ジョジョの奇妙な冒険外伝 難民の遺産

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1名無し募集中。。。
2名無し募集中。。。:2005/09/29(木) 22:47:22
前スレ83氏とりあえずかもーん
3名無し草:2005/09/29(木) 22:49:00
                 |  | ヽ                 /  |   |
                 |  |  \\\ ヘ|    /// /  |   |
                 |  | ヾZ"""''''/  )www----''''"""Z〃 |   |
                 |  |ヾ Z:::::|::/  /    ::::::::::::|   Z〃|   |
                 ヽ\\ Z;;;;;;;|/  /::::|:::::::::::::|::::::|::::|;;;;;;Z // /
                 /\>ミ"''/   /__::::|;;;;;;;;;;;|:::::|_-''"彡</ヽ
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                 ヽ|d| \ |  / | || |     | |   / |6|/
                  ヽヽ | ヽ| / .| || |┌┐  | | / | / /  移住 移住ゥ!!
                    ヽり  | / "''-,,_./| |ヽ_,,-''"  //|ノ
                    |ヽ | |..:::::::/  | |  \:::::: ノ |
                   / | | |::::    / .| | ヽ   :::::: | \
      .――――''"" ̄ ̄ ̄||  .|ヽ| |::    \|_|/   ::  /|  || ̄ ̄ ̄""''――――
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                   ヽ     |          |     / 
4前スレ83:2005/09/29(木) 22:57:17
来たよー。
5名無し草:2005/09/29(木) 22:58:02
ここか?
6前スレ83:2005/09/29(木) 22:58:25
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーB〜

「おぉ〜。来た来た。止まってたけど動き出したみたい。」
サイドミラーでソレを確認する。
「あれが岡田さんが言っていた「部外者のスタンド」?」
「三好さんとの約束も有る事だしコイツ、安倍さん達にまかせちゃおうか?」
「ねえ?佐紀ちゃん。」
轟音と共にラッシュフォーメンの自動的な攻撃がドラッグスターを襲う。
「ベリー・フィールドッ!!!!」
掛け声と共に清水佐紀の手から巨大な「傘」が飛び出す。
   ボフゥンッ!!
ラッシュフォーメンは開いた「傘」に激突すると物理的法則を無視したように静止する。
「セクシー・アダルティッッッ!!!」
夏焼雅は左手から「槍」を生成させた。
  ズゴァアアアァアアアァアアアッ!
「槍」はラッシュフォーメンを串刺しにするとそのまま延び続け
幽霊トラックの後方まで弾き飛ばした。
                  グァシャアアアアアアアアアアアンンンンンッ!
7前スレ83:2005/09/29(木) 22:58:56
派手なクラッシュ音を聞くと、雅は減速しジョルカブに接近する。
「こんばんうっひー!安倍さん、田中さん。」
ジェットヘルの風防を上げて奇妙な挨拶をする夏焼雅に
「『うっひー』じゃないべさッ!あなた達中学生ッしよッ!無免はダーッしょッ!!」
「なんでみやびがバイクもっとっと!れいな持っと無かにっ!」
上級生のそれなりの叱責が待っていた!
「まぁまぁ安倍さん。安倍さんだって違法改造車なうえ原付登録なままじゃないですか!」
「うぐッ・・・・!」
サイドカーの佐紀のもっともらしい言動に簡単に言いくるめられる上級生たちだった。
「なんであんたらがココにいて三好さんのバイクに乗っとっと?」
「あたしと佐紀は三好さんと岡田さんに頼まれたんですよ。」
「頼まれた?何を?」
「うしろのヤツを倒すように。です!」

   プォンッ!
8前スレ83:2005/09/29(木) 23:03:50
とりあえず昨日の分をうp
いや昨日は朝はttp://shimiham.iobb.net/ham/data/ham354.mp3
これ聞いて解っていても落ち込んで
昼はあつあつのローソク手にかけちゃって
夜は狼落ちてさんざんだったよ。
9名無し募集中。。。:2005/09/29(木) 23:15:53
>>1
まとめ見て発見しました
スレ立て乙です
ここの1氏はうちらの大将ですか?
10名無し募集中。。。:2005/09/29(木) 23:31:19
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 思った事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ          頭がどうにかなりそうだった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }                  以上………
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ
11前スレ83:2005/09/29(木) 23:50:22
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーC〜

「そういう訳で、あの五月蝿いバイク。お願いできませんか?」
清水佐紀は早急に話をつけてきた。
「ちょっと。話が急すぎるんじゃないの?大体、何で三好と岡田が・・・・」
「ちょーどいーじゃなかですか。安倍さんッ!」
詳しい状況を知ろうとするなつみの言葉をれいなが遮った。
「元々、あのラッシュナントカを安倍さんは倒そうってココにきたんじゃなかと?」
「それはそうだけど、わたしは・・・」
「そういう事で決まりたいッ!」
    ドバァァアアァアアッ!
れいなは話を勝手に切り上げると「座ったままの姿勢」で飛翔し、雅のバイクに
飛び乗った。
「うぁッ!ちょッ!たなかさんッッ!!」
みやびは突然の闖入に思わずハンドルをとられる。
「もう!たなかさん!危険行為は減点モノですよッ!」
「あはは。すまんちゃ!にしても良いバイクたい♪」
上機嫌のれいなはくっつく波紋を使用してなつみの方に身体を伸ばし
「それじゃ安倍さん。こっちの方が面白そうなんでコッチに居ますね。」
「?はぁッ?」

安倍なつみの後方には「ラッシュ・フォーメン」と「GOODBYE・SUMMERGUY」が迫っていた。
12前スレ83:2005/09/29(木) 23:54:02
よぉ〜し、今日はここまでおし舞波。
13名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:02:29
>>前スレさん
いつも乙です・・・無事に続きが読めて何か安心しました
しかし保全組はどこ行っちゃったんですかねェ・・・
もしかして俺一人で朝まで保全っすか?誰かーッ!!
14名無し草:2005/09/30(金) 00:02:37
マイハー
15名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:07:29
>>9
いやちがうお
最初から居る保全組の奴だお
スレがいつまでたってもたたないからたてた

真の主マダー
16名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:09:06
でも保全よろ
17名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:10:07
難民ってどのくらいでスレ落ちんの?
18前スレ83:2005/09/30(金) 00:10:24
就寝前保全!
>>13
どもども!
保全組のみんなはきずいていない希ガス!
まさかここに立っているとは思って無いんじゃないのかなぁ。
まとめのほうのカウントがいきなり倍になっているので
ここからの支持者も見込めるかもしれません。
とにかく突っ走るしかないですね!!
19名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:21:16
>>15
違うのか!まあそのうちみんな見付けてくれるかな・・・・・・
その前に狼復活するかもしれんがそれも怪しいときたもんだ
主はまだジプシーか・・・
20名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:28:41
>>17
難民ってか今はほぼ狼状態だからなー
やや遅い気はするけど
21名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 00:43:10
前スレ,210までしか読んでないorz
22名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 01:13:55
1降臨待ち保全・・・今夜は無理か
23名無し草:2005/09/30(金) 01:15:36
変なリンクが貼ってあると思ったら
昨日から狼落ちてたのか
24:2005/09/30(金) 01:40:41
み、み、み…みつけたああ!!!!!!

昨日の分しこるよ!!!!!
ぴゅッ!!!
25名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 01:42:23
主キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
26:2005/09/30(金) 01:42:27

「さて…あたしを殺した『アイツ』の話はこれくらいにして…いよいよ
この先に出口があるわよ」
女はさっきまでの沈みつつも熱い態度をさっと切り替え、ポストを指差した。
「どこですか?」
「ポストの先を左に曲がるとすぐよ」
よ、よかったあぁッ!
「じゃあ行こうぜ」
「待ってッ!」
その女が歩き出すあたしの腕を掴んで止める。
「なんだよ」
「あわてないで、えぇっと藤本さんっていったわね。ポストの先を通るにはね、
ちょっとしたルールがあるのよ」
ルール?
あたしと亀井はキョトンとして、その女を見た。
「あのポストを越えて曲がった後、20メートル先に出口が見えるわ。でも約束して。
そこまで何が起ころうと『決して後ろを振り向かない』って」
決して後ろを振り向かない…?
「それがルールなんですか?」
「そうよ。約束して」
「あたしさ、『するな』とか『やるな』って言われると逆にしたくなっちゃうんだけど、
なんでそんな約束しなきゃなんないの?」
あたしが抗議すると、その女はアーノルドの頭を撫でながら答えた。
「それが『ルール』だからよ。時間は過ぎたら何があろうと戻らないでしょ?
それと同じよ。振り向いて見ちゃダメなの、決してね」
うーん、美貴はたまに偶然とはいえ時間を戻しちゃうけど。
まあここを早く出たいし、そんぐらいの約束はするか。
27:2005/09/30(金) 01:44:51
「もし振り向いたらどうなるんですか?」
亀井がその女に訊いた。
「あなた達の魂があの世へ引っ張られてしまうわよ」
し、死ぬってことか…。
ゴクリッ。
ちょ、ちょっと怖いんだけど。
「僕、怖いな」
「そんな怖がらないで!要は振り返らなきゃいいのよ。簡単でしょ?」
簡単でしょ?って、そんな簡単に言われてもさぁ…。
ま、まあ振り返らなきゃいいんだなッ!
簡単だ、大丈夫だ。
あたしは手のひらに『人』と言う字を書いて、それを飲み込んだ。
ビビるな、藤本美貴!あたしは大スターになる女だぞ!!
「いい?じゃあ、ポストを越えるわよ」
コツ…コツ…コツ…
あたし達3人は、並んでポストを越えた。

ズキュウウウウン!!

「!!?」
「ちょっちょッ…今ッ…!!!!!」
ポスト越える時足の間を何か通り抜けたぞッ!!!
きもい…きもいきもいきもいきもいきもいきもい!! 
「振り向いちゃダメよッ!!落ち着いて…ゆっくり歩くの…」
あたしと亀井はそれに従うが…。
28:2005/09/30(金) 01:48:48

ヒタリ…ヒタリ…

今度は…な、な、な、な、なんかついて来てねーかッ!?
「藤本さん…なんか後ろからついてきてません?」
「わかってる!!」

ヒタリ!

す、すぐ後ろになんか来た!!
『ブファ〜スン…スン…ハァハァ…』
「い、息かかってる息かかってるッ…!!」
と、取り乱しちまいそうだ…!怖いッ!!
「うえ〜…なんか痴漢と同じ息遣いだ」
か、亀井のヤツ、そこまでビビってなさそうだな。
「気にしないで!いつもこうやって、ちょっかい出して振り向かせようとするの。
でも振り向かなければ何もして来れないから平気よ、気をしっかり持って!!」
「んなこと言われたってよおぉぉぉぉぉッ!!」

べちょ。

「うおぉぉぉぉぉッ!!?首筋になんか垂れてきたッ!!!!!!」
「慌てないで、大丈夫よ!」

バギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「fdsdyんk@xsjふじご/rッ!?」
さらに耳元で大きな音。
死ぬほどビビったあたしは思わずしゃがみ込んだ。
29:2005/09/30(金) 01:51:01
「どうしたの?歩かないと出れないわよ?」
「もッもッもう我慢できねーッ!!頼むからここから出して!!!!」
「だから、あそこまで行けば出られるのよ」
「イヤだ!後ろになんかいるんだもん!!息かけてくるんだもん!!
首にもなんか変なもん垂らされたもんッ!!脅かしてくるし!!
もうやだあああッ!ウワーン!!オカァサーン!!!!!!!!」
ひいぃ…出たいよ、早く出たいよお〜ッ!!
でも怖い!!立ったら、きっとまたなんかされるよッ!!
このままじゃ、いつか美貴振り向いちゃう…ッ!!
「藤本さんでも泣くことあるんですね…意外だなぁ」
もう亀井の言う事にいちいち反応してる余裕もない。
「じゃあ、なにも聞こえなくなれば大丈夫ですね?」
亀井はしゃがむと、あたしの手を握った。
「しばらくの間、藤本さんから『音の概念』を消しますよ。大丈夫だよ、僕がついてる
からね。もう安心して…サイレント・エリーゼACT2…サイレント・エリドリアン!!」

ポーン…

30:2005/09/30(金) 01:53:20

それからまったく耳が、音が聞こえなくなった。
唾を飲み込む微かな音も、歩いてて足に伝わってくるはずの振動も感じなくなった。
そうなったあたしが前を見失わないように、亀井があたしの手を引っ張ってくれた。

静かな世界だなぁ…。

ふと気づけば、ドラッグのキサラと、コンビニ・オーソンのある通りに出ていた。
そこで、あたしの中に『音』が戻ってきた。
「藤本さん、『音』を戻しましたよ。コンビニと薬屋の間の小道…なくなっちゃいました」
「も…戻れたんだ…」
ち、力が抜ける…。
「あの女の人も…どこに行っちゃたんだろう…」
まさか…白昼夢だったんじゃないだろうか。いや、そんなわけない。

「あたしたち、ずっとここにいるわ…『犯人』が捕まるまで…」

「え?」
確かに今、あの女の声が聞こえたけど…あたしと亀井が振り向くと、そこには誰も
いなかった。
そういえば名前…聞いてなかったな。
31:2005/09/30(金) 01:55:33

殺人鬼…か。
石村舞波は本当に死んでしまったのだろうか?
そして、彼女を殺したのは、かつてあたしと真希ちゃんを殺したあの男なのか…。
でも、あの男と関わるのは…絶対にゴメンだかんな。

あたしは、タイミングを逃して亀井にお礼を言い忘れた。
落ち着いてから気がついたんだけど、照れくさくて言えなかった、ただ一言。

…ありがとう。

TO BE CONTINUED…
32:2005/09/30(金) 01:57:44
しこったw
狼落ちた時はマジであせったよ、復活すんのかな?

>>1
スレ立て乙ッ!!
>>12
毎度乙っす…出遅れてすんません
33名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 02:10:24
1さん乙ッ!
難民はじめてだからスレが落ちる速度がわかんないけど
保険的保全ッ!!
34:2005/09/30(金) 02:37:12
>>33
狼よりはそう早く落ちないと思うけど、なにより難民が狼化してるのにビビッたw

全然関係ない話なんだけど、五部って2人組で攻めてくるの多くない?

ズッケェロとサーレー
プロシュートとペッシ
メローネとベイビィ・フェイス(意思があるから)
スクアーロとティッツァーノ
チョコラータとセッコ
ディアボロとドッピオ

おお、6グループもいる
35名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 03:01:00
>>34
3,5は敵方組織があったからチームプレイが可能ってかむしろあって当然だけど
4部はみんなバラバラの個人だからねー・・・スタンド使いの引かれ合い頼み

・・・てか1さん何かアイデア閃いたのかな?よしッ!出しちゃおうぞ!!
36名無し草:2005/09/30(金) 03:08:04
うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!見つけたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
と思ったら俺の佐紀cが!しかも雅とカプでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!
はぁはぁはぁ・・・・ こんなことを勤務先から書き込んでる俺って…orz
前スレ83氏、乙です!

1氏、ううう緊張感と恐怖感の煽り方が秀逸です
ミキティそんな事言わずに舞波の敵を…
37:2005/09/30(金) 03:39:58
よっしゃ次の話

>>35
出しちゃうよ〜んw
38:2005/09/30(金) 03:41:58
銀色の永遠 〜ラッキー7オーディション〜

伊崎右典先輩と中登先輩、かっこいいっちゃ…
れいな、中学入ってすぐ双子の先輩に一目惚れしたと。
でもこんな小ヤンキーのれいなに二人が振り向いてくれるわけないっちゃ。
れいなも、もっとでかい女になると!!
そうだ、なにか目立つことしてれいなの名前を轟かせるッちゃ!!

中学3年生になってから、無事合格した演劇部だったんだけど、
いまだ大きな結果は出せずじまいだったと。
れいなは無名のままで、クラスでは『小ヤンキー』だの『はぶられいな』だの
屈辱的なあだ名で呼ばれてる始末たい。しかも影でコソコソと!!
悔しい…。
そんなれいなの元に、寺田先生から大役の話が来たと!!
演劇部の新入部員(れいなたちは新メンバーと呼んどると)になるかもしれない
一人の二次審査員に、この田中れいなが選ばれたとよ!!
新顔か…楽しみっちゃ。
まあ再起不能にさせないよう、適正かどうか見分けるとよ!!
ちょっと緊張するたい。ドキドキ。
その審査のコードネームは…そう、ラッキー7オーディションっちゃ。
39:2005/09/30(金) 03:44:12
で、いきなりここまでorz
スマソ、そして寝る前保全、スレが残ってますように…

それではみなさん、アリーヴェ・デルチ(さよならだ)
40名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 03:54:56
おおッ!ミラクルクルー!!と思ったら・・・終わりかorz
ともかく1さん乙です!!・・・続きが読めて安心しました
41名無し草:2005/09/30(金) 05:28:48
>>39
落としません、落としませんとも!
42前スレ83:2005/09/30(金) 06:48:48
早朝保全
>>39
乙でーす!
フ・・・フ○○ムw
ミラクル来るのかな?
楽しみにしています。
>>36
今ッ!一番熱いのは、みやX佐紀ッ!
っつーか一番書きたいのがみやX佐紀だったので
話に強引に組み込みました。ガチ!みやX佐紀はガチ!
43名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 07:53:14
N.O.さーん!!
44名無し草:2005/09/30(金) 08:23:46
みやさきはガチ!
45N.O.:2005/09/30(金) 08:40:32
難民には漂着してたんですがこのスレが立ってるとは思いもよらず
まとめサイト見てようやく気付きました
46名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 08:50:38
N.O.さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
47名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 09:10:09
おおブラボー!!そろそろ鯖落ち前の状態に戻りつつあるな
あとは母国の復興を願うのみか・・・
48:2005/09/30(金) 10:03:52
ブォン ジョルノ(おはよう)

では学校行ってきます保全
49名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 10:08:49
おっおっ・・・おまえら生きてたのか・・探したぞ
おっ・・おら今猛烈におおおぉぉちょきんしねまあアアアアアァァァアァァアァァアァッ!!!!!!!!
50名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 10:10:50
おかえりなさい
51名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 11:38:55
約束して、30分に一度保全するの
でなければ、スレが落ちて消えてしまうわよ

って辻彩さんが言ってたぞ
52名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 12:19:47
ttp://koutetsu.net/comix/06/153.gif
イカレてるのか?この状況で
53名無し草:2005/09/30(金) 12:29:18
荒木飛呂彦「某巨大掲示板のVIP?ってとこはたまに見てます」発言
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1127369913/
54名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 12:31:08
保全だ是ッ!
55前スレ83:2005/09/30(金) 13:58:56
昼ドラ保全!
>>45
NOさんキターッ!
これで一安心。
>>48
いってらっさいッ!!
>>53
釣られたw
56:2005/09/30(金) 15:10:48
午後の授業ばっくれちゃった

てなわけでオナヌー!!
57:2005/09/30(金) 15:13:15

放課後、れいなはオーディションの会場となる演劇部の部室にやってきたとよ。
「あ、れいな」
「絵里にさゆ。帰ると?」
「うん、れいなこれから二次審査するんでしょ?すごいじゃん!!」
「尊敬するの」
そんな褒めんといて。照れるたい、うひひ。
「じゃあ頑張ってね」
「あ、あ、よかったら審査見ていかん?」
二人にれいなのカッコイイとこ見せてやりたいと。
「あー僕たちはいいや。これから映画見に行くからさ」
「そ、そう…」
映画!?
行きたい!!れいなも映画行きたいと!!!
見るならイタリア映画がいいと!!
「じゃあねれいな。相手の子、再起不能にしちゃダメだよ」
い、いきなり現実に戻される一言っちゃね…。
「あ、わかったとよ…」

ポツーン…

なんか空しいっちゃ。
まあいいたい。れいなにはこれから大仕事が待ってるっちゃ!!
とりあえず、部室で待ってることにすると。
58:2005/09/30(金) 15:16:15
「うわ〜きったないと」
いつ来ても散らかった部室ばい…菓子の袋ぐらいゴミ箱捨てんと。
黒板も剥がれっぱなしで、いつ直すとね。
この衣裳、ホコリかぶってなかとか?
なんかクシャミ出そうッちゃ。
こんな無様な部屋を新メンバーになるかもしれん人に見せるんか…。
「片付けよ」
と思ったが、やめとくたい。
どうせ審査やったらグチャグチャとよ。
そういえば、どんな人が来るンだろう…能力、聞かされてないと。
まあ能力を見るための審査だから、当たり前っちゃそうだけど。
審査員か…マジで大役たい。
難しい仕事っちゃ…再起不能にしないように、させられないようにする、
なんとも実力が問われる仕事たい。
負けるつもりはないけど、愛ちゃんや石川さんみたいに、れいなが再起不能に
させられる可能性もあるってことっちゃ。油断はせんばい。
まぁ弱いようなら、ちゃっちゃと倒すと。

コンコン…

部室のドアが叩かれたっちゃ。
きっきっきっき…キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!
59:2005/09/30(金) 15:19:57

「ど、どうぞ」
「失礼します…」
お、おお…けっこう可愛い子たい。
黒髪ロングヘアーで、なかなかの美少女っちゃ。モテそうな女ばい。
制服の右胸あたりにイルカのワッペンがしてあると。これも可愛いたい。
耳にはウズマキ貝殻のピアス。れいなもちょっと欲しいっちゃ。
センスの有無はともかくとして。
「あの、演劇部の二次審査受けに来たんですけど」
「あ、待ってたとよ。れいながあんたの能力見るたい」
余談ではあるが、昔の審査はもっと厳しかったそうっちゃ。
審査員が相手を急襲したりとか、罠にハメるだとか。
それを考えると、最近の審査はなまっっちょろいのかも知れんね。
「高等部の人っちゃね?」
「はい、あなたが田中れいなさんですね?中等部の」
「そ、そうたい」
この人、れいなのこと知っとーと?
う、うちも有名になったもんっちゃね…うひひ。
「あなたの事はよく知ってますよ」
「ホント?な、なんか照れるたい」
って、いかんいかーん!!
なごんでどうすると!!!
審査はもう始まってるっちゃよ!そろそろ気ィ引き締めんと!!
れいながそんなことを考えてると、高等部の彼女は、突然こんなことを言い出した。
「審査員があなただなんて…私はツイている」
60:2005/09/30(金) 15:24:48

「…は?」
なんだ…今なんて?どういう意味っちゃ?
「いいもの見せてあげますよ、これなーんだ」
その高等部の人がれいなに見せてきた一枚のプリクラ。
こ、これは…ッ!!!?
「それ、私の友達の玉置さん。となりに写ってるのは…わかりますよね?」
「い、伊崎せんぱ…い?」
プリクラが小さくて双子のどっちかはわからんけど…。

ショ、ショックたい…ちょ、待ってや。

「あれ?田中さん、ショック受けてます?」
「うぅ…」
「でも、田中さんと伊崎くんって『知り合いでもなんでもない』よね?
一方的に追いかけてるだけで」
な、なぜ…それを?
「何で知ってるかって顔してますね?じゃーこれも見せちゃうッ!!」

バーン!!!!!

「こ、これは…ッ!!!」
れいなが昔、授業中に友達と交換してた手紙ッ!?
61:2005/09/30(金) 15:28:17
「これ、いつ書いたのかしらないけど…中学生のやりそうなことね。授業中に
手紙で友達と好きな人の話か…」
は、恥ずかしいッ…!!
めっちゃくっちゃ恥ずいと!!!!
「返すッちゃ!!!」
「こんなもん廊下に落とす田中さんが悪いんじゃないんですか?」
こ、こ、こっ…この女!!
ケンカ売っとるんとなかとね!!!!?

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッド…

「もっとなんか見ます?私、伊崎くん達とけっこう仲いいんですよ」
この女、れいなのことバカにしとーとね。
厨房の『小ヤンキー』だと思ってナメてかかっとるとね…。
「話はもう言いッちゃ…審査を始めるとよ。あンた、名前は?」
「あれ、もしかして怒ってます?」
「質問を質問で返すんじゃなかと。れいなは名前を聞いているんっちゃよ…」
すると高等部の女は、カバンを部室の隅にほおり投げて名乗ったと。

「高等部1年A組、国分亜美」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
62前スレ83:2005/09/30(金) 15:29:34
亜美たんキターーーーーー
63:2005/09/30(金) 15:29:51
ってなとこで今はここまで
続き書いたらまたうpる!!もうすぐバイトだけどorz

つーか名前の漢字、間違ってそうで怖い
間違ってたら指摘よろゴメソ
64前スレ83:2005/09/30(金) 15:32:36
>>63
1さん乙かれいな。
国分亜美かー。千奈美に俺は彼女を推していました。
ナツカシス。
65:2005/09/30(金) 15:36:16
>>64
ナカーマw
彼女の言うとおりホントに全員受かってたら今頃どうなったんだろう
66名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 15:38:35
>>63
1つ挙げるなら伊崎央登かな
67:2005/09/30(金) 16:02:30
>>66
ホントだ、中登ってなんだorz

じゃあバイト行く前に今出来たのちょっとだけ射精ッ!!
68:2005/09/30(金) 16:04:34

「『デュエル・エレジーズ』ッッッ!!」
ドギャン!!!!
れいなはこーいうナメた態度のヤツは嫌いだと!!
確実に倒す…ッ!
「ヘェ〜…それが田中さんのスタンドかあ…なんか緑色って中途半端」
「早くスタンドを出すとよ!!審査はもう始まっているッちゃ!!!」
うちが怒鳴っても、国分亜美は依然ヘラヘラとしている。
ああ〜ッ!ムカつくッちゃ!!!
「なんならこっちから行くとよ!!行けッ!!!れいなのデュエル・エレジーズッ!!!」
「慌てないで下さいよ…もうあなたは私の海域に入った」
海域…?なんのことっちゃ?
領域の間違いじゃなかとね?
「『アビス・ガール』ッ!!!!!」
国分がスタンドを出したとッ!!
青い…なんというか、水っぽいビジョンだっちゃ。
見た感じ、近距離パワー型っぽいと。
国分のスタンド『アビス・ガール』が、れいなのデュエル・エレジーズが近づくより
早く、床を殴ったと。

ジャプンッ…

アビス・ガールの拳が、床にまるで水がこぼれたかのように弾けたっちゃ!

ドプン!!

「え?」
いきなり右足を突いていた部分が凹んで…いや違う!!
69:2005/09/30(金) 16:06:39
「れ、れいなの足が…沈んでるッ!!?」
な、なんじゃこりゃああッ!!?くるぶしまで浸かってると!!
床の一部が、まるで水たまりのようになってるっちゃ!!
は、早く足を抜かんと…やばい、直感だがなんかやばいと!!!

カッチィーン!!

「なッなにぃぃぃぃぃぃッ!!床がッ!!」
また元に戻ったと!!
れいなの右足を浸からせたまま、元の硬い床に戻っちゃったと!!!
「ぬ、抜けなくなったと!!うわあああッ!!!」
なんてこったい!!
足の自由を奪われたら…圧倒的に不利ッちゃ!!
「これが私の『アビス・ガール』の能力です…殴ったものを一時的に液化する能力。
最も、殴った場所から半径2メートル以内なら自由な場所を液化させられるンですけどね。
実はまだ生きてるものを殴ったことがないんですよ。どうなるんですかねェ…」
国分がれいなに近寄ってくる。
「ねえ、どうなると思いますか?」
あ、あの拳で殴られたら…れいなはどうなるっちゃ?
70:2005/09/30(金) 16:08:56
それではまた、しばらくの間アリーヴェ・デルチ(さよならだ)
バイトにボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)してくる
71名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 17:09:22
さよさよさよさよ…さよならだ(アリーウ゛ェ・デルチ)!

ばぼげっ保全
72名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 17:56:32
1の何はあいかわらずJOJO世界の空気が流れてるねー
73名無し草:2005/09/30(金) 18:33:37
ほへ
74名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 19:44:05
うーむ・・・続きが気になるから保全しよう
75前スレ83:2005/09/30(金) 20:11:33
>>70
乙です!
なるほど!液体化能力か。
76:2005/09/30(金) 21:28:37
ただいま保全ッ
>>72
d
>>74
保全サンクス
>>75
今日も期待しとります

じゃさっきの続き書いたらまたティッシュの上にぶちまけます
77:2005/09/30(金) 22:31:47
よぉぉしッ保全がてらぶちまけるぞぉぉッ!!
78:2005/09/30(金) 22:34:57

国分がスタンドを出してれいなに迫ってくるッ!
「田中さんで試してみましょぉぉぉぉかねぇぇッ!!!」
拳を振り上げたと!!
ゴオォォォォォォォォォォォッ!!!!
や、やられるッ!!
「うおあああーッ!!エレジーズ!!!!!!!!!!」
ドドドド!!!!
「甘いっしゃああああああああああッ!!!」
国分はそう叫ぶと、アビス・ガールでまたも床を殴ると同時に、液化した床の
一部を天井に、まるで水をかけるかの様に大量に巻き上げる!!
ドッパアアアアアアアアアアアン!!!!
ガコガコッ!!
「なっにぃぃぃぃっ!?」
液化した水は巻き上がった状態で一瞬のうちに固まり、壁となって国分を守ったとよ!!
その結果、れいなの焦りだらけで繰り出したラッシュはガードされてしまったっちゃ。
「水が固まったッちゃあああッ!!」
そして焦りだらけだったうちは、デュエル・エレジーズの能力を使わずに
床の『壁』を殴ってしまっていたと。
「言ったハズですよねェッ!私の能力は一時的だとッ!!!!」

バキッ!
バッシャアアアアアアアンッ!!!

壁になっていた国分を守っていた床を再び彼女のアビス・ガールが殴ると、
瞬く間に壁は液化して元の床に戻ったと!!
79:2005/09/30(金) 22:36:38
目の前には国分の姿が。
も、もろにコイツの射程距離だっちゃ!!
くそっ!こいつのスピード、めちゃくちゃ速いとッ!!
れいなのデュエル・エレジーズよりも…ッ!!!
「脳天溶かして貫いてッ!!床とミックスさせてやりまっしゃああああッ!!!!」
アビス・ガールの振り上げた拳が頭上に迫り来る!!
や、やばすぎるっちゃ!!あ、足を…足…
「うぬおおぉぉぉッ!!」

メキャッ!ブショォォォォッ!!!!
ジャプンッ!!

80:2005/09/30(金) 22:39:55
「なんて子なの…床にハマってる足を無視して倒れこみ、アビス・ガールの
『液化させる拳』をかわすなんて…」
いてえ…いってえええええええッ!!
足がクソ痛いっちゃ!!
骨折はしてないけど、捻挫は確実ッ!!しかもれいなの右足と床の断面みたいなもんで、
足首が切れて血が出たと!!
でも、でもこれで…。
「へへ、足が自由になったとよ」
れいなが攻撃をかわした際に、国分のスタンドは足のすぐ近くの床を殴ったとよ。
おかげでハマッてた足の部分の床もギリギリ液体化して、素早く足を引っこ抜いたわけっちゃ。
そして、急いで国分の射程距離から逃れるッ!!
「前髪が冷や汗でデコにくっついてますよ、田中さん。この元に戻った床を見て
ごらんよ。あなたの血が大量に混ざって赤いマダラを描いてる…」
「それが何だっつーんたい!こんぐらいじゃれいなは蚊に刺された時よりも
痛くもかゆくもないとよ」
「どうして中学生の小ヤンキーってこうも負けず嫌いなんだろ?もっと賢く
なろうよ」
国分は先輩風を吹かせて言ったと。
「ごちゃごちゃうるさいっちゃよ!!デュエル・エレ…」
「私をこのまま『合格』させてくれれば、伊崎兄弟たちと友達くらいにならしてあげる
んだけどなあ〜」

ピタッ。

な、何だって?
81:2005/09/30(金) 22:40:40

「今…なんて言ったと?」
「『合格』させてくれたら伊崎くん達4人を紹介してあげるっつったんですよ」
『合格』させたら…紹介だって…?

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…

ふふっ、と国分亜美は笑った。

82:2005/09/30(金) 22:43:08

「うちは…この田中れいなは…クラスじゃ不良にもなりきれてない『小ヤンキー』の
レッテルを貼られているっちゃ…つるんでる男のヤンキーもいなけりゃタバコも吸ってないと。
しかも一目惚れした先輩には影でキャーキャー言ってることしかできないへタレたい…
演劇部に入部した動機も、ぶっちゃけ不純っちゃよ…だがなッ!!!」
うちは自らのスタンド、デュエル・エレジーズと共に、国分亜美を指差したと!!
「今は違うッ!!この演劇部、この能力、すべてがれいなの誇りたい!!
そんなくっだらねぇワイロなんかで、くっだらねぇ考えのお前を誇りある演劇部に
『合格』させるわけにゃあいかネェ〜とッ!!」

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!

今決めたと!!
この女、国分亜美は全力でぶっ潰すッ!!!
「そう…そうですか…それなら…」
国分もれいな同様、スタンド『アビス・ガール』を発現させて、れいなを指差したっちゃ!
「死ぬしかないねッ!田中れいな!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!
83:2005/09/30(金) 22:44:44
と、今はここまで
ちょっと人が来るから更新はしばらく後になりそうっちゃ

でも今夜中にこの話は終わらすッ!!!
84名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 22:47:29
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

女か
85名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 23:04:58
保全のほ
86前スレ83:2005/09/30(金) 23:23:58
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーD〜

「さてはて、これからどうするっちゃ?」
れいなは非常に嬉しそうに笑っている。
「そうですね。運転変わってもらえますか?」
雅がそういったや否やれいなはスピードメーターの上につま先で立っていた。
「そうでなきゃイカンばい!」
にこやかに笑いながらみやびをタンデムシートに追いやった。
「にししし。久々の運転だっちゃわいや。」
その言葉に佐紀は只ならぬ不安を感じた。

なつみの後方には憎き「ラッシュ・フォーメン」がいた。
かつての恋人であった男のスタンド。
節操なく女に手を出すそんな男だった。
自分もその一人だ。と思うと無償に腹も立つし、最近なんだか上手く行っている
女がいる。なんて事を聞かされると理屈ではなく、ブッ飛ばしたかった。
ブッ飛ばすならヤツ一人で充分なのに・・・・
と、後方を見るや
ラッシュ・フォーメンが大根おろしのよーに路面で摩り下ろされていた。
幽霊トラックの車輪の下で・・・・
87前スレ83:2005/09/30(金) 23:31:10
今日は疲れたのでここまでおし舞波
取れるときにとっておこうと時間オーバー気味
に仕事したので疲れた。
>>83
乙!がんばって

俺は今、同時進行でほかの話も書いているので内容が貧弱に
なっちゃっています。トホー。
88名無し募集中。。。:2005/09/30(金) 23:48:59
まるで「貧弱ゥゥゥゥゥUUUURYYYYYY」とでも言って欲しいかのようだな
とりあえず乙です
89名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 01:15:01
ほっ
90名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 01:50:16
今日はれいにゃどんたくだな
91名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 02:33:28
ho<ニャー
92:2005/10/01(土) 02:40:23
>>87
乙ッ

いま帰ってきた〜じゃできたらしこる保全
93名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 02:42:21
オカエリナサイ
94:2005/10/01(土) 03:15:34
しこりまーす
95:2005/10/01(土) 03:19:07

「どおぉぉぉぉぉッ!!デュエル・エレジーズッ!!!」
ドギャン!!
れいなはスタンドを発現させると、クソッたれ国分に向かって歩み始めたっちゃ!!
「そんな足で何が出来るっての?見よ、半径2mアビス・ストライク(水く屍攻撃)ッ!」

バッシャアアアン!!

国分のアビス・ガールが三度、部室の床を殴る!!
「さっきから部室をビシャビシャと散らかすんじゃねえとおぉぉぉぉぉッ!!」
「うるさいね!!深淵に引きずりこんだりゃああああああああああッッ!!!!!」

スーッ…フー…シュー…
コオォォォォ…

ダッシュして急接近するとッ!!
「んっどあああッ!!!!」
「な、なにッ!あの足…捻挫だけでは済んでいないはず!!走ってくるだとおおッ!?」
ダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!
「だが忘れたのッ!?半径2mアビス・ストライクを放ったことを…を…なにぃッ!!」
国分の作り出した液化した床の水面に起こした波紋エネルギーと体内の波紋エネルギーを
磁石の同極が反発するような効果を生み出し、アビス・ガールの海域を沈むことなく走ると!!
「深緑色の波紋疾走(ディープグリーンマウンテン・オーバードライブ)ッ!!!!」
「うおぉぉッ!!アビス・ガールッ!!!」

ドッコォォォォッ!!バチバチッ!!!!!

その一瞬の間に、液化した床を巻き上げ、スタンドの両腕に纏わせ元の硬さに
戻した床の『盾』で国分はれいなの波紋疾走をガードしたっちゃッ!!
な、なんて速さたい…。
96:2005/10/01(土) 03:24:49

「おっおっおっ…ビリッときたあああああッ!!!」
だが波紋の勢いで殴った力は抑え切れなかったようっちゃ。
国分は部室の壁に背中からつっこんで行ったと!!
背中から壁に激突する衝撃はかなりのもののはずっちゃ!!
「アビス・ガールッ!!!」

バシャアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!

「な、なに…吹っ飛びながらも背後の壁を殴るなんて…ッ!!」
ヤツがギリギリ殴った壁は当然液化し、そのまま吹っ飛んできた彼女は水中に
飛び込んだかのように沈んだっちゃ!!
そして、壁から体を半分出して、れいなを睨んできたと。
なんという瞬発力…恐ろしいたい。
「…ふぅ、危なかった。それがあんたの能力?今ビリッときたのが」
「ちっ…」
「私の作り出した水の上を歩くなんてけったいな事しやがって…見てなよ」
国分は壁から体を半分出したまま、上へ上へと上っていく。
「な…なにをするつもりっちゃ!!」
「液化した壁の足元をもとの硬さに戻して、上方をアビス・ガールで液化して
自動的にせりあがらせる…名づけてアビス・エレベーター」
そしてついに国分は天井まで到達したっちゃ。
上から見下ろされるこの気分、胸糞悪いとよ。
「上から見下ろすこの気分…心底気持ちいいわ」
「降りてこんかッ!!」
「ふふ、悪いけどもう勝負はついたも同然。演劇部ったって、所詮こんなもんか。
この調子じゃみんな合格しそうだね」
ヤツを…国分を引きずり下ろすたい。
壁に波紋を流して追い出すか…いや、ヤツの真下に行くのはまずいっちゃ。
下っていうのは、どんな時でも不利になるたい…どうするか…ッ!!
97:2005/10/01(土) 03:28:12
「あなたは今、私をどうやって引きずり下ろそうか考えてるでしょ?」
げえっ!バレてるッ!!?
「当たったみたいだね。でももう遅いよ、アビス・ガール!!!」
バシャアアン!!!
て、天井を殴ったとッ!!
射程距離は…ハッ!!?
国分とは2mは離れてる。だが、アビス・ガールの殴った天井はれいなの
真上まで能力の影響を及ぼしていたとッ!!
「天井を…水にッ!?」
「勝負あったね。そのまま液化した天井の滴に貫かれて逝っちまいなァッ!!」
う、うおぉぉぉぉぉッ!!
天井が…液化して落ちてくる!!しかも元の硬さに戻りつつっちゃ!!!
潰されるわけにはいかんと…ッ!!
「デュエル・エレジーズッ!!どららららららあッ!!!!」
落ちてくる天井の滴を破壊!!身を守って…
「おしまいッ☆」
その落ちてくる天井に隠れて、国分があたしの前に落下してきたっちゃ!!
「な…に…ッ?」
れいなは上に両腕を上げて落ちてくる天井を砕いていたので、胴体はガラ空きたい!!
こ、これは…!!初めからこれを狙って…ッ!!!!?
「アビィス…ガアァァァァァァァァルッッ!!!!!!!!!」

ドグショオッ!!

国分の全身全霊を込めたパンチは、見事れいなの腹に入れられちまったと。
「田中れいなさん…勝負事ってのはね、常に一手先を読むの。
まあ今回のあんたの一番の失敗は、戦う前に一手先を読まなかったってことね。
『負ける』って事が読めなかった結果、あなたは『死ぬ』わけよ」
が…はッ…れいなの体は…崩れてしまうと?
国分はれいなに背を向けると、うちに別れを告げた。

「お疲れ様。死体はこの部室の床に沈めてあげる…」
98:2005/10/01(土) 03:28:54
ちょっと風呂はいってくる!!
保全しとくか
99名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 03:55:22
風呂で寝たら逝くぞ
100:2005/10/01(土) 04:57:50
できたーッ!!
人いないけど行くぜ
101:2005/10/01(土) 05:03:09

「さてと…とりあえず寺田ティーチャーに報告して、入部させてもらったら…
あとは私を待ってるのはエースの座だけよ…」
「私が…この国分亜美が…この演劇部を変えてやる…」

「『殴ったものを一時的に液化する能力』…か」
「…えッ!?」
国分亜美は振り返ると、ヤツは驚愕の表情でれいなを見たッちゃ。
それも、そうたい…こいつは今、れいなが液化して死んでると思っとったに
違いないンだから。
「た、田中れいな!!?な、何でッ!?」
「『似ている』っちゃ…あんたの『アビス・ガール』とれいなの『デュエル・エレジーズ』…
ホントよく似ているっちゃ…似ているけど…まったく逆の性質たい…」
「あ、あんた…ッ!!一体何を言って…?」
「磁石のN極とS極が反発するように、炎と氷のように…対となる能力たい。
あんたのおかげで、少しれいなも成長したっちゃ」
「だ、だから何を言ってんの…?」
無言で制服の上着を捲り、れいなの殴られた場所を、国分に見せ付けてやる。
「なっ…なんだこれはああッ!!なんなのよ!その身体は…ッ!!!」
これが、れいなの覚悟たい…国分に殴られた場所が液化を始める瞬間、殴られた
場所をデュエル・エレジーズで殴って石化して固めたっちゃよ。
おそらく、れいなの石化が解ける前にこいつの液化の効果が解けるっちゃ。
だから、こいつとれいなの能力は似ているとよ…物質だろうと生物だろうと、
一時的に変化させる点に関して。
102:2005/10/01(土) 05:04:20
「お前の負けッちゃ」
「は…あはは…ちょっとびびっちゃったけど、なんてことないわ。要するに、
もう一回叩きこみゃいい話じゃん。アビス・ガールッ!!」
ドヒュン!!
国分のスタンドが床を殴りつけ、その水しぶきをれいなに向かってかけてきたと。
「どうさッ!!」
「橙色の波紋疾走(サンライトオレンジ・オーバードライブ)ッ!!」

バッシャアアアアアン…

れいなの波紋も調子いいっちゃ。
国分の作り出した、床を液化して作った水しぶきを一撃で全部弾いてやったと。
「う、うお…」
来た来た…水を全て弾かれるなんて思ってなかったとね、きっと。
国分亜美は勢いよくれいなに突っ込んできたっちゃ。
「アビス・ガアァァァァァルッ!!!!!!!!」
「デュエル・エレジイィィィィィィッッッッズ!!!!!!!!!!!!!」

メシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
103:2005/10/01(土) 05:05:41

「『一手先を読む』…か。あんたの言ったことは正しかったと」

ビ…ビキビキビキッ!!
がむしゃらに殴りかかってきた国分の右ストレートをかわし、国分の左腕に
カウンターで右の拳を叩き込んでやったっちゃ!!
「あっあっ…イヤ…私の腕が…石に…ッ!!!!!!?」
「ほらほら、自分で腕を殴って液化させたらどうっちゃね?」
「そ、そんなことしたら…腕が溶けてなくなっちゃうよ…ッ!!!!」
「それが、あんたとれいなの覚悟の違いたい…」
審査の結果は…出たッちゃね。
「発表すると。1年A組、国分亜美…不合格ッ!!!!」

104:2005/10/01(土) 05:06:42

「ふ、不合格…だって?この…私が?」
なんだっつーとねコイツは。
まさか、まだれいなとやろうとしてるんと?

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「認めない…私はエースになるんだ…ア、アビス・ガアアアッ…」
「くどいっちゃ!!」
バキッ!!
「ア…アビス…」
「しつこいとよッ!!」
ゴキッ!!
「ア…アビ…」
「なんだっつーとね!!」
メシャアッ!!

「もう審査は終わったと!!『不合格』ッ!!あと何回言えばわかるとね!?」
「ご、5回…」
よーしわかったと。
ホント、その執念となめた根性だけは認めるッちゃ。

ドカバキズコボカメキャッ!!!!!!!

105:2005/10/01(土) 05:11:35

ハァハァ…5回、しっかりぶん殴らせてもらったと…これで…
「ア、ア、アビス・ガァ…」
「お、おいオメエェェェェェッ!!!!5回でわかるっつったじゃねえかッ!!」
「エースに…なッ…て…ッ!!」
マジで切れたっちゃ!!!
「あんたみたいなヤツは、やっぱ口で言ってもダメみたいっちゃね…食らうとよ!!」
美貴姉ッ!!あんたの技、ちょっと真似させてもらうっちゃよッ!!!

