いまさらながら　鈴木光司を語ろう！

いやー、食わず嫌いで「リング」シリーズ読んでなかったんですが、こりゃすごいですねえ。
それから鈴木氏の他の著作「楽園」「光差す海」「生と死の幻想」
を立続けに読んでさらに感動！特に「楽園」が凄い！
今まで読んできた小説の中でナンバーワンでした。なんでこれがそんなに話題にならないのか
不思議でしょうがない。
　という事で鈴木光司について語って下さい。

ごめんなさい、いまさら．．．．。

リングのどこが怖くてどこが面白いのかわからない。
ストーリー展開があまりに強引すぎて、作品世界にのめりこめなかった。
リングしか読んでないと、どうして彼が理系ミステリの旗手のように言われるのかさっぱわからん。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mystery&key=977151802&ls=50

過去にありましたが、まったくレスがついていませんね。スレッドを育てたかったら、自分で何か書き込みましょう。＞1

＞２
ぜひ「らせん」を読んで下さい。まあ、強引なのは一緒ですが。しかし、強引なのはべつに
構わないのでは？小説だぜ？

>>4
いやまあ強引なのは強引で構わないんだけど、なんというか、
自分的にツッコミどころ満載でねえ。世間で評価されればされ
る程、「そんな面白くねーだろ」とやさぐれる程度かも。

こんな自分ですがバトロワは不思議に気にならない。難癖つけて
るのを見ると、もっと素直に楽しめばいいのにと思う。
読者とは身勝手なもので。

「楽園」好きです。アニメも一度見ましたし、
ＣＤも買っちゃいました。
あんな感じの話はもう書かれないんでしょうか。

あっそ

＞世間で評価されればされ
る程、「そんな面白くねーだろ」とやさぐれる程度かも。

それ分かる。俺は話題になる前に読んだから結構衝撃だった。
ところで「リング」しか読んでないの？「らせん」も読まな。
「ループ」どうでもいいから。

俺もホラー文庫で出た当初に買って、面白いと思った。

で、他の本（「仄暗い〜」とか）買ったし、らせんも待ったけど、
これらはあんまり面白くなかった。
リングはインパクトにやられたけど、他の普通の作品になると
ホラー現象の理由付けが中途半端でなあ…、この人。

＞６
楽園のアニメ！？初めて知ったけどおもしろいの？

リングの一発屋みたいに思われてるけど実はおもしろいよね。
「ほの暗い」のように都市伝説もの書かせたら、トップに
なるんじゃない？

＞１１
それはかいかぶりすぎっす。

>>10
ファンタジー小説大賞受賞作はアニメ化されるんだよ。
後宮小説、楽園、あと何作かがアニメ化されてたと思うけど。
最近のもアニメ化してるのかなあ？

＞１２
でも「ほの暗い」は直木賞（？）の候補になってたよ？
俺は「ほの暗い」の洞窟にはいって出口が見つからない話がすきだな。酸素ボンベに
ほとんど酸素がない状況で一か八か水の中に飛び込んで．．．．

