赤川次郎について

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1名無しのオプ
とんなのがオススメですか?
2名無しのオプ:2000/10/28(土) 17:26
===終了===
3名無しは無慈悲な夜の女王:2000/10/28(土) 19:48
「三毛猫ホームズの殺人」
「幽霊列車」
「三姉妹探偵団」
「失われた少女」
「孤独な週末」
4名無しのオプ:2000/10/28(土) 20:36
ライトノベル板にいってください
5名無しのオプ:2000/10/29(日) 15:40
ひまつぶしの殺人・いつか誰かが殺される・晴れ、ときどき殺人
殺人よ、こんにちは・黒い森の記憶・名探偵はひとりぼっち
さびしがりやの死体・招かれた女・忙しい花嫁
殺人はそよ風のように・冬の旅人・顔のない十字架

6名無しのオプ:2000/10/29(日) 15:53
赤川次郎って、すべておもしろいから、全部が
おすすめなんだよね・・・
7名無しのオプ:2000/10/29(日) 16:08
サンタクロースの嘆きって読んだ人います?
8名無しのオプ:2000/10/29(日) 16:35
人形たちの椅子

でも、ミステリーかと言われると・・・
9名無しのオプ:2000/10/29(日) 17:09
>>6
sugoi
10名無しは無慈悲な夜の女王:2000/10/29(日) 17:31
少なくとも「三毛猫ホームズの推理」は傑作だと思うぞ。
他は笑っちまうがな。
11名無しのオプ:2000/10/29(日) 17:43
どうせ古本屋で3冊で100円くらいだから全作読了もあながち不可能じゃないかも。
12名無しのオプ:2000/10/29(日) 18:42
赤川次郎は、人気あるから、古本屋でけっこう
高いよ。
13名無しのオプ:2000/10/29(日) 18:47
本のタイトルがしゃれてて、かっこいい。
14世界@名無史さん:2000/10/29(日) 20:48
マリオネットの罠
15名無しのオプ:2000/10/29(日) 22:14
マリオネットのような作品はまだ読むに十分値するが・・・
あとはなんだかなー
別に本格やハードボイルドが全てとは言わないが、
皆マジで面白いといっているのか、はたまたギャグなのか。
しゃれた会話がうんぬんと言う人いるけど、それなら恋愛ドラマの脚本でも
やっとけばって感じ。
まあ、どっちにしろろくなもんじゃないか。
ケケ 退散、退散
16名無しのオプ:2000/10/29(日) 22:48
「たとえば風が」ぐらいか。読んだなって気がしたの。
17名無しのオプ:2000/10/29(日) 23:21
赤川次郎のどこが良いかといえば、男尊女卑じゃ
ないところ。
18名無しのオプ:2000/10/29(日) 23:26
自由で明るい雰囲気が好き。
19名無しのオプ:2000/10/30(月) 03:12
>>15
あのシリーズ内輪ウケの会話がしゃれたうんぬんと言うのが理解できません。
ミステリじゃないのは分かってるので、そのつもりで読んでもサムすぎる。
いろいろ貶しようがあるだろうけど、どこが面白いのか自分にはさっぱり分からない。
自分もまだまだなんだね、と・・・。
20名無しのオプ:2000/10/30(月) 16:55
むかーし薦められてイヤイヤ読んだら、なんか布団乾燥機で
布団を膨らませて人が寝ているように錯覚させた、っていう
アリバイトリックがあって気を失いかけた。
そんなわけない?夢か?僕の勘違いかな?謎だ。
21名無しのオプ:2000/10/30(月) 16:58
>>20
たぶん女子大生のやつだと思う。
なんつーか、はっきりと覚えてる作品がない。
100冊も読んでしまったからな・・・。
22名無しのオプ:2000/10/30(月) 18:24
「夜」が好きなんだな〜。
23名無しのオプ:2000/11/01(水) 16:31
「ポイズン」
24名無しのオプ:2000/11/01(水) 21:44
          || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
          || 次郎はB級     Λ_Λ  いいですね。
          ||       \ (゚ー゚*)
          ||________⊂⊂ |
  ∧ ∧    ∧ ∧    ∧ ∧    | ̄ ̄ ̄ ̄|
  (  ∧ ∧ (   ∧ ∧ (  ∧ ∧ |      |
〜(_(  ∧ ∧ __(  ∧ ∧__(   ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
  〜(_(  ∧ ∧_(  ∧ ∧_(   ∧ ∧  は〜い、先生。
    〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
      〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ
25名無しのオプ:2000/11/02(木) 14:37
以前勤めていた会社で、「オレは大学時代、赤川次郎のゴーストを
やったことがある!」と言っていたやつがいた。
なんでもサークルの先輩が赤川の編集で、原稿が落ちそうになって
頼まれたらしい。
短編だったらしいがタイトルを聞いたら短編集の表題作になってた
やつだった。
「いくらだったの?」と聞いたら、「10万」だったと言った。
「まさかあ〜」と思ったが、当時の赤川の執筆スピードと一作ごとの
作風の違いに疑問を抱いていたので、半分いまでも信じている。
また妙に説得力のある奴だったから、「こいつならあんな話書きそうだ」
と思ってしまった。
オレは騙されたのだろうか?

26名無しのオプ:2000/11/02(木) 16:26
>25
いえ、あなたは騙されていません。
27名無しのオプ:2000/11/02(木) 16:33
>>25
短編で10万っていうのも真実味あるな
28名無しのオプ:2000/11/02(木) 18:17
>>23

それは、数ある中でも最低のうちのひとつだな。
29名無しのオプ:2000/11/02(木) 22:10
ま、量産型作家の割には読めると思う。
西村京太郎(初期は良かったのに)、吉村達也(たまに当たりがあるけど)より上でしょう。(内田と山村は論外)

ただ、どれがどの本だか覚えられないのが痛い。
昔に読んだ本で、めっちゃ後味の悪いのがあったんですが、
なんかどっかの団地と団地でいがみあいしてて、主人公(女子高生)と
彼氏は別々の団地に住んでてロミオとジュリエットをモチーフにしたようなやつなんですけど
最後には彼氏の男の妹が、敵対する団地の奴ら(しかも2人の同級生)に
集団でレイプされる、という奴でした。

あまりにも後味が悪かったので、さっさと処分したのですが
話自体は面白かったのでもう一度読みたいんです。
どなたかご存知でしたら教えてください。

30名無しのオプ:2000/11/05(日) 16:08
赤川次郎は初期だけって
31名無しのオプ:2000/11/05(日) 16:32
むかし、ミステリー作家に今一番注目している作家は
誰か?、というアンケートとった時一位だったのが
赤川次郎だったんだよ。
赤川次郎は、いままで日本になかったタイプのミステリー
をつくった天才なんだよ。しかもいまだ第一線。
32名無しさん@1周年:2000/11/05(日) 17:53
赤川次郎のって、最後まで読めないんだけど、
我慢が足りないのかな。
2、3ページ読んだだけで、イライラしてきてダメなんだけど、
オレだけ?
33名無しのオプ:2000/11/05(日) 18:07
赤川次郎モノはどんなに暇でも読む気がしない。
ぼーっと空でも見ているほうが有意義だよ。
34名無しのオプ:2000/11/05(日) 22:35
25です
やっぱりそうか!皆そう思っていたのか
あの「セーラー服・・」以後の執筆スピードって
「人間ワザじゃね〜」と思っていたんだ
しかも1作ごとに作風がまるで違う!変だとは思ってたんよ
だいたい、一人の作家が書くといくら違う話違う時代を書いても、
「登場人物の価値観」とか「文体」とか、上手く言えないんだけど
「におい」みたいなものを感じない?
それが読者を魅了すると思うんだよね。
けれど赤川はそれが作品によってあまりにも違いすぎる。
とても同じ人間が書いたとは思えないよ。
まあ、最近は全然読んでないから分からんけど。

35名無しさん@1周年:2000/11/11(土) 17:45
あげ
36名無しさん@ミステリー:2000/11/11(土) 22:37
サラリーマンものをもっと書いてほしい
もう女子高生とか女子大生が主人公のものはやめてほしい
37名無しのオプ:2000/11/11(土) 22:58
そこにはよく冴えない中年サラリーマンが女の子の
相棒として登場するので、世のオヤジリーマンは
幻想をみることができるのでしょう>36
38名無しのオプ@当年とって30歳:2000/11/12(日) 16:16
赤川次郎は10年以上全く読んでないんでうろ覚えですが、
あの人の学園物って、殺人の動機がたいがい「お嬢様学校が実は売春の巣窟!!」
とか「教師と教え子が云々・・・」て感じのが多かったと思うんだけど、
今の若い人が読んだらどう思うのだろう?
今じゃ殺人の動機としては弱すぎると思うのですが・・・

39赤川作品:2000/11/12(日) 21:24
ちゃんと買って読んだのは数作です。
セーラー服に…とテディベアの中に花火が入ってて、ってやつと
某所の書評で絶賛されてたハードカバー。他に数冊。
でもどれもたいして面白く感じなかったし浅くて記憶に残り難いです。
コバルト本誌をよく買ってるんですが
そこに載ってるパパが吸血鬼ってのもつまらなすぎ…
でもあれに載ってるのはほとんどつまらないのでマシ、なのか、なあ…?
なんでベストセラー?全然わかんない。

ならコバルトも買わなきゃいいんだけどすごくファンの作品あるので
それ見たさに買っちゃうんだよなあ。
40名無しさん@1周年:2000/11/14(火) 12:57
初期は面白かったなあ。
最近の作品は…ま、読みやすいけど読み返したいと思わないので、買わない。
幽霊シリーズの文庫だけ集めてるけど。
41独者:2000/11/14(火) 13:09
『セーラー服と機関銃』結構好きだったけど。
まあ、ライトミステリとして肩肘張らずにね。

