1 :
あどそ。:
ウンベルト・エーコの作品はどうですか?
「薔薇の名前」「フーコーの振り子」「前日島」
ボクは「フーコーの振り子」が大のお気に入りなんだが。
2 :
名無しのオプ:2001/02/18(日) 15:21
ウンボルトウンコ
3 :
あどそ:2001/02/18(日) 15:42
>2
知らないなら来るな。
4 :
名無しのオプ:2001/02/18(日) 16:09
イタリアでは新作が出た(出る?)らしいね。
楽しみです。
5 :
考える名無しさん:2001/02/18(日) 17:12
『フーコーの振り子』はなんか冗長すぎてイマイチだった。
なんか記憶に残ってることといえばベルボのワープロのパスワードが洒落てたことくらい。
『薔薇の名前』は同じ冗長さでもカッコよかった。
キリスト教徒じゃない僕には底にあるものはわからないのかも知れないが。
『前日島』は今日買ってきて明日から授業中に読もうと思う。
6 :
名無しのオプ:2001/02/19(月) 02:17
前日島きついよ。俺は途中でやめてボルヘス読んでる。
7 :
名無しのオプ:2001/02/19(月) 07:06
『薔薇の名前』は映画も見たけどミステリより時代物の印象のほうが強かったな。
8 :
あどそ。:2001/02/19(月) 07:42
>4
新作ですか、知りませんでした。
邦訳が出るまで、また5年も待たされるんでしょうかね。
>5
冗長ですか。確かに、そんなきらいもありますね。
ボクも、最初は途中で投げ出しました。読書の挫折はあれが初でしたよ。
でも、一度読み切ったらハマッてしまいました。これまでに10回位読み返してます。
その度に色んな繋がりが見えてきて実に面白いですよ。
>6
挫折しましたか、『前日島』。
ボクは3作の中で一番読み易かったですけど。
物語がきつかったのでしょうか。
>7
ボクも映画観ました。
場面場面の雰囲気は良かったんですけどね。
映画の後に原作を読むと、雰囲気とか情景をイメージし易いかも。
麻木
10 :
名無しのオプ:2001/02/20(火) 03:11
「前日島」挫折の原因は、回想場面が長いから。
なかなか物語が、進行しない。
そういう話だから仕方無いけど。
つまらなくはないので再開しようかな。
実は「薔薇」も、やめそうになった。
序盤の、アドソが絵か彫刻を見て、圧倒されるところで、俺もアドソと一緒に自分
をみうしなっちゃったよ。
11 :
あどそ。:2001/02/20(火) 08:05
>10
そういうことでしたか「前日島」
でも、中盤を過ぎると興味深い展開になって、さくさく読めると思いますよ。
ぜひ再開しましょう。
「薔薇の名前」は、あの宗教色が濃くて、しつこい描写にはまれるかどうかが
問題ですよね。一度読み切った後に、「薔薇の名前百科」とか「薔薇の名前 覚書」とかを
読むと、何度でも読み直したくなりますが。
12 :
10:2001/02/22(木) 01:40
やっとボルヘスの「伝奇集」読み終わったので、「前日島」再開。
ボルヘスといえば、盲目の図書館長ということで、ホルヘのモデル。
「伝奇集」には、ミステリーっぽい話が沢山あったし、博覧強記なこととか、
かなりエーコと共通すると思うけど、両方のファンはいないんだろうか。
13 :
名無しのオプ:2001/02/22(木) 01:51
「薔薇の名前」仕方ないことだけど、映画版はスカスカの感じが
して悲しかった。原作と展開を変えたのはどーも。
原作は、ケガで仕事を何日か休まざるを得ないときに読んだ。
ああいうときでなければ読了できなかったかも。
14 :
( ´ー`)y~~:2001/02/22(木) 03:44
「伝奇集」にも文書館が出てきたよね。たしか。
ホルヘの名前はボルヘスから取ってるらしいし、意識はしてるのかな。
それほど共通点は無いと思うけど(「前日島」はちょっと雰囲気似てたかな?)
