多島斗志之

症例Ａ読了。
面白かった。
凄く面白かったんだけど、中途半端で終わってしまっている感じがしました。

この人の他の作品はどんな感じなのでしょうか？

「海賊モア船長の遍歴」を読みなさい。泣きなさい。

「クリスマス黙示録」なんかはいかが？

短編集の王様ゲームの話は怖かった。

>4
「世にも不思議な〜」でドラマ化されたやつですよね？
あの短編集は、どれも面白かったです。
「少年たちのおだやかな〜」とかいうのでしたっけ？

多島ファンがたくさんいてうれしいなー

どんでん返しの天才。

なるほど

少女Ａもとい症状Ａは、すごい！！
　みんな、ぜひ読んでくれ！！

>>9
症例Ａの間違いでは？

9>10
やってもうた……。

多島といえば『百楼夢』、
ノリは佐々木譲の『総督と呼ばれた男』とかぶるんだけど、
あの五万倍ゴイス。

訂正
百楼夢＞白楼夢

スマソ

↑　出版社はどこ？　文庫？　入手可能？

古本屋で『密約幻書』入手。
また引っかかった……。

クリスマス黙示録が絶版です。誰かまだ売っている所があったら教えて下さいませ。

「少年たちのおだやかな日々」読了
取り敢えず面白かったです。結構怖かった。
催眠術の話のラストがいまいち分からなかったな。

「海賊モア船長の遍歴」はおもしろかった。これでこの人を見る目が変わった。
しかし「マールスドルフ城１９４５」今だ読めず。
この本はどんなもんですか？

＞１８
どんでんがえしを期待してると肩透かし。
でも、凡百の作家より百倍おもしろいけどね。

「クリスマス黙示録」絶版なんですか？
そんなに時間たってないんじゃ？

「少年たちのおだやかな日々」の版元教えてください。

>>20
双葉社

>21
どうもありがとう!!

>14
講談社。ただ、文庫化してるかどうかは不明。ハードカバーで読みました。
もう知ってるかな？
でもこの人、あちこちから出してるなー。
実業之日本社からも出てるぞ。

あげ

森雅裕が多島斗志之をよんで
どんでん返しとは何か勉強しろって書いてた
だから読んだ
面白かった

14>23
サンクス。
なぜにかれの作品は絶版ばかりなのでしょう？

人気がないから。

おもしろいのに。

面白いから売れるわけじゃない。
内容よりも、むしろ話題性の方が重要。
特に日本ではね。

このスレぐらい作家の悪口言っていないスレは珍しいな。

症例Ａは精神科医の目で見ても素晴らしいです。
境界型人格障害の描写が非常にリアル、と思っていたら
どんでんがえしがあって、しかも矛盾していない。
精神病をここまで正確に記述した小説は他にあまりないのではないでしょうか。

マイナーだが「物静かな女たち」にはいってるストーカーのおばさんの話。コワカッタ。多嶋斗志之は短編もイイ！

「不思議島」を今日見つけて読みました。
この人、密かな実力派って感じがします。
もっと有名になってもおかしくないような。

この板に来てよかったよ。
良い作家に巡り会えたからね。
でもこの人、あんまりメジャーじゃないよね。
もっと評価されてもよさそうなのにな。

>>31
同感。実は私精神科医なんですが、作者も精神科の医者なのか？と
思ってしまったほど。入院している患者の言動の描写とか、ささやか
な書き込みがやけにリアルで舌を巻きました。
患者に対する医者のジレンマなんかの心理もよくかけている。
怖いくらいです。おそらくかなり親しい精神科の医者がいるか、
よっぽど綿密に取材したかのどちらかでしょうね。

この方、写真でしか見たことないんですけど、ハンサムですよね(*^^*)

いまいちメジャーじゃないのは、絶対評論家の怠慢だと思う・・

だよな

いや、香山ふみろうなんかは、
昔からほめてたぞ。

age

では、香山二三郎は信用できる。

症例Aは良かったネ。

でも、あの参考文献の羅列はイヤミだろ

はあ？

「僕こんなに勉強しました」みたいなさ。

森雅裕も昔からほめてたって！！！（藁

心理ものとしては貴志祐介が「お子様ランチ」にみえるくらい
よかった。>『症例Ａ』
主人公がDSMを揶揄しながらDSM用語ばかり使ってるのが
突っ込みどころだけど。

