「な、なんだお前たちは!?」
完全武装の我らを見て、うろたえた声音で誰何してくるしてくる旅団本部警備の兵を見て私は失望の溜め息をつく。
かつて、北の三世や醍醐旅団の者たちを宮城に迎えて戦った旅団司令部の面影はもうない。
装備も整い、組織化もされて国防軍に組み入れられて、すっかり官僚化してしまっているようだ。
私の知っている第五旅団の者であったならば、宮城を完全武装で闊歩する集団がいれば、その瞬間戦闘態勢に入っている。
「殺せ」
という前に、私と同感であった者が銃の引き金を引いていた。
「よし、突入する」
「もなこ殿下万歳!!」
我々は難なく旅団本部に突入し、職員たちを虐殺していく。
「人を見かけたらすべて殺せ」
有象無象の区別なく我らの決起は容赦しやしない。
「河井星矢副総長」
と振り向いた額に銃弾が撃ちこまれ、続いて同志たちの銃弾が彼を蜂の巣にする。
事実上、第五旅団を私物化し、ここまで腰抜けに堕させた男の末路にしては実にあっけないものであった。
あまりにもあっけなく、占拠されていく旅団本部に拍子抜けする。
特務放送宣伝中隊(IGPK)とやらも、どうしてこの程度の存在が、この世界で名乗りをあげられたのだろうと思うほど腰抜けたちばかりであった。
見苦しく命乞いをする者たちを蹂躙して、抹殺する。
あまりに簡単なクーデターは、もはや実戦どころか戦闘そのものから遠ざかっていた昨今の第五旅団の正体そのものであったかと思うと、逆に忸怩たるものがあった。
「善行忠孝閣下……かつて貴方と共に護国の御楯たらんとしていた、旅団はここまで堕落し果てておりましたぞ……」
一筋の涙が私の頬を伝う。
分かるだろ?いつに無くピーンと張った空気。轟く銃声。
アドレナリンの匂いがここまで漂ってくるようだ。
最早あれは俺たちの知る第五旅団じゃない。いや、今までに見ていた第五旅団という
存在そのものが紛い物の、哀れな道化だったんだろう。
奴らは俺たちを殲滅せしめんがために決起した。ならば力の限り叩き、撃ち貫き、
殺し、殺され、蹂躙され、引き千切り、あらん限りの暴力に酔うとしようじゃないか。
お前等は何だ!その姿、能力、人によって作られながら、人としての枠を大きくはみ出た
お前達という存在は!付与されたその力は何のためのものだ!?
特殊な能力など何も持たぬ兵達よ!お前等の役目は何だ!こちらに人外しか残らぬなら
その者達だけで戦うしかなかろう。しかし、お前等は何のために残った?惑う者など要らん、
どこへとなり去るがいい!本来守るべきものを思い出せた者は居ないか!
今立たずして何を得ようというのだ。事が終わるのをただ傍観するか?戦わずして守った
強者の称号を抱え、生き恥を晒し、永らえようというなら何も言わん。
兵ども、人外ども、誰でも構わん。死ぬ覚悟が出来た奴だけ………行くぞ。
「私は第五旅団の一兵卒、一人の名も無き旅団兵とその仲間たちである。
第五旅団本部は我々が占拠した。
さあ、諸君。
かかって来たまえ。
ここまで、いろいろ設定してきてたんだろう?
さあ、様々なるお強い設定(苦笑)で我々と戦って見たまえ。
すべて相手してくれようぞ。
そして、もなこ殿下。
皇女としての御自覚にお目覚めを」
(激しい銃撃戦。そこへ679古兵率いる81ミリ迫撃砲小隊の放った砲弾が着弾。精
確無比を極めあたりは大混乱。)
当直将校 「畜生。おい機銃を早く前へ。」
(たちまち696古参兵の小銃になぎ倒される白兵戦が始まり双方の銃剣が煌く)
当直将校 「おい伝令 増援を要求しろ。反乱だ。近衛第一師団へ走れ。残りは
俺について来い!死ぬべきときは今なるぞ。突っ込め。」
(軍刀を抜き放ち大音声で怒鳴りつける。)
あははははははは。
なんだか、楽しくてたまらんですよ、先輩。
ガーターベルトの夜も北陸戦も、資料だけしか知らない世代なもんで、こういうのいつできるか楽しみにしてたんですわー。
不肖、なんの能力もないただの一兵士ですが、せいぜい命続く限り暴れさせてもらいますぜ。
「昔のもなこタン萌え〜〜〜〜〜〜!!」
一先ず4名。くそったれ、根性無しどもは置いて行くぞ!