私は両方好きですよん。
げげ。読みこぼしスマソ>ほるへ
ESC押したけど間に合わなかった…。
エーコたん・・・・ハアハア
>>16 おめ、それまさか・・・・・はは・・まさかな。俺の気のせいだよな・・・。
18 :
名無しのオプ:2001/02/22(木) 21:17
映画いいじゃん。どうせ2時間で再現できる内容じゃないんだし。
美麗なヴィジュアル楽しめたよ。
やっぱり、原作のほうが上だけど。
しかし、文庫版はでないのかねえ。
>>16 評価→75点。「ハアハア」は「ハァハァ」とお書き下さい。
20 :
いちご姫:2001/02/22(木) 22:07
>18
賛成です。
2時間の映画としては十分楽しめる、と思います。
娯楽映画としては、あの終わりかたの方がショッキングで良かったかも。
あれだけ、中世世界を誠実に映像化してもらえることなんて、めったに
ないし。
>文庫版
無理でしょうね-。売れ筋だもの、貴重な。
21 :
あどそ。:2001/02/23(金) 08:09
ボクもエーコもボルヘスも両方好きですよ。
そういえば20世紀のミステリー第2位にランクされてましたね、「薔薇の名前」
エーコって、日本語も多少出来るみたいですね。
邦訳作業に口出しするとか。
訳者は大変だろうね、薔薇の名前で10年、振り子と前日島が5年だもの。
22 :
名無しのオプ:2001/02/23(金) 11:10
煽り&嵐ではありません。真面目に書いております。
下のほうの荒れたスレッドに「六色金神殺人事件」というのがありますが、
この話は「フーコーの振り子」と同じ構造だと思います。
23 :
5:2001/02/23(金) 20:51
ボルヘスも読んだけどあれもスゴイですね。
フーコーの方はなんか厚いような気がします。構造が。
ボルヘスはなんていうかうねうねっぷりが好きになりました。
24 :
名無しさん@公演中:2001/02/23(金) 21:20
「フーコーの振り子」ってイタリア版トンデモ本大集合!
って感じで面白かったなぁ〜。
25 :
ねつてつ:2001/02/23(金) 21:26
>エーコって、日本語も多少出来るみたいですね
カマ言葉だったら笑うな^^
おすぎとエーコ
いや、なんとなく…
私も・・・ねつてつさんの事を少々買かぶってました・・・・。
28 :
名無しのオプ:2001/02/23(金) 21:59
>>25-27
ギャグに自信がないための自作自演か?
29 :
10:2001/02/23(金) 22:11
おっ。ボルヘスって、読まれてるんだね。文学板に、スレッドが
あったから、こっちで話題にしていいのかなって迷ったんだけどね。
「前日島」は、今まだ16章なんだけど、頑張れそう。
何日かかるかわかんないけどねー
エーコの作品を読むのに、何日かかる?
「薔薇」は、一ヶ月ちょっとだったが、周りに読んだ人がいないので
(映画は観たらしい)どのくらいなんか知りたいよ。
>21
20世紀のミステリーって何?1位は?コズミック?
30 :
あどそ。:2001/02/24(土) 10:32
「薔薇」の重版物の帯に書いてありました>20世紀のミステリー 第2位。
「振り子」のトンデモ本の群れは冷静に考えると少々コワい。
マジで信じてる奴いるんだろうなぁ、地球空洞説とかユダヤの陰謀とか。
嘘・デマを信じた奴の目を覚まさせるのってムズカシイよね。
しかし、あの後、カゾボン君はどうなったんだろうか。
ちなみに読了に掛かった時間は、
「薔薇」=3日、「振り子」=2ヶ月(中断含む)、「前日島」=5日
くらいでしょうか。
「振り子」は何度も読み直してるけど、やっぱ通しで5日は掛かるね。
31 :
名無しのオプ:2001/02/24(土) 22:58
薔薇の名前は、痔の手術で(恥)一ヶ月休んだとき
10日くらいで読了しました。
「フーコーの振り子」ってミステリだったんですか?
