シャーロック・ホームズの冒険

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501名無しのオプ
ノーウッドなら、最初の方でホームズが浮浪者がどうのこうのって言うのも笑った

あとレストレードねたで笑えたのは花嫁失踪事件かな
502名無しのオプ:01/11/26 23:36
「トラファルガー・スクエアの噴水も調べてみたかね?」
503名無しのオプ:01/11/27 05:23
そういえばレストレード警部の方が
ワトスンよりも付き合いは長いんだよね・・・
「緋色の研究」をはじめて読んだ時チャカーリいてびっくりしたよ。
504名無しのオプ:01/11/27 17:51
レストレードはなんだかんだ言って
いい味だしてるキャラですね(笑)
ポオのG警視総監の直系だけど。

関係ないけど、当時の法医学や犯罪科学の専門家も
ホームズものからかなりアイデアを得たらしい
とどっかで読んだことがあります。
505名無しのオプ:01/11/27 22:01
マイクロフト兄ちゃん好きなのに
2話しか出てこない・・・
ホームズ、ワトスン、マイクロフト、レストレードという豪華な顔ぶれの
「ブルース=パーティントン設計図」好きだ。
506名無しのオプ:01/11/27 23:01
「最後の事件」でもなにげに登場してるが。
507名無しのオプ:01/11/27 23:34
そういえば、レストレードのファーストネームは? というお題で
盛り上がっていたニュースグループがあったよ。
たしかに頭文字G. だけじゃ、かわいそうな気がする。
508名無しのオプ:01/11/27 23:38
>>507
M.J.トローのレストレイド警部の冒険シリーズによれば
ショルト・レストレイドですが
(これ以上はニセホームズスレで)
509名無しのオプ:01/11/28 00:00
警官だったら、ホームズお気に入りのスタンリー・ホプキンス君もお忘れなく
510 :01/11/28 01:46
>509
ホームズが手放しで誉めた唯一の警官、ベインズ警部もね。
511名無しのオプ:01/11/28 02:05
アセルニー・ジョーンズ
512名無しのオプ:01/11/28 02:20
>511
ジョーンズ警部って、切り裂きジャックだったんでしょ?ダメダメ(w
513名無しのオプ:01/11/28 08:26
>>504
法医学の専門家も死体を棒で叩いたりしたのかな(藁
514A.M.:01/11/28 09:01
>>507

ワトスンのフルネーム、JOHN H. WATSONの中で「H」は何の略か
というテーマの議論もありますね。確か《ハーミッシュ》だった
記憶が・・・・
515密室博士:01/11/28 09:29
《ハーミッシュ》はセイヤーズ説だね。
516::01/11/28 12:46
ワトソンとホームズって、元祖やおいなんだろうか。
ワトソンは女だったなんてパロディ論文もそう言えばあったし。
517名無しのオプ:01/11/29 05:25
どっかのシャーロキアンの論文に(どこで見たかも忘れた・・・スマソ)
ドイルが何故ここまで男女の愛よりも
男同士の友情を深く書いたかという理由ついて
ドイル自身のあまり順調でなかった結婚生活を揚げていたYO!
(一人目の奥さんは結核で長患い、二人目の奥さんは
一人目がまだ生きている時の不倫相手
で最初の奥さんがなくなってやっと結婚できた。)
ビクトリア朝の厳しい道徳に縛られ、
現代よりも束縛された”結婚”というものに
無意識のうちに嫌になってのではないかの事です。
実際お話の中で結婚した人は大抵不幸になっているか
あるいは幸せだったけど早死にしている人が多いですしね。
(そう考えると2・3回も結婚した挙句奥さんにみんな死なれ、
結局はベーカー街に戻ってくるワトスンは、一番の被害者かも(ワラ)
518名無しのオプ:01/11/30 10:58
モースタン嬢、空家の冒険で死んだの一言であっさりとかたづけられてたな
もっと作者に思い入れがあってもよさそうなものだが
519名無しのオプ:01/11/30 20:25
ドイル自身はそもそもそんなに思い入れなどあるまい。
ホームズ物は嫌々書いてた時期だってあったんだから。
520名無しのオプ:01/11/30 22:23
>>518
「不幸」(ハヤカワ)とか「悲しい離別」(ちくま)とは書いてあるが
死んだとは書いてないんだよね。他の男と駆け落ちしたとか・・・
(原語での表現は知らないけど)