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!!!!ソリソリソリソリソリソリソリ
リソリソリソリソリソリソリソリソリソリソリソリソリ…!!!!!!!!!!」
ドカバキメシャゴキドカバキメシャゴキドカバキメシャゴキ…

「ソリ!!ソリ!!!!!」
バキィッ!!!!!!!ゴキィッ!!!!!!

「ソリッド・ファイ(硬まりな)」

ドッギャアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!

『ア…ギ…』
「石になって反省してろ、アホんだら」

こうして、れいなが審査したラッキー7オーディションは『該当者なし』と
いう結果で終わったっちゃ。
ところでこの部室、どうしよう…デコボコになっちゃったと。


国分亜美 再起不能
スタンド名:アビス・ガール

TO BE CONTINUED…
106:2005/10/01(土) 05:13:33
うへへへへへ射精完了
やっぱバトルは楽しいw

でも眠くなってきたぜorz
107:2005/10/01(土) 05:38:36
スタンド名:アビス・ガール
本体:国分亜美

破壊力:C
スピード:A
射程距離:E(2メートル)
持続力:D
精密動作性:D
成長性:D

能力…殴ったものを射程距離に関係なく一時的に液化する。
    殴る強さによって、液化したものの硬化時間(元に戻る)は変わるようだ。
108:2005/10/01(土) 05:40:19
ヒトイネw
じゃあおやすみなさい
ああ、読んでもらえますようにorz
109名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 05:40:35
1さんオナヌー乙!
110前スレ83:2005/10/01(土) 06:02:24
>>108
乙!
111名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 06:26:06
そういや該当者無しってのがあったっけか・・・良くは知らないんだけど
じゃミラクルはお預けかあ・・・ちと残念
伊崎兄弟達は次エピへの伏線なのかな?
何はともあれ乙です!
112名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 08:06:56
いっちょ!ひさしぶりに男の友情!
保全でもするかあッ!
113名無し草:2005/10/01(土) 08:11:19
難民ってどれぐらいで保全すればいいんだ
114名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 08:16:41
狼ぐらいでいいんじゃない?
もはや 難民=狼 だし
115名無し草:2005/10/01(土) 08:42:08
おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!! 相変わらずれいにゃのバトルは鳥肌モノですね
1氏、乙です!
116名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 09:10:03
れいにゃは波紋とセットだからやっぱりつよいな
波紋修行編とかもよさそうだ
117名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 12:02:45
ほぜんんんんんんんんんんんん
118名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 13:24:54
誰か保全してくれエエエエエエエエエエエエ
119:2005/10/01(土) 14:06:20
今起きた保全
なんか不安だな
120前スレ83:2005/10/01(土) 14:30:14
>>119
岡πよー。
とりあえず保全!!!
121:2005/10/01(土) 15:04:32
いま昨日書いたやつ読み直してたら、とんでもねー間違いに気づいたorz
122名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 15:09:36
>>121
ぬ?不安ってそれの事?どこどこ?
1部修正なら利くんじゃない?誤字とかもまとめでは直ってたりするし
123:2005/10/01(土) 15:26:56
>>122
いや、不安ってのはどんくらいで落ちるのかなーってことなんだけどさ
マジバカすぎる間違いで自分で笑っちまったorz

「磁石のN極とS極が反発するように、炎と氷のように…対となる能力たい。
あんたのおかげで、少しれいなも成長したっちゃ」

'`,、('∀`) '`,、 

訂正
「磁石のN極とS極が引かれあうようにうちらは出会ったんっちゃね。炎と〜

124名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 15:33:17
なるほど!!気が付かんかった俺もorz
先に発見しとけば図書券もらえたかもなあ・・・そりゃ地図か
125名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 15:53:18
>安倍なつみの後方には「ラッシュ・フォーメン」と「GOODBYE・SUMMERGUY」が迫っていた。

「GOODBYE・SUMMERGUY」ってトラックのこと?
ならどうやって名前わかったの?
126:2005/10/01(土) 16:05:49

必殺技w

藤本…ゴールデンゴール決めてVVVVV
小川…ユーキャンドゥ
高橋…おちょきんしねまー
三好…SuRiSuRiSuRiSuRiSuRiSURIVER
安倍…ちゅらららららららららららららあッ
亀井…デラデラデラデラデラックス
田中…ソリソリソリソリソリッド・ファイ(硬まりな)

次のネタは微妙に考え付いたんだがうまく話が固まらない
127名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 16:23:52
>>125
あーそれは俺も思った
まあ3部のケニーGとかTHE SUNの人みたいに気にしないことにしたけど
128名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 16:30:29
トラックの腹にでかでかとペイントしてあるとか
129:2005/10/01(土) 17:27:50
一人称じゃないからアリじゃない?
いま名前出さないと、後々本体出てきたとき困りそうだし
130:2005/10/01(土) 17:59:01
何この種死の終わり方orz
131前スレ83:2005/10/01(土) 19:11:34
>>123
修正しといたよー。
>>125
>>127
>>128
不本意ながら引っ張ってしまっているネタなので
小出しにネタをばらしている風にスタンド名を
公表しました>>129的な事も有るのですが。
132:2005/10/01(土) 19:14:49
>>131
修正d!!
133:2005/10/01(土) 20:01:48
新作ちょっとだけできたw
射精する
134:2005/10/01(土) 20:06:07

銀色の永遠 〜指令;「エースを狙え」(前編)〜


私はいつの頃からか、不思議な能力を身に付けていた。
それは生まれついてのものなのか、私にはわからないが、楽しい時、嬉しいとき、
辛いとき、淋しいとき、いつも私の側にいて、支えてくれた。
その七人の小人は、性格こそ皆違えど、どれも私の大切な一部だった。

私は親の転勤で、とある町に引っ越すことになった。
その町の名は杜王町。
S市に勤めることになったお父さんは、S市のベッドタウンであるこの町を、
とても絶賛していた。
ちなみに町の花はフクジュソウ。
特産品は牛タンの味噌漬けである。
だが、中学生の私にはどれもどうでもいいことばかりで、引っ越してきた
当日は座敷布団の中で故郷を、仲間を思い出し、泣いていた。
『コハルゥー、泣カナイデヨー、アタシマデ悲シクナッテキタヨーウワーン!!!』
『元気ダセヨォー、オレタチガ居ルジャネーカヨォー』
『コハルゥー』
『コハルタン!ハァハァ!!』
そんな私を彼らはいつものように慰めてくれた。

彼らは、私が唯一心を許している友達だ。彼ら以上の友達はいない。
なぜなら、私の友達には彼らが見えないからだ。奇妙なことだが…。
135:2005/10/01(土) 20:07:45
まだこれだけ
やべえ、読んだらつまんないかもしれんが書いてておもしれー
久々に一日一話が実現しそう!!
136前スレ83:2005/10/01(土) 20:07:53
小春タンキッターーーーーーーーー!!!!!
137前スレ83:2005/10/01(土) 20:16:31
>>135
おぉッ!期待しております。

DMCの途中ですが時事ネタとして新しいのを
うpりたいと思うのですが。
今回は「銀色の永遠」の看板はハズさせてもらいます。
世界観ブチ壊す話なのでどこにも繋がらないという事で。
138前スレ83:2005/10/01(土) 20:17:26
10月2日 @

die side:黒衣の少女

気が付いたらここにいた。
自分が何なのか、どこから来たのか、良くわからない。
鏡にも映らないのでどんな顔をしているのかも解らない。

ただ解るのはここに、この町で私は生きていた事だ。

探せば、きっと解るはずなんだ。私の名前も私自身も

alive side:嗣永桃子

舞波が居なくなってから1ヶ月が過ぎた。
探索も空しく、舞波は見つからない。
舞波は誰にも言わなかったけれど、一人で能力者を調べるなんて危険な事をしていた。

舞波はあの「スーツの男」に・・・・・・・殺されたんだ。
139前スレ83:2005/10/01(土) 20:17:59
「で、わたし達にどうしろって?」
夏焼雅は私のほうを見ないでそう答えた。
「どうしろって!そんな言い方は無いんじゃないのッ?」
私は雅の冷たすぎる言動に思わず制服の襟首を掴み掛かってしまった。
「やめなよ。桃子。これは・・・どうにも出来ないよ・・・・その「スーツの男」だって見つからないし。」
清水佐紀は私の手を取りなだめるように言った。
「そうだよ。もも。舞波の能力の事を良く解っているなら。どんなのが相手か解るんじゃないの?」
須藤茉麻が続けてそう言った。
「あたしたちじゃ勝てないだけじゃなくて死人がでるよ。」
熊井友理奈の言葉に反論出来なかった。
「みんな、悔しくないわけじゃないよ。」
徳永千奈美の言葉も解りたくなかった。
「このままだったら、私たちは舞波を見殺しにしたのと同じじゃないッ!」
「見殺しになんかして無いよ。桃はみんなのことをそんな風に思っているの?」
菅谷梨沙子の言葉は自分の焦りを見透かされているようだった。

私はその場から走り去った。
140前スレ83:2005/10/01(土) 20:18:41
10月2日  A

die side:黒衣の少女

私を知っているのは誰だろう?
家族は居るのだろうか?友達は?

解らないから探しているのに・・・
探しているのに見つかるのだろうか?

私は・・・・
141前スレ83:2005/10/01(土) 20:19:31
alive side:夏焼雅

「何なの?アイツ。舞波の事・・・誰も悔しく無い訳無いじゃないッ」
私は硬く、硬く拳を握り閉めた。
「しょうがないよ。みや・・・一番仲が良かったの桃じゃない。私たち以上にそう感じるんだよ。」
佐紀は私の拳をにぎってなだめた。
「そう・・・そうだね。」
私はその場を離れ
「放っておくと心配だから・・・」
と言って桃子の後を追った。

私だって舞波を殺ったヤツは憎い。
だけど、相手を見つけようにも舞波以外、誰もそんな能力を持っていないし
この1ヶ月、件の「スーツの男」は発見出来ていない。
佐紀の言う様に「どうにも出来ない」状態なのだ・・・・・・。

「桃ってこんなに足が速かったかな?」
すっかり見失ってしまった。
「あっ!」
   ドッ!
「ごめんなさい!」
「・・・・・・・いや、大丈夫だ。」
桃子を探す余り、前を見ずに歩いていたのでぶつかってしまった。
「これ、落としましたよ・・・」
そう言って私はサラリーマン風の男に
ボーリングの爪切りを渡した。
142前スレ83:2005/10/01(土) 20:24:59
とりあえずここまで
143:2005/10/01(土) 20:38:22
>>142
乙!!
ボーリングの爪切りガタガタ

余談ではあるが、小春の性格や趣味がよくわからんからすげー勝手に書いてる
小春ヲタにはスマソ
144:2005/10/01(土) 21:37:24
人いね〜なおい
まあしこるよw
145:2005/10/01(土) 21:39:11

私はぶどうヶ丘中学に転入することになった。
どうやら高校と繋がっているらしく、高校の人たちとの交流も多いらしい。
転入手続きで学校へ行った際、ある一人の先生に不思議に出会った。
「君、ええな」
その一言だけ言って、彼は去っていった。
なんだというのだろうか?そっちの気がある先生なのだろうか?
だが、私はそんな些細なことを気にする女ではない。
人の好みなど十人十色、よくあることだ。
そんなことより、この学校には私の『彼ら』が見える人はいるのだろうか?
きっと、いないであろう…。

146:2005/10/01(土) 21:40:59

私はよく、80年代後半のアイドルみたいな顔をしていると、よく言われる。
好きなファッションもそうだ。何気ないシャツとGパンをさらりと着こなす。
そしてセットアップのGジャンを羽織り、私は杜王町の駅前で一人、ギターを奏でていた。
私は、いつかミラクルな大スターになるのだ。
最初は、帰宅のために人がいっぱいいる駅前で緊張してまともに唄えると思えなかった。
ギターのコードも間違えるだろう、と思っていた。
だが、そこは未来のミラクルな大スターの私だ。
極度の緊張も、唄い始めればすべて消え去った。
『素敵ヨォーコハルゥー!!』
『カッコイイゼコハルゥーッ!!』
『サスガハ俺タチノ御主人ダゼ!!』
『キット<ミラクル>な大スターにナレルッ』
『コハルタンハァ━━━━━━ン!!!!!!!!!!!』
彼らも私を見守っていてくれる。
そうして私は、駅前で自分の歌に酔いしれていた。
今でこそ誰も私を気にもとめないが、いつかは釘付けにしてやる。
スカウトでもなんでも来い。私はいつかミラクルな会場で、ミラクルな舞台のもとに、
ミラクルな衣裳をまとい、ミラクルな数の観客を前にして、ミラクルビームを放つのだ。
147:2005/10/01(土) 21:44:09

「つぎ〜のォ…やぁすみ〜にぃ…『すこし』会えるかなぁあ〜…♪」

パチパチパチパチパチパチ…
私がサビへ入ろうとしたまさにその時、一人の男性が私に壮大な拍手を送ってきた。
「ブラボーッ!!おぉ…ブラボーッ!!!!」
冷やかしだろうか?サビくらい唄わせて欲しいものだ。
…いや、それくらいでギターを弾く手を止めた私がまだまだアマちゃんなのかもしれない。
「君、やっぱええな」
「…あなたは確か」
そうだ、思い出した。
転入手続きで学校へ行ったときに、私に「君、ええな」と奇妙な台詞を吐いた男性の教師だ。
「久住小春ちゃんやな?」
「そうですけど」
「やはり、ワイの見込んだ通りや…」
端から見たら、危ない光景である。
派手なスーツの茶髪男性教師と、私服の中学一年生。
は…るの…木漏れ日の…中で…そんなフレーズが思い浮かんだ。
危ない、危なすぎる。
お巡りさんが来たら、私には言い訳する自信はない。
「うむ、そのお口もチャーミングや」
「何の用ですか?」
「俺な、ぶどうヶ丘高校中学の、演劇部の顧問や。どや、演劇部に入らんか?」
なんだ、部活の勧誘か。
たかだか部活の勧誘に顧問が出てくるとは、よほど部員がいないのだろうか?
148:2005/10/01(土) 21:45:54

「今の演劇部じゃな、まだ力不足なんや。ワイは『ミラクルエース』を探している」
ミラクルエースか。
この男性教師には私がミラクルに見えたのだろうか。
だとしたら…ふふ、よくわかっている。
見る目がある。
だが。
「すいません。私は部活をやる暇などはありません。何故なら私はミラクルな大スターに
なるという夢があるからです。よって、中学校の部活動に時間を裂く事はできないのです」
私は、例えどんなに年上の男性だろうと断る時はちゃんと断る。
ミラクルな大スターになる私に『曖昧』の二文字はない。
さて、帰宅のラッシュも緩やかになってきた。
今日は帰ろう、晩ご飯なにかな。
「なんや、もう終わりかいな」
「さようなら」
私はギターをケースにしまい、肩にかけると杜王駅を後にした。

「えーっと…確かこの路地裏を突っ切った方が家近いんだったな」
新しい町というのは慣れるまでが大変だ。しっかり覚えて歩かなくては。
私は人気のない路地へと身を進めた。

149:2005/10/01(土) 21:46:51

(久住小春か…ヤツには才能がある…直感でわかる…アイツは…『後藤真希』と
同じ匂いがする…どれ…このエジプトで老婆から貰い受けたこの弓矢で、お前も能力を
発現させるんや…矢はすでに久住、お前を選んでいるッ!!)

ビュンッ!!!
パッキィィィィッン!!!!
「いてッ!!」

(な、なにいッ!!?矢が突き刺さらないやと!?あの女…どうなっってるんや…
矢に選ばれたというのに…弾くなんて…!!!??)


「ん、うなじから血が出てる、どっかにひっかけたのかな?」

150:2005/10/01(土) 21:59:23

私はこの杜王町で、また故郷・新潟と同じようにミラクルな大スターを目指すのだ。
明日からは、夢のバス通学が待っている。
ジャージ、ヘルメット、自転車の3神器を使わなくなるのは淋しいが、それも
私がミラクルな大スターに着実と近づいている証だろう。
「『ミラクル・ビスケッツ』!!」
私は彼らを呼んだ。
『ドウシタノ?コハルゥー』
『イカシテルゼコハルゥー!』
『ドウシタ?首スジ怪我シテンゼッ!コハルゥー!!』
『ハァハァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
君たちは、私の誇りだ。
「ミラクル・ビスケッツのみんな…私はこの町で『ミラクルな大スター』に
なるからね。しっかり見ていて」

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!

『ヒャッホオォォォォォウッ!!イイゼコハルゥーッ!!』
『期待シテルワヨッ!コハルゥーッ!!!』
『コハルタン!ハアァァァァァァァァァァァッッッッン!!!!!!!!!!!!!!!』

私には七人の小人『ミラクル・ビスケッツ』がついている。
私は、絶対にミラクルな大スターになるッ!!!!!!!!!!


TO BE CONTINUED…
151:2005/10/01(土) 22:00:19

前半終了

後半にご期待ください…
152前スレ83:2005/10/01(土) 22:14:43
>>151
前半 乙です!
ミラクル・ビスケッツNo4か5は
随分とキモヲタ風味ですねw
153:2005/10/01(土) 22:36:48
風呂上りッ!!
次は後編じゃないや間違えた中編だった

>>152
キモヲタのビスケッツが、書いてて面白くてしょーがないw
154:2005/10/01(土) 23:07:23
わりい!!
友達の呼び出しかかったから今日はここまでさらば!!
155前スレ83:2005/10/01(土) 23:13:27
>>154
ByeBye またね。
156前スレ83:2005/10/01(土) 23:14:54
10月2日   B

die side:黒衣の少女

学校へ行ってみる事にした。
多分、わたしは生きていれば学生だった。と思う。
行けばきっと何か解るかも知れない。そう思えた。
いま、制服を着た娘が隣を通りすぎた。
その先に学校があるのだろう。

・・・・・いま通りすぎた娘。なんだか気になるな・・・・
157前スレ83:2005/10/01(土) 23:15:28
alive side:須藤茉麻

雅を追って佐紀まで行ってしまった。
正直、残された私達は何をすればいいのかと言いたかった。
「どうしょっか?」
「どうするも、こうするも、みやがももを連れて来るのを待つしかないジャン」
千奈美の意見も、もっともだと思うけど・・・・
「ここでジッとしているのは何だか」
「舞波が居ないんだからバラバラに出てったらハグれるよ。」
友理奈の言葉に塞がれた。

思えば私達は何と言うバランスの元で成り立っていたのだろう。
自分たちの不得意や不足している能力をお互いで補完し合っていたのだ。
一人欠けても私達はダメだったのだ。
舞波がいたからこそ安心できた展開がまま有る。
この先、7人でやっていけるのか?
それが私の心を重くする。

「大丈夫だよ。そんなに心配しなくて大丈夫だよ。」
梨沙子の心配も有りがたい・・・けど。

私はぼんやりと校門のほうを見た。

何だろう・・・・アレは
158前スレ83:2005/10/01(土) 23:19:45
今日はここまでおし舞波♪
159名無し募集中。。。:2005/10/01(土) 23:36:31
乙!
よおーしっ!落ちないように
保全するぜえぇぇぇぇッ!!!!!!!
160前スレ83:2005/10/01(土) 23:40:54
>>159
保全!期待してまっせ〜。
マジで流れが速くなって来た気がするから
ちょっと怖くなってきていますからね〜。
161名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 01:02:19
なんかすげー下がってるから一応保全
162名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 01:58:59
1は青春をエンジョイしてるね
163名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 02:13:10
164名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 02:22:45
また気になるところで切るなー
165名無し草:2005/10/02(日) 02:35:09
。・゚・(つД`)・゚・。
166名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 03:04:45
保全スマーィ
167N.O.:2005/10/02(日) 03:12:21
ミラクル星からやってきたヌ・コハルゾ・ンシ
168名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 03:55:05
ミラクルビスケッツの能力やいかに
169前スレ83:2005/10/02(日) 05:08:55
保全
170名無し草:2005/10/02(日) 07:04:44
8人Berryz最後の朝保全
171名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 07:51:26
172:2005/10/02(日) 07:52:02
ただいまあさ保全
保全してくれてた人たちありがとう
>>167
ニューオーダーさん、オナニー具合どう?

余談だが、さっきカラオケで始めて倖田のバタフライを全部ちゃんと聞いた
プロモえろえろだし、ファンになりそうw
173名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 08:04:54
前スレさんの今のやつが気になってしょうがない!
やっぱ今日(10/2)という日に意味があるんだろうからなー
正直ベリはあまり知らないけどファン心理くらいは理解できるからね
何か切ないわけですよ
174名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 08:31:31
ビスケッツおもれー!!ハァ━━━━━━;´Д`━━━━━━ン!!!!
俺最初>>145の先生ってなぜかピコーン!の人かと思っちゃったんだけど
そういやあの人って出すならどういう役回りになるんだろうね
かなり普通では無さそうだけど・・・・・・
175名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 10:56:20
保全する波紋疾走
176名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 11:48:48
駄目だッ我慢できねえ!
保全するッ!
177名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 13:10:49
保全する…今保全するって言ったのか?
178名無し草:2005/10/02(日) 14:34:30
東京厚生出発前保全
179:2005/10/02(日) 16:04:46
おは保全
180:2005/10/02(日) 16:51:52
バイト行ってきます保全
181名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 17:02:56
保守ッッッ!!!
182名無し草:2005/10/02(日) 18:07:49
保る保ーす
183名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 18:26:11
>>174
いや、ピッコーンの人であってると思うけど?
184名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 19:11:06
ヒマすぎるから・・・
保全しちゃった
185名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 20:46:05
保全スマーィ
186名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 21:14:12
>>183
いや・・・ありがとう!!
本名なのかッ!?初めて知ったよ!!マジでッ!!
ずっと寺田って誰だ?・・・って感じで読んでたよorz
まあそれでも十分に楽しめてたけどまた違う見方で楽しめるわ・・・感謝ッ!!
187前スレ83:2005/10/02(日) 21:19:34
0月2日  C

die side:黒衣の少女

少し歩くとさっきの女の子が出て来たであろう校門に着いた。
「ぶどうヶ丘中学校」
コレに見覚えがある!
きっと私が通っていた所だ!
あそこに居る子達も、もしかしたら知り合いなのかもしれない。
188前スレ83:2005/10/02(日) 21:20:08
alive side:熊井友理奈

茉麻の指さすほうを見た。
校門の所に、黒い陽炎のようなものが動いている。

「スタンドだッ!」

射程距離の短い梨沙子を囲むように陣を組む。
私は「フィール・イージー」を人型に「設定」して警戒をした。
「ちなッ!」
「今、やってる!目標の2m手前ッ!」
相方、千奈美の潜水艦形スタンド「シークレット・ディーヴァ」の潜望鏡が地面から出ている。
「どう?」
「・・・・・今、感知してるけど・・・・」
「・・・・・・」
千奈美の顔が青ざめる。
「どうしょう・・・・スタンドじゃぁ・・・無いよ・・・・」
スタンドじゃ無い?じゃあ何なんだろう?
え・・・待って、もしかして?
そう考えている間に陽炎が接近してきた。
ス・・・・スタンドの攻撃がオバケに通じるのだろうか?
私がフィール・イージーで攻撃を試みようとした、その時だった。
「舞波!」
「舞波?」
梨沙子のその言葉は私を止めた。
陽炎が私達の所でゆらめいた。
「舞波・・・・なの?」
陽炎は嬉しそうにゆらめいた。
189前スレ83:2005/10/02(日) 21:41:13
とりあえずここまで。
風呂上りにまた。
>>173
どうも。今日で舞波とはもう二度と遭う事は無い
と思うと形容し難い気分ですね。
生で見てキャワス!とかいって
舞波に入れ揚げ始めた矢先だったし。
話の方はすでに暴走してしまっているので
結末以外はもうどうなるか解りません。
川尻浩作とみやびが遭遇することは考えていなかったし
手が勝手に動くような状態になっています。
190名無し草:2005/10/02(日) 21:57:03
舞波みたいな変わった子がいないと楽しくないよ
ユニットとかグループってのははみ出しものがいてこそだと思うね
191名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 22:31:37
192:2005/10/02(日) 22:38:04
バイト帰宅ッ
>>189
乙!!
手が勝手に動くなんて最高じゃないっすか!!
まさにオナニーだw
193名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 22:57:00
そういやスタンド解説の画像が更新されてないな
何気に楽しみなんだが
194名無し募集中。。。:2005/10/02(日) 23:23:42
長い風呂だな
195:2005/10/02(日) 23:30:58
>>193
国分亜美の画像がどこにあるかわからなくて…orz
保全がてら適当にジョジョッぽい画像うpするよ

石川梨華VS道重さゆみ
http://junkame.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img/492.jpg
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ではオナニーする
196:2005/10/02(日) 23:33:16

銀色の永遠 〜指令;「エースを狙え」(中編)〜

めんどくさいことになった。
演劇部に入部する時、梨華ちゃんをぶっ飛ばしたじゃん?
あたしもあん時は必死だったもんだから、全力でボコボコにしちゃったんだよね。
右手の指5本もぐっちゃぐちゃにしちゃったし。
で、あの子は今も入院してんだけど、どうも秋の文化祭までに完治しそうに
ないみたいなのね。
それで、しょうがないから彼女は演劇部の別枠である『美勇伝』っていう
活動に専念することにしたみたいなんだけど(つっても、その一人である三好絵梨華も
ぶっ飛ばして病院送りにしちゃったけどw)…。
どうも、そのツケが今になって返ってきた。
学校に来て早々寺田先生に呼び出されてさ、今のメンバーじゃ人数が足りないって
言われてさー。
最近『ラッキー7オーディション』っていう名のコードネームで新入部員を模索した
らしんだけど、その該当者になれそうな生徒も、後輩のれいなが再起不能にさせちゃって
『該当者なし』って結果に終わっちゃったのよ。
さゆに聞いた話だと、れいながボコした生徒、なんと三日間も部室で石になってたらしい。
アイツは怒らせちゃいけねーな。危ねぇ危ねぇ。
197:2005/10/02(日) 23:37:59

まぁそんなわけで、梨華ちゃんを再起不能にして『人数不足』っていう事態を
巻き起こしたあたしに、寺田先生から直々に部員の勧誘を行えという指示が出た。
勧誘といっても、杖助や億泰の時のようにちゃんと相手は決まっているらしい。
ただ一つ彼らのときと違うのは、絶対に入部させなければならないという事だ。
なんか、失敗は許さないとか言われたし。
「久住小春…か」
あたしは昼休みの屋上で、その中等部の女子生徒の唯一の手掛かりである写真を眺めていた。
「なんだか昔のアイドルみてーな顔だな」
寺田先生はこの女の子に一体何を見たんだろう。
話によれば、この子は昨日転入手続きを済ませて、今日からこの学校の中等部に
通い始めたらしい。
うーん、ホントあの先生はこの子に何を見たんだか気になってくる。
まさか、こーいう子が趣味なんじゃないか?
よくよく考えると、この学校の演劇部のメンバーって、あのおっさんの趣味で
成り立ってるような気がしなくもない。
って、んなわけないか。俺らはナイフをどうとか言ってたしね。
たぶん、スタンド使いなんだろうなこの久住小春って子。
一目見て気にいるほど強力なスタンドを持ってるに違いない。
「スタンド使いと関わんのはゴメンなんだけどな…ちぇッ」
こんなとこで愚痴っててもしょうがないか。
時間もまだまだあるし、会いに行ってみっかな。
198前スレ83:2005/10/02(日) 23:38:24
10月2日    D

die side:石村舞波

「石村舞波」
そうだ!これが私の名前だ!
炭酸飲料の缶ブタを開けたようにアタマの中がスッキリしてくる。
私の名前を呼んでくれたのだから私の知り合いなのだろう。
彼女たちと居ればもっと自分の事を思い出せるハズ。

でも変だな。あの子がいない・・・
あれ?   あの子って誰だっけ?
199:2005/10/02(日) 23:38:46
いまはこんだけ
じゃ風呂入りますノシ
200前スレ83:2005/10/02(日) 23:39:07
live side:菅谷梨沙子

梨沙子はスタンド能力を身に付ける前から普通の人には見えないものが見えていた。
そのおかげで随分と変わり者扱いを受けていたが能力を身に付けてからは
「そういう友達」も出来たし、見えていたものはスタンドだったという風に思い込んでいた。

だが、この黒い陽炎は間違いなく石村舞波そのものである。
舞波が戻ってきてくれたのだ。うれしい、また遭えて本当に嬉しかった。
「舞波・・・・おかえり・・・」
この言葉に陽炎はうなずく様にゆらめいて見せた。

「舞波」「まいは」「舞波ッ!」
茉麻たちは次々に陽炎に話しかけた。
舞波はゆらめいて見せた。

「そうだ。ももちに遭わせてやろうよ。」
舞波がここにいるなら一番遭いたいのは桃子だろう。
そう思った私は居ても立っても居られなくなった。
「え?」
呆けた茉麻たちを尻目に
私は走りだした。
201前スレ83:2005/10/02(日) 23:59:18
今、書きながら寝ちゃったよ
そういうわけで今日はここまでおし舞波!

>>190
そうですね。あれだけ挙動に注目が集まるのも
珍しいと思いますよ。SM○Pでいったら完全にゴロー役
だったのに・・・・。本当に残念だよ。
>>192
乙です!
小春編(中)ですね!
勝手に手が動くんですが、ええそんな展開にするの?
って自分で書いててそう思ってしまう位、自由すぎますね。
>>193
明日、休みだからまとめて作業します。まとめサイトなだけに
うぁあ寒い。
>>194
すまん書きながら寝てたよ。
>>195
亜美タン画像って探せばまだ見つかるかなぁ?
202名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 00:16:13
>>201
乙です!!リフレッシュしてくださいッ!!
寝てても手が勝手に動いてたら良かったのに・・・w
前スレ氏もやる事多そうだしみんなもそれらしい画像探してみようぜ!!
203名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 00:19:38
ミステリ小説スレも作者復帰したんだね
204名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 00:32:20
藤本と後藤はあのジョジョ絵のやつが良いと思うんだけど・・・その前に解説か
あとWとメロンがあったんだっけか?
205:2005/10/03(月) 00:37:16
>>201
乙ッ!!
後はまかしてくれい!!!
>>202
そうしてもらえると助かりんこ

ではちょっとだけだけどまた射精
206:2005/10/03(月) 00:38:25

そういえば、最近中等部の2年生が行方不明になったと先日朝のHRで聞いた。
教室の机の上には教科書や筆記用具はそのまま残されていたという。
昼休みになってもその生徒は帰って来ず…まるで一瞬のうちにこの世から
消えてしまったとでも言うような…そんな奇妙な事件だ。
両親は捜索願いを出したらしいが、未だ発見されてないらしい。

207:2005/10/03(月) 00:40:37

「すいません」
あたしは久住小春が転入したクラス、中等部の1年A組の教室に入り、
1つの机の周りを囲んでいた一角の一人に話しかけた。。
「あ、はいッなんですか…ッ」
なんだコイツ。なんかオドオドして、変なヤツだ。
「ごめんなさい、お財布学校に持ってきてないんです」
あのな。
「いやそうじゃなくてさ」
「ハイ?」
なんなんだ?あたしがカツアゲでもすると思ったのか?
そりゃあ、目つきがとんでもない時があるって言われることはあるけどさ…。
今のは傷ついたぞ。
「今日転校してきた久住小春ちゃんって、いる?」
「え…あぁ、この子ですけど…」
そのオドオドした女子生徒は人だかりの中心にある机に座っている少女を指す。
この80年代後半の顔…間違いない、写真と一緒だ。
「あンたが小春ちゃん?」
「はい、そうです」
「あのさ…」
演劇部に入らない?なんて、この人だかりで言うのもアレだよな。
うちの部、一部じゃ評判わりーし。
「ちょっと話したいことあんだよね。屋上、一緒に来てくれる?」
「何の話でしょうか?」
「来ればわかるよ」
やっぱりこういう話は二人きりの方がいいだろう。
あたしは久住小春を引き連れ、さっきまでいた屋上に向かった。

「あの子、転入してきて早々何したんだろうね?」
「ねッ…すごい怖そうな先輩だったねェ」

208:2005/10/03(月) 00:41:24

ではまた後ほどノシ
209:2005/10/03(月) 01:25:59

やっぱり屋上はいつ来てもいい所だ…今日は風も緩やかだし、申し分ない。
こんないい場所に、今あたしと久住小春しかいないのが奇妙でならない。
「それで、話ってなんですか?」
最初に口を開いたのは久住だった。
「あのさ、演劇部に入らない?あ、演劇っつってもここの演劇部、他の学校と違って
歌も唄うしダンスも踊ったりすんだけど…ミュージカルっつーのかな?
まあ、そんな感じなんだけどさ」
勧誘も2度目となると、スムーズに言葉が出てくるな。
「演劇部ですか。その件なら昨日お断りしましたが」
「え、そうなの?」
おいおい聞いてないぞ。
あたしが勧誘する前に誰か勧誘してたのかよ。
「話はそれだけでしょうか?なら私は教室に戻らせていただきます」
「ちょ、ちょ待ったッ」
失敗は許されないって言われた手前だってのに、ものの数秒で断られちまった。
が、ここで折れては藤本美貴の名が廃るッ!
「なんでしょう?」
「あんた、昨日あたり引っ越してきたらしいじゃん?で、顧問の先生にあんたを
演劇部に誘えって言われたんだけどね。うん、人数が足りないのよ。でさ、
うちの演劇部って入部すんのにちょっとした条件があるんだけど」
「ですから、演劇部には入部しません」
「まあ最後まで聞いてよ。寺田先生がいきなりあんたを入れろって言ったって
ことは、すでにあんたは条件をクリアーしてると、あたしは踏んでるわけ」
「条件?」
「そう、コレだよ…『ブギートレイン03』ィッ!」

ドギャンッ!!!!!

なんか久々にスタンド出した気がする、気のせいかな?
210:2005/10/03(月) 01:31:01

「こ、これは…?」
やっぱり…久住には見えてるみたいだな。あたしの『ブギートレイン03』が。
「見える?久住ちゃん」
「電車がくっついてる…時計も…何ですかコレは?」
ん、もしかしてこの子、『スタンド』って言葉を知らないんじゃないか?
よーし、それじゃあこのミキティが教えてやるか。
「これは『スタンド』って呼ばれるもんだよ」
「スタ…ンド?」
「うん、演劇部のみんなも持ってる。『スタンド』は『スタンド』を使うものにしか
見えない。これが見えるってことは、あんたも『スタンド』を持ってるからだね。
どう?何か不思議な能力に覚えはない?」
あたしは、久住を導くようにして訊いた。
「あると言われればありますが…いつもなんとなく出しているのでどうやって出せばいいのか」
「簡単だよ。あたしみたくスタンドの名前言って、『出そう!』と思えばいいんだ」
「わかりました」
まあ初めのうちは、怒りとかで出ちゃうもんだったけど、慣れてくるとけっこう
自由に出せるもんだ。
そして、久住が叫ぶ!!
「『ブギートレイン03』ィッ!!」
ズコーッ!!!
こ、こけるかと思ったぞッ!!
「違う違うッ!あたしのスタンドの名前だよそれはッ!!叫ぶのは自分のスタンドの
名前だよッ!あるだろ!?それを言えばいいんだよ」
「自分の…ああ!!『彼ら』がスタンドなのか!わかりました、今理解しました」
「そうか、じゃあ見せてみ」
『彼ら』ってのが、ちょっと気になったけど…。
「出ておいでッ!小春の『ミラクル・ビスケッツ』!!」

バヒュウウウウウンッ!!!
211:2005/10/03(月) 01:32:47

「へえぇ…これが…」
ひーふーみーよー…七体もいる!
小さいスタンドだが、確かに七体だ!!みんな同じような形をしてるみたいだけど、
唯一違うのはそれぞれの頭に数字が書いてあることだ。
うん、『No.1』から『No.7』までいるってことか。
つーかさ、コレ…。
「か、可愛いッ!!」
212:2005/10/03(月) 01:33:25

では後ほど
213名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 01:48:27
乙なのれす
214名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 01:49:22
1さん乙です
何時も楽しく読んでますよ
ところで1さんネタ書くのってジョジョスレが初めてっすか?
もし他にあるなら読んで見たいニャー
215季節外れの幽霊夜話:2005/10/03(月) 02:28:02

今僕はまたここで一人佇んでいる…

海岸を二人で歩いていた時、君が僕から離れていく予感がしたんだ
どんな気分だった?心臓が冷たくなっていくのって…

(blue monday / neworder)

216季節外れの幽霊夜話:2005/10/03(月) 02:28:42
「お前知ってる?」
「いや唐突に知ってる言われても何のことやら」
「夜な夜な誰も居ない音楽室からピアノの音が聞こえるっていう」
「ああ、あの絵に描いたようなベタな話な。美人幽霊の仕業らしいぞ」
「そんな美人なら一度逢ってみたいもんだ」
「シブいねぇ…おたくまったくシブいぜ。女の子にモテないからって
 幽霊にコナかけようって…」

「今男子たちが言ってた話だけど」
「バッカバカしい…幽霊なんているわけないぽ」
「とか言っちゃってホラー映画見てのけぞってビビっちゃうくせにッ」

ぶどうヶ丘高校。放課後の廊下でめいめい他愛のない会話をしながら
生徒たちが通り過ぎてゆく。一週間後に開かれる文化祭の準備に追われ
慌ただしい雰囲気が漂っている。
217季節外れの幽霊夜話:2005/10/03(月) 02:29:43
─夜もすっかり更け、ほとんどの生徒はすでに下校し残る生徒も
帰り支度済ませて次々と学校から帰り始めていた。

「こんこんどしたの?」
「ごめんちょっと教室に忘れ物しちゃった。先出ててよ、
後から追いかけるから」
「こんこん走るの得意だもんねぇ分かったなるべく早く来てね」

私紺野あさ美は年齢の割にはしっかりしている方だと言われるが、
天然ボケだともよく指摘される。ここぞという時の集中力には
自信がある。日頃弛緩しているように見えるのは、有事の際に備えて
鋭気を養っているのだ。うんそうだ、そういうことにしておけば
いい感じだ。

私はいったん友人と別れ、教室へと向かった。
218名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 02:31:18
N.O.か?
219N.O.:2005/10/03(月) 02:32:18
>>172
はいということで新作です

自分の尻に火を付けるためにあえて見切り発車で投稿してしまいます
ジョセフも言っていた「死中の活」というやつですね
とりあえず冒頭だけ載せて今日はここまでにします
220名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 02:32:29
何か新しいのキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!!!!!!
221N.O.:2005/10/03(月) 02:35:07
>>217
いきなり脱字です

帰り支度済ませて次々と学校から帰り始めていた。

帰り支度を済ませて次々と学校から帰り始めていた。
222:2005/10/03(月) 02:41:58
>>219
マジ乙!!!!!
すげえふいんき←なぜか変換できない出てる!!
あの最初に味わった感覚だ!!
今後の展開楽しみにしておりますッ

>>214
いつもオナニーつきあってくれてd
前に一度だけ書いたことあったけど、途中でやめちゃったんだよなorz
あのスレまだあるんだろうか

というわけで俺もオナヌー↓
223:2005/10/03(月) 02:44:10

可愛いじゃねえかよーッこのスタンド!!
すげーマスコットっぽい!美貴のブギートレイン03なんて、男くさくて
しょうがないってのに!!
「は、初めてです…『彼ら』が見える人がいるなんて…嬉しいですッ!!」
『コハルゥーッ!良カッタワネェー!!』
『オレタチモ嬉シイゼ!!コハルゥーッ!!』
『コハルゥーッ!コノマブイ女ダレ?』
『コハルタン!!抱キツイテモイイ?』
す、すげーッ!!
このスタンド、意思があるみたいだ!!!
すげーッ!マジですげえぇぇぇぇぇッ!!!!!
「そうか、あんたは今までスタンド使いに出会ったことがないんだね?」
「スタンド使い…?そう呼ばれてるのですか?そうですね、ありません。
物心ついた時から私は『彼ら』と一緒に時同じくしてきたのです。
そして、私の友達には『彼ら』が見える人がいませんでした」
なるほど…じゃあ久住がこの杜王町にやってきたのは運命なのかもしれないな。
スタンド使いとスタンド使いは引かれ合うっていうルールに基づいた、悲しき運命…。
224:2005/10/03(月) 02:47:42

「あなたが…あなたが初めてなんです!お願いです!!名前を…
是非名前を聞かせて下さいッ!!」
久住は感涙しながら、あたしの手を握り言った。
「大げさだなぁ〜高等部2年の藤本美貴だよ。演劇部にはあんたのスタンドが
見えるヤツがワンサカいるんだかんね」
「ですが」
久住の態度がおかしくてあたしはヘラヘラしていたが、そのあたしの一言を久住は
冷静な表情と言葉遣いで返してきた。
「演劇部には入部いたしません。何故なら私には夢があるからです」
…夢?
「な…なんでだよ。夢ってなに?」
すると久住はこう言った。
「そう…私は『ミラクルな大スター』になるからです」

ドッバッバッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!

「そのため、寄り道はできないのです。遠回りもしません。そんな私には、
部活をしている暇などないのです。はっ今日も駅前で音楽を奏でねばッ」
ミラクルな…大スター?
「それならあんたと美貴は同じ夢を追う者ってことになるね。あたしも実は、
将来大スターになりたくてこの演劇部に入ったわけよ」
あたしがそう言うと、久住はノンノンと人差し指を振った。
「私がなるのは大スターなどではありません。『ミラクルな大スター』です。
そんじょそこらの大スターとは格が違うのです」
は、はぁ…?
「まあ待てよ、とりあえず放課後案内すっからさ。見学くらいして行けよ」
「くどいですね。私は寄り道はできないと言ったばかりだというのに。
でも、私はあなたの事は忘れません。では、さようなら」
「お、おい…ッ」
な、なんてものをハッキリいうヤツなんだ…!?
中学一年生とは思えないぞ?今の言動ッ!!
225:2005/10/03(月) 02:54:02
おいおい、ここで返したら失敗だぞ…勧誘って大変なんだなぁ。
なんか、訪問販売員のエリック亀造を尊敬したくなってきた。
でも、諦めねえッ!!こーいうのは、根気のあるヤツの勝ちなんだッ!!!
「まあちょっと待ちなよッ!」
あたしが久住の背中にそう言うと、答えたのは久住ではなかった。
『サッキカラ、ウルセーゾオメェーッ!』
『コハルガ迷惑シテルジャナイノヨォーッ!!』
『アッチイケバーカ!』
『オイッオマエラ言イ過ギダゾッ!!』
『ソウダッ!No.5の言ウトオリダゾッ!コンナイイ女ニッ!!』
頭にNo.6と書かれた久住のスタンドの一人が、ピューッと近寄ってきて
あたしのお腹に抱きついてきた。
「う、うわなんだッ!?」
『ウワーッ!No.6ノ変態ッ!女ノ敵ッ!!』
『ウラヤマシイゼチクショーッ!!』
こ、こいつら…それぞれが性格や性別も違うのか?しかも射程距離は…?
これは…確かにミラクルなスタンドかもしれない…ッ!!
『アレ?コノ女、ムネガネーゾォ?腹ニ抱キツイテ、デカイムネヲ
見上ゲルノガ好キナノニヨォーッ!!チッチェエ!!』

プッツーン…

『ナ、No.6ッ!!早クソノ女カラ離レロッ!!何カ…ヤバイッ!!!』
「誰の…胸が…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「ちっちぇえだとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!!!?」
ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!

