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/指輪物語の主人公はなぜ、指輪を使って逃げなかったのか。
│なぜ、劇中の人は皆、彼にやさしいのか。
│ なぜ、ペラペラと指輪の秘密を、喋ってしまうのか。
│彼だって、誰かを傷つけたことがあるはずだ。
│ なぜ、彼の周りにだけ人が集まってくるのか。
│なぜ、彼のいうことを皆、聞くのか。
ノノノノ │なぜ、協力を惜しまないのか。
( ゚∋゚)<なぜ、いつも、選択する道が正解なのか。
│なぜ、喧嘩しないのか。
│なぜ、あれほど皆に思われてるのか。
│なぜ、どんな不安も打ち消す力を持っているのか。
│なぜ、重い宿命につぶされなかったのか。
│誤解されたことはなかったのか。
\理解されなかったことは。
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なぜあの時、私にだけ見せたのか。今もわからない。
だけど絶対守りとおす。
友達に早く見せてあげたい。誰も他人から奪わない世界。
教えてくれた高校や中学の先生に。
僕だけが知ってる世界。
僕が理解できない人に理解されたとき、
自分の評価が高まったとき、無類の喜びを感じる。
人が自然と集まってくる。
この中の誰も傷つけない。
友人に助けられた。
昨日までの暗い気持ちが、嘘のようだ。
また頑張れる。
僕に期待の目が集まるのが、判る。
絶対に暗い気持ちの支配する、世の中にはさせない。
いよいよ、水曜日に決まった。
どうゆう結末になるかは、わからない。
なんなんだろう。
今までに、感じたことのない感覚だ。
|昔、否定されたことがあった。
|でも不思議と、穏やかな気持ちだった。
|『私は不幸だ。』と、そのとき感じた。
|今、向かい合ってる笑顔を見て
/⌒丶 │『この人たちは、幸福になるんだろうなあ。』と、
| ) < おそろしく冷静に自分に、言い聞かせた。
( 6 ・ε・)|『私は不幸だから、この力で世界中に不幸を、ばら撒いてやる。
|この、全ての幸福そうなやつらに復讐するのだ。』
|とはいつもの、私なら考えただろうが、
|このときは違った。
|すなわち、
|『この人たちの幸福を守りたい。』
|自分の卑小な考えに、嫌気がさしたのかと思った。
|とうとう、狂ってしまったか、こんなことを考えるなんて。
|生まれてこの方、誰かのためにした事なんてなかった。
|そんな私が、『誰かを守りたい。』などと。
|『この人たちが幸福になる、そんな未来もいいかもしれない。』
|初めて、指輪の使命を感じたのは、この瞬間かもしれない。
わけわからん。
晒しといてやるよ。
つくづく思い知らされたが、
世間は、結果によって個人を評価するが
結果を出す過程において、人が賛同しないと価値のあるもの足りえない。
私は、画面に向かってるときは、人を全く意識しなかった。
しかしこの劇場にも、観客がいて余興を楽しんでいる。
本屋を冷やかすかの様に巡回する人、
今か今かと、返事を待ちわびる人、
そんな中で私は普通に、人に接するような礼儀意識が、ここでは全く至らないのだと
痛感する。
人は生まれたときは、一人称であり
指摘されることによって、二人、三人と意識が高まる。
作り手が、意識するのは常に観客のことである。
作品が心に伝わるものなら、観客は応える。
伝わらないなら、おそらく分相応の結果が待っている。
日常生活では当たり前のことだ。
解答は観客への意識を、妨げる。
意識の有無以前に、語り部が解答を語るほど、目の前に靄がかかる。
自分が正しいと思っているだけで、自分以外は分からないからだ。
これは伝わってるとは当然、言えない。
伝えたいことまでの、道ができててこそ人は通れる。
当然、画面外の世界でのことだと思っていたが
内側にもあったのだ。
作るべき道が。
人に伝えるときは、何も敬語でなくてもいいんだ。
