1 :
名無しのオプ:
日本オリジナルのミステリーって言うとやはり
「捕物帖」なんだな。
時代ミステリーとは少し違うと思う。
マタ―リ語っていこう。
2 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 01:10
捕物って都筑のなめくじ長屋しか読んだことないな。
3 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 01:14
ダマされたと思って人形佐七を読んでみよう。
4 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 01:25
泡坂妻夫「宝引の辰捕『者』帖」…「物」じゃないということに、
文庫3巻目にして気がついた。
毎回語り手が代わって、目新しいのがオモロイ。
あと、『御宿かわせみ』…は捕物帖じゃないか。
池波正太郎、もやっぱり捕物帖じゃあないわな
(鬼平もイイけど剣客がスキだー)。
岡本綺堂=日本版『隅の老人』って説があったっけ。
5 :
高等遊民:2001/04/25(水) 01:42
6 :
高等遊民:2001/04/25(水) 02:25
>>3 >ダマされたと思って人形佐七を読んでみよう。
本当にダマサれちゃうよ。
横溝は探偵ものはいいけど、このシリーズは関西人が書いた
エロい捕物帖まがいだよ。
江戸の空気全然感じないし、筋も無理あり過ぎ。
7 :
高等遊民:2001/04/25(水) 02:39
>>4 >泡坂妻夫「宝引の辰捕『者』帖」…「物」じゃないということに、
文庫3巻目にして気がついた。
毎回語り手が代わって、目新しいのがオモロイ。
確かにそうかもしれんが、これは少なくとも「捕物帖」ではないな。
>あと、『御宿かわせみ』…は捕物帖じゃないか。
池波正太郎、もやっぱり捕物帖じゃあないわな
(鬼平もイイけど剣客がスキだー)。
「御宿かわせみ」は問題外でしょう。これは激しく同意。
池波正太郎は「鬼平」は、確かに文春文庫の第4巻くらいまでは
面白い。あとは、マンネリの極致でしょ。
「剣客商売」はどこが面白いのかわからない。
まだ、仕掛人梅安シリーズのほうがまだ読める。
まあ、全部「捕物帖」ではないから逝ってよしでいいか(藁
>岡本綺堂=日本版『隅の老人』って説があったっけ。
半七=ホームズとは、作者が書いてる。
この説の出典キボンヌ!
うるせーんだよ、書斎魔神
書斎魔神は、もうどっかいってよ・・・
10 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 02:53
「なめくじ長屋」がなぜ駄目か理由をカキコすれば
少しは許せる。
そもそもどこの出版社から何巻出てるか知ってるのか?
まさかとは思うが、書斎魔神はハンドル変えたら出直せるとでも思っているのだろうか?
書斎魔神だろうと別人だろうと、高等遊民さんの知ったかぶりは、
他の人が書く気をなくすので、スッドレへでも行ってやってください。
書斎魔神って、本当に馬鹿だな…
今、顎十郎捕物帳(創元文庫の久生集)読んでる。3分の2くらい
文章の密度が好きですね。こういう語彙はだめな人も居るかな?
個々の話としてはあっさりめだけれど、
キャラクター立ちまくり、ライバルの造型も今の読者の好みではないか思われます。
都筑「新顎十郎」が(都筑にしては例外的に)つまらなかったんだけど
これは評判を裏切られなかったです。
ミステリ的には、最初の謎と答えは面白い。ただ手がかりが最初に
提示されるスタイルではないので、謎「解き」の楽しみはないと思う。
15 :
高等遊民:2001/04/25(水) 05:41
>>10 >「なめくじ長屋」がなぜ駄目か理由をカキコすれば
少しは許せる。
そもそもどこの出版社から何巻出てるか知ってるのか?
敷衍します。
「なめくじ長屋」シリーズは、現在は光文社文庫から
11巻出ています。
わたしたちが、このシリーズを評価しない訳は下記のとおりです。
1 作者の力量不足から江戸風物の描写が弱い。
半七と読み比べるとよくわかります。
2 トリックも無理し過ぎで、ミステリとしての魅力
もない。
3 人物造詣が奇怪千版、リアリティゼロ。
やはり、捕物帖は半七に始まりそして終わったというのが、このスレッドの結論になると思います。
16 :
高等遊民:2001/04/25(水) 05:57
>>14 >文章の密度が好きですね。こういう語彙はだめな人も居るかな? 個々の話としてはあっさりめだけれど、
「堕落論」の著者ですから、文章の密度はあるでしょう。
しかし、風物の描写がさっぱり駄目ですね。
東京出身でない作家に捕物帖は無理では?
>キャラクター立ちまくり、ライバルの造型も今の読者の好みではないか思われます。
都筑「新顎十郎」が(都筑にしては例外的に)つまらなかったんだけど これは評判を裏切られなかったです。
キャラ立ちすぎでなんだかよくわからなくなってます。
半七のように登場人物はたとえ主人公でもストーリーの
背後に控える形をとらないといけません。
あと、都筑氏の作品は例外的に面白いものもある程度
だと思いますが?
>ミステリ的には、最初の謎と答えは面白い。ただ手がかりが最初に 提示されるスタイルではないので、謎「解き」の楽しみはないと思う。
これでは、ミステリではありません。犯人捜しにしても、
アリバイ破りにしても、なんらかの謎解きの楽しみの無い
ミステリは成立しません。
やはり、捕物帖は半七に始まりそして終わったというのが、このスレッドの結論になると思います。
17 :
高等遊民:2001/04/25(水) 06:01
>>スレ荒らしの8,9,11,12,13
力無き者は去れ!逝ってよし!
18 :
高等遊民:2001/04/25(水) 06:30
>>14 >「堕落論」の著者ですから、
16のレスから上記の文、削除願います。
どうも安吾のと混同しちゃって、まあどっちもどっちですが。
>>18 >16のレスから上記の文、削除願います。
誰に頼んでるんだ?
救いがたい馬鹿だな。
20 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 09:17
>>15 >1 作者の力量不足から江戸風物の描写が弱い。
半七と読み比べるとよくわかります。
わかりません。
幕末の江戸であって、江戸風物とはちょっと違うからね。
江戸風物という曖昧な言葉で全てを一緒くたに扱うのは
粗雑すぎる。
>2 トリックも無理し過ぎで、ミステリとしての魅力
もない。
この文章も粗雑だなぁ。
トリックが無理しすぎなので、ミステリとしての魅力がないの?
トリックも無理しすぎで、かつミステリとしての魅力がないの?
前者なら単なる主観の垂れ流しだよね。
世の中には、そこがいいという人も多いわけだから。
後者なら、ミステリの魅力という定義を抜きにしての発言なので
無根拠なただの放言。
だいいち、ミステリと捕物帖を同じ物差しでくくる根拠は?
ミステリとしてはイマイチ、しかし捕物帖としては面白い、
捕物帖としてはなっとらん、しかしミステリとしては抜群、
そんなケースは認めない、ということか?
そしたら半七の大部分は失格になっちゃうだろうが。
>3 人物造詣が奇怪千版(原文ママ)、リアリティゼロ。
これは、ホントに根拠たりえない主観の垂れ流し。
実は半七もリアリティを欠くところがあるけど、
リアリズム筆致で誤魔化されているところがある。
ということは、単にスタイルの違いであって、
(ようはリアルぽく書くか、法螺的に語るか)
本人の好き嫌いを表明しているだけ。
22 :
独者:2001/04/25(水) 12:45
私の高校時代の教師が、もっとも時代考証のしっかりした時代物として
「人形佐七」を挙げていたことを思い出した。
23 :
解体屋:2001/04/25(水) 16:10
おお、旅行に出ていたあいだに、こんなスレが。
「人形佐七」は、何の描写もなく、いきなり主人公の佐七が
女房持ちになっていてびっくりした記憶があります。
萌え萌えだったので、けっこうショックな19才の乙女心でした。(当時)
24 :
高等遊民:2001/04/25(水) 20:13
>>21 >わかりません。
幕末の江戸であって、江戸風物とはちょっと違うからね。
江戸風物という曖昧な言葉で全てを一緒くたに扱うのは
粗雑すぎる。
「幕末の江戸風物」という言葉は成立しないんですか?
江戸風物=江戸の風俗や事物。
具体的には日常生活、季節感等
どこが、曖昧で粗雑ですか。
>だいいち、ミステリと捕物帖を同じ物差しでくくる根拠は?
ミステリとしてはイマイチ、しかし捕物帖としては面白い、
捕物帖としてはなっとらん、しかしミステリとしては抜群、
そんなケースは認めない、ということか?
そしたら半七の大部分は失格になっちゃうだろうが。
前半は反論がための反論にすぎないですよ。
わたしは、顎十郎は捕物帖としてもミステリとしても
魅力が無いと言ってるだけですよ。
それに半七はミステリであることを捨てたのが捕物帖
として唯一成功した要因、これ常識でしょ。
>実は半七もリアリティを欠くところがあるけど、
リアリズム筆致で誤魔化されているところがある。
ということは、単にスタイルの違いであって、
何を言ってるんですか、しっかりしてくださいよ。
ここが、単にスタイルの違いにとどまらない綺堂先生
の筆力の凄いところでしょ。
25 :
高等遊民:2001/04/25(水) 20:15
>>22 その先生の苗字は横溝っていうんじゃ。(藁
26 :
高等遊民:2001/04/25(水) 20:17
>>23 捕物帖又はミステリとしての評価もよろしく。
あのね、江戸風物なんて言葉が曖昧なことは、
歴史を少しでも、ひもとけばわかるだろう。
時代的地域的に見て、江戸にはかなり重層的で
多様な側面があった。
単一のイメージでとらえている人間からは、それ
違うだろうと見えることでも、実は結構史実に
忠実だったということが、ままあるのだよ。
江戸風物なんて言葉は、要するに後世の人間が
漠然と抱いているイメージの総称にすぎず、
冨士山芸者とか考える外国人を笑えないくらいの
曖昧な言葉だ、と言ってるんだよ。
君が江戸情緒とやらの幻想を抱くのは勝手だが、
自分の物差しから外れている=描写力なしとは
ならないということだ。
ここまで書かんと、判らんのか?
