自宅鯖立てたけど

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84DNS未登録さん
 夜になって、またパソコンをつけてみた。チャットに行くと、「けん」と「ぷるるん」が来ていた。
僕は「けん」にきいてみた。

“がち: けん、このまえの Linux の件だけどさ、どうすればいいのかな?”
“けん: おっ、食いついてきたね!今度の日曜日、秋葉原行くんだけど、なんなら、がちも行く?”
“がち: 秋葉原に?”
“けん: パソコンやパーツを見にだよ!”
“がち: へぇ・・・”
“けん: へぇじゃねーよ、お前、Linux やりたいんだろ?”
“がち: あぁ、そうなんだけどさ・・・”
“けん: 一万くらい、持ってこいよ”
“がち: な、なんで??”
“けん: もちろん、Linux 用のパソコンを買うためだよ!”
“がち: またパソコン買わなきゃなんないの?”
“けん: そうさ、だって別のOSなんだよ?今のWindowsを消してもいいわけ?”
“がち: なるほどぉ・・・。でも、Linux って、一万円でできるの?”
“けん: もちろん、中古のパソコンだけどさ、そのくらいでOKなんだよ”
“がち: ほほぉ・・・”

僕たちが、そんな会話をしていると、それまで黙ってた「ぷるるん」が、
“あんたたち、そうとうオタクね!!”と打ってきた。
そのうち、「ルン」もやってきた。
“なによ、ちんちん、けがけがって。”と、「ルン」が言った。
“へんな縦読みすんなっ!”と「けん」が言った。
女の子が増えてきたので、僕とけんは、Linux の話はやめることにした。

〜つづく〜
85DNS未登録さん:2006/05/03(水) 19:56:31 ID:???
 いつの間にか、11時になっていた。けっきょく、真美は来なかった。
みんなは、そろそろ寝ると言ってチャットを出て行った。「けん」が、
“じゃ、日曜日の10時、ラジオセンターの細い階段のとこで、たばこ吸ってるから”と言った。
“目印は?”と、きくと、“あそこは、おっさんしかたばこ吸ってないから、すぐわかるよ。”と言った。
“わかった。必ず行くよ” 僕たちは約束して、チャットを出た。

 朝になって、僕はさっそく、父さんに話してみた。
“リナックスで勉強したいんだけどさ、リナックス専用に、中古のパソコンが必要なんだ。”
“今度、友達といっしょに買いに行く約束したんだけど。だから・・それ買いたいんだけど。”
父さんは、“ふーん、それ、いくらなんだ?” と、きいてきた。
“一万円くらい” 僕が答えると、
“よし、わかった。それで、そのリナックなんとかってのは、英語の教材かなんかなのか?”
と、父さんは、いいように解釈してたので、
“そんな感じ” と答えておいた。
父さんは、“真面目に続けろよ〜” と言って、僕に1万5千円くれた。ラッキーだった。

〜つづく〜
86DNS未登録さん:2006/05/03(水) 19:57:47 ID:???
 学校から帰って、うちに入ろうと鍵を取り出した僕は、急に、公園に行ってみたくなった。
そのまま歩いて行ってみた。公園について、あたりを見回したけど、誰もいなかった。
僕は、道路を渡って、橋の向こうの、真美のアパートのほうを見てみた。でもアパートは見えなかった。
そのまま、本屋に行って、Linux の本を買った。ちょっと高かったけど、なんとなくわかりやすそうな本が
あったので、それに決めた。うちに帰って、部屋に戻ると、いつものように、パソコンの電源を入れて、
チャットを開いた。チャットも、誰もいなかった。さっそく、買ってきた本を見てみた。
しばらく本を読んでいると、チャットの、入室のベルが鳴った。画面を見てみると、「ぷるるん」だった。

 《 ぷるるん、はやいねー 》 僕が言うと、
 《 がちに、ききたいことがあるんだけど・・ 》
 《 なに? 》 と答えると、
 《 がちって、男だよね? 》 と、きいてきた。
 《 なんだよ、いまさら。そうだよ。》 と、僕は言った。
 《 わたし、女の子だよ。 》 と「ぷるるん」が言った。
 《 わかってるよ! 》 僕は答えた。
 《 わかってない!! 》 「ぷるるん」が言った。
 《 なんだよ、なんかあったの? 》 と、僕はきいてみた。
 《 ううん、なんにもないよ・・ 》 と「ぷるるん」は答えた。
僕は、しばらく返事に困っていると、「ぷるるん」は、
 《 また今晩来るからね☆ 》 と打ってきた。
 《 うん、待ってるから 》 と答えた。
 《 うん、待っててね☆ 》 と言った。すると、
突然、ログが流れ出して、あっという間に、2人の会話は見えなくなった。
そして、ぷるるんは退室した。

「ぷるるん」は、きっともう少し、やさしい言葉遣いで接してほしいんだと思った。
でも、いまいち、女のことはよくわからない。
父さんが、「女心と秋の空〜♪」と風呂で歌っていたのを、思い出した。