「生と死の幻想」の海蛇に噛まれて幻覚を見る話は良かった。あんな小説読んだことなかった尾で新鮮だったなあ。
やっぱりホラー作家ではないな。

「リング」「らせん」まではよかったけど
「ループ」はシンドイねぇ

ところで新刊は出ないのか？今連載されてるやつはいつ出るんだろう？
読んでる人いる？

神々のプロムナードだっヶ？いつ出るんだよなあ、ほんとに。

＞１８
え！？なにそれ？

ループおもしろかったけどなぁ・・・。
あちきが、コンピュータとか化学系がすきだからか・・・。
あとバースデイで貞子のひざまくらで死んでく話とか・・・

>やっぱりホラー作家ではないな。
それはたしかに・・・。

リング・らせん・ループとおもしろかったなー。
ほかのも読んでみようかなー。

リング三部作はよかった。最近はちょっと……。
何で筋トレしてるんでしたっけ、あのひと？

某「小説す○る」で加山雄三と対談しちゃいかんぜ。暑すぎる。苦しすぎる。

＞２２
　ぜひ「楽園」を読んでみて！

＞２３
確か、大切な人を守るためとか言ってたような気が．．．．。

＞２４
　なんか最近小説出さないでエッセイ集ばっかり出してるね。読みたくねーつーの

「生と死の幻想」ってなかなか良かった。ホラー作家とばかり思ってたから
こんなのも書けるんだ、と思った。

リングはよかったけど…せっかく生き残った者がらせんで死んでしまうのが
嫌だな。それならリングの話はいったいなんだったのか、と思いませんか？

個人的には
リング→前振り。本当に怖いか？
らせん→本編。人類の進化、ウイルスの感染などのこじ付けがそそる。
ループ以降→金儲けのための駄作
と思っている。
＞２８
ホラーに主人公や仲間が生き残る大団円を求めてもしかたなくない？

　　　

氏の作品で、リングなどのホラーは
むしろ本業じゃないような気がする。
「生と…」みたいな父性あふれる
力強い愛を全面に据えた作品の
ほうが本来なのかなぁ。

＞２８
なんでそこまでして読むの？リングを読んでつまらんと思ったら読まない方が良かったのに。
それに鈴木本人はリングをホラーとは捕らえてないようだし。
なんでも愛する人が危機に陥った時にその人を助ける話だっt

文の書き方が悪かったかな？私は鈴木氏好きですよ。
日常に潜む這い寄ってくるような恐怖書かせたら上手いし。
リングは世間で怖いと騒がれ、色眼鏡をかけて読んでしまったので
期待はずれに感じ酷評してしまたんです。
私は先に「ほの暗い…」から読み始めたので鈴木氏には
どうしてもホラーを期待してしまい愛云々には違和感を
もってしまうんですね。。

ループはバースデイを読んだ後で
「あ、面白い話だったんだな」と思えた。
あの二つはセットで読んでこその物でしょ

＞３１
そうですか。色眼鏡をかけて読んでしまったんですか。それは勿体無いこと
をしましたねえ。俺は話題になる前に読んだもんだからけっこう堪能しました。
俺が「リング」の存在を知ったのは６年ぐらい前荷やってたテレビ版でした。
「なんだこの映画？」と思ってたんですが、その後本屋に行くと「らせん」が
ありました。表紙に見せられて手に取って中身を除いてみると「ウイルス」とか
「DNA」とかその頃興味あったキーワードがあったので購入することにしたんですが
帯を見てると「リングが映像化」とあってそれが前に見たテレビ版の「リング」だと
気付きました。

嗚呼、俺も先入観無しで見たかったなあ。

もともと、職業作家目指してヒモみたいな生活してたわけだから、
書きたいものがあるというよりは、売れるネタを一作ごとに見つけてくる
タイプの作家のはず。
普通は、そうこうするうちに自分のスタイルが確立されていくものだけど、
リングの時期遅れの大ブレーク（と角川の強引なメディアミックス展開）で、
作家としての経験を積まないうちに大家扱いになっちゃったからね。

ある意味かわいそうなひとだと思う。
あの騒ぎに巻き込まれて自分を見失わない売れない作家なんていないだろうし。
おれも、楽園はホントに好きだったから頑張って欲しいんだけど、
これから面白い本書けるとは思えないなぁ…。

ちなみに楽園のアニメ、おれも見たけど、ユーラシアからアラスカへの
民族大移動？シーンで、車輪のついた大八車みたいなのが使われてたのが、
子供心にも萎えたなぁ。
誰か覚えてる人いないかな？

楽園は本当に素晴らしい小説ですね。一部のラストの所が凄い良かった。
単行本で出さないかな？

age

いまさらながら、リングについてですが。
さらにネタバレですが。
映画のリングって、まあ例の井戸のシーンとか恐くて
好きなんですが（まあ、あそこだけって気もするが）
でも、なんで原作の貞子が日本最後の天然痘患者って
のを省いちゃったかなあ。あれこそ、リングの面白さ
恐さの肝なんだけどな。それがないと「何故ビデオを
ダビングする必要があるのか？」→「貞子はウィルス
患者でウィルスとは増殖（つまりダビング）を望んで
るから」ってのが無くなってるんだよな。