42名無しのオプ:2000/11/14(火) 22:08
この人1980年デビューだと思ったけど作品数えてみたら244冊ある。
つまり月1冊出してるという計算になる。ある意味ではすごい才能。http://www.hi-ho.ne.jp/junfuji/order/order.htm
43名無しのオプ:2000/11/14(火) 22:29
「死者の学園祭」の、
冒頭の女高生の自殺シーンの表現力はなかなかだぞ。
44名無しのオプ:2000/11/15(水) 22:14
赤川作品はやたらと「…」と「−」を多用するのがうざい。

45吾輩は名無しである:2000/11/16(木) 17:30
赤川次郎の「ふたり」と、東野圭吾の「秘密」は発想がよく似てる。
46名無しのオプ:2000/11/16(木) 19:20
とりあえず、プロメテウスの乙女は読んでおいてもよかろうよ。
シリーズ物しか知らん人に読んで欲しいのぉ。
47名無しのオプ:2000/11/16(木) 21:03
オレは「プロメテウス…」で赤川次郎を知ったんだよなぁ。
その後「三毛猫」シリーズ読んでガッカリした覚えがある。
「マリオネットの罠」や「裁かれた女」、サラリーマンもの
の短篇などを見れば才能はあると思うのだが。いかんせん多作
が過ぎる。
48名無しさん@1周年:2000/11/16(木) 21:10
死者は空中を歩く・マリオネットの罠
この2つが好きだな。
あとは、白い雨とかホラー系かな
49名無しのオプ:2000/11/16(木) 23:26
あの角を曲がって、も好きだなぁ。
結局初期の、連続物ではない作品、って事なのか。
50Be名無しさん:2000/11/17(金) 03:45
たまたま雑誌で「手首の問題」を読んだことがあったが、結構気に入った。
4−5年前の作品で、とっくに見限ってた時なので、ちょっと驚いた。
51名無しのオプ:2000/11/18(土) 04:49
なんとなく植田まさし(4コマ漫画家)とイメージがかぶる。
晴美はハンバーガーをパクついた。
石津は熱いお茶を飲んで目を白黒させた。
52名無しのオプ:2000/11/18(土) 05:50
吸血鬼か魔女の奴がすきだなあ。
53名無しのオプ:2000/11/18(土) 12:03
真面目に答えると、
『三毛猫ホームズの騎士道』だな、ウン
54名無しのオプ:2000/11/20(月) 06:22
『顔の無い十字架』以外はピンとこなかった。
読んでるうちに、登場人物に飽きてくる。
「あんたらのことなんてどうでも良いよ」とか思えてきてだめ。
55名無しのオプ:2000/11/22(水) 06:31
たまに、どうしようもなく後味の悪いものがあるからなあ…。
以前それにあたって、限りなく落ち込んだので、
警戒して、それ以来読んでない(苦笑)

”ふたり”は、けっこういい作品だと思ったんだけど。
でも、中学ぐらいで読んだので、
今読んでもそう思えるかどうかは…どうだか。
56名無しのオプ:2000/11/22(水) 10:41
すみません、一冊も読んだことないんですけど
赤川次郎さんの作品って
すべてにトリックっていうか、
ミステリー的なオチが用意されてるんでしょうか?
57名無しのオプ:2000/11/22(水) 10:50
吸血鬼シリーズはトリックとかない、ごくふつーのコバルト系小説だけど。
58ネロ:2000/11/22(水) 22:19
名無しのオブさんへ。
僕はかなり赤川さんが好きですよ。
 読みやすいし、推理小説には珍しく面白いでしょ。
僕読みながら笑ってますもん。
 お勧めはやっぱり「三毛猫シリーズ」ですかね。
中でも僕は「三毛猫ホームズの狂死曲」ですね。
59名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 22:36
私も好き。
新刊をチェックしているわけではないけど
電車で読む本がない時は、いつも赤川さんを買う。
キオスクに常備されてるし、大きなハズレがないから安心。
仕事帰りには、一生懸命考えたなっていう
疲れるトリック本を読むよりは、簡単に読める本が良い。
赤川さんの作品は、ななめ読みが出来るから
1年後にはストーリーを忘れているので、また新たに楽しめる。
60名無しのオプ:2000/11/22(水) 23:16
「三毛猫ホームズの推理」の密室トリックってどうなの?
ボクは読んだとき、面白いこと考えるなーッて感心したけど、
前例はあるのかな?
61>ネロ:2000/11/22(水) 23:52
名無しのオプはコテハンではない……。
62ひろし:2000/11/23(木) 00:18
赤川は文章に凝らないし、凝ってたらあれだけの量は書けないし。
久々に「ふたり」読んだ。面白いし、ストリーテラーぶりも
なかなか。だけど読み終わった後のこのスカスカ感だけは
どうしようもなかった。
63名無しのオプ:2000/11/23(木) 00:42
>>59
ほめころし
64名無しのオプ:2000/11/23(木) 00:43
>>59
ほめころし
65Be名無しさん:2000/11/23(木) 01:26
嵌め殺し
66ネロ:2000/11/23(木) 22:35
赤川さんの本は他の人には到底書けないユニークな作品ばかりです。
 三毛猫の「片山刑事」なんかはその代表です。
僕的には検死官の「南田」さんも大好きです。
 お勧め作品「消えた男の日記」
ミニXファイルって感じのサスペンス・ミステリーです。
67名無しのオプ:2000/11/24(金) 07:15
なんつーか、ほんとスカスカ。
彼の「僕のミステリー作法」とかいうのを読んだことあるけど
それには、「登場人物の名前は速く書けるように画数の少ないのにしてる」とか
「書きはじめの時は犯人を決めていない。そのほうがあとから意外な人物を
犯人にできるから読者もびっくりするだろう」とか書いてあって、
冗談にしてもひどいよ、と思った。
68名無しのオプ:2000/11/24(金) 09:37
>>67
「書きはじめてから犯人を決める」「そのほうが自分も読者も楽しい」
みたいなことは西村京太郎先生や内田康夫先生も言ったり書いたりしてます。
そういう人が一番お金持ち(本がたくさん売れる)という事実が、
何事かを物語っている気がする。
69名無しのオプ:2000/11/24(金) 09:56
 本当の推理小説ファンは今も昔もごく僅かしかいない、ってことね。
70名無しのオプ:2000/11/24(金) 12:34
江戸川乱歩も、結末を考えないで雑誌連載を始めるタイプだったな。
71名無しのオプ:2000/11/24(金) 15:44
3人が天才だということでしょう。
とくに赤川次郎は、すごい、ネロさんの言う通り
ユニークな作品ばかり、赤川次郎がいる時代に
生まれてよかった。
72名無しのオプ:2000/11/24(金) 16:30
大衆受けする天才かもしれん
でもミステリーとは別物
73名無しのオプ:2000/11/24(金) 17:31
>72
大衆をばかにするのですか?
74名無しのオプ:2000/11/24(金) 17:46
赤川次郎はどこからどうみてもミステリーだよ。
75名無しのオプ:2000/11/24(金) 18:04
>>74
ミステリーの定義とは?
76ネロ:2000/11/24(金) 21:48
確かに赤川次郎の作品にはミステリー物は少ないかもしれない。
しかし、彼は推理小説については天才だ。
キャラクター設定、文章の組み立て、トリック、などなど。
 それは絶大な人気が証明している。
77名無しのオプ:2000/11/24(金) 23:16
代表作と言われて読んだ3冊が3冊とも犯人の設定が同じだった。
捜査側・主人公側で、読者からしていかにも好感が持てる人物が犯人。複線も手掛かりもほとんどない。
呆れた。赤川次郎がユーモアミステリーと呼ばれるのは何かのまちがいかと思った。
78名無しのオプ:2000/11/24(金) 23:24
もし、赤川次郎が年間1本しか書かなかったならば、とてつもない名作を3本は残していたであろう。
それぐらいの天才であると思う。
79名無しさん@1周年:2000/11/25(土) 01:13
映画界でいうとスティーブン・スピルバーグみたいなもん?
80名無しのオプ:2000/11/25(土) 05:52
アメリカの大衆がハリウッド映画を見る層なら、日本の大衆は赤川次郎を読む層かもしれない。
81名無しさん@1周年:2000/11/25(土) 07:43
サクサク読めるところが良い。
簡単な小説のようでもあるのに
ハードな内容もあって、人間の悪意について考えさせられることもある。
いわゆる(新)本格派とかいう人達よりは信用できる。
寡作な上に、内容がつまらんときはどうしたら良いのか…新書版は文庫より高いんじゃ。
その点、量産してれば当たりの回数も多いしね。
82名無しのオプ:2000/11/25(土) 10:23
ストーリーテラーとしては間違いなく一流。
それは異論のないところ。
それ以上でもそれ以下でもない。
83名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 00:24
ふたりのお姉さんが死ぬシーンはなんかドキドキした。
84名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 00:27
世界は破滅を待っているを読んでモデルは中曽根康弘じゃないかと
思った。
85名無しのオプ:2000/12/05(火) 01:11
浅田次郎
86名無しのオプ:2000/12/05(火) 23:58
>78
でも氏が年間1作なんて、DT信者が希望する「ごっつ復活」くらいありえへんこと。
87名無しのオプ:2000/12/07(木) 20:41
初期の頃は確かにおもしろかった。マリオネットや黒い森・・や、
読み応えもあったし、ワンパターンてわけでもなかった・・・
なのに・・ここ数年の作品はひどいものがある。
行き当たりばったりってかんじで、せっかく張ってある伏線も、
最後の最後でどうでもいい理由で片づけられて複線にならない・・
あと、殺人が多い割に冷静すぎる登場人物・・ああ。昔に戻って!!
88名無しのオプ:2000/12/07(木) 23:22
>87
ここ十数年の作品は・・・と言うべきだろ。
89名無しのオプ:2001/01/23(火) 06:54
赤川女郎を賛美する人たちはいなくなったのー?
もっとキティ外ぶりを見せておくれー。
ケトケトケトケト
90名無しのオプ:2001/01/23(火) 17:49
もうだいぶ前に読んだから記憶があいまいだけど
満員列車に乗って通勤するサラリーマンの描写がすごいと思った。

