☆☆古泉迦十『火蛾』☆☆

新人ばなれした文章と構成力には脱帽。おもわず最後まで一気読みです。
でもミステリとしての萌えはいまいち。限りなくバカトリックに近い
一発芸です。なんか小森健一朗が考えそうなアイデア（^^）

次作に激しく期待。

すみません
健一朗→健太朗

どっちかつーと、下のスレッドで盛り上げた方が宜しかろう。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mystery&key=968400720&ls=50

クイーン「チャイナ橙」？

面白かった。
次はもっと身近な舞台で書いて欲しい。

この作者も若いよね。
この若さでこれだけのものを書ければ充分でしょう。

ああいう設定で、ちゃんと本格（密室とか）をやっているのがいい感じです。
でも、トリックのヘボさ具合には…。

別世界を見せてくれたのは、評価できると思う。
それなりに面白かったしね。

でも、これ値段が高すぎる！
なんか、そこが不快だった。
値段のせいで、満足感が更にダウンしたと言いますか。

＞８

値段はまぁあんなものだと思うが、いったいいくらならいいんだ？

純文みたいだと思った。
おもしろくないわけじゃないんだけどね。
ミステリが読みたい時に読んじゃったから、
ちょっと外したなと思った。

＞９

あの値段だと、普通３００ページくらいないとおかしい。

これはミステリとして読まない方がいい。
講談社ノベルズはなんでもかんでも「本格」と帯に書くのはやめろ！

表紙のドイツ語が格変化してないのは恥ずかしすぎる。
中身がペダントリー系であるだけに･･･

まあまあかな。

中世とか、宗教って、はやりなのか？

装丁が実によい。

メフィスト編集者大絶賛のわりに話題にならんな……。

ミステリーってこの程度なんですかね。
350枚も要らないでしょう。40枚程度で
まとめれば、良いものになったかもね。

この作品のコアはトリックじゃない。
ミステリーとして語るべきでもないだろう。
っつーか、さらっと読んでPKDみたいだと思ったよ。
PKDとして読むには世界が崩壊していく感じが少し足らないけど。

PKD=Philip K. Dickってことでよろしく。

>>19
言いたいことは分かるが、それならチャチなトリックなぞをストーリー
に組み入れて、ミステリ読者に色目を使うことはなかろう。
密室トリックを自作に入れるPKD、ってのはちょっと恥ずかしくないか？

ということで次作に期待。次はもっとぶっとんだものを見せて欲しい。

出版前から話題になってると思う。
だけど実際に読んでみると・・・。

『本格』として売り出すことが間違ってる。

次に期待。

うん、そう。これを「本格推理」って言うのがヘンだ。
哲学書みてーだと思った。
でも、面白いか面白くないかと問われれば、明らかに面白かったな。

このミスランクイン記念上げ
俺の今年読んだものの中でベスト３にはいる

普通

趣味ではなかった。

登場人物が少ないのと、ムスリムの生活ぶりがあんま出てこないので
いまいちのめりこめなかった。面白かったけど。
つぎは薔薇の名前のイスラーム版みたいなのきぼーん。

もっと書き込んでよりペダンティックにしてくれればおもしろかったんだが。
でも、「このミス」では評判がよかったな。
俺的には「少年たちの密室」の方を買うが。

一神教と二神教のくだりはおもしろかった。
イスラムについてちょっと知ってると楽しめる。

５ページで挫折した…

書店でパラパラめくって挫折した

バイト先の本屋が何を思ったかフェア中。このミスのせいなのかしら。

たのしめました。
　ディテクティヴ・ノヴェルスやパズラーではない、という意味でのミステリーで
しょう。確かに、あの本に本格と銘打つのは、羊頭狗肉か狗頭羊肉か（そういえば
確実にいぬの方が羊より高価ですよね）。
　書き込みの少ないのは難で、２８，２９に賛成。
　でも、薔薇の名前みたいにすると売上はがくんと落ちるでしょうね。
薔薇、にしたって、有名だからかった人も多いわけでどのくらいの割合の人が楽しめて
最後まで読みとうせたか。特にキリスト教の知識の少ない日本で。
　もっとも、ペダンティックにしすぎなかったから、余韻が残るのかしら････
　

自作が楽しみ。
またイスラムだったら怒るかも（笑）

おっと。
自作→次作ね。

あげる

あげてくれてありがとう(笑)
昨日､読了。
ラストは典型的な形式的脱構築ものだよね。
面白く読んだし､コンパクトに纏まった美しい作品だと思うけど､
それゆえに物足りない。

｢言語と密室のコンポジション｣以外の『アリア系銀河鉄道』収録作なんかでも思ったけど､
ミステリ的な謎解きってほんとに必要なんだろうか。
そこが疑問。というか､あまりにも無反省すぎやしないか？
なぜ密室やら､トリックやらが必要か？なぜそういった謎解きを我々は求めるのか？
探偵小説的な謎解きの魅力は､推理の整合性や合理性､
ある種の技術論とは関係のないところにある。
パズルが内実を持っている必要はどこにもない。
そんなふうに愚直に書いた､『木製の王子』に、俺は萌え。
あと､創元文庫の本格ミステリベストの､田中博の『木製の王子』観に一票。

次作はいつだ

新作が出ないと話題がないね
dat落ち防止age

私は、特にイスラム教の教義や思想、風俗に興味が無かったので、かなり退屈でした。
（トリックはバカだったし）メフィストの編集者が天才と言っていたから、買ったのですが。
みなさんは、この作品のどんな部分を楽しみましたか？

あげ

７．５「崑崙奴」古泉迦十／講談社ノベルス　７８０円

>>４３
なんて読むの？

こんろんど？

こんろんぬ

こんろんおんなまた

くろんぼ

古泉、が買っていいほうで
古処、が買わなくていいほうだっけ？
どっちが２ｃｈ内評価高かったっけ？

どちらも高い。
ただ内容は両極端といっていいほど違うので、
両方好きということは、あまりないかも。
詳しくはそれぞれのスレを見れ。

お、次出るんだ。

またもや「イスラムネタ」？

クロンボネタ。

>>43
>７．５「崑崙奴」古泉迦十／講談社ノベルス　７８０円

えっ？本屋さんじゃ見かけなかったけど？発売延期？

来月まわしになった（T＿T）