>やはり、捕物帖は半七に始まりそして終わったというのが、このスレッドの結論になると思います。
はい、結論出ました。
このスレは無事に終了しました。
ありがとうございました。
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29 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 22:11
30 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 22:16
>>23 半七が未来のヨメさんを助けて、結婚する話が、
確かあったと思います。
上野の花見か何かで人が殺されるやつ。
31 :
高等遊民:2001/04/25(水) 22:18
>>27 僕も大石先生の本くらい読みますよ(藁
要は、「綺堂の江戸」がしっかり、ディーテールまで
描かれていればいいわけです。
地方人の十蘭、安吾 関西人の横溝先生、東京出身で
力量不足の都筑氏にはこれができなかった。
つまり、無理なことに挑戦して散ったわけです。
32 :
高等遊民:2001/04/25(水) 22:22
>>29 >不快なレスをつける必要はないのではないかと思います。
表現が過激すぎる点はお詫びしますが、人を
いきなり罵倒するあなたも問題ですよ。
あぼーん
34 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 22:46
>>高等遊民
スレッドを立てた者です。
見てたけどね。1度こりてるでしょ。
「半七捕物帖」が最高という論証が弱いから
皆さんに納得していただけないんだよ。
僕がやるからもういいよ。
みなさんはマタ―リ、安心してレスしてください。
36 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 22:52
>>30 >半七が未来のヨメさんを助けて、結婚する話が、
確かあったと思います。
上野の花見か何かで人が殺されるやつ。
半七は佐七の間違いですか?
37 :
35:2001/04/25(水) 22:54
↑ 煽るような事書いてしまいました。
マターリ逝ってきます…
>>34 そうしたいけど、自作自演がうざくてね。
sage進行でマタ―リ語り合う、というのは駄目?
39 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 23:03
30です。
>>36 仰るとおりです。お恥ずかしい。
なんか半七の話題が続いてたからつい。
人形佐七の話です。
ちなみに調べてみたところ、その話の題は
『花見の仮面』でした。
40 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 23:07
あげ
じゃ、sage
42 :
名無しのオプ:2001/04/26(木) 00:43
>>39 「花見の仮面」は、佐七とお粂が所帯を持って最初の事件ですね。
お粂が佐七に助けられて恋女房になったのは、「嘆きの遊女」。
吉原の東雲大夫といえば、一世を風靡した花魁というのが、お粂の前身です。
43 :
書斎魔神:2001/04/26(木) 00:48
スレ終了のコピペ、ワンパターンだからお前ら新しいの探せよ。
どうせ自分じゃAAなんか作れやしないんだからさ。
>>43 いいねえ、ヒール道まっしぐらってカンジで。
ホンモノにしてもニセモノにしても、その調子でひとつ。
若様侍はどうでしょうか?
右門はどうでしょうか?
銭形はどうでしょうか?
48 :
39:2001/04/26(木) 18:35
>>42 あ、すみません、恥の上塗り。調べるときナナメ読みで
『確かコレだ!』って早合点しちゃいました。
訂正ありがとうございます。
>>45 若様って、城昌幸のですよね。
長編でサイキック対戦やってた(笑)
ミステリ的なトリック等で記憶に残るモノはなかったですが、
個人的には面白かったです。
>>48 お客さん!すんませんが、このスレもう看板すっ(藁
50 :
解体屋:2001/04/26(木) 20:47
>>39 >>42 あ、そんな話があったのですか。横溝作品は全集で読んだのですが、抜けてたのかなあ。
久々に読みたい気持ちにもなってきたので、図書館うろうろしてみます。
ありがとうございました。
>>26 わっはっは。10年前のことゆえ、内容は忘却の彼方です。
すみません、再読したらもういちど出直してきます。
それまでこのスレあるかなぁ。。。ぼそぼそ。
51 :
名無しのオプ:2001/04/27(金) 00:24
人形佐七は、人形のようにいい男で、その分浮気っぽい佐七に、
焼きもちやきのお粂がキィキィ言いながら、
それでもいつの間にか仲良く謎解きをしているあたりが面白いです。
ところでここでいう「捕物帖」って、
やっぱ「ナントカ捕物帖」って題がついてるのに限るのかなあ?
それとも主人公が捕物をしていく話だったらOK?
53 :
ねつてつ:2001/05/11(金) 13:35
↑
OKでしょうよ^^
最近テレビ化された「十手人」は、原作通りの
タイトルですが、捕物帖ですもの。
作者が「遠山の金さん」のシナリオとか、以前
に書いてたそうで、なるほど、テレビシリーズ
向けの軽い仕上がりで人情話を絡めています。
さて、僕は捕物帖って、もともとは講談とかか
らの系譜もあると思ってるので、江戸風俗のリ
アリズムって、そんなに大事なのかなあ?
ある種のデフォルメや、ストーリーの痛快さを
求めるのって、変?
むしろ、綺堂の真似をして綺堂そっくりに書か
れても、ちょっとねえ…
また、江戸のアンダーグラウンドや、綺堂が書
かなかった部分に言及した時代考証なども、充
分読み応えがあると思うんだけどねえ。その上、
ミステリをキチンと成立させてりゃ、推す人が
出て当然という気がしますよ^^;
54 :
名無しのオプ:2001/05/11(金) 15:29
ねつてつさんは書斎魔神とは直接遭遇しなかったの?
うざかったんだよ、すごく。
>>53 >僕は捕物帖って、もともとは講談とかか
らの系譜もあると思ってるので、
根拠開示求む。
>綺堂の真似をして綺堂そっくりに書か
れても、ちょっとねえ…
誰もそういう趣旨の発言はしてない。
>ミステリをキチンと成立させてりゃ、推す人が
出て当然という気がしますよ^^;
いまだに、そういう作品は無いと思う。
あっ魔神さんだ
紹介のされかたが悪く読む気なくした人がいるといかんから
カキコしとくが、やはり「半七捕物帖」はこのジャンルが好きなら
読んだほうがいい。感想は人それぞれだろうが。
佐藤雅美「半次捕物控・影帖」(講談社)は御薦めだ。
捕物帖には珍しい長篇でリアルな描写が秀逸だ。
明日にでも入手するといいよ。
魔神さんって面白い人ね。
『なめくじ』は巻によってコンセプトが違うし、長期間書いてるからだんだん
作風が変わってきてるのよ。例えば、イブクロを消しちゃったのは正解なのよ。
『顎十』は江戸じゃなくて明治なのよ、語彙が。これって意図的なのよ。
だから「考証がなってない」って言ってもダメの皮なのよ。
正岡イルルがダマされたほどで、地方人のハンディってのは当てはまらないのよ。
59 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 00:22
>>58 >地方人のハンディってのは当てはまらないのよ。
松本清張(福岡出身)がいい捕物帖を書いてるから紹介
するね。
長篇 「鬼火の町」(文春文庫)
短編集 「彩色江戸切絵図」「紅刷り江戸噂」
(共に講談社大衆文学館)
すべて絶版みたいだから、古本屋か図書館あたってみて。
佐藤雅美氏も東京出身ではないし、地方人でも書ける人いるね。
「顎十」はちょっと・・・・
60 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 00:55
結局、リアルなのがいい、って意見が多いみたいなのね。
そういうひとには、『顎十』とか『なめくじ』とかはダメなのね。
61 :
ゾリ大佐:2001/05/12(土) 02:25
>>55 「思ってる」事に対して「根拠開示求む」と言われてもねえ・・・
>>ミステリをキチンと成立させてりゃ、推す人が
>>出て当然という気がしますよ^^;
>
>いまだに、そういう作品は無いと思う。
根拠開示求む。
62 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 03:11
どーでもいいけど『明治開化安吾捕物帳』が出てこないスね。
私は勝海舟が耳切って血ぃ抜くのが好きなんですが。
63 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 03:37
>>61 ハンドルネームのゾリ大佐って、あのゾル大佐からとったの?
まあ、それはともかく。
あなたが、ミステリとしても優れていると思う作品を具体的に
挙げてもらわないとレス仕様がない。
僕は顎十郎や人形佐七といったミステリとしても優れている
といわれるシリーズも読んだが、普通(捕物帖以外という意味ね)
のミステリ小説に比較するのも無惨というのが感想だ。
ゆえに、ミステリであることを棄て、江戸風物詩に徹した
半七を高く評価してる。
それに、捕物帖は講談の影響もある旨の指摘もあったが、
なんの根拠もなく思ってるだけなの?
具体例とかないのかな。
僕はむしろ落語の人情ばなしの世界の方が近い感じが
するけど。
64 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 03:43
>>62 「明治開化安吾捕物帖」は過去レスに少しでてるよ。
大荒れ状態のとき。
地方人が捕物書くのはキツイかなというのが、
これと久生十蘭の顎十というのが僕の感想。
65 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 08:53
荒らしてたの、あんたでしょうが
66 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 09:13
コテハン(固定ハンドル)捨ててもすぐわかる(わら
67 :
ねつてつ:2001/05/12(土) 10:39
さて、捕物帖と講談の話。なんか説明を求めら
れているみたいだからね^^;
もともと、乱歩以前にも日本にはミステリっぽ
い話ってあったのね。
有名な物で「大岡政談」。
いわゆる、「大岡裁き」ってやつ。
ほら、お白州で子供の手を引っ張り合う話とか、
覚えてませんか?
もともとはあの手の政談話、中国の「とうひん
いじ」(漢字忘れた^^;)からパクった模様
ですが、「本朝おうひんいじ」とか、日本でも
オリジナルっぽいのが作られ、そこから後に大
岡政談のネタになった模様。大岡政談の発表媒
体は主に講談だったと思うんだけど、違うのか
な?^^
講談物は後に立川文庫などへと受け継がれチャン
バラ活劇の原点になったようですが、同時に、
乱歩が持ち込んだ「ミステリ」の概念と混じり
ながら捕物帖へと変化したんじゃないかなー、
とか思うんだけど、そんなに変な説かしら?
それに、落語の人情話を原点とする説も、頷け
る話。発生には複合的な要素があっても、別に
おかしかない。でも、チャンバラの要素が強い
捕物帖とかもあって、講談の要素は弱くないと
思う。それと、落語における江戸情緒は、確か
に素晴らしいけれど、落語にはシュールなほど
の情景を生み出す想像力や、極端にデフォルメ
されたキャラの魅力もあるわいな。リアリズム
が全てではあるまい。「らくだ」や「粗忽長屋」
「火焔太鼓」などは、キャラが凄く好きなんで
すけどね、あたしゃ^^
また、怪談の系譜も捕物帖には複合要素として
絡んでいるでしょう。元々一つの系と考えるこ
とはできない性質の物なんでしょうね。
それから。
半七が最高峰というなら、別によい。特に反対
しようとは思わぬ。一応、図書館にあった分は
読んでますしね。
だが、謎→解決までの非空距離が長い大ジャン
プなんてのも、ミステリの魅力の一つ。
捕物帖を探偵小説の亜種と考えるなら、顎十郎
や安吾、後のなめくじまでの系譜は、否定しちゃ
いかんでしょ。尚、なめくじは現在貫井徳郎が
蘇芳シリーズで、リニューアルしてるように思
います。今も続いているのね。
ミステリファンの私としては、同じミステリファン
には安吾、十蘭、都筑をすすめますよ、やっぱり^^
68 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 14:06
いくらいいこと言っても『棠陰比事』(一発で変換できた! EGBRIDGEだど)くらい正確に知らないと説得力ないと思うよ。
論旨にはだいたい賛成だけど。
半七と乱歩をイキナリ結びつけるのはチト乱暴かナ。
ちくま文庫でこないだ出たやつの解説読んでごらんなさい。
「コテハン捨てた人」は碧川浩一レベルか。
半七ファンダメンタリストってのも珍なり珍なり。
正確な書名を出さないと説得力ないんだ?