あと、片山が晴美とお茶漬け食べながら話すところ(三毛猫ホームズの駆け落ち)
や、夫が泥棒で奥さんが刑事の話でその奥さんが同僚と事件について話してたのに
いつのまにかおでんの煮かたに変わってたというところがおもしろかった。
91名無しのオプ:2001/01/23(火) 17:51
”僕のミステリ作法”とかいう、世にも厚かましい本を出している。
92名無しのオプ:2001/01/24(水) 20:28
顔が年々醜悪になっていく。
なにか企んでいるような不愉快な面構えだ。
93のろい:2001/01/24(水) 20:52
ミステリとは、探偵役(読者)に与えられた手がかりを元に、犯人を推理するもの。
トリックはなくても構わないが、伏線がないのは痛すぎる。

赤川のは、火曜サスペンス劇場(大衆受けするかもしれないが、中身はスカスカ)のような作品。
94名無しのオプ:2001/01/24(水) 21:15
>93
赤川次郎はミステリーじゃないからいいんです。
それにあなたのいうのはミステリじゃなく本格ミステリでしょ。
ライトノベルですから、本人がなんと言おうが。
95のろい:2001/01/24(水) 22:04
95>
社会派だろうが、本格だろうが、どんなミステリにも手がかりの提示は必要である。
96吾輩は名無しである:2001/01/24(水) 22:15
浅田次郎のエッセイに、長編小説作家の2タイプを挙げていたが
漫然と書き出しそれが結果的に長編になる川端康成型
書き始め、プロット、構成、書き終わりを決めてから書く三島由紀夫型
とあるそうだ。長編タイプは川端型で、結果として不思議に統合性がとれ
た作品を生み出す云々。
これを現代作家に当てはめるとなると赤川次郎に当てはまるだろう。どう
考えても、そのまま頭に浮かんだアイデア、会話を使って漫然とペンの
おもむくまま書いているとしか思えん。話の展開も書いてる本人自身、結果は
どうなるか書き終わってみないと解らんのじゃないかと思う。
97名無しのオプ:2001/01/24(水) 23:49
>94
ライトノベルならライトノベル板へどうぞ。
9894:2001/01/25(木) 00:04
なんか誤解があったらウザイんで一応言っとくけど
私は赤川次郎なんて全然支持しとらんよ。
っていうかまともに読んだ冊数も知れてるし。
でもミステリーじゃないことは十分分かったよ。
ってこんなこと言ったらマジヲタにマリオネット読んだ上でほざいて
るのかって絡まれそうだけど(笑)
99ねつてつ:2001/01/25(木) 00:06
うむ。
量産同工異曲方式の御約束展開による無毒性二時間番組原作型推理小説
=川端型かあ(いや、なんとなく^^;)
100名無しのオプ:2001/01/25(木) 01:49
>>96
赤川次郎本人もインタビューにそう答えていた。
大部分の作品は書きはじめる時点では結果は未定だと。
101名無しのオプ:2001/01/25(木) 02:20
>>99
やな感じだね。
102吾輩は名無しである:2001/01/29(月) 00:15
赤川作品がミステリーとして体を成しているかどうかなどわからないけど、
初期の方の作品は好きだった。
でも、主人公が十代とか、十代の目線から見ての描写が中心
みたいな作品は、どれも十代や若者に対して
啓蒙くさいというか中途半端に説教くさいから嫌だな。
103名無しのオプ:2001/02/03(土) 12:42
今までの話からすると、要するに「赤川次郎」は作家名じゃなくてブランド名ってことか。
104名無しのオプ:2001/02/09(金) 01:20
中学生の時、100冊くらい読んだけど、どれ一つ話を思い出せない。

他殺ではなく、実は自分で自分の首をしめたら死んでしまったのだ! とか、
プレハブ小屋ごとクレーンでがっこんがっこんやって殺したから密室なのだ!
とかいう豪快なトリックはいくつか思い出すのだけど。
105名無しのオプ:2001/03/03(土) 23:53
>>104
プレハブ小屋ごとクレーンで…何だっけそれ気になるぅぅ。

超初期の作品は面白いな。ホラータッチのやつとか。
「沈める鐘の殺人」って子供の頃読んだら怖かったよ。
106名無しのオプ:2001/03/04(日) 00:27
>>105
タイトル言ったらネタバレになるから・・・ :-)

ところで私も赤川はあんまし読んでないのですが「マリオネット」が
人気のようなので読んでみました。
なんだ本格じゃないのかこれ....、私にゃ合わんかった。
107名無しのオプ:2001/03/04(日) 01:54
>>106

プロメテウスの乙女を読んでみてくれ。是非。ミステリじゃないけど。是非。
赤川観が変わると思うよ。
108ネタバレ注意!:2001/03/04(日) 01:55
クレーンでがっこんがっこん
109名無しのオプ:2001/03/04(日) 02:14
「毒薬」おもしろかった。
たまにすごい当たりがあるんだよな、この人。
110106:2001/03/04(日) 10:58
>>107
そうまで言うなら読んでみまっしょ。
あ、それと誤解されないように言っときますけど、エンターティナーとしての
赤川の筆力は十分認めてますよ。そういう意味じゃ「マリオネット」も良い
出来だと思う。私が本格好きってだけのこと。

何か英米の作家は一発当てたら後は寡作でも十分優雅な印税生活が送れるのに
日本では食ってくために書きつづけなくちゃいけない、とか聞いたけど(税制の
問題?)せっかくの才能をそんなんで磨り潰してしまうとしたら作者も読者も
悲劇だよね。
111レッド:2001/03/04(日) 15:20
まだ出ていないようなので・・・
「赤いこうもり傘」これが最高作かと。。。
112名無しのオプ:2001/03/05(月) 01:56
>>110
小林信彦が飛んでくる前に…
エンターティナーじゃなくてエンターテイナーね。
どうでもいいけど。
113名無しのオプ:2001/03/05(月) 20:48
『泥棒物語』読んでみ。
氏にたくなるよ。
アンチに早変わり
114名無しのオプ:2001/03/05(月) 21:29
赤川さん、のほほんとした作品で稼いでるけど、
たまに、とてつもなく救いのない鬱な作品を書くよな。
そんなところに本当の性格が垣間見える。

115名無しのオプ:2001/03/06(火) 00:17
いわゆる大衆小説家やね。
門田泰明の「経営戦略室シリーズ」か、「黒豹シリーズ」に匹敵する。
116名無しさん@1周年:2001/03/06(火) 02:37
いつまでたっても一定水準から上手くならないねぇ。
本人はそれで満足してるのかな?
117名無しのオプ:2001/03/09(金) 06:50
三姉妹探偵団ずっと読んでるから今でも新刊出ると買ってしまいます
118名無しのオプ:2001/03/10(土) 00:49
この人、いい大人なんだけど「永遠の少年」という感じ。だからある程度
社会経験も積んだ大人になると、物足りない思いがしてくる。
愛読者は高校生まで、あるいは作者と同じ「永遠の少年、少女」なんだろうな
という気がしてくる。
119名無しのオプ:2001/03/12(月) 05:48
小学校6年のときによくよんだ。
とにかくわかりやすいよね。
120岡村孝子:2001/03/16(金) 12:21
赤川次郎って粗製乱造の感があります。
121名無しのオプ:2001/03/17(土) 08:56
本が売れているかどうかだけが気になる私にとって稀有な作家。
122名無しのオプ:2001/03/17(土) 09:05
消防のときはまって厨房のときに卒業しちゃいました。
123名無しのオプ:2001/03/25(日) 10:17
あげ
124名無しのオプ:2001/03/25(日) 19:19
     √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   / ̄          |
  /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|
  |   /         |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |  /  `      ´ |   |
  | /  _     _ |   |
   (6      つ.    |   | プレステ殺人事件
   |     ___     | <
   |     /__/   |   \______
  |       ___/
125名無しのオプ:2001/03/27(火) 10:10
ふむふむ・・・やっぱり自分の好きな作家以外はケチつけるのね
126名無しのオプ:2001/04/04(水) 17:08
ホラーっぽいのは好きだった。
127名無しのオブ:2001/04/06(金) 16:43
たまに名作!と思うような本がある。
けどほとんどは大量消費材だよな〜という感じ。

暇つぶしや痛い本を読みたくないような疲れたときには安心感があるね。
この人の本は買った覚えがないのに何故か家にある。
128プー子:2001/04/08(日) 21:39
簡単に読めて印象に残らない
129名無しのオプ:2001/04/09(月) 01:34
「キャンパスは深夜営業」
「棚から落ちてきた天使」
は傑作だと思う。
130名無しのオプ:2001/04/11(水) 13:41
おかんが良く読んでる。
131名無しのオプ:2001/04/11(水) 14:04
>>130
若いおかんだねー。もしよかったらおかんにおすすめ本を聞いてみて?
132名無しのオプ:2001/04/16(月) 18:36
「マリオネットの罠」「白い雨」が最高でございます。
133名無しのオプ:2001/04/24(火) 17:11
たまにはあげるか
134名無しのオプ:2001/04/24(火) 17:17
「白い雨」好き。
後はあんまり覚えてない…なんせ読み飛ばしてるので。
でもどれもそれなりに面白いと思います。
135ねつてつ:2001/05/11(金) 13:04
コバルトの吸血鬼シリーズとか読んでも、ノベルス
作品とほとんど変わんないよね^^
なんて暇つぶし向きの作家なんだ!