知らなんだ。
そういえば、あの時「新日本探偵社報告控」と「IT」と
「ストーンシティ」読んだんだ。エライゾ、痔。
32 :
10:2001/02/25(日) 00:07
「薔薇」は古本屋で買ったので、帯が無かったから知らなかった(笑
「前日島」は何故かワゴンセール中で、半額で買った(笑
実は「振り子」も読んでいない俺は、ここにいていいのだろうか。
とりあえず「前日島」読み終わったらきます。
しかしみんな読むの速いなー
33 :
あどそ。:2001/02/25(日) 08:21
「振り子」おもしろいよ。
知っててもどうしようもないような知識が増えることは間違いない。
あれ読んでから「薔薇十字」とか「聖堂騎士団」とかに妙に詳しくなった。
「化学の結婚」とかも買っちまったし。
「薔薇」よりも好きだなぁ。
34 :
名無しのオプ:2001/02/25(日) 14:35
「振り子」。翻訳になんか違和感がある。懲りすぎ?
35 :
名無しのオプ:2001/02/25(日) 17:40
>>34 同感!ダジャレがきっつい!!
柳瀬なんとかってひと(フィネガンズウェイク訳した…)に似てる。
36 :
あどそ。:2001/03/03(土) 23:44
アレがいいと思うんだけどね>>「振り子」
ところで、「前日島」がイタリアで発売された頃に、
NHKで2週連続でエーコの特集やったらしいんだけど、
見た人いるかなぁ。
友人の話では「振り子」を訳した藤村昌昭氏がインタビュアーで、
「薔薇」から「前日島」までを自ら解説していたとか。
むぅ、見てぇ。
37 :
水玉ニャンコ:2001/03/04(日) 04:24
>>33 私は「薔薇の名前」の方が好きだけど・・・
キリスト教の神学論争とか、魔術の話とか、
何の役にも立たないけど、すごく面白い。
もちろん「フーコーの振り子」も好きです。
38 :
名無しのオプ:2001/03/04(日) 13:21
>>36 見たよ。面白かったような記憶がある(うろ覚え)。
「前日島」ネタばらししてたのがちょっと引っかかった。
39 :
名無しのオプ:2001/03/05(月) 04:44
前日島は釣鐘(? だっけ?)を被って海に入る所が
最高に笑えた・・・・不条理ギャグみたいで。
振り子、薔薇ともに大好き。振り子はベルボとロレンツァが最後に
会う所がいいよね。勝利と敗北が物凄い勢いで綯い交ぜになる、
あの高揚感は何度読んでもゾクゾクします。
40 :
あどそ。:2001/03/12(月) 11:52
ロレンツァって、何となく可愛い。
ところで、京極堂シリーズの「鉄鼠の檻」って
「薔薇の名前」と似てなくない?
構成とか背景とか。
そうでもない?
41 :
web蜘蛛男:2001/03/12(月) 12:28
「鉄鼠の檻」は「薔薇の名前」の本歌取りでしょう。
42 :
あどそ。:2001/03/16(金) 08:48
>41
やっぱ、そう思うよね。
「フーコーの振り子」も映画化の話があったらしいけど、
エーコがことごとく断ったらしいね。
「薔薇の名前」よりもストーリーラインが崩れるからかな。
キャスティングにも困るよなぁ。
43 :
名無しのオプ:2001/03/16(金) 08:59
44 :
あどそ。:2001/03/16(金) 11:20
45 :
いちご姫:2001/03/16(金) 18:34
>>40 そうでもないと書こうと思って、そうだといいたくなりました。
類似点
閉ざされた聖空間が舞台
(しかも公的捜査関係者のみ外部から出入)
積雪の時期
謎の書物を巡って話題が展開
連続殺人
××な○職者が犯人
最後のシーン
重要な相違は殺害方法くらいかも?
あとは、シリーズ・キャストの設定上動かせない違いが多いのだから・・・・
46 :
あどそ。:2001/03/17(土) 07:32
やっぱ、意識して書いたんでしょうかね、京極夏彦氏は。
ところで、「薔薇の名前」の邦訳は最低最悪なんだそうだ。
「薔薇の名前」解明シリーズの訳者が、ボロクソにけなしてる。
47 :
名無しのオプ:2001/03/20(火) 16:34
薔薇の名前で、バスカヴィルのウィリアムの容貌を描写してるところは楽しかった。
48 :
七瀬:2001/03/24(土) 21:59
薔薇の名前、図書館でずっと借りている人、
早く返してー!