で、”ちくま文庫でこないだ出たやつ”っていうんだね。(プ
70 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 15:37
↑釣れた釣れた(ワラ
「ちくま文庫でこないだ出たやつ」って書いたのは、
「それくらい当然読んでるよね」っていうニュアンスも含まれているってわけ。
せっかくいいことを言っているのに、つまらないところがあいまい
だったら、やっぱり説得力に欠けると言わざるを得ないんじゃない
かな。特にこんな匿名掲示版だったら。
だから
>>67の文脈での『棠陰比事』の「正確な書名」とは全然意味が違うの。
字面だけの意味しかわからないというのは、ある意味素直な性格な
んだから、このまま伸び伸びと育ってほしいです。
あ、言っておきますが、ねつてつさんの書き込みにはいつも敬意を
感じております。これは皮肉でなく、ストレートにですよ。
71 :
ねつてつ:2001/05/12(土) 17:30
うむ。調べる手間を惜しんだのが失敗。スマヌ。
尚、棠陰比事(とういんひじ)についての話は、
確か乱歩の『幻影城』あたりでも言及があった
はずなので、手にとる機会があったら調べても
いいかも。
本朝のほうは、図書館の古典コーナーでみつか
るかもしれませんよ。中学生の頃、現代訳をみ
つけた記憶アリ^^
72 :
69:2001/05/12(土) 18:42
ゲッ、釣られたことにされてる。しゃくに障る〜。
・・・まあいいや。かなり気にさせたみたいで、ごめんね、大将。
高度だね〜
>>67 >>67 が>↑釣れた釣れた(ワラ
と、負け惜しみを正当化することを計算していたなんて。
そして本当は
>>67に向かって、
釣れた釣れた、と書きたい気持ちをグッと抑えて、
>ゲッ、釣られたことにされてる。しゃくに障る〜。
などと書き、またまた
>>67がホクソ笑んでいるとこを
想像して、本当に釣ったのは俺の方なのに、ククク...と
笑いをこらえているわけだ。
ふぅー、
釣れた釣れたなどという厨房レスしてるやつには、
ここまで解説してやらないと理解できないだろうから
ちょっと俺も、親切心を出してみたぞ。
77 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 20:39
↑読解力絶無。愉快愉快。
……「オマエモナー」って思わず書き込みそうになったでしょ?
言ってもいいんだよ!
78 :
77:2001/05/12(土) 20:45
79 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 20:45
うーん、俺のねらいどおりマタ―リ馴れ合いでなく、ディープ
で学術的スレになってきた。
特にねつてつ先生「君の瞳に乾杯!」(これわかる?)
ところで、捕物帖講談ルーツ説、興味深く拝聴しました。
落語は「らくだ」「粗忽長屋」等の落しばなしはリアリティ
無視の逝ってるストーリーが多く、わたしも実はこちらのほう
が好きです。(古今亭志ん生最高!後は逝ってよし!)
しかし、人情ばなし(広義の意味では怪談ばなしを含む)
は、情景描写を中心としたリアリティ重視ではないでしょうか。
例 牡丹灯篭、塩原多助一代記、江島屋騒動、怪談阿三の森等
僕は、半七に関しては、人情ばなしの影響は色濃いと考えていますが、落しばなしの影響は無いように思います。
あと、芝居の影響これは大きいでしょうね。
なにせ、綺堂先生は劇作家ですから。
レスありがとう。また一緒に戦いましょう。
80 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 20:59
展開を見ながら恐る恐る「俺の思ったとおりだ」みたいなレスをするやつイタイ。
>>79 >特にねつてつ先生「君の瞳に乾杯!」(これわかる?)
お前、いくらなんでもそれは失礼すぎるぞ 。
どうでもいいけど、それは全くの意訳だから、
元の意味は全然違うの知ってるのか?
ねつてつさんと、恋愛関係にでもあったのか?
82 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 22:33
>>80 煽り歓迎です。(藁 煽り萌え!
>>81 失礼の程お詫び申し上げます。つい、嬉しくなってしまって。
>どうでもいいけど、それは全くの意訳だから、
元の意味は全然違うの知ってるのか?
一応、名字幕ちゅうことで。あの主人公F・マーロウ
のモデルとか?
>ねつてつさんと、恋愛関係にでもあったのか?
カースレッドでお会いしたことがありますが、
展開はこれからです。
ところで81さんはいつも僕をたこ殴りしょうとする
おじいさんですか?
83 :
素朴な疑問:2001/05/12(土) 23:02
「名無しのオプ」なのに「いつも僕を」と言ってしまう
>>82は
自意識過剰なのでしょうか。
「僕」って誰?
84 :
名無しのオプ:2001/05/12(土) 23:45
>>83 >「僕」って誰?
うまい!三田誠広ネタ、全共闘世代なの?
じゃあ、僕から(藁 座布団一枚。
>ところで81さんはいつも僕をたこ殴りしょうとする
おじいさんですか?
この未熟者が!それはワシじゃ
>あの主人公F・マーロウ のモデルとか?
物を知らんにも程があるのう
『カサブランカ』は42年の作品、マーロウ初登場は39年じゃ
だからあれほど年寄りのいうことは聞けと、言っておるのに
sage
87 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 00:01
「おい、ひょろ松……いやにレベルの低いスレだの」
「sageの使い方もわかってねえようですよ、阿古十郎さん」
88 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 00:06
>>85 ねえ、おじいちゃんさあ、じゃあM・カーチス監督が
チャンドラー読んでてマーロウのキャラある程度
パクったわけ?
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
教えて 教えて 教えて 教えて 教えて 教えて
下さい。お願いします!
↑言うまでもなくスレ違い。
90 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 01:10
なんか荒れててやだな(藁
どうやら「半七マンセー」とか「志ん生以外イッテヨシ」とかいうように、
「○○以外全部ダメ」というのがクセのようだな。
「志ん生だけ」をありがたがるのが、いかにも半可通っぽくてわかりやすい。
落語にせよ何にせよ、一つのものしか玩味観賞できないということは、
受け手の側の問題であるということがわからないのかな。
志ん生以外の落語家のビデオもCDも出ているし、半七以外の捕物帳が再刊され
ていることを考えただけでも、それぞれに個別のよさがあり、それを理解でき
ないほうにも問題があるとは考えられないのか。
たぶん、自信たっぷりに半可通をご披露しているのだと思うが、世間の評価は
>>8 >>9 >>13 ってのが正直なところだろう。
それにしても
>>88はなんだよ。ホントに厨房なのか?
92 :
62:2001/05/13(日) 02:40
>>64 >「明治開化安吾捕物帖」は過去レスに少しでてるよ。
>大荒れ状態のとき。
え、安吾と十蘭間違えたのが出てきたことになるの(絶句)?
ん〜どーでもいいけど半七を江戸情緒「だけ」みたいに言われんのは違和感あるな。
ミステリ短編として見ても端正なものが多いと思うんだけど。
ぴゅっぴゅっ(耳を切って悪血を出している)
93 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 05:43
>>91 僕は「半可通」ではなく、「通」ですのでお間違えなく。(藁
「あれもいいね、これもいいね」と妥協したくないだけです。
自分たちのいいと思うものを強く押し出したいわけです。
94 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 05:49
>>92 >ん〜どーでもいいけど半七を江戸情緒「だけ」みたいに言われんのは違和感あるな。
ミステリ短編として見ても端正なものが多いと思うんだけど。
江戸情緒だけという発言はしてません。
それより、半七捕物帖全巻を手元に用意しました
ので、ミステリ短編として優れている作品名を
具体的にご教示願います。
95 :
92:2001/05/13(日) 06:15
>>94 >江戸情緒だけという発言はしてません。
ん?
>>24 >それに半七はミステリであることを捨てたのが捕物帖
>として唯一成功した要因、これ常識でしょ。
とかゆー発言があったが。ま、べつにいーけどね。
それよりなんであんたのルールに合わせて発言してやんなきゃならんの?
そもそも「短編ミステリとしてどういうものが端正か」ってとこから
議論せにゃならんやん、めんどくせえ、ヤなこった。
「自分たち」とか「常識」とかえらく吹き上がってるけど、大丈夫かい?
ま、悪い血を出したほうがいいね、ぴゅっぴゅっと。
>>93-94 おや、日曜なのに早起きだねえ。部活動の早朝練習前かな?
自己申告で「通」だと言ってしまうのもイタイが、百歩譲って「通」だとして
も、ここは議論をするところで、「通」のご高説を一方的に承る場所ではない
わけよ。実社会で相手になってくれる人間がいないからといって、こんなとこ
ろでイバッテても、誰もほめてくれないよ。なんか目新しいようなことを言っ
ているならともかく、「捕物小説は『季の文学』」かえ? 思いつきで「季の
文学」って言っちゃった評論家がいたおかげで、捕物帳理解が大幅に遅れたの
は知ってるよね。わかんなかったら自分で調べなさい。ここは「常識」を教えてあげる場でもないんだから。
「そんなことは言ってない」ってのはツライね。いもしない仲間を持ち出して、
おまけに
>>95さんも首をひねるような「常識」を振りかざすとは苦しい苦しい。
コテハン途中で捨ててしまうようなヘタレな人物のようだから、「ログが残っ
てるよ」って言っても、何だかんだ言い訳するんだろうね。滑稽滑稽。
昨日、布団に入ってから思い出した。
半七にはヴィドックの系もあったね、そういや。
牧逸馬なんかも当時結構はやったようだし、猟奇実話系
もちょいと混ざったかもしれん。
ホント、ひとくくりの系、魅力で考えるものではないなあ…
それから「先生」って何だ?
「先生と呼んで灰吹き捨てさせる」の口だろうか?