目指すは第五旅団本営!死に花咲かせてくれよう!!
行くぞ!!
ダダダダダダダダダダ!!!!!!!!
ほほう、なんじゃ。
思ったより集まっておるのう。
やはり、第五旅団たるもの、こうあるべきだと思っておった同志は意外と多い模様じゃ。
しかし、やはり宮城で戦うのであれば、かつてのように外敵を迎えての戦いであってほしかったのう。
まあ、この現状ではそれも望むべくもあるまい。
さてさて、せいぜい派手に花火を上げようぞ。
皆の衆、せいぜい存分に戦い、華々しく散ろうではないか。
ワシには戦略も戦術も、かつての第五旅団長代行や善行閣下には遠く及ばん、ただの武骨ものゆえな。
こういう事しかできんわい。
なに帝都で反乱。第五旅団?よし連合陸戦師団の出動準備。おい第1任務艦隊
を回せ。東北行きは延期だ。「ながと」のトマフォークと40cm砲を第五旅団司令部に照準しろ。
横須賀の地方隊へ連絡。DDとDEを全部だ。全部だせ。
あと厚木の51航空隊のP3Cを爆装。対不審船用のマーベリックを積んで上空
待機。第五旅団は短SAMがあるから不用意には接近するな。
>>705 司令官閣下!!
船魂システムが、機能不全です!!
なんだか、戦争するの怖いそうで、霊的に閉じ篭って、艦の機能がすべて停止しました。
どうやら他の艦も同様の模様です。
くそったれなメスガキどもがっっっ!!!
第五旅団@古参兵どの
中隊全員ここで死にます。なに90式と刺し違えることが出来れば戦車屋の本望
です。ひよっこの乗るキューマルならワシが食ってやります。
よし。あの重機を潰せ「てー。」
薄暗い実験室。
白衣の女主任研究員は水槽に浮かぶ己と同じ顔をした生き物を見つめる。
「ついに、来たわよ。」
表情を変えず、その目は冷たく沈んでいる。
悲しみか、あるいは怒りか。それともこうなることをある種予感していたのか。
水槽の向こうで同じ顔をした女は口の端を吊り上げて哂う。
「そう、来たのね。」
はっきりと、愉悦をその顔に露わにして。
「彼らは『暴走』したわ。いえ、本来の役割を思い出したのかも知れないわね。
狂気と本能。忠誠と萌え・・・それこそがあの人たちの役割なのだから。」
「構わないわよ。私は『その時』の為に造られたのだから。迷走する流れに終止符を打つ
暴力そのもの。それが私……でしょう?」
「本当ならね…彼らを止めたくはないわ。いえ、止められるようなものではないのかも知れない。
でも、私はあなたを使わなくてはならない。」
水槽の水が水位を減らし、破壊と殺戮の異形は地上へと降り立つ。
「行きなさい。『Zeller』…宮様をお守りしなさい。そして、彼らと私たちに安息を…」
「任せておいてよ。あの人たちが気がすむまで遊んであげるから。」
黒い影となった獣は風のように走り去って行った。
白衣の女はその後姿を見送りつつ、深い溜息をついた。
「彼らに『敵』を……なんて、ひどすぎますよ…教授…あなたは何がしたいんですか…」
やはり、頼るべきは人間の知恵と勇気という事ですな。
今、全システムの見直しを行なっております。
当然、船魂システムはすべて初期化し、抹消いたします。
>>707 快哉快哉!!
靖国で会おう。
我らもすぐにあとを追う、なーにそれほど待たせはせんよ。
そろそろ菊水どもが本気になって来るであろうほどにの。
しかし……なんとも、はや。
もろい頃ではないか……。
もし、善行閣下がここにおわせば、我々など5分と経たずに鎮圧されたであろうに。
まったくあの方は偉大であったわい。
なにしろ、妙な力もトンデモ兵器もあるわけでなく、ただその手持ちの戦力と知略だけで、ありとあらゆる者たちに睨みを効かせておったしのう。
思えば、南朝も共産連合軍もそうであったわい。
なんとも戦いがいのある奴らでな。
今でもその戦いの愉悦は身に染みておるよ。
さて、諸君。
ついに彼らが本気になったよ。私は嬉しい。
ここにきてどれくらい経ったか、戦争という甘美な響きから遠ざかりすぎた…
ここ今に至って彼らはついに彼らの役目を思い出してくれた!