いやむしろ、そうじゃない方が良いのだ。
肩肘張った言葉は、自分が表現できなくなる。
俺は「表現」という言葉が嫌いだった。
先生などはすぐ、「じぶんを表現」などと言うが、
自分を表現できるやつなど、そうはいないからだ。
そんなことができるのは、クラスで人気者のやつと
リーダー格の奴だけだ。
だけど、最近この表現っていうのが好きになれそうだ。
どのくらい好きになるかって言うと、給食でマカロニグラタンが出たときぐらいだ。
いや、そこまでいかなかったかも知れない。
とにかく話を進めると・・・。
ある日、俺は寝る前に運動しようと思って外へ出た。
外は真っ暗闇で、誰もいなかった。
そのときなぜか俺は、気分が好くなったのでスキップで歩いた。
誰かが見たら、逃げて警察を呼ばれたかもしれないが
あいにく誰にも見られなかったし
俺は、別にどうしてもスキップをしたいわけではなかった。だから止めた。
ふと歩きながら、俺は「もし透明人間になったら」というお題目を、真面目に考えることにした
もし透明人間になったら、
1、存在を知られてはいけない。なぜなら、「透明人間がいる」と
ばれた時点で、全ての人間が俺を捕まえようとするだろうから。
2、名声を得られない、人の役に立てない、人徳が得られない
それぞれ存在が知られて、疑われる一端になりかねないから。
3、衣食住には困らない。
衣→人前に出るとき意外必要ないが、人から盗むなり、店から盗るなりすればいい。
心が痛むなら、麻布などのアパレル店で衣替えのシーズンに、毎週出る
カジュアルファッションゴミをいただく。誰にも
見えないから、恥ずかしがる必要はない。
食→コンビニの弁当か五つ星レストラン。だけど、どちらも盗み食いしたら
若手のウエイターがどやしつけられ、根に持った彼が
俺の正体を、見つけようとするかもしれない。
住→考えてみたらこれが一番ヤバイかも。
誰かの住居を、最終的には借りるわけだし。
旅館なら鍵も無い。けど、どうせならヒルトン、ハイアット、再開発された駅前
超高層ホテルなんかに泊まりたい。
ルームキーはボーイの後に、ぴったりくっつけば問題なし。
4、移動手段は自転車と、電車。だけど、満員電車は「なんか居る」ってことで
アウト。自転車は服を着込んで。これも夏だと熱い。
まあ誰にも気づかれないんだから、誰もいない時にゆっくりくればいいんだよね。
5、どこを歩こうが俺の勝手、これが一番うれしいことなんじゃないか?
普段は、えばり腐ったように建ってるビルにも入り放題。
守衛は役に立たない、マジックで落書きしましょう、是非。
問題はロックキーだけど、本気で入りたいと思ったら一日張っているだけで良い。
鍵が歩いてくるからね。
6、どんな格闘技の選手にも負けない。ただし、試合が組めないから夜道を
襲うしかないよね。
居るってわからなければ世界最強っす。あと、マスクマンとして参加しても
マスク脱いで、消えた時点で相手の不戦勝だし。
7、好きな女の子に告白できない。うおおおおーっ、これはツライ。
マスクをしてても、付き合ってくれる女の子っているのか?
映画でもやってたけど透明人間に、恋は禁物なのだ。
あと、強姦はいかんぞ。本気で。
長くなってしまったが上の文を、ミジンコでも分かるようにすると
誰からも認められないで、良いこともしないで
食べ物、服、家を他人から盗んで
皆が働いてるときに寝ていて、人が見られちゃ嫌な
ことを無理やり見て、不意打ちでしか相手を倒せず、好きな女の子に告白できない
というのが・・・、透明人間ということになる。
最低じゃん!!!っていうか俺がほとんど当てはまるのは何故???
・・・そこでふと気づく、「そうか、俺は透明人間だったのか。」
当然、透明人間から抜け出したい、抜け出さねば。
皆が働いてるのに俺だけ・・・。
俺はたくさん考えた・・・。
そして、そうだ!!!表現だ!!!透明人間が悪いことなら
逆の「表現する人間」は、正しいんだ!!!