〜つづく〜
87DNS未登録さん:2006/05/03(水) 19:59:03 ID:???
 夜になって、チャットは、また、いつものメンバーになった。
今日はみんな、和やかに話していた。すると、「けい」が入室してきた。
(真美だ!)僕は、すぐに打った。
 《 けい、ひさしぶり!! 》
 《 みなさん、こんばんわ 》 と真美が打った。
 《 おっひさー! 》 と「けん」が答えた。
 《 おーぅ!けいちゃーん! 》 と「ルン」が答えた。
 順番的に「ぷるるん」だったが、「ぷるるん」は打たなかった。
5秒くらいシーンとした。
でもその後、
 《 みなさん、どうも。 》 と真美が答えた。
僕は、とにかくうれしかった。みんなで、5分くらい雑談したあと、僕は、
 《 けい、第2に行こうよ 》 と打った。
 《 はい 》 と真美が答えた。
そのとき、
 《 なんで????? 》 と「ぷるるん」が打ってきた。
 《 なんでって? 》 と僕は打った。
 《 がちって、なんで、そうなの???? 》 
 《 ねぇ、なんで??? 》
 《 がち、なんで??? 》と「ぷるるん」が打った。
僕は、困ってしまった。なんか、僕に怒っているみたいだった。

〜つづく〜
88DNS未登録さん:2006/05/03(水) 20:01:11 ID:???
 《 わたし、帰ります 》 と真美が打った。
 《 ばいばい 》 「ぷるるん」が言った。
「けん」が、
 《 がち、ぷるるん、お前ら何かあったのかよ? 》
 《 あ、けい、またねー! 》 と、打った。
「ルン」が、
 《 ぷるるん、どうしたん? 》 と、打った。
 
なんか、いやな空気になってきたので、僕はとりあえず
メッセで真美に送った。< xxx.xxx.xxx.xxx 真美、10分後くらいに待ってる。健二 >
すると、真美から返ってきた。< うん、あとでいくね。 >

 《 わたし、がちと2人で話したい 》 と「ぷるるん」が言った。
 《 あちゃー・・・ 》 「ルン」が言った。
 《 じゃ、そーゆーことで俺は帰るよん 》 「けん」が言った。
二人っきりにされたらマズい。僕は、
 《 けん、待ってくれ。 》
 《 ね、ぷるるん、自分勝手すぎない?みんな、いやなムードになってるんだよ? 》 と打った。
 《 わたしも、いやな気持ちにさせられたもん 》 と「ぷるるん」は答えた。
 《 あーあー、こりゃ大変だわー、がち、ちゃんと答えろよー、そりじゃ、あたいはこれで。 》
と言って、「ルン」は退室してしまった。
 《 じゃあ、またな ALL 》 と言って、「けん」も退室してしまった。
けっきょく、二人っきりになってしまった。

〜つづく〜
(この話はフィクションです)
89DNS未登録さん:2006/05/03(水) 20:15:47 ID:???
 夜になって、またパソコンをつけてみた。チャットに行くと、「けん」と「ぷるるん」が来ていた。
僕は「けん」にきいてみた。

“がち: けん、このまえの Linux の件だけどさ、どうすればいいのかな?”
“けん: おっ、食いついてきたね!今度の日曜日、秋葉原行くんだけど、なんなら、がちも行く?”
“がち: 秋葉原に?”
“けん: パソコンやパーツを見にだよ!”
“がち: へぇ・・・”
“けん: へぇじゃねーよ、お前、Linux やりたいんだろ?”
“がち: あぁ、そうなんだけどさ・・・”
“けん: 一万くらい、持ってこいよ”
“がち: な、なんで??”
“けん: もちろん、Linux 用のパソコンを買うためだよ!”
“がち: またパソコン買わなきゃなんないの?”
“けん: そうさ、だって別のOSなんだよ?今のWindowsを消してもいいわけ?”
“がち: なるほどぉ・・・。でも、Linux って、一万円でできるの?”
“けん: もちろん、中古のパソコンだけどさ、そのくらいでOKなんだよ”
“がち: ほほぉ・・・”

僕たちが、そんな会話をしていると、それまで黙ってた「ぷるるん」が、
“あんたたち、そうとうオタクね!!”と打ってきた。
そのうち、「ルン」もやってきた。
“なによ、ちんちん、けがけがって。”と、「ルン」が言った。
“へんな縦読みすんなっ!”と「けん」が言った。
女の子が増えてきたので、僕とけんは、Linux の話はやめることにした。

〜つづく〜
90DNS無許可さん:2006/05/03(水) 20:36:27 ID:???
>>34-44 >>49-61 >>68-88
を書き込んだ者です。
>89氏のような方がいらっしゃると、
続けるのはもう無理みたいなんで、
以降、ここには書きません。
お騒がせしました。m(_ _)m