＞３８
同感！あと、貞子と天然痘ウイルスは共に滅びる運命にあったので、両者が結託して
「何か」を残そうとした、というのもあったような気が。
それと「ふたなり」という設定もなかったね。あれも必要だと思うけどな。
人一倍子供が欲しかった貞子だが、ふたなりは子供が生めないらしいから、
やっぱり「何か」を残そうとしたのだし。

＞３８
同感！あと、貞子と天然痘ウイルスは共に滅びる運命にあったので、両者が結託して
「何か」を残そうとした、というのもあったような気が。
それと「ふたなり」という設定もなかったね。あれも必要だと思うけどな。
人一倍子供が欲しかった貞子だが、ふたなりは子供が生めないらしいから、
やっぱり「何か」を残そうとしたのだし。

agetoku

原作のイメージが壊れるのが嫌で映画は見てないんだけど、
見る価値アリかなぁ？　リング。

＞４２
　見る価値はないけど見ても損はしないと思うが。

＞42
じゃあ今度見てみることにしよう。っていつになるやら。

怖さでいえば映画版よりもドラマ版の方が怖かったな。
飯田ジョージが監督しているやつ。
ビデオが原作に忠実だった。
映画の怖さは貞子の気味悪さを前面に出しているだけで面白くない。
見るならドラマの方が良いと思うな。

・・・
リング読んで少しはおもしろいかなと期待し、
らせん読んでその底の浅さにがっかりし、
ループよんで大笑い。
こんな感じ？
映画は見てないけど、映像があった方がいいよ。
文章だけじゃ駄作だから。

あ、少し補足。
ドラマ版と言っても連続ドラマじゃない方ですよ。
２時間ものの。貞子役が三浦何とかとかいう女優で。

>>46
大丈夫。
映画の方が駄作。
あれが怖いなんて想像力欠如も良いところだ（ﾜﾗ

>>47
俺、映画の井戸のシーンや、貞子がＴＶから出てくるトコは
怖かったゾ。たんなる臆病なだけかもしれんが。まあ、原作と
違って想像力がなくても体験できる遊園地のお化け屋敷的な
怖さだけどな。駄作ってのは、同意。

＞４８
リング本来の（？）恐さっていうのはそんなシーンじゃないからねえ。
ちなみに俺は小説版で浅川がビデオを見てしまうシーンを読んでから眠ったら
そのシーンがほとんどそのまんま夢に出てきましたよ。おかげでうまれて始めて
うなされたよ。（汗もかいていた）

>>48
コワイんだが妙に綺麗だった。
映画版リングって映像だけでも見る価値あると思う。
俺はあの映画から和風ゴシックにハマった。

>>48
怖さだけだったら「催眠」の方が怖かった。
特に管野美穂が超音波みたいな声を発する部分。

ちなみに「リング２」は見ていないんだけど、
そんなに深田キョウコの死に顔ってインパクトあるの？
どこかの雑誌にそういうコメントがあったもので・・・。

ふかきょん、口のはしが切れるほど口開けてたそーです

＞５１
ただ単に「らしくない顔」をしてただけと思うよ。ところでリング２ってシナリオを
一般公募してたんだよね。でも該当作がなくてリングのシナリオ書いてた人
が結局書いたんだけど、つまらんね。ちなみに最終線香に残った作品集が出てるけど
やっぱりこれもつまらんかった

rakuen

>>51
死に顔より、ビデオテープの「高速顔振り」がコワイ。

ラジオ版のリングって聞いたことある？CDにもなってるけど。

ドリームワークスが『リング』のリメイク化権を100万ドルで買いました。
もう少し待てばハリウッド版『リング』が観られます。

ぜんぜん関係ないですが・・・
シャル・ウィー・ダンスってリメイクされたんですか？
すみませんでした。リメイクで思い出したもんで・・・

彼は、最近ホラーは書いてるんでしょうか？なんか本屋にはエッセイの
ようなものばかり並んでいるような気が・・・
ホラー待ってます、心から

＞５７
その話は一昨年頃聞いたんだけど、確か予定では今年の夏公開だったな。
　その前に本家「リング」がアメリカで公開されるともあったけどやっぱりポシャったか？
ところで、気になるのはストーリーだけど、かなり変更されそうだねえ。
原作をもとにすると日本ならでは、という箇所がいくつかあるから。
一番気になるのはやっぱりビデオのシーン。最低「黒いまく」はまばたきだった、という点は
なくさないでほしい。
あと、貞子の名前はどうなるんだろう？キャサリンとかだったら萎える。

