海外に紹介したい、されている国産ミステリ

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1名無しのオプ
毛唐が読んだら驚愕するか、爆笑するか、それとも壁に投げ捨てるか?
商業的な成功は見込めるのか?それともまったく売れないのか。
言語の壁は越えられないのか
事情通の方にも情報キボンヌ。
2名無しのオプ:01/09/05 00:33 ID:T5HYxvZ2
広義のミステリだと、一番翻訳されてるのは、星新一じゃないかな。
3名無しのオプ:01/09/05 09:28 ID:Oxi4.bf6
>>2
一般的にはショートショートなら文化的背景の違いはあまり気にしなくても良いからね。
「ボッコちゃん」は聞いたことあるが、他にどんな作品が紹介されているのでしょうか?
作品集単位ではされてませんよね?
4らいつびる:01/09/07 16:08
>>1
ミステリーでは、
夏樹静子の「Wの悲劇」は
EQの尽力により欧米で英訳・発売されたらしいね。
島田の初期作品を台湾で売っているという話も聞いたことある。

ミステリーに限らなければ
一番有名な作家は三島でしょう?
5名無しのオプ:01/09/07 16:25
西村京太郎
6ixi:01/09/07 16:37
綾辻氏の作品は全部台湾で売ってるとのこと。
ソフトカバーで大きめでした。
7名無しのオプ:01/09/07 16:43
台湾では結構日本のミステリが翻訳されてるんじゃないの?
何しろ近藤史恵の「凍える島」だって出てるらしいし。
8名無しのオプ:01/09/07 17:16
タレントもそうだけど、アジアは「海外進出」
の対象外です

欧米で紹介されてなきゃ意味ないです
9名無しのオプ:01/09/08 08:29
1です。
わざわざこんなスレ立てたのは、以下によるものです。
(1)日本は世界最大のミステリ生産国である。
実際のところ、米国とどっちが多いのかまではわかりませんが少なくとも大差はないはずです。
(2)日本ミステリのレベルは少なくとも欧米に比肩するところにはある。
これは日本人である自分の思いこみかも知れませんが、欧米で売れたミステリは大概日本にも入ってくるわけで、
そういう作品との正当比較が可能なのは日本人しかいないわけですが、それらと比べても日本の良い作品が劣っているとは思えない。
日本でもファンが偏っているということもありますが、一般的には日本では国産ミステリの方がはるかに売れているようです。
それでも日本の作品が紹介されないのはなぜか。
101:01/09/08 08:40
(続き)もちろんミステリに限らず日本文学全般にいえることですが、ことミステリにおいては、そもそも作品そのものより、日本ミステリのマーケット状況を欧米に伝える努力はされているのか、
本当に欧米で日本作品のニーズはないのかその辺の議論が出来れば、と思ったわけです。
言語の壁という物も私が想像する以上に厚いのかも知れませんが、ともかく、日本作品を世界に知らしめるためにはどうしたらよいのか、というのがこのスレの主眼です。・・・などと書くと堅苦しいようですが、気楽にご参加いただければ幸いです。
日本からハリー・ポッターがでるとすれば、ミステリしかない!と思う方は是非レスをお願いします。

>>8ご意見おっしゃるとおりと思いました。まずミステリ先進国で評価されなければ意味がないということもさることながら、台湾のような著作権が無い地域でいくら売れても日本ミステリの地位向上には結びつかないでしょうから。
長文失礼!
11密室博士:01/09/08 10:30
乱歩も相当訳されてるよ。
フランスでは短編集が数冊出ていて、短編の7割程度は翻訳されてるって感じかな。
「二銭銅貨」の暗号も無理やり訳されていて笑える(「ゴジャウダン」がQuelle bonne blagueになっている)

それから神田のイタリア書房で「盲獣」のイタリア語訳を見つけたときは思わずのけぞった!
12名無しのオプ:01/09/11 18:41
近年の欧米(特にアメリカ)で主に書かれているミステリーというのは、
ほとんどが映画化を目的としたサスペンスなので、
日本の本格ミステリー至上主義というのは珍しい傾向がある。

・・・というような話を島田荘司だったかが言っていたような気がする。

現代欧米人にとって、日本で書かれているミステリーのようなものってのは
需要があるのかな?
もし需要があるとしたら、誰の作品(もしくは作風、ジャンル)なのだろうか、
というのは確かに興味があるな。

本格は好きなんだけれど、現代欧米人に需要がありそうな気がしないんだよね。
個人的には馳星周の「不夜城」なんかは
少しはいけるんじゃないかという気がする。
つーても、この手のものも欧米が本家な感じはするしな・・・

