1 :
名無しのオプ :
2001/01/13(土) 21:12 評判を聞いたり目にしたりして、「読みてー!!」って思っても 図書館か、古本屋巡りでも地道にしないと書棚に置けない名(迷)作 ってどれ? 絶版、品切れ中ってやつなど。
2 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:17
風花島殺人事件 屍の記録 落ちる は、最近デジタル販売でやっと読めた。
3 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:17
都筑道夫の「猫の舌に釘をうて」なんてどうだろう。 なんか近年「三重露出」かなんかとセットで講談社文庫で出てたような 気がしたんだが・・ ネット通販でも買えんぞい。
4 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:21
>2 誰の作品?
5 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:34
『風花島殺人事件』下村明 『屍の記録』鷲尾三郎 『落ちる』多岐川 恭
6 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:40
古本屋で入手できたけど、 「黒いトランク」って絶版中?
7 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:44
8 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:47
鮎川哲也〜全集としてか、それとも単品文庫で? とりあえず絶版中と思うよ。 古本でもBOOK-OFFあたりではまず見かけないしね。
9 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 21:51
絶版ではないと思うんだが「鑢」(P・マクドナルド)って今現在 入手可能だろうか??
10 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 23:44
>>9 いやそれ絶版です。
早川のポケミスか創元推理文庫に入っていました。
がんばって探してください。
11 :
名無しのオプ :2001/01/13(土) 23:52
『キングとジョーカー』ピーター・ディキンスン サンリオSF文庫に入っていた、1960年代のイギリス王朝ミステリ。 個人的にはたいへん面白かったです。 実は続編があるらしいんだが、未訳……。
12 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 00:14
ディキンスンって「ガラス箱の蟻」の? う〜ん読んでないなー。でもまた突拍子もないんだろうなぁ。
13 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 00:19
『魔の淵』 ヘイク・タルボット HMMに分載されていたらしいけど・・・
14 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 01:22
1:弁護側の証人 小泉喜美子 2:団十郎切腹事件 戸板康二 3:誘拐作戦 都筑道夫 1は古本では安易に見つかるかな。 2は「グリーン車の子供」も入手困難か。 3は隠れた傑作です。 あと高木御大の神津恭助シリーズもほとんど文庫では手に入らなかった が最近ハルキ文庫で続々刊行中。
15 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 02:10
ヘレン・マクロイ「暗い鏡の中に」という本、面白そうなのに絶版らしい。 読みたいなぁ。
「虹男」作者の名前忘れた。 あと、昔「幻影城」が発売されてた頃、幻影城出版?(ノベル?) から出てた作品で絶版になってるの全部読みたい
↑あ、「幻影城」全巻もね。
18 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 07:41
高天原の犯罪って手に入るかしらん?
19 :
ちょっと趣旨ずれゴメン :2001/01/14(日) 10:02
ちょっと絶版・品切れとは違うんだが、竹本健治さんの 「匣の中の失楽」「ウロボロスの偽書」なんてノベルスでは出てるん だけど文庫化する予定ないのかな。 なんか前者は昔、文庫になってたと聞いたような気もするんですが 当然絶版になってるだろうし。後者も、もう10年前くらいの作品です よね・・
20 :
名無しさん@1周年 :2001/01/14(日) 13:25
>>15 大いに同意。なんかドッペルゲンガーをテーマにしてすごく面白い
らしいですね。どっかないかなぁ、ハヤカワだったっけ?
21 :
revrev :2001/01/14(日) 15:58
本格派=ディスクン・カー、と聞いて探したけどなかなか手に入らず。 「火刑法廷」「三つの棺」は一年くらい探しましたね。 重版が出てようやく買えました。 その苦労の割にはなんだかという感じでしたけど(笑)
22 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 16:16
笹沢 の 招かれざる客 結構さがさないとなかった。
23 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 16:25
異郷の帆 大いなる幻影 変人島風物詩 あたりは、入手難だったけど、最近文庫ででてるようだね。
24 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 16:28
>22 招かれざる客もそうだけど、光文社文庫はうれしいチョイスしますね。 都筑道夫あたりも渋い。ついでに猫もキリオンも退職もやってくれん かな。他の出版社全然出す気なさそうだし。
25 :
名無しさん@田舎おっぱい。 :2001/01/14(日) 18:14
「13号独房の問題」を読みたくて、ハヤカワ文庫版『思考機械』 を探しているのですが…。絶版なのでしょうか? 「13号独房〜」だけなら創元推理文庫『世界短編傑作集1』に 収録されているようですが、やっぱり他のも読んでみたいし。
26 :
名無しさん@1周年 :2001/01/14(日) 19:03
「思考機械」はたまーに再版されます。2年ほど前に見ました。
27 :
名無しさん@田舎おっぱい。 :2001/01/14(日) 19:12
>>26 さん
そうですかありがとう。気長に待ちます。
28 :
>25 :2001/01/14(日) 19:47
他のも読みたいなら、創元から短編集3冊出てるけど。 こっちの方が出回ってると思うぞ。 「13号」も一緒に入ってなきゃダメなのか?
29 :
名無しのオプ :2001/01/14(日) 20:36
ジョイス・ポーターの切断(早文)、品切れでした・・ ハァ〜ア。
30 :
名無しのピエロ :2001/01/15(月) 00:35
ドーヴァー1なら最近古本で入手した。ポケミス。 1986年第3版。
31 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 00:38
『検屍裁判』 パーシヴァル・ワイルド 『幽霊の2/3』 ヘレン・マクロイ 『俳優パズル』 パトリック・クェンティン 復刊してくれないかなぁ
32 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 00:42
ヘレン・マクロイって上にも出てたな。そんなに絶版になってるのか。 なんか創文で一つくらいあったような・・・
33 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 12:01
浜尾四郎の「鉄鎖殺人事件」。 もう4年ぐらい探してる。創元は何故全集にいれてくれなかったのか疑問。
34 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 12:09
つまらないから……
35 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 12:17
>>34 んなことないぞ。「殺人鬼」よりずっと面白い。
36 :
35 :2001/01/15(月) 12:21
ちなみに「鉄鎖殺人事件」は、春陽文庫版なら、BOOKOFFとかマメに 探していれば、見つけるのにそれほど困難ということはないと思う。
37 :
独者 :2001/01/15(月) 12:32
ハートの『ベラミ裁判』なんて読みたいかなー
38 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 14:08
すみません、 ピーター・ラヴゼイの「探偵は絹のトランクスをはく」 は手に入れづらいのでしょうか?
39 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 14:43
手に入らないことはないんでしょうが。 創元推理で「ヴァンダイン」の「ドラゴン殺人事件」だけが 書店に並ばないようですが、何か訳ありなんですか?
40 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 20:51
前に2ちゃんで、ビッグボウの殺人が20年ぶりに重刷かかってると教えてもらった んで地元で血眼になって探してたが、ついに見つからず。 所用で大阪行った際ひょいと見つけた、わらわら積まれてた。 もうっ、田舎ってこれだから・・・
41 :
よちよちひよこ探偵 :2001/01/15(月) 21:54
よく分かんないけど海外翻訳ものって「創元」より気前よく 「ハヤカワ」がポンポン出してくれるイメージがあるように 思うんだけど、その分絶版に追い込まれるサイクルが 早くないですか? もちろんその本自体によるとはいえ・・・
42 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 22:27
笹沢『暗い傾斜』 すんげえ探した。 手に入れたけど、苦労した割には……。 他では普通に見つかるものなのかもしれないけど。
43 :
無しさん :2001/01/15(月) 23:04
>6,8 結局、鮎川の『黒いトランク』って 古本か図書館しかない、というのが結論?
44 :
上智 :2001/01/15(月) 23:17
黒いトランクは絶版です。前から、創元かハルキ あたりで復刊するのではないかという噂がありま すが……??
45 :
名無しのギャンビット :2001/01/15(月) 23:19
>>43 個人的に近々、ハルキ文庫あたりで復刊してくれるものと踏んでいる。
46 :
名無しのギャンビット :2001/01/15(月) 23:19
スマソ、かぶった。
47 :
名無しのオプ :2001/01/15(月) 23:25
もう周知でしょうが ながらく品切れ再版未定だった 早文の迷宮課事件簿T、出てますよ。
48 :
Lupinoid :2001/01/16(火) 01:32
>>39 「ドラゴン殺人事件」(ヴァン・ダイン)は2000年秋の創元推理文庫復刊フェア
で重版(26版,2000/11/10)されましたので,現在まだ入手可能と思われます。
# 長期にわたり品切れ状態が続いたのには,それなりの理由があるのかも……
49 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 02:59
A・A・フェア(ガードナーの別ペンネーム)のシリーズが今とても読みたいのだけどもう出版社にも在庫なし・・・
50 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 03:27
仁木悦子の文庫。今も生きているのってどれくらいでしょうか。 ハードカバーの作品集はどうにも味気なし。
51 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 06:14
何度も何度も何度も・・・(以下略)書くが、 クリスピンの「消えた玩具屋」「お楽しみの埋葬」は、 死ぬまでに読みたいもんだ。 小泉喜美子の小説も、もう入手不可かな? 「弁護側の証人」「血の季節」は面白かったので、 「ダイナマイト円舞曲」も読みたいんだが、 何処にも無いね。
52 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 08:55
>>51 消えた玩具屋はポケミスで重版されてるんじゃない?
確信はないが、本屋で何度か見かけたよ。(去年)
53 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 09:08
辻真先の「仮題中学殺人事件」は絶版でしょうか?
54 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 09:34
そのうち「盗作高校」「改訂受験」と込みで創元推理文庫に入るらしいです。
55 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 10:13
E・D・ホックの作品って絶版・品薄が多いですねぇ。 もっと読みたいのに。 「ホックと13人の仲間たち」(ポケミス)しか手元にないよ(泣)
外国のものなら、ほとんどは原書なら簡単に読める。 死ぬまでに確実に読みたいなら外国語を勉強しよう( ´ー`)
57 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 13:44
>>56 そりゃもっともなんだけど
今、原書もないんじゃないの?
古典の黄金期本格なんか本国より日本の方がラインナップ揃って
いてびっくりする外人がいるって聞くけど・・。
ヴァン・ダインなんて現在アメリカにないでしょ。
58 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 14:04
名作は期待しすぎて失敗、ってことない? マクロイ「暗い鏡の中に」はそれだったなあ。 この話ならこうなるのが普通だけどどうひねるかな、と思ってたらそのままだった。 現代のミステリのひねくれ方になれてるとストレートな謎解きはわかってくるよね。
59 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 14:18
>>58 マクロイのその作品は読んでないんでわからないが・・
まあ、古典すっ飛ばして新本格あたりから入った場合、典型的悲劇
のひとつとして似たようなことが起こりえますな。
あとネタ晴らしなんてけしからん悲劇もありますね。
60 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 14:49
61 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 17:27
>42 笹沢左保の「暗い傾斜」は 「暗鬼の旅路」というタイトルで徳間文庫に入ってるよ。 (こっちも絶版だと思うけど)
62 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 17:56
新刊はた易くチェックできるんだが、再販されていない状態が長らく 続いた後に復刊という場合は知らんうちに・・・ってことが多くない か? たまに都市部の大手書店で復刊フェア見つけて小躍りすることが あるが、地方では疎くて困る。 ディクスン・カーのハヤカワ文庫が品薄になってたことすら知らん かった・・・まあこれは持ってたからいいんだが。
63 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 18:38
ヘレンユーステス「水平線の男」(創元推理文庫) 翻訳に問題あり再版のめど立たず。 叙述トリックの名作という噂なのだが。
64 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 19:43
土屋隆夫の本は絶版多いね。「不安な産声」読みたい。 あとノックスの「陸橋殺人事件」も
65 :
42 :2001/01/16(火) 20:22
>>61 そ、そうだったの? 全然知らなかった。
もうちょい早く聞けばよかったよ。
ありがと。
66 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 20:51
邦ミスで店頭にまずない・・・ 崖の館 佐々木丸美 ゴメスの名はゴメス、ひげのある男たち 結城昌治 退職刑事@〜D、退職刑事健在なり 都筑道夫
67 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 21:24
>>64 「陸橋」ってまた絶版になったの?
創元推理文庫で去年くらいには入手できたけど。
(ちなみにうちにあるのは97年の8版)
68 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 21:33
クリスティのあの問題作「ア○ロ○ド殺し」のトリックの先駆者たる ドゥーゼの「スミルノ博士の日記」読んでみたい〜 まあ、ネタはわかっててもどのように料理してるのか非常に 気になる。確か絶版ですよね。
69 :
名無しのオプ :2001/01/16(火) 21:33
珍遊記
70 :
上智 :2001/01/16(火) 23:14
71 :
名無しのオプ :2001/01/17(水) 04:27
「妖異金瓶梅」山田風太郎 図書館や古本屋を廻っても今のところ見つけられない・・・。
72 :
愛・蔵太 :2001/01/17(水) 04:57
今読めるがまたしばらくすると読めなくなりそうな名作、というのはダメですか。 とりあえず、戸川昌子『火の接吻』(扶桑社の文庫)とか。 これ、逆『永遠の仔』(天童荒太・幻冬舎)みたいな異常傑作なんだけどな。
73 :
名無しのオプ :2001/01/17(水) 09:17
74 :
上智 :2001/01/17(水) 09:58
>>73 廣済堂は、文芸から撤退したんですよね。だから、
重版かからないらしいです。
あの時は慌てて風太郎傑作選全部買いました。
75 :
名無しのオプ :2001/01/17(水) 10:03
いや、結局撤退していないようです。
76 :
ねつてつ :2001/01/17(水) 12:24
>68 実は東大阪方面の某図書館では、開架にあったりします。 「小酒井不木全集」の中に、翻訳として入ってるのですね、ドゥーゼ。 不木ファンにとっても、嬉しい全集だよ、こりゃ。 他所でも、書庫あたりにこの全集が保管されてる可能性はある。 あきらめないが吉^^
77 :
名無しのオプ :2001/01/17(水) 12:39
小泉喜美子の「ダイナマイト円舞曲」は私も欲しい。 広済堂の山風はもう品薄? 欲しいのに買い逃しているのが 何冊かあるわ。
78 :
上智 :2001/01/17(水) 13:09
>>75 撤退してないんですか? すみません、嘘ついた。
79 :
名無しのオプ :2001/01/17(水) 13:11
80 :
名無しのオプ :2001/01/17(水) 16:54
>>64 土屋隆夫は創元推理文庫から続々と全集を発行中ですよ。
あと、不安な産声ならBOOK−OFFでも2〜3軒うろつきゃ大抵見つかると思います。
光文社文庫です。
クラムリー「ダンシングベア」
82 :
名無しのオプ :2001/01/18(木) 01:36
笑う肉仮面
83 :
名無しのオプ :2001/01/18(木) 01:55
>>78 上場の前に出版部門から一度撤退してるから、まちがいでもない。
撤退したあとで、出版業を再開したが、文芸書はほとんど絶版。
編集者も整理された。
リストラかどうかはわからんが・・・・、ま、怖いよな。
84 :
名無しのオプ :2001/01/18(木) 11:16
85 :
名無しのオプ :2001/01/18(木) 18:39
お楽しみの埋葬 エドマンド・クリスピン(早文) 消された時間 ビル・S・バリンジャー(早文) も絶版か・・。 しかし、ハヤカワ、創元の復刊って年何回でいつごろ?って決まってるんかい。
86 :
名無しのオプ :2001/01/21(日) 16:57
>消された時間 ビル・S・バリンジャー(早文) 2時間前に新宿で見かけたが、絶版なのか?
87 :
名無しのオプ :2001/01/21(日) 18:06
>消された時間は絶版ではありません。 まあ、地方によっては品薄ということもあろうかと思いますが。 あと絶版の事後報告もいいが、今のうちに手にいれとかないとマジで 後悔するよ、すぐに絶版になるかもよっていう貴重な本を教えて欲しい ですね、どっちかというと。スレにそぐわないですかね・・ 誰かが戸川昌子の火の接吻を挙げてたみたいに。(買っちゃった、えへ)
88 :
名無しのオプ :2001/01/21(日) 20:13
レオ・ブルースの「死の扉」が復刊するようです。 ばんざーい。これは面白いですよ。
89 :
名無しのオプ :2001/01/21(日) 20:22
私の街には六枚のとんかつが見当たりません もちろん古本にも 注文するのはちょっと・・・いやです 絶版なんでしょうか?
90 :
名無しのオプ :2001/01/21(日) 21:09
>>89 それは取り寄せるに勇気がいるね(ワラ
黒猫のネット通販でも利用すればどう?
91 :
名無しのオプ :2001/01/21(日) 23:22
嗚呼、去年某ジュン○堂で見かけたがいつでも買えるなと思って 手を出さなかったブランドの「ジェゼベルの死」って近所のどこにも 置いてない。今となっては・・・
92 :
名無しのオプ :2001/01/22(月) 00:01
>>88 マジ?
今現在ブルースで出てるのは国書刊行会と新樹社のやつの2点だけかな。
93 :
名無しのオプ :2001/01/22(月) 01:56
>>82 『笑う肉仮面』復刊話があるみたい。
日下三蔵が進めてるらしいよ。
>>85 クリスピンはポケミスの方が探しやすいと思う。
ポケミス復刊は時期が決まってないと思うけど結構定期的。
創元は毎年秋に復刊フェアしてるな。
94 :
名無し国の謎 :2001/01/22(月) 16:36
E・D・ホックの「怪盗ニック登場」復刊希望します。
95 :
ねつてつ :2001/01/22(月) 17:48
>94 あれ?絶版になってるのか… でも、ポケミスで1コーナー取ってる本屋さんなら、大概ありますよ。 「怪盗ニックを盗め」や「怪盗ニックの事件簿」とかも^^ そういや、古本屋って、ポケミスをあまり置いてないなあ… なんでだろ?
96 :
ほるすた院流水 :2001/01/22(月) 19:27
>>92 あと教養文庫ミステリ・ボックスからも出てるよ「ジャックを絞首刑に」
レオ・ブルースって一冊読んだらなんか癖になって次々読みたくなるんだよな。
ちなみに「氏の扉」はマジで出る。
97 :
花と名無しさん。 :2001/01/22(月) 19:38
高村薫『神の火』旧版限定。
98 :
名無し国の謎 :2001/01/22(月) 20:36
>95 「怪盗ニックを盗め」などは指摘の通り見つかるんですけどね・・ やっぱシリーズ1作から読んでみたいなと思いまして。 うち近辺の書店だけかな、置いてないのは。 結構探してみたんですけどね・・おかしいな。
99 :
名無しのオプ :2001/01/22(月) 21:04
ホックと言えば、昔講談社から出た レオポルド警部ものの「こちら殺人課!」 復刊、無理だろうな…
100 :
ねつてつ :2001/01/22(月) 21:25
>98 そっか、探してみたのか… ゴメン。 と、なると、方法としては2つくらい。 一つは、待つ。 怪盗ニックシリーズは、ポケミスの中でも再販率高し。忘れた頃に再販 します。気長に待ってりゃ、手に入るかも。 二つめは、図書館。 僕は大体、絶版本は図書館で探します。 無茶苦茶古い本は、開架にはなくて書庫に収まってたりするから、検索 のシステム(コンピュータの端末や、ファイル等)を利用すべし。探す 本と作家名がわかっていれば、すぐに見つかります。 まあ、他の本屋を探すという手もまだ残っているので、気を落とさずに ね。 >89 そう、それは再販して欲しい本です。昔、持ってたの。 創元に、「サム・ホーソーンの事件簿」の勢いをかって「レオポ ルド警部の事件簿」を出してもらえないものかと思う今日この頃。
101 :
ねつてつ :2001/01/22(月) 21:45
ゴメン、間違えました^^;; >99 そう、それは再販して欲しい本です。昔、持ってたの。 創元に、「サム・ホーソーンの事件簿」の勢いをかって「レオポ ルド警部の事件簿」を出してもらえないものかと思う今日この頃。
102 :
名無しのオプ :2001/01/22(月) 21:57
いま全然絶版じゃないんだが、森英俊編著の 「世界ミステリ作家事典(本格派篇)」は買っといた方がいいよ。 むっちゃ値は張るんだけどね。なんと7000円。 でも後悔はしないよ、まず。っていうか店頭から消えた後こそ 後悔しまくりってことになると思うから・・・。
103 :
名無し国の謎 :2001/01/23(火) 00:25
>>100 そうですか。ありがとうございます。
図書館でのアドバイスまで頂いて。
さっそくトライしてみますね。
104 :
名無しのクイーン :2001/01/23(火) 23:09
別に確認したわけではないが・・ディクスン・カーもので 「眠れるスフィンクス」(早文) 「赤い鎧戸のかげで」(早文) 「騎士の盃」(早文) 「バトラー弁護に立つ」(ポケミス) 「囁く影」の復刊はよかったねぇ。
105 :
名無しのオプ :2001/01/26(金) 20:31
竹本健治のゲーム3部作。 とりわけ囲碁殺人事件とトランプ殺人事件が入手難 3つまとめた「定本ゲーム殺人事件」も。 名作との誉れ高いのに・・・
106 :
田舎武者 :2001/01/26(金) 20:36
>>105 BookOffでトランプ殺人事件100円で売ってた。
文庫本だけど。
107 :
名無しのオプ :2001/01/26(金) 23:47
>106 サンクス。囲碁もBookOffでないかな。捜し歩くか。
108 :
名無しのオプ :2001/01/27(土) 02:33
「定本ゲーム殺人」がすごく欲しい。 3部作は文庫で持ってるけど、トランプなんて読みすぎてカバーがボロボロ。 チェス殺人事件が読みたいよ。
109 :
名無しのオプ :2001/01/27(土) 02:55
定本・ゲーム殺人事件、思いきって買っておいて良かったなあ。 チェス殺人事件はたいした話じゃないけど。
110 :
名無しのオプ :2001/01/27(土) 03:06
むかーし、小泉喜美子のエッセイで紹介されてたんだけど、 ポケミスの「フランス式捜査法」(著者失念)ってやつ。 なんか、文章がすごくヒネってあって面白いんだそーで、一度 読んでみたいものだと思いつつ十数年。 古本屋とかで、折に触れて探してるんですけどねえ(でも、たまたま 手に入ったとして、思ったよりも面白くなかったらどーしよー、 とも思ってみたり)。
111 :
名無しのオプ :2001/01/27(土) 08:49
>>109 すんげぇ、うらやましい・・・
あれって文庫じゃないよね。あー値張ってそうだけど買っとくんだった
〜 重版もあんまかかってないよね(悔)
112 :
名無しのオプ :2001/01/27(土) 12:06
>>109 解説陣がすごいね。笠井だの中井英夫だの。ピンポイントって会社
まだあるのかな?
113 :
名無しのオプ :2001/01/27(土) 16:48
>>110 著者はサン・アントニオ。フレデリック・ダールの別名なり
ポケミスね
114 :
名無しのオプ :2001/01/28(日) 22:20
しかし古本屋でどうしてポケミスって冷遇されてるんだ。 Book−offなんかでももっと置いてくれ、頼むよ。
115 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 00:37
上の方で名前のあがっていた「消えた玩具屋」が池袋に あったので、早速GETしてしまった。 ところで、カーの「火よもえろ」を探しとるんだが、 どこにも無い。ひょっとして絶版?
116 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 04:08
ミステリの面白さに開眼したのは、古本屋のワゴンセールだった。 以後、バイトして毎日四冊ずつ古本と新刊を買いつづけ、大学を卒業した ときには、文庫1000冊を実家に持ち帰って怒られた。 不惑を目前に、つらつら考えることがある。 おれの死後、この本の山はどうなるんだろう。実家の蔵の中の絶版の山は。 なんとかせにゃと思うが、どうしても手放せない。売れない。捨てられない。 一時期、せっせと人にあげてたが、つまらん本ほどあとで探せないとわかって、 それもやめた。 「あんたが死んだら、ゴミにだす」 ツレアイにきっぱりいわれたときは、切なかった・・・。 (おれも、妻が死んだら、妻のぬいぐるみコレクションは全部捨てたる と心に誓った)生きてる間、家族に迷惑をかけてるから、ゴミにださ れても仕方ないんだろうなあ。あー、悲しいッ
奥さんも、「あなたが死んでも捨てない」と口だけでも言ってあげればいいのにね。 どうせ死んだら本人にはわからないんだし。 というか、本も一緒に火葬にするか、いっそ本で火葬にしてくれと遺言したらどうか。 そんなことができるのか知らないけど。
118 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 09:17
>>115 カーの特にハヤカワ文庫ものはすぐ入手難になる傾向がある。
つい1年ほど前までバリバリ買えたのに現在、囁く影が復刊されは
したが「火よ燃えろ!」「死者のノック」が絶版です。
119 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 15:58
作品社 笠井潔探偵小説集「天使/黙示/薔薇」 まあ文庫本で簡単に手に入るんですが。「伝奇小説集成」買っちゃったもんで。 並べるならこれかなと。過去に渋谷のパ○コブックセンターで一度だけ見かけた 「記憶」があるんですけどあれは幻ではなかったのかと思う今日この頃・・・・・・。
120 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 21:25
>116 夫婦喧嘩の最中に、奥さんにこっそり捨てられてたりして・・・ しかし一般にミステリファンって山のように膨れ上がった本って どうしてるんだろう? 普通に考えればいくら名作でも結末・犯人が 分かってしまったら再読の意欲が薄くなる性質上、売りに出される 可能性が高そうだけど?(漫画や文学と比べても)
121 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 21:34
>>119 「天使/黙示/薔薇」、一生の宝物です。手にとって眺めているだけで幸せな気分に
なれる。
高校時代に買ったいちばん高値の書物でした。
ちなみにハードカバー版の「サマー・アポカリプス」も持ってますがな。
122 :
名無しのオプ :2001/01/29(月) 23:49
>>119 ,121
よくわからんが推測するに「バイバイ、エンジェル」「サマーアポカリプス」
「薔薇の女」が1冊になってるってこと?