ま、いいすけどね…
ちなみに、粗忽長屋は談志師匠のがいいなあ…
ああ、円蔵の道具屋、もっぺん聞きたい…
98 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 12:56
このスレ読んでいると、「半七」にまで反感がわいてくる。
もうやめい。
99 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 16:25
今夜の「知ってるつもり」は銭形平次だよ
>>95 僕の筆が足りず、失礼しました。
半七は優れた江戸風物詩にとどまらず、時代サスペンス小説
としても面白いです。事件の発端から解決までのストーリー
テリングは素晴らしいよね。ただし、トリック、意外な犯人等の
ミステリとしての面白さは無い。
>そもそも「短編ミステリとしてどういうものが端正か」ってとこから 議論せにゃならんやん、めんどくせえ、ヤなこった。
そんなに難しく考えずに、ミステリとして面白いと思う作品名
をあげて、簡単にコメントを付せばいいだけだよ。
例 「半鐘の怪」 ポーのあの作品みたいでイケテルじゃん(横浜弁 )
101 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 18:58
>>96 例のおじいさんですか?
今時「季の文学」なんて言葉、僕でも使いません(藁
>ここは「常識」を教えてあげる場でもないんだから。
そんな凄いところでないのは100も承知です。(藁
ここはアンダーグラウンドですよ。
>コテハン途中で捨ててしまうようなヘタレな人物のようだから、
おじいさんも匿名じゃん(藁
102 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 20:01
>>97 先生という呼称で気を悪くされたならお詫び申し上げ
ます。
ヴィドックは探偵(警察)実話ですね。手軽に読むには
どういう方法があるでしょうか、ご教示頂ければ幸い
です。牧逸馬の世界怪奇実話は現代教養文庫で
愛読してました。「浴槽の花嫁」、「親分お眠り」等
「粗忽長屋」はやはり僕は志ん生のルール破りの
バージョンが好きです。
志ん生の「道具屋」って音源無いんですよね(泣
103 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 20:07
>>98 そう言わずに愛読して下さい。光文社文庫です。
>>99 今日みんなで見てから就寝前に議論しましょう。
僕は「銭形平次」は半七のきづいた捕物帖の
品位を貶めた作品であるという見解です。
104 :
95:2001/05/13(日) 20:20
だからさー、そんな俺ルールでモノ言われても困るっての。
「サスペンスはミステリじゃない 」とか
「トリック、意外な犯人等の ミステリとしての面白さは無い」とか
偏狭な「俺常識」前提の人とはそーゆー話はできんて。
たぶん短編ミステリあんまり読んだことないでしょ?
センセーの言いようだとエド・ホックとかクラーク・ハワードとか
短編の名手って言われてる作家の作品ほとんどミステリじゃなくなるのよ(笑)。
悪血抜いて頭冷やしてね〜、ぴゅっぴゅっ。
105 :
96(≠おじいさん):2001/05/13(日) 20:33
>>101 相変わらず読解力ないな。「おじいさん」じゃないよ。
「アンダーグラウンド」ねえ……
>>103 さっき予告見たら、胡堂の夫婦愛に話をもって行きそうな勢いだったな。
ま、あの番組のことだからしょうがないか。
106 :
名無しのオプ:2001/05/13(日) 22:13
>>104 あのさあ、お兄さん。
俺、短編大好きで、エドワード・E・ホックも大好き
だよ。(特にホーソン博士もの)
少なくとも半七に本格の面白さは無いでしょうってこと。
ルール押し付けてるつもりもないよ。
半七でお兄さんの判断でミステリとして面白いと
思うものを聞いてるだけじゃん。
半七本当に読んでるの?
107 :
95:2001/05/13(日) 23:10
言ってることが変わってるよ。
>それに半七はミステリであることを捨てたのが捕物帖
>として唯一成功した要因、これ常識でしょ。
だったのが
>少なくとも半七に本格の面白さは無いでしょうってこと。
に唐突になってる。
つまりいわゆる「本格ミステリ」以外は「ミステリ」じゃないってことかね?
それは君の「脳内ルール」だからつきあってられんつってんの。
一般的にはミステリってもっと漠然と幅広いもんだろ。
そんな調子で最初から押しつけばかりじゃないの、だから反感買うのよ。
だいたいオレが「端正な短編ミステリ」って言ったのがどーゆーもんだかわからんでしょうが。
君が言う時代サスペンスを指すかもしれんし、
ハワード風の犯罪人情話かもしれんし、ノワールかもしれんし、
あるいは単に技巧的なこと言ってんのかもしれない。
だーら
>それよりなんであんたのルールに合わせて発言してやんなきゃならんの?
>そもそも「短編ミステリとしてどういうものが端正か」ってとこから
>議論せにゃならんやん、めんどくせえ、ヤなこった。
つったやん?
そんなずさんな言葉の使い方の人に具体的になんかタイトルあげたって、
勝手な思い込みで「本格じゃねえからミステリとして優れてない」とか言うだけじゃん。
つーか、それやりたいだけにしか見えんから「つきあえん」つってんの。
108 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 00:01
>>103 厨房様。
まだお寝みにならないのでしょうか。
「就寝前」との仰せなので、首を長くしてお待ちしているのですが。
109 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 01:00
>>107 >一般的にはミステリってもっと漠然と幅広いもんだろ。
これ君の脳内ルールじゃん(藁
半七をミステリ=本格ミステリの基準で語ってしまったのは、
綺堂が執筆にあたり、ホームズものが念頭にあったのを知って
たからなんだよ。誤解を招いたらゴメンね。
>「本格じゃねえからミステリとして優れてない」
こんなこと言わないって(藁 僕は本格至上主義じゃないよ。
ハードボイルド、リーガルサスペンス、冒険、スパイ、SFミステリ
その他勿論捕物も好きだ。
君が半七の作品でどんなものが面白いと思ったのか知りたい
だけさ。
その作品を通して具体的に君の言う「端正な短編ミステリ」の
意味もわかろうというもんじゃないか。
110 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 02:17
おお、おいでになりましたか。お待ちしておりました。
相変わらずの弥縫的なご発言、もはや名人芸で。
そろそろ、「アレは読んだか、ソレを読んだことないだろう、コレをあんたは
知ってて言ってるの」と、あれこれ作品を並べてケムに巻こうとしはじめそう
だから、あらかじめ申し上げておきますが、そうすれば相手が読んでないもの
もいくつかは必ずあろうかというもので、メチャクチャに並べた作品のうちの
どれかを相手が読んでいなかったとしても、それで勝ち誇ったような気分にな
っていただくのはちと迷惑でございます。どうぞお手柔らかに。
どちらにしても、半七を「ミステリを捨てた」と評価しておいて、「ホームズ
ものが念頭」とおっしゃるあたり、他の追従を許しません。このスレを最初か
ら再読されるとおわかりかと思いますが、貴方様のご発言が、根拠のない独断
を他人に押し付け、なおかつ支離滅裂なのは明らかかと思います。
それにしても、
>それに半七はミステリであることを捨てたのが捕物帖
>として唯一成功した要因、これ常識でしょ。
という「常識」には感服しております。捕物帳として「成功」しているのが、
「半七だけ」というのは、貴方様のご都合だけでお決めになった常識でしょう。
少なくとも「半七が一番で半七以外は認めない」という立場に立っておられな
がら「勿論捕物も好きだ」とはちといただきかねます。失礼ながら「ハードボ
イルド、リーガルサスペンス、冒険、スパイ、SFミステリ」などに関する貴
方様のご理解も捕物帳同様、浅薄なものであると思わざるを得ないようです。
ところで、「知ってるつもり」についてはどうなったのでしょうか。
たしか、就寝前にお話しするのでは? 夜も更けてまいりました。
111 :
95:2001/05/14(月) 03:58
>>109 うーん、なぜわからんのかな〜。
旦那の発言スタイルは言ってることがコロコロ変わる上、
押しつけがましくて人をけなすために発言してるとしか思えないから
それに合わせてやるのはヤダっつってんだが(笑)。
だいたいさ「時代サスペンス小説」ってなによ?
そんな聞いたこともないジャンルつくらんでも、
べつに時代ミステリでいーじゃん(笑)。
そもそも都築道夫の十蘭/安吾の再評価ってのは、
前に出てきた「季の文学」とやらを唱えた批評家のおかげで捕物帳の原点
である半七が含んでいたミステリ的な部分がスポイルされちゃったのを
再評価しようって話な訳だろ。
だから彼自身の作品や十蘭/安吾の作品が謎解きゲーム小説の方向に
傾いたものなのは当り前だし、そこを「江戸風物が希薄」という形で
批判するのもありだとは思うよ。けど、だったら「半七の価値」自体が
「ミステリ的な要素と江戸風物の両方があるからすごい」
になるのが立論としては自然じゃないのかね?
>>110 いきなり人を罵倒して議論もなにもないでしょう(藁
113 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 05:22
>>111 なんか君の捕物帖に対する見解はT氏の受け売り
みたいだよ。
半七で面白かったと思う作品名だけでも教えて
くれない?
やはり、レスが無いと読んでないか、持ってないと
判断するしかないんだよね。
なんかホックのホーソーン博士シリーズって
半七に雰囲気似てないかい?
根拠の無い感覚的ものだから理由聞かれても
困るんだけど。
114 :
95:2001/05/14(月) 06:32
>>113 どこにも「オレの見解」なんか述べてないぞ(笑)、
都築道夫の十蘭/安吾再評価の経緯をまんま紹介してるだけじゃん。
ま、勝手にいろいろ思いこんでくれや、べつにかまわんから。
ちなみにオレ的にはホックだったらホーソンより西部探偵ものかね、
サム・ホーソンでも「皮服の男」あたりならわからんでもない。
半七のオリジン話とか人情味の勝ったヤツはクラーク・ハワードの
「ホーンマン」とかちょっと思い出すが。
で、「時代サスペンス小説」ってなんなの?