難しいよね。
131:01/09/11 23:55
>>12
日本だって欧米と比べれば本格が売れてるかも知れないが、そこまで本格偏重じゃないでしょ。
毎年このミス等の上位作品だって本格はむしろ少数派だし。
そういう意味では裾野は広いと思うんですがね。
まあ、ジャパニーズ新本格が支持されるとは思わないが、とりあえず受ける要素がある作品はいくらでもあると思いますが。
14名無しのオプ:01/09/13 13:04
映画化されてる作品って海外に出ていってるのかな?
近作なら「ホワイトアウト」「黒い家」「バトル・ロワイアル」等。
ま、原作の世界が十分表現されているか、というと疑問が残るが・・・
15ねつてつ:01/09/13 14:22
>12
実際、島田氏の仰る通りで、欧米(特にアメリカ)のエンターテイメン
ト小説は、映像化を意識したものが多いのです。アメリカは映画の本場
だけあって、映画1本の利益がハンパじゃない(ヒットすればの話だが)。
ので、新人作家は、書き上げた原稿をエージェントを通して出版社より
先に映画会社に持ち込んだりするのですね。
そんなわけで、アメリカのエンタメ系小説には、映画原作や脚本からの
ノベライズみたいな形で本が出ることが多い。

ちょっと話を変えますが、ここで本格ミステリの基本的構造というもの
を考えてみます。
本格ミステリの基本フォーマットは大雑把に言えば、「謎→サスペンス
的展開→探偵役による謎の解明」となります。
実はこの形式、映画というメディアには、あまり向いてるとはいえない
のですね。
理由いくつか。
1.ミステリは前半で伏線をはることが多いが、映画のようなリアルタ
  イムの映像表現では、本のように読み返しがきかない。
2.ゆえに、普通のストーリーの物とは違い、途中から見ても面白さが
  伝わらない。
3.前半ではった伏線を後半で解明せねばならないため、ラスト30分
  くらいは探偵役が喋りづめになり、動きに乏しい。

まあ、そうした所を補うためにカットバックを多用したりする結果にな
るのですが、これはワンパターンな形式と思われがち。
また、ミステリというのは「言葉」で締めくくられるストーリーなので、
輸出入するなら翻訳の技量というものも必要。
そう考えると、本格ミステリ映画の対極は、カンフー映画でしょうか。
善玉と悪役がどこから見ても一目でわかって、何喋ってるか解らなくて
も観客は「行けー!そこだー!ぶちかませー!!」^^;;

どうしても、アメリカのエンターテイメントはアクションやサスペンス
に傾く傾向が強いのです。
ハードボイルドの出現以来、アメリカの本格ミステリはマイナージャン
ルへと変容していった感がありますねー
現在ではアメリカでガチガチの本格ミステリを書いている作家は、ホン
ト、少数ではないでしょうか?
あと、出版事情の違いもあるようで、日本だったらどこの地域でも近場
の大型書店に行けば、大抵新刊のラインナップが一緒だったりしますが、
アメリカでは、余程のベストセラーや大出版社が刊行した本でもなけれ
ば、どの地方でも出回ってるというわけではない模様。
本格ミステリはマイナー属性のため、専門書店でもなければ買えなかっ
たりなんてこともあるようです。
いやー、やっぱ日本は特別だと思いますよ^^
16名無しのオプ:01/09/13 15:23
ホワイトアウトは無理と思われ
アメリカ人にとっては地味すぎ
17名無しのオプ:01/09/13 15:47
USAではないが、デクスターだって本国で売れたから日本に入って来たんだよね。
英国あたりならぜんぜん本格ニーズがないわけじゃないと思われ。
1817:01/09/13 17:05
もう一つ。どなたか知ってたら教えてほしいのですが、
ブランドの「ジミニー・クリケット事件」が高く評価されてるのは日本だけでしょうか?

短編ながらちょっと間違えればもろ新本格じゃん、と思っているのは私だけ?
19名無しのオプ:01/09/14 22:20
森博嗣の犀川萌絵シリーズが韓国で販売されてるんじゃなかったっけ?
イラスト入りで。
20あぼーん:あぼーん
あぼーん
21名無しのオプ:01/09/15 15:57
>>19
今月のHMMで韓国特集組んでたが、所詮はミステリ後進国。日本のミステリもってけば売れるに決まってる。
22名無しのオプ:01/09/15 18:45
まずはどんな作品・作家だったらウケる可能性があるのか、思うところをランダムにあげてみたら?
個人的には宮部みゆき、逢坂剛あたりがどうかと思うが。
23名無しのオプ:01/09/16 01:36
綾辻とかは?
それなりにブラックさでイケるとおもうんだけど。
24名無しのオプ:01/09/16 01:51
世界を舞台にした熱い熱い冒険小説かな。船戸与一とか。
あるいは逆に、日本情緒が炸裂してる怪談や幽霊話。岩井志麻子とか。

