年が明け春になり、アキラは小学五年生になっていた。
塔矢邸の桜が満開になったので、門下全員が集い花見が開かれる。
「いいお天気で良かったわ」
昼間からビールを振舞って、明子は満開の桜を見上げた。
「あら?笹木さんと緒方さんは?」
明子の言葉に、芦原がギクリとする。
「あ、ちょっと席を外してます。すぐ戻りますよ」
「あらそう?そう言えばいつの間にかアキラさんも・・・」
明子は周囲を見渡したが、行洋に呼ばれたので忘れてしまう。
芦原は目を閉じて首を横に振った。
「緒方さん・・・いいのかな、こんなコト」
緒方と笹木はアキラの部屋に居た。
笹木はアキラに性器を吸わせている。
緒方は煙草を吸いながら、二人の姿を眺めていた。
「んっ・・・ふ・・・ん・・・」
「・・・ハァ・・・」
貪るように性器を舐め吸い上げる姿に、笹木も呼吸を荒げる。
「緒方さん、このまま・・・いいんですか?」
「ああ、口に出してやれ」
緒方の許可を得て、笹木はアキラの頭を掴む。
自らも腰を動かして、跪くアキラに欲望を押し付ける。