「いいから行けって。な、たのむよ」
先輩株に拝まれては仕方ない。新入りの男はしぶしぶ立ち上がって部屋を
出ていった。

184 ：これ、いただくわ　８５：2007/08/07(火) 22:42:40

ちょうど座っているのにも飽いたところだ、気分転換にはいいかもしれない。
そう思い直した新入りは、探照灯を片手にさっそく地下道へと足を向けた。
話が聞こえていなかったわけではない。けれど幽霊話など眉唾だと思って
いる。それでも何かを見たと言い張るのであれば、まずは侵入者を疑うの
が道理だろう。誇りと正義感に溢れてこの仕事に就いているわけではない
が、給料分の働きぐらいはしてやろうと思うのだ。
「確か、第三ルートっつってたよな」
無駄に入り組んだ地下道を男はどんどん進んで行った。
体にまとわりつく闇。湿気て淀んだ空気。まことしやかな怪談話には打って
つけの舞台装置だ。時おり鼓膜をふるわせる水漏れの音も効いている。
思わずうしろを振り向きたい衝動に駆られるが、「バカな」と吐き棄てて
男は先を急いだ。
「こっちが第四で、あっちが第二……ん？」
前方に、なにやら蠢くものがある―――灯かりだ。
やはり切支丹の怨念などではない。怪しき何者かが入り込んでいたのである。
男は探照灯を消して闇にまぎれると、足音を忍ばせて近付いていった。

185 ：これ、いただくわ　８６：2007/08/07(火) 22:43:54

「ねえ野梨子、あんまり動かない方がいいんじゃない？」
美童が情けない声で引き止めてみても、野梨子の足は止まらなかった。
魅録と連絡も取れず、メーデーが届いたかどうかもわからぬ状態でいつま
でも途方に暮れているわけにはいかないと、野梨子は己にムチ打って行動
を再開したのである。
「出口は塞がれてしまいましたのよ。魅録が助けに来てくれるとしても、
あそこで待っていたのでは袋小路ですわ」
たしかに野梨子の言う通り。あの状態では袋のネズミだと、美童も頭では
わかっているつもりなのだが、気力が萎え切っていてついつい泣き言が
出るのだった。
「でも遭難したときはムリに歩き回っちゃいけないって言うよ？」
「ここは山ではありませんわよ。それに追っ手が掛からないところをみると
見つかったわけではなさそうですわ。幸いこれまでのところは一本道です
から、アンテナを設置しながら救助を待つのが賢明だと思いません？」
いちいち尤もで反論の余地はない。美童は年老いたロバのようにしおしお
と従った。
――やはりいざとなれば野梨子はつよい。腕力こそ無いが、逆境で発揮さ
れる彼女の精神力は容易に他の追随を許さない。
ようやくその点に思いを巡らせたロバは、小さくも頼もしいその背中に少し
だけ元気を取り戻した―――のだが、それも長くは続かなかった。
「止まれッ！」
前方の暗がりから突如わき起こった大音声。美童は肝をつぶしてその場
にへたり込んだ。
野梨子はやっとの思いで悲鳴を堪え、慌ててライトを走らせた。けれど相
手の姿を捕捉することがどうしても出来ない。声の主は巧妙に闇に紛れて
いるらしいのだ。
「お前ら、なにもんだ？」
するどく誰何する声が闇をふるわせる。おそらくこのビルの警備員だろう。
―――どうやら見張られていたらしい。
そうと知らぬまま動き回ってしまった己の迂闊さに野梨子は唇を噛んだ。

186 ：これ、いただくわ　８７：2007/08/07(火) 22:45:44

「出入り業者なワケねえよなあ？　こんなとこウロウロしてんだからあ？」
警備員は闇に姿を消したまま。それでもジリジリと距離を詰めてくるのが
気配でわかる。まるで闇が膨らんで迫ってくるかのような圧迫感だ。
進退窮まった野梨子の脳裏に、このときハッと閃くものがあった。急いで太
股のあたりを弄ると、ひんやりと硬いものが指先に当たった。
（ありましたわ…）
万が一のためにと魅録が持たせてくれたサプレッサー付き麻酔銃である。
銃と言っても掌にすっぽりと納まってしまう大きさで、弾は縫い針の先より
ももっと小さい。撃たれた方もそれと気づかぬほどの小ささだ。
しかし威力は凄い。急所に撃ち込めば、ものの三秒もしないうちに深い眠り
に落とすことのできる強力弾である。
魅録にそう説明されても半信半疑だった野梨子は、ためしに、たまたま居合
わせた清四郎の首筋にダブルタップで撃ち込んで、後刻めざめた彼にねち
ねちと叱られた苦い思い出がある。
野梨子はあたふたと引鉄をひいた。
しかし、そううまい具合に命中させられるものではない。読書に耽って無防備
にウナジを晒していた清四郎を至近距離から狙い撃ったのとでは訳が違う
のだ。
「なにコソコソやってんだ、ぁあ？」
警備員はまた距離を詰めてきたようだ。声が徐々に近くなる。
恐慌を来した野梨子は四方八方に銃口を向けてとにかく撃ちまくってみたの
だが、敵の威圧的な気配はふくらむばかりだった。
（……ダメ…ですわ）
がっくりと項垂れた野梨子。そんな彼女をあざ笑うかのように、おぞましい声
が地底の迷宮にコダマする。
「逃げられると思うなよ？」
なかば観念し、無力感に苛まれながら野梨子は虚しく木霊に聞き入るしか
なかった。
―――が、この時不意に。チクリと胸をさす不可解な痛みに気がついた。

187 ：これ、いただくわ　８８：2007/08/07(火) 22:47:47

甘い疼き、とでも言おうか。
どこか切なく、どこか懐かしい感じのする感傷が、もどかしさに似た高揚感
を伴なってせり上がってきたのだ。
あまりに場違いなその感傷は、しかし野梨子の中で急激にふくらんでいった。
そしてついにはひとりの男の像を結ぶに至ったのである。
（この声………ぁああッ！）
警備員はジリジリと距離をつめてきた。一歩、また一歩。そして。
「動くなよ。そのままゆっくり両手をあげ…」
「ゆ、ゆうやさんッ！？」
「でぇッ！？」
正体不明の侵入者がとつじょ自分の名を呼んだ事に裕也は面食らった。
悪い仲間との付き合いはずいぶん前に絶ったはずだ。掛け軸窃盗事件の
末に金沢へ引っ込むことにして以来、お天道様に顔向け出来ぬマネなど
していない。コソ泥に名前を呼ばれる覚えなど、断じて無い裕也なのだ。
「だれだ、テメェッ！」
警棒をにぎりしめてライトをつける。目も眩むばかりの光の中で、ただの黒
い塊だったものが俄かに人の顔となった。それを両眼に確かめた裕也は、
名を呼ばれた驚きをダブルスコアで上回る衝撃に翻弄された。
「…ぇ…あ…んた……のり…の…りこ……白鹿野梨子ッ！？」
地下道に響き渡るフルネーム。

188 ：これ、いただくわ　８９：2007/08/07(火) 22:49:06

もはや疑いの余地はないが、それでも野梨子はなにかの間違いであること
に一縷の望みを託し、おずおずとライトを向けてみた。闇に身を隠すことを
止めた警備員の姿が鮮やかに照らし出される。
「ほんとに……ほんとにあんたなのか？　野梨子なのか？」
まるで念仏でも唱えるように野梨子の名を呼びつづけるのは、紛うことなき
刈穂裕也であった。

思いも寄らぬ突然の再会。
それもこんな場所で。
こんな格好で。
魂が、フッと体から抜け出しそうになるのを野梨子は感じた。
―――いっそ気を失ってしまえば楽になれる…
そんな考えも頭を過ぎったが、こんなナリで気絶した日には気がついたあと
が地獄だ。卒倒しそうになるのを気力一本で持ちこたえ、
「お…おひさしぶり…ですわね…」
と、挨拶の言葉をしぼり出したものの、あまりの白々しさに我ながら頭を殴
りつけたい気持ちになる。
「……ひさし…ぶ…り…」
つられて裕也も挨拶を返すが、その言葉はむなしく虚空に吸い込まれて
いった。
気まずいというよりも、もっと深刻な居たたまれなさに満ちた沈黙がすべて
を包み込み、地下道に沈滞する空気はその温度を数度下げた。

189 ：これ、いただくわ　９０：2007/08/07(火) 22:50:35

傍で見守る美童も我が事のような居た堪れなさを感じはしたが、しかし
それよりも知り合いに出会えた安堵感のほうが遥かに大きい。野梨子に
してみれば地獄の連続だろうが、美童にとってはまさに地獄に仏の裕也
だった。
「久しぶり、裕也くんッ！」
精いっぱい明るくふるまう美童。
（ここで彼を敵に回しては…）その思いが美童を奮い立たせた。
「元気そうで安心したよ。で、さっそくで悪いんだけどさ、どこか隠れると
ころないかな。積もる話は落ち着いてからってことで」
しかし裕也の視界に美童が入っている気配はまるで無い。潤んだ双眸は
野梨子ひとりにヒタと向けられ、そのうち全身がワナワナと震えだしたかと
思うと、とつぜん裕也はわっと叫んで崩れ落ちた。
「あんたが……あんたがそんな事になってたなんてッ！」
彼我の距離５メートル。これでは生首だとようやく気づいた美童はササッ
と大股で近づくと、蕩けるような笑みで囁いた。
「だいじょうぶ。ぼく達ちゃんと生きてるから」
「……なッ…おま…どういう…」
「詳しいことは後で話すから。とにかくどこかに匿ってよ。さっ立って」
「ぁ……ああ…」
混乱に乗じ、美童は裕也を抱き込むことに成功した。

　　　　　　　　　　　　　　　　（続きます）

190 ：名無し草：2007/08/07(火) 23:38:41

これいただくわ　キタ－！
この流れはもしかして？この人物は・・・と思っていたらやっぱり！
裕也も登場するなんて、いったいどんな風に展開するのかワクワクです。
続き楽しみに待ってます！！

191 ：名無し草：2007/08/08(水) 04:27:23

これ、いただくわ!!!
素敵～♪待ってましたといわんばかりの裕也登場でキャーッ。

ココってコンスタントに投下してくれる方がさり気無くいらっしゃるから良いわ～。
いつもありがとうございます！

192 ：名無し草：2007/08/11(土) 05:24:48

保守ついでに。

悠理「もうお盆かよ・・・今年こそ海外いこ！どこでもいーから！！」

193 ：名無し草：2007/08/11(土) 08:23:08

>これ、いただくわ
お待ちしておりましたー！すごく楽しみにしてたので嬉しいです。
まさか裕也が出てくるとは、チチといい裕也といい恋愛面でも面白い展開になってきましたねー。
悠理＆チチ　野梨子＆美童＆裕也　可憐＆清四郎　魅録＆豊作
意外なコンビ（トリオ）がいっぱいで面白いです。
また続きお待ちしております！！

194 ：名無し草：2007/08/11(土) 23:56:39

野→魅、４レス使います。苦手な方はスルーお願いします。

有閑メンバーが意気投合して間もない中等部時代の話です。
女三人しか出ず、場面転換なし、野梨子ひとり語りの味気もそっけもない話です。
暇つぶしになりましたら幸いです。

195 ：笑顔の隣にいれたなら（１）：2007/08/11(土) 23:58:56

時折、何の前触れもなく思い浮かぶ。
常の尖った印象とはかけ離れた、無邪気に破顔するあの人の顔。
大人びた顔から一転して、年相応の少年に見える瞬間。
その瞬間をもっと、ずっと、傍で見ていたい。
どうしたら、―――私たちの距離は縮まるのだろう。

木曜５限、合同体育の後の更衣室。
着替えに手間取う私を悠理と可憐はいつも待っていてくれる。
初めてできた、友だちと呼べる仲間たち。
体育の授業は運動音痴の私には憂鬱そのもでしかなかったが、
今は随分と気楽に受けられるようになった。授業以外の他の場でもそうだ。
以前の私は、同級生にはじまり、人付き合いを煩わしく感じていた。
でも、悠理や可憐、仲間たちが、人との繋がりの大切さを気づかせてくれた。

196 ：笑顔の隣にいれたなら（２）：2007/08/12(日) 00:00:00

可憐の恋愛談義に相づちを打ちながら、私は着替えを続けていた。
私たち三人を残して、すでに最後の一団が更衣室を出た後だった。
野梨子、と悠理に呼ばれて、私は胸元のリボンを結ぶ手を止める。
お互い名前を呼び捨てにし合うのは未だ少し気恥ずかしい。
返事を返す代わりに悠理に顔を向けると、
彼女にしては珍しく言い淀み、視線を僅かに逸らされた。
「あのさ、おまえらってつきあってんの？」
前から思っていたんだけれど、と悠理は小さい声で付け加えた。
異性の話題が尽きない可憐でなく、私が聞かれているのだと自覚した途端、
心の内の何かが答えを形にしようと焦って動き出す。鼓動が速くなる。
目は開いているのに、目蓋に笑顔の残像が通り抜けた。
「いっつも、よく一緒にいられるよな。嫌味の固まりみたいな奴じゃん」
私が口を開く間もなく、悠理の言葉が覆い被さった。
一瞬、心に広がった安堵と焦燥、そして羞恥心。

固有名詞が抜け落ちた悠理の会話を理解するには手間どらなかった。
やはりそう。普通に考えて清四郎以外はありえない話なのに、
私は何を勘違いして期待しているのか。頭も心も熱がすっと冷めていく。
幼馴染みとの関係を尋ねられられる頻度は、中等部に入ってとみに増えていた。
周りは皆、好いた惚れたが気になる年なのだろう。
大股を開いて床にあぐらをかき、伸びた手足は痣や傷だらけの、この悠理も。
私は頬が緩むのを押さえ、憮然とした表情を作ってみせる。
「家が隣同士の幼馴染み、それだけですわ。仮にあれがおつきあいだと言うなら、
悠理だって清四郎と長年つきあっていることになりますわよ」
言い聞かせるように殊更ゆっくりと話し、最後にため息までついてみた。
うっ、と悠理は言葉を詰まらせ、答案用紙を前にした時と同じ青ざめた顔になる。
「なーんだ、つまんない。友だち以上、恋人未満ってやつね」
悠理を焚き付けた張本人の可憐は、心底残念そうな声を上げた。

197 ：笑顔の隣にいれたなら（３）：2007/08/12(日) 00:01:06

可憐はなお、幼馴染みと私との関係を分析し、仮説を繰り広げている。
私はそれに反論することなく聞き流していた。
仲間内の単なるおふざけを本気にするほど頭が固いわけではない。
それに「友だち以上、恋人未満」という言葉に正直ぴんと来ないだけだった。
確かに清四郎は、私にとって友だち以上の異性なのだろう。
それを認めることはできても、恋人未満かという判断までは下せない。
今まで恋人と呼べる存在がない私は、判断材料になる経験値が余りにも不足している。
私の持論を聞いて、おそらく苦笑するはずの清四郎の顔が頭を過る。
彼には、私が求めている笑顔はない。いつも見ていたいと願う笑顔はそこにない。
悠理に尋ねられた時も、可憐に言われた時も、私の心は魅録を映していた。

ついこの前まで、魅録は悠理の旧友とはいえ、面識がない他校の異性に過ぎなかった。
学外の魅録と会うのは皆と一緒なのが常で、
特にふたりきりで会ったり親しく話したりする理由はなかった。
輪の中にあっても、自ずと魅録の隣は悠理、私の隣は清四郎と決まっている。
ふと思う。可憐なら、魅録と悠理の関係を何と例えるだろう。
悠理なら、魅録の存在を何と答えるだろう。
初めは、どこか冷めている彼が暖かい笑顔を見せることに驚き、
その笑顔をまた見れたらいいと思う程度だった。
それなのに、気づけば、いつも近くで見ていたいと願うようになり、
今では、私に笑いかけてほしいとまで思い始めている。
どうして魅録なのだとか、なぜ姿を目で追ってしまうのだとか、
いくら頭を悩ませても、私のこれまでの経験だけでは模範解答は出てこない。
思いついた答えを当てはめりゃいーじゃん、と悠理はさらりと言ってのけるだろうか。
当てはめる答えは、とうに私の頭に浮かんでいる。ただ、間違いを恐れている。
それが恋ってもんよ、と可憐ならきっぱりと言い切ってくれるだろうか。

198 ：笑顔の隣にいれたなら（４）：2007/08/12(日) 00:02:11

いつのまにか可憐の話題は学園の噂話に移り、
悠理の話題は行きつけのお好み焼き屋の新メニューに変わっている。
私は、リボンを結ぶ手が止まったままであることに初めて気づいた。
慌てて身支度を整える私の向かいで、あっ、そうだ！と声が上がる。
目を輝かせた悠理が、皆で泊まりがけで遊びに行く計画を話し出す。
「あたいも知ってる人でさ。魅録の先輩んちが会津高原でペンションやってるんだ。
山も河もあるし、とにかく料理がすっごく美味いって。しかも、近くの農園に」
食べ物の話が延々と続きそうな悠理を押しのけ、可憐がぐいっと身を乗り出す。
「そういうわけで、野梨子は週末空いてる？行けそう？」
私は大きく頷き、もちろん行きますわ、と急いで答えていた。
どうしよう、心臓が高鳴るのを止められない。また頭が火照ってきた。

解放感に満ちたざわめきが廊下に響き、授業の終わりを告げている。
早速、可憐は放課後に旅行の買物をしに行こうと朗らかに提案し、
悠理はお好み焼き屋で旅程を決めようと鼻息荒く主張している。
私の頭は買物も旅程も二の次で、心はすでに週末の高原へと飛んでいた。
皆が楽しそうにはしゃいでいる。そこに屈託なく笑う魅録と私がいる。
こうして、―――私たちの距離は縮まっていくのだろうか。

―――宝石と言える友だちがようやくできた。
―――恋人と呼べる人は未だいない。

＜おわり＞

199 ：名無し草：2007/08/12(日) 08:49:22

初だけどクールな野梨子が素敵
GJ！

200 ：名無し草：2007/08/12(日) 10:46:08

裕也みたいな男がタイプの野梨子は、次に（最後に？）恋するのは
魅録だと思う。純情カップルでお似合いだよね。

201 ：名無し草：2007/08/13(月) 23:15:20

「おまえらつきあってんの？」
この台詞って、魅録は清四郎に言ったことあるかな？
あえて聞かないような気もするが、その状況の二人の心境はどんなだろうと
想像してみた。

202 ：名無し草：2007/08/13(月) 23:35:27

>>201
知り合ったばかりの頃に、何の気なしに一度尋ねてて、
高校生になって野梨子にホレてからもう一度尋ねたりしてたら萌える。

203 ：名無し草：2007/08/14(火) 13:36:05

ttp://uploader.fam.cx/img/u16171.jpg

204 ：名無し草：2007/08/14(火) 13:46:43

何故グロ画像を貼るのか。
話題が気に入らなければ違う話を振りなさいｗ

205 ：名無し草：2007/08/14(火) 18:46:54

>>202
うわー。想像してめっさ萌えた！ありえそう。
野梨子にはやっぱ悠理が聞きそうだ。
美童と可憐は直球で聞いたりしないんだろうな。

206 ：名無し草：2007/08/14(火) 20:17:59

有閑倶楽部以外の人からは常に聞かれてそうだよね
「可憐お姉さま！美童様とお付き合いなさってるんですか？」
「やだ、まさか！(笑)止めてよね、美童となんて！」
みんな同じようなやり取り繰り返してそう

207 ：名無し草：2007/08/15(水) 02:20:36

ttp://uploader.fam.cx/img/u16171.jpg

208 ：名無し草：2007/08/15(水) 22:50:59

>>206
萌えた…
悠理の場合、
「悠理様、ひょっとして美童様ととお付き合いなさってます？」
「えー、あたいより弱っちい奴となんて付き合わねーよ」
「じゃあ、松竹梅様とは？？」
「魅録？あいつは大事なダチだよ。」
「じゃ、じゃあひょっとして、菊正宗様と…？？」
「…ば、ばかッ！そんなわけねーだろ！あんな偉そうな奴、
好きじゃねーよ！！」

と、会話でバレてその日のうちに全校生徒に広まりそう。

209 ：名無し草：2007/08/15(水) 23:08:40

みんな倶楽部外の人たちには聞かれすぎてて
かえってクールなんじゃないかな。

210 ：名無し草：2007/08/15(水) 23:23:20

>>209
そうかも。
ただ、美童と清四郎以外は核心を突いた質問をされると
表情や態度に出そう。

211 ：名無し草：2007/08/15(水) 23:27:29

清四郎と野梨子は聞かれ慣れてるだろーな

212 ：名無し草：2007/08/16(木) 12:06:03

悠理は魅録とのことばっかり聞かれてそうだけどなぁ。
そのたび「魅録はダチだあ～怒」と怒鳴ってそう。

213 ：名無し草：2007/08/16(木) 20:18:16

やっぱりハタからみたら
清四郎⇔野梨子
魅録⇔悠理
美童⇔可憐
なのかな。
でも校内でもここの人達みたいな妄想する人は居そうだよねｗ

「あなた御覧になって？この間菊正宗様と剣菱様が…」
「まあ本当ですの？やっぱりあのお二人って…」
「私も先日黄桜様と松竹梅様を銀座でお見掛けしましたわ。あのお二人って付き合ってらっしゃるのかしら」
「まさか！だって松竹梅様には白鹿様がいらっしゃいますもの」
「あら、私は美童様と白鹿様が一緒にいらっしゃる所をお見掛けしましたわ。とても目立っていらして…」

以下ループ

214 ：名無し草：2007/08/16(木) 20:27:19

>>212
悠理はなさそう。悠理を男として見てる女生徒が多いみたいだし、
野梨子や可憐との仲を、むしろ疑われてるんじゃないか。
野梨子なんて男嫌いで有名（きっと可憐が言いふらしてる）だし、
「・・・やっぱり」みたいな感じで。怖くて聞く人はいないだろうけど、
噂があってもおかしくないw

215 ：名無し草：2007/08/16(木) 20:42:46

>>213
前にも言われてたような気がするが、このメンツで
校内同人誌が作られていそうな希ガス。
きっとカプ論争も激しかろうｗ

216 ：名無し草：2007/08/17(金) 00:18:58

冷蔵庫のある生徒会室が羨ましい。
お茶当番の可憐と野梨子がマメに氷作ったり
お茶作ったりしてるんだろうな。
あと悠理のおやつがいっぱい。

217 ：名無し草：2007/08/17(金) 08:10:21

イケナイご本や酒タバコも置いてあるんだよね。やりたい放題や。

218 ：名無し草：2007/08/17(金) 15:17:50

ホントだね、ヤりたい放題だね

219 ：名無し草：2007/08/17(金) 15:41:27

おいｗｗ

220 ：名無し草：2007/08/17(金) 23:51:46

しかしイケナイご本は誰が持ち込んだんだろうｗ
三人とも趣味が違いそうだからご本の傾向もきっと（ｒｙ

221 ：名無し草：2007/08/18(土) 00:20:17

>>220
確か美童の台詞だったけど、美童が女性の居る場所でそういうものを読むのが
正直意外だった。

清四郎は自室に完璧に隠蔽して置いてそう。
でもきっと、和子さんにはきっちりバレてると思う。

魅録は無造作に枕の下とか、机の引き出しとかにありそうだな。
で、千秋さんに見つかって「私の方がイイ女じゃなーい」とか言われそう。

222 ：名無し草：2007/08/18(土) 03:11:27

>221
美童なのか。そういう物とは無縁なイメージだったなあ…
一人で慰めてる想像が全くつかない。
やっぱり洋モノが好みなんだろうかｗ

可憐なんかの方が観賞やら研究やらで熱心に見てそう。

223 ：名無し草：2007/08/18(土) 22:35:11

１９歳の健全な男の子だからね。
男子３人こっそり集まって
女性談義やビデオ鑑賞など、してたらおもしろいな。

224 ：名無し草：2007/08/18(土) 22:48:01

魅録は女性に対するキャラが時代によって違うから色んな反応が想像できる

225 ：名無し草：2007/08/18(土) 22:49:32

テクニックの研鑚に余念のない美童
年相応に興味しんしんな魅録
あくまで知識として知っておかねばと冷静を装いつつ
内心バクバクの清四郎

226 ：名無し草：2007/08/18(土) 23:02:46

>>222
（大した事ないわね）と呟く可憐が容易に想像できる

227 ：名無し草：2007/08/19(日) 23:56:12

こういうのが好みなのかと、落ち込む子が
一人くらいいて欲しい。

228 ：名無し草：2007/08/22(水) 01:07:41

ホシュ

229 ：名無し草：2007/08/24(金) 12:34:50

ほ

230 ：名無し草：2007/08/24(金) 22:30:44

たて

231 ：名無し草：2007/08/24(金) 22:52:37

をなめるなよ

232 ：名無し草：2007/08/25(土) 16:18:12

ＧＯＧＯ!

233 ：名無し草：2007/08/25(土) 21:34:29

案外古いネタをご存知の方がいらっさるｗ

234 ：名無し草：2007/08/26(日) 01:57:59

爆笑っすwww

235 ：名無し草：2007/08/27(月) 08:52:33

やりたいことやるぜ

236 ：名無し草：2007/08/27(月) 11:57:46

http://vista.jeez.jp/img/vi8818225465.jpg

連載も再開するかな

237 ：名無し草：2007/08/27(月) 12:02:03

えぇ～テレビドラマ化？どの俳優が誰をやるんだろう。

238 ：名無し草：2007/08/27(月) 12:05:35

ええええ。
マジで？

239 ：名無し草：2007/08/27(月) 15:26:50

やだ

240 ：名無し草：2007/08/27(月) 15:39:07

キャストが美形じゃなかったらどうしよう・・・

241 ：名無し草：2007/08/27(月) 18:30:27

連続ドラマ？
なんだか寒いことになりそう・・・。
でも、キャンペーン的にまた短期集中連載あるかもね。

242 ：名無し草：2007/08/27(月) 19:21:10

秋のドラマって、もうすぐじゃん。

243 ：名無し草：2007/08/27(月) 19:21:53

やっぱり皆未塵も期待してないよねｗ
この流れで続きを描いて頂きたいが、19巻みたいになるのは正直勘弁orz

244 ：名無し草：2007/08/27(月) 19:29:24

【火曜22時】一条ゆかり「有閑倶楽部」がドラマ化決定。そんな漫画知らん
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1188184089/

245 ：名無し草：2007/08/27(月) 19:33:16

http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1188208608/

ドラマ板にも専用スレが立った。
ここでのドラマ話は嫌な人もいるだろうから、ドラマの話はこちらに移動願います。

246 ：名無し草：2007/08/27(月) 22:46:24

ドラマ化かぁ　まじでやだ・・・

247 ：名無し草：2007/08/27(月) 22:48:36

連載確定みたいなレスを向こうで見たけど、
ソースあるのかな

248 ：名無し草：2007/08/27(月) 23:23:56

ドラマ化は絶対に嫌。
絶対に予想もしないようなおかしなキャストになるのは、
今までの少女漫画原作ドラマ見てわかってるし絶対に見ない。
このスレでもドラマ話いらない。

249 ：名無し草：2007/08/28(火) 00:15:27

ドラマ化・・・ほんとにｶﾞｯｸｼorz
なんでいまさら有閑？プライドのほうがよっぽどドラマ向けだろうに。
有閑にはコアなファンしか残ってないってことに気付けよー御大。

250 ：名無し草：2007/08/28(火) 16:12:19

ドラマ化自体は期待してないけど、
ドラマをきっかけに読者が増えて人気が出て、そんでもって
原作で新作がどんどん出てくれるとありがたい。
で、このスレでも新作続作が出てくれればなお良し。
…と、良い方向に考えてる(ってか考えるしかない)。

そんなわけで、新作お待ちしておりまーす

251 ：名無し草：2007/08/28(火) 19:19:14

>>250
確かに、余波でココも賑わう可能性があるよね。
とちょっとwktkしてみる。

252 ：名無し草：2007/08/28(火) 19:24:51

他のドラマ化作品を見てると、エロパロ板に立ってるね。
まあ、それならそれで住み分けができていいけど、
問題は、お客さんに荒される事が多くなるみたいだから、
負の要素の覚悟も必要かと。

253 ：名無し草：2007/08/29(水) 14:13:40

ドラマ化するとドラマ厨は絶対出てくるよ
俳優つながりで、全然関係ない他ドラマの設定使ってSS書いたり
それで原作派と対立して落ちたスレいくつか知ってる

もしエロパロ板に立ってもここには誘導しないほうがいいなと思う

254 ：名無し草：2007/08/29(水) 17:07:42

ドラマが始まってもここはここでまったり行きたいな。
イケパラやホタルみたいに原作とは全くの別物になるだろうから

255 ：名無し草：2007/08/30(木) 00:03:24

キャスト発表見た

別物って言葉じゃ済まされないほど改悪された気分
嫌いなタレントが自分が一番漫画界で好きな男キャラに配役された時の絶望なんて知りたくなかった

256 ：名無し草：2007/08/30(木) 00:06:02

ドラマでは、魅録が主人公に改変、演じるのはKAT-TUNの赤西らしい

257 ：名無し草：2007/08/30(木) 00:07:48

配役がイメージに合わないのはまあ仕方ないとしても
主人公変えるってのはちょっと…

258 ：名無し草：2007/08/30(木) 00:19:10

どの話使うかにもよるけどね。
魅録主役で違和感無い話もあるし。
主役って言っても単独主役とは発表してないし、クレジットだけかもしれないし。

ドラマはドラマでぬるーくｦﾁしましょ。。

259 ：名無し草：2007/08/30(木) 00:21:59

ジャニヲタ歓喜。

260 ：名無し草：2007/08/30(木) 01:01:29

http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up29088.gif

261 ：名無し草：2007/08/30(木) 03:35:51

マジで魅録＝赤西単独主役かよ
しかも髪型も制服も似せる気すらない

262 ：名無し草：2007/08/30(木) 04:27:02

不愉快な気持ちもわかるけど、ageないでよ。

263 ：名無し草：2007/08/30(木) 04:28:33

ミロクはヤクザや族と交流してるようなアウトローなのに
赤西君じゃナヨっちすぎる

264 ：名無し草：2007/08/30(木) 04:32:09

今日は有閑倶楽部のお通夜です
http://l.pic.to/3nne2

265 ：名無し草：2007/08/30(木) 08:12:52

有閑関連のスレも乱立してるね。
こりゃ当分いろんな意味で賑やかになりそうだ･･･

266 ：名無し草：2007/08/30(木) 10:20:46

>>259
ジャニヲタですが、最悪だと思ってますけど何か

魅録は脇だから光るタイプなのに、主人公にするってだけでも改悪なのに
赤西じゃ全然ビジュアルイメージも違うだろ
もっと男らしくて髪は短髪、魅録は男三人の中で一番爽やかで豪快な感じなのに・・・
マジで勘弁してほしい

267 ：名無し草：2007/08/30(木) 10:25:46

赤西って好きでも嫌いでもなかったけど（留学がどうのって時は寒いとは思ったが）
正直嫌いになりそうだ
有閑は一番好きな漫画なのに、こんな仕打ちってひどすぎる

日テレしんでくれ
大体、ゆうりが主人公じゃなく6人主人公に変えるならともかく、みろく単独主演って
本当にこの漫画読んでて愛してる奴なら絶対やらないだろう

268 ：名無し草：2007/08/30(木) 10:48:21

ドラマ板に原作ファン用のスレできてたよ。
もう完全に別物だし、ここでドラマの話は極力出さないようにしない？
悪いけど、そのタレントの名前すら見たくない気分だよ。
一条先生はなんで許したんだろ。

269 ：名無し草：2007/08/30(木) 17:18:15

ごめん、今キャストのこと知って絶望した・・・

普通に深夜アニメにでもしてくれればよかったのに
もう日テレ見ない

270 ：名無し草：2007/08/30(木) 17:38:09

一条ゆかり先生が答える有閑倶楽部虎の巻より

Q21テレビドラマ化もイヤ？
Aじつはドラマの話は、しょっちゅう来るのよ。
でも「メンバーを高校生ではなく大人という設定に」とか、
果ては「登場人物の名前がお酒では困るとスポンサーが言っています。変更します」
なんて話になったり。
さすがの一条も怒るわよ（笑）、
だって名前も設定も変えちゃうのは『有閑』のタイトルが欲しいだけってことで、
そんなのはイヤ！！
だからドラマ化の話はいつもポシャりま～す（笑）。

この言葉を信じてたのに。
これ以上ないくらいに>『有閑』のタイトルが欲しいだけ、なドラマになるでしょうね。
しばらく日テレ見たくないな。

271 ：名無し草：2007/08/30(木) 17:44:18

もうドラマの話はいいよ。該当スレでやってくれ

272 ：名無し草：2007/08/30(木) 17:45:25

お客さん読んじゃう危険性あるから禁止にしよう

273 ：名無し草：2007/08/30(木) 19:22:33

しかし各板のスレの伸び具合見て、有閑の人気の凄さにﾋﾞｸｰﾘだよ
キャラの漢字を正しく書けてるのはここくらいだけどｗ

274 ：名無し草：2007/08/30(木) 19:41:49

>>273
うん、自分も驚いてる。
こんなに潜在的な人気があったんだね。
ここでひっそり楽しんでたものが、今いろんな人の
口に上ってるんだなーと思うと不思議な気がするｗ

275 ：名無し草：2007/08/30(木) 21:33:16

私は10代だから連載は読んでなかったけど、漫画好きだから単行本集めて読んでファンになったよ
やっぱりちょっとバブリーな匂いはするけど、それでも面白い
20代前半の姉も同じく有閑好き
２ちゃんのスレに来るほどではなくても、この漫画読んだことあって好きだって人は年代問わずに多いんじゃないかな
うちでは母も読んでる
それがドラマ化でしかもトンデモなキャストが発表されたから、各板で祭状態になってるんだと思う