本格は難しいかも。時刻表ミステリは無理だよね。
25名無しのオプ:01/09/16 01:51
京極は無理だろうね
あれは日本人の娯楽として読むのがいいでしょ
日本文化風俗の研究してる
アメリカの学生とかが読むんなら楽しいかも
26あぼーん:あぼーん
あぼーん
27名無しのオプ:01/09/17 12:53
「永遠の仔」とかは?
幼児虐待テーマはあちらの方がインパクトあるみたいだし。
28名無しのオプ:01/09/17 14:00
むしろ「匣の中の失楽」とかの方が売り出し易いかも。
「日本が生んだ一大奇書」とかいって。
29名無しのオプ:01/09/17 14:38
時刻表を使ったアリバイトリックは
決して理解してもらえないだろうな。
列車が分単位で正確に来る日本でしか通用しない。
30名無しのオプ:01/09/17 14:47
>>29
時刻表を使ったアリバイトリックなんて、日本でも(最近は)売れてないだろ!
31名無しのオプ:01/09/26 23:58
横溝正史「犬神家」は外国で出版されている。
日本髪の女性と「斧・琴・菊」が表紙に描かれているのを見た覚えがある。

・・・それが書かれていた本がなんだったか失念しましたが。
32名無しのオプ :01/09/27 01:31
皆さんは、インドネシアの探偵小説があれば買って読みますか?
インドネシアならではのものがあれば、あるいは買うかも知れませんよね。
欧米での日本のミステリもそういうことです。
 
33名無しのオプ:01/09/27 07:13
そーいえば、海外赴任の多い役職の人が新聞に書いていましたが、
その国を知るにはその国のミステリーを読むのが一番だそうです。

日本特有(?)の時刻表トリックなんかもそうですが、その国の
国情・思想・常識の元でしか成り立たないトリックと動機のてん
こ盛りだからだとか・・。

だから、インドネシアに毎年旅行に行くような人はインドネシア
の探偵小説を読んでいくのが今後もトラブルのない良い旅の鍵か
も。
34名無しのオプ:01/09/27 07:40
>32では、京極小説とかが売れるのかな?
35名無しのオプ:01/09/27 10:03
>33
「彼はその時間メッカに祈りを捧げていたから犯人ではあり得ない」
とか?
3632:01/09/27 11:05
映画の世界では、たとえばフランス映画でもイギリス映画でさえも
ヒットしても、その作品をアメリカで配給するのではなく、
ハリウッドでリメイクします。

