＠どマイナー作家、天城一＠

2chならではこそ、こういった一般にはあまり知られることのない
作家のスレッドを立ててみました。

とりあえず｢急行さんべ｣に萌えました。

マニアが小説を書いたって感じ。文章、下手くそ。

一度、「高天原の犯罪」が収録されている
「透明人間大パーティー」買い逃してから、
全然、古本屋で見ないよ！
シャレード、通販で買うしかないのか……。

私にとっては山沢晴雄と並ぶ｢宝石｣常連だったマイナーだけど
面白い作家です。

逝去したら、全集……でないだろうな……。

>>5
おいおい、「宝石」には短篇三つしか発表してないよ。ラジオドラマを
入れても四つだ。

山沢晴雄は九篇寄稿しているけど、これだって常連とはいえんだろう。

あんまり記憶にないです。
短編２編ほど読んでる筈なんだけど。

岡田鯱彦も同時代だったけ？

高天原の犯罪ってそんなに意外な結末かな？
すぐ見当がついたんだけど。

高天原の犯罪ってどんな話？

高天原で犯罪がおこる。

有栖川が「密室大図鑑」で取り上げていたので、
すごく読みたい。＞高天原
「見えない人」のバリエーションらしいけど、
どんなトリック使っているんだろう？

「見えない人」かなあ…ホックの「○○形○○○」
の裏返しみたいな…ダブルネタバ？
ああ、あと牧薩次の…♪トリオで変身トリプルネタバー！
あと「高天原」はおれのベストに入るが
アリバイものはどうも…

>>4
シャレードの通販申し込むならお早めに。
コミケでは完売したそうです。

参考
ttp://www.tctv.ne.jp/tuckf/Diary/20010811~.htm#Day11

「鬼面の犯罪」だけ読んだ事あるけど最後まで読んでも
どういうトリックが使われたのか理解できなかった。鬱だ…。

「高天原の犯罪」ってトリックだけで言えばとんでもないﾊﾞｶﾐｽ
有栖川のように密室物のｹｯｻｸと位置づけるのはいかがなものか？
なんか期待して読んだら損したような気がしたもので・・・
まあ、トリック云々の作品ではないんでしょうけどね

あぼーん

>>14
折原一の短編にもほぼ同じﾈﾀが使われていたよ

あぼーん

あぼーん

>>19
もしかして、（mail欄）？

>>17
「高天原の犯罪」の真価はトリックではなくてレトリックにあるのでしょう。
摩耶正の妙なペダントリーのおかげで、凡作から抜きん出ていると思います。

が、いくらなんでも「夏の時代の犯罪」はダメだろう、などと思ったりして。

age

>>19
そうそう、「七つの棺」に入ってるやつ
でもあれを解説で「高天原の犯罪」のパロディーって書いているのはﾈﾀﾊﾞﾚじゃない？

>>16
「鬼面の犯罪」の凄さはトリック以外のところにあるので
トリックを理解できなくても良いのかも（藁

天城一は「高天原の犯罪」といふ作品において天皇制を批判しているので死刑にするべきだと思います。

>>26
いやそれも理解できなかったんだよ（藁

あぼーん

再評価期待age

「鬼面の犯罪」は動機が凄い！
ただし、作者自身の解説がないと理解しにくいのが難点。

>>31
そーなんだ。もういっぺん読んでみようかな。

動機といえば「奇跡の犯罪」の動機はどうよ？
登場人物の設定が改稿前の方が動機が自然なのだと思うのだが。

>>33
う〜ん、どっちとも言い難いね。
終戦後の、まだ「家」がリアリティをもっていた時代なら、改稿版の設定
でも動機になり得るんじゃないか、と。
それよりも、せっかくの「停電予知の方法」を改稿の際に捨ててしまった
ことのほうが残念。

あぼーん

「鬼面の犯罪」再読したけどやっぱり動機不明。
弟が兄の嫁を奪うために一人でやったって事でいいのかな？

それとトリックもどうなってるのかイマイチピンとこない。
書斎の庭側にあるガラスに鬼面を張りつけて食堂から投光機で照らし、
嫁に鬼が出たと思わせて追い払ったあと、弟が自分の手で兄を
刺し殺した。これであってる？

>>36
ネタバレはさあ、mail欄とか上手く使おうよ。
で鬼面の犯罪の動機だが（mail欄）ということだ。

>>37
なるほど、ありがとう。確かに面白い動機。他の作品も読んでみたくなった。
でも「高天原の犯罪」ぐらいしか手に入らなそう。

＞ネタバレはさあ、mail欄とか上手く使おうよ。
ごめんね〜。mail欄に入りきらないと思ったんだよ。あと、ここに来るような
人なら、きっと「鬼面の犯罪」ぐらい読んでるだろうと勝手な決めつけがあっ
たんで…。

>>38
今から天城を読もうと思ったらまず甲影会発行の別冊シャレード「天城一特集３」を買うのがよいのでは。
摩耶ものがまとめて収録されています。アンソロジーをぽつぽつ集めるより経済的、そして楽。
売り切れ必死だよ。

>>39
情報サンクス。ふむふむ、１７００円つうとちょっと高いけども
確かにアンソロジーを集めるよりは安くつくね。買ってみようかなあ。

今ぱらぱらと「天城一特集３」をめくっていたら、「盗まれた手紙」が入っていな
かった。
著者の意向だそうだが、わりと面白いと思うのに、どうして再録を許さなかったの
か、不思議だ。

あぼーん

やっと、「透明人間大パーティー」を手に入れて、
「高天原の犯罪」読みました。
それ以前に、〇原のアレを読んでいたのでトリックには見当が
ついたのですが、雰囲気がよかったです。
しかし、前半は読み難い……。

>>41
読んでみたいんだけど収録されてなかったんだよね＞盗まれた手紙
何を探せば読める？「密室」とか探さなきゃだめ？

「幻のテン・カウント」収録の、巻末の解説に、
鮎川氏と天城氏の面白いエピソードが載ってる。

「高天原の犯罪」、やっと読めました。
私は、○原のを読んでいなかったので素直に驚きました。
前半は読みにくかったですが、それはあのトリックには必要なんだと読んだ後、納得しました。
後半まであの調子だったら嫌ですけどね・・・。

急行さんべの鉄道アリバイトリックには、意表をつかれた。

>>44
「盗まれた手紙」は同人誌「摩耶正研究」に入っているよ（第何集か忘れたけど）。
別冊シャレードの編集にも関わっている手塚氏が甲影会とは別に独自で出した本で、
コピーだから今でも頼めば作ってくれるんじゃないかな。