それならゴイスー。
123 :
:2001/01/29(月) 23:55
『一瞬の敵』 ロス・マクドナルド
124 :
名無しのオプ :2001/01/30(火) 00:31
125 :
名無しのオプ :2001/01/30(火) 00:58
126 :
121 :2001/01/30(火) 01:12
>>122 ご推測のとおりです。
ちなみに6500円でした。まあ、当時絶版だったのを思えば・・・。
>>125 『哲学者の密室』のハードカバー版とタメはってます。寝転びながらは
読めません。
127 :
121 :2001/01/30(火) 01:13
>>122 ご推測のとおりです。
ちなみに6500円でした。まあ、当時絶版だったのを思えば・・・。
あ、ごめんなさい。重複してしまいました。
129 :
119ことニコライイリイチ :2001/01/30(火) 01:38
>>121 いいなぁ。やっぱ「これは!」っていう本は見つけたら即買いだよね。
俺も買っときゃあよかった。「サマー・アポカリプス」のハードカバーを
お持ちとはこれまた羨ましい。ちなみに俺は「バイバイ、エンジェル」の
ハードカバーなら持ってます。角川文庫版は三部作そろってんだけどねぇ。
あのカバーが好きでね。創元推理文庫版よりもいいカバーだと思うんだけど。
130 :
名無しのオプ :2001/01/30(火) 11:48
「天使/黙示/薔薇」は図書館で読んですぐ所有欲に駆られて購入したっけ。 話を変えて、ウィムジイ卿シリーズが読みたいのですが 創元の全巻刊行予定ってナシになっちゃったんでしょうか。
131 :
上智 :2001/01/30(火) 12:10
132 :
名無しのオプ :2001/01/30(火) 12:11
6500円はたかいわな。当時値段知らずに注文してレジで金額聞いて 固まったよ。財布に5000円しかなかったからね。
133 :
名無しのオプ :2001/01/30(火) 23:04
>130 えっと、「大学祭の夜」と「忙しい蜜月旅行」(ポケミス?) が創文じゃ出てなかったっけ。 あと短編ではクイーンの定員や名探偵登場などに 分散してるのをまとめて出してほしいね。
134 :
名無しのオプ :2001/01/31(水) 00:38
カーをもっともっともっと復刊しろあげ。
135 :
名無しのオプ :2001/01/31(水) 00:50
情報ありがとうございます。>131,133 分散した短編など漁りつつ、残りの刊行を待とうかと。 できれば既訳分も浅羽新訳で読みたいものです。
136 :
名無しのオプ :2001/01/31(水) 20:30
斎藤栄の魔法陣シリーズ
138 :
名無しのオプ :2001/02/01(木) 20:39
>>137 それは分かってるけど置いてる?
二階堂(黎人じゃないよ)シリーズばっかで本屋で見かけないな。
なんせ当時は最長本格推理ってことだったからねぇ
(5000枚シリーズ 火・空込み)
今は人狼城出てるけどね。
もう一度読み返してみたくなったんだが・・・。
139 :
名無しのオプ :2001/02/03(土) 23:54
フィルポッツ(赤毛のレドメインの)がヘクスト名義で書いた 「誰が駒鳥を殺したか?」「怪物」 フィルポッツは未訳作品もかなりありますね・・
140 :
名無しのオプ :2001/02/06(火) 00:26
ようやく「ウサギ料理は殺しの味」をGETした。 本格ファンが読んだら卒倒しそうな設定だが、この バカっぷりがタマらん。(ニヤリ
141 :
名無しのオプ :2001/02/06(火) 00:41
門前典之の「死の命題」は本屋で見かけたことがない。
142 :
名無しのオプ :2001/02/06(火) 00:47
なんか本屋で安易にみかけない幻の本、紹介してるんだから あたりまえなんだけどなんか聞いたことないの多いな。 って単にオレが勉強不足ってだけか (・_*)\
143 :
名無しのオプ :2001/02/06(火) 02:54
>>141 ある意味自主出版みたいな本だからな。
オレは直接出版社に連絡とって買ったぞ>「死の命題」
まあ、そこまでする本かってのもあるけど。
144 :
名無しのオプ :2001/02/06(火) 23:48
ハヤカワも「ハヤカワ文庫ベスト100」みたいな本出すんなら、 100位以内の本は全部復刊するくらいの気合見せろや! 今読めねぇ本が、何冊入ってんだ!
145 :
名無しのオプ :2001/02/07(水) 01:02
>144 なんでハヤカワの本ってよそに比べて、はやく絶版になるんだろうね。 サイクルが早いからかな、新刊ワラワラ出てるしねぇ。
146 :
新刊もいいが復刊しろ :2001/02/09(金) 23:21
あげ
147 :
名無しのオプ :2001/02/10(土) 00:46
河出から出た「グロテスク」(作者名わからん)って、傑作らしいんだけど、 見つからない・・・。
148 :
(^‐^)V :2001/02/10(土) 01:01
>>147 パトリック・マグラアですね。
10年位まえだからなぁー、絶版だろうなー
149 :
Enigma :2001/02/10(土) 10:45
>>144 去年再版された『ビッグ・ボウの殺人』が大ベストセラーになったら、みんな
復活するかもしれんが……。文句を言っているあいだに、出版社の利益が上がる
ようにしてあげましょう。
創元のクロフツなんて、年200冊くらいしか売れないらしい。
>>145 角川よりはマシやと思う。
150 :
名無しのフレンチ :2001/02/10(土) 16:36
>>149 マジすか(笑)
そういや「ポンスン事件」「マギル卿最後の旅」なんて最近見かけないなぁ
151 :
新潟鮫 :2001/02/10(土) 18:31
連城三紀彦『暗色コメディ』、 本屋で見かけないけどひょっとして廃刊?
152 :
若葉マークのカーきち :2001/02/11(日) 00:16
もろがいしゅつかもしれんが、カーの作品! 多いぞ。 「眠れるスフィンクス」「疑惑の影」「喉切り隊長」「火よ燃えろ!」 「死者のノック」「ハイチムニー荘の醜聞」「雷鳴の中でも」「引き潮の魔女」 「深夜の密使」「殺人者と恐喝者」「貴婦人として死す」「赤い鎧戸のかげで」 「騎士の盃」・・・・・あ〜あ、疲れた。
153 :
名無しのオプ :2001/02/11(日) 00:49
146
>>147 パトリック・マグラア!そう、確かその名前でした。ご教授感謝です。
作者名わかれば、少しはみつけやすくなるかな?
154 :
名無しのオプ :2001/02/11(日) 01:38
ロースンのも入手困難ですよね。 首のない女、とか。
156 :
名無しのオプ :2001/02/11(日) 04:21
157 :
考える名無しさん :2001/02/11(日) 18:07
『スカイジャック』は?
158 :
名無しのオプ :2001/02/11(日) 18:36
>>155 クレイトン・ロースンはマジシャン探偵マーリニのシリーズデビュー作
「帽子から飛び出した死」も絶版です。
困ったもんだ・・・
159 :
Enigma :2001/02/11(日) 20:52
>>150 以前戸川氏が「クロフツは版権を持っていないもの以外はすべて訳す」
と書いていたので、創元のホームページができた時にメールで問い合わせたら、
「方針は変わっていないが、クロフツは売れないので重版もかけられない」
と言われました。前に書いた数字の3倍は売れないと駄目らしい。
「もっとクロフツファンを増やしましょう」とも言われたが……。なかなか
難しいでしょう。『サウサンプトンの殺人』なんて、面白いと思うけど
品切れだし。
160 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 21:44
>>157 ケンリックはときどき再版されているようです。
昨年、上海サプライズとリリアンと一緒に購入しました。
161 :
名無しさん@1周年 :2001/02/11(日) 21:47
純粋なミステリではないのですが、 講談社大衆文庫がなくなってさびしいです。 大正〜昭和初期の探偵小説が好きなんですぅ・・・
162 :
名無しのオプ :2001/02/11(日) 22:29
>>161 ん?あれ無くなったの?
そういや見かけないけど、あの代表二作立てで戸川昌子とか
都筑道夫とか陳舜臣とか出てたやつでしょ。
なんか理由あんのかな?
163 :
名無しのオプ :2001/02/12(月) 02:30
>>154 「パンチとジュディ」は高田馬場で見かけたけど、
4,800円という値段を見て断念した。
>>110 荻窪にあったので、オレがGETしちまった。
スマソ。
164 :
名無しのオプ :2001/02/12(月) 13:39
エド・マクベインがどこの本屋に行ってもみつからない…
165 :
名無しのオプ :2001/02/12(月) 16:12
>>164 エド・マクなんて最近ごっそり見かけた気がするんだけどな。
それはそうとカーってもう未訳長編残ってないの?
一応物理的には全作入手可能なのかな(絶版は多いにしろ)
166 :
密室博士 :2001/02/12(月) 16:39
まだ未訳はあるよ。Papa,La-basとか。
167 :
名無しのオプ :2001/02/13(火) 02:28
つーか、それが最後でない?>166
168 :
名無しのオプ :2001/02/13(火) 05:33
>>162 「全100冊」ということで「完結」したんじゃあなかったっけ?
169 :
名無しさん@1周年 :2001/02/13(火) 08:13
>>162 書店で聞いたところ、講談社大衆文庫は現在流通している
ものだけで、次は出ないとのことでした。
本当のところはどうなのでしょう?店員の間違いなら、
嬉しい限りです。「白昼堂々」のような名作が読めなくなるのは
悲しいです。
「天使/黙示/薔薇」 近所の古本屋にあった。2000円くらいだった。 でも新刊で買っていたので買わなかった。
171 :
名無しのオプ :2001/02/13(火) 21:27
>>169 うおっっ!!急いでゲットしよっ。
確かこないだジュンクで「枯草の根/炎に絵を」があったぞ。
後者がレアなんだよな。
172 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 03:16
講談社大衆文庫、出てるときに買っておけばよかったね>買いそびれた人 だから、今だったら扶桑社のミステリ秘宝とか、光文社の探偵小説雑誌傑作選 (ぷろふぃる、とか、探偵趣味とか)を買い逃すなよー。 買っておけば、数年後に自慢できるし、買わなければ どうしてあの時に買っておかなかったんだろう、と後悔するぞ。
173 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 10:19
>>172 まったく同意。
いい加減学習して欲しい。
174 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 10:26
>>172 -173
勢いで「貼雑年譜」も買おうぜ。
パソコンより安いし、自慢できるのは間違いなし。
175 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 10:34
>>172 ふむふむ。 φ(.. )メモシテオコウ
あとついでに誰かほかにもうすぐ絶版・品切れになりそうな
お薦め物件を教えて下さい。できれば個別作品ごとに。
国内・翻訳を問いません。
>>175 国書刊行会、原書房、新樹社、翔永社とかのクラシックミステリもの。
177 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 14:52
文庫も結構ヤバイぞ。すぐ消えるぞ。 特に河出、小学館あたりに危険なニオイが。 ポール・ケイン「裏切りの街」(河出)、イアン・ペアズ「ラファエロ真贋事件」(新潮) あたりは、古本屋でみつけたら問答無用でゲットすることをお勧めします。
178 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 15:17
連城三紀彦の「黄昏のベルリン」ずっと探してます。古本屋でも見つからない。 あと、中西の消失! どこに売ってるんだぁ。。。
179 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 20:03
森雅裕の昔のハードカバー。オペラシリーズの3作目とか、「歩くと星が壊れる」 とか、「100℃クリスマス」とか。
180 :
名無しのオプ :2001/02/14(水) 21:12
>>179 すみませーん、「歩くと星が壊れる」去年だったか地元商店街のお祭りで
無料でゲットしました(図書館からの放出品)が、読み終えてブックオフに持っていってしまい
「お値段付きませんけど」といわれ、「じゃー処分してください」って言っちゃいました。
K談社へのルサンチマンと、願望充足だけのお話としか思えませんでした。少なくとも私には。
(第一部がほぼ「実話」で、第二部が「願望的フィクションの後日談」なのでは?とか思いました)
「さよならは2Bの鉛筆」がかなり好きで、その後何冊か読んだ者ですが。
「モーツアルト〜」は面白かった。「椿姫〜」ですでにダメでした。
181 :
講談社が好きだ :2001/02/14(水) 23:09
斎藤肇、奥田哲也・・だんだん本屋で見かけんようになってきてるな 綾辻以後の世代も20年後どれだけ残っているのか・・・
182 :
名無しのオプ :2001/02/15(木) 20:39
早川文庫のほうの「お楽しみの埋葬」をヤフオクに出そうと 思ってるんだけど、2000円は高いでしょうか?
183 :
名無しのオプ :2001/02/15(木) 20:46
オレなら3000円で買う。
184 :
名無しのオプ :2001/02/15(木) 21:38
クリスピンの「消えた玩具屋」の方は入手易だけど そっちはレアだし、欲しい欲しい欲しい!!
185 :
名無しのオプ :2001/02/15(木) 23:01
>>180 俺が知ってたらそれなりの半額+送料ぐらいで買ったのに。。。
因みに俺が一番すきなのは漂泊戦士です。
186 :
名無しのウルフ :2001/02/17(土) 13:57
わ〜い、ハヤカワ特別重版ありがとう!! レックス・スタウトの「腰抜け連盟」ゲットしたよ。
187 :
名無しのオプ :2001/02/17(土) 21:35
えっ、復刊したの?>腰抜け連盟 他にはどんなのがある?
なんかSFばっかりだったような気が・・・
189 :
>187 :2001/02/17(土) 21:49
ミステリ・冒険系は 「北極戦線」アリステア・マクリーン 「ベルリンの葬送」レン・デイトン 「ホップスコッチ」ブライアン・ガーフィールド 「ラインゴルト特急の男」アーサー・メイリング 「ブラック・マネー」ロス・マクドナルド 「黄色い部屋の秘密」ガストン・ルルー 「オールド・ディック」L・A・モース 「俺はレッド・ダイアモンド」マーク・ショア 「ダンシング・ベア」ジェイムズ・クラムリー 「嘘じゃないんだ!」ドナルド・E・ウェストレイク
190 :
名無しのオプ :2001/02/17(土) 21:54
そうそう。それになんで「黄色い部屋の秘密」なわけ!! どこに需要があんだよ。そんな暇あったらカー頼むよ、マジで。 当たりは腰抜け連盟だけだよ。でも・・ とはいえありがとう。これからもどんどん復刊お願いしますよ。
191 :
187 :2001/02/18(日) 01:24
>189 おお、ありがとう! でも、オレの目当ては無かった・・・。 やれやれ、いつになったら復刊するのやら。
192 :
182 :2001/02/18(日) 15:43
お待たせしました、って誰も待ってないか? 「お楽しみの埋葬」ヤフオク出品しました〜。
193 :
名無しのオプ :2001/02/18(日) 22:20
ボワロー&ナルスジャックを復刊希望。 「悪魔のような女」と「呪い」以外見当たらないから・・・
194 :
名無しのオプ :2001/02/19(月) 04:51
195 :
ねつてつ :2001/02/19(月) 12:42
お楽しみの埋葬かあ…昔、持ってた。 古本屋でも一年ほど前に見た記憶アリ。 実は「玩具屋」のほうが入手が難しいのかな?
196 :
名無しのオプ :2001/02/19(月) 13:27
玩具屋はポケミスで復刊されたんで簡単に入手できますよ。
197 :
ねつてつ :2001/02/19(月) 14:28
ああ、なるほど。ポケミスの方でかあ^^ 前に絶版スレで探してた人を見た覚えがあるけど、あの頃はまだ復刊 されてなかったんだろうね。 しかし、早川は毎月新刊出るごとに、挟んである新刊ガイドをチェック しないとダメだな、こりゃ^^;
199 :
182 :2001/02/19(月) 18:34
>>198 ごめん、即決で。おわびに文庫で「消えた玩具屋」
だしましょうか?
200 :
Enigma :2001/02/19(月) 20:22
ポケミスの『消えた玩具屋』は訳がよくないので、無理してでも 文庫を探すことをおすすめします。同じ大久保康雄訳ですが、 改訳されている。
201 :
本家密室博士 :2001/02/19(月) 20:40
都筑道夫が、「クリスピンの翻訳で、原作のギャグをちゃんと理解して 訳してるのは『お楽しみの埋葬』だけだ。」と言ってた。
202 :
ラジオネーム名無しさん :2001/02/19(月) 20:48
国書刊行会の「白鳥の歌」の訳はどうよ?
203 :
194 :2001/02/20(火) 00:08
204 :
198 :2001/02/20(火) 16:00
>>199 いや。それにはおよばない。つーか、どっちも持ってる
いくらになるか興味あっただけ(´-`)ヽスマソ
205 :
名無しのオプ :2001/02/20(火) 20:32
服部まゆみ「時のアラベスク」(角川文庫) 古本屋で探してます。 綾辻の十角館と同時期に出版されてんのにかたや・・・。
206 :
名無しのオプ :2001/02/20(火) 20:43
207 :
205 :2001/02/20(火) 22:28
208 :
名無しのオプ :2001/02/21(水) 16:06
>>11 サンリオのディキンスンがヤフオクに出てる。
「緑色遺伝子」「キングとジョーカー」「生ける屍」。
209 :
名無しのオプ :2001/02/22(木) 19:49
>>208 サンリオのディキンスン欲しいけど出せるのは3000円ぐらいまでかな。
ヤフオクだとあっさりそれ以上いっちゃいそうだもんなあ。
210 :
名無しのオプ :2001/02/22(木) 21:13
>>208 今日はまだ見てないけど、昨日¥6000いってましたよ。
>「キングとジョーカー」。持ってたけど手放しちゃった。
ああ、きっちり密封してとっとくんだった・・・
たしか、未来のバッキンガム宮殿で謎が起こるんだったっけ?
ストーリーも忘れている・・・
211 :
210 :2001/02/22(木) 21:16
212 :
ラジオネーム名無しさん :2001/02/23(金) 23:56
古本屋でカーもの3冊ゲットだ。 d(⌒o⌒)b 「貴婦人として死す」読みたかったんだよなぁ。
213 :
sage :2001/02/24(土) 00:50
>「緑色遺伝子」「キングとジョーカー」「生ける屍」。 この3柵の中では「キングとジョーカー」がダントツに面白かった記憶が。 >たしか、未来のバッキンガム宮殿で謎が起こるんだったっけ? 「1977年の秋、9月から10月にかけて イギリス王室で起こった恐怖すべき事件の物語である。」(訳者ノートより) ただし現イギリス王室エリザベス2世ファミリーではなく 架空のビクター2世ファミリーに置き換えたパラレルものの一種。 ともかく極めて巧緻なり。要味読。
214 :
名無しのオプ :2001/02/25(日) 23:22
会社の近くにある小さな本屋に、カーものが幾つか揃っていた事に感激。 意外と身近にあるものなのだね・・・。
215 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 00:03
206さんオススメの古本検索でもHITしないカー絶版本が多いのには げんなり。「疑惑の影」「喉切り隊長」「雷鳴の中でも」 「魔女が笑う夜」などなど。手にいれたい〜
216 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 00:08
>>215 早川ミステリ文庫はひたすらブックオフ系の古本屋を回ればいつか報われる。
あとは大きな図書館だな。
217 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 00:23
>216 ありがとう。まあ地道にやります。
218 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 00:28
>216 そうかな〜? ブックオフ系は、絶版本には弱いと思うが? カーなんて、殆ど見たことないけどなぁ。
219 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 06:18
>>215 ミステリマガジン4月号、105ページ掲載広告によれば
「雷鳴の中でも」「魔女が笑う夜」「青ひげの花嫁」
3作品一挙特別重版、とありますね(どれもミステリ文庫です)
「店頭で見かけた」という情報きぼ〜んヽ(´ー`)ノ~~~~
220 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 11:03
>218 私もあんま見たことない。 >219 ま、まじですか。
221 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 17:20
ヤフオクの「キングとジョーカー」17700円で終了だって・・・・ 高すぎ・・・・私も他の競りでどうしても落札できなかったのが あって、古本屋が参加してるんじゃないかと疑っちゃう。 >金に糸目つけなさすぎなので。
222 :
名無しのオプ :2001/02/26(月) 17:47
>>221 「生ける屍」が現在17000円いってる。終了間際に狙ってる
ヤツいるだろうから、いくらになるのかな。
パトリック・クェンティン「女郎ぐも」も出てまっせー。
終了まで6日あるのにもう大変な額になってる。はぁ…
223 :
>>215 :2001/02/27(火) 16:53
見てない見てない〜〜!<店頭 版元サイトにも告知載ってないし…これからかしら(落着け自分) 「青ひげの花嫁」だけは、現住所市内の図書館にもなかったのだ(T_T)
224 :
名無しのオプ :2001/02/28(水) 01:26
カーの3冊どころか、
>>189 に書いてあるヤツでさえ、並の
本屋じゃ置いてない。
かなり大きい書店じゃないと、無いぞ。
225 :
名無しさん@1周年 :2001/02/28(水) 02:18
>>219 早速三省堂本店で早川のカーの本が全部平積みになってたけど、
その3冊はまだ入ってなかったよ。
226 :
名無しのオプ :2001/03/01(木) 15:52
ジャプリゾの「長い日曜日」 ヤフオクで毎日チェックしてるけど出ないよ、、、
227 :
名無しのオプ :2001/03/02(金) 07:00
>>226 「長い日曜日」はたしかに見ないな。ネット古書店でも見た覚えがないよ。
定期的にGoogleかけて古書店検索エンジン未登録のネット古本屋さがすとか?
それにしてもナポレオン・ソロとかハニー・ウエストって
けっこう高値なんだな(;´Д`)
228 :
我輩は名無しである :2001/03/02(金) 11:54
スレにそぐわない話題かもしれぬが、 「フロストの翻訳はいつ出るんだ?????」 このミスにも上位ランクインしてたし、人気はあると思うのだが。
229 :
名無しのオプ :2001/03/06(火) 00:03
カーの3冊は、いつ店頭に並ぶんだ?age。
230 :
黒猫缶 :2001/03/06(火) 16:26
ジュンク堂でもカーの平積みしてたけど、その3冊はなかったぞage。
231 :
名無しのフェル :2001/03/06(火) 18:04
同じ本格黄金時代の巨匠なのに、クイーン・クリスティと比べて ながらく翻訳されてなかったり、重版かからず、すぐ絶版になったり するのは何故??>カー
232 :
名無しのオプ :2001/03/06(火) 19:02
売れないから。
233 :
名無しのオプ :2001/03/06(火) 20:01
カーの三作品は渋谷のブックファーストで見ました。 奥付見たら二十年ぐらい前に出て以来初の重版、 そりゃ古書店でも見かけないはずだわ。
234 :
ラジオネーム名無しさん :2001/03/06(火) 20:22
235 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 01:29
う〜ん。カーフェアやってるはずの本屋には無いのに・・・。
236 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 20:12
わはは、カーをゲットォォーーー。
237 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 20:37
ジュンクのWEBでも買えるみたいだね。 地元でももうすぐ入荷かな。 こうなったら今度は「疑惑の影」「喉切り隊長」お願いしたいねぇ〜 あ、しゃれで「パンチとジュディ」もいいかも(藁
238 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 23:02
>237 絞首台の謎、貴婦人として死す モナー
239 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 23:20
笑うスフィンクスさえ手に入れば早川全種類ゲットなんだが・・・
240 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 23:32
30周年重版にカーが入ってなかったのにはこういう事情があったのね。
241 :
名無しのオプ :2001/03/07(水) 23:41
この板でカー長編ぜんぶ所有してるツワモノって結構いるのかなぁ クイーンなら一式揃えてるけどなぁ(アホか誰でもできる)
242 :
名無しのオプ :2001/03/08(木) 00:51
でも、何で今カー? 生誕100年は、5年後だろ?
5年後には、話題にすらならなくなってるから
244 :
名無しのオプ :2001/03/08(木) 10:57
単に未訳長編・改訳が刊行されてコンプリートの期待が集まってるからじゃ ない?まさか二階堂のおっさんとかの影響のもとカーブームなんてものが 到来してるのか・・・それはないと思うけど。 90年代からカー出版の続出の傾向って何なんだろうね。
要するに、新本格の隆盛により、ミステリ=トリック主導主義的な とらえられ方が広まった結果、出版社が古典時代の有名なトリック メーカーを「今なら売れる」と踏んだんじゃないのかな? 二階堂氏だけじゃなく、金田一少年なども貢献はしたのかな?と思う。
246 :
名無しさん@1周年 :2001/03/08(木) 18:48
>>238 絞首台の謎はこの前創元が復刊してくれたじゃん。
247 :
Enigma :2001/03/08(木) 19:27
>>244 業界関係者にファンが多いからでは? 某M氏とか。
248 :
名無しのオプ :2001/03/08(木) 22:34
ヤフオクねたで悪いんですが質問です。 パトリック・クェンティンの「女郎ぐも」が5万円で 落札され、二冊めの「女郎ぐも」は高騰を警戒してか、 5千円からピクリとも動きません。そんなにいいミステリ なんですか?
