田中れいなこと田中れいにゃを応援しょぅと II

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133名無し草
まず、アニメ制作会社もしくは広告代理店が企画をテレビ局に持ち込み、
採用されるとテレビ局のスタッフも更に企画を練る。企画は大別して、

原作を持たないオリジナル作品と、原作者より権利を得て何らかの作品
をアニメ化するものとがある。近年はメディアミックス展開を想定した
企画も多い。製作資金はテレビ局が放映権料の名目でその100%を負担す
る。企画を企業に説明・宣伝し、テレビ局から割り当てられたCM枠にCMを

出す提供スポンサーを獲得するのが広告代理店の役割である。広告代理店


を経由して、スポンサーから得た広告費をテレビ局はアニメ制作会社に制
作費として提供する。テレビ局への見返りは2年間で2回の放映権と商品化
権収入の一部(通常10〜20%で1年限り)と言われている。そして、アニメ
制作会社は元請けとして音声制作会社と下請けのアニメ制作会社に発注す
る。これが仕上がり納品されてテレビアニメは完成する。これがテレビア

ニメ製作の基本的構造である。

通常のテレビ番組の場合、著作権は放送局が買い取る。しかし、
アニメの場合、著作権は制作プロダクションが保持したまま、
放映権のみを放送局に売る。これは、日本初のテレビアニメ『
鉄腕アトム』において、制作プロダクション主宰の手塚治虫が
同時に原作者でもあるという立場でもあり、自身の作品でも
あるアニメ版の著作権を放送局に売り渡すことに難色を示し
たところ放送局もこれを認めたため、その後も同じ方式が踏
襲されていったものである。放送局が著作権を買い取ったア
ニメ番組も初期には存在したが、版権ビジネスが成立しない
ために制作プロダクションが経営的に苦しく、現在ではほとん
ど存在しない。