あと『症例Ａ』ってもともと博物館の謎がメインの小説だったらしい。
『封印博物館またはガリバーの幻覚』という仮タイトルで、
出来上がってたんだけど、結局気に入らなくて、その後３年
くらいかけて『症例Ａ』になったとか。
それを考慮して読むとなかなか面白いっス。

確かに博物館のくだりは些か唐突過ぎるというか、どう繋がる
のか心配しながら読んだ。
でも、上手くまとまってますもんね。
江馬って女性の父親の死の真相とか宙ぶらりんになってる
部分もあるけど……上の経緯を考えると、小説家もたいへん
だって分かる（笑）

＞江馬って女性の父親の死の真相とか宙ぶらりんになってる
＞部分もあるけど……

勘繰りすぎ(苦笑)。
あれは素直に自殺でよいのでは？

>>48
自殺かなぁ。･･････そうかもしれない（笑）

ところで『海賊モア船長の遍歴』が文庫になってますね。

昨日「海賊モア船長の遍歴」の文庫を探しに行って「クリスマス黙示録」「マールスドルフ城1945」を
ゲット。ラッキー。で、徹夜。でもハッピー。
で、「海賊モア船長の遍歴」はどこからでてるの？中公？

>>50
中公だよ。でもたしか今月末の発売だった気がするんだが。

>51
サンクスあげ

マールスドルフって多島の中ではイマイチじゃない？
好きな人スマソ。

鬱だ。どこにも作品が売ってない。

症例Ａで多島初体験。遡って海賊モア船長で自分の中での
評価が不動のものに。

読みたい。もっと。・・・でも田舎の書店じゃ売ってない。鬱だ。

いくつかのネット書店を当たって、少年たちのおだやかな日々、
マールスドルフ、仏蘭西シネマを手に入れた。
ヤフオクで見つけた２冊も瞬間に入札。落札が楽しみだ。

ネット通販で買ったものも読み終わった。面白い。ますます多島
にハマっていく自分がいる。読みたい。しかし書店の棚とＢＯＬの
絶版と品切れマークがボクの心をますます鬱にさせる。読みたい。

ヤフオクは無事落札された。これでまた多島作品が読める。
しかしマールスドルフの解説の著作リストを見て気付いていた。
落札した「龍の議定書」と「＜移情閣＞ゲーム」は、文庫化の
際に改題された同じ作品だと言うことに。・・鬱だ。でも早く
読みたい。もっと読みたい。ああ。

どうしてこんなに面白いのに、あまり出てこないんだ？
文壇の派閥に属さないとだめなのか？
作家友達と頻繁にカラオケとかをする作家じゃないと売れないのか？

対談・企画物・カラオケ・〇〇会員・パーティー参加・
高尚ぽい書評・クイーン論なんかをやってれば、
まともな作品を発表しなくても、生きてゆける世界なので……

マイナーなかれだが、直木賞とかに数回
ノミネートされてるってことは、出版社とも
業界ともうまくやってるってことでは？

ひそかに海上タクシーが好き。
この人の本て、どれ読んでても
「すげえな」って思うな〜。

＞５３
うん、確かにマールスドルフは、ストーリーが練りきれてなく散漫な感じがした
（すごく知的好奇心はくすぶられるテーマだと思うけど）。症例Ａの博物館
編だってはじめは独立した物語を書くつもりだったんだが、うまく料理でき
なくて症例Aとくっつけったって作者が言ってた。

マールスドルフで最後のゲシュタポのおっちゃんの後日タンって
何か意味あるの？歴史的に有名な人なの？ネタバレになるんだっ
たらメール欄で教えてくだされ・・・。

ガルって文庫化されてたっけ？

古本屋サイトで大量に見つけたよage

「症例A」はむちゃくちゃ面白かったです。いやー、このミスのベスト10に入って
本当に良かった。圏外だったら見逃していたかも。

あげ

あげる

症例A。
病気と骨董を結びつける意味あんの？

しかもオチがない、症例A。

たしかにあの後前途多難そう＞症例A

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