ミステリじゃないんでしょ(笑)。
おはようございます。早朝からご苦労様です。
>>112 おやおや
>>5や
>>17をご発言なさった方のお言葉とも思えない。
そうか、
>>32でも同じ手を使っていますから、機先を制すときの常套パターン
なんですね。あまり効果的だとも思えないのですが。
「いきなり罵倒」しているのは、失礼ながら小生一人かと存じます(それにし
ても、頭ごなしに「逝ってよし」などと申し上げるようなマネはしておりませ
んが)。でも、
>>103では「みんな」とお呼びかけになっているのですから、
小生以外の方へのメッセージがあってもよかったですよね。
ゆうべずっとご高説を待っていらした方がいらっしゃるかもしれませんよ。
銭形平次は岩手県出身の作者が書いたものですから、江戸の風俗描写がダメ、
したがって評価できないというご主張でしょうが(「そんなことは言ってない」
ですか?)、東京出身でなければ江戸風俗が描けないというのも強引な決めつ
けですね。「江戸時代から生きている人でなければ江戸風俗は描けない」とい
う方がまだ説得力があります。それにしても、「殺人をうまく描くには人を殺
さなければならないのか」という小学生じみたレスを誘う危険な香りがする高
等テクニックです(「そんなこと言ってない」って?)。
>>31をごらんください。「東京人でなければ捕物帳は書けない」という自説に
反する都筑さんを「力量不足」と片づけてしまうあたり、凡手とは思えません。
その一方で
>>14において「(都筑にしては例外的に)つまらなかった」などと
おっしゃる。「例外的にしか面白くないものを書かないほどの巧者」なのか
「力量不足」なのか、どっちなんでしょうか(ワラ。「力量」とは「江戸情緒を
描く力量のことだ」っていうのかな。苦しい苦しい。
ちなみに捕物帳理解の常識として、貴方様の「常識」と
>>95さんの主張は、受
け売りにしろ何にしろ、後者の方が不自然でないと思います。貴方様のお説に
ついての
>>111のコメントなぞ、(いるかいないかは別として)ご見物衆にも
ご納得いただけるものではないでしょうか。
主観的でもいいのです、印象批評結構。ここはそういう掲示板なのですから。
ただ、構ってもらいたいあまりに知ったかぶりして自説を押し付ける態度が問
題なのです。
「ヒールになったら他人から構ってもらえるんだ」と新しい発見をしたかもし
れませんが、そろそろこのあたりが逝き際ではないでしょうか。
116 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 13:12
>>114 結局、半七の作品名あげれないじゃん。
作品名をあげれない理由も書いてない。
図書館かどこかで読んだのかもしれんが、持ってないな(藁
最初からそう言えよ。恥ずかしいことじゃないんだから。
サスペンス小説の定義については、考えがあるけど答える
必要はない。
僕の質問に対する君の答えが不誠実だからね。
2は俺なんだけど3も俺、盛り上げるための余興だよ。
118 :
95:2001/05/14(月) 13:34
>>114 だから何度も書いてんだろ、上げない理由はあんたを信用してないからだよ。
で
>サスペンス小説の定義については、考えがあるけど答える
>必要はない。
てことはやっぱり勝手な「俺定義」用語なのね(笑)。
べつにそれだけわかれば十分だから説明はいいよ。
個人的にそんな言葉説明無しで使用して
他人にわかってもらおうなんて世間に期待しすぎだと思うよーん。
119 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 15:15
>>
>上げない理由はあんたを信用してないからだよ。
で
120 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 15:18
>>118 >上げない理由はあんたを信用してないからだよ。
で
理由になってないよ。(藁
君の負けだ。(藁
121 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 15:35
余興としてサスペンス小説講義だ!
まず、「作品自身をして語らしめよう」
「大いなる幻影」 現代サスペンスミステリ
笹沢左保の股旅もの 時代サスペンスミステリ
「ニュースキャスター」 現代サスペンス
*この作品には2ちゃんねるが登場するよ。
「鬼平犯科帳」 時代サスペンス
馳氏の主要作品 現代ノアール
仕掛人シリーズ 時代ノアール
半七はサスペンス小説の要素もあるが、やはり捕物帖
そのものとしか言いようが無い。
122 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 15:38
ちなみに、57と59も俺だよ。
自説に固執しない面白本の紹介だよ。
書斎馬人の紹介だと罪のない本まで嫌いになるから鬱だ
124 :
95:2001/05/14(月) 17:07
>>120 負け(苦笑)。勝ち負けのためにやってたのか。
そんなだからひとから信用されないんだよ。
ま、がんばってな。
そろそろ名無しに戻りますか。
125 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 17:19
>>123 まあ、そう言わないで手に取って見てよ。
>>124 ちゃう、ちゃう、ゲームだよ。(藁
そんな真剣になる必要無いんだよ。
このスレ自体余興のつもりで立てたんだし(藁
半七シリーズ持ってなくても批判するつもり
全然ないけど、レス読んでて思ったんだけど
なんか他の捕物帖と勘違いしてる可能性ないかい?
少し気になったんで念のため。
126 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 17:29
馬甚君、戦々恐々でリロードを繰り返していると思われ。
昨日の「知ってるつもり」見て泣いちゃった。
なんていうかあの夫婦愛っていうか。
「プロジェクトX」より良かった感じ。
みんな見たのかな?
>>128 逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
すぐに、このスレから去れ。ウザレ野郎が。
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
おわかりのとおり128=129です。
それでは、コーヒーブレイクということで。
そうです。128=129です。
それではコーヒーブレイクということで。
132 :
名無しのオプ:2001/05/14(月) 22:46
そうです。128=129
それではコーヒーブレイクということで。
1 サスペンスミステリーとは何か
2 半七捕物帖所感 半七はミステリーではなかった!
3 銭形平次を語ろう
上記の演題でそのうちやりまっしょう。
捕物帖は江戸風物詩(まあ「季の文学」でもいいや)
としてこそ成功する。
綺堂がホームズを念頭に半七の執筆にとりかかったのは
事実(エッセイから明らか)。ホームズを本格ものという前提
に立てば、本格推理短編を目指したと考えてさしつかえなか
ろう。だから最初は本格の推理短編としてどうかというモノサシ
ではかってみるのは妥当なのではないか。
しかし、これは成功しなかった。
>それに半七はミステリであることを捨てたのが捕物帖
>として唯一成功した要因、これ常識でしょ。
だったのが
>少なくとも半七に本格の面白さは無いでしょうってこと。
に唐突になってる。
以上のように批判を受けたが、俺はそうは思わないが
議論の相手がサスペンスミステリではないのかという
考え方の持ち主かと思いこういう発言をしてみた。
しかし、サスペンスミステリも謎解きの面白さがある程度
は要求されるのは当然であり、冒頭の事件の発生による
謎の呈示だけで、謎解きの興味皆無の半七はこの分野
でも落第である。
つまり、半七はミステリ仕立て(ミステリではない)でサスペンス
のスパイスを効かせた江戸風物詩の傑作というのが妥当な
評価ではないのか。
都筑氏をはじめ捕物帖の評論をする場合単なるスパイスに
過ぎないこのミステリ仕立ての部分が強調されすぎた感がある。
半七を通して読むと段々シリーズが進むにつれてミステリ
たらんとすることを放棄し、江戸風物詩に傾斜していくのが
よくわかるよ。
なんでも旧説(捕物帖=季の文学)が間違ってて、再評価
(半七捕物帖のミステリ仕立てを過大評価)が正しいというのは
どうかと思う。みんな都筑説を批判的に見る観点も必要では
ないのかな?
過去レスにも書いたが、笹沢左保の股旅もの(木枯し紋次郎
シリーズが有名)を読むと時代サスペンスミステリというものが
どういうものかよくわかると思う。
135 :
名無しのオプ:2001/05/24(木) 12:16
なんだ割りとまともなことも書けるんじゃん。
最初からそーゆー調子で書けばよかったのに。
>半七を通して読むと段々シリーズが進むにつれてミステリ
>たらんとすることを放棄し、江戸風物詩に傾斜していくのが
>よくわかるよ。
てのは概ね同意。
ただ旦那の立論は「ミステリ」とか「捕物」の概念規定が
原理主義的過ぎると思う。
世の中、ローレンス・ブロックの『殺し屋』連作みたいな小説も
「ミステリ」と呼ばれてるんだし、そんなにガチガチした考えで
簡単に括っていいもんじゃないでしょう。
そいから都築説は当時の「ミステリを下に見る風潮」が背後に
あってのものだってことをを無視しちゃうと気の毒だと思うよん。
>>135 >原理主義的過ぎると思う。
ミステリの定義とか範囲をどうとらえるかという問題で、広い
から悪い、狭いから良いというわけじゃない。逆も真なり。
ただ捕物帖でミステリとしての成功作はないな。
とにかく捕物帖で無いのが残念だが笹沢左保読んで
くれれば、時代もののミステリの成功例がわかるよ。
>都築説は当時の「ミステリを下に見る風潮」が背後に
あってのものだってことをを無視しちゃうと気の毒だと思うよん。
この場合は下に見られてたのはミステリじゃなく捕物帖だろ。
もちろんミステリが純文学より下という風潮も昔はあったけど。
捕物帖はミステリの最下層あるいはアウトカーストとかね。
前に書いたけど馬鹿にされてるなら都筑氏のように捕物帖
のミステリ的要素を強調せず、ミステリと訣別して別の方向性
を打ち出すべきだったな。旧説の季の文学でいいじゃない。
ところで厭味でもなんでもなく半七の面白かった作品教えてくれないかな?作品名がわからなければ大体の話しの筋カキコ
してくれればこちらで調べる。
もう一度いろいろ読みなおしてみたいんで参考するだけ。
立場上半七作品の批判は一切出来ないので安心して教えて
ちょ。
137 :
名無しのオプ:2001/05/24(木) 18:32
>68
>ちくま文庫でこないだ出たやつの解説読んでごらんなさい。
結局、これってどの本のことだったんだよー。
>「コテハン捨てた人」は碧川浩一レベルか。
ワラタ
白石潔(=碧川浩一)が「捕物帳は「季」の文学」なんて
いわなければ、こんな論叢もなかったカモナー。
138 :
名無しのオプ:2001/05/24(木) 19:42
>>137 ワラタ根拠も書かれてない駄レスだね(W
君はアレン・ダレスというコテハン使え(W
>>137 >ワラタ根拠も書かれてない駄レスだね(W
嗤うのに根拠がいるのか?
もしそうだとしても、根拠もない放言を
くりかえしてるやつにいわれたくねーよ。
>>140 アレン・ダレス様
>嗤うのに根拠がいるのか?
いる。
>もしそうだとしても、根拠もない放言を
くりかえしてるやつにいわれたくねーよ。
レス134は私の手になるものだ。よく熟読するように。
>レス134は私の手になるものだ。よく熟読するように。
名無しがえらそうにいうな!!
もっとも、134は馬人の「作品」にしては、まともな方か……。
とはいうものの、放言の域は出ていないよ。よく「熟読せよ」
なんていえたもんだ。
しょうがないから、ちょっと相手してやるか。
>捕物帖は江戸風物詩(まあ「季の文学」でもいいや)
>としてこそ成功する。
これこそ白石潔の説の鵜呑みじゃないか。江戸風物詩と
して「のみ」成功で、それ以外は失敗と決め付けるのは、
あんたの狭量以外の何物でもないだろ。
>綺堂がホームズを念頭に半七の執筆にとりかかったのは
>事実(エッセイから明らか)。ホームズを本格ものという前提
>に立てば、本格推理短編を目指したと考えてさしつかえなか
>ろう。
ホームズが本格ものという前提は、どこから出てきたの?