現在のライトノベル隆盛のきっかけを作った一人なのかなあ?
ある種の名人^^

136名無しのオプ:2001/05/11(金) 13:09
グラップラー刃牙=赤川作品
とにかく軽い
137名無し:2001/05/13(日) 11:53
>134さん
「白い雨」いいですよね。まだ初期のブラックな作風のころのものは
面白いと思います。こんなのも書けるのか〜と驚きました。改行も
あまり無く…。
138名無しのオプ:2001/05/13(日) 23:56
「孤独な週末」好きだわ。
139オンナコドモを相手にするとかように儲かる:2001/05/15(火) 17:59
昔、映画評論家の北川れい子先生が、「あの人の本って、背の部分を持って振るったら、
活字がホコリのようにパラパラと落っこちてくる感じ」と非常にうまく例えてましたな。

ロリコン(だから大林宣彦カントクと相性がよい)で教養・学歴コンプレックス丸出しで
いくらベストセラー作家だからといって、唾棄すべき存在でしかありません。終わり。
140名無しのオプ:2001/05/15(火) 20:22
まさにライトノベル。
141クレーンの作品は好き:2001/05/15(火) 20:58
赤川次郎は日本のミステリーを消滅させかけたA級戦犯。
この人が大量生産を始める前は、日本の推理作家はみんなまともだったんだぜ。
赤川次郎の初期の頃なんてEQ誌のインタビューで、あの山村美沙が
「赤川さんは作品を書きすぎる。もっとじっくり作品を書き込まなくちゃ」
なんて言っていた頃もあったんだぜ。
こいつが大量生産を始めてから、みんな狂いだしてしまった...
西村京太郎なんて良い作品を多く書いていたのにねえ。
142名無しのオプ:2001/05/15(火) 20:59
『アンバランスな放課後』は好きだなぁ
あと、幽霊シリーズも
143名無しのオプ:2001/05/15(火) 21:06
>>141
でも儲かるんだから仕方ないよ。
後世に残るいい作品を出して懐寂しくてもよしとするか
どうかは人それぞれだから。
そんな粗悪乱造品に手を出す読者側の責任が重い。
144垢皮痔労:2001/05/16(水) 16:25
御自分は御自分で“オンナコドモを相手に”したライトノベルを書き続けていれば−
よいものを「大学のミステリ研の連中に“儲け主義”と言われた」ことを根に持って
愚痴をぼやきまくる(P.D・ジェイムズに八つ当たりする!)なんて、醜悪としか
言いようがない。口惜しかったら「このミス」にランキングしてみな。
145名無しのオプ:2001/05/16(水) 16:29
>>144
そんなこと言ってたの。いつどこで?
146名無しのオプ:2001/05/16(水) 17:40
おいおい、消防のころはみんなお世話になっただろ?
思い出は大切にしようぜ
147名無しのオプ:2001/05/17(木) 00:57
≫146
だめだよ〜
こんなところで批評を展開している奴らに
「思い出は大切に」なんて言って
痛い思春期のことなんか思い出させちゃあ。
暴走したらどーするの。

148吾輩は名無しである:2001/05/17(木) 01:16
【作家】
順位 氏名 税額
1(1) 西村 京太郎 15,603
2(−) 赤川 次郎 11,108
3(3) 宮部みゆき 7,873
4(14) 山崎 豊子 7,559
5(2) 内田 康夫 7,265
6(5) 浅田 次郎 6,758
7(6) 五木 寛之 6,468
8(17) 天童 荒太 6,465
9(−) 真保 裕一 4,153
10(−) 北方 謙三 3,956
11(16) 菊地 秀行 3,886
12(−) 夢枕  獏 3,591
13(−) 江国 香織 3,412
14(−) 阿川 佐和子 3,227
15(−) 落合 信彦 3,188
16(12) 津本 陽 3,176
17(10) 星野 富弘 3,108
18(7) 森村 誠一 2,887
19(15) 東野 圭吾 2,878
20(−) 林 真理子 2,746

赤川次郎なんだかんだ言われても売れてます、儲けてます。
149吾輩は名無しである:2001/05/17(木) 08:16
お手軽に読めるところがいいんじゃないですか。
どうにも暇でしょうがない時、キオスクで買って、読み終わったら捨てる。
150垢皮痔労:2001/05/17(木) 10:51
>144
ハヤカワ・ミステリ総会説目録(’93年発行版)で読めます。
151名無しのオプ:2001/05/17(木) 14:32
高額税金者見たよ。TV化してる奴は強いよな。
152じいじ:2001/05/17(木) 16:04
今、読んでつまらんということは
所詮は子供だまし・・・
「入門書には、最適」ぐらいですかね?
153夜の黒豹(動物占い):2001/05/17(木) 17:33
>>148
内田康夫より宮部みゆきの方が上だし。
大量生産しなくちゃ食えないってわけじゃないよなぁ。
154名無しのオプ:2001/05/17(木) 18:03
赤川次郎って太ったね・・・・
155名無しのオプ:2001/05/17(木) 20:59
中学生の頃、本を読むこと自体しなかったのが赤川次郎の「三毛猫ホームズの推理」読んで
どっぷりとはまってしまった。三毛猫シリーズと幽霊シリーズを全部揃えるくらいに。
しかし、高校生になって十角館の殺人と出会って、あのライトな感じ文章では物足りなくなって、
それ以来ぜんぜん読んでない。
中学生が読むにはいいと思うね。小学生には宗田理かな。
156六歌仙の暗号:2001/05/31(木) 16:36
新作かかんでも旧作増刷の印税だけで食っていけるんじゃないの?
157名無しのオプ:2001/05/31(木) 18:29
>155
かたい文章よりライトな文章書くほうが
むずかしいと思うよ。
文章かたいうえに、読んだあとで、なんじゃこりゃー、
というような強引なトリック、(時計館の殺人)、
金返せーー。
158名無しのオプ:2001/05/31(木) 22:11
高校生の女の子が主人公なことが多い・・・ハァハァ・・・
三姉妹探偵団の次女マンセー・・・ハァハァ・・・
159名無しのオプ:2001/05/31(木) 22:16
三毛猫シリーズで、猫が片山の肩に乗ったりするのがすごかった
鳥じゃないんだから
160名無しのオプ:2001/05/31(木) 22:21
このスレで具体的な内容に触れないカキコが多いのは
実際読んだことがない人たちばかりだから
読んだことがないのに「軽い文体」ってイメージだけで語ってるのが
丸わかり(プ
161名無しのオプ:2001/05/31(木) 23:18
赤川次郎、大昔(まさに厨房時代)に読んだっきりですが
文体なんぞがあのまんまならばライト・軽い以外なんと
言えば良いのでしょう・・・。
160さんは赤川擁護派なのかただの煽りなのか、今更(プっての
イタイんすけど。

162夜の黒豹(動物占い):2001/05/31(木) 23:24
>>157
ライトな文体の方が書きやすいと思われ。

情景描写をしない。
一行ごとに改行で、段落を考えない。
比喩を使わない。
地の文を少なく会話を多く。

書きとばすのには、必須のテクニックでしょう。
(赤川に限らず)
163名無しのオプ:2001/05/31(木) 23:35
親父の気持ちもお袋の気持ちも息子の気持ちも娘の気持ちも描ける。
それが赤川次郎。
164名無しのオプ:2001/05/31(木) 23:45
気持ちは描いてるんだが、読み手に伝わってこない。
165夜の黒豹(動物占い):2001/06/01(金) 00:07
親父の気持ちもお袋の気持ちも息子の気持ちも娘の気持ちもみんな同じ。
それが赤川次郎。
166名無しのオプ:2001/06/01(金) 08:27
そんなわけねーべ↑
キャラの書き分けはしっかりしていると思うし
だから人気キャラが何人もできたわけだ
赤川作品で特徴的なのは推理の謎解きよりもキャラの魅力に尽きる
167名無しのオプ:2001/06/01(金) 08:33
ライトな文体は、素早い場面展開の描写で活きてくる
だから赤川作品はいつも中盤がちょっと中だるみするけど終盤の
二転三転し、畳み掛けるような展開が面白い。
168名無しのオプ:2001/06/01(金) 08:36
で、お勧めは何かあるの?
ここにいる人たちは初期作ぐらいしか読んでないからね。
169名無しのオプ:2001/06/01(金) 09:01
赤川次郎の作品一冊も読んだことないんだけど
これを読め!!ってお勧めある?
170名無しのオプ:2001/06/01(金) 09:11
インペリアルとかなんとか。
ピアノと美形3姉妹のはなし。おもしろかったような気もするし。
でも題名覚えてない。
てへ?
171名無しのオプ:2001/06/01(金) 09:22
↑やっぱりその程度の作家だね
172名無しのオプ:2001/06/01(金) 09:35
読み捨て作家
173ねつてつ:2001/06/01(金) 10:14
実は、「幽霊列車」とか、三毛猫ホームズの第一作とか
初期作品は評価してます。
ユーモアと奇想系トリックがいい感じで融合してて、い
い感じ。
サラリーマン向けの話とか書くようになってから、源氏
鶏太みたいな通俗路線に入ってしまったのは、残念。
174ixi:2001/06/01(金) 10:28
「三毛猫ホームズの推理」は面白いと思うけどなぁ。
あのトリックはたまらない。
175名無しのオプ:2001/06/01(金) 14:13
>162
あなたが書いた条件の文章は、小説作法の本を
一読すればすぐ書ける文章。
それにくらべて、しゃれた会話をふんだんに
とりいれたおもしろい文章は、ちょっとやそっとじゃ
書けない。
176名無しのオプ:2001/06/01(金) 14:22
だからお勧め作は何なんだよ
177名無しのオプ:2001/06/01(金) 14:49
>162
読者にわかりやすくを追求すると自然と
そうなる。情景描写なんて読みたいとか
思わない。純文学がさんざんやってるじゃん。
純文学にないもの求めてミステリー読んでんのに・・・
178名無しのオプ:2001/06/01(金) 15:43
何求めて赤川次郎読むんだよ〜
ミステリーとしての謎や論理性やどんでん返しはないだろ。
179ixi:2001/06/01(金) 15:58
>>178
初期作品にはあるって。
三毛猫ホームズの5作目迄とか、探偵コンビシリーズとか。
180名無しのオプ:2001/06/01(金) 17:04
結局、読む価値あるのは初期作のみというのが結論?
181名無しのオプ:2001/06/01(金) 17:53
どんでん返しは、短編に多い。
赤川次郎は、なにげに短編の名手。
182名無しのオプ:2001/06/01(金) 18:06
文章のうまさとどんでん返しのすごさは、
赤川次郎が群を抜いてるよ。
183名無しのオプ:2001/06/01(金) 18:09
↑誰と比べてだよ
184名無しのオプ:2001/06/01(金) 20:31
どんでん返しじゃなくて単に伏線が引いてないだけだろう。
こいつは初期作からそうだったもんなあ。
185夜の黒豹(動物占い):2001/06/01(金) 20:57
>>175
>>177