だから日本で世界的傑作ミステリが書かれても、それがそのまま
翻訳されるというよりも、原作権を売って、向こうの出版社が
リライトするという方が実現性が高いと思うのです。
最近の日本のミステリもかなり質が高いのが出てきたと思います
ので、出版社の方々もトライしてみたら?
37名無しのオプ:01/09/27 12:19
高村のリヴィエラを撃て
38あぼーん:あぼーん
あぼーん
39名無しのオプ:01/09/27 18:27
>>32
それは趣旨が違ってないか?
インドネシアのだろうがアフガニスタンのだろうが、「面白い!」とわかってりゃ買うよな。
お国柄は関係ない。
ただ、(文化的な背景等も考慮しても)それらの国に面白いミステリが実際あるとも思われないが、日本には面白いミステリがあることを少なくとも我々は知っている。
この違いは大きいんじゃないかな。
40名無しのオプ:01/09/27 18:30
夢野久作のドグラマグラは?
41名無しのオプ:01/09/27 18:47
>>37
世界の笑い物にするため?
42名無しのオプ:01/09/27 18:47
>>40
面白いかも知れんが翻訳が大変だろ。
日本ミステリの典型と思われても困るし。
43名無しのオプ:01/09/28 03:23
>>42
典型と思われるならそれはそれで素晴らしい。
44名無しのオプ:01/09/28 04:18
日本は普通の人でミステリを読む人が多いと思うけど、
欧米だとちょっと層が狭まるような……
例えばイタリアで吉本ばななが流行ったってきいたことあるけど
それは部数でいうと数万だったような覚えがあるのですが。
45名無しのオプ:01/09/28 13:54
乱歩はけっこう翻訳されてる、と聞いたのですが、
それは…どんなふうに受けとめられてるんでしょうか…
46ねつてつ:01/09/28 13:57
>海外での乱歩評価
エキゾチック・ジャパン?^^
47名無しのオプ:01/09/28 14:02
>44
イタリアでミステリーというと「薔薇の名前」しかイメージがわかない
48名無しのオプ:01/10/28 22:02
安部公房はどうでせう。
49名無しのオプ:01/10/28 22:11
安部公房はミステリではないでせう。
50名無しのオプ:01/10/28 22:14
海外で横溝静史の「獄門島」が訳出されたってほんと?
あの叙述トリック(メール欄)をどうやって訳したんだろ?
51名無しのオプ:01/10/28 23:49
>>50
 「獄門島」..げ、マジ?
それって...読むヒトも限定かも。(笑)
52名無しのオプ:01/10/29 00:16
>>48 >>49
「燃えつきた地図」って「ミステリではない探偵小説」になるのかな、、、?
53密室博士:01/10/29 00:37
「犬神家」ならフランス語に訳されてるけど、「獄門島」の外国語訳はまだないんじゃないかな?
ちなみに「犬神家」のフランス語タイトルは"LA HACHE LE KOTO ET LE CHRYSANTHEME"
直訳すると「斧(よき)、琴、そして菊」
うう、かっこいいぞ。
54名無しのオプ:01/10/29 00:39
獄門島や手毬唄など、横溝の有名作品は、中国語訳が出てるよ
55密室博士:01/10/29 00:48
>>54 おおそうだったかスマソ。
56名無しのオプ:01/10/29 01:26
>>47
ハルキ文庫からイタリアでベストセラーだという
『モンタルバーノ警視』モノが二冊出てる。
なんつーか
イギリス産とフランス産の警察小説を折衷したよーな小説だったが。
57名無しのオプ:01/11/25 17:18
宮部みゆきの仏語訳を二冊めっけました。
『火車』=La carte vers l'enfer (地獄へのカード?)
もう一冊は「タナベ書店」とか、そんな感じのタイトル。
大きめの書店で、日本ミステリの訳本が50センチくらい並んでる棚の中から。
58名無しのオプ:01/11/25 20:15
アメリカに住んでた頃、ミステリー専門書店に、よく行ってた。
向こうでは、意外に英国作家の作品が入手しにくかった。
ゴダードの初期作品なんかは、日本の書店の方が入手しやすいだろう。

あと、トラベル・ミステリーは、どこがいいのか魅力が分からないみたい。
鉄道だの温泉だの、日本の旅情はヤンキーには難解なのでしょう。
だから、京太郎氏は向こうじゃベストセラー作家にはなれなかったでしょう。
59禿人:01/11/25 20:19
>>58
アメリカは徹底して車社会だからなー。
クロフツの爪の垢でも煎じてヤンキーどもに飲ませてやれ。
60名無しのオプ:01/11/25 20:19
時刻表トリックは
日本くらい正確に発車時間や到着時間を守れない外国では
あんまりピンとこないって聞きましたが
トラベルミステリーが受けないってそのせいもあるのかな?
関係ないか。
61禿人:01/11/25 20:22
そんなこともないと思う。2,3時間に一本くらいしか列車が来ない
路線では少々到着時間がずれようがアリバイに支障ないからね。
62名無しのオプ:01/11/25 20:23
つうかトラベルミステリーじたいつまらんし
63名無しのオプ:01/11/25 20:29
つうかメフィスト賞受賞作をバンバン翻訳して毛唐どもを仰天させてやりたい。
大森望さんよろしくお願いします(笑
64名無しのオプ:01/11/25 20:40
↑日本の恥ヤメレ
65名無しのオプ:01/11/25 20:58
大森望の推薦文には毛唐もきっと怒るぞ(笑
66名無しのオプ:01/11/25 23:13
>>63
火蛾とかイスラム教徒が本当に読んだらどう思うのだろう?
67名無しのオプ:01/11/25 23:43
感情移入するキャラのパターンが違うから、
本格推理系以外は難しいんじゃないかな、と思う。
68名無しのオプ:01/11/26 01:33
>>45
>乱歩はけっこう翻訳されてる、と聞いたのですが、
>それは…どんなふうに受けとめられてるんでしょうか…
エロ・グロ・ナンセンス。
69名無しのオプ:01/11/26 13:06
時刻表ミステリ…松本清張はクロフツに触発されたと思っていたので、
日本の時刻表ものが外国で理解されないとは思っていませんでした。
UKは、アガサ=クリスティーの「パディントン発4時30分」でも、列車の
すれ違いや地形によってスピードがかわる話が出てくるし、USAでも、
サスペンスもので、結構、時間が間に合うか合わないかでスリルを
もりあげているから、うける可能性はあるのじゃないかしら。
「シャドー81」は、時間も重要だったと思うけど……