>>248 絶版本の価値と内容にはあまり関係はない。
本人の勝手とは言え、創元推理文庫に5万出すのは
世の中に対して悪影響であると思うオレ。
250 :
名無しのオプ :2001/03/11(日) 14:46
クリスピンの復刊でも期待してage。
251 :
名無しのオプ :2001/03/11(日) 16:13
カーもいいんだけど、バークリーとかまだ未訳長編多そうだし なんとかして欲しいすね。シェリンガム物だけでも ('〜`;)
252 :
名無しのオプ :2001/03/14(水) 07:06
とりあえず、ageとこう。
253 :
名無しのオプ :2001/03/15(木) 17:18
「キングとジョーカー」またヤフオクに出てるよage
254 :
名無しのオプ :2001/03/15(木) 21:39
アマゾンとジュンクと本やタウンで在庫あり>カーの復刊三点<Web上。 ISUZEとかBK1とか丸善はおろか、今回はクロネコのDBにすら反映されてない。 とりあえず本やタウンに初申し込み中。本屋が開いている時間に 買いにいけないのでなぁ・・・。
255 :
名無しのオプ :2001/03/16(金) 09:16
>254 本やタウンの店でカーの3冊Web通販GETしたよ。 ちなみに近所の本屋(結構大きい)ではいまだ入荷の気配すらなし。
256 :
名無しのオプ :2001/03/16(金) 16:14
ヤフオク「パンチとジュディ」も出てた。 オークション > アート、エンターテインメント > 本、雑誌 > 文学、小説 > ミステリー > 外国人作家 > た行 > その他
257 :
海外本格にはまってる人 :2001/03/16(金) 19:57
シリル・ヘアー「法の悲劇」読んでみたい・・・
258 :
名無しのオプ :2001/03/16(金) 22:01
>257 う〜ん、最近どこかで見た。確かに見たんだが・・・。 思い出せん。
259 :
名無しさん@1周年 :2001/03/16(金) 23:12
都内大型書店での、カーの復刊本の売れ行き凄いね。 93年に大量復刊された時とはえらい違いだ。 ちなみに上野駅構内の書店では3冊ともまだ平積み。
260 :
名無しのオプ :2001/03/17(土) 04:34
とりあえず、今出ている光文社文庫の山田風太郎は買っておけ。 廣済堂の奴買いそびれた人間は、特にな。 多分、すぐ一般書店からは消えるぞ。
261 :
254 :2001/03/23(金) 13:49
ようやく「青ひげの花嫁」を受取ってきました。 うれし〜〜〜〜〜(あとは「騎士の盃」だけ!<未入手)
262 :
名無しのオプ :2001/03/23(金) 17:12
次は「眠れるスフィンクス」「赤い鎧戸のかげで」「騎士の盃」 あたりが臭いか・・。 個人的にはこれらより「喉切り隊長」希望。
263 :
田舎武者 :2001/03/23(金) 19:51
264 :
名無しのオプ :2001/03/30(金) 06:08
よいしょっと。
265 :
名無しのオプ :2001/04/08(日) 18:41
こないだ竹本健治のゲーム3部作をゲットしたよん。 さぁ読むぞ〜〜〜〜
266 :
名無しのオプ :2001/04/23(月) 12:58
しかしハルキなかなか鮎川御大の「黒いトランク」出さんね・・・('〇';)
死んだら創元から全集が出るのでは?(土屋みたく)
土屋は死んでないよ
こりゃ失敬
270 :
レッド・ダイアモンド :2001/04/24(火) 20:17
このようなスレがあるとは知らず、「このミステリ、復刊切望!」というスレッドを 新規に立ちあげていました。御免なさい。 よろしければこちらのほうもご覧になってやって下さいまし。 ところで、「暗い鏡の中に」「法の悲劇」はいつ復刊するのでしょうか。 自社文庫のベスト100本(ぼん)を出すといういささかセコイ商売をやりながら それにランキングされた、“翻訳権所有”の名作を復刊しない早川書房って…何?
271 :
Enigma :2001/04/24(火) 20:35
何年か前、ポケミスの復刊の時「ミステリマガジン」に書いてあったけど、 再版には原出版社の許可が必要なので、許可が出ずに再版がかけられない ものもあるらしい。 『暗い鏡の中に』や『法の悲劇』がそうなのかは知らないけど。
272 :
未読です(鬱) :2001/04/24(火) 21:34
確かに双方とも名作という話だね。 特にマクロイの「暗い鏡の中に」は読んでみたいなぁ。
>>266 黒トラは鮎哲本人が復刊を許可していないという噂をききましたが・・・
274 :
名無しのオプ :2001/04/25(水) 23:43
>>273 そりゃまた何故?
理由は耳にしなかったの?
275 :
レッド・ダイアモンド :2001/04/26(木) 10:31
>271.272.さん もう早川書房は“夏のブック・パーティ”に挙がるような売れ線の作家の本だけ残して (あと、ダニエル・キィスと)、ビジネスとヒーリング関係の本だけ出して、のこりの “ふるい”作品は他社(特に東京創元社)に翻訳権の譲渡を打診したら如何ですかね。 このままでは完全に“宝の持ち腐れ”ですよ正味の話。
>>274 恥ずかしいらしいですよ
復刊するなら改稿してからとか・・・
白樺荘もまだなのにね
277 :
Enigma :2001/04/26(木) 20:34
>>275 私に言われても……。
やっぱり、どの程度売れるかが問題でしょうね。文庫は数で勝負だから。
他社のように単行本で出たら、多少高くても買いますが(個人的には)。
ただ、ポケミスや文庫で出したものを単行本化するのは、さすがに難しいかな。
>>276 創元から「鬼貫警部長篇全集」が予告されていましたね。
はっきり言って、それを見て「ふざけるな!」と思ったけど。
279 :
名無しのオプ :2001/04/29(日) 17:54
鮎川の長編作品で現役って 「りら荘事件」「朱の絶筆」「ペトロフ事件」(講談社文庫) 「憎悪の化石」「黒い白鳥」(双葉文庫) 「死のある風景」(ハルキ文庫) だけでしたっけ?
280 :
名無しのオプ :2001/04/29(日) 21:00
『謀殺の弾丸特急』山田正紀
281 :
名無しのオプ :2001/04/29(日) 21:39
282 :
名無しのオプ :2001/04/29(日) 23:41
>>279 「砂の城」「積木の塔」も入手可能かと思われます。
283 :
名無しのオプ :2001/04/30(月) 05:01
日影丈吉関係(翻訳ものじゃないよ)。 徳間文庫や創元文庫はたまにブックオフなんかで見かけるけど、それ以外 はあまり見かけない。 特に文庫になってない作品は全滅。
284 :
名無しのオプ :2001/04/30(月) 18:13
クィーンの「黒い犬の秘密」とか「金色の鷲の秘密」とかの色モノ(てのも変だけど) ジュブナイルが絶版になって久しいような。 私も読んでないのだけど読んでる人どのくらいいるかなぁ。 というか例によって代作のようだけど読む価値ありますかね?
285 :
先行者 :2001/04/30(月) 18:33
ない。
286 :
名無しのオプ :2001/04/30(月) 18:42
クイーン読み尽くして(ホックのも含め) 飢えてるひとは手を出してるのかな・・でも所詮ジュブナイル・・ しかしジュブナイルもなかなかバカにできないんだよね 漏れ20代にハックルベリーフィン・モンテクリスト読み返したけど なかなか楽しめたんだよね(w
287 :
284 :2001/04/30(月) 18:59
>>285 そうすか。まあもともと過度の期待はしてないのだけど。
どうなんすかねぇ「黒い犬」は40年代の作品だから60年代以降の晩年の
駄作群に比べれば多少はマシなのかなぁとか。
>>286 私も最近「はやみねかおる」読んでそこそこ楽しめたので、ジュブナイルも
たまにはいいかな、などと思ったりしたワケです。
288 :
名無しのオプ :2001/05/01(火) 02:48
A・D・G「病める巨犬たちの夜」って現在手に入るものなのでしょうか? 「このミス」とか「ユリイカ」を見てから、ずっと探してるのに・・。
289 :
名無しのオプ :2001/05/02(水) 20:16
今日、フィニティの「フロム・タイム・トゥ・タイム」を買っちゃいました。 (ご存知「ふりだしに戻る」の続編)2〜3年前に角川文庫から出版されたんだけど、 価格が文庫のくせに1000円!もしたので、BOOK・OFFで買おうと店に行く度に 捜したんだけど、BOOK・OFFでは見つけることが出来ず、そのうちに一般書店でも 見かけなくなり焦っていました。今日見つけたから良かったけど、増刷しろよ!角川文庫! 高いんじぁー!!角川文庫!!!というわけで本書も近々、入手困難になるものと思われます。
290 :
名無しのオプ :2001/05/02(水) 21:47
>>289 今のサイクルじゃ2〜3年なら品薄になることは珍しくないですね。
しかし文庫っていつの間にこんなに高くなったんだろう?
古本屋の当時の定価みて愕然とすることあります。
(ポケミスの昭和36年初版の180円には参った参った。)
しかしつい昭和末期まで総じて500円でおつりが来てたような・・・
291 :
名無しのオプ :2001/05/08(火) 14:50
今月はとくに動きはないみたいだけど いつぞやのカー3作品みたく また重版・復刊情報があれば教えて欲しいです。
292 :
名無しのオプ :2001/05/12(土) 18:41
スレ違いとは思いますが扶桑社の秘宝館で6月に出る 「斜光」と「魔婦の足跡」って誰の作品ですか?
293 :
名無しのオプ :2001/05/13(日) 03:14
東野圭吾の「私が彼を殺した」は どうして消えてしまったのでしょうか。 読んでみたいのに。
294 :
名無しのオプ :2001/05/13(日) 03:32
>>289 それって以前ハードカバーで「時の旅人」の題名で出版されたのと同じヤツ?
295 :
名無しのオプ :2001/05/13(日) 06:10
>>292 「斜光」は泡坂妻夫、
「魔婦の足跡」は香山滋、か
296 :
清涼飲尿水 :2001/05/13(日) 06:24
「斜光」のエロチックさは凄いぞ。 みんな読んでくれ
297 :
名無しのオプ :2001/05/13(日) 12:17
え、「斜光」って復刊されるの? 角川文庫で出たときに買ってそのまま読んでないや……
298 :
名無しのオプ :2001/05/13(日) 12:56
299 :
名無しのオプ :2001/05/15(火) 00:16
>>293 消えてないやん。今すぐ買って読みぃや。(^^)
300 :
名無しのオプ :2001/05/30(水) 10:30
>スレ違いとは思いますが扶桑社の秘宝館で6月に出る >「斜光」と「魔婦の足跡」って誰の作品ですか? 詳細判明。 6月刊行 泡坂妻夫『斜光』(斜光+黒き舞楽+かげろう飛車) 香山滋『魔婦の足跡』(魔婦の足跡+ペット・ショップ・R) 8月刊行 皆川博子『花の旅 夜の旅』(花の旅 夜の旅+聖女の島) 朝山蜻一『真夜中に唄う島』(真夜中に唄う島+蜻斎志異)
301 :
名無しのオプ :2001/05/30(水) 14:17
「消失」「フォックスの悲劇」「同じ墓のムジナ」
『ミステリークラブ』を出して欲しいなあ… 新刊とあれだけ未読なんだよ^^; 探してます。
303 :
名無しのオプ :2001/05/31(木) 15:06
304 :
名無しのオプ :2001/06/06(水) 21:43
あげる
305 :
名無しのオプ :2001/06/15(金) 23:09
横溝正史の中でも『びっくり箱殺人事件』は どれぐらいのポジションにあるのだろう・・・
306 :
名無しのオプ :2001/06/16(土) 07:29
>>305 横溝、若い頃(10代後半〜20代前半)に、
角川文庫の黒表紙のシリーズをコンプリートしたので、
絶対に読んだはずなんだが、全く覚えてない・・・。
ということは、いいとこ中の下なんだろうと思う。(^^;
遠い記憶(15年以上前)なので、責任は持てないが。
ちなみにその蔵書は実家の倉で眠ってます。
クリスピンの「消えた玩具屋」が欲しいのだけれど、
ポケミスなら、都内の大きな本屋にあるのかな?
「文庫とポケミスでは訳文が違う。文庫のほうがいい」と
どこかで読んだんだが(このスレッドかも・・・)、
それは確かな情報?
確かに「お楽しみの埋葬」は、今年に入ってから
ここのスレッドでのやり取りの通りに
ヤフオクで文庫を譲っていただいたのだけれど、
確かな読みやすい翻訳だった。
情報を求む!!
307 :
名無しのオプ :2001/06/16(土) 12:01
しかし出版社はなぜ絶版にしてしまうんだろうか? 本屋に置かなくてもいいから、 出版社に「注文」すれば必ず手に入るようにすればいいのに?
308 :
Book Op :2001/06/16(土) 15:15
>>307 本気かいな。
本て倉庫に置いとくだけでもすごくコストがかかるんですけど?
不良在庫をいつまでも抱えたがる企業なんて普通ないでしょ。
309 :
名無しのオプ :2001/06/16(土) 19:29
>>308 いやいや、307さんの気持ちは
よくわかる。
310 :
名無しのオプ :2001/06/16(土) 20:04
気持ちはわかるけど、創元や早川なんてどっちかといえば弱小出版社でしょうが。 毎年新刊は出てるんだから、全部取りそろえておくなんてどう考えても不可能。 大手だって絶版は当たり前(というか大手の方が多い)。 それに最近は復刊フェアとかも結構頻繁にやって、要望に応えてくれてると思うぞ。 307さんの要望をかなえるには、本の電子化を進めるしかありませんな。 ただ、これも一般にはあまり受け入れられていないのが現状だし。
311 :
?9BC無しのオプ :2001/06/17(日) 23:50
>>308 君は出版社の関係者か?
そんな物言いはおかしい。
312 :
308じゃないが :2001/06/18(月) 01:50
>>311 会社づとめしてる社会人なら一般的なコメントだと思われ。
311は出版関係者っぽいけど。
作家がパソコンで執筆して、作品がデジタルデータで
残されるようになれば、解決するかな?
313 :
308じゃないが :2001/06/18(月) 01:51
わり、 >311は出版関係者っぽいけど。 これ、308ね。
314 :
Book Op :2001/06/18(月) 02:44
>>307 の気持ちはたしかにわからなくもないが、
だからって書店の店頭在庫がリスクになるのがわかるのなら、
同様に出版社側で在庫がリスクになるのだってわかるでしょ。
出版社の規模とは無関係に、在庫管理がある以上、
新刊出しててかつありとあらゆるバックリストが
「すべて注文すれば手にはいる状態を」
なんてのは単なる出版社に対する無理難題。
べつに出版社と関係あるかどうかに関わらず
本の流通考えればその程度は誰でも想像つくと思うけど。
ま、
>>311 は「そんなことは出版社の人間だけが考えればいい」
と思ってるのかもしれないが。
315 :
ジジイ :2001/06/18(月) 03:08
>300 うわ!蜻斎志異出るんだ〜!!昔、幻影城 で読んだきりのオ○○コに吸い込まれる話、当時の 挿絵でぜひ。でも、あれ単行本化されたことあるの?
316 :
名無しのオプ :2001/06/18(月) 12:21
出版社の人間だけが考えれば良い。 無理難題だろうがなんだろうが良いシステムを 出版社には考えて欲しい。 307の望みは読書の好きな人間全員の望みだから。
317 :
契約社員お局 :2001/06/18(月) 12:27
>>315 アラ懐かしい。ブラックホールぢゃないの。
あの連作はジジイの妄想が炸裂してたねえ。こんなのSM雑誌に載る方が
ふさわしいんじゃないの? とか思いながら愛読してたもんさ。
それにしても島崎編集長の懐の深さには頭が下がるね。
318 :
Book Op :2001/06/18(月) 16:04
>>316 なに? ホントにそうなの?
メチャクチャだなあ……消費者は絶対なのか?
いちおうマジレスしとくと、問題は多々あるが、
オンデマンド出版の普及を待つのが現実的だね。
319 :
名無しのオプ :2001/06/18(月) 16:33
>>315 結局、本にはならなかったので、今回が初の単行本化。
320 :
名無しのオプ :2001/06/18(月) 16:41
>>316 出版社にいわないで、図書館に言えってば。ぽてちん。
321 :
ジジイ :2001/06/18(月) 19:02
>>319 パリヤツ。ところでこないだ東京堂で久生十蘭全集がくびられて
セット売り状態になってたけどレア?
322 :
名無しのオプ :2001/06/18(月) 20:35
323 :
名無しのオプ :2001/06/18(月) 21:38
函入の帯って細いから、すぐちょん切れちゃうんだよな(涙
324 :
フレンジ :2001/06/19(火) 17:29
クロフツ「フローテ公園の殺人」読みたい!!
325 :
とはずがたり :2001/06/19(火) 17:39
懐かしくてものすごく久しぶりに辻真先を読もうと思って本屋で探してみると殆ど絶版状態。 結構絶版になるのですねぇ。辻真先じゃぁしょうがないのか?ためいき。
326 :
名無しのオプ :2001/06/19(火) 19:35
「合本・青春殺人事件」が今度創元推理文庫から出るという噂を聞いた。
327 :
ねつてつ :2001/06/21(木) 11:14
意外に必要。あげ
328 :
名無しのオプ :2001/06/24(日) 16:30
age
今更のネタだがディキンスン『キングとジョーカー』は翻訳が腐敗してるぜ。 300円だったがうんざりして投げた。 こんなもんに4桁以上払うんだったら素直に浅羽訳『毒の神託』(原書房) を買ったほうがいいよ。 マクロイの文庫をヤフオクで続けざまにいくつも出してたやつがいたが あれは何者だい。文庫数冊で30万くらい儲けてたな。
山田正紀の「化石の城」だなー。
331 :
名無しのオプ :2001/06/30(土) 23:02
あげとこう。
332 :
名無しのオプ :2001/07/02(月) 13:46
>>329 マジでか?それはすごいな>マクロイ文庫
>>333 マクロイもクロフツも同じ落札者だな。
相場を無視して古本を買いあさっているアイツだろ?
335 :
名無しのオプ :2001/07/03(火) 07:15
マクロイの2冊「殺すものと殺されるもの」「幽霊の2/3」 も最近ヤフオクで落札されてたけど、ともに2万超。 まあ相場なのかもしれんが、とても手ぇ出んわ。 復刊してくれんかねぇ・・・>創元
あぼーん
あぼーん
338 :
名無しのオプ :2001/07/03(火) 15:58
>マクロイの2冊「殺すものと殺されるもの」「幽霊の2/3」 >も最近ヤフオクで落札されてたけど、ともに2万超。 >まあ相場なのかもしれんが、とても手ぇ出んわ。 一番高い専門店でも、前者が12000円、後者が15000円ぐらい がせいぜいだよ。ヤフオクは、それを知らない初心者が煽られて高値を 付けているだけ。
339 :
名無しのオプ :2001/07/03(火) 21:37
昔テレビで、ある曲が流れると殺人が起こって 最後は犯人の首にネックレスが引っかかって死ぬていう のをみたんだけどだれかこのタイトル知らない?
340 :
名無しのオプ :2001/07/03(火) 21:55
>339 サスペリア2。傑作です。
あぼーん
342 :
名無しのオプ :2001/07/03(火) 22:56
『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』 蘇部健一
343 :
迷探偵に名前はいらない :2001/07/03(火) 23:02
「テレビアニメ殺人事件」辻真先
344 :
古典スリラー狂 :2001/07/06(金) 23:20
読みたい本 エドガー・ウォーレス --- 「渦巻く濃霧」、「赤い輪」、「新しいピンの 手がかり」等数冊読んだだけだけど、今読んでも十分おもしろい。 英米では今でも新刊が何冊か出ている。一時、あれほど流行した作家なのだ し、日本でも新訳を出して欲しい。「ロンドンの黒い瞳」、「緑の射手」 あたり希望。 オッペンハイム --- 「大変装」← 代表作との由 フレッチャー --- 松本清張が推奨していた「ダイヤモンド」
345 :
名無しのオプ :2001/07/07(土) 00:09
「殺すものと殺されるもの」も「幽霊の2/3」も訳が古びてしまっていて、その まま復刊するのは難しいと思う。 どちらか忘れたけど、深町真理子が改訳するという噂を聞いたことがある。 でもその噂を聞いたのが三年前なのにまだ出ないところを見ると、ガセだったか……。 マクロイを復刊するなら「金蠅とカナリア」希望。 個人的には「暗い鏡の中に」より面白かった。
346 :
あびぃ〜む :2001/07/07(土) 00:53
>>345 大丈夫、深町眞理子は出る出ると言いながら、キングの『スタンド』に
10年もかかってますよ……
あ、でも厚みが違いますね。
347 :
345 :2001/07/07(土) 00:56
あ、深町"眞"理子でしたね。
348 :
名無しのオプ :2001/07/07(土) 05:13
>>345 >マクロイを復刊するなら「金蠅とカナリア」希望。
>個人的には「暗い鏡の中に」より面白かった。
「家蝿とカナリヤ」ね。エリザベス・フェラーズと混ざった?
たしかに面白かった。「別冊宝石91号」に一挙掲載だから、復刊という
よりは単行本化だね。この辺の「別冊宝石」はネットで検索しても1000円
から1500円ぐらいで落ちてて、お買い得なかんじ。
>>348 混ざったのはクリスピンだと思われ。
別冊宝石に載ったきりの作品ならクェンティンの
「癲狂院殺人事件」「呪われた週末」の改訳単行本化が欲しい。
350 :
名無しのオプ :2001/07/12(木) 21:34
age
351 :
348 :2001/07/12(木) 23:21
>混ざったのはクリスピンだと思われ。 「私が見たと蝿はいう」と混ざった……。スマソ。 >別冊宝石に載ったきりの作品ならクェンティンの >「癲狂院殺人事件」「呪われた週末」の改訳単行本化が欲しい。 「癲狂院殺人事件」は高橋泰邦とは思えない悪訳で泣けた。 「呪われた終末」は抄訳で話にならない。
352 :
345 :2001/07/12(木) 23:56
あ、しまった!
>>349 の指摘どおり、クリスピンと混じった。
ついでに復刊してほしい名作を思いつくまま挙げておく。
『スミルノ博士の日記』
『密室の魔術師』
『クルンパーの謎』
なんか売れなさそうなのばっかり。
353 :
348 :2001/07/13(金) 00:16
>『密室の魔術師』 H・H・ホームズ? 復刊というか「別冊宝石」以外ではそもそも本になって いないのでは? >『スミルノ博士の日記』 意外と手に入りやすいのが、改造社版『小酒井不木全集3』。700ページ のうち500ページは短篇集だが、後ろの200ページにこの長篇が入って いる。函欠けでよければ、1000〜2000円ぐらいで転がっているよ。
354 :
352 :2001/07/13(金) 00:26
>『密室の魔術師』 確かに「別冊宝石」だけ。 「復刊」というのは新版・新訳を含めた意味だと解されたし。 今さらあの訳で出されても困るわけで……。 >改造社版『小酒井不木全集3』 残念ながら、これは未見。 私は東都書房の黒い装丁の「世界推理小説なんとか」という全集ものを 確か700円で入手して読んだが、解説(荒正人だったか?)でもろにネ タをばらしていた。まあ、それ以前にチェホフの『狩場の悲劇』との カップリングというだけでかなり危険なのだけれど。
355 :
名無しにゃ〜ん :2001/07/13(金) 00:27
356 :
名無しのオプ :2001/07/14(土) 16:34
新潮文庫から出てたS・ハンターの『真夜中のデッド・リミット』。 買って読まないでいるうちどっかになくしてしまった。 『魔弾』なんてつまんないの出すよりこっちを復刊させてほしい。
357 :
名無しのオプ :2001/07/14(土) 17:06
平井呈一訳「Yの悲劇」。 既に犯人知ってるので読む気にならないんだけど、この訳なら読みたい。
どーでもいいけどなんでこのスレ執拗に荒らしてるヤツがいんの?
別にカチンとくるカキコがあったようには思えないが。
>>352 スミルノってクリスティのあの問題作の元ネタだっけ?
ちょっくら探してみるわ
359 :
名無しのオプ :2001/07/20(金) 23:49
ステーマンの「六死人」があったのでGET。 でも同時に、乾くるみの「Jの神話」も買っちまった・・・。
あぼーん
361 :
独者 :2001/07/20(金) 23:59
H・H・ホームズの『密室の魔術師』って、なにやら密室論のたぐいが 出てくる話でしたっけ? だったら私も一読はしてみたいと思われ。
362 :
馬鹿!ミュンスターベルヒ :2001/07/21(土) 14:25
「密室の魔術師」って創元の世界推理小説全集か なんかで単行本になってませんでしたっけ? そっちだとしても入手むずかしいけど… いや、おれ昔買って押入れのどこかに あるような… お恥ずかしい…
あぼーん
364 :
名無しのオプ :2001/07/25(水) 23:17
黒いトランクはまだかいな?
>>364 あれ、絶版らしいね。
探してもなかった……。
あぼーん
個人的にこぼせば、大下宇陀児とかも売ってない。 ふんがぁ(怒
368 :
円ショップ :2001/07/26(木) 00:00
>>367 大下宇陀児のどの作品のこと?創元推理・双葉・春陽で文庫でだいたい
出てると思うけど。
大下自体です。 双葉、春陽ですね。ありがとうございます。 今度探してみます。 (創元には江戸川と有栖川くらいしか置いてない……)
370 :
名無しのオプ :2001/07/26(木) 00:11
今鮎川先生の長編が続々刊行されてるんで(光文) 黒トラも頼みますよ
372 :
名無しのオプ :2001/07/26(木) 00:29
大下宇陀児は昔の流行作家だから、本はいっぱい出てるはず。 たぶん大部分は今読めないと思う。 どうでもいいけど、原田宇陀児の小説はどうやったら入手できるのだろうか? 長編本格ミステリがあるそうだが。
そうですか……。 原田宇陀寺……マイナーですか。
374 :
名無しのオプ :2001/07/26(木) 00:40
やっぱし原田宇陀児って大下宇陀児が好きであんなペンネームに したのかね?
375 :
んふん? :2001/07/26(木) 01:14
>>372 ダーハラのは、同人で出したんじゃないの?
376 :
名無しのオプ :2001/07/26(木) 03:33
ウダルはつらいぞ.探すのもつらいけど,読んでもつらい(代表作以外). 代表作は酷暑観光会の『烙印』と春陽『金色藻』と草原の全集で大体オッケー. でも,『蛭川博士』とか.代表作だけど読めないね.
