田中れいなこと田中れいにゃを応援しょぅと II

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169名無し草
『キャンディ・キャンディ』や『はいからさんが通る』などの、1970年代の少
女向け歴史大河アニメを模した作風を特徴とする。放映当時(2003年)から約
100年前のヨーロッパとエジプトを舞台に、主人公ナージャの母親探しを物語
の縦糸に据え、双子の少年フランシスとキースとの恋愛劇を横糸として絡め
た意欲作。ヨーロッパを巡る母親探しの旅には世界名作劇場からの、フランシ
スとキースとの恋愛模様には少女漫画からの影響が多分に見られる。また、
作中でナージャが関わるエピソードの多くは、貴族と平民、資産家と貧乏人な
どの、社会的な身分格差に関わるものである。『明日のナージャ』では、ヨー
ロッパの様々な都市が物語の舞台となっている。チロリアンダンスやフラメン
コなど、ナージャは各地で覚えこんだダンスを作中で披露する。番組途中まで
は冒頭で舞台となる都市名が読み上げられており、ヨーロッパ各地の風俗描写
もこの作品に彩りを添えている。また、大勢の美青年・美少年が登場するのも
、この作品の特徴である。主人公の名前「ナージャ」は、フランスのシュルレ
アリスム作家アンドレ・ブルトンの小説『ナジャ』に登場するヒロインの名前
から取られている(ただし、このアニメと小説『ナジャ』に直接の関係はまっ
たく無い)。「ナージャ」は「希望」を意味するロシア語「ナディエージダ」
に由来し、ロシア語圏ではありふれた女性名である。劇中に登場するナージャ
のバトンやドレス、ブローチ、万華鏡、ミシン、タイプライターなどの小道具
の玩具がバンダイから発売されたが、売り上げは同じ放映枠で前後シリーズと
なった「おジャ魔女どれみ」や「ふたりはプリキュア」には及ばなかった。
この作品の放送期間に合わせて、あゆみゆいが手がけた漫画版がなかよしに連
載された。詳細は漫画の項を参照。また、サイドストーリーとしてドラマCD『
明日のナージャ 音的挿話シリーズ』がある。詳細はドラマCDの項を参照。