789 :
有山 楓ちゃん誘拐殺害事件資料5:
●ロバート・K・レスラー氏
(元FBI心理分析官)のプロファイリング
【犯人の異常な行動の理由】
被害者の女の子の母親に対しメールなどのメッセージを入れたり写真を送ったりした理由は、彼がサイコパス的タイプの人間で、モラル観がなく、犯罪の後もさらに満足感を求めるサディスティックな性格。
言い換えれば、自分が全てをコントロールしているという感覚を持ちたいタイプの人間であると思われるからです。サディスティックなタイプの人間にとって写真を送るなどの行為は、被害者の家族や社会に対しショックを与えるという事にも快感を感じるのです。
遺体を放置したのは人々に被害者を見つけて欲しかったのです。それも犯人の妄想の一部分と思われるのです。それはコントロールのきかない自分の人生を、他人に危害を加えたり、社会に挑戦する事によって、コントロールを得ようとしているからなのです。
【持ち去られた物の意味】
殺害後、被害者の女の子の歯を抜いたのは、殺人を犯したという妄想を継続させる為の
『トロフィー』所謂、記念品の為だと思われます。
さらに携帯電話を持っていたとしたら、自分のコンピューターや電話に写真を送ったり、自分で見たり、自分で写真を撮っている可能性も考えられます。
彼にとってこれらは妄想を持続させる為の大事な記念品ですから、捨てることはないでしょうね。
【犯人像は?】
この犯罪ですが、長年培ってきた自分の妄想を実際の行動に移したきっかけは、自分の人生が思ったように進んでいない事に気付いたからだと思うのです。
基本的に人間は40代に入ると自己保身の方が先に立つので、遺体がすぐに発見されるような場所に置くというような危険な行為を犯す事はありません。
結婚した事がなく、内向的なタイプ。職業に就いているとすればあまり技術を必要としないもので、他の人間とあまり接触しなくても出来るもの。
頭の回転はごく普通で、ガールフレンドはいない孤独な人間で、バイオレンスが主題となる漫画などを愛好している一人暮らしの、大人とは正面きって向かえないタイプ、と言えるのではないでしょうか。
790 :
有山 楓ちゃん誘拐殺害事件資料6:04/11/26 06:11:54
【犯人は今…】
彼は事件から1週間たってもまだ捕まっていません。そしてメディアの中心的な存在にいるという事で、快楽の味をしめていると思われるのです。
ですから、常にニュースや新聞を見たり、捜査の成り行きに注目しているはずです。過去のケースでは、宮崎被告と同じようなタイプと思われます。メディアが犯人の事を書く事によって、彼のエゴが満たされるのです。
このような犯人は個人差はありますが、だいたい30日から60日の間に次の犯罪を犯すか、メディアに向けて手紙を出すなどの行動を起こす事も考えられるのです