おお、なにげに受けてる!!
そうでしょ。図星でしょ。

ちなみに読みやすさを追求したからあの文体になったんじゃなくて
書きやすさを追求すると、あの文体になるのさ。
自分で文章を書いてみりゃ、一発でわかることなんだけどなあ。

赤川次郎擁護派の人って、他に一体何を読んでいるのか猛烈に
知りたい。何と比べたら赤川次郎が良いと言えるんだろう。

でも、情景描写を読みたくないとは...
小説を読むのをやめて、シナリオ読んだ方が面白いかも。
186名無しのオプ:2001/06/02(土) 13:18
↑逆に、赤川次郎よりすごい小説を挙げよ
情景描写の名手は誰?
187名無しのオプ:2001/06/02(土) 13:22
>>178
ひとことでいうと、マッタリ感。
188名無しのオプ:2001/06/02(土) 13:38
↑意味不明
189夜の黒豹(動物占い):2001/06/02(土) 14:05
>>186
そうやって、例をあげる立場に回りたくないんだろうなぁ。
突っ込まれるからね。
でも、いいや。例をあげましょ。
さのかわり擁護派の人も、赤川次郎以外に読んでいる本をあげてよ。

赤川次郎以外の作家全部。
とふざけても良いんだけど、一応まじめにあげると
とりあえず宮部みゆき、真保裕一、島田荘司とかどうたろう?
(文章が赤川次郎より上、という例なんで、それ以外のツッコミはなしね)

読んでいないといけないので、売れている作家をあげたんだけど、
この人たちより赤川次郎のほうが文章うまいかね。
それとも読んでいない?
190名無しのオプ:2001/06/02(土) 14:16
俺の友達で元々赤川、西村とかを読んでいた奴に
森を勧めたら、もう赤川や西村は子供っぽくて
読めないって言ってた。でもそいつは森レベル
から出てこれない。
191名無しのオブ:2001/06/02(土) 20:03
わざわざ赤川を子供っぽいと言ってる方が情けない気がするが。
そんなの周知の事実だろ。
それでもそれが好きって人が多いならそれなりの存在価値はあるでしょ。
お手軽でも暇つぶしでも、それなりに面白い時間が過ごせればヨシ。

>>189
そのメンツをあげて、上手だとか読んでない?とか言うのは恥ずかしい…
結局君の主張は「赤川次郎以外の作家全部」につきるんだろ?
ちなみに最近の島田に関しては同意しかねるよ。
192名無しのオプ:2001/06/02(土) 22:19
あげ
193夜の黒豹(動物占い):2001/06/02(土) 23:35
>>191
悪いけど

>↑逆に、赤川次郎よりすごい小説を挙げよ
>情景描写の名手は誰?

と訊いてきて

>そのメンツをあげて、上手だとか読んでない?とか言うのは恥ずかしい…

と返すのは、あまりにお約束過ぎて、そっちの方が恥ずかしくない?
だから、恥をかかないように釘を刺しといてあげたのにねえ。

もっかい言っとくよ。逃げるのはよしなさい。
自分が読んでみて、赤川次郎の方が文章がうまいという作家を
あげてみなさいね。
ちなみに最近の島田作品についても、赤川作品より明らかに
文章については(最初から文章って言っているのに)間違いなく上です。
少なくとも全改行、段落無しなんて手抜きはしてないよん。
194名無しのオプ:2001/06/03(日) 00:32
>夜の黒豹(動物占い)  さん

私個人は赤川次郎氏の作品が「ライト」な文体、書きやすい文体であると思います。
ただ、その上で売れる作品を書くのが難しいのです。
その証拠に「書きやすい」文体のはずなのに、
宮部みゆき、真保裕一、島田荘司は真似しないでしょう。
それはプライドと同時にあの文体で面白い(売れる)作品を書くのが難しいからです。
195むかぁし:2001/06/03(日) 00:38
星新一が諸井薫との対談で赤川を誉めているのを知って
星作品への評価が雪崩のように崩壊するのを感じたなぁ
196夜の黒豹(動物占い):2001/06/03(日) 01:29
>>194
ものすごく見解の相違を感じます。

以前の発言で私は次のように書きました。

>情景描写をしない。
>一行ごとに改行で、段落を考えない。
>比喩を使わない。
>地の文を少なく会話を多く。
>書きとばすのには、必須のテクニックでしょう。
>(赤川に限らず)

つまり赤川次郎に限らず、上記の文章の書き方を
多くの大量作家が行っているということを言いたかったわけです。

ですので、
>ただ、その上で売れる作品を書くのが難しいのです。
とは、思いません。

逆に言えぱ上記のテクニックを使っていると言うことは、
作品を書きとばしている、もしくは手抜きをしている
ということが、文章上からはっきりわかる特徴だということです。

他のある程度時間をかけて作品を上梓している作家と
1・2ヶ月に一冊上梓する作家の文章を上記の点について注意して
読み比べてみればはっきりとわかるとことだと思います。

他の作家を出すとまた焦点がぼけそうなので
たとえばデビューから2・3年目までの初期の赤川次郎自身と
比べてみても、年10冊以上書くようになった赤川次郎とでは
あきらかに作品の質が変わったように思います。

売れること自体は才能だと思います。
ただ手抜きをすれば誰でも売れるのなら、大量の赤川次郎モドキが現れているでしょう。
しかし、それでも赤川自身と比べて初期の作品より手を抜いているのがあきらかだと言いたいわけです。
あそこまでの大量生産に走らなければ、発表する作品数が減ったとしても、
初期の数作だけでなく、もっと多くの良い作品を書けたのではないでしょうか。

ちなみに文章に限れば、新本格の作家達より
初期の手を抜かなかった頃の赤川次郎のほうがうまいと思いますよん。
197夜の黒豹(動物占い):2001/06/03(日) 02:14
>>196
すんません、追加。
なんか以前に書いてもいないことを
こういうことを言いたかったんだみたいに書いていますな。
196も含めてトータルでこう言いたいと読み替えてください。

大昔、佐野洋が「推理日記」で赤川次郎の「マリオネットの罠」を取り上げて
こういうシナリオみたいな書き方は小説のあり方ではないとか言っていて
なんだ、面白いのになに言ってんの?とか思ったものだが
今にして思うと佐野洋って結構鋭かったのね。現在の赤川次郎を予見していたような。

ちなみに「マリオネットの罠」は今でも好きですよ。
198呪苦鮫:2001/06/03(日) 13:05
「マリオネットの罠」を最近読了しました。
自分にとってはじめての赤川次郎作品です。
面白かった。全く退屈しない文章。サスペンス性もたっぷり。
ミステリとしての伏線の張り方も水準以上だと思いました。
今後、他の初期作品も読んでみようと思っています。
199名無しのオブ:2001/06/03(日) 14:30
191>>193
せっかくだけど
>↑逆に、赤川次郎よりすごい小説を挙げよ
>情景描写の名手は誰?
を訊いたのは私じゃないよ。
別に189に同意もしてないし。正直な感想を言っただけ。
勝手に盛り上がって「逃げる」とか言ってる方がみっともないよ。
なにそんなにムキになってるんだが。

200名無しのオプ:2001/06/03(日) 16:22

そもそもお前が自分のレス番書かないのが悪いんだろー。
ずるい奴め。。
201名無しのオブ:2001/06/03(日) 17:12
>>200
レス番もなにも、あれがこのスレ初めての書き込みじゃー
って、199のことだよな。
202夜の黒豹(動物占い):2001/06/03(日) 17:37
>>199
愚かだね。
誰が書いたにしろ、
>↑逆に、赤川次郎よりすごい小説を挙げよ
>情景描写の名手は誰?
という質問の後に
>そのメンツをあげて、上手だとか読んでない?とか言うのは恥ずかしい…
なんて誰でも考えつきそうなお約束のツッコミを自慢げに入れるのが
すげー恥ずかしいと言っているんだよ。
訂正する必要なし!!
逃げ腰で遠吠えしているんじゃなきゃ、現在の赤川次郎より
文章力で劣る作家をあげてみ。

それにしても、本気で島田荘司が赤川次郎より文章劣っているって思っているの?
最近の島田荘司が叩かれているのって、作品以外の部分で妙な言動が多いってのと
自作品の全盛期に比べて最近の作品の完成度が落ちているからであって
それでも赤川次郎の作品より文章がヘタって思っている人間は少ないと思うけどね。
(除くパロサイト)
本当に島田作品を読んでる?
もし読んだ上での意見だったら、ちょっと小説読みとしては気の毒な人だな。(煽りでなく本気)
203夜の黒豹(動物占い):2001/06/03(日) 17:43
>>198
初期作品を読むのなら
次は「三毛猫ホームズの推理」「追跡」がオススメでしょう。
「マリオネット」もあわせて、初期の三大名作だと思っています。
204名無しのオプ:2001/06/03(日) 20:17
追跡は・・・ダメだな。
意外な犯人もってくりゃいいってもんではないぞ。
205名無しのオブ:2001/06/03(日) 21:21
何で黒豹さんはそんなに赤川についてムキになるんですか。