>都筑氏をはじめ捕物帖の評論をする場合単なるスパイスに
>過ぎないこのミステリ仕立ての部分が強調されすぎた感がある。
ミステリサイドからの評論としては、当然だと思うが。
>なんでも旧説(捕物帖=季の文学)が間違ってて、再評価
>(半七捕物帖のミステリ仕立てを過大評価)が正しいというのは
>どうかと思う。
これには賛成。ただし、旧説が正しいことの証明には、なって
いないね。
『探偵小説の郷愁について』を読んだ上での意見だが、白石潔
という人は、ミステリの謎解き部分の面白さが理解できていな
かったんだと思う。捕物帳についても、だから、ミステリ部分
以外でのキャッチフレーズを作ってしまった。
手元にある捕物小説年鑑昭和三十年度版の序文では、野村胡堂
が捕物帳を定義して、こういっている。
「夢多き江戸時代を舞台に、大衆小説のロマンスを配するに、
少しばかりのほろ苦いトリックを盛った捕物小説は〜〜」
捕物帳においては、トリックは「少しばかり」でいいというの
が、当時の実作者の認識だった訳で、白石論文が、その根拠の
一端を担っていたことは間違いない。(白石潔は捕物作家クラ
ブ会員)
>前に書いたけど馬鹿にされてるなら都筑氏のように捕物帖
>のミステリ的要素を強調せず、ミステリと訣別して別の方向性
>を打ち出すべきだったな。旧説の季の文学でいいじゃない。
ミステリ味の希薄な、「季の文学」系統の捕物帳が主流だった
からこそ、ミステリ・プロパーの都筑道夫がミステリ的要素を
強調した捕物帳を書いた意味がある。
もともとミステリの亜種として発生したジャンルなのだから、
ミステリサイドからさまざまなアプローチが試みられて当然。
訣別すべきだった、などというのは、あんたの偏狭な価値観に
基づく決め付けでしかない。
相手はファンダメンタリストだから、
「決めつけ」を攻めても意味ないんじゃない?
なにしろ
>ミステリの定義とか範囲をどうとらえるかという問題で、広い
>から悪い、狭いから良いというわけじゃない。
っておっしゃってるくらいだから。
原理主義の問題は定義の狭さじゃなくて、
独善性と教条主義なんだけどなあ……
144 :
名無しのオプ:2001/05/25(金) 12:01
>>142 君の発言も都筑説に毒されてた放言というのが感想。
江戸風物詩の方向で進めば、捕物帖はもっと広く世間に
受け入れられ、ミステリとは異なるジャンルを形成し、地位の
向上もありえたのに非常に残念だ。
都筑氏は善意からだろうが余計なことをしたものだ。
>これこそ白石潔の説の鵜呑みじゃないか。江戸風物詩と
して「のみ」成功で、それ以外は失敗と決め付けるのは、
あんたの狭量以外の何物でもないだろ。
よく考えたら、サスペンスミステリとして成功した捕物帖が
あった!過去レスで紹介した松本清張の作品だ。
こんなことしてないで、すぐ買って読め!急げ!走れ!跳べ!
>ホームズが本格ものという前提は、どこから出てきたの?
あのシリーズは内容的にはサスペンスミステリの範疇にある
ものも多い。ゆえにあくまで前提とした。
ただ通説は本格短編シリーズだろう。
145 :
名無しのオプ:2001/05/25(金) 12:06
>>143 いいコテハンですね。あの話しは好きっす。
以 上です
レスの内容もいいとこ突いてます。
146 :
名無しのオプ:2001/05/25(金) 21:58
>>142 読むかどうかわからんが一応マジな反論もしとこう。
>これこそ白石潔の説の鵜呑みじゃないか。江戸風物詩と
して「のみ」成功で、それ以外は失敗と決め付けるのは、
あんたの狭量以外の何物でもないだろ。
鵜呑みでもなんでもない。自分の言葉で表現してるしな。
それに白石説を支持して悪い理由もなかろう。
それを君が狭量と決めつけるのは都筑説に毒されてる
からだよ。自分の考えと異なるものは排斥するのは良く
ないぞ。
>ミステリサイドからの評論としては、当然だと思うが。
なぜ 当然なのかの理由が書いてない。
もうちょい敷衍して書かないといけないな。
>これには賛成。ただし、旧説が正しいことの証明には、なって
いないね。
実証されてるだろう。半七が成功し、あとのミステリを目指した
連中(顎十、安吾、なめくじ等)がコケるか、コケつつある状況
で。のちほどデータベースにある出版状況を紹介するけど
半七以外の作品は悲惨なもんだよ。
>ミステリ味の希薄な、「季の文学」系統の捕物帳が主流だった
からこそ、ミステリ・プロパーの都筑道夫がミステリ的要素を
強調した捕物帳を書いた意味がある。
どういう意味があるのか書いてない。しっかりしろよ。
>もともとミステリの亜種として発生したジャンルなのだから、
ミステリサイドからさまざまなアプローチが試みられて当然。
訣別すべきだった、などというのは、あんたの偏狭な価値観に
基づく決め付けでしかない。
ミステリの亜種(というよりもミステリそのものを目指したのでは)から発生したのは事実としても、あくまで起源にすぎないな。
当然にミステリ サイドから様々なアプローチをして当然という
理屈にはならない。トライアルしてみる価値があるかも、駄目
なら止めるという程度ならわかるがな。
だからミステリと訣別すべきという考えかたを「偏狭な価値観に
もとづく決めつけ」と決めつける君の考え方こそ
「偏狭な価値観(都筑説マンセー?)にもとづく決めつけだよ。
全体的に本も良く読んで勉強してるようだが論証が弱いな。
君の今後の精進に期待する。
147 :
猫騒動:2001/05/25(金) 22:18
>レスの内容もいいとこ突いてます。
つーことは自分が独善的で教条主義的なのは自覚してる訳?
昨日350円で買った集英社文庫の『捕物小説名作選』(選者は池波)に
なかなかおもしろい対談が載ってたんでちょっと引用。
池波 捕物帳を書きたいとだれでも思う……その魅力というのは、もう少し掘り下げて言うとど
ういうことになりますか。実作者としてその話をしてくださいよ。
伊藤 ぼくはね、捕物帳というのは、つまりは推理小説を書きたいんだと思うな。ところが推理
小説というのは現実的できびしいんですよね。
池波 人を殺して、陰惨なことを書いたりしなくてはならないから……。
伊藤 そう、ぎしぎしする。そこへ行くと捕物帳は、残酷なことがあっても、何となくそれを取
り扱う人間の性格で、やわらげたり、時代も遠のいているから、雰囲気もやわらかいしね。
池波 そう、そう。
(「〈解説対談〉捕物小説あれこれ」伊藤桂一/池波正太郎)
初版は1980年、この頃はこーゆー空気だった訳ね。
個人的には伊藤桂一の『風車の浜吉捕物綴』はけっこう好き。
148 :
名無しのオプ:2001/05/25(金) 22:33
捕物帖って、みんなそんなに難しく考えて読んでんのか?
まあ、そういう楽しみ方なんだろうから、それでもいいけどさ。
>>146 >自分の考えと異なるものは排斥するのは良く
ないぞ。
ワラタよ。初めて受けた。
お前が言うな!
>>147 >つーことは自分が独善的で教条主義的なのは自覚してる訳?
人間は皆多かれ少なかれ独善的で教条主義的な
存在さ。
>昨日350円で買った集英社文庫の『捕物小説名作選』(選者は池波)に
なかなかおもしろい対談が載ってたんでちょっと引用。
懐かしいなあ。ブックカバーのまわりが白いやつ
でしょ。ところで、後は対談の引用だけど君自身は
なにを主張したいんだろうか?
これは池波氏と伊藤氏という推理作家でない2人
の対談というだけで捕物帖に関する80年当時の
空気(通説)というわけではないようにおもうよ。
「風車の浜吉」はつまらなかった。
伊藤桂一は戦記ものがいい。
「悲しき戦記」(講談社文庫)がいい。当然絶版。
戦場という極限状況における奇談集だ。
151 :
名無しのオプ:2001/05/25(金) 22:46
>>147 その本持ってたなぁ。
その「書く理由」って、
まんま私が捕物帖読む理由と同じだな。
捕物帖って、ミステリより殺伐感うすくていいよね。
>>148 150です。こういう発言に激しく同意です。
所詮捕物帖は作家の余興に過ぎないし、世間の
評価もミステリに比べても低いです。
もっとゲーム感覚でこのスレを楽しむべきです。
>>151 こういう素朴な意見は貴重です。心が温まります。
>なにを主張したいんだろうか?
ん? ンなもんべつにねーよ。旦那じゃないんだから。
>空気(通説)というわけではないようにおもうよ。
べつに「通説だ」なんて言わないよ。
ミステリプロパーじゃない作家二人が対談してごく普通に
ああいうことをさらっと言ってしまうこと自体「時代の空気」だろ。
>>151 >捕物帖って、ミステリより殺伐感うすくていいよね。
ねえ、なのになぜこのスレはこんなに殺伐としてんのかね(笑)。
>>153 コテハン見てるとよく読んでるね。
「猫騒動」の犯人は平次なら捕らえたと思うか?
遠慮せずにもっと自説を展開すべきじゃないかな。
このスレは殺伐じゃないぞ活気があるんだ。
現にレス150をクリアし、年中上がってるじゃないか。
安心しろ。
155 :
名無しのオプ:2001/06/11(月) 18:01
dat落ち防止age
あぼーん
157 :
名無しのオプ:2001/07/06(金) 11:51
dat落ち防止age
158 :
名無し:2001/07/17(火) 08:32
「安吾捕物帳」を読み始めた。
最初の3編で止めた。つまらなすぎる。
途中で読むのを止めることは、普段はしないが、これは特別だ。
特別につまらなすぎる。
「怪異雛人形」を読み始める。
まだ10ページほどだが、十分面白い。
先が楽しみだ。
159 :
名無しのオプ:2001/08/13(月) 07:23
どこの出版社からだったか、捕物帖の傑作選みたいなタイトルで、
捕物帖の名作ばかり集めた短編集の文庫があって、それを読む機会があった。
捕物帖ってそれまでわりとバカにしてたけど、結構見直した。
161 :
名無しのオプ:01/11/09 21:33
盛り返し可能、テーマはいいと思う
162 :
名無しのオプ:01/11/23 20:55
再生上げ、時代小説好きの人頼む。
163 :
名無しのオプ:01/12/07 15:21
しばらくミス板離れてたので状況分からないのですが。
あの人が居なくなったというのが本当なら…
マターリ語りたいかも?