＞５８
　シャル．ウイ,ダンスは確かに予定はありますね。主演はトム．ハンクスらしいですよ。
鈴木光司の新刊が４月頃（多分延期になりそうだけど）に発売する様です。ホラーかは不明。

「リング」読んで、あまりの文章のヘタさに驚いた。

＞６１
ド素人がなんか言ってるね?･

>>62
うん、ド素人が読んでもヘタとわかる文章だよね。

確かにキャサリンが井戸から出てきてもなあ……

＞６３
　そんな下手が本出せるわけないだろ。ちょっとは考えろ。
で、どこら辺にその「下手さ」を感じた？俺は雰囲気があってすきだけどなあ。
好みの問題なんじゃあ？

俺も特に下手とは思わなかった。でも、今は下手でも
本は出せるいい時代だと思う。あきらかにコイツ本当にプロか？
って作家も多いな。

ファンタジーノベル大賞はエンタテインメント系の新人賞としては、
一番小説としてのレベルが問われてる賞なのは間違いないな。

視点がうろうろする小説、という印象あり。

リングはそうでもなかったが、ループの文章は
ひどくなかったか？

６１は鈴木光司が直木賞の最終候補（リングではないけど）まで残ってた事知ってるのか？
　

鈴木光司がうまいへたはおいといて、直木賞の候補になったことなんてあまり価値ないと思う。

＞７１
価値がどうのこうのいってるんじゃないよ。下手な奴が候補にあがるか？って
ことだと思うけど

＞７１
　上手い下手の話をしてるのになぜ「おいといて」？

鈴木光司の新作ってジャンルはなに？

新作って出たの？
鈴木光司って自分の小説をホラーって言われるのを嫌ってる
みたいだね。ホラーは小説のジャンルの中でもレベルが低い
って思ってるのかね。なんかそのへんは嫌い。

＞７５
　４月頃でるみたいね。
あと、別にホラー小説家といわれることを嫌ってるわけじゃないと思う

映画版リング、配役がイメージ台無しすぎ。
松嶋奈々子は高野舞がいいよー
なんで中谷が高野舞なんだよー
不気味すぎるぞ！
真田広之の竜二もやだーーー！

福田和也の「作家の値うち」のことは
タブーなのか？

らせんが出た頃にリングを読んだから先入観なしで読めた。
めちゃめちゃおもしろいと思ったよ。
さらにらせんとループにつながっていくけど、リングを書いた時点では
続編を考えていないのにちゃんとつながっているのがスゴイ。
とくにループの最後の竜司の台詞。
まったく同じなのにらせんとループでは意味あいがまったく正反対になってる。
素直にスゲーなと思ったよ。

あげ

＞７９
　俺もそうだった。俺のドッペルゲンガーかい？

>>79
あー、そうそう、私もそう思いました。＞竜司のセリフ

私は、「リング」を映画公開直前くらいに読んだのですが、あの「呪いのビデオ」の描写がすごく怖かった。
その後、色々読んで、「ほの暗い〜」の最後の短編や、「楽園」の船が沈没して筏で漂流するとこ、
「ループ」で馨がアメリカの洞窟を探検するとこ等、鈴木光司はアドベンチャー部分がすごく面白いと思うようになりました。
ちなみに「楽園」のラストの洞窟と、「ループ」の洞窟って同じ場所と考えていーんでしょーかね〜？

＞ちなみに「楽園」のラストの洞窟と、「ループ」の洞窟って同じ場所と考えていーんでしょーかね〜？

関係ないんじゃない？ところで「ほの暗い〜」でも洞窟が出てきますね。
うろ覚えだけど、洞窟で迷ってしまった主人公が湖を見つけるんだけど、出口が
分からない。酸素ボンベももたないかも知れない。しかしいくしかない。
　主人公ははたして生きて帰れるのか？
みたいなストーリー。