なれば、私も本来の役目を果たそうではないか!
菊水全部隊に伝達。全力を持って迎撃せよ!
容赦するな。手向かうすべてを倒し、殺し、蹂躙せよ!
彼らはのうのうと生きながらえることを望むまい。希望をかなえてやるのだ!
それが彼等に対する礼儀だと知れ!
萌兵の歌
もしも俺が死んだなら
故郷に帰って伝えてくれ
俺は萌えを尽くしたと
ハァハァしたまま死んだよと
もしも俺が死んだなら
待ってるあの娘に伝えてくれ
俺は萌えて死ねたよと
最後にハァハァしていたと
もしも俺が死んだなら
家族のみんなに伝えてくれ
萌えてるままで死んだよと
ハァハァできてよかったと
もしも俺が死んだなら
戦友たちよ笑ってくれ
やつはいい萌えバカだったよと
萌える朋でよかったと
もしも俺が死んだなら
時々思い出してくれ
萌えてたバカがいたっけと
ハァハァするとき考えてくれ
パンパン!!………ドサッ。
ふう、こりゃきりが無い。っっっと!!!(スパン!
気合い入ってるな、第五旅団。俺は表立って戦うのはあまり得意じゃないんだが……な!!(パンパン!!
>712
了解、代行殿。にしても単独行動とは、な。ふ、あっという間に……いや、死ぬのは簡単だが、
出来る限り粘ってやるさ。
諸君。第五旅団が反乱を起こした。我々は断乎鎮圧せねばならない。
戒厳令は発せられた。
第一空挺団 陛下救出の突入主力とする。菊水 皇宮警察と協同で早速立案に
移ってくれ
12旅団 速やかにヘリボーンを行って主用街道を抑えろ。第五旅団のこれ以上
の進出と他の国軍不満分子との合流を阻止。
第一師団 第一戦車大隊と2個普通科連隊とで宮城を包囲せよ。特科大隊の到着
と陛下救出をもって攻撃突入せよ。のこりの連隊はこの混乱に乗ずる
ゲリラ勢力の為予備とする。
富士教導団にも出動準備を命ずる
遅かったな!! 菊水の!! 待ちかねたぞ!!
思えば、第五旅団創設当時から創の萌えと粛清の嵐の日々。
我らは同じ北朝に属しつつも、常に敵であったな。
懐かしいぞ。
そのいやらしい口元と淫靡で薄暗い愉悦を溜め込んだ腹は健在かね。
さあ、我々を粛清に来るがいい!
我らの萌える銃弾と砲弾と軍刀を以って出迎えようぞ。
特科部隊!
この際、宮城の事はどうなってもよい、どうせ“霊的に防衛”されておるだろうしな。
存分に砲弾を降らせてやれ!!
同志 第五旅団が決起 帝都は大混乱です。日帝軍は士気系統が麻痺、千載一遇
のチャンスです。わかりました。それはGOサインと考えてよろしいですね。
よし今こそ我等が主敵東北方面隊を殲滅する好機である。諸君とともに反動 ファ
シスト勢力に死の鉄槌を下すのだ。
This is 慶祝スレ
GFから入電 模擬弾をもって威嚇。降伏を勧告するか。
艦長「GFも無粋よのう。名誉ある死を奴等に与えてやった方が幸せだろうに。
砲術長諸元は揃えてあろう。弾種は模擬弾頭だ。斉射一回だ。て」
三人はいつものようにカウンターに座っていた。
狩谷「……思えば遠くに来たものだ」
紫村「色んな事があったなー」
後藤「名無しの捨てキャラだった俺達が名前を持ち、設定を持ち、成長し活躍し、生き長らえてきた」
狩谷「闇の世界で手を血で汚し、光りの世界にある宮様を遠くから見守るだけの俺達が、
ただ一度の偶然…いや奇跡であれ宮様と間近に接し、お言葉を頂けた。
……これ以上の喜びは無かった。本当さ…」
男は今日初めて胸に付けた折り紙勲章を、そっと撫でる。
狩谷「……そろそろ行くぞ」
後藤「名無し菊水として人知れず闇に散るか」
紫村「ああ。今夜は、逝くには良い日だ」
最後の杯を交わし、三人はカウンターを離れた。
>>715 との事だ。
通信封鎖の命令も下されてないあたりは、やはり善行閣下と比べると爪が甘いのう。
傍受してしまったぞ。
おっと、あちらに聞こえたか。
どうやらようやく、封鎖しおったようじゃ。
ともあれ、ようやくまともな軍隊が鎮圧に乗り出したようじゃな。
ちと、動きが鈍いとも言えるがの。
さて、ようやく本懐を遂げられそうではあるが。
それにしても、まとも動いている部隊も兵器も善行閣下の時代と代わり映えしてわらんのう。
いったい、海さんやら空さんやらの、凄まじく大規模な、国家予算を傾けんばかりの軍備は、ちっとも役に立っておらんようじゃわい。
それにしても……これほどの騒ぎでも皇女方は誰一人として動き出され申さぬ。
やはり、皇女なき世になっているとの噂は真実であったか……
嘆かわしいことよのう。
ズダダダダダ………チュイン!!…………ビシ!!!