あげ。
いなくなってはいないと思う。
語ること自体には賛成。
,,,,,|||||||||||||||||||||||||ll|||||||||||||||||||||||||,,,,
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(^| | 。 |ヽ /| 。 | |^)
(e| L____』 | | L____』 |3)
( ||  ̄ ̄ ̄ | |  ̄ ̄ ̄ ||,)
||| | | |||
||| | | ||| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\|、 __ _< | | >_ __ ,|/ < 半七ですよん。てへ〜
-| l ↑ ̄ ヽ__/  ̄↑ // \____________
| l ヽ、________/ //
| l \┼┼┼┼┼/ //
ヽl  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
\ ‘ ̄ ̄ ̄ ̄' /
\ /
\ /
\____/
166 :
名無しのオプ:01/12/08 02:45
ちと古いが>160は.河出の「大江戸歳時記捕物帳傑作選」かの?
新年、春夏秋冬と全5冊出てたアンソロジーで、俺的にも結構おすすめ。
167 :
名無しのオプ:01/12/09 00:33
「大江戸歳時記捕物帳傑作選」、確かに色々なシリーズの捕り物が
読めて良かった。これから捕物帳とか読んでみようとか
思ってる人(少なそうだが)にはオススメと思う。
最近書店で見かけない気もするけど…。
あと、アンソロジーでは筑摩の「捕物小説五人集」というのがあって、
自分はこれから入りました。
収録されてるのは、
岡本綺堂「半七捕物帳」、野村胡堂「銭形平次捕物控」、
佐々木味津三「右門捕物帖」、久生十蘭「顎十郎捕物帖」、
坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖」
…など。
昭和文学のシリーズだったと思うんで、図書館なんかにあるかも。
168 :
名無しのオプ:01/12/09 08:50
現代日本を代表する知識人のひとりである渡部昇一氏(上智大学名誉教授)の
近著「国民の教育」の中に捕物帖について書かれた論考がある。
氏は、幼時から大変な捕物帖の愛読者であり、著名な捕物帖はほとんど読破されている
そうである。
初読時はすべての捕物帖を面白く読まれたそうだが、学部生時代には、半七と銭形平次
が愛読書として残り、院生時代には最終的に半七のみが、生涯の愛読書として残ったとのことである。
何人も氏の審美眼には敬服せざるをえないであろう。
故に後に続く我々読書人としては、捕物帖としては、半七のみを読めばよいことが良く
おわかりいただけるかと思う。
半七以外の捕物帖を読むことに不毛な時間を費やすような愚かな行為は断じて慎むのが、
賢明な読書人・知識人として当然である。
半七捕物帖全巻、座して読め!
↑日曜日の朝から魔神さんは元気ですな
やっぱり健在ですか。
映画板で『ミステリ板を去った』とのウワサを
聞き込んだのであげてみたのだが。
はい、さげ。
171 :
名無しのオプ:01/12/10 01:42
半七は緑茶と金つばをあてに心静かに正座して読む。
銭形はポテチとコーラをあてに「金粉、金粉」などと大笑いしつつ転がりながら読む。
どっちも好きだし優劣はつけられんワ。
>>171 あなたは、渡部先生のお考えを否定されるわけですか?
173 :
名無しのオブ:01/12/11 12:54
このスレはじめから読んで、一部の人のご意見を伺っていると、のほほんと
捕物帳を楽しんでいるのがダメなように思えてきた…(涙)。
半七も顎も佐七もなめくじも、等しく面白く読んでるんだけど…。
ああ、俺は凡人だ。
↑
いや、それが一番いい楽しみ方です。
イロイロ考えると肩が凝るだけ^^
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
179 :
名無しのオプ:02/03/01 03:44
サルベージ
180 :
名無しのオプ:02/03/04 19:18
削除人様お掃除ありがとうage
181 :
名無しのオプ:02/03/05 20:40
>>168 全国の捕り物帖愛好家の方に注意!
生涯の愛読書が院生時に半七に絞られると渡辺昇一頭になってしまうそうな。
半七を捨てるか、院に進学しないか、どちらかを選べ!
182 :
名無しのオプ:02/03/05 20:44
人形佐七面白いよね、とか言ってみる(w
半七好きの人は現在、映画板と
特撮板で忙しいので大丈夫…だろう。
183 :
名無しのオプ:02/03/21 22:48
age
>>182 ご高説を傾聴しよう。続けたまえ。
結論としては、半七以外の捕物帖には文学としての品位が無い、
ということに尽きると思う。
平次は漫画、佐七はエロだよ。
今日のタイミングでageたら釣れそうと思ったが、
本当に釣れるとはな(w
釣ってからどうすんわけ?
煮るのかな、焼くのかな(w
まあどっちでもいいが、何かネタをふってくれ。
煽りだけだと荒らしと変わらんよ。
例えば、若様侍なんかは捕物帖として魅力以外に着目するのもいい。
佐七にしてもエロな魅力を強調する手もあるのでは?
>>186 よく恥ずかしげもなく帰ってこれたな。その面の皮の厚さにだけは感心するよ。
いや、マジで。
>>186 >煽りだけだと荒らしと変わらんよ。
お前が言うなよ
ゲーセンに、UFOキャッチャーってプライズマシンがあるだろ?
あれ、別に欲しくない景品でも、取れそうな所にあると、つい
やってみたくなることあるよな。
あれといっしょ。ただ釣れそうだから釣っただけ。ごめんな。
あ、もう帰っていいよ。用はないから。
>>189 じゃあ、君徹夜でゲーセン逝ってろよ。
ここは、捕物帖好きが捕物帖について熱く語る場だ。
スマンが君のような荒らし君は場違いなんだよ。
ほらほら、魔人くん、落ち着けよ。
君、今顔真っ赤だから。鏡見て。な?
せっかく戻ってきたんだから「捕物小説の改良版短編」でも
発表してみるか?
君、そういうの得意だったよな?
ウルトラマンの脚本家の掲示板にわざわざ「シナリオ改良案」を
書き込んで、さらっと流されたりしてたよな。
またみんなに笑いを提供してみなよ。
>ここは、捕物帖好きが捕物帖について熱く語る場だ。
お前が常駐したから、このスレから捕物帖好きがいなくなって、
スレが廃れたんだよ。ウンコスは(・∀・)カエレ!!
191と192は(191=192かもしれんが、どーでもいい)
俺の愛読者だな(w
読者に対して荒い言葉を投げつけるような事は、俺にはできない。
しかし、君ないしは君たちはミステリ板住人なのかい?
それとも他の板から来た俺の追っかけ?
捕物帖好きのアニメファン、映画ファン、特撮ファン、漫画ファン・・・
これは少し考えられないんだが。
捕物帖好きの映画ファンですが何か?
>>194 君はジイサンか?
映画で半七を演じた俳優知ってるかい?
試してるわけではない。知らんなら俺が答える。
懐かしいなあ、魔神よ。また無知を晒しに戻ってきたか?
しかし、魔神、随分くだけた口調になったな。
>195
片岡千恵蔵? 違ったらごめんな。見てないんだよ、その映画。
俺はじいさんではない。
いや、俺より、魔神の年齢の方が気になるところだ。
36歳広告代理店勤務説は本当か? ずっと学生だと思ってたよ、なんとなく。
>>197 長谷川一夫だ。
銭形平次と同じだよ。
平次シリーズは1本だけ近所のビデオ屋で「雪女の足跡」という作品を
レンタルして見たが、別な意味で泣ける出来映えだ。
半七はビデオ化されてないようだな。
199 :
名無しのオプ:02/03/23 00:38
200 :
名無しのオプ:02/03/23 00:41
>>200 そうだ。TVのようだ。
ついでに舞台では誰が演じたか調べたまえ。
舞台も長谷川一夫だよ。
まぁ、魔神くんも、知ったかぶりはほどほどにして、
調べてから発言しような。
まあ、こういうやり取りでいろんな情報が開示されればOKということだ。
実は今井金吾氏の本を持ってるといえば、狙いがおわかりいただけるだろうか?
今後はこの方向で逝こう。
「実はネタでした」←いいかげんにやめれ、こゆの
>>205 ミステリ板までそういう嫌がらせはやめろよ。
故郷に帰って来てまでトリップ付きはなんか気が進まん。
208 :
名無しのオプ:02/03/23 18:00
お馬鹿魔人晒しあげ。
209 :
名無しのオプ:02/03/23 18:59
>ミステリ板までそういう嫌がらせはやめろよ。
>故郷に帰って来てまでトリップ付きはなんか気が進まん。
お前に「故郷」呼ばわりされるのは不愉快極まりない。
改心して殊勝な態度を示しているならともかく、まったく以前と変わらず
では、また同じことのくりかえしだ。
早いとこ漫画板か映画板へでも失せろや。
>>209 帰郷した人間にそういう言い方はないだろ。
ここだって俺の立てたスレだぞ。
211 :
名無しのオプ:02/03/23 19:27
わっ、本物かなあ。
久しぶりに馬人ハッケソ!
212 :
名無しのオプ:02/03/24 22:48
>帰郷した人間にそういう言い方はないだろ。
佐野洋スレでの発言を繰り返しておこう。謝罪の気配すら見られない
以上、今後はミステリ板全体の敵として、徹底的に攻撃させてもらう。
覚悟されたし。
14 名前: ななし 投稿日: 2001/07/15(日) 18:04
>10のレスの御仁は俺の立てた吉村昭スレを
>荒らした人間だと思うが、こういうえげつない行為は
>慎まれたほうがいいと思う。
??? あのスレでは、24、52、66がオレだが、67の君の言によれば、まったく
荒らしには当たらないと思うが……。
何度でも言うが、土屋隆夫スレで自分のしたことを考えれば、君は他人に対して
荒らし云々などとはいえないはずだ。オレはまだ怒ってるよ。
吉村昭スレでは、「人の過ちは許さない」などといっていたが、謝罪もしない、
態度も改めない者を、どうやって許せというのか。寝言も大概にしてくれ。
謝罪のない点は不満だが、8はまともな書き込みだと思ったので、過去の経緯
には目をつぶって、まともなレスを返した。それに対して当てこすりを言って
くるとは、どういう料簡をしているのか。
君が態度を改めないかぎり、どこまでいっても同じことの繰り返しだ、という
ことが、まだ判らないのか?