あと、少年文学で、インドの「盲目の目撃者」が翻訳されています。
文化は違ってもそれなりのミステリはあると思う。
昔の中国の判官もの、オランダの人が作ったディー判事じゃなくて、
「聊斎志異」などの清朝小説に出てくる、名知事の名裁判ものは、
日本の大岡越前守みたいなもので、そういうのも含めると、きっと
ペルシャにもアラビアにも似たようなものがあると思います。
70名無しのオプ:01/11/26 17:30
>69
向こうの列車で時刻表に忠実なのは、オリエンタル特急とか
大陸横断鉄道みたいなのが多いでしょ? クロフツしかり、
クリスティーしかり、ブランド志向の金持ち向きミステリーで
あって、庶民っぽさをウリにしてる日本の旅情ミステリーとは
違う。トリックも本格的でないとダメだし。
ねつてつ 気が狂え、狂っちまいナYO!よ!YO!
72名無しのオプ:02/01/07 13:44
ねつてつ 気が狂え、狂っちまいナYO!よ!YO!
73566:02/01/11 19:06
良スレあげ
74名無しのオプ:02/02/02 22:14
夢野久作の「ドグラマグラ」は翻訳されていると思う。
何かのSFで引用している箇所があった
75名無しのオプ:02/02/02 23:16
>74
タイトル教えてけれ。
そういや著者の紹介文のとこに「国内外の日本文学・・・(?)に賞賛(?)されてる」
とか書いてあった気が。
76名無しのオプ:02/02/02 23:37
火車→All She Was Worth
amazon.com現在37,473位てゆうのはどうよ?

77密室博士:02/02/02 23:39
>>75
狩々博士『ドグラ・マグラの夢』の巻末に載ってるダイジェスト翻訳のことと思われ。
78名無しのオプ:02/02/12 23:16
>>31
La Hache Le Koto Et Le Chrysantheme
表紙の絵がヘロヘロ
79名無しのオプ:02/02/12 23:18
>>78
>>53でがいしゅつ。
80名無しのオプ:02/02/13 00:15
スマソ、見落とした
81名無しのオプ:02/03/17 01:30
良スレage
82名無しのオプ:02/03/17 01:35
やっぱ清涼飲料を忘れちゃいかんだろ。
83名無しのオプ:02/03/17 03:51
飲料水は日本語訳が欲し(=゚ω゚)ノぃょぅ
84名無しのオプ:02/03/17 05:51
なんか>50の(メール欄)だけ見ると、「獄門島」て(人間的に)ひどい作品
に感じた…。
時代が時代だからしょうがないけど。
85名無しのオプ:02/03/17 08:42
「高天原の犯罪」英訳キボーン
86名無しのオプ:02/03/17 08:59
佐藤亜紀は、外人に「日本を知るために読むべき文学は?」と質問されると、
「とりあえず高村薫を読んでおけ!」と言うそうだ。
87名無しのオプ:02/03/17 09:04
なんてこと言うんだ佐藤亜紀は!

日本人の心根には「ホモホモ意識」が標準装備されていると
外人に思われたらどーする!
88名無しのオプ:02/03/17 09:58
映像化がしやすいものが受けるのなら
滅びの笛(かなり古いが)
バトルロワイヤル(既に映画化されたが)
ソリトンの悪魔(いかにもハリウッドぽっい)
なんか丁度いいんじゃないの
89名無しのオプ:02/03/17 10:20
日本ではあんまり知ってる人いないけど、
戸川昌子の小説は色んな国で売られているらしいよ。
90名無しのオプ:02/03/17 21:45
できるものなら英訳してみな。
泡坂妻夫「しあわせの書」
91名無しのオプ:02/03/17 21:48
>87
それ栗本薫のことじゃないの?
92名無しのオプ:02/03/17 22:06
>91
すいませんが教えてください。
栗本薫って人は、昔クイズヒントで
ピントに出てた中島梓と同じ人ですか?
93名無しのオプ:02/04/05 12:38
>>92
そうだよ。
って3週間も放置されてかわいそうに(藁
94名無しのオプ:02/04/29 19:55
地味スレage
95パーカー信者:02/05/05 20:47
先日ロンドンの本屋で、高木彬光「刺青殺人事件」の
英訳が売られてるの見たよ。
実は未読なので、表紙を眺めただけだったけど…
96名無しのオプ:02/05/07 14:16
既出だが、ドグラマグラが最もインパクトあるような気がするが。
97名無しのオプ:02/05/07 14:23
>>96
チャカポコチャカポコって英訳してみな(w
98名無しのオプ:02/05/07 19:44
chakapokocyakapoko
99名無しのオプ:02/05/13 16:59
ciacca pocco ciacca pocco
100名無しのオプ:02/05/20 01:22
黒川博行なんかの関西弁ミステリーは、英訳しようがないね・・・
直訳されても、情緒も何もない。
あと、叙述トリックなんかにも、使えなくなるのがありそう。
101名無しのオプ:02/05/20 01:30
島田荘司とかは結構人気でそうなのにな。
あとは古畑任三郎とか、
刑事コロンボ風でいいと思われ。
102名無しのオプ:02/05/20 01:40
アメリカでやったら本気で盗作だと告発されそう。>古畑















