劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 舞台は1923年11月のヴァイマル共
和政のドイツ国、ミュンヘン。そのころのドイツでは、第一次世界大戦敗戦
後の、インフレに伴う貧困に喘ぎながら、それでも人々は懸命に生きていた
。 アニメ最終話で錬金術世界から遥か遠く離れた錬金術の使えない全く以て
別世界、我々の住む現実世界に飛ばされたエドワードは、元の世界に戻る手
がかりを求め、弟のアルフォンス瓜二つの青年アルフォンス・ハイデリヒと
共にロケットの研究を続けていた。 しかし二年間という月日は、エドワード
にとっては長く、元の世界に戻ることを半分諦め掛けていた。あるとき、街
で行われたカーニバルに来ていたエドワードは一人の女性に出会った。名前
は「ノーア」。 彼女には不思議な力があり、自分が触った相手の心の中や映
像を、自分が観る事ができる という能力だった。彼女は「ジプシー」と呼ば
れる被差別民族で、自分たちのことは「ロマ」と呼んでいた。 そんな彼女と
出会ったエドワードは次第にドイツで起ころうとしている壮大な計画へと巻き込
まれてゆく。 そしてそれは同時に、錬金術世界の破滅の危機の意味にも
なっていた。 トゥーレ協会とは果たしてどんな集団なのか?現実世界と
錬金術世界、二つのパラレルワールドで引き裂かれたエドとアル、 二人
の兄弟は果たして再び出会える日が来るのだろうか?二人の手が合わさ
った時、史上最強の錬金術バトルが、 始まる・・・・観客動員数は100
万人を超え、DVDの売り上げは24日付けデイリーオリコンチャート総
合部門で限定生産版が1位、通常版が3位。 また、同デイリーオリコン
チャートアニメ部門では1位2位を独占した。 週間オリコンチャートで
は限定生産版が2位をマークした。[編集]