377 :
軍国SF少年 :2001/07/26(木) 04:01
「ニッポン遺跡」とかSF系の作品が読めない のは仕方がないことなのだろうか。抄録で読む かぎりはおもしろそうだが… ついでにあの大下英治先生の伝奇アクションて 読んだ人いる?
378 :
円ショップ :2001/07/26(木) 14:18
>>376 『石の下〜』を忘れちゃ困るよ。因みに双葉から出てるってのはこの作品の
こと。日本推理作家協会賞を受賞した史上初?の社会派ミステリーです。※発売中
だけど、大きい本屋にも滅多に置いてないと思ふ。取り寄せてネ。
379 :
名無しのオプ :2001/07/26(木) 16:02
「医師の下の記録」をわすれてた。すまんです。
あとはアンソロジーを探すしかないかあ。
昔は沢山あったのだが、仙花紙本も少なくなったもんだ。
ウダルは「なば山荒し」とか、あの路線のユーモアものが好きだ。
あと、ガキのでてくるやつ。「パパちゃん」「ママちゃん」って
言うのが多いよね。ウダルの子どもって。
>>377 『ニッポン遺跡』、ハヤカワので読んだんでしょ?
抄録だったらまだいいけれど、全部読むのはきつかったです。
社会批評というか戯画というかで、ストーリーがあんまりないし。
軍事SFだったら「百年病〜」とかがあるよね。
381 :
名無しのオプ :2001/07/26(木) 18:02
>>380 >あと、ガキのでてくるやつ。
「鉛の虫」という短篇が好きだ。
『ニッポン遺跡』は、たしかにちょっとつらい。
382 :
名無し :2001/07/27(金) 22:01
ウェストレイクの「空中楼閣を盗め」を10年くらい前に読んでえらい面白かった。 ここ何年かで、ウェストレイクって人気あるんだから復刊して欲しい。 1人でも多くこの本を読んで欲しい。 「ウェストレイクの犯罪学演習」なんか復刊しなくてもいいからさ。
宇陀児っていえば、PN、奥さんの名前から取ったと 聞きましたが、奥さんの名前はなんというのでしょう? 関係ないので、sage
>>383 木下歌子。「うたこ」に宇陀児の三文字を当てて、「うだる」と読ませた。
385 :
名無しのオプ :2001/07/29(日) 00:41
>>374 特に大下宇陀児が好きなのかどうかはわからないけど、例の「葉鍵板2・14事件」
のきっかけになった掲示板ログを読むと、『石の下の記録』のもじりなんかが出て
くるから、ペンネームを大下宇陀児からとったのは間違いないみたいだね。
387 :
名無しのオプ :2001/07/31(火) 00:35
仁木悦子さんが読みたいです。 仁木兄妹の事件簿(兄・妹編)とかハードカバーでは持ってるけど、 できれば文庫版がいいなあ・・・。 宮部みゆきさんは作風がこの人に似てる気がする。
あぼーん
389 :
円ショップ :2001/07/31(火) 00:54
>>387 ブック○フあたりの新古書店で探せば、安価でいくらでも手に入
るよ。
あぼーん
391 :
名無しのオプ :2001/08/10(金) 12:35
今日、古本屋で「喉切り隊長」「水平線の男」をゲットしました。 誉めてください。
392 :
名無しのオプ :2001/08/10(金) 14:07
ハドリー・チェイス
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。 このあいだ、近所の古本屋行ったんです。古本屋。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、お一人様一冊に限り半額、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、半額如きで普段来てない古本屋に来てんじゃねーよ、ボケが。 半額だよ、半額。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人で古本屋か。おめでてーな。 よーしパパこの山崩しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、HMのカーの品切れ本やるから通路空けろと。 古本屋ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 同じ本に手を伸ばした奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、 刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。 で、やっと通れたかと思ったら、隣の奴が、六キャンはありませんか、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、六興キャンドルミステリなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、六キャンは、だ。 お前は本当に六キャンを読みたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、六キャンって言いたいだけちゃうんかと。 古本通の俺から言わせてもらえば今、古本通の間での最新流行はやっぱり、 三橋一夫、これだね。 春陽文庫の明朗小説、特に三橋。これが通の尋ね方。 明朗小説ってのはとにかく脳天気。そん代わりミステリーっぽさが少なめ。これ。 で、それに笑っちゃうタイトル。これ最強。 しかしこれを頼むと次から古本屋のおやじにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前、素人は、ブクオフでホワイトティーンズの小野不由美でも探してなさいってこった。
394 :
名無しのオプ :2001/08/12(日) 22:01
>>391 喉切り、欲しい欲しい欲しい(ヨダレ、ずず
395 :
軍国SF少年 :2001/08/12(日) 23:56
喉きりあんまおもしろくなかったぞ。まあ、ミステリ期待してたから でコスチュームものとして読めば…いや、でもフーシェものたらんな。 「暗黒事件」の方がましみたいな。 あと「水平線の男」もってるんだが小林信彦が訳批判してて…宝石の方 がよいって…石川喬司も致命的な誤訳をほのめかしてるし…それで 読めない。 ついでのついで三橋一夫も昔春陽でよみかけて腹話術の話で読む気なく して挫折したことを「マトリックス」のあのシーンで思い出し
396 :
ななし :2001/08/13(月) 01:07
>>395 >あと「水平線の男」もってるんだが小林信彦が訳批判してて…宝石の
>方がよいって…石川喬司も致命的な誤訳をほのめかしてるし…それ
>で読めない。
たしかに訳は「別冊宝石」の方が良いが、こちらはこちらで、挿し絵に
ちょっとした問題が……(w
397 :
トリトン :2001/08/13(月) 01:11
じゃ結局「水平線」どうやって読んだらいいんだァ!
398 :
名無しのオプ :2001/08/13(月) 01:47
400 :
ななし :2001/08/13(月) 03:06
>>397 >じゃ結局「水平線」どうやって読んだらいいんだァ!
「別冊宝石」で、トビラページのイラストを見ないようにして読んでみれ。
あぼーん
402 :
ヘ(゚◇、゚)ノ~ :2001/08/13(月) 16:06
ボアロとナルスジャックの「私のすべては一人の男」が、今夜不奥でとんでもない値段で売っている。
あぼーん
>>402 これがヤフオク相場という奴か。
こんな値段で買う本じゃないのにね。
405 :
名無しのオプ :2001/08/18(土) 01:46
age
406 :
名無しのオプ :2001/08/19(日) 02:10
ようやくマクロイの「暗い鏡の中に」を購入できた。 まあ、ヤフオクほどでは無いが、それなりの値段ではあった。
407 :
レッド・ダイアモンド :2001/08/19(日) 14:14
「暗い鏡の中に」 自社が翻訳権を所有しているミステリの人気ランキングBEST100に入ってるのに どうして復刊しないんだろう?わざわざガイドブック(宣伝本)まで出してるのに…。 ところで「殺す者と殺される者」「死の扉」って本当に復刊されるんですかね? 事情通の方、お教え下さいませ。
409 :
レッド・ダイアモンド :2001/08/19(日) 18:03
>408 そうです。「三人の名探偵のための事件」の作者の。 以前、どこかのHPで復刊の噂アリというニュースを見たもので。
>>409 「死の扉」は「銀河通信」っていう書店員のHPに創元推理文庫の
2001年刊行予定として載ってるけど・・・
「殺す者と殺される者」はマジ?
411 :
名無しのオプ :2001/08/19(日) 21:46
412 :
406 :2001/08/19(日) 21:51
>>407 本当にねぇ・・・。
「黄色い部屋の秘密」なんてどこでも買えるモン復刊
するくらいなら、コッチだろ! て感じ。
もっとも、今復刊されたら鬱だけど。
413 :
名無しのオプ :2001/08/19(日) 23:49
え、「殺す者と殺される者」って復刻するの?
まあ、創元のことだ、現物見るまで信じないようにしとこうぜ。
415 :
名無しのオプ :2001/08/22(水) 12:45
またまた「幽霊の2/3」(マクロイ)、「女郎ぐも」(クェンティン)が ヤフオクに。 さて、落札価格は幾らになるでしょう?
416 :
名無しのオプ :2001/08/25(土) 00:29
ageちゃう。
今のところ「幽霊の2/3」が11500円。 まあまだ妥当だ。
418 :
名無しのオプ :2001/08/25(土) 16:24
いまでてる「戦前.中」の探偵物の文庫って 高くなるのかな? 講談社の「大衆文学館」とかどうなんだろ〜
419 :
名無しのオプ :01/08/26 23:54 ID:J4IzWhHA
>417 >今のところ「幽霊の2/3」が11500円。 >まあまだ妥当だ。 このぐらいで終れば妥当なんだがな。
420 :
名無しのオプ :01/08/26 23:58 ID:4zptIgpE
今日ブックオフで「キングとジョカ−」GET!!
>>418 大衆文学館は、シリーズそのものが終わってしまったので
ミステリ系のやつは古書価そこそこ付くと思われ。
大衆文学館に限らず復刻・復刊系の本は新刊書店でさくっと確保しておくべし。
422 :
名無しのオプ :01/08/27 02:23 ID:Z2dvdR5I
春陽堂の文庫もですか? 夢野久作とか乱歩との合作など色々でてますけど.. またこのシリ−ズの文庫って下のほうに赤のマジックで 線を引いているのを古本屋さんでよく見るのですが どういう意味でひいてるのかな〜
423 :
名無しのオプ :01/08/27 03:28 ID:ZzYMeXe2
424 :
名無しのオプ :01/08/27 08:20 ID:s1E3VzX2
>>422 >春陽堂の文庫もですか?
>夢野久作とか乱歩との合作など色々でてますけど..
黒い表紙の合作シリーズは、乱歩生誕百年のお祭り騒ぎのどさくさに
まぎれて出た本なので、今後、復刊されることはほぼ考えられない。
みつけたらぜんぶ押さえておくべき。
>またこのシリ−ズの文庫って下のほうに赤のマジックで
>線を引いているのを古本屋さんでよく見るのですが
>どういう意味でひいてるのかな〜
「ゾッキ本」ってことでしょ。取次を通さないで出版社が在庫品を
直接古本屋に売る訳。その印です。
425 :
名無しのオプ :01/08/27 20:03 ID:pTqeQbb2
>422です 424さん 色々教えてくれてありがとうございます。
426 :
名無しのオプ :01/08/28 07:20 ID:WcHsvp2A
>>420 とても信じられない。本当にどこですか?
427 :
名無しのオプ :01/08/28 13:29 ID:NV9IVTj2
>420です 目白の駅前店です。 「キングとジョカ−」のほかにサンリオでは トマス・ピンチョン 競売ナンバ−49の叫び A・バ−ジェス 1985年 トム・ミ−リイ 沈黙の声 など全部で8冊 (購入して気がついたのですが「叫び」と「85年」 は「サンリオSF文庫」ではないんですね。 ただの「サンリオ文庫」でした) それ以外では懐かしくて購入した新書漫画 「オバケのQ太郎」 「21エモン」 「ウルトラB] など17冊です ハ−ドカバ−は特に記すものはありませんでした。
428 :
密室博士 :01/08/28 15:31 ID:B.idrxZg
>>427 うぎゃぎゃぎゃぎゃ!
体がねじれるほどクヤシイー
神宮寺三郎が売ってない 出版社どこ?
431 :
名無しのオプ :01/08/28 17:34 ID:Fpqgwe4Y
427ですけど 俺が駅前店の棚を見たときすでに3冊分ぐらいの ス−ペスがあったので、サンリオがどうかはわからない けど、どなたかが俺より先にここの棚を見て何かを購入 したみたいです。 またここの話としてはあまりそぐわないかもしれませんが この時購入した物の中では、俺個人としては「おばけのQ太郎」 はなかなかでした。 (なつかしいだけかもしれませんが...)
432 :
おおサマ :01/08/28 18:35 ID:mNb.9mFw
ワイルドギース。戦争アクションとしては最高傑作だと思う。ロス・H・スペンサーの「チャンス・パーディユーシリーズ」も古本屋でもあまり見かけない。
433 :
名無しのオプ :01/08/28 20:08 ID:Ys0dlLJs
先日ブクオフで「エヴァ・ライカーの記憶」ハードカバー版を100円で仕入れましたが どうでしょうか。
434 :
名無しのオプ :01/08/31 12:45 ID:b2xidK4.
「推理界」いう浪速書房からでていた雑誌って 何号まででたの?
435 :
名無しのオプ :01/08/31 13:25 ID:QYRAG4Co
>>434 >「推理界」いう浪速書房からでていた雑誌って
>何号まででたの?
37冊+増刊1冊。ただし、最後に出たこの増刊号はミステリ
とあんまり関係ない。(エロ小説特集号だったと思う)
436 :
名無しのオプ :01/08/31 16:07 ID:ld6sMa8M
教えてくれてありがとうございます。
437 :
名無しのオプ :01/09/02 03:45 ID:WKRzjMis
講談社の「大衆文学館」という文庫のシリ−ズは 本当に今ある分だけで今後増刷はしないのですか?
438 :
名無しのオプ :01/09/02 03:56 ID:qmuGX8G.
定吉七、最近復刊されたとか?
439 :
:01/09/02 04:42 ID:G5NKnQcc
↑だいぶ前ですよん。講談社文庫から。 でもなぜか3冊ぐらいまでしか出ていない。
440 :
438 :01/09/02 04:52 ID:SBlRJOYM
>>439 ありがと。
東郷といい都筑といい、昔の角川は偉大だったなぁ・・・
441 :
名無しのオプ :01/09/02 05:35 ID:eY1BeWnU
>>437 多分しないと思うが、買ってない本があるのを後悔しているのなら
その後悔を次回に生かしましょう。
俺の場合はサンリオ文庫で後悔しているので、全部買っちゃったよ。
442 :
名無しのオプ :01/09/02 13:07 ID:FyrKs83Y
定価で全部買うといくらになるの?
443 :
名無しのオプ :01/09/03 00:55 ID:cuNHw7YU
講談社の国枝の文庫全集ってなんで4万も5万円もするんだ あと新潮のモ−ムの文庫全集?も高すぎる!!
444 :
名無しのオプ :01/09/03 08:08 ID:5v1HQThg
今月に、学研M文庫の伝奇シリーズで、国枝が出るらしいんだけどね。 何が入ってるかは、不明。
445 :
名無しのオプ :01/09/03 08:09 ID:5Nvezlj.
>>442 >定価で全部買うといくらになるの?
十万ちょい。
>>443 >講談社の国枝の文庫全集ってなんで4万も5万円もするんだ
出た当時まったく売れなかったから(増刷がかかったのは、第一回配本分だけ)
全28巻だから、三万ぐらいは仕方ないと思うけど、今はその倍だからなぁ。
俺はバラで集めて、最後の一冊を先週手に入れたよ。学生時代から十五年かかって
ようやくそろった。
446 :
名無しのオプ :01/09/03 08:55 ID:NtimfKpc
>>443 まぁ、生まれた時代が悪かった、ということで。
多分十年ぐらいすると、別の文庫全集が同じこと言われるかもね。
しかし人間心理として、書店に行けばいつでもあると思う本は
ずーっといつまでも書店にある、と思ってしまうんだよなぁ。
昔の本は諦めて、扶桑社の復刊日本人作家ミステリーでも買うがいいさ。
447 :
名無しのオプ :01/09/03 12:52 ID:cuNHw7YU
講談社の出す文庫全集ってこういうの多いな〜 (全集だけじゃないかもしれませんが) 乱歩も国枝も講談社だよね... 10年先を行っているのか...
448 :
名無しのオプ :01/09/03 13:01 ID:KzY75W3E
カーの「恐怖は同じ」に興味有り。歴史物はどれも面白いからね。
あぼーん
450 :
名無しのオプ :01/09/03 17:15 ID:DGvs1y0M
>>448 いいですよ。
「恐怖は同じ」と「ビロードの悪魔」は、カーの歴史物の双璧だと思います。
451 :
名無しのオプ :01/09/03 17:33 ID:a15NHne2
>>446 >昔の本は諦めて、扶桑社の復刊日本人作家ミステリーでも買うがいいさ。
あのシリーズは、マジで出ているうちにぜんぶ買っといた方がいいぞ。
朝山蜻一が文庫になるとは思わなかったよ。今や古書店では万単位だからな。
452 :
密室博士 :01/09/03 17:39 ID:gfeoPX8k
しかし朝山蜻一のどこがいったいミステリなんだ? あれがミステリなら団鬼六だってミステリなのでわ。
453 :
SMマガジン :01/09/03 21:29 ID:kEfx6V0s
そう、あれが掲載されてた「幻影城」のゾッキ本は まじに「サスペンス・ミステリーマガジン」の横に 積んであったので厨房のオレ(ジジイです)が買おう としたら古本屋のババアに怒られたものだ。 団鬼六がミステリイかサスペンスミステリーか しらないが、乱歩はホモ(しかも少年)でSMだった からまあいいんじゃない? あとマゾ谷崎の「鍵」はいかが? ミステリー→いかがわしい→変態→SMの 時代をよく利用してる名作。
454 :
恐怖は同じ :01/09/03 22:34 ID:xYxtIWsI
>>448 3年前に復刊されてすぐ売り切れた。当分重版はないかも。
少し前神田に初版本が3000円で売っていたけど、やっぱり
すぐなくなった。これは原書も結構レアなんだよ。
455 :
名無しのオプ :01/09/04 02:33 ID:FHgBqa3w
>>452 >しかし朝山蜻一のどこがいったいミステリなんだ?
「宝石」出身だからじゃないの。探偵小説の時代には、ああいう野放図な
奇想小説も、けっこう仲間としてみとめられていたよ。
456 :
名無しのオプ :01/09/04 20:41 ID:xB4kmVFg
扶桑社の複刊日本人作家ミステリ−って何冊でるんですか? 私は見たことも無い... 田舎はやだ...
457 :
名無しのオプ :01/09/04 21:58 ID:E1F2xJMU
>>456 扶桑社のHPより。既刊10冊分のデータ。
昭和ミステリ秘宝・1真珠郎■横溝正史著
■定価/619円(税別)■2000年10月31日 ISBN 4-594-02993-0
昭和ミステリ秘宝2・なめくじに聞いてみろ■都筑道夫著
■定価/743円(税別)■2000年10月31日 ISBN 4-594-02994-9
昭和ミステリ秘宝3・失楽園殺人事件■小栗虫太郎著
■定価/740円(税込み)■2000年12月22日 ISBN 4-594-03028-9
昭和ミステリ秘宝4・火の接吻■戸川昌子著
■定価/700円(税込み)■2000年12月22日 ISBN 4-594-03027-0
昭和ミステリ秘宝5・二十世紀鉄仮面■小栗虫太郎著
■定価/780円(税込み)■2001年2月28日 ISBN 4-594-03079-3
昭和ミステリ秘宝6・加田伶太郎全集■福永武彦著
■定価/800円(税込み)■2001年2月28日 ISBN 4-594-03080-7
昭和ミステリ秘宝7・魔婦の足跡■香山滋著
■定価/780円(税込み)■2001年6月29日 ISBN 4-594-03169-2
昭和ミステリ秘宝8・斜光■泡坂妻夫著
■定価/740円(税込み)■2001年6月29日 ISBN 4-594-03170-6
昭和ミステリ秘宝9・真夜中に唄う島■朝山蜻一著
■定価/860円(税込み)■2001年8月29日 ISBN 4-594-03228-1
昭和ミステリ秘宝10・花の旅 夜の旅■皆川博子著
■定価/780円(税込み)■2001年8月29日 ISBN 4-594-03227-3
458 :
457 :01/09/04 22:12 ID:E1F2xJMU
>>456 >扶桑社の複刊日本人作家ミステリ−って何冊でるんですか?
このシリーズを編集している友達に聞いたところでは。何冊まで
いけるかは売れ行き次第だそうです。極端に売れない巻が出たら
そこでおしまい。逆に売れている限り、いつまででも出せるとの
ことでした。
ちなみに今後の予定で決まっているのは次の四冊まで。
10月
山田風太郎『妖異金瓶梅(完全版)』
岡田鯱彦『薫大将と匂の宮』
12月
戸板康二『小説江戸歌舞伎秘話』
半村良『どぶどろ』
459 :
名無しのオプ :01/09/05 00:08 ID:2xufFhZ6
朝山蜻一は売れそうにないだろう。。。 ところでこの人、なんて読むの? あさやませいいち、でいいのかな?
460 :
名無しのオプ :01/09/05 00:39 ID:T5HYxvZ2
クイーンが意外と無い。せいぜい「X」「Y」「Z」だけ。 「ギリシャ棺」買うために神保町まで行ったよ。
461 :
名無しのオプ :01/09/05 01:07 ID:/2hTg27.
扶桑社の複刊日本人ミステリ− 欲しいものもあるが全部は読まんな。 けどどういう意図でこれらの作品を選んだのか 戦前もしくは戦後直ぐの物に限定すればいいのに... そうすれば多少は売れると思うが... 横溝.都筑などはすこし無理をすれば読めるのにな。
>>461 作家と作品のセレクトは日下さんの趣味じゃ?
463 :
名無しのオプ :01/09/05 04:07 ID:lsbUAP6c
>>459 >ところでこの人、なんて読むの? あさやませいいち、でいいのかな?
あってます。
>>461 >戦前もしくは戦後直ぐの物に限定すればいいのに...
探偵小説限定ってこと? マニアにはおいしいかもしれないけど、
普通の人が見たら「古いのばっかり」っていう印象になるのでは?
464 :
名無しのオプ :01/09/05 08:06 ID:IYZsK8hw
戸板先生も復刊させるのか。
465 :
名無しのオプ :01/09/06 23:16
ヘレン・マクロイ「殺すものと殺されるもの」 現在ヤフーオークションで42000円なり。 「暗い鏡の中で」図書館で借りて読みました。面白かった。
466 :
名無しのオプ :01/09/07 02:12
古書店ではいくらしてるのかな〜
今朝の朝刊に飛鳥高の作品集の広告が出ていた。 河出文庫です。
468 :
名無しのオプ :01/09/07 22:00
飛鳥高は長編も復刊希望! 「疑惑の夜」「死にぞこない」の2名作カップリングでどう?
469 :
名無しのオプ :01/09/07 23:09
また日下三蔵企画か。森秀俊と日下三蔵で人脈が足りているようないないような。
470 :
名無しのオプ :01/09/07 23:33
河出文庫のシリーズは 岡田鯱彦・楠田匡介・鮎川哲也・島久平・鷲尾三郎と続くらしいね。 最初天城一が入る予定だったけど、甲影会から「天城一特集3」が出たから 鮎川哲也に変わったらしい。 同人誌なんかに遠慮しなくてもいいのに。
>470 河出はその前にあゆあゆの「楡の木荘の殺人」と「青いエチュード」を 復刊してくれ。
472 :
名無しのオプ :01/09/08 04:25
>>468 私も「死にぞこない」は、秀作だと思う。
砂浜を歩いていた人間が、足跡だけ残して消失する謎。
「ワイルダー一家」なんかより数段すごいトリックだったなあ。
>>471 >河出はその前にあゆあゆの「楡の木荘の殺人」と「青いエチュード」
>を復刊してくれ。
この二冊から星影ものと鬼貫ものを除いた全作品が、今度のシリーズに
まるまる入ります。要するに、初期(昭和三十三年ぐらいまで)の単発
作品集成なので。
>>468 、
>>472 >飛鳥高は長編も復刊希望!
>「疑惑の夜」「死にぞこない」の2名作カップリングでどう?
長篇は扶桑社文庫がつづけば、そっちで。「死にぞこない」は動かない
ところですが、カップリングは「ガラスの檻」という目もありか。
>>470 >最初天城一が入る予定だったけど、甲影会から「天城一特集3」が
>出たから鮎川哲也に変わったらしい。
急遽、第三期のラインナップから差し替えたのは、島久平です。
>同人誌なんかに遠慮しなくてもいいのに。
二百部とはいえ、メインの購買層がすべて重なる訳ですからねぇ。
ちょっとタイミングが悪かったですね。残念。
474 :
名無しのオプ :01/09/08 09:02
>>473 「ガラスの檻」もナイスですけど、乱歩賞候補を売りに「疑惑の夜」を希望しますです。フェイバリットでして・・・。
河出は第三期までラインナップが!? とにかく、天城一は、商業系で一度本になって欲しい所です。マニアは両方買いますよ、多分(ex:自分)。
475 :
名無しのオプ :01/09/09 01:12
浜尾四郎の「鉄鎖殺人事件」再販してくれないかな〜。
476 :
名無しのオプ :01/09/09 03:11
浜尾四郎.大坪砂男読んでみたい!
477 :
名無しのオプ :01/09/09 07:19
大河内常平の短編集、河出で出るかな? 『九十九本の妖刀』、扶桑社で出るかな?
478 :
名無しのオプ :01/09/09 14:32
>>477 >大河内常平の短編集、河出で出るかな?
第三期までいければ出ます。第二期六冊が戦前作家編、第三期六冊が再び
戦後作家編なので。
>『九十九本の妖刀』、扶桑社で出るかな?
来年以降もつづけられれば、『餓鬼の館』とのカップリングで出したいです。
大河内常平刀剣スリラー傑作選。
481 :
名無しのオプ :01/09/09 16:09
>>478 おお、これは是非河出は3期まで、扶桑社も来年までいってもらわねば!
『屍の記録』はどうでしょう?
山沢晴雄は河出3期ですか?
(質問ばかりですいません!)
482 :
名無しのオプ :01/09/09 19:01
大坪砂男もだしてね...