……てめーはライオンキングやアトランティスやってるくせによー。
103名無しのオプ:02/06/28 08:45
さるべーじ
104Hasting:02/06/30 04:54
難しいんじゃないですか?売れると思わない。それより日本語のクリステイーを英訳すれば全く新しくなる。
105名無しのオプ:02/08/06 08:35
保全age
106名無しのオプ:02/08/20 03:51
107名無しのオプ:02/08/20 04:04
 舞城王太郎の英訳は可能か?
108名無しのオプ:02/08/31 01:18
亡国のイージス
ああいう深刻ぶったお気楽小説はアメリカ人に好まれそう。
109名無しのオプ:02/09/11 21:31
松本清張「点と線」は翻訳されてるんじゃないかな。
「説明しすぎでつまらない」と言われた、とどこかのエッセイで読んだような
110名無しのオプ:02/10/11 08:35
さるべーじ
111名無しのオプ:02/10/24 00:39
http://www.yomiuri.co.jp/00/20021015i314.htm
夢野久作スレから引っ張ってきました。
ドグマグや占星術、はたまた逢坂剛等がどう評価されるか、楽しみです。
112名無しのオプ:02/11/18 03:04
台湾での占星術殺人事件のレビュー

216.239.53.100/search?q=cache:2J-tbiwR21EC:bbs.ee.ntu.edu.tw/boards/Mystery/6/5/15.html+%E5%8D%A0%E6%98%9F%E8%A1%93%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6&hl
=ja&ie=UTF-8&inlang=ja

