メフィスト賞の作家について

乱雑にデビュウーしまくっていますが、誰が才能あるの？
教えて

第一回　森博嗣　人気は１番あるはず。評価も一番高いかな？
第二回　清涼院流水　こいつを作家にしてしまった罪は大きい
第三回　蘇部謙一　評判悪し
第四回　乾くるみ　評判いいの？よくしらん。
第五回　浦賀和宏　ミステリー版にスレあり。文章は下手だけど
　　　　　　　　　いずれ化けるか？という意見あり。
第六回　積木鏡介　知らない
第七回　新堂冬樹　茶木がこいつは化けたとか言ってた。
第八回　朝暮三文　しらん。
第九回　高田嵩史　しらん。
第十回　中島望　しらん。
第十一回　高里推奈　しらん。
第十二回　霧舎巧　本屋で結構平積みになってた。人気あるの？
第十三回　殊能将之　このミス十位。
第十四回　古処誠二　２ｃｈでは評判がいい。
第十五回　氷川透　どっかで良いと言ってたような・・・。
第十六回　黒田研二　ウェディング・ドレスのスレあり。
第十七回　古泉迦十　今月発売。

人気があるのは森と殊能。才能も結構あるのかな？
基本的にははずれが多い賞。

＞第六回　積木鏡介　知らない
清涼院流水にギャグがないようなかんじ、だと私は思いました
マヤユタカに気取りがないようなかんじ、でもいいです
メタミステリ？なんですか？こういうのって？

森と清涼院しか読んだ事ないけど、この中で森がイチバンなら
他の作家の作品は読む必要ないな。

高田嵩史：まあまあ整った本格ミステリを書く。逆にいうと突き抜けた
ところはないかも。本格好きならいける。
霧舎巧：一生懸命キャラ物を目指しているのかも知れんがことごとく
すべっている。読んでいてさむい。路線が資質とあっていない。
って感じ。

　全体的にいって、「メフィスト賞」と書いてあったら買わずに
様子見が正解。今日俺古泉迦十買ってきちまったが。こんな自分に
萎え。

積木鏡介は「歪んだ創世紀」だっけ。
結構面白かったよ。ゲームブックみたいで。
でもまともなミステリファンは受け付けないだろうなぁとは思った。

ラスト、あんな所にまで二人が逃げていたのには笑えた。

知らないところを補充してくれてありがたい。
４が言ったみたいによっぽど本格系（本格じゃないのも結構あるけど）
が好きな人以外は読まなくても良いかも。
様子を見て評判がよかったら買うというのが賢い方法。
後は先物買いを狙ったら買っといてもいいかも。

age

朝暮三文　新潮ファンタジーノベル大賞落選作。
　　　　　つまりミステリではない。

あれはフィクション。もっとも落人を歓迎しておいて、結局闇討ち
ってことは戦国の世では珍しい話じゃないとは思うけど、タタリを
演出するために後ツケで考えた方が正解だと思う。

＃でも、あの時うらむのは農民じゃなくて、落人狩りを指示した
＃そこの領主というか殿様じゃないんかな？　と思うんだけど。

>10
ねえ、一応聞くけど、
これって八墓村とかのスレへのレス？

古泉迦十読んだよ。びっくりしたね。

今月の新刊に、メフィスト賞受賞者リストがついてます（オビ＆しおり）。

「ハサミ男」は面白かった。
二作目はつまんなかったけど。

あれ、俺は逆だけど？＞１３

リストを見ると、最初の3回でケチが付いたような気がする。
森は受賞作はつまんなくないけど、WEBでの言動がアンチを増やした。
清涼院はむちゃくちゃだが、まだ買う人がいた。
蘇部で賞としての信用を完全に失った。

結構後から出てる人たち頑張ってると思うけどなぁ。
最近審査員でも変わったのかな。

ただ、「メフィスト賞受賞作」というのが本の売りにはならないのは事実だ。

メフィスト賞がなかったら、ミステリシーンは寂しいよ。
他のミステリの賞は、どれもおっさん臭いものぱかりだし、
特にここ最近の有名な賞は、うまいけど全然ときめかない作品が
受賞してる。