私は最初映画のほうを見たので竜二のイメージが
全然違っていて驚いた。

あと、マトリックスってループのパクリ？

>>77
松嶋奈々子はぜんぶ不可だ。

「リング」で終わった感じ
以降説明がだらだらと…イライラします。

「ループ」はいろいろ賛否分かれるところでしょうが、
「我々はどこから来て、どこへ行くのか」という
科学の決して論証できない（であろう）壮大なテーマに
娯楽小説のレペルで果敢に取組んだ点を評価すべきです。

ほの暗い･･･と光差す海は悪くなかったけど、最高って感じじゃない。
電車で読む文庫。

リング、らせん(ループは読んでもいない)は･･････。
あんなに話題になる理由が理解できなかった。
下手っていうか完成してないし。だから３編出したのかとも思ったんだけど
結局完成してないし。ビデオテープと呪いの組み合わせがおもしろいっていうこと？

>>88

バースデイまで読まれよ。

＞８８
楽園は読まれました？個人的にはリングシリーズより好きです。

＞ビデオテープと呪いの組み合わせがおもしろいっていうこと？

ビデオテープ＝ウィルス、という図式の方が面白かった。
ウィルスの突然変異の仕方をビデオテープに当てはめる発想が凄いと思わない？
「らせん」の中で「生命の定義とはなにか？」と議論する場面があるけど、その方面に
興味があるからかなり考えさせられた。

俺も楽園は傑作だと思う。あー、ハリウッドで映画化してれないかなあ

リング読んだとき、コンピュータウィルスが人間に感染する的な
カンチガイの落差に興ざめでした。それと

>>84
そうじゃなくて、このテのネタはSFでは昔からあるのです。
だから両方がパクリなんだが、マトリクスはドタバタ映画だから
まだ許せるけどループはねぇ・・・。
元祖は60年代のガロイの小説ではないかと。

バースデイっておもしろいですか？
まだ未読なんで教えて。

少なくとも上手い文章ではないとおもう
でも好きだったんでいいやってかんじ。
リングの挿し絵も妙に気持ち悪くない？

＞９３
　おまけ、みたいな感じですね。惰性で書いたって感じです。

age

「楽園」も「光差す海」も好き。「ループ」もよいと思います。
生きるってすばらしい！なトコロがいい。照れるけど。

＞９７

生きるってすばらしい！と言う事ならば「生と死の幻想」は外せないでしょう！
これ、あんまり出てこないけど、読んでる人あまりいないのかなあ？
ところで「光差す海」の単行本は出てるけど「楽園」の単行本はないよね？
出してくれないかなあ。「リング」も文庫本→単行本だったよね？出版社は違うけど

age

彼の人気こそがミステリー。
テレビドラマのノベライゼーションのような文体。
紋切り型に満ちたレトリック。
それがどうしたと突っ込みたくなるような種明かし。
頭のいい人には理解できない代物。
逆に言えば、バカには受ける作品。

＞１００
　頭の良い人には．．って言ってる所が間抜けだね。

うんうん
自分のオツムで理解できないのを「頭のいい人には」って置きかえる
あたり頭の悪さを露呈したいい文章です。

『リング』は、「角川ホラー文庫」の傑作だと思う。
あの文章を下手と言う人がいますが、
いかがわしい雰囲気に満ちたある種の「名文」ですよ。
何より美文に走らなかったところが素敵です（作者が意図したものかどうかはともかく）。
『らせん』は解説編として可。
『ループ』は、現地取材がモロ裏目に出たって感じでしょうか？
貧乏人が金持ちになって初めて海外にいって
見るもの見るもの感動しているような、馬鹿らしさがありました。まんこ

鈴木光司、新刊出てたのにあがってないねage
時間がなくって、中身見られなかった。
自身の人生観を振りかざす説教くさい話しなのか、
上質のエンタテインメントとなり得てるのか、読んだ方、教えてください！

>>103
『リング』は「角川ホラー文庫」が初出版じゃないって知ってました？

楽園はファンタジーノベルの大賞の次の賞だったっけ。
で、有望新人というわけで、リングは最初角川からハードカバーで
出た。数年後ホラー文庫に入って女子高生に口コミでブレイクという
ふれこみでブレイク。なんか作られたブーム、巨匠って感じもするね。
本質はマッチョな海の男、小説で食えるまでは主夫という体裁で奥さんの
ヒモみたいなもんしょ。