霧越邸殺人事件
ttp://www.windmail.org/famouswork/japanese_002.htm
113名無しのオプ:02/11/18 20:41
ドグマグを是非、クイーンに読んでほしかった。
114名無しのオプ:02/11/25 17:54
115名無しのオプ:02/11/27 00:49
>>114
>mathumoto seicho
 ~~~~~~~
こういう読みかたされてんのね
116名無しのオプ:02/12/01 11:29
それにしても、「リング」を英訳して売り出そうって商売っ気が角川にはないものか。
版権だけ考えても相当高く売れそうなものだが。
117名無しのオプ:02/12/01 18:04
>>116
つーか、アメ公連中に、リングの原作があの程度の、ただの虚仮威しに近い話だと誤解されること自体が
非常に鬱なんですが。
118名無しのオプ:02/12/01 20:41
>>116
本にする価値はないと判断されたのでは?


119名無しのオプ:02/12/05 23:28
バトロワとかは売れんだろうか?
コミック版とか見ると結構売れそうな気はする。
120名無しのオプ:02/12/12 22:56
京極の「鉄鼠の檻」はガイジン受けがよさそうだと思う。
禅寺が舞台で和装の主人公。京極堂の薀蓄もzenの好きな人にはおもしろいだろうし。
翻訳の難しさとシリーズの途中ってのが問題だけど。
121名無しのオプ:03/01/22 22:24
ミステリーじゃないけど、山田風太郎の忍法帖シリーズはどうよ?

もしくはVシネマ
122山崎渉:03/01/23 18:16
(^^)
123名無しのオプ:03/01/26 18:09
山口雅也は?
124名無しのオプ:03/03/13 20:43
保守アゲ
125山崎渉:03/04/17 15:54
(^^)
126山崎渉:03/04/20 02:52
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
127山崎渉:03/04/20 07:03
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
128名無しのオプ:03/05/21 10:52
さるべーじ
129山崎渉:03/05/22 04:15
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
130山崎渉:03/05/28 12:44
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
131名無しのオプ:03/06/10 23:13
バーティカル社というNYのベンチャー出版社で、米国向け日本作品の商業出版に乗り出すとの記事が
ダ・ヴィンチで紹介されていた。
最初のラインアップは「リング(鈴木光司)」「棒の哀しみ(北方謙三)」「きらきらひかる(江國香織)」
「グイン・サーガ(栗本薫)」
>>117 はようやくちょっとは溜飲を下げそうな。
132名無しのオプ:03/06/12 01:02
ところで「仄暗い水の底から」のビデオは「Dark Water」だって。
「ほの」という情緒はないものか。
133名無しのオプ:03/06/19 19:17
高木彬光の検事霧島三郎シリーズの「密告者」が、オーストラリアで出版された、という話は聞いたことがある。
134名無しのオプ:03/06/19 19:38
山田風太郎
135名無しのオプ:03/06/19 22:46
>>90
「11枚のとらんぷ」は英訳が出てるよ
136山崎 渉:03/07/15 10:42

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
137山崎 渉:03/07/15 13:30

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
138山崎 渉:03/08/02 02:22
(^^)
139名無しのオプ:03/08/09 08:36
東雅夫編「ドグラマグラ幻戯」に狩々博士「ドグラ・マグラの夢」巻末附録の『ドグラ・マグラ』英文梗概が載っていた。
いちおう全部ストーリーが訳されていてすごかった。
140名無しのオプ:03/08/09 09:21
泡坂妻夫の「喜劇悲喜劇」は絶対無理だな。
っつか、欧米に回文ってあるんだろうか?
141名無しのオプ:03/08/09 09:25
Madam, I'm Adam.
142名無しのオプ:03/08/09 09:30
「不思議の国のアリス」だって本当は邦訳不可能だけど訳されてはいるよね
143名無しのオプ:03/08/12 02:32
>>140
柳瀬尚紀の書いたもの(翻訳ではなく)なんかを読んでみると、その辺の事情が
ちょっと分かるかも。
144山崎 渉:03/08/15 15:09
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
145名無しのオプ:03/08/29 20:29
重複あげ
146名無しのオプ:04/02/27 00:29
うわっ、半年ぶりのレスだ・・・
ところで、「OUT」って、MWAの候補になってるって知ってた?
漏れもびっくりしたが。
147名無しのオプ:04/02/28 00:20
エドガー賞のことでしょ。知ってた。
148名無しのオプ:04/03/23 16:51
今頃知ったのかw
149名無しのオプ:04/03/23 23:29
>>148
つうか、1ヶ月前のことに「今頃」と言われても・・・
150名無しのオプ:04/07/05 15:21 ID:n3ALa0Dg
この黒田藩プレスってところで日本の小説を英訳したりしているみたい。
ttp://www.kurodahan.com/j/j_top.html

商品一覧に眉村 卓の司政官がAdministratorとして英訳されているらしい。
他に朝松健編集のクトゥルー神話のアンソロジー 秘神界も英訳するらしい。

つうか、書き込み無いね・・・
151名無しのオプ:04/08/17 05:40 ID:ifYd3/Fs
>>89
「推定無罪」は戸川の「猟人日記」(英訳されている)からトリックを
パクったらしいよね。
152 ◆y0lqDWQMOI :04/12/09 22:57:45 ID:dJUkJmkE
「ドグラ・マグラ」仏訳版購入。
読めないけど。