メフィスト賞は、当たりはずれが多いけどエネルギッシュだと思う。

まあな。
一番信頼している賞は鮎川哲也賞だが、受賞作家は寡作の作家が多すぎてかなわん。

これって、どれくらいの周期で
受賞作家が出てるの？　もう17回までいってるみたいだけど。

＞１８
文三編集部が出したいと思ったとき。

面白いかったけど、
さすがに鉄鼠や薔薇よりは落ちる。
座談会で絶賛しすぎ。

最近は雑誌「メフィスト」の刊行ごとじゃないのかな。年３回。
昔からそうだったかも知れないけど、昔のことは知らない。

新堂冬樹はめちゃくちゃすごいことになってるよ。
無間地獄は今年上半期ベストワン。
メフィスト賞受賞作家、っていうのが汚点として
のこってしまいそうな気がするぐらい…

中島望氏の新作は、出ないのかなあ？
現役「極真空手」作家として、瞠目してるのだが。
文章も、なかなか読み易かったし。

基本的に、この賞はミステリ以外が面白い。
朝暮氏の「ダブ（エ）ストン街道」とか。

新堂冬樹にとってメフィスト賞受賞という経歴は汚点になるかも知れない（笑）。
講談社ノベルス以外からはお呼びがかからない作家もけっこういるってのに。

もしメフィスト賞がこの世になかったら、
今月の講談社ノベルズは赤川次郎の「三姉妹探偵団」だけ（藁

個人的には、メフィスト賞のイメージは、もうかなり変わった。
新堂、殊能、古処が、初期の劣悪な雰囲気を消してくれたから。
黒田さえ出なければ、かなり信用できる賞にまでなってたと思う。

つまりメフィスト賞選考の連中がマジになったってこと(笑)？

と言うか、初期は方向性が定まってなかったんでしょう。
質はともかく話題になりそうなものを選んでたんだと思う。
ところが、回を重ねるごとに応募作も増えて、必然的に質
も向上し始めた。

たしかにメフィスト賞の質は上がってる。

老舗の文学賞の受賞パターンが、前年度の最終候補者を受賞させる
傾向にあるのも、無関係じゃないかもね。
応募する側にしてみれば、どんな傑作でも初めての投稿では最終選考
止まりって予想がつくし。

それにメフィスト賞作家って、その後の活躍は悪くない。
なんだかんだ言われながらも、固定ファンを持ってる作家は多い。
受賞後ほとんどが消えていく横溝賞に比べれば、ずっとましだと思う。
持ち上げすぎかな？

おれはメフィスト賞を支持してるよ。
だいたい、乱歩賞や横溝賞の作家って特色がないんだよ。
乱歩と横溝は全然違うのに、その名を冠した賞の受賞者は、作風だけ
とれば、全然見分けがつかない。誰でも同じって感じ。
メフィスト賞はその逆で「この人の作品が好き」ってファンがいる
んだよ。
世界観がそれぞれ独特だから、嫌いな人はとことん嫌いだけど、
好きな人は、新作をすぐにチェックするし、反応もすごく早い。
悪く言われるのも、それだけ注目されてるってこと。
どうでもいい作家なんか、新刊が出ても話題にならないんだから。

霧舎巧は消えましたか？
あのクソ寒い作家は氏ね

古処の第二作読みました。
「よかった〜、実力のある作家をデビューから知れて」って感じ。
有名になってから人に自慢できるかも。
少なくとも我流院流水をデビューからずっと追ってると言うより
はるかに良い。

１１

私もハサミ男嫌い。あれのどこがいいかわからない。
ミステリーとしても最悪だし、かりにも作家となのる人が
かく文章があれじゃぁねぇ。。。
でもダヴィンチとかでは上位にきてたんだよね。。

高田崇史はミステリーとしてはどうか知らんが
楽しめた。俺は好きだな。

講談社は本の売り方がうまい。
カバーデザインで他社を一歩リード。
一般にはシリーズものが受けやすい。

浦賀和宏は読了後の後味の悪さがある。
森、清涼以外は知らん。
はさみ男は積読状態。

メフィスト賞の基準ってなんなんですか？ちゃんとしたミステリじゃなくても
いいんですか？なんだかわけがわかりません。ですからメフィスト賞と書かれ
ていても買う気が起こりません。

