幻影城

僕は金田一少年からミステリに入ってそこから綾辻などの新本格を読みました。
それからクイーンやクリステイーなど読んだのですが。なんか物足りないんですよね。
アクロイドもロートレック荘事件を読んだ後じゃなんのサプライズもないし。
やっぱり昔のミステリはだめかと思っていたときに読んだのが綾辻氏が進める連城さんの初期短編、驚きました、全然古さを感じないのです。
それから泡坂さんの亜シリーズや１１枚、乱れからくり、湖底のまつりを読んでもその感想は変わりませんでした。
皆さん探偵小説専門雑誌幻影城およびその出身作家について語り合いましょう。

age

年寄りの昔話につきあえって言われてもねえ…。

俺２０才だけど、だいたい年寄が金田一からミステリにはいんないだろが

幻影城なんて20年以上前に廃刊してるぞ。そんな雑誌について語れるっていうと年寄りか古本マニア
しかいなかろーがバーカ。

.

マニアックでなくても読めるし、読んだ人、結構多いんじゃないかな？
２、３年前にどっかから「蘇る幻影城」ってのが出てたから、名前だけは
それで知ることができるし、古本屋に結構出回ってますよ、バックナンバー。
それに、田中芳樹ファンとかも、この雑誌の名前は知ってると思う。
僕自身、亜シリーズが載ってた回は、いくつか持ってました。古本屋でたまたまゲット。

意外にメジャー＾＾

「およびその出身作家について」って書いてるんだから、
そこまでムキになる必要もないんじゃ？？>>5
痛いやっちゃなぁ。

出身作家
　泡坂妻夫、連城三紀彦、竹本健治、栗本薫、田中芳樹、友成純一、……
寄稿していた作家
　横溝正史、鮎川哲也、天藤真、……

同時期デビューの作家
　島田荘司、笠井潔、岡島二人、……

　ああ、それなのにそれなのに。なぜあの暗黒の80年代が来たのか！？

>7
「蘇る幻影城」角川書店から出てます。全３巻

参考サイト
http://member.nifty.ne.jp/yoshifumi_noji/

幻影城から新本格第１世代までが、日本というか、
世界の本格の中でももっともレベルの高い作品が
生み出されていたされていた時代だった。
お祭りのような時代だったな……。

その間の80年代は何もなかったんだよ。
新書戦争の時代には今までいい仕事をしていた西村京太郎や山村美紗、新人で期待されていた赤川次郎がゴミみたいな作品を量産しだした。
そのころ本格は島田荘司と岡島二人くらいしかなかった。

ブラックホールを出せなかったことも勿論だが、
日本探偵小説史上おそらく最上であった島崎コレクションを
散逸させてしまった罪こそが最も重いんだよ。

それは仕方あるまい。別に島崎さんの罪ではあるまい。余儀なくされたことだ。
それに今ならミステリー文学資料館（故・中島河太郎蔵書）とY前コレクションがある。

いや、島崎氏個人というより作家・愛好家などを含めた探偵小説界全体の
罪だと言いたかったんス。確かに誤解を招く書き方でした。謝。

あと、出版芸術社のヒトのもね（噂しか知らんけど）＞コレクション

>>14
「探偵小説界全体の罪」ってのは何を指してるの？
島崎コレクションを散逸させてしまったこと？
幻影城を潰してしまったこと？

あと出版芸術社のヒトって日下三蔵さんのことかな。

某氏が言っていた。物によっては人が持っている本の前の前の持ち主までわかるって。こわい。

dat落ち防止age

>僕は金田一少年からミステリに入ってそこから
>綾辻などの新本格を読みました。

　幻影城より「占星術」の感想が聞いてみたい

sage

たまにはage

幻影城か〜。age.age.

では、泡坂スレからお引越しです。

--------------ここから

122 名前： 名無しのオプ 投稿日： 2001/06/15(金) 22:12

スレ違いかもしれないけど、
「ＤＬ２号機事件」で幻影城新人賞佳作になったときの
大賞の人は、その後どうなったの？
「乾谷」でしたっけ？その大賞作の名前？


123 名前： 名無しのオプ 投稿日： 2001/06/15(金) 22:55

そうでしたね。村岡圭三氏だったかな。
その後、幻影城に短編２本ぐらい発表してから、
消息を聞きませんね。
そう言えば、消えた作家とか、幻の作家という
スレがありませんね。


