` ヮ´)<れいなはちゃっきりものですよ?IN難民

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949名無し草
ストーリーにおいて特筆すべきは、主人公は犯罪者であり、悪役の視点で
物語が進行している点である。悪役の視点で進行しながらも、読者も「一
体感・達成感」を感じられる点には、注目すべきだろう。さらに重要なの
は、探偵Lとのバトルの行方次第では、大量殺人者キラが「神にも救世主
にもなりうる」ことである。キラの存在は、単純に「悪」とは言えず、こ
れまで社会が黙殺してきた「闇の部分」である。そこにスポットを当てた
本作品は、まさしく異色作と言えるだろう。また、探偵側・犯罪者側どち
らも、一般人の常識に捉われておらず、ただ己の「信念」のために戦っている。際立ったカリスマ同士のバトルであり、読者がそれに魅了されているのも、本作の大きな特徴である。