276 ：名無し草：2007/08/30(木) 21:51:54

清四郎→
野梨子→
魅録→
美童→
悠理→
可憐→
剣菱万作
剣菱百合子
剣菱豊作
松竹梅時宗
松竹梅千秋
菊正宗修平
菊正宗和子
菊正宗夫人
黄桜燁子
白鹿清洲
白鹿夫人
杏樹グランマニエ
ヴィヨン・グランマニエ
真理子グランマニエ
花子アクアヴィット
オーゼベリィ・アクアヴィット
レイニア・エール
雲海和尚

五代
明輪
九江

277 ：名無し草：2007/08/30(木) 22:07:50

>>273
そう言えば読んだことがあるレベルの人も参戦している模様。
キャラの漢字は滅茶苦茶になってるね。
変な誤変換が定着しなければ良いんだけど。。

278 ：名無し草：2007/08/30(木) 22:53:17

もうドラマのことはドラマ版に任せて
こちらはこちらでいこうよ。
せっかくの連載が読めなくなったらいやだもん。

279 ：名無し草：2007/08/31(金) 00:52:27

赤西にあの次元大介ばりのニヒルな魅録役は無理
アメリカでどれだけ修行したか知らんが
無理無理無理

280 ：名無し草：2007/08/31(金) 01:18:53

アメリカへは語学留学らしいよ、半年間だけのね。
てゆうか、>278に賛成。
私はドラマ見ないことに決めたし、ドラマ板も見ない。
もうその人の名前見たくない。
完全に別物でしょ。有閑倶楽部って名前のついた別物。

281 ：名無し草：2007/08/31(金) 01:36:55

投書したいけど我慢して先へすすむか。。。

282 ：名無し草：2007/08/31(金) 03:07:52

>>279 >>281
＞お約束
＞　■sage推奨　～メール欄に半角文字で「sage」と入力～

テンプレも読めない厨は顔を洗って出直して来い

283 ：名無し草：2007/08/31(金) 03:46:22

>282
心から同意。

284 ：名無し草：2007/08/31(金) 11:37:33

洗いましたが何か？

285 ：名無し草：2007/08/31(金) 13:34:34

ｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇ

286 ：名無し草：2007/08/31(金) 22:36:45

もう、スレチは完全スルーって事で・・・

287 ：名無し草：2007/09/01(土) 04:30:03

はぁあぁ……、唯一まともな原作スレが残ってた(嬉泣)
衝撃事件に、うんざりしてたので、ありがとう。
滅多に見ない新参者だけど、ほんとにここがあって救われた。
萌え万歳！！

288 ：名無し草：2007/09/02(日) 02:07:57

剣菱家に目を奪われてて気が付かなかったんだけど、
白鹿家の敷地も広いね。塀がずっと続いてる。

289 ：名無し草：2007/09/02(日) 23:14:25

確かに。
白鹿家に比べると、菊正宗家の外観が普通の庶民宅ぐらいに見えるw
でも、お手伝いさんが二人はいる家なんだから
実際は相当なデカさなんだろうけど。

290 ：名無し草：2007/09/02(日) 23:41:20

菊正宗家の倍はありそうだよね。
両親の資産比較では、
剣菱家＞白鹿家＞松竹梅家＞グランマニエ家＞菊正宗家＞黄桜家　かな。

291 ：名無し草：2007/09/02(日) 23:51:51

剣菱家＞松竹梅家＞白鹿家＞グランマニエ家＞菊正宗家＞黄桜家

こうじゃね？
和貴泉の資産の方が凄そう。

292 ：名無し草：2007/09/03(月) 00:58:09

和貴泉家って元華族設定でもあるんだよね。
美童も元貴族設定だし、白鹿、和貴泉、グランマニエの３家が高貴な家柄設定か。

清四郎は本人は完璧人間だけど、
家族は剣菱家との縁談に舞い上がってたし（特に姉）、
黄桜家とともに、菊正宗家も庶民性は持ってそう。

293 ：名無し草：2007/09/03(月) 02:39:35

単純な資産だったら剣菱とグランマニエかなと思う。
グランマニエと白鹿は家の格がすごそうだ。
国宝級の品がゴロゴロしてそうなイメージ。

ところで、和貴泉家が元華族で資産家っぽいのはわかるけど、
松竹梅家はどうなんだろう。
和風の立派な家だったけど、もともと官僚エリートの家系なんだろうか？
和貴泉家の資産で地位や家を得たとはあまり考えたくないんだよなー。

294 ：名無し草：2007/09/03(月) 07:13:31

松竹梅家もなにやら古めかしい立派な家だし、それなりの名門の旧家なんじゃね？
和貴泉家の援助を得てだとしたら、早くても千秋さんとの結婚が決まってから建った家ってことでしょ、
だったらもっと新しい感じの家になるんじゃないかと思うんだよね。
千秋さんの趣味が百合子さん並とは思わないけど、純和風よりもっとモダンな西欧風スタイルの家になりそう。

295 ：名無し草：2007/09/03(月) 07:38:50

警視総監官舎じゃないよね。あれ、私宅だよね。

松竹梅家のお手伝いさんは、結婚前からいた雰囲気ではあるから、
家は時宗さん所有のものじゃない？
時宗さんは東大出ではないけど、やはり官僚一家なんじゃないかな。
サラリーマンや実業家の子息には思えないし、ありうるとしたら、教育者の家かなあ。

野梨子の家も不思議と言えば不思議なんだよね。
茶道家元というと、千宗室さんを思い浮かべてしまうけど、ピンきりそうじゃない？
京都でもないし、女性家元だし（男性上位のイメージがある。実際、女性家元は少ないみたいだし）。
って、架空の宗派に疑問を抱いても仕方がないんだけど。

296 ：名無し草：2007/09/03(月) 08:47:29

そういえば美童父の任期ってどれくらいなんだろうか？
普通海外赴任って３～５年くらいのイメージなんだが帰国する気配ないよね
美童が住んでるのは大使公邸かな？
みんな東京のどこに住んでるんだろう

297 ：名無し草：2007/09/03(月) 12:56:32

>>295
茶道のことは詳しくないけど、野梨子の所は父が日本画家だし共働きでもあるから
相当の金持ちだとは思う。
画家は有名所まで上り詰めると本当にすごいからな。

298 ：名無し草：2007/09/03(月) 13:02:09

悠理は世田谷
清四郎と野梨子は目黒
可憐は銀座（借家）
美童は麻布
魅録は吉祥寺なイメージ
学校は六本木辺り？

299 ：名無し草：2007/09/03(月) 13:45:49

警視総監はわからないけど、古くからの政治家一族って血筋の良いイメージ。
細川さんは五摂家の血筋し、麻生さんの妹は信子妃殿下だし。
時宗ちゃんは警視総監だけど、家柄的にはそっちのイメージがある。

300 ：名無し草：2007/09/03(月) 13:46:06

>>298
可憐＝銀座は合ってそうだなーと思う

清四郎と野梨子は徒歩通学だっけ？
可憐が電車で
悠理と美童がお車？
あれ、魅録はどうだったかな

301 ：名無し草：2007/09/03(月) 13:47:50

実在のスウェーデン大使館は六本木のようだね

302 ：名無し草：2007/09/03(月) 13:54:17

美童は中３から日本に来たんだよね。
時が止まってる世界とはいえ、帰国話があっても確かに面白そう。
卒業までは一人で残りそうな感じもするけど。

歴代の警視総監の中には、政治家に転向される方も少なくないし、
時宗さんも、どっかの県知事に立候補なんて展開が、
あの世界のずっと先には待ってたりするんだろうか。
千秋ちゃんも魅録も選挙活動は手伝わなさそうなんですがw

303 ：名無し草：2007/09/03(月) 13:59:28

>>302
何故か清四郎が「政治も面白いかもしれませんね」なんて言って
選挙活動手伝ってそう。

304 ：名無し草：2007/09/03(月) 14:23:20

>>302
その場合やくざや暴走族に顔が利く息子はネックになるんじゃｗ

305 ：名無し草：2007/09/03(月) 14:25:21

警視総監の息子という今の立場でも充分ヤバイよねw

野梨子父・清洲さんの家柄も良さそう。
地方の名家か画家の家系って感じがする。
両親が身分差婚なら、野梨子の恋愛感も違ってただろうし。

306 ：名無し草：2007/09/03(月) 21:22:31

可憐のとこのビルはさすがに持ちビルじゃないのかな。

307 ：名無し草：2007/09/03(月) 23:16:56

美童が惚れられたきぬばあちゃんが大家だったじゃん。

308 ：名無し草：2007/09/04(火) 00:04:06

あ、そうだ。忘れてた＞大家

可憐とこはあの中で一番庶民ぽいけど、
父親の遺産とかもそれなりにあったりするのかな。

309 ：名無し草：2007/09/04(火) 00:07:24

あの宝石屋が遺産なんじゃないの？
若くしてお亡くなりになってるから生命保険があるだろうけど、
事業資金に回ってそう。

310 ：名無し草：2007/09/04(火) 04:34:17

遺産や保険金で開業したのかもよ＞ジュエリーアキ

可憐はあき子さん以外家族の描写が全くないから少し気になるな
ビルには大家さんがいるけど昔は黄桜ビルって名前だった気がする
設定変えたのかな

311 ：名無し草：2007/09/05(水) 03:57:49

きぬばあちゃんが死んだ後、あのビルの所有権は誰になったんだろう

312 ：名無し草：2007/09/05(水) 08:52:44

やっぱり美童……？

313 ：名無し草：2007/09/05(水) 15:04:59

人形博物館と老人ホームを建てたんだよね。
だとすると、あのビルも売却して現金化してるだろうから、
その時に、あき子さんに安い値段で売ってるかもしれないね。
家賃収入をそのまま老人ホームの維持費に回してる可能性もあるけど。

314 ：名無し草：2007/09/05(水) 18:35:56

何か真面目な話になってきたねｗ

315 ：名無し草：2007/09/05(水) 18:48:22

真剣な考察もたまにはいいねｗ

>>305の
＞両親が身分差婚なら、野梨子の恋愛感も違ってただろうし。
これ見てふと、もし清州さんと野梨子ママが身分差婚なら、とちょっと妄想して
禿げ萌えた。
日本画家を志す貧しい青年と、年の離れた良家のお嬢様が惹かれあい
手に手をとって駆け落ち、最終的には結婚を許される･･･それなんて大正浪漫？

316 ：名無し草：2007/09/05(水) 18:57:38

有名になったら迎えに来るって言って一度別れて
ホントに有名になって迎えに来た、とか

317 ：名無し草：2007/09/05(水) 19:23:08

年の差婚だよね

318 ：名無し草：2007/09/05(水) 20:14:10

裕也が有名になって野梨子を迎えに来たら素敵。

319 ：名無し草：2007/09/05(水) 22:06:24

>>317
野梨子の両親何歳の時に結婚したんだろ。
野梨子ママは見た目若く描かれてるし。
パパとママと野梨子の間が全部20歳差ぐらいかな。

320 ：名無し草：2007/09/05(水) 23:39:56

見合いか結婚かはわからないけれども、
野梨子母が２０歳くらいのときに結婚してそうだよね。

ところで、清四郎って何で長男なのに四郎なんだろう。

321 ：名無し草：2007/09/05(水) 23:40:58

↑「見合い結婚か恋愛結婚かはわからないけれども、」です。ｽﾏｿ

322 ：名無し草：2007/09/06(木) 00:29:34

先祖に清一郎、清二郎、清三郎がいるとか。

323 ：名無し草：2007/09/06(木) 00:35:59

ありがちだけど、祖父の名前をもらったとか。
その祖父が四男坊なんだよ、きっと。

324 ：名無し草：2007/09/06(木) 01:27:14

清四郎のお父さんの名前はなんだろな。

325 ：名無し草：2007/09/06(木) 01:33:38

清四郎父の名は既出だろ

326 ：名無し草：2007/09/06(木) 01:34:13

修平さんだよ。清の字も漢数字も付いていない。

327 ：名無し草：2007/09/06(木) 02:07:36

>318
やばい、それ凄くいい！！！
立派になって戻ってきて、野梨子を向かえに来たという裕也に
清四郎が目を光らせるとかなったら面白いだろうな。てか
そうゆう話読んでみたいな～

328 ：名無し草：2007/09/06(木) 08:38:23

>>327
さあキーボードに向かうんだ

329 ：名無し草：2007/09/06(木) 23:57:56

この流れ読んで今まで清×野しか考えたことなかったのに
千秋さんと仲良くなれそうとか考えたり
グランマニエ家の調度品を愛でたりする野梨子の姿が浮かんでｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

330 ：名無し草：2007/09/08(土) 01:17:47

そして、次には可憐や悠理の様々な組み合わせも浮かんできます

331 ：名無し草：2007/09/08(土) 20:42:19

今日知ったんだけど、マンガの豪華版が出るようだね。
普通、大型本って連載終わってから出るものだと思うんだけどｗ
すでにコミック持ってるけど、設定資料集とか特典ページとして
盛り込まれてたら買ってしまいそうだ。

332 ：名無し草：2007/09/09(日) 10:01:54

>>331
そうなんだ
それは嬉しいな
単行本持ってるけどもうボロボロだし
カラーページが多いとうれしいなあ

ただひとつ、ドラマ関係の話は一切載せないでほしい
実写版のキャスト写真とかは絶対にいらないから、そういうのが特典にされちゃうことはないよ・・・ね？

帯にも写真つけないで・・・って、さすがにこれはこの時期では無理な話かもしれないけど

333 ：名無し草：2007/09/09(日) 10:52:40

連載当時の扉絵とか付録カット収録、とかじゃないかな？
書き下ろしがあればうれしいけど

334 ：名無し草：2007/09/09(日) 11:01:24

虎の巻みたいに１Ｐくらいは付きそうだね＞書き下ろし

335 ：名無し草：2007/09/09(日) 11:21:10

>>332
でも今回のデラックス化はドラマ化に合わせてだからな。
さすがにキャストの写真が中に載ることはないと思うけど、
帯は多分ドラマ化キャストの帯になると思うよ。
表紙だけは描きおろす気もする。

336 ：名無し草：2007/09/10(月) 07:32:12

花男は表紙とポストカード付録だった。で、数巻に１Ｐ書き下ろしがあった。
そこでドラマ話もちょこっと書かれてた。でも、その程度で、あとは帯だけだったよ。
今の文庫本で不都合はないけれども、
虎の巻の１Ｐも楽しませてもらったし、自分は書き下ろし読みたさに買っちゃうだろうなぁ。

337 ：名無し草：2007/09/10(月) 12:44:35

ドラマ化の帯は確実につくだろうね
でも帯ならすぐ外せるよｗ
それよりも書き下ろし分が充実したものだといいな
とりあえず文庫も単行本も全部持ってるから、どういう内容になるかで購入するか決める
表紙が書き下ろしってだけでも買ってしまいそうだが
私もドラマ関係の話は全くいらない派

338 ：名無し草：2007/09/11(火) 20:26:24

ちょっと話は変わるが、ペナルティヒデの奥さんは三味線の先生で、
家でも敬語で話すそうだ。お酌をしてくれるし着物を着てるときもあるとか。
野梨子みたいな感じかな。実際いるんだね。

339 ：名無し草：2007/09/11(火) 21:55:58

>>338
見てたｗ
私もペナルティのヒデの奥さん、野梨子みたいだなと思ってたｗ

340 ：名無し草：2007/09/11(火) 22:21:33

友人でそんな子いた。あと、奥さんだけ敬語で話す家ってのもあるんじゃないかな。
敬語といえば、清四郎も。でも、お姉ちゃんは普通の会話してるんだよねw

341 ：名無し草：2007/09/11(火) 22:37:42

清四郎、中学時代は敬語じゃなかったよね？髪型も普通だったし。
何故高校に入ってああなったんだｗ

342 ：名無し草：2007/09/12(水) 01:15:21

連載途中からだんだん敬語キャラになっていった気がする
皇太子の話では「俺」って言ってるしｗ

343 ：名無し草：2007/09/12(水) 03:52:59

葬式

344 ：名無し草：2007/09/12(水) 04:34:12

ここでドラマの話せんでくれ。
悪いが。

345 ：名無し草：2007/09/12(水) 15:03:38

あれはもう別物だから、このスレとは関係ない

346 ：これ、いただくわ　91：2007/09/12(水) 22:09:45

>>189
１８階に到着した清四郎と可憐は、悠理が落としていった通信機の回収作
業に取りかかっていた。
魅録とのコンタクトのあと、ふたりの間に会話らしい会話はすっかり途絶え
ている。もともと無駄なおしゃべりが許される状況でもなかったが、清四郎
の厳しく引き締まった横顔が可憐に口を開くのを躊躇させていた。
「気をつけて」
遠慮がちに声を掛けてみたが、ダクトから通路へと下りていく清四郎はやは
り無言のままだった。野梨子たちの危急に万作の誘拐が重なって、彼の頭
の中には思案しなければならない事柄が山積しているのだろう。けれどそう
は言っても、今の自分たちにできる事は限られている。この広いビルの中、
どこに監禁されたかも分からぬ万作を探し回るより、まずは居所のわかる
悠理を保護する事の方が先決だ。それに野梨子たちの救出には魅録が向
かっている。タイプは違えど、清四郎と同等のはたらきができる魅録である
から遜色のあろう筈もない。
しかしそれでも、
（本当は自分で助けに行きたいところなのかもねえ…）
なにしろ野梨子の保護者を自任する彼である。潜入のパートナーに野梨子を
選ばなかったのも、彼女の安全を第一に考えたからに違いない。
しかしその気遣いが裏目に出た。すぐにでも駆けつけたいのが本音だろうが、
そうかと言って任務を放棄するわけにも行かず、居ても立っても居られぬ気分
が彼をことさら寡黙にさせているのだろうと可憐は思った。
だが、ここで妙な気を起こされては堪らない。これ以上面倒ごとを引き受け
るのは御免である。
「さ、早く済ましちゃいましょう」
通路をのぞき込んで小声で急かすと、通信機をつかんだ清四郎はそのまま
垂直に飛び上がり、ダクトに手を掛けると逆上がりの要領で戻ってきた。

347 ：これ、いただくわ　92：2007/09/12(水) 22:11:37

通信機は乱暴にふんづけられた形跡があるものの、壊れてはいないようだっ
た。モニタには自分たちの位置を示す青いブリップと並んで、通信機の赤い
ブリップが煌々と光っている。
「わりと丈夫なのね」
通信機とモニタを見比べた可憐が感心してそう言うと、清四郎もかすかに頷い
たようだったが、しかし相変わらず無言のままだった。
沈黙を気まずく感じたわけではない。けれど、何を言っても無反応では先が
思いやられると思い、可憐は思わず口を滑らせた。
「そんなに心配しなくても大丈夫よ。魅録が助けに行ってるんだから」
言ってしまってからしまったと思った。これでは藪をつついて蛇を出すようなも
のだ。横目でこっそり窺うと、清四郎の顔には煩わしげな表情が浮んでいた。
逸る内心を見透かされた思いがしたのだろう。
「とにかく。今は確実に任務を遂行することが肝心よ。集中しましょう」
厳格な態度でごまかしてみると、それが功を奏したのだろうか、清四郎は初
めて表情を緩め口を開いた。
「そうですね。まずは予定通り、悠理の身柄を確保しましょう」
可憐はほっとして腕のモニタに目を転じた。
悠理の所在を示す青い方のブリップは４０階だ。まだ２０階以上ある。そこまで
自分を担ぎ上げるのは、清四郎の超人的な体力を持ってしても相当な労力を
要するだろうと可憐は思った。
「大丈夫？」
すまなそうに首を竦めてみせると、意外なことに自信ありげな笑みが返ってきた。
「ご心配なく。あなたは思っていたより軽かったですからね。でもやはりこの
ペースでは時間がかかり過ぎますし……」
そして清四郎は事も無げにエレベーターを利用しようと提言したのだった。

348 ：これ、いただくわ　93：2007/09/12(水) 22:13:06

「ええッ、いいのぉ？」
「仕方ありません。非常事態です。今後、可憐も協力を惜しまないように」
釘を刺され、可憐はしぶしぶ頷いた。
けれどこの提案は、可憐にとって願ってもない事だった。いくら異性を意識
せぬ間柄とは言え、あられもない衣装で男の首根っこにお尻を乗せている
のは正直、恥ずかしかったのだ。
その点、清四郎のほうは至って涼しい顔であった。もともと内心を読ませな
い事に長けた男であるけれども、その能面ぶりは小憎らしいほどで、これ以
上望めぬくらいに煽情的なコスチュームの女を肩に担いでいるというのに
眉毛いっぽん動かさない。
そのような情動の欠落した男を相手に、こちらばかりが頬を染めていたので
は返って恥ずかしさが募ると思い、努めてなんでもない顔をしていたのだけ
れども、たくましい僧帽筋や三角筋が太ももを押し上げて躍動する度に、な
んとも言えぬ恥ずかしさが込み上げてきてまったく閉口したものだった。
そんな気恥ずかしさから解放される事を思えば、多少の協力はやぶさかで
ない。
「わかったわ。行きましょう」
ふたりが目指すのは悠理が利用したのと同じ搬入用エレベーターだ。それ
はビルの北側に位置しており、ここからもさほど遠くない。
水平ダクトをものの三十秒も這いずらないうちに、目と鼻の先まで接近でき
た。清四郎は針金のように細いペリスコープを伸ばしてエレベーター付近の
様子を窺った。
やはり見張りがいる。ここは悠理がひと暴れした階であるから、未だに警備
の目が厳しいのも当然のことだろう。
「どうするの？」
この問いに薄笑いをもって答えた清四郎は、さっそく金網をはずしにかかっ
た。磁気ドライバーでたちまちビスを取りのけ、音もなく板をずらして隙間
をつくる。

349 ：これ、いただくわ　94：2007/09/12(水) 22:14:17

「まさか強行突破するつもり？」
露骨に怪訝な表情をつくって下の通路を眺める可憐。さり気なくその背後に
まわった清四郎の顔には、ありありと作意の笑みが浮かんでいた。
野梨子に麻酔弾を撃ち込まれたあの日―――家に帰りついて鏡の中に化粧
を施された自分の顔を見つけた時の衝撃を、このとき清四郎はまざまざと思い
起こしていた。
「さ、出番ですよ」
「…え？」
疑問を差しはさむ暇も与えられぬまま、可憐はポンと背中を押された。
あとはもう、分からない。気付けば真っ逆さまで、通路の空中に吊るされて
いた。
「ヒィイィ――――――ィッ！！」
可憐も驚いたろうが、それ以上に肝をつぶしたのが通路の男たちだ。突然
ひびき渡った悲鳴に振り向けば、そこには凄まじい形相の女の生首。
「いやああぁぁ助けてえええぇぇぇっ！」
逆さになった女の生首が中空をたゆたいながら、ながい髪を振り乱して呪い
の雄叫びを上げているのだ。
「でっ…でたあああああぁあぁあっ！」
蜘蛛の子を散らすように逃げ去ったのも無理はない。
役目を終え、ようやくひき上げられた可憐は爪を剥いて清四郎に掴み掛かっ
た。
「なッ…なにするのよおおぉぉッ！」
「協力すると約束したばかりじゃないですか。それにこれが可憐の役どころ
なんですから」

350 ：これ、いただくわ　95：2007/09/12(水) 22:16:13

吊るされた時の形相に勝るとも劣らぬ憤怒の相で迫る可憐。清四郎は
繰り出されるビンタを軽やかに避けながら、
「ここは首塚の跡地だと言うのに、ろくに地鎮祭も行わずこのビルを建
てたんですよ」
「―――！」
可憐の脳裡に一条の閃きが、奔った。
（ああ、だから…）
この羽衣は首が出ているのだ、首塚の怨霊に見せかけるために。
当初からの疑問があっさり氷解した可憐は、
（さすが魅録ね、目の付け所が違うわ…）
ふっと真顔に戻ったが、しかし怒りが治まったわけではない。
「だからってなんで私なのよッ！　あんたがやればいいでしょうッ！」
「男より美女の幽霊の方が迫力がありますからね。さ、行きますよ」
労いの意味を込め軽くおだててやりながら、清四郎は喚く可憐を
小脇に抱え、無人となった通路へ悠然と降り立った。

351 ：これ、いただくわ　96：2007/09/12(水) 22:17:19

裕也に聞いたところによると、地下道は搬入車の通過を待って封鎖する
予定になっていたそうだ。野梨子たちの潜入が露見したわけではないと
いう。
ひとまずは安堵できたものの、しかし閉じ込められてしまったことに変わ
りはない。行き場を失くしたふたりは裕也の先導で、とりあえず地下の備
品倉庫に身を隠した。
「ここならまず大丈夫だ」
雑然と詰め込まれたロープやパイロンを片付けて確保したスペースに、
野梨子はこれ以上ないほど小さくなって座り込んだ。
「それにしても驚いたぜ。なんたって生首でご登場だもんな」
立てた膝をきゅっと抱き、そこへ顔を埋めた野梨子。こんな形での再会を
自分に課した神を―――いや、魅録を呪った。
「でもさ、どうしてこんなとこで働いてるわけ？　時宗のおじさんに紹介し
てもらった仕事はどうしたのさ？」
美童はさりげなく話題を変えてやる。野梨子の心情を慮ってのことであった
が、その質問は野梨子にしても、是非とも聞いておきたいところであった。
「ああ、自動車整備工場な…」
「うん？」
「つぶれた」
「え、倒産ってこと？」
「そ。でも社長のオヤジさんは借金返したらまた始めるって言うから、この
仕事はそれまでの繋ぎでな。けどそんなこと魅録に知られたらまた心配か
けるだろ。だから黙ってたんだが…」
語尾を濁し、目の端でチラッと野梨子を捕らえた裕也。
「けど、あんたには知らせとくべきだったかな…」
そう言うとすぐに目を伏せ、つまらなそうに爪先を蹴った。あの日と少しも
変わらぬその仕草に、野梨子の胸は小さく震えた。
これが街角での再会であったならと、切に願わずにはいられない。
せめて普通の恰好をしているときであったなら。とことん魅録を恨まずに
はいられない。
（魅録の……バカァ！）

352 ：これ、いただくわ　97：2007/09/12(水) 22:18:49

「―――しっかし、相変わらず無茶すんなあ、あんた等」
入り口の扉に背を凭せ、裕也は煙草に火をつけた。突慳貪な言い草だが、
本当のところさっきからウキウキしっ放しなのだ。なんと言ってもあのプラット
ホーム以来の再会である。
あれからのふたりを繋ぐものと言えば折々の手紙だけだった。電話もなし、
メールもなし。ただ紙っぺらをやり取りするだけの心許ない間柄であった。
けれど、贅沢を言えた義理ではない。裕也はその細い糸をつなぎ止める為に
あらゆる努力を惜しまなかった。
文具屋通いもそのひとつだ。野梨子の好みそうなきれいな絵柄の便箋を手に
入れるため、暇を見つけては町じゅうの文具屋を巡り歩いた。ふるさと切手
なるものの存在を知ってからは、遠く他県に住む友人に頼んで送ってもらっ
た事もある。
それに、書道も始めた。師から頂戴したお手本の千字文を夜な夜な熱心に
書き写し、そのまま朝を迎えたことも一度や二度ではない。骨身を削って精進
した結果、裕也の筆捌きは師をも唸らせるまでに上達したのだった―――が。
そこまで努力を重ねた文通も、このところはすっかり途絶えていた。原因は
裕也の書き送った一言にある。
『俺はあんたの話が聞きたいんだけど』
我ながら女々しい言い草だと思った。けれどもくる手紙くる手紙、彼がどう
したこうしたばかりでは正直おもしろくない。
だがそれが間違いだった。それを境にぷっつりと手紙が届かなくなったのだ。
だからと言って、今さらなんと言い訳をしたらいいものか。いや、言い訳を
するぐらいなら初めから書かねば良かったのだ。
（それこそ女々しいじゃねえか）
そんなことをグズグズ考え込んでいるうちに日は過ぎて、気づけば書きそこ
ねた便箋が六畳一間の部屋を埋め尽くしていた。

353 ：これ、いただくわ　98：2007/09/12(水) 22:20:26

職を探さねばならなくなったとき、まっさきに東京に出ようと考えたのは心
のどこかに……否、心のまん中に野梨子の事があったからだ。
会いに行こうと思ったわけではない。ましてや言い訳をしようなどと考えて
いたわけではない。
同じ東京という空気の中に。
ただそれだけを願い、ボストンバッグひとつを抱えて681系特急はくたかに
飛び乗ったあの日の事を、裕也は感慨深げに追憶した。
灰になった煙草をカカトで揉み消して目を上げれば、そこには真剣な眼差し
で通信機をいじくる野梨子の姿。パイロンに囲まれたその横顔を、悟られぬ
よう盗み見しながら裕也は甘い溜息を吐く。
（やっぱ東京来てよかったァ…）
もう少しだけ。この淡い幸福に身を委ねていようか―――と思ったのも束の
間、今の今まで曲眉を八の字に曲げていた野梨子が、パッと花の咲くような
笑顔で立ち上がったのだ。自分ではない、ほかの男の名を呼びながら。
「ああ魅録っ、聞こえますわっ、ええ聞こえています！」
努力の甲斐あり、どうにか電波が届いたようだ。それでも聞こえ難いのか、
通信機に両手をあてがって一心に耳を傾けている。
「…ええ…はい…無事ですわ、わたくしも美童も。…ええ。一時はどうなる
ことかと思いましたけれど」
ようやく頼みの綱と連絡がとれたのだ。緊迫の中にも野梨子の声は自然と
弾んでしまい、それが裕也には面白くない。チッとちいさく舌を打って、二本
目の煙草に火をつけた。

354 ：これ、いただくわ　99：2007/09/12(水) 22:23:27

『メーデーなんかよこすから心配したぞ』
「あの時は本当にダメかと思いましたのよ。それもこれも魅録がいい加減な
ことを…」
そう口にしかけた野梨子であったがハタと思いなおし、あとは堪えて飲み込
んだ。さしあたり今のところは安全だけれども、閉じ込められていることに
変わりはないのだ。このさい怨みつらみはあと回し。情報の共有と逃走経路
の確保が第一義である。
「―――第三地下道を搬入車輌が通過。のち第一から第四地下道すべて
封鎖。現在B1備品倉庫にて潜伏。脱出経路を模索中」
野梨子の報告はまるでハイカラな漢詩のようだった。美童にしてみれば魅録
に毒されたとしか言い様のない彼女の口調なのだが、事情を知らぬ裕也に
とっては急に遠い存在になってしまったかのようでなにやら物凄く、寂しい。
大きく唇をつきだして不満の意を表してみるものの、野梨子の視界には入ら
ぬらしく裕也はますます面白くない。足元に吸殻ばかりが増えてゆく。
『地下道から搬入車？』
「ええ、そうですの。搬入物は…」
ここでようやく野梨子は裕也に目をやった。しかし、彼も詳しく知らされている
わけではない。口をへの字に曲げて肩を竦めてみせるのみだ。
「搬入物は確認できず」
『……それってもしかすると剣菱のお』
そこまで聞こえたところで雑音がにわかに激しくなった。ジジッと耳を聾する
ばかりのノイズが入ったかと思うとそれっきり。通信はぷっつりと途絶えてし
まったのだ。
「みろく……ッ！」
裕也が右手を鋭く上げ、野梨子を制止したのはその時だ。ハッと口を噤んだ
野梨子はあわてて裕也の背後の扉に目を向けた。
何かが―――蠢いている。地底にひそむ得体の知れない虫たちがゴソゴソと
這い出てくるような、不穏な臭いをたっぷり含んだ空気が金属製の扉を通して
にじり寄ってきた。

　　　　　（つづきます）

355 ：名無し草：2007/09/12(水) 22:50:08

＞これ、いただくわ
おお！お待ちしておりました！
ひそかに書道まで習っていた裕也にワロスｗ
努力の方向性を間違っている気がしなくもないｗｗ

清四郎の筋肉にちょっとどぎまぎする可憐など、細かい萌えが
散りばめられててＧＪでした！

356 ：名無し草：2007/09/12(水) 22:51:54

>これいただくわ
乙です～
これいただくわのファンなんで、リアルタイムで読めてうれしいなぁ
野梨子が裕也への手紙の中で書いていた彼とは誰のことなのかしら
原作とは全然違うストーリーに釘付けです。
次回も期待してます

357 ：名無し草：2007/09/12(水) 23:24:46

>これいただくわ
お待ちしておりました～
自分も野梨子が書いていた彼って？？？と、激しく気になっております。
この話の流れだと、誰でもいけそうなんだよなぁ・・・
まさに作者様の思う壺かしら？
それぞれのチームがどう動いていくのかほんと楽しみにしてます！

358 ：名無し草：2007/09/12(水) 23:36:00

>これ、いただくわ
乙です。
お待ちしてました。

裕也がそんなに野梨子を想ってただなんて、甘い溜息の裕也に
頬が緩みっぱなしです。
涼しい顔の清四郎が何を考えているのかも想像すると楽しいし、
可憐のどぎまぎも可愛いし、堪能しました。