人妻になった女性に「嬢」は止めよう(藁
521名無しのオプ:01/11/30 22:35
>>520
人妻になった女性に「嬢」は止めよう(藁

そんじゃ何?
メアリ・ワトスンでいいかい。
522名無しのオプ:01/11/30 22:40
>>520
「In some manner he had learned of my own sad bereavement, 〜」
とありますから、たぶん死別でしょう。
523名無しのオプ:01/12/04 21:01
原書房刊「ミステリ・ハンドブック・シャーロック・ホームズ」によると
ワトスンの結婚は
1回目1886年11月コンスタンス・アダムズと結婚
   翌1887年12月死別(たった一年・・・・)

2回目1889年5月メアリー・モースタンと結婚
   1891年年末死別(2年もしないうちに・・・)

3回目1902年10月結婚(名前不明)(懲りないヤツだな・・・(ワラ)

ちなみに3回目の結婚のことをホームズは「白面の兵士」で
"(ワトスンが)私を無視しての勝手な行動"と言っています。
そういえばメアリーとの結婚の時は
「おめでとうというわけにはいかにね」だったな。
524あぼーん:あぼーん
あぼーん
525名無しのオプ:01/12/05 02:36
>>523
コンスタンス・アダムスって誰?
526名無しのオプ:01/12/05 20:54
>525
ネット等でざ〜と調べた所、聖典には名前が出てこないそうです。
(一体何処からかは不明)
他にもワトソンの結婚に関しては2回説と1回説があります。

1回説はもちろん相手はメアリー・モースタンで
「4つの署名」で結婚、「最後の事件」の直後に流産をしてしまい
メアリーが精神的に大きなダメージを受けた為「空家の冒険」の時
治療のためにワトスンと別居。
その後「白面の兵士」の前に完治し又ワトスンとよりを戻した・・・
というものです。
なんか3回説よりもすごいこじつけの様な気が(ワラ
527名無しのオプ:01/12/05 22:39
>>526
>ネット等でざ〜と調べた所、聖典には名前が出てこないそうです。
>(一体何処からかは不明)

ベアリング=グルードの説ですな。
出典は「暗黒の天使たち(緋色の研究の戯曲)」らしい。

この3回結婚説は「ガス燈に浮かぶその生涯」で講談社から出てます。
河出文庫でも出てたかな?
528あぼーん:あぼーん
あぼーん
529名無しのオプ:01/12/06 05:48
「ガス燈に浮かぶその生涯」ですね。早速本屋さんに逝ってきます。
最近は本屋に行くたびにホームズ関係の本を買い
おまけに背景のビクトリア朝についても調べなきゃいけないので
ホームズ貧乏です(ワラ
昔はあのバッスルドレスに憧れたものでしたが
あのドレスは平均ウエスト49センチ(すごい人は43センチ)
と知ってひえ〜と思いました。
こんなに締め上げてはワトスンの嫁達が短命なのも分る・・・

ではフロックコートを来てベーカー街に逝ってきます・・・
530名無しのオプ:01/12/07 22:17
日経エンタテイメントのハリーポッター特集によると、
ローリングもホームズものの影響を
強く受けているらしいですね。
531名無しのオプ:01/12/11 16:18
シャーロク・ホモズ
532名無しのオプ:01/12/11 16:19
シャーロク・ホーモズ
533名無しのオプ:01/12/11 16:24
シャーロック・ホーモズ
534名無しのオプ:01/12/13 00:25
>>531-533
馬鹿?駄レス増やすな。

ところで、ホームズが106歳まで生きた説があるってホント?
あんなに薬打ちまくってたのに。
535A.M.:01/12/13 00:30
養蜂で扱っていたミツバチに刺されたのが原因で亡くなったという
説を読んだことがあります。グールド説だったかな(うろ憶え)。

まだ生きているぞ! と主張するシャーロッキアンもいそうですね。
536名無しのオプ:01/12/13 05:50
>534
とりあえず「スリー・クォーター失踪事件」でワトスンは
”私は数年がかりで,彼の素晴らしい経歴を傷つけそうになった麻薬愛好癖を、
徐々にやめさせてきたのである”と書いております。
陰ではどうか知りませんけど(ワラ

ちなみにグラナダ版はヤードからクレームが入り
「悪魔の足」にてコカインを絶っています。(ただしこのシーンはNHK版はカット)

まあホームズ&ワトスン&ハドソンさんはシャーロッキアンの心の中の
"ベーカー街221b"に永遠に生きているんじゃないでしょうか・・・
537名無しのオプ:01/12/13 13:32
>>535
>まだ生きているぞ! と主張するシャーロッキアンもいそうですね。

主張の根拠としては、、
1.ホームズほどの有名人が亡くなったらタイムズに死亡記事が載るはずw
2.221Bに手紙を出すと、きちんと返事が専任秘書から返ってくる。(まだサービスやってる?)