あたしの中で、火山が大噴火した。
もう誰にもこの藤本美貴を止めることはできないッ!!!!!
226:2005/10/03(月) 02:55:44
とまあここまで

では明日学校なんで今日はここいらで大人しくなろうかな
ピュッ!!
227名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 03:13:07
乙!!
藤本いい味だしてるなああああ

NOさんもがんばってくれ!!ティッシュからはみ出さないようにw
228:2005/10/03(月) 03:42:20
〜登場スタンド一覧〜

藤本美貴…ブギートレイン03
小川麻琴…FRIENDSEIP
紺野あさ美…ニューオーダー
高橋愛…ライク・ア・ルノアール
田中れいな…デュエル・エレジーズ
亀井絵里…サイレント・エリーゼ(ACT1、ACT2)
道重さゆみ…シャボン・イール
石川梨華…ザ☆ピース
三好絵梨華…シーズン・オブ・ディープレッド
岡田唯…ハイドレインジャ
エリック亀造…エリザベス・キャメイ
ピンキーさゆみん…シャボン・クイーン
安倍なつみ…チェインギャング
後藤真希…ゴシップ・セクシーGUY
平家みちよ…ムラサキシキブ
矢口真里…鉄球のスタンド(名前はまだ不明)
ウサギ…ブック・サーカス
倖田來未…バタフライ
塚本高史…ラブラブ・マンハッタン
押尾学…ラッシュ・フォーメン
国分亜美…アビス・ガール
???…GOODBYE・SUMMERGUY
石村舞波…パッション E−CHA E−CHA
清水佐紀…ベリー・フィールド
夏焼雅…セクシー・アダルティ
熊井友理奈…フィール・イージー
徳永千奈美…シークレット・ディーヴァ

確か今んとこは原作キャラ除いたらコレで全部な気がするたぶん
ずいぶん増えたな…wではおやすみなさい保全Zzz…
229名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 04:48:06
1さんガキさんも出してお願い
230名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 07:21:14
N.O.さん新作乙です!!まだ冒頭だけどイイネーこの雰囲気

>>222
もしかして羊に立ってるヤツ?それならまだ残ってるよ
あと雰囲気は「ふんいき」ネ
231前スレ83:2005/10/03(月) 07:39:17
>>219
乙でーす。
「死中に活」は自分もまま有る事なのでw
楽しみにしております。

>>226
乙!
小春VS帝ってテラスゴイ展開ですねッ!
どう見ても近距離型ではない「M・ビスケッツ」が
どう闘うのか見物ですね。
232名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 07:50:00
矢口のやつはスタンドじゃなくて7部のジャイロのやつそのままじゃないか
233名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 07:58:29
海鮮家族・・・ジョジョ風サザエ
http://oyamitara.hp.infoseek.co.jp/nakuzo_expo05_w.html
上の画像がフラッシュね
234名無し草:2005/10/03(月) 08:06:32
632 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2005/09/07(水) 21:21:19 ID:KVRRVK5U
>>627
JOJOネタはよく見るから、本編読んだことないけどだいたいキャラぐらいはわかるなあ。
俺バキ好きなんだけど、
複雑な言い回しとか、最初見たらキモい絵とかの共通点があるから
こんど読んでみたらってすすめられた。
とりあえずさらっと描いてみたけど、こんな感じ?

http://www1.bbiq.jp/deep_river/jojo.jpg
235名無し草:2005/10/03(月) 09:00:36
色々激しく間違ってるところに突っ込みたいけど突っ込まない
まっJOJO読んでないのはウソだねこの汗はウソを付いている味だ
236:2005/10/03(月) 09:17:58
おは保
>>229
わかった ノ

>>230
いや、狼だったよ!!
ふざけてもしもスレに書きこんだのが始まりだったような

>>231
実は俺も手が勝手に動いてしまいもうしたw
まさにオナニーw
237名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 09:51:07
そういや7部って読んでないけど試しに1巻買ってみっかな
238名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 10:12:34
前スレさーん
まとめの方が先に進んじゃってるぞ!!
239前スレ83:2005/10/03(月) 10:23:43
>>283
すまそ!
240前スレ83:2005/10/03(月) 10:24:27
die side:石村舞波

私の名前を呼んでくれた子がいきなり走りだした。
何処へいくのだろうか?
何だか解らないけど付いて行って見よう。

「ももち」・・・この言葉は何か引っかかるな・・・・
その子に遭えば解るのかな?
241前スレ83:2005/10/03(月) 10:25:16
alive side:徳永千奈美

いきなり梨沙子が走りだした。
大体、何処へ行くとも言わずに行ってしまった桃子をどうやって探すつもりなのか?
「ああッ!もうッ!!」
私は走り出し梨沙子を止めた。
「ちなッ!何するの?舞波を早くももちに遭わせないと!」
静止を振り切ろうとする梨沙子の肩を掴んで言った。
「居る場所も解んないで見つかるとか思ってんのッ!もう本当にしょうがない!」
私は深呼吸をすると「シークレット・デーヴァ」を地面に深航させた。
「ソナー・レベル5ッ!」
キィイイイィイイイイイィイイイイイイイイイィイン
「あ〜ぁ。言いたくなかったけど、私の「S・ディーヴァ」の射程距離、本当はもっと広いの。」

千奈美の「シークレット・ディーヴァ」は地中や物体内を自在に潜行し索敵や探索を行う
尖兵の役割を担っていた。本人は保身の為に精々10mが感知限度という風に言う様にしていた。
もっとも最大感知範囲1kmの「レベル5」は余りにも大雑把にしか解らない。
だから実戦性に欠ける行為は控えたかったのだが、思わず使ってしまった。
          私も桃に舞波を遭わせたいのかな?
「やっぱり幾つも写っている。みやのも佐紀のも桃のも区別が付かないよ。」
「あばッ?」
「だから1つずつ、その場所を当たっていくしかないよッ!」
「良いッ!梨沙子一人じゃなくて私や友理奈、まぁさんも全員いっしょだかんねッ!」
242前スレ83:2005/10/03(月) 10:28:04
>>238
まとめを編集してたらすべて選択でコピペしちゃったよ。
うっかりしてました。
243名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 11:56:21
どんまいw
そして保
244前スレ83:2005/10/03(月) 12:17:22
0月2日     F

die side:石村舞波

私は彼女たちと一緒に私に繋がる人を探しに出た。

早く逢ってみたいと思う。早く逢わなければとも思う。

なんだろう、この胸騒ぎは・・・。
245前スレ83:2005/10/03(月) 12:18:01
alive side:夏焼雅

ボウリングの爪切りを渡した途端、サラリーマンの目つきが変わった。
おまけに私の手に触れてきた。
「ちょっとッ!やめてくださいッ!!」
私はその手を払いのけて男から距離を取った。
不愉快だった。充分不愉快だった。
半歩でも近ずいたら、痛い目に遭わせてやる。
そう思い男を睨みつけた。

「おいおい、そんなに怖い顔をするものじゃあない。」
「だがいい、気にいったよ・・・・少々幼い様だがな。」

「私の名前は吉良吉影・・・・君の名前は?」
「中学生をナンパかよッ!この変態野朗ッ!」
「質問にッ!」
答えろ。と言いかけた吉良の左耳に痛みが走る。
「失せろよ・・・。次は額に穴が開くッ!」

「ふふ・・・そうか・・・・お前もそうか・・・・」
     ズギュウウュン
吉良は「キラークィーン」を出してみせる。
「・・・・お前も?」
「『スタンド』だったな?この間も一人仕留めたばかりだよ・・・」
「この間・・・・まさか・・・?」
「私の名前は吉良吉影。もう一度聞こうお前の名前は?」
「夏焼雅ッ!」
私は殺意をむき出して答えた。
「今からお前を殺す人間の名前だッ!」
「みやび・・・・・か実に良い名前を貰ったね。」
「早速、恋人になってもらおうか?」
246前スレ83:2005/10/03(月) 12:28:13
>>243
保全乙です。
朝からチャーハン食べているくらいの
今日のテンパリぶりは凄いので
大目に見て欲しいです。
昼飯保全。
午後はまとめの作業に移ります
247名無し草:2005/10/03(月) 13:53:39
昼間から乙!!
保リィ
248名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 14:56:40
249:2005/10/03(月) 14:59:36
前スレ83氏乙!
やべぇな、ベリ工あんま知らないけど、
すげえ緊迫してきてる俺がいる
250名無し草:2005/10/03(月) 15:02:22
鳩でやれよ馬鹿
251:2005/10/03(月) 15:06:16
今更なんだけど、三好絵里香の「香」の字を「華」と勘違いしてた
やべえorz
252:2005/10/03(月) 16:32:54
保全
253:2005/10/03(月) 17:04:58
いきます…
254:2005/10/03(月) 17:08:14

スタンドとはそれを操る者の精神のビジョン!
つーことは、この『No.6』と呼ばれるミラクル・ビスケッツの一人が吐いたセリフは、
イコール久住小春のセリフってことだ!!
このガキ、あたしと話しながら『んな事』考えてやがッたのか!!?
「待ちなッ!!久住小春!!」
「ですから演劇部には入ら…ってうわあああッ!!ピンク!?」
階段を下ろうとする久住に、あたしは必殺藤本ミキック(要は跳び蹴りだ)を
お見舞いしようとするが、うまい具合に身を屈められ、かわされた。
あたしは階段の上に着地する。ちょっと危ねぇッ!!
「な、何をするんですか!スカートで跳び蹴りだなんて、そのなりふりかまわない
不意打ちはッ!!はしたないッ!!!」
「てめええええッ!!さっきからあたしが上品に構えてりゃいい気になりやがって!!
誰の胸がちっちぇえだ?あ!?」
「何を言っているのですか?この久住小春にはなんの話だかサッパリ」
「寝ぼけたこと言ってんじゃねえッ!!」

久住小春…。
てめーは美貴を怒らせた。

「ブギートレイン…オォォォォォスリイィィィィッッ!!!!」

ドギャアアアン!!!!
255:2005/10/03(月) 17:10:26

久住のスタンド、数は多いが、一人一人の力は相当弱いはずだ。
遠隔操作みたいだし。
「な、なにを…?」
「あんた今日転校してきたばっかだったな。ちょっと『ヤキ』入れさせてもらうかんなッ!
そのナメた態度、更正してやる!!!」
あたしは指の骨をパキパキならす。
端から見たら完ッ全に美貴が悪モンに見えそうなもんだが、あたしを怒らせたのは
他ならぬこいつだッ!
この藤本美貴容赦せんッ!!
「おぉぉぉぉッ!!ゴールデンッゴ…」
「あなた、覚悟はできてますか?」

ピタッ…。

な…に…?
「あんた…何を言っている…?」
あたしは思わず殴りかかろうとする腕を止めた。
「藤本さんと言いましたね。あなた覚悟は出来てるんですよね?私に『ヤキ』を
入れようとしてるという事は、逆に『ヤキ』を入れられるかも知れないという
覚悟の上で、私に『ヤキ』を入れようとしているんですよね?」
な、なんだコイツ…。
さっきも思ったけど…この女、久住小春は本当に中学一年生か…?
コイツ、他の厨房とは違う…何か違う。
久住の発言には…オーラには…そこらへんの厨房とは違う『スゴ味』があるッ!!
256:2005/10/03(月) 17:13:13

「…つまり久住、あんたはあたしとヤるってことだな?」
「ヤるっていう表現は正しくないですね。正確に言えば…ミラクル・ビスケッツ『No.4』から
『No.7』のみんな!お願いッ!!!」
久住がスタンドを呼んだ!!
す、スタンドは…どこからくる!?
そういえば、コイツの能力ってなんなんだ?
「なんだ…何も起きないじゃん」
もしかして、コイツまだうまくスタンド出したりできないんじゃないか?
いつもなんとなく出してるって言ってたし…。
なんか寺田先生がこの久住小春にいったい何を見たんだか…ますますわからなくなってきたぞ。
「まあいいや、逆転サヨナラ…」
『イィヤッハアアアアアアアアッ!!!!』
『ブッ潰レチマイナサイヨォォォォッ!!』
突然、頭上から久住のスタンドの声が聞こえた。
「…え?」
思わず見上げたあたしの目に入ったのは…。
「つっ机がああああああッ!?」
しかも置き勉しまくってて教科書が詰まってる机みたいだ!!
中味がパンパンのカバンまでぶら下がってるぞッ!!
その机が、いつの間にかあたしの頭上にあって、それなりの高さから落ちてきていた!!!
「うおあああッ!ブギトレッ…」
ダメだ間に合わないッ!!!

ガッツウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!
257:2005/10/03(月) 17:16:23

「つぅ…があぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あまりの激痛に、あたしは大絶叫した。

あ、頭に…もろに…。
い、いてえ…目の前が…くらくらする・・・。
なんかホッペがヒンヤリするなあ…。
あれ…?ホッペが冷たいと思ったら…これ、床じゃん。
ちげえ、これ、階段だ。この体勢、辛いな。
「あ…う」
ダメだ、立てネェ…身体に力が入らねぇ…。
やべ、変な汗がいっぱい顔つたってやがんな。
げ、口の中に入った。やけに鉄っぽい味すんなぁ…。
「…って…血か…よ」
はは、頭から血が出てんのかよ、あたし。
あ…意識が…遠く…。
「く…すみ…」

ガクッ…

「そう、ヤるっていう表現は正しくない…正確に言えば、これは正当防衛です。藤本さん」
ザッザッ…

それから二時間後、あたしは保健室で目を覚ました。
頭には包帯を巻かれていた。
あの中途半端な痛みと苦痛じゃ、時間も戻せなかったらしい。


TO BE CONTINUED…

258:2005/10/03(月) 17:17:36
中編終わり

後編にご期待下さい…って人いるのか??汗
259名無し草:2005/10/03(月) 17:41:13
いやビスケッツの能力がまだ詳細不明なのも含めて続きが気になるよ
正直ミキティが悪役に見えて小春を応援してしまったw
260名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 17:51:39
いるよいるよ皆読んでる
1応援レスには100人のヲタの魂が宿ってるから
安心してヌッキしなさい
261:2005/10/03(月) 17:53:22
>>259
 :☆ノハヽ:
 :ノノ*;´ー`;): <ひ、人がいてヨカタ…
  :( つと):
  :ヽ__)_ノ:

みんな、オナッたあとに俺は何してんだろうとか思うでしょ?
ハロプロ系ネタにした(俺だけ?)後なんか特にさ。
それと同じで、完成したオナニーをうpってしばらくすると、出来たときは気分が
いいのにだんだん『読まれない』のでは?と不安になる。
でもオナニーする手は止まらない…ッ!!
ああ…止まらない!!いまから後編書き始める!!
262:2005/10/03(月) 17:56:02
>>260
わかった!!安心して握る!!!!
>>259
小春に藤本倒させちゃっていいもんかと悩んだけど、ついノリで
やっちまったw
263:2005/10/03(月) 18:36:35
ヌッキする!!
ちょっとインスパイア気味だがw
264:2005/10/03(月) 18:38:00

銀色の永遠 〜指令;「エースを狙え」(後編)〜

今日はとても濃い一日であった。
その中でも最も色濃い出来事は、やはり『彼ら』が見える人物に出会ったことであろう。
名前は藤本美貴さん、高等部の2年生らしかった。
だが、彼女は演劇部の部員であり、その勧誘行為を受け、それを断った途端、
彼女の態度は豹変し、私に襲い掛かってきた。
そして、私は初めて、『彼ら』を人を傷つけるために使ってしまった。
許して欲しい…私の『ミラクル・ビスケッツ』…。
そして藤本さん、あなたのことを、私は決して忘れないであろう。
だが、誰であろうと私の『ミラクルな大スター』への道を邪魔することは許されない。
私は、『ミラクルな大スター』になる女なのだ!!

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!
265:2005/10/03(月) 18:39:58

私は下校の時ももちろんバスを利用する。
今朝は定期を間違えてバスカードを入れる機械に突っ込んでしまい、
運転手に笑われたが、下校時はそんなこともなく、スムーズにバスに乗車し、
一番後ろの座席の隅に座った。
『ミラクルな大スター』になる私は、一度犯したミスを繰り返すということは決してない。
これが、そんじょそこらの大スターとは違うという事を意味しているのだ。
ああ、なんだかお腹空いてきた。
お家から持ってきた『でんろく豆』でも食べよう。
「パクパク…ボリボリ」
うむ、うまい。

キィ〜ッ!
「あっ」
ポテッ…コロコロ…

私は明鏡止水の心で『でんろく豆』を食べていたのだが、バスが次の停留所で
止まった時、そのブレーキの衝撃で指でつまんでいた『でんろく豆』を一粒、落としてしまった。
まったく、無粋な止まり方をするバスだ。
まあいい、私は尚も『でんろく豆』を食べ続けた。
266:2005/10/03(月) 18:42:24

「これ…キミの?」
バスが発進したところで、今し方乗車してきた女子高生が、私に話をかけてきた。
この制服は、ぶどうヶ丘高校の制服だ。
この人も、藤本さんと同じように制服に装飾品が激しい。
多いのだ、この学校には制服を改造してる輩が。
だが、誰であろうと私のミラクルな装飾品が施された制服の右に出る者はいないだろう。
「キミのみたいだねぇ、このでんろく豆。返す?」
この女、私に落ちたもんを食えとでも言っているのだろうか?
「いえ、いりません」
「そう、じゃあわたしがもらうね」
まあ落ちたもんだし、いいだろう…って、えぇッ!?
そんなもん、もらってどうするつもりなんだ?この女は…。
「もうけもうけ♪」

パクッ…ボリボリ…。

た、食べてしまった。
この女、不特定多数の人間が乗車したバスの床に落とした豆を…。
267:2005/10/03(月) 18:44:39

「豆はいいね、栄養があるからね。最も、豆ってのは人の肉の味がするって言われてるけど…」
その女は、私によくわからない雑学を語り始めた。
「あんた、誰です?」
私は知らない人間とくだらない話をする気はない。
話とは、相手に時間をもらうということだ。過ぎた時間は返って来ないのである。
だから、知らない人間と話をする時は相手のことをわかるつもりで話さなければならない。
「名前を聞かせて下さい」
私が訊くと、その女子高生はこう答えた。

「『藤本美貴』が机に頭をカチ割られて屋上へ繋がる階段でぶっ倒れていたのだ…
意識は戻ったようだが、なかなかの重症だったのだ」

藤本美貴の名前を出すとは…。
なんだか、嫌な予感がする。
「誰が『やった』のか!調べているのだ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

268:2005/10/03(月) 18:45:22
とりあえずここまでッ!
じゃでかけてくるノシ
269名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 19:31:04
乙ッ!
なんとなく誰かわかった

まとめサイトのカウンタから察するに見てる人30〜40人くらいいるのかな?
270名無し草:2005/10/03(月) 19:37:00
フジモン相変わらずヨワス
271名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 20:01:35
時を戻すって能力を自由に使えればディオやキンクリぐらいの
レベル行きそうなもんだけど、それができないからな〜ミキサマは

実は今まで出た全キャラの中で一番スタンド能力使いこなしてないのかも
272名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 20:05:43
直情径行タイプだしね
冷静じゃない
273名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 20:20:39
一応お知らせ
狼移転みたいだね

183 名前:ちょろ ★[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 19:04:33 ID:???0
http://ex11.2ch.net/morningcoffee/

正式移転
ただし ex10 が戻ってきた時は再考する予定

だそうです
274名無し募集中。。。:2005/10/03(月) 21:19:07
保全する波紋疾走
275名無し草:2005/10/03(月) 22:25:37
ウンコ
276前スレ83:2005/10/03(月) 22:59:16
10月2日    G

die side:石村舞波

胸騒ぎがする・・・・。

これは悪い予感・・・・なのかな・・・
277前スレ83:2005/10/03(月) 23:00:05
alive side:清水佐紀

「参ったなぁ・・・。」
みやの後を追っていたら・・・・有り得ない事だけど
道に迷ってしまった。

というより、この場所から「出れなくなってしまった」

角を曲がると・・・・・またポストだ・・・・・

もぉ〜。どうなっているんだろう。急いでいるのに。

「あなたも、道に迷ったの?」
後ろから声を掛けられた。
女の人・・・・音の位置の高さから私より少し背は高い・・・・
普段ならば警戒する必要も無い、けれど・・・・・
「道に迷ったのでしょ?」
私は身体を反転させて距離を取りながら振り返った。
ふ・・・・・普通の人?
それが私の杉本鈴美の第一印象だった。

「ふふ・・・・どうしたのそんなに警戒して」
私は警戒を解かずに
「あなたは・・・・」
とだけ返事をした。
「ハァ〜。さっきの子もそうだけど用心深いのね〜。」
「さっき?」
「嗣永桃子ちゃん。同じ学校なんじゃないの?」
「桃が・・・ここに・・・」
「もしかして・・・・貴女も石村舞波ちゃんの知り合い?」
「舞波?なんで舞波の事を知っているんですかッ!」
「そうね、まずはあたしの事から話そうか・・・・」
278前スレ83:2005/10/03(月) 23:21:23
今日はここでおし舞波!
まとめは画像のサイズミスでうまくいかなかったので
また明日やりますね。
>>268
お豆キターーーーw
豆っぷりを期待しております。
>>269
だいたいそんな感じです
最高で58ですね。

ところで狼が再開したようですが
このまま現行のスレのままでいいですよね?
279名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 00:22:13
次スレは狼だな
そのためにも落ちないようにするか
280:2005/10/04(火) 00:44:49
ただいまんごすちん
>>278
乙!!
てかまとめサイトの方とかいつもありがとうございますペコリ
鈴美さんも出てきた!!今回のかなり深いな…
期待しとります

つーわけで風呂あがったら書いてうpる保全
281名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 01:10:30
お豆色オーバードライブゥゥゥゥゥゥーーーーホホ保全nnnn!!!!!



「豆はいいね、栄養があるからね。最も、豆ってのは人の肉の味がするって言われてるけど…」
もう豆食えないやん・・・
282:2005/10/04(火) 02:18:53
>>281
なんか昔そんな話を聞いたことがあるw

ではうpロード
283:2005/10/04(火) 02:20:58

「実は今、わたし達の部活は人手不足でね。かと言って『別枠』から
助け舟をもらうことはできないのだ…わたしたちの部からメンバーを貸すことは
稀にあるのだが…」
話から察するに、この女も演劇部に違いない。
そんなに私を入部させたいのか?
いったい私の何を見て、こうもしつこく勧誘してくるのだろうか?
ミラクルなオーラでも出ているのだろうか?
とにかく、私の夢に弊害を起こすようなものとは関わり合いたくない。
すっとぼけることにしよう。
「なんの話をしてるんでしょうか?」
「藤本美貴…もっさんを潰すことのできる者はそういたもんじゃないのだ。
結局彼女は目的を果たせずにのびちまったが…彼女は君を勧誘するハズだった」
勧誘なら、来たな。
最後は無茶苦茶だったが。
「藤本美貴という名の女から、勧誘は来なかったかな?」
そう言うと、彼女は私の目を見つめてきた。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
284:2005/10/04(火) 02:23:52

だが、私はそんな眼差しに屈服するほど弱い女ではない。
「いいえ、来ていません…『藤本美貴』なんて人も知りません」
私はウソをついた。
「…そうか。その目、嘘は言ってないようだね」
彼女はすんなりと納得する。
意思の弱い女だ。
「ならいいのだ、手間を取らせたね。うちの部、けっこう狙われてるようだから、
たぶんどこかからの『刺客』でも現れたのかも知れない」
プシューッ…
バスが、停留所で停まった。
「それでは、さよならなのだ。また会える事を祈ってるよ…久住小春ちゃん」
そう言って、彼女はバスから降りていった。
…弊害は、除去できたようだな。
バスが発進してから、私は再びでんろく豆の袋に手を入れた。
「……」
…おかしい。
何かがおかしいぞ。
何か奇妙だ。
さっきの女…なぜ私の名前を知っていたんだ?
私は思わず窓から外を見る。
バスはもう走り出しているので、あの女を見つけることは不可能だ。
不可能なはずなのだが…。
「な…なんだ…?窓にひっついてるこれは…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

285:2005/10/04(火) 02:26:50

何か『木の根っこ』のようなものが窓の桟からハミ出しているが…。
私は思わず窓を開け、外の状況を確認してみる。
「…ッ!!?」
信じられない光景だった。
バスから太い木の枝が一本生えていたのだ。
そして、その枝の上に座っている女子高生…。
「やあ、また会えたね。久住小春ちゃん」
「こ…これは…まさか」
スタンド能力というヤツなのではないのか!?
「我が名は新垣里沙…演劇部のメンバーさ。お前のその目、嘘をついてる
目なのだ。もっさんをヤッたのは久住小春、お前だな。ニィ…」
ドギャン!!
新垣里沙…そう名乗った女子高生は茶色い人の形をした『何か』を出した。
これは、昼休みに見た藤本美貴の…なんとか03に似ている。
『スタンド』とか言ったか…確か。
私は思わず彼女のスタンドを見つめてしまっていた。
「人の目というものは決して嘘はつかない…いや、つけないのだ。お前、
わたしの『ラブ・シード』が見えているな?そうとわかればッ!」
新垣のスタンドが彼女の座っている木の枝に触れる。
「ラブ・シード!!!」
彼女が叫ぶと同時に、爆発的な勢いで触れた所から木の枝が生えた。
その枝は、窓からバスの中に進入し、私の身体に絡みつく。
「うわっ!」
そして、そのまま私は窓の外に引きずり出された。
一瞬の出来事だった。
恐らく、バスの乗客は私が窓からダイブするように外へ吐き出されたことに
気がついてはいないだろう。
今、何キロでバスは走っていた…?
その速さによっては、空中へ投げ出された私は無事では済まないぞ…?
思案してる内にも、地面はどんどん迫ってくる。
286:2005/10/04(火) 02:29:20

そして…

ドッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!

私は芝生の上に勢いよく落ちた。
い…痛い…肩を強く打ったみたいだが…大した怪我はないようだ。
こんな状況になっておいてアレだが、やはり、私にはミラクルな運勢が
味方しているようだな。
「その丈夫な身体…確かに演劇部には『向いている』のだ」
いつの間にバスから降りていたのか、新垣里沙は私を見て言う。
走り去ってゆくバスを見ると、バスから生えていた木の枝は消えていた。
「しかし、まだ疑問が消えたわけじゃないのだ。もっさんのスタンドはあまりにも
強く、わたしにはとてもかなわぬスタンド…それを破ったお前は、一体どんな
能力を持っているというのだ?」
「一つだけ、訊きたいことがあります」
質問を質問で返すというのはあまり好きなことではないが、これだけは
ハッキリさせておかねばなるまい。今後の私のために。
「…ん?」
「あなたの目的はなんですか?勧誘?それとも…敵打ちですか?」
すると、彼女はあっはっはと手を叩いて笑った。
「おいおい、もっさんは死んじゃいないんだから、敵打ちはちょっと違うね。
まあ、あえてそう仮定すると…うん、そうだな。その質問の答えは…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「両方なのだ」
287:2005/10/04(火) 02:30:23
ってなところで明日朝早いので今日はここまで!!
おやさゆみんノシ
288名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 02:38:32
ノ|c|・e)|y-~~ 両方なのだ!!
289名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 02:55:31
ガキさんって色々wあって精神力だけは強そう
290名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 03:26:36
ガキさんが出たことによって、
ゴロッキーズ + 久住
が揃ったわけだ
291名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 03:30:10
豆の豆知識かwwwイイネー!!
ジョジョって感情が突っ走っちゃってるキャラが多いから
天然っぽい紺野さんや似非学者っぽいガキさんは
地味なようでいて俺の場合むしろ印象に残ったりする
ミラクルとどう戦うのかな?
292季節外れの幽霊夜話:2005/10/04(火) 03:37:39
夜の学校は普段のそれとは別の顔を覗かせる。
闇はいつの世でも畏怖の対象であったし、在るべき場所に人がいない
と言う非日常的な空間は、それだけで恐怖を感じさせるのに十分だ。

「あ〜早く済ませてさっさと帰ろ」

誰に声を掛けるともなく無意味に声を出してみたが、音が空しく響いて
余計に孤独感を増長させるだけでしかなかった。
思うに幽霊の類と言うのは、夜を恐れた人が、その精神の綻びが、
人に幻をもたらすのではないだろうか?
その隙に滑り込んでくる、自身の心の闇を投影した姿なのかもしれない。
メルヘンやファンタジーの世界じゃないのだから、いるはずがない。

ただでさえ気持ちの良い場所ではないのに、わざわざ『恐怖』について
考えるなんて、私はイカレているのか?この状況で…。
293N.O.:2005/10/04(火) 03:40:08
夜中唐突に目がさめたので一片だけ書いてみました

小春もガキさんもキャラ立ってるしベリの方も気になるし
俄然楽しみ?みたいな
でもとりあえず今日はこれだけ書いてまた眠りにつきます
294名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 03:58:39
1さんN.O.さん乙です
二人ともドクドクの雰囲気があってドキドキです
個人的なことであれなんですが5期押しなんで
ガキさんで出揃ってますますこれから楽しみです
295名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 03:59:55
N.O.さん・・・
疾風の様に現れて疾風の様に去って行っちゃったよ・・・
296名無し草:2005/10/04(火) 06:39:20
狼で探してた…ここ使い切るまでコッチなんですね保全
297前スレ83:2005/10/04(火) 07:19:24
おは保全。

>>287
1さん、乙です!
ガキさんのスタンドも中々興味深いですね。
>>293
NOさん、乙です!
伝わってきますよ〜。怖さが〜。
>>296
スレ立て祭りの今の状態の狼だったら
しばらくコッチでやったほうが心配なく続けられるかな。
という個人的見解です。
298名無し草:2005/10/04(火) 07:44:29
画像っていざ探そうとなるとなかなか見付からないもんだね
ファンスレ行けばそれらしいのはあるけどみんなデカ過ぎる
まとめでは縮小とかも出来るんですか?
299:2005/10/04(火) 08:28:36
N.Oさん乙!
この文章からにじみ出る「味」というか「手触り」がたまらんw

遅刻ぎみの電車の中から携帯保全
300名無し草:2005/10/04(火) 09:50:36
301前スレ83:2005/10/04(火) 10:29:09
>>298
元々イラスト描いたりしてたので
フォトショがあるから出来ますよ〜。
ただ昨日は縮小しすぎて失敗しちゃったんですよ。
>>299
携帯保全乙!
学校ガンガッテ〜。
>>300
保全乙!!!!
302:2005/10/04(火) 11:02:14
>>301
絵とか書けるの!?
すげ〜、もしかしてイラストスレとかの
職人だったりする?
303前スレ83:2005/10/04(火) 11:29:35
>>302
一応描ける程度なので言う程上手くは無いです〜。

エロい絵だったらエロい板に投下した事はあります。
スレッドストッパーをやってしまった苦い経験ですが。
304前スレ83:2005/10/04(火) 12:02:42
10月2日    H

alive side:徳永千奈美

「えぇ〜と、もうすぐ。15m位!」
私は感知反応をみんなに伝える。
シークレット・ディーヴァに感知しているのは・・・・誰だろう

alive side:嗣永桃子

杉本鈴美さんから舞波の消えた真相を聞いてしまった・・・・
解っていてもつらい・・・・
舞波以外にも鈴美さんや数え切れないほどの人がアイツの手によって殺され続けているらしい。
こんな事が許される訳が無いッ・・・・
あの男・・・何処にいるんだ・・・・絶対許せない・・・

「桃ッ!」
声の方を振り向く
雅と佐紀以外いつもの面子だ・・・
「みんな・・・」
私は力なく答えた。

「ももちッ!舞波ッ舞波が帰ってきたよッ!!」
私に飛びつくように梨沙子が駆け寄ってきた。
「舞波?」
私は話が読めないでいた。

目の前に黒い陽炎が揺らめいていた。

何故だか解らないけれど・・・・涙があふれて来た。
305:2005/10/04(火) 13:26:52
>>303
さ、さゆ書いてハァハァ
俺も昔なんかのスレに「亀井絵里のオールナイトニッポン」とかいう
関係ない上に下らないもんうpしまくって1にキレられた
306名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 15:04:58
どんどん保全は強くなる…
私の保全はお前たちのスタンドのパワーを圧倒的に上回っているッ
307前スレ83:2005/10/04(火) 15:56:48
>>305
描いたよ〜。
ttp://kikyou.sakura.ne.jp/~vh/giniro/m83.htm
内容は不問でお願いします。
似ていないから正直。

前に投下したスレはスルーしまくりの
ネ申以下にやさしくないスレッドでしたね。
308:2005/10/04(火) 16:17:29
帰宅!!
>>307
やべえ、ホントに書いてくれると思ってなかった感動したハァ━━━━━━;´Д`━━━━━━ン!!!!
絵に感動したというより、前スレ氏の心意気に感動したッ!
リクに答えてもらえるって嬉しいことだな、そしてとても大事なことかも知れん
309名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 17:14:59
ほぜ
310前スレ83:2005/10/04(火) 18:45:50
>>308
久々に描いたので大苦戦しまった。
たまには描く様にしないと思いましたねぇ。

リクに答えるって事で新しい発見が有り
それで喜んでもらえるならコチラも嬉しいし
やっぱりそういった相互関係って大事なんだと
俺もそう思います。

>>309
保全乙!
311名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 18:54:26
>>307
感動した!!
312名無し草:2005/10/04(火) 20:05:11
ウンコ
313名無し草:2005/10/04(火) 21:16:41
チンコ
314名無し草:2005/10/04(火) 21:59:49
オマンコ
315:2005/10/04(火) 23:10:01
バイト帰宅ぅぅぅUREEYYYYYY!!!!!!!!!!
>>310
だな
オナニーがSEXに変わる瞬間がいいw
316名無し募集中。。。:2005/10/04(火) 23:38:16
いつもお疲れ様です
一応主人公っぽいのに解説用画像がない藤本の画像とか参考にどうぞ
ttp://hellogirls.myphotos.cc:591/hellogirls/data/hellogirls0104.jpg
あと高橋
ttp://hellogirls.myphotos.cc:591/hellogirls/data/hellogirls0103.jpg
下げたほうがいいのかな?といまさら
317:2005/10/05(水) 00:03:56
>>316
なんか藤本かっけーなw
高橋もいい味でてるし、d

ちなみに今書いてまーすシコシコ
318名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 00:17:00
たしかにすげーー男前だなw
1さんが書き終わるまでッ!保全するのをッ!やめないッ!
319名無し草:2005/10/05(水) 00:30:55

無駄    無駄     無駄
   無駄    無駄 
  無駄   無駄   無駄 
ヽ\\ヽ(m ノノノノ/m)//
""\(m  (#゚∋゚)/m)/;";;""""     
;;;ヽ\(m\ m)/ /;;;;;;;            
;;;(m\(m(m m)/"""""""          
;;;;;;;( (m m)/;;;;;;;   
"";:"'.;:・  ∧_∧ """"""""
    ∩(   );`":*    
   (ヽ_ヘ   ノ ゴガッ    
320名無し草:2005/10/05(水) 00:35:20

廃人UREEYYYYY!!!
オッケェー、阿呆がいますねぇー。
私もー、このまま逝きましょうかぁー。
それでは早速逝きましょーう!
せぇの、
UREE(゜∀゜)YYYYYY!!!
321:2005/10/05(水) 00:41:07
よし行くぜッ!!
322:2005/10/05(水) 00:43:07

勧誘と敵打ちの両方か。
意地でも私を演劇部に入れたいらしいな。
「そうですか…」
私は立ち上がると、『すべての行動を完了』した。
そんな私を、新垣里沙はじっと見つめる。
「お前のその目…なにかあるな?まるでもう、道はすでに切り開いたとでも
言うような目なのだ」
この女、人を見透かす目だけは持っているようだな。
よく…わかってるじゃないか!!!!
「ミラクル・ビスケッツNo.4からNo.7のみんなッ!!!!」
『アイアイッサアアアアアアアッ!!!!!』
『イックワヨオォォォォォォォッ!!!!』
『キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
昼休みの時のように一瞬でケリはつけさせてもらうッ!!
「何なのだッ!?上ッ!!?」
新垣は頭上を見上げるが、もう遅い。
私の行動はすでに、完了していたのである。

ズシイィィィィッン!!!

「な、なんなのだ?これは…この不可思議なボックスは!?」
唐突な私の先手に、透明なボックスに閉じ込められた新垣は狼狽しているようだ。
「ご存知、電話ボックスの『外枠』です。あなたを中心に、地面にやや埋まるように
うまく落とさせました…怪我はさせません。恨みを買うのは時間の無駄ですから…
そう、無駄無駄。ですが、わかってももらえないと思うので、そこに拘束させて
いただきました」
323:2005/10/05(水) 00:46:20

そう、さっきの質問は、これを行うための時間稼ぎだったのである。
近くに電話ボックスが見当たらなくて、私としたことがちょっと焦ってしまったが。
「こ、この能力は一体…?」
「それを答えて、私に何か特があるとでも?」
そう言って、私は彼女に背を向け歩き出す。もう終わっただろうからだ。
さて、これで今日もまたミラクルな大スターを目指すことができる。
今日も杜王駅の駅前でギターと歌のハーモニーを奏でなければ。
曲目は、もちろん『ふるさと』である。
「…もっさんの時のように、一撃で決めていればよかったものを」
新垣を閉じ込めた電話ボックスの中から、彼女の曇った声が聞こえる。
「え?」
なんだ?今の言葉が意味するものは…意味のない言葉など存在しない。
私は思わず彼女を振り返る。
「伸びろッ!!!!ラブ・シイィィィィィィィッッッド(愛の種)ッ!!!」

ズリュリュリュリュリュリュウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!!

彼女が地面を拳で叩くと、バスの時と同じように爆発的な勢いで木が伸びる。
ズボッ!!
なッ、電話ボックスの外枠が木の成長の勢いで抜けてしまった!!
「ふうぅぅぅ…ザッとこんなもんなのだ」
電話ボックスの外枠は、彼女の生み出した木の枝にひっかかっている。
パチンッ。
新垣が指をならすと、木は一瞬で枯れ果て、電話ボックスの外枠の重みに耐えられ
なくなった枝は折れて、地面に落下した。

ズシャアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!

新垣里沙…こいつ、意外とやるじゃないか!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
324:2005/10/05(水) 00:50:00

「さて小春ちゃん。ぬしの能力はよくわからないが、それは入部後にわかる
ものだとして…とりあえず今はお縄についてもらうのだ」
すると、新垣のスタンド『ラブ・シード』の構えた両手がキラキラと光り始めた。
なんだ、何が起ころうとしているんだ…?
「見えるかな?この生命の煌きが…大地の息吹がッ!!!食らうのだ!!」
なにかが来るぞ!!きっと何かを放つ気だ!!

「スプラッシュ・ビーンズ(鬼は外)ッ!!!!!!!!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!!!!!!!!!!!!

無数の豆粒がスタンド『ラブ・シード』の指から発射されたッ!!
だが避けられない弾速ではない!
私はこんなこともあろうかと、身をかわすくらいの準備はしていたのだ。
地面に新垣の放った豆が落下すると、何かをからみ取ろうとするように、
うねるツタが一瞬のうちに生えてきた。
なるほど、これで私を拘束するつもりなんだな。
さて、これをどう防ぐか…。
ふと向こう側の先に、少年野球のチームが草野球しているのが見えた。

…よし、あれだ。
325:2005/10/05(水) 00:52:03

No.2にNo.3、君たちはあそこに違法駐車している車を。
『ガッテン!!』
『マカシトイテヨッ』
No.1はあの少年の握ってるバットを頼むよ。
『…承知シタ』
ふふ、No.1は相変わらずクールだ。


「なかなかのいい身のこなしなのだ。そしてその目つき、やはりお前は演劇部に
むいている…。だがわたしのスプラッシュ・ビーンズに弾数の制限はない。
いつまでそうやって、かわしていられるかな?」
言っているがいいさ。
相手が勝ったと思った時、すでにそいつは敗北しているんだぞ。
怪我はさせないつもりだったが、状況が変わった。
ミラクルな私の巧妙な連続技を見よ、新垣里沙!!


「ストライークッ!!バッターアウトッ!!!」
「あれッ?俺っちのバット、どこへ消えちまったんだあ?」
326:2005/10/05(水) 00:53:21
とりあえずここまで!
次のオナニーしたいから今日中にこの話終わらすぜッ
とりあえずお風呂はいってくるノシ
327名無し草:2005/10/05(水) 00:54:40
みんなおもしろーいw
  ∧ ∧
  ( ゚C゚)バブー
 / │
 〜○∪∪つ
328名無し草:2005/10/05(水) 00:56:16
んー、調子わりー。
腰振る気力もナーィ。
助けてー、坊主さんー!
329名無し草:2005/10/05(水) 01:05:43
  /■ ̄■ ̄■\
 (・_・^▽^´Д`)
 (  _ ̄_  )
 と人 Y Y 人つ
細胞分裂っていうの知ってる?
↑はその絵。やヴぁいけど・・・
おにぎりは単細胞生物かとー・・・思ってるん
ですけど、どう思います?
やっぱ、スタンド使い?かなー・・・
330名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 01:31:14
植物のスタンドカコイイですねー
ジョセフとか鞍馬みたいなイメージかな?
次回更新楽しみです
331名無し草:2005/10/05(水) 01:34:53
だねーw
332:2005/10/05(水) 01:56:35
行きます…ッ
333:2005/10/05(水) 02:01:33

新垣のスタンド『ラブ・シード』の構えた両手がまた光り煌いた。
「生まれよ生命よ…小さくつぶらな芽から…成長するのだッ!!くらえ!!!」
ヤツがまた豆を放つぞ!!
私はそのスキを逃さず、新垣に向かって正面からダッシュして近寄る!!
「なにッ、むかって来るだと!?くそッ…スプラッシュ・ビーンズッ!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…

ふふ、これを待っていたんだ、私は。
「愛して急接近!!出してッ!!!No.4、No.5、No.7!!」
『急ゲミンナ!!』
『ワカッテルワッ!!』
『ウワアアアアアアアッ!!!!』

ドギャンッ!!

私の目の前に、先ほど発見した違法駐車してる車が現れた。

334:2005/10/05(水) 02:03:34

これが私、久住小春の『ミラクル・ビスケッツ』の能力だ。
この能力に気がついたのは…そう、小学校一年生の、一学期の終業式だった。
友達はみんな、前々から最終日に荷物がかさばらないよう、お道具箱の中身を
コツコツと持って帰っていたのだが、ミラクルを目指す私としたことが、うっかり
それを行わなかったのだ。言い訳のセリフならいっぱいあった。
だが、そう思っても、すでに後の祭り。
私は両手からあふれんばかりお道具箱(中味入り)を抱えて、半泣き状態に陥っていた。
そんな時、彼らは言った。
『僕ラニマカセテ!!』
『コハルチャン、今ラクニサセテアゲルカラネ!!』
『…イクヨ』
そして彼らのうちNo.1、No.2、No.3が、私の大きなお道具箱を一瞬で砕いたのだ。
まるで、ビスケットを粉々に割るかのように…。
私は、ビックリして、結局泣いてしまった。
『泣カスナヨ、オ前タチ!』
『モット優シクヤンナキャダメジャン!!』
『コハルチャンゴメンネ。アタシ達ガ、スグ治スカラネ』
『コハルチャンチュキチュキー!!』
そしてNo.4、No.5、No.6、No.7が、まるでパズルのピースを組み合わせるかのように、
一瞬のうちにお道具箱を復元させたのだった。
それ以来、私はお道具箱を運ぶ時は彼らに手伝ってもらっていた。
335:2005/10/05(水) 02:04:46

これが私の『彼ら』の能力…ミラクル・ビスケッツだ!!!
『No.1』から『No.3』のみんなが分解をッ!!
『No.4』から『No.7』のみんなが再形成を行うッ!!
「車だとッ!?一体どこから出したのだ!?」
ビスビスビスッ!!
新垣の放った豆は、空しく車のドアに食い込んだ。
鉄から生える植物などないッ!!!
私は目の前に現れた車に足をかけ、天井に上ろうとしたが足が届かなかったので
ボンネットに足を乗せて叫んだ。
「No.6ッ!!ちょうだいッ!!!」
『コハルタンキャワワ!!!!!!!!!!!!!!ヤッチマイナアアアッ!!!!!!!!!!!!』
バヒュンッ!!
私は右手に再形成されたバッドを握り締める。
少年たち、礼を言う。
「食らいやああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!」
ボンネットから新垣目掛けてジャンプし、私はバッドを振りかぶってぇ…

バキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

『打ッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!』
ミラクル・ビスケッツNo.3が、興奮気味に叫んだ。
336:2005/10/05(水) 02:06:30
と、ここまで
ではまた後で
337名無し草:2005/10/05(水) 02:34:44
よくこんなに打ち込む気になるよなー。(関心)
はっきり言って、皆さん 暇人 ですねー。
自分も人のこといえませんがねー(^^;)
まぁでも、見てて楽しいです。
これからもどぞー、ヨロシク( ^▽^)P
     @
    @@@   
   @@ @@  
   (0w0)<さざうぇでWREEYYYYY!!!
    \|/
    /\
338名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 02:38:24
瞬間的分解と形成で物質を移動!!!
すげーこんなアイデア良く思いつくな
ガキさんの能力と合わせて本家にも劣らないスタンドバトルですね
1さんは優秀なスタンド使いだね
339:2005/10/05(水) 02:38:44
よし行くぜッ
340:2005/10/05(水) 02:40:53

手ごたえは、あった。
新垣はスタンドの腕でバットを防いだようだが、かなりの勢いで殴ったのだ。
痛くないハズがない。
だが新垣は痛がるどころか…。
「…ニィ」
ピンピンしていた。
「やはりな…久住小春、お前はやはりまだまだ初心者なのだ」
「な…なぜ…ッ!?」
痛くないわけないのに!!
鉄のバットで殴ったんだぞ!?
腕に青タンの一つできてるはずだ!!
なのに、なぜコイツは涼しい顔をしているッ!!!!!?
「スタンドにはルールがあるのだ。スタンドを攻撃するということは…スタンドで
攻撃しなければならないということッ!!物質での攻撃は生身ならともかく、
スタンドには通用しないのだッ!!!」

ガッ…ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

そ、そんなの聞いていないぞッ!!!?
なんという、じれったいミスショット!!
私は激しくうろたえた。
「その目、同様している目なのだ。そしてお前は、我が『必殺技』の射程距離に入った」
ひ、必殺技だって!?
341:2005/10/05(水) 02:42:22

新垣の顔を見ると、眉毛の辺りがモシャモシャと揺らめいている。
まずいッ離れなくては!!!!
「もう遅い!!食らえ必殺ッ!!まゆげビイィィィィィィムッ!!!!!!!!」

ドリュリュリュリュリュリュリュリュリュウウウウウンッ!!