213 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/03/24 23:49
正直言って、君は粘着である。
私の立てたミステリ板や他板のスレに平気でAAや連続コピペをしておいて、
何言ってるんだかな、という感じだ。
君の行為は長い旅から帰省して、故郷の駅に降り立った人間に対して、
いきなり生卵を投げつけるような行為に等しい。
人間としてこのような行為が許されるかどうか、よく考えて欲しいものだ。
>正直言って、君は粘着である。
>私の立てたミステリ板や他板のスレに平気でAAや連続コピペをしておいて、
>何言ってるんだかな、という感じだ。
ハァ? 何を寝言いってるんだ? お前じゃあるまいし、AAなんざ
貼ったことねぇよ。他人もみんな自分と同じだと思うな。阿呆。
>君の行為は長い旅から帰省して、故郷の駅に降り立った人間に対して、
>いきなり生卵を投げつけるような行為に等しい。
>人間としてこのような行為が許されるかどうか、よく考えて欲しいものだ。
村中の金を盗んで、あらゆる建物に時限爆弾を仕掛けていった既知外が、
何食わぬ顔でただいまといって帰ってきて、歓迎されるものかどうか、
良く考えろ。
215 :
名無しのオプ:02/03/25 00:00
書斎魔神は人間以下の糞虫と認定されました。
以後、放置でお願いします。
216 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/03/25 00:07
>お前じゃあるまいし、AAなんざ
>貼ったことねぇよ。他人もみんな自分と同じだと思うな。阿呆。
とぼけるな、と言いたい。
それに私はみずからAAや無意味なコピペなどしない主義だ。
>村中の金を盗んで、あらゆる建物に時限爆弾を仕掛けていった既知外が、
>何食わぬ顔でただいまといって帰ってきて、歓迎されるものかどうか、
>良く考えろ。
私を笑わすためのネタなら許すが、
もしそうでないなら言葉が過ぎるぞ。
過ぎない、過ぎない。
これでも随分と婉曲な言い方だと思う。
まあ、「金を盗んだ」のほうはピンとこないが、
「時限爆弾」のほうはその通りじゃないかね。
>村中の金を盗んで、
→民家に土足であがりこんで家中をメチャクチャに荒らしまわった挙句、
てなかんじかな。
220 :
名無しのオプ:02/03/29 12:02
高等遊民最高!!!
>219
→よそからやくざものを大勢連れてきて暴れさせ、良民をいやがらせで追い出して
222 :
名無しのオプ:02/03/30 06:14
馬人晒しage
223 :
名無しのオプ:02/04/06 12:21
高等遊民素敵!!!
224 :
名無しのオプ:02/04/06 13:53
とりあえず、捕物帖は電波を産み出す、最悪のジャンル?
225 :
名無しのオプ:02/06/20 19:33
また出たか
保守
227 :
名無しのオプ:02/07/28 01:51
書斎魔神様
帰ってきてください。
228 :
名無しのオプ:02/08/28 12:57
保全
229 :
名無しのオプ:02/09/21 01:02
保守あげ
230 :
名無しのオプ:02/10/14 19:33
万歳あげ
231 :
名無しのオブ:02/10/14 19:35
油あげ
232 :
名無しのオプ:02/10/14 21:26
ここを馬人ヲチスレとして再利用するのはどうだろう?
>>232 ウォッチしたいならネットウォッチ板へ行け。板ちがいだ。
いいね。条件は満たしてる。
本人スレ立て、糞スレ、空きが多い。
>>234 何の条件?
ミステリ板でやるのは板ちがいであり、迷惑だからやめろといってるんだが?
>>235 他板住人ですが、ヲチの横暴ぶりにも困惑してます。
ミステリー板出身のコテハンだそうですから、
ここをヲチに使用させてやってくれませんか?
>>236 まぁ、ミスコロンボスレが削除されてからでも遅くはないでしょ。
>ミステリー板出身のコテハンだそうですから、
>ここをヲチに使用させてやってくれませんか?
なんでだよ。ここはミステリの話をするところであって、ここの出身であろうと
なかろうと、コテハンのウォッチをするところじゃない。
どうしてもやりたきゃネットウォッチ板へ行けっつってんだろ。日本語が
判んねーのか?
>>234 捕物帖の話がメインで、ヤツの話題はサブで。
>>238 お前もいちいちこんな糞スレ見てんなよ。
半年以上腐っていたスレをどうして今更かばうのかねえ。
232がageなかったら、ヲチスレ化したところで誰も気づかなかったんじゃないの。
どうしても必要なスレならミス住に代わって捕物帖ネタで盛り上げてればよかったのに。
じゃ、ミスコロンボスレが削除されたら
以後はここに誘導すれば良いのね?
>>241 >どうしても必要なスレならミス住に代わって捕物帖ネタで盛り上げてればよかったのに。
だからこのスレッドが必要だろうと必要じゃなかろうと、コテハンの
ウォッチをしていいところじゃないっての。
>>242 やめろ。
馬人ウォッチャーは馬人と同じでルールも守れない阿呆ばかりですか?
245 :
名無しのオプ:02/10/17 10:31
age
そろそろここの出番かな?
まあどこででも、ウォッチスレが誕生するたびにおこる悶着だし
双方好きなようにしたらいいかと……
なるようになるでしょ
248 :
名無しのオプ:02/11/15 12:59
保守しておこう。
捕物貼データベースでもつくろうぜ!
難民板のスレが埋まったら、いよいよこのスレの出番ですかい?
250 :
三河町って:02/12/04 15:05
どこにあんの?
(^^)
252 :
名無しのオプ:03/02/01 23:22
あぶね。
『新五捕物帳』の再放送を、毎日見ています。
杉様がカッコイイです。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
257 :
名無しのオプ:03/05/04 12:13
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
すごい巣他烈婦利。←オレのパソはどうなっとる。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
263 :
名無しのオプ:03/11/13 00:09
青空文庫で読めるage
264 :
名無しのオプ:04/02/07 20:48
物書同心居眠りシリーズ最新刊まだかなー。
265 :
名無しのオプ:04/04/23 13:18
今創元の十蘭集で顎十読んでる。オモロイ。
顎十はあの娘とくっつくのかなぁーとか思って読んでるw
>>265 読み終わったら、都筑版「新顎十郎捕り物帖」読むよろし
267 :
名無しのオプ:04/05/05 00:34
創元の新庄節美「修羅の夏」なかなかよかったよ。
幕末の江戸を舞台にした連作短編集で探偵役は見回り同心の娘で
失明している少女。ワトソン役は彼女の幼ななじみの下っぴき。
本格モノだけどかなり読みやすい。
268 :
名無しのオプ:04/05/13 16:15 ID:EHNXK2Yr
顎十読了。
でも最終回ぽくなかったのが残念。
269 :
名無しのオプ:04/06/21 11:10 ID:Ah8Y2Cu7
半七読了。
つぎはなめくじ長屋を、あと3冊。
270 :
名無しのオプ:2005/05/11(水) 01:11:25 ID:Z+O02ree
age
271 :
名無しのオプ:2005/07/18(月) 21:54:53 ID:2SXvYFBS
sage
272 :
名無しのオプ:2005/07/22(金) 20:53:24 ID:9KBVbppQ
273 :
名無しのオプ:2005/07/26(火) 17:04:01 ID:N+XAmgrP
274 :
名無しのオプ:2006/02/13(月) 19:40:08 ID:gvoXITpV
保守
275 :
名無しのオプ:2006/02/15(水) 13:42:59 ID:nGfwsrvZ
276 :
名無しのオプ:2006/03/24(金) 14:59:09 ID:NnzC/WuJ
保守
暇だから青/空/文庫にでも行ってこようっと。
277 :
名無しのオプ:2006/09/13(水) 23:22:52 ID:TLUf5otW
保守
278 :
名無しのオプ:2006/10/01(日) 09:53:02 ID:tcq5DR1L
279 :
名無しのオプ:2007/01/24(水) 19:38:27 ID:a1aPibjK
280 :
名無しのオプ:2007/02/10(土) 20:12:36 ID:fY3iUFoS
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281 :
名無しのオプ:2007/04/17(火) 22:17:51 ID:/f9yWIG5
282 :
名無しのオプ:2007/05/16(水) 14:11:51 ID:4LbwpTCn
age
283 :
名無しのオプ:2007/06/13(水) 20:04:31 ID:NkrYHNIT
保守
284 :
名無しのオプ:2007/07/16(月) 20:07:21 ID:25ssqGqS
半七には動物がよく出てくる
285 :
名無しのオプ:2007/07/28(土) 09:05:03 ID:afTMn9ka
「捕物帳」か、「捕物帖」か
286 :
名無しのオプ:2007/08/28(火) 20:34:26 ID:6E/bm9pe
287 :
名無しのオプ:2008/03/22(土) 11:12:02 ID:M5dTSZ19
そうだな
288 :
名無しのオプ:2008/06/15(日) 11:41:17 ID:+hIxuDKz
よく落ちないね。
いま、都筑道夫のなめくじ長屋シリーズ読んでます。
めちゃくちゃ面白い。
ageとく。
289 :
名無しのオプ:2008/11/19(水) 10:59:43 ID:lU7TH/e4
今日時専の銭形平次の副題が「雪の夜の密室殺人」だったんで観ようかな
290 :
名無しのオプ:2009/03/23(月) 02:52:31 ID:2inOoeF9
捕物帖くらい書けよ自分で
291 :
名無しのオプ:2009/03/23(月) 11:06:35 ID:24R1sPBS
はあ?
292 :
名無しのオプ:2009/03/27(金) 22:37:41 ID:I/jqmURX
女性作家で捕物帳というと、栗本薫のお役者捕物帳シリーズ。
短編集の「吸血鬼」長編「地獄島」ともに傑作、多少伝奇時代小説ぽいですが・・
最近だと宮部と近藤史恵ががんばってる。特に近藤の猿若町捕物帳シリーズ
は、なかなか読ませます。
293 :
名無しのオプ:2010/02/23(火) 23:33:39 ID:DeGtnO0T
スレタイは捕物「張」にするべきだったな。
294 :
名無しのオプ:2010/05/23(日) 23:52:03 ID:2W17cMtr
今腐るほど出てる文庫書き下ろし時代小説は
殆どが捕物帳の体裁を取っているようだけど、何かお薦めある?
295 :
名無しのオプ:
新しいとこは、他の方、プリーズ。
自分が一番好きなのは岡本綺堂の「半七捕物帳」。
江戸風味満載(つか、江戸そのものだと思う)がいい。
青空文庫にいけば読めます。携帯でもいけます。