秘書さんに、ある記者が「ホームズは架空の人物だと思いますか?」と質問したところ、
「架空の人物に専任秘書が必要でしょうか。」と返されたというエピソードが(o^ー')b

ちなみにクリストファー・モーリーの説をとるなら、
来年1月6日でホームズは147歳。ギネスに載るね・・・
538名無しのオプ:01/12/13 14:27
age
539A.M.:01/12/13 15:31
>>537

何てウイットに富んだ秘書嬢(勝手に女性と決め)なんだろう。

これ読んでいて「サンタさんは本当にいるの?」と投書してきた
ヴァージニアに「Yes, Virginia, there is a Santa Claus.」と
答えたサン紙の記者のこと思い出しちゃいましたよ。
540名無しのオプ:01/12/13 15:44
>>537
まだやってるみたい。この前NHKの短い番組であってた。
541あぼーん:あぼーん
あぼーん
542名無しのオプ:01/12/14 05:45
>537
147歳!お祝いしたいけど,かなり大きいケーキを買ってこないと
ローソクが乗らないぞコラーー!
でもあまりにもおじいさんなホームズは想像できない(同じくワトスンも)
いって「最後の挨拶」あたりの還暦ホームズかなあ・・・・
543あぼーん:あぼーん
あぼーん
544名無しのオプ:01/12/15 00:37
絵はとりあえずあぼ−んしまくりましょう。

で、シャーロックホームズの映画やドラマのサントラを全て集めたCDが
発売されてあるってどっかのサイトにあったんですが本当でしょうか?
持っている人いますか?
545名無しのオプ:01/12/15 01:14
>545
>シャーロックホームズの映画やドラマのサントラを全て集めたCD

「すべて」ではないですが、以下のようなCDが出ています:
Sherlock Holmes. Classic Themes from 221B Baker Street.
(Varese Sarabande, VSD-5692), 1996.

たしか海外のCD屋サイトで買ったような気が。。。
収録されているのは16曲で、グラナダ版のテーマをはじめ、
ベイジル・ラスボーン主演の映画の音楽などです。
お望みでしたら曲目リストも書きましょうか?
546名無しのオプ:01/12/15 06:26
グラナダ版のサウンドトラックは私も買いました。
その時まだそれほどホームズにハマっておらず
本当は「修道士カドフェル」のサントラを買いに行ったらなくて
手ぶらで帰るのも何なので,良いやこれで(オイオイ)と買ったものです・・・

「シャーロック・ホームズ  オリジナル・TVサウンドトラック」
発売元:日本クラウン社
価格:税込2,854円
1・221Bベーカー街/オープニングテーマ
2・エリシー・キュービット  3・ミサ曲:リベラ・メ  4.北へ10×10歩
5.シャーマン老人の愛犬トービィ   6.サットンの悪夢  
7,リバー,チェイス〜追跡〜  8,シャーロック・ホームズの死
9,アイリーン・アドラー   10,ホームズ,ヨーロッパへ
11.ジェン・ヘクター・マクファレンと母  12.いざ出発
13.ルクレチア・ベヌーチと家族  14,ヘンリー・ベーカーのクリスマス
15,著名君主ベリンガー<イギリス首相>   16,痕跡
17,ネヴィル・セントクレアのノスタルジア  18,上スワンダム小路"金の棒”
19,再会
(Total Time56:05)
547名無しのオプ:01/12/17 20:25
>>541 >>543
ツゴウヨケレバスグカエレ」ワルクテモカエレ
548名無しのオプ:01/12/17 21:45
>547
モノスゴクワラタヨ!イイ!
549名無しのオプ:01/12/19 05:58
いろんなホームズのサイトで