眉毛のモシャモシャが爆発的に鋭い木の枝に成長した。
こいつッ!自分の眉毛にラブ・シードの種を植え込んだのかッ!?
鋭く伸びた木の枝は私の顔の左右をかすめ…。

ドスッドスッ!!

『ウワギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!』
『ア…ア…』
「あぁっ!二人ともッ!!!」
すぐ後ろにいたNo.4とNo.5を貫いた。
その刹那。

ブシュブシュッ!!

私の右腕と右のわき腹から血が吹き出した。
「お…お…これは…」
なにが起こったというんだ…No.4とNo.5がやられた途端、私の身体まで…ッ。
342:2005/10/05(水) 02:46:53

「そして、スタンドへのダメージは本体へ返って来るのだ。お前の場合、
その『ミラクル・ビスケッツ』とやらが全滅した時、お前の命も潰えるという
ことなのだろうが…」
そういって、新垣は私に近づき…

バゴオォォォォッ!!

「おぐ…ッ!!!」
ラブ・シードの腕で私の腹に一撃、パンチを決めた。
威力は人並みだが、それでも苦しいものは苦しい。
私は思わず地面に膝をついた。
「今、お前の身体の中に、我がスタンド『ラブ・シード』の種を植え込んだ…
種はわたしの意志で成長し、身体を突き破る」
なんということだ。
ミラクルな大スターになる私が…命を握られているだとおぉッ!!?
「抵抗すれば、お前の身体の中の『種』を成長させる。これが、わたしの
大好きな『演劇部』にドロを塗った報いなのだ。ニィ…」
バキッ!!
「がふッ」
ドカッ!!
「うげッ」
バコッ!!
「が…ひッ…」
この女、狂っている!!
まともじゃない…異常だ!
コイツの心の中がバリバリ裂けるドス黒いクレバスだッ!!
な、なぶり殺されてしまう…このままじゃ…。
343:2005/10/05(水) 02:50:44
ではまた後で!!
344名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 02:52:02
がきさんすげーな
楽しみにしてるよ
345名無し草:2005/10/05(水) 02:56:20
1さんもすげー
露伴みたいだ
346ザキでございます:2005/10/05(水) 02:57:36
     @@@
    @@ @@
   \(☆▽☆)/<ど〜も〜!ジョセフ・ジョースター
    /∩ /                でぇーす!
   /   \       

   さぁ、逝きますよー!    
347ザキでございます:2005/10/05(水) 03:03:00
∬  @@@  ∬ 
∬ @@ @@ ∫
 \(☆▽☆)/<隠者の紫UREEYYYYYYY!!!
   /∩ /
  /  \

  そして、思ったことー。ジョセフはハレンチ
               フォ――(☆▽☆)―――!
348名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 03:13:52
ジョセフ新垣強い・・・そして残虐・・・
戦いなれてると見た
しかし眉毛ビームは植物だったのか
349:2005/10/05(水) 03:28:01
行きます!
350:2005/10/05(水) 03:29:09

『モウヤメテェェェッ!コハルガ死ンジャウ!ウワーン』
私のミラクル・ビスケッツNo.2が叫んだ。
確かに…このままじゃヤバイ!
一発一発、新垣の素手という事もあってか、威力はでかくない。
だが、このままじゃ私はきっと…痛みのショックで死んでしまう!!
くそ…まさかこんなことをすることになるとは思ってなかったが…
やるしかないッ!!!
351:2005/10/05(水) 03:31:04

『コハル…オ主、何ヲ考エテイル!?』

No.1、やってくれ…頼む。

『ダメヨオォォッ!ソンナ事シタラ…』
『ドウナルノカ…ワカッテイルノカッ!!』

わかっているよ、No.2、No.3。

『No.4とNo.5ハ、モウ動ケナイッ!!危険スギルッ!!俺タチ「二人」ダケデハ…ッ』

No.7、私はあなた達を信じている。

『ミンナ!!コハルガ頼ンデルンダ!!ヤルシカネェッ!!』

No.6…ありがとう。

『アア…マジニ愛シテルゼ、コハル…』

352:2005/10/05(水) 03:34:49

私は新垣を睨みつけた。
「…またその目か。その目、なにか『策がある』という目なのだ…こんな状況で
久住小春、お前は何を考えている…?」
「……」
よぉし…。

覚悟を決める時だ!!!

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!!!
いけえぇぇぇぇぇぇッ!!!私の『ミラクル・ビスケッツ』!!!!!!!!!!!!」
私は今まで生きてきた中で、出したことのないような声で叫んだ!!
『コハルウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!!』
『アッ…アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!』
やってくれッ!!No.1、2、3ィィィィィィッ!!!!!
私の身体を…


砕け!!!


ゲシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!ポトポト・・・

353:2005/10/05(水) 03:36:08

「な、なんてヤツなのだ…ッ!自分の身体を…粉々に…?体内にしかけた
『種』がすべて地面に落ちてしまったのだ!!これが久住小春のスタンド…
ヤツは…ヤツはどうなったのだ!!!!!!!!?」

『ウオアアアアアアアアアアアアアッ!!!コハルウウウウウウウウウウウッ!!!』
『急グンダNo.7!!!!コハルヲ…早クコハルヲ再形成スルンダッ!!!!』
『コハルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!』


バリバリバリバリ…ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!
354:2005/10/05(水) 03:40:39


「…お前は…とんでもない奴なのだ…」
「ハァ…ハァ…」
「自分の身体を粉々にし、種を除去…そして一瞬のうちにわたしの射程距離外での
再形成…なぜそんなことができるのだ?なぜやろうと思いつくのだ?脳味噌が
クソにでもなってるというのか?」
新垣が…何か言っているようだけど…
とにかく…よくやってくれた、みんな。
それにNo.6とNo.7…たった二人での私の再形成、見事だった。
やはり『ミラクル・ビスケッツ』は伊達じゃない…だが。
…かなりしんどいな、今。
「まぁ、お前のスタンド能力がなんなのかわかったのだ。そして、もう一度
くらうがいい、我が必殺技を…スプラッシュビーンズッ!!!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…

…今度はアレを食らってしまうのか?
一難去ってまた一難というのは、こういう事を言うんだろう…。
さて、どうしたら…

「シャボン玉ァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!」
バグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!

その時、私に迫ってきた無数の豆粒が、突如空中ですべて爆破した。
何者かの掛け声と共に。
355:2005/10/05(水) 03:42:11
ではまた後で!
356名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 03:43:35
うぉぉぉぉおぉぉl良いとこでぇぇぇえぇーーー
ハァハァ・・続きを・・・ハァハァ
357ザキでございます:2005/10/05(水) 03:58:08

ら    フォ――――・・・・


358:2005/10/05(水) 04:57:53
行くぜッ
359:2005/10/05(水) 04:59:26

爆煙がはれると、そこに立っていたのは中等部の生徒であった。
学年はわからない…だが幼さの中に、どこかお姉さんのような空気を感じた。
この人が、今の爆発を起こしたのか…?
一体何者なんだ、彼女は。
「さゆ!!なぜ邪魔をするのだ!!!」
「新垣さん、もう審査は終わったの。それ以上の『暴行』は、まったくもって
意味をなさないの!」
審査…?
なんだそれは?
「審査だって?わたしはそんな話など聞いてないのだ」
「新垣さんは『演劇部』のことになると目の前が見えてなさすぎなの!」
そうか、わかってきたぞ…
この人も演劇部なんだ。どうやら口論をしているようだが…。
「少しは冷静になるの!落ち着くの!!」
「落ち着く…だって?もっさんはコイツにやられたのだ…演劇部の仲間を傷つける
ということ、それは演劇部を冒涜したことに値するのだ。確かに、この小娘を
演劇部に入れる事には賛成だ。スケールの大きい決断力もある、そして、
とてもいい目をしているのだ…だが、誇り高き演劇部にドロを塗った『オトシマエ』は
キッチリつけてもらうのだ!!!!!!!!!!」
「それはあなた一人の『感情』に過ぎないの!感情でモノ言ってんじゃねーのッ!!
だいたい彼女の審査員に選ばれたのは、さゆなの!新垣さんには、それに無条件に
したがってもらうのッ!!」
ドギャン!!
さゆという名の生徒が、スタンドを発現させた。
そのスタンドは、彼女の右腕から胴体、そして腿に絡み付いている。
…ん?
これってまさか…。
360:2005/10/05(水) 05:00:47

「さゆ…わたしとやろうっていうのか?」
「これは寺田先生からさゆに与えられた指令なの。従わない場合、さゆの
独断と偏見で『演劇部を冒涜』したと見なし、あなたを再起不能にさせてもらうの…」
「なんだって…わたしが…演劇部を冒涜…?」
「わかったらスタンドをしまって欲しいの」
「くっ…」
シュン…
「それでこそ、新垣さんなの…ところで…あなたが久住小春ちゃん?」
さゆという名の生徒が振り向く。
この動き、大きさ…。
まっまっ…間違いない!!!!!!!!!
ヘビだ!!!!

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!」
361:2005/10/05(水) 05:02:15

ヘビだ!!!!!
ヘビだヘビだ!!!!!!!

「小春ちゃん、どうし…」
ヘビが近寄ってきた!!!!

「やああああああああああああめええええええええええええ
てええええええええッ!!!!」

「え?」

「来ないでえええええええッ!!!お願いだからああああ
あああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イヤだ!!!!!!!!!!!
ヘビ怖い!!!!!!!!!!!!!!!
私はもつれる足で逃げ出す。
が、疲れきっていてうまく身体が動かず、転んですぐ目の前が芝生の
緑で、いっぱいになった。

「うわあああああああああああん!!!!!ヘビ怖い!!!!!!!」
この女ヘビのスタンド使いだ!!!!!!

「へ…ヘビじゃないの!!うなぎなの!!!!!ちょっと失礼なの!!!!!」

362:2005/10/05(水) 05:03:20

30分後。
私は木陰に座り、スタンドをしまった道重さゆみさんになだめられ、
落ち着きを取り戻していた。
新垣里沙は、あの騒ぎの後、すぐに帰ってしまったらしい。
「小春ちゃんは、どうして演劇部に入りたくないの?」
「入りたくないというのは…語弊がありますね。正確に言わせてもらうと、
私は『ミラクルな大スター』にならなければならないのです。そのため、
部活動に時間を裂くことはできないのです」
昨日、今日で何度目のセリフだっただろうか。
自分でも覚えていない。
「どうして?演劇部に入ったら、夢が一歩近づくかもよ?」
「いえ、それは時として遠回りとなり、迷い道となってしまうかもしれません。
それだけは避けなければ…かと言って、近道をしようなどと考えてはいませんが」
「そっか。残念なの…」
道重さんは、本当に残念そうな顔をしていた。
「さゆにもね、夢があるの」
人の夢…か。
そういうのを聞くのも、たまにはいい刺激になるかも知れない。
「なんですか?」
「えへへ…お姫様w」
「はぁ…」
違った意味で、スケールの大きい夢だなとは思う。
まぁ頑張って欲しい。
363:2005/10/05(水) 05:04:53

「さゆは将来、絶対お姫様になるの。そのために、今のうちにそれに見合う
『経験』をつまなきゃならないの。確かに、今の自分の場所は憧れのお姫様とは
ほど遠い場所にいるの。だけど…」
彼女は立ち上がり、私を見つめて言った。

「さゆは敢えて遠回りをするのッ!回り道もするのッ!!その経験ですら、
すべて自分のものにする自信が、さゆにはあるのッ!!!」

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!

な、なんという気高き精神!
一見、夢見がちな少女に見えるかもしれない…が。
私にだって、彼女に負けないだけの夢を持っているのだ。
だから、彼女の言う事が、頭でなく心で理解できるッ!!!!!
さらに、道重さんは言う。
「選んだ道が、もし行き止まりなら…そこで迷えばいいの」
行き止まりなら…迷えばいい。
迷った経験ですら吸収し…克服する精神力。
どんな問題ですら、すべてを自分の糧にする、寛容な人間…。
364:2005/10/05(水) 05:06:19

「さーて、さゆはそろそろ行くの。演劇部のことで、いろいろ巻き込んじゃって
ごめんなの。じゃあ、また会える日まで…会えるといいの」
彼女は、夕日を背に歩き出した。

私は、感じた。
あの人の偉大なる夢を。
そして、人生の教えを学んだ。
彼女は…素晴らしい人間だ。
私は…ああいう壮大な心意気をもった『ミラクルな大スター』になりたい!!!

「待って下さいッ!!」

私は偉大なるその背中に向かって叫び、追いかけた。

『道重さゆみ』

この瞬間、彼女は私の『心の姉』となったのである。

365:2005/10/05(水) 05:06:53

久住小春  演劇部に入部
スタンド名:ミラクル・ビスケッツ

新垣里沙
スタンド名:ラブ・シード


TO BE CONTINUED…

366:2005/10/05(水) 05:08:44
お、終わったぜ久住小春全編…
ちょっとハロモニネタ入ってるけど、わかるだろうか?

ってなわけで、明日学校だから寝まする
おやさゆみんノシ
367ザキでございます:2005/10/05(水) 05:10:14
たのしぃーw
368名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 05:14:35
早朝まで乙カレー
良い感じに落ち着いて良かった
しかし今までのベスト3に入らんばかりの良作ですね
早朝までまってて良かった
369前スレ83:2005/10/05(水) 06:08:30
>>366
乙でーす!
M・ビスケッツのアイディアは突き抜けましたね〜。
俺もこういうの考えないとなぁ。
370名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 08:19:19
保全!
371:2005/10/05(水) 09:24:23
おはよう

>>368
後編は書いてておもしろかったっす
そう思ってもらえるとは嬉しい限り
>>369
前々から久住ってハーヴェストっぽいなとか思ってて、
そっから派生してピストルズみたいなスタンドにしちゃいますた

では学校行ってきます保全
372名無し草:2005/10/05(水) 10:34:35
保全
373名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 11:18:50
1さん乙でーす!!教育係&サファリパークetc.ネタ乙でーす!!
突拍子もないスタンドの応用法は本家にも通ずるものがある!!カクイイ!!
なんかファンも増えているみたいだし・・・鯖落ちも決して悪く無かったと
うんやっぱ面白い・・・オナニストの皆さん今後も期待してます!!
374名無し草:2005/10/05(水) 12:57:27
保全やでー
375前スレ83:2005/10/05(水) 13:25:10
昼ドラ保全
376名無し草:2005/10/05(水) 14:54:05
保全なのだ
377名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 15:55:08
作者たちの推しメンが知りたい保全
378:2005/10/05(水) 16:55:13

スタンド名:ミラクル・ビスケッツ
本体:久住小春

破壊力:E
スピード:B
射程距離:約50メートル
持続力:A
精密動作性:A
成長性:C

能力…物質、生物問わず分解、再形成する。
    7人で一体のスタンド。(1番から7番までいる)
    No.1からNo.3までが分解を行い、No.4からNo.7までが再形成を行う。
    人数が多ければ多いほど、作業は早い。
    それぞれに性格、性別があるようである。
379:2005/10/05(水) 17:04:52
スタンド名:ラブ・シード
本体:新垣里沙

破壊力:C
スピード:B
射程距離:5メートル
持続力:C
精密動作性:B
成長性:B

能力…植物を生み出す『種』や『豆』を持つスタンド。
    スタンド自体のパワーは人間並みだが、スタンドが生み操る植物の
    爆発的なパワーは恐ろしい。
    体内に『豆』を仕込むこともできる。
380:2005/10/05(水) 17:08:31
帰宅保
>>368
朝まで付き合ってくれてd!
>>373
サファリパークネタわかってもらえたーッ!!
今後も頑張ります
>>377
うーん誰だろ、六期は大体みんな好きかな


そして、保全していてくれた、すべての人たちにありがとう
381ザキでございます:2005/10/05(水) 17:11:33

  @@@@
      @@ @@
     \(☆▽☆)/
       /  /
      (∩ )  
      / \
  これが我が幽波紋「ハーデスト・ゲイ」!!!
       さぁ、逝くぞ!!!UREEYYYYYYY!!!
382名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 17:15:03
乙です!
小春の連続バトルッ!よかった
383ザキでございます:2005/10/05(水) 17:16:03
「ゲイ・ワールド」!! オトコ共よー!
               ゲイと化せ!!!
(ちゃっちゃっ、ちゃららっちゃっちゃー♪)
       んっんー♪歌でもひとつ歌いたい気分だー!
        さらに逝くぞ!UREEYYYYYY!!!!
384ザキでございます:2005/10/05(水) 17:18:19
(;´Д`)ハァハァ・・・、ち、力が漲るぞ・・・ウッ・・
385前スレ83:2005/10/05(水) 17:25:23
>>377
グッズ買っちゃう位なのはベリエ。
特に桃子。
書いているメンはだいたい推しですね。
推しだからこそ書くっつーか。
>>380
おか絵里〜。
386名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 17:54:23
そういえば狼にほとんど帰ってないな・・・
387名無し草:2005/10/05(水) 18:42:12
さゆみ愛してるよ
388名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 18:54:11
なんかex10が復活してる
389名無し草:2005/10/05(水) 19:27:21
大丈夫だと思うが保全しとこ
390名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 21:07:30
391名無し草:2005/10/05(水) 22:07:25
392名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 22:45:29
なんでこんな静かになってんだ保全
393前スレ83:2005/10/05(水) 23:15:01
10月2日     I

alive side:清水佐紀

私は鈴美さんから「殺人鬼」の事、「舞波」の事を聞いた。
「ここが出口。あなたもアイツに狙われているかもしれない・・・くれぐれも・・・ね。」
私は鈴美さんに礼を言おうとした瞬間「何か」か伝った。
「あッ?」
「大丈夫?鼻から血が・・・・」
鈴美さんの気遣いに
「大丈夫です。」
とだけ答えてその場を足早に去った。
血をハンカチでぬぐいながら思い出す。
前にもこう言う事が在った。
鼻から血が出て、この嫌な感覚。
「みや・・・・・」
私は感覚に任せ夏焼雅のいる場所に急いだ。
394名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 23:32:12
キテター!
乙!
395名無し募集中。。。:2005/10/05(水) 23:36:31
>>353
バリドッパキタ――――!!!
396:2005/10/06(木) 00:17:08
バイト帰宅そしてお出かけ前保全
>>393
乙ッ!!

やべえ、ネタは思いついたには思いついたんだけど、なんかいろいろ
ジョジョ的にドギツイの書きたいから最思案中スマソ
397名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 01:17:41
どっちだ!?どっちを『保全』だ!チクショー
398名無し草:2005/10/06(木) 01:22:01
どっちも保全するッ!
399名無し草:2005/10/06(木) 01:27:04
alive side:夏焼雅
が旧狼にうpられてるゥゥゥゥゥッッッ!!
400名無し草:2005/10/06(木) 02:20:27
保守
401名無し草:2005/10/06(木) 02:25:21
スクライドの奇妙な冒険第1570部-若年層の趣味-
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1128525879/

こんなスレあるんだなあ
402:2005/10/06(木) 02:46:23

スタンド名:ブギートレイン03
本体:藤本美貴
ttp://hellogirls.myphotos.cc:591/hellogirls/data/hellogirls0104.jpg

破壊力:B
スピード:B
射程距離:E(2m)
持続力:D
精密動作性:C
成長性:本人のやる気次第

能力…過ぎ去った時間を戻すことができるスタンド。
    時間を戻した後は、本体が関与しない限り、戻す前の過ぎ去った時間と
    まったく同じ出来事が起こる。
    無敵の能力だが、今のところは本体の意思で時間を戻すことができず、
    本能で能力が発動しているようだ。
403:2005/10/06(木) 02:58:44
从*・ 。.・)ノシ<おやさゆみん
404前スレ83:2005/10/06(木) 06:46:38
おはよう保全

>>396
JoJo的にですか・・・・キターイ

>>397
>>398
>>399
正直、どっちを保守するか本当に迷ったから
ああ言う分割にしてしまいました。
405名無し草:2005/10/06(木) 08:23:28
正直向こうはもう過去のモノとして落としても良いかと・・・
こちらの方が見てる方が多いと思いますよ・・・難民の方もいるようですし
どうでしょうか?
406名無し草:2005/10/06(木) 10:18:47
とりあえず保全でつよ
407前スレ83:2005/10/06(木) 10:29:15
>>405
そうですね。じゃあそういう方向でいきましょう。

>>406
保全乙!!
408名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 11:26:56
旧狼消えちゃいましたね…
409:2005/10/06(木) 11:49:23
学校から携帯保全してみる
ネタ固まったから今日からまたシコるよ!
>>404
ガンバリます!
410名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 12:35:13
最後の敵ちょっと思い付いたけど
ただの神父の焼き増しだな…orz。
ネタ書きさんの出す答えに期待しているっ!!。
411名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 13:37:18
とっておきのッ!
保全というヤツだああああッ!!
412:2005/10/06(木) 14:21:50
帰宅!!
>>404
前スレ氏の「〜side」って表現、俺も使ってもいい??
413前スレ83:2005/10/06(木) 14:30:14
>>412
おか絵里〜。

どうぞどうぞお構いなく〜。
414:2005/10/06(木) 14:52:31
>>413
ありがたき幸せ!!

では後ほど、バイト前に少しうpれるように頑張ります
415名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 15:09:15
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ’w’)つ<狼じゃないけど、良いよね?
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中!
416:2005/10/06(木) 16:26:44
バイト前うp行きます!
417:2005/10/06(木) 16:29:26
銀色の永遠 〜エリックかめりんはお姫様を守りたい〜

〜Enemies side〜

トゥルルルルルルル…トゥルルルルルル…ピッ
『はい』
「あ、もしもし、ひろりん?」
『…じゃーな』
「嘘だよ。電話切ろうとしないでくれ」
『何か用?』
「うん。拙者の頼みを聞いてほしい」
『金なら貸さないぞ。欲しい服があるんだ』
「そんなことじゃないよ。金じゃなくて、お前の力を貸して欲しくて」
『力って…スタンド関連かよー?俺のくっだらね〜能力なんか何に使うんだ?』
「拙者と組んで欲しいんだ。拙者達は絶対相性がいい」
『はぁ?演劇部になんかすんのか?』
「そう」
『わりーけど勘弁。痛い目あいたくねぇし。大体なんでお前があの女の「演劇部潰し」に
力貸そうとしてんのかがわからん』
「うまくいったら、Hさせてくれるそうだ。拙者限定で」
『ならますますやだね。俺を出し抜いて童貞捨てようなんてよー』
「そう言うと思った。ただとは言わない、取引きしよう」
418:2005/10/06(木) 16:30:27

『取引き?』
「うん。もし拙者に力を貸してくれたら、2年C組の平山さん紹介してあげるよ。
ゴマキのコネで」
『えっ、マジで?えっえっ!?ヤらしてもらえたりする?』
「それは君の努力次第だけど」
『…紹介はしてくれるんだな?』
「うん」
『…よし、わかった。いいよ』
「ありがたき幸せ。じゃ明日放課後に打ち合わせしよう。場所は…
カフェドゥ・マゴでどう?」
『明日かよ。S市に服買いに行こうと思ってたんだけど…まぁいいや、わかった』
「いきなり悪いね、成宮。じゃ明日」
『おぅ』
プツッ!ツー…ツー…
419:2005/10/06(木) 16:32:05

〜Elizabeth said〜

私は…いや、もう自分を偽るのはやめよう。
僕の名前は亀井絵里。
ぶどうヶ丘高校の1年生だ。
お父さんは『エリック亀造』っていう、この辺じゃ結構有名なエリートイケメン販売員で、
それ故に、友達には『エリックかめりん』って呼ばれる事がある。
ヨロチク〜(>▽<)
なんちゃって。

この頃、さゆが僕と遊んでくれないんだ。
理由は知ってる、最近演劇部に電撃入部した久住小春ちゃんにベッタリだからだ。
ああ見えて、さゆってとても面倒見がいいんだよ。
そんなさゆに、小春ちゃんもベッタリでさぁ…orz
あーあ、中学一年生の女の子にヤキモチ妬くなんて…ハァ。
…片思いって辛いなぁ。
でもでもっ!
今日の放課後、デート(って思ってるのは僕だけだけど)する約束したんだ!!
カフェドゥ・マゴでお茶しながらおしゃべりするんだ。
学校帰りにカフェでデートだなんて、オシャレだと思わない?
その日の授業は、とっても長く感じた。
早く放課後にならないかなぁ〜♪
420:2005/10/06(木) 16:34:40

〜Enemies side〜

放課後。
カフェドゥ・マゴにて、拙者達は紅茶をすすって会議していた。
学校帰りにカフェで対談…なかなかオサレなシチュエーションだ。
…向かいの席に座っているのが『男』ってのが何とも言えないが。
相手は同級生の、耳にキューピーちゃんのピアスをした成宮寛貴である。
「で、演劇部員の顔は写真でわかったけどさ。俺の能力なんて何に使えるわけ?」
「うむ、一言で言うと、拙者の『目』の代わりになって欲しい」
「目?」
成宮は拙者を疑問の眼差しで見た。
「そう、目だ。それで拙者の弱点を克服する」
「山Pって、そんなに視力悪かったっけ?」
「そう意味で言ったんじゃない、あくまで『スタンド』としてね」
「へー。それよりよ、S市に新しい古着屋出来たらしいんだよ。今から行かねー?」
ダメだコイツ、服のことしか考えてないみたいだ。
「平山あやちゃんとお友達になるからには、それなりにやっぱいいカッコしねーとなぁ」
「お前、何か勘違いしてないか?それはちゃんと拙者に協力してくれたらって話だよ。
取引きだって、言っただろ?」
「わかってますって、わかってますって」
嘘だ。絶対わかってないぞ、この洋服バカ。
さっきだって、演劇部の部員の写真を見せたのに「ふ〜ん」とか言って適当に見て
終わったんだ。コイツは気持ちばっかりが先走ってて、拙者との『取引き』を
すっかり忘れているに違いない。

「小春ちゃんのこと悪く言うのはやめて!絵里、さっきから言ってることが
なんか変なの!!」

女の子の怒鳴り声がちょろっと聞こえた。
こんな場所で友達と口論ですか…苦労してますね、ごくろーさん。
421:2005/10/06(木) 16:37:13

「おい」
拙者も苦労してますよ、話がなかなか噛み合わなくてさ。
こいつに頼んだ拙者もバカか…だが、どうしても成宮の能力が、拙者には必要なんだ。
「おい、山P」
「なに?」
「ちょっと、さっきの写真見せろ」
「え?」
なんだコイツ?急にやる気出したような顔しやがって…。
拙者が無印良品で買った、演劇部のメンバーの写真が入った小さなアルバムを渡すと、
成宮は真剣な眼差しで二枚の写真と遠くに座っている女子高生と女子中学生を交互に
見比べていた。
あの二人、ぶどうヶ丘高校・中学の生徒のようだが…。
「どうか…したのか?」
「いきなり来たぜ、山P…こいつはビンゴだ。見てみろ」
成宮が写真を二枚抜き取り、拙者に見せる。
「も、もしや…!?」
「な、当たりだろ?」
この子達は、あそこで口論しているらしい二人だぞ!!
「なあ、こいつら名前なんていうんだ?」
「ああ、名前は…」
422:2005/10/06(木) 16:38:26

……。
なんだっけ?思い出せん。
ゴマキにちゃんと教えてもらったハズなんだがなぁ。
「こっちのショートの子が亀…亀吉?すまぬ、わからん」
「お前な…まぁいいや。で、どうする?やるのか?」
「えっ今から?拙者は構わんが…」
お前は平気なのか?
さっき拙者が頼んだこともろくに理解してないようだが…。
「思い立ったら即行動ってなッ!お前の『移動中の目』になりゃいいんだろ?まかしとけ」
り、理解してんじゃねーか…ッ!!
「とりあえず名前わかんねーから、今からショートで茶髪の子を『亀』、もう一人は…
口元にホクロがあるな、あの子を『ホクロ』と呼ぼう。あのおばちゃんがテーブルに
コップを置いたら、さっそく仕掛けるさ」
拙者の判断は間違ってなかった。
やはり、拙者達は相性がよかったらしいな。
「頼んだよ、成宮」
「ああ、しっかりサポートしてやんぜ」
423:2005/10/06(木) 16:39:28
ここまで!!
じゃーバイト行ってきますノシ
424名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 16:59:34
ハンティングだな
425前スレ83:2005/10/06(木) 17:23:10
ハンティングですわね(小指の爪を噛みながら)
426前スレ83:2005/10/06(木) 17:26:19
>>423
1さん乙デース!
来たな〜、山Pに成宮ッ!
で小栗先生は〜w
427名無し草:2005/10/06(木) 18:43:45
タッグバトルだな
428名無し草:2005/10/06(木) 19:48:32
タッグバトルですわね(小指を噛みちぎりながら)
429ザキでございます:2005/10/06(木) 19:48:46
きましたぁー!オッケェー!グッジョジョブですよー!
ここで我が幽波紋を放つー!いきますよぉー!?
    
     「ゲイ・ワールド」!!!
これが正真正銘最後の発動ですよー!逝くぞ!
オッケィ、OKOKOKOKOKOKOKOKOK!
                  オォッケェェ〜イ!
よ・・腰痛が・・。最後の・・・腰・・振り・・・(死)
ハードゲイは「ハーデスト・ゲイ」とともに散る・・かもよ・・
                    (散らなかったりする・・)
       @@@
      @@ @@ 
  URE\(■∀■)/EYYYYY!!
       /  /     
      /∩ /      <HG> V <フォ――――!!
     / \      (■∀■)//   (⌒つ
               \=C\ ⌒⌒\/ / 
                     ̄  
430名無し草:2005/10/06(木) 19:51:30
(・´ω`・)
431名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 21:20:41
ところでさ、保全しよ
432名無し募集中。。。:2005/10/06(木) 21:46:45
えーっと・・色々あるけどタックバトル最高!!
433:2005/10/06(木) 23:11:05
さっき帰宅した保
>>424
>>425
当たりw
>>426
小栗先生はノンタイトルさんに期待しましょ

ではちょっと出来たところまで出してみる
434前スレ83:2005/10/06(木) 23:13:23
10月2日  J

alive side:徳永千奈美

桃も舞波に逢えたし(幽霊だけど・・・)あとは佐紀さんとみやを拾っていけば
一件落着。とっととすまして帰ろうか・・・・・
私は右手の甲に浮ぶ「シークレット・デーヴァ」の感知レーダーに目を落とす
「え〜と動いていない機影x3・・・・x3ッ!?」
感知レーダーはスタンド使いのみの設定・・・・て事は〜? 
435前スレ83:2005/10/06(木) 23:14:57
alive side:夏焼雅

「おぉ!夏焼家槍戯!雅棟燐虞槍ッッッ!!!!!」
私自身の能力!秒間60連撃!
それに乗せて「セクシー・アダルティ」の伸縮、可変、自在の刺撃!
「蜂の巣にしてやるッ!」
私は連撃を早める!が妙だ?
キラのあの表情・・・・!
私の攻撃を防ぐのがやっとの癖に「何かを仕掛けた」みたいな表情。
まさか?コイツの能力は?

そう思った瞬間。前方の空間が  歪んだ

「セクシー・アダルティッッ!!!」
   ドボァアァアァッァァァッァァッァアアン
「うおぉお!伸びろッッ!!」
私はセクシー・アダルティを足元に突き刺し棒高跳びの様にその場から離脱した。

「うぅ〜む。距離に・・いや問題があったのは弾のほうか?慣れがもう少し必要か?」

弾?コイツの能力は爆発する「見えないモノ」を射出する能力なのか?
舞波が居れば簡単に解るのに・・・

舞波・・・・力を貸して・・・
436:2005/10/06(木) 23:21:54
>>435
うおぉ乙です!!
弾ってことは…アレだな!!

ってなわけで俺も行こう
437:2005/10/06(木) 23:23:29

〜Elizabeth side〜

ルンルン気分でカフェドゥ・マゴに来たはいいんだけど…。
どうも面白くない。
「それでねそれでね、小春ちゃんったら、さゆのたらこスパ食べちゃったの」
「へぇ〜…」
こんな風に、小春ちゃんの話を延々と聞かされているからだ。
しかも好きな子にだよ?
僕の惨めな嫉妬はどんどん募っていくばかりだ。
「小春ちゃんの話はもういいよ…」
「そういえば、絵里って小春ちゃんとあんま絡んだことないよね?」
ぼ、僕の言ってること聞いてないし。
「…うん」
でも強く言えない自分が情けない。
おっかしいな〜、こんなはずじゃなかったんだけど…。
「じゃあさ、今度お出かけしよーよ、小春ちゃんと3人で」
3人で…?
なんかイライラしてきたぞ。
「いーよ、2人で行ってくれば」
「え?」
「僕、小春ちゃんのことよく知らないし」
「じゃあ、その時に知ればいいの。同じメンバーとして、交流深めたらいいの」
「別に知りたいとも思わないけどねー」
「絵里?」
「それに、僕あーいう子苦手だし。言葉遣いやら考え方、中学生とは思えないもん」
よくわからない苛立ちを、僕は自分でも気付かぬうちに、小春ちゃんの
『悪口』を言う事で解消することにしていた。
「大体、入部の仕方がイレギュラーだしね。なんか認められない」
惨めだなぁと思いつつも、悪口は止まらない。
…もう何でもいいや、どうとでもなれ!!
438:2005/10/06(木) 23:25:14

と、思った矢先に…
「小春ちゃんのこと悪く言うのはやめて!絵里、さっきから言ってることが
なんか変なの!!」
さゆはすごい剣幕で僕を怒鳴った。
うぅ…怒鳴らなくてもいいじゃんか。ここ、公共の場だよ?
そんなに小春ちゃんのことが大事なのかな。
「…ゴメン」
怒っているさゆとは対象的に、僕は消えていってしまいそうな声で言った。
「…なんか怒ったらお腹すいてきた。何か頼むの」
「うん」
「これ食べたら、今日は帰るの」
さゆの口調は相変わらずだが、表情も声色も物凄く怒ってる気がする。
あーあ…僕は何やってんだろ。
せっかく久々にさゆと長くおしゃべり出来るハズだったのにな。
僕は、バカだな。
嫌われちゃったかもしれない。
「すいませーん、オーダーお願いしますなの」
「かしこまりました」
もうすぐお開きか…さゆが次の注文頼んで食べ終わるまでの間、
まともに会話できるのかさえ怪しい。
気まずい空気の中で一言もしゃべらないなんてことになったりしないよね?
顔を上げているのも気まずくて、僕は自分の飲みかけのダージリンティーに
視線を落とした。
…ん?あれ?
このダージリンティー、変だ、何か…奇妙だぞ?
なんかへんなモノが浮いてる。これ…なんだ?
439:2005/10/06(木) 23:29:40

「えーっと…紺野さんのオススメはどれだっけ。あ、これこれ、
紅芋のアイスを一つなの」
「かしこまりました」
その浮いている奇妙な物体が気になって、僕はコップの淵に顔を近づけた。
「…え?」
なんだコレ!!このコンタクトレンズをちょっと大きくしたような物、
顔とクラゲみたいな足がついてるぞッ!!!気持ち悪いッ!!!!!
「こ、これは…ッ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ブチュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

それは小さな水しぶきを立てて、突然僕の右目に飛びついてきた!
「あッ!!!」
僕は思わずコップから顔を離し、右目を押さえて声をあげる。
い、痛い!!!
変な物が僕の目に…痛い!!!
「絵里もなんか頼む?…って、どうしたの?」
これは…スタンド攻撃だ!!
何者かのスタンドが僕の目を攻撃してきたんだッ!!!
「さゆ…スタンドが…ッ」
「は?」
「僕の目を…攻撃して…」
僕は右目を押さえていた両手をゆっくり離し、さゆに見せる。
440:2005/10/06(木) 23:31:25

ところが、返事は意外なものであった。
「なんともないじゃん」
「え?」
んなバカな。
あれ、でも…そういえば痛みもひいてる気がする。
お、おかしいな。
カバンから小さな鏡を取り出し、僕は自分の右目を映して見た。
…なんともなってないぞ。
「…あれッ?」
赤くもなってなければ、充血すらしてない。
えッ?今のはなんだったんだ?
「…バッカじゃない」
こんな時に幻覚なんか見たってのか?僕は。
さゆの一言が、心に鋭く響いた。
うぅ…泣きたい。
441:2005/10/06(木) 23:32:01
ここまでッ!
とりあえず風呂はいってきます
442前スレ83:2005/10/06(木) 23:43:53
古来より温故知新といって過去の優れたものを模倣して最新機器に応用するのが
通例であるがこれもその一例であろう。
古代、インド、中国から武術が日本に伝えられた。
「槍聖 棟 燐虞」を開祖に持つ槍術もその流れだったのだろう。
棟 燐虞が得意とした槍の連続突き。岩をも簡単に蜂の巣にする。と後の書に記されている。
棟 燐虞槍術の流れを組む「夏焼家槍戯」にもこれは奥義として伝わっている。
終戦後、この奥義を元に米軍が「ガトリングキャノン」を考案したのは容易に想像できる。
                               民明書房刊
                 『最新兵器も吃驚!脅威の古式武術!』より
443名無し草:2005/10/06(木) 23:46:04
民明書房の裏づけがあるってことは真実なんだな
444前スレ83:2005/10/06(木) 23:50:45
今日はここまでで須藤!
>441
乙かれちゃ〜ん!
来た!「目」への攻撃!
何気に荒木作品は目にモノを突っ込むガクブルな攻撃が
多いよね!
445:2005/10/07(金) 00:00:10
風呂上り
>>444
目に親指をつっこんでやるッ!みたいなねw
花京院も目に食らったし
>>442ってマジ?
なんかすごいな

じゃあ今から書くんで、途中まで出来たらまたうpりん
446前スレ83:2005/10/07(金) 00:08:43
>>443
>>445
いや俺の作り話ですからw
447名無し募集中。。。:2005/10/07(金) 00:13:27
>>294-299
荒木漫画って特徴的な言い回しと画力が合わさってこそだと思うんで
その絵がない分心理描写や情景描写をクドクド語らせるような形に。
ちなみに推しは言うまでもなくこんこんですが基本的にみな好きです

1さんミラクルビスケッツのアイデアは脱帽っすね白熱バトルが楽しめました
今進行中の話はさりげなくこちらの話とリンクしてもらってありがたいことです
83さん舞波泣けたっすマジ泣けたっす彼女らには幸せになってもらいたい
448N.O.:2005/10/07(金) 00:14:13
名前変えるの忘れた・・・
449:2005/10/07(金) 00:39:09
>>446
そうだったのか、びびったw
>>447
リンクしてるの!?
楽しみにしてます ノ


デハ、イキマスッ
450:2005/10/07(金) 00:42:47

結局あれからろくな会話も出来ず、ぎこちない空気のまま、楽しみに
していたデートは幕を閉じた。
カフェドゥ・マゴを出て、いつもならさゆが杜王駅まで送ってくれるんだけど、
さゆのお家へと続く曲がり角のある道で、彼女はバイバイと言った。
やっぱり、怒ってるんだろうなぁ…。
さゆのうしろ姿がどんどん住宅地に進み、溶け込んで行く。
それと一緒に、さゆの心も僕からどんどん離れていくような…ッ!!!!
「さゆッ!!!」
僕は叫ぶと、さゆの背中を追いかけた。
…こんなことで嫌われてたまるか!!
まだ、話したいことだっていっぱいあるんだッ!!!
僕の呼んだ声に、さゆは無言で振り向き、立ち止まる。
僕は彼女の前で立ち止まると、深々と頭を下げ、
「ごめんッ!!!!!」
と言った。
「…どうして謝るの?」
「あ、あのね…僕ね、その…ヤキモチ妬いてたんだ。小春ちゃんにさゆを
取られちゃうと思ったんだッ。だからつい小春ちゃんの悪口言っちゃたんだ…」
そして、さらにもう一度「ごめんなさい!!」と付け足した。
さゆは黙って何も言わない。
シーンと、重たい空気が流れる。
「あのさ」
さゆの声が聞こえると同時に、僕は顔をあげて彼女を見た。
「正直言ってね」
…ゴクリ。
「絵里のこと見損なったの」
451:2005/10/07(金) 00:45:27

……。
僕の中で、何かが砕け散った。
ショックだ。
なんだか気が遠くなっていく気分だ、吐きそう。
「でもね」
そう続けたさゆの表情が、歪んだ。
「…ッ!!?」
「…さゆ?」

ドンッ…

さゆは眉毛をしかめたまま、僕の身体に倒れこんできた。
「え?えッ!?」
な、なになになに?
どうしたの!?
さゆが僕の胸に飛び込んできたぞッ!
お、怒ってるんじゃないのかな?
「でも…何?さゆ」
さゆは何も答えない。
それにしても、さゆの髪の毛っていい匂いするなぁ…なんかドキドキしてきた。
腰に手を回しても…いいよね?
僕はそっとさゆの身体を抱き寄せた。
「さゆ…」
452:2005/10/07(金) 00:46:54

ヌルッ…

えっ?
なんだ、この感触は。やけに生暖かくて…ヌルヌルしてる。
ちょっとザラついてる気もするけど…。
てか…さゆの背中、なんでこんなに濡れてんだ?
腰に回していた右手を離し、濡れた手のひらを見てみる。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「ッ!!!!!!?」
僕の手のひらは、ドス黒く赤い液体で濡れていた。

血だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「さ、さゆッ!!!!?」
「ガ…ガホッ…」
そこで初めて、さゆが血を吐いた。
453:2005/10/07(金) 00:48:26
ここまで出来た
亀井を主にすると話書いててきもいな、うはw

じゃまた後でノシ
454名無し草:2005/10/07(金) 00:49:57
なっ・・・さゆっ!!!
455名無し草:2005/10/07(金) 01:54:23
つーか亀井はそういう趣味なのか?
456:2005/10/07(金) 03:05:56
お・なーに
457:2005/10/07(金) 03:08:31

〜Enemies side〜

「な、言ったとおりだろ」
成宮は得意げに言った。
「ああ…あの二人がケンカして道で別れようとしたらしい時はマジで焦ったが…」
拙者はカップの底に残った紅茶を一気に飲み干す。
うむ、うまい。
「あの『亀』って女、相当『ホクロ』が好きらしいな。さゆとか言っていたが、
そんなに大事な友達なのか」
「おかげでこちら側としては助かったけどね。でも成宮、もっと正確な
位置を教えてくれないか?急所はずしちまった」
拙者の攻撃はかなりのダメージを与えられたが、急所は見事に
外れてしまったのだ。
まあ、もう動けはしないと思うが…。
「シャボン玉型の爆弾スタンドを操る『ホクロ』は倒したな。お前に
とっちゃ、まず一安心ってとこか」
「うむ…『ホクロ』のスタンドは拙者にはちょっとデンジャラスなスタンドだった
からね。丸ごとやられる危険性があった」
あとは『亀』のみである。
この勝負、意外と早くケリがつきそうだ。
最も、あの二人はこの勝負の存在も知らず終わっていくんだろうが…。
458:2005/10/07(金) 03:11:42

「まあ訊かんでもあとでわかることなんだけど、『亀』の能力って
なんなのさ、山P?」
確かに、こいつにはもうすぐわかることだが、知っていて戦うのと知らないで
戦うのは天と地ほどの差がある。教えておこう。
「最近また動けなくなった押尾さんが言うには…『音を消す』スタンドだとか」
「音を消す…か」
「ああ、押尾さんのスタンドがまったく動かなくなるほど強力なやつだ」
自動追尾で強力なパワーを誇る『ラッシュ・フォーメン』が、まったく動かなく
なったと聞いた時は、拙者もビックリした。
あんな子が、あの自信過剰な押尾さんを亀に(手も足も出させなく)するとは…。
「押尾先輩か。俺さ、あーいう顔からあからさまにDQNが滲み出てるバカって
大嫌いなんだよね。動けなくなったとかいってマジでウケるんだけどw
ざまぁみやがれってんだ。DQNも、それを好きになる女もみんな氏ね」
そういえば押尾さん、むかし成宮のスタンドを馬鹿にしてたっけなぁ。
パワーもスピードもない、カス以下のスタンドだなって。
だが、拙者はそうは思わない。
弱いスタンドほど、侮ってはいけないのだ。
3年生のマドンナ、倖田先輩のスタンド『バタフライ』も弱いスタンドから成長した。
そして成宮のスタンド『スピーキング・ハート』。
こいつのスタンドは強いとか、弱いとかいったレベルで判断してはならないと思う。
「おい、山P!『亀』がスタンドを出すみたいだ…」
「…わかった」
「ん…サイレント・エリーゼっていうらしい…よし、『ホクロ』をヤった位置から、
2mくらい進め」
成宮は、持っていたタバコに火をつけ、静かに言った。
「…スタンドを飛ばして探すようなことはしない…か。『亀』は、戦い慣れしてるな」
459:2005/10/07(金) 03:13:45

〜Elizabeth side〜

「うわああああああああああああああッ!!!さゆぅぅぅぅぅッ!!!」
さゆの足から力が抜けて、全体重を僕にかけてきた。
ぐ、ぐったりしているッ!!
「さゆ!!さゆぅぅッ!!!」
「……」
い、一体いつこんな怪我を…僕がさっきさゆを追いかけた時、
彼女の背中はなんともなかった。
じゃあ、いつ!?
僕が謝ってる時に!?
僕がすぐ側にいながら…こんな怪我をさせちゃったのか!!?
でも一体誰が!?どうやってッ!!!!?
これはまさか…どんな方法でやったかは知らないけど、スタンド攻撃じゃあないのか!!?
冗談じゃないッ!今度は夢なんかじゃないぞ!!
現にこうして、息を荒くしたさゆが僕の腕の中にいる…ッ!
クッ!!!!!!!
許さない!!!!!!!!!!!!
上空に『サイレント・エリーゼACT1』を飛ばして敵スタンドを見つけるか。
いや、それは危険だッ!
敵スタンドは、この近くのどこかに身を隠している可能性がある。
もしエリーゼを飛ばしてしまったら無防備になり、それこそマトになって終わりだ!
460:2005/10/07(金) 03:15:32

ここはエリーゼACT2『サイレント・エリドリアン』を出して、攻撃に備える!!
早く、早くさゆを病院へ連れて行かなきゃ…。
どこだ…どこからくる…ッ!?
辺りを見回す。
う…う…わからないッ!!!!
「えり…うし…ろ」
「さゆッ!?」
良かった!!意識はあるんだッ!?
そして今、後ろって言った…!!
僕はさゆを抱きかかえたまま、身を翻す振り向いた。

ヒュンッ…ピッ

僕の頬が、浅くだが確かに切れた。
そして見つけた。
小さくて黒いモグラのようなスタンドが、地面から上半身を出しているのを。
振りかぶって何か投げつけてきたようである。
それが…なんなのかわからないけど…
こいつが…こいつがさゆをこんな目に…ッ!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「やれッ!サイレント・エリドリアンッ!!!」
しっぽで叩き潰してやるッ!!

ドシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

461:2005/10/07(金) 03:17:34

手ごたえがないッ!?逃げられたか!!
僕はさゆに振動を与えて疲れさせないよう、お姫様抱っこの形で彼女を抱えた。
どこだ…どこから来るッ!?
「早く出て来いッ!お前の頭を叩き潰して煎餅みたいにしてやるッ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ふと、足元に何か気配を感じて、チラリと視線を移す。
小さな黒いモグラのスタンドは、そこにいた。
「なにィーッ!!足元に…こんな近くにィィィッ!!!!!」
モグラ型のスタンドは、鋭利な刃物を片手で握っている。指が発達しているんだろうか。
「くそおおぉぉッ!エリドリ…」

ザクッ!!!!!!!!

「ぎゃああああああああああッ!!」
エリドリアンの攻撃より先に、モグラ型スタンドに足を…ふくらはぎを刺された!!
体勢が崩れる…倒れてしまうッ!!
いや…倒れてたまるか!!
これ以上さゆは傷つけさせないんだッ!!
「うおぉぉぉぉぉッ!!!」
痛みをこらえ、血が流れる足でグッと踏ん張る。
いっ、いっ…痛い!!!!!!!!!!!!!!!!
まずいぞ、この状況…やばすぎる!!!
救急車呼んだ方がいいんじゃないのか?
でも、救急車が来るまでに僕がもたないかも…そしたらさゆは…ッ!
モグラが地面に潜ると、持っていた凶器が砂に変わった。
刃物が砂に…だからさゆの背中にザラザラしたものがあったんだ!
こいつの武器はなんとなくわかったけど…とにかく立ち止まってるのは危険だ!
462:2005/10/07(金) 03:18:31

僕は足の痛みをこらえ、歩きだす。
病院に…ぶどうヶ丘病院に逃げるんだッ。

シャカッ…ブショオッ!!

突然、足首に走る激痛。
「うわあああああッ!!切られたッ!!!!」
な、なんで僕が歩きだした先に現れたんだ!?まるで僕の行動が
読まれているかのような、この感覚はッ!!?
なんだか狙いも段々正確になってきてる気がするッ!!
ガクン…
あれ?切られた足に力が…入らない!!!!!!
「うおッ…」
うわああッ倒れる!倒れてしまう!!
さゆが地面に叩きつけられてしまう!!!

ドシャアアアッ!!

463:2005/10/07(金) 03:20:11

「いて…」
危なかった…僕がなんとかクッションになってさゆは無事だけど…
僕の方の怪我も、ちょっとやばくなってきた。
「絵里…」
「さ、さゆ…大丈夫?」
「シャボン…イィィィィィィィィィィィィィィィルッ!!!」
ギュルンッ!!
さゆは、自らのスタンドを出してみせることで僕に答えたのだ。
「だ、大丈夫!?無茶しないで!!」
「…おそらく遠隔操作型と見たの…ッ。シャボン玉ぁッ!!!」

ブッシュウウウウウン!

さゆのスタンド『シャボン・イール』が上空にシャボン玉を撒き散らす。
「なにを…?」
「これは一つ一つがレンズになってるの。さゆはこれを使って、
モグラさんスタンドの『本体』を探すの…」
464:2005/10/07(金) 03:22:08
ここまで!
やばい眠くてなに書いてんだかわからなくなってきた

ってか、もしかして文読みづらいかな?
改行とかもうちょい使ったほうがいいんだろうか?

とりあえずおやすみんです
465名無し草:2005/10/07(金) 03:23:46
乙ッ!

自分の環境では特に読みにくさは感じなかったけど
改行をもうちょっと考慮すればもっと読みやすくなるかも
466:2005/10/07(金) 03:26:24
>>465
なるほど、アドバイスdです!!
467前スレ83:2005/10/07(金) 06:00:52
あよーごさいあす!

>>464
乙!
「本体を探す」にも亀は目に攻撃を受けて
いたわけだから・・・・燃える展開ですね〜。

>>447
NOさん!どうもです。
泣きたかったあの時の心情がそのまま形に
なりましたね〜。
現行の話でキレイにオチが付けば・・・・
などと思っております。
468名無し草:2005/10/07(金) 07:24:14
1氏、乙!
亀井いじらしいです、格好良いです、鳥肌ですw
このスレのおかげで娘。メンがだんだん好きになってきているのは内緒だ
469前スレ83:2005/10/07(金) 07:42:52
モー娘。探検隊って・・・・
470名無し草:2005/10/07(金) 09:38:00
ウンコ
471名無し草:2005/10/07(金) 11:14:58
ほっ
472名無し募集中。。。:2005/10/07(金) 12:00:36
成宮のDQN嫌い発言は1の意かな?
473名無し草:2005/10/07(金) 14:01:00
ウンコ
474名無し草:2005/10/07(金) 15:25:11
チンコ
475名無し草:2005/10/07(金) 16:21:14
アナル
476名無し草:2005/10/07(金) 16:31:12
どういう保全してんだお前らw
477前スレ83:2005/10/07(金) 16:44:29
10月2日   K

alive side:吉良吉影

『ふむ。思いがけず「空気弾」のいい練習になったよ・・・・。』
『血塗れの君も美しいな・・・・ふふ・・・「手」には傷を付けずキレイにしておいた』
『その苦心も解ってもらいたいものだよ。』

『遊びは終わりだ・・・・さあ私の元に来るんだ。手だけのキレイな体でね。』
478前スレ83:2005/10/07(金) 16:45:36
alive side:夏焼雅

「腕が・・・・上がらない・・・この出血・・・ヤバすぎる・・・」
キラの「爆発するモノ」の攻撃に直撃こそは
避けたものの深手を負ってしまった。
この場から逃げようにも、
槍に手をかけるのが精一杯だ・・・
だが・・・ヤツもこの状況に「油断」している。

『遊びは終わりだ・・・・さあ私の元に来るんだ。手だけのキレイな体でね。』

一瞬でも虚を付けば・・・勝機が有る。・・・一瞬でも

『最後は派手に消えて貰おう、この接触弾でね!」

「!」
触れると爆発するヤツッ?マズイ!動けないッ!くゥッ!このまま終わるのかッッ?!

「舞波・・・・」
私は舞波のカタキを討てずにこのまま・・殺されてしまうのか?
「ベリー・フィールドッ!」    

ドウゥウゥウウゥンンッ!

爆発音はしたものの 私は無事だった。
彼女の無敵の盾に依って・・・
「間に合ってよかったッ!みやッ!諦めたらダメだよ!」
479前スレ83:2005/10/07(金) 16:46:20
あぁ!この声は・・・
「佐紀・・・ちゃん・・・」
見れば彼女の顔に血を拭った後があった
「あの時」みたいに私の窮地を感じてくれたのだろうか?
私は佐紀の肩にしがみ付き身体を起こす。
「そうだね・・・諦めたら、舞波に笑われるよ。」
舞波!私に力を貸してッッツ!
「夏焼家槍戯!牌屡蕃珂ァアァッ!!!!!」
480名無し草:2005/10/07(金) 18:20:46
オマンコ
481名無し募集中。。。:2005/10/07(金) 19:16:39
ドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・
482前スレ83:2005/10/07(金) 19:47:49
今日はここで一次中止。
483名無し草:2005/10/07(金) 20:43:44
ウンコ
484:2005/10/07(金) 20:52:36
たらいま
保全してた方々乙ッす
>>467
こっから頑張っていきまする!
>>468
俺も久住の話書いてたせいでだんだん久住が気になってきたw
もうすぐ二十歳なのに13歳応援するってやばいな
>>472
正確には、DQN男とつるみだしてから発言がDQN化する女が大ッ嫌いですw
>>482
乙!!
『その苦心も解ってもらいたいものだよ。』ってのにガクブル
凶悪殺人鬼恐るべし
485名無し草:2005/10/07(金) 21:56:13
チンコ
486:2005/10/07(金) 22:03:11
うpろ
487:2005/10/07(金) 22:05:50

〜Enemies side〜

成宮のスタンド『スピーキング・ハート』は、眼球に寄生して、その相手の
思っていることを知ることのできる能力を持っている。
パワーもないし、水がないと発現させることができないが、一度寄生することができれば、
その相手の涙腺から水分を吸収し、スタンド攻撃を受けない限り眼球から離れることはない。
「目玉ってのはさ、人間の中で最も弱い部分がむき出しになってる上に、
一番脳味噌に近いよな…おい、山P。『亀』と『ホクロ』が別々に動き出したけど…
どうするよ?」
『ホクロ』のヤツ、あの身体で動き出すとは…
しかも、シャボンのレンズで拙者たちを探すだって…ッ!?
や、やばいな。
「…山P、『ホクロ』の行動に同様してんのか?」
「うん、ちょっと…」
当たり前じゃないか。
拙者のスタンド『メタルマサカー』は地中を移動し、砂の中に含まれる『砂鉄』を
集めて凶器に変え、攻撃をするスタンドだ。
だから、地面を拙者ごとあのシャボン玉で爆破されたら、ひとたまりもないのだ。
これでは、何のために最初に『ホクロ』を攻撃したのか…わからん。
しかも、その『ホクロ』が本体である拙者らを探し始めているのだ。
先に『ホクロ』を叩かないとやばい…だが成宮の『スピーキング・ハート』は
『亀』に寄生してるのだ。
つまり一対一。
『ホクロ』のスタンドが相手では、確実に拙者の方が不利だ。
まずいことになってきたぞ…ッ。
488:2005/10/07(金) 22:07:50

「嫌な汗をかくなよ、山P。本体を探すったって、俺らの顔も知らないのに
どうやって探すんだ?ヤツらは今、本体の俺らがこうしてカフェで
紅茶すすってるなんて思ってもいないさ。むしろ、本体は一体だと『亀』は
思ってるみたいだぜ」
「そうなのか…?」
「当たり前だろ。ヤツらに俺らのことは、わかりッこないのさ」
確かに…それもそうだ。
「すいませんお客様。高校生の方のおタバコはちょっと…」
ドゥ・マゴの店員が、タバコを吹かしている成宮に注意を促す。
「あ、すいません。今消します、ゴメンなさい」
成宮は灰皿の上でタバコをもみ消すと、その灰皿を店員に渡した。
まあ多少の改造がしてあるとはいえ制服だし、こうなるとは思っていたが。
「でもまぁ、危険なことはしたくないしな。押尾のバカたれじゃないけど、
一人一人…順番に順番に…ヤッて行こうかッ!『亀』は、今ならヤれる!!」
な、なんて頼もしいヤツなんだ、成宮寛貴!!
拙者は心底、コイツに感謝した。
これが終わったら飯でも奢ってやろう。
489:2005/10/07(金) 22:12:30

「ん…待て…」
「どうした成宮?」
「いや…『亀』がおかしなことを考えてる」
おかしなこと?
まさか、『亀』なりの作戦でも思いついたのか…?
だがどんな作戦を考えようとも、ヤツが心で思ったことは、
すべて成宮の『スピーキング・ハート』が聞き取る。心配はないが…
「『亀』は、何を考えているんだ?」
「ああ…あんま戦闘とは関係ないみたいだけど…『亀』のヤツ、命と引き換えに
してでも『ホクロ』のことを守りたいらしい。『亀』の中にあるのは<友情>じゃない、
こりゃ<愛>だぞ。しかもかなりでっかい…」
「愛?なんで?『亀』は女だろう?」
「そうだけど…深い事情はわからんが、確かに<愛>だよ。なんだ…
『亀』からフツフツと湧き上がってるこの闘志は…『亀』の方からお前が
襲ってくるのを待ってるみたいだ…ッ!」
そう言って成宮がゴクリと唾を飲んだ。
一体、『亀』はどういう性格したヤツなんだ…?
だが、拙者を待ってるというのなら、望むところだ…!!
「成宮、サポートを頼むぞ。『亀』をヤる…ッ!」
「わかった、それにしてもぶったまげたな。コイツの『ホクロ』への強い想い、
男そのものだよ…尊敬に値するぜ」
490:2005/10/07(金) 22:13:35
とりあえずここまで、ちょいと出かけるかもだから
後のオナニーだいぶ遅れます〜
491名無し草:2005/10/07(金) 23:26:05
渋いねぇ
おたくまったく渋いぜ
492名無し草:2005/10/08(土) 00:34:18
この俺空条承太郎は世間からいわゆるロリコンのレッテルを貼られている
493:2005/10/08(土) 01:20:18
一時間前にただいました
そして射精
494:2005/10/08(土) 01:23:08

〜Elizabeth side〜

さゆはノロノロと歩き出した。
「ぜってー見つけてやるの…こんなことしやがって…ただじゃおかねぇの…」
「で、でもさゆっ、本体がどんなヤツかわかるの?顔もわかんなければ、
男か女かさえもわからないんだよ?」
「その点なら平気なの。このシャボン玉はスタンド能力のシャボン、
スタンド使いにしか見えないの。これを低空飛行させるの。シャボン玉を見たりよけたり、
意識して歩いたヤツが、スタンド使いに違いないの」
な、なるほど…この町にスタンド使いが何人いるかわからないけど、
この地中にモグラ型スタンドがまだ潜伏していたとしたら、
本体はそこまで遠くには離れていないはずだ。
「それに、敵の狙いは間違いなくさゆたち二人なの。まとめて始末される前に、
二手に別れて追い詰める…つまり、二対一なの」
さゆは、スタンド『シャボン・イール』の口から吹き出した『シャボンのレンズ』を
一つ、目の前に持ってきて眺める。
「見える…見えるの。ここら一帯にはいないみたいなの…」
シャボンとシャボンが反射して、よく街中が見えている…らしい。
シャボン玉を追って歩き出すさゆの背中は、血でベットリ濡れていた。
495:2005/10/08(土) 01:25:14

あんな怪我をしてるのに、敵を探そうとするなんて…なんて精神力なんだ!!

もう…さゆに苦しい思いはさせない。

指一本も触れさせるものかッ!!

そして…僕が…

さゆを守るぞ!!!

僕がッ!あのモグラのスタンドからさゆを守るぞッ!!!!!!!!

「出て来いッ!モグラ野郎ッ!!ひき肉にしてアリの巣に詰め込んでやるッ!!!」

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!
496:2005/10/08(土) 01:27:59

ファサ…
背後から砂が地面に落ちる音が微かに聞こえた。
「うしろッ!?」
素早く振り返るのと、モグラのスタンドが2本のナイフを
投げつけてきたのは同時くらいだった。
さっきはさゆを抱えていたから機敏な動きはできなかったけど…今は違うよッ!!
クネッ!クネッ!!
僕は滑らかな身のこなしで、飛んできた2本のナイフを交わす。
どうだッ!激しい練習の末、やっとの思いで体得した、これが…
「『ドルフィン・ダンス』だッ!!お前の攻撃なんて、もう当たらないッ!!」
モグラの投げたナイフは虚しく空を切り、砂になって散った。
ナイフにも射程距離があるみたいだ。
モグラスタンドから、約5メートルってとこか…。
ズボッ!
ヤツがまた地中に潜った。
そういえば、こいつは地中に潜ってる間はどうやって僕の位置を
確認してるんだろう?
先ほどからの攻撃を見るに、一度攻撃を終えて潜ったら、次の攻撃の際には
かなり的確な位置に出現している。
その間、僕の位置を確認している素振りはまったくない。
もしかしてコイツ…押尾のスタンドと同じで自動操縦なんじゃないか?
だとしたら、何を感知して襲い掛かってきてるんだろうか。

音?
振動?
熱?
におい?
497:2005/10/08(土) 01:30:38

ザッ…
左側から気配がッ!!
またナイフ攻撃かッ!!
「きかないんだよッ!!」
クネッ!
僕はまたも、ドルフィン・ダンスの滑らかな動きでナイフを交わす!!
「えぇぇぇぇぇいッ!迷ってる暇はないッ!!サイレント・エリドリアンッ!!」
ドギャンッ!!
ズボッ!
ちっ、また潜られたか…ッ!
でもこのモグラのスタンドの攻撃…だんだん慣れてきたぞ。
僕のエリドリアンのスピードなら、ヤツの出現、攻撃から地中に
潜るまでの間にしっぽを叩き込むことができそうだッ!!
音を…音を奪ってやるんだッ!!!
「どこだ…どこからくる…?」
神経を研ぎ澄ませ…足で地面の異変を感じるんだ…。

サファ…

右斜め後ろだ!!
「見つけたぞ!エリドリアンッ!!!!!」
ドヒュウウウウウウウウンッ!!
スピード全開でモグラにサイレント・エリドリアンを急接近させる!
モグラの方もそれを阻止しようと、僕のスタンドに砂のナイフを投げつけるが…
クネッ!クネッ!
「空中旋廻だッ!!スタンドだってドルフィン・ダンスを使えるんだッ!!」
そしてモグラが地中に潜る前に…

バッシィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!ポーン…
498:2005/10/08(土) 01:33:10

「やったあああああああああああああッ!!」
音を奪ってやったぞ!!!
モグラは地中に潜ったようだが…五感の一つは奪ったんだ!!
もうまともには動けないはずッ!!
勝った!!これで本体も探しやすくなった!!!
音が何も聞こえなくなって、悶え狂ってるヤツが本体だ!!
この事実を早くさゆに伝えるん…

ドスッ!!!

「な…え…?」
肩が…左の肩が…痛い?
そっと後ろを振り向くと、2、3メートルぐらい先でモグラが上半身を出していた。
モグラが地中に潜ると、肩に刺さったナイフが、サラッと砂に戻る。
左肩からフシュッと血が吹き出た。
「な、なんで…?」
音は…奪ったはずなのに!!!
自動追尾だとして、感知するのが音じゃないにしても…
なんで攻撃が続けられるんだよl!?
敵は一体、どんな精神力をしてるヤツなんだ…ッ!!?
やばい、これはマジにやばすぎるぞッ!!!

ガボッ…

パニくっている僕を他所に、モグラがナイフを持って再び地中から姿を現す。
その場所は…サイレント・エリドリアンの真下だった。

499:2005/10/08(土) 01:33:54
とりあえずここまでできた
ヒトイネだけど、また後でうpりん
500名無し募集中。。。:2005/10/08(土) 01:49:26
1さん乙です
モグラのスタンド強敵ですね
どうなるかドキドキです
がんばってー
501名無し草:2005/10/08(土) 01:53:34
乙ッ!
うpりん待ってます
502:2005/10/08(土) 02:22:33
(゚∀゚)<ヒトイター!!ウレシーッ!!!!

ではうpりんします
503:2005/10/08(土) 02:26:18

〜Enemies side〜

勝負に必要なのは根性や努力なんかではない…。
覚悟だ。
覚悟が必要なのだ。
覚悟を決めたものだけが、勝利という名の輝きをつかむ事ができる。
今は暗い地中の中だが、拙者は必ず輝きをつかむんだッ!!!
音が消される前に、成宮が言っていた。
「エリドリアンのしっぽでお前の<音>を奪う気だ!」
だから拙者はあえてくれてやったのだ、<音>を。
今の拙者に<音>なんか必要ない。
成宮という<目>があればいいのだ。彼が拙者の<視覚>なのだ。
そして『亀』は、予想通り勝ったと思い込み、油断した。
『亀』の位置は、成宮がルーズリーフに書き殴って教えてくれている。
そして、渾身の力で投げた砂鉄のナイフは左肩に一発決まった!!
拙者は、『亀』のスタンドが浮いている位置を教えるよう、紙に書く。

「左ななめ前2m先上空」

紙にはそう書かれた。
よしッ!!
拙者はスタンド『メタルマサカー』を地中に潜らせ、その場所へ突き進む。
砂鉄のナイフはその間に作っておくッ!!
そして、地上に出ると…いたいた。
油断したバカのスタンドが。
…くらえッ!!

ヒュン…ズシャアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!

拙者のメタルマサカーのナイフ攻撃は、見事に『亀』のスタンドの背中を縦に切り裂いた。
504:2005/10/08(土) 02:28:31

〜Elizabeth side〜

ヒュン…ズシャアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!

モグラの投げたナイフが、僕のサイレント・エリドリアンの背中を切り裂き、
空中で砂に戻った。

バリバリバリ…

「う、うわああああああっ!!!!」
エリドリアンの切られた背中のダメージが…僕の背中に…ッ!

ブシィッ!!!

「ぎゃああッ!!!」
僕の背中も裂けてしまったようだ…ものすごく痛い!!!
痛みに負け、僕は地面に手をついてしまう。
しかも、その拍子にエリドリアンがモグラのスタンドの<音の概念>を
落としてしまった。
や、ヤツに<音>が…戻ってしまったぞ…ッ!!!
ガボンッ!
「くっ…また地面に…ッ!」
ヤツはピンピンしている…きっとまた、すぐに攻撃は再開されるぞ!
この背中じゃあ、もうドルフィン・ダンスは使えない…
ど、どうする!?
どうやって闘うッ!?
505:2005/10/08(土) 02:31:11

くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!悩んでたって始まらないよ!!!!
こうなったら、しっぽで殴りまくってやる!!
モグラ叩きだ!!
ヤツが何も出来なくなるまで、殴って殴って殴り倒すッ!!!
そして鼻から脳味噌ぶちまけさせてやるんだッ!!
「サイレント・エリドリアンッ!!!!」

シーン…

…?
あれ?
「どうしたサイレント・エリドリアンッ、戻って来い!!」

シィーン…

サイレント・エリドリアンが僕の叫びに答えない。
な、なんで…?
なんで戻って来ないの?
エリドリアンが…いなくなってるぞ。
辺りを見回すと、地面に這いつくばってる変な物体が目に入った。
あ、あ…これは…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
506名無し草:2005/10/08(土) 02:34:23
ニヤリ
507:2005/10/08(土) 02:39:39

「…あッ!?ああッ!!!」
え、え…エリドリアンがぁーッ!!!!!
背中が真っ二つに割れたまま…死んでる!!!!
「さっきのナイフだ!ナイフで縦に裂かれたから…ッ!!」
…いや、待てよ。
だとしたら僕も、この背中のダメージで死んでいるはずだ。
そういえば…以前も似たようなことがあったぞ。
あれはそう、押尾のスタンドと闘ってる時に『サイレント・エリーゼ』が
死んだように動かなくなって…。

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

ま…まさか…ッ!!!!!!!

ドォン!!!!!

いつの間にか、僕の隣に人の形をした何かが立っていた。
これは…もしかして…ッ!!
「サイレント・エリーゼACT3…!?」

『…命令シテ下サイ』

お、お…うわおぉぉぉぉぉぉッ!!
喋った!!!!

「も、もしかして…僕、成長したんですか?」
『我が名ハ『サイレント・エリザベス』…命令ヲ、ドーゾ」

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!

508:2005/10/08(土) 02:40:52
まんまエコーズだなw

ではあとでまたノシ
509名無し草:2005/10/08(土) 02:54:54
乙ッ!
ついにACT3かー
能力が重力じゃなきゃいいな
510名無し草:2005/10/08(土) 03:02:49
それにしても一ヶ月あまりで
よくこんなに書けるなー
511:2005/10/08(土) 03:30:50
>>509
や、やべえ…ガタガタ

>>510
暇人なもんでw
金ないからあまり遊びにでれないんすorz
でもこのスレが一ヶ月も続くとは思わなかった

では短いけどうpりん
512:2005/10/08(土) 03:35:36

サイレント・エリーゼACT3…サイレント・エリザベス!!!
サイズはエリドリアンよりちょっぴり大きくなり、前の爬虫類っぽい姿とは
対照的な、人型のスタンドのようだ。
背は小学生並みに低いけど、腿の部分がムチッとしてて、
エリーゼやエリドリアンに比べると、見た目はすごく強そうッ。
「で、でも命令ったって…僕は君の能力をしらないけど…」
『デハ、ワタシは何ヲスレバ、イイノデショウカ?』
何をすれば…今はあのモグラをなんとかすることが先決だッ!!

ガボッ!

3m先くらいで、モグラが上半身を出した!!
「アイツを倒して!!サイレント・エリザベス!!!!!!」
『R・o・g・e・r!了解シマスタ!!』

ギュウウウウン!!!!

「!!!!!」
おぉぉぉぉ…ッ!!
な、なんてスピードなんだ!!!
もうモグラの目の前まで近づいたぞ!!!
エリーゼやエリドリアンとは比べものにならない速さだッ!!!
「す、すごい…すごいぞエリザベス!!」
513:2005/10/08(土) 03:39:53

バシンッ!!!!

エリザベスはモグラスタンドが握っていたナイフを蹴り飛ばす!!
ナイフが砂になって…散った!!!
やった!!ヤツはこれで今、完全に無防備になったぞ!!!
そしてエリザベスが構えを取った!憲法か何かかな?
繰り出すのは…足だッ!!!!
『ウオォォォッ!!!モグ!モグ!モグ!モグ!』

ペシッ、ペシッ、ペシッ、ペシッ。

「…へ?」
あの…全ッ然威力なさそうなんですけど…。

バキィッ!ズテン!!!

『ウゲッ』
素手のモグラに引っ叩かれ、エリザベスは尻餅をついた。
「な、なにやってんだお前えぇぇぇぇぇッ!!!」
『シマッタ、油断シテシマイマスタ』
ゆ、油断んんんんんんッ!?
「ふざけないでよッ!!!真面目にやれッ!!!」
あ、あ、こんなことしてる間にモグラがいなくなった…地中に潜られた!!
な…なんてこったああああああああああッ!!!!
成長どころか、ひどくなってるぞッ!!!
全然ダメじゃないかああああああああああああああああああッ!!!
『ア、ソウダッタ忘レテタ。最後ノ呪文ヲ唱エナクテハ…
エリザベスは、ウッカリ者デスヨ?』
「じゅ、呪文だって…?」
サイレント・エリザベスは両手を重ねて前に突き出し、叫ぶ。
『ウェー!ウェー!(上へ!上へ!)』
514:2005/10/08(土) 03:42:11

シーン…

「な、何もおこらないじゃな…」

ズボッ!!!

!!?
その時、信じられない事が起きた。
モグラ型スタンドの身体が丸ごと、地面から飛び出して宙に浮いたのだ。
「も、モグラが地面から飛び出して…フワフワ浮いてもがいてるぞ…
一体これはなんの能力なの?ねぇ、エリザベス?」

『<モグモグ・ウェーウェー>…ウチニアルお人形さんガ、いつもコウ鳴くンデスケドネ、
マァ簡潔ニ言ワセテモラエバ、蹴ッタモノヲむりやり<無重力化>シテ、
宙ニ浮カセル能力ナンデスネ、ハイ』
515:2005/10/08(土) 03:42:54
ごめん、とてもありきたりな俺を許してくれorz
516名無し草:2005/10/08(土) 04:07:17
509だけど「重くする」じゃなけりゃいいなってことね
よく考えればまるまるエコーズにする訳ないよね
まああんま気にしないでくださいw

517:2005/10/08(土) 04:17:23
>>516
マジか!ホッw

それでは、本日のラスト更新いきます!!
明日までにはこれ完結させ…たい!w

ではうpりん
518:2005/10/08(土) 04:19:33

〜Enemies side〜

し、進化するスタンドとは話で聞いていたが…!!
拙者を無重力化しただとッ!!
しかも『亀』自身が『サイレント・エリザベス』とやらのスタンド能力を
知らなかったので、成宮の『スピーキング・ハート』も、ヤツの能力を
知ることが出来なかったようだ…ッ!
せ、せっかく<音>も取り戻したというのに…ッ!!
「ま、まずいぞ山P!お前の身体が…」
「わかってる。影響が出てきたようだ…」
拙者の身体は引力を無視して、宙に浮き始めた。
う、う…我がスタンド『メタルマサカー』も自由に動かない…ッ!!
「な、なにもできないッ!!」
「落ち着くんだ山P!ここじゃ目立ちすぎる…とりあえず店を出るぞ!!」
「だが、店を出てどうする?身体を動かそうとも、浮いちまってるから
歩くこともできんッ!」
「だから落ち着けと言ってるんだッ!!俺の『スピーキング・ハート』が
ヤツの目玉にとりついてる事を忘れるな!!今聞こえたんだ…
技の射程距離は5mってなぁ!!」
射程距離は…5m?
519:2005/10/08(土) 04:23:19

「それがどうかしたのか…?」
「わかれよバカ、ヤツを技の射程距離の外に追い出すんだ!」
「そんなことどうやって行うんだ?お前のスタンドでは、そういった行動を
促すような力は持ってないんじゃ…」
すると成宮は、自分の胸をドン!と叩いた。
「生身の親から授かった、この身体があるだろ?」
ま、まさか…直に本体を射程距離の外に出すつもりなのか!?
「そんなことをしたら、顔がわれてしまうじゃないか!」
「…山Pさぁ」
成宮は静かに言った。
「<死人に口無し>って言葉…知ってる?」
……。
確かに、もはや方法はそれしかないのかも知れん…。

バキッ!

「いてッ!」
ちッ…『亀』が拙者のスタンドを、蹴りで攻撃し始めた。
「どうした?」
「気にするな、ヤツが拙者のメタルマサカーをサンドバックにしているだけだ。
それよりすまん、浮いてしまって自分で歩いたりできないから、拙者をおぶって
ほしいのだが…」
「しゃあない…うほッ軽いな!さすが無重力状態の身体だな…よしッ急ぐぜ!!
『亀』のヤツ、お前をこのまま殴り殺す気だッ!!」

ボスッ!!バキッ!!

口の端から血が流れ出てくる。
うむ…そのようだな。
520:2005/10/08(土) 04:25:17
ここまで!!短くてスマソ

では…でん・でん・でんぐり返しでバイバイバイ ノシ

521名無し募集中。。。:2005/10/08(土) 04:36:36
お疲れサマー!!
これからゆっくり読みまーす
522名無し募集中。。。:2005/10/08(土) 07:13:51
相変わらずオモシロス(^ω^)ノシ
523名無し草:2005/10/08(土) 07:45:56
また朝から鳥肌ですw
がんばれ亀井!
524前スレ83:2005/10/08(土) 10:30:07
>>520
乙でーす。
>>484でもうすぐ二十歳なのに13歳応援するってやばいな
っていってたけどもうすぐ30なのに14歳を応援している
俺がいるから大丈夫だよ。まぁ何が大丈夫なのかは分らないがw
525:2005/10/08(土) 13:16:03
保はよー
>>522
>>523
dでつ(*・ω・)
>>524
そういえば今日横浜に娘。来てるらしいけど…入場料とんのかよorz
生さゆみん見てみて〜
526電波男:2005/10/08(土) 13:20:31
こん
527電波男:2005/10/08(土) 13:21:21
>>525
いますか
528:2005/10/08(土) 14:05:46
>>527
はい??

パシフィコ行くだけいってみよ
529:2005/10/08(土) 15:29:17
お出かけ前保全
530前スレ83:2005/10/08(土) 18:11:15
何と!
1さん文化祭に行ったの?
詳細キボンヌw
531名無し草:2005/10/08(土) 19:28:08
ウンコ
532名無し草:2005/10/08(土) 20:26:36
533名無し草:2005/10/08(土) 22:21:41
遅いッ!C-MOONッ!!
534名無し草:2005/10/08(土) 23:32:24
ほだ
535:2005/10/08(土) 23:55:39
帰りの電車の中から
>>530
一応行くには行ったけど、展示ホールの回りぐるっとまわって終わったw
一般人の友達と行ったんだけど、俺コンサとか握手会行ったことなかったから、初めて生ヲタ見たんだけど、ありゃすごいな
新垣里沙って刺繍してある特効服着た人とかいたよ
少数だけど、お洒落イケメンなヲタとか可愛い女ヲタとかホントにいるんだな、ちょっとビックリ
536:2005/10/09(日) 00:35:32
帰宅風呂上り
飯食ったら書いてうpりんしまっちょ
537名無し募集中。。。:2005/10/09(日) 00:36:29
   +   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク テカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
538名無し草:2005/10/09(日) 01:05:06
1はいわゆるスローフードってやつだな
539名無し草:2005/10/09(日) 02:39:47
コネー
540:2005/10/09(日) 02:53:02
わりわり遅れました

いまからうpりんいきます
541:2005/10/09(日) 02:55:03

〜Elizabeth side〜

「このッ!このッ!!このッ!!!」
バキッ!ドカッ!!ゴチッ!!!
『マ、マダ蹴るノデスカ?かめりんサマ、ナンテ<バイオレンス>ナお方ダ…ガクブル』
蹴り殺してやるッ!このド畜生がァーッ!!
さゆはもっと痛くて苦しい思いしたんだぞ!!

これも!
これも!!
これもぉッ!!!

全部さゆの傷みと苦しみだあぁっ!!!!
「思い知れ!!どうだッ!どうだッ!!どうだあぁッ!!!」
ドゴドゴドゴドゴドガドゴドゴドガドゴッ!!!!
回し蹴り!百裂キック!!飛翔脚ッ!!!
僕はサイレント・エリザベスで、終わることなく宙に浮いているモグラスタンドを
自分の足の怪我の痛みも忘れて蹴り続けた。
『ギ…ギ…ッ』
モグラのスタンドは、ピクピクともがいている。
ズキン…
「うっ…」
背中の傷が痛み、僕は思わず地面に跪いてしまう。
くそッ…まだ蹴り足りないのに…ッ!!
542:2005/10/09(日) 02:58:37

ザッザッ…

足音…?
誰かが前方からやってきたぞ…ッ。
だ、誰だ?
「まさか…本体!?」
いや、そんなはずはないか。
今頃本体は身体を浮かせてボロボロになっているハズだ。
前方からやってくる人は、どうやら怪我も何もないようである。
「きみ…その怪我どうしたんだい?」
僕の前に現れた、両耳にキューピーちゃんのイヤリングをつけた男子学生は、
モグラスタンドや僕のサイレント・エリザベスには目もくれずに、心配そうに訊いてきた。
「あ…いや、その…」
なんて答えればいいんだよ…答えようがないよッ!!
スタンドの見えないこの人には、どこぞの女子高生が足や背中から血を流して
地面に手をついている異常な光景にしか見えてないのであろう。
「す、すごい怪我じゃないか…すぐに病院に行ったほうがいいッ!!」
そう言うと、その学生は僕の腕をつかみ立たせると、僕を地面に引きずるようにして
急ぎ足で歩き始めたのだ!
「えッ!?」
ま、まずいぞッ!!
モグラスタンドから距離が離れてしまうッ!!
さっき、サイレント・エリザベスは『かめりん様が<射程5m>の外に出ると、
技の効果が解除される』と言っていた。
このままじゃ、射程5mの外に出てしまうぞッ!!!
さゆを…さゆを守らないといけないのに!!!
543:2005/10/09(日) 03:02:21

「ぼ、僕は大丈夫です!なんでもないんです!!離して下さいッ!!!」
僕は必死に彼が僕を病院に連れていこうとするのを止める。
すると、その学生はこんな事を言い出した。
「さゆを守らないといけないのに…か。そういえば『ホクロ』のヤツはどこへ
行っちまったんだ?」
「…え?」
今…なんて?

バキィッ!!

「がぅっ!!?」
突然、目の色を変えた学生が僕の顔を殴った。
な、何が…一体!?

ガシィッ!!

「う、うわッ!!」
倒れそうになる僕を彼は捕まえ、後ろから羽交い絞めにする。
『忠告シマスかめりん様。アナタハ<射程5m>ノ外ニ出テシマイマシタ!
モグラ野郎ガ復活シマス!!』
サイレント・エリザベスが僕の所に戻ってきて言った。
「あぁッ!!モグラがッ!!」
地面に足をついてしまったぞ!!!
「お、お前は…ッ!!」
この僕を捕まえている男は…一体何者なんだッ!?
まさか…敵は二人!?
「すでに二人のスタンド使いが…来ていたっていうのかッ!!?」
「気付くのがおせぇんだよッ、バーカ!山Pッ!!やれッ!!!」
「う、うわあああッ!!エリザベス…ッ!」
544:2005/10/09(日) 03:04:22

僕がサイレント・エリザベスで身を守ろうとした時だ。

「なんだってええええええええええええええッ!!!」

遠くからの叫び声がするやいなや、モグラが奇妙な行動を起こしたんだ。
いいマトになっているハズの僕を無視して、すごいスピードですぐそこの
曲がり角を曲がって行ってしまった。
「…え?」
「や、山P…?」
彼も、突然のモグラの行動に驚いている。
そして、すぐに…

バッグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンンン!!!!!!!!!

耳を劈く爆破音が、辺りに鳴り響いて…。
545:2005/10/09(日) 03:06:09

〜Enemies side〜

『亀』の野郎…やりたい放題やってくれるッ!!
スタンドの目を通して見えるこの光景…とてつもなく恐ろしいッ!
あ、あ…鼻からも血が…ッ。
まともじゃないぞ、この女…このままでは、拙者は本当に蹴り殺されてしまう!!

「いいか…今俺が『亀』を射程の外に出してやる…そしたらすぐに砂鉄を槍かなんかに
変えて、『亀』をヤれッ!『亀』は俺がおさえててやるから、一撃でやるんだ!!」

つい先程、成宮はそう言って、角を曲がり『亀』の前に姿を現した。
拙者は曲がり角の影で、電柱に捕まり、尻を無理矢理地面に押し付けていた。
なんて異様な光景なんだろうか。
何も知らない人間から見たら、電柱にしがみついている、ケンカに負けたらしい
妙な男子学生にしか見えないであろう。
く、くそ…『亀』のヤツ、どうしてくれようか…ッ!!!
546:2005/10/09(日) 03:08:22

その時である。
拙者の視界に、フワフワ宙を舞っているシャボン玉が現れたのだ。
「こ、これは…ッ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

まさか…『ホクロ』か!?
そして姿を現す女子高生。
怪我のせいなのか元からなのか顔は色白で、口元にホクロがあるこの中学生は…ッ。

バアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

い、いかん!!
このシャボン玉に視線をくれてはいけない!
まだ…誤魔化せるハズだッ!!
「お兄さん、すごいボロボロなの…。一体どうしたの?」
『ホクロ』が手を後ろに組んで拙者に尋ねる。
そして、シャボン玉の数は増えていく。
何も見えないふりをするんだ…何としてもやりすごすのだ…ッ!!!
「…お兄さん?」
「な、なんでもない…袋叩きにあっただけだ…」
く、くそ…シャボン玉が顔の近くまで来たぞ…ッ!!
『ホクロ』のヤツ、まさか拙者を疑っているのか?
だとしたら…まずい。
「お兄さん、なにか見えない?」
やはりな…だが、こんなあからさまな質問をしてくるところを見ると
『ホクロ』も相当焦っているに違いないぞ…負けるものか。
精神力で負けてたまるものかッ!!!
547:2005/10/09(日) 03:13:19

「見える…?何がだ…?」
「例えば…シャボン玉とか」
そのまんまじゃないか…この様子ならやりすごせるッ!!
「何の話だ…すまないが、ほっといてくれないか?」
「なにも見えてないの?」
「見えるって何がだ?言ってることがわからんが…」
「そう…見えてないの。わかったの…」
そう言うと、『ホクロ』は拙者から離れた。
や、やった!!
『ホクロ』をやりすごしたぞッ!!
シャボン玉が視界に入ってきたときはマジにブルッたが…勝った!!!
しかもタイミングよく重力が身体に戻ったようだ!!!

「てめーがモグラのスタンド使いなの」

「…えッ!!!!!?」
勝利を確信した拙者に、突然『ホクロ』が信じられないセリフを吐いた。
「は?きみ、一体何を言って…」
拙者のセリフに対し『ホクロ』は右腕に絡まったスタンドを見せて答える。
スタンドの口にはギザギザのストローがくわえられていた。
そして『ホクロ』が左手に握っている、ピンク色の小さなボトルは…。
「ここに舞っているのはスタンド能力でもなんでもない、普通のシャボン玉…
さっきそこの駄菓子屋から自主的にもらってきたの。このシャボン玉が
見えないなんて、そんなわけないの。お前、見えないフリをしていたの…怪しいのッ!!」

「山Pッ!!やれッ!!!」

成宮の拙者を呼ぶ声が聞こえた。
ば、バカ!!これで完全に…
「やっぱりね…お前がスタンド使いなの。吹っ飛ぶがいいの…」
548:2005/10/09(日) 03:14:59

な、な…

「なんだってええええええええええええええッ!!!」

やばいッ!!
ヤツのスタンドから爆弾シャボンが放たれるッ!!!!!!!
「も、戻ってくるんだ!!メタルマサカーッ!!!!!!!」
「シャボン玉ああああああああああああああッ!!!!!!!!」

バッグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンンン!!!!!!!!!

拙者はギリギリ、メタルマサカーが砂鉄から作り出した『鉄の盾』で、
ヤツの爆弾シャボンをなんとか防いだが…。

「お、お前は…」
「や、山P…ッ!?」

爆発の衝撃で吹っ飛んだ拙者は、『亀』の前に姿をあらわにしまった。

549:2005/10/09(日) 03:15:35
とりあえずここまで!!
遅れてごめんなさいです

ではまたあとで!!
550名無し募集中。。。:2005/10/09(日) 03:17:46
何だか文章に安定感見たいなのが出てきましたね
たいへん美味しゅうございました
おかわり!!
551名無し草:2005/10/09(日) 03:23:50
乙ッ!
さゆはできるヤツだな
552名無し草:2005/10/09(日) 03:51:55
うおぅ!さゆGJ!
ジョジョっぽい雰囲気がビシバシですね、鳥肌でした!
553:2005/10/09(日) 04:34:40
あと少し…

とりあえずキリよさげだからうpりん
>>550
d!!
554:2005/10/09(日) 04:41:02

〜Elizabeth side〜

なんだか、どこかで見たことがあるような男が吹っ飛んできた!!
「お、お前は…」
「や、山P…ッ!?」
そうだ、思い出したぞ!!
前に押尾とカフェドゥ・マゴにいた…山Pって人だ!!
彼の顔には、殴られたようなアザがあった。
鼻血も出ている。
これは…僕のスタンドに蹴られたダメージに違いない!!
こいつが、このモグラの本体だったのかッ!!!
そして今の爆発を起こしたのは…!!

ドッドッドッドッドッドッドッドッドドッドッドッドッドッドッドッドッド…

「さゆッ!!!!!!?」
「絵里…モグラの本体を見つけたの!!」

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

す、すごいよッ!さゆ!!!!!
そんな大怪我してるのに…なんて精神力なんだッ!!!
僕だって…キミに負けてはいられない!!
555:2005/10/09(日) 04:43:06

バキィッ!!!!!