359 ：名無し草：2007/09/12(水) 23:48:19

>これ、いただくわ

乙です。
野梨子が書いた手紙の彼は、この展開だとやはり彼の事かなdkdk
可憐のどぎまぎ可愛いな。そして、何か「らしい」と思いました。
次回を楽しみにしてます。

360 ：名無し草：2007/09/13(木) 00:04:54

これ、いただくわの過去ログを読みかえしてましたが、
連載開始からもうすぐ4年になるんですね。
作者様本当に乙です。毎度楽しみにさせてもらってます。

361 ：名無し草：2007/09/14(金) 16:26:42

ごめん。今さらながらのツッコミ。

＞―――家に帰りついて鏡の中に化粧
＞を施された自分の顔を見つけた時の衝撃を、

気がつかんかったんかいww

362 ：名無し草：2007/09/16(日) 18:39:02

保守しておく。

363 ：名無し草：2007/09/17(月) 15:55:22

少女漫画板の一条スレがカップル話になってて、ちょっと萌えｗ

364 ：名無し草：2007/09/17(月) 17:48:29

ああいう流れの時は喧嘩にならないか、ドキドキしてしまう小心者の自分がいる

365 ：名無し草：2007/09/17(月) 19:56:52

>>364
ﾉｼ　私も。
カプ談義で住民同士で揉めた記憶が、いまだに心に痛い。

366 ：名無し草：2007/09/17(月) 19:59:03

私もだｗ
でも、あっちは意外と思い入れが少ない分
揉めないのかもしれない。

367 ：名無し草：2007/09/17(月) 20:06:55

ずっと有閑関係のスレは見てるが、いつ揉めたのか覚えてないな。
昔のこのスレのこと？

368 ：名無し草：2007/09/17(月) 21:01:55

少女漫画板に重複スレまで立ってるし、ドラマ化のせいで騒がしいね。やれやれ

369 ：名無し草：2007/09/17(月) 21:05:31

カプ談義は平行線になるからなあ
ずっと引かない人も当然出てくるし、苦手だわ

370 ：名無し草：2007/09/17(月) 21:17:18

>>369
時々引かない人いるよね・・・
気に入らないカプだと聞き流せば良いのにと思ってしまうんだけど。
誰がどう妄想した所で原作はカプなど設定されてないんだからｗ

371 ：名無し草：2007/09/17(月) 22:21:03

>370
だからこそ、妄想のし甲斐があるんですよね。
原作で設定がないことに、今更ながら感謝してます。

372 ：ああ、なんて：2007/09/19(水) 03:44:26

次の作品投下までのつなぎにでもなれば…ということでアップさせてください。
4レスお借りします。

・恋愛要素は一切なし
・可憐の一人語り
・出てくるのは可憐と野梨子のみ

どう表現していいか微妙な内容ですが小ネタということでご容赦ください。
（痛い表現等はありません）

373 ：ああ、なんて　1/4：2007/09/19(水) 03:45:50

ライオンの檻に子猫を放りこんでおく。
しかしながら、その状況でもライオンは子猫を襲わないという。
――果たして百獣の王が、愛玩動物に対する庇護欲を持ち合わせているかどうかはわからないが。

可憐は、両親から与えられた自分の美貌に自信を持っているし、誇ってもいる。
物心ついたときからすでに、可憐は周囲（特に男の子たち）にちやほやされる存在だった。
母親の影響もあってか、自然と美しさや美しいものに興味を抱くようになった。

流行のファッション、大人びたメイクにアクセサリー。
美容体操や日焼け対策も自然と日々の生活の中に取り入れるようになった。
母は決して「子供のくせに」と言うことはなく、
友達同士のように効果的なストレッチやよく効くダイエット法などを話し合った。

与えられた美貌にあぐらをかくような真似を、可憐は一度もしたことがない。
それを維持するため、よりいっそう磨くための努力は怠らなかった。
それに関しては自信がある。

――だからこそ、初めて彼女を見たときに、本当に驚いたのだ。

聖プレジデント学園中等部に入学したとき、外部入学生の可憐は、
もの珍しさもあってかとにかく褒め称えられた。
満足していた可憐の耳には、当然彼女の噂が入ってくる。

――外部から来た黄桜さん、綺麗だよな。
――でも、白鹿さんが一番美人だよな。

そんなわけないじゃない、大体誰よ、白鹿って、と憤慨した可憐が、
白鹿野梨子の姿を初めて視界にとらえたとき、思わず不満を飲みこんでしまったのだ。

374 ：ああ、なんて　2/4：2007/09/19(水) 03:47:19

ダイアモンドの価値を決める4C。
Carat（重さ）、Color（色）、Clarity（透明度）は天然のものだが、
最後のひとつ、Cutting（カッティング）はそれを扱う人間の技術がものを言う。
どんなに素材が素晴らしくても、調理法を間違えれば宝石の価値は激減する。
可憐は、女の外見も同じだと思っている。
素材が良くても、化粧やファッション、体型の維持に手間と金を惜しんでしまえば、
その良さを十分に生かしきることができない。

しかし、白鹿野梨子は、無言で可憐のその美容哲学を綺麗に打ち砕いてみせた。

髪は特別にセットするわけでも、色を変えるわけでもない、
そのままの――辛口に言うのなら野暮ったいおかっぱ。
可憐のように薄化粧をするでもない、アクセサリーの類を身につけるわけでもない、
生徒手帳に書いてある通りの校則を守った制服の着こなし。

それなのに、彼女は確かに――少なくとも可憐が黙りこんでしまう程度には、綺麗だったのだ。
ビューラーであげているわけでも、マスカラをつけているわけでもないのに驚くほど長いまつげ。
それに縁取られた、伏し目がちの大きな瞳。
肌は、この少女は病弱なのではないかとはっとしてしまうほど、抜けるように白かった。
まるで日本人形のようなその容姿は、年齢が一瞬わからないほど幽玄な雰囲気をまとっていた。

おまけに成績優秀、品行方正。
父親は高名な日本画家で、母親は茶道の家元。
そのうえ『容姿端麗な男の（可憐にとってはここが重要なところだ）』幼なじみまでセットでついてくるなんて、
嫌味以外の何ものでもない。

――その後、いくつかの出来事を経て、可憐は野梨子と仲良くなり、
それ以降もずっと腐れ縁は切れずに続いている。
野梨子は、可憐が最初思っていたよりもつまらない人間ではなかったし、一緒にいると楽だし、頼りにもなる。

――それでも、未だに割り切れない部分もあるのだ。

375 ：ああ、なんて　3/4：2007/09/19(水) 03:49:21

基本的に倶楽部のメンバーは野梨子に甘い。
清四郎なんてまるで被保護者か年の近い妹でも見るような雰囲気だし、
悠理も魅録も何だかんだで野梨子を庇うことが多い。
それは野梨子には、小柄で運動音痴といういかにも庇護欲を刺激される要素があるからだろうし、
同時に彼女が天然の美しい容姿を持っているからだ。
魅力的な容姿は、敵意を集めやすいのと同じだけ善意も集めやすい（これは経験則だ）。
そして、人間というのは、より天然の美に価値を見出すものなのだと、
宝石商のひとり娘である可憐はよく知っていた。

――黄桜さん、綺麗だよな。
――でも、白鹿さんが一番美人だよな。

美しいものが嫌いな人間はまれだ。
男だったら、野梨子の容姿を褒め称えていればいい。
平凡な容姿の女だったら、人並み外れた美少女に憧れていればいい。
悠理のように異性の目をまったく気にしないような女だったら、逆に構えることなく付き合えるだろう。

ただ、可憐はそのどれにも当てはまらなかった。
自分の美貌を誇る気持ちを持っている可憐には、野梨子を素直に褒めることも憧れることもできない。
目の上のたんこぶというような存在なのだ。

376 ：ああ、なんて　4/4：2007/09/19(水) 03:50:26

「野梨子」

生徒会室へ向かう途中、隣を歩いていた彼女に声をかける。
野梨子は無造作にこちらに顔を向けた。
――相変わらず、なんて綺麗な女だと思う。

「今日の夜、用事ある？」
「特には……何かありますの？」
「何かってほどでもないんだけど、
　ママが『最近野梨子ちゃんの顔見てないから夕飯でもどう？』って言ってたから」

彼女は数秒、思案する横顔を見せると、もう一度可憐を見つめて返事をする。

「ええ、大丈夫だと思いますわ。お邪魔でないのなら。悠理も呼ばれてますの？」
「――あいつを呼ぶのはパーティのときだけにしておきたいわ」

家庭の手料理で悠理をもてなすのはなかなかに大変だ。
作っても作っても料理が追いつかなくなってしまう。
肩をすくめて言った可憐に、その真意を理解したのだろう野梨子が苦笑する。

――面倒なことに、可憐だって当然、美しいものが好きな人間に当てはまる。
だから口ではいろいろ文句を言いつつも、結局のところこの女の顔が嫌いではないのだ。
腹が立つ。
無意味に少しだけ機嫌を損ねた可憐は、天井を仰いだ。

――ああ、なんて複雑な女心。

377 ：ああ、なんて：2007/09/19(水) 03:54:47

終わりです。
次の職人さんの素晴らしい投下を待ちつつ読み手に戻らせていただきます。
お目汚し失礼しました。

378 ：名無し草：2007/09/19(水) 07:35:59

>ああ、なんて

素敵な掌編ありがとうございます！
可憐の複雑な女心が丁寧に描かれてて、すっと入り込めました。
確かに、可憐にとっては複雑だろうなあｗ

379 ：名無し草：2007/09/19(水) 10:20:16

>ああ、なんて

短編投下、乙です！
女の外見をダイヤの4Cに例えるのが、とても可憐らしかった。
複雑な心境を抱えながらも、野梨子と親友付き合いできる
可憐ってやっぱり人が良いんだろうなぁ。

380 ：名無し草：2007/09/19(水) 12:00:35

>ああ、なんて
乙です！
野梨子と可憐の、本編で出てくる友情的なものは好きなんで、
こういう作品が読めるのはうれしいです。
可憐が複雑な心境を持ちつつも、やっぱり野梨子を無視できない所が
可憐らしくていいですね。
また作品投下してくださいね。

381 ：名無し草：2007/09/19(水) 12:01:52

>ああ、なんて

素敵な短編でした。可憐が大好きなのですごく嬉しかったし
とても読みやすかったです。
野梨子と友達になるなんて、美しい人であればあるほど
難しいと思います。メンバーの中で、一番のお人好しは
間違いなく可憐でしょうねｗ

382 ：名無し草：2007/09/19(水) 13:19:28

>ああ、なんて
野梨子ｽｷｰなので萌えました～
でも原作の可憐は、心の底から「自分の方が美人」だと思ってると思うけどｗｗ

383 ：名無し草：2007/09/19(水) 19:48:14

可憐の方が美人でしょう　
なんでもﾏﾝｾｰ　野梨子ﾏﾝｾｰ

384 ：名無し草：2007/09/19(水) 20:09:32

>>383
なんでもマンセーとか、そういう言い方はやめれ。
せっかく書いくれてるのに、失礼だろ。
原作読んでると野梨子の方がもてるとは書いてあるが
どっちも美人と原作では表現されてるし、
どっちの方が美人かなんて原作では記述されていない。
昔の作品でも、野梨子より悠理の方が美人と書いてた個人作品もあったよ。
ようは個人の好みの問題。

385 ：名無し草：2007/09/19(水) 21:03:57

>ああ、なんて

カプじゃなく、女同士の友情(？)の話も素敵ですね！
>>381
確かに。
お人好しの可憐だからこそ、野梨子の事を
認めたくないけど認めちゃうんだろうな。

386 ：名無し草：2007/09/20(木) 00:12:45

>>384
>>382が失礼な書き込みしてっから>>383が嫌味言っただけだろ

387 ：名無し草：2007/09/20(木) 00:21:05

勘違いという意味じゃなくて、
自信を持ってるという意味だと捉えたから、失礼な書き込みとは思わなかった。
野梨子も可憐も悠理もみんな美少女。
聖プレジデントの男子学生には
大和撫子に見える野梨子が受けが良いってだけかと。

388 ：名無し草：2007/09/20(木) 00:26:39

自分も失礼な書き込みとは思わなかったが。

389 ：名無し草：2007/09/20(木) 00:32:46

可憐ってそいうキャラだよね。

390 ：名無し草：2007/09/20(木) 00:46:33

うん、全然何とも思わなかった。
初期の可憐の紹介文に自分の美貌が自慢のタネって書いてあるし、
入学当時に他の女生徒見て「私の方が美人」って
自信持って言ってるコマがあるし。

391 ：382：2007/09/20(木) 01:51:42

もちろん馬鹿にしてるんじゃなく
「あんたどこに目ぇつけてんのよ！あたしが一番美人に決まってるでしょ！」
→「あいつこの状況わかって言ってんのかよ('A`)」
っていう、あの可憐のキャラが大好きなもんで。
言葉足らずでｺﾞﾒｿ

392 ：名無し草：2007/09/20(木) 11:12:13

>ああ、なんて

可憐が美しいものを好むのは、宝石屋の娘だからなのかなと納得しました
外見への自分磨きを惜しまない努力も、可憐の良いとこだと思います
野梨子の外見も目に浮かぶような表現で良かったです

393 ：名無し草：2007/09/21(金) 19:33:55

悠理が野梨子のこと、頭はいいし顔はまあまあだし、それでモテりゃ
やっかまれる、って言ってたね。これ見て悠理って野理子のこと
顔はまあまあって思ってるのか、って思った。

394 ：名無し草：2007/09/21(金) 20:13:10

野理子じゃなく野梨子ね。

395 ：名無し草：2007/09/21(金) 20:20:46

悠理は意外と言えば意外だけど、
女性陣はお互いにそれぞれの美しさを認めてそう。

396 ：名無し草：2007/09/21(金) 20:38:39

>>393
みんな美人設定だよ、有閑は。
虎の巻や原作読んでりゃ分かる。

397 ：名無し草：2007/09/21(金) 21:31:40

美しいかどうかは、もう絵で判断したらいいと思うｗ

背が高くてシュッとしたかっこいい美人なら悠理。
目が大きいちょっとロリも入ったの美少女なら野梨子。
大人っぽい顔つきで色気のあるゴージャス美女なら可憐。

それぞれタイプの違う美形が揃ってるのが、有閑倶楽部のおいしい所なんだからさｗ
しかしこうやって書いてみると本当に三種三様だな。
好むタイプが分かれるのも仕方ないな。

398 ：名無し草：2007/09/21(金) 22:20:54

悠理はギャグ顔が多いからな。シリアスな扉絵と比べると別人。

399 ：名無し草：2007/09/21(金) 22:23:33

修学旅行の回で、オークション会場に行った時の絵は美人だな～と思った。
珍しくメイクもしてたし。

400 ：名無し草：2007/09/22(土) 14:39:35

オークションの回はなぜか覚えがないなぁ。
私は、文庫版6巻のドレスアップしてるカラー口絵が好き。
クイズの回のカラー表紙だったのかな。
3人とも違う表情をしてて美しい。

401 ：名無し草：2007/09/22(土) 18:14:14

スカーフをマチコ巻き（古いｗ）にしてるやつだよね。＞オークション
あれは綺麗だったな。
清四郎は豊作さんそっくりだったがｗ

402 ：名無し草：2007/09/23(日) 17:43:29

>>401
そうあれ。御大の別作品で美形ヒロインで出てきそうだった。

403 ：名無し草：2007/09/24(月) 01:18:14

悠理のギャグ顔カワイくてすきだな
真顔は迫力美人で憧れる

404 ：名無し草：2007/09/24(月) 06:58:15

ママンとそっくりだよね＞悠理のマジ顔
将来の旦那をああやって尻にしくのだろうかｗ

405 ：名無し草：2007/09/24(月) 09:10:39

悠理も野梨子も顔は母そっくりだと思う
可憐は性格は似てそうだけど、顔はあまり似てない気がする（父似？）

406 ：名無し草：2007/09/24(月) 18:31:31

悠理はパーツは百合子さん似、輪郭や髪質は万作さん似、百合子さんだけに
似ると顔立ちはきつくなっちゃうところだけど、ところどころ万作さんが入ってて
いい感じにかわいくなってる。いいとこ取りだよね。

407 ：名無し草：2007/09/24(月) 19:44:35

確かに　>>406　の言う通り悠理は万作がいい感じに混じって
柔らかくなってる。完璧過ぎないから完璧っていうか
可憐はそーだねﾊﾟﾊﾟﾝ似なのかもね

408 ：名無し草：2007/09/24(月) 20:02:27

野梨子は、野梨子ママが初恋の話で登場した時
輪郭からパーツまで顔立ちが野梨子の大人ver.だと思った。
一番似てるのは野梨子かもね。

409 ：名無し草：2007/09/24(月) 20:21:46

魅録は両親どっちにもそっくり、美童はたしかおじいちゃんに似てるんだよね。
清四郎は両親には似てないけど和子姉ちゃんとは似てるよね。
そういうとこ細かく書いてて一条先生ってすごい、って
漫画読みながらいつも思ってたよ。

410 ：名無し草：2007/09/24(月) 20:38:44

野梨子母の髪下ろしたとこ見てみたい。

411 ：名無し草：2007/09/24(月) 21:33:48

>>409
更にはメイン6人とも、目とか眉毛とか全員書き方変えてるよね
目と眉毛だけで誰なのか当てろと言われたら、自信持って答えられるよ
最近のマンガって髪型以外一緒ってのが多いから、御大は書き分けが上手だなと思う

>>410
野梨子母の顔だと髪下ろすと姉妹みたいになりそうだね

412 ：名無し草：2007/09/27(木) 14:36:14

>目と眉毛だけで誰なのか当てろと言われたら、自信持って答えられるよ
まさに16巻の表紙ですね

413 ：名無し草：2007/09/27(木) 16:30:04

ドラマ板で拾った情報だけど、コーラス１２月号に
有閑の書き下ろし特別編が載るらしい。

414 ：名無し草：2007/09/27(木) 19:21:05

ｍｊｄ？
嬉しいような、怖いような･･･
いや、嬉しいことにしとこうｗ

415 ：名無し草：2007/09/27(木) 22:25:39

また他作家作の有閑倶楽部、とかだったらやだな笑

416 ：名無し草：2007/09/28(金) 03:56:09

漫画喫茶でコーラスを読んできた。来月号に載るのは御大が描く有閑倶楽部で、
今連載中のプライドのキャラが出てくる話だって。オペラ絡みの模様。
あと、有閑倶楽部のセレクションが付録につくらしい。今までの話だかエピソード
だかの抜粋かな。

417 ：名無し草：2007/09/28(金) 07:35:37

＞プライドのキャラが出てくる

嫌な予感がするｗ

418 ：名無し草：2007/09/28(金) 09:10:27

ttp://chorus.shueisha.co.jp/next/index.html
しかも、無閑倶楽部って名前がついてるw

419 ：名無し草：2007/09/28(金) 12:52:25

怖すぎる

420 ：名無し草：2007/09/28(金) 12:53:20

読まないほうがいいのかもしれん

421 ：名無し草：2007/09/29(土) 04:30:19

( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

422 ：名無し草：2007/09/29(土) 22:38:19

清四郎と神野さんの描き分けを同じコマのなかで見れるのだろうか
そーすると清四郎がどんどん童顔になってくだろうな
という予想をまじめに立ててしまった

423 ：名無し草：2007/09/30(日) 21:47:50

無閑倶楽部って・・・・w
でも表紙と巻頭カラーってことは、それなりに長い話を書いてくれるんだろうか？
千秋と時宗のなれそめエピとか（ショートで３つぐらいあったんだよね？）
読めずじまいで悶々してるから今回は買っちゃうな
期待半分恐怖半分でw

424 ：名無し草：2007/09/30(日) 22:47:41

絵が変わってそうで怖いなぁ。
19巻の存在を最近知って買ったんだけど、絵に違和感ありまくりで。
清四郎の顔はオッサン臭さに磨きが掛かってるし、
魅録の顔にはシャープさが消えてるし、
悠理は今までとは違った、妙にすっきりしたおんな系の顔立ちになってるしで。

でも新作は読みたい。読んじゃうんだろうと思う。

425 ：名無し草：2007/10/02(火) 00:23:35

＞でも新作は読みたい。読んじゃうんだろうと思う。
あああああ同感です…
いろいろ思惑はあれど、彼らに会えるのが素直に嬉しい。

426 ：名無し草：2007/10/03(水) 20:02:54

魅録のタバコの銘柄がわかるシーンってある？
イメージとしては赤マル、セブンスター、ラッキーストライク辺りのような気がするんだが。

ということで下がり過ぎているのでageます

427 ：名無し草：2007/10/03(水) 21:20:46

銘柄は分からないけど、自分的には魅録はその中だとラッキーストライクのイメージ。
理由はパッケージが似合いそうｗ
それに、セブンスターはちょっと親父のイメージ、マルボロはもう少し大人のイメージがあるので。
可憐のタバコは何なんだろうね。
バージニアスリムのメンソールとか吸ってるイメージがある。

428 ：名無し草：2007/10/04(木) 00:38:10

>>427
やっぱりラッキーストライクという感じですよね。
私も書いていて思いました！
確かにセブンスターはおやじ臭いかもｗ
間違ってもマイルドセブンスーパーライトなどは吸ってなさそうですよね。

可憐は確かにバージニアなどのスリムロングのメンソールっぽいイメージですね。
今だったら匂いを気にしてピンクの箱のやつとか、セーラムピアニッシモとか
ルーシアとかもあり得そう。
連載当初のバブル期ならば、サンローランのタバコもありそうですが、
今では吸っている人を滅多に見ないタバコになってしまいましたのう。

時宗さんはピースとか吸ってそうだな。

コミックス第一巻の何話目かの扉絵では、悠理もタバコを手に持っていましたよね。
魅録とつるんでいれば、「1本くれ！」なんてこともあるんだろう。

429 ：名無し草：2007/10/04(木) 06:26:57

>>428
魅録は、ラッキーのイメージがあるよね。

ちなみに時宗サンは、メンバーに隠れて「セブンスター」って感じ☆
若しくは、お医者さんの息子らしく、「禁煙しなさい派」かもっ（＞w＜）

430 ：名無し草：2007/10/04(木) 09:47:02

清四郎？？

431 ：名無し草：2007/10/04(木) 22:17:20

小ネタ投下します。

他のスレで、美童（田口）の薔薇風呂の画像を見たんですが、
原作美童なら薔薇風呂でどんなことを考えるのだろう、
と妄想してみました。

野梨子のことを考えていますが、基本ナルシストです。
全然きわどくないですが、軽くシモネタ入ってます。
お嫌いな方はスルーお願いします。

432 ：薔薇の湯船で思うこと 1：2007/10/04(木) 22:19:09

両の手のひらで薔薇を浮かべたバスタブの湯をすくい、目の高さに持ち上げてみる。
白い肌に、花びらの色がよく映えている。
美しい手の形には、我ながらうっとりしてしまう。
かぐわしい香りに包まれながら、美童は劇でのことを思い出していた。

美童グランマニエは、女性に人気がある。
本人もそれを自覚し、かつ楽しんでいた。
シラノのクリスチャン役に推薦された時には、二つ返事で引き受けた。
当て馬的な役どころだが目立つことは好きだったし、これでまた女性ファンが増えると
密かに喜んでもいた。
ロクサーヌが野梨子だったのはいささか意外だったが、だからといって特にどうこう
思ったわけでもなかった。
なのに、衣装合わせの稽古の場で、どうしたわけか彼女に惹き寄せられた。
劇中ではキスのまねごとだけで良いことになっていたけれど、本当に口づけたいと
思った。
美童にとってはキスなんて挨拶の延長だったし、可愛い女の子にキスした数なんて数
えるのもばからしい程だ。
けれど、野梨子がそういったことに潔癖なのは知っていたから、手を出そうだなんて
これまで考えたことはなかった。
結果は、セットが崩れて未遂に終わったばかりか、彼女の下敷きになって腰を痛めて
しまった。
原因は野梨子が狙われていたせいだったが、そうと知る前は一瞬、スケベ心を起こした
罰かと思ってしまった。

433 ：薔薇の湯船で思うこと 2：2007/10/04(木) 22:20:17

――どうしちゃったのかな。

息がかかるほど近づいた。
触れた頬の柔らかさと滑らかさ、紅くふっくらとした小振りな口唇。
思い出すうちに身体の芯が火照ってきた。
馴染みのある感覚に、美童は安心し同時に戸惑った。
これは、性欲だ。

――欲求不満かな。

野梨子に性欲を感じるだなんて、全くどうかしている。
確かに彼女は美人だ。
けれど非常に気が強い。
そしておっかない保護者が居る。
何より、彼女は友人だ。
ただの友人ではない。
数少ない大切な親友のひとりだ。
女性に不自由している訳でも無いのに。

こういう時の解決方法を、美童は知っていた。
風呂から出たら、恋人に電話をしよう。
すぐに会える大人の女性がいいな。
薔薇の香りを好みそうな候補が、即座に3人は思い出された。
誰かひとりはつかまるだろう。

バスタブから出て、鏡で全身をチェックする。
すらりと伸びた手足に、端正な顔立ち。
運動に必要な筋肉は付いているけれど、ゴツゴツせずあくまでもしなやかな身体つき。
細い顎に通った鼻梁、吸い込まれるような碧玉の瞳を縁取る金の睫毛。
美女だといっても通用するだろう。
全く、自分の姿はどこまでも自分の好みにぴったりだ。

434 ：薔薇の湯船で思うこと 3：2007/10/04(木) 22:21:25

――僕と同じくらい美しい女性が居ると良いんだけどな。

バスローブを羽織りながら、恋人たちのことを考えてみる。
皆美人で可愛いし、もちろん大好きだけれど、本気で全てを捧げたいと思える相手では
ない。
祖父が祖母の為に爵位を捨てたように、いつか自分にも唯一無二の相手が現れるのだ
ろうか。
あるいは、父が母に対するように、妻を一番愛しながらも多くのガールフレンドを
持って楽しく過ごすのだろうか。
どちらにしても、まだ先の話だ。
今は、恋人たちと楽しく過ごすことを考えよう。
そう思いながら、美童は電話に手を伸ばした。

＜終わり＞

435 ：名無し草：2007/10/04(木) 23:38:03

>薔薇の湯船で思うこと
懐かしいネタですね、ロクサーヌ。
今野梨子にロクサーヌ役が回ってきても、絶対断りそう。
美童のナルシスっぷりがGJです。
ここまで自分に見惚れるなんて、ある意味うらやましいなｗ
久しぶりに１巻を読み返したくなりました。

436 ：名無し草：2007/10/05(金) 00:51:39

>薔薇の湯船で思うこと

楽しく読ませて頂きましたー。
美童カワイイ～！
その辺のフツーの奴がこんな思考だったら殴らずにはいられないが、
美童なら微笑ましく思えるなぁ。

437 ：薔薇の湯船で思うこと：2007/10/05(金) 11:07:09

すみません。訂正です。

>>433
>吸い込まれるような碧玉の瞳を縁取る金の睫毛。

×碧玉→○青玉
に脳内変換お願いします。

碧玉は不透明で、美童の瞳とは似ても似つかない石でした。
ヘタに和名で書かずに、素直にサファイアって書いておけば良かったorz
流れを悪くしてしまって、申し訳ありません。

438 ：名無し草：2007/10/05(金) 18:40:30

＞薔薇
面白かったです、乙！

439 ：名無し草：2007/10/05(金) 22:15:21

>薔薇の湯船で思うこと
素敵な小ネタ　ありがとうございます。
美童のナルシスト振りがほんとそれらしくってイイ！
鏡の前で満足げに自分を見てる様子が目に浮かぶようだw

440 ：名無し草：2007/10/05(金) 23:27:56

関係ないけど一人っ子率高いな。

グランマニエ、ミロク、野梨子、可憐　・・・一人っ子

清四郎・・・姉あり
悠理・・・兄あり

441 ：名無し草：2007/10/05(金) 23:38:06

美童には人気者の弟のあんじゅがいるじゃないか。
原作の話でもちゃんと出てくるぞ。
初期は一人っ子の設定だったけど

442 ：名無し草：2007/10/05(金) 23:44:36

杏樹が出てくる回をまだ読んでないのかも。確かに最初は一人っ子
設定で、途中から兄弟ありの設定になったからね。

443 ：名無し草：2007/10/05(金) 23:52:45

魅録、野梨子、可憐はそれぞれ一人っ子でも納得いくかも。
可憐は父親いないし、野梨子のとこはパパンが高齢だし、
魅録は千秋さんが二人も子供を産むのを嫌がりそう。
体のラインが崩れるとか言って。

444 ：貴方が欲しい：2007/10/06(土) 04:47:01

小ネタっぽいssを投下させてください。
美→←可っぽいけど、恋愛要素は大変薄く煮え切らない話です。

美童は貴族のたしなみで何か楽器をやっていた経験があるんじゃないか、
という妄想のもとに思いついた話ですので、
おかしいところはスルーしていただければありがたいです。

・どうでもいいオリキャラ（名前は出てきません）が少し登場します
・微妙に美童挫折をにおわせた話です
・我ながらありがちな話です

かなり妄想たくましいような気がするので、苦手な方は飛ばしていただければと思います。

445 ：貴方が欲しい　1/6：2007/10/06(土) 04:48:07

綺麗な指だな、と漠然と思ったのは、その整った顔にすっかり慣れきってしまったころだったろうか。
色が白いのは彼が北欧の血を強く受け継いでいるからだけれど、
その手は滑らかで瑕ひとつなく、指は細くて長い。
格闘家の手をしている清四郎や、機械いじりで荒れていることが常の魅録とはまるで違う。
女性モデルだけではなく、恐らく手タレの仕事も楽にこなせるだろう。
それくらいに美童は美しい手をしていた。

――だけど、その手がまともに働いている姿を、見たことがなかった。

446 ：貴方が欲しい　2/6：2007/10/06(土) 04:49:18

高校の三年生にもなると、基本的に芸術の授業はなくなってしまう。
それでも可憐が音楽室のドアをくぐることになったのは、音楽担当の先生に頼まれごとをしたからだ。
芸術科目で音楽を専攻していた可憐は、その音楽の先生と割と仲がよかった。
まだ若く綺麗な女性教師で生徒にも人気があった。

「黄桜さん、ごめんなさい、急に会議が入っちゃって。
　このプリントを音楽室まで届けてくれないかな？　教卓の上に置いてくれればいいから」

遅刻や早退を何度か大目に見てもらった過去がある。
放課後のことで、急ぎの用事もなかったので、可憐はイエスと応えた。
女の手には余る荷物を持たされた可憐は（何せ紙は重い）、
生徒会室に向かって歩いてきた美童を半ば強制的に巻きこむことにした。
可憐より多くのプリントを持たされ隣でぶつぶつと文句を言いながら歩く美童に事の顛末を聞かせると、
彼は不満そうに言った。

「えーっ、音楽教師って、あの美人だよね？　いいなあ可憐」
「こんなこと頼まれて、いいわけないでしょ」
「美人のお願いなら喜んで引き受けなきゃ。――あの先生って、ピアニストを断念したんだって言ってたよね」

よく知ってるわね、と言いかけて、美童も芸術では音楽を選択していたのかも知れないと思う。
外国生活の長い美童が書道を好んで選ぶとは思わないし、彼の絵心のなさは知っている。

当然だが、音楽室はまだ施錠されていなかった。
ドアを開け、教室の一番奥の教卓にプリントを置く。
そのすぐ横に、金持ち学校の名に恥じない立派なピアノが鎮座していた。
可憐の視線に気づいたのか、美童はピアノに近づくと慣れた手つきで開けた。

447 ：貴方が欲しい　3/6：2007/10/06(土) 04:51:26

「弾けるの？」
「少しだけ。リクエストある？」

そう急に言われても困る。
大体美童のレパートリーなんて知らないし、
正直言って可憐にとってクラシック音楽はごく一部を除き、ほとんど専門外だった。

可憐の返事を待たず、美童はさっさと椅子に座り、何度か鍵盤を叩く。
音を確認すると、美童の指が勢いよく動き始めた。
その様子をぼんやり見ていた可憐にもすぐに曲はわかった。
最近、よく美童が鼻歌を歌っている人気女性アイドルの最新曲だった。
原曲より若干テンポが速く、一番だけで曲を終えた美童に可憐は驚きながらも声をかけた。

「へえー。こんな特技もあったのね」
「ま、ね。昔やってたから」

振り返って得意げに笑うと、美童は再びピアノに向き直った。
聴き覚えのある、三拍子のメロディ。
有名なダンス音楽で名を残した作曲家、エミール・ワルトトイフェルの『スケーターズ・ワルツ』だった。
社交ダンスをやる以上、ワルツやウィンナワルツ、バレエ音楽に関してはそれなりに造詣が深くなる。
その代わり、それ以外のクラシック音楽はほとんど知らない。

流れるように動く美童の指を見ながら、改めて可憐はそれが人並み外れて綺麗だと認識する。
男のものにしては華奢すぎるかも知れない。
そして、美童の指はやはり荒事のためではなく、
女性の手を引くためだったり、
折れそうに繊細なバカラのグラスを持つためだったり、
そして今のようにピアノの鍵盤を叩くためにあるのだと思う。

448 ：貴方が欲しい　4/6：2007/10/06(土) 04:52:35

何とかいうスウェーデン出身の作曲家（可憐は一度では覚えられなかった）の小品を弾く美童を見ながら、
貴族の血を引く美童のことを考える。
普段は散々な扱いをしているものの、
恐らくは、一介の宝石商の娘が気安く接してはいけない相手なんだろうなあと思う。
楽器演奏は名家の子弟のたしなみというものだろうか。

曲が終わったその美童の背中に、深い意味もなく問いかける。

「これぐらい弾ければプロになれる？」

振り返ると、彼は肩をすくめ大げさに言った。

「まさか！　無理無理。この程度弾ける人間なんて山ほどいるよ」

ふうん、と小さくつぶやいて可憐は黙った。
そういえば、野梨子にも以前尋ねたことがあった。
「囲碁のプロになりたいと思ったことはないの？」と。
彼女も今の美童と同じように、「これぐらいではとても無理ですわ」と苦笑していた。
野梨子の囲碁も美童のピアノも、可憐の目にはすぐにでも仕事にできそうに映るのだけれど、
プロの世界というのはそれほどに厳しいものなのかと思う。

――あの先生って、ピアニストを断念したんだって言ってたよね。

先ほど聞いた言葉を思い返していると、美童の指が再び鍵盤を叩き始める。
柔らかで甘い旋律。
フランスかどこかのカフェにでもいるかのような気分にさせる音楽だ。
プロには遠く及ばないというようなことを美童は言っていたけれど、
これだけ弾ければ少なくとも女性を口説くことはたやすいだろう。
つくづく女受けする特技が多い男だと思いながら、
可憐はふと、生涯口に出すことはないであろう質問を心の中で問いかけた。