206夜の黒豹(動物占い):2001/06/04(月) 00:36
>>205

100冊も読んでしまったからです。
初期作品が面白かったので、あきらめがつくのに、そこまでかかりました。
今はもっと早く卒業していれば、と思います。
通過点として良いとしても、現在赤川次郎を読んでいる人には、早く他の作家の作品を読んでもらいたい。
このスレの赤川擁護派の方の発言を読んでいると、私と同じあやまちは繰り返して欲しくないという気持ちになるのです。

ムキになっているように思われるのは仕方ないですが、赤川次郎にムキになっているのではなく
自分は言質を取られないようにしながら、人を批判するオタクやろーのやり口に虫酸が走るからです。
だいたいどんなジャンルにも、そういうクズがいるのですが、ちょっと過去にいやなことがありまして。
話が不毛な方向に流れていくのは、たいがいそういうヤツが、無意味なチャチャを入れるからなんだよな。
207名無しのオプ:2001/06/04(月) 08:45
赤川次郎の小説は、中学生向きと考えればいいのでは?
「小学校低学年用」とか「高学年用」と記された本が児童書コーナーにあるように。
例えば「はれときどきぶた」は児童書だけど、大人が読んでも
面白かったりする。
だけど文学板で語られることはないよね。
同じように、赤川次郎も十分面白いんだけどミステリー板で語るのは違う。

とにかく、新潮文庫に入ってるのは完全に間違っていると思う。
208名無しのオプ:2001/06/05(火) 14:32
夜の黒豹って、「文章のうまい」小説を知ってるわりにはアンタ自身の
文章力ナイね(ワラ 読みずらいよ
小説の面白さは文体がどうとかっていうのは副次的なことじゃないのかなぁ。
上っ面しか見てないんだねぇ
209名無しのオプ:2001/06/05(火) 14:43
こんなところに赤川信者が来ても叩かれるだけだぞ。まだ懲りないのか。
210夜の黒豹(動物占い):2001/06/05(火) 17:41
>>208
「文章力ナイね」って意味不明の言葉を使う人間よりマシっしょ。

まあ、私の文章うんぬんについては別に弁明しないけど
私の文章の話をしているわけじゃないでしょ。
指摘した事項について、ちゃんとした反論もしないで
個人攻撃に逃げたってことは、もはやぐうの音もでないほど論破されてしまったって解釈で良いのかな?

ちなみに何回も言うけど、上っ面を見ただけでわかるほど
手抜きの文章だって最初から指摘しているんですけど。
今さら上っ面しか見ていないとか言われてもなあ。
100冊読んだくらいじゃまだまだ上っ面かな > 208

文章がヘタでも面白いならともかく、手抜き小説じゃ俺は嫌だな。
211名無しのオブ:2001/06/05(火) 21:38
自覚のない厨房ほど痛い物です、諦めて下さい。
212名無しのオプ:2001/06/05(火) 22:14
信者相手じゃもともと議論は不可能
213夜の黒豹(動物占い):2001/06/06(水) 00:35
みなさん、赤川次郎ごときにムキになってしまって申し訳ありませんでした。
大体言いたいことは言ってしまったし、信者さんのほうからは建設的な反論もなさそうなので
このスレからは、これで撤退させていただきます。

でも初期作品についての前向きな話題があれば、また出てくるかもしれませんけど。
214名無しのオプ:2001/06/06(水) 13:49
売れてるものを認めない体質っていうのがどうもこう、、、嫌だなぁ
215名無しのオプ:2001/06/06(水) 14:24
むかし「このミス」であった「ノベルス作家は(ミステリー・リーグでなく)ノベルス・
リーグに行って下さい」を思い出すなぁ。その後、関口苑生氏に「(自分はもう読まないけど)
なんたる傲慢不遜!」といった内容で叱られてましたっけ。
216名無しのオプ:2001/06/06(水) 14:38
>>214
売れていても京極や宮部や高村はそこそこ認められている。
赤川も初期作については認められている。
赤川の量産作品がボロクソに言われるのはその内容のためである。
217名無しのオプ:2001/06/07(木) 04:16
とにかく赤川は小説を書くのが好きで好きで、小説が書ければ何もいらない
という人。趣味みたいなもの。
そう割りきって読めばいいと思います。
でも趣味で書いた小説はあまり読みたくない。プロット、文章よく練って
下さい。いくら趣味でも商品なんだから。
218名無しのオプ:2001/06/07(木) 11:09
初期の作品は、ミステリーたけでなく、ホラー、サスペンスなど
出来のよいものが多い。すでにあがっている「マリオネットの罠」
「死者は空中を歩く」「三毛猫ホームズの推理」他には「招かれた女」
「魔女たちのたそがれ」など。

自分は赤川次郎のファンだが、それはあくまでも初期のものに限って。
最近のもの、というより初期のもの以外はほとんどダメ。
だから、作品数の割にはいい作品が異様に少ないという意味で珍しい作家だと思う。
219名無しのオプ:2001/06/07(木) 15:08
「マリオネット」も「ホームズの推理」も自分的には「???」。
前者はいくら何でも設定に無理がありすぎ。後者は有名な密室トリックの部分は
評価しますが、片山の行動(捜査中に関係者と堂々デートしたり、
周囲もそれを黙認したり)がいくら何でも無茶苦茶すぎ。
あのトリックのバカバカしさは好きですが、警察官の描写その他の
バカバカしさ(「ユーモア」?)には笑えませんでした。
220名無しのオプ:2001/06/09(土) 09:14
「ビッグボートα」なんか実験的で面白かったけど。
初期作じゃないよ

初期作初期作っていう人は「幽霊列車」を挙げないのはなぜ?
221名無しのオプ:2001/06/09(土) 09:16
読みたいと思う人が多いから売れてるんだよ >>217
222ねつてつ:2001/06/09(土) 10:17
面白いことに、ファンでさえ「すごいミステリ」「むっちゃ面白い」
とは思ってない模様^^
223禿人:2001/06/09(土) 10:50
>>222
知り合いのファンは3姉妹探偵団を「むっちゃ面白い」と言ってた。ミステリというより
ライトノベルとして読んでたようだが。
224名無しのオプ:2001/06/09(土) 12:24
ビッグボートα好きだけど、あの作品はミステリーとは違うと思う。

225独者:2001/06/09(土) 14:02
たしかに、最近のは読んでないけど、
他の量産作家に比べたら、割と好感持てます。
なんでだろ。
226レッド・ダイアモンド:2001/06/09(土) 16:12
量産作家だと、私は梶山季之先生を敬愛しております。
「本の雑誌」で「おじさん達の赤川次郎」なんて評されておりましたっけ(笑)。
227名無しのオプ:2001/06/09(土) 16:55
梶山さんはなんちゅうかエロいの多いですね。
量産作家だと斎藤栄なんてダメですか?
「水の魔法陣」結構おもしろかったです。長いけど。
228レッド・ダイアモンド:2001/06/09(土) 17:16
梶山先生の“軟派の佐高信”(笑)的なところに惚れております。
斎藤栄は読んだことないです。すみません。

全然このスレッドと関係ないですね。失礼しました〜。
229コラムニスト:2001/06/09(土) 23:07
 赤川次郎はダメか?
 もちろん、そんなことない。だって、売れてるんだから。
 それに赤川は一度はまると、月に一冊とか、半年に一冊とか
読まなくちゃいられない、感情に買われる。
 なぜか? ――それは、おもしろいからに他ならない。
 確かに、初期の作品に比べると、今の新刊は手抜きに見えるし
内容も薄い。
 しかし――
 気持ちいい。赤川の小説を読んだ感じがする。
 それが赤川のすごさなのだと思う。
 今、「赤川次郎」はブランド化している。それは、「内田
康夫」、「森村誠一」に並ぶ……いや、その上を行くブランド
である(西村京太郎に肩を並べる)。
 私はやはり、小説でも漫画でも何でも、物語というものは
読みやすく見やすく、わかりやすくなくてはならないと、おも
う。
 10ページも20ページも改行のない作品や、自己満足の全く
理解出来ない文章の小説なんて読みたくないですからね。
 赤川は一部からはバカにされてはいるが――
 実績を残している。
 今年の(2000年度)長者番付では、西村の2位に入っている。
何だかんだ言っても、やはり「結果」が命だ。
 無論、結果だけがすべてではないが。
 つまり――
 赤川は日本で二番目に売れている作家なのだ。
 佐野洋は赤川を批判するなら、実績つくってみろ、と私
は言いたい。だいたい、偉いこというやつに限って、結果が
伴ってないのだ。
 林真理子――20位(ギリギリ)
 高橋克彦――圏外
 荒俣宏――圏外
 佐野洋――知らん
 我孫子武丸――勿論、欄外(逝ってよし)
 どうですか? むかつくでしょう?
 高卒の奴が東大のやつを評価しているようなもんなんですよ。
 まあ、結論は――
 赤川次郎は赤川次郎だ、と。そういうことです。


『マリオネットの罠』って出版社どこでしょうか?
それ読んだことないんで、是非、読みたいんで教えて
下さい。

 ちなみに、私のお勧めは――
『キャンパスは深夜営業』『殺人を呼ぶ本』『秘書室に空席なし』
です。読んでみてください。
230名無しのオプ:2001/06/09(土) 23:29
何が特にオススメという感じで語れる作家かどうかナ?旅行の前に本屋
で自分のお気に入りの作家の本がないときは,気づくと結局ランダムに
何か1冊赤川次郎の文庫本を引き出してる今日この頃。同じような人も
多いと思うけど。そこそこ楽しめるんだよ。ホント不思議な作家。でも
電車や飛行機の中では,やっぱりカバーを裏返して読んでるのね。
231名無しのオプ:2001/06/09(土) 23:34
>>229
言ってるこはわかるっ。

あ、俺も「キャンパス〜」よ「秘書室〜」は読んだよ。
マジ、おもしれー!
232230:2001/06/09(土) 23:49
確かに,「スゴイ」作家だよね。でも231さんはエライね,さすがはファン,
私は何を読んでも,あ〜〜面白かった!で終わってしまって,題名を覚える
なんて,とてもできない。シリーズものだと,「アッ,このシリーズは読んだな,
キャラクターがいいんだよな」くらいで認識できる程度。あの女子大生と刑事の
恋人コンビはよかったな,さわやかで。赤川次郎は一種の天才だ。
233夜の黒豹(動物占い):2001/06/10(日) 00:42
>>229
「マリオネットの罠」は文春文庫で出てます。
初期作品ですけど、今でも入手は容易なはずです。