創元推理文庫刊 いしいひさいち著
コミカル・ミステリー・ツアー1〜3

がお勧めとあったので読んだところ、大爆笑!
しばらく正典がまともに読めないよ〜
とくにホームズの蛇蠍のごとく嫌うメアリー(旧姓モースたん)が(・∀・)イイ!!
(いつでもどこでも旦那を呼び出すホームズにぶち切れている。当たり前か(ワラ)
550名無しのオプ:01/12/19 15:49
>549
(いつでもどこでも旦那を呼び出すホームズにぶち切れている。当たり前か(ワラ)

このせいでワトスンはメアリーと離婚したに違いないと考えるシャーロキアン
もいるんだよね。
「ジョン(あるいは"ジェイムズ")、あなたは私と一緒にいるよりも、
 ホームズさんとお出かけするのがよほどお好きなようね。もう私たち
 一緒に暮らす必要はないんじゃなくって?」
とか言われたんだろうか、ワトスン君は?
551名無しのオプ:01/12/19 22:01
私はロンドン在住の29歳の開業医の妻です。
私の夫は今年38歳で、私が失踪した父の事で依頼した某探偵の方の友人で、
それが縁で昨年結婚しました。
夫はとてもやさしく、結婚と同時に開業した病院の経営もうまくいっております。
今回ご相談いたしましたのは,この夫の探偵をやっている友人の事なのです。
この方は夫が仕事で疲れているにもかかわらず,
事件の依頼があると昼夜かまわず夫を自分に同行させるのです。
夫のほうも私と買い物に行く時にはあまりいい顔をしないのに
この方から電報が入ると、とてもうれしそうに
肝心の病院をほったらかしにして、すぐにその方のところへ行ってしまいます。
私も父の事等でお世話になっているので強く言えません。
最近夫から聞いた話ではこの方は,大変なヘビースモーカーで、
しかもコカインをやっていて,ある悪人からも命を狙われているの事。
もう怖くて怖くて、これからどうこの方と付き合っていいか分りません。
私はこれからどうすればいいのでしょうか?
よろしくご指導のほどお願いします。

1890年9月「デイリー・テレグラフ」紙"淑女の為の人生相談"より抜粋
552名無しのオプ:01/12/19 22:28
殿方には友人が必要なのです。
とはいえ、貴女のことを蔑ろにするのは良くありませんね。
毎日がマンネリ化しているのではないでしょうか。
少し刺激的な下着を試してみたらどうでしょう。
553名無しのオプ:01/12/19 23:24
小生は、ロンドンに診療所をもつ一般開業医であります。
読者諸氏もご承知のとおり、医師たるもの、病める患者を救う立場にありますが、
このたびはこの場を借りて小生の悩みを吐露し、諸氏のご助言を仰ぐ次第です。

恥ずかしながらその悩みとは、小生の妻に関するものであります。妻とは、ある
数奇な事件を機に昨年結婚いたしました。才色兼備を絵に描いたような妻は、
わが人生の伴侶として申し分のない女性です。

ただ、妻は最近は気分が沈みがちとなり、夫婦の会話も以前ほど弾みません。
小生には、独身時代から長いつきあいのある探偵某なる友人がおり、どうやら
妻は、口には出さないものの、小生がその友人と頻繁に出歩くことに反対であ
るらしいのです。昨年秋には、某紙の人生相談欄に匿名で投稿した模様です。
小生としては、愛妻の心を煩わせることは本意ではありませんが、かといって
かつて幾度となく、共に生死をかけた危機を乗り越えてきた旧友のたっての願
いをむげに断るわけにもゆかず、ほとほと困り果てております。

読者諸氏よ、愛情と友情の狭間で苦悩する小生はいかなる道を歩めばよいので
ありましょうか。ご助言いただければ幸いであります。(J.-H. W. 生)

編集部注:当欄は本来、専門医に向けられた診療および治療上の質問を扱う場
であるが、投稿者の心情を察し、格別の配慮をもって掲載するものである。

1891年1月『全英医事新報』誌「質疑応答」欄より
554553:01/12/19 23:32
『全英医事新報』誌編集部よりお詫びと訂正

本誌1891年1月号「質疑応答」欄におきまして、一部誤植がありましたので
以下のように訂正すると共に、謹んでお詫びいたします。

5行目:(誤)昨年 → (正)一昨年
555名無しのオプ:01/12/19 23:42
>>549
「このバチアタリのセンチ虫!!」
556名無しのオプ:01/12/20 05:21
J・H・W氏
これは小生の個人的意見になってしまうのだが
やはりここは友情ほうを取るべきの様に思われる。
医師たる者はつねに患者のことを慮り,
狂いのない冷徹な理性を必要とする職業であるからである。
恋愛というのは感情的なもので,
すべて感情的なものはこの冷徹な理性と相容れないものであるからだ。
その常に揺れ動く感情の為に,
医師に全幅の信頼を置く患者に何かあっては遅いのである。
 そして例え仮に愛情を取ったとしても,
そこに救われるのはただ一人の女性しかいないが
友情を取れば貴殿とその患者、貴殿の友人、
更にその依頼人の諸氏も救われるのである。
このことをよく踏まえて考えるべきある。(ノルウェー在住・探検家・ジーゲルソン)