――プロのピアニストになりたいと本気で思ったことがあるんじゃないの？

449 ：貴方が欲しい　5/6：2007/10/06(土) 04:53:49

「サティが好きなんですか？」

生徒会室でコーヒーを淹れていたときに不意にかけられた言葉に、可憐はその手を止めて振り返った。

「何が？」
「先ほどからの鼻歌ですよ」

……と言われても意味がわからない。
確かに鼻歌を歌っていたかも知れないが、タイトルを知らないのだ。
この間、美童が音楽室で最後に弾いた曲。

「サティって曲なの？」

清四郎は驚きを表すかのように、わずかに目を見開いた。

「知らないで歌ってたんですか。ちなみにサティは人名ですよ」
「……気になってた歌なんだけど、クラシックってメロディを知ってるだけじゃなかなか調べようがないじゃない」
「まあ、確かにそうかも知れませんね」

ばさりと音を立てて清四郎は読んでいた新聞をたたんだ。
そして、身体をこちらに向けて座りなおす。
どうやら講義モードに入ったらしい。

「エリック・サティはフランスの作曲家ですよ。カフェで歌われるシャンソンなんかも作曲した人です」

フランスかどこかのカフェにいるような気分だと感じた自分の感性はさほど間違っていなかったらしい。

「可憐が歌っていたのは、その中の一曲で『ジュ・トゥ・ヴ』。サティの作品の中でも有名な部類に入ります」
「ジュ・トゥ・ヴ……ねえ」

450 ：貴方が欲しい　6/6：2007/10/06(土) 04:56:30

また覚えにくい片仮名だ、と思った可憐の耳に、淡々とした清四郎の講義の続きが届いた。

「日本語訳は……有名ですね、『貴方が欲しい』」

美童の手がまともに働いている姿を、ほとんど見たことがなかった。
荒事には全く向かない手タレのような綺麗な手。
ピアニストになるのをあきらめた手。

――その手が、常人ではありえないほど器用に滑らかに働くのを初めて見た。

例え無言でいたとしても巧みに女を口説く彼の手管に、呆れを通り越して腹立たしささえ覚える。
深い意味はなかったのかそれとも本気だったのか、
もっとわかりやすい選曲をしなさいと心底思ったのだけれど、
多分しばらくは面と向かって言えないのだと思う。
今日からどんな顔して美童と話せばいいのよ、と、
善意の第三者である清四郎にも心の中で八つ当たりをしたりもした。

――でも、いろいろなことを自覚する前から、彼の指は綺麗だと、
……そして好きだと思っていたのだ。

451 ：名無し草：2007/10/06(土) 22:20:31

>貴方が欲しい
おぉ！またまた新作が！乙です。
確かに美童にピアノはよく似合う、いや、絶対弾けるはず。
きれいな指でピアノを弾く美童・・・絵になるでしょうね
なにげにそんな選曲するなんて、読んでて顔がにやけちゃいました。

452 ：名無し草：2007/10/07(日) 13:12:34

>貴方が欲しい
素敵なお話ありがとうございます～。
こういうのかなり好きです。
美童もカッコいいけど、なぜか清四郎にも萌えたw

453 ：名無し草：2007/10/07(日) 19:01:02

美童ってスポーツ万能だし語学も４カ国語は話せてたよね。
貴族の家系だし背高いし顔は言うことないし、性格もいい。
なのに、６人の中じゃヘタレ扱いなんだよねぇ。
確かに根性なしだけど（笑）

454 ：名無し草：2007/10/07(日) 20:04:41

美童は見た目もいいし、優しい男だしいいやつなんだけど
世界中に恋人がいる設定だから、
硬派なイメージ薄いんだよなぁ。

455 ：名無し草：2007/10/09(火) 00:24:07

新作乙！
>452さんに激しく同意。
淡々と『貴方が欲しい』って言っちゃう清四郎～～。
たとえ、それがただの曲名でも鼻血！

456 ：名無し草：2007/10/09(火) 07:36:37

あー、そこが萌えポイントだったのねｗ
私も淡々と読み流してしまった・・・。

457 ：名無し草：2007/10/11(木) 20:23:46

…保守

458 ：名無し草：2007/10/13(土) 16:51:57

また世界カネカネバリュー？

459 ：ｄ：2007/10/14(日) 13:24:54

『有閑倶楽部』主演赤西仁の留学生活を振り返る
http://news.ameba.jp/hl/2007/10/7777.php

460 ：名無し草：2007/10/14(日) 17:40:03

美童女受けするスポーツ全般オッケーなのに
なんで運転はあんなに下手なんだろう。

ところで私は清四郎の童貞喪失時の話が読みたい…
やっぱり相手は歳上かしら。
どういうシチュだったのだろう…と妄想してグフグフしている今日。

461 ：名無し草：2007/10/14(日) 17:49:35

>>460
＞ところで私は清四郎の童貞喪失時の話が読みたい

絶対バレないように、念入りに相手を吟味しそう。
立場的に口外しそうになくて、知的な年上美人だと妄想してる。
姉の友人の女医さんとか。

462 ：名無し草：2007/10/14(日) 17:53:53

・女医或いは看護師
・夜遊び先で知り合った女性
・友だちのおかん

463 ：名無し草：2007/10/14(日) 17:55:43

みっつめは嫌だな。
野梨子ママとか生々しすぎるｗ
魅録ママは面白半分でからかったりしそうなイメージはあるが。

464 ：名無し草：2007/10/14(日) 17:59:12

いずれにせよ、後腐れないタイプを選んでるだろうね

465 ：名無し草：2007/10/14(日) 17:59:53

千秋さんじゃそっこーバラシそうだ。
「清四郎ちゃん結構上手かったわよ、早くあんた（魅録）も…」
とか。

466 ：名無し草：2007/10/14(日) 18:18:41

>>461さんのように姉の友人の女医さんなんていいね。

遊びに来た姉の友人。
でも姉はあいにく急用で不在。
「待たせてもらおうかしら？」と家に上がる。
家には清四郎のみ。
仕事の話などを聞かせてもらおうと、話し相手になる清四郎。
先日行われた若い女性の解剖の話。
話は弾む。
興味があるのは解剖かしら？それとも若い女性の裸かしら？とからかわれる清四郎。
どちらも興味ありますねと清四郎。
後は野となれ山となれ。

・・・てなベタな感じで。
私は文才がないので書けませんが、今、ふと思いつきました。

467 ：名無し草：2007/10/14(日) 20:42:10

気持ち悪い・・

468 ：名無し草：2007/10/14(日) 21:34:22

>467
お約束も読めない（もしくは理解できないｗ）ヤツは二度と来ないように

469 ：名無し草：2007/10/14(日) 21:39:09

>>460
カサル王子の話の時は、教習中（次から路上だったっけ？）なのに
カーチェイスになったから下手だったんじゃないかな。
今はスマートな運転を身に付けていると思う、というか思いたい。

470 ：名無し草：2007/10/14(日) 23:16:43

美童の現在の腕前はコミック19巻を参照。

471 ：名無し草：2007/10/15(月) 08:07:02

なんかいっつも美童が運転してるけど、
自分から運転したいって言ってるのかな。

472 ：名無し草：2007/10/15(月) 10:50:45

カサイ王子の時に仮免中にもかかわらず自分から運転したいと言ったぐらいだから
運転はそのものは好きなんじゃない？
でも腕前は一般の免許取立てレベル程度なんじゃない？

473 ：名無し草：2007/10/15(月) 20:21:42

カサルね笑

474 ：名無し草：2007/10/15(月) 20:26:18

笑

475 ：名無し草：2007/10/16(火) 12:45:55

「俺が運転する！」って清四郎が言ってたけど、
運転するの見たことない。

476 ：名無し草：2007/10/16(火) 13:31:22

>475

マリリンちゃん（鯉）誘拐の時運転してたよ。
「魅録のようなわけには」とか言いつつ、
パトカーからどうにか逃げ切ってた。

477 ：名無し草：2007/10/16(火) 13:47:32

あー、そうだった。調べもせず適当な事を言ってしまった。ごめんなさい。

478 ：名無し草：2007/10/16(火) 20:38:47

これ今日放送するヤツ？

479 ：名無し草：2007/10/16(火) 22:38:45

違うよ。

480 ：名無し草：2007/10/16(火) 22:42:08

>>475
普段一人称が「僕」の清四郎が、あのコマだけ「オレ」だったのが
気になった。

481 ：名無し草：2007/10/16(火) 22:47:20

>>480
せっぱつまった感じで萌える

482 ：名無し草：2007/10/16(火) 23:15:00

整形赤西死ね
http://p.pita.st/?m=i6dekgmr

483 ：名無し草：2007/10/17(水) 01:42:09

ドラマ板の有閑スレに連投されてたけど、ここの奴等じゃねーよな？
もちろん叩かれてたけど。

513 名前：（＾0＾）　このスレの原作を知らない皆様へ☆[] 投稿日：2007/10/17(水) 01:29:05 ID:VWwrZ0h60
ちなみに原作知らない皆さん☆

ミロク×ノリコ
セイシロウ×ユーリ
グランマニエ×カレン

が最終的なＬＯＶＥですから

原作読んでないと、
ミロク×ユーリ
セイシロウ×ノリコ

だと思いそうなので　ご☆注☆意♪

484 ：名無し草：2007/10/18(木) 21:18:12

ファンサイトを色々回ってみたんだけど、清四郎と悠理というのが多いんだね。
そちらが正統派カップリングなのかな？
ここは何でもアリみたいなので読んでいて楽しい。
魅録と悠理という組み合わせが好きな私のオアシスだなあ。

シティーハンターでもリョウと冴子のようなありえないカプが好きだし
私は邪道好きなのかもしれない。

485 ：名無し草：2007/10/18(木) 21:28:07

>>444
幼少期の美童が主人公の番外編では実際に楽器（ピアノとヴァイオリンだったかな）を習っていたよ。
でも何をやらしてもダメで好きな女の子に振られ、両親と祖母に呆れられる位で、
音痴だけは特訓を重ねて克服したと言っていたよ。

486 ：名無し草：2007/10/18(木) 21:35:52

>>484
正統派なんてないよ。
原作ではカップリングなんてないんだから。
それにここにはさまざまなカプが好きな人がいる。

487 ：名無し草：2007/10/18(木) 22:01:52

>>486
確かに原作ではそうですよね。
あまりにもそのカップルのファンサイトが多かったので、
自分が知らない間にそういう風になっていたのかと思ってしまったので。

ここでは色々なカップル好きがそれぞれに楽しめる場所ですよね。
有閑の過去スレ漁りした甲斐があった～

488 ：名無し草：2007/10/18(木) 22:05:16

モルダビア×清四郎なんてカップリングが読めるのは
ここくらいかもなｗ

489 ：名無し草：2007/10/18(木) 22:30:59

カモルリとかwww

490 ：名無し草：2007/10/18(木) 22:45:46

モルダビアｗｗｗ
原作読んで清四郎と花凋もイイ感じだと思ったのだが・・・。

491 ：名無し草：2007/10/18(木) 23:57:19

美童×可憐が大好きだ。
あんまり投下されないけど…

492 ：名無し草：2007/10/19(金) 00:19:32

>>490
そう言えば、花凋の登場するSSってあったっけ？
あまり記憶に無いんだけど、読んでみたい。

493 ：名無し草：2007/10/19(金) 00:33:26

>>492
いいね。日本語が堪能だし、清四郎と文通してたから、菊正宗家にホームステイに来たりとか？
仲睦まじい二人に、ビミョーにやきもち焼く野梨子…または和子姉さん（爆）
なんて。ネタはそっこー浮かんだけど、文章化する能力なし。

作家さんの光臨をお待ちしてます！
もちろん全然関係ないお話でも、新作読みたいー。

494 ：名無し草：2007/10/19(金) 00:58:28

ファンサイトはほぼ清四郎×悠理。
原作でもこの二人が目立ってるし王道なのかもね。
自分も書いてみたいが文才がまったくない。

495 ：名無し草：2007/10/19(金) 01:08:50

有閑二次サイトは横のつながり強そうだしなぁ。。
その絡みで、同一カプが多いということも考えられそう。
このスレにも投下してくれてた作家さん達のサイトだと、適度にカプが
分散してた希ガス（もちろん清×悠も多いけど）。

清×悠は原作だと、婚約騒動で目立ち始めて、正夢を慰めるシーンで
フラグが立った感じがする。
個人的には、密かに魅×可が好きだ。

496 ：名無し草：2007/10/19(金) 01:50:06

清×悠が多いから、そのパターンを好きになれば楽しくなるんじゃないかと思って
頑張ってみたが自分は無理だった・・・orz
好みってあるんだわと気付いたね。
だから原作では絶対に倶楽部内恋愛の最終回にはしてもらいたくない。
普通に卒業式か何かで終わらせて欲しい。全ての可能性を残して。

そういやドラマ板で拾ったんだけど、魅録の設定を途中からチェリーにしたのは
自分が一番気に入ったキャラである魅録が他の女とＨをしてるなんて許せないから
という理由らしいんだが。
となると御大が倶楽部内恋愛書くとすれば、そのお気に入りの魅録と
女性キャラで一番御大の性格に近いらしい可憐のような気がするなぁ。

497 ：名無し草：2007/10/19(金) 07:34:33

＞自分が一番気に入ったキャラである魅録が他の女とＨをしてるなんて許せないから

それ、私もドラマ板で見て笑ったｗそんな理由だったとは。
途中から明らかに清四郎→魅録に愛情が移ってるもんね。
魅録×可憐ありうるな。

ここのカップリングに偏りが無いのは、ｻｶｰのみなさんが
無意識に偏らないようにしてるからだろうか。

498 ：名無し草：2007/10/19(金) 08:22:25

>>495
このスレに昔からいるけど、はじまった時はカプ分散してたよな。
清×悠も多かったけど清×野もかなり多い印象だった。
流行で魅録のカプ話が多くなったりとか。
ここに投下された作品が気にいって、そのカプが好きになった人とか結構いると思う。
原作の倶楽部内恋愛は、判断できる段階でもないから分からないな。
私は漫画はそれぞれの出会い方や初恋話から魅×野フラグかと思ってたけど、
496のように考えてる人もいるし。
私的にはいろんなカプ好きな人がいるから、最終回は倶楽部内恋愛やめて欲しい派だ。

>>497
別に無意識に偏らないようにしてるとは思えないけどな。
前にここにいる人達で好きなカプを皆で書いた事があったけど
バラバラでさまざまなカプ好きの人がたくさん集まってたし。

499 ：名無し草：2007/10/19(金) 09:20:09

本スレから追い出される（自主的に出たんだっけ？）原因になったカプ萌え話の時も
かなりばらけてたよね。
こっちに引っ越して色々な組み合わせの小ネタで盛り上がって、
怒涛の投下ラッシュの辺りで一旦離れて、再び戻ってきた出戻りです。
ここは相変わらず多種のカプ話が読めるから好き～
最近の萌えは清四郎×可憐かも。

500 ：名無し草：2007/10/19(金) 09:23:31

判断できる段階ではないからわからないのではなく、
原作ではどの組み合わせもフラグは立ってない。
清四郎と悠理の婚約話も、魅録と野梨子の初恋話も、
後書き読む限り、御大は何も意図していない。

501 ：名無し草：2007/10/19(金) 09:35:51

>>500
だからこそ、いろんな妄想で楽しめるんだよね。
>>499
可憐が鬼になる話は清四郎×可憐派にとっては美味しいよねｗ
清四郎にだけ打ち明ける可憐にも、荒唐無稽な話をまるっと信じて
尽力する清四郎にも萌える。

502 ：名無し草：2007/10/19(金) 09:55:34

>>500
清四郎と悠理の婚約話も文庫本あとがきは
くっつけようとした訳ではないと書いてるし
魅録と野梨子の初恋もお嬢様は不良に惚れやすいという
王道を書きたかっただけのようにも見える。
大体が御大が気持ちがコロコロ変わる人のようにも見えるし
（初期では一番目立たなかった魅録が、今では一番のお気に入りキャラ）
倶楽部内恋愛の最終回なんて結局書かないようにも思える。
一番多い声が倶楽部内恋愛反対みたいだし。

503 ：名無し草：2007/10/19(金) 11:02:30

>>499
同じく出戻り組ﾉｼ
何回か離れたけど、余裕が出来るとまた戻ってきてる。
ときどきタイミングが悪くて（前スレ落ちて新スレ立つ前とか）迷子になるから、
嵐さんのサイトにはとても助けられてる。

このスレのおかげで、美童が好きになったよ。
以前は食わず嫌いも結構あったけど、今じゃすっかり雑食で、どのカプも
美味しくいただいてます。

原作では倶楽部内恋愛はやめて欲しいなぁ。
>>496も言う様に、普通に卒業式とかがいい。

504 ：名無し草：2007/10/19(金) 14:18:44

清×・・・野？？はイヤだと言う人も多いし
なんか面白みがない。まあ一番人気はアレ（あえて言わない）だと思うけど、
好みはいろいろ有るからね。

505 ：名無し草：2007/10/19(金) 14:36:00

>>504
面白みがないって・・それ絶対ここで言わない方がいいよ？
過去に何回かあったけど、自分が好きなカプならここで萌えてもいいけど、
特定のカプを否定するのはスレッドが大荒れになるもとだから。
貴方が面白みなくても面白い人がいるんだし。
違うカプでも嫌だと思ってても黙ってる人もいるのに、
何で我慢はできないかな。

506 ：名無し草：2007/10/19(金) 14:40:19

>>503
私もよく見失っては、慌てて全板検索したりするｗ

507 ：名無し草：2007/10/19(金) 14:53:51

>>505
煽っちゃうのもどんだけ～
＞違うカプでも嫌だと思ってても黙ってる人もいるのに
我慢はやだからファンサイトに行く人が多いのかな

508 ：名無し草：2007/10/19(金) 15:16:43

最近ドラマ化もあるし、新しい人が少し入ってるのかな。
それは華やぐしいいことだとは思うけど、
お約束が解らない人は過去ログとか>>1を読んだ方がいいと思う。
ちゃんとその他のお約束事欄の「萌えないカプであっても～」に書いてるしな。
このスレには、多種のカプ好きがいるってことは解るべきだと思う。

509 ：名無し草：2007/10/19(金) 15:36:20

原作でカプ設定をはっきりしていたら、もっとスッキリしてたかも。
部内恋愛があるとか無いとか微妙だし。無ければカプ話もあんまり
意味ないかもな、自分は。
　　　　　　　　

510 ：名無し草：2007/10/19(金) 16:29:39

>>505
が必死で気の毒だからあげとくか。

511 ：名無し草：2007/10/19(金) 16:31:31

あげ

512 ：名無し草：2007/10/19(金) 17:06:16

>>500
後書き読む限り意図してないんじゃなくて
「将来このカップリングでいきまーす」とか
わざわざ書かないでしょ　

513 ：名無し草：2007/10/19(金) 17:23:54

一条先生のエッセイとか読むと
｢いちばん怪しいのは清四郎と悠理」と繰り返し言ってるから
清四郎×悠理がデフォルトなんだと思ってた。

514 ：名無し草：2007/10/19(金) 17:34:40

>>513
そうなの？
エッセイまで読んでなかったから知らなかったわ。

515 ：名無し草：2007/10/19(金) 17:46:17

連投ですが、確かに一番しっくり行くパターンなんだよね。
悠理の奔放な性格の手綱を取れるのは清四郎しかいないし。

しかしその組み合わせを努力の末、脱落した身としては辛いね。
たぶん清四郎タイプの男性だと萎縮してしまうという
単なる自分の男の好みの問題なんだと思うけど。
でも清四郎×悠理作品は全部読んでますよ。
妄想の世界では、一つの世界として受け入れられます。
原作で確定するのが嫌なだけかも。

516 ：名無し草：2007/10/19(金) 17:46:42

やっぱり>>495の言う通り、
正夢の所で清×悠理にフラグ立ったかな、と思ったよ。
あのシーン自体はLOVEじゃないけど、とても印象的。

517 ：名無し草：2007/10/19(金) 17:59:47

>>516
確かにね～
普通ならポンポンと頭を叩いて、お前は大丈夫って位なのに
後ろからやさしくだからね。
見方によっては、父親と娘のようにも見えるがなｗ

まあフラグ立つシーンは人によってそれぞれだけどね。
色々あるから有閑の妄想は楽しいのさ～

518 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:08:25

かなり昔だけど実は魅録と野梨子は相性いいんですって
言ってた時もあったなあ
自分はそれまで全く魅録と野梨子のカプは意識してなかったのに
それから好きになっちゃった

519 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:18:42

野梨子には美童タイプが合うと言ってたよ

520 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:22:49

>>513
御大がそんな事言ってたんだぁ
確かにあの2人は怪しいなｗ　

521 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:28:26

繰り返し言ってる割に、ここでそんな話題出たっけ

522 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:40:22

怪しいなんて言い方するかね

523 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:43:36

>>519
虎の巻のことなら美堂とくっつくと面白いかも、と言ってただけだったかと。
御大が軽く口から出した言葉だと思った。

524 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:49:40

繰り返しって言っても、ぶ～けのインタビューで「倶楽部内でカップルを作るとしたら、どの組み合わせ？」
っていう質問に「清四郎と悠理は理想的なカップルだと思うんだけどなー」って言ったのと、
一条ゆかり主義の「怪しいのは清四郎と悠理」の、２回程度じゃない？
>>518
それがぶ～けのインタビューだよね。「一番まともな釣り合いのとれたカップル」だって
魅野のイラストに、ベストカップル？ってコピーがついてた。
で、残った美童と可憐は似たもの同士過ぎるから、別の人を探したほうがいいとｗ
ちょうど悠理の結婚とか野梨子の初恋話を描いてた頃だったな。

でもその後の「野梨子は美童みたいな遊び人とくっつくと面白いかも」とか
「清四郎と悠理も、くっつけようと思ってる訳ではない」とかの発言を見ると、
>>502さんの言うとおり、その時の気まぐれが強いと思う。
ドラマ化もないって言ってたのに（絶対しないとは言ってないけど）裏切られたしなーｗ

525 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:04:37

発言の時系列がわからないから、判断のしようがないけれど、
つまり様々な組み合わせが考えられると御大自身も思っているということだね。

既に作品が一人歩きしてるから（御大自身もそう言っている）
もうどうするつもりもないんじゃないないかなあ。
お得意のベタベタしたラブストーリーは似合わない作品だし、
かといって今更ライトなラブ要素を入れる必然性もないしね。

526 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:07:15

文庫１巻の後書きには、
本当は好き同士なのに話がこじれる基本カップルの話の予定だった
と語ってたかと思えば、別の本では、基本カップルと思わせて違う組み合わせ予定だった
とも語ってるね。
その時々で話を変えて、あえて撹乱させようと思ってるようにも見えるw
天ツラとか思い返すと、裏書くのも好きそうだしなあ。
倶楽部内恋愛を書くつもりじゃない時期なら尚更。

527 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:09:17

>>519
ひょっとして美童の両親も野梨子×美童みたいなタイプかな。

528 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:17:54

>>524
そうなんだよね。御大本当に発言とか気分が変わりすぎてるｗ
30年弱も書いてれば、心変わりも多いんだろうなとは思うけど。
だから自分も、いろんな可能性があるんじゃないかと思ってる。
魅録が気に入ってるなんて、1、2巻読んでると全く思えない。
1人だけ黒目の中身すら書いてもらえなかった男が、
今では凄い格好良い男になってるんだもんな。

529 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:25:14

>>526
読者の裏をかくのもマンガ家としては必要だよね。
それでも読者が納得できるオチを付けられるのが、最高のマンガ家だね。
たまにあるもんなぁ。
なんでこいつとこいつがくっついて終わるの？？というマンガが。

スレチだけど、大昔、なかよしで連載されてた原ちえこの「風のソナタ」は
このままゴールかと思われた恋人を妹に奪われ、途中から出てきたキャラとくっついて終わったけど、
それでもとても納得の行くラストだった。
反対にう～ん？？という微妙なラストだったのが清水玲子の「輝夜姫」

530 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:36:53

　>>522
　自分が萌えないとこれですか　
自分の萌えカプのファンサイトにでも行けばいいのに・・無いのかｗｗ

531 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:43:24

>>529
まさしくそれは、はちみつとクローバー展開ｗ
フルーツバスケットもそうだな。

532 ：名無し草：2007/10/19(金) 19:51:25

>>530
否定発言はよくないけど、そういう煽り方はよくないんじゃないか

533 ：名無し草：2007/10/19(金) 20:07:57

>>522
は清四郎×悠理話が面白くない野梨子オタ

534 ：名無し草：2007/10/19(金) 21:24:10

さあ、妄想しようか。

535 ：名無し草：2007/10/19(金) 22:46:04

>>522
現実見たくない野梨子オタは清×野サイト行けよ
ほとんど無いけどなw

536 ：名無し草：2007/10/19(金) 23:59:39

清四郎は高千穂とくっつくんじゃないの？

537 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:01:23

清四郎と高千穂との恋愛話も考えたって言ってたね

538 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:07:13

高千穂はピーターとくっついたじゃん。

539 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:09:23

清四郎は女にあんまり興味がないから、悠理を選びそう、と思ってた。

540 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:15:51

>>537
それ、そのまま御大が描いてたらどうなってたんだろう。
妄想してみたことがあるけど、想像力が及ばなかったｗ
ある意味頭脳戦の駆け引きになって面白そうかもしれない。

541 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:18:12

>>540
どう悲恋にするつもりだったんだろう。成就したら有閑が違う作品になってしまうしw
ピーターのひたむきさに負けて、清四郎が譲るとかかな

542 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:20:26

あれは御大のジョークだろ。

543 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:21:59

>>538
ピーターとお別れして清四郎を迎えに来て、
清四郎とくっついてhappy end。
誰も考えないエンディングだったらおもしろいのに。

544 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:27:47

>>543
それはHappy Endなんだろうかｗ

清四郎はホモに好かれるタイプだけど本人にその気は無い･･･よね？
好奇心に負けて１度くらい、というのはあるかもしれないがｗ

545 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:32:59

清四郎を変態にしないでください（泣）

546 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:33:28

・・・好奇心旺盛だから

547 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:34:10

ゴメン、自重する。

548 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:41:12

妄想スレなんだから良いんじゃないか。
小ネタのようなものだし。

549 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:55:30

個人的各キャラにおけるベストカップル妄想
和尚×悠理
和子姉さん×野梨子
豊作×可憐
清四郎×賀茂泉くん
魅録×プリスカ
美童×あき子さん(可憐ママ)

550 ：名無し草：2007/10/20(土) 00:56:33

>539
そんな理由で悠理選ぶならホモのほうがいい。

551 ：名無し草：2007/10/20(土) 01:00:51

>>549
いいね、それ

552 ：名無し草：2007/10/20(土) 02:29:47

雅央くんがまた見たいな。性格がかわいい雰囲気だよね。
最後の瞳うるうるは悠理が恋したらこうなるのかなと思った。

清×野オタには悪いけど、やっぱり現実は、清×悠理っぽく感じるなー

553 ：名無し草：2007/10/20(土) 03:00:38

>>539　
ってどんだけ～　でも結局好きになりそう。

554 ：名無し草：2007/10/20(土) 03:02:31

そうだよね。それが公式だよね。
良かった。同じ考えの人が多くて。

555 ：名無し草：2007/10/20(土) 03:28:48

おーい、549の5行目には誰も突っ込まないんかｗ

556 ：名無し草：2007/10/20(土) 09:20:02

>>554
公式カップリングはありませんよ～
と一応突っ込んでおく。
そうじゃないとここが成り立たないｗ

557 ：名無し草：2007/10/20(土) 10:34:08

でも、現実にはとか、そう思ってる人多いし。
やっぱりベストカップルなんじゃないかな。

558 ：名無し草：2007/10/20(土) 10:56:45

確かにここは妄想スレだからオールカップルOKで作品投下お待ちしてますけど、
ベストカップルはやっぱり清×悠支持が多いんだろうね。

559 ：名無し草：2007/10/20(土) 11:04:55

ファンが一番喜ぶのはその組み合わせだろうね
相性の前に、悠理は主役的存在で、清四郎が次に重要度高いし。
自然な成り行きかと。

560 ：名無し草：2007/10/20(土) 11:11:19

じゃぁ、これからこのスレの公式は清×悠でいいですね。
それ以外の作品は認めない方向で。

561 ：名無し草：2007/10/20(土) 11:23:21

私も清×悠で御大は書いてると思うけど、ここは妄想スレだし
オールカップルおｋでいいんじゃないのかなあ。

562 ：名無し草：2007/10/20(土) 11:34:35

ここはオールカップルおｋだと思うけど、やっぱり一番読みたいのは
清×悠だよね。
魅×野や美×可は面白いと思うけど、清×野は正直気持ち悪い。

563 ：名無し草：2007/10/20(土) 11:36:38

魅×可や美×野も面白いよ。
清×悠が一番で、清×野が気持ち悪いには同意。

564 ：名無し草：2007/10/20(土) 12:45:27

なんか同じ人が何回も別人になって書いてるの？(苦笑)
荒れさせたいんだろうね。
新人さんが混乱するから一言。
ここはオールカプスレです。
もちろんそれぞれ好きなカプがあるのは前提だけど、
特定のカプを持ち上げたり、
他カプを貶めたりしないのがマナーなのでよろしく。

565 ：名無し草：2007/10/20(土) 12:49:49

自演ばかりじゃないと思うよ。
本音としてはこうだってことでしょう。

566 ：名無し草：2007/10/20(土) 12:58:25

原作でもフラグは立ってるしね

567 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:03:47

>>564
同じ人だと分かり易いから、住人はスルーしてるんだろうね。

これから住人になろうとしてる新人さんがいたら
>>1-7を熟読の上参加してくださいね。よろしく。

568 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:25:05

同じ人だという決めつけはどうかと。
良く読めば>>558　>>559　>>561　などはまともな意見だし理解できるな。
上の方でもガマンして読んでると言う人いたよね。ルールは大事だけど。

569 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:36:36

ありがと。
>558と>559と>561が同一人物と。あと>568？(笑)
あ、踊り子さんは触ってはいけなかったね。

570 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:46:41

踊り子さんにはお手を触れないでください

571 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:47:49

すいません。つい。
この手が。この手が。

572 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:51:55

569,570,571が同一人物っぽいよ。

573 ：名無し草：2007/10/20(土) 13:56:41

>567 >569　
は自分でお約束を読むように言っているのに、自分が守れてないんじゃないか。
しかも自分も分りやすく、その後571まで自演になっちゃってますよ

574 ：名無し草：2007/10/20(土) 18:05:15

IDが出ない板だから、多くの意見だか自演なんだかどうだか知らないけど、
清×悠以外は受け入れられないなら別スレ作った方が、そのカプオンリーの人も、
色々なカプで楽しんでいる人にとってもいいんじゃないの？
どっちもＯＫの人は両方のスレを読めばいいしさ。
需要がない方のスレがいずれは落ちてくんだろうし。

妄想表スレ（清×悠及び清四郎と悠理が絡まないカプスレ）、
妄想裏スレ（清四郎と悠理が他の人とカプになるスレ）のようにして
住み分けした方が、作家の精神衛生上もいい気がしてきたよ。

私も以前はここで書いてたけど、主役級の2人を他の人とカップリングできないなら
選択肢は狭まるし、かといって自分の勝手で書いたら、清×悠好きには
我慢を強いることになるから悪いもの。

長レスすまん。

575 ：名無し草：2007/10/20(土) 18:38:18

なにそれ。表だとか裏だとか、清×悠基準で勝手に決めないでほしい。
清×悠しか許せない人がいるんだったら、その人が清×悠専用のスレ立てればいいんじゃないの？
ここは今までどおり、清×悠も含めてオールカプOKでいいのでは。
ドラマの影響かもしれないけど、なんでこのスレにまで影響が出るのかな・・・

576 ：名無し草：2007/10/20(土) 18:39:17

>>574
それいいアイデアかもね。今のスレよりずっと気持ちよくスレ覗けるだろうし。
清×悠以外受け入れられない人にとっても、
他カプ派の人にとっても今の状態よりずっと良いだろうし、
住み分けも考えた方がいいかもしれないね。
このスレは色々なカプ派の人が今までの傾向から多いことは、
長い間このスレにいる人なら分かることだしさ。

577 ：名無し草：2007/10/20(土) 19:30:10

あからさまな煽りや釣りには飽きた。
釣るならもうちょっと上手く釣らないと、誰も釣れないよ。
妄想カモン。

578 ：名無し草：2007/10/20(土) 19:39:44

ここは清、悠抜きで魅×美×可×野がいいよ。

579 ：名無し草：2007/10/20(土) 19:43:51

美堂のほのぼの話が読んでみたい。
心暖まる系で。

580 ：名無し草：2007/10/20(土) 19:57:18

>>574
君にはこれを読んでみて欲しい。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4759222197/ref=dp_image_text_0/503-9384700-0487151?ie=UTF8&n=465392&s=books

581 ：名無し草：2007/10/20(土) 20:55:53

>576　このスレは色々なカプ派の人が今までの傾向から多いことは、
長い間このスレにいる人なら分かることだしさ。

なら、もうしたらば辺りで妄想したら？魅×美×可×野で。荒れないよ
清・野スレ立てたら過疎るだろうな。

582 ：名無し草：2007/10/20(土) 22:30:04

あら。
久しぶりに来てみたら、何だか荒れてるね。
今更カプで荒れるなんて、これもドラマ化の影響か…？？

今まで通りの、どんなカプでも楽しめる空気が好きなのになぁ…
食わず嫌いのカプも、ここで好きになれたし。

583 ：名無し草：2007/10/20(土) 22:54:20

>>578
wwwww

584 ：名無し草：2007/10/20(土) 23:14:55

今更カプ論争してるヤツはほっといて、次いこ次！

はやく連載の続きが読みたいと熱望！
作家様方この流れはまったく無視でお待ちしております。
もちろん新作・小ネタも読みたいよー

585 ：名無し草：2007/10/20(土) 23:29:27

うん、カプ論争のやつはスルーして次行こう。
止まってる連載陣もたくさんいるし、新作も読みたいな。

586 ：名無し草：2007/10/20(土) 23:35:12

小ネタにもならないけど･･･
美童と可憐の髪が絡まったらさぞかし綺麗だろうな～と思った。
金色と水色の組み合わせってイイよね。

587 ：名無し草：2007/10/21(日) 00:18:57

清×悠が多いからって、カップル固定はやめて欲しい

清×悠は好きだが、例え超少数派でも、美×悠も好きだ！
最初に読んだテニス話で、元気な悠理が美童には弱かったりとか、
女認識してないからだろうけど悠理に強気な美童とかよかった
過去作品読んでカップルとしてありえると知って世界が広がった
逆に最近は魅×悠はあまり食指が動かない
前は好きだったけどね
こういうマイナーな趣味の人間もいるのに、カップル固定されるのは迷惑だ
それに、サイトは清×悠が多いけど、ここの過去の作品は清×野も同じくらいか、
それ以上じゃなかった？

