コードギアスは文学だ!

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1DNS未登録さん
(板違いごめん。)

コードギアスは通常の娯楽アニメではない。
娯楽と文学を明確に区別するのは、人間臭さである。
たとえば、グレンラガンというアニメは良く出来た娯楽作品だった。
バッタバッタと敵を倒し、少年は障害を乗り越えながら成長していく。刺激的な女の子まで付いてくる。
人間の理想を現しているといって良い。

だが、本来、人間はたとえ成長しても、延々と悩みもだえるものである。

コードギアスは、娯楽性よりも、この人間の悩みや苦しみに明確に焦点を当てている。
主人公ルルーシュは、天才型の若者であるが、何かあるたびに「非情になれ!冷徹になれ!後悔などしない!」を延々と繰り返す。
これは、主人公の内面を良く現している。
主人公は、人間の情が好きで、冷徹になんかなりたくもなく、自分の行動に後悔を感じているのである。>>2に続く
2DNS未登録さん:2008/08/06(水) 03:43:48 ID:nzOZLvG4
こういう人間を人間として捕らえ、人間の悩みや苦しみに焦点を当てるものを文学的作品とよぶ。

もう少し例を引こう。
主人公が同じ天才型であることから、コードギアスをデスノートのコピーと言う人もいる。
だが、デスノートという作品は、良く出来た作品であるものの、娯楽作品としての枠を出ない。
主人公ライトの行動や姿勢は一貫して「自分は正しい」であり、主人公は、自分の行動への「後ろめたさ」のようなものを感じてはいない。
(最初のエピソードで悩みを感じるものの、その後は一貫している。)
これは、作品を読みやすくはするが、同時に、作品自体を軽いものにしてしまっている。読者は、ライトから現実の人間味を感じないのである。

人間味の例として、主人公の友人スザクを挙げても良い。
スザクは、自分の恋人を殺した友人を前にして、怒りに震えながらも、友人を裁くことが出来ない。
それどころか、友人の妹を救って欲しいという願いを聞き入れてしまう。>>3に続く
3DNS未登録さん:2008/08/06(水) 03:45:01 ID:nzOZLvG4
まさに、これこそ人間なのである。
娯楽色を強くするなら、ここでスザクはルルーシュに復讐してしまえば良い。視聴者は「やった!」と感じる。
だが、コードギアスはこれを避け、人間はそんなに単純では無いと主張する。ここで娯楽作品に慣れた一部の視聴者は混乱し、不快感を感じる。

恐らく、コードギアスは、娯楽物として、多くの視聴者が「やった!」と叫ぶような終わり方はしないであろう。
「人間とは何だろうか」という空虚で解決の無い残尿感のようなものを残すはずである。>>4に続く
4DNS未登録さん:2008/08/06(水) 03:46:20 ID:nzOZLvG4
コードギアスは放送中であり、結論を言うには早すぎるが、こういうアニメは非常に稀である。
娯楽性と文学性を合わせ持つ作品としては、エヴァ以来では無かろうか?

稀であるだけに、コードギアスに熱狂するファンが大量に出てくるであろう。
そして、コードギアスファンは、ファンであることを恥じてはいけない。
このアニメは、一般人に「コードギアスはすごい」と言っても、なんら恥ずかしくない作品なのである。

終わり。
5DNS未登録さん:2008/08/06(水) 07:53:33 ID:???
さっきコンビに行ったら、ガキが安いお菓子をポケットに入れて店を出て行った。
俺もそのまま追いかける形で店出たら、そのガキが5〜6軒先の本屋の前で立ち止まって、
店の外で回転するラックんとこで昆虫図鑑みたいの見始めたんで声をかけたのよ。
「さっきの店から持って来たモン、俺が謝って返しといてやるから。もうやるな」って。
そのガキ、しばらく唇噛みながら俺をじっと見つめてたんだが、だんだん目に涙が浮かんで来て
「ごめんなさい」って言いながらポケットから菓子出して俺に渡した。
色々有ると思うけど、男はどんな時でも間違った事だけはしちゃいけねえよみたいな事を軽く説教してやった。
ガキはずっと黙ってたが、俺がじゃあなって行こうとしたら、後ろから袖を引っ張って、
俺の目を真っ直ぐ見つめながら「もう絶対しない・・・男だから」って強い口調で言った。
俺、その菓子食いながら家に帰った。
6DNS未登録さん:2008/08/09(土) 15:02:27 ID:???
アニメサロンに立てた奴と同じ奴か?
ギアスが文学とか失礼にも程があるwww
7DNS未登録さん
>>1

削除依頼するまでがスレ立てですよ
後、ガ板のクラナドは人生スレでやれ。