(注)この回答者の方は非会員でありますが,さる高貴な方の御推薦状もあり
是非この件に関して、回答したいとの事で掲載いたしました。
会員の皆様のご理解のほどよろしくお願いいたします。
『全英医事新報』誌編集部 拝
557名無しのオプ:01/12/20 21:55
>555
私的には「19世紀ロンドン市民社会のひずみに巣くう寄生虫」
いえて妙だと思います(ワラ
558名無しのオプ:01/12/21 00:09
いしい作品では、コカイン中毒のホームズに加えて、シャブ中のワトスン、
そしてLSDラリラリハドスン夫人が、モノスゴイ顔でワラタ
559名無しのオプ:01/12/21 22:27
>>551書き手
「ワトスン夫人とホームズの華麗な冒険」読んでみれ

ニセホームズスレ向きの話題多いな最近
560551:01/12/23 06:03
>「ワトスン夫人とホームズの華麗な冒険」読んでみれ

ありゃ,すでに同じようなパースティーシュが出ていたんですね。
知らなかったですスンマソ
メアリーから見れば,ホームズは結婚生活のお邪魔虫
ホームズから見れば、メアリーはたった一人の友人をさらっていった悪魔
何でしょうね。
そして一番悲惨なのが,間に挟まれるワトスンだわ・・・
561559:01/12/23 11:11
いや、結婚後の話じゃなくて、四つの署名の話なんだけど、
メアリの視点でいかにワトスンが素敵な男性で、
ホームズがキモい奴かということが書かれている(藁
562名無しのオプ:01/12/23 14:34
それにしても、このすれ長く続くなあ…
563名無しのオプ:01/12/24 19:03
ここはマターリしてていいすれだとおもわれ
あげてみようなんて
564名無しのオプ:01/12/25 06:00
>ホームズがキモい奴かということが書かれている(藁
う〜ん確かに(ワラ
頭はいいけど、わがまま・夜中に変な実験には凝る・
変な時間時ヴァイオリンは弾く・部屋はしっちゃかめっちゃか・
たった一人の友ワトスンは時々いじめる・コカインはやる・
へヴィースモーカーだし・躁鬱の気がある・まだまだ続く・・・
と欠点だらけ、
私も厨房の頃は実は何でもござれの完璧美男子・ルパンのファンだったものなあ

でも大人になってみると、今度はルパンのその完璧さに何にも魅力を感じない
むしろ欠点だらけのホームズの方が、好ましく思えるのだから不思議だわ。
頭の良さを抜かすと(ワラ、自分に近い存在だからかな?
(おっと、コカインはやりませんよ(ワラ)
565名無しのオプ:01/12/25 23:56
ホームズはロッケンロー探偵だからなあ。
滅茶苦茶な部屋と明晰な頭脳と、
禁欲的な外見とコカイン癖と、
すべてがあべこべで、そんなところがまた魅力なり(ワ
566名無しのオプ:01/12/26 06:20
でも私の頭の中でビジュアル化されているホームズは
実写ではジェレミー・ブレット様、挿絵ではシドニー・パジェットの
麗しい姿なのです・・・・
(ドイル先生は最初美男子のするつもりはなかったそうで・・・)
567名無しのオプ:01/12/26 18:05
静止画像でしか見たことないんですけど、ベイジル・ラスボーンのホームズも結構すてきな
ような気が。。。どなたか動いているラスボーン・ホームズを見たことのあるかた、いますか?
568A.M.:01/12/27 09:29
>>567様。

十数年前にNHKでシャーロック・ホームズのドキュメンタリーが放送された
ことがありまして、その中でベイジル・ラズボーンのホームズ映像も少し
紹介されていました。私、見ました。