しかし、受賞者の写真を一列に並べると、物凄く笑えるだろうな……。

>>37
基準は、他社でまだ本を出していない人、だ。（←なんだかなあ・・）

当たり外れのきわめて大きい賞。
野球選手で言うなら、元広島のランス。
元近鉄のブライアントではないところがミソ。

せめて阪神の外国人選手（って最近は外ればっかりか）並みと、
（バーズやオマリー、フィルダ−みたいのがたまーにネ）

>>36
カバーデザインいいかなあ？
統一感があるのは認めるけど、ほかのところにも
かいたけど辰巳四郎偏重にはおなかいっぱい、って気が。

カバーデザインが良いとは書いてない。
他社のセンスの感じづらい表紙より一般受けしやすいという意味。
森をカバーで買った奴はいるのでは？

＞40　面白い。

元ヤクルトのアイケルバーガーじゃない？
どっちかっていうと。

森さんのカバーは他のに比べて気合の入りようが違うようにすら感じるね。
犀川＆萌絵シリーズのカバーはすべて手に取りやすかった。

メフィスト賞の応募要項って
どっかにありますかね？

>>36
ああ，了解．誤読失礼．
たしかに一般にシリーズとしてのまとまりはありますな．
確かに犀川シリーズのカバーはよかった
白い背景はめずらしいし

　＞４７
　メフィスト本誌にしか書いてなかったような気がする。

対象：広義のエンターテインメント作品（ミステリー、ハードボイルド、
ファンタジー、ＳＦ、伝奇など）。ただし書下ろし未発表作品に限る。

偶にメフィスト賞受賞作をミステリと違うと怒っている人を
見かけるが、これを知ってなおかつ怒っているのだろうか？
ミステリに限定した賞じゃないのに･･･

47です。
49、50さんありがとう。
『メフィスト』探してみます……ウチの近所の本屋では
見たことがないけど。

>34　ハサミ男の面白さがわからないのは、信じられない。
　　緻密で無駄のない文章、伏線の張り方から生かし方まで
　　ミステリらしいミステリである。
　　　昨年のベスト３にははいると思うのだが。
　　たしかに２作目は長いだけで、つまらなかった。

浦賀和宏は全然だめ。人に読ませる文ではない。
また、脳について間違った知識を堂々と書いていた。
同じ内容の文章を繰り返して、作品を長くするのは
改めてほしい。

47です。
今日、近所のブックオフで『メフィスト』を発見。
500円でした。

……となると（って何がどうなる？）、
巻末の座談会で叩かれてる作品って
相当ひどいんだろうか？

>>52　さん
>脳について間違った知識を堂々と書いていた。

たとえばどの辺がどう間違ってるんですか？
別に煽りとかじゃなくて、無知な私の素朴な疑問です。

私的には浦賀和宏は嫌いじゃないんだけど、
「安藤」モノは いい加減お腹いっぱい。

単純に受賞作だけみたらハサミ男と森博嗣が
やっぱり一番だったんじゃないかな

いずれ面白いもの書いてくれそうなのは
やっぱり浦賀かね・・・

しかし毎回惰性で買って読んでるけど
いいかげん乱発しすぎだよ
といいつつ、さて火蛾でも読むかな

>56
結局、そんなもんですね。

age

ハサミ男と歪んだ創世記だけは破り捨てたくなったな

痛快丸飲みタイプの俺にとっては、どれも良い。

火蛾、読了。
ハサミ男からここ数作、良品がつづいてますね。

幅広いジャンルのエンタテインメント作品を募集しているわりには、
ハートウォーミングな話などに辛辣なのはなんでなんでしょうね。
最初から、ミステリー、ホラー、ＳＦだけと
しておけばいいものを。

すさんだ時代がハートウォーミングを求めてないのかも
というかすさんだ選考者たちか・・・

火蛾読み終わったけど
あぁいう風に無理やり異文化の話で
新奇性出してくるのはどうもね・・・
イスラム教徒じゃないから、素養無くて
うのみにして読むしかないし
ストーリーでちゃんと勝負して欲しいな

ハートウォーミング≒オッサン臭い

あと、厨房ぶりが浮き彫りになりやすい。

そろそろ、背表紙の犬（？）を無くしてくれ。

火蛾はこの本を店のミステリ置き場に置くことが最大のトリック。

>64
主人公がやたら悩んだり
物事に対して第三者的だったりするだけで
リアルと勘違いして感情移入する
読み手の方が厨房だよ

まあ本によるけどな

>> ハートウォーミング≒オッサン臭い

だが、最近の若者は
「泣きたがり」だってテレビが言ってたぞ。
（テレビを信じるところがオッサンとか、そういう話は無しネ〜）

「世にも奇妙な物語」でも
ハートウォーミングな「発電課長」がいちばん面白かった。

「世にも奇妙」っていえば東野圭吾の短編を原作に使ってたなぁ。
毒笑小説の一編だったのでハートウォーミングではないけど。