なかなか返却されないから、前日島を借りちゃった。
今から読む。
花粉症で眼がめちゃくちゃ痒いけど
読めるだろうか・・・。
1週間ぐらいかかりそうですね、皆さんの話だと。
フーコーは昨日、神田のネット古書店で買いました。
早く来い〜。
49 :
七瀬:2001/03/29(木) 22:31
ダメだな・・・前日島、挫折しちゃった。
今度、また借り直そう。
やっと、フーコーの振り子が届いたから、
そっちから入ることにする。
前日島は女性向じゃないんですか。
16章まで頑張ったんだけど。
別に男性向きでもないが。
動きがなく回想シーンばかりだからつらいのはつらい。
51 :
名無しのオプ:2001/03/30(金) 14:17
「前日島」は、想像が妄想に移り行く過程が何ともコワイ。
「振り子」は、何だか解らなくても読み進めるのが一番だよ。
理解しようとしながら読むと挫折する……と思う。
何度も読み直せるけどね。
京極ネタでスマン。
「魍魎の匣」はどう考えても乱歩の「押絵と旅する男」だし、京極夏彦は過去の名作の本歌取りを意識的に行っている節があると思う。
エーベルト・ウンコ
by法月綸太郎
54 :
七瀬:2001/04/01(日) 21:11
薔薇の名前、第一日目終了。
あの文書館にどんな秘密が!?
55 :
七瀬:2001/04/02(月) 00:05
薔薇の名前、第二日目終了。
面白くなってきた!
文書館がこんなふうだったとは・・・。
明日は忙しいのに、もっと読みたい。
やめられない・・・。
56 :
七瀬:2001/04/06(金) 21:43
・・・薔薇の映画観ました。
本を読んでいたら、登場人物がこんがらがっちゃって
わけがわからなくなったんで。
やっとサルバトーレがどんな人だったか
わかりました。
第三日目突入。
57 :
あどそ。:2001/04/10(火) 08:13
文書館の迷宮に迷い込んだようですね。
一気に読まないと混乱すると思いますよ。
頑張って読了して。
そんで、おおいに語りましょう。
58 :
広辞苑:2001/04/11(水) 14:29
「薔薇の名前」途中で挫折したままです。
もう一度挑戦するべきでしょうか?
一応、私はカトリックなんでおもしろいはずなんですが。
59 :
web蜘蛛男:2001/04/11(水) 14:57
読みたければ読めばよい。
異端審問官が悪役になっているから、返ってカトリックにはつらいかも。よくわからんが。
60 :
七瀬:2001/04/17(火) 20:57
報告が遅れましたが、
三日目の後,映画を観て
一気に読破致しました!
面白かったぞ!!
でも、こんな一般的でない本が
なんで20世紀の2位なの?
61 :
匿名希望さん:2001/04/17(火) 22:50
振り子、読み直してみました。
やっぱりわけわからん。
いわゆる「ミステリー」とは違うよねえ?
>>60 映画人気じゃない?
62 :
名無しのオプ:2001/04/18(水) 08:36
すいません、振り子どっからでてるか教えてください。
63 :
名無しのオプ:2001/04/18(水) 08:37
すいません、振り子どっからでてるか教えてください。単行本ですよね。
64 :
名無しのオプ:2001/04/18(水) 10:42
文芸春秋
文庫にもなっています。
66 :
あどそ。:2001/04/20(金) 07:01
>20世紀の2位。
日本国外での評価でしょう。違うかな?
67 :
名無しのオプ62/63:2001/04/20(金) 08:42
>>64.65
有難うございます、読んでみます。
うちの学校にフーコーの振り子があるので気になってまして。
68 :
七瀬:2001/04/20(金) 20:34
>>66 国外ですかね・・・
わからないです。
一位は羊達の沈黙。
69 :
名無しのオプ:2001/04/20(金) 21:12
誰が選んだベスト?