ラズボーンにはブレットのホームズとはまた違った魅力があり、なかなか
よろしかったですよ。ワトスン役のナイジェル・ブルースもお忘れなく〜。
569名無しのオプ:01/12/27 13:44
ラズボーンの2作目の方はどんな内容なんでしょうね。
「ホームズとシークレット・ウェポン」????
「まだらの紐」か?
570567:01/12/27 15:37
>568さま
動くラスボーン様を見たなんて、うらやますぃ! もしかして、その番組には
ピーター・カッシング様も出ていましたか? だとすると、うらやましさ増大です!
ブルースのワトスンは愚鈍でまぬけな性格が強調されたために、好みが分かれ
るところでしょうね。もっともラスボーン自身は、実生活でも親友だったブル
ースのワトスンを評価していたみたいですけど。

>596さま
ラスボーン主演のホームズものは14作もあるそうです。最初の作品以外は原作
から大きく離れたもののようですね。(ナチと闘ったり、とか)
制作年代順に並べると、こんな感じです:
The Hound of the Baskervilles (1939)
The Adventures of Sherlock Holmes (1939)
Sherlock Holmes and the Voice of Terror (1942)
Sherlock Holmes and the Secret Weapon (1942)
Sherlock Holmes in Washington (1943)
Sherlock Holmes Faces Death (1943)
Spider Woman (1944)
The Scarlet Claw (1944)
The Pearl of Death (1944)
The House of Fear (1945)
The Woman in Green (1945)
Pursuit of Algiers (1945)
Terror by Night (1946)
Dressed to Kill (1946)
最初の2作だけは見たいなぁ。ビデオやDVDになってないかなぁ。
571A.M.:01/12/27 16:21
>>570

えーと、確かピーター・カッシングはスチール写真だけでした。
私なんかの年代だと、彼の顔を見た瞬間「あ、ターキン総督!」
と思ってしまいます。
572569:01/12/27 17:37
>>570
14作もあったんですね、レスどーも。
573名無しのオプ:01/12/27 23:27
ピーター・カッシング主演のホームズ物はたしか映画「バスカビル家の犬」の
ビデオが出てたかと。映画の内容は原典をいじくり回してて「?」と言う感じですが
とりあえず役者に対する感想としては、
神経質そうな喋り方+バストショットはかなりホームズのイメージ。ジェレミーといい勝負だと思います。
ただ、ちょっと小柄みたいなんでそこだけが惜しいかなと。
574名無しのオプ:01/12/27 23:37
>573
カッシング主演の「バスカヴィル」って、ハマー・プロの制作で、
サー・ヘンリーがクリストファー・リーなんだよね。カッシング
本人はかなりのホーメジアンだったとか。ラズボーンは「理想的
ホームズ」、ジェレミーは「決定版ホームズ」とよく言われてい
るけど、カッシングってとくにイギリスでは今も敬愛されるホー
ムズ役者という印象がなんとなくあるんだよね。