自分に合わないから、多くの支持があるからって、なんで決め付けるの？
いろんなカップルを楽しみたいし、
カップル固定して世界が狭くなるより、いろんな話を読みたいよ
清×悠固定支持って、自分達がスタンダードだから回りも従うべき、みたいで嫌だ

ちなみに、倶楽部内なら野梨子は誰とでも、
可憐は清四郎があんまりしっくりこなかったけど、前どこかで読んだ二人はぐっときて
苦手意識が減った

588 ：名無し草：2007/10/21(日) 01:25:36

>>586
可憐って、初期は水色とか青で髪の毛塗られてたことあったよね。
でも可憐の最近のイメージは茶髪で水色ではないかもｗ
金髪と水色は映えるよね、誰かお耽美な絵でも書いて欲しいな。

589 ：名無し草：2007/10/21(日) 02:25:18

可憐の髪の色が気になったから単行本引っ張り出して表紙を見たら
いつの間にか色が変わってる！！！
最近は茶色くなってたなんて、知らなかった・・・。

590 ：名無し草：2007/10/21(日) 02:39:20

そういえば魅録の髪も最近はピンクじゃないよね？
有閑倶楽部あらかるとを見てみたんだけど、
可憐の髪がブルーの時は魅録の髪がピンクに塗られてることが多い。
カラーバランスの関係なんだろうな。

連載当初の81年ごろは、電車乗ってるとパンクなピンク髪や
七色モヒカンなんて兄さんを、たまに見かけたものだ。

591 ：名無し草：2007/10/21(日) 03:36:06

>>587
ここはマイナーでファンサイトの無いカップル好きの憩いの場だからね。
清×野が同じ位っていうのは清×悠がファンサイトに流れるからでしょ。
自分がマイナー趣味だと思うならそれこそファンサイトでしょ。
ガマンしてるって言った人がいたから、意見が出てきたんじゃ

ここはお約束がうるさいからね。食わず嫌いの雑食系が集まるんだ。

592 ：名無し草：2007/10/21(日) 04:07:28

>>582 >>584
のおばちゃんは、食わず嫌いのない雑食系のファンサイト作ればいいのにｗ
今更カプで荒れるのは不満が有る人が多い証拠。
>>587　
固定している訳ではなく、そのカプ好きが多ければ何かのきっかけに
声は上がるだけ。

593 ：名無し草：2007/10/21(日) 08:37:02

>>590
ピンクとか青の方が、絵面が派手になってインパクトを与えやすいから
アニメの場合だったらわざわざ本来は茶髪や黒髪のキャラを、
現実にはない色に変えたりするらしいね。
もし有閑がアニメになるなら清四郎や野梨子も黒だと面白みがないから
清四郎→濃青、野梨子→濃緑あたりになりそう。
過去に有閑にアニメビデオがあったらしいのは知ってるけど、
観たことがないんでどんな色だったかは知らないんだけど。

御大が最近青やピンクにならないのって、何年も続けてると
現実にない色は変だと他のキャラよえいカラーページで浮いて
変だと思ったんじゃないかな～、特に可憐。
魅録はピンクに染めてるのはなんとか通せるけど、
可憐が青色に染めてるのは原作読んでてもなかなかｗ

594 ：名無し草：2007/10/21(日) 11:34:59

>>587　
カップ固定というより、清×悠すきーって言ってるだけじゃないの。
清悠好きは熱いから。

595 ：名無し草：2007/10/21(日) 12:04:34

清×悠も清×野もついでに魅×野も自重が必要。
釣りもあるけど天然もいるでしょ。
御大はこう思ってる、フラグは立ってる、
現実はこうだのと主張するからややこしくなる。

スレの平和の為に、たとえ嘘でも、
「原作では倶楽部内恋愛は描いていない」にしといてください・・・

596 ：名無し草：2007/10/21(日) 12:35:59

マイナーカプオタも自重が必要？ｗ
お約束多過ぎで何も話せないよ。現実の世界は有りで、その上でいろいろ妄想が楽しいかな。

597 ：名無し草：2007/10/21(日) 12:48:03

まあ御大がこうだと断言したことは一度もない。
ここではこう言ってたとか、ああ言ってたとか色々あるけど、
最終回を迎えてない以上、何も決まっちゃいない。
大どんでん返しで、全員が部外者という可能性だってある。
とにかく真実は御大の心の中のみにある。
しかし御大だっていい年だから、最終回まで確実に書いてくれるかどうかわからんしなあ。

昔好きだったサイボーグ009。
完結編に向けて動き出したらしいという話を聞いてたのに、
石ノ森先生は60歳で亡くなっちゃって、とうとう幻に終わったからな。

とにかく楽しく妄想しましょうよ。

598 ：名無し草：2007/10/21(日) 13:20:06

>>595さんだってスレの平和の為とか言ってるけど、結局人気カプの話はイヤなんでしょ。
だったら同じだよ。
確かに原作では確定してないが、読んでいて感じるものはある、それを無視する必要もないかと。
それぞれが好きなカプで楽しく萌えればいいよ、思いやりは大切だけど自重ばかりじゃ堅苦しい。

599 ：名無し草：2007/10/21(日) 16:18:41

>>595
>スレの平和の為に、たとえ嘘でも、
「原作では倶楽部内恋愛は描いていない」にしといてください・・・涙目ｗ
　
妄想小説の中はいろいろおｋでも、嘘はマズイんじゃないのか
。

600 ：名無し草：2007/10/21(日) 16:56:00

そろそろ、清悠派にもご迷惑かと。

601 ：名無し草：2007/10/21(日) 17:35:01

つか、ここ昔から「スルー検定って何？」って人が多いじゃない
釣堀としては最適な場所になってるだけ
相手しなきゃいいだけなのに、一言返さないとすまない人が
いるから長引いてるだけじゃん

602 ：名無し草：2007/10/21(日) 18:15:15

マイナーカップル好きな人が他で話せる場所があんまり無いから
ここでまで清悠話になるとびみょんだから必死に阻止したいのかな

603 ：名無し草：2007/10/21(日) 18:24:03

いや～最近ここは笑えるよね。
どっちも熱くていいじゃん。

604 ：名無し草：2007/10/21(日) 19:23:27

内容に関わらず、にぎわってるだけで嬉しい私…

これだけ有閑話したい人がいて楽しいｗ

605 ：名無し草：2007/10/21(日) 21:27:04

>>601
にこれを読んでみて欲しい
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4759222197/ref=dp_image_text_0/503-9384700-0487151?ie=UTF8&n=465392&s=books

606 ：名無し草：2007/10/21(日) 21:33:46

五代がアイドルな感じで

607 ：名無し草：2007/10/21(日) 21:46:55

606の発言が謎すぎる件について

608 ：名無し草：2007/10/21(日) 21:51:03

五代もうちょっと若いといいな。

>>604
そうだよね～にぎわってていいよね。
たまにはオタもアンチも入り乱れていいじゃない。

609 ：名無し草：2007/10/21(日) 21:52:41

作者さんのいろんな思いがあるから・・・
断定される意見は好きじゃないです。
ここは、どんなカップルでもOKなところだと思ってます。
否定されると気分はよくないですよ・・・
誰でもね・・・。

610 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:17:42

ここは２ちゃんだしそんなに批判意見が怖かったら何もいえないんじゃないかな。
色んな気持ちはあるんでしょ、その上でオールカップルだと。お互い我慢ばっかりだから
時には荒れるんじゃ。
＞断定される意見は好きじゃない　と言い切る所も無意識の圧力っぽく感じる

611 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:25:06

>610
正直、たかだか二次元のカップリングごときで
「自分は我慢してる」と感じるなんて、
なんて全能感を捨てきれず生きてきた人なんだと思わずにいられない。

612 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:38:03

たかが二次カップリングごときで、と思う人がなぜここを見ているの。
作者さんにも失礼だよ。小説をよんでいろいろ感じる心がないのかな。

613 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:54:08

>612
たかがは言い過ぎたかもしれんが、
好き勝手に
「このカプ萌えん」
なんて言うほうが作家に失礼だろうよ。

614 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:59:13

カジノの船乗ってるとき、『裁判と女の買い物は長引く』ってぼやきながら
男性陣が女性陣の荷物持ってるシーンがすごく好きなんだけど、
日本でもやってるのかな。なんかほのぼのするよね。

615 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:10:19

>>614
美童はナチュラルにやっていそうだね。
清四郎も案外、女性には親切にしそうなイメージがある。
魅録は最初気付かないけど、気付いて謝りながら持ってあげたりしそう。

616 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:11:16

6人で買い物とかしてほしいよね。

私は清四郎がけっこう気軽に「好き」って言っちゃったり
表現するところに萌える。
（恋愛的な意味じゃなくて、あくまで友情ってところが大事）

魅録に「男気に惚れる（コミックス手元にないからうろ覚え）」とか
悠理に「そんなところが好きですね（地下に閉じ込められたとき）」とか
他にもいっぱい。

冷徹な感じなのに、仲間には結構そういうセリフ言っちゃうのが可愛い。

617 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:13:52

>>615
清四郎の場合は和子姉さんの影響もあって、女性には優しそうだよね。
あ、でも魅録も千秋さんに鍛えられてるかな。

618 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:13:54

>614
いいよねあれ。
でも女三人が服装の好みなんかバラバラそうだから、かなり長引くかｗ
お気に入りのブランドとかって、だんなんかな？
試着とかして、どっちがいい？とか男性陣にもきいたりしてたらイイ！

619 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:19:06

悠理の奇天烈な服を売っている店に、
美童は入りたがらないに違いないｗ

620 ：６１８：2007/10/21(日) 23:20:47

>だんなんかな？　　　ってwww
どんなんかな？です。

621 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:21:32

あのシーン、びっくりするほど足が長いよね。

622 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:27:22

野梨子はFOXEYとか好きそうだなーって思う。＞お気に入りブランド

623 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:28:54

>>619
二人が付き合ったら、美童はデートに苦労するんだろうな・・・（笑）
雰囲気作りたい美童に、
変な服を着てデートに現れ、変なとこに行こうとする悠理。

624 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:30:25

>621
そうそう。10頭身くらいある（笑）。
初期の絵はそうだったよね。
で、見た目も言動も全然高校生ぽくなくて、大人っぽい。
最近のはメンバーだけでなく、登場人物全体が若作りになってる気がする。
作者が親世代のキャラの設定年齢を軽く超えてしまったせいかな。
連載が長過ぎるから、作者の考え方が変遷するのも無理はないけど、
初期～中期に特に思い入れがあるから悲しい。

625 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:32:10

初期～中期は、イラストやキャラ設定だけじゃなくて、
ストーリー作りにおいても神懸ってたからな。

626 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:34:33

現実の高校生にちょっと近づいて、浮世離れしたセレブ感も
無くなってきてるよね。

627 ：名無し草：2007/10/21(日) 23:38:45

神無祭で悠理がお金出すシーンとか、
剣菱夫妻が10億をはした金って言っちゃうところが好き。

剣菱はすべてにおいて作品の中でトップを行ってほしかったな。
リリー銀行の話とか悲しかった。

628 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:03:15

最近の絵は昔より丸顔になったから、子供っぽく見えるように
なったのかも・・・。

「有閑倶楽部あらかると」にメンバーの私服や鞄の中味を
コーディネートしたコーナーがあったけど、あれ結構面白かった。

629 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:05:10

まとめてみました。ほんの一部です　イヤな方はスルーしてくださいね。
　　　　　　　　　　　ｂｙ仁くん大好き

バラバラでさまざまなカプ好きの人が集まってたし。　　
＞というよりファンサイトが無いカプ好きの集まりだし、ここは難民版なんだよね。

630 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:06:41

505 ：名無し草：2007/10/19(金) 14:36:00
>>504
面白みがないって・・それ絶対ここで言わない方がいいよ？
過去に何回かあったけど、自分が好きなカプならここで萌えてもいいけど、
特定のカプを否定するのはスレッドが大荒れになるもとだから。
貴方が面白みなくても面白い人がいるんだし。

違うカプでも嫌だと思ってても黙ってる人もいるのに、
何で我慢はできないかな。

522 ：名無し草：2007/10/19(金) 18:40:22
怪しいなんて言い方するかね　　

631 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:11:38

>628
野梨子が可愛くて、昭和の正統派お嬢様って感じがして好きだった。

632 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:13:35

611 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:25:06
>610
正直、たかだか二次元のカップリングごときで
「自分は我慢してる」と感じるなんて、
なんて全能感を捨てきれず生きてきた人なんだと思わずにいられない。
　
ここは言論の自由がないんですね

633 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:17:42

野梨子の髪型、裾広がりですごいよね。少し性格直した方が
いいんじゃﾏｲｶ

スルーでお願い

634 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:18:10

ファッションといえば、意外と野梨子が
ムームーとか、バニーとは平気だったりするんだよね。

635 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:21:53

野梨子の着物の帯、どんな結びしてるのか気になってしまう。
あれ、自分で結ぶんだよね。

636 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:29:13

ここって本当にマイナーｵﾀの集まりなんだねｗｗｗｗｗｗ
難民板だからね～～難民なんだよね　だれかﾏｲﾅｰｻｲﾄ立ち上げればいいのにぃ
少人数でｽﾚ回してるんだね　健気だね　必死だよね

637 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:37:57

＞清×悠が多いからって、カップル固定はやめて欲しい

そうだよねここはﾏｲﾅｰｶﾌﾟｽﾚだからﾒｼﾞｬｰｶﾌﾟではおかしいよねｗｗｗｗｗｗｗｗ

638 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:48:51

次ｽﾚﾀｲに【ﾏｲﾅｰｶﾌﾟ推奨】　とかつけよーよ

639 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:51:22

なんで？
有閑を愛しすぎて、でも原作が長く途切れすぎたせいで
その愛が行き場を無くした人々の集うオアシスじゃないの？
カプなんかあったってなくたって、面白けりゃそれでいいんじゃないの？

640 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:53:54

>639
釣られないこと。
煽られないこと。
踊り子に触らないこと。

641 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:55:58

野梨子はどんな格好させても似合うって、御大が言ってたよね。
扉絵ではお月様とか、金太郎とか。
バニーだと、なぜか生足のカットがあったような。

642 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:57:01

清四郎の服を誰が選んでるのか知りたい。
やっぱりママ？

643 ：名無し草：2007/10/22(月) 00:57:49

ママがパパの服と一緒に買ってくるに一票。

644 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:11:15

頓着しないのか、清四郎のこだわりかどっちだろう

645 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:17:22

ママが買ってくるというのは萎えるけど、
自分で買ってる様子も想像しがたい。

高校生だから、母親が買ってきてもそれほどおかしくないのか……？？

646 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:20:30

母親に買ってきてもらう高校生は確かにおかしいかも。
清四郎のこだわりであの格好なんだろうな。
で、お姉さんに「ジジ臭い」と言われてそう。

647 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:37:24

ショップの店員さんなんて、
「素敵な大学生♪」と思ってるかもね。
それならまだしも
「素敵な人。職業は何かしら♪」
かもしれないが。

648 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:39:29

>>647
ワロタ。
たしかに15巻くらいまでの清四郎は大人っぽい。
どこをどうやっても高校生には見えんな。
でも、ママンの手編みセーターとかまだ着てたりしてw

649 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:45:54

中学校時代の清四郎は結構幼い顔してるから、
成長期が来て、ぐぐっと更けたんだろう。

お母さんが
「清四郎ちゃんには、こんな若い子が着るブランドは似合わないし、
お父さんと一緒のでいいわね」
なんてふうに選んでるのかも。

……やっぱ、それは嫌すぎだ。

650 ：名無し草：2007/10/22(月) 01:52:07

清四郎は服装だけだとえなり君系統だよね。
まさかズボン下とかも履いているのかしら？
えなり君はズボンが汚れるから履いているらしいので。

651 ：名無し草：2007/10/22(月) 02:57:37

>>649
>成長期が来て、ぐぐっと更けたんだろう。

突然変異かｗ

初めてすだれ頭にした時が、いつなのか気になるわ。
ある朝突然始めたのか、何度も練習してすだれ具合や分量を吟味したのか
気になってきた。

652 ：名無し草：2007/10/22(月) 03:29:52

夜中にひっそり、短編投下します。
>>549さんのベストカップル妄想に触発されました。
和子さん×野梨子ネタで、レズ有り、R18有りです。

苦手な方は華麗にスルーお願いします。

653 ：撫子の秘め事*1*：2007/10/22(月) 03:30:57

　わたくしには、誰にも言えない秘密があります。
　けれど、思いが膨らみ過ぎて、近頃ではひとり心に秘めておくのが辛くなっ
て参りました。
　このままでは、いずれ誰かに気付かれるやもしれません。
　いえ、そんなことは決してあってはならないのです。
　わたくしの恥を隠したいというよりも、むしろあの方の名誉の為に。

　はじまりは、残暑が続く日の午後でした。
　わたくしは学校からの帰宅後、興味のある本があったので清四郎の家へ赴き
ました。
　清四郎には下校中にその旨を伝えてありましたので、わたくしが訪ねた時に
は既にその本は書棚から出され、ソファの前のテーブルに用意されていました。
「僕はこれから、師範代との約束があるので道場へ行きますけれど、野梨子は
ここで読んでいても構いませんよ。関連書籍はこの辺りにまとまっている筈
です」
　彼はそう言って本を手渡し、書棚の一角を示します。
　持ち帰るには少々多い冊数でしたので、わたくしはその場に残って、借りる
本を選別することにいたしました。
「ではお言葉に甘えて、ここで少し読ませていただきますわ。何冊か借りて
帰っても？」
「もちろん構いませんよ」
　そう言い残して、清四郎は部屋を後にしました。

　一時間ほど過ぎた頃でしょうか。
「清四郎。居るー？」
　声と共にドアが開き、和子さんが入ってきました。
　和子さんというのは、清四郎のお姉さまで、理知的な風貌の美しい方です。
現在は医学部に通われる学生で、兄弟の居ないわたくしは、姉と妹のように
親しくさせていただいておりました。
「あら、野梨子ちゃん。いらっしゃい。清四郎は？」
「師範代との約束で、今日は道場へ行くそうですわ」
「ふうん。それじゃ仕方ないわね」

654 ：撫子の秘め事*2*：2007/10/22(月) 03:32:03

　そう言って和子さんは、わたくしの手元に目を留めました。
「野梨子ちゃん、珍しい本読んでるのね」
「ええ。既に廃盤で書店でも手に入りませんし、図書館にも置いていません
でしたわ。でも、清四郎に聞いたら、関連書籍まで持っていると言うので、
お邪魔させていただきましたの」
「懐かしいわぁ。この辺の本、半分くらいは私の持ち物だったのよ。清四郎に
譲ってから、あいつ自分でちゃんと補完したのね」
　和子さんはソファのわたくしの隣に座り、本を覗き込むように身を乗り出し
ました。
「借りて帰ろうかと思っておりましたけれど、和子さんが読まれるなら、わた
くしは今度にいたしましますわ」
　そう言って本を差し出そうといたしましたが、その手は彼女の手に阻まれま
した。
「いいのよ、野梨子ちゃん。この本はあなたが持って帰って。そんなことよ
り……」
　ああ、なんということでしょう。彼女はわたくしの手をしっかり握り、顔を
近づけてくるではありませんか。
　そして、驚いて声も出せないわたくしの唇に、和子さんの唇が重なったの
です。
　和子さんに接吻けされているという事実と、これまで想像もしなかった柔ら
かい感触にわたくしは戸惑っておりました。
　もしも相手が殿方だったなら、平手のひとつもお見舞いしていたことで
しょう。
　けれど相手は女性。しかも、家族と同様に親しくしている和子さんなのです。
　どうしていいかわからずに、ただ唇を固く引き結ぶわたくしの背中を、彼女
の手の平が優しく撫で下ろしていました。
　ようやく唇が離れほっとしたのも束の間、わたくしの身体は強く抱きしめら
れ、その腕の強さとは裏腹に優しい声が耳をかすめました。
「野梨子ちゃん。もっとリラックスして」
　声と共に耳にかかる吐息の気持ち悪さが、わたくしを呪縛から解き放ちま
した。
「いやっ！」

655 ：撫子の秘め事*3*：2007/10/22(月) 03:33:09

　鋭く声を上げ、腕を振り解こうと身をよじると、和子さんは薄く笑いました。
　そのまま無言で、再びわたくしに接吻けてきました。今度の接吻けは噛み付
くような強さでしたが、そのうち弾力のある温かいものが唇を割って入って来
ました。これは舌なのだと気付いた時には、全身が粟立つような気がいたし
ました。
　歯を食いしばって耐えていると、彼女の舌はわたくしの歯列をなぞり、歯茎
や唇の裏を隈なく這い回りました。
　わたくしは次第に息苦しくなり、何とか逃れようと試みましたが、彼女の唇
は執拗に追いかけて来てわたくしを離してくれません。
　もう限界かと思われた頃、わたくしの唇はようやく解放されました。
　肩を上下させて荒い息をするわたくしを見て、和子さんは優しく微笑んで言
いました。
「可愛いわね。野梨子ちゃんは」
　そして、三度接吻けをしました。
　息をつこうと開けていた口腔内は、彼女の舌に蹂躙されていきますが、わた
くしにはもう抗う力はありませんでした。
　柔らかくも弾力に富んだ熱い舌は、わたくしの舌に絡み頬の内を舐め上げ、
彼女の唾液を送り込んで来ます。
　気持ちが悪いと思う気持ちとは裏腹に、硬直していたわたくしの身体からは
力が抜け、だんだん頭がぼぅっとして来ます。
　いつの間にか和子さんの手はわたくしの胸を彷徨い、優しく愛撫を繰り返し
ていました。
　口を塞がれたまま、力なくいやいやをするわたくしに構うことなく、優しい
動きは次第に力強いものに変わっていきました。
　不意に背中に空気を感じ、わたくしはハッとしました。
　ワンピースのファスナーを和子さんが下ろしてしまったのです。
　萎えかけた力を振り絞って抵抗しようとしましたが、もがく力を逆にうまく
利用され、あれよあれよという間にわたくしの上半身はスリップ姿になってし
まいました。
　わたくしの両手をしっかり掴んで彼女は一歩下がり、頬を上気させながら
言いました。
「素敵よ、野梨子ちゃん」

656 ：撫子の秘め事*4*：2007/10/22(月) 03:34:26

　彼女の目にギラギラする欲望を見出し、それだけで気が遠くなりそうでした。
「もうよしてくださいな」
　わたくしの目には涙が滲んでいたことと思います。
　懇願すると、和子さんの表情は一層嬉しげに歪み、わたくしをソファに押し
倒しました。
　両手は頭上で交差され、和子さんの左手で固定されてしまいました。両足は
彼女の両膝で押さえ込まれ、身動きすることが適いません。
　彼女の自由な右手はスリップの裾に伸び、デコルテへとたくし上げて行きま
す。そのままブラジャーのホックが外され、ついにわたくしの胸は露わになっ
てしまいました。
「野梨子ちゃん。今日はね、家には誰も居ないの。父は夜勤で母は旅行中。
清四郎が道場に行くことも本当は知っていたわ。夕食は武道の仲間と済ませる
そうよ」
　彼女の手の平はわたくしの胸の素肌を滑らかに這い回ります。
「だから……、声を上げてもいいのよ」
　そう言って、彼女は乳首を強く捻り上げました。
「痛っ！」
「良い声だわ。もっと色んな声を聞かせて頂戴」
　今度は脇腹から脇の下にかけて、そっと撫で上げます。
「ひぃっ」
「そう、ここも弱いのね」
　優しく指がうごめき、彼女は両手でくすぐりはじめました。
「いやっ、ひゃぁっ、ひゃひゃひゃひゃ、ぃひゃぁっ」
　わたくしの喉からは情けない声が出てしまいます。自由になった両手で和子
さんを押しのけようと試みますが、思うように力が入りません。
　横隔膜がよじれるほどくすぐられ、全身がぐったり疲労しているのを感じて
いました。
「ごめんね、野梨子ちゃん。あなたがあんまり可愛い声を出すから」
　そう言って和子さんは、優しく何度も接吻けを繰り返します。
　温かい両手でわたくしの胸を、時に優しく、時に強く、そして時に乳首を
刺激するように揉み続けます。

657 ：撫子の秘め事*5*：2007/10/22(月) 03:35:31

　ふわふわする意識で、口元が唾液で濡れているのを自覚した頃、同時に自分
が声を漏らしていたことにも気付きました。
「ぁっ」
「ぅうんっ」
　我ながらなんと浅ましい声なのでしょう。そうは思うのですが、止めること
はできませんでした。
　やがて、和子さんの指先が、わたくしの体側をなぞるように腰へと降りてい
きました。
「な、何をなさるおつもりですの」
　自分でも声が震えているのがわかります。男女間の行為については、おぼろ
げながらも知識を持っていましたが、女性同士ではどういうものなのか、全く
検討もつきませんでした。
「良いことよ」
　とだけ囁いて、彼女の顔はわたくしの胸元へと移動します。
「ぁあっ」
　胸の頂を吸い上げられて思わず仰け反ったのと同時に、わたくしのショーツ
は、腿のあたりに絡んでいたワンピースと一緒に足首までずり下げられてしま
いました。
　和子さんは身体を起こし、わたくしの姿を見下ろします。
「想像以上ね。本当に素晴らしいわ」
　羞恥で肌の表面が熱くなるのを感じます。
「ここも」
　彼女の指がわたくしの唇に軽く触れて離れていきます。
「ここも」
　彼女の手の平がわたくしの胸を包みます。
「そしてここも」
　彼女の指がわたくしの恥毛をかすめ、わたくしは反射的に声を上げました。
「いやぁっ！」
「もっと良く見せて頂戴」
　そう言ったかと思うと、足首のワンピースとショーツを素早く取り除き、
わたくしの両足を彼女の両肩に担ぎ上げるような姿勢をとりました。
「やめてっ！お願いっ！見ないでぇっ！」

658 ：撫子の秘め事*6*：2007/10/22(月) 03:36:41

　絶叫して身を捩り足を閉じようとしましたが、動かすことができたのは上半
身ばかりで、下半身は皮肉なほど固定されたままなのです。
「ふぅん……」
　わたくしの恥ずかしい場所を、じっと見つめていた和子さんが呟きました。
「野梨子ちゃん、少し感じてたでしょ？」
　何を言われたのか、よく意味がわかりませんでした。
「女の子はね、気持ちが良いとここが緩んでくるのよ」
　和子さんの指がわたくしの陰部に触れます。
「野梨子ちゃんは処女だろうから、ぴったり閉じていると思ったのに、少し入
り口が開きかけているわ」
　柔らかさを自覚させるように、彼女の指がその部分をなぞります。
「でも残念。濡れるところまではいっていないのね」
　彼女の両手でそっと大陰唇が開かれたのがわかりました。ありえない場所に
空気が触れたのを感じ、わたくしは軽いパニックを起こしました。
「な、何っ？何をなさるのっ？」
「いきなり指じゃ痛いわよね」
　和子さんの顔が陰部に近づいたと思ったら、そこに熱いぬめったものを感じ
ました。
　一瞬遅れて、舐められたのだと気付き、わたくしは気が狂いそうになりま
した。
「汚いですわっ！そんなことっ！異常ですわっ！」
　わめくわたくしに構うことなく、彼女の舌はわたくしの陰部を舐め回します。
　気持ち悪いのに、嫌で仕方が無いのに、わたくしの腹部の奥には不快感とも
快感ともつかない疼きがありました。
　そしてその疼きは、もっと何かを求めているのです。
　求めているものが何かもわからないままわたくしは、ぞわぞわする感覚が
背筋を這い上がり、寒いわけでもないのに乳首が収縮していくのを感じてい
ました。
「濡れてきたわよ、野梨子ちゃん」
　そう言われても、何のことだかよくわかりません。
「私にこうされて気持ち良いんでしょ。どんどん愛液が溢れてくるわ」

659 ：撫子の秘め事*7*：2007/10/22(月) 03:37:47

　もし、和子さんの言うように、こんなことをされて気持ち良くなっていると
したら、わたくしはとんでもない変態です。けれど、その言葉を否定すること
はできませんでした。
「言わないでっ」
　不快感とも快感ともつかなかった疼きは、本当は快感なのだとわかりはじめ
ていました。
　その疼きに促されるまま、和子さんの舌に合わせてわたくしの腰は我知らず
動いていました。
「もっと気持ち良くしてあげる」
　彼女の顔が離れたかと思うと、今度は指が伸びてきました。
「やっぱり皮を被っているのね」
「ひぃーっっ」
　彼女の指がそっと陰核に触れると、びりびりしたものが背筋を駆け上がり
ました。
「敏感なのね」
　陰核に触れらる度にびりびりしたものを感じます。そうする内に、疼きがど
うしようもなく高まっていくのがわかります。
「だめっ！」
「ゃめっ！」
「おかしくなってしまいますわっ！」
　実際は不明瞭な言葉だったかもしれませんが、わたくしは必死でそう訴え
ました。
「いきそうなのね」
　確かそんな言葉だったと思います。
　陰核の包皮を優しく剥かれ、彼女の舌に数度舐め上げられると、わたくしは
本当におかしくなってしまいました。
　もう言葉を発する余裕もありません。
　腹部の奥が収縮し、陰部がひくつき、脳天へ突き抜けるような快感に支配さ
れていました。

　気が付くとわたくしは、和子さんに優しく抱きしめられて、繰り返し頬や額
に接吻けされていました。

660 ：撫子の秘め事*8*：2007/10/22(月) 03:38:52

「わ、わたくし何を……」
「本当に可愛いわね、野梨子ちゃん。あなた、いったのよ。初めてだった
の？」
　あの快感を「いく」というのか、とぼんやり思いました。
　と同時に、あんないやらしい事をされて快感を得た自分がひどく恥ずかしく、
そんな行為を強いた和子さんが恨めしく、胸に熱いものがこみ上げてきました。
「ぅっ、ぅうっ」
　涙が止め処なく溢れましたが、それ以上に嗚咽が止まりませんでした。
　わたくしの態度をどう思ったのか、和子さんは黙って背中をなでていました。

　ようやく嗚咽が収まった頃、和子さんはわたくしに下着と服を渡しながら言
いました。
「野梨子ちゃんは怒っているかもしれないけれど、私は謝らないわ」
　わたくしは黙って身支度を整えていました。
「愛しているのよ、あなたを。欲しくてたまらなかったの。もうずうっと前
から」
　そんな告白が何になりましょう。
　わたくしは逃げるように、菊正宗邸を後にしました。

　忘れよう。
　こんなこと、忘れてしまえば良い。
　呪文のように自室で呟き続けました。
　けれど、脳裏にはあの部屋での情景が浮かび、肌には触れられた感覚が去来
してわたくしを苦しめます。
　何度か思い出す内ようやく、和子さんが着衣のままだったことに気付きま
した。
　そしてそれは、口惜しいような、申し訳ないような気持ちをわたくしにもた
らし、より一層複雑な思いがいたしました。
　そんな千路に乱れた心を抱えながらも、その時のわたくしは、その出来事を
一度限りの終わったことだと思い込んでいたのです。
　それは単に始まりに過ぎなかったというのに……。

661 ：撫子の秘め事*9*：2007/10/22(月) 03:39:58

*****

　僕は窮地に立たされていた。
　目の前には生徒会長。
　文武に秀で、あらゆる趣味に精通し、男女を問わず人望もあり、生徒たちの
憧れの的。
　けれど、今の僕にとっては鬼神よりも恐ろしく見えた。
「これは何ですか」
　あまりに無表情で、それがかえって恐ろしい。
「え……と。入稿前の小説です」
「そんなことを聞いているのではありません。これをどうするつもりだったん
ですか」
　彼は何故こんなに冷静なんだ。怖いじゃないか。
「文芸部の非公式小冊子に寄稿する予定で……」
「ほう。で、その小冊子はどうする予定なんですか」
　駄目だ。殺される。遺書も書いてないのに。
「完全予約販売で、学内の希望者に……」
「中止してもらえますね」
「そ、そんなっ。既に口コミだけで120部の予約が入ってるのに」
「120人を説得するのと、僕を説得するのと、どちらがいいですか」
　どっちも嫌だ。どっちも怖い。
　だいたい、なんで僕がこんな目に合わなきゃいけないんだ。
「最近、生徒たちの僕たちを見る目に何か含むものを感じていたんです。それ
となく探ってみると、文芸部が怪しげな予約を募っているというじゃありませ
んか。生徒会長として、視察に来て本当に良かったですよ」
　プロテクトかけているファイルを解除して盗み読みすることを、視察と言う
んだろうか。
「では、こうしましょう。文芸部長のあなたも、既に予約している120人全員
に小冊子は出せませんと頭を下げるのは心苦しいでしょう」
「ええ。そうなんです。文芸部の信用にも関わりますから。さすが生徒会長、
僕らのことをよく考えてくださってる」
　妥協してくれそうな雰囲気を感じ、僕は精一杯下手に出てみた。

662 ：撫子の秘め事*10*：2007/10/22(月) 07:44:48

「ですから出版前に、我々が検閲することにします。それに合格したら許可と
いうことで」
「へっ？」
「言っておきますが、生徒会役員全員で検閲しますよ」
　うげ。
　検閲を通るような代物で予約者が満足するとは思えなかったが、僕はまず
今日の命を惜しむことにした。予約者には後日、もっと巧妙にバレない形で
埋め合わせする手段を考えよう。
「わかりました。では部員に伝えて書き直しさせます」
「くれぐれも、次はバレないようにしようなどと、変なことは考えないで頂き
たいですな」
　見抜かれてる……。
「では、このファイルは不要ですね。削除させていただきますよ」
　そう言って会長は、部室の僕のPCに向かい操作している。
「バックアップは？」
　僕は素直にUSBメモリを差し出す。
「他にはありませんね？」
　無いはずが無いだろう。自宅にもちゃんと保管してあるが、そんなことを
言うほど馬鹿ではない。
「これだけです」
「ふむ。ま、そういうことにしておきましょうか」
　そう言って彼は立ち去って行った。
　今回のことは、漫研と写真部にも注意しておいてやらないと、ヤバイかもし
れない。
　しかし、今回読まれたファイルが僕の書いていた「撫子の秘め事」で良かっ
た。もしも女子部員が執筆中の「生徒会長の事情」が読まれていたらと考える
と、想像しただけで……、いや想像だけでもしたくない。
　学内のPCからデータは削除して、リムーバブルファイルの管理にも注意する
ように促さないと。

663 ：撫子の秘め事*11*：2007/10/22(月) 07:48:06

　そこで僕は、はたと気付いた。
　彼は立ち去る時、USBメモリを制服の内ポケットにしまっていた。
　すぐに破棄するつもりのものを、そんな場所にしまうだろうか。
　彼の性格なら、僕の目の前で破壊してもおかしくないのに。
　……彼もやはり、健康な男子高校生だということなんだろうか。それなら
懐柔の方法があるかもしれない。
　早速部員に召集をかけて今回の顛末を報告し、対策を練ることにしよう。

Fin.