＞リングは最初角川からハードカバーで
出た。数年後ホラー文庫に入って女子高生に口コミでブレイクという
ふれこみでブレイク。

ハードカバーってあの横尾忠則が表紙のやつ？違うよ。その前に文庫本でてたよ。
　俺買ったもん。その文庫も２種類ぐらいあったのかな？とにかくブーム前に読めて
ほんとによかったよ。もうその文庫本が観光されて１０年ぐらいたつんじゃない？

>>106
違うんだって。
その文庫の前に、違う体裁でハードカバーで出てたの。
横尾忠則じゃなくって、もっとしょぼい感じで。

それから、楽園とリングの間には「光射す海」というのもあります。
佳作だね。

ちなみにおれの認識だと、角川ホラー文庫版のブレイクは、
本の雑誌の、ホラーかなんかの特集で、読者投稿で、
ほんとにコワイ本としてコラムっぽく紹介されてたのが、
キッカケだと思ってるんだけど、どうでしょ？＞当時を知る方

うん、そう、「リング」のいっちゃん最初のハードカバーは
ほんとおとなしーつーかジミーな装丁でした。

新刊でたんだ．．．ジャンルは？
うーん、しかし全く話題にならないねえ。本屋でも「あの『りんぐ』の鈴木光司の新作！」
って宣伝すればいいのに

>>98
「楽園」も単行本→文庫です。
単行本の頃はあまり売れてなかったので絶版なんでしょうか。

＞１１０
え！？「楽園」も単行本で出てたの？ずーっと単行本でねえかなあ？って思ってたのに．．．
　確か新潮文庫だったよね？新作も新潮文庫だから新作がヒットすれば「楽園」
の単行本も再発行しないかなあ。

「楽園」の単行本はわたしは図書館で借りて読みました。
いまパソコン検索もあるし、近隣の図書館からとりよせもできるので
ただ読むだけなら比較的容易かと。入手はどうなのかな。
それにしても新潮社って力のある人の輩出する賞を持ってるのに、その後の
展開下手すぎ。

楽園はファンタジーノベル大賞の優秀賞なので、当然単行本で出ました。
いい装丁だよ。

リングの主人公が男やった、ショック

新刊「シーズ．ザ．デイ」読んだ人いませんか？

>>115
今日読み始めた。やっぱり文章はうまいと感じた。
でも「リング」から入った人は「え？」と思うはずね。読まない方が良いかも

age

あげ

今日テレビに出てたね。全然イメージと違ってびっくり！
ところで新作は１０万部売れたそうで。うーん、「リング」シリーズと比べたら
激減だね。あとホラー巨匠という肩書きは本人嫌そう。

よく作家になれたものです。

そういえば最近なんかの雑誌の対談出ていたね。
雑誌名知ってる？

「シーズ．ザ．デイ」読み終わりました。
途中だるかったんだけど、ラストの「海中に眠る秘密」はびっくり！そう来るかー
って思うよ。読んでない人はぜひ読んでくれ。
しかし、岡崎って高山とかぶるんだよねえ。
月子こえー

　すいません、ミステリーは普段読まないんです。純文学が好きなのですが。
最近、ミステリーにも手を出し始めました。ホームズとかから、読んでます。
で、ブックオフでリングを買ってきて読み始めたのですが、
最初のほうで、女の子がお手洗いに行くところの描写は、何かの意味や
伏線になっているのでしょうか？あそこで、読み気を無くしてしまいました。
あそこを、我慢すると面白くなるのですか？

>>123
とりあえず、もうちょっと読まんと。伏線ではないよ。
我慢して読めば面白いですよ。
でも純文学が好きと言うならこの手の小説はどうなんでしょうね？
でも鈴木光司は基本的にホラー作家ではないので他の小説もよんでほしい。
特に「楽園」は傑作なのでお勧めします。

月子あげ。

それにしても「シーズ．．」はラストが爽やかで良かった！

>>125
同感！やっぱいいわ鈴木光司

楽園読んだ。

泣いた

「楽園」と、ゲーム「久遠の絆」はなんとなく似てるなぁと思った。

なんだかんだいってもガテン系作家。

http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=books&key=991430980&ls=50
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=books&key=989773955&ls=50

