田中れいなこと田中れいにゃを応援しょぅと II

ときにしんのすけが性器や尻を見せるギャグや、親や大人を嘲弄する言動
が子供に悪影響だとして日本PTA協議会主催「小中学生と親のテレビ番組に
関する意識調査」の「子供たちに見せたくない番組」アンケートでは毎年
上位にランクインし、低俗番組として槍玉に挙げられることがある。原作
は元来こましゃくれた子供の様子を大人の視点で見た、大人向けの漫画な
のだから無理からぬ話ではある。

「クレヨンしんちゃんが好きなのに、ランクインされるなんて悲しい」「PTA
はしんちゃんの良さがわかっていない」と悲憤するファンがいる一方、「それ
でこそしんちゃん」「ランクインされるのは知名度が高い証拠」と喜ぶファン
もおり、批判に対してのファンの意見は分かれている。なお、週刊朝日は200
3年の調査結果を受けて「クレヨンしんちゃん どこが悪い」という反論記事
を掲載している。未だに「下品だ」と言われている「クレヨンしんちゃん」
だが、前述の通り原作者が作風を変えてからはあからさまな下ネタや、親を
バカにする言動がほとんど見られなくなり、しんちゃんは単なる「イタズラ
少年」と化している。また、「げんこつ」や「グリグリ」といったみさえの
体罰も自粛される傾向にある。昔からクレヨンしんちゃんを見ている人から
は「レベルが低下している」と嘆かれており、ギャグ面に関しての評価は決
して高くないと言わざるを得ないのが現状だ。劇場版の高い評価も手伝って
、ますますビッグになりつつあるクレヨンしんちゃんだが、こうした素直に
喜べない現状があるのも事実である。