124 名前： 名無しのオプ 投稿日： 2001/06/15(金) 22:57

>>122-123
村岡氏は本業は建築設計士。仕事が忙しくなって小説を書く暇がなくなった。


125 名前： 名無しのオプ 投稿日： 2001/06/15(金) 23:10

創元の13番目の椅子の候補に残った。

------------ここまで

幻影城サロン（でいいのかな？）は、
今読んでも面白いね。
編集者のコメントも、なかなか。
何号かは忘れましたが、
島崎さんの似顔絵を描いて、
その月の幻影城を貰った人がいたよね。
（似顔絵は、もちろん想像画）

結局、連城三紀彦の「桜の舞」、
予告されただけで、書かれなかったよね。

あと李家豊の「銀河のチェスゲーム」。たぶん、「銀英伝」と
「創竜伝」に化けたんだろーが原型読みたい…ってこれはＳＦ
板ちがいか。でも予選通過作品に神林長平とか呉智英いるぞ。

>>26
書かれたよ。
「能師の妻」（「宵待草夜情」収録）

>>28
サンクス！
知らなかった、鬱だ氏脳。

竹本健次のスレってないのだね。

>>30
健治

DAT逝きしてます。

どこかに、全巻落ちてないかのー。

あぼーん

いくらなんでも下がりすぎ

最近は古本屋でも、お目にかからなくなったね。

私は10年ほど前に知人から全巻セットで5000円で譲り受けた。
確か50冊ほどあったはずなので、1冊あたり約100円。

本誌の揃いだと全53冊だったような。
別冊って何冊だっけ？

全16冊ぐらい

１.横溝正史
２.日影丈吉
３.松本清張
４.土屋隆夫
５.江戸川乱歩
６.仁木悦子
７.高木彬光
８.横溝正史II
９.鮎川哲也
10.黒岩涙香
11.横溝正史III
12.樹下太郎
13.蒼井雄
14.横溝正史IV
15.岡田鯱彦
16.小酒井不木

全巻セット別冊付で10万円でいりませんか？（症

いくらなんでも高すぎ。

1冊1500円弱だからそれほど高いとは思わない。
あのメフィストでさえ1400円取るんだからな（笑）

ところで「江戸川乱歩の世界」「横溝正史の世界」はその全巻セットに入ってるの？＞40

>>42
その2冊は増刊号扱いだよね。
本誌としての号数が付いてたっけか？

オレも幻影城は全部持ってるけど手元にないんで確認できないや。

>>42
当然入ってる｡
臨時増刊の『これが探偵小説だ！』もある。
あ、ただ別冊の江戸川乱歩集だけが抜けてる｡
幻影城は２セットもってるから・・・

別冊はペーパーバック版とソフトカバー版の２種類持ってないと完揃い
じゃないよん。

>>45
それは知らなかった。
ソフトカバーって、MOOK扱いかなんかで刊行されたわけ？

再版は別の装幀、じゃなかったっけ。

つうか、それ、もしかして単行本のこと？

表紙に「別冊幻影城」って書いてあるから単行本ではないのでは？

>>45で
＞ペーパーバック版とソフトカバー版
って言ってるからわかりにくいけど、要するに異装版ってことだ。
乱歩のやつは両方持ってるけど、ほかにはどれがあるんかね。

つうか、どっちか持ってりゃいいじゃん。
カタイこと言いなさんな。>>45

本誌は今でも1000円くらいじゃないの？
神田なんかは高いだろうけど。

でも単行本は、フランス装本と並装本の両方欲しいよね。
俺、フランス装本しか持ってないんだけど、当時は消防で
ペーパーナイフなんて洒落たもの知らなかったから、
ハサミで１ページずつ切って行って、端っこがグジャグジャに
なってしまった。

未開封のフランス装本なんて、もう手に入らないだろうなあ。

↑今でも結構あるよ。目録よく見てみなよ。
サイン入り（予約分）を大事に取っている人がいるみたいね。
狩久はサイン入りアンカットを持ってるよ。

それにしても、雑誌と単行本がごっちゃになってるぞ、このスレ。

まあ、それこそカタイこと言いなさんな。ということだ
>>53

神田のすずらん通りでは終刊号が500円で売ってる。

まだ、終刊号のゾッキが残ってるのか(笑)
オレも神田で300円ぐらいでかったなあ。

単行本も、忘れたころにゾッキものが出回るね。
去年だったか、泡坂が平積みになってた（渋谷）。
さすがに重版ばかりだったが。

え？渋谷のどこ？
井の頭線の近くのビルのとこ？

とりあえず

>>58
正解。でももうないよ。たぶん。