このおっさんのセクシャルな物事に対する執着の表現形式が気持ち悪い。

>>131
そういうとこで、なにかブンガク的なモノを表現して、
自分はホラー作家なんて低俗なものじゃない、主張しているのだと思われ。

>>132
中年男が若い娘の下着のにおいを嗅ぐシーンのどこがブンガクなのか謎＞らせん

ところで、「リング」がハリウッドでリメイクされるってほんと？

>>134
本当らしいよ。まあでもそういう風に映画化権を買ってそのまま放置って言う事結構多いから
どうなるか分からないけどね。

age

あhが

にに？リングってハリウッドでリメイクされるの？

まだあったのかここ．．．

へ〜、こんなスレあったんだ。
「リング」は好きだな。

映画化権を買うのと映画になるのとは違います。

>>141
製作中じゃなかった？

ブックオフの平積み作家なり（W

瀬名と鈴木

>>143
それだけ売れてる証拠。筒井康隆も山程あるし。

「楽園」途中で読むのやめた。
つまらんかった。「ほの暗い〜」は好き。

>>146
え〜！「楽園」は俺は傑作と思うけどなあ。友達に貸しても凄い良かったと
いってもらえたし．．．．。
　我慢して最後まで読んでみたら？

『楽園』は名作ですよ。原始時代と、大航海時代の場面は最高に良いです。
でも最後の現代はいまいちだった。ああいう作品は日本にはないですね。

『リング』等は面白かったけど、特に心に残るものではないので
そんなにいい作品ではないと思う。

あげ

「エール」出たぞ。徳間書店。

>>150
ん？その「エール」って新作？初耳だ．．．

この人の言動を見ていると、
「作家」という職業が、「アイドル歌手」と同じように見えてくる。
今、テレビでこの人の母親が出ているが、
この人の子供ならさもありなん、と思う。

今鈴木テレビに出てるYO!

>>145
筒井と鈴木を一緒にすんな

>>151
新作だよ。格闘家と女性編集者の話。

教えて欲しいんですけど、
『灰暗い水の底から』の中に入ってる、
女の子を誰も居ない島に置き去りにしてきた話のタイトルを教えてもらえませんか？

>>156
それは、確か「孤島」だったと思いますが。
宗教女の彼女を東京湾の無人島に捨てる話しでしょ？
あっ、コレってネタバレになるのかな？

「リング」シリーズ以降の鈴木さんの活躍に期待します。
「シーズ．ザ．デイ」。は面白かったけど。また、次の新作を･･･早くぅ。
それにしても日本の作家は、こんな（俺のような）ファンがいるから大変だよね。
それに、ちょっと新作がないと、忘れられるしね。がんばれ作家先生！

＞１５６
そんな話あったっけ？読んだのがもう５年も前の事だから覚えてないなあ。
俺が「仄暗い」で好きなのは洞くつのなかの出口もあるか分からない水中へ飛び込む
話。ラストが悲しすぎる．．．．

うん、「楽園」は良かった。
けど「シーズ・ザ・デイ」で死んだと思った。

神々のプロムナードってまだ完結してないのかな？もう何年連載してるんだろ？
　ところで、この人短編の評価はどうなんだろ？「仄暗い」の中から映画化される作品があるらしいが
どの作品？

「エール」は帯に載ってる本文の抜粋を読んで買う気をなくした。

「仄暗い〜」映画化するんだね。

エールって何処にも売ってない．．．．

「仄暗い〜」の映画、予告見た限りでは駄目そうだった。

ありきたりのエーガ化って感じはした。

age

「ほの暗い」は、ラストまで読んでこその一冊だと思った。
ひとつひとつのエピソードがラストでつながってるってゆーのが良い
なかなか面白いです。でも、映画はやめて！って感じ

「光射す」に涙しちゃった私って逝ちゃったほうがいいですか

「ループ」って賛否わかれてるんですね〜。

リング、らせんも引き込まれるように読み終えて、「ループ」は
夜中に読み終わった後、ほんと涙が出ました。
その後なかなか眠れなかったのですが。。。。。私くらい？？？