70 :
名無しのオプ:2001/04/20(金) 21:46
20世紀のベストってのは文春でやってた特集ですな。
海外部門で2位でした。他は忘れた。
71 :
あどそ。:2001/04/21(土) 08:14
マニア受けはしてるんでしょうねぇ>>薔薇の名前。
振り子は国外でも賛否両論だったみたいだけど。
ところで「フーコーの振り子辞典」って、邦訳出たんでしょうか。
72 :
名無しのオプ:2001/04/21(土) 19:00
>>71 三省堂のサイトで検索したらまだありませんでした
先日薔薇の名前読み終えて、百科を買ったんですけど
アドソがアトソンになっていたりしてなんだか気になります
73 :
名無しのオプ:2001/04/21(土) 23:15
記号論っていったいどんな論なんでしょうね。
図書館で記号論の入門書を借りてきたけど
さっぱり。
74 :
名無しのオプ:2001/04/21(土) 23:29
そんなの図書館で借りたら分からないって。
検索してみたらどうよ。
結構親切に解説しているよ。
お勧めは「サルでも分かる記号論」サイト。
・・・理系の話かと思っていたら、心理学から発展した
分野なんだよね。
「記号論への招待」池上嘉彦
所詮素人なので理解できたかどうかは知らないが、面白かったyo。
76 :
あどそ。:2001/04/22(日) 18:36
>>72 ありがとう。
やはり、まだでしたか。振り子辞典。
ちなみに、「薔薇の名前解明シリーズ」って、
薔薇の邦訳が出る前に出版され出したんだよね。
記号論。
すでに「薔薇の名前」というタイトルからして、
記号論のテーマを表してるね。
エーコの「記号論」オモロイよ。
77 :
匿名希望:2001/04/22(日) 22:47
ナインス ゲートって評価の対象外?
78 :
名無しのオプ:2001/04/23(月) 15:47
小説じゃないけど、「完全言語の探求」もなかなか面白いです。
ちと、分厚いけど。
79 :
七瀬:2001/04/24(火) 20:42
さるでも分かる記号論のサイトを見ました。
やっと分かったよ。
皆さん、かなりの割合で記号論を知ってらっしゃる
のですか?
80 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 19:30
>>74 >>79 Googleで検索したけど見つからなかった。
URLきぼん。
81 :
七瀬:2001/04/30(月) 12:29
82 :
七瀬:2001/04/30(月) 12:31
83 :
80:2001/04/30(月) 23:35
>>七瀬
ありがとう。
連休だし、じっくり読むわ。
84 :
七瀬:2001/05/03(木) 22:30
記号論もいいけれど・・・。
フーコーを読もうと思って、最初のページで
挫折してしまった。
薔薇といい、フーコーといい、前日島は言うまでもなく
一般的でないエーコを読みたくなるのはなぜ?
85 :
七瀬:2001/05/08(火) 21:05
さがっている。
フーコーを読む前になくなったらどうしよう。
早く読み始めればいいんだけど、
なかなか決心がつかない。
フーコーを読み出すと、他の本を読めなくなりそうで。
めちゃくちゃ面白いなら
はまっちゃってもいいんだけどな・・・。
もう一回このスレ読んでから
決めよう。
86 :
七瀬:2001/05/18(金) 20:03
だーれも来ていませんね・・・。
寂しいが、今日古本屋で薔薇の名前(上)が
200円で売っていたから
age
87 :
七瀬:2001/05/18(金) 20:04
あげるよ
88 :
あどそ。:2001/05/20(日) 12:13
>>七瀬さん。
「フーコーの振り子」読むべし。
何だか解らなくとも読み続けましょう。
文章は難解だが、ストーリーは単純です。
読み終わるまでスレを存続させましょう。
89 :
名無しのオプ:2001/05/20(日) 12:40
「フーコー」文庫の発売と同時に買ったけどまだ読んでない。
あの厚さと文章を見ると気後れしちゃって(汗)
最後まで読む価値ある?
90 :
禿人:2001/05/20(日) 14:59
ない。
少なくともミステリではないと思う。
91 :
七瀬:2001/05/21(月) 21:25
>>88 あどそ。さん、
記号論の話、今ごろ蒸し返して申し訳ないのですが
エーコ自身の「記号論」は分かりやすいですか?
「オモロイよ」って感じはほんと?
