クロフツを忘れていないか?

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1ふれんち
実力はいうまでもなく
他に与えた影響という点でも古典作家では指折りの存在。
しかし、現在は「樽」を除いて作品は入手困難の上、
ここのミステリ板でもスレッドが立てられず、
更にはルルーやポーさえ起用された「十角館」でキレイに無視された
忘れられかかっている作家です。
次代に語り継ぐ意味でクロフツを語りましょう。
2:2001/05/29(火) 19:44
短編はきりっとしたものが多くていいね。
でも長編は物語の展開が遅くて、今読むのはちょっとつらくない?
3名無しのオプ:2001/05/29(火) 22:10
この人が思いつかなきゃ
その後の時刻表トリックはなかったのだろうか?
4高校生さん:2001/05/29(火) 22:15
樽以外にどんな作品があるんですか?
お手数おかけしますが教えてください
5ネタだ真に受けるな:2001/05/29(火) 23:14
あれは病人の余技だよ
横溝正史の代表作を読めばクロフツは読む必要なんかない(爆)
6名無しのオプ:2001/05/29(火) 23:28
>>5 註釈するまでもない(笑)
てふてふ殺人事件の評価を巡って叩き合いがはじまるわけだ。
7名無しのオプ:2001/05/30(水) 01:37
ガキのころ読んだあかね書房の「マギル卿最後の旅・チェーンの謎」
おもしろかったよ。
8Q:2001/05/30(水) 07:59
>>7
それは面白い部分だけが抽出されているからだよ。
9名無しのオプ:2001/05/30(水) 18:22
地道な捜査の積み重ねを描写するのがウリの作家だからなぁ。
電車の中とか寝る前に少しずつ…なんて読み方できないのが辛い。
トリックも今じゃ当たり前なのが多いから、その辺を割り引いて評価しないとね。
オススメは「クロイドン発」。
10名無しのオプ:2001/05/30(水) 18:43
大して読まれていないのに語られる作家の筆頭。
11名無しのオプ:2001/05/30(水) 19:43
本格厨房は天才型の名探偵が出ないと満足できないんだろう。
12名無しのオプ:2001/05/30(水) 20:42
じつは、じっくり読むと、すんげー面白い。
13名無しのオプ:2001/05/30(水) 21:33
消防の頃、子ども向けにリライトされた「クロイドン発12時30分」を読んで
めちゃめちゃ面白かった。
ちょうどコロンボブームだったんだけど、フレンチ警部も地味ながらカッコ良かった。
14Enigma:2001/05/30(水) 21:41
 イギリスではペイパーバックで復活したが、日本ではいつになるのか……。
 それにしても、あのシリーズ売れてるんでしょうかね。
買っているのは日本人ばかりだったりして。
15名無しのオプ:2001/05/30(水) 22:16
  クロイドン発12時30分!
  わたしももう夢中で読んだ。
  ものすごく面白かったよ。
 
  ただし30年前の話しだけどさ。
  でも今読んでも面白いかも。
16名無しのオプ:2001/05/31(木) 19:43
危うく忘れるところだった。age
17名無しのオプ:2001/06/16(土) 00:23
dat落ち防止age
18名無しのオプ:2001/06/16(土) 07:27
>>13
>消防の頃、子ども向けにリライトされた「クロイドン発12時30分」を読んで めちゃめちゃ面白かった。
>ちょうどコロンボブームだったんだけど

本当かよ?時期的にもコロンボブーム(NHKで放送が始まっ
た頃)の頃なら符合するから俺が読んだ本と同じだと思うけど
感想は当時でも「タルイ」の一言だった。
19Enigma:2001/06/16(土) 18:46
>>18
こちらに賛成。
ちなみに、はじめて買った創元推理文庫が『クロイドン』でした。
20書斎魔神:2001/06/17(日) 06:03
>>19
久しぶり
21フレン爺:2001/06/20(水) 23:36
英国冒険小説のテイストが好きですな
「マギル卿」「紫色の鎌」「英仏海峡」「海の秘密」「死の鉄路」・・・
異様に興奮した俺は変かな?
22名無しのオプ:2001/06/21(木) 23:49
「フローテ公園の殺人」復刊せんのか?
23名無しのオプ:2001/06/22(金) 04:46
「ホッグズ・バックの怪事件」は傑作だと思うんだけどなー
(でも2/3くらい読んだところで、ようやく事件が動き出すんだが、
そこまで読むのにかなり忍耐が必要な気もするから、やっぱり「
傑作」ではないのか…)
24Enigma:2001/06/22(金) 21:26
>>23
 私は好きですが。前半もサスペンス調で結構面白い。ご都合主義な展開もあるけど。
 『黒いドン』よりはお薦めです。
25名無しのオプ:2001/06/23(土) 11:38
地道な捜査の積み重ねを描写するのが
ウリになることを発見してしまった小説家。
26名無しのオプ:2001/07/01(日) 00:35
「クロイドン発」「樽」「マギル卿」。
27密室博士:2001/07/01(日) 00:49
「ポンスン事件」はどう?
でもやっぱりベストは「マギル卿」かな?
「樽」は未読(爆
28Enigma:2001/07/01(日) 20:37
>>27
 あの“真相”は賛否両論でしょうな。「否」ばっかりだったりして。
 タナー警部が容疑者を大追跡するところが印象的でした。トリックは、
むかしだからあんなもんでしょう。
29書斎魔人
今日の日経23面読書欄「半歩遅れの読書術」という
コラムに中野美代子(岩波の孫悟空の訳で有名な中国文学者)
がクロフツのことを書いてる。各自チエックされたし、一応(?)
だけど女のクロフツファンというのは珍しいように思う。
Enigmaちゃん読んだ?