狩久とかいいと思う。
484 :
名無しのオプ :01/09/10 00:47
角田喜久雄「虹男」
485 :
SMマガジン :01/09/14 18:06
同じく「黄昏の悪魔」
486 :
名無しのオプ :01/09/14 18:55
「黄昏の悪魔」や「霧に棲む鬼」なんかより「歪んだ顔」を。
487 :
名無しのオプ :01/09/14 21:09
未○王氏が何と言おうと日下さんを応援する 心積もりです(w
ところで早川からカーター・ディクスンの「赤い鎧戸の影に」が 復刊されたことは御存じ? 一昨日渋谷のパルコブックセンターでハヤカワ文庫の 「なんとかかんとかフェア」ってのがやっててその中にひっそり並んでた。
489 :
名無しのオプ :01/09/15 21:10
復刊された作品を随分と読んだが、埋もれていた作品は、 埋もれるべきして埋もれていた、というのが正直な感想 ですね。本当にいい作品は、時を越えて存在価値があり ますが、岡田鯱彦・楠田匡介・鷲尾三郎・大河内常平なん かは作家としてはC〜D級なので、古いか読むに耐えな い作品が多い。復刊してもその場だけで、長くは売れな いだろうなあ。でもせっかくの復刊だしな。がんばってね。
>岡田鯱彦・楠田匡介・鷲尾三郎・大河内常平なん >かは作家としてはC〜D級なので、古いか読むに耐えな >い作品が多い。 すくなくとも岡田鯱彦の「薫大将と匂の宮」や大河内常平の安アパート青酸 カリ事件(タイトル失念)は傑作だと思うがな。 他の作家にしても最近のメフィスト賞のZ級作家よりはずっと面白いぞ。というものの オレもここらへんは正直あまり読んでないので復刊は熱烈歓迎。
491 :
名無しのオプ :01/09/15 21:40
492 :
名無しのオプ :01/09/15 22:19
鷲尾三郎の巻は毛馬久利&川島美鈴シリーズが全部入るといいな。 「風魔」は去年『絢爛たる殺人』に収録されたけど…
493 :
名無しのオプ :01/09/15 22:35
>>492 毛馬久利&川島美鈴シリーズ、一冊にまとまって欲しいよね。
494 :
名無しのオプ :01/09/16 00:41
俺は、「薫大将と匂の宮」は旺文社文庫で読んだけど、スッゲー つまんなかった。傑作と言われているけど、あれってアイディア は面白いが、小説としてはすごーく、すごーくへたなのではないか。 文体、キャラ、ストーリーどこをとってもほとんどアマチュアの域 でしょう? 源氏ネタでは藤本泉の小説『1008年源氏物語の謎』の ほうが面白かったよ。それから、うーん、鷲尾ねえ。昔読んで散々ダマ されたからね〜。ま、『屍の記録』『悪魔の函』が少しマシなくらい かねえ。あとはスリラーが多いし。楠田もほとんど読んだけど、文章 無茶苦茶へたでつらいです。それにしても『模型人形殺人事件』 は無い本だねえ。大河内は『夜光獣』なんてもう一度読みたいな。 いや、やめておこう。全部書棚の奥に眠らせたままだけど、こわ くて読みたく無い、のである。
狩久の「Qアンドナイン」シリーズが全部読みたい。 もし原稿がまだ残ってたらの話だが… あと幻影城ノベルスの「不必要な犯罪」も十分復刊に値する面白さなんだが…
496 :
名無しのオプ :01/09/16 16:26
「薫大将と匂の宮」は、バカミス(しかも失敗作)。 岡田鯱彦は短編がいいな。
497 :
名無しのオプ :01/09/17 00:19
>>486 >「黄昏の悪魔」や「霧に棲む鬼」なんかより「歪んだ顔」を。
扶桑社では、『歪んだ顔』に明石良輔ものの短篇を200ページ分くっつけた
本を準備しています。出したいよー。
>>492 -493
>鷲尾三郎の巻は毛馬久利&川島美鈴シリーズが全部入るといいな。
ぜんぶ入ります。
>>489 >岡田鯱彦・楠田匡介・鷲尾三郎・大河内常平なんかは作家としては
>C〜D級なので、古いか読むに耐えない作品が多い。
それは、おっしゃるとおり。結局、鮎川、土屋、山田、高木、日影、といった
人たちと、この人たちの決定的なちがいは、「驚くほどの駄作の多さ」なんで
すよ。鷲尾三郎など、読んだらトホホと思うような本が、圧倒的に多いことは
事実。だから、C級作家をガンガン復刊しよう、などとは思っていません。
でも逆に、すべての作品がダメという訳でもない。甚だしい玉石混淆の中から
少ない玉を拾い集めて再評価しよう、というのが、河出文庫のシリーズの目的
です。「埋もれるべくして埋もれた作品」といって片づけてしまうことは簡単
ですが、そもそも、読み継がれる機会がほとんど与えられていなかった作品群
なのですから、まずはまとめることに意義がある、と考えています。
498 :
名無しのオプ :01/09/17 00:21
>>495 >狩久の「Qアンドナイン」シリーズが全部読みたい。
>もし原稿がまだ残ってたらの話だが…
私も読みたいです。ご遺族の元にはあるのでしょうか。
>あと幻影城ノベルスの「不必要な犯罪」も十分復刊に値する面白さなんだが…
これはちくま文庫が第三期までいければ、『妖しい花粉』と合本で。
499 :
名無しのオプ :01/09/17 00:32
お、日下さんだ。 しかし、こんなマニア向けの企画で儲かるんだろうか、版元は。 見つけたらちょくちょく買うようにはしてるけど、 やっぱ売れてなさそうだしな。
500 :
名無しのオプ :01/09/17 01:06
>>499 >しかし、こんなマニア向けの企画で儲かるんだろうか、版元は。
確かにマニア向け。一巻あたり1000〜2000部くらいしか
売れないのではないかな。そして、また消えていく・・・
さて、一過性で終わらせないためには、もう少しプロデュース面での腕
力が必要ですね。このままだとせっかくいい作品を発掘しても
たんなる復刊しました、で終わってしまう。これからの本づくりは
色々と仕掛けていかないとダメだと思います。
501 :
名無しのオプ :01/09/17 01:22
どもども。
>>499 >しかし、こんなマニア向けの企画で儲かるんだろうか、版元は。
私も心配していたのですが、ソンはしていないようです。
理由の一つは、バブル期と比べて、文庫の初版部数が半分以下に
なっていること。マニアの数はいつの時代にもそう変わりはない
ので、初版部数が減った分、相対的な売れ行きのパーセンテージ
が上がったのです。
例えばバブル期に出た光文社文庫『悪魔博士』は、初版が二万部
を超えています。でも、いくら鮎川哲也とはいえ、少年ものまで
買う熱心な読者がそんなにいる訳はなくて、二冊目(山前さんの
解説を読むと、もう一冊出る予定だったことが判ります)は結局
刊行されませんでした。
私が今やっている、ちくま、扶桑社、河出のシリーズは、どれも
一万部前後からのスタートなので、7〜8000がペイライン。
これは、充分に到達可能な数字で、現に何冊かは重版がかかって
います。ただし、固定読者層のマニアがきちんと買ってくれる、
という前提条件があってのこと。
みなさん、よろしくお願いします。
502 :
名無しのオプ :01/09/17 01:44
日下さん!! ツイテイキマス....
503 :
名無しのオプ :01/09/17 02:47
7〜8000も売れるのだろうか? このスウジを疑いたくはないけれど。 そもそも版元はどこも嘘をつく名人。 赤字じゃない、といいつつ翌月には新刊が ドドッと書店から戻ってくる。実際の営業成績を しらない編集者は意外と多い。かくして 流通しない在庫をかかえそのまま断裁。 そうじゃ無いことを祈るけど 7000というスウジの裏、ちゃんととっといてね。 でも、復刊作はつまらない新刊よりはましなので、大歓迎。
504 :
名無しのオプ :01/09/17 03:31
この手のものなら、そこそこの数は捌けるんじゃない。 マニアの人なら一人で何冊も買う人もいるみたいだしね。 ジャンルは違うけど「岩波文庫」リクエスト複刊って 採算とれてるのかな〜
505 :
名無しのオプ :01/09/17 06:34
いや、本格系マニアの固定読者はそのくらいいるんじゃないの? いつの時代も。 その数でペイできるような本の作りを、今までしてこなかったことがもったいない。 ということで、日下先生、私もついていきます。 今の文庫の値段設定なら、各2冊ずつ買ってもいいぐらいに思っています。
あぼーん
507 :
名無しのオプ :01/09/17 15:17
マニア向けの本を出すならここ1.2年が勝負です。 日下さん!! 30万円の本を買う人が200人以上もいるんですから... あと多少高くてもいいからハ−ドカバ−で箱付きの かつこいい戦前探偵小説作家の研究書もしくは テキストみたいの出してください!!
>507 かっこいいって大事だよね! 高いんだから、読んでオモシロ、飾って満足でないとね。 オタクの権威失墜はそのかっこわるさからだ!
509 :
名無しのオプ :01/09/17 16:06
俺もそうかな... なんの本かは言わないが、 大枚だしてネットで購入した本が ソフトカバ−の本だったときは なんか憂鬱になる。
510 :
名前はいらない :01/09/17 20:16
>日下さん 河出の企画では長編は入るのでせうか?
511 :
名無しのオプ :01/09/17 21:34
>>505 >いや、本格系マニアの固定読者はそのくらいいるんじゃないの?
>いつの時代も。
実はこの数は、「宝石」の頃からあまり変わっていないようです。
5000〜10000ぐらい。
>今の文庫の値段設定なら、各2冊ずつ買ってもいいぐらいに
>思っています。
ありがとうございます。
出版社にもよりますが、今なら300ページ弱の本を作っても、
500円を超えるのが実状です。それなら、その倍のテキスト
を収録して、値段は1000円以内に抑えよう、ということで
厚めの本が多くなっております。ページ単価は厚いほど割安に
なるはずですので、その点をご理解いただけると嬉しいです。
>>510 >河出の企画では長編は入るのでせうか?
第一期はすべて中・短篇集です。『密室の妻』を、という声も
ありましたが、それだと短篇がほとんど入らなくなっちゃうし、
長篇は他にも(扶桑社とか)機会があると思うので。
第二期までいければ、守友恒集に『幻想殺人事件』を収録する
予定です。他に何かリクエストがあれば、お知らせください。
512 :
名無しのオプ :01/09/17 22:08
岡村雄輔希望! 秋水魚太郎で一冊なりません?
513 :
名無しのオプ :01/09/17 22:18
天城一は結局ボツなんですか?
514 :
名無しのオプ :01/09/17 22:21
天城一の作品集が出たら、少なくとも甲影会の例の本よりは売れると思う。
515 :
名無しのオプ :01/09/17 22:31
>>511 キャー、守友恒『幻想殺人事件』!
昔買ったよ大枚はたいて。懐かしい〜。
意外と短い話だったな。
ここまできたら、日下さん、
小門勝二編なんかも出して下さい。
あへあへあへ。
516 :
名無しのオプ :01/09/18 00:01
天城一は『密室犯罪学教程』なら「別冊シャレード」と重ならないと思います。 ぜひぜひ〜。
517 :
名無しのオプ :01/09/18 00:41
ここってマニアっくですね。
518 :
名無しのオプ :01/09/18 00:45
>>517 天下の日下大先生が降臨されてるからなりよ。
519 :
名無しのオプ :01/09/18 01:17
蒼井雄 『船富家の惨劇』『瀬戸内海の惨劇』もよろしく
520 :
名無しのオプ :01/09/18 01:48
蒼井雄の作品って読めないんですか? 「春陽堂文庫」で... もしかしたら品切れ・絶版?
521 :
名無しのオプ :01/09/18 01:49
『船富家の惨劇』は創元推理文庫の探偵小説全集で読めるでしょ。 『瀬戸内海の惨劇』も国書刊行会から出ているのがまだ買えるはず。 文庫化してくれということ?
522 :
名無しのオプ :01/09/18 02:09
渡辺温の全集だしてください!! 作品集ではなくて...
523 :
名無しのオプ :01/09/18 02:25
>>522 今度創元から出るのって全集じゃないの?
524 :
名無しのオプ :01/09/18 02:31
えっ!! 出るんですか創元社から? 情報ありがとう!!
525 :
名無しのオプ :01/09/18 03:16
526 :
レッド・ダイアモンド :01/09/18 17:11
>525 なんか、古い作家を大切にする創元と、そうでないハヤカワと…というのが如実に あらわれていますね(笑…えない)。 秋の創元推理文庫の復刊フェアのラインナップが楽しみです。 文庫目録から消えた作品が多く入っていると嬉しいのですが。
527 :
名無しのオプ :01/09/18 17:43
>なんか、古い作家を大切にする創元と、そうでないハヤカワと…と >いうのが如実にあらわれていますね(笑…えない)。 ハヤカワは古い作家を大切にしなさすぎだよ。創元は復刊・重版で いいのを出してくれるけど、ハヤカワはファンが何を求めているの か、まったく判ってない。マクロイ、フェラーズ、ウェストレイク、 ぜんぶ抱えたまんま品切れじゃないの。
528 :
名無しのオプ :01/09/18 18:08
同意。 重版しても、数が少ないのか、大型店に行かないと無い時がある。 「アデスタを吹く風」は一瞬にして無くなったみたいだし。
529 :
名無しのオプ :01/09/18 20:02
新刊に力を入れているために、昔出したやつは どうでもいいという感じで、確実に捌ける数しか 作ってないんじゃない?
530 :
名無しのオプ :01/09/18 20:13
ハヤカワの品切れ本で重版or文庫化すべき名作ってなんだろ。
531 :
名無しのオプ :01/09/18 20:36
カーは出してくれ。 「恐怖は同じ」が(ガイシュツ)
532 :
名無しのオプ :01/09/18 20:40
でもハヤカワの今回のロス・マク3点復刊は嬉しい。
533 :
Enigma :01/09/18 20:41
>>527 たぶん、熱心なミステリ・ファンが喜ぶ本は、あまり売れない。
特にミステリ小説が好きというわけではない人の喜ぶ本が、
人気があるのではないかと思う。
それでも再版してるんだから、まだいいと思う。
ただ、カーを復刊するぐらいなら、クロフツを頼む。
534 :
名無しのオプ :01/09/18 20:46
このスレにいる人は本格好きだからハヤカワの方針に不満をおぼえるんじゃないかと思う。
>>532 みたいな人だっているだろうから良いんじゃないの?
535 :
名無しのオプ :01/09/18 22:34
作戦なのかも... じらしてじらして再刊する。 そうすればそこそこ売れる。
でもハヤカワも最近はP・マクドナルド「迷路」とかタルボットの「魔の淵」とか 本格系ファン向けにもそれなりに配慮はしてるよね。 旧作の扱いが(;´Д`)マズーなのは確かだけど。
537 :
名無しのオプ :01/09/19 06:19
昔のポケミスは版権取らないで勝手に訳してしまったのも多いみたいだからね。
538 :
名無しのオプ :01/09/19 08:21
「魔の淵」の発売には驚いた。 3分冊を探すのに苦労したのに・・・
539 :
名無しのオプ :01/09/19 08:40
結局、売れたのかな>魔の淵 周りで布教したけど、まったく見向きもされませんでした……。 タルボットの第一長編読みたい〜。 それと、スラディックの「黒い霊気」も。
540 :
名無しのオプ :01/09/19 08:54
「黒い霊気」って、これこそつい最近復刊されたばっかりじゃ ないですか>539 まさかもう品切? スラデックは角川文庫の「黒いアリス」をなんとかして欲しい・・・ 私も「魔の淵」のHMM三冊集めるのに苦労したな〜。
541 :
名無しのオプ :01/09/19 12:20
「黒いアリス」神保町の古本屋にあったけど、むちゃくちゃ高かったなぁ。 5・6年前の話。
542 :
レッド・ダイアモンド :01/09/19 12:49
私は四国在住なんですが、つい数年前までなら、県内の古書店でよく 「黒いアリス」をたかだか300円程度でよく見かけたものですが。 (残念ながら最近はサッパリ!) 角川書店なら「アリス」よりも、知る人ぞしる「日本核武装計画− 大統領の黒いカバン」を復刊してもらいたいです。 ネットの古書検索でも引っかかったためしのない、まぼろしの一冊 単行本だけに数もきわめて少なく…ホントにコレ、出たんですか?
543 :
名無しのオプ :01/09/19 12:56
最近、早川書房というと“癒し”と“ビジネス”の専門出版社になりつつ あるようで…。
544 :
名無しのオプ :01/09/19 12:58
ガッデム!300円! その「大統領の黒いカバン」って、誰のですか? 「見かけない」で思い出したけど、 「大いなる眠り」のハヤカワ文庫があると、 友人がいつも言ってるんですけど、本当の話ですか? それとネット上に出てきたことありますか?
545 :
名無しのオプ :01/09/19 13:06
ヤフオクで、鷲尾三郎「葬られた女」が一万円突破してるね。 どんな話なんか知っている人、いる? たぶん、駄作なんだろうけど、興味はある(藁
546 :
レッド・ダイアモンド :01/09/19 18:59
<544様 エドウィン・コーリィ…瀬戸川猛資先生の「夜明けの睡魔」と「ミステリ絶対名作201」 で知って以来、その“途方もなく罰当たりで奇想天外なストーリー”(要約)というのが、 気になって仕方がないのです。
547 :
名無しのオプ :01/09/19 19:20
日本核武装計画って、コレ、ハードカバーじゃなくてソフトカバー なんだよね。持ってるけどまだ未読。申し訳ない。
548 :
名無しのオプ :01/09/19 19:21
549 :
るぴん ◆LUPIN/wc :01/09/19 19:30
「ジェゼベルの死」が、どうしても読みたいのよ俺は。 古本屋でも見付からんし、 最終手段は国立国会図書館なのか?
550 :
名無しのオプ :01/09/19 19:31
551 :
るぴん ◆LUPIN/wc :01/09/19 19:58
>>550 絶版じゃなかった?
もし東京の書店なら場所教えて〜ん。
「ジェゼベルの死」は、マジで品切れみたいだな。 「緑は危険」と入れ替わりで消えたような気が・・・。
553 :
名無しのオプ :01/09/19 23:48
>>549 どうしても読みたいようなら探してあげてもいいよ。
うまく見つかったら時価プラス送料で。
そんなに高かったり珍しかったりする本ではないと思う。
>>540 調べてみたら、ポケミスで復刊されているんですね>黒い霊気
明日にでも本屋に行って探してきます。
ブランドといえば、「自宅にて急逝」はどこにあるんだろ……。
555 :
名無しのオプ :01/09/20 01:13
バランスオブパワーデザイナーズノートが読みたい 分かるやつは老人
>>553 ご好意感謝します。
でも自分でもうちょい探してみるよ。
手詰まりになったら泣きつかせて下さい。
557 :
544の名無しのオプ :01/09/20 09:11
>>546 情報ありがとうございます。
>>548 これは、私へのレスでしょうか?
「大いなる眠り」ハヤカワ文庫 清水俊二訳
清水さんの翻訳活動の記念で、特別に作ったものだという話。
情報、お待ちしております。
あぼーん
559 :
名無しのオプ :01/09/20 12:21
ジェゼエベルは今年本屋に取り寄せ頼んだけど、品切れでだめだった。 あとは、マーガレット・ミラーの「鉄の門」が読みたい!そこそこ部数はけると思うんだけど、ハヤカワだから再販の期待はもてない。 ポケミスのフェラーズは去年あたりまで池袋のジュンク堂で売ってたよ。買っておけばよかったとつくづく思う(こればっかだ)。
ブランドのジェゼベルは何気に去年くらいまで ジュンク堂でやすやす転がってた。 漏れも未読だったがそのうち買おうと思いつつハッと気付けば影も形もなし やっぱ積ん読を恐れず手を出しとかないかんね(文庫で安かったのに)
561 :
草双紙趣味 :01/09/20 18:12
「ジェゼベル」おもしろくなかった。 「日本核武装計画」おもしろくなかった。(つーか豊田有恒に 似たようなアイディアの作品があった) 結論;おれはこのスレで取りざたされているような作品には 手を出さない方がいいらしい。 「消えたエリザベス」「平井訳ナインテイラーズ」創元文庫ブラックバーン作品、 「反逆者の財布」「追跡者」「水平線の男」「殺人者と恐喝者」 ハヤカワ文庫カー作品多数所持。 教訓;買うことより読むことのほうが大切。 …図書館にリクエストして大きな・古い図書館から借りてもらいませう。
絶版になるにはワケがあるっちゅーことね。
563 :
名無しのオプ :01/09/21 03:29
564 :
名無しのオプ :01/09/21 20:35
定期あげ
565 :
名無しのオプ :01/09/21 21:14
今日やっと「犯罪の場」を見つけて買えたよ。 読むのが楽しみ。
品薄な感じになってくると急に欲しくなったりもするよね。 んで、私は「カーの『ハイチムニー荘の醜聞』って、ついこの間まで 現役じゃなかったっけ?」と思い始めてる。
567 :
名無しのオプ :01/09/25 20:40
日下たん 取りあえず河出シリーズは小泉喜美子も何とかして下さい。 渋い所だと宮原龍雄をお願いします。乱歩も宝石編集になってから よく起用してましたでしょ。竹村直伸はどうかな?あんまり読んだ ことないけども。戸板康ニの雅楽シリーズ全部収めるというハルキ文庫 の企画もどうなったのか知りたいんでよろしく。
日下三蔵さんは、見た目、仕事ぶりから、45歳前後だと思っていました。 しかし、今日買った「久生十蘭集」によると1968年生まれとのこと。 まるで叙述トリックに引っ掛ったような気持ちになった・・・・。
569 :
名無しのオプ :01/09/25 23:50
このスレ、次は「日下三蔵だけど、何か質問ある?」って名前のスレにしない?
あぼーん
571 :
名無しのオプ :01/09/26 00:04
>>567 >取りあえず河出シリーズは小泉喜美子も何とかして下さい。
河出だとちょっと年代が合わないので、別のシリーズで考えています。
>渋い所だと宮原龍雄をお願いします。乱歩も宝石編集になってから
>よく起用してましたでしょ。竹村直伸はどうかな?あんまり読んだ
>ことないけども。
この二人は、河出の第三期、第四期に予定しています。
そこまでいけるか?
>戸板康ニの雅楽シリーズ全部収めるというハルキ文庫の企画もどうなった
>のか知りたいんでよろしく。
版元が変わってGOサインが出ました。来年の春ごろから全五巻で
刊行の予定です。
>>568 >日下三蔵さんは、見た目、仕事ぶりから、45歳前後だと思っていました。
>しかし、今日買った「久生十蘭集」によると1968年生まれとのこと。
>まるで叙述トリックに引っ掛ったような気持ちになった・・・・。
今年からひげをそっているので、見た目とのギャップはかなり解消されて
いるはずですが……。
>>569 >このスレ、次は「日下三蔵だけど、何か質問ある?」って名前のスレにしない?
ネタスレかよ!
>>571 大変失礼いたしました!ひげの写真しかみていなかったので・・・。
お仕事頑張ってください。
573 :
名無しのオプ :01/09/26 08:00
そう云えば、光文社の幻の探偵雑誌シリーズは 結局終ったのかな? うちの地元では「6」までしか見当たらないんですけど……。
574 :
名無しのオプ :01/09/26 09:11
待ってました!戸板先生の雅楽シリーズ。 ミステリーに限らず、戸板先生の著作をどんどん復活させて欲しい。
576 :
名無しのオプ :01/09/26 13:08
>>573 >そう云えば、光文社の幻の探偵雑誌シリーズは
>結局終ったのかな?
>うちの地元では「6」までしか見当たらないんですけど……。
あれは年に3冊ずつまとめて出すという企画だから、7以降は来年でしょ。
まあ、そのわりには続刊予定が全10巻になっているのが謎なんだけど……。
来年4冊まとめて出すのか、来年2冊、再来年2冊になるのか。どっちに
しても楽しみだワン。
577 :
名無しのオプ :01/09/26 15:10
情報通が多し!!
あぼーん
579 :
名無しのオプ :01/09/26 22:01
「ジュリアの館」!三年探してるのにどこにもねーじゃねーか! 文庫でいいから出してくれー!
580 :
名無しのオプ :01/09/26 22:05
ありきたりだが、佐々木丸美。 どんどんトンデモな作風になってくるが、 まあ京極や宮部もこんなもんだよなあ。
581 :
名無しのオプ :01/09/26 23:39
東京創元社の秋の復刊フェアの内容 復刊フェア書目決定 毎年ご好評をいただいている復刊フェアを11月初旬より開催します。 殺人者の烙印 パトリシア・ハイスミス○ 探偵小説の世紀 上下 G・K・チェスタトン編○ 奇商クラブ G・K・チェスタトン 勇将ジェラールの回想 コナン・ドイル 勇将ジェラールの冒険 コナン・ドイル 怪奇クラブ アーサー・マッケン スター・キング エドモンド・ハミルトン○ スター・キングへの帰還 エドモンド・ハミルトン○◇ オブザーバーの鏡 エドガー・パングボーン○◇ 放浪惑星 フリッツ・ライバー 悪魔の星 ジェイムズ・ブリッシュ○◇ ○は新カバー、◇は新解説でお届けします。お楽しみに!
582 :
名無しのオプ :01/09/26 23:46
小泉喜美子が読みたいです・・・図書館に行ったら置いてなくってショック
584 :
名無しのオプ :01/09/27 00:01
>>581 情報ありがとう。
俺的にはイマイチかな・・・
585 :
名無しのオプ :01/09/27 00:11
『殺人者の烙印』は傑作。 でも個人的には『ふくろうの叫び』のほうが好き。 復刊フェアで買うのは『探偵小説の世紀』だけかなぁ。
586 :
名無しのオプ :01/09/27 00:13
マッキヴァーンがない……。 まさか、図書館においてないとは……。
587 :
名無しのオプ :01/09/27 00:52
復刊希望で、宮野村子や宮原龍雄、山沢晴雄の名前は出てきましたっけ? 宮野は「柿の木」が好きだったなぁ……。
588 :
名無しのオプ :01/09/27 01:06
ジェローム・チャーリンのアイザック・シーゲル警視シリーズ、 どなたか名前を聞いたことはないでしょうか。 あっというまに絶版になったミステリアスプレス文庫の『パラダイスマンと 女たち』を書いたチャーリンの昔昔の絶版本です。 読んだことがありましたら、面白かったどうかだけでも教えてください。 復刻どころかチャーリンの新作もでないまま、十年。 絶版書の掲示板で、名前をみたこともありません。 傑作でないのなら、諦めもつきますんで……。
589 :
名無しのオプ :01/09/27 01:12
探偵小説の世紀いくらなのかな〜
590 :
名無しのオプ :01/09/27 01:41
>>580 佐々木丸美は著者の意向で復刊は無理みたいよ。
経緯が復刊ドットコムに書いてあるけど、結構胸にくる。
591 :
名無しのオプ :01/09/27 03:48
>>588 もう少し詳しい情報はないの?