こうして俺は、表現が好きになった。
でも、完璧な透明人間はいまだに羨ましい。もしこれから生きていて辛い
ことがあったら、君が透明人間になったときを考えてください。
ほんと、楽しいから。
あと指輪は今回のことではないです、まだ君の知らない世界があるのです。
自分って
割とすぐ近くにあるような、気がするんだけどなあ。
何が自分なのかって、考えたら「他人と違うところ」だよなあ。
「他人と似てる自分」は本当の自分じゃ、ないのか。
「似てる」から悪いのか。
「違う」から良いのか。
誰かと似てたほうが、得なことが多いけど
それは、「将来頼られる自分」になる為には、良くないってことかなあ。
俺たちは、なんでも楽なほうが好き。
難しいお勉強より、熱中できることをやっていたいものだ。
夢中で遊んでる間はどっちかって言うと、あまり何か考えたりはしない。
そうなったら、こっちのもんだ。
その分、遊び方を体が覚えるまでは結構、苦労したりする。
それで遊べない奴が出てくる。
じゃあ、最初っから指を動かすだけの遊び方なら皆、一緒に遊ぶかな。
それとも、観るだけでよかったら、皆一緒に遊ぶのか。
ストーリーも考えとくから、
敵も味方も、決めとくから、
どっから観ればいいのかも決めとくからさあ、
でも皆がそうしたら、どうなるのかなあ。
あれもやって観て、これもやって観てってキリがないね。
やってもらうためのゲームなんて、つまらないねー。
その内、いくらでも楽しい遊びがあるから
誰が何を考えているかなんて、どうでもよくなってくるのかなあ。
そうなったら・・・。
俺が最も恐れていること・・・。
よく「誰が悪いわけじゃない、皆、世の中が悪いんだ。」って、言うけど
そうだろうか。
誰も悪くなくて、このままなんの向上心も持たず
犯罪を犯さない限りは、誰も責められない。
そんな世の中が、悪い訳ないじゃないか。
むしろ、世の中は甘ったるいほど善くしてくれる。
では、いくら甘いからといって、『「世の中」だけを悪者にするのは
おかしい』と、言う事になると思う。
現代で一番悪いもの・・・それは誰か?誰だ?
本当に悪いのは、「悪くなっていく俺達」のような気がする。
なぜ平和な時代に悪くなっていくのか、俺にはわからない。
ただ、何もしない、何もできなかった
何もする気が無かった、無くなった
こういう、経験を積むことで他人をなんとも思わなくなったり
嗜好の逆転(人を傷つけて楽しむ、異常欲求)が起こるんじゃないかと思う。
バランスを崩すことが
人生の生きがいになるんだ。
本当にやばいのは、流れるままに生きる人間がその経験をつんだとき。
こういう人間には説得力がある。
流れるままに生きてきた人間は、誰も否定できない。
生きていくために、自己弁護のためのあらゆる効果的な手段を、知っている。
ずるくない、そう感じさせない。
「社会が自分を生んだのだ。」と言われたら誰もが、躊躇してしまうはずだ。
逆に、こういう後天人間の発言は
ある種のウイルスのような効果がある。集団が大きければ大きいほど
蔓延する。「そうだ、時代がこの子を生んだのだ。」
俺が一番怖いのは、かつて俺のように
こういう「煽動家」に、戻ってしまうことだ。本当に悪い奴とは、「悪くなって
いく意識」を利用できる
人間のことだと、俺は思う。そして最も恐れてることでもある。
(_(_)
⊂│ | |⊃<何だここは。
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(о∈о )
ノノノノ
よくわからんがおもろいね>1
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/ 〇 \ /
| ∩ | < 氏ねよおめーら
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\ ノ
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/ 〇 \ / 指輪をはめると、透明になる
| ∩ | < その能力に、ずっと疑問があった
| ● ● | \なぜ、全てをまとめる力が、「透明」なのか
\ ノ \________
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/ 〇 \ / 透明=人から見えない。
| ∩ | < 自然界にある物は、全て、見える物のはずだ。
| ● ● | \つまり、自然界には無いのだ。
\ ノ \________
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/ 〇 \ / 自然界に無いなんて、いったいどういうことだ。
| ∩ | < いや、存在しない物だからこそ「憧れる」。
| ● ● | \ 存在しないものが、全てを統べる?そんなこと
\ ノ \どう考えたっておかしい。
\____/ \まるで、・・・そう、あべこべなのだ。
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