僕は、後ろの男のスネをカカトで力いっぱい蹴り飛ばした。
「いっっっ…てえええええええええええええええッ!!!!!!!!」
彼は痛みのあまりか、僕を拘束していた手を離す。
僕はそのスキをついて、急いでさゆの元に駆けつけた。
「こ、このアマ…」
「成宮ッ!!」
モグラの本体である山Pも、僕と同じように成宮という男の側に駆け寄る。
だけど…もう追い詰めたぞッ!!!
「観念しろッ!!!」
最も、無事では済まさないけどねッ!!!!!!
「絵里、もう大丈夫…攻撃はすでに完了したの」
スタンド『シャボン・イール』を構えていたさゆが、僕にそう告げた。
「こ…このシャボン玉は…ッ!?」
山Pが激しくうろたえる。
彼らの周りを包み込んだ無数のシャボン玉…
あれはさゆの作り出したシャボン玉型の爆弾だ。
ちょっとでも触れれば割れて小爆発、その衝撃でさらに誘爆して敵を
火の中に飲み込む、さゆらしからぬ凶悪な技だ。
まさに、綺麗なバラには棘があるッ!!
一つ一つの威力は弱いが…それがまとめて爆発すると…!!
「山P、気をつけるんだッ!!一つ一つの威力は低いらしいが…
誘爆したらとんでもないことになるぞッ!!」
成宮…と呼ばれる男が叫んだ。
556:2005/10/09(日) 04:45:02

今…なんて言った?
どういうことだ?なんでコイツがさゆの、この技の仕組みを知っている?
そういえば彼の…成宮のスタンドはどこだ?
成宮にはスタンド能力のシャボン玉が見えているようだから、スタンド使いには
違いないけど…彼はさっきからずっとスタンドを出してはいないぞ。
いや…なんか違う気がする。
むしろ出してないんじゃなくて、もうすでに出しているんじゃないのか…?
そういえば、さっきカフェドゥ・マゴで、僕のコップから右目に何かが飛びついて…。

ま、まて…待て待て!!待てよ!!!

だとしたら…すべての辻褄があうぞ…ッ!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


557:2005/10/09(日) 04:47:02

〜Enemies side〜

なんということだ…。
無数のシャボン玉が拙者達を取り囲んでいる。
一つ一つの威力は弱いらしいが…誘爆したら危険なことになる…ッ!!
万事急すとは…この事か…。
(山P…まだ終わっちゃいねぇ…)
成宮は拙者にしか聞こえないような小さな声で言った。

(成宮…どうする気だ?)
(ちと危ないけど…あえて爆発させる。一端メタルマサカーを戻してふせるんだ、
爆煙に紛れて逃げるぜ)
(逃げる…?だが拙者らは顔がわれてしまったぞ…?)
(策がないわけじゃない…とりあえず一端こいつらから距離をとって、隠れるんだ。
『亀』の右目には俺のスピーキング・ハートがとりついている…うまく逃げて
隠れることができれば、攻撃は再開できるッ)
(だが…うまくいくだろうか?)
(あいつらは確実にお前よりも重傷だ…絶対追いつくことはできないさ)

拙者のパートナーが、この成宮寛貴で本当に良かったと思う。
この男は…どんな状況になっても諦めない、不屈の精神を持っている!
どんなに不利になっても、勝利への輝きを見失ったりはしない男だッ!!
558:2005/10/09(日) 04:49:49

「ふせろ!!山P!!!!!」

成宮が小石を投げてシャボン玉を一つ爆破させた。

バゴッ…バゴバゴババババババババアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!!

もの凄い爆風!!
拙者と成宮は伏せて、爆発の衝撃に耐える。
そして…

シーン…

爆発が…終わった!!!
よしッ!今だッ!!!!!!
爆煙がはれる前に、ヤツらから逃れ、隠れるんだ!!
そして、またすぐに拙者のスタンド『メタルマサカー』の攻撃を再開してやるッ!!
「成宮行こうッ!!」
「あ…あ…」
成宮は拙者の声に答えない。
代わりに、激しく動揺している声を漏らす。
「バカな…やめろ…『亀』…う、うわああああッ!!」

バリバリバリバリッ!!!!

「うぎゃああああああああああああああッ!!!!!!!!!!」
成宮の絶叫が辺りに木霊した。
559:2005/10/09(日) 04:52:05

「な、なにが起きたというんだッ…成宮!!!」
爆煙で、成宮の姿はよく見えない。
「が…あ…やりやがった…あ、アバラが…腕も…ッ!」
「な、何を言ってるんだ!?」
し、しまった…爆煙が…はれていく。
一体…コイツの身に何が起きたというんだ!!!
「成宮ッ!!?」

「変だと思ったんだ…モグラは地中に潜ってるはずなのに、どうして的確な
位置に出現して、攻撃出来るのか…不思議でならなかったんだ…」

『亀』の淡々と語り始める。
爆煙がはれきっていないので、ヤツの影しか見えない。

「でも…彼の発言の数々でわかったよ。とんでもなく痛い思いをしたけど…
これで彼は、もうまともには動けないと思う」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…




560:2005/10/09(日) 04:56:26

シュウウウ…と風が吹いて、爆煙は完全にはれた。
拙者の隣には、血を吐いてわき腹を押さえる成宮…さらに前方には、
右目を押さえている『亀』がいた。
そして『亀』のスタンドの右手には、成宮のスピーキング・ハートが
握り締められ、苦しんでいる。
ま、まさか…まさかコイツは…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

『亀』は、右目を押さえていた手をそっと離した。
あ…あ…ッ!
右目が…『亀』の右目が…
グシャグシャになっているだとぉぉぉぉぉッ!!!

「お前…潰したのか!!?スタンドごと…自分の右目をーッ!!!!!!」

561:2005/10/09(日) 04:57:02
あと少し、あと少しだ…
ではあとで
562:2005/10/09(日) 06:10:17
でけた
うpりん
563:2005/10/09(日) 06:11:20

信じられない!!
自分の眼球を潰すなんて…『亀』の右目はクシャクシャになって、
頬に血が伝っていた。
どうしたら…こんなマネができるんだ?
何がヤツをここまでさせるというんだ…?
『ホクロ』のスタンドこそが、拙者にとって危険なものだと、ずっと思っていた。
だが、それは間違いだった…本当に危険だったのは…
『亀』の行動力だったのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「もう、僕の心を読ませたりなんか、しないからね…ッ」
「絵里をこんな目にあわせるなんて…絶ッ対ゆるさないの!!!!
シャボン・イール!!!アイツを蜂の巣にしろなのッ!!くらうのぉぉぉぉッ!!!!」

ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!

『ホクロ』のスタンドが、口からシャボン玉を勢いよく吐き出す。
それは、拙者に一直線に向かってきた。
も、もう…ダメなのか?
ゴマキ…
564:2005/10/09(日) 06:13:16

「山P、諦めんな」

ドンッ…

いきなり成宮に体当たりされ、拙者はシャボン玉の射線上から外れる。
だが、拙者を押した成宮は…

ドバボバボオォォォォォォォォォォォォォォンンン!!!!!!!!!!

「成…宮?」
『ホクロ』のシャボン玉の直撃を受けた成宮は、身体から血をバリバリと
吹き出させ、倒れた。
「俺のスタンド…力ないからさ…もうこんなことしか…できね…」

ドサッ…

「成宮…ッ!!!」
彼は、もう何も答えなくなった。
…やりやがったな。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

565:2005/10/09(日) 06:14:53

「貴様達…やりやがったなあああああああああッ!!!!!!!」
許さない!!!
「メタルマサカアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!」
ボッゴォォォォォォン!!!!!!
拙者は叫び、自らのスタンドを地中から飛び出させた。
一本の、巨大な砂鉄のナイフを持って!!
「これでッ!!直接ブッた切ってくれる!!!!!!!!!」
もう、ゴマキとHだとかどうでもよくなった!!
拙者は…成宮!!お前のために、こいつらを始末するぞッ!!!!!!
「いけえぇぇッ!!メタルマサカーッ!!!!」
拙者はスタンドを、まず『ホクロ』に向かって飛ばす!!

「その首かっ切って!!!血の池地獄を作らせてやるッ!!!!!!!」

だが、『ホクロ』の行動に、拙者は度肝を抜かれた。
なんと向かってきたのだ、拙者の方へ。
しかし、うろたえている暇などないッ!
「ば、バカめッ!!いいマトだッ!!!!」

ドスッ!!

「ぐっ!!!」
刺した!!
うなぎのようなスタンドの身体に…突き刺してやったぞ!!!
566:2005/10/09(日) 06:16:04

ブショォォォォッ!!!

『ホクロ』の左腕から勢いよく血が吹き出す。
だが…ヤツが止まるような気配はないッ!!?
な、なんだコイツはああああああああああああああッ!!!

ピタッ…

『ホクロ』が、スタンドの顔面を拙者の腹につけた。
「な…にッ…?」
「これしきの攻撃で…怯むなんて思わないでほしいの」

なんなんだ…こいつらは。
『亀』に『ホクロ』
この二人…なんという精神力を…ッ。

「さゆ達の『演劇部』は…絵里は…誰にも潰させたりなんかしないの…。
それじゃあ……さよなら」

こいつらを突き動かすものは一体…なんなんだ?
演劇部を…仲間を思う心が…こんな希望に溢れているような…
圧倒的な精神力の源だとでもいうのか…

「ゼロ距離射撃…シャボン玉ああああああああああああああああッ!!!!!!」

ドッゴオォォォオォォォォォォォオォォォォォォォォオォォォンンン!!!!!!!!


567:2005/10/09(日) 06:16:44

〜Elizabeth side〜

ぶどうヶ丘総合病院 523号室

右目をエリザベスで殴って潰したときは、ホントどうなるかと思った。
失明は覚悟してた。
でも先生の話によると、瞳のところを傷つけたわけではないから、
意外とすぐに治るらしいんだ。
眼球の中の水分が、出ただけなんだって!よかったあぁ〜!!
でも、大怪我をしたことに変わりない僕とさゆは、入院を余儀なくされてしまった。
僕としては、さゆと二人っきりで同じ病室だし、いっかな…なーんて思ったり。

「さゆ、そういえば」
「なに?」
「昨日さ、モグラ達と遭遇する前の話なんだけど…」
「うん?」
「僕のこと見損なったって言ったあと、なんて言おうとしたの?」
「ああ…ちゃんとそうやって自分の否を認められるエリノコトガスキナノ」
「え、なに?最後の方よく聞こえなかった。ワンモア!!」
「…言わな〜い♪」
「えぇっ!なんて言ったの?教えてよ〜ッ!!」
568:2005/10/09(日) 06:20:49

亀井絵里 重傷
スタンド名:サイレント・エリザベス(サイレント・エリーゼACT3)

道重さゆみ 重傷
スタンド名:シャボン・イール

山口智久 再起不能
スタンド名:メタルマサカー

成宮寛貴 再起不能
スタンド名:スピーキング・ハート

TO BE CONTINUED…
569:2005/10/09(日) 06:22:11
おわった…朝になってしまった
これが人に読んでもらえますように…

じゃあ、おやすみやび
570名無し草:2005/10/09(日) 06:48:54
今回のはすげーな・・・熱過ぎる!!
1さん乙!!なんかどんどんクオリティ上がってる気がする
この作品が俺の毎日の楽しみだ!!これからも大いに期待!!


ちなみに山下智久だな
571前スレ83:2005/10/09(日) 08:19:16
>>569
1さん、乙でーす!
一寸考えていたネタを先にやられたw
似たようなシュツェーションが出て来てもパクリじゃないですw

>生ヲタ
ヲタはキョーレツな方々もいらっしゃいますね!
俺は結構、力士のヲタに遭遇してるよ。
572:2005/10/09(日) 11:43:35
ハロモニ保全
>>570
やべえ、俺としたことが…名前を…間違えるなんてッ!!
許してちょんまげですorz

>>571
マジすかw
生メンはやっぱテレビで見るより可愛いのかな〜??
生さゆハァハァ
573:2005/10/09(日) 11:54:40
こ、小春可愛いな…
574:2005/10/09(日) 13:35:09
すんません、今からでかけるんですが、
今日は帰ってこないと思うので次の話うpりんできないっすorz
>>570
これからも頑張りますッ!
575前スレ83:2005/10/09(日) 14:35:40
>>547
じゃあ今日は俺がグンバルよ。
明日は文化祭には行けそうもないし。

生さゆ。実は去年のミュージカルで見たよ。
はっきり言って道重、亀井のキャワいさは規格外。
一瞬言葉を失ったのは後にも先にもあの二人だけだよ。
576名無し草:2005/10/09(日) 16:04:43
サイレント・エリーゼって響きが好き
577:2005/10/09(日) 16:30:40
携帯から
>>575
マジで!?
いやマジ一度でいいから、生さゆ見たいっつーか
握手したいっつーか
感動して失神すんじゃないかなw
578名無し募集中。。。:2005/10/09(日) 17:27:34
1はさゆヲタ?DD?
579:2005/10/09(日) 18:23:12
>>578
最近さゆハァ━━━━━ン!!!!!!!
だけど、大体みんな好きというか、可愛くないって思ったことはないかな?
けっこう中途半端かも(^_^;)
580名無し募集中。。。:2005/10/09(日) 18:46:12
さゆ寄りのDDだなw
581名無し草:2005/10/09(日) 19:23:39
乙ッ!
1さんは今日はこれで終わりか
前スレ83さんに期待ッ!
582名無し草:2005/10/09(日) 20:26:09
そして保全なのだ
ニィ…
583:2005/10/09(日) 21:25:42
>>580
だねw
たまにミキティになったり亀井になったり

明日からまたうpりん再開します
584名無し草:2005/10/09(日) 22:18:04
保だぜ...
585名無し募集中。。。:2005/10/09(日) 23:08:37
1さんも前スレさんもN.Oさんもいないのか
このスレの三巨頭が…
586前スレ83:2005/10/09(日) 23:10:09
10月2日  L

alive side:清水佐紀

みやの渾身の一撃は殺人鬼のガードした腕ごと身体を貫いた!
虫ピンで刺した様に左上腕部と左鎖骨を貫いている。
致命傷では無いが十分に重傷だッ!
「みやッ!」
私の肩を掴んだ雅の手の力が弱くなっていくッ!
「大丈夫・・・もう少し肩かしてね。」
雅はそう言ったがその身体はどんどんズリ下がっていく。
私は雅の身体を強く抱え上げた。
私が信じてさえいれば雅は何処までも高みにいける。
その為なら私はどこまでも彼女を守る「傘」になろう。
587前スレ83:2005/10/09(日) 23:10:49
「?」
重傷のはずの殺人鬼が震えながら右手をこっちに向けている。
それと同時に空気の歪みが向かって来た。
「みや?これはッ!」
「さっきの「爆発するヤツ」。」
雅の呼吸が激しくなってきた。
これ以上、長引くのは危険だッ。
「佐紀ちゃん。次で仕留めるッ!」
「爆発した刹那。それで決める」

私の仕事は雅を信じる事なのだ。
異存など無い。爆発した瞬間「セクシー・アダルティ」を引き抜いて
完全に急所を狙う。今度は私が身体を押さえて固定している。

「大丈夫だよ!みやッ!」

歪みは2m、1mと近づいてきた。
40cm、20cm。来たッ!

     パンッ!

予想より遥かに小さい音で歪みは「ベリー・フィールド」に接触して爆ぜた。

「?ッ佐紀ちゃんッツツ!」
雅の声に続いて私の後ろから爆発音が鳴り響いた。

ワンテンポ遅れて私自身が爆撃を受けたのに気付いた。
588前スレ83:2005/10/09(日) 23:47:25
10月2日   M

alive side:夏焼雅

   ブシュユウゥゥウ!
佐紀の身体から鮮血が迸る。
こっちに真っ直ぐ向かってくるヤツはフェイクで
死角を使って迂回させて来たヤツが爆発したのだ。
キラは私には使わなかったが「歪み」を操れるようだッ!クソッ!!

『お前が消えれば、私を固定するこの槍も消える・・・・これが本当の終わりだ。』
    ドバァアッ!!
キラは私の身体が動かない事を良い様にでかい「歪み」を打ち込んで来た!
佐紀がやられた今、私に防ぐ術はない・・・・。

「歪み」はどんどん近づいてくる。
「ク・・・ッ!」

20cm、10cm。ダメだ当たるッ!
そう思った瞬間、目の前に立方体の展開図が現れた。
パタッ  パタッ パタッ
あっという間に「歪み」を箱がラッピングして地面に転がった。
「コレは・・・まあさの・・・・・」

「トゥデイ・イズ・マイバースディッ!」
589前スレ83:2005/10/10(月) 00:17:28
「みんな・・・・」
声の方を向く私に
「みやッ!そのまま後ろに後方回避ッ!」
友理奈の指示が飛ぶ!私はキラからセクシー・アダルティを引き抜き
急いで縮め槍先を足元に、柄に佐紀を引っ掛けてS・アダルティを伸ばしみんなの元に回避する。
「佐紀ちゃんがやられている・・・・梨沙子、お願い」
「あばばッ!ファイアフライズ・スターッ!」
    ギュンッツ!!!
梨沙子の『物体を溶接する能力』でたちどころに佐紀の出血が止まる。
「さてと、これでさきさんも無事ッ!」
茉麻は自らのスタンド能力で立方体に「ラッピング」したキラの爆撃を玩んでいる。
「まぁ、みやはりさこに怪我を治して貰っていなよ。」
    ズハァッ!
私は目を離していないのに係らず。手品のようにもうひとつ「立方体」を手にしている。
「それじゃあ、友理のを投げつけるから千奈は援護よろしく。〆はももでッ!」
そう言うや否や茉麻は10mは離れているキラにむかって「立方体」二つを投げつけた。

590前スレ83:2005/10/10(月) 00:31:53
今日はこの辺でおし舞波ッ!
591名無し草:2005/10/10(月) 00:32:22
どうせ皆死ぬんだろ
592名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 01:00:37
死ぬなんてみうな
593N.O.:2005/10/10(月) 02:34:10
>>449
いやリンクというのはこちらで出した「紅芋のアイス」を
小ネタとして使ってもらったことに対してです
それにしても1さんは漫画のアイデアをアレンジしてるのがイイですよね
二人組との戦いもほほぉこう来ましたかとうならされる所が随所にあって

83さんの痛みが伝わってきます物理的なものとそれと精神的なものも
そこら辺とてもジョジョライクで雰囲気出てますつらくなるくらいに

自分も文化祭初日見てきました 去年と同じで非常にゆるいわけだけど
毒っ気もあってドキっとさせられる一面もありましたどことは言いませんが
生娘見てパワーも充填できたんで明日以降ちょこちょこ書いてきたいと思います
594名無し草:2005/10/10(月) 03:28:48
明日クルー(・∀・)!
楽しみにしてます
595名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 04:34:06
まあさかっこいいよまあさ
596名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 04:34:43
保全するの…シャボン玉あああああッ!!!!
597名無し草:2005/10/10(月) 08:18:42
あぶね
598名無し草:2005/10/10(月) 11:30:18
ウンコ
599名無し草:2005/10/10(月) 12:35:23
チンコ
600名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 13:21:59
マンコ
601前スレ83:2005/10/10(月) 14:07:14
10月2日   N

die side:石村舞波

この子達は清水佐紀と夏焼雅・・・・そうだ思い出した。仲間だ。私の大事な仲間だ。
二人とも酷い怪我をしている・・・・誰に?・・・アイツにか?

アイツ・・・アイツはッ!
602前スレ83:2005/10/10(月) 14:08:08
alive side:須藤茉麻

目標までの距離10m。その程度なら苦も無く当てられる。
問題はどう着弾させるか?だ。
「ちなッ!」
千奈美の「シークレット・ディーヴァ」の攻撃を催促する。
地面に潜航している「S・ディーヴァ」の魚雷が地上の標的に向かって射出される。
ドゥッ!ドゥッ!!ドゥウッ!
『このッ!』
標的は無傷の右腕で魚雷を跳ね除ける。その一瞬が欲しかったのだ。
「BOX!オープンッ!」
私の掛け声と伴に「トゥディ・イズ・マイバースディ」の展開図ら爆撃が開放される。
   ドッゴォオオォン!!
標的の頭上で爆発が起きる。もう少し引き付けて開けてたらオイシイ展開だったかな?
603前スレ83:2005/10/10(月) 14:08:58
alive side:熊井友理奈

『ぐぁっなんだ?』
爆撃の後、サラリーマンに白い粉が舞いかかる。
私の「フィール・イージィ」が見事に着弾した。
残酷なようだけど佐紀や雅にこれだけ重傷を負わせたんだ。
苦しんで貰わないと。ね

「フィール・イージィッ!ディーハイドレイションッ!!」

サラリーマンが悶え苦しみだした。もっともだろう。
粉・・・私のスタンドがかかった所からは強烈に身体の水分が取られて
いるのだから。脱水している所はひどい火傷のような痛みが走る。

「人を苦しませた分。苦しむべきだよ・・・・」

もうこれで終わりだろう。そう思った私の横を桃子が通りすぎる。
「まだ、フィール・イージィが飛び散っているから近づかないほうが良いよ。」
静止を聞かずに歩みを止めない桃子の肩と掴んで止めようとした私の右腕が爆ぜた。
「な・・・・?」
604前スレ83:2005/10/10(月) 14:16:37
>>593
今回は特にポジティブな感じには書けていないので
あまり面白くはないかな?とは書いてて思っています。
ちょっとつらい表現だけで終わってしまいそうな悪寒。

文化祭は金銭的事情でいけなくて本当に残念です。
俺も行きたかった!体操がみたかった!体操だけ見たかった!!
605前スレ83:2005/10/10(月) 14:52:08
10月2日    O

die side:石村舞波

また友達は傷付けられた。友理奈の鮮血に桃子が赤く染まる。
アイツはどんな権利があって簡単に人を傷付けるのか?
許せない。絶対に許せない。

alive side:須藤茉麻

あっと言う間の出来事だった。標的は友理奈のスタンドを爆撃したようで
出ている血ほどのダメージはなさそうだが。あの状態からまだ反撃してくるとは。
千奈美に次の攻撃の合図を送ろうとした途端。

舞波の陽炎が強く揺らめき始めた。
まるでカーテンをくぐる様にのように。

舞波がそこから出て来た。
606前スレ83:2005/10/10(月) 14:52:51
regeneration side:石村舞波

どうしてか解らないが私、石村舞波はまたここに戻ってこれたようだ。
今度は私は不可視の存在ではなく生前のような形なのだろう。

私は私が為すべき事のために戻ってきたのだ。

歩をすすめ右腕から血を流す友理奈に止血をする。
「もう大丈夫だよ。」
「舞波・・・・ありがとう・・・。」
私は友理奈にスタンドを引っ込めて下がるように促した。

「ももち。ひさしぶり・・・」
「・・・・まいはッ!」

「また何時もの様にやろうよ、私がサポートするから。」
私の言葉に桃子は笑って答えた

私の人生を終わらせた殺人鬼。ソイツは私の大切な仲間も傷付けた。
「許さないッ!いや許せないッ!!パッションE−CHAE−CHA δッ!!」
         ギュンッ!
「ジャミングウエーブッ!エクストリィイームッツ!!!」
   グゥキュウウウウウウウユウウウウウウウウュン!!!!!
607名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 15:48:25
舞波きたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
608名無し草:2005/10/10(月) 15:54:43
            舞 
             波
            キ
            タ
             ァ
              ァ
              ァ
               ァ
               ァ
               ァ
              ァ
             ァ
             ァ
              ァ
              ァ
          ヽ\  //
              _, ,_ 。
           ゚  (゚∀゚)っ ゚
             (っノ
               `J
609名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 16:04:55
            ク 
             ゥ
            ゥ
            ゥ
             ゥ
              ゥ
              ゥ
               ゥ
               ゥ
               ゥ
              ゥ
             ゥ
             ゥ
              ゥ
              ン
          ヽ\  //
              ノノハ 。
           ゚ 从 ’w’)っ ゚
             (っノ
               `J
610名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 16:05:56
舞波急いで みんなを助けて
611前スレ83:2005/10/10(月) 16:47:55
10月2日    P

石村舞波のパッションE−CHAE−CHA δから発された波動は渦となり吉良吉影を取り囲む。
「くっ!誰かと思えば・・・・」
波動の渦を掻き消す様にキラークィーンの右腕を打ち下ろす。

「久しぶり、殺人鬼さん。殺した人間にこうやって会うのはどんな気分?」
舞波は吉良を嘲るように言ってみせ挑発する。
「コイツが舞波や鈴美さん・・・ほかに大勢を殺している・・・殺人鬼・・・」
桃子の腕が戦慄く。
「あの時のスーツの男じゃない!」

「・・・そうか・・・カワジリコウサクではない事を知っているのか・・・」

一瞬を付き吉良のキラークィーンは桃子の身体に触れる。
    ドグィァアアンッ
瞬く間に爆ぜる桃子の身体・・・。



612前スレ83:2005/10/10(月) 16:49:15
だが次の瞬間、吉良の目の前にはビデオテープを巻き戻したように爆破したはずの桃子が居た。

「そんな?このッ」
    ドグゥアアアアン
       「そんな?このッ」
             ドグゥアアアアン
              「そんな?このッ」
                   ドグゥアアアアン   
                     「そんな?このッ」
                           ドグゥアアアアン
                            「そんな?このッ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・

「舞波ッ?これは・・・・どういう事?」
桃子は状況の異常さに慄いた。
殺人鬼はこちらも見ずに一人ゴトをずっと言っている。
「ふふ・・・面白いよね。私の最初のジャミング波でもう感覚器が狂っちゃっているんだ・・・」
「さぁ?どうする?ももち?」
613前スレ83:2005/10/10(月) 17:27:54
10月2日     Q

alive side:嗣永桃子

私の目の前に舞波を殺した許しがたい存在がいる。
この男は鈴美さんを始め多くの人の命を奪っておきながら15年も生き続けている。
コイツのこの感覚・・・・人ではない・・・怪物。そのものだッ!
そう考えると単に怨みではなく「倒すべき相手」なのだ。そう思えた。

「おぉおおおッ!!FLYHIGHッッ!!!」
      ギャーーーーーンン!!!
私は自らのスタンドを出し殺人鬼を対峙する。

『そんなこのそんなこのそんなこのそんなこのそんなこの・・・・・・』

これで全てを終わらせよう・・・・・

「バルッ!」
  ドシィッ!
FLYHIGHの攻撃を受けた部分が風船の様に膨張し爆ぜる。
『ぐぁッ!?なんだイキナリ攻撃をッ!?』
この一撃で殺人鬼も目が覚めたようだ。
「おはよう。よく痛みを味わっておくといいよ。」
桃子はFLYHIGHにありったけの力を込める。
「バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!」
連撃を受けた殺人鬼はさながら葡萄のように全身が膨れ上がる。
「ウォオオオォオオオォムッ!!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!バル!!!!!」
『そんな・・・この私が・・・切り・・抜けられない・・・トラ・・・プギッ!」

        ・・・・・パァンッ!

その音を最後にそこには血の海だけが残った。
614:2005/10/10(月) 17:37:30
おはよー
>>604
乙!!
茉麻のスタンドいいな、ラッピング能力かあ
大量更新乙です
>>593
あ、なるほどです
書きながら「あ、あの話っぽいシーンいれて〜」とか思っちゃうんですよね

文化祭ってどれくらいの距離で生娘。見れます?
初日ってことは近くにN.O.さんいたのか〜俺は中には入れなかったけどorz

保全してくれてた人サンクス!!
615名無し草:2005/10/10(月) 18:39:08
さあみんなでウンコしよう
616名無し草:2005/10/10(月) 19:53:36
ウンス
617名無し草:2005/10/10(月) 20:30:20
>>615
>>616
トイレ課金:大600円
618前スレ83:2005/10/10(月) 22:04:34
0月2日   R

encore:ByeBye またね

「これで終わったね・・・」
舞波は血の海で己を殺した殺人鬼の死を確かめるとそう呟いた。

「終わりって舞波ッ?」
桃子の言葉を遮るように
「久しぶりに逢えたのに・・・残念だけどこれで終わりなんだ。」
舞波は別れの言葉を放つ。

「みんな・・・」
仲間のほうを振り向いた舞波の身体は透け始め、足は宙に浮き出した。
619前スレ83:2005/10/10(月) 22:06:01
「駄目ッ!」
梨沙子は「ファイアフライズ・スター」の能力を使って自らの手と舞波の身体を
「溶接」して固定しようとする。
それも空しく霞みを掴むように手に平から舞波の身体は消える。
「梨沙子。これは決まってた事なんだ。私はもう帰らなくちゃ。」
舞波の言葉に梨沙子は泣き崩れる。
「舞波これでもう逢えないの?」
茉麻の問いに
「お盆になったら逢えるよ。」
冗談を含めて言ったつもりだが
茉麻は号泣してしまった。
「マイハッ!お供えは何がいいッ!!?」
千奈美の言葉に
「苺。」
と即答し。
「千奈美。あまり意地を張らずに、皆と仲良くね。」
と千奈美に手を振った。
「舞波の事ッ!絶対忘れないから!」
「私も忘れない。私達は生まれ変わっても絶対また会えるよ。」
そう言って友理奈と握手しょうとしたが悲しいかなソレは叶わなかった。
「舞波・・・」
雅に抱きかかえられて佐紀が私の方に手を伸ばす。
その手に触れるように
「佐紀ちゃん。私は佐紀ちゃんの事、大好きだったよ。」
私は触れる事の叶わない手を重ねた。
「舞波、私・・・」
雅は私に何か言おうとして口ごもった。
「私の為に闘ってくれてありがとうッ!」
私の為に大怪我までしてくれた雅。ありがとう、そしてごめんね。
620前スレ83:2005/10/10(月) 22:07:17
私の身体はどんどん浮き上がる。

「舞波・・・行っちゃやだよぅ・・舞波ぁ・・・」
桃子の言葉は私の胸を締め付けた。

「ももち・・・・」


「いつか、いつかまた・・・・星の下で。」
621前スレ83:2005/10/10(月) 22:12:06
はい!長々と続けてしまいましたが。
10月2日。終わりました。
一人称を多用したりして読みづらかったと思われますが
これも実験のひとつを思ってご容赦願いたいです。

はいではこれで今日はおし舞波。
622名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 22:44:33
舞波あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
623名無し募集中。。。:2005/10/10(月) 23:00:51
>>621
この作った設定とかどうするつもりなの?
俺は別に残してもいいと思うんだけど
624前スレ83:2005/10/10(月) 23:07:45
>>623
結末(吉良を倒した)さえ引きずらなければ。
残しても良いかな?って思っている。
実際ベリエ全員分のスタンドを1日で考えたのが
一番しんどかったからね。
625:2005/10/11(火) 00:17:25
バイト帰宅保全
>>621
激しく乙ッ
原作に出てくるスタンドもけっこうな数がいるからね〜
それ抜きで新たな能力を考えるのって大変でつよね
一日でこんだけの能力考えるとは…すごいな

さて、飯食ったらうpりん…と言いたいとこなんだけど、
明日までのレポートがあるんですorz
とりあえず山Pたちのスタンド解説だけ作って、早くレポート終われば
ちょっとオナニーできたらいいなと思ってたり…ゴメソ
626:2005/10/11(火) 00:46:04
スタンド名:メタルマサカー
本体:山下智久

破壊力:C
スピード:B
射程距離:約50メートル
持続力:B
精密動作性:C
成長性:D

能力…砂鉄を集めて物質を作り出すことができるモグラ型のスタンド。
    作り出した物は、スタンドから5メートル離れると、元の砂鉄に戻る。
    地中を移動できるが、その際は何も見えない。
627:2005/10/11(火) 00:52:02

スタンド名:スピーキング・ハート
本体:成宮寛貴

破壊力:E
スピード:D
射程距離:A(寄生できればどこまでも)
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E

能力…眼球に寄生した人間の思考をすべて読み取ることができる。
    ただし、水がなければ発現させることが出来ない。
    パワーや防御力はまったくないが、眼球に寄生するという能力が
    最大の防御となっているようだ。
628名無し募集中。。。:2005/10/11(火) 00:57:16
前スレさん乙π!!
629:2005/10/11(火) 01:02:26

スタンド名:サイレント・エリザベス(サイレント・エリーゼACT3)
本体:亀井絵里(エリックかめりん)

破壊力:B
スピード:A
射程距離:D(5メートル)
持続力:C
精密動作性:C
成長性:B

能力…<モグモグ・ウェーウェー>という、蹴ったものを無重力状態にして
    宙に浮かせる能力。
    『音を消す』という能力が進化を続けた結果、音が鳴る直接の
    原因である『空気』を消せるようになった。
    宙に浮かされたものは、無重力状態ではあるが呼吸もできるし
    音も聞こえる。
630名無し草:2005/10/11(火) 01:09:17
吉良は死んだのか・・・この先の展開はどうなるんだろ?

まあなんにせよ前スレ83さん乙ッ!
631名無し草:2005/10/11(火) 01:14:19
吉良が舞波を殺した後あたりに時間を戻してベリーズに近づかないようにすると予想
632名無し草:2005/10/11(火) 02:28:21
・゚・(ノД`)・゚・
う゛あぁぁぁぁっぁぁ〜!
83氏、禿乙ですぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!
佐紀cとの最後のやり取りが凄い意味深に感じました、胸に残ります
あと「ベリーフィールド!」って幻聴が耳から離れないですw
桃子のスタンドって…そうだったんですね、「そいつに触れることは、死を意味するっ!」
セリフの一つをとっても緻密な配慮が感じられますし
他メンのスタンドもイメージに良く合ってると思います
悲しいけれど楽しい作品をありがとうございました
633:2005/10/11(火) 02:38:07
感動の渦の中、新作オナニーを投下してみるッ
634:2005/10/11(火) 02:39:07

銀色の永遠 〜スポイル・クロウ〜


三日前に二人組のスタンド使いに襲われて、さゆは大怪我しちゃったの。
背中にナイフを二本刺されたし、左腕も自ら犠牲にしたとはいえ
一本グサリとやられちゃって、七針も縫ったの。
いや…縫われてる時はマジで…死ぬかと思ったの。超ッ!泣き叫んだの。
今年の初めに行われた健康診断で、注射されて大泣きした事を思い出したの。
そういえばあの時は、同じクラスの男の子にバカにされたっけなぁ。
マジ、ムカつくの。
男の子ってカスが多いの。お兄ちゃんもキモいし。
いつになったら、さゆの元に王子様は来てくれるんだろう?
635:2005/10/11(火) 02:41:05

ぶどうヶ丘総合病院 523号室

最初は入院って聞いたとき、ホームシックにかかりそうでイヤだったけど、
さゆの永遠の相方ってみんなに言われてる<親友>の絵里も同じ病室で
入院することになったから、全然さびしくないの。
絵里とも付き合い長いな〜。最初に知り合ったのは確かお姉ちゃんと
絵里のお父さんがお食事する時で…。
それももう二年くらい前の話なんだぁ〜…年月が経つのって早いの。
絵里は、朝食を食べたら隣のベッドでまた眠ってしまった。
右目には包帯が巻かれているけど、もう少し経てば包帯が取れるらしい。
もう昼の十一時なの、早く起きろなの。
でも、たまにはこういう静かな時間もいいかも知れないな。
絵里って、話してる時たまに変なことしてくるから。
まあ悪い気はしないけど、この子は彼氏出来たらベッタベタに
なついちゃうタイプなんだろうなーって感じがした。
今日も四時くらいに小春ちゃんがお見舞い来るだろうし、
今のうちに一人の時間を楽しんでみることにするの。

コンコン

さっそく邪魔されたの。
636:2005/10/11(火) 02:43:19

「どーぞ」
扉を開けて入ってきたのは…ああ、なんて久々に見るんだろう。

「ちゃんちゃかちゃーん!どーもーッ!!チャーミー石川です!!!」

石川さんは、ギブスをしていない左手で独特な動きをしてみせた。
「石川さん、ここは病院なの。静かにしろなの」
「なによー」
石川さんは、この階の上の533号室に入院している。
それにしても入院して何日経ったんだろうな、この人。
まあ、本気の藤本さんにボコボコにされたわけだし…恐ろしいの。
「右手の<指>の調子どうですか?」
「ああ、これなら超超超いい感じ。もうすぐギブスとれるっぽいんだ」
「へえぇ〜よかったじゃないですか」
「ホントねー。早いとこ退院しないとアルバイトも出来ないからね。
あたし、バイト先のレストランで『カルボナーラ石川』って呼ばれてて…って
そんな話はどうでもよかったわね」
どうでもよすぎて、あんまり真剣に聞いてなかったの。
ところで石川さん、何しに来たんだろう?
顔でも見せに来たのかな。
637:2005/10/11(火) 02:44:39

「あの、ぶしつけな質問なんですけど、何しに来たんですか?」
「ホント可愛くない質問するのね〜」
「私は今日も可愛いですよ」
「ハイハイ…で、単刀直入に言わせてもらうとね。鳥を捕りにいくの」

シーン…

…え?
今のって、もしかしてギャグ?
「さ、寒いのッ!!!!!」
「うるさいわねー!!これは入院してて、わりと元気なあたしとさゆに寺田先生から
与えられた指令なんだよ。それを伝えに来たんだからね」
「指令…ですか?」
なんだか最近、随分と私のところにも仕事が転がってくるようになったみたいだ。
うん、これは頑張らないといけないの。
「先生から聞いたんだけど、事の経緯はこうらしいよ。この間、寺田先生が帰り道で…」
石川さんは、ベッドの隣に置かれているイスに腰掛け、話し始めた。
638:2005/10/11(火) 02:46:40
というわけで今日はここまでッ
それにしてもミキティ主人公にした話思いつかねーorz
まあレポートも出来たし、

「これで今日も安心して眠れる…」


ではでは ノシ
639前スレ83:2005/10/11(火) 05:57:00
オハイヨ州ッ!
>>638
1さん乙〜。
レポートかいてからのオナ。
乙彼です。
>>628
ありがとうございπ!
>>630
この話は「どこにも繋がらない」話ってことで
最初から書いてたんで何事も無かったかのように
進むと思います。
>>631
それもいいかもしれない。
>>633
ありがとうございます。
俺にとっての9月11日の舞波の引退宣言は
交通事故よりいきなりな事で。
べりメンもいきなり舞波を失うという
その衝撃わ前回の〜舞波〜やらせていただいて
今回は卒業式的なラストのみを想定してやらせて頂ました。
文章は今回ほぼ自動書記的に話がアレヨアレヨという方向に
いってしまったので修正に苦労しました。
他メンのスタンドは見せ場とかラジオの雰囲気で!
ですがスタンド名のほうが結構選ぶのが大変でしたね〜。
640名無し募集中。。。:2005/10/11(火) 08:00:56
1乙!
エコモニ?
641名無し草:2005/10/11(火) 09:11:06
これどんくらいで落ちちゃうんだ?
けっこう時間あいてももってるようだけど
642名無し草:2005/10/11(火) 10:45:20
ヒトイネ
ジョジョオフしようぜ
643前スレ83:2005/10/11(火) 11:05:14
>>642
ジョジョオフてw
644:2005/10/11(火) 13:04:03
携帯から保全
みんな住んでるとこ別々なんじゃまいか?w
645前スレ83:2005/10/11(火) 13:53:04
千奈美に俺、群馬。
646:2005/10/11(火) 14:12:44
俺は横浜
やっぱ遠いなw
647:2005/10/11(火) 16:16:51
今帰ってきたんだけど、やばいアク禁かかったorz
とりあえず携帯から
>>639
いいね〜自動書記!
なんだかんだで後先考えないオナほど楽しいもんだよね
まぁその結果ミキティが使いづらくて苦しんでるわけだけどorz
スタンド名が一瞬で思い付いた時がめちゃ気持いい
ミラクル・ビスケッツとかサイレント・エリーゼあたりの名前が
自己満足の領域でかなり好きw
>>640
ギクッ!!!!!!!!!!
>>641
四時間くらいでも平気っぽいけど、どうだろう?

じゃあ5時からバイトなんでまたノシ
アク禁ってどうすりゃいいんだ…涙
648名無し募集中。。。:2005/10/11(火) 16:25:56
●買うとか
649名無し草:2005/10/11(火) 16:31:47
1さん新展開乙ッ!

>>639
そういや最初に「どこにも繋がらない」って書いてあったね
650名無し草:2005/10/11(火) 16:48:45
今更だが〜エリックかめりんはお姫様を守りたい〜
ってサブタイトルって何かいいな
651名無し草:2005/10/11(火) 19:21:41
652前スレ83:2005/10/11(火) 20:00:27
>>647
マジで?
なんでアク禁なんかに?
>>649
そうです。あの話が終わるのは吉良を倒さないと
駄目だろうと。そんな感じでやってしまいましたね。
653名無し草:2005/10/11(火) 20:07:51
巻き添えじゃね
654名無し草:2005/10/11(火) 21:48:19
アク禁って解く方法ってあるの?
655名無し草:2005/10/11(火) 21:53:49
運営次第
656名無し募集中。。。:2005/10/11(火) 21:57:08
時間が解決してくれることが多々あるよ
657:2005/10/11(火) 22:12:55
帰宅てすと
658:2005/10/11(火) 22:15:14
やったあああああああ解けたあああああああああああッ!!!
>>650
マジで!?
気にいってもらえてうれしいです泣
>>652
アク禁情報によると>>653のようでした
でももう大丈夫!!