『パラダイスマン…』は昔読んで面白かったんだが。。。
「時の娘」これは〜名作じゃあ
593 :
名無しのオプ :01/09/27 09:02
ハイスミスだけか。
594 :
名無しのオプ :01/09/27 09:39
>>588 J・チャーリンなら番町書房の新書判イフ・ノベルスで
『ショットガンを持つ男』というのが出てるけど……。
>>591 レス、どうも。
古書の道にはうといもので、今まで絶版と聞いただけで諦めていたのです。
でも、ここのみなさんみてると、自分まだ修行不足ですね……。
>>594 情報ありがとうございます。早速検索。あ、あった。
なになに、1975年出版……。
あぼーん
597 :
名無しのオプ :01/09/28 17:41
水谷準の本はどこから出ないのだろうか。 追悼をうたえるのも年内までか。
598 :
名無しのオプ :01/09/28 19:06
正直言って出て欲しい
あぼーん
600 :
名無しのオプ :01/09/29 11:38
でたな!!
601 :
名無しのオプ :01/09/29 18:04
ドグラ・マグラってまだ本屋で売ってますかね。
あぼーん
603 :
名無しのオプ :01/09/29 19:02
どぐらまぐらはでてるよ 「教養文庫版」「ちくま文庫版」「三一書房版」 「角川文庫版」 好きなやつ選んで読んでクレや ただし長いからね >602 うざいよ 心してかかりなさい
604 :
名無しのオプ :01/09/29 19:30
創元推理文庫日本探偵小説全集版モナー
605 :
名無しのオプ :01/09/29 20:58
なんで創元の復刊フェアは肝心のモノを復刊せんのか。 「水平線」だの「殺すものと殺される者」だのあるでねーの。
606 :
名無しのオプ :01/09/29 21:13
『首のない女』希望!
607 :
名無しのオプ :01/09/30 13:56
文庫・新書・ハ−ド−どれが一番読みやすい?
608 :
名無しのオプ :01/10/01 22:01
持ち安さと大きさから言って文庫でしょう。 ノベルスばっか買ってたが、文庫買ったら大きいの買いたくなくなる。
609 :
名無しのオプ :01/10/02 01:34
戦前・戦中・戦後直ぐぐらいまでの日本人作家の作品を (鮎川・赤江など一部戦後もあるが...) メインに集めていると予算の関係上文庫が主流になってしまう。 単行本は月に10冊ぐらいしか買えない。 (雑誌や新書はそこそこ購入できるが) しかし文庫自体嫌いではないので、「サンリオ」もしくは 「大衆物」など守備範囲でないものまで購入しているため 半端な数ではなくなり正直どうしていいか分からない
610 :
名無しのオプ :01/10/04 02:05
「九十九本の妖刀」を今日古本屋で購入したんだけど、 「時代物」なのか「推理物」なのか少し読んだけど よくわからんなこれ? これって文庫ででるのかな? ちなみにカバ−付きで1000円でした
611 :
レッド・ダイアモンド :01/10/05 13:35
<606 「殺人交叉点」「人魚とビスケット」etc,etcを復刊してくれたんだもの。 いつかはやってくれるよ、いつかは…。
612 :
名無しのオプ :01/10/05 13:53
ちょっと前に「黒いアリス」が読みたいって書いた者だけど、 昼休みに古本屋の店先の、5冊100円ワゴンで見つけたよ! おそろしく汚れてて、背の文字もろくに読めないくらいだけど 全然問題なし!手が震えちゃったよ。 そういえば前にもマクロイの「暗い鏡の中に」が読みたいって 書いたら、直後にブックオフで見つけたんだよね。 ありがとう鬱打神社!(←板違いスマソ)また手に入らない本が 読みたくなったらここに願掛けするよ!
613 :
名無しのオプ :01/10/05 16:35
人間の幸せの分量は決まっているものなのです。 無駄に幸せを使いすぎれば、その先に待つものは・・・
614 :
名無しのオプ :01/10/05 18:54
バーナード・コーンウェル「エクスカリバーの宝剣」
615 :
名無しのオプ :01/10/05 21:21
三橋一夫「ふしぎなふしぎな物語」を4冊200円で買ってしまったよ。 これがケップウってやつですか?
616 :
名無しのオプ :01/10/06 01:57
>615 YES!!
617 :
名無しのオプ :01/10/06 04:02
>>615 ヤフオクに4冊25000円で出てたぞ。入札者がいて、さらにビックリ。
618 :
名無しのオプ :01/10/06 12:57
>617 俺もみてたよ 結局いくらまでいったのかな?
619 :
名無しのオプ :01/10/06 16:48
620 :
名無しのオプ :01/10/06 18:39
25000円で落ちたんだ... ということは一冊6500円ぐらいになるのか... 高くないですか...
621 :
レッド・ダイアモンド :01/10/07 11:49
ハヤカワも年に一回の「復刊フェア」やってくれー! これでは老舗翻訳出版社の名が泣くぞー!
622 :
名無しのオプ :01/10/07 14:47
いいこと言った!!
623 :
名無しのオプ :01/10/07 15:33
ハヤカワも最近、カーやロスマクの品切れ本をマメに重版してるけどね。
624 :
名無しのオプ :01/10/07 15:44
三橋一夫4冊で25000円!!!!!!!! 金銭感覚麻痺してる、完全に・・・・ あとで後悔するんだろうな ヤフオクはありがたいけれど、 困ったチャンが多くてイヤ
625 :
レッド・ダイアモンド :01/10/07 17:04
<623 それはその通りなのだけれど。 ミステリのガイドブック等で紹介されている、読みたくても読めない“傑作・名作”が まだまだ多すぎます。 (ことに!自社作品のベスト100に入選した「暗い鏡の中に」「法の悲劇」/重版して 瞬く間に売り切れた「恐怖は同じ」「アデスタを吹く冷たい風」!)
626 :
名無しのオプ :01/10/07 19:02
早川品切れになるサイクルはやすぎ
627 :
名無しのオプ :01/10/07 21:17
おい!バークリーは全部翻訳されることになったってよ
628 :
名無しのオプ :01/10/07 23:46
629 :
名無しのオプ :01/10/08 01:05
630 :
名無しのオプ :01/10/08 14:15
>629 結講高いの?
>630 1000円だったけど、そのころは本当に生活が不安だったので、出費を少し でもおさえたかったんです……。
632 :
名無しのオプ :01/10/08 15:29
泣ける話だ...
633 :
名無しのオプ :01/10/09 02:52
深夜あげ
634 :
軍国SF少年 :01/10/09 11:44
>>629 土曜日に中野ブロードウエィの古本屋で600円だった。
まだ、あるかも。ていうか、おれの「もう一冊買おうか」感が
かたまらないうちに…
あれは設定がのみこみにくいためにあまり評判にならなかったが
80〜90年代の時間改変SFの意味をいろいろ考えると、
快作っス。
635 :
名無しのオプ :01/10/09 12:38
微妙な値段っすね
636 :
名無しのオプ :01/10/10 16:39
三橋一夫「ふしぎなふしぎな物語」、 EasySeekで数件、逆オークションされてますね。 だれが希望価格で購入できるのかな?
637 :
名無しのオプ :01/10/10 17:31
「ふしぎな」だけでいいから復刊してよ
638 :
名無しのオプ :01/10/10 23:36
>>636 三橋一夫、最近人気ですね。強健術の本も面白いですよ。
1日3分タコ踊りしていつも健康!だって。
明るく過ごすことが健康の秘訣らしいです。
>>638 三橋一夫の「ふしぎなふしぎな物語」はすんごい病的なイメージが満載で辟易した。
究極のヒッキー小説集だと思ったよ。
その人がタコ踊りの本を出していたとは…。ま、明るくなったのはよいことだ。
素直におめでとうといいたい気持ちなり
640 :
名無しのオプ :01/10/11 00:19
11月に河出文庫で出る「岡田鯱彦名作選」って、何が入るのですか?
641 :
名無しのオプ :01/10/11 00:40
>640 俺も知りたい
642 :
名無しのオプ :01/10/11 01:58
樹海の殺人は入るよね。 というか、入れて欲しいです。 国書とは被るのかな? 噴火口上とか。
643 :
名無しのオプ :01/10/11 02:13
>>642 樹海を入れたら、それだけで400ページ近く食っちゃうからなあ。
むしろ噴火口上とか四月馬鹿とか真実追求家とか短篇だけでまとめて
ほしいナリ。
気になって過去ログみたら、ぜんぶ中・短篇集って書いてあるじゃん。
(
>>511 )
645 :
名無しのオプ :01/10/13 18:37
源氏物語殺人事件は無理か……。
646 :
名無しのオプ :01/10/13 19:06
>>645 『薫大将と匂の宮』は今月下旬に、扶桑社文庫から出るぞ。
十月末と十一月頭、実質一週間ぐらいの間に岡田鯱彦の文庫本が
二冊。夢のようだ。
647 :
名無しのオプ :01/10/13 19:07
アレイスター・クロウリー
あぼーん
今月と来月の復刊ものってこんな感じ? 「昭和ミステリ秘宝 薫大将と匂の宮」岡田鯱彦/扶桑社文庫 「昭和ミステリ秘宝 妖異金瓶梅」山田風太郎/扶桑社文庫 「岡田鯱彦名作選 本格ミステリコレクション02」日下三蔵編/河出文庫 「男性周期律 山田風太郎ミステリー傑作選7」/光文社文庫 「『新趣味』傑作選 幻の探偵雑誌7」ミステリー文学資料館編/光文社文庫 「国枝史郎ベスト 伝奇の匣」国枝史郎/学研M文庫
6冊中4冊が日下三蔵編集かよ! ちなみに「新趣味」は山前譲、国枝史郎は東雅夫だな。
思い込んだら 復刊の道を〜 行くが 日下の ど根性〜
652 :
名無しのオプ :01/10/14 01:10
日下さんは高額納税舎ですか?
653 :
名無しのオプ :01/10/14 01:53
『薫大将と匂の宮』って、酷暑観光会のがまだ流通してんじゃないの?
654 :
名無しのオプ :01/10/14 02:27
>653 そういえば時々見るなぁ
655 :
あびぃ〜む :01/10/14 02:56
『妖異金瓶梅』、また出るの? 角川から出て廣済堂から出て、今度は扶桑社か。 (確かに前2冊は手に入れにくいけど) もっと他のを出してホシイ……。
656 :
名無しのオプ :01/10/14 04:43
少年倶楽部文庫。
657 :
名無しのオプ :01/10/14 05:54
>>653-654 >『薫大将と匂の宮』って、酷暑観光会のがまだ流通してんじゃないの?
この長篇は文庫で200ページぐらいのもんだから何かとカップリングに
なっているものと思われ。どれなんだ〜?
>>655 >『妖異金瓶梅』、また出るの?
某掲示板によれば、従来の文庫に未収録だった「銭鬼」のみならず新発見
の短篇「人魚燈篭」も収録されるもよう。早く読みてえ〜。
658 :
名無しのオプ :01/10/14 06:03
山田風太郎ばっかだな〜。 違う作家の奴ももう少し欲しい。 オビに「(故)山田風太郎絶賛!」とか入れれば大丈夫だ。
659 :
名無しのオプ :01/10/14 06:30
>>655 >もっと他のを出してホシイ……。
>>658 >違う作家の奴ももう少し欲しい。
具体的に何が欲しいのか書けば? ただ「もっと他のやつを」じゃ
ないものねだりと変わらんよ。
660 :
名無しのオプ :01/10/14 10:41
昔から欲しいもの。 都築道夫の全集、 それもカストリ時代に書き飛ばしてたものもすべて完全収録のヤツ ……不可能だろうけど。
661 :
名無しのオプ :01/10/14 13:57
久生十蘭の翻訳物
662 :
名無しのオプ :01/10/14 14:32
「蒼鴉城」傑作選。
663 :
名無しのオプ :01/10/14 14:46
「雪の降る都市」かな・・・? 俺も、まだ読んでないんだけど、おもしろいらしい。 読んだ人詳細キボンヌ
664 :
名無しのオプ :01/10/14 16:21
都築道夫の全集はいいかも...
665 :
名無しのオプ :01/10/14 16:52
>>663 >「雪の降る都市」かな・・・?
誰の本?
正直、Yamahoo! はもう出さなくていい。
667 :
名無しのオプ :01/10/15 09:12
そうだな、結城昌治・戸川昌子・三好徹・生島治郎・笹沢左保といった 非本格系で量産されていながらも忘れられそうな作家というのは、 死んでしまうと冷遇されてしまうので、何とかして欲しいところがある。 笹沢の場合は、まだ半現役だから生きているみたいだけど。。。 でも、本格系の読者より、この手のものの読者は少ないかな? もう十年ぐらいしないと難しいか。
668 :
名無しのオプ :01/10/15 09:20
国枝作品は、3カ月ぐらい前から、発売予定に入っているのにまだでない。 今月も期待薄。
669 :
名無しのオプ :01/10/15 11:11
>>667 結城昌治は本格も書くじゃん
……たしかに冷隅されてるけどさ。
それに作品数も他のひとより全然少ないから少し系統違うのでは?
でも、たしかに戸川昌子とか笹沢左保なんかの流行作家系って、
そもそもどれがいい作品かがよくわからんのよね、多すぎて。
笹沢が三百冊でトップは間違いないとして、結城と戸川はどっちも 同じぐらいだろ。五、六十冊ってとこで。
>>670 うわ、思ったより多かったんだな。
いま著作リスト数えたら結城の著作は73冊あった、スマン。
672 :
名無しのオプ :01/10/15 12:15
>671 結講多いんだね 結城昌治って...
673 :
名無しのオプ :01/10/15 13:40
>>663 「都市に降る雪」 波多野 鷹
これか?
674 :
名無しのオプ :01/10/15 14:06
久生十蘭の作品って、けっこう面白いのに 受けが悪いねえ。 全集を復刻して〜!!
三一書房版の全集はまだ現役のはずだが だが、三一の全集は全集とは名ばかりで未収録作品がやたらに多い
676 :
名無しのオプ :01/10/15 17:09
海渡英祐『ふざけた死体ども』『おかしな死体ども』 あと、他の人も書いていたが仁木悦子の文庫も復活して欲しいな。
ゴアズのDKAとかプロンジーニの名無しのオプとか ネロ・ウルフとかバラバラの版元で部分的に翻訳が出てる シリーズものをまとめて1社で出してはくれまいか。
甲影会の本はどうやったら手に入るのですか?
679 :
名無しのオプ :01/10/15 18:05
あ、sageてしまった
681 :
名無しのオプ :01/10/15 19:44
三一書房コーナーがない・・・ 夢野作品ドグマグ以外にも入れてほしいわ・・
>673 それだぁ!!!! まったく違ってましたね。恥っ!!!
683 :
名無しのオプ :01/10/16 03:32
横溝の資料集 過去に何冊かでていたみたいだが たぶんすべて「絶版」だと思う 2年前ぐらい前の「横溝」展の図録 さえもうないんだよな。 「写真」などをたくさん入れれば 売れると思うが..
684 :
名無しのオプ :01/10/16 04:04
>横溝の資料集 >過去に何冊かでていたみたいだが >たぶんすべて「絶版」だと思う 横溝自身のエッセイ集ではなくて資料集? 小林信彦のロング・インタビューと「幻影城」増刊以外に なんかあったっけ? >2年前ぐらい前の「横溝」展の図録さえもうないんだよな。 世田谷文学館のやつ? 図録はふつう展示期間中のみの もんだと思うが。 ま、来年は生誕百年なので、いろいろ出してほしい、という のは同感だ。角川文庫に入らなかった少年ものと時代ものを まとめてくれるところはないかな〜。
685 :
名無しのオプ :01/10/16 10:56
世田谷のやつは期間中もしくは直後に売りきれたみたいだよ。 残れば「在庫」ありますって「HP]などでも 紹介してるから... 現に3.4年前のがまだ何種類か「在庫」ありで出てる。 どこの自治体も確実に捌ける数しか作成しないから 情報が遅いと「売りきれ」というものも多いと思う まぁなんでもそうかもしれないが..
686 :
名無しのオプ :01/10/17 08:28
>都築道夫の全集、 >それもカストリ時代に書き飛ばしてたものもすべて完全収録のヤツ >……不可能だろうけど。 ひとり雑誌に入らなかった分だけで、まだ二冊以上はあるからなあ。 本にしてほしいよ。
687 :
名無しのオプ :01/10/17 09:58
>まだ二冊以上はあるからなあ。 「2冊以上」というのは、『ひとり雑誌』の体裁でってこと? というか、当時の作品の総数って誰かが把握してるの? 本人もわからなくなっているんじゃなかったっけ。
688 :
名無しのオプ :01/10/17 10:50
>>687 その通り
だから不可能なんだけど、だからこそ欲しい(笑。
2冊以上ってのはひとり雑誌用に集めたものだけで
残りが2冊分くらいあるって話じゃなかったっけ?
>>688 あ、そうだったね。
アトガキかなんかにそう書いてあったかな。
でも、ミステリーじゃないものが多いから営業的には苦戦しそうだなあ。
漏れは時代物なんかも好きだけど、たいていのファンはミステリーを
期待してるのだろうから。
690 :
名無しのオプ :01/10/17 18:26
>>688 増刊号のあとがきには、講談ダイジェストがまだけっこうある
みたいなことが書いてあったね。
あと、「推理作家の出来るまで」巻末の作品リストを見ると、
けっこう本になっていないのが載ってる。
正直、講談なんて読みたくない。 たとえ都筑にしても。
692 :
名無しのオプ :01/10/18 03:42
>>691 えー、ひとり雑誌の講談ダイジェスト読んでないの?
メチャクチャ面白いじゃん。
俺は増刊号読んで、あるならもっと出してくれと思ったよ。
693 :
名無しのオプ :01/10/18 16:09
マージェリー・アリンガム「霧の中の虎」が来月出るょぅ!
694 :
名無しのオプ :01/10/18 17:03
ポケミスもどんどん復刊しろと言いたい
695 :
名無しのオプ :01/10/18 17:10
評論・研究書の復刊もお願いしたい。 山村正夫の「推理文壇戦後史」が読みたい。
696 :
名無しのオプ :01/10/18 17:18
日下たん召還!!! 推理文壇戦後史は文庫になっていない「4」も含めて 一気に復刊してくらはい。ちくま文庫あたりでどーでしょ。
697 :
名無しのオプ :01/10/18 17:37
白石潔の評論を復刊希望。
698 :
名無しのオプ :01/10/18 17:50
白石潔は元祖ドキュソ。期待しないほうがいいよ。 日下たんには戦前から厳選したミステリー評論集成を作ってほしいな。 蝸牛社のやつを発展させて、ハードカバー全三巻くらい。 どうよ。(←書斎魔人風)
>>698 魔神は捕物帳スレッドで、白石潔を支持するような発言をしていたぞ。
まあ、名探偵論争も知らなかったやつだから、白石評論を読んでいたとは
とても思えないが。
700 :
レッド・ダイアモンド :01/10/19 16:51
高木アキ光(←字が出ない!皆さんはどうやって入力しているんですか?)の 「死神博士」「白蝋の鬼」(ソノラマ文庫)のマニアックな人気とそれに伴う プレミア価が気になって仕方がないのですが、勿論ネタバレなしで読んだ方の 感想希望します。よろしく。 同文庫の都築道夫著「蜃気楼博士」はよかったなぁ…。 あれぐらい面白いのならば探し甲斐があるというものですが。
701 :
名無しのオプ :01/10/19 17:01
>>700 高い金出してまで読むものじゃありません。
あれは自分のことを「古本者」とか読んでる人だけが
集めてりゃいい、ヲタアイテムです。
702 :
名無しのオプ :01/10/19 17:13
>700 神津恭介が怪人と戦う話だから、「蜃気楼博士」のような本格物とは違う。 何も考えず読めて楽しいんだけどね。
今、いい本って何かありますかぁ? 私良く知らないけどミステリー大好きなんですけど・・・。
>>700 >高木アキ光(←字が出ない!皆さんはどうやって入力して
>いるんですか?)
「アキラ」か「ヒン」で出ると思うけど……。
ソノラマの二冊は高木ファンなら楽しめると思うけど、何千円も
出して買うような内容ではない。光文社文庫で復刊の話が出てる
みたいだから、あせらず待ってるが吉。
705 :
名無しのオプ :01/10/19 18:40
復刊して欲しいどころか、いまだに一度も出ていない「野村胡堂全集」 胡堂の記念館はあるのに、全集がないとは本末転倒もいいとこだと思う。 胡堂=ミステリ作家でよろしゅうございますね…?
706 :
名無しのオプ :01/10/19 18:44
707 :
名無しのオプ :01/10/19 22:37
>705 野村胡堂の全集って何巻になるんだろうか? 「あらえびす」名のものもいれると...
708 :
名無しのオプ :01/10/20 00:15
>>707 >野村胡堂の全集って何巻になるんだろうか?
平次以外の作品にしとかないと収集つかなくなると思われ。
709 :
名無しのオプ :01/10/20 21:01
野村胡堂といえば私の場合「萬五郎青春記」 小林信彦が「謀殺のチェスゲーム」(角川文庫版)の解説で触れており いまだ幻の一冊です。 つい最近某古書店のHPに、日下三蔵先生が推薦していた「隠密縁起」 と共に収録されていた版が掲載されていたので、「やった!」と思って 注文したら、店主が売り切れ処理を忘れていたため、つかのまの喜びで 終わってしまいました。トホホ…。
710 :
Enigma :01/10/20 21:59
711 :
名無しのオプ :01/10/20 22:27
あります。
712 :
名無しのオプ :01/10/21 00:19
>>707 あらえびすが愛聴していたSP盤の復刻はこの前出ていたよ。
713 :
名無しのオプ :01/10/21 01:01
高木を是非…だいぶ前評判を聞いて買ったのが「七福神殺人事件」 だけだったので切実に希望。
>713 それは気の毒過ぎる。 光文社文庫からずいぶん出てなかったっけ。
715 :
名無しのオプ :01/10/21 02:32
横溝の全集は中途半端なやつしかないのでは... 文庫でかなりの読めるけど。
716 :
名無しのオプ :01/10/21 02:34
横溝正史読本だれかいる?文庫。
717 :
名無しのオプ :01/10/21 02:44
ほしい。
718 :
名無しのオプ :01/10/21 03:35
俺もほしい!! 文庫版以外ってでてるの?
719 :
名無しのオプ :01/10/21 07:24
>718 でてるよ。角川から単行本で。
720 :
名無しのオプ :01/10/21 09:23
横溝正史読本といえば、見つけた時は嬉しかったけど 読んでみるといろいろな海外作品のネタバレがされてて萎えたよ。
721 :
名無しのオプ :01/10/21 12:00
722 :
名無しのオプ :01/10/21 12:15
>>水谷準の本はどこから出ないのだろうか。 >可能性はあるらしい、来年まで待たれい。 どっから出るの?
723 :
名無しのオプ :01/10/21 12:31
>>722 >>>水谷準の本はどこから出ないのだろうか。
>>可能性はあるらしい、来年まで待たれい。
>どっから出るの?
すまん、書いていいかどうか判断がつかん。
文庫で出るそうです。これでご勘弁を。
724 :
名無しのオプ :01/10/21 12:38
むかし、牧神社から『日影丈吉選集』が出たときに中井英夫が寄せた推薦文で、こんなことを書いていた。 手元に記事がないので記憶頼りだがだいたい趣旨は間違えていないはず。 「十年前私は夢野・小栗・久生たち異端作家の復活をねがう小文を書いた。その後彼らは大なり小なり復活を果たし、最後まで残っていた日影もこうしてまとめられた。あとはもう戦前の摂津茂和、戦後の童門冬二くらいしか思い浮かばない」 童門ってオッサン向けの歴史物書いてるあの人? 若いころはミステリ系も書いていたのかな。摂津はぜんぜん知らない、新潮選書の作家名鑑を見ても載っていないし、アンソロジーにも採られていないみたい。どんなの書いた人なんだろう。どこかで復刻されないかなぁ。
725 :
名無しのオプ :01/10/21 12:42
>>水谷準の本はどこから出ないのだろうか。 >可能性はあるらしい、来年まで待たれい。 本人が固く拒んでいたのならば、著作権継承した遺族も「故人の意思を墨守して」とか言うだろうから無理だって思ってたけれど。 出るなら嬉しいですね。お・そーれ・み〜よ〜♪
726 :
名無しのオプ :01/10/21 18:20
>>723 >すまん、書いていいかどうか判断がつかん。
>文庫で出るそうです。これでご勘弁を。
俺の聞いたところ(××書房の文庫)と一緒かなあ。
もし二社でバッティングしてたら、えらいことだぞ。
727 :
名無しのオプ :01/10/21 18:43
「××書房の文庫」なら日下さんがオフでけっこう話してるね。
728 :
名無しのオプ :01/10/21 18:47
日本は日下先生にまかせるとして、海外の方はどうするのか? ポケミスでたくさん欲しいのあるのだよ。
729 :
名無しのオプ :01/10/21 18:48
森先生におまかせだ!
