649 :
名無し草:
男はナイフの切っ先を山下の服に当て、胸のあたりを縄の隙間から器用に裂き始めた。
桜色の乳首が露出する。小さな突起に冷たい刃を当てられ、山下は身を固くした。
「うぁ!」
殺される、と思った山下は突然襲った奇妙な痛みに思わず声を上げた。
男が山下の乳首をつねったのだ。つねられた場所がじんと痺れる。
痺れが治まらないうちに、また指で挟んで引っ張られる。
「痛っ・・・」
痛みを口にしながらも、何度も指先で刺激されるうちに、くすぐったいような別の感覚に変わっていくのが解った。
「すっかり固くなったな。感じてるのか?」
男が勃起した乳首を舐めると、山下の体がぴくんと痙攣する。
「い・・やだ・・・やめろよ・・・あっ・・・」
男は乳首を強く吸ったり甘噛したり、好き勝手に楽しんでいる。
男の与える刺激に、山下の体は確実に反応し、触れられていない下半身にまで血が集まっていく。
「・・・変なこと・・・すんな・・・」
「変なこと?見ろよ。その変なことでこんなに感じてるぜ」