もう、今さら赤川批判をするつもりはありませんが、
せっかくまた顔を出したので、一点だけ。

赤川ファンの人って、他にどんな作家の作品を読んでいるのかという疑問に
答えてくれる人っていないんですね。
10ページも20ページも改行のない作品なんてあるわけないんですから、
(どういう事態になってしまうか、ちょっと考えてみてください)
そういうことを例に出されると、もしかして他の作家の作品は読んでないのかなー
と思ってしまうんですよね。

改行といえば、赤川次郎の「早春物語」だったと思うんですけど、(作品名間違ってたらごめん)
ラスト数ページのところで、新書丸々1ページが改行無しのヒロインのセリフで埋まっていて、
赤川次郎どころか他の作家でも、まずあり得ないことなんでびっくりした覚えがあります。
だって、1文字ぶんの空白すらなく、完全に1ページ文字で埋まっているんですよ。
そこまでは、いつもの調子でスカスカだったので、すごくそこのページだけ違和感を感じました。
あれって、文庫でもそのままなのかなー。

ちなみに改行については、段落分けを考えなければ、文章を書くのがすごく楽になる
ということを言いたいだけなので。改行が少なければ良いというものでは無いです。
ああ、なんかまた批判的なことを書いてしまった。
ついつい書き込むと、そういう感情に駆られてしまうのだよなあ。
234コラムニスト:2001/06/10(日) 00:49
>>233
 ありがとうございます。教えて頂いて。

 そてと、10ページ、20ページも改行しない作家
なんかいませんよ、勿論。例えです、例え。
 もし、いたら……いや、いるわけないか。
 そうそう、貴方のおっしゃっている、まるまる
1ページ(しかも新書)で改行がなかったのは、
会話だったからじゃないでしょうか?
 もともと、会話の中では改行しない、という風習があり
ます、小説には。
 ただ、現代文学では、あまりに長い会話には改行
する作家も多いですが。
 それに、神坂一という、ふざけすぎた作家もいますが(むし
ろ、この人はどういう考えで改行しているのかしりたい)。
 まあ、会話だからでしょう。
 以上。
235夜の黒豹(動物占い):2001/06/10(日) 02:06
>>234
絶対に存在し得ない作家と比較して赤川次郎の方が上と言われても
あまりに説得力が...

早春物語の件ですが、確かに会話ですが
会話の慣習と言われても、問題はそういうことでは無いような。
他の作家なら、相手とのやりとりを交えるとか、会話と言えども改行を
いれるとかすると思うんですよね。

ヒロインが自分の気持ちを吐露する作品の肝の部分なのに
いくら映画公開にあわせた締め切りがあったにせよ、こういう読みづらい
独白に近い生の形で書き連ねては...
多くの赤川読者に読み飛ばされてしまったことでしょう。
現物を読んでみれば、「この手抜きはねーよ」と誰もが思うんじゃないでしょうか。

ところで、赤川読者は他に何を読んでいるのだろうとずっと言ってきましたが
今回何となくわかりました。目からウロコが落ちた思いです。
確かにライトノベル作家と比較すれば、赤川次郎は小説の神様かもしれませんね。
236コラムニスト:2001/06/10(日) 02:15
>>235
 勘違いしないで下さいね。
 神坂一は典型的なダメな例とした出したまでですよ。
 無論、読んだことがないわけではないですが。
 そうですね、好きな作家は――
 貴志祐介、沙藤一樹、中井拓志、高見広春、
金城かずき、黒武洋などなど……
 だから、ライトノベルだけを読んでる、と
勘違いしないで下さい。
 でも、ライトノベルは最近、レベルがあがってきて
いるし、一般の小説とくらべても、あまり差がないと
思いますが。
 小野や某直木賞さっかだって、ライトノベル出身なんです
からね。
 それと、日本ホラーとった人も。
 まあ、そんなわけです。
 以上です。
237名無しのオプ:2001/06/10(日) 03:50
そういえば、片山は結婚したのか?
ってゆうか三毛猫シリーズまだ続いてんの?
中学生の頃、心中海岸ぐらいで辞めてから読んでないから。
238夜の黒豹(動物占い):2001/06/10(日) 08:49
>>236
失礼な書き方をしてしまいまして、すみませんでした。
確かにライトノベル作家にも、才能のある人もいますね。
一般文芸で売れても、あえてライトノベルも書く人もいますし。

好きな作家名を拝見しました。
たぶんコラムニストさんは、すごくお若い方なのでしょうね。

最初のコラムニストさんの発言>>229についてですが、
確かに売れることは才能だと思います。
他の作家が容易に真似のできるものではないし、赤川次郎が一種の天才なのは間違いないでしょう。
しかし、売れることも大事ですが、売れることだけが作家の評価基準ではありません。

つまりユニクロだけが服じゃないよと言いたいのですね。
ユニクロの服ばかり着てたら、決してファッションセンスが良いとは評価されないでしょう。
まあ、そういっている本人は最近ユニクロでばかり服を買ってますが。

>>229が、赤川次郎が良いという根拠に、売れていることだけをあげているのが気になりました。

でも、コラムニストさんが最近のオススメとして例をあげられた
『キャンパスは深夜営業』『殺人を呼ぶ本』『秘書室に空席なし』
の3冊は買って読んでみようかなと思います。
赤川次郎の本を読むのは、本当に久しぶりだなー。
239ねつてつ:2001/06/10(日) 09:58
神坂一、割に好きだったりしますが。
『スレイヤーズ』、アニメ化とかいう話の出る遥か以前から読んでました。
そういや『タイラー』や『オーフェン』も、人気出る前から読んでたなー
友人が富士見ファンタジアの本を集めてたので、面白そうなのを借してもらっ
てたの。
そいつ、よく考えたらすごい先見の明だな^^

実は俺、赤川次郎の作品って、かなり読んでるかも知れない^^;
いや、中学で流行ったのよ。俺、割にミーハーだから、図書室に置いてあった
コバルトなんかも含めて、100はいかなくとも、50は読んでるかも知れん。
三毛猫ホームズのシリーズは、コンプリートしようとしてた時期もあったなあ…
今ではほとんど内容覚えていないが^^;
うーむ…
でもファンじゃない、と思う。

この前、発作的に『一億円もらったら』と、『老兵に手を出すな』の2冊を読
んでしまったが^^;

2冊読むのに、1時間ちょい。

読みやすいよなー。すごいや^^
240名無しのオプ:2001/06/10(日) 10:30
レストランでディナーばっかより
カップラーメンが食いたくなる気持ちっていうか。

しかし極端な飛ばし読みせずとも、これだけ内容が頭に残らない
作家も珍しい。1ヶ月くらいしたら何が何だったかさっぱり。
まあここ10年くらいは赤川次郎読んでないんで最近の作品が
どういう経過を辿ってきたかは述べられないが
他の方のカキコを見てると大体想像はつく。
初期は面白かったっていう意見もあるが内容の薄さは
三毛猫初期や幽霊初期のときにも言えたことだよ。

まあ赤川ファンが擁護するときは売上げをもってくるのは定番だね。
まあそれしかないんだけど。まあ趣味なんだからいいんだけど。
ただ擁護者が10年、20年後、いろんな本を読んでそれでも赤川1番
なんて言ってたらむしろそれはそれで尊敬に値することかもしれないね。
241週刊 赤川次郎:2001/06/10(日) 11:43
1月 眠れない町(徳間書店)
  呪いの花園ミステリー組曲『幻影稼業』(集英社)
  崩れる(角川書店)
2月 三毛猫ホームズの四捨五入(光文社)
  不幸、買います一億円もらったらU(新潮社)
3月 マドモアゼル、月光に消ゆ(集英社)
  帰るには遠すぎて(双葉社)
   血を吸う花嫁(角川書店)
  幽霊暗殺者(文藝春秋)
4月 三毛猫ホームズの花嫁人形(光文社)
5月 二重奏(デュオ)(講談社)
  三毛猫ホームズの心中海岸
  ひとりぐらし(幻冬舎)
  ふるえて眠れ、三姉妹

 さすが赤川センセー、快調に書き飛ばしております。
242名無しのオプ:2001/06/11(月) 01:01
赤川次郎と栗本薫はある意味偉大だよな。
243名無しのオプ :2001/06/11(月) 02:19
高校の文芸部で捜索の仮題を出したら、ほとんどの生徒がミステリーを
書いてきた。
ミステリーは高校生に大人気なのか!? ――と驚いたが、話を聞いてみ
ると、生徒たちはミステリー「小説」を読んだことはほとんどなく、元
ネタはミステリ「マンガ」の方だった。
マニア受けするミステリー小説も良いが、「第二の赤川次郎」が出なけ
れば、日本ミステリーの将来は先細りする一方……という話をどっかで
読みましたな。
まぁ、個人的には「また長者番付に名前出てるよ。誰が読んでるんだ?
赤川次郎なんて……」って感じなんですけどね(藁
244独者:2001/06/11(月) 02:28
赤川次郎:2ちゃんミステリ板推薦本
このスレで一度でも、いいほうの評価で題名が挙がった作品を
まとめてみました。うざかったら、ごめんよお。