730 :
名無しのオプ :01/10/21 18:51
>ポケミスでたくさん欲しいのあるのだよ。 とりあえず、ニコラス・ブレイク『死の穀』創元推理文庫入りは朗報。 ポケミスで数がまとまって出ている人では、ブレイクとガーヴの文庫化 希望。創元でもハヤカワでもいいからさ。
731 :
名無しのオプ :01/10/21 20:50
>>724 >童門冬二
調べてみたら「暗い川が手を叩く」って本がミステリっぽいけど…
題名だけじゃわからないね
732 :
草双紙趣味 :01/10/21 21:08
はいはい!!中井センセどっかでそれにふれてたね! なんかインタビューだったかな…
733 :
名無しのオプ :01/10/22 23:29
>童門冬二 一応、東都ミステリーで二冊出してるけど。『隠密社員』と『異説新選組』 『新選組』は完全に時代小説だった。
734 :
名無しのオプ :01/10/23 01:19
間違っても中井英夫がマンセーするような タイトルじゃないね>『隠密社員』
735 :
名無しのオプ :01/10/24 04:35
末永昭二『貸本小説』(アスペクト)によれば、昔は別名であれこれ書いていたそうな>童門冬二。 ただ、まぁ、題名だけじゃあ中身の質まではわかんないしなぁ(笑) ていうか、案外本人も何書い ていたか忘れていたりして(苦笑) 摂津では− 「十年前私は夢野・小栗・久生たち異端作家の復活をねがう小文」とは、おそらく「日本の異色 作家」(『異色作家短篇集15』月報所収, 早川書房, 『中井英夫全集6』収録, 創元ライブラリ) だろう。以下引用。 「かねがね考えていることだが、日本人だけの『異色作家短篇集』を編むとすれば、 その六冊は誰と誰とで埋められることだろう。現役作家はしばらく措くとして、 故人では夢野久作、小栗虫太郎、久生十蘭といった人びとを忘れることはできな いし、摂津茂和や橘外男の初期作品に指を折る人も、おそらく多い。大坪砂男や 日影丈吉をその末裔におくこの系譜は、文字どおりの異色ぞろいで人材にはこと 欠かないのである」 この他では、国書刊行会から出た「新青年」復刻版(全 7冊+別冊 1冊セット, 1985.2.28)の別冊 に寄稿した「「新青年」最後の作家 −摂津茂和について」もある。あと、たしかこの人のこと は水谷準氏の回想文でも名前を見たと思う。 書庫を漁ればたしか短篇集が 2,3冊出てくるはずだけれども、今ちょっと余裕がない。そもそも 買ったきり一度もページを開かず本棚につっこんだわけだが…
736 :
名無しのオプ :01/10/24 07:06
>あと、たしかこの人のことは水谷準氏の回想文でも >名前を見たと思う。 摂津茂和は水谷準のゴルフ仲間。 初期短篇集は読んだことないけど、面白いのかな?
737 :
名無しのオプ :01/10/24 07:21
>>あと、たしかこの人のことは水谷準氏の回想文でも >>名前を見たと思う。 >摂津茂和は水谷準のゴルフ仲間。 あっ、それだ! ゴルフのエッセイを書いていたのが水谷の目に留まって、 「書ける奴だな、ひとつおれのところにも書いてくれ」と誘われて「新青年」 にも書いた、はず。 >初期短篇集は読んだことないけど、面白いのかな? 誰かレビューよろしく、っておめぇ持ってるんだから自分で読めよっ!!
738 :
名無しのオプ :01/10/24 14:26
739 :
名無しのオプ :01/10/24 21:13
740 :
名無しのオプ :01/10/24 21:43
>>739 入札者がその筋で有名なやつらばかりなのにワラタ
741 :
名無しのオプ :01/10/24 21:48
>入札者がその筋で有名なやつらばかりなのにワラタ 誰?
>>741 「Yahooオークション相場」を作り出してる奴ら(w
しかし東都ミステリに1万以上出すんだもんな。
オレも一儲けするか
744 :
名無しのオプ :01/10/25 06:45
>>742 何のために相場を作り出しているのですか。
マクロイが4万円とか、カーが3万円とか、異常な高値になりますよね。
745 :
名無しのオプ :01/10/25 17:17
このスレッドには日下三蔵先生も出没なさるようなので、質問です。 日下先生が所有しておられる胡堂の「隠密縁起」はどの版でしょうか? 私が所有しているのは河出の「大衆文学代表作全集」版なのですが、どうも アブリッジ臭く…。もしご存知ならこの点についてもお教えいただけると幸いです。 失礼いたしました。ミステリのガイドブックにあがる名作が容易に手に取れないとは 本当に嫌ですね。
746 :
名無しのオプ :01/10/27 21:08
747 :
名無しのオプ :01/10/27 21:15
大阪圭吉が 2冊にまとめられ、水谷準も某文庫から刊行のうわさを聞く。 すると、権田萬治『日本探偵作家論』(双葉文庫)に取り上げられた作家たちで容易に読めないでいるのはただ一人、山本禾太郎だけだ。どこかでまとめてくれないものか。 他にも例えば− 渡辺温, 妹尾アキ夫, 西尾正, 瀬下耽, 地味井平造。これに戦後の氷川瓏を加えた「怪奇マイナー・ポエット六人集」を出す殊勝な版元はないものか。
748 :
名無しのオプ :01/10/27 21:26
大阪は一冊に出来たのではないかと
749 :
名無しのオプ :01/10/27 21:51
大阪のは、もっと厚くして、鬼畜英米イメージ宣伝小説(?)とかも入れて欲しかった。
時機を失してしまったものもあるかもしれませんが。
>>640-643 >11月に河出文庫で出る「岡田鯱彦名作選」って、何が入るのですか?
噴火口上の殺人、妖鬼の呪言、四月馬鹿の悲劇、真実追求家、死の湖畔、巧弁、
地獄から来た女、死者は語るか、石を投げる男、情炎、の10篇です。
>>652 >日下さんは高額納税舎ですか?
超低額納税者です。収入のほとんどが必要経費(本)で消えるので、課税対象
所得がほとんどない……。
>>653 >『薫大将と匂の宮』って、酷暑観光会のがまだ流通してんじゃないの?
短篇11本、270ページ分が後ろにくっついてますので、ぜひ買ってください。
>>696 >推理文壇戦後史は文庫になっていない「4」も含めて
>一気に復刊してくらはい。ちくま文庫あたりでどーでしょ。
今のところ、評論・ノンフィクションまでは、なかなか手が回りませんが、
検討はしています。ただ、こういう本って、写真や索引を入れないと面白く
ないんで、編集作業が大変なんですよね。
>>698 >日下たんには戦前から厳選したミステリー評論集成を作ってほしいな。
>蝸牛社のやつを発展させて、ハードカバー全三巻くらい。
魅力的ですが、やっぱり大変そうだなぁ。あと、戦前の評論は期待したほど
面白いのは、あまりありませんよ。
>>722 >>>水谷準の本はどこから出ないのだろうか。
>>可能性はあるらしい、来年まで待たれい。
>どっから出るの?
一応、ちくま文庫の第二期で企画は通りました。来年二月からスタートの
予定で進めていますので、ご遺族の許可さえ取れれば、四月には出せそう
です。ちなみにラインナップは、小酒井不木、渡辺啓助、水谷準、佐藤
春夫、橘外男の五冊です。
>>745 >日下先生が所有しておられる胡堂の「隠密縁起」はどの版でしょうか?
>私が所有しているのは河出の「大衆文学代表作全集」版なのですが、どうも
>アブリッジ臭く…。もしご存知ならこの点についてもお教えいただけると幸いです。
同光社の三巻本です。河出の全集も持っているはずですが、ちょっと出て
きません。両方出てきたら、付け合わせてみます。
>>747 >権田萬治『日本探偵作家論』(双葉文庫)に取り上げられた作家たちで容易
>に読めないでいるのはただ一人、山本禾太郎だけだ。どこかでまとめて
>くれないものか。
禾太郎で一冊はキビシイですね……。
>他にも例えば−渡辺温, 妹尾アキ夫, 西尾正, 瀬下耽, 地味井平造。これ
>に戦後の氷川瓏を加えた「怪奇マイナー・ポエット六人集」を出す殊勝な
>版元はないものか。
おお、同志よ! 大好きな六人の作家。このうち、渡辺温は創元推理文庫で
ほぼ全作品を収めた本が出る予定です。氷川瓏は、ちくまのシリーズが三期
までいければ、ぜひ全作品集を作りたいですね。その他の四人も何らかの形
で紹介したいと思っています。
752 :
名無しのオプ :01/10/28 20:59
日下たん来てくれたのであげえ
753 :
名無しのオプ :01/10/30 01:33
摂津モワ(決戦下では「しげかず」)は『和蘭勘定』とか『提督の横顔』 なんかを持ってる。 うまいとは思うけど、どっちの収録作品も戦時下国威高揚小説ばかりだな。 十蘭の戦中作ほど面白くはないので、あんまり期待しないでね。 『新青年』の短編のうち、ミステリーっぽいのは多少面白いのがあるが、 諸君! 大阪圭吉の後期作品みたいなものばかりまとまったのを 今さら読みたいかね。おまけにトリック皆無。どうよ? 戦後は精彩を欠いているように思う。好きな作家だけど。 童門冬二(=太田久行)の初期作品は面白いと思う。 ただし、これも純粋なミステリーではない。 出身は『講談倶楽部』で、林房雄推薦だったはず。 奨励賞なので活字にはなっていないが、コメディかメロドラマだと思う。 禾太郎はイヤだ。図書館でがんばればほとんど読めるし。 橘は「亜米利加からの手紙」なんかが入ると嬉しい。メジャー雑誌に載った 怪談(美少年予知モノ!)なのに、なぜか埋もれてるから。 今さら「蒲団」や「逗子物語」はイヤですよ。 「ムズターク山の惨劇」とか、「死の谷を越えて」(バカっぽい)とかを出 すと、多分読者のイメージ変わると思う。売れないだろうけど…… 評論集はほしいな。大学生の卒論用に売れないかな。
754 :
名無しのオプ :01/10/30 09:58
小泉喜美子が読みたい。 「弁護側の証人」は読んだから「血の季節」とか「ダイナマイト円舞曲」とか。
>>754 どっちの作品も、ブックオフの100円コーナーでよく見かけるよ!
756 :
円ショップ :01/10/31 00:58
<<754 エッセイ「メインディッシュはミステリー」もたまにある。
757 :
名無しのオプ ◆axjhNt/s :01/10/31 01:26
痛み かたみ 妬み … 痛み かたみ 妬み … 痛み かたみ 妬み …
758 :
名無しのオプ :01/10/31 03:00
>>日下さんは高額納税舎ですか? >超低額納税者です。収入のほとんどが必要経費(本)で消えるので、課税対象 >所得がほとんどない……。 プチ荒俣宏ですねえ。 アリャマタコリャマタ、平凡社で『博物大事典』を拵えているときの逸話は大好き。 1冊作るのに資料代ウン千万円持ち出しだったそうな。それで入るお金が数百万。おまけに資料代が必要経費と認められないときた! 税金まるまるかかり。嗚呼悲哀。 禾太郎は今年いっぱいで著作権が切れるので、馬力のあるひと誰か青空文庫で手がけてみませんか? 大阪圭吉の後期作品では「少女の友」に載った「香水紳士」というユーモア探偵ものを読んだ事がありますが、あれはいけてます。そのうち暇ができたら復刻したいですね。
>>753 >今さら「蒲団」や「逗子物語」はイヤですよ。
ごめんなさい、両方入ってます。あのシリーズは、各作家の怪奇幻想
奇妙な味の分野における代表作集のつもりで作っているので……。
なるべく入手困難作品を入れるようにはしているのですが、第一期の
ヨコセイみたいに、もはや「珍しくて面白い作品」がないような人は
如何ともしがたく、外男もあまり新味のあるセレクトには出来ません
でした。「亜米利加からの手紙」は検討してみます。
>>758 >おまけに資料代が必要経費と認められないときた! 税金まるまる
>かかり。嗚呼悲哀。
それだけはいや〜。
>大阪圭吉の後期作品では「少女の友」に載った「香水紳士」という
>ユーモア探偵ものを読んだ事がありますが、あれはいけてます。
たまたま、その作品が入った単行本『ほがらか夫人』が山の上にあった
ので、いま読んでみました。たしかに、これはいいですね。機転の利く
クルミさん萌え〜。鉄道ミステリのアンソロジーに入れるといいかも。
ちょっと掲示板の主旨とはかけ離れるんですけども。 日下さんが火事のとき真っ先に持って逃げる本ってなんですか?
>>760 都筑道夫『魔界風雲録』の若潮社版です。たぶん、もう二度と
手に入らないと思うから。
762 :
名無しのオプ :01/11/01 01:49
>>751 >一応、ちくま文庫の第二期で企画は通りました。来年二月からスタートの予定
> (中略)
>ラインナップは、小酒井不木、渡辺啓助、水谷準、佐藤春夫、橘外男の五冊
佐藤春夫は意外にも穴なのかもしれませんねぇ。ちくま日本文学全集 (あの文庫
サイズのテラテラした装丁のやつ)、岩波文庫、国書の日本幻想文学集成でめぼ
しいところは読める… と思いきや、というところでしょうか。
それで、「宝石」に載った春夫−乱歩対談は入るのでしょうか?
きっと入らないのでしょうね。
今読み返してみたのですが、和気あいあいとしているのはいいんですがちっとも
実のある事いうてません (^^;
なにげに「乱歩対談集」をリクエスト♪
>>761 お答えありがとうございます。若潮社なんて出版社があったことすら存じませんでした。
蔵書家の方に好んでこの質問するのですが、ふしぎと(?) 「そんなの選べない、本と一緒に心中する」という方はいませんねえ。
764 :
名無しのベーカー・ストリート・チルドレン :01/11/03 03:17
摂津繁和は、そうですねぇ、佐々木邦や獅子文六らといっしょに「ユーモアの本棚」とかの企画で復刻するべきかな。探偵作家としての評価は高くできない。 童門冬二はまったく知りませんでした。 大阪圭吉「香水紳士」は鉄道アンソロジーでは少々ありきたりなネタの気も。ひとつ、西條八十あたりと「少女探偵アンソロジー」なんていかがかと思われ。 いささかタマが足りない気もしますが、なぁにそこはそれ、最近すっかり明朗小説の人になった森英俊先生にご登板ねがいましょう(笑) いやマジメな話、氏に弥生美術館の書庫に一ヶ月ほど篭っていただけばまぁ候補の20や30は軽く発掘してくれることでしょう! 見てみたいぞ日下三蔵・森英俊共編アンソロ。 どんなマニアックなのが飛び出すことか!
765 :
名無しのベーカー・ストリート・チルドレン :01/11/03 06:16
宇陀児「俺は不服だ」、島久平「そのとき一発!」「ダブルで二発!」こういうものは実物読まずにタイトルだけから想像たくましくするほうがいいかも。
766 :
名無しのオプ :01/11/03 15:32
河出文庫第一期分の他の収録作品も知りたいですぅ。
>>753 布団というと田山花袋を思い出す・・・
ああスレ違い
768 :
名無しのベーカー・ストリート・チルドレン :01/11/04 21:59
>>747 西尾正は手がけてみようと思っています。全28作品中残り 1つまで集めましたので、年明けにでも作業開始して青空文庫で全作品が読めるようにしたいと考えています。
未見の「守宮の眼」もどうにかなるでしょう、掲載誌の戦後版「ぷろふいる」は比較的入手しやすいと聞いておりますし。
エッセイを含めるかどうかは思案中。
769 :
>745です :01/11/05 09:34
>751 超・遅レスで申し訳ありません。 日下先生から直々にご返答いただけるとは、恐縮の至りです。 「隠密〜」は他社の版と比較して(国立国会図書館HP調べ) あまりにも頁の分量が少ないところから端を発した疑問です。 いくら匿名掲示板とはいえ、私のようなアマがプロ中のプロに お答えをいただくとは…。いや、本当に有難うございました。 今後もお仕事ぶりに期待し、応援しております。
770 :
レッド・ダイアモンド :01/11/08 16:03
それにしても春陽堂は偉い。 よそで角田喜久雄etcが品切になっても、ここではまだ残っているという 安心感がある。 この調子で「大衆文学館」等で絶版になった、伝奇時代小説や探偵小説を どんどん復刊してもらいたいものです。−ムリかなやっぱり…。
771 :
名無しのオプ :01/11/08 16:19
>>770 この前、ついに社長が変わったからな。新しい人の方針にも
よると思うが。
772 :
名無しのオプ :01/11/08 22:49
国枝史郎の伝奇小説が復刊されたらいいなあ。 昔講談社文庫か何かで出てたみたいに。
773 :
名無しのオプ :01/11/08 23:41
春陽は、もう新刊は出さない方向らしいよ
大下の「だだだ三部作」は読みたい
775 :
名無しのオプ :01/11/09 00:01
山下輸一のソネタツヤものが読みたい「俺だけの埋葬簿」
776 :
名無しのオプ :01/11/09 01:21
>>774 「子供は悪魔だ」と「俺は不服だ」ともうひとつは何?
「見たのは誰だ」は長篇だよ。
>>775 諭一な。
777 :
名無しのオプ :01/11/09 08:34
>>772 今月に出る予定らしい。学研M文庫の伝奇シリーズ。
しかし、あくまでも予定。
778 :
名無しのオプ :01/11/09 09:49
>>777 編集に手間取ってるみたいね。未知谷の全集にも入っていない超レアな
初期作品が入るみたいなので楽しみです。
779 :
名無しのオプ :01/11/10 00:55
大泉黒石・伊佐名鬼一郎・香山滋・朝山蜻一・潮寒二で「怪奇エログロ五人集」なんて出ないものだろうか。 全集がある黒石, 香山や復刻が続いた朝山はまだしも、伊佐名や潮を読もうと思ったらどこの図書館でもダメだろう。
>>779 ちょっと待て一つ聞かせろ。
「名作」か?
781 :
名無しのオプ :01/11/10 01:10
松本清張「蒼ざめた礼服」なぜか見あたらない。 小峰元の作品。俺はお気に入り。
松本清張や横溝正史ぐらいになると、いったい何が読めて何が読めないのかそっぱり分からないな。 かといって昔のように詳細な著作リストを、「これは持ってるこれは持ってない」と一つずつ消し ていくようなやり方する元気ももうないのであったった……
>そっぱり分からないな。 すみません、「さっぱり分からないな」に訂正いたします。
784 :
名無しのオプ :01/11/10 02:53
>>779 橘外男を忘れちゃダメ!
中央書院の選集はまだ現役かな? バター犬ならぬファック犬が出てくる「淫獣トリサルテ」なんていいよお。化猫ものの傑作中篇「私は呪われている」よりもまだ好きかも。
785 :
名無しのオプ :01/11/10 04:10
>>784 超ネタバレだ。しかも淫獣トリステサだし。
>>785 えっ! ネタバレしちゃった??! やべえよオレ。あれ無し、無し。みんな見るな←どうしろと(汗)
787 :
名無しのオプ :01/11/13 01:59
岡田鯱彦が書店に並んでるなんて夢のようだ……
788 :
名無しのオプ :01/11/13 02:17
いまのうち買っておかねば すぐ消えちまうよ復刻は・・・
790 :
名無しのオプ :01/11/13 02:30
まだ扶桑社のは買ってなかったわい
791 :
名無しのオプ :01/11/13 08:32
原価計算してみたんだが、あの値段で復刊できる扶桑社・河出・筑摩の文庫は謎。 俺の計算では「1600〜1800円」という数字でないと儲けが出ない。 ということで、マジで2冊買っておいても損はない。
792 :
名無しのオプ :01/11/13 12:26
どれぐらいの部数がでてるんでしょうか? 文庫だと7000部ぐらい売れれば赤字にならないと 聞いた事が有るけど・・
793 :
名無しのオプ :01/11/13 13:29
岡田鯱彦が7000も売れるかー? 2000さえ怪しいんでは?
794 :
名無しのオプ :01/11/13 13:36
>>792 部数の問題ではなく、部数と値段の問題。
たとえば3000部でも、○千円の値段がつけられれば赤字にならないし、
逆に○万部なら○百円の値段でも黒字になる、という計算。
795 :
名無しのオプ :01/11/13 16:08
公共機関(図書館・学校)その他がそこそこ 購入すればそこそこはけるのでは...
796 :
名無しのオプ :01/11/14 19:39
>日下さま 扶桑社のシリーズで予定の樹下太郎「最後の人」 はいつ出るのでしょうか。面白そうなので是非読みたいのでえす。 早めにお願いフラッシュ!
797 :
名無しのオプ :01/11/15 00:38
リリアン・デ・ラ・トア「消えたエリザベス」(東京創元社)熱く希望。 こないだやぁぁっと専門店で大奮発して手に入れました…… けど… けれども… もったいなくて読めません(藁 文庫化きぼー いや、マジ、復刊の予定とか噂聞くけど、どうなのよ?
ちくま文庫の探偵小説シリーズ6巻以降は出るのかな? 10巻までくらい出れば創元12巻シリーズを凌駕できるな。
799 :
名無しのオプ :01/11/15 03:14
800 :
レッド・ダイアモンド :01/11/15 10:10
講談社文庫/文庫コレクション・大衆文学館の第二期も出てほしいものです。 (100%無理か…)
801 :
名無しのオプ :01/11/15 11:04
802 :
名無しのオプ :01/11/16 09:06
学研M文庫の「伝奇の函 国枝史郎ベストセレクション」買いました。 好評なら続巻が出ると書いてあります。 みなさん、ぜひ買って、メールを送ってください。
803 :
名無しのオプ :01/11/16 09:19
岡本綺堂、夢野久作、村山槐多、伊佐名鬼一郎 久作はちくま文庫の全集収録作以外が入るのだろうか。 伊佐名鬼一郎は知らないな。
804 :
名無しのベーカー・ストリート・チルドレン :01/11/17 00:40
>>803 見た、見た、見たともさ! 学研M文庫の近刊予告
そうか日下たん以外にも東雅夫がいたんだっ!! 東マンセー!!!
伊佐名は雑誌「ホラーウェイヴ」02号に「蚯蚓奇談」が載っています。
埋もれた名作というのは本当にあるんだなと実感されること請け合います。
805 :
名無しのオプ :01/11/17 00:43
伊佐名鬼一郎 って現存作家の匿名じゃんかったの?
>>804 >伊佐名は雑誌「ホラーウェイヴ」02号に「蚯蚓奇談」が載っています。
>埋もれた名作というのは本当にあるんだなと実感されること請け合い
>ます。
ありゃ、どうみても「埋もれた怪作」じゃ!
>>805 実在する埋もれた作家だよー。著書一冊もなし。学研の英断は快挙(怪挙?)だ!
807 :
名無しのオプ :01/11/17 02:25
この手の作品って文庫版がとても多いような気がしますけど、 ハ−ド−カバ−の物はでないんですかね? 「岡田鯱彦作品集」とか「朝山蜻一著作集」 とかでもいいんですけど...欲を言えば函付きで 予算的に無理なんですかね?
808 :
名無しのオプ :01/11/17 08:08
>807 ハードカバーは国書刊行会が「世界探偵小説全集」を出す前に和物で「探偵クラブ」を出していた。 大阪圭吉「とむらい機関車」、大坪砂男「天狗」、岡田鯱彦「薫大将と匂の宮」など。 いくつかは絶版だがまだかなり入手可能。売れなかったようだ。
809 :
名無しのオプ :01/11/17 08:08
>>804 学研M文庫、渡辺一考−東雅夫の師弟コンビ(?)暗躍だね。いいぞもっとやれ。
810 :
名無しのオプ :01/11/17 08:26
>>807 国書だと、幻想文学系の「魔法の本棚」は函付の造本ですけども、先ごろ完結した「ミステリの本棚」
は四六版ハードカバーですね。
ミステリは読者が多い→文庫でもOK→しかるに幻想文学は読者が少ない→どうしても定価高くなる→
ならば逆にもうほんのちょっとだけ高くして→その分造本を凝る→つまり工芸品として美しい本を
作って読者の所有欲にアピール (ex.前掲 魔法の本棚, 山尾悠子作品集成)
……てな当たりも背景としてあるでしょうかね、相対的に見てミステリに文庫が多いわけ。
つまりミステリ以外 (幻想文学など) がハードカバー多く、その分際立つ。
でも確かにおっしゃられるり「甲賀三郎全集」復刻版みたいな企画がもうちょっと出てもいいかな。
版元はしんどいだろうけども、松山俊太郎監修木々高太郎全集など (昔「幻想文学」のインタビュー
で作りたいと言っていた)。
あと、来年か再来年くらいに横山・日下監修で日影丈吉全集が国書から刊行予定、ごっついハード
カバーになるのかな、どこぞの掲示板でちらっと聞いた話じゃ。
久生十蘭の完璧な全集もほしいけれど、あと 7〜8年で著作権切れるんだよねえ。「ならいっそそれ
まで待つか」と考えるだろうなあ。
811 :
名無しのオプ :01/11/17 12:08
日影丈吉全集がでるんですか?!! 何巻ぐらいになるんだろう? 河出から5巻本の選集が出て7年目?にして本格的な物がでるのか う〜ん期待してますぜ「日下・横山」両氏
812 :
名無しのオプ :01/11/17 14:10
扶桑社からでてたマクラウドの「ポカパック島の黒い鞄」 手に入らない〜。
813 :
名無しのベーカー・ストリート・チルドレン :01/11/18 22:10
814 :
名無しのオプ :01/11/19 00:01
出てたのだけ知ってて読んでなかった 徳間文庫のシャロン・マコーンを古本屋で二冊発見して買った(なぜか2と5)。 短編は結構読んでて女性探偵モノの中では好感度高いのだが、 このシリーズもけっきょく定着しなかったなあ。
815 :
名無しのオブ :01/11/20 00:35
既出だが、「ジェゼベルの死」 図書館や古本屋、ネット古本屋で探しているが、無い・・・。
>>815 全く同感。
誰かが大量に隠し持ってるとしか思えん。
>>815 無いですよね・・・
図書館に「はなれわざ」と「緑は危険」はあったのですが・・・。
ジェゼベルはクリスティと同じに赤背だから気をつけよう
>>818 赤背ってことは、普通のHM文庫じゃないってことか?