664 ：撫子の秘め事：2007/10/22(月) 07:49:56

以上、4レス（このレスを含む）お借りしました。
ありがとうございました。

ありがちなオチですが、「くだらねー」と笑っていただければ幸いです。
文芸部長の妄想、という形を取っていますので、野梨子のキャラ設定が
必要以上に弱気な大和撫子風になっていますが、このあたりも
笑ってご容赦いただければ助かります。

665 ：名無し草：2007/10/22(月) 08:00:58

>>664
GJ！引き込まれて読みつつもオチに安心したｗ
「生徒会長の事情」もキボンｗ

666 ：名無し草：2007/10/22(月) 08:47:41

男の人が書いたような官能小説だと思ったら。
オチで納得。
楽しませていただきました。

667 ：名無し草：2007/10/22(月) 08:48:41

>>664
心からGJ！まさか和子×野梨子が投下されるとは…！
朝からえらいことなりましたw

668 ：名無し草：2007/10/22(月) 09:24:17

さすが清四郎、むっつりだなｗ

669 ：名無し草：2007/10/22(月) 09:35:36

>>651
すだれ頭は清四郎のトレードマークだけど、
おろしてても似合ってるのに、本人はなんですだれ頭にしたんだろ。
やっぱ鏡の前で研究したんだろうか。

１巻の、バスローブ姿で髪おろしてる清四郎がセクシーだった。

670 ：名無し草：2007/10/22(月) 09:46:35

気持ちわる・・・こんなスレがあったんだ・・・

671 ：名無し草：2007/10/22(月) 10:52:40

生徒会長（と副会長？それとも会計？）の事情キボン！

清四郎は最近じゃ海に落ちてもすだれが崩れない・・・
どうやってシャンプーしてるのか激しく疑問だ。

672 ：名無し草：2007/10/22(月) 11:00:18

髪を下ろしたさわやか（？）清四郎だったら、
有閑初期の印象が結構変わりそうな気がする。

673 ：名無し草：2007/10/22(月) 12:09:23

昔は「すだれ頭」と呼ばれていた清四郎の髪型が、虎の巻では「オールバック」に。
髪型自体に変化はないのに、呼び方の変化に疑問。どう違うんだろ？？

下ろした髪では、
オークション会場で暴れる悠理を押さえつけようとして、眼鏡が外れたコマと
スパに着いてすぐの女装(と化粧もｗ)を取ったコマが好き。
分かりにくくてスマソ。

674 ：名無し草：2007/10/22(月) 12:44:16

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　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ
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　　／|:::::::::::|　　　＼　　　　　　／　　　.|:::::::::::::|

作品投下だー
何でもいただく雑食系のおばちゃんだからうれしいです

675 ：名無し草：2007/10/22(月) 12:57:10

>>664
ＧＪ！ん？また変わった趣向の、、まあそれもありか・・・と思いきや、
最後のオチに笑わせてもらいましたwww

676 ：名無し草：2007/10/22(月) 13:28:56

もっとマイナーカップルやオールカップルのサイトも
沢山あったらここだけこんな風にならないのに、、、

677 ：名無し草：2007/10/22(月) 14:10:20

>673
根っからの清四郎ｽｷｰの私は昔から「スダレ頭」の表記を憎んでいましたw
なので「オールバック」に変わって心底喜んでます。

スパのあのシーンは自分も好きだわ。
上半身裸で魅録と向き合ってるなんて清×魅の人にはたまらないだろうな～なんて思ってた。

678 ：名無し草：2007/10/22(月) 14:16:00

「スダレ頭」というと、なんとなくバーコード的なうすら禿を連想してしまうｗ
私もスパのあのシーン、好き。年相応のかわいい顔してる。

679 ：名無し草：2007/10/22(月) 14:22:49

>676
ドラマが終わるまでだと思いたいよね。

680 ：名無し草：2007/10/22(月) 14:31:29

611 ：名無し草：2007/10/21(日) 22:25:06
>610
正直、たかだか二次元のカップリングごときで
「自分は我慢してる」と感じるなんて、
なんて全能感を捨てきれず生きてきた人なんだと思わずにいられない。

w本音が出ちゃったね。　作家さんにも一部の住人にも失礼杉。

681 ：名無し草：2007/10/22(月) 14:38:54

>>671
>清四郎は最近じゃ海に落ちてもすだれが崩れない・・・

もしかしてヅラ化・・・

682 ：名無し草：2007/10/22(月) 14:50:37

正直、清四郎がいちばん男性ホルモン多そうだから、禿げそう

683 ：名無し草：2007/10/22(月) 15:05:51

男性ホルモン多そうな清四郎萌え

684 ：菊正宗清四郎君の××を探せ：2007/10/22(月) 16:02:34

ギャグのSSです（カプなし）
２回に分けてうｐしたいと思います。

685 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　１：2007/10/22(月) 16:03:58

　それは夏のある日のことだった。

「菊正宗君は凄いなぁ。水泳部の誰よりも泳ぐの速いんだもん」
　中学生らしく幼い顔立ちをした少年たちが、清四郎を取り囲んで賞賛していた。
　はっきり言って、中学生にしてすでに大人びた清四郎にとって、同級生はライバルにもならない。
　体育の授業の後は、決まって清四郎がヒーローだった。
「同学年の男子じゃ勝てる奴はいないもんね。剣菱さんはどうだろう？」
　いかにも大人しそうな男子生徒が、憧れを込めた眼差しで彼を見ながらそんなことを言った。
「うーん、剣菱さんは化け物並みだけど、清四郎君も相当だし、女子だからなぁ」
「いやあいつを女子のカテゴリーに入れるのは、ほかの女子に可哀相だ」
　馬鹿話をしながら、清四郎とその取り巻きはロッカールームへ向かった。

　※

「あれ、菊正宗君、顔色悪いよ。冷えたんじゃないか？　暖かいシャワーを浴びた方がいいよ」
　ロッカールームで隣り合った生徒が、心配げに聞いてきた。
　先ほどまで自信に満ちた元気な姿を見せていたのに、気がつけばすっかり清四郎の様子が
変わっていることに彼は気づいたのだ。
「そ、そうかな。じゃあそうしよう」
　応える口調も精彩に欠けている。生徒が指摘した通り、顔色も悪かった。
　水泳の授業程度で体調を崩す清四郎ではない。しかし今日の彼は大人しく勧めに従って、
シャワールームの方へ歩いていった。
「ゆっくりしておいでよ。授業に遅れたら、俺から言っておくからさ」
　流石天下の聖プレジデント学園。中学生でも育ちの良く親切な生徒が揃っている。
　もっとも、普段の人徳のせいでもあるだろう。
　同級生の親切に、清四郎は微笑みをなんとか作った。

686 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　２：2007/10/22(月) 16:05:56

「……やっぱりない」
　誰もいないロッカールーム。
　シャワーから戻ってきた清四郎は、すでに全員が引き上げたことを確認してから、
自分の荷物袋をヒックリかえしてみた。
　ふかふかのバスタオル。
　きちんと畳まれた制服。
　貴重品。
　替えの下着（ちなみにトランクス）
　すべてがちゃんと揃っている。
　だがアレだけがない。ないのだ。
「僕のパンツ……」
（なんで今日に限って……）
　青褪めたまま、清四郎は朝起きてからの自分の行動を振り返ってみた。

687 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　３：2007/10/22(月) 16:07:38

　今朝、清四郎は珍しく遅刻ギリギリに目が覚めた。
　父の書斎にあった、肺癌の手術を撮影したビデオテープを明け方まで何度も何度も
見ていたせいである。
　あわてて着替えて、家を飛び出して、なんとか野梨子との約束時間に遅れずにすんだ。
　抜かりがない彼のこと、時間割はちゃんと前日に整えて鞄に入れていたので忘れ物はない。
　しかし、ひとつだけ抜かりがあったのだ。

　――水泳の授業があるにも関わらず、今日のパンツは白のブリーフ。
　それも「６ねんＡぐみ　きくまさむねせいしろう」と黒マジックで書かれた可愛らしいものだ。

　清四郎の名誉にかけて言っておくが、彼の持つ下着の中で、名前が書かれたものは
それだけである。
　初等部の修学旅行時に、保護者向けのしおりに「衣類・下着には名前を書いておくこと」
と記載してあったため、母親が用意したあのパンツ。
　よりにもよって、たったひとつしかないあの白ブリーフを履いてきてしまったのだ。
　登校中に途中でそれに気が付いたものの、引き返して間に合う時間ではなかった。
　だいたい肩を並べる野梨子に、なんて説明すればいいというのか。
　それで彼は、水泳の時間の前にこっそりトイレで水着に着替え、パンツは荷物袋に
仕舞い込んだ。
　授業の後は、ちゃんと着替用のトランクスを持ってきたから問題がない。
　――そう思っていたのに。
（トイレに落とした！？　いや、ちゃんと荷物袋に入れた筈だ）
　授業の直前に、荷物袋に白ブリーフが入っていたのかどうか記憶にない。
　ああ、なんでちゃんと確認しておかなかったのだろう……！
　無くなってしまったのならそれでいい。
　だがもしうっかり出てきてしまったのなら。
（じ、人生の汚点だ！）
　ああ、本当にドコに行ってしまったのだろう。

688 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　４：2007/10/22(月) 16:09:37

　
　彼はロッカールームを出た後、念のため着替えをしたトイレを見に行ったが、
やはりなかった。
　がっかりしながら、彼は顔色悪いまま遅れて授業に戻った。
「菊正宗君、体調は大丈夫ですか」
　もともと他の生徒から、清四郎の遅刻の理由を「体調不良」と説明されていた
教師は、心配げにそう問い掛けてきた。清四郎の顔色はもはや、傍目にもはっきり
分かるほど青い。
「い、いや大丈夫です」
　そう答えながらも、彼の頭の中は、どうやって白ブリーフ（名前入り）を探すかで
いっぱいいっぱいだった。
　様子がおかしい彼を、野梨子や可憐も心配そうにこちらを見ている。
「無理しなくてもいいですよ。剣菱さん。菊正宗君を保健室に連れていってあげなさい」
　でっぷり太った女性教師が、居丈高に悠理へと命じた。
「え、あたい？」
「クラス委員でしょう」
「あ、そっか。はーい。んじゃ行くぞ、清四郎」
「はい」
　とてもじゃなく授業を聞く気になれなかった清四郎は、悠理につれられて、素直に廊下
に出た。

689 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　４：2007/10/22(月) 16:13:07

　
　彼はロッカールームを出た後、念のため着替えをしたトイレを見に行った
が、やはりなかった。
　がっかりしながら、彼は顔色悪いまま遅れて授業に戻った。
「菊正宗君、体調は大丈夫ですか」
　もともと他の生徒から、清四郎の遅刻の理由を「体調不良」と説明されて
いた教師は、心配げにそう問い掛けてきた。清四郎の顔色はもはや、傍目にも
はっきり分かるほど青い。
「い、いや大丈夫です」
　そう答えながらも、彼の頭の中は、どうやって白ブリーフ（名前入り）を探すかで
いっぱいいっぱいだった。
　様子がおかしい彼を、野梨子や可憐も心配そうにこちらを見ている。
「無理しなくてもいいですよ。剣菱さん。菊正宗君を保健室に連れていってあげなさい」
　でっぷり太った女性教師が、居丈高に悠理へと命じた。
「え、あたい？」
「クラス委員でしょう」
「あ、そっか。はーい。んじゃ行くぞ、清四郎」
「はい」
　とてもじゃなく授業を聞く気になれなかった清四郎は、悠理につれられて、素直に廊下
に出た。

690 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　５：2007/10/22(月) 16:15:19

　誰もいない廊下を二人で歩く。
　その道中、悠理はずっと気遣わしげな眼差しを送ってくる。普段であればその
気持ちに感謝するところだが、今は清四郎にそのような余裕はない。
「ほんと顔色わりーな、清四郎」
「そんなに悪いですか」
「うん――て、う～ん」
　突然、悠理が立ち止まる。
　うっかり追い越してしまった清四郎の背中に、恐る恐る彼女は声をかけた。
「もしかしてあたいのせい？」
　なんですと。
　清四郎は立ち止まり、ギギギギと油の切れた人形のように悠理を振り返った。
　その様子で何かを悟ったらしい悠理は目に見えて焦った。
「え、マジで。うわごめん。そんなにショックだった？」
「ゆゆゆ悠理？」
「うわ、そんなにショックを与えるとは思わなかったよ、悪りぃ――にしても」
　ちょっと殊勝な顔をした悠理だったが、すぐにニタリと悪い笑顔を浮かべた。
「お前、意外と可愛い趣味してんだなー」

　　　　　　　　　　　　知　　　　ら　　　　れ　　　　た　　　！

　よりにもよって、悠理に。
「だ、誰かに」
「まだ言ってねーよ。今日、放課後魅録と会うけど……わ、分かってるって、
　誰にも言わねえよ」
　楽しそうに話していた悠理が、途中で、急にギクリと笑顔をしまって、突然
物分りの良いことを言う。
　そして恐ろしげに清四郎を見た。
（一体、今の僕はどんな顔してるんでしょうね）
　それは悠理のみぞ知る。

691 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　６：2007/10/22(月) 16:18:51

「大体、なんであんなことしたんですか」
「いや、清四郎に没収されたCDを取りかえそうと荷物漁ってたら、目に入ったから
ついつい」
「ついって！　没収したものをあんなところに入れておく訳がないでしょう。
だいたい没収したのだって、先生に取り上げられたら戻ってこないから、
僕が預かってあげたんじゃないですか！」
　実は今日の一時間目、悠理が教師にCDを取り上げられそうになっているのを、
『僕が代わりに預かっておきましょう』と清四郎が申し出たのだ。
「あ、そなの？」
「先生の手前、ああ言いましたが、ちゃんと返してあげるつもりでしたよ。
その僕の親切をお前はぁ」
「うわ、ごめん」　
　さすがの悠理もしゅんとして、謝った。
「とにもかくにも、窃盗ですよ。早く返してください」
「いや、もー無理。悪ぃ。でも、ちゃんと弁償してやるから許せよ」
　無理ですと？
　清四郎の脳裏にクエスチョンマークが浮かんだ。
「？　――じゃ、じゃあおれのアレはどこに！」

「え、あたいの胃袋の中」

「ったく。この期に及んで馬鹿を言うな。
　お前はブリーフを食べたというのか。
　返さないなら返さないでいいが、ちゃんと僕の名前が分からないようにして
　始末……、あれ……？」
　言いながら、何かおかしなことになっていると気づいた清四郎。
　悠理も首を傾げてつぶやく。

692 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　７：2007/10/22(月) 16:20:30

「……ブリーフ？」
「………？」
「………名前？」
「……。　………！！」
「あたいが食ったの、お弁当だけど。
　錦糸卵とゆかりで　『L　o　v　ｅ　（はぁと）　』　って書いてるやつ」

「……」
「……」
「…………」
「…………」

「……………ぷっ」
　肩が震えていますよ、悠理さん。

「ぷっぷっぷぷぷぷ。わ、分かった。分かったよ、困って、るんだ、な。ひっひ、ひははははは！
一緒に探して、やややるよ！　お名前☆入りの白ブリーフだな！」
「ちょ、声が！　響きます！」
「さっそく、全学年全クラス回ってきてやるよ！」
　とんでもない！

慌てて清四郎が叫んだ。
「き、期末テストのカンニング！」
「……」
ぴくりと、綺麗に悠理の笑いが止まった。

693 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　８：2007/10/22(月) 16:22:15

「口止めと探索の協力に、期末テストのカンニングに手伝ってあげますよ。
　これでどうですか！？」
　畳み掛けるように言った清四郎に、悠理の目がらんらんと輝いた。
「乗った！」
「誰かにバレたら、もちろん無効ですよっ」
「らじゃ」
（た、助かった……）
　安堵のあまり、清四郎は壁に寄りかかった。
「あー、腹筋いてぇ」
　笑いすぎた悠理は、脇腹を摩っている。ふと清四郎の胸に殺意が沸くものの、
ぐっとこらえる。

　殺るのは、白ブリーフ（名前入り）が見つかってからでも遅くない。

「それにしても、あの弁当は可愛すぎだろ。あたいすっかり弁当を隠してんかと」
　清四郎の顔色が悪かったのも、弁当を見られた挙句に食べられたためのショックだと
悠理は思い込んでいたのだ。
「きっと、間違って父の弁当を持ってきてしまったのでしょう」
「え、あれ清四郎の父ちゃんのやつ？」
　意外そうな悠理の言葉に、清四郎は溜息をついた。
「おそらく。あれで年甲斐もなくラブラブなんですよ」
　姉弟の前ではそれらしく、しかめつらしい顔をしている父だが、案外おちゃめな性格を
している。
　想像できなかったらしい悠理は、あいまいに頷いた。
「そ、そーか。それにしても、お前パンツ無くした記憶全くねえの」
「それがあれば、こんなことになってませんよ」
　うーんと悠理は考え込むように、頭をひねった。

694 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　９：2007/10/22(月) 16:42:30

　清四郎は彼女が何か言うのをじっと待ってみた。
　もともと悠理にはさほどの期待はしていないものの、それでも何か出てこないか
と僅かな希望は捨てきれない。
「誰か恨みを持った奴が盗んだとか。ほら、お前に赤っ恥をかかせるために。
人前で『菊正宗くーん、白いブリーフ落ちてたよぉ、ほら名前入りの！』
なぁんて、ぷ、ぷ、ぷはははは、ははは―――って、わ、わりい」
　言いながら、また笑いの発作に襲われた悠理であったが、清四郎の瞳を見て、
慌てて笑いを引っ込めた。
（だから一体、僕は今、どんな顔を……ｒｙ）

　気を取り直して、清四郎は悠理の予想の矛盾点をあげてみた。
「僕がいつも名前入りのポンツを常用しているならともかく、アレを履いたのは
数ヶ月ぶりですよ。なんで犯人があらかじめそんなことを知ってるんですか」
「あ、そっか。うーん」
　確かにそのとおりだと思った悠理は、もう一度考え直した。
「それじゃあ、清四郎のファンとか。お前、男にモテるし」

「……」
「……」
「…………」
「…………」
「………………」

「……………ごめんなさい」

　ちょっと涙目で悠理は謝った。

＜後編につづく＞

695 ：名無し草：2007/10/22(月) 17:03:08

涙目悠理かわええ！
彼女ならブリーフでも食べちゃいそうだけどね。
後編楽しみにしてますよ！

696 ：名無し草：2007/10/22(月) 17:06:44

悠理に泣かされたチビ清四郎を思い出させる内容で面白かったです！
後編も楽しみにしてます。

697 ：名無し草：2007/10/22(月) 17:08:29

>>696
同じこと思ったｗ　
あのころと現在の過渡期の清四郎って感じ。
私も続き楽しみに待ってますｗ

698 ：名無し草：2007/10/22(月) 19:06:04

清四郎が悠理たちと友達になったのって、
中学何年生だったっけ。
結構大きくなっているのに白ブリーフはいただけないｗ

699 ：名無し草：2007/10/22(月) 19:12:02

中学３年生

700 ：名無し草：2007/10/22(月) 19:48:48

ちょっと涙目の悠理ほんとかわいいー
清四郎の慌てっぷりが最高です。

701 ：名無し草：2007/10/22(月) 19:51:53

この話おもしろい！！そういや清四郎と悠理ってクラス委員だったんだよね。
さぞかしいろんな笑える出来事があったんだろうな。

702 ：名無し草：2007/10/22(月) 19:54:13

美童もクラスは一緒だったのかな

703 ：名無し草：2007/10/22(月) 20:09:52

美童は可憐と友達だからクラスを一緒にしたって考えるのが妥当だよね。
いきなり日本に来てクラスに誰も知ってる人がいないのはきついもの。

704 ：名無し草：2007/10/22(月) 20:17:59

ギャグおもしろいですね！
なんか「ふふふ」と笑えるぞ！

705 ：名無し草：2007/10/22(月) 20:25:59

このSS読むまで、野と清と悠が仲良くなったのって、
小学生だったとなんか勘違いして覚えてた。
何度も読んだ漫画なのに、なんでそんな覚え方してたんだろ。

ところで中学生編では野梨子は清四郎のこともう呼び捨てだったね。
いつごろ清四郎ちゃん→清四郎になったんだろう。
野梨子が呼び捨てにするのって、
たぶん有閑倶楽部のメンバーだけだろうから、
各メンバーに対して呼び捨てにしはじめたときのシュチュを思うと
結構萌える。
ときに男性陣に対して。

706 ：名無し草：2007/10/22(月) 20:30:13

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

707 ：名無し草：2007/10/22(月) 20:41:30

悠理の「………ごめんなさい」かわいいな。
なんか素直でよいｗ

708 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　10：2007/10/22(月) 21:56:21

　あれから悠理とふたりで考えたものの、結論は出なかった。
　そのまま昼休みになったので、約束どおり悠理に替りの昼飯を調達させて、
ふたりは屋上で昼食をとった。
　ちなみに悠理のファンの子が持ってきたなだ万のお弁当である。旨い。
　いつも一緒にご飯を食べている野梨子には、用事があるからと言ってある。
「案外、誰かが拾って、こっそり持ってるんじゃねーの」
「……そうかもしれません」
　拾ったはいいものの、気まずくて返すに返せないのかもしれない。鉛筆やハンカチとは
訳が違う。
　もし清四郎が拾った側としても、白ブリーフ（名前入り）を拾ったのだとは言い出し
にくいだろう。
「拾ったなら拾ったで、こっそり心に秘めておいてくれたら助かるんですが」
「知らないうちに、かばんの中に戻してくれているのかも」
「そう願いたいです」
　必死になって『完全無敵な菊正宗清四郎』像を保とうとする清四郎に、当初は
揶揄っていた悠理もだんだん可哀想になってきたようで、親身になって一緒に考えて
いる。
　そのときだった。

　どさ。

　何かを落とす音がして、ふたりは振り返った。

709 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　11：2007/10/22(月) 21:57:51

　そこには清四郎の取り巻きのひとりである、小さな男子生徒が何やらワナワナと
震えてそこに立っていた。
　クラスメイトの薩摩卓郎だった。
　音の正体は、手に持っていたお弁当を落とした音だったらしい。
「せ、清四郎くん……」
「何ですか、薩摩君」
　不審に思いながら返事をした清四郎に、薩摩少年は涙を流さんばかりに叫んだ。
「剣菱さんと付き合っているって噂、本当だったんだね……！」
「！！」
　まさか。
　悲しみたっぷりの薩摩少年の表情に　嫌な予感がして、清四郎は固まった。
　隣で、悠理がにたりと笑みを浮かべたのが分かった。
「何を言ってるんですか。僕と悠理は単なる友達ですよ」
　興奮させたら何を言い出すか分からない。なるべく刺激しないように清四郎は
こわばった笑顔を浮かべてそう言った。
「うそだっ。今まで清四郎くんが仲良くする女子は白鹿さんだけだったのに、急に
剣菱さんと仲良くなって……っ」
　見る間に薩摩少年の目には涙が浮かぶ。
　悠理と清四郎が仲良くなったのは、ちょっとした切っ掛けがあったからだが、
それを知らない薩摩少年およびクラスメイトからは、そのように見えたようだ。

710 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　12：2007/10/22(月) 21:58:52

「剣菱さんに獲られるぐらいなら僕……っ」
　盛り上がる薩摩少年をよそに、悠理の肩がぶるぶると震えている。清四郎
の手前、今にも噴き出そうとするのを堪えている様子だが、バレバレだ。
（他人事だと思って！）
　まさしく他人事である。
「こんなこと言いたくないけど、剣菱さんと別れてよっ。別れてくれないと、
秘密ばらすよっ」

　秘密？

　はっとして悠理と清四郎は顔を見合わせた。
　もしや。
「薩摩君。秘密って何ですか」
　相変わらず彼を刺激しないように、胡散臭い微笑みを浮かべながら、
清四郎が聞いてみた。
「僕知ってるんだよ。今日、清四郎君が白い、ほら、あの……」
　薩摩少年はそこで言葉を切ると、ぽっと顔を赤らめた。
「あの、下着を」
　どうやら、ブリーフと口にするのをはばかったようだった。

（……ビンゴ！）

　拳をつくる清四郎の横で、悠理が黙ってられないとばかりに声をあげる。
「ちょっと待てよ、あたいと清四郎は、」
　いわれのない誤解を解こうとする悠理を清四郎は手で制した。
（誤解しているならしててよい。取引材料にしよう）

711 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　13：2007/10/22(月) 21:59:55

　なんだよ、と言いたげな悠理に眼差しで詫びてから、薩摩卓郎に向きなおる。
「分かりました。悠理とは別れます。だから君も”その”件について忘れ、
早急に僕に返却してください」
　ぴくりと薩摩は動きをとめた。
「……いいの？」
「ええ」
　しっかりと薩摩君の目を見て頷く。ついでに微笑んでもやった。そんな自分に
ぞわっと肌が粟立つがここは我慢だ。
「分かった。忘れるよ。だから清四郎君も約束守ってね。」
「分かった」
　清四郎の返事を聞くと、薩摩はポケットから白い布切れを取り出した。
（うわー、今までそこに入れてたわけか）
　ドン引きする清四郎と悠理をよそに、薩摩は唇を尖らせて言い募った。
「余計なお世話かもしれないけど、こんなのを身に着けているなんて君の
イメージががた落ちもいいところだよ。ちょっとだけ幻滅しちゃった。家で履くのは
いいけど、学校では履かない方がいいよ」
　これには、少し清四郎もムっとした。
　確かに余計なお世話だった。
「ご忠告ありがとう。だが君も勝手に人の荷物を漁るなんていただけないな」
「漁ってないよ！　ただロッカーの中にアレが置いてあるのが目に入って
入ってしまって……ほら、やっぱり気になって」
「確かに気になるよな。普段カッコつけてる清四郎がそんなん履いてるなんて」
　横から口出しした悠理に、薩摩はうんと頷く。
　そんなふたりに、仕方なしといったふうに清四郎は苦笑した。

712 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　14：2007/10/22(月) 22:01:01

「じゃあ僕もう行くね」
　言いたいことは言ったというふうに、薩摩少年が走りさると、屋上に静寂が
戻ってきた。
　ようやく懸案が解決して、清四郎は大きく息を吐き出した。
「よかったな。清四郎」
　悠理がにっこり笑った。
「ええ。君にも迷惑をかけましたね」
　安堵のあまり、珍しく清四郎も清清しい笑みを浮かべる。
「清四郎……」
「悠理……」
　見詰め合うふたり。

「……」
「……」
「せっかくだから白ブリーフ（名前入り）見せてよ」
「……やっぱりですか」

　こんなモン見せてどうするんですか、といいながらも、清四郎は手の拳を
開いて、白ブリーフを空に翳した。
　この後、もう捨ててしまおう。そう思いながら。

　蒼穹の下、白い布切れはひらひらと……

　布切れ？

713 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　15：2007/10/22(月) 22:03:22

　それは比喩でもなんでもなく、布切れだった。
「ふ、ふんどし……」
　そう、それはまちがいなく褌である。
　思わず硬直した清四郎の方に、ぽんと置かれる手。
「心配するな。この際だから黙っておいてやるよ」
　親指を突きたて、男らしくさわやかに微笑む悠理。キラリと太陽を
反射する白い歯がまぶしい。
「ち、ちが、誤解ですっ」
「何がだよ。いいっていいって。今更だろ？　誰にも言わないから」
　親切そうに申し出る悠理に、清四郎はほとんど絶叫した。
「僕のではありません！！」
　もう、何がなんだか分からない。頭の血管、ぶちぎれそうだ。そんな
ことを思いながら叫ぶと、悠理はきょとんとして聞いてきた。
「お前のじゃないの？」
「違います！　だいたい、僕のはブリーフだって言ったじゃないですかっ」
「そういやそうだな。でも薩摩のやつ、お前のだって言ってたじゃん」
　はっとして後ろを振り返る清四郎。
　もちろんとっくに薩摩哲郎の姿はない。
「しまった……っ！」
　間違いなく彼はこの褌を清四郎のものと勘違いしている。しかも今更
追いかけて説明しても、言い訳にしか聞こえないだろう。
（ああああ、長年築き上げてきた僕のパブリックイメージがぁ）
　清四郎はとうとう頭を抱えて座り込んだ。
　そんな彼に、悠理はあっけらかんと聞いた。
「で、結局この褌は誰の？」
「知りませんよ……」

　弱弱しい清四郎の返答が、誰もいない屋上にむなしく響いた。

714 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　16：2007/10/22(月) 22:04:43

　――数ヵ月後。

　ほたーるのひかぁり。
　在校生が歌う中、卒業生たちは列をつくって講堂を出ていく。
「そういやさ」
　学級委員長として清四郎と隣同士で更新しながら、悠理は口を
開いた。
「結局、卒業するまで出てこなかったな」
「何が」
　ふみーよむつきーいひ
「何って、ほら、清四郎の白い……ムームームーっ」
「口外しない約束でしょうっ」
「ムームームーっ」
「何か文句でも」
　腕の中でジタバタ暴れる悠理を引きずるようにして行進を続ける
清四郎に、後ろを歩く男子学生がおそるおそる話しかけてきた。
「き、菊正宗君。剣菱さん、たぶん息が出来ないんじゃないかと」
「……これは失敬」
　ぱっと手を離すと、真っ赤な顔をした悠理がはぁはぁと赤い顔をして
酸素を取り込んでいる。
「おま、お前なぁっ」
「ほら、立ち止まったら迷惑ですよ」
　しれっとした顔で、清四郎が促すので、悠理は仕方なく再び
足を踏み出した。

715 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　17：2007/10/22(月) 22:05:53

「そうそう、僕のアレのことでしたね」
「そう、アレ」
「なんで僕のアレがアレに摩り替わってしまったのか、結局分から
なかったわけですが、もう僕は気にしないことにしました。誰も申し
出てはきませんでしたし、かといって噂になって晒し者にされた訳
でもありませんし。謎は謎のままにしておきます」
「そんでいいのか？　あたいは気になるけどなー」
　とうとう卒業生たちの行列は校門前にまで到着した。
　在校生たちの歌う蛍の光はもう遠い。
　清四郎はすっかり大人びたしぐさで、肩をすくめてみせた。
「僕もまだ子供だったんでしょうね。あのときは僕としたことがうっかり
取り乱しましたが、今から思えばさほど騒ぐことでもなかっ――」
　穏やかな台詞回しはしかし、途中で途切れた。
　不審に思って清四郎を見た悠理は、彼が目を見開いて硬直
しているのに気づく。
「……清四郎？」

「せーしろーはーん！！」

　聞き覚えのある声がして、慌てて悠理は校門前を振り向いた。

716 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　18：2007/10/22(月) 22:06:53

　目に入ってきたのは、真っ黒のガクランを身に纏った巨体。
　あの化け物は誰だと、生徒たちがざわざわと騒ぎ出す。
「卒業おめでとさんです！！」
　あばた面に満面の笑みを浮かべる巨体の男。たらこ唇が嬉しげ
に祝福の言葉を述べる。
　言わずもがな。やつがそこにいた。
　『菊正宗君の知り合いらしいぜ』『意外～』
　好き勝手、男の正体について語り合う生徒たちの中、悠理は
ちらりと清四郎の方を見る。相変わらず清四郎は目を
瞠ったまま微動だにしない。心なしか白目を剥いている。
「わし、清四郎ハンを追いかけて、この学園受験しましたんや。
見事合格したんでっせ」
　なんと。
「合格するまで清四郎ハンには会わんと願掛けして、勉強がん
ばりましたんや。せやけどやっぱり寂しゅうて、一回だけ会いに
行ったことがあるんですわ」

　―――もうオチは分かっていた。

717 ：菊正宗清四郎君の××を探せ　19：2007/10/22(月) 22:10:04

　ニコニコ笑って語りながら、男は太陽の下になにやら白い布を翳す。
　それはキラキラと光を反射して、なにか幸福なものを連想させた。
　たっぷりとお日様の匂いがする―――。