92 :
あどそ。:2001/05/26(土) 07:25
>>91 七瀬さん、レス遅れて申し訳ない。
エーコ自身の「記号論」は、彼の論文の中でも集大成と
言えるものです。
基礎から順に論じてるから理解しやすいと思われます。
読んでると、小説の文章が思い出され「なるほど」と
実感することもあります。
そういう意味でもオモロイですよ。
>>89 最後まで読む価値は大いにあります。
ストーリーを追うだけの読み方でも十分に楽しめます。
頑張りましょう。
>>89 ミステリー小説の部類に入るかどうかはともかく、
『ミステリーの体裁を取った哲学書』とゆー
触れ込みだったはず。
93 :
あどそ。:2001/05/26(土) 07:27
上の書き込み、付けマチガイ。
>>90 ミステリー小説の部類に入るかどうかはともかく、
『ミステリーの体裁を取った哲学書』とゆー
触れ込みだったはず。
だね。スマソ。
94 :
名無しのオプ:2001/05/26(土) 10:03
本邦ミステリをバカにする海外ミステリオタの論法にも似てますな。
横溝は井の中の蛙に過ぎないよ。
カーやクリスティの代表作読めば、もう読む必要はない(暴論)
95 :
名無しのオプ:2001/05/26(土) 10:05
↑なんで違うスレに書き込まれるんだ。
カキコする前にちゃんと確かめたぞ。
誰か説明してくれるスレ教えて。
96 :
名無しのオプ:2001/05/26(土) 10:57
>>95 古いスレ読もうとあんまりウィンドウ開き過ぎると、
パソコンが錯乱するらしくそういうことが起こる。詳しいメカニズムは分からんが。
新しいウィンドウを開くたびに古いウィンドウを閉じていって、
常に最新の状態に保っておけばカキコミスは防げるだろう。多分。
97 :
名無しのオプ:2001/05/26(土) 11:47
98 :
名無しのオプ:2001/05/26(土) 21:46
自分は新幹線プラス在来線特急での半日がかりの帰省の時に、車中で読んだな。
新幹線の座席、午後の日差し、揺れもあって目くるめくような思いがしました。
今では読めないかも・・・若かったんだなあ。
99 :
七瀬:2001/06/03(日) 21:47
>>92あどそさん、ありがとうございました。
このスレ、下がり過ぎていて忘れていました。
記号論の面白さ、具体的に書いてくれてありがとうございます。
フーコーの後、とりあえず図書館で借りてこようと思います。
近所の本屋では記号論は見かけないので・・・。
100 :
名無しのオプ:2001/06/07(木) 22:55
「薔薇の名前」の後書きで訳者が書いてる「削除された物語」
わかった人いる?
101 :
あどそ。:2001/06/10(日) 11:05
>>100 「薔薇の名前 覚書」を読むといいよ。
あと、各種の雑誌のエーコのインタビューとか記事を
繋ぎあわせると見えて来るような。
『“薔薇”は果たして“薔薇”なのか、それとも“薔薇”という“何か”なのか?』
102 :
七瀬:2001/06/18(月) 19:55
200落ちage
103 :
名無しさん:2001/06/23(土) 19:22
もういっちょage
104 :
七瀬:2001/06/26(火) 11:57
記号論、初めっから理解できなかった・・・。
せっかく見つけたのに。
105 :
名無しさん:2001/07/07(土) 17:24
『記号論と言語哲学』訳者 谷口勇の「訳者あとがき」より
「とにかく、エーコの創作はすべて記号論が
基礎になっていることは間違いないだけに、
彼の記号学を無視したり、取り違えたりしても
動じないような御仁には無縁な代物であること
を声を大にして揚言しておく。」
テクストの解釈の幅を
狭めるような事を言われても
107 :
名無しさん:2001/07/07(土) 21:57
>>106 ウンベルト・エーコ『記号論と言語哲学』より
「多くのテクストが多くの可能な意味を有している
ことは疑いないが、所与のテーマに照らしてその
テクストに接近するならば、どの意味が選ばれる
べきかを決めるのは依然として可能である」
「結局は、解釈の原理を、ヴァレリーが言った
ような『あるテクストに真の意味は存在しない』
というこじつけ的主張と同一視すべきではない」
108 :
名無しのオプ:
>>107 案外まともなこと言ってるね。
キゴーロンというから、「テクストの戯れが〜」とか「浮遊するシニフィアンが〜」
とかしまりのないことを言っているのかと思った。