これでオナれる…よかたウワーン!!!!!!!
659前スレ83:2005/10/11(火) 22:46:05
安心しました〜。
660:2005/10/11(火) 23:46:38
うpっちゃうぞピュッ
661:2005/10/11(火) 23:48:14

「…と、いうわけよ」
「へぇ〜…」

石川さんの話を簡潔に説明すると、小春ちゃんがぶどうヶ丘中学に
転入手続きをしに行った日、偶然出会った寺田先生は彼女の中にある
<ミラクル>なオーラを感じ取り、小春ちゃんを演劇部に勧誘したそうだ。
だが、あっさり断られてしまい、それでも彼女をどうしても演劇部に入れたいと
思った寺田先生は、手荒い方法ではあるが彼女の背後から
私たちを『スタンド使い』に変えた矢を放ったらしい。
ところが奇妙なことに、矢は小春ちゃんの首を貫かずに弾かれてしまったそうだ。
なぜ、矢が彼女に刺さらなかったか。
それは今問題ではないの(気になるけど)。
問題はここからなの。
標的を見失った矢は、なんとその上空で空を散歩していた<カラス>を貫いて
しまったらしいのだ。
カラスはバリバリ血を吹いたが、墜落して地面に激突する寸前で、
羽ばたき空に舞っていったらしい。

これが意味すること、わかる?
石川さんは言った。
「たぶん、そのカラスはスタンド使いになったのよ」
私の家にも、絵里が誕生日にくれたスタンド使いであるウサギのレミーちゃん(♂)が
いるけど…動物のスタンド使いって、いまいちピンとこないの。
662:2005/10/11(火) 23:50:05

「でも、そのカラスさんはどこへ行っちゃったんですか?」
私が訊くと、石川さんは待ってましたとばかりに答えた。
「それなの!あたし達のお仕事はッ!!」
「え?」
どれなの?
「指令を伝えるわよ。『スタンド使いになったカラスを<生きたまま>捕獲しろ』…ッ!!」
え…えええええええええええええええええええええええッ!!
どうやって!?
む、虫取り網でも平気かな?ドキドキ
「ホントだったら亀井ちゃんも連れて行きたかったンだけどね〜。この子の
『サイレント・エリーゼ』って周りの音消せるし。でも、相手はどんなスタンド使いか
わからない。右目を失ってるに等しい彼女にはちょっと危険すぎるじゃない?」
「で、でも、そしたらなんで私が行くことになったんですか?」
私のスタンド『シャボン・イール』の基本的な能力は、主に爆撃。
そりゃ多少、威力は調整できるけど、相手はカラスとはいえ鳥さんなの。
焼き鳥にしちゃう可能性大なの。
石川さんは言った。
「最後の手段ってやつよ」
「最後の手段?」
「そうよ。万が一の時、一撃で殺すための…ね」
…これはもしかしたら、厄介な仕事かもしれないの。
「お昼ご飯食べたら早速行くからね。外出許可、ちゃんともらっとくんだよ」
自慢の指が使えない右手で石川さんは手を振ると、病室から出て行った。

663:2005/10/11(火) 23:53:04

今、私と石川さんは清掃員みたいなカッコをしている。
「あの、訊いてもいいですか?石川さん」
「なぁに、さゆみん?」
「なんでゴミ拾いしてるんですか?私たち」
病院を出て、さゆ達が初めにとった行動は、なんとゴミ拾いだったの。
鳥カゴと網は持ってる。
でも、ゴミ袋も持ってる。
「すごく、くさいんですけど。このゴミの詰まった袋」
マジ、私には相応しくない仕事なの。
ゴミ拾いと今回の指令、一体なんの関係があるんだか…ふざけんななの。
「ブツクサ言わないの。どうもね、地球が微熱らしい…正義を掲げなきゃ」
あっちぃ地球を冷ますんだ!とでも言いたいのかな。
でもこんな活動が、いったい何の意味が…指令の方はどうする気なんだろう。
あーあ、やってらんねーの。
私は適当にゴミを拾っては、一つのゴミ袋に突っ込んでいた。
「ちょっとちょっと。燃えるゴミとアルミ缶を一緒にしないでよ」
「どーせ、もうアルミ缶は十円と換えられない時代なの。こんなもん捨てるの。ポイ」
「だから燃えるゴミと一緒にすんなっつってんの!」
うぅ…いちいちウルサイ人なの。
私はホッペを膨らまして石川さんを睨んだ。
「なによー、その顔は」
「さゆは演劇部の活動のために来たの。ゴミ拾いするために来たんじゃないの」

こんなことしてるだけなら、もう帰るの。
664:2005/10/11(火) 23:55:20

そう言おうとしたところで、石川さんは一息吸うと、私の肩に手を置いた。
「意味もなく、こんなことしてるわけないでしょー?」
「へ?」
そうなの?
じゃあ一体なんの意味が?
「わからないって顔してるね…じゃあ教えるよ。これはね、カラスを
一箇所に集めるための作業なのよ」
「一箇所に?」
「そ。ほら、あそこのゴミ捨て場を見てごらん。一つだけ、ゴミ袋があるでしょ?
あれは決められた時間に出さなかった生ゴミみたいね…うん、やっぱり。
カラスは生ゴミに集まるのよ。それくらいはわかるでしょ?」
ああ、そうかもしれないの。
学校行く時、たまに生ゴミ突付いて道路を散らかしてるカラスを見かけることがあるの。
「まずはこの生ゴミ…拾ったヤツも含めて一箇所にまとめるのよ」
「それじゃあ…よいしょっと」
私は持っていたゴミの詰まった袋をゴミ捨て場に置いた。
「ちょっちょ!さゆみん待ちなさい。まとめるのはここじゃあないのよ」
「え、そうなんですか?」
「うん、ここはカラスにとって都合のよくない場所だからね」
「どうしてわかるんですか?」
「止まる木や電線がないからよ。人が多かったり、落ち着けないところには
カラスって集まらないからね。まあ燃えないゴミはここに捨ててッちゃおっか」
へぇ〜、なんやかんやでさすがは年上のお姉さん。
石川さんは燃えないゴミのつまった袋を捨てると、ポケットから大きな霧吹きを
取り出して、シュッシュッとそれを撒いた。
「なんですかそれ?」
「クレゾール石鹸液…まあ石鹸水みたいなもんよ。これでここにはカラスが寄って
来ないわよ。さ、どんどん行こうか」
うーん、なんかチマチマしてて、さゆには向いてない仕事に思えてきたの。
665:2005/10/11(火) 23:56:40
なんかやりすぎたって感じしてきたw
ではまたノシ
666前スレ83:2005/10/12(水) 00:04:38
>>665
乙〜!
俺は明日からオナるよ。
今日はスタンド解説まとめていたらもう疲れた〜。
もっとも「まるごと」のDVDを見つかれたのかもなw
667:2005/10/12(水) 00:10:20
>>666
ってかまとめサイト乙!!!
ベリ工がすげ〜更新されてる上に、画像がなんか統一性あってカコイイ!!!!!!!!!!
マジ乙っす!!!
こうやって見ると、けっこうみんな可愛いな
こりゃ吉良も負けるわw
668:2005/10/12(水) 01:31:48
やっばいやっばい、今回のマジつまんねーっぽい失敗した!!!
一応あとで射精するけど、読み飛ばしちゃってもいいかもorz
虚しい話だが 汗
669名無し募集中。。。:2005/10/12(水) 01:44:29
これから1さんがミラクルを起こすよ
670:2005/10/12(水) 01:57:41
やべ、激しくやばい
ろりあえず↓
671:2005/10/12(水) 02:03:39

そうやってゴミ拾いをしながら、指令を真っ当するためにちゃくちゃくと
準備を進めている時、私はゴミ捨て場で生ゴミを食い散らかしている
1匹のカラスを見つけたの。
「い、石川さん!!カラスがいるのッ!!」
私は1匹のカラスを指差し、石川さんに教える。
「つ、捕まえるのッ!!」
捕獲用の網を構える私だったが、石川さんがそれを制した。
「待ちなさい、まだあのカラスが『そう』と決まったわけじゃないのよ。
とりあえず様子を見てよーよ」
カラスっていうのは度胸があるの。
私たちが5メートルくらいの距離にいるのに、悠々ときったない生ゴミを
漁って、もはや食べ物とは言えない物を嘴で突付いている。
「あのカラスが『そう』だとしたら、ちょっと困るわね…」
石川さんが小声で言う。
「どうしてですか?いきなり遭遇なんて、グレートじゃないですか」
「それじゃ、あたしの完璧かつ巧妙な作戦の準備がすべて意味の
ないものになるじゃない…」
そっちの心配かよ。
私はそんな石川さんをほっといて、目の前にいるカラスの行動をじっと観察した。

カツッ…カツカツッ…

見た感じ、あまりもう口に出来るものはなさそうな感じなの。
あ、魚の食べ後まで出てきた。
カラスは、ジッと身のついてない骨だけの魚をジッと見つめる。
そして骨になった魚を一発、カツン!と突付いた。
なんか、惨めなの。骨なんか食べられないだろうに…
672:2005/10/12(水) 02:04:54

ところが、信じられないことが起きた。
「さ、さゆ…ッ!?」
「え、え?」
カラスが魚の一発突付くと、数秒してからその骨がドロッと溶け出したようだ。
そして、それをカラスが頬張る。
…ちょっと展開早すぎて過ぎてよくわかんなかったの。
『カァーッ!』
唐突に聞こえたその鳴き声は、目の前のカラスのものではなかった。
「石川さんッ!電線にもカラスが…ッ!?」
「慌てないで。もうちょっと近づいて見るわよ」
電線につかまっているカラスは、ゴミを突付いているカラスを見下ろしていた。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

バサッ!!

「うわッ!」
私たちの気配に気付いたのか、ゴミを漁っていたカラスが羽ばたいた。
び、びっくりしたの。
そのカラスは、そのまま電線まで上昇し、もう1匹のカラスの隣につかまった。
嘴には、何か丸っこい汚そうなものが咥えられている。
あれは…さっきまで魚の骨だったはずなの。
『カァーッ』
『クワァーッ』
2匹のカラスはお互いを求めるかのように鳴き始めた。
まるで甘えるような、ねだるような…でもどこかやっぱりダミ声で。
673:2005/10/12(水) 02:07:31

「あれは求愛みたいね」
ポツッと石川さんが呟く。
「求愛…ですか?」
「うん。私、生物の授業でやった事があるから知ってるの」
「ええッ!!高校の理科の授業ってそんなことするんですか!?
みんなの前で!!?」
「な、何か勘違いしてない?やったってのはカラスの求愛についてだかんね!?」
なんだ、ビックリした。
一瞬、高校行くのやめようかと思っちゃったの。
「常識でモノ考えてよねまったく…そうそう、カラスの話だったね。
カラスの求愛ってね、そう、あんな風に彼女のカラスが口を空けて餌をねだってね…」
どっちも同じに見えるけど、女の子らしいカラスは、さっきまで生ゴミを漁っていた
カラスになにやらねだってるようなの。
確かに、石川さんの言った通りみたいなの。
「あ、口移しで食べ物あげたの」
まるで、あの2羽のカラスがキスしたみたいだった。
いいな、いつかさゆも王子様と…ってなんで私、カラスに浪漫感じてるんだろう。
「あれで、契約成立ってわけよ。これ、なんつったかな…そうそう求愛給餌って
いうんだよ」
へー。
2羽のカラスがイチャイチャしている。
いいな〜。カラスもなかなか可愛らしいの。
674:2005/10/12(水) 02:08:12

そういえば、さっき魚の骨を溶かしていたのはなんだったんだろう。
まぁそれは大したことじゃないか。
あ、彼氏側のカラスが彼女のカラスをツンと突付いたの。
『カッ』
彼女カラスの動きが止まる。
…ん、どうしたんだろう?
その時だったの。

『ガアアアッ…ギィィィッ…!!!!!!!!』

それはいきなり起きた。
彼女のカラスは、醜い声の断末魔と共に電線から落ちたの…ッ!

げしゃああああああッ!!!!!!

地面に落下したカラスは、肉片を飛び散らせ…死んだ。
『カァ…』
もう一匹のカラスは電線からそれを眺め、嬉しそうに鳴いたのだった。
675:2005/10/12(水) 02:09:45
とりあえずこんな感じ
ごめんなさい 汗
しかも今友達から電話きたからうp遅れそうorz
676名無し草:2005/10/12(水) 02:24:01
なんか邪悪な匂いのするカラスだな
677名無し募集中。。。:2005/10/12(水) 03:20:28
1の何が良いかと言うとJOJOの世界観を壊さないで話を書けるところ
誰かさんにも見習って欲しいね
678名無し草:2005/10/12(水) 04:34:16
保全っちゃえ
679:2005/10/12(水) 06:30:09
今電話終わった保全
寝てねーし、困ったorz

オナニー途中だったってのにゴメソ
680名無し草:2005/10/12(水) 06:33:54
インスパイアのお陰もあるかもしれないけど確かに回を重ねる毎にこなれてきてる

学校行ってバイト行って友達付き合いも良くて外出も多いのに
ここまでのハイペース&クオリティで書き続けていられるのは驚異的
681名無し募集中。。。:2005/10/12(水) 12:12:38
682名無し草:2005/10/12(水) 12:37:42
D.M.C.・・・約2週間ぶりの進行開始かあ
トラックの使い手が何者なのかが気になるところだ
683:2005/10/12(水) 14:47:32
帰宅
>>677
けっこうインスパイアしてるからなー俺
でも最近やっと考え付いたので、ミキティ中心の話でオナれそう
>>680
d!!
友達っていっても大体同じメンツだけどねw

ではちょっと出かけてきます
今日中にはッ!!この話をッ!!!終わらすッ!!
684:2005/10/12(水) 16:38:55
携帯から
保全の障気ヴァニラ・アイス
「保空間にバラまいてやる…」
685名無し草:2005/10/12(水) 18:06:31
ドライブミークレイジーわくわく
686名無し草:2005/10/12(水) 19:51:33
687前スレ83:2005/10/12(水) 19:56:27
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーE〜

登り坂。時速73km/h
風は艶やかに髪を旗めかせる。
夏焼雅は後ろに身体の向きを入れ替え、タンデムシートに左足を。
サイドカーの連結部に右足を乗せ身体を固定させた。

朱槍のスタンド『セクシー・アダルティ』を水平に構え標的のトラックに向けて放つッ!

「セイリャァアァァァアアッッ!!」
掛け声と伴に高速で標的に伸びる朱色の凶刃。
        
            >>ガクッンッ!>>

標的に目掛けて襲いかかったや否や。雅の足元が大きく右に滑る!
   「あぁ?」
セクシー・アダルティは大きく標的から逸れ。目の前のなつみのメットをかすめる。
後方に注意を逸らしていたなつみは小さいとはいえ突然の衝撃に驚きハンドルを踊らす。

<<ガクッンッ!<<

「ちょっと!たなかさんッ!!!何してるんですかッッ!??」
清水佐紀はサイドカーから慌てて手を伸ばし田中れいなのハンドリングを止めようとする。
「えッ?あぁ!いつもの癖でついローリングを・・・でもほら後方車への威嚇効果はこれが・・・」

      ぎゃばッ!
「え?」
   「あ!」
     「うそ。」
蛇行運転したYAMAHAドラッグスターC4のサイドカーのタイヤとなつみのジョルカブの前輪が
接触。前輪を薙ぎ払われる形になりジョルカブごとなつみの身体は宙に撥ねた。
688名無し募集中。。。:2005/10/12(水) 20:34:03
読んでないけどベリ工が吉良倒すとか・・・
689名無し草:2005/10/12(水) 21:40:21
乙!
690前スレ83:2005/10/12(水) 22:09:36
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーF〜

ギュンッ!ギュンッギュンッ!!
なつみの身体は空中で錐揉みしながら落下する。

「ォオオッ!ちゅらぁああああッ!!」
     グァッシャーン!
激しい激突音が響く!
アスファルトに激突する瞬間ッ!『チェイン・ギャング』で道路を殴りつけ
その反動で前方に飛ぶ!

「安倍さんッ!」
佐紀はスタンド『ベリーフィールド』を空を泳ぐなつみに突き出す。
「あぁあぁッ・・・・・」
なつみのチェイン・ギャングはその先端に辛うじて触れる。
指先をベリーフィールドに触れながら引力速度でアスファルトにその身を削られる。その瞬間。

       ビュユウウウウュワッ!
唸りを上げて朱の曲線がなつみの身体に巻きつきそのまま浮き上がる。
   「うあぁッ!」
雅のセクシー・アダルティは鰹の一本釣りの要領でなつみを持ち上げる。
「安倍さん!重い・・・早く自力でこっちのバイクに乗ってッ!」
雅の叫び声に慌ててチェイン・ギャングを使ってタンデムシートに着地した。

グァッシャン!グァッシャン!グゥアッシャンッ!ドバキャーッ!

轟音に振り返ってなつみが見た光景は
激しく側転を繰り返し。トラックに跳ね飛ばされガードレールの闇に消えたジョルカブの姿だった。
691前スレ83:2005/10/12(水) 22:10:23
「ア・・・・あぁあぁああ・・・・」

その日の雨は冷たく全てに厳しかった。
帰り道の廃車置場に打ち捨てられていたスクーター・・・
なつみはそれを見捨てて置けなかった。
「まだこの子、死んでないよ・・・」
その場でそのスクーターを買い付けた
全くの素人であったが勉強し修復に力を注いだ。
バイト代も惜しみなく使った自慢のスクーターが・・・

「れ・・・れいなは悪くなかッ!」
れいなは引き攣りながらなつみのほうを向く
「じゃあ誰が悪んだべさッ!?あぁッツツ!!」
なつみから放たれる殺気に雅と佐紀は動けなくなる。
「・・・トラック・・・じゃ・・・なか・・・と?」
れいなは殺気に気圧され口が回らなくなった。
「あぁ!もうそれでいいべさ・・・・」
それまで周囲に放出していた殺気が一点に引き絞られる。
「ラッシュフォーメン諸共!粉々にしてやるべッッ!!!!!!!」
その言葉が第二ラウンドのゴングになった。
692前スレ83:2005/10/12(水) 22:26:05
今日はちょっと蕁麻疹が出てしまたのでこの辺でおし舞波!

>>675
1さん乙です!凶悪なカラスですなっ!
まとめの方はベリ関係は選べる位持っていますのでw
>>682
二週間ぶりですか?言われて気付きますた。
まぁ強引ですが終わりまでの構想が出来たので期待に添えたいですね。
>>685
期待に添えたでしょうか?
結構ノって書いているので本人が一番楽しいのですが。
>>688
「10月2日」の終わり方は最初に何処にも繋がらない話
と断っていますので。それをアタマに置いていただけると。
>>689
どうもです!

すべての保全組に乙ッツ!
693名無し募集中。。。:2005/10/12(水) 23:26:52
1氏はまだ帰ってこないのか
694名無し草:2005/10/12(水) 23:46:07
DMC乙ッ!
とりあえず10月2日はifストーリーってことだろ
DMCってRUNDMCを思い出すな
695名無し草:2005/10/13(木) 00:28:07
ノンタイトルの話はどうなったんだ?
696名無し草:2005/10/13(木) 00:32:12
DMCってなんだ
Devil May Cryしか思いつかん
697名無し草:2005/10/13(木) 00:32:57
ドライブミークレイジーか
書き込んでから気づいた
698:2005/10/13(木) 01:11:29
>>693
ただいまッ
>>692
乙ッ!!
安部パワフルだなぁ〜熱い!
10月2日の話、オナニーとしては最高だなと俺は思う
自分の好きなハロメン達にラスボスを倒させる…最高潮オナニーだ
>>695
どうなったんだろう?

ってなわけで今から書いて、できたらしこる!
699名無し草:2005/10/13(木) 02:17:48
ノンタイトルは俺の中ではもう無かったことになってる
アレの中の人はもう満足してしまったのでは?
700名無し募集中。。。:2005/10/13(木) 02:46:11
ノンタイトルって誰だっけ?
もう忘れた・・・
701:2005/10/13(木) 02:50:29
きりのいいとこまででけた〜ッ

今誤字脱字確認中
702:2005/10/13(木) 02:55:50

なにが…一体何が起きたって言うのッ!?
不安になった私は無意識のうちに石川さんの服の裾を掴んでいた。
「おかしい…この高さから落ちて…こんなグシャグシャになるわけない」
石川さんが、グシャグシャにとろけたカラスの死体に近づく。
『ガアアアアアアアアアッ!!』
「ひっ!!?」
いきなり鳴くななのッ!!
カラスは咆哮をあげ、電線から地面に急降下した。
そして、死体の前に折り立つと、カラスは石川さんをジッと睨む。
まるで「俺の獲物だ邪魔するな」とでも言うように。
「な、なによーッ!?」
そんな石川さんを無視して、カラスは腐ったカラスの死体を嘴で突付き始めた。

カッカツッ…パクパク

こ、こいつ…食っている!!
今し方、自分に求愛してきたメスのカラスを食ってるのッ!!
「お、おえッ…」
気持ち悪い…吐きそうなの。
カラスは死んだメスのカラスの目玉を嘴でつまみ口の中に入れると、
舌で転がしているようだった。
それを見て、石川さんも動揺を隠せないようだ。
「部室に置いてある資料に書いてあったわ…十年以上前、エジプトに
氷を操る鳥のスタンド使いがいたって。こいつも間違いないわ…
カラスのスタンド使いよ…ッ!」
カラスのスタンド使い…。
どんな能力を持ってるかは知らないけれど、一つわかってることがある。
それは、私たち人間と会話ができないということ。
意思を伝え合うことはできないの。
…攻撃されるかもしれない。
703:2005/10/13(木) 02:57:04

カラスは尚も、グシャグシャになって死んだカラスを捕食し続けていた。
「自分の空腹を満たすためなら彼女だろうと殺して食う…てめーさえよけりゃ
いいなんて…これは野放しにはしておけないわね」
石川さんは捕獲用の網を構え、叫んだ。
「『ザ☆ピース』ッ!!」
ドギャン!!
金色で、ヒラヒラがついた乙女チックな石川さんのスタンドが発現する。
ちょっと…お姉ちゃんのスタンドに似てるの。
だがスタンドの右手は、自慢の金色の光を放つことなく、茶色くよどんでいた。
「捕まえるわよ…さゆみんッ!鳥かご開けて用意しといてちょーだい!!」
「は、はいなのッ!」
石川さんはスタンド『ザ☆ピース』に網を持たせると、スタンドをゆっくり
カラスに近づけていく。
そうだった、そういえば石川さんのスタンド『ザ☆ピース』は遠隔操作型だったの。
足音を立てることなく、石川さんは食事をしているカラスに忍び寄っていった。
『!?』
カラスが何かの気配に気付き、こちらを向いたの。
ザ☆ピースを見つめている…?
スタンドが見えてないとしたら宙に浮いてる網を?
でも、やっぱりスタンド使いなんだろうか。このカラスは。
「大人しくしてなさいよ…お縄につかせてやるんだから」
石川さんが小声で呟いたその時だ。

バサッ!!

カラスが羽ばたいて…
「こっちにくるの!!!」
「うおあッ!!ザ☆ピースッ!!!!!」
ザ☆ピースが飛んで迫り来るカラスに、網の入り口を向けた。
704:2005/10/13(木) 02:59:07

ところが…。
「なにッ!?コイツ、自ら網に飛び込んでくるッ!!?」
『キュイイイイイイッ!!!!!!』

バスッ!!ジュボッ!!!

「うわあああああああッ!!網がッ!!!」
べちゃ。
なんと、カラスは網に飛び込むそのままのスピードで網を突き破ったの!!!
そして、そのまま私のほうに突っ込んできた!!
その時、確かに見えたの。
カラスの嘴から羽の先にまとわれている、このカラスのスタンドを。

ガッシャアアアアアン!!

「きゃあッなの!!!」
持っていた鳥かごに突っ込んできたの!!
ぶ、ぶっ壊れてる…なんて突進力なの!!?
カラスはバサッと羽を広げ、近くの塀に止まった。
「な、なんてヤツ…なの」
705:2005/10/13(木) 02:59:49

『アホー』

カラスが私を見て、一声鳴いた。
「なんか…今の無性に腹がたったの。ん…?」
ふと、壊れて地面に落ちた鳥かごを見ると、突然ドロっと溶けたの。
いや違う…溶けたんじゃない。
これは…腐っている!?
石川さんが持っていた捕獲用の網も、網の部分から腐っているようなの。
そうだ、コイツ最初に見たとき、魚の骨を突付いて溶かさなかったか!?
メスのカラスも突付いて数秒した後に苦しみ叫び悶えて地面に落ちたの!
腐らせる…こいつは口にとりついているスタンドで突付いたものを、
数秒おいて腐らせる能力ッ!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
706:2005/10/13(木) 03:00:46

「そうやってエサを捕ってる…恐ろしいヤツなの…ッ。性根も腐ってるの。
『スポイル・クロウ(腐ったカラス)』とでも呼ぶべきか…ねぇ、石川さん」
「…」
石川さんが何も答えないの。
下を向いたまま、何かブツブツ言っているようなの。
「石川さん?」
「クソが…」
え?
何を言っているのかよくわからないの。
でも、なんかすごい怒ってる気がする…怖いの。
石川さんが顔を上げた。
「あッ!!」
か、顔に…顔に…ッ!!

「ウンコついてるの!!」

カラスのウンコが石川さんの頬を汚してるの!!
き…きったねええええええええええのッ!!!!!!!!
「カラスのたれたクソが…あたしの顔に…?」
お、怒ってる怒ってる。
707:2005/10/13(木) 03:02:02

「なんであたしの顔に…?なんであたしが…こんな目に遭わなきゃいけないのよ…」
クスン…と、石川さんが半べそをかき始める。
そんな石川さんを見て、カラスがまた鳴いた。

『アホー』

「あああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!?」
「い、石川さんッ!?」
今の一鳴きは、石川さんの堪忍袋の尾を切るのには十分だったようなの。
「ザ☆!!!!!!ピイィィィィィィィィィィィッッッッス!!!!」
石川さんが叫ぶと、ザ☆ピースの胴体がカラスに向かって急激な速さで伸びた!!
その左手は、キラキラと瞬いている。
「この屈辱…死んで償いなさい!!!」
石川さんがキレてるの!!
こんな時にアレだけど、なんで演劇部の先輩達ってキレると目の前が見えなくなる
人達ばっかなんだろう。
「直接私の<チャーミング・フィンガー>を叩き込んでやるわッ!!!」
鋭く尖った左手を構えたザ☆ピースがカラスに迫る。
だが、ヤツは動かないのッ!!
「おおおおおぉぉぉぉぉぉッ!!!目ン玉かたっぽくり抜いてッ!!!二度と
あたしがクソをたれねーようにケツの穴に突っ込んでやるわッ!!!!!!」
ザ☆ピースが左手の<指>を振り下ろす!!
『カッ!!』

バキュイイイイイイッン!!!!!

708:2005/10/13(木) 03:03:23

カラスは一瞬のうちに身をひるがえし、低空飛行で滑空した。
そして、石川さんに…いや、胴体を伸ばして無防備になった石川さんの
ザ☆ピースに迫る。
「早く!!元に戻して防御するのッ!!!」
「わかってるけど…ぬっ…抜けないわ!!指が!!!」
ザ☆ピースの鋭い指が、さっきまでカラスが腰を下ろしていた場所に突き刺さって
抜けなくなってしまったらしいの。
でもカラスはもうそこまで来てるの!!
「だああああああああああああッもう!!!!!」
ビュリュンッ!!
私は石川さんの前に出ると、スタンド『シャボン・イール』を発現させた。
さゆがこのカラスを打ち落とすしかないのッ!!
「焼き鳥にしてやるの!!シャボン玉あああああああああああッ!!!!!!」

ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!!!!!!

高圧力でスタンドが吹き出した爆弾シャボン!!
木をへし折るくらいの威力はあるのッ!!

ヒュンッヒュンッ…

「な、なにィーッ!!!!!?」
く、空中で旋廻…ッ!!!?
全部避けやがったの!!!!!!!
709:2005/10/13(木) 03:04:27

『カアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!』
カラスが咆哮する。
「うわああああああああッ!!!」

ガシィッ!!!

コ、コイツ…ッ!私の左腕に捕まってとまったの!!で、でかい…
『カァ〜』
カラスが鳴いた。
喉に開いた小さな丸い穴から。
そして、カラスは大きく仰け反り…

グサッ!!!!!!

「ぎゃあああああああああああああああッ!!!!!」
私の左肩に、深々と嘴を刺した。
スタンドをまとった嘴で。
710:2005/10/13(木) 03:05:08
ここまででけた

ではまたあとでノシ
711名無し草:2005/10/13(木) 03:15:18
1さん乙!!

どうでも良い話だけど
>>707の『二度とあたしがクソをたれねーようにケツの穴に(ry』の
『二度とあたしがクソをたれねーように』の部分だけ読んで
4714って思ってしまった・・・
712:2005/10/13(木) 03:21:44
>>711
実はそのつもりで書いた
「二度とあたしがウンコしないために」って意味w

誤字ではありません、念のためッ!
713名無し草:2005/10/13(木) 03:31:46
これは俺のウンコ保全にインスパイヤされたと見て間違いないな
714名無し草:2005/10/13(木) 04:06:46
>>713
ウンコ保全はお前だったのかw
715:2005/10/13(木) 05:09:50
でけた〜

では本日のラスト更新
716:2005/10/13(木) 05:11:48

「あああああああああああああッ!!!!!」
とてつもない痛みに、私は絶叫する。
私を見るカラスの目は、何にも恐れをなしてない、異様なオーラに包まれている。
まるで、黒いビー玉の様なの…ッ。

グチュグチュッ!!

「ぎゃああああッ!!痛い…痛いのッ!!!!!」
な、なんて残忍なヤツ!!
この糞カラス、刺したまま傷口をほじくりやがってるの!!!
痛みで目の前がチカチカするの。
『ギッギッギッ…』
こ、こいつ…あたしも腐らせるつもりなんじゃ…ッ!?
「もうやめてッ!!!!!!!」

ブシュンッ!

私はシャボン・イールの口をカラスに向け、シャボン玉を発射したの。
突然の私の攻撃に、カラスは反応しきれない。
『ゴゲッ!?』

ボゴオォッ!!

爆発。
黒い羽がたくさん抜け、空に舞った。
717:2005/10/13(木) 05:13:39

『ガッガッ…』
でも威力を弱くしたから、致命傷には陥ってないか…
ホントだったら思いっきり爆破してやりたかったけど、コイツが私にくっついているため、
高い威力にしたら私まで巻き込まれてしまうの。
だけど、こいつにとっては相当な痛手になったはず…ッ!
『ゲッ…』
これはまずい、と判断したのか、カラスは私の左腕から飛び立つ。

バサッ!

「うっ…」
怪我してるくせに、蹴り上げるその力も強烈なのッ!!
飛び立った先には石川さんのザ☆ピースの伸びた胴体が…ッ!!!!

ズシャッ!!

カラスは、広げたそのスタンドをまとった羽で、ザ☆ピースの伸びた胴体を切りつけた。
当然、ダメージは本体の石川さんに返ってくる。
しかも話に聞くところ、伸びた部分の強度は通常の状態より格段に
弱くなっているらしいの。

バリッ…ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!

「うげえええええええええええええええええッ!!!!!!」
石川さんの脇腹が大きく裂け、血しぶきで地面を赤く染めた。
口からも血を垂らし、石川さんはガクリと膝をついてしまった。
718:2005/10/13(木) 05:16:20

『クケッ!!』
カラスはそのままよろよろと空を飛び、私たちから遠ざかっていく。
に、逃げられる…ッ!!
それに石川さんも心配だ。
だが、そんな私も今、カラスのスタンドに突付かれていたのッ!!
ヤツは突付いたものを数秒おいて腐らせる…このままじゃ、さゆは
刺された左肩の傷口から腐っちまうの!
どうする…ッ?
えええええええええい!!!迷ってる暇はないのッ!!!!!!!!
私はスタンドの口を、嘴で刺された傷の辺りに当てた。
「シャボン玉ッ!!」

ボムッ!!!!!!!!!

左肩の傷口を、威力と圧力を調節した<シャボン玉>で吹っ飛ばす!!
傷口ごと、私の左肩の肉片の一部が吹っ飛んだ。
「ぅあああああああああああああッ!!!!!!」
その痛みもまた、尋常じゃない。
飛んだ私の肉片は、地面に落ちる前にドロッ溶けて腐った。
「石川さん…ッ。大丈夫ですか…?」
「ハァハァ…ゆ、<指>は抜けたけど…お腹が…ッ!さゆはッ!?」
「だ、大丈夫なの。でも危なかった…あと少し躊躇してたら、さゆの身体まで
腐っていたの…あ、イタッ…。それよりカラスを…ッ!」
「わかってる、今ザ☆ピースを這わせて追ってるわ。ヤツは怪我をしている…
そんな遠くまでいけないハズよ…ッ!!」
石川さんは「GJ!!」と言って、左手の親指を立てた。
719:2005/10/13(木) 05:17:25

『カアアアアアッ…カアアアアアアアアッ…』

遠くの空から、カラスの鳴き声が聞こえた。
「あの糞カラス、駄菓子屋へ入ってったわ」
駄菓子屋へ…どういうことだろう?
まさか駄菓子屋のおばちゃんが、あのカラスを飼っているとか…?
「な、これは…そんな…ッ!!!」
石川さんが一人でうろたえ始めた。
「どうしたんですかッ!?」
「カラスが…8…9…いやッ10羽は軽く超えているわッ!!そいつら全羽、
駄菓子屋へ入って行くみたいよッ!!!」
そんな数のカラスが駄菓子屋へ…?
い、嫌な予感がするの…ッ!!!
「くそ…これ以上は射程距離が限界でいけない!」
「石川さんッ!!」
「わかってるッ!行くわよさゆみんッ!!!」
血の流れる脇腹を押さえ、石川さんは立ち上がった。
720:2005/10/13(木) 05:18:14

この駄菓子屋は知ってるの。
三日前に、敵スタンド使いの本体を探すためにシャボン玉をくすねた店だ。
その駄菓子屋の中で、私たちは信じられない光景を見たの。
『カアアッ』
『ギッグギッ!!』
『クワアアッ』
たくさんのカラスが何かに群がっているのッ!!
恐る恐る近づいて見ると、それは…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「あ…あ…」
腐ってドロドロにとろけている人間だった。
「お、おばちゃん…ッ!?」
咄嗟に出た私の言葉に、その腐りかけた人間は答える。
「カ…ラス…ッ…黒…い…首に…あ…ながッ…!!!」
「おばちゃんしっかりして!!」
「飛んで…い…った…空に…飛んごばべぼがばばばあああ」

ぐしゃああああああああああああああああああああ…

言い終える前に、駄菓子屋のおばちゃんらしき人は腐り、溶けて何も言わなくなった。
721:2005/10/13(木) 05:21:21

「なんて…ことなの…」
ヤツは…あの糞カラスは…無関係の人間まで殺すなんて…ッ!!
たくさんのカラスが、腐ってとろけた人間の死体に群がり始める。
『クワッ!』
『キィィッ!!!』
こ、こいつら…ッ!!!!!
「チャーミング・フィンガーッ!!!!!!!!!!!!!」

ドスドスドスドス…

石川さんのスタンドの指は、その場にいたカラスを全羽、一撃で串刺しにした。
『ギ…』
『ガ…ゲ…』
カラス達の呻き声が駄菓子屋に響き、次々と息絶えていったの。
「この中に…さっきのスタンド使いのカラスはいないわ」
石川さんは静かに言った。
確かに、いま石川さんが皆殺しにしたカラス達には、喉に穴があいたヤツがいない。
「カラスって、やっぱり頭がいいみたいね。仲間をエサで釣って集め、ヤツ自身は
そのどさくさに紛れて逃げたんだわ…」
な、なんてことだ…ッ!!
怪我をしているとはいえ、もう近くにはいないだろう。
獰猛な殺人カラスに…逃げられたっていうの!?
身体中が…ワナワナしてくるのッ!!!
「さゆみん…あたし達、気をつけたほうがいいわ。恐らくだけど…あのカラス、
いつか逆襲しにくるわよ」
カラスは執念深い生き物だから…と、石川さんは言ったの。
「卑怯なのッ!!!出て来るのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!!!」

さゆの絶叫は、たくさんのカラスと一人の人間の死体が埋もれた駄菓子屋に
虚しく響き渡ったの…
722:2005/10/13(木) 05:22:21


カラス(名前はオセロ)
スタンド名:スポイル・クロウ

石川梨華 道重さゆみ
指令;カラスを捕まえろ…失敗

TO BE CONTINUED…
723:2005/10/13(木) 05:23:31
ここまで!
やべえ朝だ寝ないと!!

オヤスー ノシ
724名無し募集中。。。:2005/10/13(木) 05:41:20
カラス逃げちゃったのか
725名無し草:2005/10/13(木) 05:42:14
1さん乙です!

うわ!!カラス逃げたのか!?こえー!!
それにしても・・・いずれ石川はこの病院の主になるかもな
726名無し草:2005/10/13(木) 09:35:41

なんかやけにヒトイネな
727名無し草:2005/10/13(木) 10:57:38
このカラスは後出フラグか
さゆが爆死させるのかと思ってた
728前スレ83:2005/10/13(木) 12:14:21
昼食後保全!
>>694
ども!そうですね!ifなのがあってもいいかなって感じで。
>>696
タイトルはキリンジのアルバム楽曲Drive me crazyから。
木琴が心地よい曲なのに歌詞は人を撥ねちゃった子供の列に突っ込んじゃう
みたいなトンデモな歌なんですが。
>>695
>>699
>>700
俺は最後まで書いて欲しいな。
>>723
乙!実際カラス同士のリンチを目撃した事のある
俺にはガクブルですね。あいつらマジ容赦ないよ。
カラスSTKとかいって死ぬまで特定の標的を狙い続けるヤシも
いるらしいし・・・・今後の因縁に期待。
729名無し募集中。。。:2005/10/13(木) 13:07:41
凶悪殺人鬼カラス
730:2005/10/13(木) 14:56:51
学校帰宅保全!
いつ保全してくれてる人達ありがとう
そしてオナニーに付き合ってくれてる人達d!!
>>728
俺も昔、子猫リンチしてるカラス二羽を調子こいて石投げて助けたことあんだけど、
それから何日かしてカラスの奇襲にあった…ガクブル
でもカラス同士が空飛びながらケンカしてるのを見てなんてロマンチックなんだとも思ったり
空中戦ってカコイイね!一匹墜落してたけど

731:2005/10/13(木) 15:11:07

スタンド名:スポイル・クロウ
本体:カラス(名前はオセロ)

破壊力:A
スピード:B
射程距離:C
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E

能力…嘴と羽にまとうタイプのスタンド。
    その羽は空を切り裂き、嘴で突付いたものは物質、生物問わず腐らせる。
    スタンドで腐らせたものは、食すこともできるらしい。
    この能力も恐ろしいが、何よりも恐ろしいのは、本体の執念深さである。
732ななし:2005/10/13(木) 15:40:46
ho
733名無し草:2005/10/13(木) 16:03:40
落ちるの早いと思ったらまた狼ってかex11が飛んだのか!!
みんな保全よろ
734名無し募集中。。。:2005/10/13(木) 16:30:55
今直ったみたいだけどなんか不安定だな
735名無し草@自治スレでローカルルール検討中:2005/10/13(木) 16:35:39
VIPと一つ屋根の下だからな
736:2005/10/13(木) 16:55:56
バイトいってくる保
737前スレ83:2005/10/13(木) 17:21:16
>>736
いってらっしゃい保全
738名無し草@自治スレでローカルルール検討中:2005/10/13(木) 18:01:36
何この名無し
739名無し草:2005/10/13(木) 19:57:55
740名無し募集中。。。:2005/10/13(木) 21:24:21
保全のほ!
741前スレ83:2005/10/13(木) 21:43:20
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーG〜

激しい激突音が峠の街道に鳴り響く。
黒光りをさせる艶やかなカウル 轢き卸されたのが嘘のように
『ラッシュ・フォーメン』はトラックスタンド『GOODBYE・SUMMERGUY』に
激しい激突を繰り返す。

・・・・・・・・・・・・・・・・
「いたッ!」
『どったの?』
「ン・・・ん〜ん。なんでもない」
・・・・・・・・・・・・・・・・

「このまま共倒れって事には為らないですかね?」
ピンボールの様にぶつかり合うトラックとバイクを見ながら
雅はそう呟いた。
「トラックの方も随分頑丈みたいだけど・・・・ラッシュフォーメンとんでもなく頑丈だから」
なつみは後方にいる二体のスタンドを睨みながら答える。

上り坂は終わりを告げ町の明かりが眼下に広がる。
頬を撫でる風が心地よい。
742前スレ83:2005/10/13(木) 21:44:54
「こんな状況じゃなかったらロマンティックなのに…」
風景に心を泳がした途端。
「あのバイクのスタンド能力を教えてもらえますか?」
佐紀の発言でなつみは現実に戻った
「なんでこの子は・・・・」
「ちゃちゃちゃwまだそんなんとは遠い年頃たい」
肩を落とすなつみの姿にれいなが笑う
「『そんな』って私だって大人ですよッ!」
佐紀はむくれてれいなに食って掛かる。
「佐紀ちゃんは大人だよ。お・と・な。ふふ・・・」
雅はタンデムシートから手を伸ばし佐紀の頭を撫で付ける。
「もうッ!みやまでバカにしてッ!安倍さん。早く教えてくださいよッ!」
耳まで赤くした佐紀は当たり散らすようになつみに答えを急いた。
「あはは。ごめんごめん。アイツは音に反応して攻撃をするの・・」
「音・・・ですか?それじゃあ正確に狙った相手は・・・」
「本体がそういう性格なのよッ!」
なつみは「本体」を知っているだけに余計、感情が篭った。

「音・・・ねぇ。」
ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリッ!
突然、ガードレールから引き裂くような不快音が響いた。
標的をガードレールに変えるラッシュフォーメン。

「あはは。超ウケる。ホントに音に反応してますよ。」
雅は身を屈めながら笑気に耐える。
セクシー・アダルティをレコード針の様に突き立てられたガードレールの金属音。
『それ』にぶち当たるラッシュフォーメンの激突音は狂騒曲を生み出していた・・・
743前スレ83:2005/10/13(木) 23:03:48
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーH〜

ノーマル時の乾燥重量224kg。サイドカーに改装し年頃の乙女を4人も乗せたドラッグスターC4は
その重量で下り坂を加速する。

「もうそろそろで連続カーブにはいるとよ?」
れいなの声に皆、顔を引き締める。
「このままだと間違いなくカーブで突っ込まれる・・・れいな。なんかいい手ない?」
なつみは先ほどのようにれいなの「能力」に賭けていた。
「そう・・ですねぇ?みやび。この先のカーブまで音でアイツを惹きつけておくと。」
「?カーブまで?ですか?」
いきなりのれいなの提案に雅は理解出来ないでいた。
「星になってもらうと。さき!合図したらベリーフィールドっちゃッ!」
「星?ですか?」
佐紀もまたれいなの発言を理解できないでいた。

下りの三連カーブ。最初のカーブは大きい右。二つ目は左。三つ目は右。
一つ目のカーブから段々を小さく狭くなり三連を抜けると直ぐにヘヤピンが待っている。
という難所の街道である。
744前スレ83:2005/10/13(木) 23:04:19
進入速度70km/h

最初のカーブい差し掛かる。れいなはラインを外したように外側のガードレールにベタ付ける。
  ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリ
  ドギャドギャドギャドギャドギャドギャドギャドギャドギャ
音に惹きつけられラッシュフォーメンは自動的な攻撃をガードレールに繰り返している。
コーナーの頂点に差し掛かった瞬間。
「みやび!安倍さん!しっかりつかまるばいッ!!」

「オオオオオッ!デュエル・エレジーズッ!!」
       ボコォオオオオオッ
D・エレジーズの拳はガードレールを硬質化させつつ鋭利に裂けた。
反動でドラッグスターの軌道はコーナーの内側に急転する。
「今たいッ!」
れいなの号令で佐紀はベリーフィールドを展開する。
         ボンッ!!
ドラッグスターの反転に合わせて開かれたベリーフィールドは
後続のラッシュフォーメンに当たりラッシュフォーメンは弾かれ軽く宙に浮く。
浮いた前輪は裂けたガードレールに乗りそのままジャンプ台よろしくガードレールの外に飛び出す。

ラッシュフォーメンは町の明かりにダイブするように峠の空を飛ぶ。
      グォオオオオオオン!
排気音も空しく最短距離で峠道を通過するのであった。

「・・・これ。本気で狙ったの?」
「あたりまえたいッ!博多っ娘をバカにせんでくださいッ!」
なつみの問いかけに意気揚々と答えるれいなだった。
745前スレ83:2005/10/13(木) 23:06:08
ふぅ〜ッ!きょうはこれでおし舞波。
746名無し募集中。。。:2005/10/14(金) 00:55:04
乙です!さすが群馬県民
乙ッ!
なんかあれだねDMCはバトルシーンがいいね
748:2005/10/14(金) 02:15:17
>>745
乙!!
バイト帰宅のあと爆睡しちまった…orz

今から書いてシコルよ
名無しのデフォが変わったって事は
ついにローカルルール検討が始まったのか
このスレは生き残れるかそれとも結果出る前に1000行って難民脱出か・・・

なにはともあれ新シリーズに期待ッ!
750:2005/10/14(金) 03:45:23
オナいっきまーす
751:2005/10/14(金) 03:48:17

銀色の永遠 〜妖精の騎士ブック・サーカス〜


俺の名前は…まぁ気にいっちゃいないが『レミー』とでも名乗っておこう。
最近、いつも俺をうざいぐらい可愛がってくる『さゆみ』が入院したみたいだが、
昨日ぶどうヶ丘総合病院から退院してきた。
さゆみは帰ってくるなり俺に頬擦りして、会いたかったぁ〜と言っていた。
あーあ、これで静かだった生活ともおさらばかよ…
また絵里や小春をこの部屋に呼んで、俺が疲れるのもお構いなしに
ちょっかい出してくるんだろうな。
いい加減この首の蝶ネクタイもはずしてぇ。
ま、こんなプレイボーイな俺だから何をつけててもかっこいいんだがね。
次の日、さゆみが「お散歩行こう」とか、わけのわからん事を言い出した。
しゃあねえ、付き合ってやるか…。
さゆみは自転車のカゴの中に小さな座布団を敷き、そこに俺を乗せた。
そして、走り出す。
風を切るこの感覚が気持ちいい…が、向かい風はちょっと息苦しい。
「レミーちゃん聞いて聞いて。先輩の石川さん、また怪我して入院が伸びたの。
でも、それにもいろいろ理由があってね…」
無邪気なもんだぜ、まったく。
ウサギの俺が答えられるわけねーだろw
俺はさゆみの話をずっと聞き流していた。
752:2005/10/14(金) 03:51:26

『カアアアアアアッ…カアアアアアアッ』
『クワアアアアッ』

なんだか、今日はえらくカラス共が騒いでんな。
祭りでもあんのか?鳥公の考えてることはよくわかんねーぜ。
まぁ、ウサギの俺には関係ないがね。
たまに見かけるハトとか何考えて生きてるんだろうな。
いっつもムカつく歩き方しやがって、いきなり地面突付いては小石を啄ばみ始めるし。
でもあれには意味があるんだったっな。えぇっと確か消化をどうたら…
わかんね、忘れたよ。今度ハトに直接聞いてくれ。

『カアアアアアアアアアアアッ』

それにしてもうるせーな、あのカラス共。
「…レミーちゃん、帰ろっか」
怯えた声でさゆみが俺に言った。
なんだ?急にテンション低くなったなコイツ。
ふと空を見上げると、一羽のカラスが電線にとまって俺らをジィーッと見つめていた。
なんだアイツ。
ガン飛ばしてきやがって…しゃくにさわるやつだな。
これだから、鳥公は嫌いなんだ。
さゆみはその場で自転車を降りてUターンすると、来た道を戻って帰路についた。
753:2005/10/14(金) 03:56:26
ごめんなさい今日はこれだけですううううううううううorz
>>742
音に反応するラッシュ・フォーメン、自分で考えておいてアレだけど
ガードレールに反応して標的変えてるのにワロタw
>>749
1000いったらいいな
今までのスレ途中で落ちたりしちゃったし

ではまた明日オナニーしますノシ
754名無し募集中。。。:2005/10/14(金) 04:02:07
乙ッ!
クールなうさぎたんか
755名無し募集中。。。:2005/10/14(金) 08:09:18
>>前スレさん
マヌケなお塩スタンドw
トラック(の本体)の正体と目的が早く知りたいぞと

>>1さん
そろそろうさたんの活躍見たかったんだマジで・・・もうエスパーかと
プレイボーイネタwさすが芸が細かいっス!!
756前スレ83:2005/10/14(金) 10:13:33
ageるべきかsageるべきかちょっと空気が読めないのでage!
ローカルルールがどうなるのかちょっと心配だよ。
>>746
俺自身は峠はあまり行く機会は無いんだけどもたまに
山越えてホームセンターの帰りの下り坂は最高に燃え〜。
60km/hぐらいでも充分楽しいですね。
>>747
実際足を止めての殴り合いの方が書くのは簡単なのですが
レース物風に書くと為ると全く違う感じで書く必要がある訳で
思いつきもありますが結構考えて書いていますのでそう言われると
光栄ですね〜。
>>753
1さん!乙!うさたん!!地面を介するスタンドが制空権を持つ
敵にどう対応するのか!期待ですね!PBネタといえば昔、石川さんが
ご自身で能動的にPBのピアスしていたのを思い出します。
「お前はプレイメイトかよッ!」思わず画面にツッこんでしまいました。
>>755
どうも!正体はXXXXで、目的は「正義」ですね。あくまで本人が
定義する「正義」。その暴走っぷりがスタンドに反映されていると
思っていただければ。
757名無し草:2005/10/14(金) 10:59:18
いやはやもうみんな乙!
758名無し募集中。。。:2005/10/14(金) 11:39:02
ということはトラックの本体は孫正義だな
759:2005/10/14(金) 11:46:56
学校から携帯保!