　　　「６ねんＡぐみ　きくまさむねせいしろう」

「んで、清四郎ハンのブリーフ見つけましてなぁ。思い余って、
失敬したんですわ。でもそうすると清四郎ハンが困りまっしゃろ？
せやから代わりに褌を置いときましてん。
あれからお守り代わりに、肌身離さずこのブリーフを持っていたら、
念願かなって……」
　絶好調な男の話の途中で。

　――ばたん。

　何かが倒れる音がして、悠理は同情たっぷりな眼差しのまま
振り返った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終劇。

718 ：名無し草：2007/10/22(月) 22:11:37

>××を探せ
GJ！！ふんどしが出てきたくだりでリアルに吹いたｗｗｗｗ
すごく楽しめました。ありがとうｗ

719 ：菊正宗清四郎君の××を探せ：2007/10/22(月) 22:13:04

清四郎のキャラが崩壊していてすみません。
読んでくださってありがとうございました。

720 ：名無し草：2007/10/22(月) 22:18:26

きゃぁ～すごく笑えましたｗｗ
「せーしろーはーん」の所でやっとふんどしの意味がわかりました！
屋上でのお弁当シーンいいですね。
スカッとしました、楽しいお話ありがとう。

721 ：名無し草：2007/10/22(月) 22:20:12

>>719
まだ中学生という事で納得したから大丈夫w
お疲れ様でした。ＧＪ！！

清四郎と悠理の対等な関係が面白かった。
原作初期はそんな感じだったけど、いつの間にかペットになっちゃったんだよね。

722 ：名無し草：2007/10/22(月) 22:39:56

たまには崩れる清四郎キャラ良いですよー！　
清四郎の×××は見つかったけど、こんな事が有ったんだ、という事実で
悠理は清四郎の弱み握れたかな？ｗ　
ペットにされそうになったら××を切り札に…

723 ：名無し草：2007/10/22(月) 22:44:05

いや、衆人の前でブリーフとフンドシの取替えっこをバラされたんではｗ
男にブリーフ盗まれた男として有名になりそうｗ

724 ：名無し草：2007/10/22(月) 22:46:06

でも悠理は誰かの弱みってすぐに忘れちゃいそう

725 ：名無し草：2007/10/22(月) 23:06:38

タイトルもなかなか楽しいですね。

清四郎の××脳内でイメージしちゃいました。
悠理は忘れても、清四郎は男にブリーフ盗まれた事は忘れられないだろうねｗ

726 ：名無し草：2007/10/22(月) 23:15:52

>>719
特に後半、ずっと吹き出しながら読んでましたｗｗｗ

しかし、6年生になってまでフルネーム平仮名で書かれてるのが可愛いｗ

727 ：名無し草：2007/10/22(月) 23:21:37

先日、どちらかのファンサイトで同様の爆笑コメディを読んだばかりで
こーゆーのもっと読みたいなぁと思っていただけに、ナイスタイミング嬉しい！！
わらかしてもらいました。

白いブリーフ（名前入り）←この（　）のしつこさが、より一層面白さを引き立ててますねｗ

728 ：名無し草：2007/10/22(月) 23:28:50

前半の「ごめんなさい涙目悠理」カワイイーー
悠理って普段ガサツだけど、素直な雰囲気はハマるよね。
いや～笑わせてもらいました。
みんな頭中は清四郎の××（白いブリーフ）でいっぱいだねｗ

729 ：名無し草：2007/10/22(月) 23:37:07

>>653
遅レスですが。

楽しませてもらいました。
前にあったネタで「有閑世界に2chがあったら」を思い出しました。
可憐や美童、悠理や魅録などそれぞれに本があるでしょうかｗ
まあ可憐や美童の恋愛はなんとなく
普通に明るく素敵だと想像できるから、
ヲタ向きじゃないかもしれないけどｗ

730 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:05:30

下着と言えば、

清四郎→トランクスかボクサー
魅録→ボクサー
美童→ボクサーだろうけど、もしかしてビキニかもｗ

だろうなと勝手に妄想。

731 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:06:42

白ブリーフってのはグンゼパンツの事？

732 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:07:47

楽しかった。こういう妄想はいいね。カプなしギャグ話は大好きだ。

733 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:11:50

>731
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95

大人用ブリーフもあるけど、
ここでは小児用の可愛らしくも幼いブリーフのことだろうね。
ちっちゃい子が履いてて、たまにお尻に○○レンジャーとかが
プリントされてるやつ。

734 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:14:30

>>733
ありが㌧
ご丁寧に写真つきで驚いた。

735 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:32:17

美堂はビキニかもなーｗ

736 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:33:54

二次創作じゃ、コメディは清四郎の独壇場だね。
済ましたキャラは壊したくなるのかな。

737 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:52:13

そしてシリアスものはなぜか美童がハマらない？

738 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:52:17

そういえばそうだね。
美堂なんかももコメディ、イケそうだけど
清四郎を思いっきり壊してみたい、っていうのは有るのかもね。
読んでる方もギャップが激しくて笑えるのかなｗ

739 ：名無し草：2007/10/23(火) 00:54:42

美童はどっちもイケるのーｗ

740 ：名無し草：2007/10/23(火) 01:29:21

清四郎は普段あんな感じだから、ぶっ壊すと爽快なんじゃない。
いい男のギャグって受けるよ。

741 ：名無し草：2007/10/23(火) 03:34:07

ニュース速報+の源氏物語のフランス語訳豪華本のスレを読んでいたら
有閑倶楽部も古典にできないかなぁという妄想がムクムク。

時代劇編はあったよね。
あれ面白かったのに未完だよね。残念。

742 ：名無し草：2007/10/23(火) 05:07:17

魅録ってギャグできにくいよね。
面白みがないというか、普通っぽすぎるのがいけないのか？
好きなんだけどね、魅録。

743 ：名無し草：2007/10/23(火) 08:30:35

普段、取り澄ましたところのある清四郎を崩すから面白いのかな。
あの催淫剤とか曜変天目の件みたいに、
清四郎をいじりたいメンバーの気持ちがちょっと分かるｗ

744 ：名無し草：2007/10/23(火) 10:32:01

>>741
有閑倶楽部で平安絵巻も面白そうだけど、美童の扱いに困りそうかなぁ。。
あの時代、渡来人と言っても東洋系だし、宮中まで入り込めたのは
高名な僧侶（従って高齢）くらいだろうし。
いや密教が盛んな頃だから、ちゃんと調べてみないとわからないけど、
僧侶でも渡来人そのものを招いたかどうかすら怪しい。
人種を変えるか、時代考証すっ飛ばして雰囲気だけとかならできるかな？

745 ：名無し草：2007/10/23(火) 13:40:21

だんだんいじられキャラになっていく清四郎ｗ

746 ：名無し草：2007/10/23(火) 15:16:58

鬼にする

って何かのアニメか漫画で見たな。

747 ：名無し草：2007/10/23(火) 21:29:27

>>746
うる☆思い出すんだがww
子牛や十が鬼で当達がそれを退治しようとして…みたいな話だったよね

748 ：名無し草：2007/10/23(火) 23:08:06

ほい今日のキャプ　すんげーミステリアス
http://3server.sakura.ne.jp/tv/pc/img.php?src=../src/901-57.jpg
他にもえみっちとかいっぱいあったよ

749 ：名無し草：2007/10/23(火) 23:09:46

>××を探せ
最高でした！ありがとう！
番長が出てくると思わなかったからびっくりしました。懐かしい。
ついでに、クイズの回で清四郎が「越中褌！」て答えるとこも思い出しました。
好奇心旺盛な彼はきっと褌を締めたこともあるに違いない。
普段は白ブリーフだけど（笑）

750 ：名無し草：2007/10/25(木) 16:07:01

>>746だけど、テレビ東の深夜アニメ「遥かなる時空の中で」だった。
でも、美童が鬼だと、女性をたぶらかす事で恐れを抱かれるかもしれないが、
清四郎や悠理にあっさりと退治されてしまいそうだ。

751 ：名無し草：2007/10/25(木) 18:00:34

退治するどころか助けてやりそう。

752 ：名無し草：2007/10/25(木) 19:39:08

>××を探せ
前半の終わり部分での、悠理の読みは当たってたんだね。
一日に２人もの男にパンツ漁られちゃった事になるんだね。

753 ：名無し草：2007/10/25(木) 20:01:43

>>752
はじめの男の子、自分がぽっけに入れた清四郎の下着が、
実際には番長のだったと知ったらショックを受けるだろうなｗ

754 ：名無し草：2007/10/25(木) 20:11:49

そ～だよねｗそーなんだよね
この作品、初めは勢いでワハハ～、と読んで
もう一度読むと更にツボ満載なんだな。

755 ：名無し草：2007/10/25(木) 20:34:31

悠理は動物的カンが冴え渡ってるからな。
だけど2人ってとこまではわからんかったね。
はじめの男の子気の毒だけど、まだ返したからよかったよね
だってあのまま持ってたら・・・w

756 ：名無し草：2007/10/25(木) 20:57:48

ドラマの影響でひさしぶりに初期の原作を読み直したら、
時宗ちゃんに万作さんが「松竹梅さん」だなんて他人行儀に話しかけていた。
（誘拐のとき）

戦友じゃなかったっけ。

757 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:01:42

戦友設定は後付けだよね。

758 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:11:51

それを言ったら、美童の弟とか
野梨子の母親が白鹿流なこととか（まあこれはいくつか理由が考えられないこともない）

759 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:28:21

エロパロの自演がちょっと笑えるｗ

760 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:31:46

うん、まあ、あれだ。
IDとかよく知らない子が失敗しちゃったんだよ・・・ｗ

761 ：卵の名無しさん：2007/10/25(木) 21:39:12

>756
お姫様な野の生き血を狙って、出没した鬼である美。
たまたま遊びに来ていた悠（豪農の娘）がとっちめるけど、
生き血がないと生きていけないことを知り、
境遇に同情して、自分の血をあげちゃって、そのうちふたりは出来ちゃう。

までを想像して、幸せになれましたｗ

762 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:41:01

>>760
いつもの癖がでちゃったかｗ

763 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:50:39

オマイラも自演ぽいけどなw

764 ：名無し草：2007/10/25(木) 21:53:18

もう何が何やらｗ

ＳＳマダー？

765 ：名無し草：2007/10/25(木) 22:02:14

こんなときは過去作品を読みに行くがよろし。
結構いろんな発見があって楽しい。

766 ：名無し草：2007/10/25(木) 22:07:40

今日も人がいっぱい……（苦笑）

767 ：名無し草：2007/10/25(木) 22:13:09

わざわざこっちで言わなくてもって感じだよね。
また荒れたら責任とれよと言いたい。

768 ：名無し草：2007/10/25(木) 22:29:37

一人で大騒ぎするのやめてほしい…

769 ：名無し草：2007/10/25(木) 22:31:48

>>all
>>5

770 ：名無し草：2007/10/25(木) 22:37:18

>>761
清四郎は陰陽師か薬師、魅録は近衛兵かな

771 ：名無し草：2007/10/25(木) 23:32:59

>>761
想像力豊かだｗ

772 ：名無し草：2007/10/26(金) 08:44:17

>>761
いいねｗ
鬼というより吸血鬼のビジュアルで想像した。
これで一本書いてくれｗ

773 ：名無し草：2007/10/26(金) 11:45:13

釣りだったんだ。つられちゃったｗｗｗ

774 ：名無し草：2007/10/26(金) 12:07:48

>>772
「遥かなる～」は読んだこと無い（プレイしたこと無いというべき？）けど、
吸血鬼モノって今まで無かったよね。
吸血鬼に限らず、古典ホラー仕立ての話が読んでみたいな。

775 ：名無し草：2007/10/26(金) 16:24:11

>>772
美童の吸血鬼いいな。
ドラキュラの黒い燕尾服とマントは、あの金髪外人の外見なら似合うだろうね。
美悠は好きだから生き血を吸うって萌えるシチュエーションだ。

776 ：名無し草：2007/10/26(金) 23:08:10

本屋で早売りコーラスの有閑倶楽部の表紙みたよ。
男３人が幼い顔にみえた。
プライド読んでないから知らなかったけど絵が少し変わったんだね。

777 ：名無し草：2007/10/26(金) 23:18:42

忘れてたそのイベント。

778 ：名無し草：2007/10/26(金) 23:54:12

>>776
うわ・・・やだなぁ。
もうこれ以上イメージ壊さないように、有閑終了していいよ。
ネタ切れ感もあるし。
今ならどうにか有終の美を飾れる。

後は好きな恋愛マンガでも描いて、余生を過ごして欲しい。

779 ：名無し草：2007/10/27(土) 00:13:44

明日には本屋に行って買ってしまいそうな自分がいる

780 ：名無し草：2007/10/27(土) 00:58:21

うーん、でも私は有閑の続きはまだまだ読みたいな。

781 ：名無し草：2007/10/27(土) 13:23:07

・・・読むまでもなかったな・・・

782 ：名無し草：2007/10/27(土) 14:36:02

いや～悲しかった
本編が他にもあるかと探しちまったｗ
御大はもう情熱がないのか。やっつけ仕事すぎる。

783 ：名無し草：2007/10/27(土) 17:13:54

あれだけ大々的に宣伝しといてあれだけとは・・・

>本編が他にもあるかと探しちまった
おんなじことしたよｗ

784 ：名無し草：2007/10/27(土) 17:25:33

可憐はあの手の顔が好きなのか
いや、適当だな

785 ：名無し草：2007/10/27(土) 17:41:48

>>778
読めなくなったらなったで寂しくなるだろうけど
私も原作はこのまま終了してもらって良い。
御大恋愛物が好きだろうし、有閑に情熱はあんまりないように見える。
有閑が代表作だから終われないのかもしれないけどもう年齢も高齢だし
御大の一番書きたい物をやった方が良いと思った。

786 ：名無し草：2007/10/27(土) 21:57:10

　　　　　　◇◆◇◆◇◆◇◆

　　　ジャニ版からきますたww　ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

　　　　　　　◇◆◇◆◇◆◇◆　　　

18 ：ユー＆名無しネ：2007/09/19(水) 22:01:33 ID:d4tIco+n
西担です
こんな糞西ｱﾝﾁのﾅﾘにだまされないでください
ﾍﾝﾘも俺愛もがんがって！

787 ：名無し草：2007/10/27(土) 22:28:26

19 ：ユー＆名無しネ：2007/09/19(水) 22:11:39 ID:aULN3Zur
ﾍﾝﾘのｷｬｽﾃｨﾝｸﾞに悪いが絶叫した
西もどうかとｵﾓたがｿﾚをはるかに超越した恐ろしさだった
ﾄﾞｺをどーみてﾍﾝﾘが清四郎なんだよ
原作一万回読んで泣きながら辞退してくれ

20 ：ユー＆名無しネ：2007/09/19(水) 23:14:52 ID:FJvRQWPh
>19
そんなに原作好きならﾂｯｺﾐ所はﾍﾝﾘじゃないだろ盲目西担
西のﾐﾛｸが主役な時点で原作改悪なんだよﾎﾞｫｹ
しかも西一人だけ役作りしないでﾐﾛｸの原形とどめず西のまんまだし
西のｵﾅﾇﾄﾞﾗﾏに付き合わされる他5人のがかわいそう

788 ：名無し草：2007/10/28(日) 15:59:28

わかっていたけど予想以上にがっかりした。
自分が有閑に対して情熱失くしそう

789 ：名無し草：2007/10/28(日) 16:08:40

確かになあ…。
個人的な意見だけどシリアス顔の変化は許せても、
ギャグ顔の変化がなんか許せない。

790 ：名無し草：2007/10/28(日) 21:14:14

久々の有閑を読んだショックで変な夢見ちゃったよorz
有閑メンバー全員が実は化け猫で、みんな元の猫に戻ってお仕舞いって夢。
悠理だけ豹だったけどｗ
あとのメンバーもそれぞれ猫の種類が違ってて、夢の中では納得したんだけど
自分、猫に詳しくないから起きたら分からなくなってた。

791 ：名無し草：2007/10/28(日) 23:43:01

>790
>有閑メンバー全員が実は化け猫で、みんな元の猫に戻ってお仕舞いって夢。
>自分、猫に詳しくないから起きたら分からなくなってた。
そのショックの受け方で、どれだけひどいか想像がつくね。
ラスト一行、なぜかちょっとウケた。
自分も不安と期待入り混じってたけど、覚悟を決めてから立ち読みするよ。

792 ：名無し草：2007/10/28(日) 23:48:28

>790
それはそれで、おもしろそうな夢だｗ
みんながどんな猫になったか気になるじゃないか

793 ：名無し草：2007/10/29(月) 07:27:06

昔りぼんで連載されてた「ねこ・ねこ・幻想曲」の逆バージョンみたいだ。

794 ：名無し草：2007/10/29(月) 11:37:10

>>790
＞悠理だけ豹だったけどｗ
野生児だからかｗ

猫に詳しい人、各キャラを当てはめて欲しい。

795 ：名無し草：2007/10/29(月) 21:46:28

あくまで自分のイメージだけど、まず野梨子は真っ白な和猫で
可憐はペルシャ？美童は毛艶のいいシャム猫ね
清四郎は白に黒ブチの入ったスコティッシュホールドで
魅録はチャトラｗ

796 ：名無し草：2007/10/29(月) 22:05:02

魅録のチャトラかわいいｗ

797 ：名無し草：2007/10/29(月) 22:44:27

頭の中で、何故かラフィエルの格好をした美童が踊りだしたじゃまいか。

798 ：名無し草：2007/10/29(月) 23:32:16

自分のイメージでは、
清四郎：ロシアンブルー
美童：ペルシャゴールデン
魅録：アメリカンショートヘア
可憐：シャム
野梨子：真っ白な日本ネコ

悠理が豹でなくwネコならアビシニアン

799 ：名無し草：2007/10/29(月) 23:52:50

和猫なら。
清四郎　黒猫
魅録　全身茶トラ
美童　　シャム

野梨子　白猫
可憐　　三毛猫
悠理　はちわれ

洋猫なら。
清四郎　ボンベイかオリエンタル
魅録　アビシニアン
美童　ハバナブラウン

野梨子　シンガプーラ
可憐　真っ白ペルシャ
悠理　サーバルキャットｗ

800 ：名無し草：2007/10/30(火) 10:12:16

全部の猫の画像を探してしまったｗ
可愛くて和んだよ～。
実家に帰ってうちの猫の肉球ぷにぷにしたいなぁ。

801 ：名無し草：2007/10/30(火) 11:59:42

>　悠理が豹でなくwネコならアビシニアン
　
　同じ事思ってたー　　

802 ：名無し草：2007/10/30(火) 22:52:05

今日の有閑のキャプどうぞ
今やってるんでみんな見ようぜ
http://3server.sakura.ne.jp/tv/pc/img.php?src=../src/901-70.jpg
他にもあったお

803 ：名無し草：2007/10/31(水) 04:46:05

清野取り扱いサイトさんを探しはじめて、その清悠率に半分涙目になった現状知らずが通り過ぎさせて頂きます。

804 ：名無し草：2007/10/31(水) 12:19:03

清野はファンサイトほとんど無いよ（ここに粘着がいるけど）
清悠すきはファンサイトでも読める。これが現状

805 ：名無し草：2007/10/31(水) 21:45:37

清野も清悠もいいけど清可もいい。
お互いに振り回され、振り回す関係っぽくて。

勝手な印象だけど、清野なら清四郎は医者
清悠なら清四郎は起業家
清可なら清四郎は政治家が似合うと妄想。

806 ：名無し草：2007/10/31(水) 21:49:49

>>805
確かに可憐なら政治家の妻もそつなくこなしそう。

807 ：名無し草：2007/10/31(水) 21:49:53

ちなみに魅録はどのカプでもＦ１マシン設計とかなら萌える。
美童は野利子なら外交官
悠理なら婿で、可憐なら新聞記者がいい。

808 ：名無し草：2007/10/31(水) 21:53:26

清可って御大のシリアス系作品で出てきそう

809 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:05:10

　　Yahoo！ニュース番付

http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=1216&wv=1&typeFlag=2

主なキャラクターの内あなたが好きなのは（2007年8月30日～9月9日）

剣菱悠理　　　３２７７票
菊正宗清四郎　２０７２
松竹梅魅録　　２７９６
美童　　　　　　６６８
黄桜可憐　　　　４１２
白鹿野梨子　　　６１８　　　
　　

この投票は一度しかできません。

810 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:09:38

有閑に関しての結果はそんなもんだろうと思うけど、
ヤフー投票は連投可能だよ。

811 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:14:14

ヤフー連投できないよ。
なんだったか入れた時できなかった。

812 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:18:11

>>805
父親の病院は姉が継ぐだろうから
清×野の場合は、「菊正宗医院」「菊正宗外科」(外科以外は想像できないw)
とかいった分院を自宅併設で開業するのかな・・・？

813 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:20:06

魅録が多いのは赤西関係だろうな

814 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:22:00

>>811
できるからドラマ板では嘲笑ネタになってる。
半端じゃない数が短時間に入れられたりする。
でも、有閑は実際もこんなもんだと思う。

815 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:26:05

>>813
魅録は確か、昔の御大の特集で全ての男キャラ人気投票でも一位だったよ。
2位は清四郎。

816 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:30:03

>813
そうなんだ
てっきり清四郎がダントツ一位かと思ってた。それにジャニは投票呼びかけたりするから。
魅録は幅広く受けるのかな。

817 ：816：2007/10/31(水) 22:43:40

アンカー間違った
　813へじゃなくて　　>>815です

818 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:52:07

清四郎は人気ある反面、苦手な人もいるかも。

819 ：名無し草：2007/10/31(水) 22:55:55

クイズの回と悠理との婚約話で清四郎の人気落ちたみたいな事を
文庫本で書いてたから、それまでは清四郎が一番人気だったんだろうな。
家元殺人事件の冒頭の挨拶のときから察するに、
そのときは魅録は３番人気（おそらく悠、清、魅の順）だったみたいだし、
欠点らしき欠点が描かれない魅録がどこかで逆転しちゃったんだろうね。

820 ：名無し草：2007/10/31(水) 23:04:43

それもあるかもしれないけど、
御大のお気に入りが魅録に移っていったと同時に、
明らかに魅録も絵や性格共に男前度がアップしていったから
これが理由だと思う。

821 ：名無し草：2007/10/31(水) 23:13:16

もう少し清四郎も男前に書いてやって欲しいと
思ってたｗなんか目がな～気になる。
魅録も欠点があった方が味が出る気がする。

822 ：名無し草：2007/10/31(水) 23:20:05

でも今の御大が一番の好きなのは魅録から美童に移ったらしいから
またいつか漫画を描くことになったら美童が優遇されるかもね。

823 ：名無し草：2007/10/31(水) 23:21:08

美童の場合は「好きだから苛めてる」ような気がするw
魅録は清四郎への対抗意識が格好いい。

824 ：名無し草：2007/11/01(木) 09:31:44

>819
そのふたつの話は文句なく面白かった。
主人公のひとりに、あれだけ容赦なく嫌なこと言わせた展開に燃えたなー
このうえもなく清四郎らしいし、
普段は超人に書かれている清四郎のダメなところが描いてあって嬉しかった。
メンバーの絆を再確認できたしね。

825 ：名無し草：2007/11/01(木) 12:57:49

なんかちょっとずつ住人戻ってきたね。
そろそろ競作とかしてみたい。

826 ：名無し草：2007/11/01(木) 13:04:51

>>825
いいね。
ドラマはひどいけど、ドラマ化の影響で原作読者が増えたり、
昔読んでた人が思い出してくれたりして、人が増えた感じだしね。

827 ：名無し草：2007/11/01(木) 13:05:31

競作いいね。

遅いけど、今更コーラス読んだ。
いろいろガッカリなレスを読んでから入手したから、
ぜんぜん期待してなかっただけに、
自分は久々の面々を拝めてそれなりに満足しちゃった。

828 ：名無し草：2007/11/01(木) 14:45:47

やるなら「匂い」とか「冬」とかがいいなー

829 ：名無し草：2007/11/01(木) 15:19:19

制服とか。

830 ：名無し草：2007/11/01(木) 16:07:28

人が集まるかな？
表明があるならやりたい。
見切り発射でやって作品が少なかったら、侘しいし。

831 ：名無し草：2007/11/01(木) 19:00:49

コーラスとドラマに傷ついて久々に来てみたら、盛り上がっいたので嬉しいw
自分は作品は書けないけど、このスレの熱心な読者なので競作話にウキウキです。

832 ：名無し草：2007/11/01(木) 20:07:22

やるなら、できるだけ参加したいな。
お題が難しくなければ、だけどｗ
これまでの競作で、具体的なお題の方がやりやすいと思った。
「酒」とか「手紙」みたいなのがいいな。
「うた」みたいな、解釈が色々あるのはかえって難しいと思う（個人的な意見ｽﾏｿ）。

833 ：名無し草：2007/11/01(木) 20:12:51

うん。
うたはかなり難しい部類の御題だったと思う。
それをクリアした作品をうｐした作家さんたちはすごいけど。

834 ：名無し草：2007/11/01(木) 21:17:25

ドラマ化に伴い久々に原作を読んで再燃したクチです。

835 ：名無し草：2007/11/01(木) 21:28:50

競作、一応ですが参加表明しておきます。
お題が難しかったら、髪かきむしった挙句、
結局書けないかもしれないけどww

書き手としてではなく、読み手としての意見ですが、
お題は解釈が絞られるものの方が楽しいな。
作品のカラーの違いが際立つ気がする。

836 ：名無し草：2007/11/01(木) 22:10:37

>835
まるっと同意

837 ：名無し草：2007/11/01(木) 22:52:07

久々の競作いいですね
自分はもっぱらの読み手ですがｗ
一度はがんばって参加したいと思ってる口です。

838 ：名無し草：2007/11/01(木) 23:05:02

ってかやっぱりゆうりは女がみてもかっこよすぎる！

839 ：名無し草：2007/11/01(木) 23:45:24

ｳﾝｺｸｴ!（・∀・つ●）`Д´（●ヽ（・∀・）ｿｳﾀﾞｸｴ!

　　　 >>825 ↑　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　＜⌒／ヽ＿＿＿　ウンコ食いすぎた……
　　　　　　　　　　　　　　　　／＜_/825＿＿＿＿／

840 ：名無し草：2007/11/02(金) 03:03:11

お題が難しいよね。参考までに、前の時の投票状況をまとめるとこんな感じ。

◎「色」の時
「色」5票→採用　　「初めての・・・」3票　　「穴」「果物」各2票　　「下着」1票
「R」「傷痕」「音楽」「水」「ゼリー」「星」「花」「ジュエリー」「飲み物（紅茶、珈琲、茶ｅｔｃ．）」
「現在・過去・未来～♪」各0票

◎「うた」の時
「うた」4票→採用　　　「花」3票　　「再会」「Ｒ」各1票
「初めての・・・」「飲み物」「現在・過去・未来」「春」「桜」「卒業」各0票

841 ：名無し草：2007/11/02(金) 08:34:38

>>840
「星」が好きだな。
過去には出てないけど、「夢」とかもどうだろ？

842 ：名無し草：2007/11/02(金) 17:18:29

コバルトの小説見た人います？
どうなってるか怖い

843 ：名無し草：2007/11/02(金) 17:36:04

>>842
そんなものが出てたのね。
調べたらウェブで少しだけ試し読みできた。
ttp://books.shueisha.co.jp/tameshiyomi/978-4-08-601098-6.html

漫画そのまんま、だね。
文章も下手ではないし、特別に捻りがあるとも思えない。
コレクターでなければ、買う必要ないかも？

844 ：名無し草：2007/11/02(金) 18:50:22

原作をいろんな角度で味わい尽くしたい人向けっぽたいね。

845 ：名無し草：2007/11/02(金) 18:57:56

ロシア大使夫人か・・・。
原作では「ソ連」、時代を感じるな。

846 ：名無し草：2007/11/02(金) 19:11:42

なんだか懐かしくなって、以前の競作を読み返してみた。
手紙の回で、有閑シークレットエピソードに纏わる話があったんだけど、
それってもう入手不可能なのかな。
美童のピアノの話とか、時宗ちゃんと千秋さんの馴れ初めもそれに
あったのかな？

ずっとコミックス派だったし、いつか何かの形で本になると思ってたんだけど、
結局どこにも収録されてないのかな？
あらかるとと虎の巻は持ってるけど、どちらにも入ってないorz

847 ：名無し草：2007/11/03(土) 00:01:40

>>841
ああ、「夢」っていいね～
コメディありシリアスありエロティックあり･･･
と色々楽しめそう。「酒」の時みたいに。

848 ：名無し草：2007/11/03(土) 00:08:57

>846
まだ収録されてないよ。

849 ：名無し草：2007/11/03(土) 01:40:32

なんとか人がいそうな感じだね。
競作やるなら、お題の投票日と、競作の開始日決めない？

850 ：名無し草：2007/11/03(土) 01:54:30

投票は11/3～11/5
（投票自体はそう盛り上がるものでもないので
短くていいと思う）

競作がその一週間後の
11/12～11/18でどうだろう？

851 ：名無し草：2007/11/03(土) 03:04:06

個人的に一週間はツライかも。
ああ、でも最長二週間はあるのか。

あとお題はあるけど、投稿はSSや絵に限らず、
SSになる以前の小ネタでも、コピペ改変でも
なんでもあり？

それとも競作だから、やっぱりちゃんとした作品を
募集した方が盛り上がる？

最後に、制限レス数はこれまでいろいろあったけど、
一番ベストだったのはどれかな

852 ：名無し草：2007/11/03(土) 09:51:55

>>850
お題の案を募る期間が少し欲しいな。
案募集…今から11/5 23:59
投票…11/6 0:00～11/10 23:59
競作…11/18 0:00～11/24 23:59
あたりでどうかな？

投票は短くて良いには同意なんだけど、土日しか来れない人、
あるいは土日は来れない人が居るかもしれないし、
募集期間を持たせるなら、1週間ずらした方がいいよね。

>>851
私の意見としては小ネタやコピペ改変おｋだと思うんだけど、
それも投票項目に入れるといいかもね。

853 ：名無し草：2007/11/03(土) 10:13:23

日付は大体そのぐらいでいいと思うけど、
競作の期間は自分は一週間半～2週間ぐらい欲しい。

854 ：名無し草：2007/11/03(土) 12:05:14

私は
投票は３日間
お題決定～競作開始までは１０日間
競作期間は１週間

くらいがベストかな。
お祭り長いとダレる気がする。

855 ：名無し草：2007/11/03(土) 12:28:22

レス数制限は？

856 ：名無し草：2007/11/03(土) 12:35:14

読み手としては10レスは長い。
書き手としては6レスは短い。
間をとって8レスあたりが妥当かなぁ。。

857 ：名無し草：2007/11/03(土) 13:03:28

うん、私も読者としては10は長いと思う。
そういや以前、連作というかシリーズで３本上げて、
レス制限に引っかかった人いるけど、
今回もそれは許容せず？

858 ：名無し草：2007/11/03(土) 14:50:28

>857
シリーズの場合は、ちゃんと説明があればいいんじゃない？
基本を８までにして、はみ出したら先に断りを入れてもらって。
レス制限はもちろん必要だけど、あまり厳密にしすぎない方がいいのでは。
自分は何でも読みたい派なので、せっかくの作品を読めなくなるともったいない。
久々の競作、とても楽しみです。

859 ：強いのはどっち？：2007/11/03(土) 17:12:08

有閑倶楽部VSホスト部VS山百合会VSSOS団

860 ：名無し草：2007/11/03(土) 22:57:11

案募集…今から11/5 23:59
投票…11/6 0:00～11/10 23:59
競作…11/18 0:00～11/24 23:59
レス数は基本８で、シリーズ・はみ出しなら一言つける。
小ネタやコピペ改変おｋかも投票する
で、いかがでしょう？

861 ：名無し草：2007/11/03(土) 23:30:36

○○○オタ乙

862 ：名無し草：2007/11/03(土) 23:31:52

ここはそれぞれ固定ファンがついてて～～～
そういう事言う人は～～

863 ：名無し草：2007/11/03(土) 23:34:09

>862
ここ合わないみたいだからよそ逝ったほうがいいですよ。

864 ：名無し草：2007/11/03(土) 23:55:15

イラストをうｐできる余裕はたぶん嵐さんにないよね？
うｐローダーをアナウンスした方がいいかな。

865 ：名無し草：2007/11/04(日) 00:06:43

うｐローダーはログ流れるの驚異的に早いよね。
もし嵐さんがご多忙なら、
競作用にフリーのwebスペース借りて、
うｐするぐらいなら、ボランティアするよ？
もちろんはじめから嵐さんがうｐ出来るのならそちらの方がいいだろうけど。
急なことだし。

866 ：名無し草：2007/11/04(日) 00:08:12

お題に「初めての夜」キボン

867 ：名無し草：2007/11/04(日) 00:14:22

もっといろいろ想像できそうなお題にしない？
今までのように単語の方がいい気がする。

868 ：名無し草：2007/11/04(日) 00:15:16

お題のよしあしは投票のときに決めたらいいから、
今はとにかく案を出したら？

869 ：名無し草：2007/11/04(日) 00:18:03

お題「指」

870 ：名無し草：2007/11/04(日) 00:35:19

小説に限らず、小ネタとかイラストとかも
参加しやすいお題がいいね。

871 ：名無し草：2007/11/04(日) 01:16:01

イラストの投稿があったら嬉しい。
望み薄かもしれないけど。
イラストメインのファンサイトって少ないから。

872 ：名無し草：2007/11/04(日) 01:50:35

お題「有閑」

873 ：名無し草：2007/11/04(日) 01:53:57

盲点だったわ

874 ：名無し草：2007/11/04(日) 02:27:10

確かにｗ

875 ：名無し草：2007/11/04(日) 02:57:09

お題「靴」

876 ：名無し草：2007/11/04(日) 04:13:19

お題「勝負」

877 ：名無し草：2007/11/04(日) 10:59:14

お題　『猫』

878 ：名無し草：2007/11/04(日) 11:02:44

★★★お題投票テンプレ★★★

競作の詳細について投票します。

投票期間：11/6 0:00～11/10 23:59

投票内容：
①競作のお題を下記の中から選んでください。
「匂い」「冬」「星」「夢」「初めての夜」
「指」「有閑」「靴」「勝負」
②競作に小ネタ・コピペ改変等を含めるか

