作者が強い関心を持つ「セガ」やCMに関するネタがよく見られる。特
にセガが発売していたロボピッチャ(おもちゃのピッチングマシーン
)の知名度は、この漫画で再び上がったほどである。
当時、週刊少年ジャンプ誌上にて、バトル要素のある漫画は、強豪
たちが集う大会に出場する事がほぼ定番化していたが、本作におい
てもセクシーコマンドー部が大会に出場している。しかし、この大
会編を意外な形で終らせたのは、ある意味画期的であったといえる
。一応は全2部構成となっているが、第二部「地獄校長編」は最終
回のみのたった1話で完結している。この点は、漫画においてのお
約束的な流れを破壊する事で、ギャグ性を生じさせたと言えるだろう。
サブタイトルは、当初「マサルと○○」という形だったが、コマンド
ー33(第33話)の「マサルの放課後個人授業」、コマンドー40(第40
話)の「フーミンとネコの達人」で、崩れはじめ、その直後のコマン
ドー41(第41話)以降は、ほとんど「マサルと○○」というフォーマ
ットにはまらないタイトルが多くなっていった。グッズ展開はほとん
どされなかったものの、主人公のマサルを差し置いて人気が高かったメ
ソ…はゲームセンターの景品として、ぬいぐるみやキーホルダーなどが
作られている。--------------------------------------------------
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