「くそ、こんな壁じゃ盾代わりにもなりゃしねえ!!」
「持ちこたえろ!いいか、絶対に侵入は阻止するんだ!!」
ヒュ--------------……
「あぁ??あ、RPGーーーーーーー!!!!」
「あ、アホか!!!?」
「伏せろーーーーーーー!!」
ズゴウウゥゥゥゥゥゥウウンン!!!!!!
……まったく役立たずにも程がある艦どもだ。
なんも機能しやがらないとは。
どうやら、連合艦隊の予算が大幅に削られるのは確実。
それどころか、今回役に立たなかった船魂装備の艦はすべて改装されて、
海上護衛総隊に回される事にもなりかねん。
そうなれば連合艦隊そのものの存続すら……。
どうした? まだ抵抗してやがるか? あの小娘ども。
だいたい、なんで六九式殿に設計を任せなかった!!
ドンッ
第五旅団@古参兵 へ
おい貴様 そろそろ兵を休ませてやれ。宮城はあらかた制圧したと考えてイイだろう。
そろそろ1師団連中が出張ってくる。施設中隊と一緒に築城せねばなるまい。おい元気の
イイ奴を俺に貸せ。
>>724 了解した。
おい、お前たちあちらを手伝ってやれ。
やはりなんと言われようと実戦はよいな。
若い奴らめ、いい顔になってきおったぞ(莞爾)
松島と三沢からF2を百里へよべ。そうだ2000ポンド誘導爆弾でたたく。
優先順位はレーダー 短SAM 重砲だ。
「第五旅団の鎮圧そのものは今夜中にでも決着はつくでしょう。所詮は1個旅団の、その一部による反乱ですから」
「……だが、この失態……あまりにも犠牲が多すぎる」
「あれだけ予算を投じた海軍の建艦計画が、単なる無駄遣いであった事を暴露したようなものではないか」
「そもそも、どうしてあのような建艦計画を推し進めたのか理解に苦しむところです」
「下らん癒着がありすぎたのだよ。あと国家の事を考えられる者がおらず、徒に自分の権益のみに奔走する者が多すぎた」
「彼らの国と皇女への思いは、かつての他朝にすら劣りますな」
「そのツケが今出ているという事だ」
「いかがいたしましょうか?」
「とりあえずは、連合艦隊に『もうこれ以上の醜態は晒すな』と伝えておけ。すべて陸に任せる」
「はっ」
「“兵は国の大事”この基本を忘れて兵器開発に狂奔する者たちのツケを、払うのはいつだって国民と兵卒というわけだ……」
了解 撤退する
艦長「もう実弾は込めちまったか?勿体無いから一斉射だけぶっ放せ。」
空軍が宮城への爆撃を?
馬鹿かっっっっっ。
すぐに止めろ!!
ここで宮城を爆撃して、世論を維持できると思うのかっっ。
それ以上に、奴らには皇室に対する敬意というものがないのか?
奴らは北の三世以上の汚名を国防軍に塗りつける気かっっっ?
それから、陛下と御一家と安否の確認のと救助を急げっっ。
陛下の頭上に爆弾を落とすなどと立案した者、実行した者、ただちに全員拘束しろっっ。
そいつらこそが真の反乱分子だ。
「そんなに死にたいなら相手になってやろうじゃん」
「人と人でないものの違いを思い知らせてやる」
「いざ、第五旅団本部へ。食い尽くせ!」
「おおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ゴス……グシャ………バリバリ……グチャブチゴリゴリボキガリ
>>728 やはり狂ったか!!