厨房質問でスマスマン。
>>819 いやクリスティーと同じ赤背のHM文庫だよ。
822 :
名無しのオプ :01/11/20 22:44
大量に隠し持ってはないけど、一冊もってるよ、「ジェゼベルの死」。 差し上げてもいいけど。
823 :
名無しのオプ :01/11/21 02:56
国書刊行会の本は高いからな〜 日影の全集だすなら 4000円ぐらいで抑えてくれ!!
>>766 >河出文庫第一期分の他の収録作品も知りたいですぅ。
3『脱獄囚』楠田匡介名作選の収録作品は、以下の十四篇です。
破獄教科書/沼の中の家/法に勝つ者/上げ潮/獄衣の抹殺者/朱色/脱獄を了えて/
愛と憎しみと/熔岩/ある脱獄/脱走者/不良少女/不良娘たち/完全脱獄
4巻の鮎川哲也は初期単発短篇集成です。要するに、河出で昔出ていた『楡の木荘の
殺人』『青いエチュード』から星影もの、鬼貫ものを抜いて合本化、さらに未収録作
を追加したものになります。昭和三十二年頃の作品まで入ります。
5島久平と6鷲尾三郎は編集中です。6には『悪魔の函』を全話入れる予定。
>>796 >扶桑社のシリーズで予定の樹下太郎「最後の人」
>はいつ出るのでしょうか。面白そうなので是非読みたいのでえす。
12月に時代篇の3冊目と4冊目が出ますが、来年2月以降のラインナップはまだ未定。
『妖異金瓶梅』の売れ行きがいいので、シリーズ自体はもう少し続けられそうです。
一応、来年の分としては、本格篇、怪奇幻想篇、サスペンス篇(樹下はここ)各四冊
を考えていますが、売れなくなったらそこで打ち切りなので、どういう順番で出すか
は悩むところ。ご意見をお聞かせくださいませ〜。
>>806 >実在する埋もれた作家だよー。著書一冊もなし。
まあ、たしかに「実在する」作家ではありますが……。
>>823 >国書刊行会の本は高いからな〜
>日影の全集だすなら4000円ぐらいで抑えてくれ!!
一冊あたり2000枚以上収録されるので、その値段はちょっと難しいと思います。
イメージとしては、山尾悠子作品集成みたいなのが9冊出ると思ってください。
>>824 日下さん、こんな遅くまで起きてるのか・・。
編集者って大変なんですね。
826 :
名無しのオプ :01/11/21 07:58
>>824 飛鳥高・大河内常平,是非よろしくお願いします!
827 :
レッド・ダイアモンド :01/11/21 10:37
「10年ひと昔」というけれど、本当にあの頃とくらべると、いまは非常に恵まれている 状況にありますね。お金がないのは変わらないけど(苦笑)。 −日下先生、頑張ってください。
828 :
名無しのオプ :01/11/21 12:18
ガイシュツだけど、私も日下さん、おじいさんだと思っていたよ。ここ見てびっくり。 最近買った本の解説で名前を見かけることがやたら多いなとは感じていたけど、どこかの雑誌の名物編集長が定年退職後フリーで活躍されているのだなと、何の根拠もなしに想像していました。 著者の解説に徹するストイックなお仕事に、あらためて感嘆しました。
829 :
名無しのオプ :01/11/21 12:23
日影の全集 別巻として「研究」や「資料」も だしてほしいけど計画はありますか?
830 :
名無しのオプ :01/11/21 12:28
>812 マクラウドはブック・オフ何軒か回れば全部揃うと思うけど。まあ、扶桑社のは創元よりは出回ってないけど、まめに通えばそのうちみつかるよ。
>830 そっかー。 頑張って探してみます。
832 :
名無しのオプ :01/11/24 03:38
なぜかここ、休日になると下がるな。 リーマンが会社から書き込んでることが多い?
833 :
名無しのオプ :01/11/24 11:53
書店へ買い出し行ってんじゃないの?
834 :
名無しのオプ :01/11/24 18:23
今日の成果はいかに?
835 :
名無しのオプ :01/11/24 20:33
時の娘 ジョセフィン・ティ 昔ハヤカワミステリ文庫から出てた。 今でも手に入るかな. ロバート・ゴダードが好きだったらはまると思う。
836 :
名無しのオプ :01/11/24 21:23
初心者にアドバイスをお願いします。 今日古本屋にて、講談社の「現代推理小説大系」「世界推理小説大系」 が定価の半額でありました。月報、帯はあるのとないのがありましが、 スリップは全部にありました。状態は良好です。 押さえておくべき巻数を教えてください。お願いします。
837 :
名無しのオプ :01/11/24 21:35
現代推理小説大系の別巻2(資料編)かな。
839 :
名無しのオプ :01/11/25 18:33
ジョセフィン・テイなら結構見るよ。
>>837 禿同。
「別巻2 ミステリハンドブック」は出るとこ出ると5000円ぐらいはするよ。
841 :
名無しのオブ :01/11/29 00:22
age
842 :
名無しのオプ :01/11/29 03:01
>>836 そもそも「世界推理小説大系」講談社版は見どころ無し。元版の東都書房版は珍しい作品がいくつか入っていて貴重なのですが、講談社版ではばっさり切られて著名作だけの魅力ない選集になってしまいました。
ぼくなら 1冊500円が上限(月報付きで)。
あえて押さえるならば8巻クイーン編かな。ハヤカワミステリプレス版の短篇集(宇野利康訳)を持っていないんなら買い、中篇「神の灯」が収録されてる。ただし大系版の平井呈一訳は癖があるので、もしかしたら合わないかもしれない。
843 :
名無しのオプ :01/11/29 03:14
あれ? ミステリプレス版なんてあったっけ? 創元推理文庫「クイーンの新冒険」と講談社文庫「クイーン推理と証明」なら持ってるけど。
844 :
名無しのオプ :01/11/29 03:28
>>836 「現代推理小説大系」
浜尾四郎・甲賀三郎に夢野久作がくるムチャなカップリングで、第2巻。
教科書的アンソロジー、読んでおきたい第8 & 18巻。
ご冥福をお祈りします、で、第9巻 (山田風太郎の他、香山滋, 大坪砂男ら)。
いまこの辺が一番顧みられていないんじゃないだろうか、の第14巻 (黒岩重吾・梶山季之・邦光史郎)
「猫は知っていた」(仁木悦子) & 「大いなる幻影」(戸川昌子)未読なら是非、の第15巻。
こんなもんすかね。
845 :
名無しのオプ :01/11/29 05:32
>>823 もし自腹で買えないとしても、こういう本は臆さずに、最寄りの図書館に購入リクエストを出しましょう。
全集本だと図書館需要は馬鹿になんないし。
846 :
名無しのオプ :01/11/29 07:58
847 :
名無しのオプ :01/11/29 08:00
848 :
名無しのオプ :01/11/29 13:41
東都書房版のドューゼ集が欲しいよ
849 :
名無しのオプ :01/11/29 13:44
>>848 禿同!
博文館版は持ってるんだけど、どうせ抄訳だと思うと読む気が
しないんだよね〜。
850 :
名無しのオプ :01/11/30 01:26
日下さんあげ >『妖異金瓶梅』の売れ行きがいいので、シリーズ自体はもう少し続けられそうです。 それはそれは何よりです。亡くなってしまったのは残念ですが、最近は 別冊でも色々と取り上げられているようですね。 >一応、来年の分としては、本格篇、怪奇幻想篇、サスペンス篇(樹下はここ)各四冊 >を考えていますが、売れなくなったらそこで打ち切りなので、どういう順番で出すか >は悩むところ。ご意見をお聞かせくださいませ〜。 樹下は知名度が薄いので配本は後っぽいですね。うーん、続けるためには 先に売れる品を出しておいた方がいいのかも知れませんね。さて、、、 やっぱり山田風太郎を再び?光文社で出してますしねえ。うーん。
迷作で六d これが中々手に入らない。
853 :
名無しのオプ :01/12/01 00:22
日影丈吉スレできているんで、どちらに書くか迷った… 全集には、ぜひぜひチラッと話の上がっていた未発表長編も入れてくだせえ! 未完でも丈吉先生ならOKOK、どうかぜひ! そうすれば坂口安吾の未完長編 を高木彬光が完結させたみたいな (題名ど忘れ) ことがありえるかもしれない じゃないですか! すごく読みたいですよ。
854 :
名無しのオプ :01/12/01 16:48
日本図書センターっていうところから甲賀三郎全集がでるみたいですね。 セット価格で56000円だとか。
836です いろいろアドバイスありがとうございます。 「現代推理小説大系」は別巻の2だけがありませんでした、残念です。 8巻の短編名作集を購入しました。 「世界推理小説大系」は全部売れていました。
>>855 へえー、あんな半端なのも売れるんだぁ。世界大系が。
8巻というと戦前の「新青年」作家たちのアンソロジーすか、
そっちのクラッシク系が好みすか。
鮎川哲也の三番館シリーズを一冊にまとめてどかーんとっていうのはどうよ?
858 :
名無しのオプ :01/12/05 12:30
>>824 今日泊亜蘭の幻想短編シリーズはたしか一冊になっていなかったはずでした、まとめて読みたいのですが。
SFの方の人なんでしょうけど、そこは「探偵倶楽部」の作家とか何とか名分立ててなんとかなりませんか?
859 :
名無しのオプ :01/12/05 14:36
>>858 早川や朝日ソノラマの文庫もほとんど絶版のようだし・・・
860 :
名無しのオプ :01/12/07 01:38
浜尾四郎の「鉄鎖殺人事件」やっと手に入った 週末が楽しみ ちなみに「博士邸の怪事件」も収録されてる昭和50年発行の桃源社版で1500円也
861 :
名無しのオプ :01/12/07 01:43
「殺人鬼」未読なのに「鉄鎖殺人事件」を読んで鬱になったことがある。
862 :
名無しのオプ :01/12/07 03:04
>>857 出版芸術社が全3巻くらいで出すというウワサもあるけど。。。
鮎哲はショートショートをもっと発掘してほしい。
863 :
名無しのベーカー・ストリート・チルドレン :01/12/09 06:41
>>859 そうですねー。見ませんねえ。
「新版黄鳥塚」を皮切りに、一連の幻想短編をまとまったらなあって。
864 :
レッド・ダイアモンド :01/12/10 09:39
「このミステリーがすごい!2002年版」における、日下三蔵先生の 「早川書房は自社の財産についてもう少し自覚を持ってほしい」という内容の 勇気ある発言をしておられたのには、ただただ拍手喝采を送りたいです。 本の内容と、こういったランキングなんて直接には関係がないとはいえ外国編 ベスト20中に“老舗・ハヤカワ”の本がたった2冊しかないとは…。 あくまで水物の新作を追いかけ回すよりは、(ある程度)評価・評判の高い 旧作を復刊した方が、商売としてはより手堅いと思うのですが… −シロウト考えなんでしょうね、やはり。 来年度の「わが社の隠し球」ラインナップを見ても、創元、国書刊行と比べて ファンとして正直なところ、あまり食手を動かされないのですよね。
食指
866 :
レッド・ダイアモンド :01/12/11 10:31
<865 大変失礼いたしました。
867 :
名無しのオプ :01/12/11 17:51
光文社文庫鮎川哲也コレクションで 来年一月に黒いトランクが刊行予定だそうです。
868 :
名無しのオプ :01/12/11 18:04
>>867 来年一月には、創元推理文庫からも「黒いトランク」が出る。
創元はさらに「憎悪の化石」と「黒い白鳥」も出すってさ。
十年近く押さえるだけ押さえておいて、他社から出そうに
なると慌てて出すあたりが創元らしいというか。
一応、光文社とは異なるテキストになるようだけど、一般読者
には、そんな些細な違いはどうでもいいことだからな。
869 :
名無しのオプ :01/12/11 19:36
<一応、光文社とは異なるテキストになるようだけど すいません。どういうことですか?
870 :
名無しのオプ :01/12/11 20:17
どうでもいい話 たくさん文庫で復刊されてもすぐ棚から消えるね。 もうせめて絶版にはなりませんように
871 :
名無しのオプ :01/12/11 20:23
それより「白樺荘事件」はどうなったのか聞きたい
872 :
Enigma :01/12/11 21:36
>>864 そういうことなら、丸谷才一が前に書いてた。
「せめて年に三冊くらいは、売れそうにないものでも再版して
もらいたい」というようなことだったと思う。
その文中で、“早川書房はエンタテイメント界(?)の岩波書店”
とか言ってたし。
ageてみる
さげちまった…。 今度こそage
875 :
名無しのオプ :01/12/23 10:10
扶桑社文庫の昭和ミステリ秘宝シリーズの新刊ってもう出ました?
876 :
名無しのオプ :01/12/23 10:23
出たよ
877 :
名無しのオプ :01/12/23 12:49
乱歩の「偉大なる夢」が読みたいYo! 出すなら今だと思うんだけど...
878 :
名無しのオプ :01/12/23 16:22
>877 講談社の全集に入っているのでは 図書館で借りたらどう?
879 :
名無しのオプ :01/12/23 16:31
これから手に入らなくなる名作 「帰去来殺人事件」 山風スレを参照
880 :
名無しのオプ :01/12/23 17:32
>>878 たしか載っていなかったように思うのですが。時局協力ものなので「アメリカを侮辱する内容だから」と、少なくとも桃源社版全集からは除かれています(これは作者自身の意志)
881 :
名無しのオプ :01/12/23 17:41
882 :
名無しのオプ :01/12/23 18:04
>>877 うーん? つまり、復刻が流行してて、しかも小林よしのりの「戦争論」なんかが売れている今だったらというわけ? どうかなあ、そこまでみんな付き合うかなあ。
「偉大なる夢」は未読ですけど、時局ものって作品の質自体そもそもあまり期待できませんよ。
883 :
名無しのオプ :01/12/23 18:12
ブルックリン最終出口 絶版かよ・・・・
884 :
名無しのオプ :01/12/23 20:21
881の言う通り、「偉大なる夢」は春陽文庫で読めると思うんだが。
あっホントだ(^^;; 講談社文庫に入ってる。 お騒がせしましたー
886 :
名無しのオプ :01/12/24 15:17
名無しのオプシリーズが読みたくて本屋に行ったんですが、 出版社にも在庫がありませんとか言われました。 新潮と徳間以外の出版社からは出てないですか?
887 :
名無しのオプ :01/12/24 15:25
>>886 講談社文庫。あと合作が一作文春文庫から。
>887 ありがとうございます。探してみます。
889 :
名無しのオプ :01/12/24 21:46
リチャード・ローゼン 「ストライクスリーで殺される」「ディフェンスをすり抜けろ」 ずーっと読みたいと思ってます。読んだ人います? 面白かった?
ランドール・ギャレット 「魔術師が多すぎる」 これ売りたいんだけどいくらくらいになるかな?
891 :
名無しのオプ :01/12/25 17:23
>>890 ポケミスなら400円、文庫で200円ってとこかな。
そんなもの?
893 :
名無しのオプ :01/12/26 03:04
いくらで売れると思ってたんだ?
894 :
ねぇ、名乗って :01/12/26 03:53
カー「喉切り隊長」は?
896 :
名無しのオプ :01/12/26 06:45
>>892 その値段の10倍で読みたいという人間もいるだろうが、そういう人間に巡り会う機会は滅多にない。
898 :
名無しのオプ :02/01/04 02:29
よいしょホゼム
899 :
らいつびる :02/01/07 16:18
作家名も忘れたんだが、 乱歩だったかが「傑作」って書いてた 『インクエスト(検死なんたら・・・?)』 って小説って、翻訳されてるのかな?
900 :
名無しのオプ :02/01/07 16:46
>>899 パーシヴァル・ワイルドの「検屍裁判(インクェスト)」なら
創元の世界推理小説全集から出てたよ。確か文庫にはなって
なかったと思うけど、結構見かけるし、相場もそんなに高くない。
せいぜい2000円くらいで手に入ると思う。
901 :
名無しのオプ :02/01/07 17:53
>>900 一応、新潮文庫に入ってるぞ。でも、ま、カバーがつく前のことだし、
創元の全集のほうがはるかに見つけやすいけどね。あと、「別冊宝石」
13号(世界探偵傑作選第4集)にも一挙掲載されているので、それを
探す手もある。
902 :
らいつびる :02/01/07 17:55
903 :
名無しのオプ :02/01/07 22:39
ところでこのスレの住人なら「本棚探偵の冒険」は買い? 何故か近所の書店ではエロ漫画のコーナーに置いてあったけど、 えっちな本ですか?
904 :
名無しのオプ :02/01/07 22:53
昭和ミステリ秘宝2月分の内容知りたし。 鮎川哲也・高木彬光とか。
>>904 情報早っ! 関係者? まだ外部には漏れてないはずなんだけど。
まあいいや、リークしちゃえ。鮎川哲也は一度も文庫になったこと
のない長篇二本のカップリング。高木彬光はデビュー長篇+短篇の
初期神津もの傑作選です。ただし、装丁の平野甲賀氏の都合で2月
はお休みして、4月から再開の公算高し。
906 :
名無しのオプ :02/01/07 23:45
あっ、知りたい知りたい! ついでにちくまと河出も。
907 :
名無しのオプ :02/01/08 00:47
>>905 >一度も文庫になったことのない長篇
『白の恐怖』? いや、まさか……。
『翳ある墓標』&『王を探せ』か。
908 :
名無しのオプ :02/01/08 00:48
910 :
名無しのオプ :02/01/08 01:42
日下氏の企画を潰した(おいおい)最強の同人誌「別冊シャレード」、お次は……大場武年??? うーん、名前しか知らんぞ。面白いんかなあ。まだ本決まりではないらしいけど。
(2002.1.4(金) 歌姫失踪/2001年回顧 の項)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/new/what.s01.12.html 「新青年読本」は海野十三&浜尾四郎の全集未収録を復刻するらしい。こちらは楽しみ。
つくづく思うけど、昔の桃源社と雑誌「幻影城」って偉かったんだなあ。今さかんにやってる復刻って、この両者が先鞭つけた企画の大規模・系統化がいかに多いことか。
逆に、この両者から漏れた作家やテーマなんかやってほしいのだけれど、やっぱり難しいのだろうな。面白いのはもう残っていないのかも。
大場武年 → 大庭武年
図書館に新青年の復刻版がそろっててありがたい。 けど昭和13年以降の刊行がストップ。 著作権の問題?翼賛小説だから? そういう時局冒険小説読みたいんだけれど。 事情知ってる方おられますか?
913 :
名無しのオプ :02/01/08 06:01
本の友社から出ている「新青年」の復刻は、飛んで昭和18〜20年が出ています。 刊行年順に復刻しているわけではないみたいです (じゃあどういう順番なのか? さあね) いや、なんにせよありがたいです。読めるようになったのだから。
915 :
名無しのオプ :02/01/08 06:36
916 :
名無しのオプ :02/01/08 13:16
>>914 ブツが揃わんからダメでしょう。「総」って言うんならね。
揃ってるやつだけだったら、正直なところ、あんまり価値がないだろうし。
図書館まわれば何とかなるから。
探偵マニアが思っているほど、戦前の探偵雑誌の需要ってのはないもんだし、
「大衆文学」ならともかく「探偵小説」の資料なんて、この不景気でなく
ても図書館は買わんよ。
図書館で見られないものならほしいんだけど、それじゃ、誰が持っているか
ってことだ。
大庭武年は推理小説じゃないのが結構あるね。
でも、掲載誌が難しいのが多い。
917 :
名無しのオプ :02/01/08 22:21
>903 エロネタはまったくありません。 でも二階堂が嫌いだったら読まない方がいいかも。 作者は友達なので。
918 :
名無しのオプ :02/01/10 13:56
楠田匡介ゲッチュあげ
919 :
名無しのオプ :02/01/10 15:26
920 :
名無しのオプ :02/01/10 16:28
「暗黒館の殺人」
921 :
名無しのオプ :02/01/10 17:51
922 :
名無しのオプ :02/01/11 19:00
千…否、億里の道も一歩から。
http://www.fukkan.com ご存じでない方はいらっしゃらないとは思いますが
皆さんご投票、よろしくお願いいたします。
「TIME」の田代某のようには…いかんわな(苦笑)。
923 :
名無しのオプ :02/01/11 23:48
>>915 あっそうか、どこにも「次は」なんて書いてないよね(^^;
馬鹿だなぁ、ぼくは。
>>916 >ブツが揃わんからダメでしょう。「総」って言うんならね。
>揃ってるやつだけだったら、正直なところ、あんまり価値がないだろうし。
>…
>「大衆文学」ならともかく「探偵小説」の資料なんて、この不景気でなく
>ても図書館は買わんよ。
ううむぅ。
それこそ山前譲氏や日下三蔵氏はじめ在野のコレクターの協力も仰いで、
収蔵機関絶無の資料を集大成できたらすごいなあと思ったので。
古い雑誌や、とくに昭和二十年代のものって紙質もよくないので劣化が
著しいですよね。そろそろ保存の手を打っておかないと崩壊しそうな気
がしますし、コピーを取って強い光を当てたりすれば、やはりその度に
傷みは進行しますし……
「収蔵機関がほとんどない、大衆小説の空白を埋める貴重な資料群」
なんてコピーで売れないものですかねぇ。
個人的にはミステリー文学資料館及びプランゲ文庫のおかげでずいぶん
助かっているんですけれども、これって都内在住で平日に時間の余裕の
ある人間だけでしょう?
>大庭武年は推理小説じゃないのが結構あるね。
それは楽しみですね。
>でも、掲載誌が難しいのが多い。
あれれ、残念。たいへんでしょうけどがんばってほしいですね。
924 :
名無しのオプ :02/01/12 04:39
光文社文庫の「幻の探偵雑誌」シリーズ、完結の第10巻は、ぇつ「新青年」!? どういうセレクションで差をつけるんだろう。想像つかないなあ。2月上旬予定。 しかし「月刊探偵」をとりあげてほしかった。大阪圭吉の大手鴨十もので埋没したままの「案山子探偵」(昭11年5月)や、西尾正「めっかち」(昭11年6月)など。
925 :
名無しのオプ :02/01/12 07:38
>>909 「白の恐怖」って、「白樺荘事件」にリライト中なんじゃないっけ?
926 :
名無しのオプ :02/01/12 07:39
927 :
名無しのオプ :02/01/17 11:15
>>907 >>一度も文庫になったことのない長篇
>『白の恐怖』? いや、まさか……。
>『翳ある墓標』&『王を探せ』か。
「王を探せ」って講談社文庫に入ってなかったっけ?
928 :
レッド・ダイアモンド :02/01/19 11:50
野村胡堂の「二万年前」って古書サイトやオークションでも人気ですが 読まれた方、いますか? 大体のあら筋(どんなストーリーなのか)と今読んでも面白いかどうか よろしくご教示ください。よろしく。
929 :
名無しのオプ :02/01/19 20:17
ちくま文庫の怪奇アンソロジー、いよいよ第二期刊行の由。来月2月6日予定でまずは小酒井不木。 シュニッツラー「アンドレアス・タアマイエルが遺書」を本歌取りしたっぽい古本ホラー(?)の小品が個人的なお気に入り…… 題名ど忘れ(涙) 掲載誌は「新青年」のはずだが。
930 :
名無しのオプ :02/01/20 15:53
白だわさ
931 :
名無しのオプ :02/01/20 18:43
>>928 「二万年前」は胡堂がジャック・ロンドンの「アダム以前」に触発されて書いたSF小説ですね。
内容は特殊な催眠術をかけられた主人公が、脳の中に遺伝情報として代々受け継がれてきた二万年前の太古の記憶を呼び覚まされ、第四氷河期の最後期、北極の氷が溶けて海の水位が異常に高くなった時代の狩猟人種としての生活を追体験するというものです。
原始時代での主人公の冒険はそれなりに面白いのですが、いわゆるタイム・スリップ物ではなく、夢オチに近いものなので、「ロスト・ワールド」のような恐竜相手の活劇を期待するとちょっと期待外れかも……。
この作品が人気が高いのは内容よりも、「『銭形平次』の作者が書いたSF小説」という話題性のためではないかと……。
932 :
名無しのオプ :02/01/20 19:02
「蜂工場」ってプレミアついてるのかな・・・
933 :
名無しのオプ :02/01/20 21:13
そろそろ新スレ立てない? 「日下三蔵だけど、聞きたいことある?」というスレ名は、面白いけど却下。
>933 「今読みたいけど手に入らない名作って・・・」(「・」を一つ増やす) っていうのはどうよ?
935 :
名無しのオプ :02/01/21 00:45
>>932 プレミアついてたかどうか判らんけど、初版しか出てなかったから
手に入れにくかったことは事実。
でもその後、再版は出たから、手に入れにくさは解消されたんじゃない?
(重版されているかどうかは判らないけど)
936 :
名無しのオプ :02/01/21 01:04
937 :
名無しのオプ :02/01/21 03:27
新スレ立てご苦労様です。
938 :
レッド・ダイアモンド :02/01/21 13:28
<931 レス、どうもありがとうございました。 胡堂のストーリー・テリングをもってして、横田・芦辺作品ほどの魅力的な ロスト・ワールド的世界が構築されていたら、どんなに魅力的かと期待して いたのですが…。十分参考になりました(高いお金出すのやめとこ・笑)。 重ね重ね感謝いたします。
悲しみの時計少女