田中れいなこと田中れいにゃを応援しょぅと II

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351名無し草
北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。ちせは度胸試しとしてシュウジ
に告白、その交際は交換日記から始まった。そんなある日、謎の敵に札幌

市が空襲される。シュウジが見た物、それは兵器と化して敵と戦うちせの姿
であった。
籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれちせは兵器としての性能が
向上していくが、故障をきっかけに肉体も精神も人間とは遠いものと
なってしまった。

二人のクラスメイトのアツシは自衛隊に入隊。戦場へ赴いていた。

アニメオリジナルストーリーで、ちせの親友のゆかりは白人兵狩りに参加。銃を持ってタケの仇を討つ為、山狩りへ向かう。

ある日アケミはシュウジの目の前で死んでしまう。シュウジは再度姿を
見せたちせを連れて町を出るが…。

ラストシーンは原作版とアニメ版と映画版では全く違う内容となってい
る。原作版はシュウジが『船』となったちせに乗り込み、地球を離れて
宇宙に旅立ち終わる。アニメ版は主人公(=シュウジ)以外に何もなくなり、真っ白な状態で終わる。映画版では、ちせだけが犠牲になり戦争は終了し、数年後生き残ったシュウジが砂漠で最終兵器となったまま朽ち果てていたちせを見つけて終わる。

明言はされていないが「この星はもうとっくにダメになっている」と言う
ちせのセリフや多発する大地震、地球を脱出するというラストシーンから
考えて、戦争の原因が「地球全体での地殻変動」もしくはそれをもたらす
ような「地球の軌道或いは太陽系レベルでの天変地異」が作者の頭にはあ
ったと思われる。