小泉純一郎の魅力をマターリ語るスレッドpart32

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63規制改革も腰砕け、何をやっても役立たずな小泉内閣!
規制改革協議:重点項目、腰砕けの結果に

 今月下旬の「骨太の方針・第3弾」に盛り込む規制緩和の具体策をめぐる石原伸晃規制改革担当相と関係閣僚の
協議が16日終了した。焦点だったコンビニエンスストアなどでの医薬品販売解禁問題は17日の「首相裁定」で一部が
解禁されることになったが、大半の項目は当初目標から大きく後退。政府の総合規制改革会議(宮内義彦議長)が
掲げた重点12項目は「1勝8敗3引き分け」という腰砕けの結果となった。

 規制改革会議はNPO(非営利団体)への学校経営委託など重点12項目の骨太方針への盛り込みを目指し、
関係省庁の事務次官らと折衝を重ねてきた。しかし、国土交通省以外は「構造改革特区での成果をみて判断する」など
「ゼロ回答」で応じ、進展はなかった。

 このため、石原担当相が今月から坂口力厚生労働相ら関係閣僚との協議を開始した。しかし、省庁側が「参入制限」や
「前提条件」を付ける手法で内容の骨抜きをはかり、医師や看護師の派遣労働解禁など3件の前進にとどまった。

 危機感を持った規制改革会議は、石原担当相の「勧告権」行使による打開を求めたが、石原担当相は16日の
坂口厚労相との3度目の協議でも行使を見送った。「勧告権」は01年に、首相権限の強化を目指して内閣府設置法に
規定されたが、これまで一度も行使されたことがない。今回も「抜かずの宝刀」で終わったことで、規制改革という省庁の
縦割りに挑む政府の姿勢が改めて問い直されそうだ。

 一方、最後の焦点となったコンビニエンスストアなどでの医薬品販売解禁問題で首相は対象薬品の拡大になお
こだわりをみせている。国民的関心の高い分野で一点突破を図ることで「目玉」とし、全体の成果の乏しさを覆い隠そう
との印象は否めない。【田中成之】

[毎日新聞6月16日] ( 2003-06-16-23:28 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030617k0000m010113000c.html