ビデオ有りなんだ。探してみようっと。
575名無しのオプ:02/01/01 20:19
この前「すごいけど変な人」唐沢俊一著・漫画ソルボンヌK子
という本を買ったら初っ端が"コナン・ドイル"先生だった・・・
知ってはいたけど改めて漫画にされると
かなり笑える人生だったのね(ワラ
(本人はいたって真面目なんだけど・・・)
576名無しのオプ:02/01/01 22:00
でも、ピーター・カッシングのホームズは、ずいぶんとおじいちゃんだったよ。
577名無しのオプ:02/01/02 22:07
小林司・東山あかね夫妻に違和感を感じると言われるかた、どういう点に違和感を
感じるのか具体的に教えていただけませんか? 日本におけるホームズ業界に
最も大きな影響力をもっている人だから気になります。
578 :02/01/03 12:14
この前グラナダ版ホームズDVDを大人買いしてしまいました。
オープニングのチャーラーラーラーの所でショーウインドーに群がってる客達
の場面、完全版ではその直後に店主にアカンベーをして逃げていっちゃうんで
ワラタヨ!あいつら冷やかしだったんだな。
579あぼーん:あぼーん
あぼーん
580名無しのオプ:02/01/03 21:18
>578
すみません。スレとは関係の無い質問なんですが
「大人買い」ってどういう意味ですか?
ひょっとして僕は今まで使い方を間違っていたかもしれません。
581578ではないが:02/01/03 21:26
もとの意味は、子供が一つ一つ買うようなものをロットで(例えば一箱まるごと)
買うことだった。
582578:02/01/04 00:25
DVDボックス1と2を一気に買ってしまったのです。そういえばこの付録の
解説本にも東山あかねさんが資料提供などで協力されてます。この御夫婦は
日本で出版されるホームズ関係本には少なからず関係されているんですねえ。
583580:02/01/04 19:29
>582
そういうことですか
グラナダ版でNHKでやってたやつ以外に
子供向けのシリーズも製作されていたのかと思ってしまいました・・・
584578:02/01/04 23:20
いまさらな感想ですが、グラナダ版ホームズで一番凄いのは、シカ撃ち帽や
インバネスを着ている場面がほとんど無いという所でしょう。
あの衣装を着れば誰でもホームズに見えるのに、あえてやらなかったスタッフ
やジェレミーブレッドの自信が伺えます。ていうか普通紳士ならあんな衣装で
シティや劇場、クラブとかには出かけないよね(TPOを考えれば)。
585A.M.:02/01/07 17:31
今年の年賀状に『銀星号事件』のイラストを使わせていただきました。
コナン・ドイル卿とシドニー・パジェット画伯に感謝。
586名無しのオプ:02/01/07 20:02
>>405-406
遅レスだが。ミルヴァートンの日本語訳問題で。
小谷野敦という文藝評論家が、架空の人物のフルネームをタイトルにするのは
英文学にきわめて多く、日本語に訳すときはなんらかの工夫がなされる
場合が多いという指摘をしている。
いきなり英文学でなくてすまんが、
 「アリー・マクビール」が「アリーmyラブ」
 「コロンボ」が「刑事コロンボ」となる。
 もちろんそのままのケースもあり、
 「ドン・キホーテ」「トム・ジョーンズ」「ディビッド・カパフィールド」
「ロビンソン・クルーソー」
 などはそのまま。
 日本語ではフルネームをそのままタイトルにした文学は「大津順吉」
「鳴海仙吉」くらいしかない、というわけだ。
 この是非はともかくとして、訳者には短編のタイトルに、架空の人物
のフルネームを持ってくるのは若干違和感があったのだろう。
 私としては「独身の貴族」を「花嫁失踪事件」と訳した理由のほうが
わからない。
587名無しのオプ:02/01/07 20:43
>私としては「独身の貴族」を「花嫁失踪事件」と訳した理由のほうが
>わからない。
「花婿失踪事件」と対にしたかったらしい。
588名無しのオプ:02/01/07 21:30
私のも今年の年賀状のイラストはホームズでした。
但し画力不足で「緋色の研究」の頃のホームズです。
(早い話がおじさんが描けない(ワラ)
589名無しのオプ:02/01/08 15:20
1月7日はホームズのバースデーだそうで。
おめでとうございまひた!
590A.M.:02/01/08 15:33
ホームズの誕生日は1月6日だったような記憶が・・・・

何はともあれ148歳の誕生日、おめでとうございます〜。
5912号:02/01/09 08:23
「小林司・東山あかね夫妻に違和感を感じる」
 以前は「シャーロック・ホームズ」の面白さを伝えるために熱心に
動いておられたんですが、最近は自説の「おっかあ」話を何が何でも
世間に認めさせようとしておられるんで、「違和感を感じ」ます。
この「おっかあ」話が説としてちゃんとしていればまだいいんですが
まるっきりのデタラメで、ヨタ話にもなっていないんで、手が付けら
れません。もはや老害ですね。

いま「日本におけるホームズ業界に最も大きな影響力をもっている」
のはおそらく日暮先生じゃないですか。夫妻のように名前はあまり
出てこないですが、業界のフィクサーは彼だと思います。
592名無しのオプ:02/01/09 22:49
>>591
>最近は自説の「おっかあ」話を何が何でも
>世間に認めさせようとしておられるんで、「違和感を感じ」ます。

自説を認めさせるように働きかけるのは、研究者として仕方の無いことであるが、
先達の訳者(阿部さんとかね)の邦訳の誤りを指摘というより、
貶しているような印象を与える記述が多いのが、若干眉をしかめさせますね。

もちろん夫妻の行われてきた業績は評価されるべきだし、ホームズ研究の第一人者であることは確かですが。
593名無しのオプ:02/01/10 01:38
>591-592
違和感について若干思うこと:
ホームズ研究は所詮お遊び、という意識が英語圏のシャーロキアン(ホーメジアン)には
あって、まじめに研究や議論のなかにもある種の余裕が感じられるのだけれど、夫妻の
著書を読むと、論拠が弱いにもかかわらず強引に主張を押し通している感じがして、
ホームズ研究の楽しさが半減してしまっていると思う。