『死者の学園祭』(77)
『マリオネットの罠』(77)
『三毛猫ホームズの推理』(78)
『幽霊列車』(78)
『赤いこうもり傘』(78)
『ひまつぶしの殺人』(78)
『セーラー服と機関銃』(78)
『死者は空中を歩く』(79)
『三毛猫ホームズの追跡』(79)
『招かれた女』(80)
『孤独な週末』(別題:土曜日は殺意の日)(80)
『さびしがり屋の死体』(80)
『三毛猫ホームズの狂死曲』(81)
『毒<ポイズン>』(81)
『冬の旅人』(81)
『いつか誰かが殺される』(81)
『黒い森の記憶』(81)
『プロメテウスの乙女』(82)
『顔のない十字架』(82)
『三姉妹探偵団』(82)
『晴れ、ときどき殺人』(82)
『忙しい花嫁』(83)
『殺人よ、こんにちは』(83)
『沈める鐘の殺人』(83)
『名探偵はひとりぼっち』(83)
『夜』(83)
『三毛猫ホームズの騎士道』(83)
『たとえば風が』(84)
『ビッグボートα(アルファ)』(84)
『殺人はそよ風のように』(84)
『あの角を曲がって…』(84)
『失われた少女』(84)
『魔女たちのたそがれ』(84)
『白い雨』(85)
『棚から落ちてきた天使』(86)
『殺人を呼んだ本』(88)
『ふたり』(89)
『秘書室に空席なし』(89)
『キャンパスは深夜営業』(89)
『裁かれた女』(89)
『アンバランスな放課後』(89)
『人形たちの椅子』(89)
『消えた男の日記』(89)
『手首の問題』(97)

以上、44作。
245ご苦労様。:2001/06/11(月) 12:52
『夜』ミステリーじゃないけど、中川が最期に獣に向けた同情が印象深い。
『殺人を呼んだ本』短編としては、結構いい出来栄えだと思う。
『白い雨』同じくミステリーじゃないけど、設定が巧い。
     こういう話、最近はほとんど書いてないので残念。

あと個人的意見。
>244に加えたい作品
『魔女たちの長い眠り』『午前0時のわすれもの』
あと短編で『不思議な名画座』のなかの『天使の詩がきこえる』

>244から削りたい作品
『三毛猫ホームズの追跡』『孤独な週末』『さびしがり屋の死体』『三毛猫ホームズの狂死曲』
『冬の旅人』『いつか誰かが殺される』『沈める鐘の殺人』『あの角を曲がって…』
『棚から落ちてきた天使』『ふたり』『秘書室に空席なし』『キャンパスは深夜営業』『手首の問題』

けちつけるようで悪いけどこんな感じで。
246245:2001/06/11(月) 12:58
>244に加えたい作品 の『午前0時のわすれもの』 取り消し。
247名無しのオプ:2001/06/11(月) 13:29
そうかー。
俺は「キャンパスは深夜営業」は面白いと思うが。
大学生活が楽しくなる一冊だと思われ。
手首の問題はいらない。
248名無しのオプ:2001/06/11(月) 23:17
>>238
ユニクロに例えるなんて失礼だなー
もっと高級ブランドだと思うけどね
249名無しのオプ:2001/06/11(月) 23:25
ビジネスなんだから売れたほうが正しいに決まってる >>240
赤川氏の売上によって出版社が潤い、偏屈でマイナーな作家も
多少は本が出せるんだよ。
売れない作家は出版社を潰してるにすぎない。
250名無しのオプ:2001/06/12(火) 00:30
249はバカ。良質で売れるものを出せばよかろう。
251名無しのオプ:2001/06/12(火) 05:44
新本格は糞
252age:2001/06/13(水) 17:17
age
253名無しのオプ:2001/06/18(月) 20:48
そういや晴美はOLやめてからまだ再就職してないのか?
254名無しのオプ:2001/06/18(月) 20:55
赤川次郎、今年の目標。
年内、新刊三十冊発売キボーン。
255名無しのオプ:2001/06/18(月) 21:02
デビュー以来25年で500冊を目指しております。
どうやら達成出来そうです。
赤川の目標は作品の質ではなく、生涯多作作家のギネスブックNO.1を
目指しております。
256追憶時代:2001/06/19(火) 22:27
松本清張は新聞の文体をミステリーにもちこんだ天才。
赤川次郎は脚本の文体をミステリーにもちこんだ天才。
257名無しのオプ:2001/06/20(水) 03:59
なんだかんだいって、
赤川は天才だよ。
俺に小説をよむきっかけをくれたのも彼だしね。
三毛猫の推理なんてすごいじゃん!
密室のトリック
感動したよ
258夜の黒豹(動物占い):2001/06/20(水) 04:18
>>256

「脚本の文体を...」って、決してほめ言葉じゃないよ。
脚本は、それ自体で完成品じゃないし、美しい文章書いても無駄だから、
文章は意味が伝わればいいという程度で書かれている。
つまり手抜きをミステリーに持ち込んだって言っているようなもんだよ。

赤川次郎が手抜きの文体をミステリーに持ち込んだ天才という
意味で言ったんならごめんなさい。激しく同意です。

『キャンパスは深夜営業』『殺人を呼ぶ本』『秘書室に空席なし』
の三冊をブックオフで買ってきました。3冊で300円でした。
これから読みます。
読む出せば読了はすぐなんだろうけど、なかなか読む気にならないのが...

>>248
赤川次郎に例えるなんてユニクロに申し訳ないと思いつつ例にしたんだけど。
ユニクロは製品はしっかりしてるよ。
259追憶時代:2001/06/20(水) 11:48
>258
脚本を低く考えているのはいかがなもんか。
シェークスピアももともと脚本なんだから。
260名無しのオプ:2001/06/20(水) 12:09
オレも257と同じで、
「三毛猫ホームズの推理」の密室トリックに感心したくちなんだが、
あれって、公平に見てどんなもんなの?
前例はあるの? 密室トリック史の中での位置づけは?
ミステリオタの皆さん、教えてください。
261ねつてつ:2001/06/20(水) 12:28
まず、リアリティの面では、完全にバカ系でしょう。
でも、ユーモアタッチで書かれたストーリーと非常に相性がいい。

泡坂妻夫氏にも、同工のトリックを使った作品があるのですが、
出来はそっちの方がいいかな?でも、こちらもやはりユーモラス
な作風です。

こうした大仕掛トリックは作風によって相性がありますね、やっ
ぱり。最近、メフィスト賞の作品なんかが結構批難されたりして
ますけれども、ああいうタッチだからこそバカ系のトリックが違
和感なかったりする場合もあるのではないかと思ったりします。

「三毛猫ホームズの推理」は、バランスのよい成功例だと考えて
ください^^
262名無しのオプ:2001/06/20(水) 12:40
でも絶対ばれるよな
263名無しのオプ:2001/06/20(水) 12:44
>黒豹
読みおわったら、感想かいてね
264260:2001/06/20(水) 13:20
>ねつてつさん
さっそくのレス、あんがと。
明日、赤川オタの友達相手に、あたかも自分の考えのような顔して、
そのウンチクを語ってきます(笑)
265名無しのオプ:2001/06/20(水) 14:30
赤川次郎は、日本で最初に恋愛ホラーを書いた。
266名無しのオプ:2001/06/20(水) 15:11
↑意味不明
267解答者:2001/06/20(水) 16:27
>266
「手首の問題」のことだよ。
268名無しのオプ:2001/06/20(水) 16:59
赤川次郎作品にはヒューマニズムがある。
269名無しのオプ:2001/06/21(木) 15:48
あいかわらず信者はイタいな
270名無しのオプ:2001/06/21(木) 16:29
>>269
子供も読めてしかも大人も楽しめる作家とおもうけど?
難解なトリックだけがいい推理小説じゃないのでは?
しっくりせんなら読まなきゃいいだけのはなし。
271名無しのオプ:2001/06/21(木) 17:14
266は、江戸川乱歩の「人間椅子」を恋愛ホラー
とかんがえてるかもしれないけど、あれはストーカー
だから・・・
272名無しのオプ :2001/06/22(金) 03:43
爽香シリーズは気になってずーっと買ってる。
とは言っても、ここ何年かは忘れちゃって
2・3年分まとめて買ったりしてるけど、私が中学生の
頃にはじまってるから、三毛猫とかは既にどうでも
いいのに、これだけはやめられないんだよねー。
273名無しのオプ:2001/06/22(金) 04:59
「女社長に乾杯!」は結構好きなんだが…
出てこないのはなぜ?
274名無しのオプ:2001/07/07(土) 18:43
初めに読んだのは『冠婚葬祭殺人事件』だった。
謎解き要素が絶無っつーか・・・
それはともかく、署長殺しは神業的芸当だ。
275名無しのオプ:2001/07/07(土) 19:19
「悪の華」読了。途中までは良かったのですが、オチで萎えました。
276名無し:2001/07/08(日) 22:01
大したものです、はい。
277名無しのオプ:2001/07/08(日) 22:37
『ひまつぶしの殺人』って赤川にあるんだけれど、この人の本を読むのは
世間一般にいわれる読書とはちょっと違って『暇潰しの読書』なんだよね。
278名無しのオプ:2001/07/08(日) 22:42
本を読むというよりは、待ち合わせ、旅行で移動中の電車内での
暇潰し用に読むといった感じ。
279らいつびる:2001/07/09(月) 00:21
>>244
「毒薬」は、ギャグ(もしくは誉め殺し)で上げられたんじゃないかな?
「あれで赤川作品読むのやめました」って人間が、
自分自身を含めて8人知っている程の駄作だと思うが、どうよ?

「ライト感覚な文体」って意味では、ある意味天才かもしれないけれど、
私自身としては、内田康夫、深谷忠記、本岡類以上軽いものは
触手は伸びないなぁ。
まあ、年齢のせいもあるのかもしれないけれども・・・。
280名無しのオプ:2001/07/09(月) 20:40
疲れた時に気軽く読む。それには最適。
281名無しのオプ
>278 >280
私もそんな感じです。
おもしろくないのに当たると、もう赤川次郎はいいや・・・って
思うんだけど、移動中の乗り物で読む本ってなると、
やっぱサスペンスで、そこそこ続きが気になるものって感じでいくと
赤川次郎を手に取ってしまうわけで。やっぱ暇つぶしかあ。
だってタイトル言われても内容あんまり覚えてないからなー。