ドーリアン外務次官の一人娘だったが、番組中盤で完全平和主義を唱え
連合軍に滅ぼされたサンクキングダムの王女リリーナ・ピースクラフトであり、
王国崩壊の際に国王側近であったドーリアンに救い出されたことがわかる。
かなり強気で自信過剰な面も。ヒイロ・ユイとは彼が地球へ降りたばかりの頃から
お互いの立場を変えながら何度となく出会い、次第に惹かれあっていく。
OZのデルマイユ侯によって一時世界国家元首の座につくが、
復活を果たしたトレーズ・クシュリナーダによって自由に行動するよう言われ
その座を降り、兄ゼクス・マーキス(ミリアルド)をとめるため
宇宙へ上がる。
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では養父の後を継いで外務次官として
コロニーとの交渉にあたるとともに、テラフォーミングの実現に向けて尽力している。
ヒイロを『星の王子様』と呼ぶ事があったが、
元々は11歳の頃にテロリストに人質にされて、兄とは知らずにゼクスに助けられた時に
ゼクスが名乗った名称である。