馨の小さい頃って自分にそっくりなんですよ。
この世の摂理が全て知りたい。。。。女性ではまだまだ少ないですが
そう思って理系に進みました。

伏線は正直言って、読めちゃったけど。。。。。
水槽？のシーンが淡々と描写された所がかえって切なかったです。

リング、らせんは怖いと思ってたけど。ループでからくりがわかったら
怖くなくなりました。

文書のへた、上手いは、あまり良く分からないけど、鈴木光司って
エンターテイナーっていう気はします。読み出すと止まらなくなって
しまいます。

http://www.sex-jp.net/dh/03/

リングシリーズは続きとはいうものの、はじめから(リング書き
始めた時点から）ループまでの展開を考えていたわけではないから
一つ一つが全く印象の違う作品と思います。
私は、らせんが一番好きでしたが。
余韻のある終わり方といい。やはり謎があるところが
この一連の作品のよいところで。
別にホラーを書きたかったわけじゃない
と、方向を指し示すためにループとかが出来たような気がします。
らせんで貞子の写真がファックスから出てくるシーンが
いっちばん恐ろしく緊張感があって好きでした。
場面が本とに映像となって想像できてしまうのが
この方の文章のすごいところだと思います。
　

こんなもんホラーと言うなよ。怖くないんだから。

映画の方が怖い！

映画は全面的にホラー色が強くて、時間の制約があるからしょうがないけれど
重要な内容も結構カットされてるし。怖かったけど結局あんまり面白くなかったなぁ。

小説の方がずっと面白いよ。（・▽・）/
リング、らせん、ループ、どれも良かったＹＯ！もう一度読み返したい。

「リング−1」は、まあ原作とは全く別物になってしまったが
(貞子の性別も違うし、死因とかも）
単独の作品としてはそれなりには楽しめたと思う。かなり甘く見てだが。
それよりも「リング―２」ってありゃ、なんだい！
いくらなんでもひどいだろ？あの、プールに作った装置は。。。
あんまりにもお粗末過ぎて悲しかった。設定もなんだか変だし！
無理やり友達連れて行ったのに、あんまりにも混んでるし
(指定取ったよ）つまんないしで申し訳なかった。
あれ以来人を映画に誘う勇気がなくなったわ。

リング、らせん、ループ、バースディ読んだよ。

個人的にはループまでにしとけば良かったと思た。
ハッピーエンドが好きなので、バースディはがっかりしたぞ。
ラストシーンはがっかりしたぞ。

バースディ派の人、スマソ。

この前、仕事の関係でどうしても
読まなくてはならず、３部作を買った。
あまりにも文章がヘタなので
リングだけ読んで捨てました。

なんか彼の文章って、登場人物に無理矢理
セリフを読ませてるみたいなんだよね。
そこがクサすぎて、自分的には駄目だった。

リングの中で、車の中で死んだ２人の新聞記事が
あったでしょ。ドアは閉まっていて、
イグニッションキーは付いたまま云々。
普通、新聞の記事でそんな文章あるわけないやん。
読者（私）をこういうところで、とまどわせ流れを切る
それだけで作家失格。。

『シーズザデイ』読んだとき、
「鳩が豆鉄砲くらったような顔」
っていう表現が２度も出てきたのにはびっくりした。
表情を表現するのに、作家がそんな紋切り型の表現使っていいの？
って思った。

文章の下手上手はよくわからないけれど。読者を引きずり込むような書きっぷり
だと思たヨ。新鮮に面白いと思たな。

なんとなくだけど、
『らせん』が一番ミステリーっぽい手法なような気がした。

＞１７７
　その作家失格の鈴木光司は直木賞候補に上がってますが。つーか、いちいち文句を
くどくどと書かないでくれる？気分悪いから。

age

この人の最大の欠点は、視点があっち行ったり
こっち行ったりすることです。すげー把握し難いんですけど。

＞＞１８３
　そう？俺は情景が面白いように浮かんで来たけどナ。すげー描写がうまいと思った。
ところで、ドリームワークスが再映画化するみたいですね。設定とかどうなるんだろう？
ビデオの内容は原作にできるだけ忠実にしてほしいんだけど無理だろうな。

しかし、新作を出す度に面白くなくなるなあ．．．．．。エールって誰か読んだ？