ふるってのご参加お待ちしています。

★★★テンプレ終わり★★

こんな感じ？

879 ：878：2007/11/04(日) 11:05:01

あ、リロードしてなかったので
「猫」が入ってませんね。
まあそのときに最新のものを追加するということで。

880 ：名無し草：2007/11/04(日) 11:31:43

お題「お金」

881 ：名無し草：2007/11/04(日) 12:25:33

>>878
テンプレ作り乙です。

882 ：名無し草：2007/11/05(月) 00:11:45

お題流砂

883 ：名無し草：2007/11/05(月) 01:08:11

>>857
シリーズ３本の人はオケだったけど、レス制限を超えてしまった人は、
後で通常の短編の方に移してもらっていた。

>>858
お題やレス制限の範囲で何が書けるのか？を競うのが競作だから、
基本ルールは守ってもらいたいなぁ。
普段とは違う「縛り」を踏まえて楽しむ、お祭りなのだし。

884 ：名無し草：2007/11/05(月) 01:15:58

>>878
乙です。ちょっと追加と手直しを。

★★★競作投票テンプレ★★★

競作の詳細について意見を募集します。投票期間：11/6 0:00～11/10 23:59

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「匂い」「冬」「星」「夢」「初めての夜」「指」「有閑」「靴」「勝負」「猫」「お金」「流砂」

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ　ＮＯ　その他

（３）レス数制限はどれにしますか？
　６レス以下　　８レス以下　　１０レス以下

・1人当たり、各項目1票ずつで投票
・多重投票防止のため、なるべくコメントや理由付きで
ご参加お待ちしています。

★★★テンプレ終わり★★★

885 ：名無し草：2007/11/05(月) 01:57:20

お題案募集…11/5 23:59 まで

886 ：投票します：2007/11/05(月) 07:33:33

（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「夢」……平凡なお題で、どれほど多彩な作品が出来るのかが楽しみ

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ……これらがあってこそ2ch

（３）レス数制限はどれにしますか？
　６レス以下……８レスぐらいだと、あまり制限している感じがしない。

887 ：名無し草：2007/11/05(月) 16:32:56

825 ：名無し草：2007/11/01(木) 12:57:49
なんかちょっとずつ住人戻ってきたね。
そろそろ競作とかしてみたい　　　　　
　　　　
　　　　～825の心理～　　
オールカプにしないと人が来ない。
今いつもより少しだけ賑やかなので、ここぞとばかりに
私のマイナー作品をうｐして多くの人にお披露目したいわ！！！！　　

888 ：名無し草：2007/11/05(月) 21:43:38

お題案いきます

「指輪」
「雪」
「絵」
「過去」
「雨」

889 ：名無し草：2007/11/05(月) 21:51:52

お題案です
「声」

890 ：名無し草：2007/11/05(月) 21:52:49

お題の案です。

「時計」
「鍵」

891 ：名無し草：2007/11/05(月) 21:57:21

お題案　「時間」

892 ：名無し草：2007/11/05(月) 21:58:26

>891
お題案訂正　×「時間」　○「時」

893 ：名無し草：2007/11/05(月) 23:56:46

まだ間に合うかな？
お題案「抱擁」

894 ：名無し草：2007/11/06(火) 00:01:26

投票期間に入ったため、改めてテンプレを貼りますね。
お題候補が増えたので、>>886さんも出来ればもう一度投票をお願いします。

★★★競作投票テンプレ★★★

競作の詳細について意見を募集します。投票期間：11/6 0:00～11/10 23:59

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「匂い」「冬」「星」「夢」「初めての夜」「指」「有閑」「靴」「勝負」「猫」「お金」「流砂」
　「指輪」「雪」「絵」「過去」「雨」「声」「時計」「鍵」「時」「抱擁」

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ　／　ＮＯ　／　その他

（３）レス数制限はどれにしますか？
　６レス以下　／　８レス以下　／　１０レス以下

・1人当たり、各項目1票ずつで投票
・多重投票防止のため、なるべくコメントや理由付きで
ご参加お待ちしています。

★★★テンプレ終わり★★★

895 ：名無し草：2007/11/06(火) 00:59:41

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「過去」…意味深でいろんなストーリーが楽しめそう

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ…祭と考えれば何でもありかと。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　１０レス以下 …読者としては6レス以下の方が面白いだろう
けど、作家さんたちの自由度を広くしたい。

896 ：名無し草：2007/11/06(火) 06:59:46

投票します。

（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「夢」
　制限があまり無さそうで、実はそれなりに連想が絞られる。
　けれど、書き手によって味付けが変わりそう。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ
　これまで投下された小ネタやコピペも楽しかったし、
　お祭りだし作品は多いほうが嬉しい。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　８レス以下
　読み手（長すぎると辛い）と書き手（短すぎると辛い）の妥協点かな。

897 ：名無し草：2007/11/06(火) 07:36:12

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「鍵」…具体的な物でありながら、意味を込めやすいキーワードで面白そう

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ…もちろん。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　８レス。できれば６レス希望だけど、作家さんにはきついのかと。

898 ：名無し草：2007/11/06(火) 13:41:07

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「夢」･･･いろんなパターンの作品が楽しめそうなので。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ･･･ノリのいい作品で笑わせてくれそうな予感。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　８レス以下･･･短めの方がいろんな作品が次々とうpされそうな感じ。
　　　　　　　イメージだけで物言って申し訳ないんだけど
　　　　　　　短い方がスレが勢いづきそうな気がするので。　

899 ：名無し草：2007/11/06(火) 23:18:16

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください
「鍵」･･･意味深な感じや、テンポのいい感じやいろいろできそう

２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　　ＹＥＳ･･･もちろんです

（３）レス数制限はどれにしますか？
　　８レス以下･･･１０はやっぱり長いきがするので。無難に。

900 ：名無し草：2007/11/07(水) 01:33:10

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「夢」…アレンジがききそう

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ…皆が楽しめるものなら。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　８レス以下 …これくらいがちょうど良いのでは。

901 ：名無し草：2007/11/07(水) 02:20:27

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「鍵」…幅広いジャンルのものが読めそうなので。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ…楽しい祭りにしたいので。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　１０レス以下…読むの大変かなとおもうけど、作家さんたちが
　　　　　　　　きついかもなので。

　作家様達の御降臨を楽しみにまっています。

902 ：名無し草：2007/11/07(水) 16:40:12

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「指」…誰もが持ってるのに千差万別なものを作るし、
エロくもなりそうで。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ…立派な作品だと思います。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　１０レス以下…作家さんの幅を広げたい。

楽しみですね。

903 ：名無し草：2007/11/08(木) 20:01:09

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「雨」
　上の方とかぶるけど、雨と言っても題材の使い方でアレンジできそう。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ
　小ネタ好き。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　１０レス以下
　個人的レス数には拘りがなく、長めの話も短い話もおｋ。

簡単ですみませんが遅ればせながら投票。

904 ：名無し草：2007/11/08(木) 20:56:18

作者スレより

678 ：花と名無しさん：2007/11/08(木) 20:08:15 ID:???0
>部内恋愛なんてリアルな近親相姦みたいで今更気持ち悪い
ものすごく同感してしまった

905 ：886：2007/11/08(木) 21:44:03

フライングすみませんでした（汗
再度張ります。

（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「夢」……平凡なお題で、どれほど多彩な作品が出来るのかが楽しみ

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ……これらがあってこそ2ch

（３）レス数制限はどれにしますか？
　６レス以下……８レスぐらいだと、あまり制限している感じがしない。

906 ：名無し草：2007/11/08(木) 22:40:43

　　　
　◇◆◇◆妄想スレとは◇◆◇◆

ファンサイトはそのほとんどが
清四郎×悠理のカップリングで盛り上がっているので
その他の（ファンサイトが無い）組み合わせが好きな少人数が、
がんばっているスレです。

　　　　　　　＊　＊　＊
ファンサイトでなかなか読めない、
マイナーなカプが好きな人にはおすすめのスレ！

907 ：名無し草：2007/11/08(木) 22:55:30

作者スレから新しいお客さんがおみえのようで～す
最近、これでもにぎわってる方だよね！
前はもっとシ～～ンとしてたよね

908 ：名無し草：2007/11/09(金) 02:21:10

ここは独特な空気が流れている

909 ：名無し草：2007/11/09(金) 02:27:47

いつも微妙な空気が流れてた重い雰囲気

910 ：名無し草：2007/11/09(金) 08:25:59

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「鍵」
　　色んな話が期待できそう。
　　またお題は具体的な物（アイテム）の方が競作として面白いと思うから。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ
　　実をいうとコピペ改変がどんなのかよくわかっていないが、楽しめるものなら
　　なんでも。

（３）レス数制限はどれにしますか？
　１０レス以下
　　レス数が多い方が書くのが易しいような気がする。
　　短い分にはかまわない訳だしハードルが低い方が参加者が増えるかな、と。

競作、楽しみにしています。

911 ：名無し草：2007/11/10(土) 23:14:52

投票内容：
（１）競作のお題を下記の中から選んでください。
　「鍵」
　　夢と迷ったけど、今までの例から具体物の方がいいのかなと。

（２）競作に小ネタ・コピペ改変等を含めますか？
　ＹＥＳ

（３）レス数制限はどれにしますか？
　８レス以下
　　無難に間をとってｗ

912 ：名無し草：2007/11/10(土) 23:56:48

もうすぐ投票終わりだね。
競作の開始って、結局18日から？
となると一週間、スレが停滞しちゃうのかな。

913 ：集計：2007/11/11(日) 00:34:34

（お題）
鍵５
夢４
過去１
指１
雨１

（レス）
１０レス以下･･･５票
８レス以下･･･６票
６レス以下･･･１票

914 ：名無し草：2007/11/11(日) 00:42:56

>>913
乙です！
お題は鍵、レス数は８レスで決定かな。

>>912
別に、それまでは普通に萌え話すればいいんじゃない？

915 ：名無し草：2007/11/11(日) 01:28:39

>913
乙！

ところで「有閑倶楽部を妄想で語ろう１」が立って、もうすぐ6年目。
なんかすごくないか？

916 ：名無し草：2007/11/11(日) 03:27:03

>>915
初代スレは2001年11月13日に立ったんだね。
なら競作も、その祝いってことでテンプレを作ってみた。イラストはどうしよう？

＊＊＊　　妄想スレ6周年記念　競作祭り　＊＊＊

☆お題「鍵」に関係した、短編・小ネタ・コピペ改変・イラスト等をウプしてください。

☆期間は11/18 0:00～11/24 23:59の7日間です。

☆ウプの時は、名前欄に“「鍵」競作・＜作品のタイトル＞” と入れてください。

☆短編・小ネタ・コピペ改変等
・8レス以下でお願いします。
・本スレへのウプを推奨、どうしても気が引ける…という人は「妄想同好会ＢＢＳ」の
　「短編ＵＰ専用スレッド」へのウプも可です。
・18禁ものもＯＫですが、タイトル欄に「Ｒ」と明記してください。

☆イラスト
・ウプ方法未定　　>>864-865さん、どういう形にする？
・18禁の場合、「局部がかかれていない(見えない)物であり、出版物として商業市場
　(同人ではありません)に出せる程度の物」でお願いします。

＝＝＝　作家も自称作家も初心者もROMちゃんも・・・燃えてみませんか？　＝＝＝

917 ：名無し草：2007/11/11(日) 13:00:52

>916
テンプレ乙

画像がもしあれば
http://cbbs1.net4u.org/sr4_bbs.cgi?user=11881yukan2chに直接upか、
yukan2ch★infoseek.jp（★を＠マークにかえる）にメールしてください。

投稿がなければ、競作と同時にこの二つは削除します。
もしあれば、妄想同好会に吸収されるまでは管理します。

918 ：名無し草：2007/11/11(日) 16:47:48

初心者の質問です。
イラストうｐは漫画的なものでも大丈夫でしょうか？
一枚絵じゃないと無理でしょうか？

919 ：名無し草：2007/11/11(日) 16:50:32

個人的には、それすごく見たい。

920 ：名無し草：2007/11/11(日) 17:24:31

見たい。
１作品８枚以下ならいいんじゃない？

921 ：名無し草：2007/11/11(日) 21:18:28

新たなパターンでそれいい！
ぜひ見たいです。

922 ：名無し草：2007/11/11(日) 21:30:06

>913.916.917
あわせて乙です！

そうか、６年なんだね。改めて有閑キャラの凄さを感じる。

923 ：９２２：2007/11/11(日) 21:32:38

アゲてしまった。スマソ・・・

924 ：名無し草：2007/11/12(月) 01:08:46

>>917
乙！　イラスト投稿もあるといいね。楽しみだ。

>>919-921
賛成。一枚絵以外って初めてのパターンだから見てみたいよね。

>>918
文章系が8レス以下と決まったから、そのルールを援用する形で、920さんの
言う通りに8枚（8ページ）以下なら問題ないと思う。

925 ：918：2007/11/12(月) 23:14:45

919-924　ありがとうございます。
8枚以下了解です。
こころよいレスありがとうございました。

926 ：名無し草：2007/11/13(火) 00:00:41

私もファン新米ながらイラストうｐさせてもらおうかな

>>925
楽しみにしてますっっ

927 ：名無し草：2007/11/13(火) 12:46:12

これから祭が始まるにはちょっとスレの残りが心許無いね。
作家さん達の掲載が始まる前までに雑談が盛り上がればいいんだけど。

928 ：名無し草：2007/11/13(火) 13:42:55

では祭りの前にちょっと雑談を。
一昨日、ストーリー付きの有閑の夢を見てしまった。

悠理は魅録が好きなんだけど、スタンスがダチなので言い出せないでいる。
おまけに最近、魅録と野梨子の行動が怪しくて、なんとなく不安に思っている。
そんな時、可憐から野梨子が航空ショーに行ったらしいという話を聞かされる。
なんで野梨子が航空ショーなんかに？そういえば魅録も見に行ったと言ってた
まさか二人で？とますます不安になっていたら、
「あの二人デキてるらしいよ。」というショッキングな話を美童から聞かされてしまう。
悠理は、「やっぱり？あたいも怪しいと思ってたんだ～ハハハ～」と、
部内恋愛を面白がっている風に装ったけど、心はズタズタというところで目が覚めた。

なんかこの話、覚えがあるぞ？と、よく考えたら15年前の自分の実体験だった。
航空ショーじゃなくて東京モーターショーだったんだけど、話の流れはほぼ一緒。
出来事自体は若かりし頃のエピソードの一つに過ぎず、
私自身もそういえばそんなこともあったわね位の遠い昔の話なんだけど、
思い出すこともなかったその時に感じた不安感や、複雑な思いが
夢の中であまりにもリアルに表現されていて、朝から憂鬱になってしまった。
それと同時に、そんな潜在意識を引っ張り出してまで、夢の中で妄想してしまった自分に呆れた。

チラ裏スマン。

929 ：名無し草：2007/11/13(火) 23:29:38

便乗で妄想というか、チラ裏語り

野梨子にとって男の基準が清四郎なように、悠理にとって男の基準は魅録な気がする
基準というか「それ以下の男なんか目に入らない」点が一緒なんじゃないかと
悠理にとって弥勒は、親友と男の割合が50/50に近いイメージ
そんで、知性でも腕力でも敵わない清四郎は親友なんだけど男の比率が近くて
ヘタレナルシストな美童は男よりも親友としての割合が高い、というイメージ
もっとも悠理自身はそういう区別をしてる自覚なんかない

そんなわけで

・清四郎相手には無意識にでも自分が女だと自覚している事に気付き、清四郎を意識しはじめる悠理
・女友達感覚だった美童の男らしい一面に気付き無意識の割合が変化、そんな自分に気付き戸惑う悠理
・自分の男の基準が魅録だという事、他の男には興味を持てない自分に気付きダチという立場に悩む悠理

こんな感じが自分的に萌えなんだと、相手が悠理をどう見てるかより悠理が相手をどう見てるかのが重要らしい

930 ：名無し草：2007/11/13(火) 23:31:48

みつけた。ここの関連スレ
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/material/990546736/

931 ：名無し草：2007/11/13(火) 23:33:19

>>928
そんな悠理を慰め恋に発展する美童ｏｒ清四郎、
或いは、悠理の誤解で魅録も悠理がｽｷｰって展開をそれぞれ想像して萌えました。

932 ：名無し草：2007/11/13(火) 23:56:34

みんな、ナイス萌だな！

933 ：名無し草：2007/11/14(水) 00:38:12

>>929
それでふと思ったんだけど、
悠理は魅録と出会う以前に友だちっていなかったのかな。
喧嘩が強いから女の子には慕われてたとは思うけど、
喧嘩大好きで誰かとつるむことには興味なかっただけかな。

934 ：名無し草：2007/11/14(水) 14:21:34

>>933
幼稚園から名門校だし男人気もなかっただろうし、周りはうっとり眺めてるか弱い女の子ばっかりだったんじゃ
なんとなく魅録と仲良くなったのも中学ぐらいな気がする
カツアゲしてる男をとっちめてたら魅録が加勢してくれて、もしくは逆ギレした男が魅録に仕返しを頼んで対峙するんだけど
男の方が悪いって事に気付いた魅録が悠理に謝って、とか

935 ：名無し草：2007/11/14(水) 20:04:25

あちこちのケンカ場で鉢合わせしてたんだから
最初のうちは悠理のこと男の子だと思ってて、女だとわかってびっくり、
お嬢様学校に通ってるとわかって２度びっくり、
さらに剣菱財閥の令嬢と知って仰天、みたいなストーリーを思い浮かべてしまいます。

936 ：名無し草：2007/11/14(水) 20:35:14

制服姿の悠理見て、「・・・・？。・・・・！！」って感じかな。

937 ：名無し草：2007/11/14(水) 21:49:56

>>933
なんか、しれって想像すると
悠理って倶楽部のメンバーと会うまで寂しいな

938 ：名無し草：2007/11/14(水) 22:26:36

>>937
それいったら、
清四郎以外には男女ともに一線を画していただろう野梨子も、
多分膝を割って話せる相手がいなかっただろう清四郎も、
同姓の友人が一切出てきていない美童も同様だと思う
可憐はまだ話をする相手はいた気がするけど

939 ：名無し草：2007/11/14(水) 23:08:51

>>933
清四郎は同世代とは話が合わず、主に目上とつきあい、
魅録は親に反発してグレて、暴走族とかで手下はいたけど友人はいなくて、
可憐はちやほやする男友達と、表面的な付き合いの女友達くらい。
美童と野梨子は一人も同性の友人なしで育ったような気がする。
そして、問題児の悠理は学園の中で友人ができず、動物好きに…

寂しすぎる（笑）
有閑メンバーは「特殊」だから、６人が揃ったのは必然だったのかも。

940 ：名無し草：2007/11/14(水) 23:16:35

いや、だからこそ、仲間はかけがいのない「宝石」なんだよ。

941 ：名無し草：2007/11/15(木) 13:07:25

私立ってさ、持ち上がり組と途中入学組で、なんとなく一線を画しているところってない？

私の行ってた学校は、小学校から持ち上がりは中学で外部入学者が来ても
持ち上がり同士でつるむし、中学からの入学組はその人たちでつるむ傾向にあった。
もちろん混合グループもあったけど、持ち上がり組の独特の絆には入り込めない部分もある。
うちの学校は途中入学は中学のみで、大学が併設されていないという形態だったから
こういう傾向なのかもしれないけど。

こう考えると、有閑倶楽部はそれぞれの所属からちょっとはみ出した者たちが
集まったって感じなのかもね。

942 ：名無し草：2007/11/15(木) 19:46:04

幼稚園～大学まである私立に中学から通ってたけど
派閥は趣味や性格による気がする。
入学してすぐは顔見知り同士固まってたところがあるけど
すぐに持ち上がり・外部進学組関係なく気の合う者同士でグループが出来た。

「持ち上がり組」と言っても個性がはっきり分かれてて
可憐タイプの人と野梨子タイプの人が仲良くなるようなことはまずなかった。

私が通ってた学校はこんな感じでした。

943 ：名無し草：2007/11/16(金) 03:19:44

女性メンバー同士も男性メンバー同士も
個性がバラバラで普通なら絶対に仲良くならなさそうだよね。
だからこそ、お互いに魅力を感じ、
異性との付き合いや面白い知人や族仲間との付き合いよりも
倶楽部を優先させるんだろうな。

倶楽部内の友情話は好き。
清四郎と魅録はたまに描かれるけど、タヒチの回では珍しく
美童と魅録の友情話があったのが嬉しかった。
美童って可憐や悠理以外の絡みは少なかったりするから新鮮でもあった。

944 ：名無し草：2007/11/16(金) 13:06:53

美童と魅録の友情話なんてあった？

945 ：名無し草：2007/11/16(金) 17:00:28

おんぶしてたシーンじゃね？
あそこの「死体なら嫌だけど生きてるから重くても平気」みたいな魅録のセリフは好きだ
でもあれだけ元気なら肩貸すだけで歩ける気もするw

946 ：名無し草：2007/11/16(金) 18:34:34

>>945
あの話自体好きだけど
特にそのシーンの魅録は男前だ。ｶｺｲｲ！

947 ：名無し草：2007/11/16(金) 18:44:49

>>942
＞可憐タイプの人と野梨子タイプの人が仲良くなるようなことはまずなかった
たしかに。
でも野梨子や可憐みたいな人って見た目や雰囲気でさけ合ってるけど
一度話すと案外合うってことも多いと思う。
この二人が話してる場面は女の友情ぽい匂いがしてすごく好き。

948 ：名無し草：2007/11/16(金) 18:56:52

学生時代に可憐みたいな見た目の子とグループになる子は
たいてい派手で自分は美人と思ってる子が多いよね。
その代り、グループ内の１人がいないとその子の悪口言うような
かなり上辺の付き合いをしている場合が多かったり。
一緒にいることは多くても、常にお互い張り合ってて疲れる関係。

でも可憐は情に厚いイイヤツだから、そういう子たちと付き合うより
有閑メンバーとの付き合いの方が楽しく思ったんだろうな。
これぞ気の置けない友人という感じで。

949 ：名無し草：2007/11/16(金) 21:12:41

仲良しといえば、スウェーデンの話で、可憐がタンスに傷つけちゃった時に
後ろで喋ってる悠理と野梨子が萌え。
顔寄せ合っちゃってすんごい楽しそうだけど、何話してるんだろう・・・

950 ：名無し草：2007/11/16(金) 21:55:58

この二人いいよね。ウルトラクイズで野梨子をおぶって走る悠理を見てから、
悠理が男だったら絶対野梨子とナイスカップルだったのに、と常々思う。

951 ：名無し草：2007/11/16(金) 22:17:04

>>950
それは思う。
でも今のままでも野梨子と悠理の微妙な関係に萌える。
恋とかじゃないけど恋に近いみたいな、互いに憧れてしまう関係で
少女特有の危うさそのままみたいな関係が好きだ。
その二人を周りの男がなんとなく察してハラハラしてたり、イライラしてたり
緩やかに見守っていてくれるとドキドキする。

952 ：名無し草：2007/11/16(金) 22:20:10

>>950
結成話のときに悠理が「ガキのとき　からんで悪かったな」
と照れながら言うシーンで同じ事思った。

953 ：名無し草：2007/11/16(金) 22:35:24

昔から悠×野が大好きだ。少数派だけど

954 ：名無し草：2007/11/16(金) 22:45:17

自分は野×悠かな。どう違うの、と言われたら微妙なとこだけど。
でもプラトニックがいい。
女同士のそういう描写が嫌いなわけじゃないんだけど、
このふたりに限っては、
ぎりぎり友情から逸脱するかしないかで、
結局友情に戻るラインこそが自分は萌えるから。

955 ：名無し草：2007/11/16(金) 22:49:03

連投スマソ。
そろそろ18日だし、早すぎるけど明日中に新スレ立てた方がいいと思う。

956 ：名無し草：2007/11/16(金) 23:05:35

>>955
同意。競作が始まるとスレが伸びるし、スタート前に作っておいた方がいいね。
>>1-6のテンプレは、>>1の前スレを直すだけかな？

それと、競作のテンプレにイラストのことなどを追加してみた。これでいい？

＊＊＊　　妄想スレ6周年記念　競作祭り　＊＊＊

☆お題「鍵」に関係した、短編・小ネタ・コピペ改変・イラスト等をウプしてください。

☆期間は11/18 0:00～11/24 23:59の7日間です。

☆ウプの時は、名前欄に“「鍵」競作・＜作品のタイトル＞” と入れてください。

☆短編・小ネタ・コピペ改変等
・8レス以下でお願いします。
・本スレへのウプを推奨、どうしても気が引ける…という人は「妄想同好会ＢＢＳ」の
　「短編ＵＰ専用スレッド」へのウプも可です。
　　http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1322/1029258872/
・18禁ものもＯＫですが、タイトル欄に「Ｒ」と明記してください。

☆イラスト・漫画
・短編等と同様に8枚（8ページ）以内でお願いします。
・http://cbbs1.net4u.org/sr4_bbs.cgi?user=11881yukan2ch に直接ウプか、
　yukan2ch★infoseek.jp（★を＠マークにかえる）にメールしてください。
　投稿作は、妄想同好会に吸収されるまで前スレ917さんが管理してくれます。
・18禁の場合、「局部がかかれていない(見えない)物であり、出版物として商業市場
　(同人ではありません)に出せる程度の物」が基準です。

＝＝＝　作家も自称作家も初心者もROMちゃんも・・・燃えてみませんか？　＝＝＝

957 ：名無し草：2007/11/16(金) 23:20:08

>>954
自分も野×悠
シリアスな危うい感じなのもいいんだけど、
清vs野×悠がすんごく面白くて好き
野梨子最凶で、最高

958 ：名無し草：2007/11/16(金) 23:26:30

清四郎しか友人がいなくて、それで満足してた野梨子が
悠理や可憐に対する興味や和解で自分の世界を広げた結成話は
原作でも大好きな話だ。

だから、それのパロディとも新解釈とも思える、
清ｖｓ野×悠は自分も面白くて好きw

959 ：名無し草：2007/11/16(金) 23:58:19

　,;ﾞ'ﾞ´,,ﾞv,';
　;　ﾐﾞ､｀' !
　ヽ(i ﾟｰﾉ
　く」_i|介|i)
　　 |　ﾘ |　
　　ﾄ__{}」
　　{こ)ﾆ)　　松竹梅魅録＜もうすぐ競作だな。いっちょ活躍してやるか。

　　´ 不ヽ
　|l! i!_从ヾ
　i! |!iﾟヮﾉ|
⊂}」_i|介と}
　ﾄl!,|　ﾘ |　
　　ﾄ__{}」
　　{こ)ﾆ)　　美童グランマニエ＜僕と世界中のガールフレンドたちの話を頼むね

　　　 __
.　r.:::: r'\,,
　i::::.i十 ┤
　ヽ(i ﾟｰﾉ
⊂}」_i|介|iつ
　　 |　ﾘ |　
　　ﾄ__{}」
　　{こ)ﾆ)　　菊正宗清四郎＜ふむ。ここはリーダーである僕が祭り上げられてもいたし方ありませんな。

960 ：名無し草：2007/11/17(土) 00:00:08

　. ヾミヾ彡
　ミ　彡'iミ彡
　ﾝ(i_ﾟヮﾟﾉﾐ
　⊂}」__ﾎ：!つ
　　くLi__!」
　　　（_人＾)　　剣菱悠理＜あたいのフードファイトな話はどうだろう

　　,　 ⌒vヽ
　 i( ﾊ )）`~し
　ﾉ）（(ﾟヮﾟ;ﾊ}
（( と}」`_ﾎ：!)
　)）くLi__!」
.巛ﾉﾊし'ﾉ　　黄桜可憐＜やっぱりあたしの玉の輿話よね。ところで競作のお題って……？

　　 r ⌒ﾊヽ
　　i　 i='‐'=!|
　ﾉ_i_」ﾟｰﾟﾉ」
　　 (_f_ﾎ：と〉
　　くLi__!」
　　　　し'ﾉ　　　白鹿野梨子＜鍵、ですわ……。（監禁ネタさえ避けていただきたいですわ）

961 ：名無し草：2007/11/17(土) 00:35:15

>>956
乙。どちらのテンプレも、それでいいと思うよ。

>>959-960
可愛く出来ている上によく似ててGJ！
競作に向けて、いい滑り出しだね。ワクワクしてきたｗ

962 ：名無し草：2007/11/17(土) 01:24:28

可憐のブラジル料理の話に出てくる、パーティでの、
ひそひそ話（耳打ち）している悠理と野梨子の場面が好きだ。
あの身長差がなんとも。

963 ：名無し草：2007/11/17(土) 01:26:13

ここでいう悠×野と、野×悠の違いを教えて欲しい。素でわからない。

964 ：名無し草：2007/11/17(土) 02:10:22

百合カプの時は、自分は矢印（→）と同じ意味でとらえてる。
悠×野を例にすると、
先に書いてある悠理の方が相手への好き度が高いって感じ。

それとも普通に攻×受の順なんだろうか…？
表記してる人のこだわりもあるかも？
自分も他の人の解釈が知りたいｗ

965 ：名無し草：2007/11/17(土) 02:10:43

どっちが男役かってことかと。
この男役ってのは何もアレのときだけじゃなくて、
精神的な意味も含めて。

966 ：965：2007/11/17(土) 02:13:10

あ、微妙にカブった。
自分は好き度というよりも、やっぱり攻受で考えてた。

967 ：名無し草：2007/11/17(土) 16:03:53

百合の場合は、行為に積極的な方が先って
自分は思ってる。

でも、あんまりこだわんない。

968 ：名無し草：2007/11/17(土) 20:27:12

やっぱりここって少し変わってる

969 ：名無し草：2007/11/18(日) 04:15:00

変わってると思いつつ覗いてしまう、そんなアナタも（・∀・）人（・∀・）ﾅｶｰﾏ

970 ：名無し草：2007/11/18(日) 06:45:49

僭越ながら新スレを立てたいと思うのだけど、どう？

971 ：名無し草：2007/11/18(日) 08:16:20

>>970
お願いします。

972 ：名無し草：2007/11/18(日) 12:39:29

新スレ立てました。
不手際があったらごめんなさい。

有閑倶楽部を妄想で語ろう29
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1195356399/l50

973 ：名無し草：2007/11/18(日) 22:22:09

>>972
乙！

974 ：名無し草：2007/11/19(月) 08:39:07

新スレで住人が12人っていう話が出てたけど、本当にそれくらいなのかな？
不安になってきた。。
旧スレ使わないの？っていう疑問もあるようだし、点呼がてら雑談。

つ1
難民お引っ越し当時からの住民だけど、途中何度か離れてるので、
競作に遭遇するのは久し振り。
盛り上がると嬉しいな。

975 ：名無し草：2007/11/19(月) 12:07:36

>972
乙です

２！

976 ：名無し草：2007/11/19(月) 13:23:47

977 ：名無し草：2007/11/19(月) 13:38:08

４

978 ：名無し草：2007/11/19(月) 14:16:12

5
できたときからいるけどROM専です

979 ：名無し草：2007/11/19(月) 16:00:05

６
同じくROMらー

980 ：名無し草：2007/11/19(月) 16:11:42

7
ここが盛り上がると嬉しい。
ひっそりくだらない話してるのが楽しいんだよね。

981 ：名無し草：2007/11/19(月) 16:59:53

8
新参者です。絵を書くのが好きだから、いつかイラスト投稿したいっす。

982 ：名無し草：2007/11/19(月) 17:37:56

9
私もＲＯＭらー。
競作楽しみです。

983 ：名無し草：2007/11/19(月) 17:53:13

10
同じくROMラーです。
競作楽しみにしてます。

984 ：名無し草：2007/11/19(月) 18:19:17

11
自分もROMらーです。

985 ：名無し草：2007/11/19(月) 19:23:38

12
1～2ヶ月程前に来たばかりの新米です。
投票はしなかった・・・、すみません。

986 ：名無し草：2007/11/19(月) 19:26:42

１３
わりと初期からいます。

987 ：名無し草：2007/11/19(月) 20:04:48

14
ROM専です
しばらく離れたりもしつつつ舞い戻ってきました

988 ：名無し草：2007/11/19(月) 20:24:25

15
発足当時から居ます。
時々感想や雑談は書くけど、ROM
専に近いです。

989 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:04:38

16
5年ぶりの出戻りです。

990 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:08:58

17
時折感想を書いたりしてます
今回の競作にはお邪魔してみようかと思っているＲＯＭ専です

991 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:15:00

１８

992 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:23:35

993 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:41:51

994 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:42:19

20
スレがひと桁台からいます。
久々の競作うれしいです。

995 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:47:29

996 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:49:59

997 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:55:57

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃　　(　ﾟ∀ﾟ) ミ　　　　　　　今　日　は　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃　　／|＿
┃　γ　二つつ　　　　　　？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ／　__／
┃　 {　　　( 　　　こ　こ　ま　で　自　演　し　ま　し　た...　　？　　　　┃（ (￣
┃　ヽ,_）ヽ,_）　　　　　　　　　　　　？　　？　　　　　　　　　　　　　　　　┃／）
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｃ<ニン
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

998 ：名無し草：2007/11/19(月) 21:58:26

１０００なら　原作で倶楽部内恋愛やって最終回　ﾏｲﾅｰｵﾀ大号泣　　　

999 ：名無し草：2007/11/19(月) 22:01:13

１０００なら ━━━━ 糞スレ終了━━━━ 　　　　　

1000 ：名無し草：2007/11/19(月) 22:02:20

１０００なら次スレでドロドロの倶楽部内恋愛描いて作家デビュー　　　

1001 ：１００１：Over 1000 Thread

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