陛下やご家族、皇女殿下の無事も確認せずに、救助もまだなのに、一斉射撃だとっっっ?
奴ら、何を考えている!!
こ の 国 を な ん だ と 思 っ て い る の だ っ っ
すぐ止めろ。
命令に反する者はすべて拘束する事を許可する。
>>730 おお、あれが名にしおう菊水のネコミミどもだ。
油断するな、奴らは東北で共産軍を相手に血の饗宴を繰り広げた“筋金入り”だ。
ただの腰抜け人外ではないぞ。
どうも、命令が混乱しているようだ。
全国防軍、いや菊水にも、だ。
陛下と皇女殿下、を初めとする皇族の方々の安否の確認と、救出を最優先しろと通達を急げ。
それが確認できる前にうかつな砲撃や爆撃は控えろ、と。
さすがに第五旅団の連中が、皇族に手をかけることはないだろうが、この混乱だ。
とにかく陛下、皇女殿下、皇族の方々の安全をまず考えろ、と。
頭を冷やせ!!
この国には守るべきものがあるだろうがっっ
……まったく、どっちが敵だかわからなくなってきたわい。
どうやら欺瞞通信をもって皇軍相打つ状況を現出せしめようとする赤色分子を
検挙いたしました。戦艦ながと 航空軍双方に通達確認いたしました。
F2は百里に帰還。ながとにはぎりぎりまにあいました。
>705,706,709,723
あらあら…。艦からひっぺがされちゃいましたわ。
艦と共にあるあたくしたちが艦から断ち切られたら、あとは消えるだけ。
殿下や皆さまとお別れするのはとても悲しいですわん…。
あたくしはそろそろあっちの世界へ旅立ちますけれど、
皆さまにひとつだけ言っておくことがありますわ。
容量にだけは、お気をつけあそばせ!
猫耳小隊がでたぞ 「おいM2重機とをだせ引きつけろ。てー」
さすがに至近距離では装甲車も撃破できるM2には耐えることができなかった。
ある猫耳兵のうで捕らえた12・7ミリ弾はその腕すべてを持ち去っていた。
とはいえ不死身と高い錬度を誇る猫耳兵生残った物は白兵戦を挑む。対する
旅団兵も古参の古強者どもばかり銃剣を煌かせ果敢に戦いを挑む。
血が双方を赤く彩った
期せずして宮城を人質に取っている形となったのう。
しかし、今時、抜刀突撃をやれるとは、まだまだ捨てたものではないのう、この時代。
おっと、猫耳どもよ。
私とて、徒に場数だけは踏んでおる。
そう簡単にはやられはせぬぞ。
面白いのう……
まったく面白い……
(彼の体を無数の擦過傷が包んでいく)
すべてを無視して戦地に打ち付けられる鉄杭。
六九式謹製強襲偵察機、その名は「月宮」
降り立つは暴虐の黒姫。人猫の姿をした、鬼。
「ようこそ、戦地へ。ようこそ地獄へ!ようこそ祭りの夜へ!!
さあ、愉しませて頂戴!物足りないなんて言わせてあげないわよ!
萌え尽きるまで付き合ってあげる!」
グシャガキドカバキバキドシュバリバリ
小隊長「直に本部へ手が届く!もう少しだ!こちらの被害状況は?」
「1匹戦死!M2の直撃を喰らい弾け飛びました!!」
「2匹重傷!暫くは、戦闘の参加は不可能です!」
遊撃A「いい?かく乱するよ。」
遊撃B「あいさー。」
小隊長「生き残る事なんて考えるな!いくよ、突撃ぃ!!!」
そろそろ新スレを立てましょう。
一人の旅団兵の首筋を猫兵の牙が貫く。
旅団兵は最後の力を振り絞り。
「や……す……くに……で……」
手持ちの手榴弾のピンを抜いた。
一人と一匹と爆風が包む……
了解 猫出現。野郎ども中古とはいえ74式の威力をみせてやれ。
第五旅団@古参兵 の小隊を援護するぞ
>>国防総省 宮城突入の決死隊を編成しました。具体的救出プランの作成をお願いし
ます。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