みんなd!
うさぎが主人公ってことで性格はかなり好き勝手に考えられるから
オナとしてはとても楽しみだったりw
ただ娘。とは全然関連なかったりするから
そこら辺がちょい不安
プレイボーイのあのマークが好き!高校時代myジッポはアレでしたw
余談だけど、あのブランドのマークと名前の由縁は
うさぎは万年発情期→→やりちん→プレイボーイ
だそうで笑

>>前スレさん
爆走しながらのバトル熱い!
ハイウェイスターやギアッチョ戦を思いだしますた
俺も移動戦オナしたくなってきたよw
760名無し草:2005/10/14(金) 13:58:15
DMCにうさたん、そして幽霊話か…
こいつぁ期待するしかねーぜ…
761名無し草:2005/10/14(金) 15:24:31
さすがにこの時間は更新されないか
ageとくかな
762:2005/10/14(金) 17:12:27
帰宅!オナニー!さっそく射精!!
763:2005/10/14(金) 17:14:44

その夜。
暗くなった部屋で、俺はさゆみの隣に添い寝してやっていた。
さゆみはうつ伏せになって目を閉じている。
背中を怪我しているらしいので、仰向けになれねーらしいが…
可愛らしい寝顔じゃねーか。

カサ…バサッ…

今日はやけに外が騒がしいぜ。
普通にしてりゃ何も聞こえないような物音だが、俺のピンと張った
自慢の耳には確かに外からの騒音が入ってくる。

ファサッ…カツッ…

これじゃ眠れやしねぇな。
どれ、一つ文句でもつけに行くか。
おっと、その前にさゆみが寝つくまで待ったほうがいいか。
「スースー…」
いや、いらねー心配だったな。
お姫様は、もうすっかり眠りについていたようだ。
…無邪気なもんだぜ、まったく。
俺はさゆみを起こさないようにベッドから這い出ると、静かに部屋の窓を開けた。
ウサギの俺がどうやって窓開けたかって?
自慢じゃないが、俺は後ろ足2本で直立できるっていうくだらない特技があってね。
俺は窓のすぐそばの木の枝に飛び移り、つつーっと地面に滑り降りる。
あーあ、帰ってくる時は俺の『能力』を使わないといけないな。
さゆみの部屋、二階だし。
めんどくせーな、おい。
764:2005/10/14(金) 17:15:55

カッ…カツッ…

それもこれもあの騒音のせいだな。
あの木の上にいやがるみたいだ。ありゃたぶん鳥だ。
ったく鳥公め、ウサギの睡眠を邪魔しやがって…。
俺はそいつのいる木の下に行き、そいつに言った。
「おい、お前。さっきからカツカツカツカツ何つついてんだか知らねーが
静かにしてくれ。子供が寝れないんだ」
ま、ガキなんていないけどね。

カッカッ…カツッ…

ありゃあカラスだな。
シカトか?いい度胸してんじゃねーか。
「おい鳥公!そこのオメーに言ってるンだぜ。お前、お耳がツンボか?」
「…食事中だ。静かにしてもらえないかね?」
そのカラスは、俺を睨んで言った。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

765:2005/10/14(金) 17:17:28

…鳥公ってやつぁ、ホント何考えてるのかわかんねー目をしてやがる。
だから嫌いなんだ、鳥類はよ。
「ん、お前どっかで見たカラスだな」
どこでだっけ?
俺には鳥のダチはいねーし…あっ、思い出した。
こいつ、夕方さゆみと散歩してる時に俺らを睨んでたヤツじゃないか?
「幸運ってのは、突然やってくるものだな…」
カラスの野郎、急に何言い出してんだ?
「そもそも、生き物は皆それぞれ限られた数の<幸運>を持って生まれてくると、
このオセロは考えている…最も、バカな奴は与えられた幸運を使い切る前に
くたばってしまうがね」
オセロ?
こいつの名前か?
「さっきから何言ってるんだお前。わりーが宗教の勧誘ならお断りだぜ。
俺は仏教徒なんでな」
2本足で立ち、ヘラヘラと答える俺にカラスはイラついたのか、バサッと羽を広げ
地面にゆっくりと降りてきた。
「お、おい何だよ。ケンカしようってのか?暴力反対だぜ」
俺は手荒な真似は嫌いだ。
平和主義者なのさ。
カラスは言った。
「私はここのところ腹の空きが果てしなくてね…食っても食っても空腹が
おさまらないんだ」

『ギ…ギ…』

「えッ!!?」
いつの間に…こいつ、地面にいたリスを足で鷲づかみにしているぞ…ッ!?
766:2005/10/14(金) 17:18:21

ザクッ!!

うわッ見てられねえッ!!!
その気取ったカラスは、捕まえたリスの頭に容赦なく嘴を刺したんだ。
そして…少ししたらリスが悶え始め…腐ったみたいにドロッと溶けた。
「なっ!!!なんだオメエェェェェェェッ!!!!!!!!!!」
狼狽する俺を他所に、カラスのヤツはそのとろけちまったリスを啄ばみ始める。

グチャッピチャリッチャプッグチッ…

チッ…見てらんねーぜ。
なんてクレイジーな野郎だよ…。
しかもその時、俺は見ちまったんだ。
このカラス<オセロ>とかいうヤツの嘴にくっついてる妙なもんを。
まさかコイツは…形こそ違うが…俺と『同じ』…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

767:2005/10/14(金) 17:19:43
とりあえずここまで!!
ではちょっくら遊びいってきます

では、よかったらまた今夜…ノシ
768前スレ83:2005/10/14(金) 19:07:33
>>767
1さん乙!いってらっさい!
さて俺も仕事が終わったから始めるかな?
769名無し草:2005/10/14(金) 19:42:56
乙!
770前スレ83:2005/10/14(金) 20:54:20
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーI〜


走行時速63km/h

ガードレールを打撃した反動でドラッグスターは急激に走行ラインを変えてしまった。
コーナーカーブを浅すぎる角度での『直線』の軌道。
このカーブはこのままクリア出来ても次の左カーブに入る前にガードレールに激突するラインだ。

「このままだと突き刺さるっちゃッ!!!!!!」
必死でハングオンするれいな。悲しいかなサイドカーの性質上バンク角度は限界がある。
            ドギュュュュュッ!!!!!
「!」
佐紀は摩擦音のしだした後方を見て絶句した。
トラックは「慣性ドリフト」をしていたのだ!
「なんやと〜ッッッ!!?」
後方を目視してれいなが叫んだ!
すぐにでもラインを変更しなければ後、数秒で追突を喰らい崖をダイブしてしまう。
トラックは最速で最短、一番効果が高い走行をチョイスしてきたのだ。
771前スレ83:2005/10/14(金) 20:55:09
「チェイン・フィンガーッ!!!」
   ドカッッッ!
なつみはチェイン・ギャングの指に力を込め「亀裂」を生む能力を先端に集中させ
落石防止の為にコンクリで固めてある崖に指を突き刺した!
「指を突っ込んでェエェエエエ!!!!」
亀裂に指を引っ掛ける。ソコを支点にドラッグスターは旋回を始める。
ラインは変わり数センチまで迫ったトラックのノーズはどんどん引き離れていく。
「ィギいッ!」
  ビン!
「やったと!あべさん!!」
「れいなッ!次のカーブ!集中しなさいッ!」
なつみはれいなの言葉を叱責で返す。
「安倍さんッ?顔が真っ青じゃないですかッ!!大丈夫ですか?」
良く見れば脂汗まで流しているなつみに雅は声を掛ける。
「大丈夫なワケ無いじゃない・・・何kg有ると思ってんのこのバイク・・・それを片手で・・・」
なつみは肩を押さえる。
「まさか・・・今ので脱臼したんですか?」
「そこまで・・・酷く・・・ない・・かな?」
佐紀の問いをごまかして答える。
「安倍さん!」
そういうや否やれいなはなつみの抜けた腕を掴んで上方に持ち上げる。一瞬の出来事だった。
「イギャ!!!・・・ってあれ?」
「なおしたと。よくよくトラックのやつはトンでもない相手たいね」
そういってれいなは特攻服を脱ぎ始めた。
772前スレ83:2005/10/14(金) 20:56:16
風呂にいってき舞波!
773名無し草:2005/10/14(金) 22:26:50
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ’w’)つ 
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中 !
774前スレ83:2005/10/14(金) 22:46:39
>>773
普通の中学生キターーーーーー
775前スレ83:2005/10/14(金) 22:47:14
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーJ〜

進入速度58km/h

ブゥォオオォオォォオオオオム!!!!!
れいなはギヤを落としアクセルを吹かす。
だがライン取りはアウト・イン・アウトを外れ、コンクリで固めた崖に突っ込もうとしていた。
「ちょっと!れいな!!?」
「それでは。皆さん。用意はいいですかぁ?田中大サーカスの始まりたいッ」
     「はぁッ?」
呆気に取られる三人を他所に赤い特攻服を旗めかす。
    ビシィイッ!
「ソリッド・ファイッ!」
デュエル・エレジーズほ能力により硬化する特攻服。
「ふんッ!」
  ドスッ!
硬化した特攻服を投げ刺す。その場所は崖の手前だ。後方に迫るトラック。
狭くなる峠道。このままならばトラックと崖のサンドイッチだ。
776前スレ83:2005/10/14(金) 22:48:10
「これが本当のオーバードライブだっちゃッ!!」
バォオオオオオオオオオオオオ!!!
ドラッグスターは硬化した特攻服を上り台にし崖に乗り上げる。
ギャリギャリリリォオオオオオオオオオン!
数回の空転をしたあとドラッグスターは重力を無視して崖を走りだす。

「・・・・・田中さん・・・これ・・・は・・・?」
余りに常識外れの走行に雅は目を白黒させながられいなに説明を求めた。
なつみは呆れ顔で佐紀に至っては目見開いたままだ。
「なにも不思議はなかよ。走らせながらくっつく波紋を使って崖とタイヤをくっつけてるだけたい。」
「くっつけるって・・・・」
「油を使うを波紋伝導率があがるっちゃ!」
「油?」
雅はそっと前輪に目を向ける。
「タナカさん・・・・油ってブレーキングオイルじゃないですか・・・・」
タパタパとタイヤにオイルを与えながらホースが踊る。
「仕方なか!」
「これ・・・抜け切ったら止まれなくなっちゃいますよ・・・・・」
雅は顔を青くしながられいなに確認する
「仕方なか!」

「・・・・crazy・・・」

雅はアタマに浮かんだ単語を口にした。
777前スレ83:2005/10/14(金) 22:49:54
バトル成分薄かったな・・・反省。
そんな感じで今日はここまで。おやすみやび!
778名無し草:2005/10/14(金) 23:17:59
乙です!
てかあんまり人いないね
金曜の夜だからかな?
ところで話は変わるがまず最低限のルールだけをまず決めておきたいと思う。
まず、コテ叩きはするな。最悪板の受け持ちだから。
あと、とりあえずエロは…。まずpinkbbsかそうでないのかを議論の的にしたい。
でも間違いなく自分が人間に肉棒浣腸する様なネタは板違い。
780:2005/10/15(土) 01:14:56
帰宅ッ
>>777
乙!!ラッキースリーセブンでつねw
れいなの豪快さがたまらん!!
>>778
でもオナニーはしちゃう!!

飯食ったら書いてシコシコ
781:2005/10/15(土) 02:39:14
やべえ、クソ眠いorz

でもとりあえず↓
782:2005/10/15(土) 02:45:53

ポチャッ…ポチャッ…

げげッ!!
こいつ、喉から食ってるもんが垂れてるぞッ!?
穴が開いてやがるんだ!!そりゃ腹も減るわけだぜ…。
「ところで…」
そいつは食べるのをピタリとやめ、俺に訊いてきた。
「お前、夕方あの人間の女といたな。忌まわしいあの女…」
あの女…?
さゆみの事を言ってやがんのか?
忌まわしいって…。
「あの女はお前のご主人なのか?」
さゆみがご主人?
「へっ冗談!」
なんでこの俺様が人間に仕えなきゃなんねーんだw
だいたい、俺が崇拝するのは俺を超えたヤツと大黒様だけだ。
絵里にだってホントは勝ってたんだからな!あん時は油断しただけさッ!!
つっても、負け犬ならぬ<負けウサギ>の遠吠えにしか聞こえねーか…orz
カラスは言う。
「違うのか。見たところ、あの女に飼われてるようだが…お前も苦労している
ことだろう?バカな人間に捕まって、箱詰めの一生か…」
苦労…か。
783:2005/10/15(土) 02:47:24

「訊いてもいいか?」
俺はカラスに疑問を投げかける。
「なんだ?」
「お前、なんでさゆみのこと知ってんだ?もしかして、ここにアイツが住んでるって
知ってて、ここにいんのか?」
「…そうか、名は『さゆみ』というのか」

ニタァ…。

ん、なんか今、カラスの嘴が笑ったように歪んだ気が…まさかな。
「ウサギ…もうすぐ貴様を外の世界へ解放してやるよ」
「は?どーいうことだよ」
カラスはカカッと笑い、こう言った。

「私は『さゆみ』とやらに貸してる<ツケ>を払ってもらいにきたのさ…
金ではなく、死という形でね…」

「な…ッ!?」
なんだって!!!
コイツは…さゆみを殺るために、ここに来てるっていうのか…!!?

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
784:2005/10/15(土) 02:49:02

「さゆみを…殺すのか?」
「そうだ。この怪我の屈辱は、屈辱ある死で償ってもらわねばならないからな…」
よく見るとこのカラス、後頭部に火傷をしてるじゃねーか。
いま言われて気付いたぜ。
まさか…さゆみが能力でこのカラスに…?
「私の嘴で穴だらけにしてグシュグシュに溶かして…食ってやる。
目玉は最後までとって置こう…極上の食感だからな」
な、なんてイカれた考えの鳥公なんだ…ッ!?カラスは執念深いと聞くが…
さゆみを…溶かして食うだとッ!!!!?
「わかったらそろそろ家に帰るんだな、ウサギ。その女と眠れるのも今日が
最後になるだろうよ…お別れの挨拶でもしておくといい」
お別れの挨拶か…そうだな。
俺はカラスに背を向け歩き、闇の中へ消えた。
やれやれ、しょうがねぇ…

ザッザッザッ…

785:2005/10/15(土) 02:54:02

「所詮、動物の…ウサギの人間への忠誠などこんなものか…それも知らずに
愛情を注ぐ人間…フン、間抜けな話だ。やはり、人間とはバカで愚かな生き物よ…」


「確かに…お別れの挨拶はしなきゃなんねーな。てめぇによ」
「ッ!?」

バサッ!!

「貴様…ウサギ!いつの間に後ろに…ッ」
「その前にさっきの質問に答えてやるよ…ホント、苦労してるぜ俺は。
気苦労が耐えねぇ…中3にもなって夢見すぎで…ほっとけないのさ、アイツのこと。
やっぱ、俺がさゆみの<騎士(ナイト)>にならなきゃならねーみたいだな」

そうさ、絵里にはまかせらんねーよ。

「さゆみは俺が守る」
786:2005/10/15(土) 02:56:14
やべやべ、気付いたら会話だけになってるし
ゴメソ寝ちゃいそう

おやすまんタロウ

ってかスレが落ちやしないかと気がかりだ…汗
787名無し募集中。。。:2005/10/15(土) 03:42:38
うさぎかっけー!
1〜2日書き込み無くても難民は落ちないらしい
788名無し募集中。。。:2005/10/15(土) 04:59:13
もう一度ウサギのスタンドについて詳しく。
789名無し草@自治スレでローカルルール検討中:2005/10/15(土) 06:56:22
砂を操る能力
790名無し募集中。。。:2005/10/15(土) 07:09:31
>>777
『ジョジョの奇妙な頭文字D』
ある意味バトルじゃないですか!!マジカコイイ!!

>>788
まとめの「〜エリックかめりんの冒険〜」を読んでみれば概要は分かると思う
実際(バトルとか)の活用法についてはこれから明らかになるのでは
791前スレ83:2005/10/15(土) 12:12:57
本当に落ちないね〜。
5時間程度放置で53て
>>778
どうも!はな金ですからねぇw
>>786
1さん。乙!動物同士の戦いは睨み合いからなので
展開的には自然なんじゃないのですか?
にしてもカコイイな、うさたん。
>>790
ありがとうございます〜。峠を爆走するトラックって怖いよなぁ。
という馬鹿話を作ってみたかったので満足していますね。
792:2005/10/15(土) 15:30:17
ちょっと先走りが出そうw
793:2005/10/15(土) 15:31:57

本来、俺はケンカとか好きじゃねーんだけど…
女絡みとなると話は別だぜ。
「出ろッ!!ブック・サーカス!!!」
グワアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!
これが俺の守護霊だ!!
ショベルカーみたいで、でけぇだろ!?
さゆみや絵里は、この能力を<スタンド>って呼んでるらしいけど…
ったく、絵里のヤツ…『ブック・サーカス』なんて、まるで古本屋みてーな
ふざけた名前付けやがって。
まあそんなことは、今はどうでもいいわな。
「来いよ鳥公、ぶっとばしてやる」
「これは驚いたな…貴様も私と同じような力を持っているとは。幸運の神は
私以外にも降りていたんだな」
そう言うと、カラスは自らの羽を嘴でちょちょいと手入れした。

「随分と余裕こいてるみてーだが…俺のスタンドは強いぜ?お前には勝てねーよ。
しかも見たところ、お前より俺の方がイケメンだしな。さゆみにはもう
近づかねーってんなら、このまま見逃してやってもいいぜ?」

「スタンド…というのか?この能力は…しかし…余裕こいてるのは貴様の方なんじゃ
ないのか?悪いが今の私は幸運の絶頂期にいる。何をやっても結果的に成功している。
しかも、私よりイケメンだと?ナルシストが…フン、ある意味幸せなヤツよ。
自分に過大評価するヤツほど、実は何もできないヤツはいない」

「ナルシストのどこが悪い?自分にも酔えないヤツが、でかいことができた
試しはないんだぜ?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
794:2005/10/15(土) 15:38:24
こんだけ!!
>>787
ホントだ。狼で慣れちゃってるから、一時間経っただけでも怖いな
>>788
物質を本のページを捲るように引っぺがす能力
引っぺがしたものは本のページを閉じるように元に戻せる
破ったりもできるけど、そしたらもとには戻せなくなる
>>789
イギーもいきなりカッコよくなったなそーいえば
>>791
いつも女視点から書いてたからな〜
男視点(うさぎだけどw)で書くのは楽しいですw
795前スレ83:2005/10/15(土) 17:20:14
>>794
乙!禿燃えッ!
>「ナルシストのどこが悪い?自分にも酔えないヤツが、でかいことができた
試しはないんだぜ?」
このレミーのセリフ。グッと来たッ!
もう俺の脳内ではレミーは若本則夫の声だね。
オセロは塩沢兼人のイメージかな?
796名無し草@自治スレでローカルルール検討中:2005/10/15(土) 20:49:57
ウンコ
797名無し募集中。。。:2005/10/15(土) 21:39:38
ちょい出し乙ッ!
798名無し募集中。。。:2005/10/15(土) 23:17:39
ほっほするよ
799前スレ83:2005/10/15(土) 23:40:24
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーK〜


走行速度53km/h(悪路の為)

崖にへばり付くように走るYAMAHAドラッグスターC4。その隣を通過するトラック。
れいなはアクレスをゆるめ速度を落としながらズルズルと道路に戻る。
「これでアイツの背後が取れたっちゃ!」
周囲の『これからどうブレーキングするのか?』という空気を無視した得意満面な顔だ。
「じゃあ。安倍さん。あと運転頼みますね。」
「なッ?えぇ?」
驚くなつみも気にせず、れいなはいきなり立ち上がりサイドカーのカウルに飛び移る。
ドライバー不在のため暫し蛇行するドラッグスター。
なつみがアクセルを握ったのを確認すると
「次のヘヤピンで終わらそうと思うやけん。皆さん覚悟はよかですか?」
「・・・・・どうする気なの?」
なつみは、またトンでもない事を言い出すのを予感していた。
「殴り倒すのは無理ばってん。ヘヤピン曲がっている最中に崖から叩き落とすっちゃ!」
「落とすって。あんた。」
「カーブば曲がっている時の側面に攻撃を集中させれば出来そうたい。」
そう言うとれいなはポケットからハチマキを取り出し額に巻き始めた。
そこに書かれた文字は「特攻み」。
「・・・・・」
    「・・・・・」
   「・・・・・」
そのセンスは三人を黙らせた。
800前スレ83:2005/10/15(土) 23:41:39
「それじゃあ。安倍さん。みやび。近距離パワー型が三人もいるばってん。チカラの見せ何処たい!!」
「はい!そうですね!田中さんッ!!」
雅は妙に張り切って答えてみせている。
「やるしか・・・・ないんだから仕方ないべ。」
「安倍さん。ジョルカブ、ジョルカブ。」
そう言って軽くなつみを焚きつけたれいなだったが。
「・・・・・・・・・・」
グゥオオオオオオオオオオオオオオオオッ
その言葉を聞いた途端、無言で加速したドラッグスターにれいなは珍しく『やりすぎたな』と思った。
「田中さん。わたしは・・・」
と田中に指示を求める佐紀に
「正直どんな事態になるか解らんちゃ!どんな状況にでも対応すると!」
と言いトラックに体を向けた。
トラックがヘヤピンまで差し掛かる距離、5m。
れいなは波紋の呼吸を整え、吼えた!

「よっしゃ!ぶどうヶ丘中学!田中れいなッ!特攻んで往くんで世露死苦ッッッ!!!!!」
801前スレ83:2005/10/15(土) 23:45:50
ソルジャー、きょうはこの辺でおしめーぐる。
802:2005/10/16(日) 00:12:12
バイト帰宅!
>>801
乙ッ!!
れいなの主人公っぷりたまらんね!!!!
>>795
d!その二人声優だよね?
自分の中でのウサギのキャラのイメージとしては、KOFの二階堂紅丸かな
ってわかる人いるだろうか 汗
紅丸のデザインって、まんまポルナレフだったり

それじゃあ俺も特攻んで往くんで世露死苦ッッッ!!!!!
803名無し草@自治スレでローカルルール検討中:2005/10/16(日) 00:15:13
マ大佐死んじゃったんだよな
804:2005/10/16(日) 00:57:59
風呂前オナ!!
805:2005/10/16(日) 00:59:05

カラスのオセロと俺は互いに睨み合う。
さて…久々だな、夜中に活動するのは。
いつもはさゆみに合わせて夜は寝るようにしていたが…
今日は俺本来の夜行性の姿に戻るぜ。
「そうか…」
カラスは一人で納得していた。
「自分にも酔えないヤツがでんでんって話、よくわかったよ。
頭ではなく、心で理解した」
そして、こう言った。

「なら派手に死ね」

ブシュウウン!!!!!!
カラスの嘴と羽に、鎧みてーなもんが装備されたぞッ!!
これがコイツのスタンドだな!?能力は検討もつかねーが…
だがッ!!負ける気もしないッ!!!
「KYUWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
カラスが俺を睨んだまま、咆哮した。
ちっ、股の下から石投げてる暇はなさそうだぜ。

バササッ!!

カラスは羽ばたき、木の茂みに隠れる。
いきなり隠れやがって…くそッ!!
806:2005/10/16(日) 00:59:55

ヒュン…

なんだ…今風を切るような音が聞こえ…

ドスッ!!!!

「うおあああああああああッ!!!」
お、俺の右肩に何かが刺さりやがった!!
こ、こいつは…
「羽だとぉぉぉぉぉぉッ!?」
羽を飛ばしてきやがるのか!?このカラス野郎はよぉッ!!!?

バササッ…ヒュン…

今度は別の場所からだ!
「うおぉぉぉっ!?」

ドスドスッ!!

あぶねぇッ!!!!
俺は羽の飛んでくる方向を自慢の耳で聞き取り、推測してかわす。
黒い羽は地面に突き刺さっていた。
くそ、羽が黒いから飛んできても見づらいぜ…あの鳥公、真っ暗だってのに
よくこんな正確に羽を飛ばしてきやがれるもんだ。
807:2005/10/16(日) 01:01:21

ヒュン…ピッ!!

いてッ!!!!!!!!!!!!!!!
み、右耳にカスりやがったじゃねえか!!!!
「ちッ!いい感してるぜカラス野郎!!!」
しかも一箇所に留まらず、移動しては羽を飛ばし、移動しては羽を…と、
なかなかすばしっこい。
カラス野郎がハゲになるまで待つか?
いや、その前にたぶん俺がもたねぇッ!
畜生ッ…いいマトだぜこれじゃあ!

ヒュンヒュン…

今度は二枚くらい飛ばしてきやがったな!?
でも、もうかわすのがめんどくさいぜ。
「ブック・サーカス!!!!!!」
俺は羽が迫ってくる方向を風を切る音でつきとめ、その方向にスタンドを発現させ…

ベリベリッ!!!!!!ドスドスッ!!!!

「へッ、どーだい!!!」
これが俺の能力さ!
物を本のページを捲るようにして剥がす能力!!
飛んできた羽は全て捲り剥がした地面でガードしてやったぜ!!
地面を元に戻すと、二本の黒い羽が地面に突き刺さっていた。
808:2005/10/16(日) 01:04:37
では風呂入ってきまっしゃー!
809:2005/10/16(日) 02:37:18
こそこそオナニー
むふふ
810:2005/10/16(日) 02:39:42

ビュウウウウウウウウ…

なんだ…今度は随分と空気を切る音が重てぇな…。
「ハッ!!」
あ、あの野郎ッ!!今度は自ら俺に突っ込んできやがる!!
「KYURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!」
カラスはやけに甲高い声で叫び、俺に迫ってきた。
あの嘴で一撃決める気だな…ッ!?
だが待てよ、これはある意味チャンスだぜ。
鳥公みたく自由に空を飛びまわれない俺には、この闘いに負ける気は
しないものの、圧倒的に不利だ。
ぶっ飛ばすには、あのカラス野郎を地べたに引きずり下ろす必要がある。
それをどうするか考えていたが…まさかヤツの方から下りてくるとは好都合だ。
ここはヤツの嘴攻撃をわざと食らって耐えて…食いついたところを
俺のブック・サーカスのでかいシャベルと超パワーで思いっきりぶん殴ってやるか!!!
とっておきの一撃必殺だぜッ!!!
「よしッ!かかってきな鳥公!!!」
「EEEEEIAAAAAAAAAAAAAA!!!!」
ヤツが来る!!
とりあえず怪我してない左肩をタテにして…
いや、待て。
俺は迫り来るカラスを目の前にして考え直した。
811:2005/10/16(日) 02:41:40


このカラス…<嘴>に異常な自信を持ってるぞ…
スタンドを装備している<嘴>…
やばい…身体で受け止めるのは…
直感だが…何かやばい!!!

812:2005/10/16(日) 02:43:25

「うおぉぉぉぉッ!!!ブック・サァァァァァァッカス!!!!!」
「スポイィィィィィッル!クルオォォォォォォッ!!!!!!!!」

バシュウウウウウッ!!!!

「…」
「…」

嘴は…寸前でかわした。
「KYUWAAAAAAAAAA!!!!!」
カラス野郎が痛みに悶える。
かわす瞬間、カウンターでカラス野郎の顔に立ててやった爪が、
見事にヤツの顔面の左ッ側を引き裂いようだ。

ブシュッ…

「いてて…ッ」
まあ俺も左の脇腹をヤツのスタンドをまとった翼で切られちまったようだが…
傷は浅いぜ!!!
「へッ!テメーの方がダメージはでかいみてーだな!!でもブサイクな顔に傷がついて
さっきよりマシになってんぜ。感謝しろよな!!!」
「おのれ…この私の顔に傷をつけたこと…後悔させてやるぞウサ公…ッ!!!」
813:2005/10/16(日) 02:45:01

バァサアアアッ!!!!!!

カラスが空中で俺に向き直り、羽を広げる。
「もう手加減はせん…穴だらけにしてくれる!!!」

バシュンッ!!!

ヤツが一回、大きく羽ばたくと、スタンドをまとった翼から無数の羽が
俺に向かって一直線に飛んでくる。
こんな芸当が出来たのかコイツ!
とてもじゃねえが、全部かわしきれねぇ…だがッ!!!
「ブック・サーカスッ!!!!!」
ベリベリッ!!!
俺にはこれがあるぜーッ!!
てめえの羽は地面を捲っていくらでもガードしてやるんだッ!!!
そして地面が戻る前に…俺がヤツの視覚に入っていないこの間に…

「む…地面は元に戻ったが…ウサギめ、どこに隠れたのだ…?」
814:2005/10/16(日) 02:47:06
うへへ、夜中オナニー

そーいや明日ハロモニだな〜
ところで一般人の友達がデフディバいい曲じゃんとか言い出したんだけど
まだ聞いたことがない

明日流れるかな?
815:2005/10/16(日) 04:18:23
さて、今日のラストオナニー
なかなか落ちないってわかると、なんだか安心してオナれてしまいます…
816:2005/10/16(日) 04:19:57

へへ、闘いのペースはだいぶ俺の方に流れてるな…。
俺は草の茂みに隠れて、カラス野朗が現れるのを待った。
早く俺の足跡をたどってここに来やがれ…
カラスのヤツ、俺の足跡が途中で消えててビックリするだろうな。
俺はあの羽をガードした後、地面が閉じる前に後方へダッシュし、闇の中へ隠れた。
そしてその際、進んできた足跡をそのまま同じように踏んで数メートル後方へバック。
近くの茂みに飛び移り、身を隠したってわけさ。
人間たちは俺らのこの技を『バックトラック』って呼んでるらしい。
ヤツは必ず俺を追ってくる。
顔に傷をつけてやったんだ、絶対報復にくるぜ。
鳥公、特にカラスって奴は執念深いからな。
さぁ…早く来いカラス野郎。
後ろから襲い掛かる形になるだろうが…容赦はしねーぜ。
それが、弱肉強食の世界ってもんだ。
「……」
おせぇな。
まさか、ビビって逃げ出しちまったんじゃねーだろうな?

カサッ…

「!!?」
なんだ今の物音は…まさかッ!!
俺が振り向くと、そこにいたのは…
817:2005/10/16(日) 04:22:45

「ひっ!?」
一匹の子リスだった。
な、なんだ…あのカラス野郎かと思ったぜ。
コイツ、見たところ女の子みたいだが…
「あ、あの」
子リスが話かけてきた。
アホか、こんな状況の中でガキの相手なんかしてられるわけねーだろ。
「嬢ちゃん、子供がこんな夜中に外ぶらつくもんじゃねーよ。巣に帰りな。
お母さんが心配すんぜ」
「お、お母さんが…帰ってこなくて…さっき出かけたきり…わ、わたし心配で…」
帰ってこないのか…それは、もう取り返しつかないことになってるかもな。
でも、俺たちの住んでる世界ってそんなもんだろ?
こんな時代…平穏を望むのなら、人間に仕えるしかないのさ。
そういえば…このガキ、どっかで見たような毛の模様したリスだな。
「とにかく、早く巣に帰れ。もしかしたらお母さんが帰ってきてるかも
しれねーだろ?ここは危ねーからよ」
あのカラス野郎もいるからな。
ん…そういやさっきあのカラス野郎…リスを…
「わかった…ありがとう、ウサギのおじちゃん」
お、おじちゃんんんんんんん!?
これでも人間で言うとまだ十代だよ俺は!!
「…気をつけて帰れよ。お母さんならきっと帰ってくるさ」
「うん…バイバイ」
まぁ、ガキ相手にマジになったってしょうがねーからな。
ったく…俺って出来るウサギだぜ。
子リスが俺の隠れている芝生からガサガサッと抜け出した。
その時だ。

バシッ!!!!!

子リスが俺の目の前から消えた。
818:2005/10/16(日) 04:25:51

「…え?」
今、何が起きた…?
あのガキんちょが…消えちまったぞ。
消えた…いや違う!
何か黒いもんが降って来たように見えた!!
まさか…

「ふん…あの忌々しいウサギかと思ったが…違ったか。小さすぎだったな。
私としたことが…」
「いたい…いたいよ、カラスさん…」

まさかッ!

ドゴッ!!!

さっきの子リスが俺の目の前で地面に叩きつけられる。
そして…その子リスの身体の上に、あのカラス野郎が降りてきた!!
カラス野郎は子リスの身体を足で鷲づかみする。
どうやら、俺がここに隠れているのには気付いてはいないらしいが…。
「あ…うっ…」
「私はね、ここのとこどうも、すぐ腹が空くんだ…食っても食っても満たされない」
カラス野郎は、静かに子リスに話しかけている。
あのカラス野郎…ッ!!
「さっき君によく似たリスの女性を頂いたよ…実にうまかった。特に目玉がね…
でも満腹にはならなかった。そういえば、君のしっぽとあの女のしっぽ、模様が
まるっきり同じだね。うん…若い<肉>も悪くないか」
「い、いやあああああッ!!!!!!!」
子リスの悲鳴が辺りに響いた。
819:2005/10/16(日) 04:27:36

さっきのカラス野郎が食ってたリス、あのガキの母親だったのかもしんねーな…
そして、その娘。も同じカラスの餌食になろうとしている。
これも、親子のつながりってやつか…。
弱肉強食は自然の掟。
どんなに辛くたって、誰も助けてはくれないんだ。
信じられるのは自分だけ。
力も運も持ってない奴は死ぬのさ…
けどよ。

ガサッ!バシッ!!!

俺は茂みから抜け出し、なんの策もないままカラス野郎に体当たりしていた。
「クワッ!!貴様ッ!!!?」
カラス野郎は体当たりされる直前に子リスから足を離し、後方に飛びのいて
ダメージをだいぶ軽減したようだ。
「う、ウサギさん…」
「ったく。早く巣に帰りな」
「ハ、ハイッ…」
子リスは足早に近くの木に登ると、夜の闇に消えた。
ちっ…状況はまた振り出しに戻っちまったな…
820:2005/10/16(日) 04:28:54

「バカな男だ…私があの子供のリスを食している間なら、そのスキに
手堅い一撃を加えられたかもしれないというのに…貴様、あのリスを助けたな?」
「やれやれ…さゆみだろーとあのガキだろーと…女を見殺しにはできない性格でね」
「か弱きものを助ける…か?ククッ…クカカカカカカッ!!」
「…わりーかよ?」
するとカラスはピタッと笑うのを止め、こう言った。

「そういう奴から死ぬ」

821:2005/10/16(日) 04:31:25
ここまでッ!!
つーか今回オナニー、娘。とホント関係ないなゴメン

す…ぺ…すっぺっしゃっるっじぇねれいしょん!!
ベリ工のこの曲はなんか好きw

じゃあおやすみなさいノシ
822名無し募集中。。。:2005/10/16(日) 06:22:27
>>801
『特攻みのれいな』乙!!
やっぱ波紋は格好良いね…俺2部の戦車戦かなり好きなんだよね〜

>>821
イケメンうさたん乙!!
イギーも結構好きだったな…おかげでボストン・テリア好きになった

そしてN.O.さ〜ん!!
823前スレ83:2005/10/16(日) 09:41:15
>>821
スッペシャル乙!
うむむ!レニーはモンスター前塚ですか。
声優ネタはジェネレイションギャップがバリ出るね。
千奈美に若本、塩沢はギルティギアのジョニーとエディです。
で、子リスはこおろぎさとみでw
>>803
もう4年ぐらい経つ?正直すげぇショックだったのを覚えてる。
あまりにも耳に馴染んだ人の声が聞けなくなるのは本当に悲しいよ。
千奈美に脳内設定では花京院も塩沢兼人。OVAだと誰だったっけ?
>>822
俺も好きだった!
波紋はやっぱり好きだなぁ。波紋の修行をマネる位w
でもこのスレ住人はしたことあるよね?波紋の修行ごっこ。
824名無し草:2005/10/16(日) 10:46:53
過呼吸で立ちくらみがして倒れたw
825:2005/10/16(日) 15:02:51
おはよーハロモニ録画した保全
>>822
イギーよかったな…ペット・ショップ戦なんてカッコよすぎでしょ
ヴァニラ・アイス出てきた時は、漫画で初めて絶望を覚えた希ガス
>>823
ギルティはやらないからな〜俺orz
こおろぎさとみはクレヨンしんちゃんのひまわりでしょ?w
OVA花京院は確かブライト艦長と同じ人だったような
俺の中では三部の格ゲーで出してた声がすげーハマリすぎな感じ
アヴドゥルやヴァニラ・アイスの声、かっこよくてマッチしてるなーなんて
またゲーセンに対戦台置かないかな

息を10分間吸い続けて10分間吐き続けるんだよな、波紋の修行。
ワムウとの誇りある戦車戦の後に、カーズの
「勝てばよかろうなのだぁ〜〜〜〜〜〜ッ!!」
は、俺まで裏切られた気分だったw
826N.O.:2005/10/16(日) 22:17:12
病気じゃないんだけど体がだるくてROMってました
83さんのカーバトル燃えますねバトルフィールドが色々変化するのも
ジョジョの醍醐味
1さんの動物対動物もこのスレでは新鮮だなあ
827名無し募集中。。。:2005/10/16(日) 22:46:39
1秒間に10回の呼吸なら挑戦したことあるな
828前スレ83:2005/10/16(日) 22:50:20
>>825
1秒間10呼吸ってのやっているよw
千奈美に格ゲーではデーボ使いだったよ。
うま〜く人形を設置して挟み撃ちにするのが最上の喜び。
>>826
N.O.さん。どうもです。
俺も今日はパスです。
つうか終わり近くなるとペースが落ちるのは悪い癖かな。


ネタ経験の為、29にして初めてゴルフクラブを握った。
つまんねーとは思わないが恐ろしく前に飛ばないモンだなと。
次回のネタはコレなかぁ?
829前スレ83:2005/10/16(日) 22:59:01
>>827
仲間だw
実際はクンダリーニ・ヨガの「火の呼吸」ってのやっている。
腹式呼吸を1分間に200〜250回それを5分間が完成系だそうです。
俺は最近、体脂肪を落とすのに始めたばかりなので秒速2呼吸
ぐらいを1分間3セットで毎日やってる。正直キツイよ。
830名無し草@自治スレでローカルルール検討中:2005/10/16(日) 23:02:39
29にもなって何やってんだ
831名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 01:02:10
歳を感じたからこそなんじゃない?下っ腹とかw
832名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 01:20:11
26だがたるんできたな
833名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 02:22:48
波紋の呼吸法もヨガの一種だろうな・・・進化系?
こりゃ体脂肪が気になる人はこれでバッチリ
みんなスト様を目指そうぜ
834:2005/10/17(月) 02:27:46
やってしまいました、熱出しちまいましたorz

>>826
N.O.さんノ
動物戦は数あれど、動物対動物って実はイギーvsペット・ショップだけっぽくて
今ちょっと興奮してたりw
>>828
デーボかぁ〜俺人形でうまく挟めないヘタレだからあんま使わなかったな
よく使ってたのは無印花京院かな?

今日書けなそう、今日中にウサギ対カラス終わらせたかったんだがorz
そろそろ「突きの連打(VVのラッシュ)」が書きたいでつ
って十代最後の年だってのに、彼女も作らず何やってるんだろうな俺w
とりあえず、俺も何か熱いネタ考えないと!!
835:2005/10/17(月) 02:30:57
>>829
火の呼吸かあ
ヨガフレイムとかヨガファイヤーってそっから来てるのかな?
>>833
スト様で思い出したけど、そういやサンタナってどうなったんだろう
836名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 02:47:59
皆様方お体ご自愛を・・・

ジョジョでゴルフネタって・・・どんなだ!?興味あり過ぎ!!

サンタナって仮死状態だったっけ?
ジョセフも言ってたけど何で奴は消滅しないんだろうな?
837名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 04:54:24
ho<ニャー
838名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 07:36:39
おまw
同い年キタコレw
839名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 07:37:31
>>834
おまw
同い年キタコレw
840名無し募集中。。。:2005/10/17(月) 07:38:23
連投スマン
841前スレ83:2005/10/17(月) 11:57:19
銀色の永遠  〜ドライブ・ミー・クレイジーL〜

進入速度62km/h

ギュワアアアアアアアァ・・・

アスファルトに白煙を撒き散らしながらトラックが滑り始める。
トラックまでの距離3m。

「よっしゃッ!みやびッッ!」
「1・2・3!」
「よっしぁ!刻むぜ!波紋のビート!」
「いっけぇえ!セクシー・アダルティッ!」
「煌けッッ!橙色の波紋疾走ッ(サンライトオレンジ・オーバードライブ)!!!」
「どぉおぉぉぉぉおおおぉおりゃぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁッ!!!!」


衝撃は唸りを上げてトラックに直撃した。元より加重バランスの崩れたドリフト状態。
その速度のままガートレールにもたれ掛かった。

「デュエル・エレジーズッ! ソリソリソリソリッ!ソリッド・ファイッ!!!」
れいなはさらにD・エレジーズで攻撃を加えカーブを攻める用意した。
「なんで?なんでデュエル・エレジーズで攻撃なんかしたんですか?硬くしたら・・・」
佐紀の問いにれいなはコンクリの崖にくっつく波紋とはじく波紋を巧みに使い分けながら答えた。
   ギュユ!崖に沿いながらドラッグスターは危なげなくヘヤピンを曲がる。
「硬いって事はいいことばかりじゃなか。硬さゆえの弱点もあると。」
     ベキバキバキバキバキバキゴシャッッ!!!!
842前スレ83:2005/10/17(月) 11:58:21
飴細工のようにガードレールがトラックの『硬度』に耐え切れず折れだした。
トラックはドリフトの姿勢のままガードレールを薙ぎ払いその身を闇に投げ出した。

「これで・・・・終わりっちゃッ・・・・」
れいなは強敵の最後を看取ろうと後方を向いた。
「!!!!」

ギュワワワワアッワワ!!!!!!

闇から這い上がる様に。トラックは前輪を猛回転させて舗装道路に戻ろうとしていた。

「なんてやつ・・・・ばってんこのままじゃ・・・」

「オォオオオ!!!!!チェイン・ギャングッ!!」
     ドゴォオオオオッ!!
なつみのチェイン・ギャングがアスファルトを強打する。
亀裂はトラックに向かいクッキーのようにトラックの足場は崩壊した。

「これでこの馬鹿騒ぎも・・・終わりだべ!」


峠にはYAMAHAドラッグスターC4の排気音のみが響いた。
843前スレ83
>>830
29だからやってんだよ!
自己管理は早めに意識しないと健康よりも醜くなるぜ。体が。
>>831
下っ腹は自信があるやつのが少ないンじゃないの?
立った時はそうでもなくても座ったときの弛緩っぷりは
本当にがっくりくる。
>>832
何もしなくていいのは25まで!
あとは基礎代謝落ちまくるよ。
>>833
氣の調整とか解りずらいものよりも
物理的に来てるのがわかるよ。
1セットくらいは平気でも2,3と続けるのが辛い。
>>834
あらら!じっくり幼女うしてくだい。
久々に三部やってみたよ。結構簡単にクリアできたかな。
ただあのゲーム独特のHITした後に相手の反撃確定技ってのが
なんともキツイね。
>>836
ゴルフっていったらあの娘でしよ?(帝さまに非ず、やすすに非ず)
ゲームでバトる話も好きなのでちょお思い付きでやってみます。
>>837
ho<ニャー 乙!!!
>>840
慌てすぎw
ドンマイ!