個人的には、なぜ「緋色の研究」ではなく「緋色の習作」でなければならないのか、
理解できないし、どの本だかに書いてあったように「寂しい自転車乗り」の強制結婚
の場面がレイプシーンだと解釈するのは、曲解にほかならないと思う。
594559:02/01/13 11:01
>>591
「おっかあ」話ってなに?
595名無しのオプ:02/01/13 11:02
しまった、よそのクッキーが残ってた
596名無しのオプ:02/01/16 06:09
>593
>ホームズ研究は所詮お遊び、という意識が英語圏のシャーロキアン
>(ホーメジアン)にはあって、まじめに研究や議論のなかにもある種の
>余裕が感じられるのだけれど
そうですね。みんながみんな言いたい事を言っているみたいな(ワラ
国民性の違いなんでしょうか・・・
5972号:02/01/16 08:16
>「おっかあ」話
小林&東山だけが主張するホームズ学説です。
「ドイルは母親を罰したかった。その証拠はホームズ作品のなかに見られる」
とでも要約しましょうか。詳しくは「SHの醜聞」でも読んで下さい。
598(´∀`):02/01/16 19:08
初めて読んだのは山中峯太郎の超訳でした。w
下世話なものが好きだった弟が“夜光怪獣”を買ってきて
げんなりしていたのを私が譲り受け読んだものです。

結果的には運が良かったと思ってます。
英吉利の伝承をうまく組み込んだ名作を最初に引き当てたわけですから。

山中訳は批判する向きもあるでしょうが、
年少者には悪くないと思ってます。
タイトルもとても語感がいいと思います。
銀星号事件、四人の署名、ぶな屋敷の怪、燃える地獄船(w)、白面の兵士、閃光暗号、
猿の秘薬、美しき自転車乗り、などなど。
過去スレの“ミルバートン”は二人強盗ホームズとワトソン”(w)だったかと。
少しアメリカの匂いがしすぎるような気もしますけどね。

小林&東山に対する賛辞や批判もそれぞれ言い分のあるところでしょう。
ただ、ホームズタンにはセクースの具体的描写がほとんど(全然?)なく
ドイルがなんらかのコンプレックスを母親に持っていたとの見解には
必ずしも一笑に伏すべき事とも言えないと考えます。(誰も笑ってはいないか?)

ドイルが性的描写をさけそれを匂わすような表現を使ってしまった時には
作中人物を始末してしまう癖を指摘した点などは、
私も性的に潔癖な母親に育てられたせいか、
充分納得のいく理由のように思えるからです。
(私自身は男性とのセクース恐怖症(?)で未婚。)
ホームズタンらしく蓋然性があればそれもまた良いではないかと思います。

またヴァイオレットと言う名がドイルのオキニだったというのも
あながち無い事とも言えないように思います。(3回も使われているからとの由。)

ただ私が“夫妻”の著作をあまり読まなくなったのは、
種明かし的な内容になっているので、読書の楽しみが失われかねないことと、
私にも自分なりのホームズ、ワトスン像があるからです。
なお私は推理小説と言うより、探偵小説という言い方が好きです。
(必ずしも推理材料を全て呈示してないから。)

以上、記憶違いや勘違いもありそうですが、その点はご容赦ください。

私はホームズタンの男性同士の友情にとても羨ましく感銘を受けます。
こんな台詞はもしかしたら、“聖典”には一度も使われてないかもしれませんが、
常に頭に思い浮かぶのです。

“ワトスン君さあ行こう、事件だ。”
599A.M.:02/01/16 19:43
聖典に性的な描写が皆無であるという点については、
ホームズの物語が書かれたヴィクトリア朝の時代が
セックス・タブーの最も厳格な時代であったという
ことも考慮にいれて議論するべきだろうと思います。
600(´∀`):02/01/17 20:07
そうでしたか…。
私はまたヴィクトリア朝の時代と言うのは
ジャック・ザ・リパーなんかも居て
退廃的な時代だと思ってましたので…。
文学表現においてはまた別だったのでしょうか?
いずれにせよ、結果的にホームズタンは少年少女に読みやすい物と
なったのは良かったかもしれません。