153板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/10 12:29:45 ID:zt8ATMRA
>>152
どうやって見つけたんだ?
154 ◆y0lqDWQMOI :04/12/10 17:11:42 ID:UFSXaheA
>>153
丸善で偶然。
マグリットの絵画が表紙だったので、気になって手に取ったら夢野久作
だった。
この板の夢野スレで確認したら、遥か昔に既出だったようです。
155名無しのオプ:04/12/19 23:10:46 ID:22vkYLmt
大阪圭吉が活躍したのは黄金時代後期あたりか。
その頃にクイーンが見出して紹介してればなあ。
156名無しのオプ:2005/05/06(金) 23:23:35 ID:4lp3cG2r
欧米にもかなり気合いが入ったミスオタっているんだと思うが、そいつらは
日本のミステリ事情についてどのくらい通じているんだろうか?
157名無しのオプ:2005/05/06(金) 23:57:48 ID:xKRACoui
でも日本のミスオタでもイタリアのミステリが薔薇の名前だけ、
それも世界中でベストセラーになったから知ってるっていうくらいのもんだよな。

逆を考えればディープなミスオタがいてもそんな期待できない気もする。
英訳されてるやつくらいは読んでる程度じゃないかな。
158名無しのオプ:2005/05/07(土) 08:58:39 ID:n4GYLHQG
>>157
まあ、確かにそうだが。
でも、イタリアのミステリが米英に匹敵するほど盛んであるとはとても思えない
(それすら認識違い、という可能性はあるが)。
逆に言えば、日本では米英に匹敵するほどミステリが生産されており読者も多い
という事実が、どの程度欧米で認識されているかという点にも興味があるのだが。
159158:2005/05/07(土) 09:32:13 ID:n4GYLHQG
さらにアニメやコミックがあれだけの日本オタを産んでいることを考えれば、
ミスオタから日本オタになって、今では日本語にもある程度通じている、みたいな強者
が出てきてもおかしくないレベルにはあると思うんですがね。日本のミステリは。
160名無しのオプ:2005/05/09(月) 14:53:28 ID:VzZCgGhT
>>159
 そこは世界中に進出し、実際にふれる機会の多いアニメと、ほとんど紹介され
ず接する機会もないミステリの違い。さらに言うなら、言葉が理解できなくても
ある程度はその良さが理解できるアニメと、言葉が理解できないとその内容を知
ることさえ出来ない小説の違い。
 アニメの場合、まず映像を実際に見て、これは素晴らしいから内容を理解する
ために日本語を学んだという例は珍しくないが、内容を全然知らない日本のミス
テリを読むために日本語を学ぶということはまずないだろう。誰かがきちんと紹
介しない限り、ミスオタから日本オタが生まれる可能性自体がほとんどない。

 まあ、『OUT』がエドガー賞候補になったことで、現在、一躍日本のミステ
リが注目を集めるようになっていることは間違いない。ただ、日本のミステリが
海外の読者の目から見て、英米の作品に匹敵するレベルにあるかどうかは微妙だ
と思うけど。
161名無しのオプ:2005/05/09(月) 20:53:37 ID:nYNHyuNu
>>160
おっしゃることはまったくもってそのとおりだと思うし、事実そうなのだが、
要は、オタクたるもの考える以上に貪欲で、負けず嫌いじゃないかということ。
日本のミステリのレベルは米英より上か下かは別にして、少なくとも日本じゃ
国産ミステリが一番読まれていて、ミスオタであっても日本ミステリの現状に
それなりに満足しているのではないか。
それに加えて日本では翻訳作品だってかなりの数が入ってきて、手軽に読める。
こういう現状は欧米のミスオタにとっては(もちろん知っていればの話だが)
ものすごく妬ましく思えるのではないか、ということ。
まあ、「知っていれば」と書いたが、日本のミステリに関心を持っているミスオタ
など欧米にもほとんどいないだろうし、その辺、逆に言えば日本側のPR不足の
感も否めないかな、と。
162名無しのオプ:2005/05/21(土) 21:52:25 ID:NEssWOVY
自分が紹介したい訳じゃないしミステリかどーかも微妙だけど。
アメリカの日本大好き娘が、どこからか京極夏彦を知ったらしい。
「どんなの?」「日本の昔の話?」「日本独特な感じ?」
とやたらめったら聞いてくるんだが…何て言ったらいいのか解らない。
漢字に憧れるらしい。本を開いては「英語で言うとどういう意味?」ってorz
MENKOTOYOROSYU!なんて知らないよ…
163名無しのオプ:2005/05/24(火) 19:54:38 ID:HFoUvpUA
メフィストに有栖川が台湾のミステリ事情について書いているが、日本作家で
特に人気があるのが綾辻で10冊くらい翻訳されてるらしい。ドグラマグラは脳髄
地獄と言う訳題だそうだ。
164名無しのオプ:2005/05/25(水) 16:53:06 ID:4q4Z3p47
>>163

4年も前に既出だろう
>>6

 ちなみに去年北京に出張した時に見たら、
『暗黒館』以外の館物は全部訳されてた。

 それ以外では首藤瓜於の『脳男』があったのに
ちょっとびっくり。
165名無しのオプ:2005/07/22(金) 18:19:51 ID:e6KQgD8K
亜愛一郎シリーズ。
166名無し物書き@推敲中?:2005/09/04(日) 12:04:43 ID:xvukSuIg
sg
167名無し物書き@推敲中?:2005/09/21(水) 12:00:03 ID:0S9pxxKh
@
168名無しのオプ:2005/09/21(水) 12:45:58 ID:wnSOmMEY
笠井潔の『哲学者の密室』はフランス語に翻訳すべきだ、とある評論家が言っていた。
169名無しのオプ:2005/10/04(火) 21:33:58 ID:4lCjgxwA
ドイツ語だったような
170無名草子さん:2005/10/14(金) 10:16:00 ID:9khspoVa
k
171名無しのオプ:2005/11/07(月) 04:52:13 ID:ad5aGxeZ
ノリリン
172名無しのオプ:2006/03/18(土) 23:14:59 ID:AfcBnZVI
新宿鮫は?
意外にウケそうなきがするが。
173名無しのオプ
アニメ化するといいんじゃね?
そしたら世界中に勝手に広まるよ。